2006.08.31 Thursday
■ ミラクル逆転弾!
08/31 甲子園
◆対中日16回戦
[阪神4勝11敗1分]
中032 010 001=7
神102 101 03X=8
[勝]ウィリアムス2勝2敗
[S]藤川 5勝11S
[敗]川上 14勝4敗
▼本塁打
(中)
(神)シーツ16号・濱中16号・鳥谷11号
夏休みラストデーに逆転勝利のプレゼント! 首位・中日に最大4点差をつけられながらジリジリ追撃。1点差に迫った8回1死一塁から浜中が左中間スタンドへ劇的な16号2ランを放ち、ついに逆転した。鳥谷との2者連続弾も呼び込み、1分けを挟み3連勝。勢いを取り戻した猛虎は、奇跡だけを信じて突き進む。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/31現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 41 5 M25
2阪神 62 52 4 7.0
3ヤクルト 57 55 2 4.0
4巨人 55 64 2 5.5
5広島 50 59 5 0.0
6横浜 47 66 3 5.0
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2006.08.30 Wednesday
■ 嘘やろ!?
08/30 甲子園
◆対中日15回戦
[阪神3勝11敗1分]
中100 100 001 000=3
神000 001 110 000=3
(規定により引き分け)
▼本塁打
(中)井上6号
(神)
悲しき「あと1球」コール…。逆転Vへの夢をつなぐ中日戦連勝に9回2死、カウント2−0まで迫りながら、勝てなかった。2−2同点の8回から登板し、一度は勝ち越し劇を呼び込んだ藤川が、井上にまさかの同点ソロを浴びた。必死の継投で12回を戦い、引き分けに持ち込んだが、岡田監督は「痛いのは痛いよ」と言った。中日のマジックは1つ減って25。それでも、あきらめるわけにはいかない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/30現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 40 5 M25
2阪神 61 52 4 8.0
3ヤクルト 56 55 2 4.0
4巨人 55 63 2 4.5
5広島 49 59 5 1.0
6横浜 47 65 3 4.0
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2006.08.29 Tuesday
■ まず1勝!
08/29 甲子園
◆対中日14回戦
[阪神3勝11敗0分]
中010 001 00=2
神102 600 0X=9
(8回表降雨コールド)
[勝]井川 11勝8敗
[敗]中田 4勝3敗1S
▼本塁打
(中)福留21号
(神)矢野12号
竜よ、見たか! 中日に9ゲーム差をつけられ、直接対決は残り9試合。逆転Vへ1敗もできない土俵際で、猛虎の意地が結集した。1−1の3回に3連打から2点を勝ち越すと、4回は矢野の12号2ランなど6連打で6点を奪った。天敵・中田を粉砕し、まずは1勝。8回途中コールドでのゲームセット後、豪雨のお立ち台で関本が叫んだ。「あしたも、あさっても勝ちたい」―。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/29現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 40 4 M26
2阪神 61 52 3 8.0
3ヤクルト 55 55 2 4.5
4巨人 54 63 2 4.5
5広島 49 58 5 0.0
6横浜 47 64 3 4.0
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2006.08.28 Monday
■ 3本柱で竜倒や!
3本柱そろい踏みで竜倒だ! 明日からの中日3連戦に、井川・下柳・福原を送り込んで必勝を期す。
9ゲーム差があるとはいえ、直接対決も残り9試合。今後の優勝戦線で奇跡を起こすためには、猛虎には3連勝しか許されない。そのためには、最強の布陣で勝負に挑むのが絶対条件。まずは中6日で井川が先陣を切ることとなった。
「まだ暑いですね」。練習後には多くを語らなかった背番号29も、トレーニング中は真剣そのもの。ブルペンには入らず、グラウンドでショートダッシュを繰り返した。
一方、30日に先発予定の下柳は、ベテランらしく平常心を強調する。「中日と対戦?それがどうしたの?」とニヤリ。この日、指名練習に参加した先発陣の中では、一番遅くまで球場内に残って汗を流した。
最後の31日は安藤と入れ替わる形で、福原がマウンドに立つ。これで3回連続となる中5日での登板にも「メニューを軽くしたりして調整してますから。投げたら頑張ります」とキッパリ。8月だけで6度目の先発にも、不安な表情は全く見せなかった。
前年王者の意地を見せられるか。ナイン、そしてファンが望むのは痛快3タテ以外に何もない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/28現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 39 4 M26
2阪神 60 52 3 9.0
3ヤクルト 54 55 2 4.5
4広島 49 57 5 3.5
5巨人 53 63 2 1.0
6横浜 47 63 3 3.0
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2006.08.27 Sunday
■ 涙の復活劇!
08/27 甲子園
◆対巨人16回戦
[阪神7勝9敗0分]
巨000 001 001=2
神000 001 02X=3
[勝]藤川 5勝10S
[敗]林 3勝4敗
▼本塁打
(巨)二岡21号
(神)
寝違えのため12日から戦列を離れていた藤川が8回から登板。二岡に今季初被弾こそ許したものの、2回で5三振を奪う快投で5勝目をマークした。試合後のお立ち台では「ファンのみなさんのために、まだまだ頑張ってます」と感極まった背番号22。首位・中日とは9ゲーム差のままだが、甦った守護神は最後の最後まで絶対に奇跡の逆転Vをあきらめない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/27現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 39 4 M26
2阪神 60 52 3 9.0
3ヤクルト 54 55 2 4.5
4広島 49 57 5 3.5
5巨人 53 63 2 1.0
6横浜 47 63 3 3.0
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2006.08.26 Saturday
■ 来季残留白紙!
08/26 甲子園
◆対巨人15回戦
[阪神6勝9敗0分]
巨013 210 003=10
神000 000 000=0
[勝]内海 10勝10敗
[敗]オクスプリ4勝3敗
▼本塁打
(巨)小久保14号、15号
(神)
猛虎の両助っ人右腕が厳しい状況に立たされた。先発・オクスプリング、5番手・ダーウィンがともに大炎上。チーム10失点のうち、2人で9点を失うありさまに首脳陣もあきれ顔だった。
オクスプリングは2回、小久保に先制弾を食らうと、3回には4安打を浴び3失点。続く4回も1死二、三塁とされたところで、早速と降板を告げられた。
これには岡田監督も開いた口がふさがらない。
「(立ち上がりは)矢野とも久々にええなと話してたんやけどな。急にやからな。分からんわ」
リリーフした1試合も含め、ここ5試合の防御率は9.50。試合後には明日、登録抹消されることも決まった。
期待を裏切ったのはダーウィンも同じだった。9回から登板すると、5安打に2つの暴投も絡んで3失点。0−7と試合の行方が決定していたとはいえ、さらなる追い打ちに満員のスタンドからは、何度も何度もため息が漏れた。
久保投手コーチも「ちょっとひどすぎる。収穫が全くなかったね」とおかんむり。ここ10試合に限ると、試合数を上回る13失点。6月まで0点台をキープしていた防御率も、今や3.76まで下がってしまった。
32試合を残した現段階で、来季残留の方向にあるのはシーツとウィリアムスの2人だけ。牧田球団社長は「(オクスプリングとダーウィンは)白紙です。シーズン当初のように頑張ってほしい」と巻き返しに期待を寄せたが、スペンサーも含め来季の契約が厳しいことに変わりはない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/26現在]
勝 敗 分 差
1中日 64 39 4 M27
2阪神 59 52 3 9.0
3ヤクルト 53 55 2 4.5
4広島 49 56 5 2.5
5巨人 53 62 2 1.0
6横浜 47 62 3 3.0
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2006.08.25 Friday
■ 大誤算の4連敗…
08/25 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神6勝8敗0分]
巨000 000 500=5
神000 002 000=2
[勝]上原 6勝7敗
[S]高橋尚1勝3敗10S
[敗]ウィリアムス1勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)シーツ15号
26日ぶりに戻った甲子園で猛虎が沈んだ。2点を先制した直後の7回、2死一塁から好投の福原を救援したウィリアムスが逆転を許し、たまらず投入した久保田も失点を重ねた。悪夢の5連打5失点…。“JK”の崩壊に抗議のジェット風船が聖地を舞い、岡田監督は「出したもんの責任や」と4連敗を背負い込んだ。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/25現在]
勝 敗 分 差
1中日 64 38 4 M28
2阪神 59 51 3 9.0
3ヤクルト 53 54 2 4.5
4広島 48 56 5 3.5
5巨人 52 62 2 1.0
6横浜 46 62 3 3.0
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2006.08.24 Thursday
■ 恋人にやられた…
08/24 広島
◆対広島15回戦
[阪神8勝5敗2分]
神100 001 000=2
広100 000 02X=3
[勝]黒田 12勝6敗
[敗]久保田4勝6敗16S
▼本塁打
(神)シーツ14号
(広)前田13号
今オフ、FA補強での獲得を狙う広島・黒田の実力をまざまざと見せつけられた。12安打を放ちながら2得点で、今季5度の対戦で0勝3敗。1、2番が完璧に封じられ、主軸も勝負どころで攻めきれなかった。チームも3試合連続の逆転負け。中日との9ゲーム差も縮められないまま、明日、26日ぶりの本拠地・甲子園に戻る。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/24現在]
勝 敗 分 差
1中日 64 37 4 M29
2阪神 59 50 3 9.0
3ヤクルト 53 54 2 5.0
4広島 48 56 5 3.5
5巨人 51 62 2 1.5
6横浜 45 62 3 3.0
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2006.08.23 Wednesday
■ 無残…勝ち越しの夢…
08/23 広島
◆対広島14回戦
[阪神8勝4敗2分]
神200 100 000=3
広301 013 00X=8
[勝]大竹 3勝10敗
[敗]下柳 9勝10敗
▼本塁打
(神)鳥谷10号
(広)嶋20号、21号
虎が1つの目標を失った。チーム11年ぶりの“快挙”だった昨年に続いて長期ロード勝ち越しを狙った今夏。手痛い逆転負けで9勝10敗と黒星が先行し、あと1試合を残すのみで勝ち越しの夢が断ち切られた。
「最初、ええスタート切ったけどなあ。すぐ逆転されてな…」
三塁側ブルペン内の会見場で、岡田監督の声は寂しげだった。初回の2点先行もむなしく、その裏すぐに3失点。ビハインドをひっくり返すことなく、後半戦10度目の逆転負けを喫した。
下柳が踏ん張れなかった。1週間後の中日3連戦を井川、福原との3本柱で戦うために、2試合連続の中5日ローテでこの日に臨んだ左腕。いきなり3連打を浴びると、新井の飛球をポロリとやった浜中の失策と、前田への押し出し死球で簡単に同点とされた。
さらに無死満塁から緒方が三ゴロ。三塁・関本は目の前のベースを踏んでから「5−4−3」の三重殺を狙ったが、緒方の一塁到達がわずかに早く、併殺止まりで3点目を許した。まず三塁走者の本塁突入を防ぐ選択肢もあったプレー。関本は「初回だったんで」と残念そうに言った。
嶋に2発を浴びて5失点KOされた下柳に続いて、3−5で迎えた6回にはダーウィンが炎上した。「簡単に歩かすからな…」と指揮官を嘆かせた先頭・緒方への四球に始まり、3安打で痛恨の3失点。ここにきて失速気味の助っ人は「チームに申し訳ない」とうなだれるだけだった。
「こういう展開やからしゃあないやろ」
戦列復帰した藤川をまたも使えず、岡田監督のイラ立ちが募る。首位・中日の負けが救いにならない段階。長期ロード最後の夜に、勝ちのリズムを何とか思い出したい。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/23現在]
勝 敗 分 差
1中日 64 36 4 M30
2阪神 59 49 3 9.0
3ヤクルト 52 54 2 6.0
4広島 47 56 5 3.5
5巨人 51 61 2 0.5
6横浜 44 62 3 4.0
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2006.08.22 Tuesday
■ 久保田復活!
08/22 広島
◆対広島13回戦
[阪神8勝3敗2分]
神040 000 000=4
広000 300 20X=5
[勝]林 2勝2敗
[S]永川 4勝4敗18S
[敗]井川 10勝8敗
▼本塁打
(神)鳥谷9号・関本7号
(広)嶋19号
竜倒“最終兵器”だ。右手甲骨折から再起を期す久保田が、出場選手登録され、この日の広島戦の8回から登板。63日ぶりとなる1軍マウンドで、MAX148キロをマークして1回を無失点に抑えた。チームは1点差で敗れ、中日のマジックは「31」と減ったが、29日からの直接対決で猛虎の意地を見せつけるためにも、帰って来た「K」は投げる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/22現在]
勝 敗 分 差
1中日 64 35 4 M31
2阪神 59 48 3 9.0
3ヤクルト 51 54 2 7.0
4広島 46 56 5 3.5
5巨人 50 61 2 0.5
6横浜 44 61 3 3.0
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2006.08.21 Monday
■ 逆転Vへ奇跡起こせ!
「JFK」復活で奇跡を起こす! 寝違えによる首痛のためファームで調整を続けていた藤川と右手甲骨折の久保田が1軍に合流した。最強リリーフ陣の代名詞というべき3人が揃うのは6月20日以来63日ぶり。中日とは8差と厳しい数字が横たわるが、切り札が戻った猛虎が月末の首位決戦へ向け最後の反攻を見せる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/21現在]
勝 敗 分 差
1中日 63 35 4 M33
2阪神 59 47 3 8.0
3ヤクルト 51 53 2 7.0
4広島 45 56 5 4.5
5巨人 49 61 2 0.5
6横浜 44 60 3 2.0
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2006.08.20 Sunday
■ 連夜の猛虎祭!
08/20 神宮
◆対ヤクルト17回戦
[阪神8勝8敗1分]
神002 050 100=8
ヤ001 020 000=3
[勝]杉山 1勝4敗
[敗]ガトームソ6勝7敗
▼本塁打
(神)金本17号
(ヤ)リグス28号
猛虎打線がまたもや爆発した。関本の3打点などでガトームソンを攻略。5回には6安打を集中させて5得点。連夜のラッキー5で勝負を決めた。今回の3連戦で打線は29得点を奪い、2勝1敗と勝ち越し。眼下の敵・3位のヤクルトを自力で蹴落とした。中日が敗れ、優勝マジックは33のまま。ゲーム差は8に縮まった。逆転Vに少し近づいたのは間違いない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/20現在]
勝 敗 分 差
1中日 63 35 4 M33
2阪神 59 47 3 8.0
3ヤクルト 51 53 2 7.0
4広島 45 56 5 4.5
5巨人 49 61 2 0.5
6横浜 44 60 3 2.0
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2006.08.19 Saturday
■ 福原悪夢払う!
08/19 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神7勝8敗1分]
神000 351 001=10
ヤ000 121 000=4
[勝]福原 9勝3敗
[敗]鎌田 1勝1敗
▼本塁打
(神)矢野11号
(ヤ)岩村27号・鈴木1号
前夜の大逆転負けの暗雲は“右のエース”が振り払った。2連敗で迎えたヤクルト戦で福原が高校球児のように投打で活躍。打っては自身初の3安打で2打点を挙げ、投げても7回4失点で踏ん張った。前回が中4日なら、今回は中5日。今月末の中日戦登板をにらんだ過密ローテを乗り越えてつかんだ今季9勝目だった。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/19現在]
勝 敗 分 差
1中日 63 34 4 M33
2阪神 58 47 3 9.0
3ヤクルト 51 52 2 6.0
4広島 45 55 5 4.5
5巨人 48 61 2 1.5
6横浜 43 60 3 2.0
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2006.08.18 Friday
■ 悪夢の12失点…
08/18 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神6勝8敗1分]
神531 001 001 =11
ヤ202 001 601x=12
[勝]木田 3勝4敗8S
[敗]ウィリアムス1勝1敗
▼本塁打
(神)金本16号・藤本2号
(ヤ)岩村26号・ラミレス19号
最大7点差を引っ繰り返された。3回までに9得点を奪いながら先発、救援陣とも大誤算。一度は9回に追いつく粘りを発揮も、最後はウィリアムスが押し出し四球を与えてサヨナラ負けを喫した。藤川を欠く投手陣が計10四死球の大乱調で、中日とは今季最大の9ゲーム差。猛虎はこのまま終戦してしまうのか。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/18現在]
勝 敗 分 差
1中日 62 34 4 M34
2阪神 57 47 3 9.0
3ヤクルト 51 51 2 5.0
4広島 45 54 5 4.5
5巨人 48 60 2 1.5
6横浜 42 60 3 3.0
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2006.08.17 Thursday
■ 凡ミスで連勝ストップ…
08/17 京セラドーム大阪
◆対横浜18回戦
[阪神14勝4敗0分]
横000 202 300=7
神100 000 000=1
[勝]吉見 2勝6敗
[敗]下柳 9勝9敗
▼本塁打
(横)村田27号・吉村18号
(神)シーツ13号
逆襲を期した猛虎の連勝が2で止まった。初回に先手を奪いながら痛い逆転敗戦。岡田監督は2回、1死一、二塁で藤本が二ゴロ併殺打に倒れた場面を分岐点に挙げ、一塁への全力疾走を怠った“凡ミス”を叱責した。3年間にまたいだ京セラDでの横浜戦連勝も11で止まり、中日とは8ゲーム差に開いた。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/17現在]
勝 敗 分 差
1中日 61 34 4 M36
2阪神 57 46 3 8.0
3ヤクルト 50 51 2 6.0
4広島 44 54 5 4.5
5巨人 48 59 2 0.5
6横浜 42 59 3 3.0
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2006.08.16 Wednesday
■ 浜中劇的サヨナラ打!
08/16 京セラドーム大阪
◆対横浜17回戦
[阪神14勝3敗0分]
横010 001 010 0 =3
神011 000 100 1x=4
[勝]橋本 1勝
[敗]加藤 5勝4敗
▼本塁打
(横)佐伯4号・村田26号
(神)
連覇はあきらめへん。浜ちゃんが劇的なサヨナラ打を放った。同点の延長10回2死一、二塁、左中間を深々と破る安打で3時間58分の死闘にピリオドを打った。「ファンの皆さんにも僕たちのあきらめない気持ちが分かってもらえたと思う」。首位・中日とのゲーム差は依然7.5だが、不死鳥と呼ばれる若き主砲のバットが猛虎を再び上昇気流に乗せる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/16現在]
勝 敗 分 差
1中日 61 34 4 M37
2阪神 57 45 3 7.5
3ヤクルト 50 50 2 6.0
4広島 44 54 5 5.0
5巨人 47 59 2 1.0
6横浜 41 59 3 3.0
|
2006.08.15 Tuesday
■ 金本また金字塔!
08/15 京セラドーム大阪
◆対横浜16回戦
[阪神13勝3敗0分]
横000 010 000=1
神001 011 30X=6
[勝]井川 10勝7敗
[敗]門倉 6勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)関本6号
連続フルイニング試合出場の世界記録更新中の金本が、記録を1000試合の大台に乗せた。そのメモリアルゲームはアニキの先制打&ダメ押し犠飛で勝利し、チームの連敗は4でストップ。「1000試合はどうでもええ。それよりチームみんながまだ諦めていないことの方が嬉しかった」。鉄人が奇跡の逆転Vを、きっと起こしてくれる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/15現在]
勝 敗 分 差
1中日 60 34 4 M38
2阪神 56 45 3 7.5
3ヤクルト 49 50 2 6.0
4広島 44 53 5 4.0
5巨人 47 58 2 1.0
6横浜 41 58 3 3.0
|
2006.08.14 Monday
■ まだ戦っとる!
中日のマジック点灯は、岡田監督にとっては“終戦”ではなかった。ナゴヤドームで3試合27失点という屈辱的な3タテを食らって、8.5ゲーム差をつけられた阪神。新幹線で正午すぎに帰阪した指揮官は、次の戦いへ気持ちを奮い立たせた。
「まだ優勝の可能性は残っとるんやから。若手との入れ替えとか、そんなんまだまだ。ベストのメンバーで、まだまだ戦わなあかん時やろ」
咆哮のきっかけは、明日のイベントだ。宮崎オーナーが京セラドーム大阪を訪問してのトップ会談。同オーナーは来季に向けた情報収集を行うという。事実上の“続投予告”だが、指揮官は「残り試合に集中する方が先やろ」とキッパリ言った。
「昔みたいに、いつもこの時期は最下位やったチームと違う。2位という状況にいる。オレが来年のことを言うたら、選手にも失礼やで」
来季を見据えた若手登用も、残り43試合という現状では早い。あくまで今に殉ずる。それが絶大なファン層を誇る虎の将の務めと、岡田監督は信じる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/14現在]
勝 敗 分 差
1中日 60 33 4 M38
2阪神 55 45 3 8.5
3ヤクルト 49 49 2 5.0
4広島 43 53 5 5.0
5巨人 46 58 2 1.0
6横浜 41 57 3 2.0
|
2006.08.13 Sunday
■ 戦うしかない!
08/13 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神2勝11敗0分]
神200 000 030=5
中201 000 46X=13
[勝]佐藤充9勝1敗
[S]岡本 2勝1S
[敗]福原 8勝3敗
▼本塁打
(神)
(中)
連覇の夢はこのまま完全に潰えてしまうのか…。7回と8回の終盤の2イニングで計10失点して、中日との直接対決3連戦に3連敗。優勝マジックを38に減らしてしまった。ゲーム差は絶望的ともいえる8.5に開いたが、この日3安打、連続フルイニング試合出場が999。15日の横浜戦で1000試合に到達する金本は「一つ一つ戦うしかない」と言い、岡田監督も「ゲーム差とか関係ない」とネバーギブアップを宣言した。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/13現在]
勝 敗 分 差
1中日 60 33 4 M38
2阪神 55 45 3 8.5
3ヤクルト 49 49 2 5.0
4広島 43 53 5 5.0
5巨人 46 58 2 1.0
6横浜 41 57 3 2.0
|
2006.08.12 Saturday
■ 自力V消えた…
08/12 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神2勝10敗0分]
神100 000 000=1
中141 122 00X=11
[勝]山本昌6勝6敗
[敗]能見 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ30号
守護神が消え、自力Vの可能性も消えた。序盤からの大量失点で屈辱の中日戦6連敗。首位を走るライバルに優勝へのマジック40を点灯させてしまった。この日、藤川が首痛のために登録抹消。精神的支柱を失い、投手陣が今季ワーストタイの11失点と迷走した。「明日もう一つある。断ち切らんとな」。岡田監督は、ナインに意地の1勝を求めた。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/12現在]
勝 敗 分 差
1中日 59 33 4 M40
2阪神 55 44 3 7.5
3ヤクルト 48 49 2 6.0
4広島 43 52 5 4.0
5巨人 45 58 2 2.0
6横浜 41 56 3 1.0
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2006.08.11 Friday
■ 崖っぷち…
08/11 ナゴヤドーム
◆対中日11回戦
[阪神2勝9敗0分]
神000 020 000=2
中000 300 00X=3
[勝]川上 13勝2敗
[S]岩瀬 1勝2敗31S
[敗]下柳 9勝8敗
▼本塁打
(神)
(中)
猛虎が崖っぷちに追い込まれた。負けられない首位・中日との直接対決。川上−岩瀬のリレーの前に最後の1点が遠く、ナゴヤドームで今季勝ち星なしの6連敗を喫した。ゲーム差は6.5に開き、明日敗れると中日に「M40」が点灯する。3三振を喫した金本は8回の凡退後、バットとヘルメットを叩きつけた。悔しさは、勝って晴らすしかない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/11現在]
勝 敗 分 差
1中日 58 33 4 ―
2阪神 55 43 3 6.5
3ヤクルト 47 49 2 7.0
4広島 42 52 5 4.0
5巨人 45 57 2 1.0
6横浜 41 55 3 1.0
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2006.08.10 Thursday
■ 矢野キレた!
08/10 横浜
◆対横浜15回戦
[阪神12勝3敗0分]
神020 003 010=6
横000 045 10X=10
[勝]木塚 2勝1敗
[敗]金澤 3勝1敗
▼本塁打
(神)金本15号
(横)
“誤審”に泣かされ、今季初の6連勝を逃した。2−0で迎えた5回。1点を返され、なお2死二、三塁で横浜・石井への6球目を暴投とされた判定に矢野が激高。ビデオで見ると明らかにファウルだが、抗議の間に2人が還って逆転され、矢野も有隅球審への暴力行為で退場処分を受けた。6回の再逆転もむなしく、緊張の糸が切れたまま大量失点。上げ潮ムードに水をさされ、明日から5.5ゲーム差で首位・中日と激突する。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/10現在]
勝 敗 分 差
1中日 57 33 4 ―
2阪神 55 42 3 5.5
3ヤクルト 47 48 2 7.0
4巨人 45 56 2 5.0
5広島 41 52 5 0.0
6横浜 40 55 3 2.0
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2006.08.09 Wednesday
■ 球児大丈夫!
08/09 横浜
◆対横浜14回戦
[阪神12勝2敗0分]
神300 000 010=4
横000 010 000=1
[勝]井川 9勝7敗
[敗]三浦 7勝7敗
▼本塁打
(神)
(横)吉村17号
中日追撃を狙う猛虎に追い風だ。右肩の張りで緊急の検査を受けるなど登板間隔が開いていた藤川が3点リードの9回、2死から4試合ぶりに登板。最速149キロの速球で村田を二飛に抑えた。岡田監督は「張りがあったら投げられへんやろ」と全快間近を示唆した。勢いに乗る猛虎は5月以来今季3度目の5連勝。週末のナゴヤ決戦を前に、頼れる守護神が試運転を完了した。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/09現在]
勝 敗 分 差
1中日 57 33 4 ―
2阪神 55 41 3 5.0
3ヤクルト 46 48 2 8.0
4巨人 45 55 2 4.0
5広島 41 52 5 0.5
6横浜 39 55 3 2.5
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2006.08.08 Tuesday
■ 頼りになります!
08/08 横浜
◆対横浜13回戦
[阪神11勝2敗0分]
神021 010 000=4
横000 000 001=1
[勝]福原 8勝2敗
[敗]門倉 6勝6敗
▼本塁打
(神)関本5号
(横)
井川とのローテ順を変え、中5日で先発した福原が横浜打線を手玉に取った。7回無失点の快投で、状態が不安視される藤川の温存にも成功した。完封ペースながら111球で降板した福原は、中4日で13日の中日戦に向かうことが濃厚。週末のナゴヤ決戦に向け、足場を固める1勝になった。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/08現在]
勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 54 41 3 5.0
3ヤクルト 46 47 2 7.0
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 54 3 2.0
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2006.08.07 Monday
■ 球児緊急離脱!
藤川が横浜に移動したチームから離れて福岡県内の病院で右肩、ヒジのメディカルチェックを受けた。救援転向後初の3イニングを投げた7月30日のヤクルト戦以降は“黄金の右腕”が張りに襲われ、8月の登板はまだ1試合。登録抹消こそ免れたが、チームは明日からの横浜3連戦でも起用を極力控える方針で、登板はここ一番での火消しに限定されそうだ。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/07現在]
勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 53 41 3 5.5
3ヤクルト 46 47 2 6.5
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 53 3 1.5
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2006.08.06 Sunday
■ 凄すぎ6打点!
08/06 松山
◆対広島12回戦
[阪神8勝2敗2分]
広002 020 000=4
神004 100 04X=9
[勝]能見 2勝3敗
[S]ダーウィン2敗2S
[敗]広池 2勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)金本14号
こんな芸当は鉄人にしかできない。6月以来の3連勝は驚異の満塁弾で決まった。最少リードで迎えた8回、1死満塁から金本が16試合ぶり14号本塁打を右中間席へ。7回の走塁時に送球を左ヒザに当てた“手負い”で放ったグランドスラムだった。3安打猛打賞は約1カ月ぶり。暑い夏はアニキの季節―。ケガに屈しない鉄人魂が猛虎を上昇気流に乗せた。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/06現在]
勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 53 41 3 5.5
3ヤクルト 46 47 2 6.5
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 53 3 1.5
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2006.08.05 Saturday
■ 猛虎打線復活祭!
08/05 松山
◆対広島11回戦
[阪神7勝2敗2分]
広302 200 000=7
神211 141 10X=11
[勝]太陽 1勝
[敗]横山 3勝3敗1S
▼本塁打
(広)
(神)
序盤から激しい点の取り合いは、2点を追う5回、同点に追いついてなお2死一、二塁から金本が中越え2点三塁打を放ち、試合を決めた。球団史上2度目の毎回得点こそ逃したが、実に24試合ぶりに2ケタ得点をマークして逆転勝利。“投高打低”の構図に終止符を打ち、猛虎は5.5差の首位・中日を追撃する。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/05現在]
勝 敗 分 差
1中日 55 33 4 ―
2阪神 52 41 3 5.5
3ヤクルト 46 46 2 5.5
4広島 41 50 5 4.5
5巨人 43 55 2 1.5
6横浜 39 52 3 0.5
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2006.08.04 Friday
■ 酷使はNO!
明日から松山で広島2連戦。次週から6連戦が3週続くハードスケジュールに向け、ストッパー・藤川の起用法が「最後の1イニングだけ」「投げても3連投まで」と限定されることが決まった。守護神の負担を最大限に軽減し、最大の勝負時に備える。首位・中日との5.5差を埋めるための“秘策”はこれしかない。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/04現在]
勝 敗 分 差
1中日 54 33 4 ―
2阪神 51 41 3 5.5
3ヤクルト 46 45 2 4.5
4広島 41 49 5 4.5
5横浜 39 51 3 2.0
6巨人 42 55 2 0.5
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2006.08.03 Thursday
■ 金本V打G倒!
08/03 東京ドーム
◆対巨人13回戦
[阪神6勝7敗0分]
神202 000 010=5
巨000 010 000=1
[勝]下柳 9勝7敗
[敗]内海 7勝10敗
▼本塁打
(神)スペンサー6号
(巨)
悩める猛虎打線がついに上昇へと転じた。2連敗で迎えた3日の巨人戦は、右打者5人を並べる今季52通り目のオーダーで開幕から2戦2敗だった左腕内海と対決。初回の好機で金本がチーム27イニングぶりの適時打となる右翼線二塁打で、先制点を叩き出した。強い阪神の“定石”だった先行逃げ切り型が復活。中日追撃へエンジンがかかった。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/03現在]
勝 敗 分 差
1中日 54 32 4 ―
2阪神 51 41 3 6.0
3ヤクルト 45 45 2 5.0
4広島 41 49 5 4.0
5巨人 42 54 2 2.0
6横浜 38 51 3 0.5
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2006.08.02 Wednesday
■ 急造打線空回り…
08/02 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神5勝7敗0分]
神000 100 100=2
巨000 012 00X=3
[勝]西村 5勝4敗
[S]高橋尚1勝3敗3S
[敗]福原 7勝2敗
▼本塁打
(神)濱中15号
(巨)李34号
“サプライズ”オーダーが空転した。赤星を外して1番に鳥谷、2番に林を置いたが、初回、6回と一塁走者・鳥谷がスタートしながら林が三振という2度の三振ゲッツー。無死から2人の連打で二、三塁とした4回は、後続にタイムリーが出なかった。攻撃のチグハグぶりは新打線でも止められず、引き分けを挟んで3連敗だ。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/02現在]
勝 敗 分 差
1中日 53 32 4 ―
2阪神 50 41 3 6.0
3ヤクルト 45 44 2 4.0
4広島 40 49 5 5.0
5巨人 42 53 2 1.0
6横浜 38 50 3 0.5
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2006.08.01 Tuesday
■ 李…
08/01 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神5勝6敗0分]
神000 010 100 =2
巨200 000 002x=4
[勝]久保 4勝3敗
[敗]井川 8勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷8号
(巨)李32号、33号
エースの力投も実らなかった。2−2の同点で迎えた9回2死一塁から、井川がサヨナラ被弾。わずか4安打に抑えながら、李の2ラン2発に沈んだ。長期ロード初戦はまさかの黒星発進。首位・中日も敗れたためゲーム差は「6」のままで、明日からが文字通りの再出発となる。
■セ・リーグ順位表
[2006/08/01現在]
勝 敗 分 差
1中日 53 31 4 ―
2阪神 50 40 3 6.0
3ヤクルト 45 44 1 4.5
4広島 40 49 4 5.0
5巨人 41 53 2 1.5
6横浜 37 50 3 0.5
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