虎番記者席

■ 球宴新!
07/31 京セラドーム大阪
◆オールスター第1戦
[全セ0勝1敗0分]
セ010 000 300 =4
パ010 020 002x=5
[勝]加藤 1勝
[敗]久保田1敗
▽本塁打
(セ)金本1号
(パ)


 夢の球宴で金字塔を打ち立てた。藤川が第1戦でオールスター新記録となる初登板から続く無安打記録を5回2/3に伸ばし新記録を樹立した。8回から上がったマウンドで打者3人をピシャリ。「明日は三振を取りたい」。登板が予定されている明日の第2戦にも意欲を燃やした日の丸戦士は三振奪取で北京五輪に弾みを付けるつもりだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ トリオでお立ち台!?
 プロ野球のマツダオールスターゲームは、明日31日に京セラドームで第1戦が行われる。先発投手は全パが2年連続で日本ハム・ダルビッシュ、全セは広島・高橋に決まった。矢野は同い年の下柳、金本とともに「3人で活躍できれば最高」と意欲。猛虎が誇るベテラントリオで、お立ち台揃い踏みを狙う。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ 両リーグ最速60勝!
07/29 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神8勝8敗0分]
神002 110 00x=4
ヤ030 001 0 =3
(8回表降雨コールド)
[勝]ボーグル3勝2敗
[S]ウィリアムス4勝3敗1S
[敗]石川 8勝8敗
▼本塁打
(神)ボーグルソン1号・高橋光2号
(ヤ)畠山4号


 球宴前最後の一戦を白星で締めた。3回に金本が8試合ぶり適時打。序盤の劣勢をはね返す同点打が後の勝ち越し劇にもつながった。8回表の攻撃前に雷雨のためにコールド勝ちが決まり、両リーグ最速で60勝に到達。新井ら五輪組が一時離脱する“後半戦”も頼もしい主砲がいれば猛虎の独走は止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ ローテ落ち濃厚…
07/28 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神7勝8敗0分]
神200 100 000=3
ヤ030 001 00X=4
[勝]村中 6勝9敗
[S]林昌勇1勝4敗25S
[敗]久保田5勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 またも撃沈した。先発した上園が2回3安打3失点でノックアウト。初回に挙げた味方打線の先制点を、フイにしてしまった。前回22日の巨人戦に続く2回KOに、岡田監督は「前と一緒やろ」とあきれ顔。先発ローテ落ちが濃厚となった。チームは2連敗を喫したが、巨人が負けて優勝マジックは「42」。明日こそ苦手・ヤクルトを蹴散らして、前半戦を勝利で締めくくってや!

■セ・リーグ順位表
[2008/07/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 32 1 M42 38
2巨人 50 42 2 9.5
3中日 45 44 4 3.5
4ヤクルト 43 46 2 2.0
5広島 41 46 4 1.0
6横浜 30 60 1 12.5
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■ 156キロ鮮烈デビュー!
07/27 甲子園
◆対中日17回戦
[阪神12勝4敗1分]
中000 006 000=6
神000 103 000=4
[勝]山本昌6勝3敗
[S]岩瀬 2勝3敗27S
[敗]渡辺 5勝2敗
▼本塁打
(中)
(神)関本3号


 新外国人・リーソップが出場選手登録され、4−6の8回に来日初登板。打者3人に対して投じた8球すべてがオール直球、オール150キロ超えという前評判通りの剛速球を披露した。チームは追い上げ実らず敗戦を喫したが、長期ロードも球児不在の五輪期間もこの男に任せてよさそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 31 1 M43 38
2巨人 50 41 2 9.5
3中日 45 43 4 3.5
4ヤクルト 42 46 2 3.0
5広島 40 46 4 1.0
6横浜 29 60 1 12.5
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■ 竜に勝ち越し!
07/26 甲子園
◆対中日16回戦
[阪神12勝3敗1分]
中000 000 000=0
神000 200 00X=2
[勝]下柳 9勝2敗
[S]藤川 3勝1敗32S
[敗]中田 5勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)


 おっさんドラキラー誕生や。先発の投手陣最年長、下柳が6回6安打無失点。2−0とチームを勝利に導いた。安藤と並びチームトップタイの9勝目。今季対中日戦は4戦3勝と無類の強さを見せ、対戦防御率は驚異の0.33を誇る。チームは中日との今季対戦成績を12勝3敗1分けとし、史上最速での勝ち越しを決めた。優勝マジックは1つ減り43になった。シモさん、これからも頼んまっせ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 30 1 M43 39
2巨人 49 41 2 10.5
3中日 44 43 4 3.5
4ヤクルト 42 45 2 2.0
5広島 39 46 4 2.0
6横浜 29 59 1 11.5
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■ 関本祭り!
07/25 甲子園
◆対中日15回戦
[阪神11勝3敗1分]
中000 000 010=1
神200 040 01X=7
[勝]安藤 9勝5敗
[敗]川上 7勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)関本2号


 ナニワが天神祭なら、甲子園は“関本祭り”や! 関本が2−0の5回、左翼ポール際に2号満塁アーチ。自身初、チームとしても今季初のグランドスラムで、中日のエース・川上をKOした。初回のタイムリーも含め、三塁打が出ればサイクル安打という猛爆ぶり。これまた自身初の5打点で、マジックを「44」に減らした。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 58 30 1 M44 41
2巨人 48 41 2 10.5
3中日 44 42 4 2.5
4ヤクルト 42 44 2 2.0
5広島 38 46 4 3.0
6横浜 29 58 1 10.5
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■ 腰痛快方へ!
 出たい、いや出る―。新井が全体練習が休日の中、甲子園の室内練習場を訪れ、練習を行った。痛めている腰の現状に関しては快方に向かっていることを明かし、「五輪も球宴もペナントも、3つとも大切」と断言。すべてに出場する意欲を見せ、明日からの中日3連戦での復帰も、いよいよ現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 30 1 M45 43
2巨人 47 41 2 10.5
3中日 44 41 4 1.5
4ヤクルト 42 43 2 2.0
5広島 38 45 4 3.0
6横浜 28 58 1 11.5
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■ 負けでも前進M45!
07/23 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神8勝6敗0分]
巨000 004 010=5
神000 000 000=0
[勝]グライシン10勝6敗
[敗]ボーグル2勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 背番号25が戻ってくる! 腰痛を悪化させ16日のヤクルト戦から戦線離脱している新井が25日の中日戦からベンチ入りする可能性が高まった。9連戦ラストの巨人戦は、主砲・金本が無安打に封じられるなど今季7度目の完封負け。それでも中日が敗れ、優勝マジックは45と1つ減った。25日から前半戦ラスト5試合。全日本の4番の復帰が、猛虎に再び力を与える。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 30 1 M45 43
2巨人 47 41 2 10.5
3中日 44 41 4 1.5
4ヤクルト 42 43 2 2.0
5広島 38 45 4 3.0
6横浜 28 58 1 11.5
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■ M46点灯や!
07/22 甲子園
◆対巨人13回戦
[阪神7勝5敗0分]
巨310 000 000=4
神000 340 00X=7
[勝]江草 3勝1敗
[S]藤川 3勝1敗31S
[敗]内海 6勝7敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 阪神が“お家芸”の逆転劇で待望の優勝マジック46を点灯させた。序盤に4点差を付けられた劣勢。それを、難敵内海を相手にひっくり返した。中盤4、5回に相手失策にもつけ込んだ波状攻撃で7得点。今季初昇格の庄田、途中出場の矢野らがつなぎ、今季29度目の逆転勝利を決めた。11安打すべてが単打という猛虎の真骨頂。3年ぶり頂点へ向けたカウントダウンがついに始まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 29 1 M46 44
2巨人 46 41 2 11.5
3中日 44 40 4 0.5
4ヤクルト 42 42 2 2.0
5広島 37 45 4 4.0
6横浜 27 58 1 11.5
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■ 虎また”点火”せず…
07/21 甲子園
◆対巨人12回戦
[阪神7勝5敗0分]
巨001 200 000=3
神000 000 100=1
[勝]木佐貫5勝3敗
[S]クルーン 1勝2敗25S
[敗]岩田 6勝6敗
▼本塁打
(巨)鶴岡1号
(神)


 猛虎の優勝マジック点灯が宿敵に阻止された。引き分け以上が条件だった2位・巨人との直接対決に惜敗。7回途中まで1得点に抑えられた巨人・木佐貫に今季3敗目を喫した。6月中旬の3連敗以来となる連敗で足踏み。明日のM点灯、再挑戦に期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 29 1 ― 45
2巨人 46 40 2 10.5
3中日 43 40 4 1.5
4ヤクルト 41 42 2 2.0
5広島 37 44 4 3.0
6横浜 27 57 1 11.5
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■ 敗れて強し!
07/20 ナゴヤドーム
◆対中日14回戦
[阪神10勝3敗1分]
神000 200 004=6
中023 020 00X=7
[勝]中田 6勝5敗
[S]岩瀬 2勝3敗26S
[敗]金村暁1敗
▼本塁打
(神)
(中)和田11号、12号・中村紀16号・ウッズ21号


 敗れてもなお猛虎は強かった。5点劣勢の最終9回、奇跡はもう寸前だった。守護神・岩瀬を引きずり出すなど、中日側を慌てさせた1イニング7安打の集中打。怒とうの10人攻撃で1点差まで追い詰めた。完敗色を一掃し、明日の巨人戦へ―。引き分け以上で待望の優勝マジックがともる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 28 1 ― 46
2巨人 45 40 2 11.5
3中日 42 40 4 1.5
4ヤクルト 41 41 2 1.0
5広島 37 43 4 3.0
6横浜 26 57 1 12.5
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■ 3番任せろ!
07/19 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神10勝2敗1分]
神003 002 020=7
中100 010 000=2
[勝]安藤 8勝5敗
[敗]小笠原7勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷7号・高橋光1号
(中)


 連夜の空中戦勝利や! 鳥谷が1点を追った3回1死一、三塁から右翼へ逆転の決勝7号3ランを放った。6月28日のヤクルト戦以来17試合ぶりの一発で一気に流れを引き込んだ。これで5年ぶりの中日戦6連勝。貯金も今季最多の「29」に膨らんだ。新井の離脱を埋めた若き3番の活躍を、これからも期待してまっせ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 27 1 ― 46
2巨人 45 39 2 11.5
3中日 41 40 4 2.5
4ヤクルト 40 41 2 1.0
5広島 37 42 4 2.0
6横浜 25 57 1 13.5
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■ 岡田ゲキ場で竜倒!
07/18 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神9勝2敗1分]
神000 000 101=2
中000 001 000=1
[勝]ウィリアムス4勝3敗
[S]藤川 3勝1敗30S
[敗]岩瀬 2勝3敗25S
▼本塁打
(神)金本16号
(中)


 指揮官の猛ゲキが守護神を奮い立たせた。1点リードの9回2死一、三塁で岡田監督がマウンドに足を運び、藤川にカツ。期待に応えるように代打・立浪を渾身のオール直球勝負で打ち取り、連敗を阻止した。明日19日に巨人が敗れ、阪神が勝つと優勝マジック47が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 55 27 1 ― 47
2巨人 44 39 2 11.5
3中日 41 39 4 1.5
4ヤクルト 39 41 2 2.0
5広島 37 41 4 1.0
6横浜 25 56 1 13.5
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■ やられ放題…
07/17 甲子園
◆対ヤクルト14回戦
[阪神7勝7敗0分]
ヤ000 000 003=3
神000 000 000=0
[勝]石川 8勝6敗
[S]林昌勇1勝3敗22S
[敗]久保田5勝2敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 58年ぶりの屈辱にまみれ虎が沈んだ。ヤクルト戦の9回に久保田が1イニング6盗塁を決められ、0−3で敗戦。セ・リーグではワースト記録となってしまった。1死満塁で田中がスクイズを空振り。ワンバウンドした137キロフォークを矢野が前にはじく間に、三塁から福地が均衡を破るホームを踏んだ。走者はそれぞれ進塁し、リーグ12回目の三重盗を許したのも不名誉な記録。マジック点灯目前でヤクルトに負け越してしまった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 54 27 1 ― 49
2巨人 43 39 2 11.5
3中日 41 38 4 0.5
4ヤクルト 38 41 2 3.0
5広島 37 40 4 0.0
6横浜 25 55 1 13.5
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■ 大ピンチ救った!
07/16 甲子園
◆対ヤクルト13回戦
[阪神7勝6敗0分]
ヤ000 000 000=0
神000 100 01X=2
[勝]上園 4勝
[S]藤川 3勝1敗29S
[敗]村中 4勝9敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 ”新井ショック”も振り払う、劇的な逃げ切り勝利だ。藤川が1点リードの8回2死満塁からマウンドに上がった。今季初となるイニング途中からの登板。それでも畠山を空振り三振に仕留めて大ピンチを脱した。9回も文句なしのゼロ封。守護神がわずかなリードを死守して再びCS進出マジック「50」が再点灯。「成果として出したい」。今季初のお立ち台ではVを誓った背番号22が歓喜へのけん引車だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 54 26 1 ― 50
2巨人 43 39 2 12.0
3中日 41 38 4 0.5
4広島 37 39 4 2.5
5ヤクルト 37 41 2 1.0
6横浜 24 55 1 13.5
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■ 腰痛限界…
07/15 倉敷
◆対ヤクルト12回戦
[阪神6勝6敗0分]
ヤ420 000 000=6
神000 000 000=0
[勝]川島亮5勝2敗
[敗]岩田 6勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 腰痛を抱える新井が出場選手登録を抹消されることが決まった。満足にバットを振れない窮状を見かねた岡田監督がヤクルト戦後、休養策を辞さない考えを明かし「このままでは五輪にも行かせられん」と言及。新井は五輪出場の危機にも立たされた。また、巨人が敗れて一時点灯した優勝マジック「52」も痛い黒星で消滅。”幻の点灯”となってしまった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 26 1 ―
2巨人 43 38 2 11.0
3中日 40 38 4 1.5
4広島 37 38 4 1.5
5ヤクルト 37 40 2 1.0
6横浜 23 55 1 14.5
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■ 新井は休まへんで!
 腰痛を抱えながら出場を続ける新井について岡田監督は「スタメンは外れない」と明言した。これまでも休養指令に耳を貸さずフルイニング出場を続けてきただけに、指揮官も優勝マジック点灯がかかる9連戦に送り出す結論を出した。明日、ヤクルトと戦う倉敷は03年7月8日にマジックを灯した縁の浅からぬ場所。新井も08年V戦士として死闘へ身を投じる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 25 1 ― 52
2巨人 43 37 2 11.0
3中日 39 38 4 2.5
4広島 36 38 4 1.5
5ヤクルト 36 40 2 1.0
6横浜 23 54 1 13.5
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■ V呼ぶ二盗!
07/13 甲子園
◆対広島11回戦
[阪神8勝3敗0分]
広001 001 000=2
神000 020 03X=5
[勝]久保田5勝1敗
[S]藤川 3勝1敗28S
[敗]シュルツ 1勝3敗
▼本塁打
(広)
(神)


 40歳鉄人の今季初盗塁が決勝点を呼び込んだ。同点の8回だ。四球出塁の金本が初球に二盗成功。岡田監督からのサインに応えた激走が葛城の決勝打につながった。打つだけではない。昨秋の左ひざ手術明けの主砲が“飛び道具”を使えるから猛虎は強い。クライマックスシリーズ進出へのマジック52が再点灯し、15日にも優勝マジック51もともる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 25 1 ― 52
2巨人 43 37 2 11.0
3中日 39 38 4 2.5
4広島 36 38 4 1.5
5ヤクルト 36 40 2 1.0
6横浜 23 54 1 13.5
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■ 完敗…
07/12 甲子園
◆対広島10回戦
[阪神7勝3敗0分]
広000 001 000=1
神000 000 000=0
[勝]コズロース1勝2S
[S]永川 2勝1敗17S
[敗]安藤 7勝5敗
▼本塁打
(広)
(神)


 優勝マジック点灯を期待した今季最多タイ4万3528人のトラ党も、出るのはタメ息ばかりだった。打ちまくっていた猛虎打線が、散発3安打で今季3度目の完封負け。Vマジックを前にした“金縛りか”、CSマジックまで消滅してしまった。ただ、痛くもかゆくもない1敗。倍返しで、明日こそ、マジック点灯といきましょう。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 52 25 1 ―
2巨人 42 37 2 11.0
3中日 39 37 4 1.5
4広島 36 37 4 1.5
5ヤクルト 35 40 2 2.0
6横浜 23 53 1 12.5
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■ Vマジック点灯王手!
07/11 甲子園
◆対広島9回戦
[阪神7勝2敗0分]
広000 001 000 00 =1
神000 000 010 01x=2
[勝]江草 2勝1敗
[敗]岸本 1勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 関本が延長11回2死一、三塁から、左前タイムリーを放ち、今季6度目のサヨナラ勝ち。9回1死三塁で凡退した借りをきっちり返した。サヨナラ打が9本目の安打となり2ケタ安打は10試合連続でストップ。だが、そんなことはお構いなしの、千金の一打だった。明日の一戦に勝てば、早くも優勝マジックが点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 52 24 1 ― 54
2巨人 41 37 2 12.0
3中日 39 37 3 1.0
4広島 35 37 4 2.0
5ヤクルト 35 40 1 1.5
6横浜 23 52 1 12.0
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■ 記録はノンストップ!
07/10 甲子園
◆対巨人11回戦
[阪神7勝4敗0分]
巨300 001 031=8
神002 000 010=3
[勝]内海 6勝5敗
[敗]下柳 8勝2敗
▼本塁打
(巨)高橋由11号・阿部8号
(神)


 阪神は7月戦線で初黒星を喫し、連勝は7で止まった。それでも9回、赤星の安打で98年の横浜以来2位タイとなる10試合連続2ケタ安打。点にこそ結びつかなかったが、守護神・クルーンを攻めたてる粘りも見せた。打線は依然好調。明日からの広島3連戦も打ちまくって、快進撃へ再スタートする。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 24 1 ― 55
2中日 39 36 3 12.0
3巨人 40 37 2 0.0
4広島 35 36 4 2.0
5ヤクルト 34 40 1 2.5
6横浜 23 51 1 11.0


[観]編集長1勝2敗
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■ 北京アウト!
 林威助の北京五輪出場が絶望的になった。球団は前日8日の巨人10回戦で負傷した林の検査結果を「左ヒザ内側側副じん帯損傷」と発表。全治などは明らかにされなかった。南球団社長は「球団としては(五輪参加は)難しい、と判断している」と発言。母国・台湾代表としての五輪参加に事実上ストップをかけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 23 1 ― 55
2中日 38 36 3 13.0
3巨人 39 37 2 0.0
4広島 35 35 4 1.0
5ヤクルト 34 39 1 2.5
6横浜 22 51 1 12.0
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■ CM「55」点灯!
07/08 甲子園
◆対巨人10回戦
[阪神7勝3敗0分]
巨000 001 002=3
神200 210 00X=5
[勝]岩田 6勝4敗
[敗]バーンサイ3勝2敗
▼本塁打
(巨)ラミレス24号
(神)


 球団新記録でGに引導や! 序盤から着々と加点した阪神は、今季初の7連勝。バルディリスが5回1死一、二塁から左前適時打を放ち、この試合10本目の安打で球団新記録の9試合連続2ケタ安打となった。3安打、1打点の関本はお立ち台で「(記録は)行けるとこまで行きます!」と絶叫。クライマックスへの進出マジック「55」が点灯した。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 23 1 ― 55
2中日 38 35 3 12.5
3巨人 39 37 2 0.5
4広島 34 35 4 1.5
5ヤクルト 34 38 1 1.5
6横浜 21 51 1 13.0
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■ 球宴で競演!
 猛虎の最強“兄弟”が夢舞台で競演だ。マツダオールスターゲームのファン投票および今季から導入された選手間投票の結果が7日に発表され、阪神からは金本、新井、藤川、久保田の4選手が選出された。新井のアーチ宣言に対し、金本は「新井さんが本塁打を狙うので、ヒットを狙います」と“応酬”。もちろん、ともに狙うは豪快な一発。お祭りでのアベックアーチが、今から待ち遠しい。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 23 1 ―
2中日 38 34 3 11.5
3巨人 39 36 2 0.5
4広島 33 35 4 2.5
5ヤクルト 33 38 1 1.5
6横浜 21 50 1 12.0
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■ 猛虎神がかり!
07/06 横浜
◆対横浜11回戦
[阪神9勝2敗0分]
神030 100 004=8
横100 102 030=7
[勝]ウィリアムス3勝3敗
[S]藤川 3勝1敗27S
[敗]寺原 3勝6敗10S
▼本塁打
(神)野口1号・バルディリス1号・金本15号
(横)


 もう負ける姿が想像できない。阪神の強さが神がかってきた。今季2度目の6連勝は土壇場の最終9回2死から3点差をひっくり返す驚異的な勝利。頼もしい4番打者、金本が15号逆転2ランを左翼席へ打ち込んだ。両リーグ最速で大台50勝に到達。早ければ、8日にもクライマックスシリーズ進出へのマジックが点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 23 1 ―
2中日 38 34 3 11.5
3巨人 39 36 2 0.5
4広島 33 35 4 2.5
5ヤクルト 33 38 1 1.5
6横浜 21 50 1 12.0
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■ 矢野V弾!
07/05 横浜
◆対横浜10回戦
[阪神8勝2敗0分]
神020 320 110=9
横000 000 121=4
[勝]安藤 7勝4敗
[敗]那須野5勝9敗
▼本塁打
(神)矢野3号
(横)ビグビー5号・小関1号


 猛虎の猛打が止まらない。2回、矢野の2試合連続先制弾を皮切りに14安打で9得点。球団記録に王手をかける7試合連続の2ケタ安打で横浜を圧倒した。今季4度目の5連勝で貯金26。敗れた2位・中日をついに10.5ゲーム差へ押しやった。過去セ・リーグで2位に10差以上をつけたチームはすべて優勝。3年ぶり頂点はもう間違いない!?

■セ・リーグ順位表
[2008/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 49 23 1 ―
2中日 38 33 3 10.5
3巨人 38 36 2 1.5
4広島 33 34 4 1.5
5ヤクルト 32 38 1 2.5
6横浜 21 49 1 11.0
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■ これぞ先発や!
07/04 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神7勝2敗0分]
神000 110 005=7
横000 000 000=0
[勝]下柳 8勝1敗
[敗]小林 2勝5敗1S
▼本塁打
(神)矢野2号
(横)


 40歳左腕が“JFK”を救った。4連勝で今季最多の貯金25へ伸ばした阪神はもはや単に勝つだけではない。連戦の中、負担のかかっていた救援陣に虎投最年長、下柳が休養を与えた。チームの先発投手としては1カ月強ぶりの7回到達。しかも危なげない零封で8勝目を手にした。開幕から半分に当たる72試合目を最高の白星で飾り、3年ぶりの頂点へ力強く折り返した。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 48 23 1 ―
2中日 38 32 3 9.5
3巨人 37 36 2 2.5
4広島 33 34 3 1.0
5ヤクルト 32 38 0 2.5
6横浜 21 48 1 10.5
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■ 矢野が決めた!
07/03 甲子園
◆対中日11回戦
[阪神8勝2敗1分]
中001 000 000=1
神100 000 03X=4
[勝]渡辺 5勝1敗
[S]藤川 3勝1敗26S
[敗]チェン2勝3敗
▼本塁打
(中)
(神)


 1−1で迎えた8回1死二、三塁から、途中出場の矢野が決勝の左前2点適時打。甲子園での対中日戦3連戦3連勝は、1986年以来、22年ぶりの快挙となった。自身がタイムリーを放てば、2年越しの23連勝と不敗神話も継続。2位・落合竜を9.5差まで突き放し、今季最多の貯金「24」。最短で今月10日にもマジック54が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 47 23 1 ―
2中日 37 32 3 9.5
3巨人 37 35 2 1.5
4広島 32 34 3 2.0
5ヤクルト 32 37 0 1.5
6横浜 21 47 1 10.5
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■ 葛城決めた!
07/02 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神7勝2敗1分]
中002 001 000 =3
神111 000 001x=4
[勝]藤川 3勝1敗25S
[敗]吉見 8勝1敗
▼本塁打
(中)デラロサ2号
(神)


 これが猛虎の底力や! 3−3で迎えた9回、2死一塁から代打・葛城が右越え二塁打。お立ち台では「ウオー!」と雄叫びをあげた。これでチームは2位・中日との“首位決戦”に連勝。ゲーム差を今季最大タイの8.5、貯金を今季最大の「23」とするとともに、先月26日、就任した坂井信也新オーナーの初観戦を白星で飾った。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 46 23 1 ―
2中日 37 31 3 8.5
3巨人 36 35 2 2.5
4広島 32 34 3 1.5
5ヤクルト 32 36 0 1.0
6横浜 21 47 1 11.0
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■ 新井3安打3打点!
07/01 甲子園
◆対中日9回戦
[阪神6勝2敗1分]
中010 020 000=3
神001 223 00X=8
[勝]渡辺 4勝1敗
[敗]小林 1敗
▼本塁打
(中)
(神)金本14号


 さっすがアライさん、頼りになりますわ。新井が3安打3打点の活躍で竜倒一番手の活躍を見せた。6回にはフェンス直撃となる適時三塁打を放ち、あと50センチでホームランか、という当たりも。金本はジョークで「新井さん」と敬語を使うが、もう、さん付けで呼ばないかんほど、後光が差してます。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 45 23 1 ―
2中日 37 30 3 7.5
3巨人 35 35 2 3.5
4広島 32 33 3 0.5
5ヤクルト 32 35 0 1.0
6横浜 20 47 1 12.0
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