虎番記者席

■ m(_ _)m
 魔法のiらんどの日記機能(http://ip.tosp.co.jp/Niki/TosNK100.asp?I=AKISPOH)から、2003年にスタートした虎番記者席も本日で丸7年を迎えました。

 当初は自分で面白い記事や注目の記事をアキスポっぽく編集し新しい記事で掲載していくつもりでしたが、いつしかスポーツ紙サイトの記事をほぼそのまま貼り付けるだけの作業になってしまいました。

 近年では各スポーツ紙サイトの充実もあり過去の記事も読めるので、まったく意味のないコーナーになりつつあるので本年をもって一旦終了とさせていただきます。

 アキスポ自体が中途半端な放置サイトになりつつありますが、いずれ整理して続けて行くつもりですので、これからも宜しくお願いします。

 それではよいお年をm(_ _)m
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■ トラ年は“G倒でリーグ制覇”や!
 トラ年の2010年は猛虎がセ界の覇権を奪回する! 契約最終年を迎える真弓監督が、打倒巨人を果たしてのリーグ制覇を新春の誓いとした。城島を筆頭に、新たに3人の外国人も獲得。「勝てる戦力」と豪語し、90勝をVラインに設定。25年ぶりの日本一を最終目標に、長期政権への礎を築く。
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■ 1・16“実戦デビュー”!?
 “初陣”は1・16のドリームマッチだ。城島が毎年恒例の「城島健司少年野球教室」で地元中学生とのガチンコ対決に臨むことが分かった。自主トレは故郷の長崎県佐世保市で来年1月上旬にスタート。同16日に佐世保野球場で開催される野球教室の後には「虎の城島VS地元中学生」のエキシビションマッチが組まれている。未来のプロ野球選手を目指す子どもたちに、虎の城島がプロのすごみを見せつける。
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■ 完全復活まで秒読み!?
 新井が拠点とする広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で自主トレーニングを行い、完全復活の手応えをつかんだ。指標としているスクワット運動が目標数値に近づいていることを明かし、過去最高だった07年1月に記録した“160キロ”への挑戦も視野に入れた。
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■ 5選手契約未更改…
 南球団社長が年明けに持ち越された主力選手との契約更改交渉に同席する意向を明かした。チームでは現役日本人選手最高年俸の金本を筆頭に藤川、鳥谷ら5選手が契約未更改のまま越年。優勝奪回を期す来季を一致団結で戦うためにも、球団社長が異例の“直接出馬”で投打の中核の思いを直接受け止める。
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■ 最高齢バッテリー星!
 矢野が下柳とのコンビで、来季も最高齢バッテリー勝利の記録更新を目指したい意向を示した。城島の加入で出場機会が激減することが予想される中、40代バッテリーで存在感を示していく。
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■ “最高潮の気持ち”で来い!
 真弓監督が来年2月1日から始まる沖縄・宜野座キャンプに向け、元気とともに“ヤル気”を求めた。「今年はやるぞ!という気持ちの盛り上がりを持って臨んでほしい」。4位からの雪辱を期す2010年。心身ともに“ハイレベル”な位置からスタートを切る。
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■ 定位置争奪戦!
 桜井が都内のホテルで開催されたファンクラブ「クリスマスイベント」に出演。本紙評論家・亀山つとむ氏の「桜井がしっかりせえへんかったからメンチを使った」という“愛情ゲキ”を受け止め、来季のレギュラー獲りを誓った。また、真弓監督は新たに獲得したマートンについて、早い段階から実戦出場させる考えを披露。2010年チーム初実戦となる2月13日の練習試合・日本ハム戦で右翼争奪戦のゴングが鳴る。
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■ エコキャップ運動!
 鳥谷新選手会長が「エコキャップ運動」の回収場所となっている芦屋市内の幼稚園を訪れ、チーム内で収集したエコキャップ(ペットボトルのふた)を贈呈した。権田トレーナーの発案で昨年からこの運動への取り組みがスタート。今季限りで引退した赤星前会長が中心となって協力してきたが、新選手会長はさらなる推進を宣言。球団施設だけでなく甲子園球場にも専用の回収箱設置を要望し、社会貢献活動に積極的に取り組む考えを示した。
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■ 再スタート!
 思い出の場所から再スタートだ。藤川が来季へ向けて出身地・高知で本格始動した。母校の高知商でもプロ入り後、初めてトレーニング。高校時代のランニングコースだった鏡川沿いも約5キロ、走破した。午後からは慣れ親しんだグラウンドでキャッチボール、フリー打撃などにも取り組んだ。V奪回に燃える虎の守護神。故郷から早速大きなパワーを授かった。
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■ 高校球児に弟子入り!?
 高校球児に“弟子入り”や。藤川が明日から来季へ向けて地元の高知県で本格始動する。今オフは3年ぶりの国内自主トレを敢行。鍛錬の場に選んだ先は母校の高知商だ。「(高校生と)一緒になって練習する」。悲願のV奪回へ向けて原点回帰に踏み切った。この日は大阪市内のホテルで開催された「ファンクラブイベント」に関本、能見、狩野らと参加。「一番は勝つこと」と誓った不動の守護神が早くも2010年のスタートを切る。
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■ パンチパーマ!?
 安藤が大阪市内のホテルでファンクラブイベントにゲスト出演し、来季も「金本賞」へ挑戦することを明かした。「金本賞」は07年から金本が主催するチーム内での“賭け”。基本的には各選手がそれぞれ設定したノルマを達成すれば高級腕時計ゲット、失敗なら罰ゲームとなる。来季の安藤は13勝以上で達成、10勝未満なら頭髪をパンチパーマにしなければならないルールに決定。今季は敗れて頭を丸めた右腕がパンチ回避へ挑む。
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■ “レッドの穴”埋めるぞ!
 猛虎を足でもけん引だ。鳥谷が熊本県熊本市の「くまもと阪神」で開催されたサイン会にゲスト出演した。また今季限りで現役を引退した赤星と秀太も参加。鳥谷自身も電撃引退後初めてファンの前に姿を現した赤星と再会した。「赤星さんの穴は埋められない。ただ少しでも多く(盗塁は)したい」。不動のリードオフマンが抜けた穴を埋めるべく、若きリーダーが意欲を燃やした。
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■ エース教育継続!
 番組収録のために大阪市福島区の朝日放送を訪れた真弓監督が“エース教育”の継続を掲げた。試合終盤の難局も可能な限り継投策に頼らず先発投手に託したい考えを強調し、絶対的なエース確立を目指す方針を示した。
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■ ライバルにG・坂本!
 来季は坂本を斬る、そして巨人を圧倒する。藤川が骨髄バンク支援イベントに出席した。午前中は兵庫県神戸市内の「兵庫県立こども病院」を訪問。午後からは大阪府和泉市内の「母子保健総合医療センター」を訪れクリスマス会に参加し、子供からの質問に「巨人の坂本くんをライバルにして来年はやっつけたい」と宣言。約200人の前で力強く意気込みを誓った守護神は来季の標的を定めた。
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■ 来季はG戦全勝や!
 今季チーム最多の13勝を挙げた能見が、母校である兵庫県豊岡市立出石中学校を訪問。「夢の実現に向けて」と題して講演を行った。321人の全校生徒の前で巨人へのライバル心をむき出しにした左腕は、後輩たちを甲子園の伝統の一戦に招待するプランも明かした。
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■ シェイプアップ!
 安藤が西宮市内の球団事務所で契約更改した。1億2000万円と見られていた今季年俸は1億4000万円であることが分かり、3000万円ダウンとなる1億1000万円でサインした。今季8勝に終わった反省から、減量に努めていることを明かし、来季目標を「背番号と同じ」という16勝に設定。さらに3年連続となる開幕投手にも意欲を燃やした。
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■ 後輩にパワーもらった!
 矢野が大阪市内の母校・桜宮高を訪問。同校主催の記念式典「体育科30周年、スポーツ健康科学科10周年」で講演を行った。「何事もあきらめなかったから、ここまでこられた」。全校生徒829人を前に努力することの大切さを説いた背番号39。後輩から新たなパワーももらい、プロ20年目に挑む。
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■ 福本2世になれ!
 ドラフト5位指名を受けた藤川俊が、球団と契約金6000万円、年俸1000万円(推定)で正式契約を交わし、大阪市内のホテルで新入団選手会見に1人で臨んだ。背番号は「7」に決定。かつて同じ番号を背負った真弓監督が、自身でなく世界の盗塁王・福本豊氏を目標にするよう厳命。藤川俊自身は首位打者を将来の目標に掲げた。
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■ スリランカに道具贈る!
 世界に広げよう、野球の輪! 安藤が大分県別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)で開催された「ワールドキャッチボールクラシックIN大分」に参加。イベントに共感した右腕はその第一歩として「スリランカに野球道具を贈りたい」と語った。
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■ 原点回帰!
 藤川が地元・高知で原点回帰するプランを明かした。実は年末年始に実家に帰省した際、高校時代に走った鏡川の川べりをランニングするというもの。この日は高知でシンポジウム「夢の向こうに」に参加し、高校生を前に講義したが、プロを目指したあのころの熱い思いを呼び起こす気持ちになった。
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■ ビールかけに赤星!
 新井が西宮市内の球団事務所で現状維持の年俸2億円(金額は推定)プラス出来高払いで契約を更改した。FA移籍時に結んだ4年契約の3年目を迎える来季へ「本当に優勝したい。全国のタイガースファンと大騒ぎしたい」と決意を示し、無念のうちに現役引退を余儀なくされた同学年の赤星を招いたビールかけを夢に描いた。
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■ 赤星魂受け継ぐ!
 レッドの燃える魂は忘れない! 桧山が前日に引退会見した赤星について「いいものを残してくれたので、後輩に継承していきたい」と“赤星魂”を受け継ぐ思いを示した。この日は西宮市内の球団事務所で契約更改し、1800万円ダウンとなる4200万円でサイン。大ベテランは5年ぶりのV奪回を誓った。
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■ 赤星電撃引退…
 不屈の闘志で走り続けてきた赤星も、怪我には勝てなかった。西宮市内のホテルで開かれた引退会見。テレビカメラ17台。報道陣100人以上がかたずをのむ中、現役引退を決意せざるを得なかった本当の診断名が、赤星の口からこぼれた。

 「新聞紙上などでは頸椎ヘルニアの悪化といわれているが、診察を重ねるうちに中心性脊髄損傷と診断された。いろいろな病院で症状と今後のことなどをみてもらったが、現役を続けることは、かなり危険と言われた」

 9月12日の横浜戦で、ダイビングキャッチを試みた際に症状が悪化。皮肉にも、これが現役最後の試合となった。「想像を絶するものだった」と赤星が話す通り、現在も両腕にしびれが残るなど状態は決してよくない。

 事態を重く見た球団側から10月30日に最初の“引退勧告”を受けた。あくまで現役にこだわる赤星は全国の病院を回るなどして回復に努めたが、球団側の姿勢は変わらなかった。「断腸の思い。つらい決断だったが心を鬼にして説得した」と振り返った南球団社長と11月28日に最終会談し、今月3日に引退を決意した。
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■ 異例使用許可!
 育成ドラフト1位で指名を受けた高田が入団会見翌日に、鳴尾浜球場でトレーニングを開始した。入寮前に新人選手が球団施設を利用するのは異例中の異例だが、使用許可を求めたところ球団側が了承。さっそく鳴尾浜を訪れ、約3時間みっちりと汗を流した。

 「練習相手がいるというのもそうだし、練習している人が多いのですごくモチベーションになります」

 ドラフト後、西宮市の実家に戻ってからは、1人で武庫川の河川敷やスポーツクラブでトレーニングを続けてきた。この日は走り込みやキャッチボール、ウエートトレーニングを行った。
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■ 若林氏の魂を継承!
 伝説、再び―。新入団発表会見が、大阪市内のホテルで行われた。ドラフト1位指名の二神は、法大の先輩でもある故・若林忠志氏(享年57)がつけた背番号18を63年の時を経て継承。45歳まで現役を続け、通算237勝を挙げた大投手を最大の目標に掲げた。
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■ 感激!
 プロ野球選手会主催の「ベースボール・クリスマス'09INびわこ・くさつ」が、滋賀県草津市の立命大びわこ・くさつキャンパスで開催され、実施3年目で最多となる2万3000人のファンを集めた。選手会長を務める新井は盛大なイベント成功に感激と感謝の気持ちを示し、ファンに夢と希望を与えるプロ野球選手の使命感に決意を新たにした。
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■ 危機感いっぱい…
 狩野が西宮市内の球団事務所で契約更改。今季1500万円から167%増の4000万円で来季の契約を結んだ。真弓監督フレッシュ大賞の500万円と合わせるとバラ色のオフとなるはずだったが、笑顔はなし。来季は城島加入による出場機会激減が予想されるだけに「厳しいことは分かっている」と早くも気持ちを引き締めた。石川、阿部、清水、水田もそろって契約更改した。
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■ 来季は宮本グラブ!
 新井が大阪市内のミズノ本社で開かれたアドバイザリープロスタッフ会議に参加し、三塁手用グラブの改良を決めた。球界随一の名手、ヤクルト・宮本の助言を得て編み目の部分を変更するなど、要望点をグラブ職人に直接伝えた。今季から再転向した三塁守備での不安要素を払しょくし、雪辱を期す来季への準備をまたひとつ整えた。
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■ 来季は甲子園で!?
 逆転サヨナラ満塁弾でバック宙決定!? 大阪府が推進する「トップアスリート小学校ふれあい事業」で平野と久保が、茨木市立山手台小学校を訪問。この日集まった320人の小学生を前に“1日先生”を務めた。平野は子どもたちの前でバック宙を披露。来季は甲子園球場で華麗なる技が“新名物”になるかもしれない?
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■ 年俸大幅アップ!
 G倒&覇権奪回が2大テーマだ。能見が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3200万円アップの5000万円でサインした。今季はチーム勝ち頭となる13勝をマーク。特に巨人戦で4勝するなど、左のエースとしてチームを引っ張った。来季は相性を考えると、開幕2カード目の広島戦から、4、6カード目の巨人戦に回る可能性が高い。球団からトップ評価を得た左腕は「優勝に貢献できるよう頑張りたい」と決意を語った。
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■ 何でもやる!
 FK再結成あるぞ! 久保田が西宮市の球団事務所で契約更改交渉に挑み、一発サインした。1億1000万円から3300万円ダウンの7700万円で更改。5年ぶりに先発復帰した今季は右肩関節炎の影響で、1軍での登板数はわずかに1試合。「今季は何もしていない。来年やるしかない」。大幅減俸にも前を向いた鉄腕が雪辱を誓った。(金額は推定)
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■ 代打の方程式!
 “必殺仕事人部隊”を形成するぞ! 真弓監督が来季の代打起用に触れ、桧山と高橋光を中心に、スタメン出場しない選手を含めた攻撃版“勝利の方程式”作成に取り掛かることを示唆した。城島加入で攻撃力に厚みは増したものの、勝負どころではドン欲に得点を奪いにいく。
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■ 二神世代に!
 空白の世代を「二神世代」に変えてみせる。ドラフト1位指名を受けた二神は、東京都町田市にある法政大学多摩グラウンドで「第6回多摩地区少年野球教室」に参加。プロではまだ目立った選手がいない87年度生まれの代表格として名乗りを上げた。
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■ 4番城島NO!
 阪神のOB会総会が、大阪市内のホテルで開かれ、田淵氏がOB会長に正式就任した。8年間務めた安藤氏からバトンを受けた第6代会長は「城島の4番はお勧めしない」と極度のプレッシャーと戦った現役時代の経験から「4番・捕手」案を否定。会に出席した真弓監督も同調の構えを示した。
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■ 矢野にエール!
 星野SDの後援会「虎仙会」のパーティーが、大阪市内のホテルで開催された。その場で星野SDは参加した矢野を将来の幹部候補生に指名。マリナーズからFAによる城島の加入で来季は出場機会の激減が予想されるが「マスクをかぶること以外にもやることはたくさんある」と指導者への勉強期間として大事な1年だと指摘した。
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■ 浮かれるな!
 油断してる場合やおまへんで! 元阪神タイガースで現米国オクラホマ州議会上院議員のバース氏が、来季の阪神打線について言及。城島の新加入で厚みが増したとされるが「助けにはなるが、問題が総て解決したわけではない」と警鐘を鳴らした。OBとして猛虎を愛するがゆえの指摘。「パワーある選手を連れて来ないと」とさらなる補強の必要性も訴えた。
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■ 85年にヒケとらん!
 日本一打線、再び! 真弓監督は兵庫県加東市のタイガースGCでゴルフコンペに参加。新戦力・城島を加えた打線編成に思いをはせ「いい状態なら、1985年の破壊力にもヒケをとらない」と語った。同年は言うまでもなく、バース、掛布、岡田のクリーンアップと1番・真弓が大暴れした日本一イヤー。指揮官の手応えは大だ。
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■ ポスティング完全否定!
 阪神の沼沢球団本部長が、藤川のポスティングシステムによる移籍を完全否定した。06年オフに同システムを使ってヤンキースに入団した井川とは状況が違うとし、絶対的守護神である藤川の後継者が、チーム内にいないことを理由に挙げた。球団首脳が理由を明確にしたのは初めて。藤川が国外へのFA権を取得できるのは最短でも2012年。それまで夢は封印される。
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■ メジャー封印!
 来年も阪神、来年もストッパー、来年はパレード! 藤川が来季の阪神残留を明言した。これまでと同様に、メジャーリーグでプレーしたいという願望は持ちつつも、すでに自身の中で消化し、心を固めた。もちろん来季も絶対守護神として君臨するつもり。「巨人に負けない優勝パレードをしたい」と高らかに宣言した。
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■ プロの貫禄!
 セ・パ誕生60周年記念「U−26NPB選抜対大学日本代表」戦が、東京ドームで開催された。プロ野球選手会長を務める新井がオーバーエージ枠として参加。「4番・三塁」でスタメン出場し、来秋のドラフト候補右腕の早大・斎藤佑から初回に先制打を記録した。試合は1−1の引き分けに終わった。
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■ ソフト上野撃ち!
 阪神のファン感謝デーが改修工事があった影響から甲子園球場で3年ぶりに行われ、3万2000人のファンを前に盛り上がった。クライマックスはソフトボール日本代表を招いてのエキシビションマッチで、北京五輪で金メダルに貢献した鉄腕・上野から、なんと新井がタイムリーヒットを放ち、ファンに「奇跡」を披露した。
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■ 本場の伝道師になる!
 城島が兵庫県内のゴルフ場で開催された「第3回 川崎病チャリティーゴルフコンペ・オークション」に参加し、新天地でのボランティア活動継続に意欲を見せた。ダイエー、ソフトバンク時代から積極的に活動。福祉活動が盛んなメジャーリーグをも経験した男は、早くも甲子園球場で「城島シート」開設も検討。走攻守での活躍が注目される新戦力はグラウンド外でも惜しみなく貢献するつもりだ。
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■ 背水の決意表明!
 真弓監督が大阪市内のホテルで行われた球団納会に出席し、2年契約の2年目となる2010年シーズンの目標を「リーグ優勝&日本一」に設定した。マリナーズを退団した城島の獲得に、秋季キャンプでの若手選手の成長など、チーム力のアップに手応えを感じ、勝負の1年に挑む。
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■ 14年ぶりの“屈辱”
 予想はしていたけれど…。この日発表されたベストナインに阪神からは一人も選出されなかった。先に発表されていた三井・ゴールデングラブ賞も選出はなく、タイトル獲得者もゼロ。3つとも受賞者がいないのは1995年以来14年ぶりとなる“屈辱”だ。

 「寂しいね。チーム成績の結果だから、こうなるよね」

 南球団社長も、表情を曇らせた。一度も首位戦線をにぎわすことなく、Bクラス4位に沈んだ今季。昨年はベストナインに鳥谷、金本、ゴールデングラブ賞に新井、赤星がそれぞれ名を連ねたが、今季の不振ぶりを象徴する結果となった。

 1988年から91年までは、4年連続で前記の3賞がゼロという過去も。負の歴史を繰り返さないためにも、来季はV奪回だけを目指すしかない。
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■ 「G倒」火ついた!?
 第2回WBC優勝を祝した「SAMURAI JAPAN表彰式」が、東京・港区の赤坂サカスで行われ、阪神入団が決まった城島も参加した。式の中ではさっそく、原監督から「セ・リーグを盛り上げていこうぜ」と“余裕のエール”を送られた背番号2。熱い男の闘争心に、確かに火がついた1日になった。
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■ 下剋上の予感!
 高知県安芸市での秋季キャンプを打ち上げた。真弓監督は成長株に上本と野原将を挙げ、この2人を筆頭に若手選手が1軍レギュラー級に挑戦できる準備を整えたことを強調した。来春キャンプでは各ポジションで競争激化を促す考えで、若虎旋風による変革に期待を寄せた。
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■ 大変身!
 久保田が虎の大先輩でもある故村山実氏のザトペック投法をイメージして大変身した。午後の志願練習では、体全体を大きく使った投法で豪快な球を投げ、久保投手コーチも合格点。福岡でメディカルチェックを行うため、この日で安芸キャンプは打ち上げとなったが、納得の最終日となった。チームは明日16日に、秋季キャンプを打ち上げる。
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■ 免許皆伝!
 真弓監督が愛弟子、桜井に“免許皆伝”を与えた。40分間特打で52発を量産した打撃に「コツが分かってきたんじゃないか」と合格点。大砲候補の素質開花に期待を抱き、城島加入との相乗効果で生まれる来季の強力打線に思いをはせた。
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■ 全イニング出たい!
 全試合、全イニングでマスクをかぶる! 前マリナーズの城島が、大阪市内のホテルで入団会見に臨んだ。南球団社長、真弓監督も同席の会見で虎のジョーは“男気発言”を連発。チームが苦況に立つ時は自身が矢面に立つ強い覚悟も示した。4年総額20億円(推定)プラス出来高の正式契約を結び、背番号は「2」に決まった。
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■ 何も心配はない!
 何にも心配せんでええ―。「虎の城島」がついに正式誕生だ。前マリナーズの城島の阪神入団会見が、明日、大阪市内のホテルで真弓監督同席で開かれる。公の場では初となる“2人のジョー”のコラボ。3週間ぶりの再会を前に、指揮官は「何も心配していない」とあらためて城島に絶大の信頼を寄せた。
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■ ゴールデングラブ賞獲れ!
 真弓監督が今季7年ぶりにチーム内で受賞者0人に甘んじたゴールデングラブ賞の来季獲得を指令した。筆頭候補に猛虎の正遊撃手、鳥谷を指名。今季で6年連続受賞となった中日二遊間の牙城を崩し、標ぼうする“守りの野球”の旗頭となることを期待した。
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■ 藤井獲り一転!?
 日本ハムからFA宣言した左腕・藤井獲得に、坂井オーナーも興味を示すなどしていた前日から一転、慎重な姿勢を見せた。「(現場とも)最終確認はしていません。意見も聞いていないので。ただ、積極的でないのは確か」と沼沢球団本部長は現状を説明した。今後も調査は続けるが、他球団の動きなども見つつ判断することになる。
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■ Gキラー獲りや!
 猛虎が“Gキラー”にさっそく興味を示した。日本ハム・藤井が、今季取得したFA権を行使し、国内他球団への移籍を目指すことを表明したことを受け、大阪市野田の電鉄本社で取材に応じた坂井オーナーは慎重な姿勢を見せた一方で「ええ選手で、チームに合うというのならトライすればいい」と前向き発言。巨人との日本シリーズ第5戦で7回4安打無失点と好投した左腕。日本ハムへの補償が発生しない「Cランク」の選手ということも判断材料。新たな“ターゲット”の調査に入った。
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■ 藤本FA権行使へ!
 藤本が今年4月24日に取得した国内FA権を行使する方針であることが分かった。シーズン終了後から去就について熟考を重ねており、この日も「まだ球団と話をしていないので」としつつも、意思は固まりつつあるもよう。既にヤクルトなどが獲得へ向けた調査を継続中。9日からはFA権行使の手続きが解禁される。虎で育った守りのスペシャリストは、近日中にも球団側との会談を経て正式にFA宣言する。
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■ トントン拍子や!
 阪神選手の契約更改が高知市内のホテルでスタートし、9選手が交渉に臨んだ。育成選手から支配下登録選手となった1年目の野原祐は入団時の年俸300万円から100%アップの600万円(推定)で一発サインした。
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■ フルイニング目標!
 鳥谷が平野とともに秋季キャンプを打ち上げ帰阪。来シーズンの全試合フルイニング出場を誓った。

 「今季は出られない試合があったので、今以上の成績を目指して頑張りたい」

 今季は開幕から「3番・ショート」として出場。しかし、5月に入ると極度の不振に陥り5月20日のソフトバンク戦で代打を命じられ、連続フルイニング記録は181試合でストップ。一時は8番にまで降格するなど屈辱を味わった。だからこそ、フルイニングへのこだわりは強い。
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■ 方言で指導!?
 ご近所さん、いらっしゃい!? 中西2軍投手コーチが鳴尾浜球場で、同じ高知西部出身のドラフト1位右腕・二神について言及。正式に2軍スタートが決まった場合には「方言も使ったりせなアカンな」と万全サポートを惜しまない考えを明かした。
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■ 聖地の申し子!?
 育成ドラフト1位で指名されたBCリーグ信濃の左腕・高田が、長野市内の球団事務所で池之上スカウトから指名あいさつを受けた。「本当に地元なので、タイガースに入団できてうれしい」。3歳まで育った家は甲子園球場と阪神甲子園駅のほぼ中間点(現在はダイエー)、徒歩3分のところにあった。現在の実家も球場アナウンスが聞こえてくるほどの距離。間違いなく、最も甲子園の近くで生まれ、そして育った猛虎戦士の誕生だ。
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■ 鶴の舞い!
 “鶴の舞い”で飛躍だ! 鶴が高知・安芸での秋季キャンプ第2クール初日、両手を左右に広げてから投げる脱力投法を取り入れるなど、5年目の来季に向け、あの手この手でアピール。この日、安芸入りした坂井オーナーもブルペンから熱視線。来季も開催予定の“M−1グランプリ”の本命候補に挙げ、若き右腕の台頭を願った。
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■ 2ケタ勝利目指す!
 阪神からドラフト4位で指名された西条・秋山が、愛媛県西条市内の同校で佐野西日本統括スカウト、山本、葛西両スカウトから指名あいさつを受け、早期の1軍登板に意欲を見せた。
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■ ホレ直した!
 “指名御礼”の満点快投や! 阪神からドラフト2位指名された立命大の藤原が、明治神宮野球大会関西地区代表決定戦の龍谷大戦に先発。この日の最速は142キロながら、スカウト5人が見守る中、4者連続を含む12奪三振の完封勝利を飾った。強い雨が降りつける悪条件で見せた炎の奪三振ショー。ドラ2左腕が、いきなりその能力の高さを見せつけた。
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■ 城島凱旋プラン!
 地元凱旋や! 阪神が2年後の2011年シーズンで長崎での主催試合を行うプランが浮上した。入団が決定した元マリナーズの城島は、長崎県佐世保市出身。球団関係者は「候補には入っている」と明言した。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 秋季安芸キャンプ訪問!?
 心は早くも猛虎の一員! ドラフト会議から一夜明け、阪神から1位指名を受けた高知出身の二神が、安芸で行われている秋季キャンプへの訪問を検討していることが分かった。お世話になった人たちにあいさつを済ませるため11月中旬までに地元・高知に帰郷する予定で「いけるなら見に行きたい」と声を弾ませた。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 火の玉ストレート継承や!
 プロ野球新人選択会議が都内ホテルで開かれ、阪神は1位指名した花巻東・菊池を6球団競合の抽選で西武にさらわれたが、代わって法大・二神を単独で1位指名した。即戦力の呼び声高い大学ナンバー1右腕は川崎市内の野球部合宿所で会見し、郷土、高知の先輩にも当たる藤川の“火の玉ストレート”継承を宣言。夜には真弓監督の訪問を受け、早くも猛虎色に染まった。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 菊池が虎を逆指名!?
 注目のドラフト会議を控えた花巻東の菊池が同校で会見を開き、阪神入団が決まった城島とのバッテリー結成を熱望した。史上最多タイとなる8球団の競合も予想されるが「一度は組んでみたい」と菊池はラブコール。果たして、赤い糸は虎と結ばれているか。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 阪神城島誕生!
 男気決着で「虎の城島」誕生や。前マリナーズの城島が、福岡市内で阪神と2度目の交渉を行い、入団で合意に達した。南球団社長、星野SDも同席した交渉はわずか30分のスピード成就。条件面は4年総額20億円+出来高払い(推定)で、背番号はソフトバンク、マリナーズで付けた「2」が用意されている。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 虎のクセ者になれ!
 和田打撃コーチが、甲子園の室内で行われた秋季練習の特打で大和と上本を密着指導。約30分間にわたって右打ちなどの小技を伝授し「クセ者になれ」とゲキを飛ばした。2人は将来の2番打者候補。走攻守に加えて小技でも1軍定着をアピールしたいところだ。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 9分の1でも!
 ナンバーワン左腕は、虎が引き当てる! 花巻東の菊池が国内プロ球団への進路選択したことを受け、あらためて29日のドラフト会議での1位入札を表明。史上最多となる9球団競合の抽選くじを引く真弓監督も“恋人”ゲットへ意欲を見せた。マリナーズを退団し、獲得を目指す城島とのW獲得となれば、夢のバッテリーが誕生する。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 待った!
 王が動いた―。ソフトバンクはマリナーズを退団した城島の獲得に乗り出すことを表明。城島争奪戦では真っ先に名乗りを上げ23日に南球団社長と真弓監督が直接交渉に臨んだ阪神が独走していたが、さっそく王会長が同日夜、福岡市内の料亭で城島と約3時間にわたり会食。条件提示はなかったものの、熱い思いをぶつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 電撃アタック!
 阪神はマリナーズを退団した城島と電撃的に初の直接交渉を行った。真弓監督と南球団社長らが福岡に出向き、同市内のホテルで阪神入団を要請した。CS開催中の球界全体への配慮から公表を避けた形だが、22日の電話会見で「直接聞くのが手っ取り早い」と語った城島に“速攻”で熱意をアピール。「最大限の誠意を感じた」と色よいコメントを引き出した。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 相思相愛!?
 5年ぶりの日本球界復帰を決め、阪神が獲得表明している城島が、マリナーズ退団決定後初の会見に応じ、注目される新天地の条件に『出場機会』と『一番必要としてくれること』を挙げた。古巣・ソフトバンクへは愛着を寄せつつも「自分の希望であっても、こればっかりはどうしようもない」と発言。城島発言に呼応するように阪神は同日中に代理人と接触するなど“相思相愛”ムードで、CS第2ステージ終了後、25日にも初交渉の場が持たれる。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 直接出馬!
 熱い思いを直接伝えたい! 真弓監督がマリナーズ退団を受け、獲得姿勢を表明した城島との直接交渉に、自ら乗り出す意向を示した。「何が何でも、何としても(阪神に)来てもらう」。争奪戦では独走状況も、指揮官自ら、口説き文句を用意し、V奪回のキーマンを手に入れる。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 城島争奪戦独走状態!?
 マリナーズ・城島の阪神入りが決定的となった。城島がマ軍との3年契約を1年目で破棄し、日本復帰の「特約条項」を行使した。移籍先は情報をいち早くつかみ、準備を整えていた阪神が獲得に積極姿勢を表明し、他球団をしのいで争奪戦では独走状況。一部情報では城島も阪神入りを望んでいると伝えられる。近日中に行われる直接交渉で一気に「阪神・城島」が誕生する。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 夢のガチンコ対決!
 11月22日に東京ドームで行われる「U−26NPB選抜」対「大学日本代表」にオーバーエージ枠で出場予定の鳥谷が、甲子園クラブハウスで自主練習。早大の後輩・斎藤との対戦を「真剣勝負もあり、楽しむのもあり」と歓迎した。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ エース復活へ…
 安藤が29日から高知県安芸市で行われる秋季キャンプに参加する方向であることが分かった。若手主体の秋季キャンプに参加するのは2002年以来7年ぶりとなる。

 8勝12敗と大きく負け越した今シーズン。安藤自身も納得できるはずがなかった。前日17日のスタッフ会議で秋季キャンプ参加の方針が確認された右腕。今季チームトップの13勝を挙げた能見、左肩痛の発症で開幕は出遅れながら7勝を挙げた岩田も参加意欲を示す秋季キャンプで再起の一歩を踏み出す。安藤はこの日も甲子園の室内練習場を訪れ、汗を流した。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 筋力アップや!
 能見がクラブハウスを訪れ、29日から予定されている秋季キャンプ参加を“志願”した。山口投手コーチはリフレッシュを優先させる考えを示していたが、本人は「(秋季キャンプに)行く予定ではいます」と意欲。最大のテーマとして筋力アップを掲げた。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 「3番道」伝授や!
 片岡が来季の1軍打撃コーチに就任することを発表した。球団からは同じ左打者の育成に期待を寄せられているが、片岡氏も“強化指定選手”として鳥谷を指名。会見でも「(真のクリーンアップに)なってもらわないと困る選手。彼の力からすればもっと打てる」と熱く語った。背番号は「88」に決定した。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ ローテ“確約”
 虎の口説き文句は先発ローテの“確約”だ。今秋ドラフトで1位指名の方針を固めている花巻東・菊池のもとへ担当スカウトを派遣。注目の面談を前に沼沢球団本部長は「個人的には1年目から先発ローテーションとして通用する」とラブコールを送った。メジャー志向を持つ“恋人”へ即戦力の高評価を訴える。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 城島獲得に動く!?
 阪神は大リーグ・マリナーズの城島獲得に動く方針を固めた。3年契約の1年目を終えた城島に「日本球界復帰」の動きをつかみ、近く調査に入る。契約には「日本球団復帰ならば、契約を破棄できる」との特記条項があり、今月末には同権利を行使してFAとなるもよう。5年ぶりBクラスに沈んだ阪神は再建への目玉として、捕手で主軸を任せられる城島獲りに全力を注ぐ構え。年俸5億円以上、複数年契約を用意して、争奪戦にも不退転の決意で臨む。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 聖域なき改革へ…
 金本だって安泰じゃないぞ! 真弓監督が大阪市内の電鉄本社で坂井オーナーに4位に終わった就任1年目のシーズン報告を行った。会見では来季のV奪回に向けたプランの一つとして「4番・金本」の白紙を明言。背水となる2010年シーズンに向け、猛虎の将は聖域なき改革を断行する構えを見せた。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 残留を熱望!
 バルディリスがクラブハウスを訪れ、荷物整理を行った。今季はウエスタンの首位打者に輝いたが、1軍では23試合の出場で打率.103。去就は今後の補強策の進ちょく状況を見て判断されることになりそうだが「日本でプレーしたい」と虎残留を熱望した。オフのテーマは下半身の強化。今週中に米国を経由し、母国ベネズエラに戻る予定で「(オフは)向こうのウインターリーグでやるかもしれない」と話していた。

■セ・リーグ順位表
[2009全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 46 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.0 ☆
3ヤクルト 71 72 1 10.0 ☆
4阪神 67 73 4 2.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 来季もタテジマ!
 下柳が来季も阪神でプレーすることが確実となった。FA宣言した08年に結んだ2年契約は今季で終了するが、球団関係者は「功労者。来年も貴重な戦力と考えている」と明言。正式な契約は今後の話し合いとなるが、節目のプロ20年目も猛虎の勝利に貢献することになる。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 45 9 優勝 ☆
2中日 81 62 1 12.5 ☆
3ヤクルト 70 72 1 10.5 ☆
4阪神 67 73 4 2.0
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 他球団で再起や!
 阪神から戦力外通告を受けていた今岡が、西宮市内の球団事務所で会見を開き、現役続行の意思を表明した。13年間在籍した阪神球団からの引退勧告を断り、国内他球団での再起を決意。今後は自由契約の立場となり、他球団からの誘いを待つ。仮にオファーがなかった場合には12球団合同トライアウトに参加する覚悟も示した。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 45 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.0 ☆
3ヤクルト 69 72 1 11.5 ☆
4阪神 67 73 4 1.5
5広島 65 75 4 2.0
6横浜 51 93 0 16.0
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■ 4位でシーズン終了…
10/09 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神9勝15敗0分]
神000 000 100=1
ヤ100 001 10X=3
[勝]石川 13勝7敗
[S]林昌勇5勝4敗28S
[敗]岩田 7勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 望みをつなぐことはできなかった。阪神はCS進出をかけたヤクルトとの最終決戦に敗れ、4位でシーズンを終えた。7回2死満塁の好機で4番・金本が捕邪飛に倒れるなど、あと1本が出ず惜敗。3位との最大13.5ゲーム差をひっくり返す粘りを見せた猛虎が、最後の最後で力尽きた。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3ヤクルト 69 72 1 11.5 ☆
4阪神 67 73 4 1.5
5広島 64 75 4 2.5
6横浜 51 93 0 15.5
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■ 自力CS消滅…
10/08 神宮
◆対ヤクルト23回戦
[阪神9勝14敗0分]
神000 000 000=0
ヤ002 002 10X=5
[勝]館山 16勝6敗
[敗]安藤 8勝12敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)川本3号


 猛虎が追い詰められた…。クライマックスシリーズ進出を懸けたヤクルトとのラスト2番勝負の初戦を落とし、4位転落。自力での進出はなくなった。それでも、今季最終戦となる明日のヤクルト戦に勝てば、望みをつなぐことができる。ラストバトル。真弓監督は左のエースとして期待した岩田に命運を託す。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3ヤクルト 68 72 1 12.0
4阪神 67 72 4 0.5
5広島 64 75 4 3.0
6横浜 51 93 0 15.5
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■ 神話弾!
10/07 マツダ
◆対広島最終戦
[阪神9勝12敗0分]
神000 300 002=5
広000 001 000=1
[勝]能見 13勝9敗
[敗]前田健8勝14敗
▼本塁打
(神)ブラゼル16号・鳥谷20号
(広)


 阪神が半歩の優勢を保ったまま最終決戦へ進んだ。台風接近の影響で雨と強風にさらされた広島戦は1点先制後の4回、ブラゼルが右越え16号2ランを放ち、勝利をたぐり寄せた。左足痛の手負いでも、ブラゼルが本塁打を記録すれば11連勝だ。4位ヤクルトとの0.5差は不動。シ烈な3位争いは、明日からの神宮決戦で決着がつく。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3阪神 67 71 4 12.0
4ヤクルト 67 72 1 0.5
5広島 64 75 4 3.0
6横浜 51 93 0 15.5
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■ 体力満タン!
 CS進出を目指す阪神は、最後の3連戦に備え甲子園で練習を行った後、広島入りした。守護神・藤川は9月30日の登板から6日間があいたこともあり「体力満タン」と万全の状態を強調し、7日の広島戦からの3連投フィニッシュを予告した。1回限定ではなく、2回以上でも…。火の玉ストッパーのフル回転で猛虎が逃げ切りを図る。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3阪神 66 71 4 12.5
4ヤクルト 66 72 1 0.5
5広島 64 74 4 2.0
6横浜 51 92 0 15.5
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■ 最後も安藤!
 “最後”も安藤! CS進出を懸けた戦いは残り3試合。ヤクルトと直接対決となる8、9日の2連戦初戦の8日はエース・安藤が先発する。直近の5試合で0勝3敗。加えてヤクルト戦は2戦連続で途中降板するなど精彩を欠くが、真弓監督に迷いはない。この日ヤクルトの試合が雨天中止となったため、虎のCS進出最短決定は8日。虎の命運を今季の開幕投手が握る。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3阪神 66 71 4 12.5
4ヤクルト 65 72 1 1.0
5広島 64 74 4 1.5
6横浜 51 91 0 15.0
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■ 単独3位や!
10/04 甲子園
◆対中日最終戦
[阪神10勝14敗0分]
中000 000 000=0
神001 000 31X=5
[勝]岩田 7勝4敗
[敗]中田 5勝4敗
▼本塁打
(中)
(神)桜井12号・関本3号


 本拠地最終戦で大いなる前進や! 先発の岩田が中日相手に7回無失点の力投。今季7勝目を飾った。8月12日の中日戦から同戦は破竹の4連勝。これで25イニング連続無失点だ。ヤクルトが敗れ、再び単独3位に浮上。ゲーム差は1と開いたが、残り3戦は全勝あるのみ。中4日でシーズン最後の神宮決戦の先発マウンドに立つ。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 89 44 9 優勝 ☆
2中日 81 61 1 12.5 ☆
3阪神 66 71 4 12.5
4ヤクルト 65 72 1 1.0
5広島 63 74 4 2.0
6横浜 51 90 0 14.0
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■ 痛恨逆転負け…
10/03 甲子園
◆対ヤクルト22回戦
[阪神9勝13敗0分]
ヤ013 002 000=6
神020 200 000=4
[勝]石川 12勝7敗
[敗]桟原 1敗
▼本塁打
(ヤ)青木16号・鬼崎1号
(神)


まだ終わったわけじゃない! CS進出に向け、残り4試合となった真弓阪神は、最大の敵であるヤクルトに痛恨の逆転負けを喫し、同率3位に並ばれた。ただ、左足を痛めているブラゼルが2回1死一塁から桜井の左中間二塁打で激走。本塁クロスプレーで相手捕手にぶつかりながら生還するファイトを見せた。残り4試合は全勝あるのみ。猛虎よ、気迫を、意地を見せてくれ!

■セ・リーグ順位表
[2009/10/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 88 44 9 優勝 ☆
2中日 81 60 1 11.5 ☆
3阪神 65 71 4 13.5
3ヤクルト 65 71 1 0.0
5広島 63 73 4 2.0
6横浜 50 90 0 15.0
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■ 残り全部出る!
 明日、1ゲーム差で再びヤクルトと激突! 先の神宮3連戦で3連投。2勝1敗の勝ち越しに大きく貢献したのはアッチソンだ。目下71試合に登板しているが、さらに残り5試合すべてにも登板するつもり。「チームの勝利のために投げる」。真弓監督!CSに進出したいなら、オレにどんどん声を掛けてもらってかまわないぜ!

■セ・リーグ順位表
[2009/10/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 87 44 9 優勝 ☆
2中日 80 60 1 11.5 ☆
3阪神 65 70 4 12.5
4ヤクルト 64 71 1 1.0
5広島 63 72 4 1.0
6横浜 50 89 0 15.0
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■ すべてをかけて戦う!
 ブラゼルが、残り5試合に向けた意気込みを激白。「(左足が)爆発してでも試合に出る」。前日9月30日のヤクルト戦では左足の激痛を押して強行出場。7回には36打席ぶりの15号2ランを放ち勝利に貢献した。本塁打を記録した試合は目下10連勝。残り5試合。不敗神話を持つ助っ人がCS進出へ闘志を燃やした。

■セ・リーグ順位表
[2009/10/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 87 43 9 優勝 ☆
2中日 80 60 1 12.0 ☆
3阪神 65 70 4 12.5
4ヤクルト 64 70 1 0.5
5広島 62 72 4 2.0
6横浜 49 89 0 15.0
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■ 3位浮上!
09/30 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神9勝12敗0分]
神100 000 204=7
ヤ000 000 001=1
[勝]能見 12勝9敗
[S]藤川 5勝3敗25S
[敗]ユウキ5勝6敗
▼本塁打
(神)ブラゼル15号
(ヤ)


 久々のブラ弾で3位再浮上や! 1−0で迎えた7回2死一塁、ブラゼルがライトポール直撃の15号2ラン。5回の内野安打で一塁を駆け抜けた際に左足を痛めながら、意地の一発で勝利に導いた。本塁打を放てば10連勝の不敗神話も継続。ヤクルトとの直接対決を2勝1敗で終え、CS進出へ一歩前進した。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 87 43 9 優勝 ☆
2中日 80 60 1 12.0 ☆
3阪神 65 70 4 12.5
4ヤクルト 64 70 1 0.5
5広島 62 72 4 2.0
6横浜 49 89 0 15.0
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■ アニキ復活!
09/29 神宮
◆対ヤクルト20回戦
[阪神8勝12敗0分]
神101 400 101=8
ヤ002 000 000=2
[勝]久保 9勝8敗
[敗]由規 5勝10敗
▼本塁打
(神)新井15号
(ヤ)青木15号


 背水の陣で挑んだ神宮決戦。5試合無安打中だった金本が適時二塁打2本で計3打点を挙げて勝利を呼んだ。不振を抜け出し、節目の通算400二塁打にも到達する殊勲打だった。明日の第3戦も、負ければヤクルトにCSマジック6が点灯する瀬戸際は同じ。残り6試合。勝ち続けるしかない窮地で主砲の復調が心強い。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 86 43 9 優勝 ☆
2中日 80 59 1 11.0 ☆
3ヤクルト 64 69 1 13.0
4阪神 64 70 4 0.5
5広島 61 72 4 2.5
6横浜 49 88 0 14.0
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■ 崖っぷち…
09/28 神宮
◆対ヤクルト19回戦
[阪神7勝12敗0分]
神000 000 100=1
ヤ000 002 50X=7
[勝]高木 3勝
[敗]安藤 8勝11敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 CSへの進出権を懸けた神宮決戦。第1戦は阪神の惨敗だった。6回1死からヤクルト・田中への死球判定に対して真弓監督の猛抗議も実らず、失点につながり主導権を奪われた。1点差に迫った直後の7回には盗塁でかきまわされ、ミスも重なった5失点で試合は壊れた。明日の第2戦に敗れれば、ヤクルトにCSマジック6が点灯。猛虎が崖っぷちに立たされた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 86 42 9 優勝 ☆
2中日 79 59 1 12.0 ☆
3ヤクルト 64 68 1 12.0
4阪神 63 70 4 1.5
5広島 60 72 4 2.5
6横浜 49 87 0 13.0
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■ ド派手に決めた!
09/27 ナゴヤドーム
◆対中日23回戦
[阪神9勝14敗0分]
神011 060 000=8
中000 000 020=2
[勝]岩田 6勝4敗
[敗]山本昌1勝4敗
▼本塁打
(神)狩野5号
(中)


 狩野が3−0の5回1死満塁から、左越えの5号グランドスラム。プロ9年目で初の殊勲打で今季のチーム本塁打を100に乗せるとともに、中4日で先発した岩田をしっかりアシストした。シ烈さを極めるCS争い。明日からのヤクルト3連戦を前に、弾みをつける快勝劇を演出した。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 86 41 9 優勝 ☆
2中日 78 59 1 13.0 ☆
3ヤクルト 63 68 1 12.0
4阪神 63 69 4 0.5
5広島 59 72 4 3.5
6横浜 49 86 0 12.0
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■ 温情継投裏目…
09/26 ナゴヤドーム
◆対中日22回戦
[阪神8勝14敗0分]
神400 300 000=7
中011 124 01X=10
[勝]パヤノ2勝1敗
[S]浅尾 7勝9敗4S
[敗]江草 4勝5敗
▼本塁打
(神)桜井11号
(中)和田28号・ブランコ37号


 CS出場権を懸けた残り10試合、勝ちパターンの試合は何としても死守しなければいけない。にもかかわらず4回表終了時で7−2のゲームを落とし、横浜に勝ったヤクルトと入れ替わり14日ぶりの4位転落だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 85 41 9 優勝 ☆
2中日 78 58 1 12.0 ☆
3ヤクルト 62 68 1 13.0
4阪神 62 69 4 0.5
5広島 59 71 4 2.5
6横浜 49 85 0 12.0
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■ 能見竜退治!
09/25 ナゴヤドーム
◆対中日21回戦
[阪神8勝13敗0分]
神000 121 001=5
中000 000 200=2
[勝]能見 11勝9敗
[S]藤川 5勝3敗24S
[敗]吉見 15勝7敗
▼本塁打
(神)
(中)


 CS前哨戦に完勝や! 能見が7回を5安打2失点。打っては2本の適時打を放つワンマンショーで、今季11勝目をマークした。今季初対戦だった中日にはプロ5年目、通算8試合目での初勝利。順調に勝ち進めばCS第1ステージでも先発の有力候補となる左腕が、決戦の舞台でしっかりと実力を見せつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 41 9 優勝 ☆
2中日 77 58 1 12.0 ☆
3阪神 62 68 4 12.5
4ヤクルト 61 68 1 0.5
5広島 59 70 4 2.0
6横浜 49 84 0 12.0
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■ 貯金厳命!
 オーナー猛虎の意地を見せなあかん! 坂井オーナーが、明日からの中日3連戦を含め残り11試合にCS進出をかける真弓阪神に対し、貯金フィニッシュでの3位確保を厳命した。現在は借金7で、ノルマ達成には10勝1敗が必要だが「厳しいが、できないことはない」と猛虎の総帥は信じて疑わない。宿敵・巨人のリーグ優勝が決まった今、大型連勝でトラ党を納得させるしかない。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 83 41 9 優勝 ☆
2中日 77 57 1 11.0 ☆
3阪神 61 68 4 13.5
4ヤクルト 60 68 1 0.5
5広島 59 69 4 1.0
6横浜 49 83 0 12.0
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■ 3位キープ!
09/23 横浜
◆対横浜最終戦
[阪神15勝9敗0分]
神420 000 000=6
横000 012 000=3
[勝]久保 8勝8敗
[S]藤川 5勝3敗23S
[敗]グリン3勝15敗
▼本塁打
(神)
(横)


 巨人の3連覇が決まった同じ日、阪神が連敗を止めて3位を死守した。新井が初回1死満塁から中前へ先制打を放つなど、適時打2本で計3打点。走塁面でも、桜井の中越え二塁打で一塁から一気に本塁を奪う激走で士気を高めた。巨人への雪辱戦の権利を再び得ることができるのか。混戦の3位争い。猛虎の道は新井が切りひらく。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 83 41 9 優勝 ☆
2中日 77 57 1 11.0 ☆
3阪神 61 68 4 13.5
4ヤクルト 60 68 1 0.5
5広島 59 69 4 1.0
6横浜 49 83 0 12.0
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■ 連日の逆転負け…
09/22 横浜
◆対横浜23回戦
[阪神14勝9敗0分]
神002 000 000=2
横001 300 03X=7
[勝]高崎 4勝1S
[敗]岩田 5勝4敗
▼本塁打
(神)
(横)金城9号


 この大事な時に横浜たそがれはないやろ…。3回に2点を先制したものの、以降は横浜投手陣を攻略できずに連日の逆転負け。前日は怒りに声を荒らげた真弓監督もこの日は屈辱に静かに耐えた。ヤクルトが広島に勝って、借金8となったがまだ3位の座を確保。3チームが再び0.5差にひしめく大混戦に逆戻りだ。横浜相手にこれ以上の取りこぼしは絶対許されない。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 82 41 9 M1 ☆
2中日 77 56 1 10.0 ☆
3阪神 60 68 4 14.5
4広島 59 68 4 0.5
4ヤクルト 59 68 1 0.0
6横浜 49 82 0 12.0
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■ 真弓監督キレた…
09/21 横浜
◆対横浜22回戦
[阪神14勝8敗0分]
神100 000 000=1
横104 200 01X=8
[勝]三浦 11勝9敗
[敗]安藤 8勝10敗
▼本塁打
(神)
(横)金城8号・佐伯11号


 真弓監督が“鬼”と化した。天敵・三浦に10安打を浴びせながら“スミ1”に終わり、最下位・横浜に大敗。拙攻の連続にふがいなさを感じた真弓監督は「順位とか関係ない言うてるやろ」と声を荒らげ、自分自身に、チームにカツを入れた。CS進出に向け、ヤクルト、広島と三つどもえの争いが続くだけに、残り13試合、一戦必勝で臨む。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 81 41 9 M3 ☆
2中日 77 55 1 9.0 ☆
3阪神 60 67 4 14.5
4広島 59 67 4 0.5
5ヤクルト 58 68 1 1.0
6横浜 48 82 0 12.0
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■ 今季最多14得点!
09/20 甲子園
◆対広島23回戦
[阪神12勝11敗0分]
広002 000 000=2
神005 063 00X=14
[勝]ジェン1勝1敗
[敗]ルイス9勝8敗
▼本塁打
(広)フィリップス13号
(神)金本21号・桜井10号・新井14号


 9月最後の甲子園でアニキが魅せた! 金本が2−2の3回2死一、二塁からバックスクリーン右へ決勝の21号3ラン。甲子園ではレギュラーシーズンで自身初となる3戦連続アーチで、今季最多の14得点を演出した。明日からはCS進出へ向けて正念場となるロード9試合。主砲のバットが猛虎の秋をさらに熱くする。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 41 9 M5 ☆
2中日 77 54 1 8.0 ☆
3阪神 60 66 4 14.5
4広島 58 67 4 1.5
4ヤクルト 58 67 1 0.0
6横浜 47 82 0 13.0
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■ 鳥谷アーチ神話崩壊…
09/19 甲子園
◆対広島22回戦
[阪神11勝11敗0分]
広200 001 100=4
神012 000 000=3
[勝]前田健8勝13敗
[S]永川 2勝6敗33S
[敗]江草 4勝4敗
▼本塁打
(広)石原10号
(神)金本20号・浅井4号・鳥谷19号


 “不敗神話”が崩壊した。鳥谷が同点に追い付いた3回1死から、一時は勝ち越しとなる右越え19号ソロを放ったものの、広島に逆転負けを喫し、3連敗。鳥谷が甲子園でアーチを放てば負けない神話も19連勝でストップした。ヤクルトが巨人に敗れ3位は変わらずも、今季初の3チームが0.5差にひしめく大混戦。真弓阪神の生き残りをかけた戦いは続く。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 41 9 M6 ☆
2中日 77 53 1 7.0 ☆
3阪神 59 66 4 15.5
4広島 58 66 4 0.5
4ヤクルト 58 66 1 0.0
6横浜 46 82 0 14.0
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■ 桜井3安打!
09/18 甲子園
◆対広島21回戦
[阪神11勝10敗0分]
広014 000 000=5
神020 002 000=4
[勝]今井 1勝2敗
[S]永川 2勝6敗32S
[敗]能見 10勝9敗
▼本塁打
(広)
(神)金本19号・関本2号


 桜井が戦列復帰後初の先発起用に応え、3安打の奮闘を見せた。8月28日の横浜戦以来の猛打賞は、9月初の連敗を喫した猛虎にとって明るい材料。4位ヤクルトとの0.5差は変わらなかった一方、5位の広島に1.5差まで接近を許した。大混戦の3位争いから抜け出せるのか。桜井への期待が膨らむ。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 78 41 9 M7 ☆
2中日 76 53 1 7.0 ☆
3阪神 59 65 4 14.5
4ヤクルト 58 65 1 0.5
5広島 57 66 4 1.0
6横浜 46 81 0 13.0
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■ 巨人戦勝ち越しならず…
09/17 東京ドーム
◆対巨人最終戦
[阪神11勝11敗2分]
神002 000 000=2
巨201 001 00X=4
[勝]オビスポ4勝1敗
[S]クルーン 1勝3敗24S
[敗]久保 7勝8敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス27号・谷8号


 真弓阪神は巨人との今季最終戦に惜敗し、11勝11敗2分の五分でフィニッシュ。2年ぶりの勝ち越しはならなかった。それでも、CSで勝ち上がれば、もう一度対戦できる可能性を残すだけに真弓監督も「もちろん、そのつもり」と語気を強めた。明日からは甲子園に戻り、CS進出を争う広島との3連戦。宿敵と再戦を果たすために、まずは目の前のライバルの息の根を止めにいく。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 77 41 9 M9 ☆
2中日 76 52 1 6.0 ☆
3阪神 59 64 4 14.5
4ヤクルト 58 64 1 0.5
5広島 56 66 4 2.0
6横浜 45 81 0 13.0
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■ 鳥谷連発!
09/16 東京ドーム
◆対巨人23回戦
[阪神11勝10敗2分]
神200 031 100=7
巨302 010 000=6
[勝]筒井 1勝2敗
[S]藤川 5勝3敗22S
[敗]野間口1敗1S
▼本塁打
(神)浅井3号・鳥谷17号、18号
(巨)谷7号


 猛虎の強さは本物や! 鳥谷が初の2打席連続本塁打の4打点と大爆発。3点を追った5回に17号3ラン、同点の7回にはチームトップの金本に並ぶ決勝の18号ソロを右中間に放り込んだ。巨人戦で本塁打を記録すれば10連勝。チームも3連勝で、巨人戦ではフランチャイズ制となった52年以降初となる5カード連続の勝ち越し。クライマックスシリーズ進出に向け、チームの勢いはさらに加速した。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 76 41 9 M10 ☆
2中日 75 52 1 6.0 4
3阪神 59 63 4 13.5
4ヤクルト 57 64 1 1.5
5広島 56 65 4 1.0
6横浜 45 80 0 13.0
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■ 劇砲G倒V2ラン!
09/15 東京ドーム
◆対巨人22回戦
[阪神10勝10敗2分]
神000 102 000 02=5
巨001 101 000 00=3
[勝]藤川 5勝3敗21S
[敗]クルーン 1勝3敗23S
▼本塁打
(神)鳥谷16号・矢野2号
(巨)阿部27号


 大仕事だ。矢野が延長11回、2死三塁でクルーンから右翼席への決勝2号2ラン。ヤクルトから奪い返した3位を死守するとともに、本塁打を放った試合での連勝を「18」に伸ばした。守っても先発・安藤以下の4投手を懸命にリード。試合後の東京ドームは矢野コールに沸き返った。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 76 40 9 M11 ☆
2中日 75 51 1 6.0 4
3阪神 58 63 4 14.5
4ヤクルト 56 64 1 1.5
5広島 55 65 4 1.0
6横浜 45 79 0 12.0
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■ G倒キーマンに野原祐!
 本当の勝負はここからだ! 121日ぶりにCS進出圏内の3位に浮上した阪神は、明日からの巨人3連戦で初の同カード5カード連続勝ち越しを狙う。東京へ移動した真弓監督は4位・ヤクルトの残り試合数が阪神より4試合多いことを強調し、「まだヤクルトの方が上」と気を引き締めた。G倒のキーマンには育成枠出身のルーキー・野原祐を挙げた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 76 39 9 M11 ☆
2中日 74 51 1 7.0 5
3阪神 57 63 4 14.5
4ヤクルト 56 63 1 0.5
5広島 55 64 4 1.0
6横浜 44 79 0 13.0
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■ 121日ぶり3位浮上!
09/13 甲子園
◆対横浜21回戦
[阪神14勝7敗0分]
横001 000 000=1
神000 200 00X=2
[勝]下柳 8勝8敗
[S]藤川 4勝3敗21S
[敗]小林 1勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)


 ついに単独3位に浮上した。5月15日以来、121日ぶり。デーゲームでヤクルトが敗れた後に始まった横浜戦は1点劣勢の4回、相手の暴投など適時打なしで逆転。幸運で転がり込んだ得点を守り抜き、最大13.5差からの3位奪取に成功した。昨季13差を付けながら優勝を逃した悲劇の猛虎が今季は逆転劇の“主役”となれるのか。終幕は近い。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 76 39 9 M11 ☆
2中日 74 51 1 7.0 5
3阪神 57 63 4 14.5
4ヤクルト 56 63 1 0.5
5広島 55 64 4 1.0
6横浜 44 79 0 13.0
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■ 魔の土曜日…
09/12 甲子園
◆対横浜20回戦
[阪神13勝7敗0分]
横003 001 000=4
神000 110 000=2
[勝]ランドルフ3勝1敗
[S]山口 4勝4敗16S
[敗]福原 3勝10敗
▼本塁打
(横)
(神)


 やらん方がよかったかも…。雨の影響で48分遅れで試合開始も初対戦の横浜・ランドルフを攻略できず、痛恨の黒星を喫した。デーゲームでヤクルトが中日に敗れ、試合前には同率3位で並んでいたが、3時間48分で4位に逆戻り。赤星も負傷退場となるなど、まさに“魔の土曜日”となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 75 39 9 M12 ☆
2中日 73 51 1 7.0 6
3ヤクルト 56 62 1 14.0
4阪神 56 63 4 0.5
5広島 55 63 4 0.5
6横浜 44 78 0 13.0
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■ 3位見えた!
09/11 甲子園
◆対横浜19回戦
[阪神13勝6敗0分]
横000 001 000=1
神020 000 00X=2
[勝]能見 10勝8敗
[S]藤川 4勝3敗20S
[敗]グリン3勝13敗
▼本塁打
(横)
(神)金本18号・浅井2号


 さすが!虎の4番や。 金本が先頭打者として迎えた2回にバックスクリーンへ18号の先制ソロを放った。1日のヤクルト戦以来9試合ぶりの一撃を含めチーム唯一のマルチ安打で猛虎を鼓舞。3位のヤクルトが敗れて0.5ゲーム差に大接近だ。広島も敗れて単独4位。脅威の虎が明日にも3位浮上。ついにCS進出が現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 75 39 9 M12 1
2中日 72 51 1 7.5 8
3ヤクルト 56 61 1 13.0
4阪神 56 62 4 0.5
5広島 55 63 4 1.0
6横浜 43 78 0 13.5
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■ CS進出への正念場
09/10 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神7勝13敗0分]
中100 100 101=4
神010 010 000=2
[勝]吉見 14勝6敗
[S]岩瀬 2勝3敗37S
[敗]アッチソン 5勝3敗
▼本塁打
(中)谷繁8号
(神)


 1勝1敗で迎えた中日との第3戦に競り負け、4年ぶり8カード連続勝ち越しを逃した。1点劣勢の4回に得た好機、今季最も早いタイミングで切り札の桧山を投入する勝負手が実らなかった。攻めの采配を貫いた真弓監督にショックの色はない。広島に同率4位に並ばれた一方、3位のヤクルトとの差は不動。1.5差に3球団がひしめく混戦に「おもしろいやん」と腕ぶした。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 74 39 9 M13 2
2中日 71 51 1 7.5 9
3ヤクルト 56 60 1 12.0
4阪神 55 62 4 1.5
4広島 55 62 4 0.0
6横浜 43 77 0 13.5
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■ 岩田完封1.5差!
09/09 甲子園
◆対中日19回戦
[阪神7勝12敗0分]
中000 000 000=0
神400 000 000=4
[勝]岩田 5勝3敗
[敗]朝倉 9勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)


 パパ、頑張ったぞ! 岩田が自己最多の12奪三振で3安打完封勝利。この日の午後0時52分に誕生した第2子の長女に、最高のプレゼントを贈った。3位・ヤクルトが敗れたため、ついにゲーム差は1.5まで接近。この日から公開されたカーネル人形が見守る前で、文句なしの快勝劇だった。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 73 39 9 M14 4
2中日 70 51 1 7.5 11
3ヤクルト 56 59 1 11.0
4阪神 55 61 4 1.5
5広島 54 62 4 1.0
6横浜 43 76 0 12.5
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■ 2安打沈黙…
09/08 甲子園
◆対中日18回戦
[阪神6勝12敗0分]
中000 300 112=7
神000 000 000=0
[勝]チェン8勝3敗
[敗]安藤 8勝9敗
▼本塁打
(中)ブランコ36号・小池7号
(神)


 またしても打てなかった…。中日・チェンに猛虎打線が沈黙。3回以降パーフェクトに抑えられるなど今季最少タイの2安打で8度目の完封負けを喫した。クライマックスシリーズ圏内の3位浮上に向け、甲子園6連戦の出ばなをくじかれた真弓阪神だが、ヤクルトも敗れ2.5ゲーム差はキープ。引きずっても仕方ない。切り替えて、明日は必勝あるのみだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 73 38 9 M15 4
2中日 70 50 1 7.5 11
3ヤクルト 56 58 1 11.0
4阪神 54 61 4 2.5
5広島 53 62 4 1.0
6横浜 42 76 0 12.5


[観]編集長2勝1敗
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■ ブラゼル戦列離脱…
 勝負ウイークにB砲が消えた…。ブラゼルが大阪府内の病院でMRI検査を受けた結果、左大腿四頭筋筋挫傷と診断され、出場選手登録を抹消された。逆転CS進出へ、3位・ヤクルトに2.5差と接近して迎える明日からの甲子園6連戦。左の大砲が消えた真弓阪神に暗雲が垂れ込めてきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 72 38 9 M16 6
2中日 69 50 1 7.5 13
3ヤクルト 56 57 1 10.0
4阪神 54 60 4 2.5
5広島 52 62 4 2.0
6横浜 42 75 0 11.5
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■ 2.5差!
09/05 マツダ
◆対広島20回戦
[阪神11勝9敗0分]
神000 003 100=4
広010 000 000=1
[勝]金村暁1勝1敗
[S]藤川 4勝3敗19S
[敗]今井 2敗
▼本塁打
(神)
(広)


 ついに2.5差まできた−。逆転勝ちで7カード連続勝ち越しを決め、ヤクルトとの差を縮めた。1勝1敗で迎えた広島との第3戦は1点劣勢の6回1死一、二塁の好機で新井が左翼線へ逆転二塁打を放った。3位との2.5差は5月31日以来、98日ぶりの接近。最大13.5差からの逆転劇がいよいよ現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 72 38 9 M16 6
2中日 69 50 1 7.5 13
3ヤクルト 56 57 1 10.0
4阪神 54 60 4 2.5
5広島 52 62 4 2.0
6横浜 42 75 0 11.5
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■ ショック!
09/05 マツダ
◆対広島19回戦
[阪神10勝9敗0分]
神000 200 000=2
広000 220 01X=5
[勝]斉藤 9勝8敗
[S]永川 2勝5敗28S
[敗]福原 3勝9敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原19号


 ショック、ショックのオンパレードだ。ブラゼルが2回の打席で左ひざを痛め、そのまま負傷交代。病院に直行した。助っ人を欠いた打線は2点しか奪えず、悔しい逆転負け。試合前には大和が発熱し、緊急帰阪するアクシデントに見舞われるなど、真弓監督にとっては“三重苦”の1日となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 71 38 9 M17 7
2中日 68 50 1 7.5 14
3ヤクルト 56 56 1 9.0
4阪神 53 60 4 3.5
5広島 52 61 4 1.0
6横浜 42 74 0 11.5
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■ コイ突き放す!
09/04 マツダ
◆対広島18回戦
[阪神10勝8敗0分]
神200 000 000=2
広000 000 000=0
[勝]能見 9勝8敗
[S]藤川 4勝3敗18S
[敗]ルイス8勝7敗
▼本塁打
(神)
(広)


 火の玉うなった! 虎党しびれた〜! 藤川がスーパーリレーで勝利をもたらした。2点リードの8回1死一、二塁から登板。2死満塁から4番の栗原をオール直球で3球三振で仕留めるなど打者6人から4三振を奪う力投で、今季10試合目の完封勝利を締めくくった。守護神が真弓監督の信頼に応えて連敗を阻止。5位・広島を2ゲーム差に突き放し、巨人と引き分けた3位・ヤクルトとは3.5ゲーム差に接近した。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 70 38 9 M19 9
2中日 68 49 1 6.5 15
3ヤクルト 56 55 1 9.0
4阪神 53 59 4 3.5
5広島 51 61 4 2.0
6横浜 41 74 0 11.5
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■ 猛抗議も4差後退…
09/03 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神7勝11敗0分]
ヤ000 111 010=4
神000 100 010=2
[勝]石川 10勝6敗
[敗]久保 7勝7敗
▼本塁打
(ヤ)ガイエル22号
(神)


 負けることもあるわな…。クライマックスシリーズ進出に向け、3位・ヤクルトとの直接対決第3ラウンド。阪神は相手を上回る11安打を放ちながら2点止まりで3連勝でストップし、ゲーム差は4と開いた。それでも、希望をつなぐ2勝1敗なら上出来。明日からは敵地で眼下の敵・広島戦。ここから再び、進撃開始だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 70 38 8 M20 9
2中日 68 49 1 6.5 15
3ヤクルト 56 55 0 9.0
4阪神 52 59 4 4.0
5広島 51 60 4 1.0
6横浜 41 74 0 12.0
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■ 3差接近!
09/02 甲子園
◆対ヤクルト17回戦
[阪神7勝10敗0分]
ヤ000 103 000=4
神022 032 00X=9
[勝]岩田 4勝3敗
[敗]増渕 1敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)ブラゼル14号・鳥谷15号


 クライマックスシリーズ進出へ、負けられない3番勝負で、猛虎が連勝だ。3点差に迫られた6回1死三塁、鳥谷が自身初となる3戦連発の15号2ランを右翼席に運び勝利を決定づけた。3位・ヤクルトに連勝し3差に接近。6カード連続勝ち越しと勢いに乗る猛虎がツバメを追い落とす時が、そこまできた。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 70 38 8 M21 10
2中日 68 48 1 6.0 16
3ヤクルト 55 55 0 10.0
4阪神 52 58 4 3.0
5広島 50 60 4 2.0
6横浜 41 74 0 11.5
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■ まず先勝!
09/01 甲子園
◆対ヤクルト16回戦
[阪神6勝10敗0分]
ヤ000 001 000=1
神100 302 00X=6
[勝]安藤 8勝8敗
[敗]館山 14勝4敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)鳥谷14号・金本17号


 猛虎が上位浮上を懸けた三番勝負の初戦を制した。1−0の4回、金本が10試合ぶりの17号2ランを左翼席へ運び、流れを引き寄せた。現在のリーグ最多勝、館山を攻略し、ヤクルトに4差まで接近。3位奪取を期す9月戦線を快勝で発進した。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 69 38 8 M23 11
2中日 68 47 1 5.0 16
3ヤクルト 55 54 0 10.0
4阪神 51 58 4 4.0
5広島 49 60 4 2.0
6横浜 41 73 0 10.5
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■ 2安打沈黙…
09/08 甲子園
◆対中日18回戦
[阪神6勝12敗0分]
中000 300 112=7
神000 000 000=0
[勝]チェン8勝3敗
[敗]安藤 8勝9敗
▼本塁打
(中)ブランコ36号・小池7号
(神)


 またしても打てなかった…。中日・チェンに猛虎打線が沈黙。3回以降パーフェクトに抑えられるなど今季最少タイの2安打で8度目の完封負けを喫した。クライマックスシリーズ圏内の3位浮上に向け、甲子園6連戦の出ばなをくじかれた真弓阪神だが、ヤクルトも敗れ2.5ゲーム差はキープ。引きずっても仕方ない。切り替えて、明日は必勝あるのみだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/09/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 73 38 9 M15 4
2中日 70 50 1 7.5 11
3ヤクルト 56 58 1 11.0
4阪神 54 61 4 2.5
5広島 53 62 4 1.0
6横浜 42 76 0 12.5


[観]編集長2勝1敗
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■ 9・11逆転シナリオ!
 3位浮上のXデーは9・11や! 明日から5ゲーム差の3位・ヤクルトとの3連戦を甲子園で戦う。眼前の敵に3連勝することが前提になるが、その後の広島、中日との3連戦をこれまでと同様に2勝1敗ペースで戦い、ヤクルトが1勝2敗で2カードを消化すれば11日の横浜戦で奇跡の大逆転が起こる算段だ。絶好調の桜井は「まずは初戦を取らないと」とCS進出への号砲を打ち上げることを宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 68 38 8 ― 12
2中日 68 46 1 4.0 16
3ヤクルト 55 53 0 10.0
4阪神 50 58 4 5.0
5広島 48 60 4 2.0
6横浜 41 72 0 9.5
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■ CSへ5差接近!
08/30 甲子園
◆対巨人21回戦
[阪神9勝10敗2分]
巨010 000 000=1
神100 010 01X=3
[勝]下柳 7勝8敗
[S]藤川 4勝3敗17S
[敗]高橋尚5勝6敗
▼本塁打
(巨)
(神)鳥谷13号


 夏休み最後の甲子園。鳥谷の攻撃力がG倒に大きく貢献した。初回2死から13号先制ソロ。二塁打で出塁した1点リードの8回には金本の浅い右飛で三塁に進み、新井の左犠飛で激走生還。貴重な3点目をもたらした。今季本拠最後の伝統の一戦を制した真弓阪神は初の月間勝ち越し。鳥谷が甲子園で本塁打を記録すれば5年越しの17連勝。不敗神話は終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 68 38 8 ― 12
2中日 68 46 1 4.0 16
3ヤクルト 55 53 0 10.0
4阪神 50 58 4 5.0
5広島 48 60 4 2.0
6横浜 41 72 0 9.5
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■ 桜井奮闘マルチ!
08/29 甲子園
◆対巨人20回戦
[阪神8勝10敗2分]
巨113 001 010=7
神020 010 110=5
[勝]グライシン12勝5敗
[S]クルーン 1勝2敗20S
[敗]阿部 1敗
▼本塁打
(巨)阿部18号・ラミレス22号
(神)桜井9号


 夏が終わっても桜は散らない。虎も散らない。桜井が自己最多タイの9号ソロを含む2安打2打点と奮闘。敗戦の中で意地と粘りと執念を見せつけた。逆転でのクライマックスシリーズ進出へ痛い1敗には違いないが、3位・ヤクルトも敗れて5.5ゲーム差はキープ。勢いに乗る大砲が再びチームを上昇気流に乗せる。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 68 37 8 M25 12
2中日 68 46 1 4.5 16
3ヤクルト 55 53 0 10.0
4阪神 49 58 4 5.5
5広島 48 60 4 1.5
6横浜 41 72 0 9.5
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■ G倒で奇跡幕開け!
08/28 甲子園
◆対巨人19回戦
[阪神8勝9敗2分]
巨000 100 000=1
神000 031 10X=5
[勝]能見 8勝8敗
[敗]内海 5勝10敗
▼本塁打
(巨)
(神)狩野4号


 来た、来た、来た〜! 狩野が0−1の5回1死一、三塁から、左翼席へ飛び込む4号逆転3ラン。直前のスクイズ失敗を帳消しにするV撃で、長期ロード明け初戦を飾った。3位・ヤクルトにも5.5差まで接近。本拠地・甲子園で、猛虎の勢いはさらに加速する。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 67 37 8 M26 14
2中日 67 46 1 4.5 18
3ヤクルト 55 52 0 9.0
4阪神 49 57 4 5.5
5広島 47 60 4 2.5
6横浜 41 71 0 8.5
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■ 神様の勲章!
08/27 横浜
◆対横浜18回戦
[阪神12勝6敗0分]
神000 000 010=1
横000 000 40X=4
[勝]三浦 10勝8敗
[敗]久保 7勝6敗
▼本塁打
(神)
(横)


 桧山が代打としてセ・リーグ12人目の通算100安打を記録した。4連続押し出し四死球で失点した直後の8回、先頭打者で登場して右中間突破の二塁打。三進後、内野ゴロの間に生還して完封負けを阻止した。チームは夏のロードを終えて、明日28日に本拠地、甲子園球場へ帰還。3位・ヤクルトが広島に敗れ6.5ゲーム差はそのまま。猛虎の逆襲は続くのか。“新・代打の神様”の見せた意地がその答えだった。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 67 36 8 M26 14
2中日 66 46 1 5.5 19
3ヤクルト 55 51 0 8.0
4阪神 48 57 4 6.5
5広島 47 59 4 1.5
6横浜 40 71 0 9.5
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■ パパゼル!?
08/26 横浜
◆対横浜17回戦
[阪神12勝5敗0分]
神000 090 000=9
横000 100 101=3
[勝]岩田 3勝3敗
[敗]ウォーラント5勝10敗
▼本塁打
(神)ブラゼル12号、13号
(横)桑原義1号


 愛息にささげた2連発―。ブラゼルが5回に12号同点ソロ&13号のダメ押し3ランを放った。阪神では1982年の掛布以来、史上4人目となる1イニング2本塁打。試合途中に米国に帰国中のラニー夫人がトロットくんを出産。長男誕生に自ら祝砲を放った頼れる助っ人“パパゼル”の大活躍で4連勝。夏のロード30年ぶりの4カード連続勝ち越しで、ロード勝ち越しを決めた猛虎は3位のヤクルトと6.5ゲーム差に接近した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 66 36 8 ― 16
2中日 66 45 1 4.5 20
3ヤクルト 55 50 0 8.0
4阪神 48 56 4 6.5
5広島 46 59 4 2.5
6横浜 39 71 0 9.5
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■ 逆転の虎や!
08/25 横浜
◆対横浜16回戦
[阪神11勝5敗0分]
神100 000 030=4
横010 002 000=3
[勝]江草 4勝3敗
[S]藤川 4勝3敗16S
[敗]寺原 2勝6敗
▼本塁打
(神)
(横)佐伯9号・藤田4号


 桜井が驚異の追い上げの主役となった。1点を追う8回2死二、三塁。先発の寺原から決勝の2点適時二塁打を放った。赤星、ブラゼルが5試合ぶりにスタメン復帰した試合に、伏兵のひと振りで3連勝だ。3試合連続の逆転劇で、2年ぶりの夏のロード勝ち越しに王手をかけた虎が3位進出へ向けて猛追する。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 65 36 8 ― 17
2中日 66 44 1 3.5 20
3ヤクルト 55 49 0 8.0
4阪神 47 56 4 7.5
5広島 45 59 4 2.5
6横浜 39 70 0 8.5
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■ ブラゼル先発復帰!
 強力助っ人が完全復活だ! 左肩を痛め、ベンチスタートが続いていたブラゼルが明日から4試合ぶりにスタメン復帰することになった。本人も「もう大丈夫」と万全を強調。クライマックスシリーズ進出圏内の3位・ヤクルトとのゲーム差は7.5。頼れる大砲が奇跡の逆転劇の原動力となる。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 64 36 8 ― 18
2中日 66 43 1 2.5 20
3ヤクルト 54 49 0 9.0
4阪神 46 56 4 7.5
5広島 45 58 4 1.5
6横浜 39 69 0 8.5
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■ 同級生競演!
08/23 京セラD大阪
◆対広島17回戦
[阪神9勝8敗0分]
広200 000 000=2
神100 000 52X=8
[勝]アッチソン 5勝2敗
[敗]横山 2勝7敗
▼本塁打
(広)栗原17号
(神)矢野1号


 「桐蔭学園同級生コンビ」の活躍で阪神が逆転勝ち。3カード連続の勝ち越しを決めた。1点を追う7回、平野が決勝の右翼線2点適時二塁打。続く浅井も中前に2点適時打を放つなど4安打集中で劣勢をひっくり返した。敗れた3位のヤクルトとは7.5差で、7差だった7月3日以来の“接近”。追撃の夏はまだ終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 64 36 8 ― 18
2中日 66 43 1 2.5 20
3ヤクルト 54 49 0 9.0
4阪神 46 56 4 7.5
5広島 45 58 4 1.5
6横浜 39 69 0 8.5
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■ 神様が決めた!
08/22 京セラD大阪
◆対広島16回戦
[阪神8勝8敗0分]
広001 000 000 =1
神000 000 101x=2
[勝]藤川 4勝3敗15S
[敗]横山 2勝6敗
▼本塁打
(広)
(神)桜井8号


 桧山が1−1の9回1死満塁から中前へサヨナラ打。「ヒットならサヨナラということも完璧に忘れてた」という極限の集中力が生んだV打だった。1分けを挟み、6月13日のロッテ戦から続いていた土曜日の連敗も8でストップ。わずか1日で広島から4位の座も奪い返し、明日の一戦に3カード連続の勝ち越しをかける。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 63 36 8 ― 19
2中日 65 43 1 2.5 21
3ヤクルト 54 48 0 8.0 33
4阪神 45 56 4 8.5
5広島 45 57 4 0.5
6横浜 39 68 0 8.5
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■ 能見7失点…
08/21 京セラD大阪
◆対広島15回戦
[阪神7勝8敗0分]
広070 000 200=9
神000 000 000=0
[勝]長谷川3勝1敗
[敗]能見 7勝8敗
▼本塁打
(広)マクレーン14号
(神)


 マウンドには過去4戦とは別人の左腕がいた。スコアボードに「7」が刻まれた2回。能見の端正なマスクは徐々に苦もんの表情へと変わていった。三者凡退で切り抜けた初回から一転。音を立てるように崩れた。

 自滅だった。先頭の栗原をストレートで歩かせるなど2四球と投手内野安打が絡み、1死満塁のピンチで迎えた8番、石原への2球目。内角低めに投じたスライダーは痛恨の押し出し死球へと姿を変えた。この試合まで今季の広島戦は2勝無敗、20イニング無失点を誇っていた能見。昨季を含めると、対広島戦24イニングぶりに喫した失点から悪夢は始まった。

 「先頭への四球がすべて。不運ではないです。伏線はありますから…。自分からカウントを悪くしてしまった」

 能見は突然の大乱調を淡々と振り返った。続く代打・嶋の中犠飛で失点を重ねると、東出は二ゴロに仕留めたものの、平野の一塁送球がそれて再び満塁のピンチ。ここから赤松、フィリップス、栗原に浴びた3連続長短打が大量失点に結びついた。自身4連勝で迎えた一戦。不運な当たりもあったが、直球は走らず、生命線のスライダーも制球を欠いては必然の結果だったかもしれない。

 能見の1試合7失点は07年9月11日の広島戦(4回1/3)以来、自己ワーストタイ。「四球から始まった。悪ければ悪いなりに、粘っていくピッチングをしていかないと。あそこまで悪いとね…」。期待を持ってマウンドへ送り出した真弓監督も天を仰ぐしかなかった。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 62 36 8 ― 20
2中日 65 42 1 1.5 21
3ヤクルト 54 47 0 8.0 33
4広島 45 56 4 9.0
5阪神 44 56 4 0.5
6横浜 38 68 0 9.0
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■ 浅井爆発!
08/20 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神5勝10敗0分]
神036 000 001=10
ヤ002 000 000=2
[勝]久保 7勝5敗
[敗]一場 1勝5敗
▼本塁打
(神)鳥谷12号・金本16号・浅井1号
(ヤ)


 まだまだ何かが起こる! ブラ様不在もなんのその。ニューヒーローの出現だ。今季初スタメンの浅井が06年5月14日のソフトバンク戦以来、1194日ぶりの本塁打を含む2安打4打点の大活躍。打線も1イニング3発などの猛攻で12安打10点を奪い大勝だ。再び牙をむいた猛虎が2カード連続の勝ち越しに成功だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 62 35 8 ― 21
2中日 64 42 1 2.5 23
3ヤクルト 53 47 0 8.0 35
4阪神 44 55 4 8.5
5広島 44 56 4 0.5
6横浜 38 67 0 8.5
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■ CS暗雲…
08/19 神宮
◆対ヤクルト14回戦
[阪神4勝10敗0分]
神010 100 000=2
ヤ100 000 30X=4
[勝]館山 13勝3敗
[S]林昌勇5勝1敗25S
[敗]岩田 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 猛虎が崖っぷちに立たされた。ブラゼルが2回に左腕を痛め、病院に直行した。検査結果は出ておらず、詳細は不明。助っ人砲を欠いた真弓阪神は11安打を放ちながら、2得点しか奪えず、痛恨の逆転負け。3位・ヤクルトとのゲーム差は再び9.5。ブラゼルは長期離脱の可能性もあり、クライマックスシリーズ進出は、このまま夢物語に終わってしまうのか…。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 61 35 8 ― 22
2中日 64 41 1 1.5 23
3ヤクルト 53 46 0 8.0 35
4阪神 43 55 4 9.5
5広島 43 56 4 0.5
6横浜 38 66 0 7.5
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■ 神宮初星!
08/18 神宮
◆対ヤクルト13回戦
[阪神4勝9敗0分]
神010 101 010=4
ヤ010 000 000=1
[勝]安藤 7勝8敗
[S]藤川 3勝3敗15S
[敗]石川 9勝6敗
▼本塁打
(神)新井13号・桜井7号・ブラゼル11号
(ヤ)


 ブラ様、まいどおおきに! ブラゼルが2試合連続の11号を含む2安打2打点の大暴れで連勝に貢献した。同点の4回に2試合連続の決勝打となる左翼線適時二塁打を放つと、2点リードの8回にはトドメのソロ。後半戦早くも5試合目のV撃でチームに今季、神宮初勝利をもたらした。3位・ヤクルトとのゲーム差は7月9日以来の8.5に接近。大砲のバットが奇跡の扉をこじ開ける。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 60 35 8 ― 24
2中日 63 41 1 1.5 25
3ヤクルト 52 46 0 8.0
4阪神 43 54 4 8.5
5広島 43 55 4 0.5
6横浜 38 65 0 7.5
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■ CS進出へ追撃!
 奇跡の扉をこじ開けろ。真弓阪神は明日から敵地・神宮で3位・ヤクルトとの3連戦に臨む。前半戦終了時点で13.5ゲーム差をつけられたものの、主力に故障者続出のライバルの思わぬ失速で、差は3週間足らずで4ゲーム縮まって9.5に。先陣は安藤。首位・巨人に勝ち越した勢いにも乗って、一気に叩くだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 59 35 8 ― 25
2中日 62 41 1 1.5 26
3ヤクルト 52 45 0 7.0
4広島 43 54 4 9.0
5阪神 42 54 4 0.5
6横浜 38 64 0 7.0
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■ ブラゼルG倒3ラン!
08/16 東京ドーム
◆対巨人18回戦
[阪神7勝9敗2分]
神004 000 010=5
巨010 100 000=2
[勝]下柳 6勝8敗
[S]藤川 3勝3敗14S
[敗]高橋尚5勝5敗
▼本塁打
(神)ブラゼル10号
(巨)ラミレス18号・亀井19号


 長期ロード初の勝ち越しだ。ブラゼルが同点で迎えた3回2死一、二塁から第10号の勝ち越し3ランを放った。阪神移籍後初となる東京ドームでのアーチ。8回には一塁後方のエキサイトシートに飛び込みながらも捕球と大ハッスル。これで巨人戦は3カード連続の勝ち越し。伝統の一戦で奮闘した左の大砲がライバルを撃破した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 59 35 8 ― 25
2中日 62 41 1 1.5 26
3ヤクルト 52 45 0 7.0
4広島 43 54 4 9.0
5阪神 42 54 4 0.5
6横浜 38 64 0 7.0
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■ 金本「復調」!
08/15 東京ドーム
◆対巨人17回戦
[阪神6勝9敗2分]
神000 060 100=7
巨150 210 00X=9
[勝]グライシン10勝5敗
[S]クルーン 1勝2敗14S
[敗]筒井 2敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス17号・阿部16号


 8点劣勢から意地の猛追を演じた。5回にクリーンアップ3人が連続適時打を放つなど一挙6得点。天敵グライシンガーから最多得点を奪い、最短の5回降板へ追い込んだ。特に金本は7回の左越え適時二塁打も含めて計3二塁打で復調を証明。8連敗となった“魔の土曜日”にも光明は見えた。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 59 34 8 ― 25
2中日 62 40 1 1.5 26
3ヤクルト 51 45 0 8.0
4広島 42 54 4 9.0
5阪神 41 54 4 0.5
6横浜 38 63 0 6.0
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■ 3発巨人粉砕!
08/14 東京ドーム
◆対巨人16回戦
[阪神6勝8敗2分]
神300 200 200=7
巨010 000 201=4
[勝]能見 7勝7敗
[敗]内海 5勝8敗
▼本塁打
(神)鳥谷11号・新井12号・桜井6号
(巨)谷4号、5号・ラミレス16号


 痛快G倒! 主役はもう一人の“虎の鉄人”だ! 鳥谷が初回1死二塁、苦手の巨人・内海から右翼席へ2試合連続の11号先制2ラン。4点リードの7回にも野間口から試合を決定づける適時三塁打を放った。この日で04年9月からの連続試合出場は700試合に到達。節目に自らの手で花を添えた。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 58 34 8 ― 27
2中日 61 40 1 1.5 28
3ヤクルト 51 44 0 7.0
4広島 42 53 4 9.0
5阪神 41 53 4 0.5
6横浜 37 63 0 7.0
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■ 借金返済プラン幻に…
08/13 京セラD大阪
◆対中日17回戦
[阪神6勝11敗0分]
中000 000 603=9
神200 000 000=2
[勝]河原 2勝
[敗]久保 6勝5敗
▼本塁打
(中)ブランコ32号・森野17号
(神)鳥谷10号


 “スミ2”で勝つのは難しい…。初回に鳥谷の10号2ランで先制したものの2回以降は無得点。魔の7回に逆転を許し5位に転落した。長期ロードは3カード連続負け越しとなり、真弓監督が掲げた借金返済ロードの“公約”を、早くも果たせなくなった。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 58 33 8 ― 27
2中日 60 40 1 2.5 29
3ヤクルト 51 43 0 6.0
4広島 41 53 4 10.0
5阪神 40 53 4 0.5
6横浜 37 62 0 6.0
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■ 天敵に3年ぶり土!
08/12 京セラD大阪
◆対中日16回戦
[阪神6勝10敗0分]
中000 000 100=1
神000 200 40X=6
[勝]岩田 2勝2敗
[敗]朝倉 8勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)ブラゼル9号


 ブラ&金本で天敵撃破や! 4回、ブラゼルが9号ソロ本塁打を放ち先制すると、2−1で迎えた7回には金本がフェンス直撃の2点適時打を放ち、落合竜を突き放した。中日の先発・朝倉に06年9月17日以来、約3年ぶりに黒星をつけたチームは連敗を3でストップした。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 58 32 8 ― 28
2中日 59 40 1 3.5 31
3ヤクルト 51 42 0 5.0
4阪神 40 52 4 10.5
5広島 40 53 4 0.5
6横浜 36 62 0 6.5
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■ またチェンに沈黙…
08/11 京セラD大阪
◆対中日15回戦
[阪神5勝10敗0分]
中002 100 000=3
神000 000 100=1
[勝]チェン6勝2敗
[S]岩瀬 1勝2敗34S
[敗]安藤 6勝8敗
▼本塁打
(中)
(神)


 あと1本…のオンパレードだった。中日先発・チェンに対し再三のチャンスをつくりながらも、5番・新井が無安打に終わるなど中軸が封じられ1得点のみ。3連敗で死のロードも2勝5敗。真弓監督が掲げた16勝5敗のノルマ達成も絶望的となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 57 32 8 ― 29
2中日 59 39 1 2.5 31
3ヤクルト 51 41 0 5.0 40
4広島 40 52 4 11.0
5阪神 39 52 4 0.5
6横浜 35 62 0 7.0
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■ 360度チェック!
 12日に全国高校野球選手権大会の1回戦に登場する花巻東・菊池雄星投手の視察に阪神首脳が駆けつけることが決まった。勢ぞろいするスカウト陣に加え、沼沢球団常務本部長が観戦を予定。既に1位指名の方針を固めた“恋人”をネット裏だけでなく場内360度から見守る考え。未来のエースにはきっと甲子園が似合う!?

■セ・リーグ順位表
[2009/08/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 56 32 8 ― 31
2中日 58 39 1 2.5 33
3ヤクルト 50 41 0 5.0
4広島 40 51 4 10.0
5阪神 39 51 4 0.5
6横浜 35 61 0 7.0
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■ 下柳ワースト6連敗…
08/09 マツダ
◆対広島14回戦
[阪神7勝7敗0分]
神000 001 200=3
広000 302 11X=7
[勝]ルイス7勝5敗
[敗]下柳 5勝8敗
▼本塁打
(神)
(広)フィリップス6号・マクレーン11号


 勝利の女神はまたもほほえまなかった。下柳が5回0/3、5失点でノックアウト。先発ではプロ19年目で自身ワーストとなる6連敗となった。チームも2カード連続での負け越し。広島と直接対決に敗れ、5位転落となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 56 32 8 ― 31
2中日 58 39 1 2.5 33
3ヤクルト 50 41 0 5.0
4広島 40 51 4 10.0
5阪神 39 51 4 0.5
6横浜 35 61 0 7.0
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■ 奇襲失敗…
08/08 マツダ
◆対広島13回戦
[阪神7勝6敗0分]
神000 000 000=0
広000 700 10X=8
[勝]大竹 7勝4敗
[敗]筒井 1敗
▼本塁打
(神)
(広)


 1564日ぶりに先発登板した筒井が4回途中にピンチを招き、2139日ぶりに救援登板した金村暁が炎上した。結局、4回の大量7失点が響き、連勝ストップ。真弓監督も悔いた継投失敗で今季50敗目を喫した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 55 32 8 ― 33
2中日 57 39 1 2.5 35
3ヤクルト 50 40 0 4.0
4阪神 39 50 4 10.5
5広島 39 51 4 0.5
6横浜 35 60 0 6.5
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■ 最強兄弟復活!
08/07 マツダ
◆対広島12回戦
[阪神7勝5敗0分]
神010 200 001=4
広000 000 000=0
[勝]能見 6勝7敗
[敗]斉藤 6勝8敗
▼本塁打
(神)
(広)


 左右の大砲が勝利を呼び込んだ。金本と新井が今季初の猛打賞そろい踏み。初回に続く4回にも連打で追加点をたたき出した。1死から金本が二塁打。続く新井への2球目には今季2個目の三盗を決めた。絶好の好機で右の長距離砲が左中間への適時二塁打を記録。頼れる4、5番の活躍で2連勝だ。セ・リーグ4位の座を死守した猛虎はクリーンアップが打てば連勝も伸びる。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 54 32 8 ― 35
2中日 57 38 1 1.5 36
3ヤクルト 50 39 0 4.0
4阪神 39 49 4 10.5
5広島 38 51 4 1.5
6横浜 34 60 0 6.5
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■ “不敗男”攻略!
08/06 ナゴヤドーム
◆対中日14回戦
[阪神5勝9敗0分]
神530 001 000=9
中000 000 020=2
[勝]久保 6勝4敗
[敗]川井 11勝1敗
▼本塁打
(神)新井11号
(中)


 猛虎が無敗の左腕を倒した。開幕から無傷11連勝中だった川井との今季初対決。初回、金本が史上13人目の4000塁打を達成する先制の右越え二塁打で攻略への扉を開いた。24打席ぶりの4番の打点で点火した打線は球団初の4者連続二塁打を記録。ロード初星で、4位に再浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 53 32 8 ― 36
2中日 56 38 1 1.5 37
3ヤクルト 50 38 0 3.0 44
4阪神 38 49 4 11.5
5広島 38 50 4 0.5
6横浜 34 59 0 6.5
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■ 1点じゃ勝てません…
08/05 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神4勝9敗0分]
神001 000 000=1
中001 000 20X=3
[勝]朝倉 8勝5敗
[S]岩瀬 1勝2敗32S
[敗]岩田 1勝2敗
▼本塁打
(神)鳥谷9号
(中)


 鳥谷の9号先制ソロアーチによる得点のみ。初回の好機を生かせないなど、チグハグな攻めで得点できず、苦手の朝倉に今季4戦4敗。5位転落で長期ロードも連敗となり、真弓監督が掲げた16勝5敗の借金返済ノルマの達成が、早くも怪しくなってきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 53 32 8 ― 36
2中日 56 37 1 1.0 37
3ヤクルト 50 37 0 3.0 44
4広島 38 50 4 12.5
5阪神 37 49 4 0.0
6横浜 33 59 0 7.0
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■ 大和プロ初スタメン!
08/04 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神4勝8敗0分]
神000 000 000=0
中000 030 04X=7
[勝]チェン5勝2敗
[敗]安藤 6勝7敗
▼本塁打
(神)
(中)和田22号、23号


 切れまくるチェンに手も足も出ず、午後7時30分、和田の3ランで早くも勝負あり―。夏恒例のロード初戦はこれ以上ない完敗となった。しかし、4年目の大和がプロ初先発に抜テキされ、チェンから唯一、快音を響かせる2安打。21歳の若虎だけは快発進した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 53 32 7 ― 38
2中日 55 37 1 1.5 39
3ヤクルト 50 36 0 2.0 45
4阪神 37 48 4 12.5
5広島 38 50 3 0.5
6横浜 32 59 0 7.5
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■ 貯金ロードに!
 死のロードを幸せロードに変えてやる! 真弓監督が明日の中日戦から始まる長期ロードでの巻き返しを力強く宣言した。関本に続き、この日は赤星が出場選手登録を抹消され、本来の1、2番が揃っていなくなる非常事態にも「8月は勝負どころ」と、28日に甲子園に戻るまでの21試合を16勝5敗で乗り切り貯金生活に突入という、超強気なノルマを設定した。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 52 32 7 ― 40
2中日 54 37 1 1.5
3ヤクルト 49 36 0 2.0 47
4阪神 37 47 4 11.5
5広島 38 49 3 0.5
6横浜 32 58 0 7.5
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■ G粉砕弾!
08/02 甲子園
◆対巨人15回戦
[阪神5勝8敗2分]
巨200 002 000=4
神301 002 10X=7
[勝]江草 3勝3敗
[S]藤川 3勝3敗13S
[敗]高橋尚5勝4敗
▼本塁打
(巨)
(神)鳥谷8号・桜井5号


 巨人に2カード連続勝ち越しや! 桜井が、4−4の同点で迎えた6回無死1塁から勝ち越しの5号2ランをバックスクリーンに突き刺した。7回にも2死一、三塁からセンターオーバーの適時二塁打を放ち、ダメ押し。4日からの長期ロードに向け、右の大砲がチームに勢いをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 52 32 7 ― 40
2中日 54 37 1 1.5
3ヤクルト 49 36 0 2.0 47
4阪神 37 47 4 11.5
5広島 38 49 3 0.5
6横浜 32 58 0 7.5
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■ 一夜で5位転落…
08/01 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神4勝8敗2分]
巨120 001 000=4
神000 000 020=2
[勝]グライシン9勝5敗
[S]クルーン 2敗12S
[敗]金村暁1敗
▼本塁打
(巨)亀井13号
(神)


 4連勝で止まった。初回に失策絡みで先制を許し、2回には甲子園球場では17年ぶりのランニング本塁打などで追加点を献上。終盤の猛追があっただけに真弓監督はミスからの失点を悔いた。今季入場者数が200万人を突破した8月初戦。一夜で5位転落を強いられた敗戦が逆襲に欠かせない“守りの野球”を再認識させた。

■セ・リーグ順位表
[2009/08/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 52 31 7 ― 40
2中日 53 37 1 2.5
3ヤクルト 49 35 0 1.0 47
4広島 38 48 3 12.0
5阪神 36 47 4 0.5
6横浜 31 58 0 8.0
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■ 逆転G倒弾!
07/31 甲子園
◆対巨人13回戦
[阪神4勝7敗2分]
巨000 001 001=2
神000 003 00X=3
[勝]能見 5勝7敗
[S]藤川 3勝3敗12S
[敗]内海 4勝7敗
▼本塁打
(巨)坂本11号・ラミレス15号
(神)ブラゼル8号


 勢いは本物や! G倒で今季最多タイの4連勝、69日ぶりの4位に浮上した。ブラゼルが一発で巨人を沈めた。1点を追う6回1死一、三塁からの第3打席。好投を続けていた内海が投じた111球目をバックスクリーン左に運んだ。7月3日のヤクルト戦以来19試合ぶりの第8号決勝3ラン。阪神移籍後初となる巨人戦でのアーチを放った助っ人が虎を加速させた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 31 7 ― 41
2中日 53 36 1 1.5
3ヤクルト 48 35 0 2.0 49
4阪神 36 46 4 11.5
5広島 37 48 3 0.5
6横浜 31 57 0 7.5
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■ 4年ぶり完封や!
07/30 甲子園
◆対横浜15回戦
[阪神10勝5敗0分]
横000 000 000=0
神100 010 00X=2
[勝]久保 5勝4敗
[敗]三浦 7勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)


 今季初の同一カード3連勝や! 久保が横浜打線から被安打2、12奪三振の快投で5勝目をマーク。移籍後初、ロッテに在籍したルーキーイヤーの05年9月17日以来4度目となる完封勝利だ。前夜の岩田に続き、1人の投手での2試合連続完封は02年4月以来7年ぶり。明日から始まる巨人戦へ最高の弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 30 7 ― 41
2中日 53 35 1 1.5
3ヤクルト 47 35 0 3.0 50
4広島 37 47 3 11.0
5阪神 35 46 4 0.5
6横浜 30 57 0 8.0
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■ 今季初星!
07/29 甲子園
◆対横浜14回戦
[阪神9勝5敗0分]
横000 000 000=0
神203 000 30X=8
[勝]岩田 1勝1敗
[敗]マストニー 1勝5敗
▼本塁打
(横)
(神)新井10号・金本15号


 遅れてきた左腕が圧巻のプロ初完封だ。岩田が5度目の先発で待望の今季初勝利をプロ初完封で飾った。計7安打を浴びながら、要所で落差のあるスライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、横浜打線を寸断。WBC日本代表で連覇に貢献した左腕だが、左肩痛で開幕を前に戦線離脱した09年シーズン。序盤を棒に振った岩田が真の復活を遂げた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 29 7 ― 41
2中日 52 35 1 2.5
3ヤクルト 47 34 0 2.0 50
4広島 36 47 3 12.0
5阪神 34 46 4 0.5
6横浜 30 56 0 7.0
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■ 必死のパッチ打!
07/28 甲子園
◆対横浜13回戦
[阪神8勝5敗0分]
横300 000 100 0 =4
神101 001 001 1x=5
[勝]藤川 3勝3敗11S
[敗]木塚 2勝1敗
▼本塁打
(横)村田20号・内川12号
(神)


 必死のパッチで白星スタートや! 関本が横浜戦の4−4で迎えた延長10回2死一、二塁から中前に今季2本目のサヨナラ打。執念の一打で巻き返しを期す後半戦の初戦を白星で飾った。1点を追う9回には5番に戻った新井が同点打。粘りが出てきた猛虎の逆襲はこれからだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 29 7 ― 42
2中日 52 34 1 1.5
3ヤクルト 47 33 0 2.0 50
4広島 35 47 3 13.0
5阪神 33 46 4 0.5
6横浜 30 55 0 6.0


[観]編集長2勝0敗
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■ 新井「背水」5番復帰!
 後半戦開幕となる、明日28日の横浜戦で、新井が5番に復帰することが濃厚となった。今季スタートした打順に戻して奮起を促す考えだ。横浜戦に負ければ、上位3球団にクライマックスシリーズ進出へのマジックが点灯する土俵際の一戦。首脳陣は新井復活と後半戦に向けたチームの命運を懸けた戦いに臨む。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 退団危機…
 ウィリアムスが退団危機に立たされた。6月下旬の戦列離脱時と同じ左肩痛を再発させ、26日に出場選手登録を抹消された。1軍復帰からわずか2試合に登板しただけで再離脱。今季は不安定な投球が続いていたことに加え、肉体面での度重なる不調は来季契約に影響を及ぼすことは必至だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 景気付け1本!
 “お祭り”とはいえ、ノーヒットじゃ猛虎の代表として許されない。金本が最後の最後に地元・広島で意地を見せた。前日24日の第1戦から5打席無安打で迎えた6回無死、オリックス・金子の真ん中高めのストレートを詰まりながらも中前にはじき返し、28日からの後半戦に向け、景気付けの1本を放った。

 「広島でのオールスターは久しぶり。嬉しいですね。本音を言えば、古い市民球場の一塁ベンチに座りたかったが、マツダスタジアムも感じがいいので」

 プロ4年目で初出場を果たした1995年以来となる地元・広島でのオールスター。14年前は、広島市民球場での第2戦に「6番・レフト」で先発出場。伊良部(当時ロッテ)から左越えに球宴初アーチを放つなど、4打数2安打の活躍で優秀選手賞を受賞した。あれから14年。「年齢が年齢なんでね」と笑いとばした通算11度目の出場は、参加選手の中で両リーグ最多。過ぎた月日だけ、多くの実績を積み重ねてきた証しと言える。

 初回2死一塁、西武・涌井の144キロ速球をセンター右へ運んだ打球は「入ると思ったが…」と振り返る会心の当たりだったが、ソフトバンク・長谷川に好捕される不運もあった。

 前日24日の試合後、真弓監督と球団の裏方も含めて会食。3時間に及ぶ野球談議を展開するとともに、指揮官の後半戦に懸ける思いも聞いた。また、18日の巨人戦でブラゼルの打球が直撃した右ふくらはぎも、この日はテーピングをせず試合に出場するまでに回復するなど、心も体も後半戦に向けた準備は整いつつある。

 勝ちまくるしかない残り62試合。猛虎をけん引するのは、やはりアニキしかいない。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 金本不発…
 フルスイングで応えた。球宴でも21歳差の対決が実現。「僕は控えめな人間なんで、ひっそりと。(本塁打は)いい」。試合前には控えめな言葉を残して夢の舞台に向かった。しかし、速球勝負を挑んだ田中将の気迫が金本の闘志に火を付けた。

 打席に足を踏み入れ、マウンドに視線を送った。その瞬間、シーズンと同様に鋭い目つきに変わった。投手と打者だけの空間にはお祭りムードはない。先頭打者として迎えた2回の第1打席。内角やや高めの148キロに手を出した一打は中飛。力のない打球の行方を見つめながら唇をかみ締めた。シーズン中と同様に悔しさをあらわにした。4回の第2打席も真っ向勝負。カウント1−0からの2球目だ。真ん中への149キロをフルスイングで空振り。続く3球目も高めの147キロをフルスイングした。しかし無情にも2球連続でバットは空を切った。

 「いい投手だよな。顔つきがいいよ」

 以前から実力を認めるからこそ大ベテランも正面から向かっていった。「打つしかない」。その意気込みもむなしく結果は無安打2三振。この夜は見せ場なく終わった。しかし41歳の今もなお力で立ち向かう男の姿を、球界の後輩たちはあこがれのまなざしで見ていた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 圧巻ショー!
 まさに“圧巻ショー”だ。フレッシュオールスターゲームが札幌ドームであり、ウエスタン選抜の先発マウンドに上った蕭一傑は2回を投げ打者6人を23球オール直球で抑える“完全投球”。最優秀選手賞に輝いた日本ハム・中田らから3三振を奪い、後半戦の1軍デビューへ弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 大拙攻…
07/22 甲子園
◆対ヤクルト12回戦
[阪神3勝9敗0分]
ヤ102 010 100=5
神000 000 000=0
[勝]館山 11勝2敗
[敗]岩田 1敗
▼本塁打
(ヤ)飯原2号
(神)


 ヤクルトと同じ11安打を放ちながらも拙攻の連続で今季4度目の完封負け。借金も今季ワースト14となり5位で前半戦を終了した。乗れない真弓阪神の象徴的な試合に、坂井オーナーも「ファンのイライラを募らせた。スカッとする試合ができるよう反省して修正してほしい」と後半戦に向けての建て直しを厳命した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 決めた!?
 今秋のドラフト戦略に向けて、花巻東の菊池雄星投手を1位指名する方針を明らかにした。南球団社長が示唆したもので、競合を覚悟しても獲りにいくといい、来月のスカウト会議で最終決定する。菊池はこの日、岩手県大会の準々決勝に2番手で登板。今夏の高校生最速で、自己最速タイとなる152キロも記録し、5イニングを無失点に抑えた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 49 28 7 ― 45
2中日 50 34 1 2.5
3ヤクルト 45 33 0 2.0
4広島 35 45 3 11.0
5阪神 32 45 4 1.5
6横浜 30 53 0 5.0
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■ 40代バッテリー不発…
07/20 甲子園
◆対ヤクルト11回戦
[阪神3勝8敗0分]
ヤ010 110 000=3
神000 010 100=2
[勝]ユウキ3勝2敗
[S]林昌勇3勝1敗22S
[敗]下柳 5勝7敗
▼本塁打
(ヤ)川島慶8号
(神)


 史上初の40代バッテリー実現も勝利は遠かった…。先発の下柳は5回3失点の粘投も打線の援護がなく7敗目。6月5日のオリックス戦で勝利して以降、先発5試合は5連敗となった。下柳の5連敗は日本ハム時代の2002年以来。チーム81試合目で実現した矢野とのコンビ復活を勝利で飾れなかった。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 28 7 ― 47
2中日 49 34 1 2.5
3ヤクルト 45 33 0 1.5
4広島 35 44 3 10.5
5阪神 32 45 4 2.0
6横浜 30 52 0 4.5
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■ 延長V撃!
07/19 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神3勝7敗2分]
神000 000 000 1=1
巨000 000 000 0=0
[勝]能見 4勝7敗
[S]藤川 2勝3敗11S
[敗]クルーン 2敗11S
▼本塁打
(神)
(巨)


 敵地で首位・巨人に勝ち越した。1勝1敗で迎えた第3戦は両軍無得点のまま延長戦へ突入。10回、2死三塁から金本が中堅右へ決勝の適時二塁打を放った。前日に打球が直撃した右足の状態を心配された一戦、自身20打席ぶりの安打で猛虎を救った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 27 7 ― 48
2中日 48 34 1 3.5
3ヤクルト 44 33 0 1.5
4広島 35 43 3 9.5
5阪神 32 44 4 2.0
6横浜 29 52 0 5.5
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■ リード的には0点…
07/18 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神2勝7敗2分]
神002 010 100=4
巨202 020 32X=11
[勝]グライシン8勝5敗
[敗]安藤 6勝6敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス12号、13号・亀井10号


 昨秋の右ひじ手術から復帰の遅れていた矢野が巨人戦で待望の今季初出場を果たした。「8番・捕手」で先発出場して初打席初安打を放つなど2安打2得点。守備でも盗塁阻止の好送球を見せた。復帰戦を白星で飾れず、試合後は反省の弁に終始。猛虎の正妻が逆襲の夏へと踏み出した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 26 7 ― 49
2中日 47 34 1 4.5
3ヤクルト 43 33 0 1.5
4広島 35 42 3 8.5
5阪神 31 44 4 3.0
6横浜 29 51 0 4.5
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■ 9回3発G倒!
07/17 東京ドーム
◆対巨人10回戦
[阪神2勝6敗2分]
神000 000 005=5
巨010 000 000=1
[勝]アッチソン 4勝2敗
[敗]越智 5勝2敗8S
▼本塁打
(神)鳥谷7号・林威助3号・葛城2号
(巨)亀井9号


 鳥谷のひと振りが勝利を呼び込んだ! 鳥谷が1点を追う土壇場の9回に起死回生の一撃を放った。1死一塁から、4番手の越智が投じた初球ストレートを右翼席に運んだ。第7号の逆転2ランでチームの連敗を3でストップ。昨年から続く東京ドームでの巨人戦連敗を6で止め、今季の関東遠征での連敗も7で止めた。鬼門の敵地でのV弾は、反撃への号砲だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 26 7 ― 50
2中日 46 34 1 4.5
3ヤクルト 43 32 0 0.5
4広島 34 42 3 9.5
5阪神 31 43 4 2.0
6横浜 29 50 0 4.5
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■ 散々復帰…
07/15 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神4勝6敗0分]
中020 100 111=6
神000 010 000=1
[勝]小笠原4勝1敗
[敗]福原 3勝8敗
▼本塁打
(中)和田20号・英智1号・森野11号
(神)


かつての“火消しコンビ”が炎上した。右肩痛が癒え今季初登板の先発・久保田が2回1/3で7安打を浴び、4失点KO。1点ビハインドの7回には同じく左肩痛から復帰し、登録されたばかりのウィリアムスも4四球の乱調で追加点を奪われた。“新戦力”として反攻の旗手となるはずが機能せず、連敗で借金は今季最多の13。気が付けば最下位・横浜と3.5ゲーム差だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 25 7 ― 51
2中日 45 34 1 5.5
3ヤクルト 42 32 0 0.5
4広島 34 41 3 8.5
5阪神 30 43 4 3.0
6横浜 29 49 0 3.5
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■ 情けない!
07/15 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神4勝6敗0分]
中020 100 111=6
神000 010 000=1
[勝]小笠原4勝1敗
[敗]福原 3勝8敗
▼本塁打
(中)和田20号・英智1号・森野11号
(神)


 猛虎の総帥が、ついに怒った! 連日の観戦となった坂井オーナーが、相手投手に先制2点タイムリーを浴びるなど5回3失点の福原を名指しで批判。投打ともに圧倒される敗戦に「情けない」と吐き捨てた。低迷するチームを象徴するかのように、いい流れが続かない。真弓阪神の迷走は続く…。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 25 7 ― 52
2ヤクルト 42 32 0 6.0
3中日 44 34 1 0.0
4広島 34 40 3 8.0
5阪神 30 42 4 3.0
6横浜 28 49 0 4.5
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■ 40歳初安打が決勝打!
07/14 甲子園
◆対中日9回戦
[阪神4勝5敗0分]
中000 102 010=4
神000 300 20X=5
[勝]久保 4勝4敗
[S]藤川 2勝3敗10S
[敗]中田 1勝2敗
▼本塁打
(中)
(神)


 桧山の40歳初安打が虎を救った。同点で迎えた7回。1死一、二塁で代打登場して、フルカウントから中堅左へ決勝の適時二塁打。連敗を止めた殊勲の一打は、快音が途絶えていた“代打の神様”にとっても6月11日の西武戦以来の安打。試練の9連戦に挑んだ猛虎を白星発進へと導いた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 24 7 ― 53
2ヤクルト 41 32 0 7.0
3中日 43 34 1 0.0
4広島 34 39 3 7.0
5阪神 30 41 4 3.0
6横浜 27 49 0 5.5
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■ 緊急コーチ人事も…
 自力優勝が消滅し、南団社長も球宴までの9連戦で上位浮上の兆しが見えない場合、後半戦では来季を見据えた若手登用を真弓監督に提案する考えを示唆した。さらに球団内では若手育成への方針転換と並行して緊急コーチ人事の検討にも着手したことが分かった。

 自力優勝が消え、借金12を抱えた5位。首位の巨人とは17差、3位の中日にも11差と背中が遠い。リーグ優勝が絶望的なだけでなく、CS進出さえも危うい現状に追い込まれた。

 球宴まで残り9試合は中日、巨人、ヤクルトという上位球団との直接対決。そこで巻き返しへの、少なくともCS進出の可能性を示せなければ厳しい現実が待っていることが予想される。

 74試合を消化した。昨季は50勝23敗1分けで首位を快走していたチームが、今季は29勝41敗4分け。30勝にも到達していない。同じく防御率は昨年同時期の3.08から3.18へ。打率は.283から.251へ。勝てない要素はきっちり数字に表れている。

 前半戦残り9試合における“見極め”の対象は選手だけではない。球団内では真弓監督を支えるコーチ陣について1、2軍の入れ替えを含めたテコ入れが検討されていることも分かった。

 シーズン途中では異例の緊急コーチ人事に踏み切る可能性もある。低迷を続ける虎が岐路に立った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 46 24 7 ― 55
2ヤクルト 41 31 0 6.0
3中日 43 33 1 0.0
4広島 34 38 3 7.0
5阪神 29 41 4 4.0
6横浜 26 49 0 5.5
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■ 自力V消滅…
07/12 甲子園
◆対巨人9回戦
[阪神1勝6敗2分]
巨000 002 000=2
神000 000 010=1
[勝]内海 4勝6敗
[敗]下柳 5勝6敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 自力優勝が消えた。真弓監督の56歳の誕生日だった巨人戦は打線が1点しか奪えず、内海に9回完投を許した。引き分けを挟んだ4連敗で、今季最多の借金12。球宴前に自力優勝の可能性が消滅するのは“暗黒時代”と呼ばれた01年以来…。あらためて厳しい現実を突きつけられた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 46 24 7 ― 55
2ヤクルト 41 31 0 6.0
3中日 43 33 1 0.0
4広島 34 38 3 7.0
5阪神 29 41 4 4.0
6横浜 26 49 0 5.5
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■ 無念ドロー…
07/11 甲子園
◆対巨人8回戦
[阪神1勝5敗2分]
巨000 000 011 000=2
神000 020 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(巨)
(神)


 勝てなかった。自力優勝消滅の危機に立たされた伝統の一戦で阪神は引き分けに終わった。一度は優勢に立ち、今季初めて8回から藤川を投入する執念の継投策。8回の窮地をしのぎながら、9回2死から追いつかれた。2夜連続の延長12回、計9時間44分を戦った激闘の果てに無念が残った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 24 7 ―
2ヤクルト 41 30 0 5.0
3中日 42 33 1 1.0
4広島 34 37 3 6.0
5阪神 29 40 4 4.0
6横浜 25 49 0 6.5
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■ 執念も…
07/10 甲子園
◆対巨人7回戦
[阪神1勝5敗1分]
巨030 011 000 002=7
神000 300 200 000=5
[勝]越智 5勝1敗8S
[S]野間口1S
[敗]能見 3勝7敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 セ・リーグ今季最長の5時間9分を戦って負けた。今季ワーストの借金11。巨人とは16ゲーム差となり、明日、負けると自力Vの可能性が消滅する。それでも、ゴールデンウイーク以来となる伝統の一戦で見せた虎の意地はファンを興奮させた。今は来るべきビッグウエーブを信じて、闘争心をむき出しにするだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 24 6 ―
2ヤクルト 41 29 0 4.5
3中日 41 33 1 2.0
4広島 34 36 3 5.0
5阪神 29 40 3 4.5
6横浜 24 49 0 7.0
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■ 新井外さない!
 男は黙って、新井にかける。明日から首位・巨人と甲子園で3連戦を戦う阪神は本拠地で指名練習を行った。真弓監督は、前日に3番から6番へ打順を下げた新井について、スタメンから外さないと明言。チームは早くも自力優勝消滅の危機に立たされているが、あくまでも主砲の復活を信じて待つ構えだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 44 24 6 ―
2ヤクルト 40 29 0 4.5
3中日 40 33 1 2.0
4広島 34 35 3 4.0
5阪神 29 39 3 4.5
6横浜 24 48 0 7.0
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■ ついに6番降格…
07/08 ハードオフ新潟
◆対広島11回戦
[阪神6勝5敗0分]
神100 000 000=1
広201 000 00X=3
[勝]ルイス5勝4敗
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原11号・マクレーン7号


 一つの決断が下された。真弓監督が広島戦で不振にあえぐ新井を6番に降格させる荒療治に出た。2回の第1打席こそ中前打したものの、以降の2打席は凡退。「自分のタイミングで打ててない」と指揮官も終始、厳しい口調。復調の兆しが見えない場合は、スタメン落ちの可能性も否定できない。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 24 6 ―
2ヤクルト 39 29 0 4.5
3中日 40 32 1 1.0
4広島 34 35 3 4.5
5阪神 29 39 3 4.5
6横浜 24 47 0 6.5
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■ 5失策で自滅…
07/07 ハードオフ新潟
◆対広島10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神000 001 000=1
広000 024 02X=8
[勝]斉藤 5勝6敗
[敗]福原 3勝7敗
▼本塁打
(神)
(広)


 待ちわびること35年…。開門の午後4時前から列をつくった新潟の猛虎ファンも早々と球場を後にする姿が目立った。新球場「ハードオフ新潟」の記念すべきこけら落としの一戦で、幾度となく点灯するEランプ。4年ぶりの5失策という醜態を見せた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 24 6 ―
2ヤクルト 38 29 0 4.5
3中日 40 31 1 0.0
4広島 33 35 3 5.5
5阪神 29 38 3 3.5
6横浜 24 46 0 6.5
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■ 太鼓判!
 猛虎の史上最強助っ人がB砲を“後継者”に指名した。85年の日本一メンバー・バースが東京ドームで「サントリー ザ・プレミアム・モルツ ドリームマッチ2009」に出場した。試合前には“バースの再来”の呼び声高い新加入助っ人・ブラゼルの30本塁打に太鼓判した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 23 6 ―
2ヤクルト 38 28 0 4.5
3中日 39 31 1 1.0
4広島 32 35 3 5.5
5阪神 29 37 3 2.5
6横浜 23 46 0 7.5
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■ 駆けつけ即一発!
07/05 甲子園
◆対ヤクルト10回戦
[阪神3勝7敗0分]
ヤ000 001 000=1
神100 300 00X=4
[勝]久保 3勝4敗
[S]藤川 2勝3敗9S
[敗]石川 7勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)バルディリス1号


 バルディリスが初回、自身初、チームでは2年ぶりとなる先頭打者本塁打を放った。この日、今季3度目の1軍昇格を果たした助っ人にとっては、17打席目に生まれた待望の初安打。首痛で1軍登録を抹消された赤星の代役としてチームに勢いを呼び込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 23 6 ―
2ヤクルト 38 28 0 4.5
3中日 39 31 1 1.0
4広島 32 35 3 5.5
5阪神 29 37 3 2.5
6横浜 23 46 0 7.5
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■ 19歳由規撃ち!
07/04 甲子園
◆対ヤクルト9回戦
[阪神2勝7敗0分]
ヤ021 010 020=6
神100 002 000=3
[勝]由規 5勝4敗
[S]林昌勇2勝19S
[敗]能見 3勝6敗
▼本塁打
(ヤ)青木7号
(神)金本14号


 3連勝はならなかった。しかし、4番・金本は明らかに上り調子だ。6回に由規から、自身3人目の“10代撃ち”となる14号2ラン。若さあふれる150キロの速球にも強烈な浜風にも負けなかった一撃が、猛虎逆襲のノロシだと信じたい。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 22 6 ―
2ヤクルト 38 27 0 4.5
3中日 38 31 1 1.0
4広島 32 34 3 4.5
5阪神 28 37 3 3.5
6横浜 23 45 0 6.5
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■ ブラゼル2戦連発や!
07/03 甲子園
◆対ヤクルト8回戦
[阪神2勝6敗0分]
ヤ000 001 010=2
神040 110 10X=7
[勝]安藤 6勝5敗
[敗]館山 8勝2敗
▼本塁打
(ヤ)福地2号
(神)ブラゼル7号


 ブラ様、今夜もありがとう。ブラゼルが2回無死一塁から左中間へ2戦連発となる先制7号2ランを含む3安打3打点と大暴れ。連夜の3打点でチームを引っ張り、開幕戦以来の勝利でヤクルト戦の連敗も6でストップ。頼れる助っ人の活躍で7月は白星先行。“反攻月間”といきましょうか。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 21 6 ―
2ヤクルト 37 27 0 5.5
3中日 37 31 1 2.0
4広島 31 34 3 4.5
5阪神 28 36 3 2.5
6横浜 22 45 0 7.5
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■ ブラゼル興奮!
07/02 ナゴヤドーム
◆対中日8回戦
[阪神3勝5敗0分]
神000 100 120=4
中100 020 000=3
[勝]渡辺 1勝
[S]藤川 2勝3敗8S
[敗]浅尾 5勝6敗
▼本塁打
(神)ブラゼル6号
(中)


 ブラゼル様!本当にありがとう! ブラゼルが1点を追う8回に起死回生の逆転二塁打を放ち、同一カード3連敗を阻止した。7回にも右中間へ技ありの6号ソロをたたき込み、2安打3打点の大暴れだった。敵地での連敗も「6」でストップ。頼れる助っ人が7月反攻を狙う猛虎を支える。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 21 6 ―
2ヤクルト 37 26 0 4.5
3中日 37 30 1 2.0
4広島 30 34 3 5.5
5阪神 27 36 3 2.5
6横浜 22 44 0 6.5
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■ 再び借金10…
07/01 ナゴヤドーム
◆対中日7回戦
[阪神2勝5敗0分]
神000 000 100=1
中000 004 00X=4
[勝]小笠原3勝1敗
[S]岩瀬 1勝2敗21S
[敗]福原 3勝6敗
▼本塁打
(神)鳥谷6号
(中)ブランコ22号


 再び今季最悪の借金10に舞い戻った。真弓監督は3年目の清水をチーム首位打者の狩野に代えて今季2度目の先発マスクに起用。福原とのバッテリーで5回まで無失点に抑えながら、前夜と同じ“魔の6回”、ブランコに特大の決勝弾を浴びた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 40 21 6 ―
2ヤクルト 37 26 0 4.0
3中日 37 29 1 1.5
4広島 30 33 3 5.5
5阪神 26 36 3 3.5
6横浜 22 44 0 6.0
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■ 3位の背中も遠い…
06/30 ナゴヤドーム
◆対中日6回戦
[阪神2勝4敗0分]
神130 000 000=4
中000 104 00X=5
[勝]パヤノ1勝
[S]岩瀬 1勝2敗20S
[敗]下柳 5勝5敗
▼本塁打
(神)
(中)藤井8号


 痛恨の逆転負け。2回までに4−0の優勢に立ちながら、粘投を続けていた先発の下柳が中盤に崩された。打線も中日の2番手以降にわずか1安打。6月は8勝10敗で2カ月連続の負け越し。首位・巨人との差が再び最大14.5差となったことに加え、3位の中日にも最大8差まで引き離された。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 40 20 6 ―
2ヤクルト 37 25 0 4.0
3中日 36 29 1 2.5
4広島 29 33 3 5.5
5阪神 26 35 3 2.5
6横浜 21 44 0 7.0
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■ ファン投票選出ゼロ…
 今夏に開催されるプロ野球「マツダオールスターゲーム」のファン投票最終結果が同運営委員会から発表され、阪神からは01年以来、8年ぶりの選出0人に終わった。チーム成績の低迷が響いたとみられる。選手間投票では主砲・金本が唯一、選出された。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 20 6 ―
2ヤクルト 37 24 0 3.0
3中日 35 29 1 3.5
4広島 29 32 3 4.5
5阪神 26 34 3 2.5
6横浜 20 44 0 8.0
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■ めっちゃ興奮!
06/28 甲子園
◆対横浜12回戦
[阪神7勝5敗0分]
横010 010 000 =2
神000 000 003x=3
[勝]藤川 2勝3敗7S
[敗]山口 3勝3敗6S
▼本塁打
(横)下園2号
(神)


 「必死のパッチ」でミラクルを起こした! 関本が自身3度目となるサヨナラ打で連敗を阻止した。2点を追う9回に桧山の犠飛で1点を奪い、なおも2死一、二塁から左中間へ逆転の2点三塁打。チームに6カードぶりの勝ち越しをもたらしたヒーローはお立ち台で「めっちゃ興奮しています」と声を震わせた。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 20 6 ―
2ヤクルト 37 24 0 3.0
3中日 35 29 1 3.5
4広島 29 32 3 4.5
5阪神 26 34 3 2.5
6横浜 20 44 0 8.0


[観]編集長1勝0敗
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■ 最高齢対決制す!
06/27 甲子園
◆対横浜11回戦
[阪神6勝5敗0分]
横300 001 001=5
神000 000 030=3
[勝]三浦 7勝5敗
[S]山口 3勝2敗6S
[敗]能見 3勝5敗
▼本塁打
(横)村田13号・新沼1号
(神)金本13号・高橋光1号


 日本プロ野球史上、最高齢対決が実現―。41歳2カ月の金本が46歳2カ月の工藤から13号アーチを奪った。2人を合わせて計87歳3カ月。投打の対戦として日本では最高齢だった。金本にとっては16試合69打席ぶりの6月初弾。敗れた猛虎にとっても光明だった。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 38 20 6 ―
2ヤクルト 37 23 0 2.0
3中日 34 29 1 4.5
4広島 29 31 3 3.5
5阪神 25 34 3 3.5
6横浜 20 43 0 7.0
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■ セ相手でも止まらん!
06/26 甲子園
◆対横浜10回戦
[阪神6勝4敗0分]
横102 000 001=4
神210 212 01X=9
[勝]安藤 5勝5敗
[敗]ウォーラント3勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)狩野3号


 セ・リーグ相手でも止められない、止まらない! レギュラーシーズン再開となった横浜戦。ブラゼルが移籍後初の4安打を放ち、3打点の爆発だ。交流戦の途中から虎の一員となり、チームを何度も助けてきたB砲。ここからさらに頼もしさを増していく。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 38 19 6 ―
2ヤクルト 36 23 0 3.0
3中日 33 29 1 4.5
4広島 29 30 3 2.5
5阪神 25 33 3 3.5
6横浜 19 43 0 8.0
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■ 真価問われる時…
 真価を問われる時が来た。交流戦の途中からチームに合流。猛虎の救世主として、ある一定の数字は残した。ただ、ブラゼルにとっては、ほんの序章段階。明日から再開されるリーグ戦での大爆発こそが、最も求められ、自身も求めているものだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 19 6 ―
2ヤクルト 36 22 0 2.0
3中日 32 29 1 5.5
4広島 29 29 3 1.5
5阪神 24 33 3 4.5
6横浜 19 42 0 7.0
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■ 平成のバース!
 26日から再開されるリーグ戦で巻き返しを狙うブラゼルが、85年日本一の主砲・バースのような大活躍を誓った。バースの再来といわれる助っ人は、85年のフィーバーで道頓堀川に投げ込まれ、今年3月に24年ぶりに発見されたカーネル・サンダース像が修復を終え、間もなくお披露目されることを聞き「もう一度そうさせるぜ」とニヤリ。甲子園での全体練習でも特大弾をかっ飛ばし、好調ぶりを見せつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 19 6 ―
2ヤクルト 36 22 0 2.0
3中日 32 29 1 5.5
4広島 29 29 3 1.5
5阪神 24 33 3 4.5
6横浜 19 42 0 7.0
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■ 新球試投!
 チームメートで試し斬りや。藤川が甲子園球場の全体練習で異例のシート打撃に登板。志願のマウンドでは、打者6人を相手に改良中の投球フォームを披露、習得中のチェンジアップも試投した。「いろいろ試すことができた」。残り84試合。進化を遂げる守護神が巻き返しへの“秘密兵器”を武器に再スタートを切る。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 19 6 ―
2ヤクルト 36 22 0 2.0
3中日 32 29 1 5.5
4広島 29 29 3 1.5
5阪神 24 33 3 4.5
6横浜 19 42 0 7.0
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■ オレに回してくれ!
 最高のパフォーマンスを約束する! 藤川がチームと自身の浮上を誓った。26日の横浜戦を皮切りにレギュラーシーズンが再開。「チームとともに自分も上がっていきたい」。チームは目下60試合を消化して借金「9」。首位の巨人とは13.5ゲーム差だ。覇権奪回へ向けて黄色信号が点灯。苦境からの脱出へ不動のストッパーが上位進出をかけた戦いで怒とうの巻き返しに挑む。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 19 6 ―
2ヤクルト 36 22 0 2.0
3中日 32 29 1 5.5
4広島 29 29 3 1.5
5阪神 24 33 3 4.5
6横浜 19 42 0 7.0
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■ 執念打!
06/21 甲子園
◆対楽天最終戦
[阪神2勝2敗0分]
楽000 020 000=2
神012 010 00X=4
[勝]能見 3勝4敗
[S]藤川 1勝3敗7S
[敗]藤原 1敗
▼本塁打
(楽)中谷1号
(神)


 勝利への執念がバットに乗り移った! 1点リードの3回2死一、二塁からブラゼルと桜井が、渋い当たりの連続タイムリー。気持ちのこもった一打で貴重な追加点を挙げ、野村楽天にリベンジ。チームの連敗を2で止め、交流戦ラストを白星で飾った。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 19 6 ―
2ヤクルト 36 22 0 2.0
3中日 32 29 1 5.5
4広島 29 29 3 1.5
5阪神 24 33 3 4.5
6横浜 19 42 0 7.0


■交流戦順位表
[2009全日程終了]
    勝 敗 分 差
1ソフトバ18 5 1 ―
2ヤクルト 15 9 0 3.5
3広島 14 9 1 0.5
4中日 14 9 1 0.0
5巨人 12 9 3 1.0
6日ハム 12 11 1 1.0
7西武 11 11 2 0.5
8ロッテ  9 12 3 1.5
9阪神 9 13 2 0.5
10楽天 9 15 0 1.0
11オリックス 9 16 0 1.0
12横浜 6 18 0 2.0
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■ 借金10…
06/20 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神1勝2敗0分]
楽005 000 000=5
神000 002 000=2
[勝]永井 5勝3敗
[S]グウィン 1勝1敗2S
[敗]安藤 4勝5敗
▼本塁打
(楽)草野4号・山崎武12号
(神)


 猛虎が8年ぶりの屈辱を味わった…。先発の安藤が3回2死から2本塁打を含む6連打を浴び3回5失点KO。反撃もブラゼルの適時打による2点のみで連敗となった。今季ワースト借金10は、くしくも敵将・野村監督が阪神を率いた2001年終了時以来。暗黒時代に戻ってはならない。猛虎よ、今こそ奮い立ってくれ!

■セ・リーグ順位表
[2009/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 18 6 ―
2ヤクルト 35 22 0 3.0
3中日 31 29 1 5.5
4広島 28 29 3 1.5
5阪神 23 33 3 4.5
6横浜 19 41 0 6.0
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■ 8回から投入!
 期間限定の“球児スペシャル”で必勝態勢や! 藤川が甲子園球場でブルペン入り。約40球を投じた。明日から始まる楽天2連戦を最後にセ・パ交流戦は終了。その後は26日のリーグ戦再開まで時間があるだけに、最強守護神はフル回転の準備を完了させた。終盤のゲーム展開次第では8回から球児投入も辞さない覚悟で真弓阪神が連勝を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 18 6 ―
2ヤクルト 34 22 0 3.0
3中日 30 29 1 5.5
4広島 28 28 3 0.5
5阪神 23 32 3 4.5
6横浜 19 40 0 6.0
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■ 大逆襲宣言!
 最後まで絶対あきらめない! 甲子園での全体練習に参加した赤星が、5位からの大逆襲を誓った。首位・巨人には13.5ゲーム差と離されたが「デッドラインを越えたけど、みんな、まだ気持ちは切れていない」と熱い思いを激白。昨年、巨人に大逆転された13差以上となったが、虎の選手会長は先頭に立ってチームを鼓舞する。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 18 6 ―
2ヤクルト 34 22 0 3.0
3中日 30 29 1 5.5
4広島 28 28 3 0.5
5阪神 23 32 3 4.5
6横浜 18 40 0 6.5
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■ デッドライン越えた…
06/17 京セラD大阪
◆対日ハム最終戦
[阪神1勝2敗1分]
日201 012 301=10
神011 000 030=5
[勝]八木 5勝
[敗]下柳 5勝4敗
▼本塁打
(日)
(神)桜井3号、4号


 デッドラインを越えた…。先発の下柳が4回途中でKOされるなど、繰り出す投手陣が日本ハム打線に計21安打を浴び5−10の大敗。首位・巨人が勝ち、昨季に逆転優勝を許した13差を超える13.5差となった。交流戦の負け越しも決まり、ワーストタイの借金9に逆戻り。猛虎が窮地に追い込まれた。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 18 6 ―
2ヤクルト 33 22 0 3.5
3中日 30 29 1 5.0
4広島 27 28 3 1.0
5阪神 23 32 3 4.0
6横浜 18 40 0 6.5
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■ 連敗脱出!
06/16 京セラD大阪
◆対日ハム3回戦
[阪神1勝1敗1分]
日200 010 000=3
神013 000 00X=4
[勝]久保 2勝4敗
[S]藤川 1勝3敗6S
[敗]武田勝3勝4敗
▼本塁打
(日)稲葉9号
(神)ブラゼル5号・新井9号


 猛虎はネバーギブアップや! 新井が3回に決勝2ランアーチを放ち、チームの連敗を5で止めた。負ければ8年ぶりの借金10という正念場で、4戦連発のブラゼルに負けじと、新3番打者が値千金の一発。お立ち台では「まだまだあきらめていない」とファンに逆襲を誓った。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 18 6 ―
2ヤクルト 32 22 0 3.5
3中日 29 29 1 5.0
4広島 27 27 3 0.0
5阪神 23 31 3 4.0
6横浜 18 39 0 6.5
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■ 無言のゲキ!
 自身に、チームにカツ! 金本が明日からの日本ハム戦へ向け、甲子園室内練習場で約100分間の打撃練習。今季初めての休日返上で5連敗中のチームに「無言のゲキ」を飛ばした。自身も6月の成績は打率.194、本塁打なしと下降線。不動の4番がチーム浮上のカギを握る。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 18 6 ―
2ヤクルト 32 22 0 3.5
3中日 29 29 1 5.0
4広島 27 27 3 0.0
5阪神 23 31 3 4.0
6横浜 18 39 0 6.5
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■ ブラゼル3戦連発!
06/14 千葉
◆対ロッテ最終戦
[阪神1勝3敗0分]
神000 100 000=1
西000 010 03X=4
[勝]小林宏1勝4敗
[S]シコースキー4勝2敗1S
[敗]ウィリアムス1勝1敗
▼本塁打
(神)ブラゼル4号
(ロ)里崎4号


 両ひざの痛みに耐えて3戦連発だ。ブラゼルが「5番・DH」で先発出場。前日13日に3球連続で自打球を当てる負傷をものともせず、豪快な一発を放った。チームは今季最多タイの5連敗で膨らんだ借金は実に9。両ひざの回復次第だが、16日の日本ハム戦もやはりこの男に期待するしかなさそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 18 6 ―
2ヤクルト 32 22 0 3.0
3中日 29 28 1 4.5
4広島 27 27 3 0.5
5阪神 22 31 3 4.5
6横浜 18 38 0 5.5
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■ 帰ってくる!
06/13 千葉
◆対ロッテ3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神000 000 100=1
西003 310 20X=9
[勝]小野 3勝4敗
[敗]福原 3勝5敗
▼本塁打
(神)ブラゼル3号
(ロ)


 虎の正妻がようやく戻ってくる。右ヒジ手術のためリハビリ中の矢野が16日のウエスタン・中日戦で実戦復帰することが正式に決まった。ロッテ戦で大敗を喫した真弓阪神は、4連敗で借金も今季最多タイの8という苦しい状況。交流戦明け26日の横浜戦からの1軍復帰が有力で、5位に沈むチームにとってはまさに救世主となる。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 17 6 ―
2ヤクルト 31 22 0 4.0
3中日 28 28 1 4.5
4広島 27 27 2 0.0
5阪神 22 30 3 4.0
6横浜 18 37 0 5.5
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■ 07年の再現や!
 猛虎の逆襲は千葉から始まる!? 千葉マリンスタジアムで金本、桧山を除いた準全体練習を実施し、明日からのロッテ2連戦に備えた。今季同様、前半戦で低迷した07年は同じ敵地、ロッテ戦での大逆転勝利をきっかけに浮上へ転じ、9月には首位奪取を果たした。あの猛追の再現へ―。千葉からの再発進に期待が膨らむ。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 16 6 ―
2ヤクルト 30 22 0 5.0
3広島 27 26 2 3.5
4中日 28 27 1 0.0
5阪神 22 29 3 4.0
6横浜 18 36 0 5.5
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■ またも1点差…
06/11 西武ドーム
◆対西武最終戦
[阪神1勝3敗0分]
神012 002 000=5
西050 010 00X=6
[勝]ワズディ2勝2敗
[S]小野寺2勝2敗6S
[敗]下柳 5勝3敗
▼本塁打
(神)新井8号・ブラゼル2号
(西)


 ベテラン左腕でも鬼門を突破できなかった。先発の下柳が1点を先制した直後の2回、四球に失策が絡んでピンチを招き、3長短打を浴びる最悪の展開で5失点。今季最短の2回KOされた。今季の関東遠征は3勝11敗1分けとめっぽう弱い。加えて1点差試合も7勝14敗…。13日からのロッテ2連戦(千葉)でも不安がつきまとう…。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 16 6 ―
2ヤクルト 30 22 0 5.0
3広島 27 26 2 3.5
4中日 28 27 1 0.0
5阪神 22 29 3 4.0
6横浜 18 36 0 5.5
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■ 打順組み替えも…
06/10 西武ドーム
◆対西武3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神102 000 000 =3
西200 001 001x=4
[勝]涌井 7勝2敗
[敗]アッチソン 3勝2敗
▼本塁打
(神)新井7号
(西)中島8号


 真弓監督が53試合目にして大幅な打順変更を断行。今季初の3番に入った新井が初回2死から右越えに先制の7号ソロを放つなど、2安打と復調の兆しを見せた。まさかのサヨナラ負けで連敗となったのが唯一の誤算も、猛虎打線の復活は近いはずだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 15 6 ―
2ヤクルト 29 22 0 6.0
3広島 27 25 2 2.5
4中日 28 26 1 0.0
5阪神 22 28 3 4.0
6横浜 18 35 0 5.5
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■ ナベQ見返す!
 もうダメ助っ人とは呼ばせない! ブラゼルが明日からの古巣・西武との初対戦となる2連戦(西武ドーム)へ向け闘志をみなぎらせた。阪神入団が決まった際に、西武の渡辺監督が獲得を疑問視する発言をしただけに、“見返してやる”という気持ちは強い。ここまでは4試合で打率.429と絶好調。虎に新風を吹き込んだ大砲が元ボスに進化した姿を見せつける。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 15 6 ―
2ヤクルト 29 21 0 5.0
3広島 26 25 2 3.5
4中日 27 26 1 0.0
5阪神 22 27 3 3.0
6横浜 18 34 0 5.5
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■ 連勝ストップ…
06/08 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[阪神1勝2敗1分]
ソ000 305 000=8
神000 001 000=1
[勝]ホールトン 5勝3敗
[敗]久保 1勝4敗
▼本塁打
(ソ)多村4号
(神)


 ブラ砲が止まって猛虎もストップした…。ブラゼルが来日4試合目にして初めてノーヒットに終わるなど、ソフトバンク先発のホールトンに4安打1得点に抑えられる完敗。連勝も4で止まり、首位・巨人との差は今季最大11.5となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 15 6 ―
2ヤクルト 29 21 0 5.0
3広島 26 25 2 3.5
4中日 27 26 1 0.0
5阪神 22 27 3 3.0
6横浜 18 34 0 5.5
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■ サヨナラ男や!
06/07 甲子園
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神1勝1敗1分]
ソ020 001 000 =3
神200 000 002x=4
[勝]ウィリアムス1勝
[敗]馬原 1勝1敗10S
▼本塁打
(ソ)田上9号・小久保7号
(神)


 最後はやっぱりアニキが決めた! 金本が2−3で迎えた9回1死満塁から逆転の右前2点タイムリー。自身今季4本目となるサヨナラ打で、チームに今季初の4連勝をもたらした。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 15 6 ―
2ヤクルト 28 21 0 5.0
3中日 27 25 1 2.5
4広島 25 25 2 1.0
5阪神 22 26 3 2.0
6横浜 17 34 0 6.5
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■ フル回転!
06/06 甲子園
◆対オリックス最終戦
[阪神3勝1敗0分]
オ000 000 000=0
神001 312 00X=7
[勝]福原 3勝4敗
[敗]ボーグル2敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 ブラゼルのお次は、福の神や! 福原が10三振を奪い、今季初完封。打っても2本の適時打で3打点を挙げるフル回転だった。5月10日の横浜戦以来となる3勝目で、チームも今季3度目、最多タイの3連勝。今季最多の4万6792人を集めた甲子園を、背番号28が大いに盛り上げた。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 31 15 6 ―
2ヤクルト 28 20 0 4.0
3中日 26 25 1 3.5
4広島 24 25 2 1.0
5阪神 21 26 3 2.0
6横浜 17 33 0 5.5
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■ 衝撃弾デビュー!
06/05 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神2勝1敗0分]
オ000 000 000=0
神000 002 02X=4
[勝]下柳 5勝2敗
[敗]金子 5勝4敗
▼本塁打
(オ)
(神)ブラゼル1号


 神様、仏様、ブラゼル様〜! 新加入したブラゼルが衝撃デビューを飾った。オリックス戦に「6番・一塁」で出場し6回に左翼席へ虎第1号となる先制2ラン。8回にも左前打でダメ押し点を演出した。チームは交流戦初の連勝で今季20勝に到達。悩める猛虎打線に救世主が現われた。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 30 15 6 ―
2ヤクルト 27 20 0 4.0
3中日 26 25 0 3.0
4広島 24 24 2 0.5
5阪神 20 26 3 3.0
6横浜 17 32 0 4.5
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■ 恐怖の6番打者や!
 あいさつ代わりの一発に期待大だ。新加入したブラゼルが明日のオリックス戦で待望のデビュー戦を迎える。「6番・一塁」での先発が予想される一戦。マー君攻略で意気上がるチームに頼もしい男が加わる。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 15 6 ―
2ヤクルト 26 20 0 4.0
3中日 25 25 0 3.0
4広島 23 24 2 0.5
5阪神 19 26 3 3.0
6横浜 17 32 0 4.0
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■ マー君止めた!
06/03 Kスタ宮城
◆対楽天2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 000 030=3
楽001 000 001=2
[勝]安藤 4勝4敗
[S]藤川 1勝3敗5S
[敗]田中 7勝1敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 痛快な逆転劇で不敗の20歳を沈め、連敗を脱出した。開幕7連勝中の楽天・田中に対して7回まで1安打に抑えられる苦しい展開。0−1の劣勢で迎えた8回、桧山の右中間三塁打から突破口を開き、怒とうの4連打3得点で攻略に成功した。困難と思われた難敵打倒が今度こそ猛虎浮上への転機となるか。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 15 6 ―
2ヤクルト 26 20 0 4.0
3中日 25 25 0 3.0
4広島 23 24 2 0.5
5阪神 19 26 3 3.0
6横浜 17 32 0 4.0
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■ 迷い…
06/02 Kスタ宮城
◆対楽天1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 200 000=2
楽100 200 00X=3
[勝]ラズナー 3勝3敗
[S]青山 2敗3S
[敗]久保 1勝3敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 真弓に、鳥谷に、迷いが出た。1点を追う7回無死一塁から3番・鳥谷が送りバントを決められず、追い込まれた後は強攻策に出て遊飛。走者を進められない最悪の一打が結果的に響いた。前半の好機で鳥谷が2度凡退するなど、相手を上回る8安打を放ちながら接戦を落とし3連敗。今季最多の借金「8」となり、交流戦単独最下位に転落した。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 15 5 ―
2ヤクルト 26 19 0 3.5
3広島 23 23 2 3.5
4中日 24 25 0 0.5
5阪神 18 26 3 3.5
6横浜 17 31 0 3.0
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■ 最大規模の移動日練習…
 札幌から仙台への移動後、試合のない日としては今季最大規模の練習を実施した。体調面を配慮された金本ら数人を除いた野手に加え、投手でも藤川ら救援陣が参加する異例の“準全員練習”。前夜失策を犯した桜井が100本ノックを受ける場面も…。逆襲を期す猛虎がネジをを締め直した。

■セ・リーグ順位表
[2009/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 15 4 ―
2ヤクルト 26 18 0 3.0
3広島 22 23 2 4.5
4中日 23 25 0 0.5
5阪神 18 25 3 2.5
6横浜 17 30 0 3.0
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■ 執念同点弾!
05/31 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神0勝1敗1分]
神200 010 010 000=4
日100 021 000 000=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)金本12号
(日)


 今季両リーグ最長の5時間6分を戦い、延長12回の末に日本ハムと引き分けた。1点を追う8回に金本が12号同点弾を放ち、劣勢を救った。延長戦突入後も2安打に加えて盗塁も決めるなど、最後まで勝利を目指した。来る6月戦線。猛虎の逆襲はやはり金本に託すしかない。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 15 4 ―
2ヤクルト 26 18 0 3.0
3中日 23 25 0 5.0
4広島 21 23 2 0.0
5阪神 18 25 3 2.5
6横浜 17 30 0 3.0
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■ 惨敗…
05/30 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 010 010=2
日220 110 02X=8
[勝]ダルビッ7勝1敗
[敗]福原 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(日)糸井4号


 4失策に押し出しにボークに暴投…ミス連発で完敗を喫した真弓阪神が試合後に今季初の緊急ミーティングを開いた。選手を集め、木戸ヘッドコーチらが“喝”を入れた。連敗で今季ワーストタイの借金7。首位・巨人とは最大の11ゲーム差。もう負けられない。猛虎に危機感が漂ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 14 4 ―
2ヤクルト 25 18 0 4.0
3中日 23 24 0 4.0
4広島 20 23 2 1.0
5阪神 18 25 2 2.0
6横浜 17 29 0 2.5
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■ 神頼み!
 ダル撃ちは“神頼み”だ! 真弓監督が明日30日に対戦が予定される日本ハム・ダルビッシュ攻略の秘策として、桧山をスタメン起用する可能性を示唆した。過去、4度対戦したダルビッシュには一度も勝てていないだけに、“神様”の力で難敵撃破に臨む。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 14 3 ―
2ヤクルト 25 17 0 3.5
3中日 23 23 0 4.0
4広島 20 23 2 1.5
5阪神 18 24 2 1.5
6横浜 17 28 0 2.5
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■ 安藤大誤算…
05/28 甲子園
◆対西武2回戦
[阪神1勝1敗0分]
西030 002 001=6
神201 001 000=4
[勝]涌井 5勝2敗
[S]小野寺1勝2敗4S
[敗]安藤 3勝4敗
▼本塁打
(西)GG佐藤8号
(神)金本11号


 虎が一進一退だ。エース安藤が初回に金本の先制弾で援護を受けながら直後に逆転を許す苦投。6回途中降板で自身2連敗を喫した。打線も1点を追う8回の1死満塁を逃すなど拙攻が響いた。連勝ができず、波に乗れない。借金完済への道は険しい…。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 14 3 ―
2ヤクルト 25 17 0 3.5
3中日 23 23 0 4.0
4広島 20 23 2 1.5
5阪神 18 24 2 1.5
6横浜 17 27 0 2.0
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■ 闘魂ヘッド!
05/27 甲子園
◆対西武1回戦
[阪神1勝0敗0分]
西000 010 000=1
神000 000 40X=4
[勝]下柳 4勝2敗
[S]藤川 1勝3敗4S
[敗]石井一2勝4敗
▼本塁打
(西)
(神)


 ラッキー7にジェット風船は飛ばないけど、背番号7が飛んだ! 1点を追う7回、先頭打者の今岡が左中間への安打で二塁ベースへ“闘魂ヘッドスライディング”。この二塁打が口火となり打線が爆発。桧山の同点打、関本の逆転打などで一挙4得点を挙げた。苦手・石井一を鮮やかに攻略した痛快な逆転劇。今岡が猛虎に勢いをもたらした。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 28 14 3 ―
2ヤクルト 24 17 0 3.5
3中日 22 23 0 4.0
4広島 19 23 2 1.5
5阪神 18 23 2 0.5
6横浜 17 27 0 2.5
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■ JF崩壊…
05/26 甲子園
◆対ロッテ2回戦
[阪神1勝1敗0分]
ロ010 000 011=3
神002 000 000=2
[勝]シコースキー4勝2敗
[S]荻野 1勝1敗7S
[敗]藤川 1勝3敗3S
▼本塁打
(ロ)
(神)


 ジェフが、球児が打たれた…。1点リードの8回から登板したウィリアムスが同点を許し、3連投となった藤川も9回1死二塁から、サブローに決勝三塁打を浴び、痛恨の逆転負け。勝利の方程式が崩れる悔しい1敗となった。5月の成績が6勝12敗1分けとなり、残り4試合を残して月間負け越しが決まった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 28 13 3 ―
2ヤクルト 23 17 0 4.5
3中日 22 22 0 3.0
4広島 18 23 2 2.5
5阪神 17 23 2 0.5
6横浜 16 27 0 2.5
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■ 新井逆転3ラン!
05/25 甲子園
◆対ロッテ1回戦
[阪神1勝0敗0分]
ロ000 002 100=3
神000 004 00X=4
[勝]久保 1勝2敗
[S]藤川 1勝2敗3S
[敗]清水 1勝3敗
▼本塁打
(ロ)ランビン3号
(神)新井6号


 新井が殊勲の逆転本塁打で猛虎を勝利へ導いた。6回に金本の中犠飛で1点を返した後、1死一、二塁で中堅右へ会心の一撃。9試合ぶり6号は今季初めて走者を置いた場面で放ったアーチだった。開幕からもがき苦しんできた5番打者がついについにやってくれた。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 28 13 3 ―
2ヤクルト 23 17 0 4.5
3中日 22 22 0 3.0
4広島 18 23 2 2.5
5阪神 17 22 2 0.0
6横浜 16 27 0 3.0
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■ 6・5虎デビュー!?
 交流戦での甲子園初戦となったロッテ戦は、雨のため4回裏途中でノーゲーム。明日25日に仕切り直しとなった。一方で、阪神が獲得を目指す米独立球団セントポールでプレーしていたブラゼルに関し、真弓監督は早ければ26日にも来日することを明言。6月5日のオリックス戦でデビューするプランを明かした。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 13 3 ―
2ヤクルト 23 16 0 3.5
3中日 21 22 0 4.0
4広島 17 23 2 2.5
5阪神 16 22 2 0.0
6横浜 15 27 0 3.0
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■ つなぎ復活で連敗脱出!
05/23 スカイマーク
◆対オリックス2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神101 100 211=7
オ001 020 000=3
[勝]アッチソン 3勝1敗
[敗]ボーグル1敗
▼本塁打
(神)林威助2号
(オ)


 AKが打って球児が締めた―。勝つってええな。もがき苦しみながらも阪神が交流戦初勝利を挙げ、連敗を止めた。同点の7回2死一、三塁から4番・金本が右前適時打で決勝点を叩き出した。5番・新井も左前適時打で続き、勝利を決定づけた。明日から逆襲あるのみだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 12 3 ―
2ヤクルト 23 15 0 3.5
3中日 20 22 0 5.0
4阪神 16 22 2 2.0
5広島 16 23 2 0.5
6横浜 15 26 0 2.0
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■ 采配裏目…
05/22 京セラD大阪
◆対オリックス1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神100 000 200=3
オ020 011 31X=8
[勝]金子 4勝3敗
[S]加藤 2勝7S
[敗]安藤 3勝3敗
▼本塁打
(神)金本10号
(オ)


 真弓監督の采配が裏目に出た。3点を追う7回、金本のソロアーチで反撃し、なおも無死一、三塁で林威助の代打・今岡が最悪の併殺打。直後の守りでは、1点を失い、なおも1死満塁から左打者・岡田に対して左腕・江草を投入も痛恨の2点二塁打を浴びた。7回の攻防が明暗を分け、今季ワーストの5連敗で借金も最多の7。真弓阪神がドロ沼から抜け出せない…。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 12 3 ―
2ヤクルト 23 14 0 2.5
3中日 20 21 0 5.0
4広島 16 22 2 2.5
5阪神 15 22 2 0.5
6横浜 15 25 0 1.5
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■ ブラゼルに一本化!
 貧打解消へ新外国人打者の緊急補強を進める阪神が前西武のブラゼルに候補選手を一本化し、明日にも球団首脳と真弓監督が獲得へ向けた最終確認を行う。南球団社長と会談した坂井オーナーも追加補強へのGOサインを出し、巻き返しへの期待を寄せた。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 12 3 ―
2ヤクルト 22 14 0 2.5
3中日 19 21 0 5.0
4広島 16 21 2 1.5
5阪神 15 21 2 0.5
6横浜 14 25 0 2.5
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■ 非情采配実らず…
05/20 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[阪神0勝1敗1分]
神000 000 101 0 =2
ソ001 000 100 1x=3
[勝]摂津 2勝2敗
[敗]江草 2勝3敗
▼本塁打
(神)狩野2号
(ソ)松中9号


 真弓監督の“非情采配”が裏目に出た。1点を追う8回の好機では打撃不振の鳥谷を桧山に代えた代打策が不発。継投でも7回に下柳に代えたウィリアムスが失点した。9回に同点に追いつく粘りも届かず、延長10回に今季初のサヨナラ負け。引き分けを挟む4連敗で借金が今季最多6へ膨らんだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 12 3 ―
2ヤクルト 22 14 0 2.5
3中日 19 21 0 5.0
4広島 16 21 2 1.5
5阪神 15 21 2 0.5
6横浜 14 25 0 2.5
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■ 林1号代打同点弾!
05/19 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[阪神0勝0敗1分]
神000 000 001 000=1
ソ000 001 000 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)林威助1号
(ソ)


 この豪快なスイングを待っていた。誰もが、林の強打を待っていた。4連敗が目前だった0−1の9回。今岡の代打で登場すると、ソフトバンク守護神・馬原の快速球を打ち砕いた。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 11 3 ―
2ヤクルト 22 13 0 2.5
3中日 19 20 0 5.0
4広島 16 20 2 1.5
5阪神 15 20 2 0.5
6横浜 13 25 0 3.5
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■ エース総なめや!
 金本が福岡市内のホテルで「日本生命セ・パ交流戦」の前日会見に出席。明日、対戦するソフトバンクの杉内をはじめ、日本ハム・ダルビッシュ、楽天・岩隈、田中らパの一線級投手粉砕へ意欲を燃やした。チームにとっても3連敗で迎える“仕切り直し”の舞台。昨年の交流戦で打率.407、打点29と2部門でトップに輝いた主砲が負の流れを断ち切る。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 10 3 ―
2ヤクルト 21 13 0 3.5
3中日 18 20 0 5.0
4阪神 15 20 1 1.5
4広島 15 20 2 0.0
6横浜 13 24 0 3.0
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■ 新助っ人獲得へ本腰!
05/17 神宮
◆対ヤクルト7回戦
[阪神1勝6敗0分]
神000 100 000=1
ヤ100 000 10X=2
[勝]川島亮3勝2敗
[S]五十嵐1敗1S
[敗]江草 2勝2敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 真弓阪神が新外国人野手獲得に動く可能性が高まった。この日のヤクルト戦も1点しか奪えず、今季初の同一カード3連敗。今季ワーストの借金5となり、首位・巨人に10ゲーム差をつけられた。1軍復帰後、2試合無安打だったメンチはスタメン落ちし、出番もなし。球団首脳も「ポイントは打線の強化。打てる選手が欲しい」と話しており、巻き返しへの“カンフル剤”となるべく新たな助っ人探しに本腰を入れる。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 10 3 ―
2ヤクルト 21 13 0 3.5
3中日 18 20 0 5.0
4阪神 15 20 1 1.5
4広島 15 20 2 0.0
6横浜 13 24 0 3.0
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■ 貧打深刻…
05/16 神宮
◆対ヤクルト6回戦
[阪神1勝5敗0分]
神001 000 000=1
ヤ000 103 00X=4
[勝]館山 4勝
[S]林昌勇13S
[敗]福原 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)デントナ7号・宮本2号


 新型インフルエンザも気になるが、猛虎の貧打も同じくらい心配だ…。新井の適時二塁打で1点を先制も、その後は0行進で2試合連続の逆転負け。今季ワーストタイの借金4で4位に転落した。神宮の虎党もいら立ちが頂点に達し「真弓やめろ」の声が早くも聞かれる始末。打開策は打つしかないぞ!

■セ・リーグ順位表
[2009/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 24 10 3 ―
2ヤクルト 20 13 0 3.5
3中日 17 20 0 5.0
4阪神 15 19 1 0.5
4広島 15 19 2 0.0
6横浜 13 23 0 3.0
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■ メンチ起用も…
05/15 神宮
◆対ヤクルト5回戦
[阪神1勝4敗0分]
神100 000 000=1
ヤ100 000 10X=2
[勝]松岡 2勝
[S]林昌勇12S
[敗]能見 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 打てないトラに逆戻りや…。初回に金本の適時打で幸先よく1点を先制したものの、2回以降はヤクルト投手陣の前にノーヒット。1軍再昇格し、6番・ライトでスタメン起用されたメンチも、初回の好機に凡退するなど無安打に終わり復帰戦を飾れなかった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 24 10 2 ―
2ヤクルト 19 13 0 4.0
3阪神 15 18 1 4.5
4中日 16 20 0 0.5
5広島 15 19 1 0.0
6横浜 13 22 0 2.5
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■ こんな猛虎が見たかった!
05/14 甲子園
◆対広島9回戦
[阪神6勝3敗0分]
広000 000 001=1
神112 020 10X=7
[勝]安藤 3勝2敗
[敗]前田健2勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)鳥谷5号


 初回に新井が口火を切る先制タイムリーを放てば、桜井も2本の適時打を含む3安打の活躍。ここ2試合の貧打がうそのような7試合ぶりの2ケタ12安打で7点を奪い、広島に快勝。4カードぶりの勝ち越しを決め、3位に浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 10 2 ―
2ヤクルト 18 13 0 4.0
3阪神 15 17 1 3.5
4広島 15 18 1 0.5
5中日 15 20 0 1.0
6横浜 13 21 0 1.5
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■ ホロ苦い復帰…
05/13 甲子園
◆対広島8回戦
[阪神5勝3敗0分]
広000 000 010 1=2
神000 001 000 0=1
[勝]横山 1勝2敗
[S]永川 2敗11S
[敗]藤川 1勝2敗2S
▼本塁打
(広)
(神)新井5号


 ほろ苦い復帰登板となった。右ひじ痛で2軍調整していた藤川が1軍復帰即、同点の延長10回から登板。簡単に2死こそとったものの、四球の走者を出すと、栗原に勝ち越しの適時二塁打を浴びた。役者が一枚戻ってきた真弓阪神だが、なかなか波に乗りきれない。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 10 2 ―
2ヤクルト 17 13 0 4.0
3広島 15 17 1 3.0
4阪神 14 17 1 0.5
5中日 15 19 0 0.5
6横浜 13 20 0 1.5
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■ 劇的メモリアルサヨナラ弾!
05/12 甲子園
◆対広島7回戦
[阪神5勝2敗0分]
広000 000 000 =0
神000 000 001x=1
[勝]下柳 3勝2敗
[敗]横山 2敗
▼本塁打
(広)
(神)金本9号


 アニキがメモリアルアーチで決着をつけた。金本が0−0の9回に左翼へ球団通算7000号となるサヨナラ弾を放った。自身今季3度目のサヨナラ打でチームは連勝、借金2ながら3位に浮上した。交流戦までの貯金へ、衰えを知らない4番が猛虎を引っ張る。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 9 2 ―
2ヤクルト 16 13 0 5.0
3阪神 14 16 1 2.5
4中日 15 18 0 0.5
5広島 14 17 1 0.0
6横浜 12 20 0 2.5
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■ 緊急補強なし!?
 坂井オーナーと南球団社長が、2軍調整中のメンチに代わる新外国人打者の緊急補強に、そろって否定的な姿勢を示した。代役の観点から葛城、林、桜井らの現有戦力に期待を寄せる一方で、メンチが復調せず終わるようなら、坂井オーナーはフロント陣の責任を追及する可能性を示唆した。

 坂井オーナー『(メンチの不振について)つらいところです。復調してくれることを願っていますが、仮にこのまま活躍できないようなら、それは現場の責任ではなく、フロントの責任。フロントのミスと言わざるを得ない。外国人選手の失敗は今年だけではないので、反省して何らかの方策を考えないといけない』

 南球団社長『(「外国人限定の話になるかもしれないが…」と前置きした上で)考え方に変わりはありません。メンチが復活してくれるのが理想ですが、その代わりに新しい外国人を入れるということはない。葛城、林、桜井に頑張ってほしいというのが基本方針です。彼らに(戦力の)底上げをしてもらいたい』

■セ・リーグ順位表
[2009/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 21 9 2 ―
2ヤクルト 16 12 0 4.0
3広島 14 16 1 3.0
4阪神 13 16 1 0.5
5中日 14 18 0 0.5
6横浜 12 19 0 1.5
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■ 珍事で最下位免れた!
05/10 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神5勝4敗0分]
神004 105 200=12
横020 001 001=4
[勝]福原 2勝2敗
[敗]小林 1勝2敗
▼本塁打
(神)鳥谷4号・狩野1号
(横)内藤2号・内川7号・吉村2号


 珍事のち大フィーバー! 負ければ2年ぶりの最下位転落という瀬戸際で踏ん張り、連敗を3で止めた。0−2の3回、2四球に横浜の2失策とボークが絡んで何と無安打で4点。ミラクル逆転で元気が戻った打線は、2試合連続完封負けのうっぷんを晴らす今季最多タイの12点を奪った。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 21 9 2 ―
2ヤクルト 16 12 0 4.0
3広島 14 16 1 3.0
4阪神 13 16 1 0.5
5中日 14 18 0 0.5
6横浜 12 19 0 1.5
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■ 打てませんな…
05/09 横浜
◆対横浜8回戦
[阪神4勝4敗0分]
神000 000 000=0
横000 000 31X=4
[勝]グリン2勝4敗
[敗]能見 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(横)


 ホンマに何とかしてくれよ…。猛虎打線が散発4安打に封じられ、最下位・横浜にまさかの2試合連続完封負け。連続無得点も25イニングまで伸びた。明日も敗れれば、2007年5月9日以来の単独最下位に転落する。誰でもいいから、とにかく打って!

■セ・リーグ順位表
[2009/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 20 9 2 ―
2ヤクルト 15 12 0 4.0
3広島 14 15 1 2.0
4中日 14 17 0 1.0
5阪神 12 16 1 0.5
6横浜 12 18 0 1.0
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■ 涙雨…
05/08 横浜
◆対横浜7回戦
[阪神4勝3敗0分]
神000 000 000=0
横000 001 01X=2
[勝]三浦 4勝2敗
[敗]安藤 2勝2敗
▼本塁打
(神)
(横)内川6号


 涙雨、今季最多の借金3…。安藤が降りしきる雨に泣かされ、横浜・三浦とのエース対決に敗れた。6回に手が滑った失投で内川に先制ソロを浴びると、8回は12分間の中断後に押し出しを含む3連続四球。今季初完投したが、打線の援護にも恵まれなかった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 19 9 2 ―
2ヤクルト 15 11 0 3.0
3中日 14 16 0 3.0
4広島 13 15 1 0.0
5阪神 12 15 1 0.5
6横浜 11 18 0 2.0
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■ 意地弾!
05/07 神宮
◆対ヤクルト4回戦
[阪神1勝3敗0分]
神010 000 000=1
ヤ100 001 00X=2
[勝]石川 4勝1敗
[S]林昌勇9S
[敗]久保 2敗
▼本塁打
(神)桜井2号
(ヤ)


 桜井が意地を見せた。先制された直後の2回、1死無走者から左中間へ同点となる2号ソロを放った。最も得意にしている神宮球場でこの日唯一の得点を叩き出した右の大砲。雨中のゲームでチームは1−2と惜敗したものの、明日からの横浜3連戦へ希望をつなぐ一発となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 18 9 2 ―
2ヤクルト 15 11 0 2.5
3中日 14 15 0 2.5
4広島 13 15 1 0.5
5阪神 12 14 1 0.0
6横浜 10 18 0 3.0
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■ 切り札は今岡!
 真弓監督がセ・パ交流戦において「DH・今岡」の起用を示唆した。今季はここまで、右の代打の切り札として存在感を示しているが、打席に立つ機会が増えた方が今岡も本来の力を出しやすいはず。ファームで状態を上げてきた林も昇格する可能性が高く、破壊力抜群の超攻撃オーダーで、一気に浮上を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 17 9 2 ―
2ヤクルト 14 11 0 2.5
3広島 13 14 1 2.0
4阪神 12 13 1 0.0
5中日 13 15 0 0.5
6横浜 10 17 0 2.5
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■ 虎投に恵みの雨!
 虎投には恵みの雨だ。ヤクルト戦の降雨中止を受け、仕切り直しとなる明日はエース・安藤がスライド先発する。また、この日の中止で中5日登板が2度続いていた下柳を中7日で12日の広島戦に投入することが可能になった。球児不在で今後のフル回転も求められる中継ぎ陣にとっても、つかの間のリフレッシュとなった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 9 2 ―
2ヤクルト 14 11 0 2.0
3広島 13 13 1 1.5
4阪神 12 13 1 0.5
5中日 12 15 0 1.0
6横浜 10 16 0 1.5
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■ 248日ぶりG倒!
05/04 甲子園
◆対巨人6回戦
[阪神1勝4敗1分]
巨000 000 000=0
神002 031 00X=6
[勝]下柳 2勝2敗
[敗]内海 3敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 今年初めて巨人に勝った。昨年度から続いていた球団ワーストに並ぶ屈辱の11連敗にようやく248日ぶりに終止符。金本が2本の適時二塁打で猛虎を勝利へ引っ張った。4番以外にも3番・鳥谷、5番・新井と中軸3人が今季初の打点そろい踏み。真弓監督も将として初めてのG倒を成し遂げた。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 8 2 ―
2ヤクルト 14 11 0 2.5
3阪神 12 13 1 2.0
3広島 12 13 1 0.0
5中日 12 14 0 0.5
6横浜 9 16 0 2.5
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■ 球児抹消…
05/03 甲子園
◆対巨人5回戦
[阪神0勝4敗1分]
巨010 021 000=4
神000 000 000=0
[勝]ゴンザレ1勝
[敗]ジェン1敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 藤川が右ひじ痛のために出場選手登録を抹消された。4日から2軍施設で再調整に入るものの、再登録可能な13日に最短復帰できるかどうかは不透明な情勢だ。藤川不在で臨んだ伝統の一戦に敗れ、巨人を相手に68年ぶり11連敗。守護神の戦列離脱に歴史的な屈辱も重なった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 7 2 ―
2ヤクルト 13 11 0 3.5
3広島 12 12 1 1.0
4阪神 11 13 1 1.0
5中日 11 14 0 0.5
6横浜 9 15 0 1.5
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■ 失投やね…
05/02 甲子園
◆対巨人4回戦
[阪神0勝3敗1分]
巨000 410 001=6
神101 000 300=5
[勝]山口 3勝
[S]越智 2勝1敗22S
[敗]藤川 1勝1敗2S
▼本塁打
(巨)坂本2号、3号・谷1号
(神)


 守護神でまさかの敗戦だ。藤川が同点の9回に登板も、先頭の坂本に左越え決勝アーチを被弾。昨季から続く巨人戦の連敗は引き分けを挟んで10となった。正念場の9連戦の初戦を落とし、再び借金1。5月反攻の出鼻をくじかれる痛恨の1球となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 7 2 ―
2広島 12 11 1 3.5
2ヤクルト 12 11 0 0.0
4阪神 11 12 1 1.0
5中日 10 14 0 1.5
6横浜 9 14 0 0.5
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■ ゲン担ぎ!
 真弓阪神が日本一の縁起ものにあやかる。19日から始まるセ・パ交流戦の限定ユニホームを発表。球団史上唯一の日本一に輝いた1985年当時の復刻版(84年〜87年着用)をホーム、ビジターとも着用することが決まった。

 猛虎ファンじゃなくても知っている、伝説の巨人戦バックスクリーン3連発。勢いそのままに、21年ぶりのリーグ優勝を果たし、西武との日本シリーズを制した85年。「正確には覚えていないが、3連発などは記憶にある。栄光あるユニホームを着られることは光栄」。モデルを務めた久保が笑顔を見せれば、能見も「85年の日本一に並べるように、頑張っていければ」と話した。

 「やはり、このユニホームを見ると85年の優勝を思い出しますね。85年同様、シーズンも勢いに乗っていきたい」。当時、最強の1番打者としてチームをけん引した真弓監督も懐かしさと同時に、気持ちを引き締め、5月反攻を誓った。

 なお、限定ユニホームは交流戦終了後、球団ホームページ上でオークションにかけられ、収益金は日本赤十字社に寄付される。

■セ・リーグ順位表
[2009/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 14 7 2 ―
2ヤクルト 12 10 0 2.5
3阪神 11 11 1 1.0
3広島 11 11 1 0.0
5中日 10 13 0 1.5
6横浜 8 14 0 1.5
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■ またまたアニキ!
04/30 甲子園
◆対横浜6回戦
[阪神4勝2敗0分]
横000 020 000 =2
神000 000 003x=3
[勝]アッチソン 2勝1敗
[敗]石井 2敗6S
▼本塁打
(横)梶谷1号
(神)


 4月の30打点目は、5割復帰のサヨナラ打だった。今季初の完封負けがちらついた0−2の9回、2死走者なしから猛反撃。今岡、平野、関本、鳥谷の連打で追いつき、最後は金本が5連打目の中前打で試合を決めた。プロ18年目で最高の4月を終えたアニキ。5月も、いや、優勝するまでこのまま頼みます!

■セ・リーグ順位表
[2009/04/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 14 7 2 ―
2ヤクルト 12 10 0 2.5
3阪神 11 11 1 1.0
3広島 11 11 1 0.0
5中日 10 13 0 1.5
6横浜 8 14 0 1.5
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■ 魔の3回…
04/29 甲子園
◆対横浜5回戦
[阪神3勝2敗0分]
横006 000 010=7
神011 020 000=4
[勝]ウォーラント1勝2敗
[S]石井 1敗6S
[敗]安藤 2勝1敗
▼本塁打
(横)村田1号
(神)新井4号


 エースがまさかまさかの大炎上だ…。先発の安藤が3回2死から突然崩れ、自己ワーストの1イニング6失点で今季初黒星。貯金への挑戦は4連敗となった。試合後には久保投手コーチと“緊急反省会”を開いて立て直しを図った右腕。今度はしっかり取り返してや。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 7 2 ―
2広島 11 10 1 2.5
2ヤクルト 11 10 0 0.0
4阪神 10 11 1 1.0
5中日 10 12 0 0.5
6横浜 8 13 0 1.5
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■ 新井お目覚め!
04/28 倉敷
◆対横浜4回戦
[阪神3勝1敗0分]
横000 004 000=4
神002 002 40X=8
[勝]江草 2勝1敗
[敗]吉川 1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 新井が同点の7回、1死満塁から左翼線を抜く決勝の適時二塁打を放った。目の前で金本が敬遠された好機。今季12打席で無安打だった金本四球後という状況を新5番がついに打開した。真弓阪神が求めてきた4、5番が連動する理想型。4安打4打点―。新井の復調が猛虎の逆襲を予感させた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 6 2 ―
2阪神 10 10 1 3.5
2広島 10 10 1 0.0
2ヤクルト 10 10 0 0.0
5中日 10 11 0 0.5
6横浜 7 13 0 2.5
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■ 打撃投手でゲキ!
 入魂の投球でカツを入れた。倉敷マスカットスタジアムでの指名練習で、真弓監督が97球の熱投を演じた。狩野ら打者3人に対して昨秋キャンプ以来の打撃投手役として登板。4月8日を最後に貯金から遠ざかる現状打破へ、まさに自らが動いた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 5 2 ―
2中日 10 10 0 4.0
3阪神 9 10 1 0.5
3広島 9 10 1 0.0
3ヤクルト 9 10 0 0.0
6横浜 7 12 0 2.0
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■ 鮮烈デビュー!
04/26 マツダ
◆対広島6回戦
[阪神4勝2敗0分]
神000 001 000=1
広000 000 20X=2
[勝]篠田 2勝1敗
[S]永川 2敗7S
[敗]アッチソン 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(広)


 猛虎に20歳の新星が誕生した。ジェン・カイウンが、6回無失点の鮮烈デビュー。降板後に逆転され初先発初勝利の快挙は逃したが、堂々のピッチングを見せつけた。試合後は「まだまだ投げられる自信があった」と余裕の表情。真弓監督も「次も先発でいく」とローテーション入りを明言した。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 5 2 ―
2中日 10 10 0 4.0
3阪神 9 10 1 0.5
3広島 9 10 1 0.0
3ヤクルト 9 10 0 0.0
6横浜 7 12 0 2.0
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■ 葛城爆勝誘発!
04/25 マツダ
◆対広島5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神401 201 400=12
広000 000 010=1
[勝]福原 1勝2敗
[敗]長谷川1勝1敗
▼本塁打
(神)葛城1号
(広)


 メンチさん!ゆっくり静養しときなはれや〜。葛城がオリックス時代の01年4月2日の日本ハム戦以来、プロ2度目となる4安打3打点の大暴れ。314日ぶりの一発となった今季1号2ラン、二塁打、2本の単打。葛城に引っ張られ完全復活した打線は16安打の猛攻で今季最多の12得点を記録。3連勝で再び5割に復帰した猛虎が今季初の同一カード3連勝を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 4 2 ―
2阪神 9 9 1 4.5
2ヤクルト 9 9 0 0.0
4中日 9 10 0 0.5
5広島 8 10 1 0.5
6横浜 6 12 0 2.0
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■ 615日ぶり完封勝利!
04/24 マツダ
◆対広島4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神210 010 000=4
広000 000 000=0
[勝]能見 2勝2敗
[敗]前田健2勝2敗
▼本塁打
(神)
(広)


 真弓阪神に“孝行息子”出現や! 能見が8安打を浴びながら気迫の投球でピンチを切り抜け、615日ぶりの完封勝利。前日に延長12回を戦い抜き、フル回転の中継ぎ陣を休ませるチーム初完投で今季2勝目を挙げた。10奪三振を加えた30奪三振はリーグトップ。セ界ナンバー1左腕が猛虎の再進撃を引っ張る。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 12 4 2 ―
2中日 9 9 0 4.0
2ヤクルト 9 9 0 0.0
4阪神 8 9 1 0.5
4広島 8 9 1 0.0
6横浜 6 12 0 2.5
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■ 鳥谷救った!
04/23 ナゴヤドーム
◆対中日5回戦
[阪神2勝3敗0分]
神000 000 010 003=4
中000 010 000 000=1
[勝]藤川 1勝2S
[敗]ネルソン 2敗1S
▼本塁打
(神)桧山1号・鳥谷3号
(中)


 トリが救った!報いた! 同点の延長12回2死二、三塁から鳥谷が右翼席に決勝の3号3ランを放ち、4時間35分の激闘に終止符。同点の11回から2回を無失点に抑えた藤川ら投手陣の好投に応えた。同一カード3連敗を阻止するとともに、連敗も3でストップ。息を吹き返した猛虎が、ここから逆襲に転じる。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 12 3 2 ―
2ヤクルト 9 8 0 4.0
3広島 8 8 1 0.5
4中日 8 9 0 0.5
5阪神 7 9 1 0.5
6横浜 5 12 0 2.5
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■ 爆発の予感…
04/22 ナゴヤドーム
◆対中日4回戦
[阪神1勝3敗0分]
神001 001 000=2
中100 032 00X=6
[勝]浅尾 2勝2敗
[S]岩瀬 4S
[敗]久保 1敗
▼本塁打
(神)
(中)


 メンチ離脱で打線組み替えもチャンスに1本が出ない。3試合連続1ケタ安打と早くも“連休モード”で2度の満塁機を生かせず3連敗。借金は今季最多タイの3となり5位に転落した。それでも真弓監督は「もう少しで打線も爆発するんじゃないかな」と不敵な笑み。果たして“真弓の予言”は当たるのか…。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 11 3 2 ―
2ヤクルト 9 7 0 3.0
3中日 8 8 0 1.0
4広島 7 8 1 0.5
5阪神 6 9 1 1.0
6横浜 5 11 0 1.5
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■ 音なしクリーンアップ…
04/21 ナゴヤドーム
◆対中日3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神100 000 000=1
中002 000 00X=2
[勝]朝倉 2勝
[S]岩瀬 3S
[敗]下柳 1勝2敗
▼本塁打
(神)
(中)


 中軸がノーヒットじゃ勝てんわ…。1点を追う9回1死二塁も、鳥谷、金本が連続三振に倒れるなど中軸3人が計11タコ。わずか2安打に封じられ1得点のみ。連敗で4位に転落し、借金2となった。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 10 3 2 ―
2ヤクルト 9 6 0 2.0
3中日 7 8 0 2.0
4阪神 6 8 1 0.5
4広島 6 8 1 0.0
6横浜 5 10 0 1.5
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■ 配球分かってきた?
 1巡目は見ただけや―。低調な打撃の続くメンチがなんと逆襲への自信をみなぎらせた。セ・リーグ5球団との対戦が一巡したことを受け、「日本の配球が分かってきた」と成果を強調。打率1割台に低迷した開幕からの14試合は試運転にすぎなかったと言わんばかり。明日からはナゴヤドームでの中日3連戦。ほんまかいなと思いながらも助っ人の言葉を信じてみましょう。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 9 3 2 ―
2ヤクルト 9 5 0 1.0
3阪神 6 7 1 2.5
4中日 6 8 0 0.5
4広島 6 8 1 0.0
6横浜 5 10 0 1.5
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■ 孤軍奮闘!
04/19 横浜
◆対横浜3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 100 010=2
横010 012 00X=4
[勝]小林 1勝1敗
[S]石井 4S
[敗]福原 2敗
▼本塁打
(神)鳥谷2号
(横)内川1号


 孤軍奮闘で敵に襲いかかった。鳥谷がチーム唯一となるマルチ安打。16日の中日戦以来3試合ぶりの2号ソロを含む、今季2度目の猛打賞だ。猛虎の連勝は「3」でストップ。同一リーグ5球団との対戦を消化して借金1となったが、4番・金本の陰に隠れていた若きクリーンアップが徐々に本性を現してきた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 9 3 2 ―
2ヤクルト 9 5 0 1.0
3阪神 6 7 1 2.5
4中日 6 8 0 0.5
4広島 6 8 1 0.0
6横浜 5 10 0 1.5
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■ 出直しの喝!
04/18 横浜
◆対横浜2回戦
[阪神2勝0敗0分]
神000 121 140=9
横000 000 400=4
[勝]能見 1勝2敗
[敗]グリン3敗
▼本塁打
(神)新井3号
(横)


 勝率5割復帰にも虎の指揮官は怒った。就任初の3連勝で借金を返済した横浜戦。真弓監督は喜ぶどころか、終盤8回に出た平野の走塁ミスを厳しく指摘した。完勝ムードを先頭打者の四球から乱した2番手・渡辺にも苦言。5割からの再出発へ向け、勝ってかぶとの緒を締め直した。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 8 3 2 ―
2ヤクルト 8 5 0 1.0
3阪神 6 6 1 1.5
4中日 6 7 0 0.5
4広島 6 7 1 0.0
6横浜 4 10 0 2.5
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■ ハマの番長撃ち!
04/17 横浜
◆対横浜1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神310 000 001=5
横000 100 000=1
[勝]安藤 2勝
[敗]三浦 1勝2敗
▼本塁打
(神)金本8号
(横)


 また主砲が打った。敗れれば最下位転落、金本が初回に右越えの8号先制3ランを放ち、今季2度目の連勝を呼び込んだ。昨季14打数無安打に抑えられた三浦を攻略した一撃で開幕から12試合連続安打も記録。猛虎はまた金本に救われた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 7 3 2 ―
2ヤクルト 7 5 0 1.0
3中日 6 6 0 1.0
3広島 6 6 1 0.0
5阪神 5 6 1 0.5
6横浜 4 9 0 2.0
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■ 初仕事!
04/16 甲子園
◆対中日2回戦
[阪神1勝1敗0分]
中000 101 001=3
神200 000 20X=4
[勝]アッチソン 1勝
[S]藤川 2S
[敗]浅尾 1勝2敗
▼本塁打
(中)井端1号・森野4号・和田5号
(神)鳥谷1号


 猛虎のカギを握る新3番打者がチームを救った。鳥谷が初回に右中間へ先制2ランを叩き込むと、同点の7回にも右前へ決勝の適時打。2安打3打点の活躍でチームの連敗を4で止めた。鳥谷が甲子園で本塁打を打った試合は14連勝と不敗神話も継続。明日の横浜戦からは3カード連続でロード。敵地でも頼んまっせ!

■セ・リーグ順位表
[2009/04/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 6 3 2 ―
2中日 6 5 0 1.0
2広島 6 5 1 0.0
2ヤクルト 6 5 0 0.0
5阪神 4 6 1 1.5
6横浜 4 8 0 1.0
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■ 4連敗…
04/15 甲子園
◆対中日1回戦
[阪神0勝1敗0分]
中110 000 502=9
神011 000 000=2
[勝]朝倉 1勝
[敗]下柳 1勝1敗
▼本塁打
(中)和田4号
(神)


 百戦錬磨のアラフォーさえ、悪い流れにのみ込まれてしまった。痛恨の2文字で済ますに済まされない高価な代償。昨季、2失策と堅守を誇った金本がまさかの落球で決勝点を献上。連敗を止めることはできなかった。

 同点で迎えた7回。今季最も点を失っている鬼門のイニングに、“悪魔”は忍び寄っていた。1死から下柳が8番・小山に左翼線二塁打を許し、続く代打・小池には止めたバットで右前にポトリと落とされた。一、三塁。そして、最大の不運がやってきた。1番・荒木へのカウント2−1から、122キロスライダーで打ち取ったはず…だった。だが、打球はレフトのライン際へ押し戻された。必死に追う金本。だが、全力疾走をあざ笑うかのようにボールはグラブに当たって転々…。さらに鳥谷への送球がそれるダブルエラーで傷口は広がった。

 「本人が一番、悔しい思いをしている。『最初は捕れると思っていた』と言っていたからな。今の(万全でない)足で全力でいったんだけどな」

 同点の5回2死満塁の好機に二飛に倒れ、4番の仕事も果たせずじまい。攻守に責任を感じ無言で球場を後にした金本に代わり、山脇守備走塁コーチは代弁した。

 ツキに見放されたとはいえ、下柳でも勝てなかった。金本の失策で1点を勝ち越され、なおも1死二、三塁から四球で満塁。前の3打席を完全に封じていた森野に右越えの走者一掃三塁打を打たれ、ブランコにも左前タイムリー。6回1/3、7失点でKOされた。昨季は防御率0.33で3勝負けなし。加えて、甲子園での中日戦では2005年9月1日から5連勝中の竜キラー。いきなりの看板倒れに「踏ん張り切れずに申し訳ない」とコメントを残した。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 6 2 2 ―
2中日 6 4 0 1.0
2広島 6 4 1 0.0
4ヤクルト 5 5 0 1.0
5阪神 3 6 1 1.5
6横浜 3 8 0 1.0
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■ 5番の重圧に勝つ!
 この日の中日戦は雨天中止。新井が早出と居残りで2度の特打。懸命にバットを振ることで復調への道を探った。目下、打撃3冠に座る絶好調の4番打者・金本の後ろを打つ重圧との闘い。猛虎浮上のカギを握る5番打者は必死に汗を流していた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 5 2 2 ―
2中日 5 4 0 1.0
2広島 5 4 1 0.0
2ヤクルト 5 4 0 0.0
5阪神 3 5 1 1.5
6横浜 3 7 0 1.0
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■ セ界制覇や!
 セ界制覇で連敗ストップだ! 久保が明日の中日戦で先発する。昨季まで在籍していたロッテでは、中日を除くセ・リーグ5球団から勝利。竜打線を封じての移籍後初勝利とともに、セ全球団からの勝利を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 5 2 2 ―
2広島 5 3 1 0.5
3中日 5 4 0 0.5
3ヤクルト 5 4 0 0.0
5阪神 3 5 1 1.5
6横浜 2 7 0 1.5
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■ アニキだけじゃない!
04/12 東京ドーム
◆対巨人3回戦
[阪神0勝2敗1分]
神040 000 011 000=6
巨300 003 000 000=6
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)新井2号・桜井1号
(巨)李2号・阿部2号


 桜井が2点を追う2回、07年9月29日の広島戦以来561日ぶりとなる1号3ラン。この今季初安打を含む3打数2安打4打点5出塁の大暴れだ。4時間を超える熱戦は延長12回ドロー。それでも、ようやく満開の桜を咲かせた男の働きは、14日から甲子園へ戻っての中日戦に大きな期待を抱かせた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 5 2 2 ―
2広島 5 3 1 0.5
3中日 5 4 0 0.5
3ヤクルト 5 4 0 0.0
5阪神 3 5 1 1.5
6横浜 2 7 0 1.5
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■ メンチ外しも不発…
04/11 東京ドーム
◆対巨人2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 100=1
巨200 000 20X=4
[勝]東野 1勝
[S]クルーン 2S
[敗]能見 2敗
▼本塁打
(神)
(巨)


 金本の開幕からの連続試合打点が7で止まり、巨人戦の連敗は止まらなかった。打撃不振に加え、疲れが出たメンチを外した新打線も機能せず、巨人先発・東野に6回まで無安打に抑えられるなど、2安打1得点の完敗。3連敗で借金は今季最多の2、昨年から巨人戦は9連敗となった。いつまでも金本頼みじゃ厳しい。猛虎打線よ、明日こそ奮起して意地を見せてくれ!

■セ・リーグ順位表
[2009/04/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 5 2 1 ―
2中日 5 3 0 0.5
2ヤクルト 5 3 0 0.0
4広島 4 3 1 0.5
5阪神 3 5 0 1.5
6横浜 1 7 0 2.0
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■ 金本孤軍奮闘…
04/10 東京ドーム
◆対巨人1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神002 002 010=5
巨001 031 10X=6
[勝]越智 1勝
[S]クルーン 1S
[敗]江草 1敗
▼本塁打
(神)金本5号、6号、7号
(巨)鶴岡2号、3号


 今季初の伝統の一戦で偉業を成し遂げた。金本が、またも3打席連続本塁打を記録した。3回第2打席の先制2ランに続き6回には追撃ソロ。最後は8回もソロで4打点を稼いだ。1シーズン2度目の1試合3発はセ・リーグ初。それでも孤軍奮闘の活躍もむなしく黒星を喫した。昨年から続く巨人戦連敗は8。不動の4番がナインに飛ばした無言のゲキは必ず勝利となって返ってくるはずだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 5 2 0 ―
2巨人 4 2 1 0.5
3ヤクルト 4 3 0 0.5
4広島 3 3 1 0.5
5阪神 3 4 0 0.5
6横浜 1 6 0 2.0
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■ 開幕6戦連続打点!
04/09 甲子園
◆対広島3回戦
[阪神2勝1敗0分]
広002 110 000=4
神001 000 010=2
[勝]下柳 1勝
[敗]斉藤 1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 金本が開幕から6試合連続打点を挙げた。8回の右犠飛で05年の自己記録を更新。2四球の猛警戒を受けながら、6回には中前打を放ち、3試合をまたいで7打数連続安打をマークした。5割で、明日から敵地・東京ドームで巨人戦。絶好調の主砲を擁する真弓監督もG倒を誓った。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 2 0 ―
1ヤクルト 4 2 0 0.0
3巨人 3 2 1 0.5
3広島 3 2 1 0.0
5阪神 3 3 0 0.5
6横浜 0 6 0 3.0
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■ 王超え3連発!
04/08 甲子園
◆対広島2回戦
[阪神2勝0敗0分]
広001 100 000=2
神303 010 10X=8
[勝]下柳 1勝
[敗]斉藤 1敗
▼本塁打
(広)石原1号
(神)金本2号、3号、4号・新井1号


 金本が自身初の3打席連続アーチで猛虎を今季初連勝へ導いた。初回の先制2号3ランを手始めに、3、5回と3打席連発。41歳0カ月での1試合3発は80年の王を抜く最年長記録だ。1試合7打点が自己タイなら、劇的サヨナラ打を放った前夜から驚異の6打席連続打点。昨秋の左ひざ手術明けで挑んだ09年春に神がかる猛打。この男に限界は見えない。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 1 0 ―
2阪神 3 2 0 1.0
2ヤクルト 3 2 0 0.0
4巨人 2 2 1 0.5
4広島 2 2 1 0.0
6横浜 0 5 0 2.5
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■ 劇的大逆転!
04/07 甲子園
◆対広島1回戦
[阪神1勝0敗0分]
広000 120 700 =10
神102 001 124x=11
[勝]江草 1勝
[敗]永川 1敗2S
▼本塁打
(広)栗原2号
(神)


 新装・甲子園球場は劇的な猛虎ドラマで幕を開けた。最大6点ビハインドからのサヨナラ勝利。最終9回に1点差まで詰め、最後は2死一、二塁から金本が右翼線へ逆転の適時二塁打を放ち、乱戦に決着をつけた。計5打点の4番打者に真弓監督も最敬礼だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 0 0 ―
2広島 2 1 1 1.5
3阪神 2 2 0 0.5
3ヤクルト 2 2 0 0.0
5巨人 1 2 1 0.5
6横浜 0 4 0 1.5
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■ 新甲子園はメンチ仕様!?
 新甲子園はメンチ仕様だ。本拠地開幕戦となる明日の広島戦を控え、甲子園球場のバッターボックスが、メンチの要望で硬めに修正されていることが分かった。開幕から3試合、通算11打席ノーヒットと悩める助っ人には、これ以上ない“援軍”。ここまでしてもらったからには、きっちり結果で応えてや!

■セ・リーグ順位表
[2009/04/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 0 0 ―
1広島 2 0 1 0.0
3ヤクルト 2 1 0 0.5
4阪神 1 2 0 1.0
5巨人 0 2 1 0.5
5横浜 0 3 0 0.5
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■ 真弓が動いた!
04/05 京セラD大阪
◆対ヤクルト3回戦
[阪神1勝2敗0分]
ヤ220 020 100=7
神300 000 210=6
[勝]川島亮1勝
[S]林昌勇1S
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(ヤ)川島慶2号・デントナ1号
(神)


 2試合無安打のメンチを7番に下げ、6番に関本を入れる新オーダーを開幕3戦目にして早くも披露。その関本が3安打2打点と大当たりし、今季初の2ケタ安打を記録。猛追も及ばず連敗となり、2006年以来の開幕カード負け越しとなったが、7日からの新・甲子園での広島戦に向け、光が見えた。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 0 0 ―
1広島 2 0 1 0.0
3ヤクルト 2 1 0 0.5
4阪神 1 2 0 1.0
5巨人 0 2 1 0.5
5横浜 0 3 0 0.5
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■ あぁメンチ…
04/04 京セラD大阪
◆対ヤクルト2回戦
[阪神1勝1敗0分]
ヤ111 020 000=5
神001 000 000=1
[勝]由規 1勝
[敗]能見 1敗
▼本塁打
(ヤ)川島慶1号
(神)


 メンチはん、次こそ頼んまっせ。新外国人のメンチが3回2死満塁と8回1死一、二塁の好機でともに空振り三振に倒れたのが響き、今季初黒星を喫した。これで眠れる大砲は2試合、8打数ノーヒット。虎党のため息で桜が散る前に、目覚めの一撃が欲しい。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 2 0 0 ―
1広島 2 0 0 0.0
3阪神 1 1 0 1.0
3ヤクルト 1 1 0 0.0
5巨人 0 2 0 1.0
5横浜 0 2 0 0.0
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■ 祝砲!
04/03 京セラD大阪
◆対ヤクルト1回戦
[阪神1勝0敗0分]
ヤ000 101 000=2
神131 000 00X=5
[勝]安藤 1勝
[S]藤川 1S
[敗]石川 1敗
▼本塁打
(ヤ)ガイエル1号
(神)関本1号・金本1号


 やはり猛虎は金本がいてこそ猛虎だった。金本が開幕戦で先制打と今季1号本塁打を放ち、チームを白星発進へ導いた。昨秋に左ひざ手術を受け、今春も満足な実戦調整を経られなかったにもかかわらず、セ・リーグでは41歳以上では初の開幕戦本塁打。41歳の誕生日を自らの豪打で祝い、お立ち台で誓った。今年こそ優勝だと。

■セ・リーグ順位表
[2009/04/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 1 0 0 ―
1中日 1 0 0 0.0
1広島 1 0 0 0.0
4巨人 0 1 0 1.0
4ヤクルト 0 1 0 0.0
4横浜 0 1 0 0.0
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■ バースデー弾や!
 明日、09年のプロ野球が開幕する。金本が昨秋の左ひざ手術後、初めてシートノックに参加し、出陣の最終準備を整えた。春季キャンプ後に右足内転筋痛のために調整遅れを強いられながら、たどり着いた開幕戦の舞台。フルイニング出場を続ける肉体は明日が41歳の誕生日。鋼の心と体を持つ男はまたひとつ年輪を重ね、プロ18年目の戦いに挑む。
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■ 即解雇危機!?
 真弓監督がメンチに“非情の開幕3番勝負”を課した。今春のオープン戦を不調で終えながら開幕起用を決めた助っ人砲の処遇について、「そんなに長い目で見る考えはない」と宣告。公式戦開幕後も好転が見られない場合には即座に先発から外す方針を示した。3日からの開幕3連戦がいきなり正念場だ。
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■ 開幕メンバー決定!
 開幕メンバー28人を決定し、矢野は12年ぶりに開幕を2軍で迎えることとなった。まずは、強い張りのある左ふくらはぎの治療を最優先する構え。ただ、首脳陣の間では8日の広島戦で先発が予想される下柳とコンビを組ませたい考えもあり、矢野も「なるべく気持ちを抑えてやるけど、一日も早く戻れるようにしたい」と前を向いた。
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■ 緊急来日!
 悩める虎の助っ人砲のもとに“強力助っ人”が駆けつける。阪神の国際駐米スカウト、オマリーが4・3シーズン開幕までに緊急来日することが分かった。その主たる目的は極度の不振にあえぐ新外国人・メンチの相談相手を務めること。「6番・右翼」で開幕を迎えるメンチにオマリー氏が愛の手を差し伸べる。
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■ 新境地!
03/29 京セラD大阪
◆オープン戦
オ000 000 010=1
神100 100 00X=2
[勝]下柳 1勝1敗
[S]江草 1S
[敗]岸田 2勝2敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 虎党に“ニュー・球児”を見せつけた。第2回WBCで日本の連覇に貢献した藤川がオープン戦に初登板。1イニングを3人で抑え、2三振を奪った。普段はすべてセットポジションから投球する右腕が、全15球をノーワインドアップから投じる新境地。頼もしい男が猛虎に戻り、待ちわびた白星でオープン戦を締めくくった。
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■ OP戦最下位確定…
03/28 京セラD大阪
◆オープン戦
神000 000 021 =3
オ110 000 101x=4
[勝]加藤 2勝1S
[敗]渡辺 1敗
▼本塁打
(神)
(オ)カブレラ3号


 真弓阪神がヤクルトとの開幕戦を想定し、8番・安藤、9番に平野を入れる秘策オーダーを披露したものの完全には機能せず。オリックスにサヨナラ負けを喫し、引き分けを挟み8連敗。1996年以来、13年ぶりのオープン戦最下位が決定した。
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■ 前半戦絶望も…
 オープン戦で1分けを挟む7連敗と調子の出ない真弓阪神に追い打ちをかける“非常事態”が発生した。第2回WBC日本代表の岩田が大阪市内の病院でMRI検査を受けた結果、「左肩肩峰下滑液胞炎」と診断されたと発表した。昨季は10勝を挙げるなど、成長著しい若き左腕の離脱。回復具合では前半戦絶望の可能性も出てきた。
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■ 能見快投!
03/26 ヤフードーム
◆オープン戦
神000 001 000 =1
ソ010 000 001x=2
[勝]ジャマーノ1勝
[敗]阿部 1敗
▼本塁打
(神)
(ソ)松田3号


 能見が先発し6回を被安打3の1失点好投。最速142キロの直球とスライダーを軸に9個の三振を奪った。オープン戦とはいえ7連敗で単独最下位に沈み、岩田もWBCでお疲れ気味。順調な調整を見せた5年目左腕が開幕ローテをつかんだ。有力視される開幕2カード目の4・8広島戦に向け、万全の仕上がりだ。
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■ 開幕OK!
03/25 ヤフードーム
◆オープン戦
神201 000 000=3
ソ101 111 00X=5
[勝]ロー 1勝
[S]ファルケンホ2S
[敗]金村暁1敗
▼本塁打
(神)林威助1号
(ソ)アギーラ1号


 昨秋に左ひざ手術を受けた金本が待望の実戦初登場を果たした。7回に代打出場。1打席の試運転は一ゴロに倒れても、打席に立った事実が開幕への一歩だった。残りのオープン戦でも左翼守備の解禁が見送られる可能性も…。それでも4・3開幕戦に金本は「4番・左翼」で出る。
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■ 信頼は変わらず!
03/24 ヤフードーム
◆オープン戦
神100 000 000=1
ソ000 000 40X=4
[勝]神内 1勝
[S]摂津 2勝3S
[敗]下柳 1敗
▼本塁打
(神)
(ソ)


 ベテランの調整を信じるしかない。下柳がオープン戦初登板したものの、1回4失点と大炎上。5安打を浴びて、しかも敗戦投手となるなど散々にも見えたが、真弓監督は「投げられただけでいいんや」と信頼は変わらなかった。
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■ 開幕モード!
 金本と新井が、明日から1軍に合流する。25日か、もしくは26日のソフトバンク戦に出場予定で、金本は今季実戦初出場。新井も右腕を痛め離脱してからの復帰戦となる。開幕まで時間は短いが、真弓阪神の中軸を担う2人が、いよいよ開幕モードへ突入する。
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■ 覚悟しないと…
03/22 広島
◆オープン戦
神001 020 000=3
広000 003 000=3
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(広)嶋2号


 真弓監督が正捕手不在での公式戦開幕を覚悟した。24日に予定されていた矢野の本隊合流が昨冬に手術した右ひじの状態を考慮して見送られた。28日のオリックス戦での実戦復帰を目指すとはいえ、開幕前の試運転はわずか2試合しかない。「開幕が2、3番手のキャッチャーという覚悟もしないといけない」。指揮官も厳しい現実を受け止めた。
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■ メンチ確定!?
03/21 倉敷
◆オープン戦
神000 100 000=1
広100 100 00X=2
[勝]長谷川1勝
[S]シュルツ 1敗1S
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(神)
(広)


 レギュラー争いどころか、開幕2軍もあるぞ! 単打7本で1得点に終わり、広島に連敗を喫した真弓監督が試合後、悩める桜井&林に最後通告を突き付けた。「ライトは打つだけじゃない。安定しているのはメンチ」。開幕スタメンの最右翼は新外国人のメンチで揺るぎない現状をあらためて表明。期待された両雄が追い込まれた。
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■ 開幕投手暗雲…
03/20 高松
◆オープン戦
広214 100 010=9
神002 000 000=2
[勝]大竹 1勝
[敗]安藤 1勝2敗
▼本塁打
(広)シーボル1号・嶋1号・梵1号
(神)


 開幕投手に内定している安藤に暗雲が立ち込めてきた。広島戦に先発した安藤は3回、左足首に打球を受けて無念の途中降板。「左脛骨下部打撲」と診断された。真弓監督ら首脳陣は軽傷を強調したが、負傷個所と同じく気掛かりなのはその投球内容。前回14日の西武戦と同じく5失点の内容に不安を残した。
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■ 新井全開!
 右腕故障で別調整を続ける新井が、11日ぶりに本格的な打撃練習を再開した。甲子園室内での全体練習でマシン打撃を計109スイング。ほぼ全力に近いスイングだった。近日中と目されるスローイング解禁がかなえば、24日から本隊へ合流予定。4・3開幕へ向けた再発進の時は近い。
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■ 安藤二投流!?
 開幕投手に内定している安藤がセットポジションとノーワインドアップを混在させる投法を描いた。今季は走者がいない場面でもセットポジションでの投球を前提とする一方、試合途中の投法変更にも打者を幻惑させる有効性を見いだした。

 既にオープン戦で実践していた。4回5失点を喫した前回14日の西武戦がそう。最終4回をノーワインドアップに変え、打ち込まれた3回まで苦投から立ち直った。

 「まあ、クイックでも足の上げ方とかでタイミングをズラすことはできますけどね。ただ、フォーム的にも時間差、緩急をつけられればベストだと思います」

 全体練習が休日のこの日は甲子園室内での指名練習に参加。約70球を投げたブルペンでは、大部分をセットポジションではなくノーワインドアップ投法に割いた。「前も投げていたので…」と昨季はむしろノーワインドアップが基本だっただけに、使い分けに戸惑いはない。

 20日の広島戦を含む残り2度の登板を経て本番へ向かう。「しっかり強いボールを投げること。内角も突いていきます」。最終仕上げの時は近づいてきた。
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■ 新聖地1号!
 今年もチームのために頼みます! 桧山が中日との無観客練習試合の2回、中日先発・ネルソンから右翼ポール際へソロ本塁打。オープン戦も含めた実戦1号は、新装甲子園の記念すべき第1号となった。「シーズンにとっておきたいぐらいやったね」。いたずらっぽく笑った代打の神様は元気いっぱいだ。
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■ メンチ3安打5打点!
 改装を終えた新甲子園球場での初陣。猛虎の勝利をメンチが呼び込んだ。無観客で行われた巨人との練習試合で来日初の3安打固め打ち。3本すべてが好機での適時打となり、計5打点を荒稼ぎした。4・3開幕まで半月を切り、いよいよ春眠から目覚めるのか。
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■ G攻略見えた!?
03/15 スカイマーク
◆オープン戦
巨000 001 100=2
神000 000 010=1
[勝]グライシン2勝
[S]越智 1S
[敗]杉山 1敗1S
▼本塁打
(巨)
(神)鳥谷2号


 指揮官として初めて巨人と激突した真弓監督が攻守両面で宿敵打倒へのヒントをつかんだ。昨季4敗(1勝)で今回も無得点に抑えられたグライシンガーに対しては足技を絡めた攻撃に突破口を見いだし、強力打線封じには能見の好投を例に内角攻めを奨励した。昨年、歴史的な逆転劇を許した巨人の壁を越えなければ、今年もV奪回は見えない。猛虎が雪辱へと動きだした。
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■ 球児にエール!
03/14 スカイマーク
◆オープン戦
西014 000 101=7
神111 000 000=3
[勝]西口 1勝
[S]グラマン 1S
[敗]安藤 1勝1敗
▼本塁打
(西)
(神)


 出た149キロ! 出まくったアドレナリン! ウィリアムスが6回に2009年実戦初登板した。1回を無安打2奪三振で、いきなり149キロを3度記録。頼れる左腕はWBCでキューバ戦を控える僚友・藤川にエールも送った。
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■ 目標は球児さん!
 新外国人・カイウンが台湾から来日。西宮市内の虎風荘に入寮すると、施設見学の後にすぐさまブルペン入りするなど精力的に動いた。立ち投げながら、スライダー、フォーク、シュート、チェンジアップを織り交ぜて約60球。ジェンは明日から1軍に帯同、早ければ20日の広島戦で実戦デビューする。
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■ とても気に入ったぜ!
 ハッスルプレーは任せときな! 甲子園球場でリニューアル第2期工事後初となる全体練習に臨んだ。初めて本拠のグラウンドに立った新外国人のメンチは早くもゾッコンの口ぶり。自らが守る右翼ポールのラバーについても、いらねえ!とばかりに体を張っての大暴れを約束した。
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■ 熱烈ラブコール!
 タイガースに来てくださ〜い! 前日10日に道頓堀川で発見された「ケンタッキーフライドチキン」のカーネル・サンダース人形を獲得する考えを明かした。真弓監督は「これだけ話題になったら甲子園に持ってこなアカン」と力説。阪神サイドは発見できなかったメガネを新調するなど万全の受け入れ態勢を敷いており、正式に“入団”が決まれば、新甲子園球場の守り神となりそうだ。
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■ メンチ逆転3ラン!
03/10 スカイマーク
◆オープン戦
日200 000 000=2
神000 000 03X=3
[勝]久保 1勝
[敗]星野 1敗
▼本塁打
(日)
(神)メンチ1号


 新外国人のメンチが、オープン戦第1号を放った。7回まで無安打に抑えられていたが、8回に3ランで逆転勝ち。「新井開幕ピンチ」の暗雲を吹き飛ばした。真弓阪神では、初の貯金1をゲット。また、移籍後初登板となった久保が3回無失点の投球で勝ち投手となった。
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■ 台湾で入団会見!?
 今春キャンプで阪神にテスト合格した台湾文化大ジェン・カイウン投手が、12日に台北市内のホテルで入団発表の会見を開くことが9日までに決まった。過去に前例のない国外での入団発表に関して球団関係者は「本人からの希望です。家族も立ち会いたいということなので」と説明した。日本からは沼沢球団本部長が渡台して会見に同席する。日本メディアに加えて台湾メディアも参加予定で、現地での注目度も高まっているという。

 WBCの台湾代表にも選出されていたジェンと阪神は、来日中だった今月3日に契約金2000万円、年俸1000万円(推定)で契約を結んだ。2連敗で敗退した今回の東京ラウンドは6日の韓国戦で2番手として登板。1回2/3を無失点に抑える好投を見せていた。
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■ 余裕の試し斬り!
03/08 倉敷
◆オープン戦
ヤ000 000 000=0
神002 100 02X=5
[勝]安藤 1勝
[敗]李恵践1敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 開幕投手に内定している安藤が圧巻の“ツバメ斬り”だ。4・3シーズン開幕戦と同カードの前哨戦で貫禄の投球を見せた。今季初のオープン戦。先発で3回を1安打2奪三振の無失点。新球ツーシーム、スライダー、フォークなど持ち球をすべて“公開”する余裕の投球で軽〜くヤクルトをヒネリつぶした。
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■ 土俵際で1本!
03/07 スカイマーク
◆オープン戦
ロ300 010 010=4
神000 000 220=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(ロ)
(神)


 スカイマークスタジアムでロッテとオープン戦を戦い、終盤に4点差を追いつく同点劇で引き分けた。不調だった桜井は最終打席で左越えの適時二塁打を放ち、11打席ぶりに安打を記録。崖っぷちの続く愛弟子に真弓監督はさらなる奮起を促した。
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■ 甲子園でも見たい!
03/06 京セラD大阪
◆オープン戦
神000 200 010 =3
オ000 030 001x=4
[勝]清水 1勝
[敗]藤田 1敗
▼本塁打
(神)鳥谷1号・新井1号
(オ)


 すさまじい連弾だった。0−0の4回2死走者なしから鳥谷が右翼5階席への先制アーチ。続く新井もバックスクリーンへと突き刺した。4月3日のヤクルトとの開幕戦で使用される京セラドームで、ともにオープン戦第1号。サヨナラ負けは喫したが、シーズンへ向けた予行演習はばっちりだ。
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■ Vノルマ83勝!
 Vへノルマは「83勝以上」だ。フロント幹部と首脳陣、ナインが西宮市の広田神社を参拝。坂井オーナーは「それしか願うことはない」と4年ぶりの優勝を祈願し、成就には昨年の82勝を上回る勝ち星が必要との見方を示した。真弓監督もこれに同調。強敵・巨人の独走阻止を誓った。
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■ ロッテ・久保⇔橋本!
 ロッテとの交換トレードで、橋本を放出し、久保を獲得したと発表。背番号は橋本健が付けていた「34」。久保は2005年に10勝をあげパ・リーグ新人王を獲得するなど通算30勝を誇る本格派右腕。真弓阪神でも先発候補の一人として期待が寄せられる。
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■ 「穴」探す!
 真弓監督は、宜野座キャンプから10点上乗せした「80点」で安芸の2次キャンプを打ち上げた。今後のオープン戦ではメンチを積極的に起用する方針を示し、他球団に異例の助っ人封じをお願いした。

 「同一リーグでも、どんどん出していく。早く“穴”を見つけてもらって解消できるようにしたいね」

 守備や走塁に関しては、練習などで能力をある程度を把握した。だが、最も期待する打撃は未知数な部分が多い。数多く打席に立たせることでウイークポイントを早期に発見してもらい、修正しようというのが狙いだ。

 2月26日の紅白戦では、アッチソンに内角を2球突かれ、最後は外角直球を空振りするなど、内より外を苦手にする傾向が見られた。

 真弓阪神のカギを握る男の一人だけに、課題克服は不可欠。メンチが抑えられるたびに、シーズンへの期待度が上がっていく。
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■ 桧山健在!
 “本気”の安藤から初安打だ。桧山が安芸キャンプの紅白戦に紅組の「5番・DH」で先発出場。2回の第1打席で中前打を放ち、09年の実戦初安打をマークした。虎の“代打の神様”は今年も健在だ。
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■ 3回パーフェクト!
03/01 高知市営
◆オープン戦
神202 000 000=4
オ000 010 000=1
[勝]玉置 1勝
[S]杉山 1S
[敗]光原 1敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 玉置が先発。3回を打者9人斬りのパーフェクトで、真弓監督に初白星をプレゼントした。女優・石原真理子との結婚で世間を仰天させた歌手の浩二以上のインパクトで、虎の“玉置”が先発候補に名乗りを上げた。
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■ キバむけ!
02/28 安芸
◆オープン戦
オ000 500 000=5
神101 000 001=3
[勝]ボーグル1勝
[S]西川 1S
[敗]リーソップ1敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 真弓のゲキ、ゲキだ! オープン戦初戦のオリックス戦で逆転負けを喫した真弓監督が、試合後のミーティングでナインを叱咤激励した。練習試合を含め、対外試合は勝ち星なしの3戦全敗。初勝利が遠い指揮官の叫びが、明日こそ届くと信じよう。
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■ 非情!
 本気モードにチェンジだ! 雨のため安芸ドーム内での練習を余儀なくされた真弓監督が、明日のオリックス戦からスタートするオープン戦を前に“鬼宣言”だ。キャンプ終了後には1、2軍の入れ替えも明言。桜井ら当落選上の選手には、安芸キャンプ期間中の実戦3試合で結果を求める構えを見せた。
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■ 完璧キング打法!
 今年はアーチ量産の予感だ! 新井が初実戦となる紅白戦に白組の「4番・三塁」で出場。3回無死からの第2打席で、左翼スタンド後方のネットを揺らす推定120メートル弾の“今季1号”を放った。三塁の守備も無難にこなすなど最高のスタートを切った。
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■ 強烈デモ!
 「サムライ球児」がナニワを沸かせた。国・地域別対抗戦、第2回WBC日本代表は、オーストラリア代表と引き続き強化試合を行い、11−2と連勝した。投手陣13人の大トリとして9回に登板した藤川は1四球の後、意地の3連続奪三振。猛虎のおひざもとで、守護神の座へ強烈アピールした。
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■ 術後最多!
 金本が昨秋の左ひざ手術後、最多の打ち込みに取り組んだ。昼食時間を使った屋外でのフリー打撃後にティー打撃を追加し、室内練習場へ移動後にもマシン打撃に励み、合計1時間を超えた。患部への負担を考慮したトレーナー制限も打撃に関しては完全解除。打撃ではリハビリ課程を“卒業”した。
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■ 上本1軍帯同!
 真弓監督がドラフト3位ルーキー、上本を“走り屋”に指名した。前クールの紅白戦で2盗塁した新星を公式戦での代走の切り札的存在として期待。1軍帯同させることを決めたオープン戦でも持ち前の大きなリードを奨励し、成熟と情報収集を指令した。“一芸枠”での開幕1軍も見えてきた。
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■ ラストサムライ!
 岩田、侍ジャパンに残った。WBC日本代表が宮崎合宿を打ち上げた。巨人との練習試合に3回から2番手で登板した岩田は2回を2安打1失点(自責0)。試合後に決まった28人の最終メンバー入りを果たした。虎の左腕は追加招集から世界挑戦の切符をつかんだ。
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■ 天才お目覚め!?
 背番号7が存在感を示した。今岡が紅白戦で紅組の「5番・DH」で出場。2回に先制の左翼線二塁打を放つと、3回には2死満塁で走者一掃の中越え二塁打。2打席で4打点をマークし、かつての打点王の勝負強さを見せつけた。
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■ 新打法!
 新井が新打法に着手した。特打練習終了後、コーチ陣と話し合い、軸足に体重を乗せるような打撃フォームを試行。昨年とは違う打撃スタイルで試し打ちし、試行錯誤を繰り返した。今季は5番として、一発長打も期待されるキーマンだけに、チームの浮沈を握る大きな変革にもなりそうだ。
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■ 構想外!
 Kを切り捨てた。真弓監督は右肩痛でリタイア中の久保田を開幕構想から外すことを明言した。高知・安芸で1、2軍合同キャンプ初日を迎えるも、まだキャッチボール再開のメドすら立たない状況。指揮官は「開幕に間に合うと思っていない」と明言した。
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■ テスト地獄!
 2次キャンプのために高知入りした真弓監督が“選考会”の開始を宣言した。到着後のコーチ会議で当初2試合だった紅白戦の1試合増を決定。さらにもう1試合の追加も検討していることを明かした。実戦の中で力量を見極めながら、段階的に選手を振るいにかけていく方針だ。1、2軍が合同となって幕を開ける春の陣第2R。生き残るのは誰だ。指揮官が厳しい目を光らせた。
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■ 愛のカミナリ!
 怒っかーん! 沖縄最終日にカミナリが落ちた。沖縄・宜野座での1次キャンプを打ち上げたが、真弓監督は守備練習で精彩を欠いた鳥谷に“愛のカミナリ”を落とした。守りの野球を提唱するだけに遊撃手はカナメ。加えて、若きチームリーダーと期待するがゆえ、指揮官の叱咤激励となった。
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■ アピール!
 生き残りへ“一発快投”だ。第2回WBC日本代表合宿が、宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎でスタート。初の代表候補入りした岩田は初日からブルペンで周囲をうならす投球を披露した。21、22日には巨人との練習試合が急きょ組み込まれたことも明らかになり、25日発表の最終メンバー入りへ左腕を存分に振りまくる。
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■ コイツは本物や!
 新外国人・メンチが練習試合・ヤクルト戦で左翼ポール際へソロアーチ。来日初の実戦でいきなり最高の結果を残した。「思い切り振ることを心がけていたよ」と語るメンチを、ライバル球団の007も絶賛。この男が「6番・右翼」に居座れば、猛虎に超強力打線が誕生する。
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■ 猛虎魂87球!
 猛虎魂で、いざ世界へ。WBC日本代表候補の藤川が、沖縄・宜野座キャンプでの“最終調整”を完了した。明日、宮崎入りして代表合宿に合流。ブルペンで矢野を相手に87球の熱投を披露した右腕は16日に始まる代表キャンプから、いよいよ連覇を懸けた戦いに挑む。
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■ リベンジや!
 白仁田が由規とのリベンジマッチに並々ならぬ意気込みを見せた。15日の練習試合の相手は開幕カードで激突するヤクルト。その一戦でともに先発する2人は、昨年10月にフェニックスリーグで対戦。3失点の白仁田に対し、由規は貫禄の無失点で抑えただけに、「今回は抑えたい」と闘志を燃やしていた。
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■ お前に任せた!
 真弓監督が4月3日のヤクルトとの開幕戦に安藤を指名した。「間違いないでしょう。そう思ってもらって構わない」と異例の早さで断言。今キャンプ初めてのフリー打撃登板で抜群の内容を見せた背番号16が、昨年に続き2年連続で大役を務めることになった。
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■ 初陣積極タクト!
 真弓監督が日本ハムとの練習試合で初采配。2−5と悔しい逆転負けを喫し、初陣を飾ることはできなかったものの、積極的な攻撃を仕掛けるなど、目指す真弓野球の片鱗を随所に見せた。
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■ 決めちゃった!
 もう決めちゃいました。真弓監督が新井のサードへのコンバートを明言。関本を一塁に置き、注目された右翼争いは、新外国人のメンチを起用する方針を示した。初采配となる明日の練習試合・日本ハム戦を前に開幕オーダーを即決した真弓構想が吉と出るか…。
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■ 勝ちにこだわる!
 真弓監督が初陣となる11日の練習試合・日本ハム戦での必勝を宣言。今季の飛躍を期待する桜井や林ら若手野手陣に、先発予定のWBC日本代表候補のダルビッシュ有KOを指令した。
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■ 恐怖の5、6番や!
 新井とメンチがアーチ競演で魅せた。第2クール最終日、昼食時を利用した特打にそろって登場。09年打線の5、6番に想定される両大砲はともに24発ずつ、計48発で今キャンプ最多の観衆1万1000人が詰めかけた日曜日の宜野座球場を沸かせた。
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■ フルスイング解禁!
 新井がフルスイングを解禁した。第2クールから参加しているフリー打撃で、この日から全開モードに突入。4連発を含む計11本のアーチをかけ、真弓監督の5番構想に応えてみせた。
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■ 虎のダルや!
 白仁田が沖縄キャンプ第2クール2日目、フリー打撃に初登板。打者2人を相手に44球。鳥谷のバットをへし折り、23球で見逃しのストライクが3球と空振りが1球。長い手足と甘いマスクはWBC日本代表候補ダルビッシュをほうふつとさせる。期待の新星が開幕ローテーション入りをアピールした。
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■ メジャーの片鱗!
 今度こそ“当たり”や。メンチが第2クール初日、来日初となる屋外での打撃練習となるランチ特打に臨み、55スイング中15本のサク越えを放った。敵も味方もうならせる内容で、メジャー89発を放った片鱗を見せつけた。
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■ 4番・林威助!
 キャンプ初休日のこの日、真弓監督が11日の日本ハムとの練習試合へ向けて先発オーダーの一端を明かした。日本代表のエース格、ダルビッシュとの対戦が予定される初陣。4番に“指名”された林威助は休日返上で打撃練習し、実戦開始への準備に励んだ。
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■ 秘球!
 藤川がWBC使用球を使ってシート打撃に登板した。清水、桜井ら打者5人延べ7打席で25球を投げ、安打性はわずかに1本。その内容もさることながら、横手投げからの“秘球”も披露。これには久保投手コーチも「日の丸ライジングボールだね」と大絶賛。WBC本番を見据えた、圧巻のワンマンショーだった。
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■ レギュラー争い!
 再生候補の目玉がここにもいた。真弓監督が沖縄・宜野座キャンプ第1クール2日目も初日に続き“打撃教室”を開催。2日連続で指導した藤本を絶賛し「二塁は平野と競争」とレギュラー争いを明言した。若手の台頭などで試合出場が激減したかつての3割打者が、真弓阪神に新たな力を呼び込む。
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■ 7時間猛トレ!
 真弓阪神が沖縄・宜野座で春季キャンプをスタートさせた。歓迎セレモニーで最強のチームづくりを宣言した真弓監督は、今岡を筆頭に初日から熱血指導を展開。“船出の日”から、7時間を超える猛練習を課し、地獄のキャンプが幕を開けた。
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■ 飛ばし屋宣言!
 新井がキャンプ地・沖縄へ到着し、今春の最大課題に本塁打増へ向けた“打撃改造”を掲げた。昨季8発に甘んじた反省を胸に練習時から「遠くへ」打つ感覚を呼び覚ます考え。腰痛の再発防止へ焦り厳禁を言い聞かせながら、日本一を期す移籍2年目を戦う準備に入る。
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■ “酔い”関係築く!?
 真弓監督が沖縄・恩納村にあるキャンプ宿舎入り。新助っ人のメンチら外国人選手とキャンプ期間中に、コミュニケーションを図るべく、食事会の開催を示唆した。真弓阪神の浮沈のカギを握るだけに、腹を割って話し、操縦法を模索する構えだ。
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■ 火の玉エール!
 ロサンゼルス自主トレから帰国した藤川が、鳴尾浜球場で今季国内初となるブルペン入り。捕手を座らせて投球練習するなど、順調な仕上がりを見せつけた。その際に新人の柴田、上本、野原祐の3選手を打席に立たせ「火の玉ストレート」を披露。超一流のボールを見せつけ、球児流のエールを送った。
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■ びっくり産休願い!?
 新外国人選手メンチが来日した。球団はV奪回のキーマンとして期待しているが、大阪空港で会見したメンチは妻のシャナさんが8月30日に双子を出産予定であるため、早くも“産休願い”。シーズンも佳境となる大事な時期だが、本人は「貯金30」を目標に設定し、首位を快走して胸を張って帰国する構えを見せた。
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■ 強烈先制パンチ!
 右翼戦争の先制パンチや。林威助が沖縄・宜野座球場の合同自主トレ初日に、フリー打撃で強烈なデモンストレーションを展開した。34スイング中、2度の3連発を含む計12本のサク越え。近日中にも来日する新外国人のメンチ、桜井との直接対決に向け、順調な仕上がりを印象づけた。
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■ みんな戦力になれ!
 V奪回へみんなの力を貸してくれ! 赤星が鳴尾浜球場で自主トレ。自身の練習をわざわざ中断し、約1分間にわたって新人7選手を激励、訓示を述べた。「あのメンバーがみんな、戦力になってもらわないと困るから」。選手会長の立場から、一丸野球を呼びかけた。
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■ 絶対盗塁王!
 赤星が甲子園室内練習場での自主トレを公開。悲願のV奪回を達成するために、4年ぶりとなる盗塁王奪回を力強く誓った。さらに自らが率先垂範するだけでなく、ナインにも盗塁数アップを厳命。オープン戦から積極的に走ることで、走る勇気を植え付けたい考えだ。
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■ 鬼キャンプ!
 真弓監督が鳴尾浜合宿所「虎風荘」でコーチ会議を開き、今春キャンプで予定していた休日1日分の“召し上げ”を決めた。当初予定では休日だった2月27日を練習日に変更したことで最終クールは異例の8連勤へ。指針に掲げる若手育成へ向け、疲労のたまるキャンプ終盤に過酷な“地獄”を設定した。
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■ 自主トレ打ち上げ!
 金本が今春キャンプを前にした広島市のトレーニングクラブ「アスリート」での自主トレを打ち上げた。2年連続で受けた左ひざ手術から歩む復活の道。懸念された患部を含む下半身の仕上がりに関して、「去年と比べれば4月の状態」というほどの順調さを感じ取った。今季も猛虎の浮沈を握る主砲は確かな手応えを得て、迫る球春2月へと向かう。
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■ 新会長満点デビュー!
 日本プロ野球機構(NPB)と労働組合日本プロ野球選手会との労使・事務折衝が、大阪市内のホテルで行われた。新井新会長は就任してから“デビュー戦”だったが、周囲からは絶賛の嵐。新井も持論として「プロアマ問題」について語り「野球は一つ」との熱い思いを口にした。
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■ 30にして立つ!
 西宮市の鳴尾浜球場で自主トレを継続している林威助が、室内練習場で2時間に及ぶ打撃練習を敢行。明日22日の30歳バースデーを前に「最終的に今季はクリーンアップを打ちたい」と、真弓構想で中軸候補にあがる鳥谷、新井らに“挑戦状”を叩き付けた。
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■ いきなり新球!
 虎のドラフト1右腕がついにベールを脱いだ。蕭一傑が鳴尾浜球場で新人合同自主トレ開始後、初めてブルペン入りし、38球を投げ込んだ。握り方を変えて新球のツーシームを試すなど、いきなり大物の片りんを見せつけた虎の一番星。今後は毎日ブルペンに入って、念願の開幕1軍を目指す。
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■ 背暗向明
 日本一へ、真っすぐ突き進め! 新井が鹿児島・最福寺の池口恵観法主から、護摩行をやり遂げた際に「背暗向明」の言葉を贈られた。暗いことには背を向けて、明るいことに邁進―。どんな逆境にも、勝利、そして優勝を目指して全力プレーする。
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■ FF必勝リレー」や!
 “FF必勝リレー”で09年の勝利の方程式を作り上げる。福原ら4選手が沖縄・嘉手納で自主トレを公開した。福原は、ロサンゼルスで調整を続ける藤川の「復活して、ボクにつないでほしい」とのゲキに発奮。ローテーション奪回を約束した。
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■ 虎の守護神背番号!
 第2回WBC日本代表候補の藤川が、当地で報道陣に自主トレを公開。国際大会で初めて阪神と同じ背番号「22」を背負うことを明かした。抑え候補の斎藤がWBCを辞退したことで、藤川が守護神の最有力候補。火の玉ストッパーが真の番号を背負い、侍ジャパンを勝利へと導く。
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■ 虎の守り神にV祈願!
 これ以上の願懸けはありません!? 真弓監督と南球団社長が3月中に、虎にゆかりの神として知られる奈良県信貴山で必勝祈願を行うことが、明らかになった。3月20日に三宮−近鉄奈良間を結ぶ「阪神なんば線」が開通。新線のPRも兼ね、虎の指揮官が奈良へ参上する。
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■ アニキが走った!
 金本が西宮市の鳴尾浜球場で、昨年11月の左ひざ手術後、初めてグラウンドでトレーニングをする姿を披露。最長100メートルのダッシュを繰り返すと、最後はキャッチボール締め。昨年より1カ月も早い順調な調整ぶりを見せた。
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■ 失神寸前!
 新井がオフの精神鍛錬として恒例にしている鹿児島・最福寺での護摩行の模様を報道陣に公開した。5度目の今回は前日13日からの4日間で計7度の行を予定。火にくべる護摩木も過去最大の3000枚となり、従来の荒行がさらに厳しさを増した。過酷な火柱に失神寸前になりながら、日本一への決意を新たにした。
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■ 2・14デビュー!?
 あるぞ2.14バレンタイン・デビュー! ドラフト1位・蕭一傑が、鳴尾浜球場で新人合同自主トレを開始。真弓監督は「いいね、いいね。回転もあるし、伸びもある」とドラ1右腕の球筋を大絶賛した。蕭は第3クールの20日にもブルペン入りを予定。2月14日の高知ファイティングドッグス戦で実戦デビューする可能性も出てきた。
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■ 復活そして日本一!
 島野さん、見ていてください。今岡が兵庫県西宮市内の霊園に眠る島野前総合特命コーチに2009年シーズンの復活とチームの日本一を誓った。レギュラーを奪った時もタイトルを獲得した時も、つねにそばにいてくれたのは、2007年12月に天国へ旅立った恩師。背番号7は、あとは自分自身を信じて前へ進むだけだ。
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■ 完全装備入寮!
 新人7選手が西宮市内の鳴尾浜球場に隣接する虎風荘に入寮した。ドラフト1位の蕭一傑は99年に藤川が持参した32インチ型TVを上回る46インチ型の液晶TVを持ち込んだ。新人史上最大の大型ビジョンで他球団の打者を徹底研究し丸裸にするつもりだ。7人は13日から鳴尾浜球場で合同自主トレを開始する。
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■ スパイ大作戦!
 悲願のV奪回へスパイ大作戦だ。赤星が走塁力アップへの秘策を打ち出した。「自分たちのピッチャーのクセを探すことはすごく大事」。クセを見抜く眼力を養うことで、ライバル球団の投手陣に応用していく構え。また、虎投のクセを発見、矯正できればディフェンス面にもプラスとなり、相乗効果に大きな期待を寄せた。
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■ WBC代表候補入り!
 第2回WBCのスタッフ会議が都内であり、岩田が新たに代表候補メンバー入りすることが決定した。ドジャース・黒田の辞退に伴う措置で、侍ジャパンの原監督は「非常に潜在能力のある選手」と期待。岩田も「最終メンバーにも選ばれるよう頑張ります」と目標を掲げた。
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■ 新兵器試す!
 金本が新井とともに京都市上京区にある京都府立医科大学附属小児疾病研究施設(京都府こども病院)を訪れ、闘病中の子供たちを激励した。慰問後には京都府立医科大・吉川教授が開発した動体視力向上マシンを初使用。さらなる進化への新兵器を得た。
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■ 完投王や!
 三浦のザンゲで、岩田が燃えた。岩田が千葉・長生郡の生命の森リゾートで自主トレを公開。現地で横浜・三浦と遭遇し、FAで虎をソデにした件で「行けなくてゴメン」と“謝罪”を受けた。チームが06、08年のリーグ最多完投男の獲得に失敗した穴を埋めるべく、新エース候補は完投キング襲名に意欲を示した。
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■ 最年長記録完全制覇!
 この手で球史を塗り替える。下柳が鹿児島・奄美大島で約4時間の自主トレーニングを敢行。練習後、報道陣の取材に応じ、投手部門での球界最年長記録を順次塗り替え、完全制覇していくことを誓った。「全部抜くつもりだから」。昨年11月5日に手術した右ひざの回復も順調。近日中にもキャッチボールを開始する見込みだ。
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■ 何回でもビールかけ!
 日本一からアジア制覇や! 真弓監督が西宮市内で行われた球団年賀式に参加。「3回でも4回でも、ビールかけができるようにしたい」と年頭の誓いを立てた。本拠地・甲子園球場もリニューアルされる2009年。真弓阪神が、宿敵・巨人を撃破してのアジア制圧に乗り出す。
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■ 岸カーブ!
 ユルっと先輩にタテ突きます? 阪神ドラフト4位の西村が福岡市東区の九産大グラウンドでの自主トレを公開した。スライダー、フォーク、シュートを操るMAX145キロ右腕が次に狙いを定めたのは、昨年の日本シリーズMVP、西武・岸の持ち球である緩いカーブの習得。下柳、安藤、上園、白仁田ら同郷・九州出身と争う先発陣に割り込む意気込みを示した。
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■ ムネリンバットで開幕1軍!?
 「赤星2世」がルーキーイヤーで“本家超え”を狙う。阪神ドラフト2位の柴田が故郷・北九州市の本城運動公園で本格始動。ソフトバンク・川崎が使用する同タイプのバットに微調整を加えた“ムネリン・バット”を携え、開幕1軍を誓った。また、50メートル5秒7の快足を誇る柴田は赤星が入団初年度(01年)にマークした39盗塁の記録更新も視野に入れた。
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■ 真弓効果!
 新春から“真弓効果”だ。阪神百貨店の初売りが始まり、阪神選手の直筆サイン色紙などグッズ14点が入った恒例の「阪神タイガースショップ福袋」(5000円、限定500袋)が午前7時40分に“完売”。真弓新監督の誕生が虎党の期待を膨らませたようでV奪回への快発進を切った。
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■ 日本一!
 日本一が新春の誓いだ! 阪神の31代監督に就任した真弓監督が船出となる2009年を迎え、打倒巨人を果たしてのリーグ優勝を高らかに宣言。現役時代の1985年につかんだ日本一の栄冠を、24年の時を経て、今度は猛虎の将として勝ち取ることを約束した。
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■ 右翼獲りだ!
 正月返上で打ち込みだ。林威助が母国・台湾へと帰国した。

 「台湾は旧暦だからね。正月はまだ先。だから練習する施設も開いているので、トレーニングする上でも支障はない」

 帰国後は技術練習に重点を置き本格的な自主トレに取り組む。今オフにバットのモデルチェンジに着手。理想は村田(横浜)モデル。グリップエンド部分を従来のバットより少し細くし、10グラム重い910グラムに変更、本塁打量産を目指す。ミズノ社に要望していたニューバットを数本持参して帰路に就いた。

 「打つのは台湾に帰ってからになるけど、もう(新しい)バットでスイングはしているよ」

 新たな相棒を手になじませるため、早くも2日からはフリー打撃を開始。今季は新助っ人のメンチに加えて葛城、桜井、浅井らとの激しい右翼争いが待っている。“新兵器”を武器に長距離砲が、し烈なサバイバルに挑む。
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■ 40歳バッテリー誕生!
 矢野が長い球史にまた一つ、新たな勲章を刻み込む。40歳で迎える2009年シーズン。6年来の相棒・下柳とのコンビは、プロ野球で初めての40歳バッテリーであることが、この日までに明らかになった。

 「それはすごく光栄なこと。長い間やらせてもらってて良かったし、チームに少しでも貢献できるよう、シモと力を合わせて頑張りたい」

 40歳になった下柳、金本とともに“アラフォー・トリオ”として今季も大活躍したが、矢野だけは39歳のままシーズンを終えていた。11月27日には、慢性的な激痛を抱えていた右ひじを内視鏡手術。回復具合が心配されたが、26日まで続いた甲子園のリハビリでは順調にメニューを消化した。

 「ここまでは順調に来てると思うよ」

 屈曲、伸展の動作も年内に掲げた目標を達成済み。年明け早々にも担当の権田トレーナーと話し合い、キャッチボール再開などキャンプインまでのスケジュールを詰める段取りだ。

 一方の下柳も、着々と来季へ向けて足場を固めている。11月5日に右ひざのクリーニング手術を受けたが、甲子園を拠点としたリハビリで順調に回復。今月11日には例年通り鹿児島・奄美入りし、本格的な自主トレをスタートさせた。

 「手術したことを自分でも忘れるぐらいや」

 すでに16日にはダッシュを再開するなど、強じんな肉体は相変わらず。インナーマッスルを鍛える「ピラティス」を新たに導入。調整過程に寸分の狂いもなく、この日、年内の自主トレを打ち上げた。

 「強い巨人に勝たないと、盛り上がらない。今年は悔しい思いもいっぱいしたし、この経験をムダにすることなく来年に臨みたい」

 矢野はかねてから打倒・巨人への思いを口にしていたが、屈辱のV逸で気持ちはさらに強まった。前人未踏の領域に挑戦する来るべき新年。最強の不惑コンビが、真弓阪神の屋台骨となる。
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■ 生涯トラ!
 “生涯虎”の誓いだ。赤星が出身地・愛知県刈谷市での「第7回赤星憲広選手を励ます会」に出席。あと41日で取得するFA権について「ずっとタイガースでプレーしたい思いが強い」と語った。選手会長でもあり、社会貢献にも精力的な生え抜きスターは、いつまでもグラウンド内外で活躍を続ける。
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■ 原点回帰!
 金本が故郷広島で再始動。自主トレ拠点とする広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」を訪れ、今秋にクリーニング手術した左ひざを含む脚部のトレーニングに汗を流した。
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■ 日本一へ団結!
 虎の指揮官の09年初仕事は、球団フロント陣との団結!? 真弓監督が年明け5日に西宮市内の球団事務所で開かれる年始行事に参加することが分かった。現場監督の出席は04年の岡田前監督以来のことで、現場とフロントが一丸となって覇権奪回への気勢を上げる狙いだ。
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■ 金本が走った!
 11月4日に左ひざクリーニング手術を受けた金本がジョギングを再開していたことが判明。ハワイから帰国後の24日から試運転を開始し、球団施設が閉鎖した本日も甲子園室内練習場を走って患部の状態を確かめた。目指す来春開幕へ順調な回復ぶりを示し、年末年始も例年通り、故郷・広島でトレーニングを継続していく。
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■ 関西を黄色一色に!
 来季こそ、関西を黄色一色に染めたい! 金本が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3年契約最終年を現状維持の5億5000万円プラス出来高でサイン。3年連続で現役日本人選手の球界最高年俸が確実となった。会見では、打倒・巨人を果たしての日本一も宣言。「関西を真っ黄、黄に染めて熱い街にしたい」と、来る09年シーズンの目標を掲げた。
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■ まず結果出せ!
 来季の新外国人選手としてメンチと1年契約を結んだことを発表した。契約金、年俸を合わせて総額180万ドル(約1億6500万円)で、背番号は32番に決まった。期待の大砲候補ながら、真弓監督は来春キャンプやオープン戦での特別待遇を否定し「結果を出さないとチャンスはない」と正右翼手の座を競わせる方針を示した。
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■ 協力惜しまぬ!
 岩田が“岩田基金”を立ち上げる。名古屋市内で1型糖尿病患者の家族会などが催したクリスマス会に、患者に勇気を与える発症者としてゲスト参加。難病の原因究明と根治につながる研究を助成する「1型糖尿病研究基金」の存在を知り、協力を約束した。
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■ まさかの1000万円減…
 久保田が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円ダウンの1億1000万円も一発サイン。今季は69試合に登板。2年連続で12球団ナンバーワンの登板数を誇り、2年連続の最優秀中継ぎに輝いたにもかかわらず超異例のダウン更改となった。また矢野は1000万円アップの2億円で、関本は3500万円アップの8500万円で一発更改した。
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■ 一球入魂!
 真弓阪神の合言葉は一球入魂だ! 阪神は2009年のチームスローガンが「Focus on this play'this moment!!(そのプレー、その一瞬に集中せよ!!)」に決まったと発表した。真弓監督が「チームに一番言いたいこと」と話しており、全144試合に全身全霊を傾け、勝利を奪いにいく。
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■ 国産打線で開幕!?
 トラ党に、ひと足早いクリスマスプレゼントだ。真弓監督が現時点での来季の開幕オーダー構想を披露した。6番には近日中に獲得が発表されるメジャー89発男のメンチではなく、桜井や林ら若手の台頭を期待。1978年以来、31年ぶりとなる助っ人抜きのサプライズオーダーを予感させた。
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■ 虎ナンバー3!
 今季全試合出場を果たした赤星が、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、7000万円増の年俸2億5000万円でサイン。金本、藤川に次いで猛虎3番目の高年俸に躍り出た。またチーム最多の13勝を挙げた安藤も4200万円増の年俸1億2000万円で一発更改した。(金額は推定)
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■ 開幕投手宣言!
 09年の夢は開幕投手、15勝、そして日本一! 岩田が大阪市北区の市立滝川小学校を訪問。「夢の授業」と題して、全校集会で児童215人と交流した。1型糖尿病の苦難を乗り越えてプロになった経験を踏まえて、夢を持つことの大切さを訴えた左腕。自らの「夢」として、来季開幕投手にも名乗りを上げた。
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■ 鉄人は50歳まで健在や!
 今季2000本安打を達成した金本が、米ハワイ・ホノルル市内で開催された名球会総会とチャリティーゴルフ前夜祭に初参加した。会では金田会長が「あの体なら50歳まで現役でやれる」と太鼓判。球界の大先輩からのエールを胸に、虎の鉄人が球史を塗り替える。
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■ 生え抜き最高俸!
 藤川が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億円アップの推定年俸3億8000万円で一発サイン。阪神の生え抜き選手では2006年に3億3000万円で更改した今岡を抜いてトップに躍り出た。また、あらためてポスティングシステムでの来季メジャー移籍を封印。名実ともに虎の看板選手となった背番号22は「巨人に勝ちたい」とメジャーよりG倒に闘志を燃やした。
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■ WBC第1次候補発表!
 来年3月5日に開幕する「アサヒビールプレゼンツ 09ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京ラウンド」の第1次候補34選手が発表された。阪神からは藤川1人だけが選出。第1回大会は中継ぎとして世界一に貢献したが、連覇のかかる今大会は守護神としてより大きな期待がかかる。
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■ 開幕オーダー3・24初公開
 真弓監督が来季開幕を見据えたベストメンバーを3月24日のオープン戦、ソフトバンク戦で披露する考えを明かした。兵庫・佐用町で「プロ野球28(ニッパチ)会」のチャリティーゴルフコンペに参加した指揮官は「オープン戦の最後の5試合で」と発言。手術明けの金本、矢野も回復状況を見極めて起用する方針で、故郷・福岡の地で09年型オーダーを発動する。
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■ 高野山パワーでGO!
 新井が金本とともに和歌山県高野町の高野山大学で開かれたトークショーに出演した。世界遺産にも登録されている高野山はオフ恒例の精神鍛錬として実施している護摩行の原点ともいうべき場所。初めて訪問した聖地で“霊気”を充電し、移籍2年目となる来季への誓いを新たにした。
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■ 虎党に誓う!
 2つの誓い、任せてください! 新井が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。今年からFA移籍に伴う4年契約を結んでおり、2年目となる来季は年俸2億円(金額は推定)プラス出来高5000万円で更改。席上では、球団の100打点要求に即答し、さらに自らでも巨人戦の勝ち越しをノルマ設定するなど、誓いのスタートとなった。
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■ お別れ弾や!
 まさに感謝、感激です。09年のオープン戦日程が発表され、3月22日に広島−阪神戦が行われることが決まった。場所はなんと、今季限りでお別れだったはずの広島市民球場。これに感激したのが新井で、「本当にうれしい」と予期せぬ里帰りを喜んだ。開幕ダッシュを切るためにも、思い出の古巣で景気づけ!となりそうだ。
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■ 虎版M−1開催!
 漫才だけじゃない、猛虎でもM−1開催!? 真弓監督が台頭を熱望する若手選手を対象に「M(MAYUMI)−1グランプリ」を制定する案を披露した。坂井オーナーらとも相談のうえ従来の監督賞の域を超えて表彰する考え。競争激化は必至。栄えあるグランプリに輝く若虎はいったい誰だ。
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■ 井川道場に集まれ!
 今冬も若虎に“臨時コーチ”!? ヤンキース・井川が西宮市内の阪神球団事務所を表敬訪問。来季のメジャーでの活躍を誓ったかつてのエースは昨オフに合同自主トレした岩田の飛躍を喜び、今オフも門戸開放の姿勢を示した。球団幹部も“第2の岩田”出現に期待。阪神復帰はなくとも井川イズムは猛虎に継承されていく。
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■ 郭さん超える!
 今秋ドラフトで1位指名した蕭一傑と大阪市内のホテルで仮契約をむすんだ。契約金は9000万円プラス出来高払い4000万円、年俸は1300万円に決定。背番号は未定。同じ台湾出身の元西武・郭泰源を目標に掲げ「日本での最多勝117勝を超えたい」と語った。また来春開催されるWBC台湾代表の投手コーチを務める郭氏は「メンバーに入る可能性はある」と明言した。
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■ 感激です!
 ドラフト1位指名を受けた蕭一傑が、奈良・三郷町の奈良産大グラウンドで開催された野球教室に参加。2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックのV戦士、ロッテ・西岡から「内角をどんどん攻めて向かってきて!」とエールを送られた。蕭も来春の第2回大会の出場を目指すプロ球界の先輩と、早期対戦の実現を熱望した。
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■ 原点に戻る!
 打棒復活に燃える今岡が年明け早々に米国ハワイで自主トレを単身でスタートすることが分かった。今季はわずか55試合の出場で、打率.172、7本塁打、29打点と低迷。3年連続で結果を残せていないだけに、ゲンのいい場所で例年よりも早い1月3日からの始動で完全復活を目指す。
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■ ホームラン量産や!
 新井が重心をより前方に置いた新型バットの試用を決めた。大阪市内のミズノ本社で開かれたアドバイザリープロスタッフ会議に出席。担当者に新バットの発注を依頼し、早ければ今月中にも手元に届く。長距離型への改造が今季8本に甘んじた本塁打の増加につながるのか。真弓監督が5番への打順変更を構想に抱く中、移籍2年目の来季へ向けて新たな挑戦に出る。
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■ 宮本イズムを継承!
 労働組合・日本プロ野球選手会は、大阪市内のホテルで定期大会を開き、宮本会長に代わる新会長に新井副会長を選出した。内定していた人事で、全会一致だった。任期は1年。新井新会長は宮本前会長の対話路線を継承したうえ「引っ張っていきたい」と意気込みを示した。定期大会では国内FAを行使した場合のポスティングシステムの利用制限やアマチュア選手の大リーグ挑戦など海外流出問題で意見交換を行った。
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■ 郭李に続け!
 故郷の大先輩に続け! 1位指名された奈良産大・蕭一傑の背番号が「20」に決定したことが明らかになった。阪神の背番号20といえば、90年代に活躍した同じ台湾出身の郭李がつけた記憶が新しい。在学中の奈良産大では学内表彰が検討されていることも分かった右腕は勲章を胸に、背中には“由緒ある”数字を背負って大海原へこぎ出す。
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■ 桜井結婚!
 未完の大器が大きな花を咲かせた! 桜井が今年8月1日に結婚していたことが明らかになった。お相手は川崎美香さん=大阪府在住の川崎徹さんの長女=で、交際期間6年半を経てゴールインした。挙式、披露宴は未定。今季はわずか出場25試合にとどまった和製大砲は、最愛の人と二人三脚でレギュラー奪取を目指す。
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■ 来季も3人で引っ張るぞ!
 「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞が、「アラフォー」と「グ〜!」に決まった。猛虎が誇るアラフォートリオの1人、矢野は「その言葉を聞くと自分も頑張れる。いい言葉やと思います」と本紙にコメント。今オフは金本、下柳とともに手術を受け現在はリハビリ中だが、まだまだ衰えるわけにはいかない。
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■ フロント聴取…
 三浦獲得の失敗を受けて坂井オーナーが、神戸市内の自宅前で球団フロントを緊急聴取することを明かした。不発だった今回のFA戦線を筆頭に競合抽選を2度外した今秋ドラフトや助っ人整備も含めた補強策全般を検証する考えで、1日にも南球団社長と連絡を取る。場合によっては編成担当者も集めた“大反省会”へ発展する可能性も出てきた。
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■ 虎ショック!
 猛虎に衝撃! FA宣言して動向が注目された三浦が、横浜残留の意向を固めた。30日に球団事務所の会見で発表する。獲得を目指していた阪神には本人から横浜残留を決断した連絡が入った。今オフ補強の軸に据えていたFA右腕の獲得失敗に真弓監督、球団首脳らは一様にショックを隠せない。現状での次善策には新外国人投手の再調査が挙がるのみ。優勝奪回を期す09年へ向けた戦力整備に不安を残した。
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■ 受け入れ準備OK!
 横浜からFA宣言し、阪神が獲得を目指している三浦が、30日の意思表明を控え、29日に横浜、阪神双方へ内々に意向を伝える考えを示唆した。一方、この日は阪神の契約更改交渉が西宮市の球団事務所であり、杉山が400万円減の年俸2100万円(推定)でサイン。背番号18からの変更も正式決定し、三浦の受け入れ態勢が整った。
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■ 新井新会長助けるぞ!
 グラウンド外でも全力投球だ。藤川が労働組合・日本プロ野球選手会の副会長に就任することが明らかになった。すでにチームメートの新井が新選手会長に就任することが決まっており、12月4日に開催される選手会総会での承認を経て正式に決定する。虎の主砲を守護神がガッチリとサポートして、日本球界の発展に力を注ぐ。
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■ 初Gグラブ賞!
 第37回三井ゴールデン・グラブ賞の表彰式が、東京都内のホテルであり、阪神からは新井と赤星が選出された。新井は初受賞で、今季は878度の守備機会のうち失策はわずか1。真弓阪神でも一塁を守る09年は、王貞治氏の持つセ・リーグシーズン守備機会連続無失策記録(991)の更新を狙う。
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■ 三浦29日にも決断!
 横浜からFA宣言した三浦が、横浜市の球団事務所で横浜との交渉に臨んだ。去就決断前では阪神も含め最後と位置づける交渉は、約30分で終了。28日までは横浜の選手会行事が予定されており、「今月中にも決めたい」という残留か移籍かの二者択一の結論は29日にも下す。
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■ 吉報届くのか!?
 虎に吉報は届くのか。横浜からFA宣言し、阪神が獲得へ動いている三浦が25日、横浜との最終交渉に臨む。既に阪神とは2度の交渉を終え、在籍球団との話し合いが最後のFA交渉となる。阪神移籍か、横浜残留か。今月中の進路決定を目指す一方、結論が12月にずれ込む可能性も示唆した。
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■ 世界一の守護神になる!
 藤川が公の場で初めて、来春3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への熱い思いを明かした。「今のところ、目標をそこに置いてやっている」。自主トレ、春季キャンプの段階から異例のハイペース調整で大舞台へと臨む構え。まずは世界連覇へ貢献し、その勢いで2009年シーズンへ向かう。
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■ 好感触!
 虎が“恋人”にラストアタック。横浜からFA宣言した三浦と大阪市内のホテルで2度目の交渉を持ち、直接熱意を伝えた南球団社長は獲得成功への手応えを強調した。約1時間の茶会のために55万円の超豪華スイートルームを用意して示した“誠意”。三浦からは阪神移籍か横浜残留かの二者択一で熟考中で今月中に結論を出すという返答を得た。
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■ これが虎の誠意!?
 異例の“中1日”交渉が決まった。横浜からFA宣言した三浦と22日に第2回交渉の場を持つ。横浜での初交渉から一夜明け、三浦が22日にTV出演のため関西を訪れるという情報を入手。即座に出演後の約束を取り付けた。今回は南球団社長も同席。“恋人”を振り向かせるためにラブコールを送り続ける。
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■ 速攻アタック!
 虎の速攻アタックにハマの番長もグラリ! FA交渉解禁日、横浜市内のホテルで、横浜からFA宣言した三浦と初交渉を行った。約1時間10分の会談で沼沢球団本部長が「新しい甲子園のマウンドで集大成を見せてほしい」の殺し文句を披露。3年総額9億円プラス出来高払いを提示した。三浦も「五分五分」としながら「凄い評価をしてもらい、ありがたい」と揺れる胸中を語った。
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■ 矢野も手術決断…
 矢野が来週中にも内視鏡による右ひじのクリーニング手術に踏み切ることが明らかになった。今季は日本代表として北京五輪に出場するなど活躍。その一方で、疲労の蓄積もあってシーズン中盤からは慢性的なひじ痛に悩まされ、40歳で迎える来季を見据えて決断した。虎の正妻は不安を一掃して、プロ19年目のシーズンに臨む。
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■ 来季は新人王や!
 若手7選手が西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、ルーキーで2勝を挙げた石川が唯一のアップを勝ち取った。「来季は規定投球回に達して…」と新人王獲りにも名乗り。500万円減の桜井ら他6選手で計1550万円(推定)のダウンとなり、V逸による厳冬更改が続いている。
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■ 三浦FA宣言!
 猛虎に骨を埋めてほしい! 真弓阪神がFA補強の本命としていた三浦が、横浜からFA宣言。これを受け、大阪市内で坂井オーナーと南球団社長が会談し、正式に三浦獲りを決定した。また“恋人”の「五分五分」と揺れる胸中を聞きつけ、3年とされる契約年数の上方修正も検討。“生涯縦ジマ”を切り札に“ハマの番長”獲得を目指す。
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■ 実りの安芸!
 充実の秋で、新たな戦力を見いだした。真弓阪神は高知・安芸での秋季キャンプを打ち上げ、真弓監督はキャンプMVPに1年目の白仁田を“選出”。「相手チームに投げさせたい魅力を感じた。チャンスをつかんだんじゃないかな」。真弓監督のデビュー戦となる来年2月上旬の日本ハムとの練習試合で、右腕を先発させる可能性を示唆した。
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■ 最大限の誠意を示す!
 FA権の行使を決断した横浜・三浦の獲得に向け、阪神がエースナンバーの背番号18を用意していることが分かった。また、真弓監督も「いい影響あれば行きます」と直接出馬を表明。来季のV奪回に向け、必要不可欠な右腕だけに、あらゆる手段を用いてハートをつかむ構えだ。
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■ 阪神に朗報!
 虎の番長”誕生へ前進だ。横浜の三浦が昨年取得したFA権の行使を決断した。明日にも行われる村上チーム運営部門統括との会談で意思を伝える。他球団への移籍が濃厚で、V奪回へ向けて水面下で調査を続けていた阪神は、宣言と同時に獲得に全力を尽くす。
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■ 来季100打点任せろ!
 期待には100で応えます! 新井が広島市内にあるトレーニングジム「アスリート」で本格始動した。そんな新井に対し、秋季キャンプ中の真弓監督は、5番構想を明かす期待の入れよう。新井も「100打点が一つの目安」と期待に応える意気込みを語り、「(試合を)決めにいく」打法で、3番からのモデルチェンジを誓った。
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■ G倒で開幕ダッシュ!
 G倒で開幕ダッシュの青写真が出来上がった。セ・リーグの2009年度リーグ日程が発表され、阪神は4月3日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)で開幕。3カード目で巨人(10日から3連戦、東京ドーム)と対戦する日程に真弓監督は「くみしやすい」と歓迎ムードを見せた。今季、13差を逆転された宿敵を踏み台に、真弓阪神が勢いに乗る。
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■ 球児養成ギプス!?
 虎の秘密兵器を“球児養成ギプス”で養成だ! 黒田が、久保投手コーチから約1時間に及ぶ徹底指導を受けた。軸足の固定を徹底するため、添え木を当てテーピングでぐるぐる巻きにした手法。山口投手コーチが発案し、かつては藤川らがブレークのきっかけをつかんだ矯正法。真弓監督も黒田については「秘密兵器だから黙っておきたい」とニヤリ。未知の可能性を秘めた右腕が、この秋をきっかけに大化けしていく予感だ。
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■ 真弓イズム全開!
 新生真弓阪神の「走る野球」が、その姿を現した。秋季安芸キャンプ第2クール3日目、今キャンプ初の実戦メニューとなるシート打撃を実施。走者を置き状況を想定した練習で盗塁企図は実に8回を数え、走者一、三塁からの重盗で三塁走者が生還するビッグプレーも飛び出した。
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■ 来年こそ日本一!
 来年こそ日本一を―。赤星がテレビのゲスト解説で日本シリーズ第7戦を観戦。西武・片岡の“足攻”にG倒へのヒントをつかむと同時に、来季への誓いを新たにした。

 「一発のあるチームに対抗するのは一発じゃない。足と走塁を十分に絡める攻撃を出せれば倒せるし、巨人より上にいける可能性がある」

 脳裏に焼き付くのは片岡の足だ。8回に死球で出塁すると、次打者の1球目にすかさず二盗。1死三塁から中島の三ゴロで敢然と突っ込み、同点のホームを踏んだ。「片岡君の足の脅威を実感した」と指摘したように、チームに勢いを吹き込んだ“足攻”こそ、来季の猛虎に必要な要素だ。

 機動力アップは真弓新監督も重要視するテーマだ。今季のチーム盗塁数62(赤星41個)から3ケタを見据える。「来年はここに立ちたい」。その言葉とともに、日本一への道のりは始まる。
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■ 出てこい代走屋!
 「真弓枠」の第1号は代走屋だ。真弓監督は秋季安芸キャンプ第2クール初日、来季の1軍メンバー構成に触れ「代走のスペシャリストがベンチに1人はいないと困ると思う」と語った。虎のスピード革命へ、新指揮官がかける思いは熱い。
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■ 不動のレギュラー!
 断食トレで不動のレギュラー獲得や! 関本が自身初となる断食を敢行する考えを明かした。本格的なオフのトレーニングを前に徹底的に体調を整える構え。1泊2日の合宿を経て、7日間の絶食に挑む。
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■ チャンスをつかめ!
 真弓監督が秋季安芸キャンプ第1クール最終日、監督就任後初めて公の場で久保田を来季、先発に転向させる考えがあること明言した。「先発のイスをもぎ取ってほしい」。04年8月以降は中継ぎとしてフル回転。これまで若き右腕自身も転向を熱望していた。その待ちに待った好機が訪れた。真弓阪神の新兵器として期待がかかる鉄腕が自らの力で先発の座を狙う。
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■ 安藤2世になれる!
 ドラフト1位指名を受けた奈良産大の蕭一傑が、関西地区大学選手権の龍谷大戦で先発。1−0の9回に2点を失い敗れたが、池之上スカウト課長が「安藤みたいな粘り強く、しのぐ投球」とほれ直す内容だった。期待のドラ1は、敗者復活・大産大戦も先発することが濃厚だ。
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■ 鳥谷20本ノルマ!
 最低20本は打たせる! 真弓監督が高知・安芸での秋季キャンプ2日目、前日の桜井に続き鳥谷を指導。「ひざを柔らかく使えば、3割30本打つ力は持っている。最低20本は打ってもらわないと困る」と高いハードルを設定した。今季はチーム本塁打数が、ヤクルトと並ぶリーグ最少83本に終わり、アーチ増産が真弓阪神の課題の一つ。中軸を担う鳥谷を、新監督が鍛え上げる。
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■ いきなり桜井指導!
 新監督が、いきなり動いた―。真弓監督が高知・安芸で秋季キャンプをスタートし、背番号72のユニホーム姿を初披露。初日から精力的な動きを見せ、課題とする若手育成の手始めとして、桜井を相手に、身ぶり手ぶりに会話を交えた熱血指導を行い、実りの秋を予感させた。
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■ 準備は整った!
 明日からの高知・安芸キャンプに備え真弓監督は、チームとは別に陸路移動し、キャンプ地に一番乗り。ヤル気のほどを見せつけた。夕方からの全体ミーティングでは「自分の弱さをさらけ出せ」と大号令。いよいよ背番号72のユニホームに袖を通す新監督が、実りの秋に向けスタートを切る。
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■ ホームランを打て!
 明日2日にキャンプ地・安芸入りする真弓監督が、今季リーグ・ワーストタイの83本塁打にとどまった猛虎打線に破壊力を求めた。中でも新井には今季の8本からの一気量産を期待。「考え方で増やすことはできる」。新指揮官からのゲキに、05年の本塁打王も「打たなきゃイカンでしょう」と気合を込めた。
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■ 快投虎デビュー!?
 ドラフト翌日、いきなり快投だ! ドラフト1位指名された奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)投手が、奈良市内の同大で沼沢球団本部長らから指名あいさつを受けた。その後、帝塚山大との練習試合に先発して3回をパーフェクト投球。虎の一番星は5三振を奪う好投で“虎デビュー”を飾った。
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■ 守護神宣言!
 目標はストッパー球児2世―。ドラフト1位指名された奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)投手が、力強い第一声を上げた。台湾から留学して7年、苦難を乗り越えて念願のプロ切符をつかんだ148キロ右腕は「希望は抑えでやりたい。勝利の方程式に入れたらいいと思う」と夢を語った。併せて、阪神が13ゲーム差を大逆転された宿敵・巨人にも「巨人は強力打線なので抑えたい」と挑戦状を突き付けた。
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■ ノックもやる!
 愛のノックも、乞うご期待! 真弓監督が鳴尾浜球場でスタートした秋季練習で始動。金本らナインと初顔合わせした後、バックネット裏から全体練習を視察。11月3日からの秋季キャンプでは、守備重視を掲げ、自らノックの雨を降らせる可能性も示唆した。
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■ 若トラよ、覚悟しろ!
 就任会見から一夜明け真弓監督が、11月3日から始まる秋季キャンプを、25人前後の少数精鋭による“地獄のキャンプ”と予告した。「若い人は、しんどい思いしてもらわないと伸びていかない」。今季、リーグ優勝を逃した要因の一つに、若手の台頭がなかったことを挙げた新監督が、いきなり鬼になる。
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■ 就任即お願い!
 新監督が、いきなりのお願いだ! 阪神OBの真弓明信氏が、大阪市内で阪神31代監督の就任会見を行い、正式に誕生。来季のV奪回に向け、横浜・三浦やロッテ・清水直ら、可能な限りの戦力補強を要求した。2年契約で年俸8000万円(推定)。背番号72。真弓新監督は、29日から始まる秋季練習で始動する。
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■ 軸は不動!
 阪神は明日27日、OBで野球評論家の真弓明信氏が第31代監督として就任することを正式発表する。真弓氏は神戸市内の自宅で取材に応じ、09年オーダーについて初めて言及。3番・新井、4番・金本の並びを継続させる考えを示した。新監督就任の1年目のシーズンは新たな打順で臨むことも多いが、兄弟コンビに限っては不動。来季も2人でチームを引っ張ることになりそうだ。
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■ 今岡再生!
 背番号7の復活を信じている―。阪神の監督就任が内定している野球評論家の真弓明信氏が、ここ数年、不振に悩んでいる今岡に対し「急激に衰えることはない」と復活へゲキを飛ばした。現役時代には同じ「7番」を背負った縁もある2人。V奪回へ向け、“今岡再生”が真弓氏の大きな仕事となる。
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■ 東京ドーム怖がるな!
 監督就任が内定している野球評論家の真弓明信氏が、クライマックスシリーズ第2S第3戦・巨人−中日戦を“視察兼任”で、ラジオ解説。来季もライバルになるであろうGDを総チェックし、巨人に7連敗した今季の払しょくに、意欲を燃やした。解説では「ラミレス封じ」を熱く語るなど、一足早く真弓采配をお茶の間に届けた。
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■ 就任内諾!
 阪神タイガース第31代監督誕生へ―。坂井オーナーは大阪市内のホテルで球団OBの真弓明信氏と会談し、次期監督就任への要請を行った。真弓氏は内諾したことを明かし、「成績が出なかったら、責任をとらないといけない」と発言。就任1年目からV奪回を至上命題に掲げた。クライマックスシリーズ終了後にも、正式発表される。29日から始まる秋季練習は真弓新監督の初日となる可能性も出てきた。
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■ 新助っ人は右の大砲!
 来季の新外国人野手獲得に向け、ブルージェイズのホセ・バウティスタ内野手を筆頭候補にリストアップしていることが分かった。

 リーグ史上最大の13差逆転を許した要因の一つでもある攻撃陣。「勢いをつけるためには、打線の爆発が必要だった」。前日21日の退任会見でも岡田前監督が悔やんだように、ひと振りで流れを変える大砲の不在が最後まで響いたのは事実だ。

 来季のV奪回に向け、長年の補強ポイントである右の大砲獲得は至上命題。そこで、白羽の矢が立ったのが、メジャー通算46本塁打を誇るバウティスタだ。04年にメジャーデビューし、今年8月にパイレーツから移籍。最近3年間すべて15本塁打以上を記録。本職は三塁だが、一塁もこなす。

 今季年俸が180万ドル(約1億8000万円)と高額なのがネックだが「少々高くても、いい選手を取ることが大事」と球団首脳も話しており、許容範囲とみられる。

 新監督の意向を聞くため、バウティスタ以外にも、メジャー通算22本塁打しているレンジャーズのネルソン・クルーズ外野手や通算89本塁打を誇るケビン・メンチ外野手ら5人を最終リストアップしているもよう。真弓監督が誕生次第、一本化して獲得を目指すことになる。
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■ 虎よ!さらば…
 5年間の総決算と位置づけたCS敗退から一夜。上下濃いグレーのスーツで大阪市内の電鉄本社を訪れた岡田監督は、約30分間、坂井オーナーにシーズン報告を行った後、退団会見を行い、正式に猛虎に別れを告げた。

 「重圧から解放され安堵感?解放したくなかったけどな。成績には満足してるが、優勝できなかったのが一番の原因やから。今後?ずっと野球見てきたから、見るのは1週間に2、3回でええわ」

 13差を逆転される歴史的V逸で、タイガースのユニホームを脱ぐことに後悔はない。ただ、勝負に負けたことが悔しい。会見中は淡々と話していたが、終わるに近づき、目には再び、熱いものがあふれていた。

 常勝軍団を築きあげんと、総てを注いできた5シーズン。「よく5年もやった。選手も勝たないといけないという、いい経験をさせてあげられたと思う。充実の5年間だった」と、指揮官生活を振り返った。

 猛虎を愛し、そして今も、その思いが変わることはない。コーチとして阪神に戻ってきてから11年。「一番、印象に残っていることは?」と問われ、2軍時代に藤川、関本、浜中(オリックス)らを鍛え上げ、1軍で監督−選手の立場として、ともに戦えたことを挙げた。

 前日20日の中日戦後、胴上げされ号泣した。「勝ってユニホームを脱ぐのが理想だったが(胴上げされて)嬉しかった」。ナインに感謝しつつも涙については「悔し涙。嬉し涙なんかないよ」と、最後まで負けず嫌いな勝負師らしい一面を見せた。

 「ここ2、3年、最終的に勝てなかった。(原因が)何か分からないが、足りないものがある。ただ、100%に近い状態で新体制に受け継いでもらえるかな」

 岡田は去る。だが、岡田野球の申し子らが、新たな指揮官と“融合”し、さらなる花を咲かせてくれるはずだ。
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■ 終戦…
10/20 京セラD大阪
◆セCS1st第3戦
[阪神1勝2敗0分]
中000 000 002=2
神000 000 000=0
[勝]吉見 1勝
[S]岩瀬 2S
[敗]藤川 1敗
▼本塁打
(中)ウッズ2号
(神)


 涙の別れだ…。0−0の9回、守護神・藤川がウッズに決勝2ランを浴びクライマックスシリーズ第1ステージでの敗退が決定。5年間の総決算として臨んだ岡田監督は、試合後、ナインの手によって5度、宙に舞い、涙、涙に暮れた。猛虎を率いて5年。リーグ優勝1度を含むAクラス4度。常勝軍団を築いた猛虎の将がこよいで縦ジマに別れを告げた。さらば岡田監督。そして、ありがとう。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 鳥谷2発で逆王手!
10/19 京セラD大阪
◆セCS1st第2戦
[阪神1勝1敗0分]
中010 001 010=3
神400 003 00X=7
[勝]下柳 1勝
[敗]チェン1敗
▼本塁打
(中)森野2号・ウッズ1号
(神)鳥谷1号、2号


 鳥谷が猛虎を救った。鳥谷が初回にクライマックスシリーズ1号の3ランを放つと、6回にもソロ。2発4打点の活躍で中日を下し、通算成績を1勝1敗とした。今季限りで辞任する岡田監督はポストシーズン初勝利。明日の第3戦、第2ステージ進出をかけて竜倒に挑む。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ CS崖っぷち…
10/18 京セラD大阪
◆セCS1st第1戦
[阪神0勝1敗0分]
中100 001 000=2
神000 000 000=0
[勝]川上 1勝
[S]岩瀬 1S
[敗]安藤 1敗
▼本塁打
(中)森野1号
(神)


 岡田阪神よ意地を見せろ! セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが、京セラドーム大阪で開幕。今季限りでユニホームを脱ぐ岡田監督の“総決算”初戦は中日に0−2の零封負け。指揮官就任後、日本シリーズ、CSの短期決戦は7戦全敗となった。きょう負ければすべてが終わる。崖っぷちに立たされたが、終わったわけじゃない。猛虎よ、甦れ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 5年間の総決算や!
 明日から始まるクライマックスシリーズ第1ステージに向け、京セラドーム大阪で最終調整。今季限りで退団する岡田監督は「5年間の総決算。最後までいく雰囲気がある」と、日本一で男の花道を飾る決意を、あらためて示した。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 鬼になる!
 18日に開幕するクライマックスシリーズで3位の中日と激突する阪神は、その舞台となる京セラドーム大阪で直前練習を行った。今季限りで辞任することが決まっている岡田監督は「調子のいい者から使うだけよ」と宣言。相性やシーズンの実績にとらわれず、“非情”に徹して勝利を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 星野SDの意見聞く
 坂井オーナーは今季限りで退団する岡田布監督の後任人事に関して大阪市内の電鉄本社で南球団社長と会談。OBの真弓明信氏、木戸作戦兼バッテリーコーチの2人を軸とした候補の検討に入った。同オーナーは16日にも球団取締役2人を加えた4者会談を開き意見を集約。星野SD、吉田義男氏らOBの監督経験者へのヒアリングを経て決断する。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 真弓?(゚Д゚;≡;゚д゚)木戸?
 今季限りで辞任する意向を伝えていた岡田監督が、大阪市内で坂井オーナー、南球団社長と会談。坂井オーナーの慰留を固辞し、球団側も了承。今季限りでの退任が正式に決まった。これを受けて球団は後任監督の人選に本格的に着手。今後はOBの真弓明信氏と木戸作戦兼バッテリーコーチを軸に、人選を進めていく方針だ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 別れ、そして継承へ―
 坂井オーナーは明日、今季限りでの辞意を表明している岡田監督と会談し、辞任を最終承認する。同オーナーは「今やっている守りの野球は間違っていない」と5年間の“岡田野球”を評価。去りゆく将に現状分析を請い、次政権に生かす考えだ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 竜倒締め!
10/12 スカイマーク
◆対中日最終戦
[阪神17勝6敗1分]
中000 100 000=1
神000 003 01X=4
[勝]岩田 10勝10敗
[S]藤川 8勝1敗38S
[敗]山本昌11勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)


 猛虎がシーズン最終戦を鮮やかな逆転勝ちで締め、クライマックスシリーズ第1ステージで対戦する中日との前哨戦を制した。試合前には、今季限りでの辞任を決意した岡田監督が南球団社長と会談して正式に辞意を伝えた。試合後にわき起こった「岡田コール」を胸に秘め、5年間の監督人生の集大成とするべく、男の花道を日本一で飾りにいく。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 岡田監督が辞任決意…
 岡田監督が辞任する。最大13ゲーム差をつけながら優勝を逃した責任を痛感する岡田監督は、横浜戦の試合前、選手全員を集め、今季終了後に辞任する意向を伝えた。V逸が決まった10日深夜にはコーチ陣に辞意を伝えている。12日、レギュラーシーズン最終戦を行うスカイマーク神戸で、南球団社長と会談し、正式に辞意を伝える。球団は慰留に努めるが、岡田監督の決意は固く、翻意は困難な状況だ。後任人事は難航が予想され、手にかけた優勝を逃した阪神に一気に激震が走ることになる。
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■ 39個目のスチール!
10/11 横浜
◆対横浜最終戦
[阪神13勝10敗1分]
神000 100 300=4
横200 000 30X=5
[勝]高宮 1勝
[S]寺原 3勝9敗22S
[敗]阿部 1敗
▼本塁打
(神)
(横)内川14号


 赤星はひるまない。チームは巨人に13ゲーム差をひっくり返され、優勝を逃した。それでも意地は残っている。球界ナンバー1の脚力で、6度目のタイトル獲りに挑む。

 7回、死球を受けたバルディリスの代走としてゲーム参加した。カウント0−1。左投手、吉見のモーションを完全に盗み、二塁へ駆けた。斉藤俊の送球は大きく浮いた。滑り込む必要のない完ぺきなタイミングで今季39個目スチールを成功させた。

 現在、盗塁王争いのトップはヤクルト・福地の41。その差は2。

 「ずっと言っているけど、そんなことはまったく考えていない」

 報道陣の「サインなのか?」の問いにも明白に答えた。

 「そういう場面で出て行ってる。それしかないでしょう」。過去5回、盗塁王に輝いているプライドがにじんだ。

 スタメンを外れたのは6日のヤクルト戦で左手に受けた死球の影響もあった。左手打撲の診断で親指付近にテーピングを巻いて出場し続ける。万全ではない状況でも結果を残す。「出場?あとからということだったんで」。淡々と試合前を振り返った。

 盗塁王に初めて輝いたのは2001年、ルーキーイヤーだった。39を数えた。02、03、04、05とタイトルホルダーになった。プロ8年目を迎えた08年は新人時代と同じ数字を重ね、抜き去ろうとしている。

 明日の中日戦で2盗塁を決めれば、プロ通算350盗塁となり、球団タイ記録になる。偉業を最初に達成したのは吉田義男氏。「牛若丸」と異名をとった阪神の偉大なOBに肩を並べ、そして一気に追い越す可能性もある。

 「あすの出場?自分で決めることではないでしょう」。赤星は慎重だった。でも出ない訳はない。今季全試合出場もかかっている。屈辱にまみれた08年シーズン。最後は笑って終わるだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 81 59 3 2.5 ☆
3中日 71 67 5 9.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 74 4 4.0
6横浜 48 93 2 18.0
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■ 世紀のV逸…
10/10 横浜
◆対横浜23回戦
[阪神13勝9敗1分]
神002 010 000=3
横000 004 00X=4
[勝]小林 6勝5敗1S
[S]寺原 3勝9敗21S
[敗]アッチソン 7勝6敗
▼本塁打
(神)金本27号・関本8号
(横)村田45号


 奇跡は起こせなかった…。3点リードの6回、1点を返され、なおも1死一、二塁から2番手・アッチソンが横浜・村田に逆転3ランを浴び、まさかの逆転負け。巨人の2年連続リーグ優勝が決まり、3年ぶりのV奪回は夢に終わった。一時は2位に13差をつけた猛虎にとっては、屈辱のシーズンとなり終戦を迎えた。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 83 57 3 優勝 ☆
2阪神 81 58 3 1.5 ☆
3中日 71 67 5 9.5 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 73 4 3.5
6横浜 47 93 2 19.0
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■ 逆転Vあるぞ!
 首位陥落から一夜明け、横浜スタジアムでの若手中心の指名練習に金本が志願参加した。言葉はいらない。行動が絶対にあきらめない強い決意を示していた。岡田監督も「まだ決着はついていない」。この日、巨人は横浜に敗れてマジック2で停滞。奇跡の逆転Vの可能性を残す残り3試合。猛虎は最後の最後まで希望を捨てない。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 82 57 3 M2 ☆
2阪神 81 57 3 0.5 ☆
3中日 71 67 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 72 4 3.0
6横浜 46 93 2 20.0
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■ ついに落城…
10/08 東京ドーム
◆対巨人最終戦
[阪神10勝14敗0分]
神000 001 000=1
巨002 000 10X=3
[勝]内海 12勝8敗
[S]クルーン 1勝4敗40S
[敗]安藤 13勝9敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス43号


 10・8は猛虎にとって屈辱の日となった…。阪神は岡田監督が宿敵・巨人とのラストバトルに執念采配を見せたものの、力及ばず。開幕から守り続けた首位の座から、141試合目にして陥落し、自力Vが消滅。巨人に優勝マジック2を点灯させられた。早ければ10日に巨人のリーグ優勝が決まる。猛虎の3年ぶりリーグ制覇は、風前のともしびとなった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 82 56 3 M2 ☆
2阪神 81 57 3 1.0 ☆
3中日 71 67 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 72 4 3.0
6横浜 45 93 2 20.5
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■ 頂上相星決戦!
 神様も“宿命の対決”を演出したのだろうか。この日の横浜戦は、阪神が初回に1点を先制した直後に雨のため中断。そのまま降雨ノーゲームとなった。勝っていれば0.5差リードして、明日の巨人戦に臨むことができたが、81勝56敗3分けのイーブンでの頂上決戦が実現。勝者が限りなくリーグ優勝に近づく、運命の一戦。勝つのは、もちろん猛虎だ!

■セ・リーグ順位表
[2008/10/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 81 56 3 ― ☆
1阪神 81 56 3 0.0 ☆
3中日 71 67 5 10.5 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 64 72 4 3.5
6横浜 45 92 2 19.5
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■ また同率首位…
10/06 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神13勝10敗1分]
神000 100 000=1
ヤ200 100 00X=3
[勝]石川 12勝10敗
[S]林昌勇1勝5敗31S
[敗]リーソップ2敗
▼本塁打
(神)金本26号
(ヤ)


 休むつもりはない! 左手に死球を受け、病院に直行した赤星が7日の横浜戦出場に向け、悲壮な決意を示した。試合は金本のソロによる1点しか奪えず、ヤクルトに惜敗。再び巨人に同率首位に並ばれ、負ければ巨人に優勝マジック3が点灯する。残り4戦全勝へ。崖っぷちに立たされた猛虎を、チームリーダーが引っ張る。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 81 56 3 ― ☆
1阪神 81 56 3 0.0 ☆
3中日 71 66 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 3.0
5ヤクルト 63 72 4 4.0
6横浜 45 92 2 19.0
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■ 単独首位死守!
10/05 神宮
◆対ヤクルト23回戦
[阪神13勝9敗1分]
神000 500 003=8
ヤ000 002 100=3
[勝]石川 2勝
[S]藤川 8勝1敗37S
[敗]川島亮7勝8敗
▼本塁打
(神)バルディリス3号
(ヤ)


 執念の首位死守だ。藤川が2点リードの8回から2イニングを無安打無失点。9試合連続のマウンドは、ストッパー転向後初となる2日連続の2イニング登板も、覇権奪回への強い思いを白球に込めてツバメ打線を力でねじ伏せた。豪腕の力投で6日ぶりの勝利。2位・巨人とも0.5ゲーム差をキープ。残り5試合。優勝のため最後の力を振り絞りマウンドを守り続ける。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 81 55 3 ― ☆
2巨人 81 56 3 0.5 ☆
3中日 71 66 5 10.0 ☆
4広島 69 69 5 2.5
5ヤクルト 62 72 4 5.0
6横浜 44 92 2 19.0
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■ 岡田がキレた!
10/04 神宮
◆対ヤクルト22回戦
[阪神12勝9敗1分]
神100 100 000 000=2
ヤ200 000 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 3時間54分の激闘も勝利をつかめず痛恨のドロー。巨人が敗れ、再び単独首位に立ったものの、さらに一歩引き離すことはできずマジック点灯もお預けとなった。試合後には、心ないファンのヤジに岡田監督が怒り心頭で詰め寄り、言い返す場面も。フラストレーションが残る結末となった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 55 3 ― ☆
2巨人 80 56 3 0.5 ☆
3中日 71 65 5 9.0 ☆
4広島 68 69 5 3.5
5ヤクルト 62 71 4 4.0
6横浜 44 91 2 19.0
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■ 勝利の方程式崩壊…
10/03 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神12勝9敗0分]
神000 131 000=5
ヤ000 000 43X=7
[勝]木田 2勝
[S]五十嵐3勝2敗3S
[敗]アッチソン 7勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 勝利の方程式が崩壊した―。ヤクルトに1点差に詰め寄られた8回1死満塁から登板した藤川が、まさかの暴投で同点とされ、川本に決勝二塁打を浴びた。JFK+Aが打たれ、今季最大となる5点差逆転負けで優勝マジックが消滅。再び巨人に並ばれた。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 55 3 ― ☆
1阪神 80 55 2 0.0 ☆
3中日 70 65 5 10.0 1
4広島 68 68 5 2.5
5ヤクルト 62 71 3 4.5
6横浜 43 91 2 19.5
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■ 勝利あるのみ!
 Vへの使者は、やっぱり新井だ! 3日からのヤクルト戦に備え、上京した。昨年はくしくも同じ神宮、横浜遠征で失速したが、今季は直前で新井が復活し、チーム状況は一変。新井は追走してくる巨人の幻影に惑わされず、「自分たちが1戦1戦勝つだけ」と、自力でマジックを減らす旅を強調した。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 80 55 3 0.5 ☆
3中日 69 65 5 10.5 2
4広島 68 68 5 2.0
5ヤクルト 61 71 3 5.0
6横浜 43 90 2 18.5
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■ G戦へ弾みつけろ!
 ハマキラーでG倒へ弾み! 福原が7日の横浜戦で先発することが濃厚となった。現在、福原は中継ぎとしてスタンバイしているが、05年から対横浜戦は7連勝中。先発要員として新外国人のリーソップも控えるが、相性と経験での抜てきとなった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 80 55 3 0.5 ☆
3中日 68 65 5 11.0 3
4広島 67 68 5 2.0
5ヤクルト 61 70 3 4.0
6横浜 43 89 2 18.5
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■ Xデーは10・8!?
 “岡田の予言”は10・8胴上げや! 今季の甲子園ラストゲームとなるはずだった中日戦が雨天中止となった9月30日、岡田監督が3日からの関東遠征での決着を示唆した。「最終戦まで、もつれるとは考えてない」。頭にあるのは、宿敵・巨人との10・8東京ドーム決戦。下柳ら先発陣もスタンバイさせ、総動員でラストバトルに挑む。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 80 55 3 0.5 ☆
3中日 67 65 5 11.5 5
4広島 67 67 5 1.0
5ヤクルト 60 70 3 5.0
6横浜 43 88 2 17.5
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■ V加速!
09/29 甲子園
◆対広島最終戦
[阪神14勝10敗0分]
広000 002 100=3
神010 200 02X=5
[勝]藤川 8勝1敗36S
[敗]上野 2勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)今岡7号・金本25号


 金本が8回に決勝となる25号2ラン。新井が64日ぶりにスタメン復帰し、今岡も先制弾を放つなど、開幕当初のクリーンアップが大活躍した。お立ち台では、甲子園初となる金本・新井の“師弟コンビ”を披露。ファンも大満足の試合で、岡田政権下では3度目となる80勝の大台に到達した。優勝マジックも7に減った。もう、Vまで一直線!

■セ・リーグ順位表
[2008/09/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 79 55 3 1.0 ☆
3中日 67 65 5 11.0 6
4広島 67 66 5 0.5
5ヤクルト 59 70 3 6.0
6横浜 43 87 2 16.5
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■ 単独首位譲らん!
 マジック8が再点灯や! 残り9試合、猛虎の逃げ切る秘策は「スクランブル球児」だ! 甲子園で全体練習が行われ、中西投手コーチは、試合展開によっては藤川を7回途中から起用するプランを口にした。この日、巨人が中日に敗れたため、単独首位に浮上し、M8が再点灯。歓喜のゴールまで、総動員態勢で戦い抜く覚悟だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 79 54 2 M8 ☆
2巨人 79 55 3 0.5 ☆
3中日 67 65 5 11.0 7
3広島 67 65 5 0.0
5ヤクルト 59 70 3 6.5
6横浜 43 87 2 16.5
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■ 再び同率首位…
09/26 甲子園
◆対巨人23回戦
[阪神10勝13敗0分]
巨003 300 000=6
神011 002 000=4
[勝]内海 11勝8敗
[S]クルーン 1勝3敗37S
[敗]岩田 9勝10敗
▼本塁打
(巨)李8号
(神)


 電撃復帰、役者が揃った! 第5腰椎疲労骨折のため、リハビリを続けていた新井が出場選手登録され、いきなりタイムリーヒットを放った。予想以上の回復具合に、岡田監督も即昇格を決定。試合は巨人に敗れ、再び首位に並ばれたが、7月28日以来、61日ぶりに新井が戻ってきて、V戦線に光が差した。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 54 3 ― ☆
1阪神 79 54 2 0.0 ☆
3中日 66 65 5 12.0 8
3広島 66 65 5 0.0
5ヤクルト 59 69 3 5.5
6横浜 43 87 2 17.0
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■ 決戦再び―
 金本が休日返上のスイング調整で巨人との直接対決に備えた。対戦が予想される難敵、内海を甲子園球場で迎え撃つ一戦。岡田監督は本拠地での攻略に自信をのぞかせる。勝てば優勝マジック7が点灯する。先週の敵地3連敗を乗り越えて再び迎える大一番。最近4試合で17打席無安打に沈む4番の復調に猛虎の命運を託す。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 79 53 2 ― ☆
2巨人 78 54 3 1.0 ☆
3中日 65 65 5 12.0 9
3広島 65 65 5 0.0
5ヤクルト 59 68 3 4.5
6横浜 43 86 2 17.0
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■ 単独首位!
09/25 甲子園
◆対横浜22回戦
[阪神13勝8敗1分]
横000 012 000=3
神000 500 00X=5
[勝]安藤 13勝8敗
[S]藤川 7勝1敗36S
[敗]阿斗里1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 阪神がついに巨人との併走から抜け出した。4回、安藤の先制打の後に平野、今岡が連続適時打を連ね、一挙5得点で横浜を押し切った。引き分けを挟む3連勝に対し、巨人は12連勝で止まり、5日ぶりに単独首位に浮上。27日の直接対決へ弾みを付けた。勝てば優勝マジック「7」、引き分けでも「8」が点灯。さあ、ラストスパートだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 79 53 2 ― ☆
2巨人 78 54 3 1.0 ☆
3中日 65 65 5 12.0 9
3広島 65 65 5 0.0
5ヤクルト 59 68 3 4.5
6横浜 43 86 2 17.0
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■ 天敵・三浦攻略!
09/24 甲子園
◆対横浜21回戦
[阪神12勝8敗1分]
横100 001 000=2
神002 200 01X=5
[勝]福原 3勝2敗
[S]藤川 7勝1敗35S
[敗]三浦 7勝9敗
▼本塁打
(横)内川11号
(神)今岡6号


 ついに天敵を攻略した。今季4戦全敗だった横浜・三浦から3回、今岡がバックスクリーンに逆転の6号2ラン。4回にも赤星の適時打などで2点を追加すると、アッチ、ジェフ、球児の新・必勝リレーで逃げ切った。首位を併走する巨人は12連勝でも、虎も負けない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 78 53 3 ― ☆
1阪神 78 53 2 0.0 ☆
3中日 65 65 5 12.5 9
4広島 64 65 5 0.5
5ヤクルト 59 68 3 4.0
6横浜 43 85 2 16.5
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■ JFKで首位死守!
09/23 甲子園
◆対横浜20回戦
[阪神11勝8敗1分]
横000 001 000 000=1
神000 001 000 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)
(神)鳥谷13号


 勝てんかった…いや負けんかったでしょう! 先発の下柳が中2日でのスクランブル登板。さらに7月26日以来、59日ぶりとなるJFK揃い踏みで、ピンチを何度も脱出した。延長12回でも決着はつかず、今季2度目の引き分けに終わったが、今は負けなかったことが何より。くしくもデーゲームで巨人が引き分けての首位併走。CS進出と2位以内は確定させた。首位の座だって、そう簡単には渡さない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 77 53 3 ― ☆
1阪神 77 53 2 0.0 ☆
3広島 64 64 5 12.0
4中日 64 65 5 0.5
5ヤクルト 59 67 3 3.5
6横浜 43 84 2 16.5
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■ 首位は絶対譲らん!
09/22 甲子園
◆対横浜19回戦
[阪神11勝8敗0分]
横000 200 000=2
神120 000 00X=3
[勝]石川 1勝
[S]藤川 7勝1敗34S
[敗]吉見 3勝5敗
▼本塁打
(横)吉村32号
(神)


 猛虎が同率首位の座を堅守した。1点差の終盤、藤川が前倒し登板を志願し、岡田監督が今季初めての8回先頭からの投入に踏み切った。守護神の2回0封、34セーブ目で最少得点差を守り抜き、連敗も止めた。痛恨の3連敗を喫した東京の悪夢を払しょく、宿敵巨人との一騎打ちへ―。猛虎が本拠地、甲子園で再発進だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 77 53 2 ― ☆
1阪神 77 53 1 0.0 1
3中日 64 64 5 12.0
3広島 64 64 4 0.0
5ヤクルト 58 67 3 4.5
6横浜 43 84 1 16.0
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■ 並ばれた…
09/21 東京ドーム
◆対巨人22回戦
[阪神10勝12敗0分]
神010 100 012=5
巨000 081 00X=9
[勝]上原 5勝4敗1S
[敗]岩田 9勝9敗
▼本塁打
(神)金本23号、24号
(巨)李7号・阿部21号


 ついに並ばれた―。主砲・金本の2打席連続アーチでリードも、5回に8点を奪われ、逆転負け。2000年8月以来の巨人戦3連戦3連敗を喫し、同年以来8年ぶりの巨人戦5連敗で、同率で首位に並ばれた。それでも、振り出しに戻っただけ。残り14試合は宿敵とのマッチレース。明日から本拠地・甲子園に戻ってリスタートする。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 76 53 2 ― 1
1阪神 76 53 1 0.0 2
3広島 64 63 4 11.0
4中日 63 64 5 1.0
5ヤクルト 58 66 3 3.5
6横浜 43 83 1 16.0
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■ えらいこっちゃ!
09/20 東京ドーム
◆対巨人21回戦
[阪神10勝11敗0分]
神010 000 000=1
巨430 200 00X=9
[勝]内海 10勝8敗
[敗]下柳 11勝6敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス40号・李6号・小笠原31号・阿部20号


 こんな敗戦を完敗と言うのだろう…。ベテラン左腕・下柳が3本塁打を浴びるなど、2回途中7失点の大炎上。投手陣が巨人の強力打線に今季ワーストタイの4被弾で、首位決戦に連敗。2位・巨人に1差と迫られた。本拠地・甲子園での胴上げピンチどころか、リーグ優勝さえ…と思わずにはいられない。それでも、明日の第3Rに勝てば優勝マジック12が点灯する。まだ1つ上にいる。これからが本当の戦いだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 76 52 1 ― 2
2巨人 75 53 2 1.0 2
3広島 64 62 4 10.0
4中日 62 64 5 2.0
5ヤクルト 58 66 3 3.0
6横浜 43 83 1 16.0
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■ まだ2差あるやんか!
09/19 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神10勝10敗0分]
神000 012 010=4
巨010 210 20X=6
[勝]グライシン16勝8敗
[S]クルーン 1勝3敗36S
[敗]安藤 12勝8敗
▼本塁打
(神)今岡5号
(中)鈴木尚2号・小笠原30号


 2位・巨人との首位決戦第1ラウンドを接戦の末に落としたものの、猛虎にとっては希望を抱かせる敗戦だった。小笠原の2ランで3点差に広げられた直後の8回、今岡が5号ソロをかっ飛ばし、ナインに、虎党に力を与えた。やられっ放しでは気がすまん。明日は第2ラウンド。もちろん、倍返しやで。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 76 51 1 ― 3
2巨人 74 53 2 2.0 4
3広島 63 62 4 10.0
4中日 62 63 5 1.0
5ヤクルト 57 66 3 4.0
6横浜 43 82 1 15.0
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■ 打撃戦でもかまへんよ!
 明日からの2位・巨人との首位決戦を前に東上した岡田監督が揺るがぬ自信を口にした。「楽しんでな。結果はなるようになる。東京ドームでは、こっちも本塁打を打ってる」。第1戦の先発が有力な難敵・グライシンガーには今季1勝3敗も、敵地では黒星を付けている。巨人お得意のノーガードの打ち合いだって、受けて立ってみせる。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 76 50 1 ― 4
2巨人 73 53 2 3.0 6
3中日 62 62 5 10.0
3広島 62 62 4 0.0
5ヤクルト 56 66 3 5.0
6横浜 43 81 1 14.0
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■ プロ初満塁弾!
09/17 ナゴヤドーム
◆対中日23回戦
[阪神16勝6敗1分]
神421 200 020=11
中001 320 000=6
[勝]アッチソン 7勝4敗
[敗]山本昌11勝6敗
▼本塁打
(神)鳥谷12号・金本22号
(中)谷繁1号・小池4号


 鳥谷が3安打5打点の大暴れでチームを勝利へ導いた。初回にプロ初の満塁弾を放って先制すると、4回に適時二塁打、6回に三塁打と、サイクル安打目前の活躍。チームも23試合ぶりの2ケタ得点で中日に圧勝した。2位・巨人とは3ゲーム差を堅持。19日からの首位攻防3連戦に万全の態勢で臨む。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 76 50 1 ― 4
2巨人 73 53 2 3.0 6
3中日 62 62 5 10.0
3広島 62 62 4 0.0
5ヤクルト 56 66 3 5.0
6横浜 43 81 1 14.0
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■ ついに巨人と3差…
09/16 ナゴヤドーム
◆対中日22回戦
[阪神15勝6敗1分]
神000 200 000=2
中003 000 20X=5
[勝]チェン5勝5敗
[S]岩瀬 3勝3敗31S
[敗]福原 2勝2敗
▼本塁打
(神)鳥谷11号
(中)森野18号・李炳圭13号


 ついに3差―。阪神が巨人に3月末日以来の接近を許した。攻めては打線の中軸を中心に決定打を欠き、守っては救援陣が致命的な失点。ナゴヤで痛い星を落とし、6連勝へ伸ばした巨人との差がまた縮まった。19日からは敵地、東京ドームでの直接対決3連戦が待つ。明日、猛虎は9連戦の最後を白星で締め、運命の東京決戦へ弾みをつけられるのか。負けられない戦いが続く。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 75 50 1 ― 6
2巨人 72 53 2 3.0 8
3中日 62 61 5 9.0
3広島 62 61 4 0.0
5ヤクルト 55 66 3 6.0
6横浜 43 80 1 13.0
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■ 猛虎復活7点快勝!
09/15 ナゴヤドーム
◆対中日21回戦
[阪神15勝5敗1分]
神011 320 000=7
中001 021 000=4
[勝]岩田 9勝8敗
[S]藤川 7勝1敗33S
[敗]小笠原8勝10敗
▼本塁打
(神)高橋光4号・今岡4号
(中)小池3号


 こんな勝ち方を待っていた。2回から4イニング連続で得点を積み重ね、12安打7得点で中日に快勝。その中心にいたのが今岡だ。3−1の4回2死二塁から、左翼席への4号2ラン。見逃せばボールかという外角高めのストレートを、“らしい”打撃で貴重なアーチに変えた。昇格後5試合目で初のマルチ安打もマークし、低調だった打線の起爆剤となった。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 75 49 1 ― 6
2巨人 71 53 2 4.0 9
3中日 61 61 5 9.0
3広島 61 61 4 0.0
5ヤクルト 55 65 3 5.0
6横浜 43 79 1 13.0
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■ 6度目マジック消滅…
09/14 甲子園
◆対広島23回戦
[阪神13勝10敗0分]
広001 200 000=3
神100 000 000=1
[勝]上野 1勝1敗
[S]永川 4勝1敗33S
[敗]金村暁5敗
▼本塁打
(広)
(神)


 広島に逆転負けをくらって、優勝マジックは6度目の消滅となった。2位・巨人とは再び4ゲーム差。主砲・金本も「このチームはこんなもん。今までよくやったんや」と、厳しい言葉を投げかけた。明日から中日、巨人と勝負どころが続く遠征はまさに最大の正念場。今こそ、アニキのゲキに発奮するしかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 74 49 1 ― 7
2巨人 70 53 2 4.0 11
3中日 61 60 5 8.0
4広島 60 61 4 1.0
5ヤクルト 55 64 3 4.0
6横浜 43 78 1 13.0
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■ 必死のパッチでM16!
09/13 甲子園
◆対広島22回戦
[阪神13勝9敗0分]
広000 000 000 0 =0
神000 000 000 1x=1
[勝]藤川 7勝1敗32S
[敗]梅津 2敗1S
▼本塁打
(広)
(神)


 虎のサヨナラ男や! 矢野が0−0で迎えた延長10回1死一塁から、サヨナラとなる左越えの適時二塁打。決勝アーチを放った9日のヤクルト戦に続いて、劇勝の立役者となった。阪神では通算10本目のサヨナラ安打で、田淵幸一氏と並ぶ球団タイ記録。優勝へのマジックも「16」となり、また一歩歓喜の瞬間に近づいた。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 74 48 1 M16 7
2巨人 69 53 2 5.0 12
3中日 60 60 5 8.0
4広島 59 61 4 1.0
5ヤクルト 55 63 3 3.0
6横浜 43 77 1 13.0
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■ 無抵抗の零敗…
09/12 甲子園
◆対広島21回戦
[阪神12勝9敗0分]
広040 000 000=4
神000 000 000=0
[勝]斉藤 2勝
[敗]安藤 12勝7敗
▼本塁打
(広)喜田3号
(神)


 3夜連続サヨナラ勝ちの勢いは、どこへやら…。一気に優勝マジック減らしを狙った阪神は、エース右腕・安藤が7回4失点で降板し、打線も散発4安打に封じられて今季11度目の完封負け。2位・巨人が勝って5差に迫られた。ただ、最短優勝が22日の横浜戦(甲子園)にずれ込んだのは、虎党には“朗報”。今宵の敗戦は忘れて、地元胴上げに期待しましょう。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 73 48 1 M17 9
2巨人 68 53 2 5.0 14
3中日 60 59 5 7.0
4広島 59 60 4 1.0
5ヤクルト 55 62 3 3.0
6横浜 42 77 1 14.0
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■ 3夜連続サヨナラ!
09/11 甲子園
◆対ヤクルト20回戦
[阪神12勝8敗0分]
ヤ200 001 100 =4
神200 000 003x=5
[勝]ウィリアムス5勝4敗5S
[敗]林昌勇1勝5敗30S
▼本塁打
(ヤ)
(神)今岡3号


 今岡で始まり、今岡で飾った! 4−4の同点で迎えた9回1死満塁。関本の負傷で5月25日以来、109日ぶりとなる緊急昇格を果たした今岡の押し出し四球でサヨナラ勝ちした。2点を追う初回1死一塁には、今岡の3号バースデー2ランで同点。02年以来6年ぶり、同一カードでは球団初となる3夜連続のサヨナラ勝利でマジックを17に。もうこの勢いは止まりそうにない!

■セ・リーグ順位表
[2008/09/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 73 47 1 M17 9
2巨人 67 53 2 6.0 15
3中日 60 58 5 6.0
4広島 58 60 4 2.0
5ヤクルト 55 61 3 2.0
6横浜 41 77 1 15.0
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■ 連夜のサヨナラ!
09/10 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神11勝8敗0分]
ヤ001 010 100 =3
神300 000 001x=4
[勝]藤川 6勝1敗32S
[敗]松岡 4勝3敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 ウオーッ!連夜のサヨナラ劇場だ! 同点の9回2死満塁から、葛城が押し出し四球を選びサヨナラ勝ち。9月初の連勝で、優勝マジックを18とした。ヤクルトが15安打を放ったのに対し、猛虎は9安打。今季を象徴する“つなぎの野球”で、リーグ制覇へ加速する。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 72 47 1 M18 11
2巨人 66 53 2 6.0 16
3中日 60 57 5 5.0
4広島 57 60 4 3.0
5ヤクルト 55 60 3 1.0
6横浜 41 76 1 15.0
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■ 矢野劇的サヨナラ弾!
09/09 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神10勝8敗0分]
ヤ000 020 000 =2
神200 000 001x=3
[勝]藤川 5勝1敗32S
[敗]押本 5勝5敗1S
▼本塁打
(ヤ)
(神)矢野4号


 劇弾にマンモスが揺れ動いた。矢野が2−2の9回無死から、バックスクリーン右に飛び込む4号ソロ。サヨナラ勝ちで粘るヤクルトを振り切って、優勝へのマジックを「20」とした。「何とかするしかないでしょう」。お立ち台で高らかに飛び出したV宣言。ここから一気にラストスパートをかけるしかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 71 47 1 M20 13
2巨人 66 52 2 5.0 17
3中日 59 57 5 6.0
4広島 56 60 4 3.0
5ヤクルト 55 59 3 0.0
6横浜 41 75 1 15.0
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■ 優勝したい!
 金本が切実な胸中を明かした。後半戦の急失速。低調な打撃陣の中核として責任を痛感し、それでも自身と仲間に向けて呼びかけた。「いま打てば目立てる。オレも打ちたいし、みんなでそういう気持ちでやればいい」。頂点への道は自分たちの力で切り開くしかない。明日から試練の9連戦が始まる。固い決意を胸に最後の関門に挑む。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 70 47 1 ― 15
2巨人 66 51 2 4.0 18
3中日 58 57 5 7.0
4広島 56 59 4 2.0
5ヤクルト 55 58 3 0.0
6横浜 40 75 1 16.0
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■ さらば市民球場…
09/07 広島
◆対広島20回戦
[阪神12勝8敗0分]
神000 001 100=2
広000 023 00X=5
[勝]前田健6勝2敗
[S]永川 4勝1敗30S
[敗]金村暁4敗
▼本塁打
(神)高橋光3号
(広)


 やっぱり勝って終わりたかった…。今シーズンが最後となる広島市民球場でのラストマッチは2−5で完敗。かつてはホームグラウンドとしていた金本は「寂しいものはある」と有終の美を飾れなかったことを残念がった。試合のなかった2位・巨人とのゲーム差は「4」となり、優勝マジックも1日で消滅。9日から甲子園で出直ししかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 70 47 1 ― 15
2巨人 66 51 2 4.0 18
3中日 58 57 5 7.0
4広島 56 59 4 2.0
5ヤクルト 55 58 3 0.0
6横浜 40 75 1 16.0
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■ M22再点灯!
09/06 広島
◆対広島19回戦
[阪神12勝7敗0分]
神110 001 000 002=5
広001 020 000 000=3
[勝]久保田6勝3敗
[敗]大島 4敗
▼本塁打
(神)関本7号
(広)


 猛虎が死闘の末に暗闇から脱出した。3−3で迎えた延長12回、鳥谷が左前へ2点適時打を放ち、4時間35分の激闘を制した。連敗を5で止め、両リーグ一番乗りで70勝に到達。2位・巨人が敗れたため、5度目の点灯となるマジック「22」がともった。ここにきて足踏みを続けていた猛虎だが、再び歓喜のゴールに向かって突き進む。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 70 46 1 M22 15
2巨人 66 51 2 4.5 18
3中日 57 57 5 7.5
4ヤクルト 55 58 3 1.5
5広島 55 59 4 0.5
6横浜 40 74 1 15.0
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■ 頼みの下柳で5連敗…
09/05 広島
◆対広島18回戦
[阪神11勝7敗0分]
神200 000 010=3
広401 000 10X=6
[勝]篠田 2勝2敗
[S]永川 4勝1敗29S
[敗]下柳 11勝5敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原18号


 ベテランでも止められなかった…。連敗ストッパーとして期待された下柳が2点のリードを守れず4回8安打5失点で、まさかのKO。今季ワーストタイの5連敗となりプロ野球史上初めて、4度目の優勝マジック消滅となった。最大13差あった2位・巨人とのゲーム差も3.5。猛虎よ、そろそろ、目を覚ませ!

■セ・リーグ順位表
[2008/09/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 46 1 ― 16
2巨人 66 50 2 3.5 18
3中日 56 57 5 8.5
4広島 55 58 4 1.0
5ヤクルト 54 58 3 0.5
6横浜 40 73 1 14.5
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■ 天が味方!
 黒星は雨が流してくれた。3点劣勢の3回終了後に降雨ノーゲームが決定。連敗阻止を懸けた舞台は、5日からの広島へと移った。今季限りで歴史に幕を閉じる広島市民球場。思い出をかみ締めながら金本は誓う。「とにかく勝つこと。いい勝ち方もクソもない」。感慨を胸の奥に秘め、ただ勝利だけを見ていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 45 1 M24 16
2巨人 65 50 2 4.5 19
3中日 55 57 5 8.5
4ヤクルト 54 57 3 0.5
5広島 54 58 4 0.5
6横浜 40 72 1 14.0
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■ 完封で4連敗…
09/03 横浜
◆対横浜18回戦
[阪神10勝8敗0分]
神000 000 000=0
横030 020 30X=8
[勝]三浦 7勝6敗
[敗]杉山 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(横)金城8号・相川7号・村田33号・吉村27号


 激痛の4連敗で、ついに5ゲーム差に迫られた。天敵の横浜・三浦を打てず、投手陣も守れずの0−8完敗。2位・巨人が広島を下したためマジック24は変わらず、一時2位に「13」まで広げていたゲーム差は「5」まで縮まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 45 1 M24 17
2巨人 64 50 2 5.0 21
3中日 55 56 5 7.5
4広島 54 57 4 1.0
5ヤクルト 53 57 3 0.5
6横浜 40 72 1 14.0
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■ 9月黒星発進…
09/02 横浜
◆対横浜17回戦
[阪神10勝7敗0分]
神100 200 000=3
横021 200 00X=5
[勝]吉見 2勝3敗
[S]寺原 3勝8敗18S
[敗]岩田 8勝8敗
▼本塁打
(神)
(横)


 今は我慢の時や…。4試合ぶりの2ケタ安打を放ち、塁上をにぎわしたものの、あと1本が出ず最下位・横浜に惜敗。3連敗となった。岡田監督が「勝負の月」と位置づける9月も黒星スタート。「打線の奮起を待つ?それしかないよ」。今はただ、選手を信じて辛抱するしかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 44 1 M24 17
2巨人 63 50 2 6.0 23
3中日 55 55 5 6.5
4広島 54 56 4 1.0
5ヤクルト 52 57 3 1.5
6横浜 39 72 1 14.0
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■ Vの使者!?
 福原がVの使者になる。4月24日の中日戦で右手人さし指を骨折した福原が、横浜戦で先発することが決定的となった。2日にも出場選手登録される。4カ月を超えるリハビリを経ての復活登板。JFKの一角を担うウィリアムスが出場選手登録を抹消される危機の中、ベテラン右腕がチームを救う。

■セ・リーグ順位表
[2008/09/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 43 1 M25 17
2巨人 63 49 2 6.0 23
3中日 55 54 5 6.5
4広島 53 56 4 2.0
5ヤクルト 51 57 3 1.5
6横浜 38 72 1 14.0
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■ 初の月間負け越し…
08/31 甲子園
◆対巨人19回戦
[阪神10勝9敗0分]
巨001 000 041=6
神000 100 000=1
[勝]山口 8勝2敗1S
[敗]ウィリアムス4勝4敗5S
▼本塁打
(巨)
(神)


 アニキが吠えた。前夜のグライシンガーに続いて内海に抑えられての連敗。マジックこそ点灯したままながら、初の月間負け越しに金本が危機感をつのらせた。「このスターティングメンバーに力のあるヤツはおらん。勝ってきたのはまぐれや」。ゲーム差は「6」あるものの、ふがいない戦いぶりに主砲のフラストレーションは高まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 43 1 M25 17
2巨人 63 49 2 6.0 23
3中日 55 54 5 6.5
4広島 53 56 4 2.0
5ヤクルト 51 57 3 1.5
6横浜 38 72 1 14.0
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■ CS対戦心配や…
08/30 甲子園
◆対巨人18回戦
[阪神10勝8敗0分]
巨100 002 000=3
神000 001 001=2
[勝]グライシン13勝8敗
[S]クルーン 1勝3敗31S
[敗]金村暁3敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 3度続けて天敵にやられた…。巨人の守護神・クルーンを攻め“見せ場”こそつくったものの、先発したグライシンガーからは1点しか奪えず。今季4度目の対戦で3連敗(1勝)となった。クライマックスシリーズでの対戦も十分に考えられるだけに、攻略の糸口を見つけないと、大変なことになるのでは…。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 42 1 M25 18
2巨人 62 49 2 7.0 25
3中日 54 54 5 6.5
4広島 53 55 4 1.0
5ヤクルト 50 57 3 2.5
6横浜 38 71 1 13.0
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■ G倒でM25再点灯!
08/29 甲子園
◆対巨人17回戦
[阪神10勝7敗0分]
巨000 000 302=5
神301 111 00X=7
[勝]下柳 11勝4敗
[敗]金刃 2敗
▼本塁打
(巨)
(神)バルディリス2号


 G倒でマジック再点灯だ。林威助が連夜の決勝打。初回に先制点、3回には中押し点を叩き出して2安打2打点の大活躍。上昇カーブを描く打撃でチームを2連勝へと導いた。これで4度目の点灯となった優勝マジックは「25」。最短Vは9月13日。伝統の一戦の初戦を白星で飾った猛虎が一気に突き放しにかかる。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 41 1 M25 18
2巨人 61 49 2 8.0
3中日 54 53 5 5.5
4広島 52 55 4 2.0
5ヤクルト 49 57 3 2.5
6横浜 38 70 1 12.0


[観]編集長2勝2敗
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■ 不動の4番!
08/28 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神14勝5敗1分]
中003 001 001 =5
神103 000 101x=6
[勝]藤川 4勝1敗32S
[敗]高橋 1敗1S
▼本塁打
(中)李炳圭11号・ウッズ25号
(神)金本21号


 虎史上最強助っ人を前に4番が魅せた。金本が1−3で迎えた3回に逆転の21号3ランを放つなど、3安打4打点でサヨナラ勝利に大貢献。テレビ中継にゲスト出演した85年日本一当時の主砲、ランディ・バース氏も、アニキの本塁打を絶賛した。明日からは本拠で宿敵・巨人との3連戦。もちろん、不動の4番がいれば大丈夫!

■セ・リーグ順位表
[2008/08/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 68 41 1 ― 20
2巨人 61 48 2 7.0 27
3中日 53 53 5 6.5
4広島 52 54 4 1.0
5ヤクルト 49 56 3 2.5
6横浜 37 70 1 13.0
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■ 虎に吉兆!?
08/27 甲子園
◆対中日19回戦
[阪神13勝5敗1分]
中000 020 020=4
神000 010 000=1
[勝]小笠原8勝8敗
[S]岩瀬 3勝3敗28S
[敗]ボーグル3勝4敗
▼本塁打
(中)
(神)


 優勝マジックが3たび消えた。前日は決勝弾で5連勝へ導いた林が好機で不発。3併殺の拙攻も響き、連勝が止まった。巨人が勝ったことで今回の優勝Mは再々点灯から3日間しか持たなかった。年間3度のマジック消滅は概念が生まれた1960年代後半以降の最多に並ぶ“怪現象”だ。しかも過去3度のチームはすべて日本一という吉兆のおまけ付き。敗れた猛虎に頂点が見えた!?

■セ・リーグ順位表
[2008/08/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 41 1 ― 21
2巨人 60 48 2 7.0
3中日 53 52 5 5.5
4広島 51 54 4 2.0
5ヤクルト 49 55 3 1.5
6横浜 37 69 1 13.0
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■ 林V弾!
08/26 甲子園
◆対中日18回戦
[阪神13勝4敗1分]
中000 000 000=0
神000 200 02X=4
[勝]岩田 8勝7敗
[敗]佐藤充1勝3敗
▼本塁打
(中)
(神)林2号


 甲子園には強い猛虎がよく似合う。林威助が4回無死一塁から先制の2号2ラン。長期ロードを終え1カ月ぶりの本拠地で、六甲おろしが響き渡った。厳しい戦いを強いられてきた8月戦線も、これで5連勝。この日判明した主砲・新井の疲労骨折のショックも吹き飛ばし、マジックを「28」に減らした。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 40 1 M28 22
2巨人 59 48 2 8.0
3中日 52 52 5 5.5
4広島 51 53 4 1.0
5ヤクルト 48 55 3 2.5
6横浜 37 68 1 12.0
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■ 桜井が代打V撃!
08/25 神宮
◆対ヤクルト17回戦
[阪神9勝8敗0分]
神000 000 210=3
ヤ000 000 000=0
[勝]安藤 12勝6敗
[S]ウィリアムス4勝3敗5S
[敗]石川 8勝9敗
▼本塁打
(神)鳥谷10号
(ヤ)


 季節外れの桜が咲いた。桜井が勝負を決めた。代打出場した7回1死二、三塁から詰まりながら執念で内野手の頭上を越える三塁内野安打。この貴重な先制打が決勝打になった。ようやく日の目を浴びた和製大砲の初打点で猛虎は4連勝。優勝マジックも「29」とした。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 66 40 1 M29 23
2巨人 58 48 2 8.0
3中日 52 51 5 4.5
4広島 50 53 4 2.0
5ヤクルト 48 54 3 1.5
6横浜 37 67 1 12.0
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■ M30再々点灯!
 北京五輪から帰国し、26日の中日戦から合流予定の新井を、出発前と同じ「3番」で戦線復帰させる方針が固まった。この日のヤクルト戦は雨天中止となったが、巨人が敗れて優勝マジック30が再々点灯。広澤打撃コーチは新井について「元の場所でやってもらう」と明言した。不在の間、代役3番を務めていた鳥谷が開幕当初の6番へ。厚みを増した打線で3年ぶり頂点へのラストスパートをかける。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 65 40 1 M30 25
2巨人 57 48 2 8.0
3中日 52 50 5 3.5
4広島 49 53 4 3.0
5ヤクルト 48 53 3 0.5
6横浜 37 66 1 12.0
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■ M再々点灯だ!
 メダルなしショックは猛虎が吹き飛ばしたる! 北京五輪の星野ジャパンが米国に敗れ、まさかの4位。24日のヤクルト戦から8連戦を控える岡田監督は「短期決戦が難しい言うてもしゃあない。結果やから」と冷静に振り返りつつ、首位を快走するチームに置き換え、気を引き締めた。野球界を覆った暗雲を、猛虎が優勝マジック点灯で払いのける。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 65 40 1 ― 25
2巨人 57 47 2 7.5
3中日 51 50 5 4.5
4広島 49 53 4 2.5
5ヤクルト 48 53 3 0.5
6横浜 37 66 1 12.0
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■ JAFでVスパート!
 「JAF」でVスパートだ。岡田監督が今後もアッチソンを中継ぎとして積極起用することを明言した。「(先発に)変える必要はないやろ」。中継ぎ転向後は6試合に登板。10イニング無失点を継続中だ。安定した投球を続ける助っ人が好調な右腕で、歓喜への懸け橋をつくり出す。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 65 40 1 ― 25
2巨人 57 47 2 7.5
3中日 51 50 5 4.5
4広島 49 53 4 2.5
5ヤクルト 48 53 3 0.5
6横浜 37 66 1 12.0
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■ 3連勝!
08/21 広島
◆対広島17回戦
[阪神11勝6敗0分]
神203 000 002=7
広001 021 000=4
[勝]下柳 10勝4敗
[S]ウィリアムス4勝3敗4S
[敗]大竹 6勝11敗
▼本塁打
(神)鳥谷9号・金本20号
(広)


 主砲の不惑20発と好返球が猛虎を3連勝へと導いた。金本が3回、右翼席への3ランで5年連続20本塁打を記録。セでは落合以来となる40代での大台越えの後には1点差の8回に本塁補殺の好守で同点の危機を救った。「(下柳は)うるさいからなあ。勝たさんと」と笑った鉄人。2ケタ勝利に到達した盟友とともに虎の40歳が元気にチームを引っ張った。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 65 40 1 ― 25
2巨人 57 47 2 7.5
3中日 51 50 5 4.5
4広島 49 53 4 2.5
5ヤクルト 48 53 3 0.5
6横浜 37 66 1 12.0
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■ 桧山V撃!
08/20 広島
◆対広島16回戦
[阪神10勝6敗0分]
神000 000 400=4
広000 001 002=3
[勝]岩田 7勝7敗
[S]ウィリアムス4勝3敗3S
[敗]ブラウワー1敗
▼本塁打
(神)
(広)


 猛虎が8月初の連勝を決めた。1点を先制された直後の7回、同点に追いついた後に桧山が代打決勝打を放つなど、一挙4得点で逆転勝ちを収めた。復帰登板のルイスに苦戦しながら唯一の勝機を生かした集中打。阪神らしい攻撃が復活した。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 64 40 1 ― 26
2巨人 57 47 2 7.0
3中日 51 50 5 4.5
4広島 49 52 4 2.0
5ヤクルト 48 53 3 1.0
6横浜 37 66 1 12.0
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■ 猛威甦る!?
08/19 広島
◆対広島15回戦
[阪神9勝6敗0分]
神150 007 010=14
広000 310 001=5
[勝]安藤 11勝6敗
[敗]宮崎 1勝6敗
▼本塁打
(神)林1号・関本6号
(広)嶋7号


 久しぶりの快勝やで! 鳥谷が初回1死二塁から先制の右前適時打を放った。チームとしては4日の横浜戦以来、実に9試合ぶりの先制。全6打席すべてに出塁した若き3番がけん引した打線は、先発全員安打に2度の打者1巡を記録するなど15安打14得点の快勝で連敗を「3」でストップ。完全に息を吹き返した虎に本来の強い姿が甦ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 63 40 1 ― 28
2巨人 56 47 2 7.0
3中日 51 49 5 3.5
4広島 49 51 4 2.0
5ヤクルト 48 52 3 1.0
6横浜 36 66 1 13.0
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■ チャンス作る!
 何としても先取点を取る! 赤星が改めて1番打者として出塁にこだわる考えを明かした。「ボクがチャンスメークするしかない。とにかく塁に出る」。首位独走は変わらないが、ここ10試合を2勝8敗と低迷する猛虎。まずは頼れる選手会長がそのバットで、悪い流れを断ち切る。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 40 1 ― 30
2巨人 55 47 2 7.0
3中日 50 49 5 3.5
4広島 49 50 4 1.0
5ヤクルト 48 51 3 1.0
6横浜 36 65 1 13.0
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■ まさかの3タテ…
08/17 京セラD大阪
◆対横浜16回戦
[阪神10勝6敗0分]
横001 301 000=5
神000 000 010=1
[勝]吉見 1勝2敗
[敗]杉山 2勝2敗
▼本塁打
(横)佐伯2号
(神)


 先んずれば、すなわち人を制す―。今の阪神にはズシリと響くフレーズだ。91日ぶりに先発を任された杉山が4回途中4失点KO。これでチームは8試合連続となる先制点献上だ。最下位・横浜に屈辱の3連戦3連敗で、同一カード4連敗。夏の「長期ロード」の負け越しが早くも決まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 40 1 ― 30
2巨人 55 47 2 7.0
3中日 50 49 5 3.5
4広島 49 50 4 1.0
5ヤクルト 48 51 3 1.0
6横浜 36 65 1 13.0
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■ またM消えた…
08/16 京セラD大阪
◆対横浜15回戦
[阪神10勝5敗0分]
横002 002 000=4
神000 000 000=0
[勝]桑原謙3勝3敗
[敗]ボーグル3勝3敗
▼本塁打
(横)吉村24号
(神)


 猛虎がルーキー右腕にひねられた…。横浜・桑原謙に散発7安打の完封負けを喫し、最下位相手にまさかの連敗。巨人が勝ったため、優勝マジックが、再び消滅した。最近7試合連続で先制点を奪われており、トラの勝ちパターンが完全に崩壊している。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 39 1 ― 31
2巨人 55 46 2 7.0
3中日 49 49 5 4.5
4広島 48 50 4 1.0
4ヤクルト 48 50 3 0.0
6横浜 35 65 1 14.0
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■ 虎逆襲!?
08/15 京セラD大阪
◆対横浜14回戦
[阪神10勝4敗0分]
横100 002 710=11
神010 000 300=4
[勝]ウィリアムス2勝1敗
[敗]下柳 9勝4敗
▼本塁打
(横)吉村23号
(神)


 大敗に沈む阪神が一転して沸点に達した。7点差劣勢の最終9回。大差の局面にもかかわらず金本が頭部付近への“危険球”を投じられたことに、本人も岡田監督も怒りをあらわにした。指揮官は不敵に言い放つ。「こんなことでナメられたらあかん。あしたは知らんで」。後半戦2勝6敗の不調をむさぼる猛虎が怒りを力に変えて立ち上がる。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 38 1 M35 31
2巨人 54 46 2 8.0
3中日 49 48 5 3.5
4広島 48 49 4 1.0
4ヤクルト 47 50 3 1.0
6横浜 34 65 1 14.0
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■ 鉄人に“盆休み”なし!
 金本が甲子園新室内練習場で異例の休日返上練習を行った。約1時間に及ぶ打撃練習は、実に132スイング。明日からの横浜3連戦を前に、主砲は万全の態勢を整えた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 37 1 M36 31
2巨人 54 45 2 8.0
3中日 49 47 5 3.5
4広島 47 49 4 2.0
5ヤクルト 46 50 3 1.0
6横浜 33 65 1 14.0
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■ M36再点灯!
08/13 東京ドーム
◆対巨人16回戦
[阪神9勝7敗0分]
神000 100 000 3=4
巨100 000 000 1=2
[勝]アッチソン 6勝4敗
[S]ウィリアムス4勝3敗2S
[敗]クルーン 1勝3敗27S
▼本塁打
(神)金本19号
(巨)二岡1号


 4番の一撃が猛虎を救い、連敗を止めた。息詰まる一戦の完全決着は延長10回。無死一、二塁から金本が19号決勝本塁打を右翼席へ叩き込んだ。今季最悪の5連敗に沈んでいた阪神を生き返らせ、巨人を8差へ押し戻した。今季100試合目を白星で飾り、優勝マジック「36」も再点灯させた劇弾。苦しい時こそ、やはりアニキは頼もしかった。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 62 37 1 M36 31
2巨人 54 45 2 8.0
3中日 49 46 5 3.0
4広島 46 49 4 3.0
5ヤクルト 45 50 3 1.0
6横浜 33 64 1 13.0
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■ 慌てるなまだ7差!
08/12 東京ドーム
◆対巨人15回戦
[阪神8勝7敗0分]
神000 000 000=0
巨200 000 50X=7
[勝]グライシン12勝6敗
[敗]安藤 10勝6敗
▼本塁打
(神)
(巨)小笠原22号・ラミレス31号


 猛虎が暗闇に迷った…。林、関本がスタメンに復帰し連敗脱出を狙ったが、苦手にしているグライシンガーをまたも攻略できず、今季8度目の完封負け。5連敗となり、2位・巨人に7差と詰められた。リーグ制覇へ最初のヤマ場と位置づけた2連戦。明日こそ勝って優勝マジック再点灯といけばいいが…。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 37 1 ― 33
2巨人 54 44 2 7.0
3中日 49 45 5 3.0
4広島 45 49 4 4.0
4ヤクルト 45 49 3 0.0
6横浜 32 64 1 14.0
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■ 関本スタメン復帰!
 腰痛のため7日の広島戦を欠場した関本が、明日の巨人戦でスタメン出場することが決まった。

 「総ての練習に参加できましたからね。順調です」。常川チーフトレーナーは、患部が回復していることを明かした。この日はアップからチーム本隊に合流。ノック、ダッシュなど通常のメニューをこなした。

 10日にマシン打撃を再開したばかりで、フリー打撃中は腰をかばうようなスイングが見られた。それでも関本は「あれでもフルスイングしてたんですけどね」と明るい表情を見せ、周囲を笑わせた。

 見守った広澤打撃コーチも「大丈夫だよ」と不安説を一蹴。攻守ともに存在感を発揮している背番号3が、何とかG倒に間に合わせた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 36 1 ― 33
2巨人 53 44 2 8.0
3中日 48 45 5 3.0
4広島 45 48 4 3.0
5ヤクルト 44 49 3 1.0
6横浜 32 63 1 13.0
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■ 虎の救世主!
 得点力アップへ、切り札が帰ってきた! 左ひざ内側側副じん帯損傷で2軍調整していた林威助が、鳴尾浜球場での1軍全体練習に合流。打撃練習ではサク越えこそ1本に終わったものの、鋭い打球を連発。12日の巨人戦、「5番・右翼」でのスタメンを決定付けた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 36 1 ― 33
2巨人 53 44 2 8.0
3中日 48 45 5 3.0
4広島 45 48 4 3.0
5ヤクルト 44 49 3 1.0
6横浜 32 63 1 13.0
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■ 緊急メス…
 新外国人リーソップに“メス”が入った。阪神は鳴尾浜球場で練習を再開。6日の横浜戦で来日初黒星を喫したリーソップはブルペンで77球を投げ込み、久保チーフ投手コーチ、中西投手コーチの指導を受けながらフォームを修正した。現在チームは4連敗中。再進撃には右腕の活躍が不可欠だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 36 1 ― 33
2巨人 53 44 2 8.0
3中日 48 45 5 3.0
4広島 45 48 4 3.0
5ヤクルト 44 49 3 1.0
6横浜 32 63 1 13.0
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■ カンフル剤になる!
 左ひざ内側側副じん帯損傷のため2軍で調整中の林威助が、ウエスタン・広島戦に「4番・右翼」で出場。実戦復帰2試合目で守備に就き、1本塁打を含む3打数3安打1打点と大暴れを見せた。五輪組が抜け、関本も故障を抱える中、早ければ12日の巨人戦から1軍復帰する可能性も出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 36 1 ― 33
2巨人 53 44 2 8.0
3中日 48 45 5 3.0
4広島 45 48 4 3.0
5ヤクルト 44 49 3 1.0
6横浜 32 63 1 13.0
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■ 今季初の4連敗…
08/07 京セラD大阪
◆対広島14回戦
[阪神8勝6敗0分]
広001 000 300=4
神003 000 000=3
[勝]岸本 2勝2敗
[S]永川 4勝1敗22S
[敗]下柳 9勝3敗
▼本塁打
(広)小窪2号
(神)鳥谷8号・金本18号


 歯車が狂い出した。好調だった関本が疲労性腰痛で欠場する痛手を負った阪神は、2点リードの7回に先発の下柳が3点を奪われ、まさかの逆転負け。今季初めての同一カード3連敗を喫し、連敗は今季最多4となった。五輪組不在に久保田の抹消、そして関本の離脱…。首位を快走する猛虎に試練がやってきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 36 1 ― 33
2巨人 53 44 2 8.0
3中日 48 45 5 3.0
4広島 45 48 4 3.0
5ヤクルト 44 49 3 1.0
6横浜 32 63 1 13.0
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■ M再点灯逃す…
08/06 京セラD大阪
◆対広島13回戦
[阪神8勝5敗0分]
広000 200 120=5
神000 110 000=2
[勝]高橋 8勝4敗
[S]永川 4勝1敗21S
[敗]リーソップ1敗
▼本塁打
(広)シーボル9号
(神)


 史上初の助っ投4人継投が幻に…。先発したボーグルソンが乱した中盤を昇格即初救援のアッチソンが立て直しながら、終盤にリーソップが来日初失点を喫し、待機していたウィリアムスの登場は流れた。3連敗は今季2度目。五輪代表への3選手供出に伴う救済措置を利用した助っ人増員態勢は試練の夏を乗り越える切り札になれるのか。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 35 1 ― 34
2巨人 52 44 2 9.0
3中日 47 45 5 3.0
4広島 44 48 4 3.0
4ヤクルト 44 48 3 0.0
6横浜 32 62 1 13.0
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■ マジック消えた…
08/05 京セラD大阪
◆対広島12回戦
[阪神8勝4敗0分]
広100 001 400=6
神000 001 000=1
[勝]前田健3勝1敗
[敗]岩田 6勝7敗
▼本塁打
(広)
(神)金本17号


 順調にカウントダウンを続けてきた優勝マジックが消えた。1点差へ追い上げた直後の7回、逆転の望みを託して投入した久保田が4失点の背信。追撃の空気はしぼみ、試合は壊れた。2四死球も絡んだ乱調に岡田監督は怒りを隠せない。藤川不在の夏戦線。救援陣に一抹の不安を残した。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 34 1 ― 34
2巨人 52 43 2 9.0
3中日 47 45 4 3.5
4ヤクルト 44 48 2 3.0
5広島 43 48 4 0.5
6横浜 31 62 1 13.0
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■ 遠い初勝利…
08/04 横浜
◆対横浜13回戦
[阪神10勝3敗0分]
神300 000 000=3
横110 040 00X=6
[勝]三浦 4勝6敗
[S]寺原 3勝7敗16S
[敗]金村暁2敗
▼本塁打
(神)関本5号
(横)石井琢2号


 あと1死、あと1球から暗転した。金村暁が勝利投手の権利を目前した5回に逆転を許し、5度目の先発登板でもまた移籍後初勝利に届かなかった。前夜3日に19得点を挙げた打線も初回に先制しながら2回以降は無得点。横浜・三浦に対して今季3戦3敗を喫した。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 33 1 M39 34
2巨人 52 43 2 9.5
3中日 47 45 4 3.5
4ヤクルト 44 48 2 3.0
5広島 42 48 4 1.0
6横浜 31 62 1 12.5
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■ 歴史的大勝発進!
08/03 横浜
◆対横浜12回戦
[阪神10勝2敗0分]
神303 003 703=19
横100 001 000=2
[勝]安藤 10勝5敗
[敗]真田 1勝2敗
▼本塁打
(神)関本4号
(横)


 これぞ“虎祭り”だ。今季最多の21安打19得点で横浜を圧倒した大勝。中でも主砲、金本はプロ17年目で初体験の5安打を記録し、自己最多に並ぶ6打点も挙げた。五輪組不在が危惧された後半戦を最高の勝利で再発進し、優勝マジックも「40」へ減らした。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 61 32 1 M40 35
2巨人 52 42 2 9.5
3中日 46 45 4 4.5
4ヤクルト 44 47 2 2.0
5広島 41 48 4 2.0
6横浜 30 62 1 12.5
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■ 任せろM減らし!
 五輪組不在の8月戦線も猛虎には金本がいる。明日のリーグ戦再開を前に金本がマジック減らしを誓った。「任せろという気持ちはみんな持っていると思う。マジックを減らせるだけ減らしたい」。そんな決意表明が頼もしい。優勝マジック41からの再発進。北京で戦う同僚たちの分までV街道を突き進んでいく覚悟を示した。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ 日の丸の4番!
08/01 横浜
◆オールスター第2戦
[全セ1勝1敗0分]
パ011 020 020=6
セ012 260 00X=11
[勝]石川 1勝
[敗]杉内 1敗
▽本塁打
(パ)松中1号・大松1号、2号・日高1号
(セ)ウッズ1号


 出陣前の祭りは終わった。全セが19安打11得点で第1戦の雪辱を果たした球宴第2戦、4回に代打で登場した新井は右前打の快音を北京五輪への決意表明に代えた。テレビ中継で共演した日本代表チームの田淵ヘッド兼打撃コーチからは『4番・新井』での“心中”を告げられ「全身全霊をかけます」と誓いの言葉。なお、最優秀選手には3安打3打点の中日・荒木が選ばれた。

■セ・リーグ順位表
[2008/08/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ 球宴新!
07/31 京セラドーム大阪
◆オールスター第1戦
[全セ0勝1敗0分]
セ010 000 300 =4
パ010 020 002x=5
[勝]加藤 1勝
[敗]久保田1敗
▽本塁打
(セ)金本1号
(パ)


 夢の球宴で金字塔を打ち立てた。藤川が第1戦でオールスター新記録となる初登板から続く無安打記録を5回2/3に伸ばし新記録を樹立した。8回から上がったマウンドで打者3人をピシャリ。「明日は三振を取りたい」。登板が予定されている明日の第2戦にも意欲を燃やした日の丸戦士は三振奪取で北京五輪に弾みを付けるつもりだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ トリオでお立ち台!?
 プロ野球のマツダオールスターゲームは、明日31日に京セラドームで第1戦が行われる。先発投手は全パが2年連続で日本ハム・ダルビッシュ、全セは広島・高橋に決まった。矢野は同い年の下柳、金本とともに「3人で活躍できれば最高」と意欲。猛虎が誇るベテラントリオで、お立ち台揃い踏みを狙う。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ 両リーグ最速60勝!
07/29 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神8勝8敗0分]
神002 110 00x=4
ヤ030 001 0 =3
(8回表降雨コールド)
[勝]ボーグル3勝2敗
[S]ウィリアムス4勝3敗1S
[敗]石川 8勝8敗
▼本塁打
(神)ボーグルソン1号・高橋光2号
(ヤ)畠山4号


 球宴前最後の一戦を白星で締めた。3回に金本が8試合ぶり適時打。序盤の劣勢をはね返す同点打が後の勝ち越し劇にもつながった。8回表の攻撃前に雷雨のためにコールド勝ちが決まり、両リーグ最速で60勝に到達。新井ら五輪組が一時離脱する“後半戦”も頼もしい主砲がいれば猛虎の独走は止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 60 32 1 M41 36
2巨人 51 42 2 9.5
3中日 46 44 4 3.5
4ヤクルト 43 47 2 3.0
5広島 41 47 4 1.0
6横浜 30 61 1 12.5
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■ ローテ落ち濃厚…
07/28 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神7勝8敗0分]
神200 100 000=3
ヤ030 001 00X=4
[勝]村中 6勝9敗
[S]林昌勇1勝4敗25S
[敗]久保田5勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 またも撃沈した。先発した上園が2回3安打3失点でノックアウト。初回に挙げた味方打線の先制点を、フイにしてしまった。前回22日の巨人戦に続く2回KOに、岡田監督は「前と一緒やろ」とあきれ顔。先発ローテ落ちが濃厚となった。チームは2連敗を喫したが、巨人が負けて優勝マジックは「42」。明日こそ苦手・ヤクルトを蹴散らして、前半戦を勝利で締めくくってや!

■セ・リーグ順位表
[2008/07/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 32 1 M42 38
2巨人 50 42 2 9.5
3中日 45 44 4 3.5
4ヤクルト 43 46 2 2.0
5広島 41 46 4 1.0
6横浜 30 60 1 12.5
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■ 156キロ鮮烈デビュー!
07/27 甲子園
◆対中日17回戦
[阪神12勝4敗1分]
中000 006 000=6
神000 103 000=4
[勝]山本昌6勝3敗
[S]岩瀬 2勝3敗27S
[敗]渡辺 5勝2敗
▼本塁打
(中)
(神)関本3号


 新外国人・リーソップが出場選手登録され、4−6の8回に来日初登板。打者3人に対して投じた8球すべてがオール直球、オール150キロ超えという前評判通りの剛速球を披露した。チームは追い上げ実らず敗戦を喫したが、長期ロードも球児不在の五輪期間もこの男に任せてよさそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 31 1 M43 38
2巨人 50 41 2 9.5
3中日 45 43 4 3.5
4ヤクルト 42 46 2 3.0
5広島 40 46 4 1.0
6横浜 29 60 1 12.5
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■ 竜に勝ち越し!
07/26 甲子園
◆対中日16回戦
[阪神12勝3敗1分]
中000 000 000=0
神000 200 00X=2
[勝]下柳 9勝2敗
[S]藤川 3勝1敗32S
[敗]中田 5勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)


 おっさんドラキラー誕生や。先発の投手陣最年長、下柳が6回6安打無失点。2−0とチームを勝利に導いた。安藤と並びチームトップタイの9勝目。今季対中日戦は4戦3勝と無類の強さを見せ、対戦防御率は驚異の0.33を誇る。チームは中日との今季対戦成績を12勝3敗1分けとし、史上最速での勝ち越しを決めた。優勝マジックは1つ減り43になった。シモさん、これからも頼んまっせ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 59 30 1 M43 39
2巨人 49 41 2 10.5
3中日 44 43 4 3.5
4ヤクルト 42 45 2 2.0
5広島 39 46 4 2.0
6横浜 29 59 1 11.5
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■ 関本祭り!
07/25 甲子園
◆対中日15回戦
[阪神11勝3敗1分]
中000 000 010=1
神200 040 01X=7
[勝]安藤 9勝5敗
[敗]川上 7勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)関本2号


 ナニワが天神祭なら、甲子園は“関本祭り”や! 関本が2−0の5回、左翼ポール際に2号満塁アーチ。自身初、チームとしても今季初のグランドスラムで、中日のエース・川上をKOした。初回のタイムリーも含め、三塁打が出ればサイクル安打という猛爆ぶり。これまた自身初の5打点で、マジックを「44」に減らした。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 58 30 1 M44 41
2巨人 48 41 2 10.5
3中日 44 42 4 2.5
4ヤクルト 42 44 2 2.0
5広島 38 46 4 3.0
6横浜 29 58 1 10.5
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■ 腰痛快方へ!
 出たい、いや出る―。新井が全体練習が休日の中、甲子園の室内練習場を訪れ、練習を行った。痛めている腰の現状に関しては快方に向かっていることを明かし、「五輪も球宴もペナントも、3つとも大切」と断言。すべてに出場する意欲を見せ、明日からの中日3連戦での復帰も、いよいよ現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 30 1 M45 43
2巨人 47 41 2 10.5
3中日 44 41 4 1.5
4ヤクルト 42 43 2 2.0
5広島 38 45 4 3.0
6横浜 28 58 1 11.5
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■ 負けでも前進M45!
07/23 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神8勝6敗0分]
巨000 004 010=5
神000 000 000=0
[勝]グライシン10勝6敗
[敗]ボーグル2勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 背番号25が戻ってくる! 腰痛を悪化させ16日のヤクルト戦から戦線離脱している新井が25日の中日戦からベンチ入りする可能性が高まった。9連戦ラストの巨人戦は、主砲・金本が無安打に封じられるなど今季7度目の完封負け。それでも中日が敗れ、優勝マジックは45と1つ減った。25日から前半戦ラスト5試合。全日本の4番の復帰が、猛虎に再び力を与える。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 30 1 M45 43
2巨人 47 41 2 10.5
3中日 44 41 4 1.5
4ヤクルト 42 43 2 2.0
5広島 38 45 4 3.0
6横浜 28 58 1 11.5
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■ M46点灯や!
07/22 甲子園
◆対巨人13回戦
[阪神7勝5敗0分]
巨310 000 000=4
神000 340 00X=7
[勝]江草 3勝1敗
[S]藤川 3勝1敗31S
[敗]内海 6勝7敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 阪神が“お家芸”の逆転劇で待望の優勝マジック46を点灯させた。序盤に4点差を付けられた劣勢。それを、難敵内海を相手にひっくり返した。中盤4、5回に相手失策にもつけ込んだ波状攻撃で7得点。今季初昇格の庄田、途中出場の矢野らがつなぎ、今季29度目の逆転勝利を決めた。11安打すべてが単打という猛虎の真骨頂。3年ぶり頂点へ向けたカウントダウンがついに始まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 57 29 1 M46 44
2巨人 46 41 2 11.5
3中日 44 40 4 0.5
4ヤクルト 42 42 2 2.0
5広島 37 45 4 4.0
6横浜 27 58 1 11.5
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■ 虎また”点火”せず…
07/21 甲子園
◆対巨人12回戦
[阪神7勝5敗0分]
巨001 200 000=3
神000 000 100=1
[勝]木佐貫5勝3敗
[S]クルーン 1勝2敗25S
[敗]岩田 6勝6敗
▼本塁打
(巨)鶴岡1号
(神)


 猛虎の優勝マジック点灯が宿敵に阻止された。引き分け以上が条件だった2位・巨人との直接対決に惜敗。7回途中まで1得点に抑えられた巨人・木佐貫に今季3敗目を喫した。6月中旬の3連敗以来となる連敗で足踏み。明日のM点灯、再挑戦に期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 29 1 ― 45
2巨人 46 40 2 10.5
3中日 43 40 4 1.5
4ヤクルト 41 42 2 2.0
5広島 37 44 4 3.0
6横浜 27 57 1 11.5
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■ 敗れて強し!
07/20 ナゴヤドーム
◆対中日14回戦
[阪神10勝3敗1分]
神000 200 004=6
中023 020 00X=7
[勝]中田 6勝5敗
[S]岩瀬 2勝3敗26S
[敗]金村暁1敗
▼本塁打
(神)
(中)和田11号、12号・中村紀16号・ウッズ21号


 敗れてもなお猛虎は強かった。5点劣勢の最終9回、奇跡はもう寸前だった。守護神・岩瀬を引きずり出すなど、中日側を慌てさせた1イニング7安打の集中打。怒とうの10人攻撃で1点差まで追い詰めた。完敗色を一掃し、明日の巨人戦へ―。引き分け以上で待望の優勝マジックがともる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 28 1 ― 46
2巨人 45 40 2 11.5
3中日 42 40 4 1.5
4ヤクルト 41 41 2 1.0
5広島 37 43 4 3.0
6横浜 26 57 1 12.5
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■ 3番任せろ!
07/19 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神10勝2敗1分]
神003 002 020=7
中100 010 000=2
[勝]安藤 8勝5敗
[敗]小笠原7勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷7号・高橋光1号
(中)


 連夜の空中戦勝利や! 鳥谷が1点を追った3回1死一、三塁から右翼へ逆転の決勝7号3ランを放った。6月28日のヤクルト戦以来17試合ぶりの一発で一気に流れを引き込んだ。これで5年ぶりの中日戦6連勝。貯金も今季最多の「29」に膨らんだ。新井の離脱を埋めた若き3番の活躍を、これからも期待してまっせ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 56 27 1 ― 46
2巨人 45 39 2 11.5
3中日 41 40 4 2.5
4ヤクルト 40 41 2 1.0
5広島 37 42 4 2.0
6横浜 25 57 1 13.5
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■ 岡田ゲキ場で竜倒!
07/18 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神9勝2敗1分]
神000 000 101=2
中000 001 000=1
[勝]ウィリアムス4勝3敗
[S]藤川 3勝1敗30S
[敗]岩瀬 2勝3敗25S
▼本塁打
(神)金本16号
(中)


 指揮官の猛ゲキが守護神を奮い立たせた。1点リードの9回2死一、三塁で岡田監督がマウンドに足を運び、藤川にカツ。期待に応えるように代打・立浪を渾身のオール直球勝負で打ち取り、連敗を阻止した。明日19日に巨人が敗れ、阪神が勝つと優勝マジック47が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 55 27 1 ― 47
2巨人 44 39 2 11.5
3中日 41 39 4 1.5
4ヤクルト 39 41 2 2.0
5広島 37 41 4 1.0
6横浜 25 56 1 13.5
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■ やられ放題…
07/17 甲子園
◆対ヤクルト14回戦
[阪神7勝7敗0分]
ヤ000 000 003=3
神000 000 000=0
[勝]石川 8勝6敗
[S]林昌勇1勝3敗22S
[敗]久保田5勝2敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 58年ぶりの屈辱にまみれ虎が沈んだ。ヤクルト戦の9回に久保田が1イニング6盗塁を決められ、0−3で敗戦。セ・リーグではワースト記録となってしまった。1死満塁で田中がスクイズを空振り。ワンバウンドした137キロフォークを矢野が前にはじく間に、三塁から福地が均衡を破るホームを踏んだ。走者はそれぞれ進塁し、リーグ12回目の三重盗を許したのも不名誉な記録。マジック点灯目前でヤクルトに負け越してしまった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 54 27 1 ― 49
2巨人 43 39 2 11.5
3中日 41 38 4 0.5
4ヤクルト 38 41 2 3.0
5広島 37 40 4 0.0
6横浜 25 55 1 13.5
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■ 大ピンチ救った!
07/16 甲子園
◆対ヤクルト13回戦
[阪神7勝6敗0分]
ヤ000 000 000=0
神000 100 01X=2
[勝]上園 4勝
[S]藤川 3勝1敗29S
[敗]村中 4勝9敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 ”新井ショック”も振り払う、劇的な逃げ切り勝利だ。藤川が1点リードの8回2死満塁からマウンドに上がった。今季初となるイニング途中からの登板。それでも畠山を空振り三振に仕留めて大ピンチを脱した。9回も文句なしのゼロ封。守護神がわずかなリードを死守して再びCS進出マジック「50」が再点灯。「成果として出したい」。今季初のお立ち台ではVを誓った背番号22が歓喜へのけん引車だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 54 26 1 ― 50
2巨人 43 39 2 12.0
3中日 41 38 4 0.5
4広島 37 39 4 2.5
5ヤクルト 37 41 2 1.0
6横浜 24 55 1 13.5
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■ 腰痛限界…
07/15 倉敷
◆対ヤクルト12回戦
[阪神6勝6敗0分]
ヤ420 000 000=6
神000 000 000=0
[勝]川島亮5勝2敗
[敗]岩田 6勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 腰痛を抱える新井が出場選手登録を抹消されることが決まった。満足にバットを振れない窮状を見かねた岡田監督がヤクルト戦後、休養策を辞さない考えを明かし「このままでは五輪にも行かせられん」と言及。新井は五輪出場の危機にも立たされた。また、巨人が敗れて一時点灯した優勝マジック「52」も痛い黒星で消滅。”幻の点灯”となってしまった。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 26 1 ―
2巨人 43 38 2 11.0
3中日 40 38 4 1.5
4広島 37 38 4 1.5
5ヤクルト 37 40 2 1.0
6横浜 23 55 1 14.5
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■ 新井は休まへんで!
 腰痛を抱えながら出場を続ける新井について岡田監督は「スタメンは外れない」と明言した。これまでも休養指令に耳を貸さずフルイニング出場を続けてきただけに、指揮官も優勝マジック点灯がかかる9連戦に送り出す結論を出した。明日、ヤクルトと戦う倉敷は03年7月8日にマジックを灯した縁の浅からぬ場所。新井も08年V戦士として死闘へ身を投じる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 25 1 ― 52
2巨人 43 37 2 11.0
3中日 39 38 4 2.5
4広島 36 38 4 1.5
5ヤクルト 36 40 2 1.0
6横浜 23 54 1 13.5
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■ V呼ぶ二盗!
07/13 甲子園
◆対広島11回戦
[阪神8勝3敗0分]
広001 001 000=2
神000 020 03X=5
[勝]久保田5勝1敗
[S]藤川 3勝1敗28S
[敗]シュルツ 1勝3敗
▼本塁打
(広)
(神)


 40歳鉄人の今季初盗塁が決勝点を呼び込んだ。同点の8回だ。四球出塁の金本が初球に二盗成功。岡田監督からのサインに応えた激走が葛城の決勝打につながった。打つだけではない。昨秋の左ひざ手術明けの主砲が“飛び道具”を使えるから猛虎は強い。クライマックスシリーズ進出へのマジック52が再点灯し、15日にも優勝マジック51もともる。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 53 25 1 ― 52
2巨人 43 37 2 11.0
3中日 39 38 4 2.5
4広島 36 38 4 1.5
5ヤクルト 36 40 2 1.0
6横浜 23 54 1 13.5
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■ 完敗…
07/12 甲子園
◆対広島10回戦
[阪神7勝3敗0分]
広000 001 000=1
神000 000 000=0
[勝]コズロース1勝2S
[S]永川 2勝1敗17S
[敗]安藤 7勝5敗
▼本塁打
(広)
(神)


 優勝マジック点灯を期待した今季最多タイ4万3528人のトラ党も、出るのはタメ息ばかりだった。打ちまくっていた猛虎打線が、散発3安打で今季3度目の完封負け。Vマジックを前にした“金縛りか”、CSマジックまで消滅してしまった。ただ、痛くもかゆくもない1敗。倍返しで、明日こそ、マジック点灯といきましょう。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 52 25 1 ―
2巨人 42 37 2 11.0
3中日 39 37 4 1.5
4広島 36 37 4 1.5
5ヤクルト 35 40 2 2.0
6横浜 23 53 1 12.5
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■ Vマジック点灯王手!
07/11 甲子園
◆対広島9回戦
[阪神7勝2敗0分]
広000 001 000 00 =1
神000 000 010 01x=2
[勝]江草 2勝1敗
[敗]岸本 1勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 関本が延長11回2死一、三塁から、左前タイムリーを放ち、今季6度目のサヨナラ勝ち。9回1死三塁で凡退した借りをきっちり返した。サヨナラ打が9本目の安打となり2ケタ安打は10試合連続でストップ。だが、そんなことはお構いなしの、千金の一打だった。明日の一戦に勝てば、早くも優勝マジックが点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 52 24 1 ― 54
2巨人 41 37 2 12.0
3中日 39 37 3 1.0
4広島 35 37 4 2.0
5ヤクルト 35 40 1 1.5
6横浜 23 52 1 12.0
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■ 記録はノンストップ!
07/10 甲子園
◆対巨人11回戦
[阪神7勝4敗0分]
巨300 001 031=8
神002 000 010=3
[勝]内海 6勝5敗
[敗]下柳 8勝2敗
▼本塁打
(巨)高橋由11号・阿部8号
(神)


 阪神は7月戦線で初黒星を喫し、連勝は7で止まった。それでも9回、赤星の安打で98年の横浜以来2位タイとなる10試合連続2ケタ安打。点にこそ結びつかなかったが、守護神・クルーンを攻めたてる粘りも見せた。打線は依然好調。明日からの広島3連戦も打ちまくって、快進撃へ再スタートする。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 24 1 ― 55
2中日 39 36 3 12.0
3巨人 40 37 2 0.0
4広島 35 36 4 2.0
5ヤクルト 34 40 1 2.5
6横浜 23 51 1 11.0


[観]編集長1勝2敗
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■ 北京アウト!
 林威助の北京五輪出場が絶望的になった。球団は前日8日の巨人10回戦で負傷した林の検査結果を「左ヒザ内側側副じん帯損傷」と発表。全治などは明らかにされなかった。南球団社長は「球団としては(五輪参加は)難しい、と判断している」と発言。母国・台湾代表としての五輪参加に事実上ストップをかけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 23 1 ― 55
2中日 38 36 3 13.0
3巨人 39 37 2 0.0
4広島 35 35 4 1.0
5ヤクルト 34 39 1 2.5
6横浜 22 51 1 12.0
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■ CM「55」点灯!
07/08 甲子園
◆対巨人10回戦
[阪神7勝3敗0分]
巨000 001 002=3
神200 210 00X=5
[勝]岩田 6勝4敗
[敗]バーンサイ3勝2敗
▼本塁打
(巨)ラミレス24号
(神)


 球団新記録でGに引導や! 序盤から着々と加点した阪神は、今季初の7連勝。バルディリスが5回1死一、二塁から左前適時打を放ち、この試合10本目の安打で球団新記録の9試合連続2ケタ安打となった。3安打、1打点の関本はお立ち台で「(記録は)行けるとこまで行きます!」と絶叫。クライマックスへの進出マジック「55」が点灯した。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 51 23 1 ― 55
2中日 38 35 3 12.5
3巨人 39 37 2 0.5
4広島 34 35 4 1.5
5ヤクルト 34 38 1 1.5
6横浜 21 51 1 13.0
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■ 球宴で競演!
 猛虎の最強“兄弟”が夢舞台で競演だ。マツダオールスターゲームのファン投票および今季から導入された選手間投票の結果が7日に発表され、阪神からは金本、新井、藤川、久保田の4選手が選出された。新井のアーチ宣言に対し、金本は「新井さんが本塁打を狙うので、ヒットを狙います」と“応酬”。もちろん、ともに狙うは豪快な一発。お祭りでのアベックアーチが、今から待ち遠しい。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 23 1 ―
2中日 38 34 3 11.5
3巨人 39 36 2 0.5
4広島 33 35 4 2.5
5ヤクルト 33 38 1 1.5
6横浜 21 50 1 12.0
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■ 猛虎神がかり!
07/06 横浜
◆対横浜11回戦
[阪神9勝2敗0分]
神030 100 004=8
横100 102 030=7
[勝]ウィリアムス3勝3敗
[S]藤川 3勝1敗27S
[敗]寺原 3勝6敗10S
▼本塁打
(神)野口1号・バルディリス1号・金本15号
(横)


 もう負ける姿が想像できない。阪神の強さが神がかってきた。今季2度目の6連勝は土壇場の最終9回2死から3点差をひっくり返す驚異的な勝利。頼もしい4番打者、金本が15号逆転2ランを左翼席へ打ち込んだ。両リーグ最速で大台50勝に到達。早ければ、8日にもクライマックスシリーズ進出へのマジックが点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 23 1 ―
2中日 38 34 3 11.5
3巨人 39 36 2 0.5
4広島 33 35 4 2.5
5ヤクルト 33 38 1 1.5
6横浜 21 50 1 12.0
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■ 矢野V弾!
07/05 横浜
◆対横浜10回戦
[阪神8勝2敗0分]
神020 320 110=9
横000 000 121=4
[勝]安藤 7勝4敗
[敗]那須野5勝9敗
▼本塁打
(神)矢野3号
(横)ビグビー5号・小関1号


 猛虎の猛打が止まらない。2回、矢野の2試合連続先制弾を皮切りに14安打で9得点。球団記録に王手をかける7試合連続の2ケタ安打で横浜を圧倒した。今季4度目の5連勝で貯金26。敗れた2位・中日をついに10.5ゲーム差へ押しやった。過去セ・リーグで2位に10差以上をつけたチームはすべて優勝。3年ぶり頂点はもう間違いない!?

■セ・リーグ順位表
[2008/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 49 23 1 ―
2中日 38 33 3 10.5
3巨人 38 36 2 1.5
4広島 33 34 4 1.5
5ヤクルト 32 38 1 2.5
6横浜 21 49 1 11.0
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■ これぞ先発や!
07/04 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神7勝2敗0分]
神000 110 005=7
横000 000 000=0
[勝]下柳 8勝1敗
[敗]小林 2勝5敗1S
▼本塁打
(神)矢野2号
(横)


 40歳左腕が“JFK”を救った。4連勝で今季最多の貯金25へ伸ばした阪神はもはや単に勝つだけではない。連戦の中、負担のかかっていた救援陣に虎投最年長、下柳が休養を与えた。チームの先発投手としては1カ月強ぶりの7回到達。しかも危なげない零封で8勝目を手にした。開幕から半分に当たる72試合目を最高の白星で飾り、3年ぶりの頂点へ力強く折り返した。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 48 23 1 ―
2中日 38 32 3 9.5
3巨人 37 36 2 2.5
4広島 33 34 3 1.0
5ヤクルト 32 38 0 2.5
6横浜 21 48 1 10.5
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■ 矢野が決めた!
07/03 甲子園
◆対中日11回戦
[阪神8勝2敗1分]
中001 000 000=1
神100 000 03X=4
[勝]渡辺 5勝1敗
[S]藤川 3勝1敗26S
[敗]チェン2勝3敗
▼本塁打
(中)
(神)


 1−1で迎えた8回1死二、三塁から、途中出場の矢野が決勝の左前2点適時打。甲子園での対中日戦3連戦3連勝は、1986年以来、22年ぶりの快挙となった。自身がタイムリーを放てば、2年越しの23連勝と不敗神話も継続。2位・落合竜を9.5差まで突き放し、今季最多の貯金「24」。最短で今月10日にもマジック54が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 47 23 1 ―
2中日 37 32 3 9.5
3巨人 37 35 2 1.5
4広島 32 34 3 2.0
5ヤクルト 32 37 0 1.5
6横浜 21 47 1 10.5
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■ 葛城決めた!
07/02 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神7勝2敗1分]
中002 001 000 =3
神111 000 001x=4
[勝]藤川 3勝1敗25S
[敗]吉見 8勝1敗
▼本塁打
(中)デラロサ2号
(神)


 これが猛虎の底力や! 3−3で迎えた9回、2死一塁から代打・葛城が右越え二塁打。お立ち台では「ウオー!」と雄叫びをあげた。これでチームは2位・中日との“首位決戦”に連勝。ゲーム差を今季最大タイの8.5、貯金を今季最大の「23」とするとともに、先月26日、就任した坂井信也新オーナーの初観戦を白星で飾った。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 46 23 1 ―
2中日 37 31 3 8.5
3巨人 36 35 2 2.5
4広島 32 34 3 1.5
5ヤクルト 32 36 0 1.0
6横浜 21 47 1 11.0
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■ 新井3安打3打点!
07/01 甲子園
◆対中日9回戦
[阪神6勝2敗1分]
中010 020 000=3
神001 223 00X=8
[勝]渡辺 4勝1敗
[敗]小林 1敗
▼本塁打
(中)
(神)金本14号


 さっすがアライさん、頼りになりますわ。新井が3安打3打点の活躍で竜倒一番手の活躍を見せた。6回にはフェンス直撃となる適時三塁打を放ち、あと50センチでホームランか、という当たりも。金本はジョークで「新井さん」と敬語を使うが、もう、さん付けで呼ばないかんほど、後光が差してます。

■セ・リーグ順位表
[2008/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 45 23 1 ―
2中日 37 30 3 7.5
3巨人 35 35 2 3.5
4広島 32 33 3 0.5
5ヤクルト 32 35 0 1.0
6横浜 20 47 1 12.0
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■ そろそろ見たい!
 明日から始まる中日との直接対決。誠に勝手なお願いですが、虎党は金本と新井に今季初のアベック弾を期待してます。現時点で竜を6.5ゲーム差と突き放していますが、直接対決が9試合ある過酷日程の7月。まさにV奪回への行方を左右する大事な1カ月が幕を開けます。“兄弟”の揃い踏みアーチで勢いをつけてください。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 44 23 1 ―
2中日 37 29 3 6.5
3巨人 35 34 2 3.5
4広島 31 33 3 1.5
5ヤクルト 31 35 0 1.0
6横浜 20 46 1 11.0
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■ JFK解体の危機…
06/29 秋田
◆対ヤクルト11回戦
[阪神6勝5敗0分]
神040 000 000=4
ヤ300 001 14X=9
[勝]松岡 3勝1敗
[敗]ウィリアムス2勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)青木8号


 JFKが一時解体の危機―。ウィリアムスと久保田が今季初めて同じ日に失点して阪神の連勝が2で止まった。特に1点差の8回に登板した久保田が4失点の炎上。逆転の可能性にかけて投入した岡田監督は「よう分からんわ…」と、あきれ顔を浮かべた。久保チーフ投手コーチは、次回登板の内容次第では再調整の可能性まで示唆。“最後通告”にどう応えるのか。Kの奮起に注目だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 44 23 1 ―
2中日 37 29 3 6.5
3巨人 35 34 2 3.5
4広島 31 33 3 1.5
5ヤクルト 31 35 0 1.0
6横浜 20 46 1 11.0
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■ 竜に7差!
06/28 秋田
◆対ヤクルト10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神020 100 103=7
ヤ000 100 001=2
[勝]下柳 7勝1敗
[敗]石川 7勝5敗
▼本塁打
(神)鳥谷6号
(ヤ)青木6号、7号


 歴史的な一撃を放った。鳥谷が2点リードの4回に右翼席に6号ソロをぶち込んだ。この一発は阪神が秋田で記録した公式戦初の本塁打。練習試合を含めれば1939年のライオン戦で門前真佐人氏が放って以来、69年ぶり2本目。鳥谷の4安打を含めチームは先発野手全員安打の15安打7得点の快勝。2連勝で貯金も今季最多タイの「22」。V固めへ向け再発進した虎の勢いがさらに加速した。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 44 22 1 ―
2中日 37 29 3 7.0
3巨人 34 34 2 4.0
4広島 31 32 3 0.5
5ヤクルト 30 35 0 2.0
6横浜 20 46 1 10.5
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■ 再開幕ダッシュだ!
 石川打って、再ダッシュや! 明日、阪神はペナントレース再開初戦となるヤクルト戦を迎える。1番・赤星は、先発濃厚の石川について「四球が少ないピッチャーだから、打って出ないといけない」と宣言。連勝を目指し、チームに勢いをつけるためにも、石川撃ちの青写真を描いていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 37 28 3 6.0
3巨人 34 34 1 4.5
4広島 31 32 2 0.5
5ヤクルト 30 34 0 1.5
6横浜 19 46 1 11.5
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■ 仮想・石川撃ち!
 林威助がウエスタン・中日戦に「3番・右翼」でフル出場を果たした。

 「試合で球を見られること自体がプラス。普通に球も見えるようになってきた。いい当たりもあったし、徐々にいい感じになってきている」

 ここまで15試合に出場して打率.206と低迷してきたが、上々の試運転だ。2軍戦ながら鳴尾浜球場のスタンドは虎党で超満員。岡田監督をはじめとする1軍首脳陣もバックネット裏に集結した。多くの目が光る中、まずは1点リードで迎えた3回2死二塁。先発の佐藤亮がカウント0−1から投じた2球目だった。内角高めのスライダーを素直に引っ張った打球は鋭いライナーで右前へ打ち返す適時打。期待されるポイントゲッターとしての存在を発揮した。2点リードで迎えた6回の第3打席にも安打を放った。カウント1−3からの速球を再び右前へと運んだ。

 「ああいうのが見られたので(鳴尾浜に)来たかいがあったよ。きょうは良かった。ずっと良くなってきている」

 打撃内容を守った広澤打撃コーチも思わず目を細めた。実戦不足を補うため、捕手以外の7野手は1軍組がスタメンに名を連ねた。そんな中で、3打数2安打1打点1四球。ペナントレース再開となる28日のヤクルト戦は石川相手が濃厚。ここまでリーグ2位の防御率2.08で7勝を挙げている左腕には、チームも4月29日の対戦では8回1失点に抑えられている。格下ながら左投手の佐藤亮から2安打を記録。課題の一つでもあった“左腕撃ち”にも明るい兆しが見えた。

 「気持ちを引き締めて臨みたい」

 ばん回への準備は整った。目指すは仕切り直しとなる一戦でのロケット発進。本来の姿を取り戻しつつある眠れる長距離砲がついに、目覚めの瞬間を迎えようとしている。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 36 28 3 6.5
3巨人 34 33 1 3.5
4広島 30 32 2 1.5
5ヤクルト 30 34 0 1.0
6横浜 19 45 1 11.0
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■ 超最速Vマジックや!
 JFKで7月マジック点灯や! 28日のヤクルト戦からリーグ戦が再開するが、阪神は早ければ7月5日にも優勝マジック58が点灯する。26試合が予定されている7月は大きなヤマ場だが、猛虎自慢の「JFK」がフル回転すれば、M点灯も時間の問題。ペナントレースを独走する猛虎軍団が夏本番を前に悲願のV達成へと加速する。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 36 28 3 6.5
3巨人 34 33 1 3.5
4広島 30 32 2 1.5
5ヤクルト 30 34 0 1.0
6横浜 19 45 1 11.0
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■ 安藤2回ピシャリ!
 疲労性腰痛のため2軍調整中の安藤が、ウエスタン・中日戦で実戦復帰。6月2日に登録を抹消されて以来の実戦登板で7回から2イニングをパーフェクト。球速は144キロをマークするなど順調な回復ぶりをアピール、7月4日横浜戦での1軍復帰が有力視される。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 36 28 3 6.5
3巨人 34 33 1 3.5
4広島 30 32 2 1.5
5ヤクルト 30 34 0 1.0
6横浜 19 45 1 11.0
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■ 安藤準備万端!
 右のエースが、ついに戻ってくる。疲労性腰痛のため2軍調整中の安藤が明日のウエスタン・中日戦で実戦復帰。リリーフとして1、2イニングに登板する予定だ。さらに28日のウエスタン・広島戦で先発復帰予定。そこで3、4イニングを投げ、7月4日からの横浜3連戦で1軍復帰を目指すことになる。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 36 28 3 6.5
3巨人 34 33 1 3.5
4広島 30 32 2 1.5
5ヤクルト 30 34 0 1.0
6横浜 19 45 1 11.0


■交流戦順位表
[全日程終了]
    勝 敗 分 差
1ソフトバ15 9 0 ―
2阪神 15 9 0 0.0
3日ハム 14 10 0 1.0
4巨人 14 10 0 0.0
5楽天 13 11 0 1.0
5広島 13 11 0 0.0
7中日 12 12 0 1.0
8オリックス11 13 0 1.0
8ヤクルト 11 13 0 0.0
10ロッテ 10 14 0 1.0
11西武 10 14 0 0.0
12横浜 6 18 0 4.0
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■ 有終の美…
06/22 甲子園
◆対日ハム最終戦
[阪神2勝2敗0分]
日000 100 020=3
神010 210 01X=5
[勝]アッチソン 5勝4敗
[S]藤川 2勝1敗25S
[敗]グリン3勝10敗
▼本塁打
(日)
(神)金本12号、13号


 交流戦優勝へ惜しくも届かなかった夜、金本が今季初の1試合2本塁打で意地の勝利を呼び込んだ。2回は先制ソロを左中間席へ、4回には勝ち越し2ランをバックスクリーンへ。3年ぶりの2打席連発で豪快に交流戦を締めくくった。頂点を目指すリーグ戦再開は5日後の28日。猛虎の再発進は頼もしい4番に託せばいい。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 22 1 ―
2中日 36 28 3 6.5
3巨人 34 33 1 3.5
4広島 29 32 2 2.0
5ヤクルト 29 34 0 1.0
6横浜 18 45 1 11.0
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■ まだ奇跡あるで!
06/21 甲子園
◆対日ハム3回戦
[阪神1勝2敗0分]
日000 200 200=4
神000 000 000=0
[勝]スウィーニー6勝2敗
[敗]岩田 5勝4敗
▼本塁打
(日)
(神)


 交流戦優勝を目指した一戦で、猛虎打線は先発スウィーニーから続く日本ハム必勝リレーを崩せず、今季3度目の零封負け。ところが、ライバルのソフトバンクが延長12回に巨人にサヨナラ負けという「吉報」が飛び込み、ぎりぎりのところで交流戦Vの可能性が残った。勝利の女神は、まだ手が届く!明日こそ、日本ハムに打ち勝ち、奇跡の逆転Vを目指す。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 22 1 ―
2中日 35 28 3 6.5
3巨人 34 32 1 2.5
4広島 29 31 2 2.0
5ヤクルト 29 34 0 1.5
6横浜 18 45 1 11.0
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■ 優勝&MVPも狙う!
 いざ、5000万円決戦へ。明日からの日本ハム2連戦は、交流戦優勝を懸けた大一番になる。新井や鳥谷に疲労が見え隠れするだけに、頼りはやはり金本。どんなときでも4番に座る主砲に、期待はぐんぐん高まっている。現在、交流戦の成績は、打率2位(.395)、打点はトップ(26打点)。4番らしくチームを引っ張り、今や交流戦MVPも視界にとらえている。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 21 1 ―
2中日 34 28 3 7.5
3巨人 33 32 1 2.5
4広島 29 31 2 1.5
5ヤクルト 28 34 0 2.0
6横浜 17 45 1 11.0
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■ 最強代打陣でV頂き!
 日の丸エース打倒は神様軍団に任せろ! 交流戦初優勝をかけた21日からの日本ハム2連戦。難敵ダルビッシュが中継ぎ待機という敵軍の秘策を猛虎は代打率.480を誇る桧山を筆頭とする代打陣で迎え撃つ。今季のチーム代打率.323は12球団No1。史上最強も狙える“神様たち”が甲子園に降臨する。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 21 1 ―
2中日 34 28 3 7.5
3巨人 33 32 1 2.5
4広島 29 31 2 1.5
5ヤクルト 28 34 0 2.0
6横浜 17 45 1 11.0
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■ 関本楽天撃ち!
06/18 甲子園
◆対楽天最終戦
[阪神3勝1敗0分]
楽001 000 000=1
神120 000 32X=8
[勝]上園 3勝
[敗]片山 1敗
▼本塁打
(楽)
(神)関本1号


 先制パンチが、野村楽天の奇襲作戦を粉砕した。関本が初回、今季1号となる左越えソロ。予想された朝井ではなくプロ初先発の片山の出バナをくじいた。7回には適時打、8回にも中犠飛と2安打3打点の大暴れ。チームも甲子園の連勝を「7」に伸ばし、交流戦単独首位へと浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 21 1 ―
2中日 34 28 3 7.5
3巨人 33 32 1 2.5
4広島 29 31 2 1.5
5ヤクルト 28 33 0 1.5
6横浜 17 45 1 11.5
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■ 連敗ストップ!
06/17 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神2勝1敗0分]
楽000 200 010=3
神001 000 13X=5
[勝]ウィリアムス2勝2敗
[S]藤川 2勝1敗24S
[敗]小山 2勝3敗4S
▼本塁打
(楽)
(神)


 指揮官の執念タクトに猛虎戦士が応えた! 1点を追う8回1死一塁から桧山&高橋光の代打陣が連続安打を放つなど一気に3点を奪い逆転。今季初めて新井を三塁に起用する“禁じ手”まで用いるなど、楽天・野村監督との“読み合い”にも勝利し今季22度目の逆転勝ちで連敗を3でストップ。交流戦の勝ち越しを決めた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 41 21 1 ―
2中日 33 28 3 7.5
3巨人 32 32 1 2.5
4広島 28 31 2 1.5
5ヤクルト 27 33 0 1.5
6横浜 16 45 1 11.5
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■ 楽天にリベンジ!
 頼れる同級生コンビで連敗ストップや! 明日から甲子園に楽天を迎え2連戦。その第1戦は、下柳が任されることになった。前回楽天戦では3回6失点KOされたが、今季3勝負けなしと相性抜群の本拠地で同じ過ちは繰り返さない。コンビを組む矢野は「DHもないし、本拠地やからね」と地の利をも生かし、リベンジを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 21 1 ―
2中日 32 28 3 7.5
3巨人 31 32 1 2.5
4広島 28 30 2 0.5
5ヤクルト 27 33 0 2.0
6横浜 16 44 1 11.0
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■ 敗れてなお虎強し!
06/15 千葉
◆対ロッテ最終戦
[阪神1勝3敗0分]
神000 003 042 =9
西610 002 001x=10
[勝]荻野 3勝3敗9S
[敗]渡辺 3勝1敗
▼本塁打
(神)金本11号・葛城1号
(ロ)


 阪神が驚異的な同点劇を演じた。0−7と大きく引き離された6回から反撃開始。8回には金本が追撃の11号右越え2ラン、9回も金本の左越え二塁打を起点に同点に追いついた。打線の奮起は初登板初先発で6失点KOされた鶴の黒星も消した。最後はサヨナラ負けで今季初めての3連敗を喫し、交流戦の優勝争いからも一歩後退。それでも、敗れてなお猛虎強しを印象づけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 21 1 ―
2中日 32 28 3 7.5
3巨人 30 32 1 3.0
4広島 28 30 2 0.0
5ヤクルト 27 33 0 2.0
6横浜 16 44 1 11.0
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■ アッチソン大炎上9失点…
06/14 千葉
◆対ロッテ3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神200 002 110=6
西613 000 00X=10
[勝]清水 5勝5敗
[敗]アッチソン 4勝4敗
▼本塁打
(神)鳥谷5号・フォード3号
(西)ベニー3号・オーティズ5号・西岡6号


 交流戦に入って初の連敗を喫した。初回に2点の援護を受けたアッチソンが直後に6失点の乱調。3回途中で降板するまで毎回計9失点の背信に岡田監督も「見ての通り」と吐き捨てた。好調猛虎にすれば単なる1敗。ただ、乗り切れない助っ人右腕が気がかりだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 20 1 ―
2中日 31 28 3 8.5
3巨人 30 31 1 2.0
4広島 27 30 2 1.0
5ヤクルト 26 33 0 2.0
6横浜 16 43 1 10.0
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■ チケット争奪戦だ!
 虎党に8月Vの予感、だ。2位の中日に8.5ゲーム差をつけ独走態勢に入った進撃を受け、阪神ファンの“Xデー”チケット争奪戦に拍車がかかってきた。主催試合ではいち早く入場券が完売していた9月13、14日の広島戦に続き、8月26日からの落合竜との直接対決3連戦がここへ来て加速度を増してきたことが分かった。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 19 1 ―
2中日 31 27 3 8.5
3巨人 30 31 1 2.5
4広島 26 30 2 1.5
5ヤクルト 26 32 0 1.0
6横浜 16 42 1 10.0
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■ 15年連続2ケタ弾!
06/12 西武ドーム
◆対西武最終戦
[阪神3勝1敗0分]
神000 001 002=3
西110 003 10X=6
[勝]涌井 6勝5敗
[敗]岩田 5勝3敗
▼本塁打
(神)金本10号
(西)中村13号


 素直に涌井を褒めるしかない。絶好調の虎打線を牛耳る圧巻のピッチング。救いは金本が、一矢報いる10号ソロを放ったこと。15年連続となる2ケタ到達で関東の虎ファンに少しだけお土産を渡した。頼みの岩田も3敗目を喫し、交流戦ではいまだに勝ち星なし。連勝も6でストップし、14日からのロッテ戦で再スタートを目指す。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 19 1 ―
2中日 31 27 3 8.5
3巨人 30 31 1 2.5
4広島 26 30 2 1.5
5ヤクルト 26 32 0 1.0
6横浜 16 42 1 10.0
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■ 最速40勝!
06/11 西武ドーム
◆対西武3回戦
[阪神3勝0敗0分]
神210 020 010=6
西000 120 100=4
[勝]上園 2勝
[S]藤川 2勝1敗23S
[敗]石井一7勝3敗
▼本塁打
(神)フォード2号
(西)中村12号・ボカチカ12号


 優勝間違いなしや! パ首位・西武との“頂上決戦”は初回に高橋光の左翼越え2点二塁打で先制。2回はフォードが一発を放つなど“伏兵たち”が天敵・石井一を攻略した。今季最多の6連勝で両リーグ最速の40勝に到達。交流戦も単独首位に浮上した。60試合までに40勝したセのチームは過去10度すべてV。猛虎にもう怖いものはない。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 18 1 ―
2中日 31 26 3 8.5
3巨人 30 30 1 2.5
4広島 25 30 2 2.5
5ヤクルト 25 32 0 1.0
6横浜 16 41 1 9.0
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■ 空中戦、望むところや!
 交流戦首位に躍り出た阪神は、明日からの西武戦を控え上京した。初戦の先発は虎が苦手とする石井一が予想されるが、頼みの綱はやはり金本と新井の兄弟コンビ。昨年は天敵から2人で3本塁打を放っており、獅子のお株を奪うホームラン攻勢で両リーグ一番乗りとなる40勝を決める。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 39 18 1 ―
2中日 31 25 3 7.5
3巨人 29 30 1 3.5
4広島 25 29 2 1.5
5ヤクルト 24 32 0 2.0
6横浜 16 40 1 8.0
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■ 交流戦首位!
06/09 甲子園
◆対オリックス最終戦
[阪神3勝1敗0分]
オ000 001 000=1
神000 400 00X=4
[勝]下柳 6勝1敗
[S]藤川 2勝1敗22S
[敗]近藤 5勝5敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 猛虎が交流戦首位タイに躍り出た。4回、金本が先制の左翼線適時打を放つなど一挙4得点。3安打猛打賞の主砲は打率.441で交流戦の首位打者にも立った。試合後のお立ち台では金本、下柳、矢野の同級生そろい踏みが初めて実現。今季3度目の5連勝で貯金21。導入4年目で初の交流戦Vも見えてきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 39 18 1 ―
2中日 31 25 3 7.5
3巨人 29 30 1 3.5
4広島 25 29 2 1.5
5ヤクルト 24 32 0 2.0
6横浜 16 40 1 8.0
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■ 赤星千金V打!
06/08 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神2勝1敗0分]
オ000 012 000=3
神100 101 10X=4
[勝]渡辺 3勝
[S]藤川 2勝1敗21S
[敗]本柳 3敗
▼本塁打
(オ)北川4号
(神)新井8号


 最後は頼れる1番が決めた。赤星が同点で迎えた7回、2死三塁から中前に決勝打を放った。これで4連勝で貯金は今季最多となる「20」の大台に到達。主催試合で100万人の観客動員数突破に花を添えた。敗れた中日とのゲーム差は7.5に拡大。首痛と戦いながらも必死に戦い続けるリードオフマンが虎を連勝街道へとけん引する。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 38 18 1 ―
2中日 30 25 3 7.5
3巨人 29 29 1 2.5
4広島 24 29 2 2.5
5ヤクルト 24 31 0 1.0
6横浜 15 40 1 9.0
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■ 新井劇的打!
06/07 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[阪神3勝1敗0分]
ソ020 000 000 0 =2
神010 001 000 1x=3
[勝]藤川 2勝1敗20S
[敗]杉内 5勝4敗
▼本塁打
(ソ)
(神)


 前日6日を上回る今季最多、4万3527観衆の前で阪神が初めて杉内に勝った。同点で迎えた延長10回。1死満塁から新井が左前適時打をはじき返した。今季4度目のサヨナラ勝ちで、03年の日本シリーズから過去8戦5敗だった天敵左腕に土をつけた。3連勝で今季最多の貯金19。猛虎の独走がますます盤石になってきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 37 18 1 ―
2中日 30 24 3 6.5
3巨人 28 29 1 3.5
4広島 24 28 2 1.5
5ヤクルト 24 30 0 1.0
6横浜 15 39 1 9.0
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■ 虎の神様!南海撃ち!
06/06 甲子園
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神2勝1敗0分]
ソ011 000 000=2
神000 110 03X=5
[勝]久保田4勝1敗
[S]藤川 1勝1敗20S
[敗]ニコースキー1勝3敗1S
▼本塁打
(ソ)
(神)新井7号


 代打の神様が試合を決めた! 同点の8回、1点を勝ち越し、なおも無死満塁から代打・桧山が中前にトドメの2点タイムリー。南海の復刻版ユニホームを着たソフトバンク相手に1964年10月10日の日本シリーズで敗れた“雪辱”を果たし、2位・中日とのゲーム差も最大6.5。貯金も最多18、新装甲子園最多となる4万3522人の大観衆も、六甲おろしの大合唱に酔った。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 18 1 ―
2中日 29 24 3 6.5
3巨人 27 29 1 3.5
4広島 24 27 2 0.5
5ヤクルト 24 29 0 1.0
6横浜 15 38 1 9.0
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■ 交流戦V夢じゃない!
 明日からソフトバンク、オリックスを迎え、甲子園4連戦。残り6カードのうち4カードが本拠地という地の利を生かし、一気に連勝街道を突っ走る構えだ。「地の利というか、セ・リーグのホームやからな」と岡田監督。そのためには、初戦を取らなければならない。3番・新井も「しっかり取りたい」と力を込めた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 35 18 1 ―
2中日 29 23 3 5.5
3広島 24 26 2 4.0
4巨人 26 29 1 0.5
5ヤクルト 23 29 0 1.5
6横浜 15 37 1 8.0
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■ 金本弾で竜に「6差」!
06/04 Kスタ宮城
◆対楽天2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神011 030 000=5
楽000 020 000=2
[勝]上園 1勝
[S]藤川 1勝1敗19S
[敗]永井 5勝5敗
▼本塁打
(神)金本9号
(楽)鉄平2号


 金本が今年も“第2の故郷”に錦を飾った。2−0の5回だ。1死一、三塁から右翼席へ今季9号を打ち込んだ。大学時代を過ごした仙台の地では交流戦初年度から4年連続の本塁打を記録。勝利を決定づけた一撃を含む3安打の固め打ちで交流戦の白星ターンに貢献するとともに、2位・中日とのゲーム差も今季最大の「6」とした。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 35 18 1 ―
2中日 28 23 3 6.0
3広島 24 26 2 3.5
4巨人 26 29 1 0.5
5ヤクルト 23 29 0 1.5
6横浜 15 37 1 8.0
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■ 今季最多失点…
06/03 Kスタ宮城
◆対楽天1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神101 100 100=4
楽321 112 01X=11
[勝]田中 6勝3敗
[敗]下柳 5勝1敗
▼本塁打
(神)
(楽)中島2号


 野村楽天に、いいようにやられてもうた…。先発の下柳が3回6失点でKOされるなど、7回をのぞく毎回失点で今季ワースト11失点の大敗。「毎日、阪神とやりたいわ」と皮肉られた。ただ、岡田監督は試合後も終始、笑顔で対応。「凄いね、楽天は」と交流戦首位のチームを持ち上げながらも「明日、楽しみにしといてや」と不敵な笑みで反攻を予告した。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 18 1 ―
2中日 28 22 3 5.0
3広島 23 26 2 4.5
4巨人 25 29 1 0.5
5ヤクルト 22 29 0 1.5
6横浜 15 36 1 7.0
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■ 安藤登録抹消…
 右のエースがいなくなった…。安藤が疲労性腰痛のため、出場選手登録を抹消された。安藤は帯同していた札幌遠征中に痛みを訴え、緊急帰阪。明日から鳴尾浜球場で再調整していく。先発を予定していた6日のソフトバンク戦には、代わって昇格する能見の登板が濃厚。大事を取ったとはいえ、首位を快走する猛虎に、一抹の不安を残すことになった。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 17 1 ―
2中日 28 22 3 5.5
3広島 23 25 2 4.0
4巨人 25 28 1 0.5
5ヤクルト 22 28 0 1.5
6横浜 15 35 1 7.0
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■ 藤本V撃だ!
06/01 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神020 100 000 2=5
日000 102 000 1=4
[勝]久保田3勝1敗
[S]藤川 1勝1敗18S
[敗]武田久2勝3敗6S
▼本塁打
(神)金本8号
(日)


 北の大地に伏兵の笑顔が咲いた! 藤本が同点で迎えた延長10回1死二塁から右中間へ勝ち越しの三塁打。今季初打点が決勝打となり、4時間14分の激闘を制した。途中出場の藤本の値千金の一打で、猛虎は昨年から続いていた日本ハム戦の連敗も5で止めた。

■セ・リーグ順位表
[2008/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 17 1 ―
2中日 28 22 3 5.5
3広島 23 25 2 4.0
4巨人 25 28 1 0.5
5ヤクルト 22 28 0 1.5
6横浜 15 35 1 7.0
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■ 新井200号記念弾!
05/31 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 000 100=1
日000 000 20X=2
[勝]スウィーニー5勝1敗
[S]武田久2勝2敗6S
[敗]岩田 5勝2敗
▼本塁打
(神)新井6号
(日)


 新井が史上90人目の通算200号本塁打を達成した。王手から7戦目。節目の一撃は7回、0−0の均衡を破る先制弾だった。待望の今季6号が実らず試合は逆転負け。最終9回の同点機、空振り三振で最後の打者となった両手に大台到達の余韻を残し、明日からの6月戦線を見ていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 17 1 ―
2中日 28 21 3 4.5
3巨人 25 27 1 4.5
4広島 22 25 2 0.5
5ヤクルト 22 27 0 1.0
6横浜 14 35 1 8.0
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■ 林先発出場!
 林威助が明日の日本ハム戦で「5番・DH」として先発出場することが濃厚となった。岡田監督が「右投手も左投手も関係ない打者やからな」と示唆した。29日のロッテ戦では228日ぶりに1軍復帰して適時二塁打。帰ってきた強打者と共に、猛虎が北の大地で首位固めに入る。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 16 1 ―
2中日 27 21 3 5.5
3巨人 25 26 1 3.5
4広島 22 24 2 0.5
5ヤクルト 21 27 0 2.0
6横浜 14 34 1 7.0
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■ 林お帰り!
05/29 甲子園
◆対ロッテ2回戦
[阪神1勝1敗0分]
ロ200 002 000=4
神002 051 00X=8
[勝]安藤 6勝4敗
[敗]清水 4勝5敗
▼本塁打
(ロ)
(神)


 帰って来た大砲が歓喜の花を咲かせた。林威助が昨年10月14日のCS中日戦以来228日ぶりに1軍復帰。3点リードで迎えた6回1死二塁から代打として登場。一発勝負で右翼線に適時二塁打を放った。右肩手術からの完全復活…。その第一歩を踏み出した男に笑顔が戻った日、2位・中日に今季最大の5.5ゲーム差をつけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 16 1 ―
2中日 27 21 3 5.5
3巨人 25 26 1 3.5
4広島 22 24 2 0.5
5ヤクルト 21 27 0 2.0
6横浜 14 34 1 7.0
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■ 待望のハワイ弾や!
05/28 甲子園
◆対ロッテ1回戦
[阪神0勝1敗0分]
ロ000 221 000=5
神112 010 000=4
[勝]久保 2勝3敗
[S]荻野 2勝3敗6S
[敗]江草 1勝1敗
▼本塁打
(ロ)大松8号
(神)金本7号


 金本が3回無死一塁で今季初の甲子園アーチを放った。ロッテの18歳新人・唐川から左中間へ7号2ラン。チームはまさかの逆転負けで連勝は3でストップしたが、ファンをハワイ旅行に招待するアニキの一発が雨の中で応援を続けた虎党を熱くした。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 32 16 1 ―
2中日 27 20 3 4.5
3巨人 25 25 1 3.5
4広島 21 24 2 1.5
5ヤクルト 21 26 0 1.0
6横浜 14 33 1 7.0
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■ 浜風に勝ちたい!
 金本が甲子園球場での本塁打に強い意欲を示した。今季、本拠地球場ではいまだアーチなし。昨季からハワイ旅行招待へグレードアップした本塁打プレゼントを今季はまだ実現していない。5月の甲子園球場は明日からのロッテ2連戦を残すのみ。虎党の夢を乗せたアーチを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 32 15 1 ―
2中日 27 19 3 4.5
3巨人 24 25 1 4.5
4広島 21 23 2 0.5
5ヤクルト 21 25 0 1.0
6横浜 14 32 1 7.0
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■ 金本が決めた!
05/26 甲子園
◆対西武2回戦
[阪神2勝0敗0分]
西000 001 000 00 =1
神000 010 000 01x=2
[勝]渡辺 2勝
[敗]グラマン 1勝1敗10S
▼本塁打
(西)
(神)


 やっぱり最後はアニキが決めてくれた。金本が3年ぶりサヨナラ打を放った。同点で迎えた延長11回、2死二、三塁から殊勲の右前適時打。防御率0.00を誇っていた西武の切り札、グラマンを打ち砕いた。注目の“首位決戦”に連勝。12球団最強を証明し、今季最多の貯金17とした。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 32 15 1 ―
2中日 27 19 3 4.5
3巨人 24 25 1 4.5
4広島 21 23 2 0.5
5ヤクルト 21 25 0 1.0
6横浜 14 32 1 7.0
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■ また赤星が決めた!
05/25 甲子園
◆対西武1回戦
[阪神1勝0敗0分]
西000 001 000=1
神000 000 50X=5
[勝]久保田2勝1敗
[敗]小野寺2勝4敗
▼本塁打
(西)
(神)


 甲子園にパ・リーグ首位の西武を迎えた“頂上決戦”。同点に追いついた7回2死二塁、赤星が勝ち越しの中前打を放ち、前日のソフトバンク戦に続く2試合連続のV打で逆転勝ち。強い獅子を粉砕した男は、お立ち台で「明日も勝つつもりで頑張ります」と高らかにほえた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 31 15 1 ―
2中日 26 19 3 4.5
3巨人 23 25 1 4.5
4ヤクルト 21 24 0 0.5
5広島 20 23 2 0.0
6横浜 13 32 1 8.0
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■ 30勝セ一番乗り!
05/24 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 100 004=5
ソ001 001 000=2
[勝]ウィリアムス1勝2敗
[S]藤川 1勝1敗17S
[敗]ホールトン 1勝2敗6S
▼本塁打
(神)
(ソ)松田4号


 頼れる選手会長が、またも魅せた。阪神は1−2と1点を追う9回2死満塁から、赤星が左前へ逆転の2点タイムリー。ソフトバンク戦の連敗目前だった猛虎を、一振りで救った。「このままじゃ終われなかった」。作戦面と体調面を考慮したことで今季初の途中出場となったが、最高の結果でベンチの期待に応えた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 30 15 1 ―
2中日 25 19 3 4.5
3ヤクルト 21 23 0 4.0
4巨人 22 25 1 0.5
5広島 19 23 2 0.5
6横浜 13 31 1 7.0
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■ 福岡の悪夢…
05/23 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神200 000 000=2
ソ010 005 10X=7
[勝]大隣 4勝5敗
[敗]安藤 5勝4敗
▼本塁打
(神)
(ソ)長谷川4号


 交流戦4年連続でヤフードーム初戦を落とした。暗転は1点リードの6回。安藤が4安打を集中されて逆転を許した。人工芝で高く跳ねた不運な打球が相次いだ。岡田監督は2003年の日本シリーズで同様の“不運”に見舞われたことを思い起こし、悔しがった。悪夢を払しょくするような快勝が明日ほしい。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 29 15 1 ―
2中日 25 18 3 3.5
3ヤクルト 21 22 0 4.0
4巨人 22 24 1 0.5
5広島 18 23 2 1.5
6横浜 13 30 1 6.0
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■ 200号は杉内KO弾?
 さあ、200号だ。先週はアニキの400号も達成された。今度はこの人の番。メモリアル弾に王手をかけた新井が、福岡・博多へと乗り込んだ。表情は依然として変わらず、特に野球の話になると、真剣なまなざしを向けた。

 「いいところで、昨日みたいに打てれば。勝ちにつながる一本で。後のピッチャーを楽にするためにも、1点でも多く取れたらいいですね」
 所信表明だ。前夜のオリックス戦は4−3と逆転した直後に、2ランアーチ。試合の流れを一気にたぐり寄せた。メモリアル弾といっても、やはり気持ちは同じ。勝負の流れの中で打ちたい。

 そして、中継ぎ陣への配慮も忘れなかった。1点でも多く取ることで、休養に充てられる投手は多くなる。かつて中盤以降に打った本塁打を、金本は「休んでくださいJFK弾」と命名したこともあった。新井の中にも、まったく同じ気持ちが芽生えていた。

 ソフトバンクの先発は、23日が大隣、24日が杉内と予想される。「そつのない野球をしてくる。足を使ったり。いいピッチャーも多いですよね」と、現在勝率5割にとどまっているイメージは頭にない。

 特に杉内は、虎の天敵でもある。チームはこれまで0勝3敗。新井自身も05年の対戦では6打数1安打。楽な相手ではない。「いいピッチャーです。積極的に振っていきたい」。怖がり過ぎず、積極性は忘れない。ベストな形としては、新井の記念弾で杉内をノックアウト。流れをつかみ、猛攻で畳み掛け大量点。結果、JFKも休ませてしまう。200号は、そんな理想型を目指している。

 この日は、博多入りする前に、広島でなじみの治療院に通い、体調を整えた。ソフトバンクの王監督とは、06年のWBCで共に戦った。あの時は控えメンバーだったが、今は違う。日本の4番、そして好調・猛虎を支える3番。王監督の驚く顔も目に浮かぶ。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 29 14 1 ―
2中日 25 17 3 3.5
3巨人 22 23 1 4.5
4ヤクルト 20 22 0 0.5
5広島 17 23 2 2.0
6横浜 13 29 1 5.0
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■ 古巣粉砕打!
05/21 スカイマーク
◆対オリックス2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神100 000 510=7
オ000 102 000=3
[勝]ボーグル2勝1敗
[敗]オルティズ3敗
▼本塁打
(神)新井5号
(オ)


 古巣にキツ〜い恩返しだ。オリックスから移籍した平野が、1−3の7回、2死満塁から右翼線に3点三塁打を放ち、逆転勝ちに貢献。今月6日の巨人戦以来、12試合ぶり今季3度目の猛打賞も獲得した。平野のV打でチームは水曜日負けなしの8戦全勝。今季初の3連敗を阻止し、再び上昇気流に乗っていく。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 29 14 1 ―
2中日 25 17 3 3.5
3巨人 22 23 1 4.5
4ヤクルト 20 21 0 0.0
5広島 17 23 2 2.5
6横浜 13 29 1 5.0
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■ 新井神話崩れた…
05/20 京セラD大阪
◆対オリックス1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神100 020 000=3
オ000 000 40X=4
[勝]吉野 1勝2敗
[S]加藤 1勝1敗11S
[敗]ウィリアムス2敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 まさかとしか、言いようがない。勝ちパターンで進んでいた7回に、必勝リレーが崩壊。新井が打点を挙げたにもかかわらず、金本との“W打点”だったにもかかわらず、神話もすべて崩れ去った。交流戦もまさかの黒星スタート。19日までパ・リーグ最下位のオリックスだからとなめていたわけではないが、今季2度目の連敗となり、明日のリベンジに期待するしかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 14 1 ―
2中日 24 17 3 3.5
3巨人 21 23 1 4.5
4ヤクルト 19 21 0 0.0
5広島 17 22 2 1.5
6横浜 13 28 1 5.0
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■ パ相手に大暴れ!
 カギを握る男は赤星だ。明日から導入4年目となる「日本生命セ・パ交流戦」(優勝賞金5000万円)がスタート。オリックスとの“関西ダービー”を前に赤星が“開幕戦”勝利を誓った。打率.327、リーグトップの出塁率.434を誇る猛虎の不動の1番がパ・リーグ相手に暴れ回る。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 13 1 ―
2中日 24 16 3 3.5
3ヤクルト 19 21 0 5.0
4巨人 20 23 1 0.5
5広島 17 21 2 0.5
6横浜 13 27 1 5.0
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■ ショックなし!
05/18 甲子園
◆対ヤクルト9回戦
[阪神5勝4敗0分]
ヤ101 000 001=3
神000 002 000=2
[勝]押本 2勝
[S]林昌勇12S
[敗]ウィリアムス1敗
▼本塁打
(ヤ)福地2号
(神)


 区切りの一戦は予想外の形での敗戦だった。交流戦前最後のリーグ戦。中盤に2点差を追いつきながら同点の9回に投入したウィリアムスが今季初被弾で初失点を喫し、チームは4連勝で止まった。それでも、好調猛虎を率いる岡田監督にショックはない。「アクシデントみたいなもんよ」。貯金15を持って20日から交流戦へ突入。首位固めへ仕切り直しだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 13 1 ―
2中日 24 16 3 3.5
3ヤクルト 19 21 0 5.0
4巨人 20 23 1 0.5
5広島 17 21 2 0.5
6横浜 13 27 1 5.0
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■ 最強遊撃手や!
05/17 甲子園
◆対ヤクルト8回戦
[阪神5勝3敗0分]
ヤ000 000 000=0
神200 001 00X=3
[勝]岩田 5勝1敗
[S]藤川 1勝1敗16S
[敗]石川 5勝4敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 猛虎史上最強の遊撃手へ一直線や! 鳥谷が先制打を含む2安打3打点と全打点をたたき出した。初回2死満塁から中前へ先制2点適時打。2点リードの6回には中前適時打を放った。3試合連続打点で早くも今季の打点は「26」。阪神の遊撃手では1980年、真弓明信の74打点が最多。このペースでいけば真弓超えは間違いない。脅威の6番打者の活躍で、チームは4連勝で貯金は今季最多の「16」。ホンマに虎は強い。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 12 1 ―
2中日 23 16 3 4.5
3ヤクルト 18 21 0 5.0
4広島 17 20 2 0.0
5巨人 19 23 1 0.5
6横浜 13 26 1 4.5
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■ 新井大暴れ4打点!
05/16 甲子園
◆対ヤクルト7回戦
[阪神4勝3敗0分]
ヤ000 000 023=5
神102 401 00X=8
[勝]安藤 5勝3敗
[敗]村中 3勝4敗
▼本塁打
(ヤ)衣川1号
(神)


 こりゃあもう本当の「神話」ですわ。新井がタイムリー2本で4打点の大暴れ。前回4月19日の対戦で苦しめられた村中をノックアウトした。これで打点を挙げれば、チームは18連勝と、新井さんには頭が上がりません。先発全員安打で3連勝。今季最多の貯金15を2リーグ分立後、球団最速となる40試合でマーク。この勢いは本当に止まりません!

■セ・リーグ順位表
[2008/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 12 1 ―
2中日 23 15 3 3.5
3ヤクルト 18 20 0 5.0
4巨人 19 22 1 0.5
5広島 16 20 2 0.5
6横浜 12 26 1 5.0
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■ 魔の木曜日とオサラバ!
05/15 金沢
◆対広島8回戦
[阪神6勝2敗0分]
神000 000 311=5
広100 001 000=2
[勝]ボーグル1勝1敗
[S]藤川 1勝1敗15S
[敗]宮崎 4敗
▼本塁打
(神)
(広)


 頼れる選手会長は、やっぱり違う! 赤星が2−2の7回2死二、三塁から決勝の左前タイムリー。チームの北陸シリーズ勝ち越しを導くとともに、この回に代打を送られた先発・ボーグルソンに今季初勝利もプレゼントした。「打てて良かった」。自身も納得の一打で、前週まで4戦3敗1分けだった「魔の木曜日」にも別れを告げた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 12 1 ―
2中日 22 15 3 3.5
3ヤクルト 18 19 0 4.0
4巨人 19 21 1 0.5
5広島 15 20 2 1.5
6横浜 12 25 1 4.0
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■ 俺が打てば負けへん!
05/14 金沢
◆対広島7回戦
[阪神5勝2敗0分]
神000 001 300=4
広010 000 100=2
[勝]下柳 5勝
[S]藤川 1勝1敗14S
[敗]大竹 1勝5敗
▼本塁打
(神)新井4号
(広)


 新井がひと振りで勝負を決めた。1点リードで迎えた7回2死三塁からの第4打席。先発の大竹が投じたカーブをジャストミートした打球は左中間スタンドに突き刺さった。ダメ押しの4号2ランは全12球団“制圧弾”。通算200本塁打に残り2本と迫る一発で猛虎の連敗も阻止した。これで打点を挙げれば無傷の16連勝。FA砲が新天地で作り上げた不敗神話はまだ途切れない。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 12 1 ―
2中日 22 14 3 2.5
3ヤクルト 17 19 0 5.0
4巨人 18 21 1 0.5
5広島 15 19 2 0.5
6横浜 12 24 1 4.0
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■ アニキありがとう!
05/13 富山
◆対広島6回戦
[阪神4勝2敗0分]
神000 000 012=3
広020 030 04X=9
[勝]ルイス5勝3敗
[敗]アッチソン 4勝3敗
▼本塁打
(神)金本6号
(広)


 富山の虎党も、感謝感謝の一発です。金本が、9回に史上15人目となる400号のメモリアル弾を放った。40歳1カ月での到達は、07年のローズ(39歳0カ月)を抜く最年長での記録達成。試合はぐうの音も出ない完敗だったが、最後の一発でファンも留飲を下げてくれたことだろう。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 24 12 1 ―
2中日 21 14 3 2.5
3ヤクルト 17 18 0 4.0
4巨人 18 20 1 0.5
5広島 15 18 2 0.5
6横浜 11 24 1 5.0
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■ 貯金ウイークや!
 初戦取って貯金ウイークや! 明日から広島、ヤクルトとの6連戦に突入。20日からスタートする交流戦を前に、Bクラスに沈む2チームから着実に白星を奪う構えだ。広島戦の初戦に先発するアッチソンと、ヤクルト戦初戦を任される安藤も、もちろんその気。ここまで5勝4敗の5月戦線だが、再加速のきっかけをつかむ。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 24 11 1 ―
2中日 21 13 3 2.5
3巨人 18 19 1 4.5
4ヤクルト 16 18 0 0.5
5広島 14 18 2 1.0
6横浜 10 24 1 5.0
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■ お帰りジェフ!
05/11 甲子園
◆対横浜8回戦
[阪神6勝2敗0分]
横000 010 000=1
神102 000 00X=3
[勝]岩田 4勝1敗
[S]藤川 1勝1敗13S
[敗]ウィリアムス1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 頼れる男が、ついに甲子園のマウンドに戻ってきた。左肩痛のため戦列を離れていたウィリアムスが8回から登板。1安打を許したが、1イニングを無失点に封じ復活登板を飾った。開幕戦の横浜戦以来、44日ぶりとなる「JFK」そろい踏みでチームも連敗を脱出。悩める久保田も復調の兆しを見せ、猛虎がいよいよ首位固めに突入する。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 24 11 1 ―
2中日 21 13 3 2.5
3巨人 18 19 1 4.5
4ヤクルト 16 18 0 0.5
5広島 14 18 2 1.0
6横浜 10 24 1 5.0
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■ はい上がれ!
 自力ではい上がってこい! 矢野と野口が不振にあえぐ久保田にゲキを飛ばした。ここ4試合で3度のリリーフ失敗も、貴重な戦力であることに変わりはない。矢野は「いいアドバイスがあればいいけど、最後は自分。これを乗り越えられれば財産になる」と親心を見せ、さらなる奮起を促した。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 23 11 1 ―
2中日 21 12 3 1.5
3ヤクルト 16 17 0 5.0
4巨人 17 19 1 0.5
5広島 13 18 2 1.5
6横浜 10 23 1 4.0
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■ 今季初の連敗…
05/09 甲子園
◆対横浜7回戦
[阪神5勝2敗0分]
横003 001 002=6
神000 001 010=2
[勝]三浦 2勝4敗
[敗]安藤 4勝3敗
▼本塁打
(横)村田9号・ビグビー2号
(神)


 一発逆転も夢物語に終わった…。3点を追う8回無死満塁の絶好機で金本が登場も、レフトへの犠牲フライで1点を返すのがやっと。苦手の三浦に6回1得点と、またしてもやられ、開幕35試合目にして今季初の連敗を喫した。2位・中日とのゲーム差も1となり、首位陥落の危機にさらされた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 23 11 1 ―
2中日 21 11 3 1.0
3ヤクルト 16 17 0 5.5
4巨人 16 19 1 1.0
5広島 13 18 2 1.0
6横浜 10 23 1 4.0
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■ 久保田被弾…
05/08 東京ドーム
◆対巨人9回戦
[阪神6勝3敗0分]
神001 040 000=5
巨002 002 02X=6
[勝]山口 2勝1敗1S
[S]クルーン 1敗9S
[敗]久保田1勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス10号


 1点リードの8回から登板した久保田がラミレスに2ランを浴び、悔しい逆転負け。巨人3連戦3連勝を逃し、連勝も3でストップした。ただ明日の横浜戦からは左肩を痛め戦列を離れていたウィリアムスが36日ぶりに1軍へ帰ってくる。再びJFKが揃い踏みし、本拠地から首位固めを進めていく。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 23 10 1 ―
2中日 20 11 3 2.0
3巨人 16 18 1 5.5
4ヤクルト 15 17 0 0.0
5広島 13 17 2 1.0
6横浜 9 23 1 5.0
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■ これぞ鉄人!
05/07 東京ドーム
◆対巨人8回戦
[阪神6勝2敗0分]
神030 001 010=5
巨200 000 200=4
[勝]江草 1勝
[S]藤川 1勝1敗12S
[敗]山口 1勝1敗1S
▼本塁打
(神)鳥谷4号・矢野1号・金本5号
(巨)ラミレス9号


 怒りの一発が飛び出した! 金本が頭部死球を受けた次の打席で、痛烈な右越えアーチをかっ飛ばす離れ業で勝利に導いた。試合は紆余曲折あり、決勝打にこそならなかったが、この「鉄人技」は紛れもなくMVP。14試合ぶりの一発で400本塁打に王手をかけるなど、さすがはアニキという生きざまを見せつけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 23 9 1 ―
2中日 19 11 3 3.0
3巨人 15 18 1 5.5
4ヤクルト 14 17 0 0.0
5広島 13 16 2 0.0
6横浜 9 22 1 5.0
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■ 球団通算4500勝!
05/06 東京ドーム
◆対巨人7回戦
[阪神5勝2敗0分]
神010 500 200=8
巨001 300 000=4
[勝]アッチソン 4勝2敗
[敗]高橋尚2勝3敗
▼本塁打
(神)今岡2号
(巨)ゴンザレス2号


 背番号7のバットがチームの通算4500勝を決めた。今岡は2回に55打席ぶりとなる先制の2号ソロを放ち、同点で迎えた4回の第2打席には決勝の中犠飛。10試合ぶりとなるスタメン復帰で、しっかり“5番の仕事”を果たした。貯金も今季最多の「13」。G倒で黄金週間を締めくくった猛虎はV戦線で加速する。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 22 9 1 ―
2中日 18 11 3 3.0
3巨人 15 17 1 4.5
4広島 13 15 2 0.0
5ヤクルト 13 17 0 1.0
6横浜 9 21 1 4.0
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■ 竜秒殺!
05/05 ナゴヤドーム
◆対中日8回戦
[阪神5勝2敗1分]
神702 000 100=10
中200 000 200=4
[勝]杉山 2勝1敗
[敗]中田 4勝2敗
▼本塁打
(神)
(中)


 敵地ナゴヤドームでは7戦7敗中だった中田を完全攻略した。1回、新井が放った先制の左前適時打を皮切りに一挙7得点の猛攻。殊勲の3番打者は3戦連続の猛打賞も記録した。開幕31試合を消化して連敗が一度もない。2位・中日との直接対決にも勝ち越し、猛虎の首位固めは着々と進む。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 21 9 1 ―
2中日 18 11 2 2.5
3巨人 15 16 1 4.0
4広島 13 15 1 0.5
5ヤクルト 13 16 0 0.5
6横浜 8 21 1 5.0
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■ 今季初の屈辱…
05/04 ナゴヤドーム
◆対中日7回戦
[阪神4勝2敗1分]
神000 100 100 0 =2
中000 000 020 1x=3
[勝]チェン2勝1敗
[敗]藤川 1勝1敗11S
▼本塁打
(神)鳥谷3号
(中)李炳圭4号


 今季初のサヨナラ負けを喫した。延長10回、同点の局面で投入した藤川がプロ初のサヨナラ本塁打を浴びた。球団通算4500勝への王手を逃した岡田監督は「8回のところが…」と苦い顔をした。優位に試合を進めながら、8回に久保田が2点差を守りきれなかった。“FK”がともに撃沈。やはり中日は手ごわい…。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 20 9 1 ―
2中日 18 10 2 1.5
3広島 13 14 1 4.5
4巨人 14 16 1 0.5
5ヤクルト 13 15 0 0.0
6横浜 7 21 1 6.0
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■ 阪神最速20勝!
05/03 ナゴヤドーム
◆対中日6回戦
[阪神4勝1敗1分]
神201 300 003=9
中000 100 000=1
[勝]安藤 4勝2敗
[敗]小笠原3勝2敗
▼本塁打
(神)新井3号・平野1号
(中)ウッズ5号


 移籍男が、記録づくめの勝利を阪神に呼び込んだ。平野が移籍後初本塁打となる3ランを含む4安打2打点の大暴れ。今季チーム最多16安打9点の猛攻の中心には、小兵な男がいた。29試合目での20勝は2リーグ分立後は1956年の31試合を抜き、球団最速での到達。敵地で2位中日を圧倒し、再び2.5ゲーム差だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 20 8 1 ―
2中日 17 10 2 2.5
3ヤクルト 13 14 0 4.0
4広島 12 14 1 0.5
5巨人 13 16 1 0.5
6横浜 7 20 1 5.0
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■ 猛虎に救世主!?
 猛虎に救世主誕生か。今春に阪神初の育成枠外国人として入団したバルディリスが支配下選手へと昇格した。推定年俸10万ドル(約1040万円)で契約を切り替え、背番号も121番から52番へ変更。チームと共に1軍遠征先の名古屋に入った。左腕、小笠原と対戦濃厚な4日の中日戦で先発デビューする可能性も出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 19 8 1 ―
2中日 17 9 2 1.5
3ヤクルト 13 13 0 4.0
4広島 11 14 1 1.5
5巨人 12 16 1 0.5
6横浜 7 19 1 4.0
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■ 初のカード負け越し…
05/01 甲子園
◆対ヤクルト6回戦
[阪神3勝3敗0分]
ヤ000 002 000=2
神000 000 000=0
[勝]館山 1勝1敗
[S]林昌勇7S
[敗]ボーグル1敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 さすがに1安打じゃ勝たれへんわ。館山からの継投リレーの前に、猛虎は今季最少となる1安打完封負け。02年以来となる屈辱で、開幕10カード目で初のカード負け越しも食らった。頼みの金本も、これで17打席快音なし。3日からは中日、巨人と続く9連戦を控えており、主砲の復活に期待するしかない。

■セ・リーグ順位表
[2008/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 19 8 1 ―
2中日 17 9 2 1.5
3ヤクルト 13 13 0 4.0
4広島 11 14 1 1.5
5巨人 12 16 1 0.5
6横浜 7 19 1 4.0
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■ もう言うことなしやで!
04/30 甲子園
◆対ヤクルト5回戦
[阪神3勝2敗0分]
ヤ002 200 010 =5
神102 002 001x=6
[勝]藤川 1勝11S
[敗]松岡 1勝1敗
▼本塁打
(ヤ)飯原3号
(神)新井2号


 新井が9回サヨナラ弾で決着をつけた。先制打あり、今季初の4安打あり、そして最後は文句なしの一撃。チームでは今季甲子園初アーチとなり、新井劇場は最高にヒートアップだ。打点を挙げれば負けなし12連勝という神話も継続され、4月を連敗なしで乗り越えたのも、ヒーローのおかげです。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 19 7 1 ―
2中日 16 9 2 2.5
3ヤクルト 12 13 0 4.0
4巨人 12 15 1 1.0
5広島 10 14 1 0.5
6横浜 7 18 1 3.5
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■ 自滅…
04/29 甲子園
◆対ヤクルト4回戦
[阪神2勝2敗0分]
ヤ102 100 000=4
神000 000 100=1
[勝]石川 5勝1敗
[S]林昌勇6S
[敗]アッチソン 3勝2敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 監督として通算600試合目を白星で飾れなかった岡田監督は「やっぱり3回の2点」と拙守での失点を悔やんだ。1死から青木のゴロを平野がはじいて失策。その後、二、三塁とされガイエルの場面で初球に矢野が捕逸で失点。さらに8球目、アッチソンの暴投で失点を重ねた。得点は7回、併殺の間に奪った1点だけだったが「石川はよかったんちゃうか。5勝目やろ。その数字の通りや」と相手の力を素直に認めていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 18 7 1 ―
2中日 16 8 2 1.5
3ヤクルト 12 12 0 4.0
4巨人 12 14 1 1.0
5広島 9 14 1 1.5
6横浜 6 18 1 3.5
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■ 球団最速20勝へ!
 9カード連続負け越しなしの阪神は現在25試合を消化して18勝。29日からのヤクルト3連戦で2勝すれば今季20勝に到達する。岡田政権5年目で最速なだけでなく、球団としても2リーグ分裂後では56年の31試合目を上回る可能性も高い。もっとも、20日のヤクルト戦では新井への死球に激怒した岡田監督だけに「ええかげんにしとかなあかんで。次は甲子園やからな」と記録よりも“遺恨試合”を制すことで頭がいっぱいだった。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 18 6 1 ―
2中日 15 8 2 2.5
3ヤクルト 11 12 0 4.0
4巨人 11 14 1 1.0
5広島 9 13 1 0.5
6横浜 6 17 1 3.5
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■ サンキュークルーン! 
04/27 甲子園
◆対巨人6回戦
[阪神4勝2敗0分]
巨000 002 100 =3
神000 010 012x=4
[勝]久保田1勝
[敗]クルーン 1敗6S
▼本塁打
(巨)
(神)


 1点を追う九回、赤星の遊撃内野安打で追いつき、最後は新井が押し出し四球を選んで、今季初のサヨナラ勝ち。鮮やかなG倒で貯金は今季最多の「12」。ホンマ、笑いが止まりません。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 18 6 1 ―
2中日 15 8 2 2.5
3ヤクルト 11 12 0 4.0
4巨人 11 14 1 1.0
5広島 9 13 1 0.5
6横浜 6 17 1 3.5
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■ 新Gキラーや!
04/26 甲子園
◆対巨人5回戦
[阪神3勝2敗0分]
巨100 010 000=2
神003 020 01X=6
[勝]岩田 3勝1敗
[敗]上原 4敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 マウンドを守り抜いた。一人で投げきった。先発した岩田が、9回2失点で3勝目。今季甲子園初登板を、プロ入り初の完投勝利で飾った。今シーズンはこれで巨人戦2戦2勝。若き左腕が、新たなGキラーとして頼もしく名乗りをあげた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 17 6 1 ―
2中日 14 8 2 2.5
3ヤクルト 11 11 0 3.0
4巨人 11 13 1 1.0
5広島 9 12 1 0.5
6横浜 5 17 1 4.5
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■ 金本の後に死角…
04/25 甲子園
◆対巨人4回戦
[阪神2勝2敗0分]
巨001 002 000=3
神000 100 000=1
[勝]木佐貫3勝1敗
[S]クルーン 6S
[敗]安藤 3勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 金本の後がいない―。不調の今岡をスタメンから外して臨んだ伝統の一戦も、代役・葛城が2度の好機に凡退するなど、今季最少タイの3安打1得点で宿敵に完敗。本拠地・甲子園で今季初黒星を喫し、ホームでの連勝も7でストップした。首位を快走する中、猛虎の唯一の不安点ともいえる5番打者。今岡の復活か、それとも…。まだ、光は見えない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 16 6 1 ―
2中日 13 8 2 2.5
3ヤクルト 11 10 0 2.0
4巨人 11 12 1 1.0
5広島 8 12 1 1.5
6横浜 5 16 1 3.5


[観]編集長1勝1敗
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■ 死闘ドロー…
04/24 ナゴヤドーム
◆対中日5回戦
[阪神3勝1敗1分]
神100 100 000 000=2
中000 002 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(中)


 負けなかった! 藤川が同点で迎えた延長12回からマウンドに向かった。チームにとって今季初の延長戦。セーブの付かない場面での登板でも無失点に抑えた。シーズン初登板からの連続試合セーブ記録は「11」でストップ。チームの開幕からのカード勝ち越しも「7」で止まった。ともに日本記録は幻に終わった。5時間1分の激闘。総力戦を価値あるドローで終えた今季の猛虎は底力を見せつけた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 16 5 1 ―
2中日 13 7 2 2.5
3ヤクルト 10 10 0 3.0
4巨人 10 12 1 1.0
5広島 8 11 1 0.5
6横浜 4 16 1 4.5
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■ 執念の一打!
04/23 ナゴヤドーム
◆対中日4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神000 101 010=3
中100 000 010=2
[勝]下柳 4勝
[S]藤川 11S
[敗]川井 1勝1敗
▼本塁打
(神)新井1号
(中)


 1−1で迎えた6回1死三塁で今岡が左前適時打。不振の5番に13打席ぶりに出た安打は今季4度目の決勝打となり、敵地・ナゴヤドームで落合竜を下した。今年の虎は連敗はしない。これで4月の勝ち越しも決定。そして明日、猛虎はプロ野球記録となる開幕から8カード連続の勝ち越しも決める。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 16 5 0 ―
2中日 13 7 1 2.5
3ヤクルト 10 9 0 2.5
4巨人 9 12 1 2.0
5広島 7 11 1 0.5
6横浜 4 15 1 3.5
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■ 今季初の零敗…
04/22 ナゴヤドーム
◆対中日3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 000 000=0
中041 001 20X=8
[勝]中田 3勝1敗
[敗]アッチソン 3勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)


 期待を込めた先発復帰だった。岡田監督は不調でベンチ待機を続けていた今岡とフォードを試合ぶりに先発起用。ともに無安打に終わり、打線も中田の前に今季初の完封負けを喫した。先を見据えて不振の2人に復調の機会を与えた“親心”。将の思いは届くのか。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 15 5 0 ―
2中日 13 6 1 1.5
3ヤクルト 10 9 0 3.0
4巨人 8 12 1 2.5
5広島 7 11 1 0.0
6横浜 4 14 1 3.0
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■ 竜倒先陣任せとけ!
 開幕3連勝と好調をキープしているアッチソンが、明日の中日戦に先発する。前回8日の同戦を7回1失点で勝利した助っ人右腕は「基本的には同じ攻め方だよ」と自信。あと1勝に迫った4月勝ち越しとともに、猛虎の助っ人投手史上では初めてとなる月間MVPも狙う。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 15 4 0 ―
2中日 12 6 1 2.5
3ヤクルト 9 9 0 3.0
4広島 7 10 1 1.5
5巨人 7 12 1 1.0
6横浜 4 13 1 2.0
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■ 強い!
04/20 神宮
◆対ヤクルト3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神200 000 200=4
ヤ100 000 100=2
[勝]杉山 1勝1敗
[S]藤川 10S
[敗]増渕 1勝2敗
▼本塁打
(神)金本4号
(ヤ)福地1号


 阪神が球団初の開幕7カード連続勝ち越しを決めた。呼び込んだのは主砲だ。金本が初回、チームとしても11試合ぶり本塁打を左翼席へ運んだ。先制弾とダメ押し適時打を含む殊勲の3安打。まさに4番打者の仕事ぶりだった。開幕からまだ一度も連敗がなく、今季最多に並ぶ貯金11。猛虎の快走は止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 15 4 0 ―
2中日 12 6 1 2.5
3ヤクルト 9 9 0 3.0
4広島 7 10 1 1.5
5巨人 7 12 1 1.0
6横浜 4 13 1 2.0
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■ 左腕・村中に参った
04/19 神宮
◆対ヤクルト2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神001 000 000=1
ヤ300 100 00X=4
[勝]村中 2勝1敗
[S]林昌勇4S
[敗]岩田 2勝1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 たまには負ける時もありますよ…。猛虎打線が初対戦となったヤクルトの左腕・村中を攻略できず。クリーンアップが1安打に終わるなど、今季最少の3安打に封じられ、わずか1得点の完敗。連勝は5でストップした。肝心なのは連敗しないこと。再び、ヤクルトをグイッと飲んで、開幕7カード連続勝ち越しのリーグ記録に並びましょう!

■セ・リーグ順位表
[2008/04/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 14 4 0 ―
2中日 11 6 1 2.5
3ヤクルト 9 8 0 2.0
4巨人 7 11 1 2.5
5広島 6 10 1 0.0
6横浜 4 12 1 2.0
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■ 今季2度目5連勝!
04/18 神宮
◆対ヤクルト1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神100 030 011=6
ヤ000 100 001=2
[勝]安藤 3勝1敗
[敗]リオス1勝2敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)宮本1号


 ヤクルトさん、やってくれておおきに! 試合前から降り続く雨の中、猛虎は相手ミスを確実に得点に結び付け快勝。1993年以来、15年ぶりの9試合連続アーチなしの中でも5試合連続2ケタ安打と徹底した、つなぎの野球を披露。雨にも負けず、風にも負けず、相手の一発にも負けず、猛虎は今季2度目の5連勝で首位を快走だ。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 14 3 0 ―
2中日 10 6 1 3.5
3ヤクルト 8 8 0 2.0
4巨人 7 10 1 1.5
5広島 5 10 1 1.0
6横浜 4 11 1 1.0
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■ ロペスの再来!?
 アニキが命名、新井はロペスの再来や! 金本が弟分の新井を1996、97年の2年連続の打点王、元広島のルイス・ロペス内野手(43=現楽天駐米スカウト)に例えた。でも、突然かつてのチームメートの名前を持ち出したのは、一体どういう意味?

 弟分が絶好調の時に必ずチクリとやる、金本アニキの新井イビリ。打率.333。16日の広島戦でも3回に決勝の左前打を放った3番打者に向け、てんぐになるなよという意味を込めての愛のムチだった。

 「2人で打点を挙げている?前でよくつないでくれているしね」。褒めたのは、ここまで。「ああ、そうそう“新井さん”はロペスを目指すと言うてたわ。まさに打点が大好きやろ。タイムリーばっかり打ってる。ロペスの再来や!」

 金本が例えたルイス・ロペス内野手は1996、97年に2年連続の打点王に輝き、広島とダイエー(当時)の計6年間で510打点を稼いだ。しかし、あまりにも個人成績に固執するため、チームメートと衝突したことも多々あった。自身のヒットで本塁へ生還せず、三塁でストップした前田智と試合中に大ゲンカしたのは有名だ。

 金本発言を知らないままに、練習を終えた新井が記者に囲まれる。「ホームランを打つに越したことはないですが、いつも言ってるように大事なのは打点ですね」

 まさにアニキの手のひらで踊らされているかのようなコメントを連発していたが、ただ明らかにロペスと違うのが決して現状で慢心していない点だろう。

 「ヒットが出ている時こそしっかり準備して、練習して、慎重に、そして気を引き締めたい。調子をよくするには時間がかかるけど、悪くなるのはすぐですからね」

 明日からは神宮球場でのヤクルト3連戦。昨年、同球場の打率は.400。広島球場を含むセ・リーグのフランチャイズ6球場の中で最も相性がよかったが「あまりイメージはないですねえ…」とここでも謙虚だ。

 金本がリーグトップの17打点。新井が11打点。AK砲が揃って打点を挙げれば7戦全勝だ。“兄弟”が築く不敗神話を継続させ、かつてロペスが獲得した打点のタイトルを2人で争う。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 13 3 0 ―
2中日 10 6 1 3.0
3ヤクルト 8 7 0 1.5
4巨人 6 10 1 2.5
5広島 5 9 1 0.0
6横浜 4 11 1 1.5
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■ 924日ぶり完投!
04/16 甲子園
◆対広島5回戦
[阪神4勝1敗0分]
広100 000 000=1
神101 003 00X=5
[勝]下柳 3勝
[敗]宮崎 2敗
▼本塁打
(広)アレックス4号
(神)


 おっさんパワー全開だ。下柳が先発し、9回97球の省エネ投球。8安打1失点で05年10月5日横浜戦以来924日ぶりの完投勝利を挙げ、開幕から無傷の3連勝を記録した。15日のアッチソンに続きハーラートップタイに浮上。球団新となる開幕から6カード連続勝ち越しも決めた。4連勝、貯金10と3年ぶりリーグVへ猛虎の勢いは止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 13 3 0 ―
2中日 10 5 1 2.5
3ヤクルト 8 7 0 2.0
4広島 5 9 1 2.5
5巨人 5 10 1 0.5
6横浜 4 11 1 1.0
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■ アッチソン開幕3連勝!
04/15 甲子園
◆対広島4回戦
[阪神3勝1敗0分]
広000 000 000=0
神100 000 04X=5
[勝]アッチソン 3勝
[敗]ルイス2勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)


 記録ずくめでアッチさまさまやー。アッチソンが6回3安打無失点。今季無傷のハーラートップタイの3連勝をマーク。外国人投手の開幕3連勝は2003年のムーア以来2人目。新外国人としては初の快挙だ。アッチソンの力投に応え、チームも先月28日の横浜戦から本拠地6連勝。優勝した1985年以来、23年ぶりとなった。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 12 3 0 ―
2中日 9 5 1 2.5
3ヤクルト 8 6 0 1.0
4広島 5 8 1 2.5
5巨人 5 9 1 0.5
6横浜 3 11 1 2.0
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■ 新井、頼むで!
 そろそろ…の予感が漂う。明日からは甲子園球場に広島を迎えての3連戦。新井は通算1000本安打を達成するなどチームの勝利に貢献しているが、いまだ本塁打なし。「そのうち出るでしょう」。自然体を貫くFA砲が、新たな本拠地での待望の一発で古巣撃破を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 11 3 0 ―
2中日 8 5 1 2.5
3ヤクルト 7 6 0 1.0
4広島 5 7 1 1.5
5巨人 5 8 1 0.5
6横浜 3 10 1 2.0
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■ 金本V撃2001安打!
04/13 横浜
◆対横浜6回戦
[阪神5勝1敗0分]
神000 000 030=3
横000 001 000=1
[勝]福原 2勝1敗
[S]藤川 9S
[敗]ウッド2敗
▼本塁打
(神)
(横)


 偉業達成から一夜、通算2001本目の安打が勝利を決めた。金本が同点の8回、中前適時打で決勝点を叩き出し、02年の球団記録に並ぶ『開幕5カード連続勝ち越し』へ猛虎を導いた。前日12日に到達した2000本安打を通過点とする有言実行の殊勲打。フルイニング出場は1200を記した。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 11 3 0 ―
2中日 8 5 1 2.5
3ヤクルト 7 6 0 1.0
4広島 5 7 1 1.5
5巨人 5 8 1 0.5
6横浜 3 10 1 2.0
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■ 祝2000本安打!
04/12 横浜
◆対横浜5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神100 200 201=6
横012 000 000=3
[勝]渡辺 1勝
[S]藤川 8S
[敗]寺原 1勝2敗
▼本塁打
(神)
(横)村田3号


 金本が史上37人目の通算2000本安打を達成した。7回2死三塁で迎えた第4打席、チームのリーグ最速10勝につながる右前適時打で節目を飾った。王手から19打席目での達成は史上最も足踏みしたうえの到達。阪神での達成は史上3人目、40歳0カ月の到達は史上3番目となった。記録にも記憶にも残る偉業を通過点とし、猛虎の主砲は次の1本を早くも追い求めていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 10 3 0 ―
2中日 7 5 1 2.5
2ヤクルト 7 5 0 0.0
4広島 5 6 1 1.5
5巨人 4 8 1 1.5
6横浜 3 9 1 1.0
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■ 金本どうした!?
04/11 横浜
◆対横浜4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神010 000 000=1
横001 001 00X=2
[勝]三浦 1勝1敗
[S]マットホワイ2S
[敗]安藤 2勝1敗
▼本塁打
(神)
(横)


 あと1本が遠い…。通算2000本安打に王手をかけて3戦目。金本が再び足踏みした。横浜・三浦に2三振を奪われるなど4打席凡退。15打席連続無安打の停滞で快挙は持ち越された。主砲に連動するかのように打線全体も好機で決定打を欠き、2連勝で止まった。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 9 3 0 ―
2中日 7 4 1 1.5
3ヤクルト 6 5 0 1.0
4広島 4 6 1 1.5
5巨人 4 7 1 0.5
6横浜 3 8 1 1.0
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■ 勝って祝福するぞ!
 この日の中日戦は降雨中止となり、2000本安打にあと1本と迫っていた金本の偉業達成は横浜戦へ持ち越しとなった。甲子園での達成を心待ちにしていた虎党には無情の雨となったが、明日の横浜戦に先発予定の安藤と弟分の新井が“ハマ倒”を宣言。アニキの“記念日”は必ず勝つ!

■セ・リーグ順位表
[2008/04/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 9 2 0 ―
2中日 6 4 1 2.5
2ヤクルト 6 4 0 0.0
4広島 4 5 1 1.5
5巨人 3 7 1 1.5
6横浜 2 8 1 1.0
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■ 男気2勝!
04/09 甲子園
◆対中日2回戦
[阪神2勝0敗0分]
中000 000 000=0
神101 000 00X=2
[勝]下柳 2勝
[S]藤川 7S
[敗]チェン1勝1敗
▼本塁打
(中)
(神)


 アニキが打てなくても虎は強い。金本の盟友の下柳が開幕4カード連続の勝ち越しを呼び込んだ。7回を2安打無失点に抑えて2勝目をマーク。2日の広島戦に続く2試合連続の7イニング登板でベテラン健在を示した。金本の2000本がかかっていたゲームだけに、いつも以上の闘志がマウンドでほとばしっていた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 9 2 0 ―
2中日 6 4 1 2.5
2ヤクルト 6 4 0 0.0
4広島 4 5 1 1.5
5巨人 3 7 1 1.5
6横浜 2 8 1 1.0
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■ 新甲子園1勝!
04/08 甲子園
◆対中日1回戦
[阪神1勝0敗0分]
中000 010 001=2
神000 000 30X=3
[勝]アッチソン 2勝
[S]藤川 6S
[敗]中田 1勝1敗
▼本塁打
(中)
(神)


 弟分がやってくれたで〜。新装甲子園の初戦となった中日戦で、新井が7回に決勝タイムリーを放ち、白星に導いた。それまで虎キラー・中田を攻めあぐねていたのがウソのような痛快逆転劇。アニキ・金本の2000本安打はお預けとなったが、弟分がファンに手土産を持たせ、甲子園初陣を歓喜で包んでくれた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 8 2 0 ―
2中日 6 3 1 1.5
3ヤクルト 6 3 0 0.5
4広島 3 5 1 2.5
5巨人 2 7 1 1.5
5横浜 2 7 1 0.0


[観]編集長1勝0敗
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■ 一発で決めて!
 メモリアル弾、期待してまっせ! 2000本安打に、あと1本に迫っている金本に向けて、球団が熱視線を送っている。南球団社長は東京都内で、09年オフに新設される甲子園資料館に、「金本コーナー」を設置するなどの私案を披露。達成の瞬間が本塁打になれば、「着弾点」として残すなど、メジャー並みの一大イベントとして扱うつもりだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 2 0 ―
2中日 6 2 1 0.5
3ヤクルト 6 3 0 0.5
4広島 3 5 1 2.5
5巨人 2 7 0 1.5
5横浜 2 7 0 0.0
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■ 甲子園で決める!
04/06 東京ドーム
◆対巨人3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 000 010=1
巨002 060 01X=9
[勝]木佐貫1勝
[敗]福原 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)高橋由3号・4号、坂本1号


 記念の舞台は新甲子園へ移った。通算2000本安打へ残り2本に迫っていた金本が4打数1安打で終えた。カウントダウンはついに「1」。8日、改装された新甲子園球場の“開幕戦”で中日を相手に偉業達成に挑む。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 2 0 ―
2中日 6 2 1 0.5
3ヤクルト 6 3 0 0.5
4広島 3 5 1 2.5
5巨人 2 7 0 1.5
5横浜 2 7 0 0.0
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■ 痛快グラ撃ち!
04/05 東京ドーム
◆対巨人2回戦
[阪神2勝0敗0分]
神000 012 000=3
巨000 000 010=1
[勝]岩田 2勝
[S]藤川 5S
[敗]グライシン1敗
▼本塁打
(神)金本3号
(巨)


 あと2本―。金本がグライシンガー打倒で通算2000本安打へのカウントダウンを進めた。1点差で迎えた6回の第3打席、右中間席へライナーで3号2ランを打ち込み、連夜のG倒を決定づけた。達成日は明日となるのか。猛虎の主砲は心地よい白星を携えながら偉業への道を進んでいた。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 1 0 ―
2ヤクルト 6 2 0 1.0
3中日 5 2 1 0.5
4広島 2 5 1 3.0
5横浜 2 6 0 0.5
6巨人 1 7 0 1.0
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■ G粉砕弾!
04/04 東京ドーム
◆対巨人1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神010 202 010=6
巨100 000 000=1
[勝]安藤 2勝
[敗]高橋尚2敗
▼本塁打
(神)今岡1号・フォード1号・鳥谷2号
(巨)高橋由2号


 この男のバットにまで火がついてしまったら、もう敵なしだ。今岡が覚せいした。1−1の同点で迎えた4回、バックスクリーン左への今季1号が3シーズンぶりに高橋尚を沈める決勝弾となった。フォードと鳥谷にも一発が飛び出し、6−1で巨人に快勝。猛虎の開幕ダッシュはまだまだ、まだまだ、終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 6 1 0 ―
1ヤクルト 6 1 0 0.0
3中日 4 2 1 1.5
4横浜 2 5 0 2.5
5広島 1 5 1 0.5
6巨人 1 6 0 0.5
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■ 連勝止まる…
04/03 広島
◆対広島3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神101 000 000=2
広001 030 00X=4
[勝]ルイス1勝1敗
[S]コズロース1S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)
(広)


 カウントダウンをまた着実に進めた。自身40歳の誕生日だった広島戦。金本は中前適時打を放って通算2000本安打まで残り「4」とした。明日からは敵地、東京ドームでの巨人戦。伝統の一戦が偉業達成の舞台になるのか。猛虎の開幕連勝は止まっても“熱い春”は終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 5 1 0 ―
1ヤクルト 5 1 0 0.0
3中日 4 1 1 0.5
4広島 1 4 1 3.0
5巨人 1 5 0 0.5
5横浜 1 5 0 0.0
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■ 猛虎が走る!
04/02 広島
◆対広島2回戦
[阪神2勝0敗0分]
神020 101 000=4
広100 000 100=2
[勝]下柳 1勝
[S]藤川 4S
[敗]宮崎 1敗
▼本塁打
(神)鳥谷1号
(広)


 2002年以来、6年ぶりの開幕5連勝。鳥谷が逆転1号2ランを含む3安打で主役となった。こうなったからには、もう1つ。広島にも3連勝して、一気の6連勝といきまっせえ〜!

■セ・リーグ順位表
[2008/04/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 5 0 0 ―
2中日 4 0 1 0.5
3ヤクルト 4 1 0 0.5
4横浜 1 4 0 3.0
5巨人 0 5 0 1.0
5広島 0 4 1 0.0
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■ 当たりまくり!
04/01 広島
◆対広島1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神300 020 000=5
広100 010 010=3
[勝]アッチソン 1勝
[S]藤川 3S
[敗]高橋 1敗
▼本塁打
(神)金本2号
(広)アレックス1号・栗原1号


 豪快弾でカウントダウンが再開した。初回1死一、二塁から阪神の金本が左翼席へ運ぶ先制2号3ラン。「振り遅れやな」と苦笑いする一発で感触をつかむと、5回には右翼線へ二塁打。6回にも二遊間を抜く中前打を放ち3安打。今季2度目の猛打賞でチームに開幕4連勝、単独首位をもたらした。

 「(安打ペースは)気にしていない。それよりは(開幕カードの)ヤクルト−巨人を見ていて、巨人の二の舞いにならないようにと考えていた。広島も意地を見せてくるだろうから」

 昨年、広島には9勝14敗1分とセ界で唯一、負け越したが、そんな負のイメージを振り払う大活躍。開幕から4試合で7安打を積み重ね、通算2000本安打にもあと6に迫った。3日は40歳の誕生日。「本当にそういうのは気にしてないから」と笑うが、絶好調のアニキなら故郷広島で一気に達成してしまうかもしれない。

■セ・リーグ順位表
[2008/04/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 4 0 0 ―
2中日 3 0 1 0.5
3ヤクルト 3 1 0 0.5
4横浜 1 3 0 2.0
5巨人 0 4 0 1.0
5広島 0 3 1 0.0
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■ 新兵器で大台拍車?
 鉄人・金本が新兵器を導入する。個人契約を結ぶ健康器具メーカー・ファイテン社が東京ベッドと共同制作したという“疲労回復ベッド”で、チタン素材を使用した特別製だ。昨秋に左ひざを手術しただけに「効果を期待できるんちゃうかな。シーズン中は寝付きが悪いときもあるし、夜中に目が覚めることも少なくないからね」。あと9本に迫る2000本安打にも拍車がかかりそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/03/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 3 0 0 ―
1ヤクルト 3 0 0 0.0
3中日 2 0 1 0.5
4巨人 0 3 0 2.5
4横浜 0 3 0 0.0
4広島 0 2 1 0.0
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■ 凄すぎ5打点!
03/30 京セラD大阪
◆対横浜3回戦
[阪神3勝0敗0分]
横000 000 000=0
神201 202 00X=7
[勝]福原 1勝
[敗]高崎 1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 もう、すごい、としか言いようがない。新井が先制打を含む3打数3安打5打点の大活躍で快勝に導いた。虎では初となる猛打賞&お立ち台。クリーンアップそろい踏みで全7打点を挙げるなど、チームの歯車もうまくかみ合い、4年ぶりの開幕3連勝だ。アニキはお立ち台の振る舞いに「0点」と厳しく採点したが、我々が代わりに100点満点をつけましょう。

■セ・リーグ順位表
[2008/03/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 3 0 0 ―
1ヤクルト 3 0 0 0.0
3中日 2 0 1 0.5
4巨人 0 3 0 2.5
4横浜 0 3 0 0.0
4広島 0 2 1 0.0
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■ 開幕連勝!
03/29 京セラD大阪
◆対横浜2回戦
[阪神2勝0敗0分]
横010 000 110=3
神200 001 10X=4
[勝]岩田 1勝
[S]藤川 2S
[敗]ウッド1敗
▼本塁打
(横)吉村1号
(神)金本1号


 金本が連日の殊勲で猛虎に連勝発進を呼び込んだ。初回に先制の右翼線適時二塁打を放てば、6回はチーム1号を右翼席へ打ち込んだ。最終回には体を張った好守で魅せた。3安打の固め打ち。通算2000本安打へのカウントダウンを一気に「9」まで進めた。

■セ・リーグ順位表
[2008/03/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 2 0 0 ―
1ヤクルト 2 0 0 0.0
3中日 1 0 1 0.5
4巨人 0 2 0 1.5
4横浜 0 2 0 0.0
4広島 0 1 1 0.0
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■ 炎の2点三塁打!
03/28 京セラD大阪
◆対横浜1回戦
[阪神1勝0敗0分]
横010 100 000=2
神000 310 00X=4
[勝]安藤 1勝
[S]藤川 1S
[敗]寺原 1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 左ひざ手術から162日目。復活の三塁打がドームを揺らした。2008年の開幕戦勝利。金本が4回、同点の右中間三塁打を放った。劣勢を救う一打はチーム初安打。まさに4番打者の仕事だった。初戦から勇姿を見せる主砲に引っ張られ、猛虎が3年ぶり頂点を目指して発進した。

 金本「開幕戦で活躍できたことを監督、コーチ、トレーナーやみんなにお礼を言いたいです。ファンのみなさんもありがとうございました」

■セ・リーグ順位表
[2008/03/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 1 0 0 ―
1ヤクルト 1 0 0 0.0
3中日 0 0 1 0.5
3広島 0 0 1 0.0
5巨人 0 1 0 1.0
5横浜 0 1 0 0.0
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■ 準備と覚悟出来た!
 重たい出陣の決意表明だった。金本が開幕前日、世界記録更新中の連続フルイニング出場が今季中に途絶える可能性に自ら言及した。「準備と覚悟はできた」と。昨秋の左ひざ手術明けで挑む2008年公式戦。背負うのは決して悲壮感はない。自身の完全復活と猛虎の日本一をやり遂げる自信も同時にある。3.28、運命の開幕。金本の戦いが始まる。
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■ 寺原を撃つだけ!
 変わらん、それでもウチは変わらへん。28日の開幕戦に向けた出場選手登録メンバーが公示され、横浜の開幕投手には寺原が決定的となった。三浦を想定していた阪神だが、岡田監督は「こっちのベストでいくだけ」と、打順に関しては動かさない方針。猛虎打線は、金本&新井の師弟コンビを中心に、寺原つぶしを目指す。
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■ 第6の男は杉山や!
 杉山の開幕ローテーション入りが決定的となった。この日、鳴尾浜で行われた全体練習後に久保、中西両投手コーチがボーグルソンと3者会談を持ち、開幕ローテ落ちでの2軍調整を通告。開幕投手の安藤、福原、下柳、岩田、アッチソン、杉山の6人で開幕ダッシュを狙う。

 また先発ローテーション入りを目指す金村暁がウエスタン・サーパス戦で22日ぶりに実戦復帰した。先発として4回6安打3失点。2回には先頭の岡田に甘く入った134キロの速球を本塁打された。「結果を出してアピールしたかった。真っすぐの切れがなかった。真っすぐの精度を高めたい」。結果次第では即1軍合流の可能性もあったが、次回も2軍戦での“追試”が濃厚となった。
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■ ローテ殴り込みや!
 先発ローテーション入りへ“一発快投”だ。左ハムストリングの筋挫傷から再起を期す金村暁が明日のウエスタン・サーパス戦で先発。22日ぶりに実戦復帰を果たす。この日は鳴尾浜球場での休日返上で、キャッチボールなど軽めの調整で登板に備えた。「(ローテに)入る気持ちでいる」。現時点で開幕ローテーション入りは不可能だが、開幕4カード目となる4月8日からの中日3連戦で1軍復帰が予想される。不屈の闘志を見せる新戦力右腕の巻き返しが始まる。
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■ 金本甦れ!
03/23 東京ドーム
◆オープン戦
ア203 000 050=10
神100 010 000=2
[勝]デュークシ1勝
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(ア)クスト1号・バック1号・マーフィー1号
(神)


 金本が「4番・左翼」で先発出場したアスレチックス戦を3打席凡退での途中交代で終え、16打席連続無安打での開幕突入が決まった。今春に記録した安打は1本塁打のみ。本格復帰した15日以降は快音が出ていない。昨秋の左ひざ手術からの復活を期す08年の開幕を目前に、それでも主砲は言い切る。「もう始まるんやから」。不安をはねのけ、運命の3.28に挑む。
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■ 松坂もビビった!?
03/22 東京ドーム
◆オープン戦
レ410 001 000=6
神040 001 000=5
[勝]バックホル1勝
[S]パペルホ1S
[敗]安藤 1敗
▼本塁打
(レ)オルティス1号・ドルー1号
(神)


 どや、これが火の玉ボールや! 藤川がプレシーズンマッチのレッドソックス戦で1回を2奪三振のパーフェクト投球。最速149キロの速球を主体に翻ろうした。「彼の直球はすごい」。圧巻の快投に、対戦したユーキリスも大絶賛。「あと一歩」と調整途上を口にした日の丸ストッパー。“八分咲き”でも世界一軍団を斬り捨てた。
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■ 学びたい!
 本場の野球を吸収する。鳥谷がメジャーリーガーとの対戦に早くも胸を踊らせていた。明日からのレッドソックス、アスレチックス2連戦でも「6番・遊撃手」として先発出場が濃厚。ガチンコ勝負に挑む若トラは野球へのどん欲さを口にした。

 「とにかく楽しみ。いろいろな選手がいる中で、いろいろなことを見て学びたいし、吸収できることは吸収したい」

 ルーキーイヤーの04年はメジャー戦で2試合に先発出場。第1戦のデビルレイズ(現レイズ)戦では4打数2安打を記録した。「間違いなく勉強になることは多い。今回もいい2試合にしたい」。打率3割20本塁打を目標に掲げる今季の開幕を前に、いい刺激となることは確かだ。

 前日20日の広島戦では4打数2安打1本塁打だった。オープン戦の通算打率も.318。打撃好調をキープする背番号1が、格上との対戦で得る貴重な経験をプロ5年目のシーズンに生かす。
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■ 開幕待ちきれない!
03/20 倉敷
◆オープン戦
神110 000 012=5
広020 110 000=4
[勝]アッチソン 2勝
[S]阿部 2S
[敗]永川 1敗1S
▼本塁打
(神)新井2号、3号・鳥谷1号
(広)


 2発で魅せた。新井が移籍後初の1試合2本塁打をマークした。“開幕オーダー”となる「3番・一塁」で挑んだ一戦で大爆発。アニキ金本の実戦完全復帰をバットで祝った。28日のセ・リーグ開幕へ向け実戦は残り2試合。今季の猛虎のキーマンが“定位置”で足場固めに入った。
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■ 祝リハビリ卒業!
 金本が甲子園室内練習場で約50分間の打ち込みで打撃修正に努めた。明日の広島戦から再合流して左翼守備にも就く予定。昨秋の左ひざ手術からの復帰計画はいよいよ最終段階を迎えた。
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■ 監督決断!
 平野恵の「2番・二塁」での開幕戦先発が決定的になった。関本らと演じてきた激しい定位置争い。好調な打撃や小技に加えて、3.28開幕戦での激突が濃厚な横浜・三浦が右投手という事情から平野起用の方針がほぼ固まった。赤星と組む球界屈指の小兵コンビに難敵攻略の突破口が託される。
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■ 岡田采配ズバリ!
03/17 東京ドーム
◆オープン戦
神000 000 010=1
巨000 000 100=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(巨)谷1号


 今年も宿敵には負けられない! 最後となった巨人とのオープン戦は、1点を追う8回2死一、三塁から代打の代打で登場した桧山が右前へ意地の同点打。チーム21イニングぶりの得点を叩き出し“代打の神様”健在をアピールした。この日は、9番に投手を入れるなど、本気モードに突入。練習試合を含め巨人戦は4戦2勝2分け。ライバルとの前哨戦を負けなしで終えた猛虎が、開幕に向けテンションを上げていく。
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■ 開幕ローテ合格!
03/16 東京ドーム
◆オープン戦
神000 000 000=0
巨000 000 000=0
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(巨)


 ヤング左腕が開幕ローテーションに食い込んだ。関大出身のプロ3年目、岩田が先発。5回5安打無失点と結果を出した。これでオープン戦4試合で15回を投げ2失点。自責点は0という“ミスター0”ぶり。岡田監督は「合格は明らかちゃうか。左の先発は下柳以外におらんやろ」と先発ローテ入りに当確サインをつけた。
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■ 本格復帰!
03/15 神宮
◆オープン戦
神000 220 000=4
ヤ000 030 001=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)関本2号・浅井1号
(ヤ)


 金本が走った。昨秋の左ひざ手術からの復活を目指す金本が本格的に実戦復帰。「4番・DH」で先発出場し、四球で出塁した4回には術後初の実戦走塁で二塁からの本塁生還を果たした。自身の手応えをつかむと同時に、併殺打を阻止する全力疾走で得点を呼び込んだ新井の姿勢も称賛。猛虎を引っ張る“兄弟”は激走の精神でもつながっていた。
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■ 守備はお預け…
 いざ、巻き返す。昨年10月に左ひざの手術を受け、リハビリを行ってきた金本が、15日のヤクルト戦で「4番DH」に座ることが決まった。守備につく本格復帰は16日以降で予定されるが、金本は「これからが本当の調整」と気合十分。28日の開幕に照準を合わせ、遅れている分を取り戻す決意をみせた。
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■ 一歩リード!
 開幕右翼へ一歩リードだ! 新外国人・フォードが中日との無観客試合に「5番・右翼」で出場。3打数3安打と対外試合では来日初の猛打賞を記録した。岡田監督も「実戦向き。これで見極められた」とシーズンでの活躍を確信した。新装なったリニューアル甲子園で前日12日の巨人に続き、昨年のチャンピオン・中日も撃破。猛虎が調子を上げてきた。
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■ 球児もリニューアル!
 新甲子園で“魔球”もお披露目!? 藤川が巨人との無観客試合に登板。7回からの2イニングを1安打無失点という結果だったが、130キロ後半の変化球を多投するなど、宿敵相手にこれまでとは違う姿を見せつけた。岡田監督も「130キロ台の変化球?魔球ちゃうか」とニヤリ。前日11日には第1期リニューアル工事が完了。様変わりした聖地に降り立った虎の守護神が“リニューアル球児”を披露した。

 藤川「(岡田監督の魔球発言に)ナイショ。企業秘密ですよ」
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■ ワキ役でG倒!
03/11 スカイマーク
◆オープン戦
巨011 000 000=2
神001 100 03X=5
[勝]筒井 1勝
[S]金村大2S
[敗]西村健1敗
▼本塁打
(巨)
(神)矢野1号


 今年“最初”の伝統の一戦を阪神が制した。主力不在の巨人を倒した阪神の主役も主力ではなく定位置奪取を狙う途中出場組だ。同点の8回、葛城が決勝の右前適時打を放てば、坂がダメ押しの適時2点二塁打を右中間へ運んだ。オープン戦連敗も「3」で止めた。売り出し中の巨人・坂本に負けない“レギュラー候補”が猛虎にもいる。
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■ 打ち勝て!
 新甲子園では打って勝て―。北京五輪の日本代表監督を務める星野SDが、改装された甲子園球場を電撃視察。基本的な戦い方は変わらないとした上で、ファウルゾーンが狭まった変更点を考慮し「打者は成績を上げなあかんな」と猛虎打線の奮起に期待を寄せた。
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■ またも0封!
03/09 スカイマーク
◆オープン戦
ロ000 000 210=3
神000 000 000=0
[勝]久保 1勝
[S]荻野 1S
[敗]久保田1敗
▼本塁打
(ロ)大松2号
(神)


 プレーボールの瞬間が待ち遠しくなってきた。先発した安藤が、今季最長の4回を無四球無失点。内野安打2本に抑える貫録の投球を見せた。「調子はよくなかった。低めを意識しすぎてフォークがワンバウンドした。真っすぐのコントロールも悪かったですね」反省の言葉を並べたが、それでも抑えたことが“エース”の証しだ。

 初回、先頭にはボテボテの三塁内野安打。だが、後続は粘られながらもキッチリ打ち取った。結局4回打者14人に対して、外野への打球は4回大松の右邪飛のみ。最速は143キロだったが、テーマである左打者への内角球を生かしながら力で圧倒した。

 これでオープン戦は7イニング連続無失点、防御率は0.00。岡田監督も「一番安定してるんちゃうか」と絶対的な信頼を寄せている。

 「開幕?ライバルは多いので。でも1年間の目標の一つでもあります。意識せず、今後も普通に投げられたらいい」

 3.28開幕まで3週間弱。安藤は完全復活への大きな大きな第一歩を、記そうとしている。
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■ 開幕に黄信号…
03/08 皇子山
◆オープン戦
西100 002 301=7
神101 002 000=4
[勝]大沼 1勝
[S]岩崎 1S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(西)ブラゼル2号
(神)


 金村が先発を緊急回避した。試合直前の投球練習中に、左太もも裏に強い張りを訴えベンチ裏へ直行。試合途中にタクシーで、甲子園クラブハウスへと向かった。明日の状態次第では、岡田構想に狂いが生じる可能性も。チームも“金村余波”で、オープン戦2連敗となった。
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■ 虎1号が出た!
03/07 スカイマーク
◆オープン戦
楽000 102 301=7
神000 200 002=4
[勝]田中 1勝
[敗]能見 2敗
▼本塁打
(楽)大広1号
(神)新井1号


 新井がオープン戦初本塁打をマーク。昨年のパ・リーグ新人王、田中の145キロ速球を弾丸ライナーで左翼席へ放り込んだ。「やっぱりホームランは気持ちいいですね」。6回にもフォークボールを中前打。開幕が今から待ち遠しくてしかたがない。
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■ マー君撃ちや!
 合流即、マー君撃ちや! 左太もも肉離れで出遅れていた平野が1軍練習に復帰。明日の楽天戦にスタメンでオープン戦初出場する。楽天先発は難敵・田中で、アピールするにはもってこいの相手。「2番・二塁」の開幕スタメン争いが、新戦力参入で激化する。

 岡田監督「新井と2人が野手の新戦力やから。もっと、早くから見ておきたかった。本当は、沖縄の練習試合から使いたかった。足さえ大丈夫やったら、攻撃、守備、走塁で仕事をしてくれる」

 平野「明日からアピールして、チームの勝利に貢献していきたい」
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■ 神がかり追悼弾!
03/05 京セラD大阪
◆オープン戦
広102 000 000=3
神200 210 20X=7
[勝]アッチソン 1勝
[敗]長谷川1敗
▼本塁打
(広)
(神)金本1号・フォード1号


 ありがとうよ、カネ―。天国のオヤジが笑っているようだった。金本が昨年12月に胃がんのため亡くなった島野前総合特命コーチの追悼試合で、神懸かりともいえる号砲を打ち上げた。1打席限定という中で、初回に見事な2ランアーチ。手術後初となる実戦出場を、豪快な金本伝説で追悼した。チームも今季オープン戦最多安打、最多得点で勝利し、最高の恩返しとなった。

 金本「まさか冗談で打つと言っていたけど。でも、シンに当たったので、自分でもビックリした。本当は内野ゴロを打って、一塁まで全力疾走しようと。全力疾走をこっそり褒めてくれていた人だから。そういう姿を見せたかったけどな」

 広澤打撃コーチ「(本塁打の金本に)まさに神がかりだよ。開幕に間に合うとか、間に合わないとかじゃなくて、本当に頼りにしている」
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■ 男気直訴!
 まさに男気の直訴だった。金本が故島野育夫氏の追悼試合にあたる5日の広島戦に、「1打席」を志願した。首脳陣は出場には慎重な姿勢を見せる中、「代打だけでも」と強行出場を直訴。左ひざ手術後では初めてとなる実戦出場で、天国のオヤジに元気な姿を見せる意気込みを見せた。

 金本「出るつもりでおるよ。代打だけでもな。体調は関係ない。少々、無理してでもという気持ちやから」
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■ 開幕男の貫録!
03/03 ヤフードーム
◆オープン戦
神000 000 000=0
ソ000 100 13X=5
[勝]スタッドリ1勝
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(神)
(ソ)松田1号


 貫録のピッチングだ。開幕投手に内定している安藤がオープン戦初登板。3回2安打無失点の粘投を見せた。打線の援護なくチームは敗れたものの、右腕の好投は大きな収穫。完全復活を目指す背番号16が、28日のセ・リーグ開幕戦へ向けて大きく前進した。
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■ 男前や!
03/02 倉敷
◆オープン戦
オ000 000 000=0
神000 300 000=3
[勝]江草 1勝
[S]阿倍 1S
[敗]中山 1敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 やっぱり絵になる男だ。新井が移籍後初となるマルチ安打&長打で、存在感を見せつけた。ここまで快音からは遠ざかっていたが、1日2回も飛び出せば、虎党もこれでひと安心。当の本人はというと、守備面でのミスを反省してムッツリ。鳥谷のミスをかばう男前な一面も見せるなど、頼もしさいっぱいの一日となった。
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■ 有言実行のアーチ!
03/01 京セラD大阪
◆オープン戦
神000 030 010=4
オ011 001 001=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)今岡1号・桜井1号
(オ)ラロッカ1号


 復活を目指す今岡が5回無死、レフトスタンドに、オープン戦第1号を放った。通算4打席目の一発は、オープン戦では自身最速。アーチ量産を目標に掲げ、安芸キャンプ終了後に「1本打ちたい」と話していただけに、公約通りの本塁打。引き分けに終わったが、今年は頼りになりまっせ!
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■ いざ地元初見参や!
 広島からFA移籍した新井が明日、京セラドーム大阪でのオリックス戦に「4番・一塁」で先発出場する。1カ月間にわたるキャンプで、すっかり猛虎の一員となったFA砲が、地元ファンの前で勇姿を初披露する時が来た。

 新井「(京セラは)初めての球場じゃない。でも、阪神のユニホームを着てでは初めて。いい緊張感を持ってやれると思います。地元のファンも来る?楽しみですね。あくまで大事なのは開幕。しっかり自然体でやっていきたいです。打ち込みもできる時にやっていきたい。キャンプはひと区切りしましたけど、自分の中ではオープン戦に入っても3週間くらいは、キャンプの延長と思いたい」
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■ 80点!
 3年ぶりのV奪回へ、確かな力を得た。沖縄・宜野座から高知・安芸の1カ月間にわたる春季キャンプ。大きなケガ人もなくやり終えた岡田監督は、安藤と福原の復活を何よりも喜んだ。

 「目の色が変わって、いい収穫があった。新戦力もそうだが、昨年からの復活組が、いい力を見せてくれた。投手で目に付いたのは福原と安藤。昨日の紅白でも、いいものを見せてもらった」

 先発投手陣の再編が至上命題とされた今春。安藤と福原は黙々と復活への牙を研ぎ続け、前日の紅白戦ではともに2回無失点。「ボールの力も、いい時に戻ってきた」と指揮官も活躍に太鼓判を押した。

 「昨年のオフからやってきたものを積み重ねられた?そう信じたい」
 開幕投手に内定している安藤は、落ち着いた口調の中にも自信を感じさせた。中西投手コーチの「開幕は頼むよ」の言葉に「もちろん、そのつもりでやっている。7年目で一番充実したキャンプを送れた」と締めくくった。

 「安芸に来ても、いいキャンプができた。あとは実戦感覚を、どう取り戻していくか」。開幕ローテ入りを狙う福原も手応えのほどを口にした。

 「昨年に比べたら、数段よかったんちゃう。100点つける監督はおらんやろ。まあ80点やな」。最後は報道陣を笑わせた指揮官は、余裕すら感じさせ実りの日々を総括した。
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■ 開幕は任せた!
 安藤が今季開幕ゲームとなる3月28日の横浜戦に先発することが分かった。2001年度ドラフト自由枠で入団し、今年プロ7年目を迎える安藤にとっては初の大役。この日は紅白戦で、2回2安打無失点と順調な仕上がりを見せつけた。昨季の不振から甦った右腕が、猛虎の命運を握る。

 安藤「テンポしか考えなかった。打者との感覚をつかむことと。まあまあかな。バテバテだけど」

 岡田監督「今日投げた投手が開幕カード?あると思うよ。これから順番は決めていくけどな」
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■ 4番・金本!
 開幕4番にGOサインが出た。岡田監督が今春キャンプで初めて金本の打撃練習を視察し、順調な回復ぶりを確認。「手術した感じがない。大丈夫」。主砲の力強いフルスイングに指揮官の不安は消し飛んだ。来る3.28開幕戦。猛虎は今年も『4番・金本』で戦う。
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■ JFK揃い踏み!
 猛虎の誇る“JFK”が3月5日に初見参だ。藤川、久保田、ウィリアムスが来月5日の広島戦でそろってオープン戦初登板することが決まった。昨年12月15日に死去した島野前総合特命コーチ(享年63)の追悼試合に当たる一戦。3月上旬としては異例の豪華布陣で追悼星を狙う。
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■ 目覚めのマルチ!
02/24 高知市営
◆オープン戦
神031 000 010 =5
オ210 200 004x=9
[勝]小松 1勝
[敗]能見 1敗
▼本塁打
(神)関本1号
(オ)田中1号


 いよいよ、お目覚めだ。高知市営球場のオリックス戦で4番に入った桜井が左翼線二塁打と三塁強襲適時打の2安打。紅白戦から通算12打席目に待望の初ヒットが生まれると、マルチ安打で存在感を示した。「これから上げていきたい」。フォードが別メニュー調整を続ける中、開幕右翼スタメンへ逆襲が始まった。試合はオリックスが9回2死満塁から田中のサヨナラ弾で9−5で勝利した。
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■ 復活の決勝打!
02/23 安芸
◆オープン戦
オ000 000 201=3
神000 410 00X=5
[勝]太陽 1勝
[S]金村大1S
[敗]高木 1敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 完全復活へ、最強の5番打者がオープン戦初戦でいきなり魅せた。0−0で迎えた4回無死満塁から、今岡が右中間へ先制の2点タイムリー。一挙4得点の猛攻を演出した。「今年は自分の記録をもう一回塗り替える目標を持ってるしね」。05年に樹立した球団記録の147打点を、再び更新する意気込みも披露。チームも2年ぶりにオープン戦白星発進となった。
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■ 新井斬り!
 猛虎が誇る投打のビッグネームが安芸で火花を散らした。藤川が今キャンプ初めてフリー打撃に登板。藤川の指名に新井が応える形で豪華対決が実現した。結果は藤川が19球投げ、安打性はわずか3本と完勝。「見ているお客さんが楽しんでくれたら」という球児のもくろみ通り、安芸市営球場へ詰めかけた3500人の虎党は大いに盛り上がった。

 球児VS新井という最大の見せ場に、広澤打撃コーチは笑顔だった。「一番喜んでいたのはお客さんだったんじゃないか」と、ファンサービスもしっかり演出。それだけに「予告しておけばよかった」と悔やみ、「次は金本か。外で打つならファンに見てもらいたいな。金本にも相談して、予告したいね」と、キャンプならではのプランを描いていた。
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■ 開幕カードGO!?
 ハマの007も思わずビビった!? 新外国人・アッチソンが紅白戦で紅組先発として実戦初登板。2回を1四球のみで無安打無失点に抑える好投を見せた。3月28日からの開幕カードで対戦する横浜の偵察部隊も「きょうの内容なら完璧」と最大級の賛辞で警戒感あらわ。V奪回の使者へ―。右腕への期待はつのる。

 アッチソン「かなり良かった。全部のボールを試したが、すべていい。日本の野球をプレーする上で、自信を持って臨める」
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■ キタ━━(゚∀゚)━━?
 お目覚め!広角!幻惑!そして激走! フォードが春季キャンプ第5クール2日目、紅白戦で実力を発揮した。初回に来日初安打となる三塁線突破の二塁打を放つと、3回には中前打、そして4回に右前へ運んだ。見事な広角打法で唯一の3安打を記録。3回には桧山の右前打で一塁から一気に三塁へ突進。タッチアウトとなるも、走塁でも持ち前のハッスルプレーで4000人の観客から大歓声を浴びた。ついに片りんを見せつけた期待の助っ人がピッチを上げてきた。

 フォード「ファンの皆さんもヒットを期待していたと思う。その中でヒットを打てたことは良かった。スタートはゆっくりだったけど、開幕には100%の状態にする。これからスピードを上げる」

 岡田監督「野手が守りにくそうやったな。急にバットが出てくる。内野手はバットの軌道がわかりにくいスイングをしている」
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■ フルスイング!
 猛虎の主砲がフルスイングを解禁―。米国での単独キャンプを終えて合流した金本が安芸2次キャンプ初日、本隊とは別メニュー調整ながら、室内練習場でのティー打撃では全力でのバットスイングを披露した。昨秋に手術した左ひざケアを含めて近年にはない約6時間トレ。今年初めてユニホームを着用した“キャンプ初日”を精力的に過ごした。

 金本「ティーバッティングならフルスイングはできた。違和感はなかったな。どういう振り方をしたら痛みが出るのか、いろいろやってみた。たまに(痛みは)あるけど、耐えられる範囲やったな。様子見のつもりやったけど、飛ばしすぎたな。気合が入った。走る以外は、投げることも振ることもトレーニングも思ったよりもできた」
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■ お待たせ!
 アニキが猛虎に戻ってきた。昨秋に受けた左ひざ手術の回復を目指して米国単独キャンプを実施していた金本が、安芸2次キャンプに合わせてチームに合流した。米国では8割の状態でダッシュできるまで回復し、安芸での打ち込み開始を宣言した。弟分の“新井いじり”も絶好調。開幕全開へ誓いを新たにした。

 金本「手応えというか、足を除いては体の状態がいい。精神的にも充実していてやる気満々。自分自身に期待している。開幕には元気な姿を見せる。それしか考えてない。それまで、少々お待ちを」
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■ 満点締め!
 阪神は沖縄・宜野座の1次キャンプを打ち上げ、広島からFA移籍した新井も、満点に近い内容で締めくくった。チームにも溶け込み、順調な調整に手応え十分。明日、合流する金本に「待ってるぜ、アニキ」と余裕?の言葉まで残した。次なる戦場となる安芸へ―。『虎の新井』は新たなステップへ向かう。

 新井「みんなにすごくよくしてもらっているし、いい沖縄キャンプになりました。順調に消化できましたね。まずは慣れることだと思っていたけど、思った以上に早く慣れた。安芸のイメージはないですけど、寒いでしょ?(気温も)10度ぐらい低いだろうから、怪我だけは気をつけたい」
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■ 新井4番虎デビュー!
 さすが日の丸戦士だ。新井が練習試合・日本ハム戦で4番虎デビューを果たした。初回の初打席。右翼へ、あと少しの伸びがあればホームランという当たりを披露するなど、存在感は十分。チームは3連敗で、03年に沖縄キャンプが始まって以来、初となる“白星なしの沖縄”となったが、キラリと光る4番の一打で、虎党には明るい話題を提供した。

 新井「自分の思っていたイメージより球が速く感じることはなかった。いいところから落ちてくるフォーク、スライダーなんかは、初めてとしては見極められた」

 岡田監督「初めての実戦で、待つかなと思っていたけど、打ちよったな。ボール見てみたいという気持ちもあるけどな」
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■ 久保田合意!
  阪神は久保田との契約が合意に達したことを発表した。年俸は6500万円増となる1億2000万円プラス出来高払い(金額は推定)。正式契約は18日からの安芸キャンプ中になる予定だが、67選手すべて(テスト入団除く)との契約が完了する見通しとなった。

 交渉にあたった沼沢球団本部長は「これで対外試合にも出られます。安芸でのオープン戦までには手続きも完了するでしょう」と、23日のオリックス戦には出場OK。当初は希望額との開きが問題となっていたが、「多少の上積みはありました。90試合登板には我々も価値を見いだしています」と、1500万円程度の上積みで、歩み寄った模様だ。

 ただ、14日までは自費キャンプになるため、14泊の宿泊費やクリーニング代などを入れて三十数万円は久保田から徴収。契約完了しても、返金はない方針だという。

 久保田は「ファンの皆さんには、ご心配をおかけしまして、すみませんでした。契約も合意しましたので、あとはタイガースの優勝に貢献できるように頑張るだけです。応援よろしくお願いします」と広報を通じてコメントを寄せた。最悪の事態は避けられたことで、虎党にも吉報となった。
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■ 愛のカミナリ!
 正妻のカミナリが落ちた! 矢野がブルペンで筒井の投球を受けていた際に、練習に対する目的意識の低さを指摘。「だから試合で(日本ハムの中田に)いかれんねん!」と大声で叱り飛ばした。その後はサブグラウンドでも“説教”は続き、筒井は正座で聞き入った。矢野流の愛情表現が伸び悩む若手投手陣への“起爆剤”となるか―。

 矢野「前から何回も言うてたのに…。練習のための練習になっている。ブルペンで意識して、初めてマウンドでできること。試合が特別にならないようにしないといけない」
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■ 右翼戦争激化!
 岡田監督は2軍の安芸キャンプからスタートさせている桜井を、18日に1軍合流させる考えを明らかにした。「実戦の打席に立たせるよ」。20、21日の紅白戦で桧山、フォード、葛城、浅井らとの右翼戦争がさらに激化する。

 桜井「まだもう1クールありますから、もっともっと調子を上げて、呼んでもらった時に一番いい状態で行きたいですね」
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■ 中田退治せえ!
 中田斬りで開幕デモや! 安藤が今キャンプ初めてフリー打撃に登板。藤本、鳥谷ら打者3人に対し65球を投げ、安打性7本と上々の内容を見せた。岡田監督は順調な仕上がりを認めた上で、スーパールーキー中田封じを指令。登板が決定した16日の日本ハム戦で、プロの洗礼を浴びせる。

 安藤「カットボールを試しました。試合でも使えそうなので、あとは精度を上げていく。ブルペンでいいボールを投げても、バッターにいいボールと思ってもらわないとダメなんでね」

 岡田監督「一からリハビリして、オフにはブルペン入ってな。2月1日に横一線でスタートできる体づくりをしてきた。一番ええバッター(中田)に投げさせよか。この前の試合で投げたピッチャーとは、ボール自体も違うからな」
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■ 桜井全開!
 阪神にも怪物がいることを忘れるな。2軍キャンプから08年のスタートを切っている桜井がランチ特打に初登場。場外弾6本を含む40発を安芸の空へと描いた。10日の練習試合で“プロ1号”を放った日本ハム・中田にも負けないパワーを見せつけ、1軍合流への態勢は整ってきた。


 桜井「インコースにけっこう来たので左足を踏み込んでいい感じで飛ばせました。外角球は右へと…。強く、そして確実にという自分の形になってきました。ホームラン競争じゃないんで…。試合で打つためにやってますから。とにかく今は紅白戦で結果を出したいんです」
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■ 08年虎1号!
 今季初の実戦となる日本ハムとの練習試合を名護市営球場で行った。2回には葛城の今季1号で先制。“開幕投手”を務めた3年目の岩田も、2回無安打無失点と好投した。しかし、試合は7回に逆転を許すなど、5−8で敗戦。岡田阪神の08年は黒星スタートとなった。

 葛城「(本塁打は)風だよ。凡打よりマシだけどね。でも、打撃はまだまだ。初めての実戦だったし課題は見つかった。変化球の対応や反応を良くしていかないといけない」
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■ 今季1号!?
 猛虎の主砲に“今季1号”が出た。昨秋手術した左ひざの回復を目指して米国ロサンゼルス近郊で単独キャンプ中の金本が渡米後、初めてバットを振った。一塁後方付近から中堅に向かって打つハーフ形式ながら2本のサク越えを記録。自ら飛距離70メートルと推定した復活の弾道がLAの青空に伸びた。

 金本「遊びよ、遊び。走れんで腹が立つから、ストレス発散にと思ってな。きょうはあんまり足の状態がよくないから、ストレスがたまる。やのに、あんまりシンに当たらんもんやから、余計にストレスがたまったわ」
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■ 今岡は甦る!
 昨秋の左ひざ手術からの復帰を期して米国ロサンゼルス近郊で単独キャンプ中の金本が過去2年間を不調で過ごした今岡の復活を“予言”した。オフ期間に今岡と話し込み、その場で伝えたのが“フルスイングの勧め”。今春キャンプで順調な調整を続けている同僚の近況を伝え聞き、「今年はやるよ」と断言した。

 金本「キャンプでの今岡はどうや?今年はやるよ。練習から思い切り振った方がええ。そうせんとスイングする力が鈍ってしまう」
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■ 神様フォーク伝授や!
 藤川が宜野座キャンプを訪れた杉下茂氏から初めての本格指導を受けた。「いい話を聞くことができました」。フォークボールの精度が上がれば、さらなる進化を遂げるのは間違いなし。虎の最強ストッパーは、充実の表情で第2クールを締めくくった。
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■ アニキが走った!
 昨秋の左ひざ手術からの復帰を目指して米国ロサンゼルス近郊で単独キャンプ中の金本が、渡米後初めて練習を報道陣に公開した。本人の感覚では8割程度ながら手術後初めてダッシュする姿を披露。日本ハム・中田らの話題にわく日本球界に触れ、「早く暴れたい」と完全復活を約束した。

 金本「多少は無理したところがあったけど、気候が暖かかったし、時間が経てば想像以上に痛みがなくなっていったから。いまは7割から8割くらいの力でのダッシュかな。(体を温めるまで)時間はかかるけど…。ウオーミングアップはもともと好きじゃない。時間をかけるのは辛いけどね」
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■ 光栄!
 虎の鉄腕にラブコールだ。北京五輪・日本代表の星野監督が、宮崎県で行われているソフトバンク、西武の春季キャンプを視察。セットアッパーとして、久保田の招集をほのめかした。報道陣から発言を伝え聞いた久保田も「光栄です」と前向き。金メダル獲得へ向け、まずはシーズンで弾みをつける。

 久保田「言ってもらえるだけありがたい。光栄に思います。チャンスがあるなら、選ばれたいという気持ちはありますよ」

 星野監督「みんなは先発とか、クローザーに注目しているけど、真ん中を任せるピッチャーもいる。2イニング、2イニングを2、3試合任せて投げられるイキのいいヤツがいいよな。阪神に一人いる?それは阪神のキャンプに行った時に話すよ」

 岡田監督「ノーコメントとしか言われへんわ。協力する言うてるから(選手を)抜かれるんは嫌とも言えんしな。決まったことには従う?そら、そうよ」
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■ 新井よ飛ばすな!
 前略、新井さん、元気にやってますか?左ひざ手術のリハビリを兼ね、ロサンゼルスで単独キャンプを行っている金本が、FA加入した新井にペースダウンの指令を出したことが分かった。金本自身も移籍した2003年の春季キャンプでケガをした経緯があり、弟分が同じ“過ち”をしないように助言。アニキのメッセージを胸に、新井が第2クールに入る。

 ◆金本のリタイア 広島からFA移籍1年目の2003年キャンプ。第3クール2日目の2月10日に右下腿三頭筋痛を訴えてリタイア。9日のタイヤ引きで張り切りすぎて右ふくらはぎを痛め「今までケガをしたことがないところ。肉離れじゃない」。その後は本隊とは離れて別メニューで調整。17日にはチームを離れて極秘治療を受けた。21日にはフリー打撃を再開。初の実戦は3月16日のオープン戦・巨人戦までずれ込んだ。
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■ 007ビビらせた!
 巨人、中日の“007”が思わずうなった。新外国人アッチソンが来日初のブルペン入り。矢野を相手に変化球を交え50球を投げた。長身からの落差あるカーブに加え、低めへ絶妙の制球力を披露。視察した巨人、中日のスコアラーも猛虎の新戦力に警戒感を高めていた。
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■ 実戦向きや!
 岡田監督が新外国人ルー・フォードのフリー打撃をチェック。サク越えこそなかったものの、鋭いライナー性の打球に「実戦向きや」と活躍に太鼓判を押した。よく当たる“岡田の予言”を得た新助っ人は、鬼にゴールドバー(金棒)といったところ?
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■ どや新井!
 火花バチバチ17発発進や! 阪神の宜野座キャンプが、曇り空の下でスタート。FA加入した新井との三塁争いが注目される今岡は、ライバルと同組となったフリー打撃で3連発を含む17本のサク越え。1アーチに終わった宿敵とのガチンコ対決に先勝し、復活へ絶好のスタートを切った。

 今岡「こんなに(サク越えを)打ったのはいつ以来ですかね。2003年ぶりですかね」
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■ 待ちきれない!
 春季キャンプ前日、新井が沖縄帯同組の中でただ一人、宜野座球場の室内練習場に足を運び、打撃練習などに汗を流した。最後の休日も精力的に動き、初日へ最終準備。夜には全体ミーティングに初参加し、首脳陣からは調整法も一任された。明日、虎の新井がいよいよグラウンドに立つ。

 新井「特別なことはやりません。いままで通り元気を出して一生懸命やります。テーマは“慣れる”ことです」
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■ 31歳の誓い!
 31歳の誓いを胸に春の陣へ―。FA移籍1年目の新井が自身の誕生日に当たる今日、キャンプ地・沖縄へ入った。新天地で迎える球春到来に高揚感を抑えきれない。「期待されているのは分かっている。期待されている以上のものを見せたい。みんなに喜んでもらいたい」。熱く響く決意表明にキャンプ直前の思いを込めた。

 昼すぎに宿舎へ到着した新井は、昼食を挟んで宜野座球場へ足を運んだ。移籍後初めて阪神仕様ジャージーを着用して登場。外野をランニングして体を温めた後は室内練習場でキャッチボールで肩を慣らし、ノックでは軽快に打球をさばいた。マシンを相手にした打撃練習では計89スイング。今春キャンプでの試用を決めている従来型より長い33.75インチを使った。

 「練習したのは予定通りです。環境面が申し分ないというか、スゴイですね。しっかり練習できると思います」

 明日は全体ミーティングが予定されていて首脳陣、同僚、スタッフらと対面。練習メニューなどについても話し合われる見込みで、「練習のやり方はスタッフの方と相談したい。第1クールは様子を見ながら、やるべきことをやっていきたい」と話した。
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■ オレは潔白だ!
 日本で6年目のシーズンを迎えるウィリアムスが関西国際空港着のUA機で来日した。昨年12月に米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」。リポートでは購入の際にジェフ・ウィリアムスのサインが書かれた小切手も報告されたが「あれはオレのチェックじゃない。何でオレの名前が出たのかわからない」と改めて疑惑を完全否定した。

 今オフに大補強した巨人にも、ジェフは黙っていられなかった。「間違っているんじゃないかな。あれだけ補強したら、みんなが巨人をやっつけようと思うだろうし、オレだってそう思っているよ」。昨年のペナントレースの覇者で、さらに投打に補強したとなれば、警戒もしてしまう。ジェフは昨年、巨人戦で計14イニングで1失点しかしておらず、直接対決で叩くつもりだ。
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■ ハッスルー!
 来たで、来たで、来たで〜。虎のVを背負う新助っ人たちが。ルー・フォードとスコット・アッチソンが揃って関西国際空港に来日。フォードが「オレの全力プレーを見ろ」と言えば、アッチソンは「先発をやる」と吠えた。た、頼もしすぎる…。両選手は明日29日に甲子園球場を視察して30日、キャンプ地・沖縄入りする。

 フォード「ハードで常に全力。それがオレのプレースタイル。フライが上がればそこに壁があろうと何があろうと必死に捕りに行くだけだ。(ツインズの本拠地では打席に向かう際、スタンドから「ルー〜〜〜〜…」という“ルー・コール”を浴びるほどの人気者だったが)パワーをもらっているみたいで気持ちよかった。甲子園でもやってもらえるなら光栄だよ。一生懸命に頑張ってチームの勝利に貢献するから、タイガースでもぜひファンにサポートしてもらいたい」
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■ 虎を引っ張る!
 1軍合同自主トレが春季キャンプ地の沖縄県宜野座球場でスタートした。打率3割、20本塁打を狙う鳥谷はフリー打撃で30スイング中、サク越え5本を放ち、初日の“本塁打王”に輝いた。今季から選手会役員に着任。チームをまとめる立場としても奔走するなど、名実共に猛虎の顔に成長した若きリーダーが、V奪回へとけん引する。

 「ヘイ!キャプテン」

 小雨が降る宜野座球場には鳥谷の大きな声が響き渡っていた。「ノックは2カ所でいきます」。グラウンドに姿を現すと、即座に練習を手伝う裏方さんに指示を送った。これまでにない光景。周囲からは「ヘイ!キャプテン」の声も飛んだ。入団5年目の今季からは選手会役員としてチームをまとめる立場になった。「コミュニケーションも徐々にとっていく」。藤本、関本ら数多くの先輩選手がいる中でも率先して声を出し、チームメートも動かした。自身の練習にも妥協は許さない。もちろん球場を後にしたのは一番最後。「今は打球がいいとか悪いとか関係ない。今は振る段階」と試運転を強調したが、自覚と責任感が行動に表れていた。
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■ 三塁打出来る体
 猛虎の鉄人が復活への“助走”を誓った。近日中に米国単独キャンプへ出発する金本が、現地でのテーマを走ることに絞り込んだ。昨秋に手術した左ひざの完全回復を目指す今回の渡米。来月中旬予定の帰国までに「最低7〜8割で走りたい」と目標設定した。春開幕時の全力疾走、そして三塁打可能な肉体を思い描いた。

 金本「向こうでは足のことをどれだけできるのか。痛みがなくなれば早いと思う。帰ってきたら2月中旬か。開幕まで1カ月半。その時点で最低7〜8割で走らないと。痛みがなくなれば、走れる準備はしているから」
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■ デビュー見えた!
 大学・社会人1巡目ルーキーの白仁田が明日26日、鳴尾浜球場でプロ入り後初となるブルペン入りを果たす。キャンプは2軍(安芸)スタートが決定しているが、岡田監督も「投げさすよ」と2月20、21日に予定される紅白戦登板を明言。期待の右腕が、いよいよそのベールを脱ぐときが来た。
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■ 逃げ道は作らせない!
 岡田監督が西宮市内の虎風荘で春季キャンプの1、2軍メンバー振り分けを決定するコーチ会議に参加。沖縄・宜野座の1軍キャンプで、FA加入した新井との戦いが注目される今岡に、サード1本で勝負させることを明言した。「本来の姿を取り戻して打つことよ」。シンプルかつ究極のテーマを与え、指揮官は“天才”の復活を待つ。

 岡田監督「一、三塁は考えてない。サードをやらせるよ。ファースト言うても、急にはな。ベテランになって、最後のポジションと考えているようやけど、ファーストは難しいよ。一番、ボールを扱うねんから。(一塁経験のある新井は一、三塁の)両方やらす。今岡は本来の姿を取り戻すことよ。ゲームに出て、サードを守って結果を出す。それだけよ」

 今岡「新井はFAで来た選手だからレギュラーを与えられて当然。ボクはそういう立場じゃない。1年間1軍にいて頑張る…と、もう一度、ゼロに戻ってそこからやっていかないといけない」
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■ アニキ流の歓迎や!
 金本が甲子園球場に隣接する新室内練習場に初登場した新井とのキャッチボールを公開。「新井さんはスターやからな」と荷物持ちをしたかと思えば、3冠級のノルマをふっかけるなど、弟分を手玉に取って“いじりまくり”。本拠で名コンビ復活を印象づけた。

 金本「あいつはスターやからな。今年は大活躍しよるで。打率.350、45本塁打、135打点や」
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■ 虎に走塁革命や!
 赤星が甲子園新室内練習場での自主トレを公開。打倒・中日、巨人を果たすため、春季キャンプから関本、鳥谷らの若手ナインに盗塁、走塁面で積極アドバイスを送ることを誓った。「チームとしていい方向に行くようにしたい」。ここ数年、機動力不足に泣かされてきただけに、反攻への第一歩となる。

 ヘルニア、回復順調。昨季は頸椎椎間板ヘルニアに苦しんだ赤星だが、順調に回復していることを明かした。「今年は首を万全にしないといけない。今のところ左手のしびれも全くないし、痛みもほとんどない」。今オフは首回り、背中、肩回りの強化に時間を割き、首の太さは1センチアップ。球団トレーナーは「筋力量もアップしたし、1センチ太くなるのはすごいこと」とトレーニングの効果を認めていた。
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■ 打った走った守った!
 軽快な動きでアピールだ! 昨秋のクライマックスシリーズで左ひざを痛めた桜井が、西宮市の鳴尾浜球場で本格的な練習を再開。屋外での自主トレでは故障後初となる外野ノックやダッシュなどを無難に消化した。「痛みもないし、徐々に上げていきたい」。順調な回復ぶりを披露した若き大砲が、危ぶまれていた春季キャンプ1軍スタートに向けて大きな一歩を踏み出した。

 桜井「痛みもないし、全然動けましたよ。これからは、どんどん調子を上げていきたい。当然打ち込みもする。(1軍キャンプ地の)沖縄スタート?もちろん。僕はそのつもり。練習試合も出たいので」
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■ 自身最強!
 金本が広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で続けてきた今冬の自主トレを打ち上げた。昨秋の左ひざ手術の影響で鍛えたのは部位は上半身限定ながら、腕回り・胸囲とも過去最高の数値を計測。単独キャンプで渡米する今月下旬を前に完全復活の下地は整った。

 金本「あとはホンマにひざだけよ。暖かいところへ行って痛みが取れて鍛えていけば、今までのように動けるよ」
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■ 2・16虎デビュー!?
 出るか、宜野座締めアーチ!? FA移籍した新井の“猛虎デビュー戦”が2月16日の日本ハムとの練習試合になる可能性が高いことが分かった。首脳陣の1人は「16日が一つの目安になってくるだろう。安芸でいきなり、というよりは…と考えている」と発言。調整過程は本人の希望が最優先だが、17日には宜野座1次キャンプ打ち上げを控える。安芸2次キャンプへの移動前に、首脳陣は新井が望めば最初のステップを用意する考えだ。
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■ 猛虎結束!
 宮崎オーナーが大阪市内のホテルに岡田監督ら首脳陣、球団フロントを招集し、キャンプ前の時期としては異例、いや初の懇談会を開催した。経営者側と現場側との意思統一をはかり、目指すタイガース像を確立させる狙い。05年のリーグ優勝から3年目。かつて経験した低迷期への転落阻止へ知恵を出し合った。

 宮崎オーナー「キャンプ前に監督やコーチがどういうコンセプトを持っているのか、聞きたかった。タイガースの野球とは何なのか。その答えをみんなで探していきたい」

 岡田監督「上とかみ合ってきたということよ。最下位ばかりの頃はこんな話をしても笑い話でしかなかった。今は優勝という共通の目標を持てる」
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■ フィーバー予測!
 早くもアニキと肩を並べた! 新加入した新井に、営業部門から大注目が集まっている。タイガースのグッズを扱っているシャープ産業では、今季の重点テーマに「新井」をピックアップ。入団1年目の選手としては、03年入団した金本以来となる、選手グッズの全商品化を予定しており、一大フィーバーを見越して対応していく。
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■ 火の玉ボール復活や!
 藤川が沖縄県嘉手納町での自主トレを公開。今年から専属トレーナー契約を結んだ小林トレーナーと米国フロリダで学んできた最新トレーニングを継続。約50メートルの距離でのキャッチボールでは弾道の低い力強い球を投じるなど、肩も順調な仕上がり。「何とか空振り三振が取れるように頑張りたい」。昨季、下降した奪三振率アップに挑む虎の豪腕が剛速球に磨きをかける。
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■ チャンスつかめ!
 “新鮮力”よ、出てこい! 岡田監督が大阪市内で行われたスタッフ会議に参加。集大成と位置付ける5年目の沖縄・宜野座キャンプに向け、若手野手のメンバー抜てきを示唆するとともに、先発再編を目指す投手陣には、序盤からのサバイバルを匂わせた。3年ぶりの覇権奪回へ、岡田阪神は、なりふり構わない姿勢でキャンプインする。

 岡田監督「金本を筆頭に(2月1日は)このメンバーで、というのではスタートできない。若いメンバーが入る可能性はある。特に野手の方がチャンスをつかむ可能性は高いんちゃうかな。後ろで投げる投手は分かっている。あとは、みんな先発候補よ」
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■ 日本向き!
 新外国人・フォードの実力を知る最高の“証言者”が現れた。05年までメジャー9年のプレー経験を持つ本紙評論家・長谷川滋利氏が「日本向き」と断言した。フォードのメジャー初安打、メジャー初本塁打は、いずれもマリナーズ・長谷川から奪ったものだった。打たれた男だから分かる、フォードの素顔とは―。

 ユニホームを脱いで、2年以上が過ぎている。それでも、長谷川氏は鮮明に覚えていた。メトロドームに鳴り響くツインズファンの「ルー!」の大合唱。そして、そのエネルギッシュなプレースタイル…。長谷川氏にとって、フォードは忘れられない男だった。

 「初安打も初ホームランもボクから打っているので、よく覚えていますよ。能力の高い選手でした」

 マリナーズで05年までプレーした長谷川氏。ツインズに在籍したフォードとは同じア・リーグで対戦経験があった。それどころか、2本の痛打を浴びている。フォードがデビューした03年。5月29日に右前にメジャー初安打を打たれ、3日後の6月1日にはメジャー初本塁打を献上した。03年は故障の佐々木に代わってマ軍のクローザーを務めるなど、自己最高の防御率1.48を記録してオールスターにも出場した“全盛期”だった。

 「ボクは以前から日本向きの選手だと思って見ていました。打撃は前に突っ込まないので、変化球を打つのがうまい。真っ直ぐも日本の投手は速くても140キロ台後半が大半なので、そのぐらいの球速なら十分に対応できます」

 04年に154試合出場で打率.299、15本塁打、72打点をマークしたフォード。その後の伸び悩みについて、長谷川氏は「中堅にハンターがいて、なかなか出番がなかった」と語る。ハンター(08年からエンゼルス)は01年から7年連続ゴールドグラブを誇る、マリナーズ・イチローと肩を並べる名手だ。蓄積した鬱憤は阪神という新天地で働くエネルギーになる。

 「人間的にもいいヤツで、誰からも好かれていました。コーチの言うこともよく聞く。ただ、逆に性格が良すぎるので、フォームのことをいろいろ言われるとその通りにしてしまう心配もあります。最初は自由にやらせたらいいのではないでしょうか」

 外野と、クリーンアップの一角としてフォードに大きな期待を寄せる岡田阪神。頼もしい長谷川氏の証言だった。
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■ 新井が燃えた!?
 新井が恒例にしている鹿児島・最福寺での2泊3日の精神修行に入った。広島からのFA移籍を経た新たな挑戦の年。例年を超える摂氏500度にも達する炎の柱の前で護摩行をやり遂げた。強い気持ち―。そう何度も繰り返した決意をやけどとともに肉体に刻んだ。
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■ 5月復帰が見えた!
 昨年12月に米国で右肩手術を受けた林が、帰郷していた台湾から再来日し早期復帰へ強い意欲を示した。当初に推測された前半戦絶望という治療期間が短縮可能なことを自ら強調。回復とリハビリが順調に進めば、5月復帰できる見通しを明かした。猛虎に空いた“穴”は想像以上に早く埋まる可能性が出てきた。

 林「向こうで手術してから4週間していた固定も外れました。いまのところは順調です。医師には4カ月から半年と言われてます。4カ月経てば、制限なしに動ける。リハビリのやり方次第では、もう少し早くなるかもしれない。交流戦後…、うーん、それよりも早く出られるようにしたいです」
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■ 12勝ノルマ!
 ノルマ12勝で100勝達成だ! 日本ハムから移籍してきた金村が、鳴尾浜球場で初練習を行った。「(100勝は)あと12なんで、ひとつの区切りにしたい」。日本ハム時代にファンとの交流のため開いていたブログや、応援タオルも完全封印し、猛虎の優勝に集中する構え。昨年12月27日に誕生した双子のためにも、勝利の2文字をどん欲に追い求める。
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■ レギュラー渡さへん!
 桜井が甲子園の室内練習場で自主トレを公開し、縁起担ぎのティー打撃77スイングを披露した。春の練習試合、オープン戦では「勝負強さを見せる」と、打点王獲りでのレギュラー奪取に虎視眈々。新加入のフォードらライバルに先んじて、岡田監督への猛アピールを宣言した。
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■ Vボディー完成!
 藤川が米国フロリダ州タンパでの海外自主トレを打ち上げた。約1カ月に及ぶ武者修行で体重は昨シーズンから7キロ減となる77キロへの減量に成功。開幕への準備を着実に進める一方、今オフ大補強した巨人との対戦も熱望。「うれしい。一つでも多くの好勝負を見せたい」。スリムボディーを手に入れた剛腕が宿敵との真っ向勝負へ向け進化を遂げた。
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■ あと41!
 赤星が大阪市北区のリッツカールトンホテルで開かれたミキハウスグループ新春祝賀会に出席。1番・中堅へ、3年ぶりの盗塁王へ、チームの日本一へ。さらにあと41個に迫った元阪神監督の吉田義男氏の持つ球団記録350盗塁超えへのチャレンジを誓った。
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■ サプライズ激励!
 V奪回を目指す阪神の08年が、サプライズゲストとともに幕を開けた。球団仕事始めの年賀式が甲子園室内練習場内で開かれ、球団に新年のあいさつに訪れていたヤンキース・井川が飛び入り参加。03、05年の優勝に貢献した虎の元エースは「タイガースの優勝を願っています」と、古巣のフロント陣を激励した。
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■ 加圧トレ!
 アーチ量産ボディーが見えた! 今岡が兵庫県三田市内でのトークショーに07年セ・リーグ新人王の上園とともに出演。昨年12月から導入した加圧トレーニングによる肉体改造に手応えを感じ、今月中旬から予定していたハワイでの自主トレも中止する方向であることを示唆した。結果が求められる今季、“パワフル今岡”でライバル・新井と勝負する。

 今岡「ウエートトレと並行してやっている。成果は野球の結果が出ないと言えないが自分の中では目に見えて変化があった。昨季は打率を意識したが、チームとかみ合わなかった。モチベーションを維持するためには、ホームランかな」
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■ 吉兆スタートだ!
 めでたいぞ! いきなりの必勝祈願でパワーもらった! 大学・社会人ドラフト1巡目ルーキー・白仁田が、福岡県前原市内の糸島高で自主トレを公開。同校から約8キロの雷山の中腹にある雷山千如寺まで走り込むと、同寺の住職から祈祷を受け、お札も贈呈される“サプライズ始動”となった。猛虎の未来のエース候補が、新年に幸先のいいスタートを切った。

 右肩痛の回復は順調だ。08年の初投げとなったこの日は、約40メートルの距離で友人を相手に30分間のキャッチボール。白球の感触を確かめ、笑顔を浮かべた。「投げたい気持ちは十分あるけど、自分のできる範囲で早めに仕上げていきたい」

 焦りは禁物だ。すでに球団からはスロー調整指令を受けている。「高校からケガをしていて。前みたいに焦って失敗してもダメ。自分で考えてやりたい」。故障に悩まされた右腕は、自らの肩の状態を心得ている。「できるだけ早く1軍を経験したい。シーズン半ば、後半戦くらいには上がりたいですね」

 “初投げ”は5割程度だった。昨年末には60メートルの距離でのキャッチボールを再開。全力投球は約1カ月後がメドとなる。はやる気持ちを抑えながら、じっくりと、確実に前へ進んでいる。
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■ 復活確信!
 今岡クン、期待してまっせ! 宮崎オーナーが代表取締役社長を務める阪神コンテンツリンクの仕事始めのため、大阪市内の電鉄本社に出社。「彼から届いた手書きの年賀状に期するものを感じた」と、ここ2年不振にあえぐ今岡の復活に期待を寄せた。また渉外部門については「眼力を養わないといけない」とハッパ。総額3億円で獲得しながら、わずか1年で退団したジャンの二の舞いはゴメンとばかりに訴えた。

 宮崎オーナー「打つ方では今岡選手ですかな。彼からの手書きの年賀状は期するものがありました。彼独特の職人的なバッティングはファンにアピールできると思う。ここぞのバッティング、勝負強さを見せてくれるのは、プロですよ」
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■ トリプル落花生作戦!?
 これが虎の清原の野望だ! 高校生ドラフト4巡目・清原が、茨城県龍ケ崎市内のグラウンドで2008年の始動。プロ人生のスタートを前に、地元・龍ケ崎の町おこしも意識した(1)“落花生フォーク”の習得(2)「清原コロッケ」を新甲子園の名物に(3)「ピーナツ球場」の新設の3つの誓いを立てた。

 虎の清原としては最高のスタートを切った。この日は竜ケ崎シニアのOB戦があり、清原にとっては2008年の“初投げ”に。2回を投げ3三振を奪うなど打者6人を完全に封じた。「打たれると嫌なので、ストレートにカーブ、スライダーも投げた」。大崎(西武)や神戸(ロッテ)を輩出した強豪チームだけに、清原も本気で抑えにいった。今後は5日から常総学院のグラウンドで自主トレを行い、中旬に西宮市内の虎風荘に入寮する。
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■ お年玉!
 虎党に嬉しい“お年玉”や! FA宣言していた下柳が阪神残留の意思を固めたことが明らかになった。球団の業務再開を待って条件面の最終調整を行い、近日中にも合意する見込みだ。下柳は11月8日に、03年以来自身2度目となるFA権行使を宣言。その後、メジャー数球団からオファーが届いたことで、残留と米大移籍の二者択一で熟考を重ねていた。
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■ 惑わず誓う08年!
 新年の誓いは不惑の44発―。金本が広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で新井らと恒例の元日始動。今年4月で40歳を迎える主砲は、左ひざ手術からの復活を掲げ「反発心を持ってやっていく」と“限界説”払しょくを宣言した。1988年に門田博光氏が40歳シーズンに記録した44本塁打を視界に入れて2008年を動き出した。
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■ 来年限りで終わり!?
 就任5年目を迎える岡田監督が「もうエエやろ。しんどいワ」とV逸→辞任を示唆。“次”がない単年契約だが、来季のチームを「最強」と位置付け、不退転の決意で05年以来のペナント奪回に挑む。

 負ければ、ジ・エンド。そんな決意が、ドッキリ発言となって飛び出した。ハワイの太陽とビール。岡田監督はちょっぴり早い、“おとそ気分”に浸っていた。

 「就任からの4年間?今にして思えば短かったな。ウン、もうエエやろ。しんどいワ…」

 今年は進退に関して「4位以下なら話し合い」という“サイドレター”があった。裏を返せばAクラスなら続投だった。来年は違う。1年勝負の単年。4位も、追撃及ばず無念の2位も同じ。もちろん電鉄本社や球団は、結果だけではなく、その内容で判断するが、指揮官のハラは「V逸なら辞める」。解雇よりも辞任を選ぶ。それが“最後の仕事”。球団から肩を叩かれる前に身を引く。そう心に決めた。

 1950年の2リーグ分立後、阪神で5シーズン以上連続して務めた監督は松木謙治郎氏(50−54年)、中村勝広氏(90−95年途中)の2人だけ。『トップ3』に入り、二軍も含めて、トラの指導者は10年目となる。

 「こういうのは積み重ねやから。勝てへんのは、監督が何もしてへんから。オレは、おいしいとこ取りも嫌いやから」

 巨人が大型補強に成功した。年末から爆弾発言を繰り返すが、それは自信の裏返しでもある。FAで新井、トレードで金村暁らを獲得。新外国人はフォードとアッチソンがいる。勝てる!!アルコールの力を借りることなく言い切れる。

 「この4年で一番いいチームになったと思う。今岡が新井に刺激?そらそうよ。本人が一番、思っているはずよ」

 そらそうよ―。何度も口にしたフレーズに自然と力が入る。この世界は長期政権が安定には直結しない。それは岡田監督もわかっている。

 「次にやる者との比較対照になるんやから」

 現時点での評価に興味はない。だから、あえて崖っぷちに追い込んだ。“敵”は中日や巨人だけではない。周囲の声、そして視線…。勝つことだけが、それをネジ伏せる手段。ハワイから激動のシーズンへ。将は覚悟を決めて、荒波に飛び込む。
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■ 白星で花を添えたる!
 今オフに広島からFA移籍した新井が、広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で年内の自主トレを打ち上げた。アニキと慕う金本は2000本安打、400本塁打達成が間近。開幕早々にも記念日が訪れるだけに「(記念日も)チームに貢献して試合に勝つ」と宣言。“日本の4番”が新天地で爆発するのは間違いなさそうだ。

 新井「いつもお世話になっているんでね。(金本の40歳の)誕生日も4月(3日)ですしね。そんな時しか…。だから、力になれればと思う。2000本はすごい記録ですし、勝って達成してもらいたい」
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■ 打って出る!
 V奪回へ打撃3部門更新だ! 赤星が地元・愛知県刈谷市での「第6回赤星憲広選手を励ます会」に 出席した。来季への抱負を語る中で「3部門で自己新を塗り替えたい」と意欲。安打、出塁が増えればおのずと盗塁も増えることから、3年ぶりのタイトル奪回も視野に入れる。
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■ 来季は有言実行!
 燃える男になる。今岡が来季は闘志を全面に押し出した全力プレーと言葉でチームをけん引することを誓った。

 「来年はメンタル面でも変化を起こしたい。監督、コーチや自分より年齢が上の選手にも、例えば言葉に出して伝えていく。今までと違ったものを出すと言う意味でも…」

 屈辱を味わった07年ももう終わる。気持ちはとっくに来季へと向かっている。「今年は生え抜きの選手がチームに貢献できなかったと思う。自分を筆頭に…」。シーズン中盤には打撃不振で2軍降格。その後には自身のホームページ内で「進退」の文字で心境を表現したこともあった。

 生まれ変わってやる―。その一環として今オフからは本格的なウエートトレーニングに着手。そして自らのモチベーション向上、自らにプレッシャーをかける意味を込めて心の内を言葉に出すことを明かした。

 「今年の反省の1つに心の部分も半分以上あった。これまでも例えばミーティングでも、どちからとか言えば聞く方だった。だから、(発言することが)より自分を高める要素になれば。そのことでプレーに訴えるものが出ればいいと思う」

 言動よりもプレーで引っ張る。そんなイメージは一変するはずだ。「日本一に向かって自分が引っ引っ張っていく!」。早くも燃える思いを言葉にした。来季からはライバルとなる新井も加入。雪辱に燃える背番号7は来季、たまりにたまったエネルギーを爆発させる。
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■ 4番の座は譲らんよ!
 金本が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、昨オフに結んだ3年契約を追認する形となる日本人現役選手最高峰の5億5000万円で更改した。来季はFAで加入した新井との4番争いも注目されるが「負けないように頑張りますわ」と4番死守を宣言。同時に弟分の新井の3冠王を“予言”した。

 金本「新井も豪語しとるみたいやな。この間も酒を飲んだ時に“全日本で4番なんだから、当然(阪神でも)4番でしょ。5番打ってフォローしてください”やと。頑張りますわ、言うといた」
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■ バットも持っていく!
 08年の初打ちはロスで―。金本が来年1月後半から2月中頃まで「1人キャンプ」として滞在する米国ロサンゼルスへバットを持参する考えを明かした。今秋に手術した左ひざの回復と体作りに主眼を置きつつ、帰国後の本隊合流を見据えて投打の動きも取り入れていく方針。復活への青写真は着実に描かれていた。

 金本「バットも持って行くよ。向こうではティーバッティングやハーフバッティングまではやりたいから。投げることもやっていくよ」
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■ 結婚していた!
 さわやかカップルの誕生だ。渡辺が今月13日に結婚していたことが明らかとなった。お相手は木下千里さん、大阪府在住の木下三郎さんの長女で来年オフに挙式、披露宴を開く予定。入団2年目の今季は中継ぎとして53試合に登板。彗星のごとく現れたタフネス右腕が来季は生涯の伴侶と二人三脚で、さらなる飛躍を目指す。

 渡辺「1軍で20試合ぐらい投げたぐらいに(結婚の意思は)固まっていた。今年、1軍で投げられるようになれば、プロポーズしようと思った。不安もあった。だから結果を出して結婚したかった」
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■ 生涯タテジマ宣言!
 首位打者獲って、日本一だ! 新潟県柏崎市内で行われた日本プロ野球選手会による新潟県中越沖地震の復興イベント「ベースボール・クリスマス」に参加した赤星が、3年ぶりのリーグ優勝、23年ぶりの日本一奪回に向け「首位打者、最多安打、それくらいの目標をもってやらないと」と打撃タイトル獲りに強い意欲を見せた。

 赤星「(トークショーで“生涯タテジマ”宣言)メジャーには行く気はありません。何があってもずっと阪神。ここで宣言しておきますけど、引退するまで阪神で野球がやりたい」
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■ アイデア考えて!
 南球団社長が来季早々にも達成濃厚な金本の通算2000本安打を盛大に祝う考えを明かした。猛虎では藤田平以来2人目の快挙だけに、ファンから企画を募集する案も浮上するなど大々的な祝典を催す方針。大台まで残り13本で迎える来季開幕は金本一色に染まりそうだ。

 南球団社長「金本選手の2000安打はひとつのイベントだと思っている。企画などは営業になるのかな。シーズン最初から大々的に取り上げていきたいと思っている。間違いなく達成される記録で、打者にとっても節目だから。公式HPでも募集するのも一つのアイデア」
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■ 決めちゃった!?
 大阪市福島区のショッピングセンターでのトークショーに出演した中西投手コーチが来季の開幕投手として安藤を“指名”した。右肩故障の影響で今季2勝に終わった男の復活を渇望。順調に調整が進むことを条件に「ベストは安藤」と大きな期待を寄せた。

 中西投手コーチ「開幕投手が毎年変わるようではダメ。井川のように5年くらい続けてほしい。今年の安藤と福原は力を出せなかった。意地もあるやろう。ベストは安藤。監督は横一線の競争と言うけれど、本当に競うのは4番手以降の枠。エース格はコイツと決めないとな」
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■ 卒業証書が欲しい!?
 久保田が水戸市の母校・常磐大を訪れて同大学として初の特別表彰を受けた。今季90試合登板の日本記録樹立の活躍が認められた表彰式後に、実は大学卒業ではなく中退だった事実を告白。卒業証書を望んだ久保田に対し、大学側も「名誉修了生(仮称)」という特別措置を前向きに検討する姿勢を示した。

 久保田「賞状をもらうのは初めてです。卒業証書ももらっていませんから。野球部出身なんです…。自分が頑張ることで大学の名前が全国に広がる。野球部にもいい選手が集まるかもしれませんしね。来年は防御率にこだわりたい。0点台を目指します」
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■ うちの方が強い!
 打倒・巨人に燃えますよ! 赤星が西宮市内の球団事務所で契約交渉し、2000万円アップの1億8000万円(推定)で更改。大補強を続ける巨人に対し「さらに燃えるものがある。いい戦いができるだろうし、うちの方が楽しい野球を見せられる」と“金満軍団”恐るるに足りずを強調。熱い伝統の一戦を約束するとともに、来季のV奪回を目標に掲げた。
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■ 開幕ローテ任す!
 頼れる右腕の誕生だ。米大リーグのジャイアンツからFAとなったスコット・アッチソン投手の獲得を発表。現地時間の18日に米イリノイ州シカゴ市内で契約交渉に臨み、契約合意に達した。2年目は球団側に選択権のある2年契約で推定年俸は100万ドル(約1億1300万円)、背番号は「27」に決定。「日本の野球にアジャストできるように頑張る」。未完の大器として期待される助っ人が先発として来季の開幕ローテーション入りを狙う。
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■ 涙の別れ…
 島ちゃん、北京で金メダル獲るのを支えてよ! 今月15日に胃ガンのため死去した島野前総合特命コーチ(享年63)の葬儀・告別式が、西宮市の山手会館で営まれ、約800人が最後の別れを告げた。日本代表監督を務める星野SDは、涙ながらの弔辞で故人をしのぶとともに、北京五輪での金メダル奪取をあらためて約束。金本らナインは来季のV奪回を胸に秘めた。

 星野SD「途中で弔辞を読めなくなったわ。ええ顔しとったよ。よう頑張ったよ。オレと島ちゃんは、どんな名刀でも切り裂くことはできないんだよ!」

 金本「葬儀で人が分かると言う。長い間、ただ野球界にいたというだけじゃない。そんな感じやったな。(島野さんの)人柄を感じる葬儀だった。いつまでも引きずっててもな。空から応援してもらうよ」
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■ 目指せ小山!
 新入団選手発表会が大阪市内のホテルで行われ、育成枠を含む7人の若虎が産声を上げた。大学・社会人ドラフト1巡目の白仁田は、小山正明氏がつけていた背番号「47」に決まり、目標は200勝と宣言。高校生ドラフト1巡目の高浜は横浜高の先輩である成瀬、涌井のジャパンコンビに“宣戦布告”するなど、戦士たちは勇ましく決意表明した。

 白仁田「47番は知っています。小山さんは殿堂入りもしている選手ですし、それに近づけるように200勝を目標に頑張りたい」

 高浜「涌井さん、成瀬さんと対戦したいです。高校時代ケガが多かったので…、ケガをしない体をつくりたい」
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■ 供養V捧げる!
 2003年にヘッドコーチとして阪神を18年ぶりリーグ優勝に導くなど中日、阪神で名参謀役を務めた島野前総合特命コーチ(享年63)の死去から一夜が明け、阪神ナインは悲しみを新たにした。金本が「もう一度、一緒にユニホームを着たかった」と沈痛な表情で話せば、現役時代をともに過ごした岡田監督も、ナインとともに来季のV奪回を誓った。なお通夜は明日17日、葬儀・告別式は明後日18日に行われる。

 金本「(容体が)良くないと聞いていたので(見舞いに)昨日行こうか今日行こうかと考えていたら…。1日遅れになった。いつも、オヤジ、オヤジと、親せきのおっちゃんと同じような感じやったからな。優勝への思いが強くなった。チームが強くなることが、あの人の願い。もう一度、一緒にユニホームを着てくれると思っていた。それが心残り」
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■ 星野SD絶句…
 名参謀が旅立った―。今季まで総合特命コーチを務めていた島野氏が、胃ガンのため西宮市内の病院で死去した。63歳だった。葬儀・告別式は未定。島野氏は現役時代は中日、阪神などでプレー。中日などでコーチを歴任した後、2003年には星野政権のヘッドコーチとして18年ぶりのリーグ優勝に貢献。05年にも岡田監督の下でV奪回の力となるなど、猛虎の常勝軍団作りを陰で支え続けた。

 星野SD「(偶然にもこの日、見舞いで西宮市内の病院を訪問)きょうお見舞いに行ってよかった。元気じゃなかった。苦しんでいた。手を握って“このヤマを乗り越えろ”“また野球はできる”と言ったんだけど…。オレの12月のスケジュールの中で今日しか会えないという日に亡くなった。何で死ぬときまで、おれに気を使うんや」

 岡田監督「突然のことで分からない。入退院を3度繰り返していた。やせたな、というのは気になっていたが、それは本人には言えなかった。元気になってくれると思うしかなかったから。最後に会ったのは甲子園で話した時(9月27日の中日戦)。プロに入った時からお世話になってきた方」
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■ オレは潔白!
 虎に衝撃が走った! 米大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」が発表され、報告された89選手の中にウィリアムスも含まれていることが判明。ウィリアムスは球団を通じ「いつチェックしてもらってもいい。おれはクリーンだ」と薬物使用を否定し、潔白を主張した。
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■ 虎、騒然…
 藤川がメジャー挑戦の意思を球団に直訴してから一夜明け。金本、矢野ら主力選手は「希望を持つのはいい」と一定の理解を示しながらも、一方では「チームとしては残ってもらわないと困る」と複雑な表情をのぞかせた。

 金本「ゴリ押ししてでも行くようなヤツちゃうからな。ただ、希望と現実が違うのは、本人も分かっているやろ。希望を持つのはいいことやけど、いてもらわな困る。戦力やから。ビックリはしとらんよ。メジャー志向のヤツは多いからな」
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■ 藤川メジャー直訴!
 決意の激白だ。藤川が西宮市内の球団事務所で行われた2回目の契約更改交渉の席で、来オフのポスティングでのメジャー挑戦を球団に直訴した。「この自分の気持ちにウソをついて来年プレーはできない」と初めて真情を吐露した守護神。夢は来季のV奪回の向こうにある米大リーグだ。

 藤川「メジャーリーグで挑戦したいということを伝えた。気持ちが抑え切れなくなった。思いを隠して来年、プレーできない。今が頂点、という気持ちがある。自分のストレート、今のストレートが投げられるうちに…。批判を受けることも覚悟している。ただ、来年タイガースで絶対に優勝したい気持ちは強いんです。だからこそ、後ろめたさを持って来年プレーしたくなかった」
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■ 鬼の環境大臣や!
 「2007セ・リーグJCB・MEP賞」の表彰式が都内ホテルで開かれ、優秀賞を受賞した金本が出席。先月末の選手会納会で新たに就任した選手会会長補佐の役職に関し、球団側に対して野球に専念できる環境づくりを訴える一方、選手側にも甘えを許さない姿勢を強調した。

 金本「球団に対する窓口になれればな。オレ個人は要望はないけど、これから選手から意見を集めたい。野球に対する環境づくりを球団と一緒にできれば。ケンカをするつもりはないよ。球団がいい環境をつくってくれたら、選手はそれにグラウンドで応えないかんやろ。ワガママはオレが許さん」
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■ G成敗誓う!
 金本と新井が同じ猛虎戦士として初のツーショットを披露した。広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」に今オフ初めて顔をそろえて、自主トレに汗を流した。新井が猛虎での“兄弟”結成を宣言すれば、金本は派手な戦力補強を進める巨人の打倒を誓う。両雄が手を取り合って優勝奪回に挑む来季が待ち遠しい。
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■ 赤星会長助ける!
 アニキの心意気に感服や! 金本がチームの選手会長補佐に就任することが分かった。すでに選手会長への再任が決定している赤星のサポート役を買って出たもので、生え抜き選手以外での役員入りは阪神では異例となる。副会長に藤川が就任し、役員には再任の安藤と次世代のリーダーとして期待される鳥谷が“初入閣”する新体制。アニキのパワーが力強く支える。
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■ 新井をヤジるな…
 虎の新井をみんなで守って! 北京五輪出場を決めた日本代表・星野監督が、京セラドーム大阪で「夢・星野スポーツ塾」のイベントに参加した。ジャパンの4番を任せた新井が前日7日に阪神入団を正式発表。阪神SDの肩書も持つ闘将は、大阪凱旋第一声として虎党に「新井を汚いヤジでつぶすな」と呼びかけた。
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■ 新井入団会見!
 広島からのFA移籍が決まっていた新井が、大阪市内のホテルで阪神と4年10億円(金額は推定)、背番号「25」で正式契約を交わし、入団会見を開いた。来季から本拠地球場が広がることを考慮し、従来型より長くした“甲子園仕様”の新バット試用を決断。今岡らとの競争が予想される三塁の定位置を自らの力で定位置を奪い取る決意を強調した。
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■ 甲子園でも土まみれ!?
 広島から阪神へのFA移籍が決まっている新井が、大阪市内で開催された選手会総会に出席。先の北京五輪アジア予選で見せた泥臭いプレースタイルを新天地でも貫く決意を明かし、同時に「優勝しかありません」と新天地での大目標を見据えた。明日には正式契約と入団発表を予定。正式に「虎の新井」が誕生する。
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■ 巨人に牽制!
 どれだけ獲れば気が済むんかいな…。東京都内での選手会との労使事務折衝に出席した南球団社長が、ともに今季のセ・リーグ最多勝右腕・グライシンガー獲得を狙う巨人・清武球団代表に強烈な“牽制球”を投げつけた。

 「(巨人のクルーン獲得に)清武さんには“これくらいで、やめといてください”と言うておきました」

 南社長は笑いの中にも、危機感を抱いていた。来季もペナントレースを争うことになる宿敵・巨人が、横浜の元守護神・クルーン獲得に成功。加えてグライシンガーまで獲られるようなことがあれば、さらに厳しい戦いが予想される。

 阪神はライバル球団に先駆けて、2日に山縣渉外担当を米国に派遣。4日にグライシンガーの代理人と接触し、2年6億円以上と見られる条件提示をするなど交渉を開始。現在も電話なども含め交渉を継続している。

 「そう、すんなりとはいきませんわ。他球団の条件も分からないしね。こちらも、ある程度の幅をもたせているが、すんなりとは…。難しいね」

 この日の朝に編成担当を通じて連絡を受けた南社長は、メジャー球団の参戦も認めたが「メジャーと言うより、そちらじゃないかな」と“敵”は巨人を強調した。

 「もうちょっと粘り強く交渉していく。時間をかける?セリみたいに上がっていくのはかなわん。上積みにも限度がある」(南社長)。想像以上にマネーゲームの様相を呈し、“グラ獲り”が早くも難航し始めた。
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■ 自信ある!
 交換トレードでオリックスから阪神への移籍が決まっていた平野恵が、西宮市内の球団事務所で入団発表に臨み、レギュラー奪取への自信を示した。新たに決定した背番号5を付け、二塁と中堅の両分野での定位置争い参戦を誓った。

 「監督から“どこを守れ”という話があると思うので、任されたポジションで期待に応えたい。素晴らしい選手がたくさんいる中でレギュラーを獲りたいです」

 現状維持の推定年俸4600万円で契約完了。初めてタテジマのユニホームに袖を通し、背番号は浜中が付けていた5番に決まった。沼沢球団本部長から「走攻守そろった選手。特にウチに足りないスピードを持っている」と紹介された。

 本職の二塁に加え、昨季から中堅にも挑戦し、センターラインの内外野を守る力の持ち主。万能型と背中合わせの器用貧乏になるつもりはない。

 「両方とも自信があります。自信を持ってできる準備がある。自信を持ってプレーしたい」

 丁寧な口調の中で何度も繰り返した“自信”という言葉に気概がのぞいた。二塁は関本と藤本、中堅なら赤星が競争相手になる。来春キャンプには内外野両方のグラブを準備して乗り込む。「オリックスではレギュラーとして恩返しできなかった。このチャンスを生かしたい。必死な気持ちで阪神とオリックスに恩返ししたい」。新天地での飛躍を描いていた。

 平野とともに入団発表に臨んだ阿部は“伝統の一戦”への登板を目標に掲げた。背番号は56番に決定。近鉄時代に師事した久保チーフ投手コーチも心強い存在だ。「今年の阪神は規定投球回に到達した投手がいない。自分は先発タイプ。先発として結果を残したい。(故郷の)愛媛でもテレビ中継のある巨人戦で投げたい」。高卒新人だった03年に2勝を挙げて注目された逸材は猛虎移籍を転機に飛躍を誓った。
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■ いざ北京へ!
 闘将が執念のスクイズで五輪切符をつかみ、泣いた。星野監督率いる日本代表は台湾戦で1点を追う7回無死満塁からサブローのスクイズで同点とすると西岡、川崎の連続適時打などで6点を奪い、3連勝で7大会連続の五輪出場を決めた。12年ロンドン五輪では野球の除外が決定しているが、星野ジャパンは84年ロス五輪以来の金メダルを目指し来年8月、北京に乗り込む。
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■ オリ虎セブン!?
 背番号7が関西を盛り上げます! 今岡が鳥取県米子市内で開催された橋尾スポーツのイベントに参加。トークショーで、オリックスへトレード移籍が決定した浜中へエールを送った。

 「試合に出て、結果を出すことはオリックスでも阪神でも一緒。そういう意味でも応援したい」

 11年間、共に戦ってきた。浜中とは96年のドラフト同期入団。「あの時“これからチームを引っ張っていくように頑張ろう”と言っていた。正直、すごく寂しい思いはある」。高卒と大卒で年の違いはあるが、数年間、和歌山・南部で年明けの合同自主トレを行うなど親交も深かった。

 今岡自身も来季に期するものがある。今季はシーズン途中、打撃不振のため2軍生活を送った。85試合に出場して打率.278、4本塁打、24打点。右手中指の手術を受けて59試合にとどまった06年に続き、不本意な数字が残った。

 「毎年、強い気持ちを持って臨んでいます。結果が出ないシーズンから得るものもある」

 前を向いている。11月29日には自身のホームページを更新。浜中の背番号が、今岡と同じ7番に決まったこともあり「08年は、関西の背番号7が大旋風を起こす活躍をしよう」と共闘を誓った。

 浜中の移籍、新井の加入―。周囲の環境は変わっても、互いに野球人としてやるべきことは変わらない。今はただ静かに、完全復活へ向けた準備を進めていくだけだ。
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■ 大補強釈明
 歴戦の猛虎戦士達に、宮崎オーナーが今オフの大補強を“釈明”した。大阪市内のホテルで開かれた阪神OB会懇親会にオーナーとしては異例の出席。新井だ、グライシンガーだと次々に打ち出す外部補強策への反発も予想できるなか、壇上から「今年は補強に力を入れないといけないんです」と理解を求めた。

 宮崎オーナー「球団の姿勢をOBの皆さんに報告する必要があると思った。生え抜きからスター選手が出てもらうのが一番いいですが、今の野球はそうはいかない部分がある。特に、外国人パワーはチームの戦いを左右していますから」
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■ ビックリ仰天発言!?
 FA宣言している下柳が前日の選手会納会でメジャー移籍を示唆していたことが分かった。球団関係者が証言した。酒席での発言とはいえ、相手は気心の知れたナイン。果たして、その本心は…。

 本気度はともかく、衝撃度は大きかった。今オフにFA宣言し、阪神残留か米大移籍か、で注目を集めている下柳。そのベテラン左腕が、前日の選手会納会で意味深発言を行っていた。

 「オレ、メジャーへ行きますよ」

 納会に出席していた、ある球団関係者が証言した。今年1年の互いの労をねぎらう席。当然のことながら、そこではお酒も入る。会が進むにつれお酒の勢いも手伝い、下柳は何度となく「メジャー」を口にしたという。ただ一方では、酒席であるとはいえ、気心の知れたナインに胸中を打ち明けたことも、また事実だった。

 発言の裏には、残留交渉が満足に進んでいないという背景がある。これまで下柳サイドと球団サイドは、11月中に2度にわたって交渉。2度目となった18日の交渉では2年総額4億円を提示したと見られている。

 ただ、2年目に関しては、下柳が41歳のシーズンとなる年齢面を考慮して基本給がダウン。インセンティブが多くを占める形となっており、この点でいまだ合意にまで至っていない。

 当初は早々に残留宣言を出すことが、既定路線と思われていた。だが、水面下では、ここ数年の活躍ぶりを評価したメジャー数球団からオファーが。現段階でも阪神残留が最優先であることには変わりはないが、プロ野球選手として他球団の評価に耳を傾けたくなるのは当然のことと言える。そのメジャーから正式なオファーが届くのは、ウィンターミーティングが終了する米国現地時間12月6日以降。じっくりと結論を出すには、もう少し時間が必要だ。

 「彼が抜けたら、チームは大変なことになってしまう」

 関係者は最後にそう語った。本気で言ったのではないだろう…。そして、チームメートの誰もが、阪神残留を望んでいることは間違いない。
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■ 新庄超え!
 大ブレーク男が新庄超え! 桜井が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、年俸2500万円で一発サインした。今季の560万円からのアップ率は346%。92年にフィーバーを巻き起こした新庄をも上回る球団歴代1位のスーパー昇給に、若き大砲はレギュラー定着、クリーンアップ奪取を強く誓った。
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■ 大号令!
 総帥は満足できまへんで! 兵庫県加東市内のゴルフ場で、球団主催のゴルフコンペに参加した宮崎オーナーが、今オフの補強状況について「今の段階では物足りない」と話し、さらなる補強策に大号令を掛けた。ヤクルトとの交渉が決裂した場合には、グライシンガーの獲得を目指しており、入団交渉中のツインズのフォードと共に、補強2本柱へ力を注ぐことになる。
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■ 福留断念!
 阪神が福留獲得を断念した。FA宣言した福留とは既に1度目の交渉を持ちながら、日米の複数球団による争奪戦は長期化。展望が開けない状況から、近日中にも福留側に撤退の意思を伝える方針を固めた。代わって米大リーグ、ツインズのフォードの入団交渉を既に開始。米大通算32本塁打を誇る強打の右の外野手を打線強化の新たな“救世主”と決めた。
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■ 虎党に感謝!
 浜中、吉野とオリックス・平野恵、阿部健の交換トレードが成立し、両球団から発表された。昨季、自己最多の139試合に出場しながら今季不振に終わった浜中にとっては、新天地での再出発となる。

 浜中「愛着あるユニホームを脱ぐことへのさみしさはあります。しかし、チームも変わり新たなスタート。そして日本シリーズで阪神と対戦したい。それが夢。これまで雨の日も風の日も雪の日も…。身震いする程の応援やご声援をいただき、本当にありがとうございました。新天地ではもがき苦しみレギュラーをつかみ取ることを誓います」
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■ 浜中トレード!
 阪神とオリックスでトレードが成立したことが分かった。阪神は浜中、吉野、オリックスは平野恵、阿部健の2対2トレード。明日、両球団から発表される。浜中は今季、主軸として期待されたが結果が出ず、来季も林や桜井らの台頭による出場機会の減少が見込まれ、球団側もトレード先を探していた。
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■ 一人前宣言!
 やっぱりキミは奇想天外やな〜。赤松が今季限りで西宮市内の選手合宿所「虎風荘」を退寮することになり、引っ越し準備を完了させた。同時に、退寮を機に彼女との同棲生活を宣言。「いずれは結婚しようと考えています」と、早々とプロポーズするという破天荒な退寮劇となった。
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■ 3億円見えた!
 プロ野球タイ記録の46セーブをマークしたシーズン、そして星野ジャパンの守護神トリオの一角として今も投げ続ける藤川の“奮投”に、阪神が大幅昇給で応える。12月下旬に予定される契約交渉で、チーム内で金本に次ぐ2番目の高給取りとなることが確実なことが分かった。

 「頑張った選手には出す。それは当然」

 球団首脳の1人はそう話し、年俸順で5億5000万円の金本の次になるか?との問いに「そう考えていいのでは」と答えた。今オフ、藤川は1億6000万円から交渉をスタート。貧打、先発難という二重苦のチームを救うJFKの一角として休みなく働いた対価としては、1億円以上のアップ額が想定される。現在のチーム2位は2億6000万円の今岡。こちらは複数年契約を結んでおり年俸固定のため、藤川がこれを追い抜く可能性は極めて高い。

 南球団社長は先に、3位に終わった今季を踏まえて「数字の通り。査定はそういうもの」と“厳冬”を予告している。しかし、フル稼働の藤川や久保田はもちろん例外。阪神の日本人投手で歴代最高だった井川(05、06年)の2億3000万円をゆうに超え、3億円の大台すら視野に入る藤川の交渉に注目だ。
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■ 開幕投手狙う!
 “08年開幕戦”狙う! ハワイ・ウインターリーグで「最優秀投手賞」に選出された玉置が、鳴尾浜球場でのトレーニングを再開した。

 「収穫はフォークとチェンジアップです」。ハワイでは10試合に登板し4勝0敗、防御率2.22。48回2/3を投げ、47三振を奪った。中でも有効だったのが、親指と薬指ではさむチェンジアップ。同僚のマイナーリーガーから教わった独特の握りが見事にはまった。

 「あとはプレッシャーのかかる場面でどれだけ投げられるか」。前日の夕方に帰国したが、休む間もなく午前10時すぎにはグラウンドへ。精力的に体を動かし、来季への決意をみなぎらせた。

 「新しい投手も入ってくる。2月の初実戦?投げたいです」。例年、2月中旬から始まる練習試合、オープン戦の先発に意欲を見せた。先発のコマ不足にあえぐ今こそチャンス。背番号62は虎視眈々とその座を狙う。
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■ 猛虎魂で五輪切符!
 “虎の新井”の初仕事は五輪切符の獲得だ。広島からFA宣言していた新井が、福岡市内のホテルで阪神と2度目の交渉に臨み、入団の意思を伝えた。12月1〜3日にアジア予選を戦う台湾への出発前に進路を明確にし、代表専念の環境を自ら整えた。日の丸を背負い、4番打者にも指名された台湾決戦へ決意を新たに挑む。
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■ 上園が新人王!
 猛虎の歴史に名を刻んだ! プロ野球コンベンションが、福岡市内で開かれルーキーながら今季8勝をあげた上園が新人王に選出された。阪神では01年の赤星以来、6年ぶり7人目の受賞。「恥じないよう、来季は開幕から1軍でチームに貢献したい」。新人王の看板を背に、85年の池田以来となる2年目での開幕投手を狙う。
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■ 最多勝、新人王宣言!
 最多勝&新人王のダブル獲りや! 東京都内で開催された大学・社会人ドラフトで1巡目に福岡大の白仁田投手を指名。岡田監督は6球団で競合した東洋大の大場をクジ抽選で外したが“一本釣り”で白仁田との交渉権を獲得した。「やるからには最多勝と新人王を狙いたい」。タイトル獲りを宣言した若き右腕が猛虎に新風を吹き込む。
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■ 太鼓判!
 ミスター・タイガースが「虎の新井」に太鼓判! 元阪神の掛布が草薙球場で開催された巨人−阪神のOB戦に出場。FAでの阪神移籍が確実となっている広島・新井について「やってくれるでしょう」と大きな期待を寄せた。また、元主砲は3打数3安打3打点の大暴れでMVPを獲得。静岡の虎党を沸かせた。
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■ 新井には負けん!
 今岡が大阪市住之江区にあるインテックス大阪で行われた「ファンの集い2007」に参加。シーズン終了後、約1カ月ぶりに公の場に姿を見せた。来週中にも広島からFA宣言した新井の入団が決定する見込み。来季は三塁の守備位置を争う可能性が高いが、今岡自身もすでにトレーニングを再開。もちろん、ポジションを明け渡すつもりはない。
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■ 手応えゼロ…
 中日からFA宣言した福留と大阪市内のホテルで初交渉。14日に交渉した巨人より先に4年20億円の条件を提示したが、好感触を得られなかった。希望する11月中決着にメジャーのオファーを待ちたい福留側から「NO」を告げられ、球団首脳は相次いで“代役”の新外国人獲得作業を並行していくことを明言。撤退の2文字がいきなり視野に入ってきた。
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■ MVPおらん!
 緩めたらアカンぞ! 17日間にわたる安芸での秋季キャンプを打ち上げた。野球漬けによる若手選手の成長に、岡田監督は一定の評価も“MVP”はなし。来年2月の沖縄・宜野座キャンプに向け、さらなるレベルアップを要求して実りの秋を終えるとともに、故障により不参加だった林と桜井には警鐘を鳴らすことも忘れなかった。
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■ いきなりピンチ…
 虎、いきなり苦境…。巨人はFA選手との交渉解禁となったこの日、中日からFA宣言した福留と都内ホテルで初交渉を行った。同選手が名古屋から東京まで駆けつけて行われ、清武球団代表が95年ドラフト以来の13年越しの恋人と猛アピールし、福留からも好感触を得た。即日交渉をもくろんでいた阪神は、宿敵・巨人に先にスケジュールを確保された争奪戦初日となった。
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■ W獲得を正式表明!
 FA争奪戦、明日ゴング! 南球団社長はFA宣言した広島・新井と中日・福留に対し、W獲得する意思を正式に表明した。宮崎での全日本代表合宿に参加している新井とは、15日にも初交渉を行う構え。また、福留についてもアポイントが取れ次第、明日14日にスクランブル交渉する可能性も浮上した。
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■ 誠意の速攻勝負!
 “恋人”には速攻勝負が最大の誠意や! この日、FA権の行使を表明した中日・福留に対し、交渉解禁日となる14日にもアタックする構え。広島からFA宣言した新井とのW獲得を目指す方針を固めているが、メジャーの参戦も確実で“万が一…”も想定。早期決着でV奪回への戦力補強を進めていく。
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■ トレード第2弾浮上
 浜中をトレードでオリックスに放出する方針を固めたことが分かった。今季は62試合の出場にとどまり打率.193。右翼にはFAで中日・福留の獲得を目指していることから来季も出場機会の減少が見込まれ、球団が“温情”含みで放出に動いた。オリックスは野手補強が懸案。交換要員は協議中で、川越英隆投手らが候補とみられる。
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■ 特大のカミナリ!
 やってもうた…。キャンプ地の安芸でオリックスと練習試合を実施。来季の“V奪回要員”として期待が高かった赤松、狩野の2人が、岡田監督から特大のカミナリを落とされた。出塁したのに走塁用の手袋をはめ忘れた赤松には「1軍では無理!」、3捕手で唯一失点した狩野には「状況判断がチグハグや」と猛省を促す言葉が飛んだ。
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■ 骨埋める!
 虎に骨を埋めます―。日本ハムからトレードで入団した金村が、西宮市内の球団事務所で契約更改し、6000万円ダウンとなる1億2000万円でサインした。会見では東京・六本木ヒルズの自宅を引き払い、家族ともども関西に移住することを明言。「虎に骨を埋める覚悟でやっていきたい」と、プロ野球人生第2章のスタートに向け、不退転の決意を語った。
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■ 絶賛!
 さらにほれ込んだ。虎の総帥・宮崎オーナーが、FA会見の席上で男泣きした広島・新井にゾッコンとなった。この日、大阪市内の阪神電鉄本社で行われた定例のオーナー報告会では今さら獲得方針を確認するまでもなかった。「見るだけでガッツのあるプレーをする印象がありますね」。新井獲得へ誠意をもってアタックを開始する。
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■ 宣言します!
 “阪神の新井”誕生へカウントダウンが始まった。FA権取得で去就が注目されていた広島の新井が、星野ジャパンの神戸自主トレ終了後に本紙の単独取材に応じ、権利を行使して移籍する意向を初めて明かした。移籍先は「これから」としたが、右の大砲獲得を補強ポイントに挙げる阪神への移籍が決定的とみられる。新井は明日、FA申請書を提出。会見を開き、正式にFAを宣言する。
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■ 虎ピンチ!?
 虎の恋人にと期待されていた中日・福留だが、メジャー球団の巨額オファーが舞い込みそうな気配に、阪神は方向転換を迫られそうだ。

 これまでも南球団社長は「国内での勝負には負けないが、メジャーとのマネーゲームはしない」と発言しており、レンジャーズのオファーが出れば撤退は既定路線。そうなると外野を守れる外国人選手獲得に、力を注ぐことになる。

 同社長は外国人選手の調査に関して「すでにリストアップしている」と明言し「FAの動向を見ながらになるが、11月中に片付けば」と期間を設定した。

 福留獲得が無理と判断されれば緊急編成会議を行うことを示唆しており、視線は一転してメジャーに向けられる。いずれにせよ、今回発せられた“悲報”により、虎の動きが慌ただしくなることは間違いなさそうだ。
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■ トレード第1弾!
 阪神が今オフ第1弾のトレードを断行した。日本ハム・金村と中村泰の交換トレード成立が、両球団から発表された。金村は05年まで4年連続2ケタ勝利。同年まで5年連続で規定投球回をクリアし、今季規定投球回到達者がいなかった阪神では“エース格”の期待がかかる。

 金村「ローテに入ってフル回転したい」

 さっそく新天地での意気込みを口にした。阪神へのトレード通告後に札幌市内の球団事務所で会見。「阪神は先発がいないと聞いています。ローテーションに入って、フル回転したい」と前向きに話した。阪神が獲得を目指していたことは、宮崎でフェニックスリーグに参加していた10月に新聞報道で知った。「ちょっと不安になった」と当時を振り返ったが、もう気持ちは“虎モード”だ。熱狂的ファンで埋まる甲子園。「北海道と違って、結果が出ないとヤジられるかも…」と苦笑しながらも「それもやりがいがある」と言ってみせた。9勝、5勝に終わったここ2年に「納得できる成績ではなかった」と言う。「北海道のファンは温かかったし、感謝しています」。再起を約束して、会見を終えた。
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■ 助っ投はグラ本命!?
 やはりグライシンガー本命!? 秋季キャンプ地の安芸で南球団社長ら球団幹部を交えたドラフト戦略が話し合われるなど、来季に向けた戦力補強の検討が着実に進んでいる。そんな中、岡田監督が新外国人投手に関し、意味深な発言を行った。

 「外国人投手?まだまだよ。そんな動きは、できんのやから。まだ11月やからな。新聞には勝手に(名前が)出てるけどな」

 国外から探すのであれば、すでに動くことが可能。11月は動けない、ということからターゲットは日本にいると推測される。野球協約の定める契約保留期間の終了は11月30日。それまでに所属球団が契約保留選手名簿に記載しない支配下選手は自由契約となるためだ。

 「外国人は外から連れてくるより、日本で実績を残してる方が計算できる」と常々、指揮官も口にしている。今季の他球団助っ投を見渡した時、最も食指が動くのはセ・リーグ最多16勝をあげたヤクルト・グライシンガー。残留交渉が難航することも予想されるが、現状は静観するしかない。

 野手においてはFA補強を最優先しているが、外国人ヤンキースのアンディ・フィリップス内野手らを最終候補にリストアップ。福留、新井の動向次第で人選を詰めていくことになる。
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■ スゴい球や!
 変身した太陽を指揮官も絶賛した。秋季キャンプ第2クールに入ったこの日、今秋キャンプからスリークオーター気味にフォームを変更した太陽がブルペンで130球の熱投。見守った岡田監督も「すごい球に見えた?見えるじゃなくて投げてるんよ」と称賛した。来季8年目を迎える右腕は、背水の陣で期待に応える。
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■ W獲り狙う!
 阪神が左右の大砲獲得へ同時進行で乗り出す方針を固めた。日本シリーズ終了翌日からFA宣言期間へと突入。かねてから動向に注目していた中日・福留と広島・新井がFA宣言した場合には、両者に対して交渉解禁日の14日に即日接触を図る構え。“先手必勝”で両獲り成功へ挑む。
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■ 血染めの指導や!
 秋季キャンプ第1クール3日目、岡田監督が来季の飛躍を期待する赤松に30分にわたる打撃指導。自らバットを振り、お手本を見せた際に、左手親指の付け根から流血するアクシデントに見舞われながらも、08年猛虎打線の強化へ、並々ならぬ意欲を感じさせた。
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■ 来年も任せろ!
 今秋に左ひざ手術を受けた金本が宮崎オーナーの電撃訪問を受けた。リハビリ2日目の甲子園クラブハウスで再会。異例の直接激励に感激し、「来年もお任せください」と来季開幕からの完全復活を約束した。
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■ V奪回へいざ!
 阪神が高知・安芸で秋季キャンプをスタート。来季のV奪回へ先発陣の再整備が求められる岡田監督は、ブルペンに密着。「目に留まった選手は岩田と筒井」と左腕2人の名前を挙げた。野手陣も1日1000スイングをノルマに徹底した振り込み。“実りの秋”へ“地獄キャンプ”が始まった。
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■ 申請書は書いたよ
 FA権を再取得している下柳が、今オフにFA宣言することが確実となった。球団は残留交渉に全力を尽くすが、他球団が獲得に名乗りを上げた場合は流出する危機も出てきた。一方、秋季キャンプのため高知・安芸入りした岡田監督は「(下柳を)ローテからはじき出すぐらい、他のが頑張らんと」と投手陣にゲキを飛ばした。
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■ 浜中悲壮!
 底力でトレード話を封印する。浜中が明日29日出発の安芸秋季キャンプに向けて「打つだけです。自分がやるしかない」と悲壮な決意を語った。今季は不振で定位置を失い、トレード要員に名前が挙がる身。岡田監督も「キャンプ前から補強の話をするのは間違い」と復活アピールに期待した。
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■ 虎の古田育てろ!
 「虎の古田」を育ててくれ! 3シーズンぶりに現場復帰した木戸作戦兼バッテリーコーチが、鳴尾浜球場での秋季練習に初参加した。“ポスト矢野”の懸案を抱える岡田監督は「ポイントは守り。全盛期の古田は審判にボールをストライクと言わせた」と、捕手の命と言えるキャッチングの徹底指導を期待した。
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■ 復活!
 左ひざ内側半月板部分切除手術を受けた金本が、西宮市の鳴尾浜球場を訪れ、岡田監督に退院を報告。19日の手術後初めて姿を現した公の場で「桜井がセンターを守るなら、オレが守るぐらいの気持ち」と意欲。同時に来季の連続試合フルイニング出場も誓った。金本は30日から本格的にリハビリを開始する。
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■ 変身中!
 阪神電気鉄道が今月1日から始まった甲子園球場リニューアル工事の現場を報道陣に初公開した。来年3月までの第1期工事は内野スタンドが対象で、現在は解体段階。座席が撤去されたスタンドには改装後にゲートとして使われる大きな穴が開けられ、銀傘にも資材搬入用の6つの穴が開けられていた。

 「均等に過密スケジュールが組まれています」と同社担当者。作業員500人が24時間体制で工事にあたり、大型クレーン2台と重機5台がひっきりなしに動き回っていた。ただ、重機が入るのはファウルゾーンまで。一、三塁線の外側のあわただしさとは対照的にインフィールドは“保護”され、マウンド後方にある散水栓の工事が行われている程度だった。

 第1期工事により内野席は今季までの1万9500席から1万6000席に減り、観戦時の快適性がアップする。工程は11月から柱を太くするなど耐震強度を高める「増し打ち」に入り、来年2月頃から新しい座席の設置をスタートする。
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■ ロッテの成瀬目指せ!
 トラの成瀬、出てこい。岡田監督が来季の先発ローテーションすべてを白紙とした上で、若手投手の急成長に期待した。特に3年目のシーズンとなる岩田には、昨年5勝から今季16勝をマークしたロッテ・成瀬級の伸びしろを感じている。
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■ 日ハムに学べ!
 来季は猛虎打線復活や! 阪神は鳴尾浜タイガーデンで秋季練習を開始。22日に新スタッフを発表したばかりの岡田阪神が5年目に向けて一歩を踏み出した。優勝を逃した今季の反省から、課題は先発投手の底上げと打線の強化。広澤打撃コーチはパ・リーグを連覇した日本ハム打線を理想に掲げた。


 広澤打撃コーチ「今季のチーム打率.255は12球団最低だったけど、それは打者が不利の広い甲子園が本拠地だったというのもある。目指すものは日本ハム打線のようになるのかな。ポイントは3番と5番だな。4番は金本しかいないだろう。その金本の前後を打つバッターが大事になってくる」
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■ 福留獲り本気!
 阪神が球団補強史上、最高の待遇で福留獲りを目指す。中日・福留が、今季導入された「故障者選手特例措置制度」でフリーエージェント権を取得。FA資格者68選手の1人として公示された。阪神はFA宣言即参戦の構えで、中日が引き留めに用意する4年20億円と同等の条件の検討に入った。メジャーも視野と伝えられるが、国内バトルで後れを取るつもりはない。
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■ 200イニングOK!
 シーズン終了後初めて鳴尾浜球場に姿を見せた久保田が、来季へ向け「200イニング?そういう人がチームに一人でもいたら…。ボクがなれたらいいとも思います」との思いを口にした。実現すれば阪神では06年井川以来のシーズン200イニング到達。今季両リーグでもグライシンガー、ダルビッシュ、涌井の3人しかいない“金字塔”だ。

 「ボクが決めることじゃないし、最後は元に戻るだろうけど」。15日の名古屋駅。CSを終え帰阪する際にも、そう話していた。チーム事情は痛いほどわかっている。現在もその気持ちが念頭にあることに変わりはない。だが、「いつでも(先発で)と思っていますよ」。心の奥底から沸き上がる、先発への思いも抑えきれないでいた。

 久保田なくして、シーズンは語れない。今季も“JFK”の一角としてプロ野球最多登板記録を塗り替える90試合に登板。9勝をマークし、防御率は1.75。終盤こそ失点も喫したものの、中継ぎ登板ながら108イニング。毎日のように投げ、マウンドに立ち続けた。先発投手の規定投球回数到達は一人もおらず、右腕にかかった負担も大きくなった。

 秋季練習の始まる23日からは昨年同様、福岡県内の病院に足を運び、検査、ケアに務める予定。だが、すでに「疲れはもうないですよ」と語る。猛虎が誇る鉄腕は、どのポジションだろうと来季もチームのために投げまくるつもりだ。
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■ 新星!
 猛虎に新星が現れた。速球を主体に2回を打者6人で抑えるパーフェクト投球。3番手として8回から登板したルーキー・横山の快投が光った。

 「きょうは四球を出さないことだけを考えていた。自分では75点ですね」

 8回はわずか7球で打者3人を料理した。続く9回は1死から梅田を138キロのスライダーで空振り三振。最後の打者となった実松の初球には自己最速タイとなる144キロを計測し、最後はカウント1−0から内角138キロ速球で詰まらせ、一邪飛に打ち取った。

 「きょうは1年を通して一番良かった。今後も中継ぎとして使う。このリーグでしっかり結果を出した。秋季キャンプ?当然連れて行くよ」

 高評価した星野2軍投手コーチが秋季キャンプ参加を明言。未完の大器が今秋の目玉となる。
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■ 手術成功!
 金本が大阪府内の病院で今年6月下旬に痛めた左ひざ内側半月板の手術を受けた。関節鏡視下による半月板部分切除に成功。近日中に本人、医師、球団トレーナーの間でリハビリ計画を立てることも決まった。「来季も元気な姿をお見せしたい」。猛虎の鉄人は球団広報を通じて復活を誓うメッセージを虎ファンへ送った。
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■ 矢野始動!
 矢野が秋季練習への志願参加を表明した。甲子園球場内の新室内練習場で打撃練習に汗を流すなど既に始動。最終候補選手に選出された今年12月の五輪予選、そして、雪辱の来季へ早くも動き出した。
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■ 大出血!
 V奪回へ“大出血”も覚悟や。2007年シーズン終了に伴い岡田監督によるオーナー報告会が、大阪市内の電鉄本社で行われ、宮崎オーナーも来季の覇権奪回に向け、大型な戦力補強を約束した。浜中、関本、福原らを要員としたトレードにFA補強、新外国人獲りなど、多方面からチーム強化を目指す。
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■ 虎に朗報!
 今オフのFA市場で最大の目玉となる中日・福留が注目発言を行った。右ひじ遊離軟骨除去手術からリハビリ中のナゴヤ球場で「どう評価されているかは聞いてみたい」と話した。これまで慎重な姿勢を守ってきただけに、FA権行使を示唆したともとれる異例の発言。揺れる心!?に猛虎の補強の成否がかかる。
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■ 先発もやる!
 藤川が来季の先発転向に前向きな姿勢を示した。クライマックスシリーズ第1ステージ敗退から一夜明け、「新しい自分を探すのが楽しみ。藤川はクローザーだという考え方を取っ払いたい」と語った。球界を代表する守護神がさらなる進化へ向けて再スタートを切る。
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■ CS敗退…
10/14 ナゴヤドーム
◆セCS1st第2戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 000=0
中300 004 00X=7
[勝]中田 1勝
[S]岩瀬 1S
[敗]上園 1敗
▼本塁打
(神)
(中)李1号


 終わった。中日に連敗し、クライマックスシリーズ第1ステージで敗退。初回の5失点が響き、追撃も及ばず日本シリーズ進出の夢を断たれた。来季続投で集大成の5年目を迎える岡田監督が掲げたテーマは、先発陣と打線の再建。来季打撃コーチとして、OBの真弓氏の招へい案も浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ 奇跡を見せてくれ!
10/13 ナゴヤドーム
◆セCS1st第1戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 000 000=0
中300 004 00X=7
[勝]川上 1勝
[敗]下柳 1敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ1号・森野1号


 猛虎よ、奇跡を見せてくれ! セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージがナゴヤドームで開幕。阪神は中日に0−7と惨敗し、第2ステージ進出に王手をかけられた。散発5安打に封じられた打線の奮起がなければ、勝機は見いだせない。岡田監督は「ボールに食らいつけ!」と、ナインに最後のゲキを飛ばした。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ 間に合った!
 決戦の舞台に間に合った。最後の調整で周囲の不安を完全に一掃。右脇腹を負傷している鳥谷が全力プレーを誓った。

 「練習でもできることが増えてきた。バットも思い切って振ることができた。あとは試合で思い切ってやるだけ」

 本来の打撃が戻った。ナゴヤドームでのナイター練習では回復ぶりを披露。フリー打撃では力強いスイングでフェンス直撃の鋭い打球を連発した。これまでスタメン出場を危惧していた岡田監督も安堵感を見せた。

 「日に日にバットが振れてきとる。あとはゲームや!」

 これで猛虎の不安材料も消えた。確実にスタメンに名を連ねる。「CSは想像もつかない。やってみないと分からない。必死にプレーするだけ」。意気込みを口にした若きリードオフマンが大一番で底力を爆発させる。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ JFK解体!?
 クライマックスシリーズ第1ステージに向け、阪神が敵地・名古屋入りした。短期決戦ということで中西投手コーチは、久保田を3回から準備させ、早めに投入することを示唆。ウィリアムス、藤川につなぐまでに中継ぎ陣を配置し、終盤に固めてJFKを投入する形を白紙に戻すプランを明かした。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ 火の玉復活!
 球児、完全復活や! 藤川がフェニックスリーグ・湘南戦の3回からマウンドへ上がり、貫録の3者連続三振。クライマックスシリーズへの調整登板を、自己最速の156キロで飾った。同リーグの7試合中5試合が雨天中止にもかかわらず、予定通りにスケジュールを消化。天をも味方につけた守護神が、最高の状態で大一番へ挑む。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ CS不安なし!
 クライマックスへ心配無用! 腰椎骨折の赤星がフェニックスリーグのヤクルト戦でケガを全く感じさせない3打数3安打。右へ左へかっ飛ばし、順調な回復ぶりをアピールした。「心配いらないというところを見せたかった」。センターの守備でも3度の守備機会を難なく処理。13日からの第1ステージ・中日戦へ準備万端だ。

■セ・リーグ順位表
[2007全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 72 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 60 84 0 1.0
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■ CS任せろ!
 クライマックスシリーズも頼んだで! 桜井がフェニックスリーグ開幕となるグッドウィル戦でソロアーチを含む3安打と大暴れした。試合前の練習で、外野を争う林が右肩痛を再発し、スタメン出場を回避するアクシデント。背番号51にかかる期待は、ますます重くなる。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 71 71 1 4.0
5広島 60 82 2 11.0
6ヤクルト 59 84 0 1.5
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■ CSで大暴れや!
 クライマックスで一発打つ! 明日から始まるフェニックスリーグの初戦に今岡が出場する。10日までの3試合に出場して実戦勘を強化。2カ月のファーム暮らしで長距離バットを手にした天才打者は、13日からのクライマックスシリーズに万全を期して挑む。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 64 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 70 71 1 4.5
5広島 60 82 2 10.5
6ヤクルト 59 83 0 1.0
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■ 金本に代走!?
 “鉄人”の交代もありや! シーズンの連続フルイニング試合出場を1186まで伸ばしている金本を、クライマックスシリーズでは、途中交代させる究極プランが浮上した。「選手の抹消とか、システムは公式戦と同じ。連続試合出場とかも続くのか」。岡田監督のさ細な疑問の裏には、勝負どころでの代走などが頭に浮かんでいるはず。“記録”より勝利最優先で日本一を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 78 63 2 1.0 ☆
3阪神 74 66 4 3.5 ☆
4横浜 69 71 1 5.0
5ヤクルト 59 82 0 10.5
5広島 59 82 2 0.0
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■ CS開幕投手任せろ!
 頂点を目指す戦いはもう始まっていた。チームが全体休養日に設定したこの日、下柳が甲子園球場隣接のクラブハウスを訪れ、トレーニング室で汗を流した。志願の休日返上だった。13日から敵地ナゴヤで中日と激突するクライマックスシリーズ第1ステージ。大事な“開幕投手”の筆頭候補に挙がる最年長左腕の決意が伝わった。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 77 63 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 69 70 1 4.5
5ヤクルト 59 81 0 10.5
6広島 58 82 2 1.0
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■ もう鬼門やない!
 ペナントレースの144試合は終わった。しかし、猛虎はまだまだ戦える。リーグ3位でも、日本一になれるチャンスがある。幸運を生かさないわけにはいかない。まずは、13日開幕の第1ステージ。東京から新幹線で帰阪した岡田監督の胸中は、打倒・中日への思いで満たされていた。

 3位になったことでホーム開催権は逃した。舞台は、敵地・ナゴヤドーム。山本昌にノーヒットノーランを喫するなど1勝10敗に終わった昨年をはじめ、阪神にとっては負の記憶にあふれた球場だ。だが、今年は違う。7勝5敗と勝ち越しに成功。だからこそ、指揮官はこう言い切った。

 「苦手意識?それはもう、全然ない。むしろ、ええイメージやろ。今年は勝ってるから」。7月には1997年の同球場開場以来、初となる3連戦3連勝を記録。逆に、同一カード3連敗は1度もなかった。かつての鬼門は、もう恐れるべきところではないのだ。

 03年の日本シリーズから、チームはポストシーズン6連敗中。短期決戦のデータとしては芳しくないが、そこは発想の転換で乗り越える。3試合制の第1ステージについて「公式戦の3連戦と同じような気持ちでいい」と岡田監督。そこを勝ち越すためにやるべきことは、分かっている。

 「とにかく、初戦をとることやろ」

 今季を回想すれば、言葉が説得力を帯びる。35回あった3連戦。初戦白星は20回あるが、うち17回がカード勝ち越しにつながっている。これをクライマックスシリーズ第1ステージにあてはめれば、初戦に勝った時点で“突破率85%”だ。逆に初戦が負け、引き分けだった15回のうち、そこから2勝できたのは2カードだけ。スタート失敗は絶対に避けたい。

 注目の13日、ナゴヤドーム。指揮官の自信とともに、夢の日本一ロードが始まる。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 77 63 2 1.5 ☆
3阪神 74 66 4 3.0 ☆
4横浜 68 70 1 5.0
5ヤクルト 59 80 0 9.5
6広島 58 82 2 1.5
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■ 高浜は虎の1番星!
 高校生ドラフトが都内のホテルで行われ、阪神は1巡目で横浜・高浜卓也内野手の交渉権を獲得した。大阪桐蔭・中田翔外野手の“外れ1位”での指名となったが、3拍子揃った好素材で岡田監督も「タイプは違うけど2人(高浜と中田)は同じ評価や」と絶賛。早くも気持ちはタテジマの高浜も「3割、30本、30盗塁ができる1番打者になりたい」と目標を掲げた。
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■ 球児有終!
10/03 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神16勝8敗0分]
神012 000 000=3
ヤ000 000 000=0
[勝]上園 8勝5敗
[S]藤川 5勝5敗46S
[敗]グライシン16勝8敗
▼本塁打
(神)今岡4号
(ヤ)


 阪神の144試合目は祝福で満ちていた。藤川は日本記録に並ぶ46セーブ目を挙げてセーブ王の初戴冠を決めた。7回無失点に抑えた上園は8勝目で新人王獲得へ希望をつないだ。日本一へ向けた関門、クライマックスシリーズは13日に第1ステージが開幕。美しく締めくくった最終戦が猛虎の再起を暗示しているようだった。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 63 1 優勝 ☆
2中日 76 63 2 2.0 ☆
3阪神 74 66 4 2.5 ☆
4横浜 68 69 1 4.5
5ヤクルト 58 80 0 10.5
6広島 58 81 2 0.5
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■ 3位確定!
10/02 横浜
◆対横浜最終戦
[阪神14勝10敗0分]
神000 000 000=0
横130 001 00X=5
[勝]高崎 1勝1敗
[敗]安藤 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(横)金城14号


 すべてが決まった。横浜に敗れ、今季3位が確定した。クライマックスシリーズは第1ステージで2位・中日と激突し、勝ち上がれば第2ステージで優勝の巨人が待つ。明日は上園が新人王に、藤川がシーズン最多セーブのプロ野球タイ記録に挑むヤクルトとの最終戦。岡田監督はCSにも弾みをつけるべく、2人への打線の援護を期待した。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 62 1 優勝 ☆
2中日 76 63 2 2.5 ☆
3阪神 73 66 4 3.0 ☆
4横浜 67 69 1 4.5
5ヤクルト 58 79 0 9.5
6広島 58 81 2 1.0
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■ CS進出決定!
10/01 横浜
◆対横浜23回戦
[阪神14勝9敗0分]
神300 020 004=9
横000 010 303=7
[勝]下柳 10勝8敗
[S]藤川 5勝5敗45S
[敗]吉見 3勝3敗
▼本塁打
(神)今岡3号
(横)金城13号・村田33号


 やっぱり頼りになる男やで! 今岡が初回2死一、二塁から3号3ランを放った。5月30日の西武戦以来124日ぶりの一発で先制。5回には2点適時打を放った。3安打5打点を記録したポイントゲッターの大活躍でクライマックスシリーズ進出が決定。未知なるステージに進む猛虎にとって、心強い味方となる5番打者が戻ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/10/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 M1 ☆
2中日 76 63 2 2.0 ☆
3阪神 73 65 4 2.5 ☆
4横浜 66 69 1 5.5
5ヤクルト 58 78 0 8.5
6広島 58 81 2 1.5
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■ 限界寸前!?
 金本が今オフ、左ヒザ手術を視野に入れていることが分かった。今年6月下旬に襲われた左ヒザ半月板断裂という重傷。今季終了時点で症状に改善が見られない場合は手術で完治を期す方針を固めた。阪神は早ければ明日、クライマックスシリーズ進出が決定。猛虎主砲はまさに限界寸前の肉体にむち打って日本一の栄冠へ挑む。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 M2 ☆
2中日 76 62 2 1.5 ☆
3阪神 72 65 4 3.5
4横浜 66 68 1 4.5
5ヤクルト 58 78 0 9.0
6広島 57 81 2 2.0
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■ 鳥が止まった…
09/29 甲子園
◆対広島最終戦
[阪神12勝11敗1分]
広040 100 000=5
神000 000 021=3
[勝]宮崎 3勝5敗
[S]永川 4勝7敗29S
[敗]福原 2勝8敗
▼本塁打
(広)
(神)桜井9号


 遊撃手としての連続フルイニング出場のプロ野球記録を更新していた鳥谷が7回の守備から交代、記録は398試合でストップした。右脇腹の骨折の疑いもあり、2005年のV記念日となった甲子園の今季最終戦を白星で飾れなかったことと合わせ、猛虎には重苦しい夜となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 M2 ☆
2中日 75 62 2 2.0 ☆
3阪神 72 65 4 3.0
4横浜 66 68 1 4.5
5ヤクルト 58 78 0 9.0
6広島 57 80 2 1.5
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■ 林復活V弾!
09/28 甲子園
◆対中日最終戦
[阪神12勝11敗1分]
中000 100 000=1
神000 200 00X=2
[勝]上園 7勝5敗
[S]藤川 5勝5敗44S
[敗]中田 13勝8敗
▼本塁打
(中)
(神)林15号


 完全復活を告げる一撃で、天敵を仕留めた。1点を追う4回2死一塁から、林が右越えの15号逆転2ラン。ひと振りでひっくり返した1点リードを守り抜き、今季2戦2敗の天敵・中田から今季初勝利を奪い取った。苦しみ抜いた連敗地獄も、ついに「8」でストップ。来るべきクライマックスシリーズへ、一筋の光が差し込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 M2 ☆
2中日 75 62 2 2.0 1
3阪神 72 64 4 2.5
4横浜 66 67 1 4.5
5ヤクルト 57 78 0 10.0
6広島 56 80 2 1.5
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■ 虎に戻れ!
09/27 甲子園
◆対中日23回戦
[阪神11勝11敗1分]
中000 030 100=4
神000 001 000=1
[勝]川上 12勝8敗
[S]岩瀬 1勝4敗42S
[敗]安藤 2勝2敗
▼本塁打
(中)荒木1号
(神)


 失意の虎を総帥は“猫”と断じた。8日ぶりに戻った本拠地、甲子園。今季主催試合の入場者数が300万人を突破した節目の夜に連敗は「8」まで伸びた。クライマックスシリーズ進出へのマジックまで消滅。観戦に訪れた宮崎オーナーは期待を裏切るV逸をファンにわび、「猫から虎へ戻れ」と訴えた。そう2007年の戦いはまだ終わっていない。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 ― ☆
2中日 75 61 2 M6 1
3阪神 71 64 4 3.5
4横浜 65 67 1 4.5
5ヤクルト 57 77 0 9.0
6広島 56 80 2 2.0
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■ 7連敗で終戦…
09/26 横浜
◆対横浜22回戦
[阪神13勝9敗0分]
神000 000 100=1
横000 402 00X=6
[勝]工藤 7勝6敗
[敗]ボーグル7勝6敗
▼本塁打
(神)金本31号
(横)佐伯16号・村田30号


 横浜に敗れ、巨人が中日に勝ったことで、阪神のシーズン2位以下が確定した。だが、下を向いているヒマはない。クライマックスシリーズを勝ち抜けば、夢の日本一に挑戦できる。岡田監督は「あと6試合で調子を上げて、次にいかんと」とナインを鼓舞。2軍調整中の今岡、林を合流させ、不調の打線復活を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 79 62 1 ― ☆
2中日 74 61 2 M7 2
3阪神 71 63 4 2.5 4
4横浜 65 67 1 5.0
5ヤクルト 57 76 0 8.5
6広島 55 80 2 3.0
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■ また球児沈む…
09/25 横浜
◆対横浜21回戦
[阪神13勝8敗0分]
神100 000 011 0 =3
横002 100 000 1x=4
[勝]川村 3勝1敗
[敗]藤川 5勝5敗43S
▼本塁打
(神)
(横)内川7号・佐伯15号


 球児がまたも打たれた…。3−3で迎えた延長10回、2死二塁から藤川が吉村に左翼線に決勝二塁打を浴び、今季初のサヨナラ負けを喫した。チームはこれで6連敗。きょう巨人が勝ち、阪神が敗れるようなことがあれば、リーグ優勝は消滅する。まさに崖っぷち。それでも奇跡を信じ、勝つしかない。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 78 62 1 ― ☆
2中日 74 60 2 M7 2
3阪神 71 62 4 2.5 4
4横浜 64 67 1 6.0
5ヤクルト 56 76 0 8.5
6広島 55 79 2 2.0
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■ 球児打たれた!
09/24 横浜
◆対横浜20回戦
[阪神13勝7敗0分]
神000 301 000=4
横000 300 02X=5
[勝]加藤 8勝4敗1S
[S]クルーン 3勝1敗28S
[敗]藤川 5勝4敗43S
▼本塁打
(神)桜井8号
(横)


 遠のくVの灯…。藤川が沈み、阪神が激痛の5連敗を喫した。4−3と1点リード。守護神に今季初めて8回からの2イニングを託したが、8回2死一、二塁から佐伯に逆転の2点二塁打を浴びた。3人揃って投げれば負けないJFK神話は23連勝でストップ。巨人を下して首位に立った中日にマジック「7」点灯を許し、優勝への道のりは極めて厳しいものになった。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1中日 74 59 2 M7 2
2巨人 77 62 1 0.0 ☆
3阪神 71 61 4 2.5 4
4横浜 63 67 1 7.0
5ヤクルト 55 76 0 8.5
6広島 55 78 2 1.0
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■ 自力V消滅…
09/23 神宮
◆対ヤクルト23回戦
[阪神15勝8敗0分]
神000 000 000=0
ヤ100 000 02X=3
[勝]石井一8勝10敗
[敗]上園 6勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 猛虎、窮地―。打撃好調の野口をスタメン3番に置く“岡田マジック”も、その野口が4三振とブレーキとなり、石井一に2安打完封を許した。5月28日以来の4連敗。勝って首位浮上の巨人とは2.5ゲーム差となり、自力優勝の可能性も消滅した。「9試合全部、勝つしかない」。ナインからは口々に、悲壮な決意が飛び出した。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 77 61 1 ― ☆
2中日 73 59 2 1.0 3
3阪神 71 60 4 1.5 4
4横浜 62 67 1 8.0
5ヤクルト 55 75 0 7.5
6広島 54 78 2 2.0
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■ 猛虎目覚めろ!
09/22 神宮
◆対ヤクルト22回戦
[阪神15勝7敗0分]
神200 400 000=6
ヤ310 320 00X=9
[勝]川島 4勝1敗
[S]館山 3勝11敗5S
[敗]渡辺 1勝1敗
▼本塁打
(神)関本7号・鳥谷10号
(ヤ)


 痛い敗戦には間違いない。初回に2点を挙げながら、先発・杉山の2回途中KO、そして逆転直後に登板した渡辺が踏ん張れず後半戦初の3連敗。先制した試合は1分けを挟み16連勝中だったが、先行逃げ切りの必勝神話が崩れた。首位・中日とのゲーム差は1.5に拡大。それでも、立ち止まっている暇などない。戦士たちは異口同音にこう吐きだした。「明日は絶対に勝つ」と―。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1中日 73 58 2 ― 4
2巨人 76 61 1 0.0 1
3阪神 71 59 4 1.5 5
4横浜 62 66 1 8.0
5ヤクルト 54 75 0 8.5
6広島 53 78 2 2.0
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■ 首位陥落…
09/21 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神15勝6敗0分]
神001 000 000=1
ヤ020 500 01X=8
[勝]グライシン16勝6敗
[敗]安藤 2勝1敗
▼本塁打
(神)関本6号
(ヤ)ラミレス25号


 首位陥落?それがどうした! 頼みの安藤が打たれ、打線も関本のソロ1本止まり。敗れた阪神は勝った中日、巨人に抜かれて、3位に下がった。それでも勝率で順位を争う今季ルールなら、引き分けが多い阪神はまだ、2球団より有利な位置にいる。「これからは取り返しがつかん」とナインを引き締めた岡田監督だが、表情に暗さはなかった。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1中日 72 58 2 ― 6
2巨人 75 61 1 0.0 3
3阪神 71 58 4 0.5 6
4横浜 62 65 1 8.0
5ヤクルト 53 75 0 9.5
6広島 53 77 2 1.0
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■ さあVロードへ発進!
 残り12試合となったペナントレースで、安藤が先発ローテーションの中心に据えられた。中5日の登板で、最終戦までに3試合を予定。「与えられた仕事をきっちりこなしていきたい」とやる気をみなぎらせた。チームは明日からのヤクルト戦に備え東上。歴史的逆転Vへ運命の9連戦に臨む。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 71 57 4 ― 7
2中日 71 58 2 0.5 8
3巨人 74 61 1 0.0
4横浜 62 64 1 7.5
5広島 53 76 2 10.5
6ヤクルト 52 75 0 0.0
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■ M点灯ぶち壊し…
09/19 甲子園
◆対巨人最終戦
[阪神14勝9敗1分]
巨040 300 013=11
神000 001 000=1
[勝]内海 13勝7敗
[敗]ボーグル7勝5敗
▼本塁打
(巨)ゴンザレス2号・高橋由33号
(神)


 あぁ、それはアカンで…。今季最終戦となった伝統の一戦は、大荒れとなった。4回にボーグルソンが危険球退場で試合をぶち壊し、繰り出すピッチャー全員が失点するなど、屈辱の11失点で完敗。首位は守ったけれども、後味の悪い試合となった。巨人、中日が再び0.5差に迫る混戦レースで、21日からは東京遠征。気持ちを切り替えて頑張ってきてや。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 71 57 4 ― 7
2中日 71 58 2 0.5 8
3巨人 74 61 1 0.0
4横浜 62 64 1 7.5
5広島 53 76 2 10.5
6ヤクルト 52 75 0 0.0
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■ Gに6連勝!
09/18 甲子園
◆対巨人23回戦
[阪神14勝8敗1分]
巨100 000 120=4
神100 100 21X=5
[勝]久保田9勝3敗
[S]藤川 5勝3敗43S
[敗]門倉 1勝5敗
▼本塁打
(巨)
(神)金本30号


 7回にウィリアムスが打たれ、8回には2点リードを久保田が追いつかれた。JFKの2枚が崩れる緊急事態。だが、そのたびに猛虎打線が奮起した。7回はシーツ、葛城がタイムリー。8回は野口の二塁打から、最後は門倉の暴投で決勝点をゲットした。近づく感動V。明日、巨人を下し中日がヤクルトに敗れれば優勝マジック「10」が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 71 56 4 ― 7
2中日 70 58 2 1.5 9
3巨人 73 61 1 0.0
4横浜 61 64 1 7.5
5広島 53 75 2 9.5
6ヤクルト 52 74 0 0.0


[観]編集長6勝2敗
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■ 1日で返り咲き!
09/17 甲子園
◆対巨人22回戦
[阪神13勝8敗1分]
巨000 001 000=1
神000 100 12X=4
[勝]久保田8勝3敗
[S]藤川 5勝3敗42S
[敗]木佐貫12勝8敗
▼本塁打
(巨)谷10号
(神)


 赤星の足が猛虎に勝利を呼び込んだ。同点で迎えた7回2死から先発・木佐貫のグラブのはじき飛ばす内野安打で出塁。続くシーツの右翼線二塁打の間に一気に決勝のホームを陥れた。5球続けてけん制されながらも、迷わずスタートを切っての激走。1日で再奪首に成功だ。巨人の自力Vも消滅させ、早ければ19日にも奇跡の逆転優勝マジックが点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 70 56 4 ― 9
2中日 70 57 2 0.5 10
3巨人 73 60 1 0.0
4横浜 61 63 1 7.5
5広島 52 75 2 10.5
6ヤクルト 51 74 0 0.0
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■ 前向きに!
09/16 甲子園
◆対中日22回戦
[阪神11勝10敗1分]
中010 100 005=7
神000 000 000=0
[勝]中田 13勝7敗
[敗]福原 2勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)


 虎竜決戦の第3ラウンドは天敵・中田に抑えられて1勝2敗の負け越し。優勝マジックの点灯に失敗したが、選手会長の赤星は重い雰囲気を一蹴した。「なに暗くなってるんですか。前向きにいきましょう!」。ナイターで広島に快勝した巨人に9日ぶりに首位を明け渡したが、明日からは甲子園でその巨人との3連戦。残り15試合。セ・史上最大の逆転優勝は、強い気持ちで引き寄せる。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 73 59 1 ― 7
2阪神 69 56 4 0.5 10
3中日 69 57 2 0.5 11
4横浜 60 63 1 7.5
5広島 52 74 2 9.5
6ヤクルト 51 73 0 0.0
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■ 首位キープ弾!
09/15 甲子園
◆対中日21回戦
[阪神11勝9敗1分]
中000 000 000=0
神000 002 00X=2
[勝]安藤 2勝
[S]藤川 5勝3敗41S
[敗]小笠原6勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)濱中6号


 虎竜の天王山第2ラウンドは濱中が6回に放った6号2ランが決勝点となった。負ければ首位陥落の危機に、投手陣も安藤−久保田、ウィリアムス、藤川のリレーで完封勝利。早ければ、明日にも優勝へのマジックナンバー「13」が阪神に点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 69 55 4 ― 10
2巨人 72 59 1 0.5 8
3中日 68 57 2 1.0 12
4横浜 59 63 1 7.5
5広島 52 73 2 8.5
6ヤクルト 51 72 0 0.0
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■ 藤川痛恨!
09/14 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神10勝9敗1分]
中001 020 202=7
神000 400 010=5
[勝]岡本 5勝2敗
[S]岩瀬 1勝4敗38S
[敗]藤川 5勝3敗40S
▼本塁打
(中)ウッズ34号
(神)


 男の勝負は勝敗を超えて美しかった。セ界の頂点を争う竜虎の激突は同点で迎えた9回に決着。藤川は11球すべて直球勝負の末、ウッズに決勝打を浴びた。2死二、三塁の局面で逃げずに選んだ真っ向勝負。中日に0.5差への接近を許した秋の夜、球児は敗れてもなお、熱い勇姿を聖地に残した。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 68 55 4 ― 11
2中日 68 56 2 0.5 12
3巨人 71 59 1 0.0 9
4横浜 58 63 1 8.5
5広島 52 72 2 7.5
6ヤクルト 51 71 0 0.0
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■ いざ天王山!
09/13 広島
◆対広島23回戦
[阪神9勝13敗1分]
神000 014 000=5
広000 100 002=3
[勝]江草 5勝
[敗]上野 1勝1敗
▼本塁打
(神)金本29号
(広)栗原24号


 充電完了や! 久保と藤川が、3試合ぶりに登板。9回、藤川が栗原に昨年10月7日の巨人戦以来341日ぶりの被弾となる2ランを浴びたものの、チームの連敗を「2」で止めた。明日からは2位・中日、3位・巨人と甲子園で6連戦。最強リリーフ陣は、万を持して天王山に臨む。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 68 54 4 ― 12
2中日 67 56 2 1.5 14
3巨人 70 59 1 0.0
4横浜 58 62 1 7.5
5広島 52 71 2 7.5
6ヤクルト 50 71 0 1.0
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■ 3連敗アカン!
09/12 広島
◆対広島22回戦
[阪神8勝13敗1分]
神000 001 010=2
広000 202 02X=6
[勝]青木高4勝10敗
[敗]上園 6勝4敗
▼本塁打
(神)金本28号・濱中5号
(広)栗原23号


 3連敗だけは阻止せなあかん。宮崎オーナーが広島入りし、猛虎にゲキを飛ばすことが分かった。この日も阪神は負け越しが決まっている広島に敗れ、まさかの連敗。巨人、中日もコケて、何とか首位を守ったが、このままズルズル…だけは避けねばならない。総帥の熱い視線が、猛虎魂を必ずや、呼び覚ますはずだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 54 4 ― 14
2巨人 70 58 1 0.5
3中日 66 56 2 1.0 16
4横浜 58 61 1 6.5
5広島 52 70 2 7.5
6ヤクルト 49 71 0 2.0
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■ 連勝止まる…
09/11 広島
◆対広島21回戦
[阪神8勝12敗1分]
神000 000 000=0
広300 050 10X=9
[勝]長谷川2勝4敗
[敗]能見 4勝4敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原22号


 勝ち続けることは難しい。猛虎が試練の9連戦初戦で、広島にまさか、まさかの零封負けを喫し連勝は10で止まった。9月初黒星となる13日ぶりの敗戦で2位・巨人に0.5ゲーム差に迫られたが、JFKを休養させられたのは救い。“余裕1敗”と信じ、明日から再進撃や!

■セ・リーグ順位表
[2007/09/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 53 4 ― 14
2巨人 70 57 1 0.5 12
3中日 66 55 2 1.0 16
4横浜 57 61 1 7.5
5広島 51 70 2 7.5
6ヤクルト 48 71 0 2.0
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■ 大仕事せな!
 雌雄を決する時が来た。勝負の9連戦へ挑む金本が“大仕事”を約束した。明日からの広島3連戦を終えれば、本拠地で中日、巨人を迎え撃つ6連戦。「あそこで決まるんちゃうか。仕事をせなアカン。大仕事をな」。ライバルに引導を渡せるのか。猛虎のV奪回への道はいよいよ最終局面を迎えた。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 52 4 ― 14
2中日 66 54 2 1.5 16
3巨人 69 57 1 0.0 13
4横浜 56 61 1 8.5
5広島 50 70 2 7.5
6ヤクルト 48 70 0 1.0
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■ G3タテで10連勝!
09/09 東京ドーム
◆対巨人21回戦
[阪神12勝8敗1分]
神101 120 200 2=9
巨300 020 200 1=8
[勝]久保田7勝3敗
[S]藤川 5勝2敗40S
[敗]上原 4勝3敗27S
▼本塁打
(神)濱中4号
(巨)二岡19号


 江戸っ子もうなる猛虎劇場だった。延長10回に鳥谷の決勝打、藤原のダメ押し打で試合に決着。最後はハラハラしたけど、藤川が1失点で抑え、巨人戦3連勝を飾った。岡田監督も高笑いで、日替わりヒーローをたたえるほど、猛虎は強い!25年ぶりの10連勝で首位もがっちりキープし、週明けからはいよいよ優勝カウントダウンといきまっせ。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 67 52 4 ― 14
2中日 66 54 2 1.5 16
3巨人 69 57 1 0.0 13
4横浜 56 61 1 8.5
5広島 50 70 2 7.5
6ヤクルト 48 70 0 1.0
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■ 首位奪取!
09/08 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神11勝8敗1分]
神100 000 100=2
巨000 001 000=1
[勝]安藤 1勝
[S]藤川 5勝2敗39S
[敗]久保 3勝3敗
▼本塁打
(神)鳥谷9号・葛城2号
(巨)李27号


 球史に残る大追撃が現実のものになった。猛虎がついに首位の座を奪った。巨人との直接対決第2戦。効果的な2本塁打でリードを奪い、藤川を中心とする自慢の救援陣で逃げ切った。まさに岡田阪神を象徴するような勝利。最大12差を追いかけた日々から立場を変えて、今度は“ゴール”へと走り出す。最短で13日にも優勝マジック13が点灯だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 66 52 4 ― 15
2巨人 69 56 1 0.5 13
3中日 65 54 2 1.0 17
4横浜 55 61 1 8.5
5広島 50 69 2 6.5
6ヤクルト 48 69 0 1.0
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■ 桧山G倒弾!
09/07 東京ドーム
◆対巨人19回戦
[阪神10勝8敗1分]
神100 040 211=9
巨120 120 020=8
[勝]久保田6勝3敗
[S]藤川 5勝2敗38S
[敗]上原 4勝2敗27S
▼本塁打
(神)桧山3号
(巨)高橋由31号、32号・李24号、25号、26号・ホリンズ12号・二岡18号


 今季初の8連勝で奪首に王手! 猛虎が0.5差に肉薄だ。巨人との首位攻防第1戦。桧山が激戦に決着をつけた。同点の9回に代打で登場し、3号決勝本塁打を右翼席へ。最後は右手一本で運んだ。明日の首位攻防第2Rを制せば、4月3日以来の首位に立つ。最大12ゲーム差からの奇跡の逆転劇はいよいよ最高潮へ近づいてきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 69 55 1 ― 14
2阪神 65 52 4 0.5 17
3中日 64 54 2 1.5 19
4横浜 55 60 1 7.5
5広島 49 69 2 7.5
6ヤクルト 48 68 0 0.0
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■ CM19点灯!
09/06 甲子園
◆対横浜19回戦
[阪神13勝6敗0分]
横000 000 000 =0
神000 000 001x=1
[勝]藤川 5勝2敗37S
[敗]マットホワイ3敗
▼本塁打
(横)
(神)


 サヨナラで決めた。今季7度目の激勝で7連勝とし、クライマックスシリーズ進出マジック「19」が点灯した。決めたのはシーツ!0−0の9回裏無死満塁から三遊間を破るヒットで、今季最多となる貯金「12」をもたらした。さあ明日から首位巨人と3連戦。猛虎は止まりませんで!

■セ・リーグ順位表
[2007/09/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 69 54 1 ― 15
2阪神 64 52 4 1.5 19
3中日 63 54 2 1.5 21
4横浜 55 59 1 6.5
5ヤクルト 48 67 0 7.5
6広島 48 69 2 1.0
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■ 恩返しV打!
09/05 甲子園
◆対横浜18回戦
[阪神12勝6敗0分]
横001 000 001=2
神000 111 00X=3
[勝]上園 6勝3敗
[S]藤川 4勝2敗37S
[敗]三橋 1勝1敗
▼本塁打
(横)
(神)鳥谷8号


 “虎のミツノブ”のV打で6連勝、ついに2位浮上だ。1−1で迎えた5回、代打・高橋光が三塁強襲の決勝打。昨年、中日を戦力外になり阪神にテスト入団した男が“恩返し打”で岡田監督に通算300勝をプレゼントした。猛虎の勢いは今やセ界No1。明日も勝って、クライマックスシリーズ進出マジック「19」点灯や!

■セ・リーグ順位表
[2007/09/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 68 54 1 ― 17
2阪神 63 52 4 1.5
3中日 63 53 2 0.5 22
4横浜 55 58 1 6.5
5ヤクルト 48 67 0 8.0
6広島 48 69 2 1.0
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■ 勘違いも貯金10!
09/04 甲子園
◆対横浜17回戦
[阪神11勝6敗0分]
横001 000 010=2
神301 002 00X=6
[勝]能見 4勝3敗
[敗]寺原 9勝11敗
▼本塁打
(横)
(神)


 ああ、勘違いや〜。横浜のミスのオンパレードで今季2度目の5連勝。貯金も今季初の2ケタ10まで増やした猛虎。首位・巨人が敗れ1.5差に再接近と、これ以上ない快勝劇のはずが、最後の最後に“ケチ”がついた。4点リードの9回無死一塁から藤川が登板。無失点でしのぎ、37セーブ目かと思いきや、ルールではセーブが付かず。阪神ベンチの勘違いで、球児は投げ損になってしまった…。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 67 54 1 ―
2中日 63 52 2 1.0 23
3阪神 62 52 4 0.5
4横浜 55 57 1 6.0
5広島 48 68 2 9.0
6ヤクルト 47 67 0 0.0
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■ 桜井弾でCM点灯や!
 明日からの横浜3連戦に3連勝すれば、クライマックスシリーズ進出へのマジック(CM)「19」が点灯。虎党の期待を集めるのは桜井だ。対戦打率が4割を超えながら、セ・リーグ球団で唯一、本塁打を放っていない横浜戦。日の出の勢いの若武者による“セ界制覇”の先に“最高潮”へのカウントダウンも始まる。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 67 53 1 ―
2中日 62 52 2 2.0
3阪神 61 52 4 0.5
4横浜 55 56 1 5.0
5広島 48 67 2 9.0
6ヤクルト 46 67 0 1.0
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■ 桜井万歳!
09/02 甲子園
◆対ヤクルト20回戦
[阪神15勝5敗0分]
ヤ200 000 000 =2
神000 001 011x=3
[勝]藤川 4勝2敗36S
[敗]館山 3勝11敗1S
▼本塁打
(ヤ)ラミレス22号
(神)


 広大、かっこ良すぎるで〜! 2−2の9回無死満塁で見せ場がやってきた。4番・金本の敬遠に燃えた桜井が炎の中前タイムリー。劇的サヨナラの4連勝で、貯金を今季最多の9とした。2位・中日とは0.5差。9月戦線、連勝スタートの猛虎が、セ界の台風の目になるのは間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 67 53 1 ―
2中日 62 52 2 2.0
3阪神 61 52 4 0.5
4横浜 55 56 1 5.0
5広島 48 67 2 9.0
6ヤクルト 46 67 0 1.0
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■ 再接近や!
09/01 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神14勝5敗0分]
ヤ002 000 000=2
神003 101 00X=5
[勝]下柳 9勝8敗
[S]藤川 3勝2敗36S
[敗]松岡 3勝1敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 ほんまに頭が下がります。4番・金本が3回に適時二塁打を放ち、連日のV打で決着した。体の状態は万全ではないけれど、やるときはやってくれるのが主砲のすごさだ。これで9月は白星発進。巨人、中日と上が揃ってこけてくれたおかげで、首位までは2.5差に縮まりました。さあ9月、虎は一気に走りますよ。

■セ・リーグ順位表
[2007/09/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 66 53 1 ―
2中日 62 51 2 1.0
3阪神 60 52 4 1.5
4横浜 55 55 1 4.0
5広島 47 67 2 10.0
6ヤクルト 46 66 0 0.0
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■ 傷だらけの一発!
08/31 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神13勝5敗0分]
ヤ002 000 200=4
神202 100 10X=6
[勝]ボーグル7勝4敗
[S]藤川 3勝2敗35S
[敗]石川 2勝6敗
▼本塁打
(ヤ)ラミレス21号
(神)金本27号・高橋光1号・関本5号


 やっぱり鉄人だ。満身創痍の金本が3回に決勝のソロアーチを放ち、8月最終戦を白星で飾った。自打球を当てた右足を引きずりながらも、豪快な一発で暑気払い。遅ればせながらの8月初のハワイ弾もご愛嬌。これでヤクルト戦はシーズン勝ち越しが決定。さあ、9月は一気に首位浮上といきましょう!

■セ・リーグ順位表
[2007/08/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 66 52 1 ―
2中日 62 50 2 1.0 26
3阪神 59 52 4 2.5
4横浜 54 55 1 4.0
5ヤクルト 46 65 0 9.0
6広島 46 67 2 1.0
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■ 桜満開!
08/30 甲子園
◆対広島20回戦
[阪神8勝11敗1分]
広000 010 100=2
神010 003 00X=4
[勝]ダーウィン2勝2敗
[S]藤川 3勝2敗34S
[敗]黒田 10勝8敗
▼本塁打
(広)
(神)桜井7号


 桜井が攻守に大活躍で連敗を止めた。甲子園初本塁打となる先制アーチに決勝タイムリー、好守も見せてまさに独り舞台。アーチを放てば6戦全勝という不敗神話まで築いて、もう言うことなし。林の離脱でどうなることかと思ったけど、5番に頼もしい男が名乗りを上げた。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 66 51 1 ―
2中日 61 50 2 2.0 27
3阪神 58 52 4 2.5
4横浜 53 55 1 4.0
5ヤクルト 46 64 0 8.0
6広島 46 66 2 1.0
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■ 痛い!
08/29 甲子園
◆対広島19回戦
[阪神7勝11敗1分]
広020 100 000=3
神010 100 000=2
[勝]青木高3勝9敗
[S]永川 4勝5敗25S
[敗]上園 5勝3敗
▼本塁打
(広)前田智12号
(神)浜中3号


 痛すぎる1点差負けだ。防御率5点台の青木高、フェルナンデスが、なぜか打てない。阪神が長期ロードから甲子園に戻って、まさか、まさかの2試合連続勝ち星なし。試合前には林が右肩故障で登録抹消され、ダブルショックの一日になった。首位・巨人は勝ってゲーム差は5に拡大。猛虎の正念場だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 66 51 1 ―
2中日 61 49 2 1.5 27
3阪神 57 52 4 3.5
4横浜 52 55 1 4.0
5ヤクルト 46 64 0 7.5
6広島 46 65 2 0.5


[観]編集長5勝2敗
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■ 復活の2回0封!
08/28 甲子園
◆対広島18回戦
[阪神7勝10敗1分]
広100 200 000 000=3
神003 000 000 000=3
(規定により引き分け)
▼本塁打
(広)
(神)


 ついに帰ってきた。右肩を痛めてリハビリを続けていた安藤が、320日ぶりに復活登板。5回からの2イニングを打者6人で抑えた。試合は延長12回の激戦の末に引き分け、首位・巨人とのゲーム差は「4」に広がった。それでも猛虎は8月の月間勝ち越しを決め、不屈の右腕とともに再進撃に懸ける。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 65 51 1 ―
2中日 61 49 2 1.0 27
3阪神 57 51 4 3.0
4横浜 52 55 1 4.5
5ヤクルト 46 63 0 7.0
6広島 45 65 2 1.5
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■ 逆転V予言!
 星野SDが大阪市内の電鉄本社で行われた定例オーナー報告会に出席、チームの逆転優勝を予言した。

 「今のタイガースは一番いい距離にいる。負け数は巨人と一緒だし、中日とも2つしか変わらない。残り33試合でこの距離ならね」

 今後のさらなる逆襲に、期待を寄せずにはいられなかった。長期ロードを12勝8敗1分けで乗り切り、4つの貯金に成功。首位・巨人との差を「3.5」まで縮めた。その巨人とは、同じ負け数の51。2.5差で追う2位・中日とも負け数は2つしか変わらず、反攻への下地は整っている。

 「明日からの6連戦が大事になる。下位とはやりにくい。上位2つが取りこぼした時、こっちは拾っとかんと」

 明日からは広島、ヤクルトとの6連戦。G、Dとの直接対決以外で、いかに白星を拾えるかが、差を縮めるためには不可欠な要素だ。

 「逃げる方が有利だけど、これだけゲーム差縮めたのは上に決め手がない証拠。故障者が出ても、みんなでカバーしていけばいい」

 最大12差からの逆襲。追いかける猛虎が、優位な状況にあるのは間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 64 51 1 ―
2中日 60 49 2 1.0
3阪神 57 51 3 2.5
4横浜 52 54 1 4.0
5ヤクルト 46 62 0 7.0
6広島 45 65 1 2.0
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■ ようやった貯金ロード!
08/26 ナゴヤドーム
◆対中日19回戦
[阪神10勝8敗1分]
神000 001 200=3
中000 400 20X=6
[勝]中田 11勝6敗
[S]岩瀬 1勝4敗34S
[敗]ダーウィン1勝2敗
▼本塁打
(神)
(中)


 序盤にあと1本出ていれば…。中日の7安打を上回る10安打を放ちながらの敗戦。消化不良のまま、長期ロード最終戦を終えた。だが、悲観することはない。ロードでは1992年以来、15年ぶりに勝率6割をキープ。貯金も4増やした。28日からは“わが家”に戻る。再進撃は、やっぱり甲子園からや!

■セ・リーグ順位表
[2007/08/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 64 51 1 ―
2中日 60 49 2 1.0
3阪神 57 51 3 2.5
4横浜 52 54 1 4.0
5ヤクルト 46 62 0 7.0
6広島 45 65 1 2.0
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■ 執念の1勝!
08/25 ナゴヤドーム
◆対中日18回戦
[阪神10勝7敗1分]
神000 000 002=2
中000 000 000=0
[勝]久保田5勝3敗
[S]藤川 3勝2敗33S
[敗]小笠原6勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)


 猛虎の力が最終回に結集した。小笠原に無得点に抑えられて迎えた9回だ。浜中の中前打を足がかりに1死満塁の好機をつくり、代わった岩瀬から林が中犠飛を放って決勝点を挙げた。2連敗で止め、昨季1勝しかできなかったナゴヤドームでの2年ぶり勝ち越しも決めた。明日が夏の遠征最終戦。甲子園への白星土産も再び猛虎一丸で奪いに行く。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 63 51 1 ―
2中日 59 49 2 1.0
3阪神 57 50 3 1.5
4横浜 52 53 1 4.0
5ヤクルト 45 62 0 8.0
6広島 45 64 1 1.0
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■ なんで8月勝てんのや?
08/24 ナゴヤドーム
◆対中日17回戦
[阪神9勝7敗1分]
神000 000 100=1
中400 030 01X=8
[勝]朝倉 10勝6敗
[敗]下柳 8勝8敗
▼本塁打
(神)
(中)


 またブチ壊してもうた! 下柳が五回途中まで7失点の大乱調。夏の長期ロード最後の中日3連戦初戦に1−8で大敗した。下柳は後半戦4連敗で二軍落ちの危機。ベテラン左腕の復調なくして、逆転Vは夢物語で終わってしまう…。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 59 48 2 ―
2巨人 62 51 1 0.0
3阪神 56 50 3 2.5
4横浜 52 52 1 3.0
5広島 45 63 1 9.0
6ヤクルト 44 62 0 0.0
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■ 敗戦にもサバサバ…
08/23 神宮
◆対ヤクルト17回戦
[阪神12勝5敗0分]
神000 010 000=1
ヤ014 000 30X=8
[勝]グライシン13勝4敗
[敗]杉山 4勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)ユウイチ1号


 3夜連続のツバメ斬りには失敗したが、収穫は両手に余るほどあった。代打・桧山が5回にタイムリーを放ち、復調をアピール。2日続けてJFKを休ませることもできた。4安打しか打てなかったが、打席で粘りに粘るシーンが何度もあった。明日から1.5差の2位・中日と直接対決。総力戦で3連勝と、いこうじゃないか!

■セ・リーグ順位表
[2007/08/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 62 50 1 ―
2中日 58 48 2 1.0
3阪神 56 49 3 1.5
4横浜 52 51 1 3.0
5広島 44 63 1 10.0
6ヤクルト 43 62 0 0.0
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■ 真夏の桜井祭り!
08/22 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神12勝4敗0分]
神044 110 020=12
ヤ010 100 000=2
[勝]上園 5勝2敗
[敗]高市 1敗
▼本塁打
(神)桜井5号、6号・関本4号・金本26号
(ヤ)宮出7号・ラミレス20号


 空中戦でも負けへんで! 桜井がプロ初の2打席連続アーチを含む3安打5打点の大爆発だ。これで本塁打を記録した試合は無傷の5連勝。チームは2連勝で、貯金は今季最多の「8」に膨らんだ。2年ぶりの長期ロード勝ち越しも決定。長期ロード11勝は1968年以来39年ぶりの快挙だ。容赦ない攻撃で敵に襲いかかる背番号51が脅威と化す。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 58 47 2 ―
2巨人 61 50 1 0.0
3阪神 56 48 3 1.5
4横浜 51 51 1 4.0
5広島 44 62 1 9.0
6ヤクルト 42 62 0 1.0
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■ 奇跡を呼んだ桧山弾!
08/21 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神11勝4敗0分]
神002 510 010=9
ヤ340 000 000=7
[勝]江草 4勝
[S]藤川 3勝2敗32S
[敗]鎌田 1敗
▼本塁打
(神)鳥谷7号・桧山2号・矢野6号
(ヤ)ラミレス19号


 逆転、逆転、大逆転や! 38歳のベテランが奇跡を呼び込んだ。5点を追う4回、桧山の代打満塁ホームランなどで同点。序盤の7点ビハインドをはね返し、ミラクル勝利を収めた。7点差以上の逆転劇は、1993年9月5日の中日戦で7点差をひっくり返して以来、14年ぶり4度目。リーグ史上最大の12ゲーム差逆転Vへ、猛虎に風が吹き始めた。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 58 46 2 ―
2巨人 60 50 1 1.0
3阪神 55 48 3 1.5
4横浜 51 50 1 3.0
5広島 43 62 1 10.0
6ヤクルト 42 61 0 0.0
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■ 奪首宣言!
 2.5差で中日、巨人を追う阪神は、夏の遠征を締めくくる1週間の旅へと出発した。明日からのヤクルト3連戦の後には、24日から中日3連戦。ナゴヤ決戦の先陣を切る下柳は直接対決での順位逆転の可能性を問われ「そうなると思うよ」と言い切った。普段は寡黙な左腕の力強い“奪首宣言”。甲子園で猛虎の帰りを待つ虎党は大きな土産を期待していい。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 57 46 2 ―
2巨人 60 49 1 0.0
3阪神 54 48 3 2.5
4横浜 50 50 1 3.0
5広島 43 61 1 9.0
6ヤクルト 42 60 0 0.0
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■ 敗北も貯増宣言!
08/19 京セラD大阪
◆対広島17回戦
[阪神7勝10敗1分]
広003 000 000=3
神000 000 000=0
[勝]大竹 6勝7敗
[S]永川 3勝5敗23S
[敗]ボーグル6勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)


 広島に完封負け…。ともに勝った中日、巨人とのゲーム差は2.5に戻った。それでも、虎はめげない。明日、敵地へ再出発。岡田監督は甲子園に戻るまでの6試合で「1つでも貯金を増やす」と誓った。夏恒例の“長期ロード”はここまで9勝5敗1分け。ここ30年で最大だった79年の貯金5を、十分に上回れる位置だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 57 46 2 ―
2巨人 60 49 1 0.0
3阪神 54 48 3 2.5
4横浜 50 50 1 3.0
5広島 43 61 1 9.0
6ヤクルト 42 60 0 0.0
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■ プロ初完封!
08/18 京セラD大阪
◆対広島16回戦
[阪神7勝9敗1分]
広000 000 000=0
神022 001 10X=6
[勝]能見 3勝3敗
[敗]フェルナンテ3勝7敗
▼本塁打
(広)
(神)


 おめでとう、そしてありがとう。能見がプロ初の完封勝利で広島をねじ伏せた。5月19日の横浜戦で杉山が挙げて以来、チーム今季2度目の完封星。能見の好投にさすがの「JFK」もお休みです。中日、巨人がともに敗れ、首位とは1.5ゲーム差。今季初の9人野球というすっきりした形で試合を決め、一気に首位戦線も突っ走ります。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 56 46 2 ―
2巨人 59 49 1 0.0
3阪神 54 47 3 1.5
4横浜 50 49 1 3.0
5ヤクルト 42 59 0 9.0
6広島 42 61 1 1.0
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■ 神話の予感!?
08/17 京セラD大阪
◆対広島15回戦
[阪神6勝9敗1分]
広000 001 000=1
神000 200 10X=3
[勝]杉山 4勝4敗
[S]藤川 3勝2敗31S
[敗]宮崎 1勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)桜井4号


 虎の新星が打ったら負けへんで! 桜井が4回、左越えに4号先制2ランを放った。14日の中日戦以来3試合ぶりの一撃。これで本塁打を記録した試合は全勝だ。前夜の敗戦ショックを一掃して、連敗も「2」でストップ。ニューヒーローが生んだ不敗神話とともに、猛虎は再び走り始める。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 56 45 2 ―
2巨人 59 48 1 0.0
3阪神 53 47 3 2.5
4横浜 49 49 1 3.0
5広島 42 60 1 9.0
6ヤクルト 41 59 0 0.0
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■ 判定に泣く…
08/16 京セラD大阪
◆対中日16回戦
[阪神9勝6敗1分]
中000 002 100=3
神000 000 110=2
[勝]川上 10勝6敗
[S]岩瀬 1勝4敗31S
[敗]下柳 8勝7敗
▼本塁打
(中)ウッズ30号
(神)金本25号


 そら、殺生や! 岡田監督が2点を追う8回、二塁塁上での微妙な判定に抗議した際、暴力行為を働き、6月8日のオリックス戦に続く、今季2度目の退場処分を受けた。判定に泣いた猛虎は、反撃も及ばず中日に2−3で敗れ後半戦初の連敗。悔しすぎる夜となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 55 45 2 ―
2巨人 58 48 1 0.0
3阪神 52 47 3 2.5
4横浜 49 48 1 2.0
5広島 42 59 1 9.0
6ヤクルト 41 58 0 0.0
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■ トラ盆休み?
08/15 京セラD大阪
◆対中日15回戦
[阪神9勝5敗1分]
中000 200 000=2
神000 000 000=0
[勝]朝倉 9勝6敗
[S]岩瀬 1勝4敗30S
[敗]ジャン6勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)


 打てない日もある。中日・朝倉の前に主砲・金本をはじめ猛虎打線がわずか3安打と不発に終わり、連勝は2でストップ。2位浮上はお預けとなったが、首位・巨人も敗れたため、2.5ゲーム差は変わらず。これだけが救いだったけど、そんな消極的では困ります。きょうこそは倍返しで竜叩きといきましょうか!

■セ・リーグ順位表
[2007/08/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 47 1 ―
2中日 54 45 2 1.0
3阪神 52 46 3 1.5
4横浜 49 48 1 2.5
5ヤクルト 41 58 0 9.0
6広島 41 59 1 0.5
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■ 竜の尻尾をとらえた!
08/14 京セラD大阪
◆対中日14回戦
[阪神9勝4敗1分]
中000 010 000=1
神100 000 04X=5
[勝]久保田4勝3敗
[敗]山井 2敗
▼本塁打
(中)谷繁5号
(神)桜井3号


 同点の8回1死一、二塁から林が左中間へ決勝の2点三塁打。続く桜井もバックスクリーンへ関西初アーチとなる3号2ランと若虎2人の一撃で2位中日に0.5ゲーム差に迫った。連勝で貯金を今季最多の7とし、首位巨人とも2.5ゲーム差。好調な長期ロード中だが、地元関西に戻ってきて猛虎がさらに勢いづいた。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 46 1 ―
2中日 53 45 2 2.0
3阪神 52 45 3 0.5
4横浜 49 47 1 2.5
5ヤクルト 40 58 0 10.0
6広島 40 59 1 0.5
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■ 倒竜任せろ!
 竜倒は“京セラ男”に任せとけ! 首位・巨人に3.5差まで迫った阪神は、明日から2位・中日と3連戦を迎える。長期ロードの中、地元ともいえる京セラドーム大阪での直接対決。昨季も同ドームで3本塁打を放つなど、ドーム球場が得意な林に爆発の気配だ。若き大砲のバットが、前回7月24〜26日に続く中日戦3連勝へと導く。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 45 1 ―
2中日 53 44 2 2.0
3阪神 51 45 3 1.5
4横浜 49 46 1 1.5
5ヤクルト 39 58 0 11.0
6広島 39 59 1 0.5
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■ 林千金3ラン!
08/12 横浜
◆対横浜16回戦
[阪神10勝6敗0分]
神100 300 010=5
横000 100 000=1
[勝]能見 2勝3敗
[敗]秦  1勝1敗
▼本塁打
(神)林14号
(横)


 打ったのが林なら、打たせたのは岡田だった。林が約1カ月ぶりの14号右越え3ランを横浜の夜空にかけた。試合前に岡田監督から出された本塁打指令に応えた一撃。内角高めの“悪球”を見事に運んだ。これで林に一発が出れば7連勝。首位巨人にも再び3.5差へ接近した。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 45 1 ―
2中日 53 44 2 2.0
3阪神 51 45 3 1.5
4横浜 49 46 1 1.5
5ヤクルト 39 58 0 11.0
6広島 39 59 1 0.5
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■ 久保田で3連勝逃す…
08/11 横浜
◆対横浜15回戦
[阪神9勝6敗0分]
神000 000 110=2
横100 001 01X=3
[勝]那須野4勝4敗1S
[S]クルーン 2勝21S
[敗]久保田3勝3敗
▼本塁打
(神)
(横)


 久保田の150キロが打ち砕かれ、虎が3連勝を逃した。8回に赤星の同点打で2−2。JFK3連投の展開に持ち込んだが、1人目の久保田が相川に決勝打を許した。JFK投入での敗戦は7月4日のヤクルト戦以来、久保田に黒星がつくのは6月14日の西武戦以来となったが、今季61試合目の登板だった右腕を誰が責められようか。こんな日もある。それでいい。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 44 1 ―
2中日 52 44 2 3.0
3阪神 50 45 3 1.5
4横浜 49 45 1 0.5
5ヤクルト 39 57 0 11.0
6広島 38 59 1 1.5
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■ アニキ効果!
08/10 横浜
◆対横浜14回戦
[阪神9勝5敗0分]
神033 002 000=8
横200 400 000=6
[勝]江草 3勝
[S]藤川 3勝2敗30S
[敗]加藤 4勝4敗
▼本塁打
(神)
(横)佐伯11号


 激走が勝利を呼び込んだ。両チームともに2けた安打を放つ乱打戦の中、猛虎の超攻撃的走塁が試合を決めた。6−6の6回1死一塁、シーツの左翼線二塁打で、一塁走者・鳥谷が一挙にホームイン。シーツも果敢に三塁を陥れ、金本の犠飛で貴重な8点目の本塁を踏んだ。50勝に到達し2位・中日とは0.5差に接近。“新たな武器”を携えた猛虎がさらに加速する。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 58 43 1 ―
2中日 51 44 2 4.0
3阪神 50 44 3 0.5
4横浜 48 45 1 1.5
5ヤクルト 38 57 0 11.0
6広島 38 58 1 0.5
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■ 鉄壁!
08/09 東京ドーム
◆対巨人18回戦
[阪神9勝8敗1分]
神001 000 100 000=2
巨000 110 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)濱中2号
(巨)阿部26号


 猛虎必勝の方程式は、負けない方程式でもあった。2−2同点の7回からウィリアムス、久保田、藤川が各2イニングを熱投し、12回ドローに持ち込んだ。3人で計6イニングは最長タイだが、打線好調のお陰で“休み肩”のJFKトリオはへっちゃら。明日からの横浜戦もフル稼働で、眼下の敵を蹴落としにいくで。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 57 43 1 ―
2中日 51 43 2 3.0
3阪神 49 44 3 1.5
4横浜 48 44 1 0.5
5ヤクルト 38 56 0 11.0
6広島 37 58 1 1.5
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■ 猛虎祭や!
08/08 東京ドーム
◆対巨人17回戦
[阪神9勝8敗0分]
神000 062 070=15
巨000 000 110=2
[勝]ボーグル6勝3敗
[敗]木佐貫9勝6敗
▼本塁打
(神)矢野4号、5号・シーツ9号・関本3号
(巨)


 祭りや、祭りや、猛虎祭や! 8回にシーツ、矢野、関本が本塁打を放つなど、東京ドームに計4発の花火を打ち上げた。終わって見れば、今季セ・リーグ最多となる22安打の猛攻で15得点。前夜の岡田監督の「打ちよるよ」の予言が的中し、愉快、痛快のG倒で3位に再浮上。明日も打ちまくって、巨人との差を縮めるで!

■セ・リーグ順位表
[2007/08/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 57 43 0 ―
2中日 50 43 2 3.5
3阪神 49 44 2 1.0
4横浜 47 44 1 1.0
5ヤクルト 38 55 0 10.0
6広島 37 57 1 1.5
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■ 倍返しや!
08/07 東京ドーム
◆対巨人16回戦
[阪神8勝8敗0分]
神100 000 001=2
巨000 300 00X=3
[勝]門倉 1勝3敗
[S]上原 1敗20S
[敗]下柳 8勝6敗
▼本塁打
(神)シーツ8号
(巨)阿部25号


 指揮官も最後の攻めに光を見た。2点を追う9回、巨人の守護神・上原から1点を奪い、あと一歩まで追い詰めた。連勝が4でストップし、4位転落も気にすることはない。「(明日は)打線は打ちよるよ」。自信に満ちた表情で、岡田監督は予言した。やられたらやり返すだけ。猛虎が再び、キバをむく。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 57 42 0 ―
2中日 50 42 2 3.5
3横浜 47 43 1 2.0
4阪神 48 44 2 0.0
5ヤクルト 37 55 0 11.0
6広島 36 57 1 1.5
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■ 0被弾指令!
 “ゼロ被弾指令”で3タテ再現や! 岡田監督が7日からの巨人3連戦について言及。勝利へのキーワードについて「(前回は)ホームランを1本も打たれてないやろ」と挙げた。前回7月10日からの東京ドーム3連戦は、被本塁打0での3連勝。12球団断トツ138本塁打という重量打線との対戦に向け、投手陣の踏ん張りに期待を寄せた。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 56 42 0 ―
2中日 49 42 2 3.5
3阪神 48 43 2 1.0
4横浜 46 43 1 1.0
5ヤクルト 37 54 0 10.0
6広島 36 56 1 1.5
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■ 黒田撃ち!
08/05 広島
◆対広島14回戦
[阪神5勝9敗0分]
神004 000 000=4
広000 200 000=2
[勝]杉山 3勝4敗
[S]藤川 3勝2敗29S
[敗]黒田 10勝6敗
▼本塁打
(神)鳥谷6号
(広)


 黒田攻略にも成功! 鳥谷が3回に6号先制ソロを左翼席に放つと、林も中前適時打。切り込み隊長の一撃を口火に、5連敗中だった先発・黒田から1イニング4点の猛攻で勝負を決めた。4連勝で貯金を今季最多の5に増やした猛虎は85年以来、22年ぶりの長期ロード同一カード3連勝発進。7日からの巨人戦に大きな弾みを付けた。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 56 42 0 ―
2中日 49 42 2 3.5
3阪神 48 43 2 1.0
4横浜 46 43 1 1.0
5ヤクルト 37 54 0 10.0
6広島 36 56 1 1.5
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■ JFK休んで下さい弾!
08/04 広島
◆対広島13回戦
[阪神4勝9敗0分]
神022 000 210=7
広000 000 000=0
[勝]上園 4勝2敗
[敗]高橋 3勝4敗
▼本塁打
(神)シーツ7号・金本24号
(広)


 命名!これが猛虎主砲の贈った「JFK、休んでくださいホームラン」だ。金本が4点リードの7回に7試合ぶり24号2点本塁打を右翼席へ叩き込み、藤川ら“JFK”に休養を与えた。明日も勝って夏のロードを同一カード3連勝で発進すれば、日本一に輝いた1985年以来。頼もしい4番の粋な一撃で救援陣も万全。さあ、吉兆白星は目前だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 55 42 0 ―
2中日 49 41 2 2.5
3阪神 47 43 2 2.0
4横浜 45 43 1 1.0
5ヤクルト 37 53 0 9.0
6広島 36 55 1 1.5


[観]編集長5勝1敗
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■ オレを忘れるな!
08/03 広島
◆対広島12回戦
[阪神3勝9敗0分]
神001 000 050=6
広001 001 000=2
[勝]渡辺 1勝
[敗]広池 1敗
▼本塁打
(神)関本2号・濱中1号
(広)梵6号


 浜中が1点を追う8回に代打で出場。左翼席に待望の今季1号となる同点ソロを突き刺した。300日ぶりとなる復活弾が口火となって、打者一巡の猛攻で一挙に5点を奪い逆転勝ち。チームは今季最多の貯金3で56日ぶりに3位に浮上。これまで眠り続けていた大砲がついに目覚め、猛虎が長期ロードを白星発進した。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 54 42 0 ―
2中日 49 40 2 1.5
3阪神 46 43 2 3.0
4横浜 44 43 1 1.0
5ヤクルト 37 52 0 8.0
6広島 36 54 1 1.5
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■ 赤星逆転一掃打!
08/02 甲子園
◆対ヤクルト14回戦
[阪神10勝4敗0分]
ヤ000 004 001=5
神001 023 00X=6
[勝]ボーグル5勝3敗
[S]藤川 3勝2敗28S
[敗]遠藤 2勝4敗2S
▼本塁打
(ヤ)リグス2号
(神)


 選手会長が決めて、ついに3位・横浜とのゲーム差をゼロにした。3−4の6回2死満塁で、赤星が右越えに逆転の3点二塁打。5回にも適時打を放ちプロ入り初めての1試合4打点で、4カード連続の勝ち越しをもたらした。貯金2。最高潮のムードで猛虎が夏の長期ロードに旅立つ。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 53 42 0 ―
2中日 48 40 2 1.5
3横浜 44 42 1 3.0
4阪神 45 43 2 0.0
5ヤクルト 37 51 0 8.0
6広島 36 53 1 1.5
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■ 自己ワースト10失点…
08/01 甲子園
◆対ヤクルト13回戦
[阪神9勝4敗0分]
ヤ103 070 000=11
神100 000 002=3
[勝]グライシン11勝3敗
[敗]下柳 8勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 ベテラン左腕・下柳が崩れた。自己ワーストを更新する10失点で5回持たずに降板。自らの通算1500投球回を達成を飾れなかった。チームの連勝を止めるとともに、自己の連勝も6でストップした。観戦した宮崎オーナーが初めて途中退出する完敗ぶりに、岡田監督も今季3度目の会見拒否。でも、引きずる負けじゃない。明日、スカッと勝って長期ロードに出発や。

■セ・リーグ順位表
[2007/08/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 52 42 0 ―
2中日 48 40 2 1.0
3横浜 44 41 1 2.5
4阪神 44 43 2 1.0
5ヤクルト 37 50 0 7.0
6広島 36 53 1 2.0
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■ 矢野V撃!
07/31 甲子園
◆対ヤクルト12回戦
[阪神9勝3敗0分]
ヤ000 030 000=3
神030 001 00X=4
[勝]久保田3勝2敗
[S]藤川 3勝2敗27S
[敗]高井 2勝5敗1S
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 打って、勝って、並んだ! 矢野が3−3の6回2死一、三塁から、決勝となる中前タイムリー。守ってもJFKを好リードし、自身が打点を挙げた試合での連勝記録を10に伸ばした。これで阪神移籍後の通算安打が1016本となり、阪神の歴代捕手で最多だった田淵に並ぶタイ記録。チームも今季最多タイとなる貯金2で、首位・中日に3.5差と迫った。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/31現在]
   勝 敗 分 差
1中日 48 39 2 ―
2巨人 51 42 0 0.0
3横浜 44 40 1 2.5
4阪神 44 42 2 1.0
5ヤクルト 36 50 0 8.0
6広島 35 53 1 2.0
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■ 怪物の評価は変わらん!
 南球団社長兼オーナー代行が、高校野球大阪大会決勝で敗れた大阪桐蔭の中田に対し、今秋の高校生ドラフトで1巡目指名する方針を改めて表明した。他球団が評価を下げる中で「何十年に1人(の逸材)」と熱烈ラブコール。未来の『ミスター・タイガース』は絶対に譲らない。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 51 41 0 ―
2中日 47 39 2 1.0
3横浜 43 40 1 2.5
4阪神 43 42 2 1.0
5ヤクルト 36 49 0 7.0
6広島 35 52 1 2.0
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■ 鳥谷神話や!
07/29 甲子園
◆対横浜13回戦
[阪神8勝5敗0分]
横001 010 002=4
神003 024 00X=9
[勝]ジャン6勝4敗
[敗]高崎 1敗
▼本塁打
(横)佐伯8号
(神)関本1号・鳥谷5号


 連夜の大爆発! 鳥谷が5点リードの6回に右越え5号2ランを放ちダメを押した。惜しくもサイクル安打は逃したが、2試合連続となる今季11度目の猛打賞も達成。鳥谷が甲子園で本塁打を記録すれば、これで12連勝だ。今季初の3カード連続勝ち越しで、貯金を再び1とした猛虎。不敗神話とともに連勝街道に再突入する。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 51 41 0 ―
2中日 47 39 2 1.0
3横浜 43 40 1 2.5
4阪神 43 42 2 1.0
5ヤクルト 36 49 0 7.0
6広島 35 52 1 2.0
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■ 初星スルリ…
07/28 甲子園
◆対横浜12回戦
[阪神7勝5敗0分]
横010 041 010=7
神200 000 000=2
[勝]加藤 4勝3敗
[敗]岩田 1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 手にかけた白星がスルリと逃げていった。プロ3度目の先発となった2年目左腕・岩田は5回2死から4点を失い、5失点KO。プロ初白星を目前で逃した。チームの連勝も6でストップし、貯金もゼロに逆戻り。後半戦初黒星を喫した。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 50 41 0 ―
2中日 46 39 2 1.0
3横浜 43 39 1 1.5
4阪神 42 42 2 2.0
5ヤクルト 36 48 0 6.0
6広島 35 51 1 2.0
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■ 岡田采配ズバリ!
07/27 甲子園
◆対横浜11回戦
[阪神7勝4敗0分]
横000 000 200=2
神000 023 00X=5
[勝]上園 3勝2敗
[S]藤川 3勝2敗26S
[敗]三浦 8勝8敗
▼本塁打
(横)吉村14号
(神)金本23号


 岡田采配がズバリ的中した。5回に代打・矢野の積極策はお見事!2死満塁から一塁ベースに当たり右翼線に達する2点打で三浦をKOし、横浜を沈めた。6連勝。貯金1。3位までのゲーム差も1。この勢いで、巨人も中日もまとめて追い抜くで!

■セ・リーグ順位表
[2007/07/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 50 40 0 ―
2中日 45 39 2 2.0
3横浜 42 39 1 1.5
4阪神 42 41 2 1.0
5ヤクルト 36 47 0 6.0
6広島 34 51 1 3.0
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■ 竜3タテ!
07/26 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神8勝4敗1分]
神000 000 300=3
中000 001 010=2
[勝]ボーグル4勝3敗
[S]藤川 3勝2敗25S
[敗]川上 8勝5敗
▼本塁打
(神)金本22号
(中)李4号


 アニキ様々や! 1点を追う7回、金本が右翼スタンド上段へ今季22号の逆転2ランを放ち、竜のエース・川上を一撃で粉砕した。ナゴヤドーム初となる3連戦3連勝を決め、今季初の5連勝で4月29日以来88日ぶりに5割復帰。「とにかく1位しか狙っていない」。主砲の反撃宣言とともに奇跡の扉が開く。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 49 40 0 ―
2中日 45 38 2 1.0
3横浜 42 38 1 1.5
4阪神 41 41 2 2.0
5ヤクルト 35 47 0 6.0
6広島 34 50 1 2.0
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■ 5割王手!
07/25 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神7勝4敗1分]
神300 210 011=8
中400 110 000=6
[勝]江草 2勝
[S]藤川 3勝2敗24S
[敗]クルス3敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ26号


 レッドスターの足が勝利を呼び込んだ。赤星が初回、バント安打で出塁すると球団史上最速となる通算300盗塁を成功させた。阪神では吉田義男氏以来43年ぶり2人目の快挙。打っても05年9月18日のヤクルト戦以来となる4安打で猛虎を4連勝へと導いた。これで借金は1、首位まで4.5ゲーム差。赤星の勢いとともに猛虎もグングン加速する。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 37 2 ―
2巨人 48 40 0 0.0
3横浜 42 37 1 1.5
4阪神 40 41 2 3.0
5ヤクルト 35 46 0 5.0
6広島 33 50 1 3.0
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■ 後半戦”快幕”
07/24 ナゴヤドーム
◆対中日11回戦
[阪神6勝4敗1分]
神100 010 123=8
中011 002 010=5
[勝]久保田2勝2敗
[S]藤川 3勝2敗23S
[敗]岩瀬 1勝4敗25S
▼本塁打
(神)矢野3号
(中)


 虎党の皆さん、僕を忘れていませんか! ミラクル男・狩野が、劇的ヒットで後半戦開幕白星を持ってきた。ウィリアムスの代役・江草が打たれ、久保田も打たれ、もつれにもつれた5−5の9回。天敵守護神・岩瀬から、チーム3年ぶりの得点となる決勝タイムリーを奪ってみせた。5.5ゲーム差。さあ、竜の背中が見えてきたで!

■セ・リーグ順位表
[2007/07/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 36 2 ―
2巨人 47 40 0 1.0
3横浜 42 36 1 0.5
4阪神 39 41 2 4.0
5ヤクルト 35 45 0 4.0
6広島 32 50 1 4.0
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■ 鬼になる!
 後半戦も、鬼のアニキや! プロ野球は明日、ペナントレースが再開。阪神ナインは首位・中日との3連戦に向けて名古屋入りした。金本は目指す逆転Vへ、バットとハートでチームを引っ張る決意。前半戦では鳥谷の走塁に対する怒りの苦言があったが、「これからも言うよ。頭にきたらな」と宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ 抜てき1軍!
 サバイバルを制して1軍合流切符ゲットだ。甲子園で行われた全体練習で、ファームから合流が検討されていた杉山、桟原、玉置、金村の4投手がフリー打撃に登板。練習後、杉山と3年目の玉置が、24日からの中日戦の1軍帯同が決まった。

 「球はいってました。当てたらダメだと思って内は投げられなかったけど。(監督が見ていて)緊張しましたね」

 玉置は林に対して約10分間、力のあるボールを投げ込んだ。打席に立った林も「速く見えた。練習というものあるかもしれないけど。カーブかスライダーかいい球を投げていると思った」と証言していた。

 玉置は昨季プロ初登板を果たした3年目右腕。春先は調子が上がらず苦しんだが、今月初旬のウエスタンでは2日連続で自己最速を更新し、149キロをマークするなど調子はうなぎ上りだ。

 岡田監督も「2人連れていくよ。2軍から一番の推薦は玉置。球も速くなっているし(きょう)あれだけいけたら投げさせてみたい」と抜てきの理由を明かした。久保チーフバッテリーコーチも「登録するかどうか分からないけど、連れていきますよ」と話した。

 「高めに抜けた球もあったけど。アピール?はい、ありました。見せておかないとと思いました」

 2軍で結果を残していた杉山も、玉置とともに合流が決定した。ウィリアムス、橋本健という中継ぎ陣の相次ぐ故障に加え、後半戦は6連戦が続き先発陣も手薄。状況次第では先発、中継ぎの両面での活躍が期待されることになる。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ リフレッシュ!
07/21 フルスタ宮城
◆オールスター第2戦
[全セ2勝0敗0分]
セ062 000 12x=11
パ200 102 0 =5
(8回降雨コールド)
[勝]高橋尚1勝
[敗]田中 1敗
▽本塁打
(セ)阿部1号・新井1号・ラミレス2号
(パ)山崎武1号


 第1戦で活躍した藤川、久保田の2人は登板なし。練習でも球拾いなどリラックスムードで球宴を楽しんだ。

 藤川は2回6失点の楽天・田中に「いい勉強というか。これまでも大舞台を経験していると思うし」とエール。自身も後半戦に向け、「少しゆっくりしてから」と気持ちを切り替えていく。

 また前半戦で50試合登板の久保田は「疲れはない。いいリフレッシュになりました」と笑顔。「残り試合、全部2回投げれば規定投球回に行きますね。(1試合)2回くらい行けますよ」。毎試合は冗談として、故障のウィリアムスの分も、自らが投げる意気込みを見せた。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ セ界の守護神!
07/20 東京ドーム
◆オールスター第1戦
[全セ1勝0敗0分]
パ000 000 000=0
セ000 000 31X=4
[勝]久保田1勝
[敗]馬原 1敗
▽本塁打
(パ)
(セ)ラミレス1号・前田智1号・森野1号


 真打ち球児、快挙達成や! 藤川が九回を2三振を含む3人斬り。史上最多の9投手、1安打完封リレーの大トリをつとめ、公約通りのオール直球締め。これぞ全セの守護神の貫録だ!

■セ・リーグ順位表
[2007/07/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ 手応えあり!
 久保田とともに阪神から出場する藤川が自身3年連続3度目となる球宴へ向けて、自信を見せた。

 ファン投票選出の会見時に、オール速球勝負を公言していた。あれから2週間以上が経過し、ピッチングの状態は確実に上がった。

 「球速というよりは真っすぐで空振りを取れる練習をしてきましたので、それを試したい。まだまだですけど、だいぶ上がってきましたよ」
 言葉通りのデータを残してきた。6月に登板した10試合では2点を失ったが、7月の8試合では無失点。17日の巨人戦ではストレートがいずれも150キロ以上を計測した。翌18日の巨人戦も打者4人をピシャリ。晴れ舞台を前にした予行演習は、百点満点だった。

 昨年はマウンドから、西武・カブレラにボールの握りを見せ、直球勝負を予告した。今回のパフォーマンスについては「どうでしょうね」と語るにとどめた火の玉右腕。それでも、スタンド、そしてTVの前で見守る野球ファンのために、新たなサプライズを用意してくれているに違いない。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ 逆襲誓う!
07/18 甲子園
◆対巨人15回戦
[阪神8勝7敗0分]
巨000 100 200=3
神003 020 00X=5
[勝]下柳 8勝4敗
[S]藤川 3勝2敗22S
[敗]金刃 7勝4敗
▼本塁打
(巨)小関1号
(神)金本21号


 向かい風もなんのその! 前半戦の最終戦で、猛虎が後半戦へ望みをつなぐ快勝だ。打っては4番・金本が豪快2ラン、投げては守護神・藤川が最後を締め22セーブ目。ウィリアムスの離脱は痛いが、アニキと球児がいれば後半戦は大丈夫。お立ち台では、虎党も心躍らす“逆襲”への頼もしい言葉が並んだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 35 2 ―
2巨人 47 39 0 1.0
3横浜 41 36 1 1.5
4阪神 38 41 2 4.0
5ヤクルト 35 44 0 3.0
6広島 31 50 1 5.0
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■ ひさびさ大合唱!
07/17 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神7勝7敗0分]
巨000 000 000=0
神000 040 00X=4
[勝]ジャン5勝4敗
[S]藤川 3勝2敗21S
[敗]福田 3勝4敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 猛虎の“鉄人”はアニキだけじゃない! 頸椎椎間板ヘルニアに苦しみながらも試合出場を続ける赤星が2点二塁打を含む3安打猛打賞でG倒に貢献。甲子園での連敗を「6」で止め、約1カ月ぶりとなる六甲おろしの大合唱をもたらした。球宴まであと1試合。さぁ明日もスカッと勝ってや!

■セ・リーグ順位表
[2007/07/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 44 35 2 ―
2巨人 47 38 0 0.0
3横浜 40 36 1 2.5
4阪神 37 41 2 4.0
5ヤクルト 35 43 0 2.0
6広島 31 49 1 5.0


[観]編集長4勝1敗
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■ 福原先発失格!?
07/16 甲子園
◆対巨人13回戦
[阪神6勝7敗0分]
巨021 100 000=4
神000 000 002=2
[勝]内海 8勝5敗
[S]上原 1敗14S
[敗]福原 2勝6敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 エースの期待を裏切り続ける右腕に、先発失格の烙印が押された。前半戦ラストの巨人戦3連勝を狙った初戦のマウンドで、福原がずっこけた。4回途中4失点KOで6敗目を喫したふがいない投球に、久保チーフバッテリーコーチは「再編?当然考える」とローテーション落ちを示唆。チームは5年ぶりの甲子園6連敗となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 47 37 0 ―
2中日 43 35 2 1.0
3横浜 40 35 1 1.5
4阪神 36 41 2 5.0
5ヤクルト 35 42 0 1.0
6広島 30 49 1 6.0
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■ 若虎軍団に希望!
07/15 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神5勝4敗1分]
中015 000 000=6
神000 020 100=3
[勝]川上 8勝4敗
[S]岩瀬 1勝2敗24S
[敗]上園 2勝2敗
▼本塁打
(中)ウッズ23号
(神)


 連勝が4で止まったことは、この際忘れようじゃないか。序盤で6点のビハインドを背負った阪神が、最後まで中日のエース川上に抵抗した。坂が5回にタイムリーを放てば、桜井もマルチ安打。途中出場の狩野も、代打・庄田も“憲伸撃ち”をやってのけた。若虎カルテット“SSSK”がともした希望の灯がある限り、猛虎の前途は、まだまだ明るい。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 43 34 2 ―
2巨人 46 37 0 0.0
3横浜 39 35 1 2.5
4阪神 36 40 2 4.0
5ヤクルト 34 42 0 2.0
6広島 30 48 1 5.0
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■ 衝撃告白!
 中日戦が2日連続で中止となったこの日、金本の左ひざ故障が7月初旬の精密検査で「内側半月板損傷」と診断されていたことを発表した。6月下旬に痛みを訴え、痛み止め注射を打って出場を続けていた。「こんなチーム状態だから痛いとは言ってられん」。故障を公表した上で金本はあらためて出場継続への固い意志を表明した。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 46 36 0 ―
2中日 42 34 2 1.0
3横浜 39 35 1 2.0
4阪神 36 39 2 3.5
5ヤクルト 34 42 0 2.5
6広島 29 48 1 5.5
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■ JFK恵みの雨!
 東京から帰阪する新幹線の車中で早々と中止が決まり“JFK”を含む救援陣は新大阪駅到着後にそのまま帰途に就いた。名古屋、東京と続いた先の6試合では久保田の5試合を筆頭に、藤川とウィリアムスが4試合に登板。特に前夜はリードされた展開から続々と投入し、7人継投で3連勝を飾ったばかりだった。

 「きょうがこういう天気だから、きのうは突っ込んだ。後ろのピッチャーにとっては恵みの雨」

 中西投手コーチは計算通りの雨にほくそ笑む。さらに台風接近で明日の試合決行が危ぶまれる状況も踏まえ、「9連戦が3連戦と4連戦になるんだからな。行けるよ」と大号令だ。久保チーフバッテリーコーチも「いい流れで来ている」と手応えを隠さない。前半戦ラストスパートへ。“JFK”のフル回転を天も後押しした。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 46 35 0 ―
2中日 42 34 2 1.5
3横浜 39 35 1 2.0
4阪神 36 39 2 3.5
5ヤクルト 34 42 0 2.5
6広島 28 48 1 6.0
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■ 死闘決着弾!
07/12 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神6勝6敗0分]
神000 000 010 003=4
巨000 100 000 002=3
[勝]ダーウィン1勝1敗
[敗]会田 3勝2敗
▼本塁打
(神)桜井2号
(巨)


 また桜井!また3ラン!猛虎のニューヒーローが連夜の大仕事をやってのけた。0−1の劣勢を8回に矢野のタイムリーで追いつき、延長へ。迎えた12回、桜井が決勝の2号3ランを左翼席にぶち込んだ。今季最長タイの4連勝で、借金は交流戦開幕時と同じ「3」まで減った。オール甲子園の前半戦残り6試合、もう勝ち進むだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 35 0 ―
2中日 42 34 2 1.0
3横浜 38 35 1 2.5
4阪神 36 39 2 3.0
5ヤクルト 34 41 0 2.0
6広島 28 47 1 6.0
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■ 待望プロ1号!
07/11 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神5勝6敗0分]
神050 030 010=9
巨100 120 000=4
[勝]江草 1勝
[敗]木佐貫7勝4敗
▼本塁打
(神)金本20号・桜井1号
(巨)


 金本もバンザイや! 桜井が待望のプロ初本塁打を放った。3点リードの5回無死一、三塁で、巨人・久保の初球140キロを左翼スタンドへ。走塁面で若手に苦言を呈していた三塁走者の金本も、思わず大喜びするほどの一発だった。連夜のG倒で3連勝。輝きを増す新星とともに猛虎の進撃は続く。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 34 0 ―
2中日 42 33 2 1.0
3横浜 37 35 1 3.5
4阪神 35 39 2 3.0
5ヤクルト 34 40 0 1.0
6広島 27 47 1 7.0
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■ エース復肩!
07/10 東京ドーム
◆対巨人10回戦
[阪神4勝6敗0分]
神000 001 100=2
巨000 000 010=1
[勝]福原 2勝5敗
[S]藤川 3勝2敗20S
[敗]内海 7勝5敗
▼本塁打
(神)矢野2号・金本19号
(巨)


 福原が2カ月ぶりの2勝目を挙げた。12球団No.1のチーム打率を誇る巨人打線を6回無失点、散発の3安打に封じた。不振だった男の復調を印象づける好投は猛虎逆襲への好材料。前半戦を締めくくる勝負の9連戦は収穫大きい白星で始まった。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 33 0 ―
2中日 41 33 2 2.0
3横浜 37 34 1 2.5
4阪神 34 39 2 4.0
5ヤクルト 33 40 0 1.0
6広島 27 46 1 6.0
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■ 打ち勝て!
 9連戦は打って、打って、打って勝て! 岡田監督が前半戦締めくくりの9連戦に向け、打撃陣にゲキを発した。巨人、中日と戦い続ける正念場は逆に、Vへの望みをつなぐ追撃チャンス。開幕からJFK頼みの戦いが続いたが「あしたからは、そうならん方がええ」と、最強救援トリオの出番を減らす猛打を期待した。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 32 0 ―
2中日 40 33 2 3.0
3横浜 37 33 1 1.5
4阪神 33 39 2 5.0
5ヤクルト 32 40 0 1.0
6広島 27 45 1 5.0
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■ 物足りん!
07/08 ナゴヤドーム
◆対中日9回戦
[阪神5勝3敗1分]
神000 212 100=6
中002 010 000=3
[勝]ジャン4勝4敗
[S]藤川 3勝2敗19S
[敗]クルス1敗
▼本塁打
(神)林13号・矢野1号
(中)


 猛虎よ、アニキの叫びを聞いたか! 鬼門、ナゴヤドームで阪神が2年ぶりの3連戦勝ち越しを決めた一戦。金本に満足感はなかった。消極的に映る自軍の走塁に危機感を募らせ、あえて厳しい言葉で後輩たちに訴えた。「緊張感、集中力がないのかなと思う」。上位浮上へ一戦必勝を期す日々でありながら、どこか足りない執念…。奇跡の逆襲へ猛虎一丸を望む主砲の思いは届くのか。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 32 0 ―
2中日 40 33 2 3.0
3横浜 37 33 1 1.5
4阪神 33 39 2 5.0
5ヤクルト 32 40 0 1.0
6広島 27 45 1 5.0
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■ あぁサプライズ空振り…
07/07 ナゴヤドーム
◆対中日8回戦
[阪神4勝3敗1分]
神000 000 000=0
中000 200 01X=3
[勝]川上 7勝4敗
[S]岩瀬 1勝2敗21S
[敗]上園 2勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ22号


 ナゴヤドームでの連勝を狙い、岡田監督が打倒・川上へ打った策は驚きの「1番・桧山」。プロ16年目で初の1番スタメンだったが、期待もむなしく4打数無安打、3三振に終わった。勝負手不発が響き、三塁も踏めずの零封負け。17イニング連続無得点と“貧打病”がぶり返してきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 31 0 ―
2中日 40 32 2 3.0
3横浜 36 33 1 2.5
4阪神 32 39 2 5.0
5ヤクルト 31 40 0 1.0
6広島 27 44 1 4.0
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■ 史上最年長通算100勝!
07/06 ナゴヤドーム
◆対中日7回戦
[阪神4勝2敗1分]
神200 000 000=2
中000 000 000=0
[勝]下柳 7勝4敗
[S]藤川 3勝2敗18S
[敗]山井 1敗
▼本塁打
(神)
(中)


 6回無失点はジャスト100球。それでプロ通算100勝達成なんて、下柳さん、さっすがですわ。史上最年長39歳1カ月でのメモリアル星に「周りの人たちに感謝したい」と照れた左腕。いやいや、逆に、周りのみんながアナタに感謝しています。中日、巨人との15番勝負の初日に完封リレー。弾みをつけて、さあ行くで!

■セ・リーグ順位表
[2007/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 30 0 ―
2中日 39 32 2 4.0
3横浜 35 33 1 2.5
4阪神 32 38 2 4.0
5ヤクルト 30 40 0 2.0
6広島 27 43 1 3.0
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■ 1球に泣いた…
07/05 甲子園
◆対ヤクルト11回戦
[阪神8勝3敗0分]
ヤ030 001 000=4
神000 010 000=1
[勝]松岡 2勝
[S]木田 3敗1S
[敗]若竹 1敗
▼本塁打
(ヤ)福川5号・ラミレス9号
(神)野口2号


 1球に泣いた。でも、合格点や。2年目右腕・若竹がプロ初登板。阪神の10代投手では52年ぶり5人目となる初登板初先発初勝利を目指したが、3ランを浴びるなど5回3失点で快挙はならなかった。一方、打線は野口のソロ本塁打のみ。19歳右腕の奮投も実らず、チームは2連敗となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 29 0 ―
2中日 39 31 2 4.0
3横浜 35 33 1 3.0
4阪神 31 38 2 4.5
5ヤクルト 29 40 0 2.0
6広島 27 43 1 2.5
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■ 先制打&同点弾も…
07/04 甲子園
◆対ヤクルト10回戦
[阪神8勝2敗0分]
ヤ030 000 100=4
神100 011 000=3
[勝]藤井 4勝8敗
[S]遠藤 2勝3敗2S
[敗]ウィリアムス1勝2敗
▼本塁打
(ヤ)福川4号
(神)金本18号


 金本が4番連続出場500試合に到達した節目の夜、自ら放った先制打も同点弾も目指した4連勝に届かなかった。痛恨の決勝点は7回、今岡の失策をきっかけに失い、同じく岡田監督の指揮500試合目を白星で飾ることはできなかった。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 29 0 ―
2中日 38 31 2 4.5
3横浜 35 33 1 2.5
4阪神 31 37 2 4.0
5ヤクルト 28 40 0 3.0
6広島 27 42 1 1.5
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■ 藤本決めた!
07/03 倉敷
◆対ヤクルト9回戦
[阪神8勝1敗0分]
ヤ001 000 000 00 =1
神000 100 000 01x=2
[勝]橋本健3勝2敗
[敗]遠藤 2勝3敗1S
▼本塁打
(ヤ)ラミレス8号
(神)林12号


 サヨナラや!3連勝や!猛虎の勢いは本物や! 1−1で迎えた延長11回2死二、三塁、藤本が投手・遠藤のグラブを吹き飛ばす痛烈なサヨナラ打を放ち、リーグ戦再開後3連勝。3時間45分の死闘にケリをつけた。岡田監督も「この勝ちは大きい」と目を細めた執念の白星。夏の暑さとともに猛虎が上昇気流に乗ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 44 29 0 ―
2中日 38 31 2 4.0
3横浜 35 32 1 2.0
4阪神 31 36 2 4.0
5ヤクルト 27 40 0 4.0
6広島 27 42 1 1.0
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■ 全球「火の玉」勝負!
 全球ストレート勝負や! ガリバー・オールスターゲームのファン投票最終結果が発表され、セ・リーグ抑え投手部門から藤川が選出された。猛虎が誇る最強ストッパーは「速球以外は投げないつもりです」と抱負。何としてもファンを喜ばせるため、火の玉ストレートを披露する。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 44 28 0 ―
2中日 37 31 2 5.0
3横浜 34 32 1 2.0
4阪神 30 36 2 4.0
5ヤクルト 27 39 0 3.0
6広島 27 41 1 1.0
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■ ビックリ弾!
07/01 横浜
◆対横浜10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神001 021 010=5
横000 100 000=1
[勝]上園 2勝
[敗]寺原 6勝5敗
▼本塁打
(神)坂1号・金本17号
(横)吉村9号


 猛虎にまたも新星が現れた。坂が3回1死無走者から、右越えへプロ初安打となる先制アーチ。同点に追いつかれた5回には左翼線二塁打をかっ飛ばし、その後の勝ち越し劇を呼んだ。試合後のヒーローインタビューでは「これを機に名前を覚えてください」と初々しく語ったプロ4年生。敵地での連勝で、3位・横浜を4差に追い上げた。

■セ・リーグ順位表
[2007/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 44 28 0 ―
2中日 37 31 2 5.0
3横浜 34 32 1 2.0
4阪神 30 36 2 4.0
5ヤクルト 27 39 0 3.0
6広島 27 41 1 1.0
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■ ハマ粉砕7月反攻や!
06/30 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神5勝4敗0分]
神030 000 140=8
横000 001 001=2
[勝]下柳 6勝4敗
[敗]三浦 5勝7敗
▼本塁打
(神)金本16号・林11号
(横)吉村8号


 どや!これが真の猛虎や! 3点リードの8回、主砲・金本&林のアベック弾などで4点を追加。先制、中押し、ダメ押しの理想的な攻撃で11安打8得点の“お祭り騒ぎ”。当面の敵である3位・横浜を圧倒し、連敗も2でストップ。リーグ戦再開とともに、強い猛虎が帰ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 28 0 ―
2中日 37 30 2 4.0
3横浜 34 31 1 2.0
4阪神 29 36 2 5.0
5広島 27 40 1 3.0
6ヤクルト 26 39 0 0.0
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■ 意地を見せろ!
 岡田監督が打撃不振のシーツに「3番奪回指令」を発した。セ・リーグ再開初戦の横浜戦が雨天中止となると、悩める助っ人にゲキ。日替わり状態をしいられているオーダーの固定を、逆襲への最大のカギとした。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 27 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 40 1 3.0
6ヤクルト 25 39 0 0.0
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■ 横浜よ待っていろ!
 明日からの横浜3連戦を控え、阪神は甲子園で練習し、横浜へ移動した。リーグ再開となる初戦で、しかも3位との直接対決だけに、岡田監督が珍しく横浜戦3連勝指令を出せば、金本も同様3連勝宣言。決戦を前に、指揮官&主砲が決意表明でチームを鼓舞した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 魔球ジャイロ!
 快投連発のナゾ解けた! ルーキー右腕・上園の投球動作を、スポーツ科学者でジャイロボールを発見した手塚一志氏が分析。VTRで検証した結果、ストレートがジャイロ回転していることが判明した。リーグ戦は29日から再開されるが、魔球を操る若き右腕が猛虎逆襲の切り札となる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 目標は1位!
 3位?2位?そんな目標の下方修正はない。リーグ戦再開を3日後に控え、金本が逆転優勝の誓いを立てた。3位狙いにはまだ早い―という前日25日の宮崎オーナーの指令に力強く呼応。「3位どころか2位ですらこれっぽっちも考えてない」。それが猛虎主砲の心意気だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 逆襲へ赤星走る!
 俊足で猛虎を波に乗せる! 赤星があと「3」に迫っている通算300盗塁を、29日からの横浜戦中にも決める。横浜戦での65盗塁が対戦カード別でナンバーワンなら、横浜スタジアムでの38盗塁は球場別でホームの甲子園に次ぐ2位。借金8。猛虎逆襲の起爆剤はレッドスターの「足」以外にない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 26 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 33 30 1 2.5
4阪神 28 36 2 5.5
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 打てんわ…
06/24 甲子園
◆対日ハム最終戦
[阪神0勝4敗0分]
日110 010 000 =3
神001 000 000 =1
[勝]グリン6勝3敗
[S]マイケル 15S
[敗]ジャン3勝4敗
▼本塁打
(日)
(神)野口1号


 虎は最後まで打てなかった。交流戦最終戦は雨の中、日本ハム・グリンを攻略できず連敗でフィニッシュ。過去2年、交流戦を得意としていた阪神だが、今年は9勝14敗1分けに終わった。これで3カ月連続となる6月の負け越しも決定。3位・横浜とのゲーム差も、ついに「5」に開いた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 26 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 32 30 1 3.0
4阪神 28 36 2 5.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 延長力尽く…
06/23 甲子園
◆対日ハム3回戦
[阪神0勝3敗0分]
日300 010 000 02=6
神400 000 000 00=4
[勝]武田久4勝2敗2S
[S]マイケル 14S
[敗]橋本健2勝2敗
▼本塁打
(日)小谷野3号
(神)金本15号


 猛虎の連勝が3で止まった。ダルビッシュへの雪辱を期した一戦。初回に主砲・金本が12試合ぶり15号逆転3ランを放つなど一挙4得点を挙げながら、打線が2回以降沈黙した。延長戦で振り切られ、日本ハムに目前での交流戦Vを許した。明日が交流戦最終戦。有終の白星をリーグ戦再開へとつなげたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 25 0 ―
2中日 37 28 2 4.0
3横浜 31 30 1 4.0
4阪神 28 35 2 4.0
5広島 26 38 1 2.5
6ヤクルト 25 38 0 0.5
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■ 若竹が急成長!
 虎投に10代の新星が登場! 首脳陣が交流戦後、高卒2年目の若竹の一軍先発デビューを検討していることが分かった。7月3日からのヤクルト3連戦での抜てきが有力。20日の楽天戦で初勝利を挙げたルーキーの上園に続く新星右腕。高卒2年目での先発となれば井川(現ヤンキース)以来8年ぶりの快挙になる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ 大逆襲!?
 この勢いで、さらなる神撃や! 猛虎の投手陣は現在、32回連続無失点中。阪神が1942年にマークした、プロ野球のチーム最多連続無失点記録52回に、あと20と迫っている。23、24日の日本ハム戦には、福原、ジャンの両右腕が先発でスタンバイ。勝利の方程式を担うJFKも健在とあれば、65年ぶりの記録更新は夢物語で終わらないはず。偉業を通過点に、猛虎の大逆襲が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ ルーキー対決制す!
06/20 甲子園
◆対楽天最終戦
[阪神3勝1敗0分]
楽000 000 000=0
神120 000 11X=5
[勝]上園 1勝
[S]藤川 3勝2敗17S
[敗]田中 4勝3敗
▼本塁打
(楽)
(神)


 虎の新星が聖地でマー君に投げ勝った。大学社会人3巡目ルーキー・上園が6回を1安打無失点の好投。楽天先発・田中との投げ合いを制し、プロ3度目の登板で待望のプロ初勝利を手にした。「最高の気分です」。初のお立ち台で、はにかんだ笑みを見せた孝行息子。これで引き分けを挟み6月初の3連勝。猛虎がいよいよ甦ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ 6月初の連勝!
06/19 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神2勝1敗0分]
楽000 000 000=0
神000 100 00X=1
[勝]下柳 5勝4敗
[S]藤川 3勝2敗16S
[敗]永井 3勝3敗
▼本塁打
(楽)
(神)


 今岡が4回1死一、二塁から右前へ先制となる16試合ぶりのタイムリーを放った。10試合ぶりに盗塁を成功させた赤星をホームへ迎え入れる殊勲の一打。下柳の快投で先発陣に6月初の白星が付いた。藤川も6月初セーブを挙げて虎の子の1点を死守。本来の得点パターンを勝ちにつなげた猛虎が大きな白星をつかんだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 40 25 0 ―
2中日 36 27 2 3.0
3横浜 29 30 1 5.0
4阪神 27 34 2 3.0
5広島 25 37 1 2.5
6ヤクルト 24 37 0 0.5
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■ いいところ見せたい!
 快打でノムさんに恩返しや! 庄田が休日返上練習。明日からの楽天2連戦を前に、気合を入れ直した。

 「野村監督?特別な意識はないですけれど、社会人時代にお世話になった。いいところを見せられるよう頑張りたい」

 かつての恩師に、成長した姿を見せる時がやってきた。楽天・野村監督は、2年間在籍した社会人・シダックス時代の監督。野球のイロハを叩き込んでもらった。前回の仙台遠征中は2軍にいたため、公式戦では“初対面”。バットで結果を残すことが、何よりの恩返しとなる。

 「結果はもちろんですけど、気持ちの部分とかを期待して使ってもらっていると思う。“やったる!”という気持ちを前面に出していきたい」

 売り出し中のプロ4年生は、メンタル面で一歩も引かない。11日に1軍初昇格を果たすと、4試合で12打数5安打1本塁打。個人としては最高のスタートを切ったが、好調の要因も「技術どうこうより、まず気持ちで負けてない」と分析する。

 「早いカウントで打っていきたい。来た球は全部打つぐらいの気持ちでいきます」
 今回の2連戦では、永井、田中の右2枚の先発が予想され、「1番・右翼」でのスタメンが濃厚。チームに勢いをつけるためにも、好球必打を心がけるつもりだ。

 「(満員の甲子園でプレーするのは)幸せなこと。不安もあるけど、それを打ち消すために練習しました」

 誰もいない室内練習場では、約30分にわたってマシンを打ち続けた。つかんだチャンスは、二度と手放さない−。庄田のひたむきな姿勢が、低迷猛虎の起爆剤となる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 25 0 ―
2中日 35 27 2 3.0
3横浜 28 30 1 5.0
4阪神 26 34 2 3.0
5広島 25 36 1 1.5
6ヤクルト 24 36 0 0.5
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■ 執念リレーや!
06/17 千葉
◆対ロッテ最終戦
[阪神1勝2敗1分]
神000 000 000 000=0
ロ000 000 000 000=0
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(ロ)


 ウィリアムス、久保田、藤川が7回からの6イニングを零封し、延長12回の末、スコアレスドローに持ち込んだ。防戦一方の展開だったが、頼れるJFKトリオの熱投が虎党のハートを熱くさせた。今季の交流戦負け越しは決定したが、この粘りこそが逆襲へのプロローグとなる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 25 0 ―
2中日 35 27 2 3.0
3横浜 28 30 1 5.0
4阪神 26 34 2 3.0
5広島 25 36 1 1.5
6ヤクルト 24 36 0 0.5
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■ 若虎ミラクル呼ぶ!
06/16 千葉
◆対ロッテ3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神100 001 009=11
ロ002 120 200=7
[勝]桟原 1勝
[敗]小林雅1勝2敗14S
▼本塁打
(神)林10号・庄田1号
(ロ)サブロー5号・里崎4号


 野球の神様はいた。あきらめない若虎のど根性に、ビッグなプレゼントをくれた。5点差の9回に9安打で一挙9点。あれほどタイムリーが出なかった打線をつなげたのは途中出場コンビ、桜井と狩野だった。赤星の同点打も、金本の勝ち越し打も、ロッテの守護神・小林雅撃ちに成功した2人のお陰。4連敗、借金10の危機にひんしていたチームが、九死に一生を得た。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 38 25 0 ―
2中日 35 26 2 2.0
3横浜 28 29 1 5.0
4阪神 26 34 1 3.5
5広島 25 35 1 1.0
6ヤクルト 24 35 0 0.5
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■ 一撃必殺や!
 12打席連続無安打の林が“一撃必殺”を誓った。この日、千葉マリンスタジアムで行われた全体練習では、正田打撃コーチから助言を受けるなど修正に着手。技術的な課題を身体に覚えさせた上で、好球必打の姿勢を強調した。前回、2試合連続2ケタ失点を喫したロッテへの雪辱に燃える猛虎。林の復調がリベンジのカギを握っている。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 25 0 ―
2中日 34 26 2 2.0
3横浜 27 29 1 5.0
4阪神 25 34 1 3.5
4広島 25 34 1 0.0
6ヤクルト 23 35 0 1.5
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■ 金本奮闘も…
06/14 グッドウィル
◆対西武最終戦
[阪神2勝2敗0分]
神100 000 020=3
西100 001 11X=4
[勝]岩崎 1勝
[S]小野寺2敗11S
[敗]久保田1勝2敗
▼本塁打
(神)
(西)カブレラ12号・江藤1号


 結末は無念でも猛虎の4番は低調な打線を確かに引っ張った。金本が初回に16試合ぶり先制点を叩き出し、8回には激走三塁打で同点劇を導いた。歴代単独3位となる1247試合連続出場を果たした夜、最終9回の好機では見逃し三振に倒れた。交流戦の勝ち越しが消え、借金も9。岡田阪神史上最悪の現実を突きつけられた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 25 0 ―
2中日 34 26 2 2.0
3横浜 27 29 1 5.0
4阪神 25 34 1 3.5
4広島 25 34 1 0.0
6ヤクルト 23 35 0 1.5
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■ ホームが遠い…
06/13 グッドウィル
◆対西武3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 000 000=0
西221 011 00X=7
[勝]岸  5勝4敗
[敗]中村泰2勝2敗
▼本塁打
(神)
(西)中島5号


 9番・右翼で先発出場した4年目の庄田が、プロ初打席初安打するなど2安打と気を吐いたが、西武のルーキー右腕・岸の前に4安打に封じられ、2試合連続の零封負け。借金も今季最多の8となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 25 0 ―
2中日 34 26 1 1.5
3横浜 27 29 0 5.0
4阪神 25 33 1 3.0
4広島 25 33 1 0.0
6ヤクルト 23 34 0 1.5
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■ もっと楽に投げろ!
 矢野が前日11日にソフトバンク戦で今季2敗目を喫した藤川にアドバイスを送った。「アイツは気持ちが強すぎるぐらいやから、もっと楽に、という思いはあるよね」。球児の右腕なくしてありえない、猛虎の巻き返し。正妻からの金言が、守護神を甦らせる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 24 0 ―
2中日 34 25 1 1.5
3横浜 26 29 0 6.0
4阪神 25 32 1 2.0
4広島 25 32 1 0.0
6ヤクルト 23 33 0 1.5
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■ 球児で沈む…
06/11 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[阪神2勝2敗0分]
ソ000 000 001=1
神000 000 000=0
[勝]和田 5勝5敗
[S]馬原 20S
[敗]藤川 3勝2敗15S
▼本塁打
(ソ)
(神)


 波に乗り切れない。藤川が交流戦3年目で初の黒星を喫した。0−0の9回、2死三塁から川崎に中前適時打を浴び虎の勝利は消えた。それでも岡田監督は「投手もきついわな」とかばった。シーズン2敗はリリーフ転向後初。打線の奮起がない苦境は続く。それでも不動の守護神につなぐことが勝利への近道に変わりはない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 24 0 ―
2中日 34 25 1 1.5
3横浜 26 29 0 6.0
4阪神 25 32 1 2.0
4広島 25 32 1 0.0
6ヤクルト 23 33 0 1.5


[観]編集長3勝1敗
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■ 雨のち劇的フィナーレ!
06/10 甲子園
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神2勝1敗0分]
ソ000 100 000 0 =1
神000 000 001 2x=3
[勝]藤川 3勝1敗15S
[敗]篠原 2敗
▼本塁打
(ソ)
(神)林9号


 誰ですか?雨を我慢できずに「ノーゲームでいい」なんて言った人は…。あと1死で試合成立という5回裏2死に雨で試合がストップし、甲子園史上最長の1時間10分の中断劇。でも、待ったかいがありました。9回に杉内から同点の1点を奪い、10回に林がうれしい、うれしいサヨナラ2ラン。天も味方につけ、今度こそ虎が勢いに乗れそうな1勝です。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 24 0 ―
2中日 33 25 1 1.5
3横浜 25 29 0 6.0
4阪神 25 31 1 1.0
5広島 24 32 1 1.0
6ヤクルト 22 33 0 1.5
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■ 関西ダービー初負越し…
06/09 甲子園
◆対オリックス最終戦
[阪神1勝3敗0分]
オ101 001 100=4
神010 000 000=1
[勝]ユウキ3勝
[S]加藤大2勝3敗7S
[敗]福原 1勝5敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 神様、林様、虎を助けて…。阪神打線がまたも沈滞。14三振、1点止まりで、交流戦3年目でオリックスとの「関西ダービー」に1勝3敗と初めて負け越した。10試合連続安打中だった林が無安打。チャンスではシーツがブレーキとなり、Bクラス4位に1日で逆戻りした。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 23 0 ―
2中日 32 25 1 2.5
3横浜 24 29 0 6.0
4阪神 24 31 1 1.0
4広島 24 31 1 0.0
6ヤクルト 21 33 0 2.5
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■ 監督退場に燃えた!
06/08 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神1勝2敗0分]
オ100 000 000 =1
神000 000 002x=2
[勝]藤川 2勝1敗15S
[敗]加藤大2勝3敗6S
▼本塁打
(オ)
(神)


 執念がサヨナラ劇を呼んだ。岡田監督が8回、守備妨害の判定を巡り球審に暴力行為を働き、プロ生活で初の退場処分。指揮官の怒りの抗議に一つとなった猛虎は、1点を追う9回同点とし、なおも1死満塁から鳥谷の押し出し死球で今季3度目のサヨナラ勝ち。猛虎の将の執念が最後の最後に実り、広島と並び3位に浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 23 0 ―
2中日 31 25 1 2.5
3阪神 24 30 1 6.0
3広島 24 30 1 0.0
5横浜 23 29 0 0.0
6ヤクルト 20 33 0 3.5


[観]編集長3勝0敗
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■ 魂の打ち込み!
 札幌、仙台遠征から戻った甲子園球場で、金本が異例の打ち込みに取り組んだ。移動日では練習免除されている主砲にとっては珍しい志願の打撃練習だった。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 23 0 ―
2中日 30 25 1 2.5
3広島 24 29 1 5.0
4横浜 23 28 0 0.0
5阪神 23 30 1 1.0
6ヤクルト 20 32 0 2.5
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■ 拙攻13残塁…
06/06 フルキャスト宮城
◆対楽天2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 001 000=1
楽204 200 03X=11
[勝]田中 3勝2敗
[敗]中村泰2勝1敗
▼本塁打
(神)
(楽)山崎武22号


 マーくんにやられた…。阪神打線が楽天・田中を相手に残塁の山を築いた。注目ルーキーから8安打を放ちながら、得点は併殺崩れの間の1点だけ。タイムリーを1本も打てず、7回1失点でプロ3勝目を献上した。投手陣も今季5度目の2ケタ失点。借金は今季最多タイの7に戻り、5位に転落した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 23 0 ―
2中日 30 25 1 2.5
3広島 24 29 1 5.0
4横浜 23 28 0 0.0
5阪神 23 30 1 1.0
6ヤクルト 20 32 0 2.5
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■ 金本劇場!
06/05 フルキャスト宮城
◆対楽天1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神002 003 000 05=10
楽010 210 001 00=5
[勝]藤川 1勝1敗15S
[敗]福盛 3勝1敗13S
▼本塁打
(神)金本14号
(楽)


 これぞ4番! 金本が猛虎を救った。藤川のまさかの救援失敗からもつれ込んだ延長11回。1死一、三塁からの左中間二塁打が連敗を止めた。3回に14号逆転弾、6回には右前への逆転打。2度の殊勲打が幻と消えながら、最後まで勝利をたぐり寄せ交流戦史上最長5時間26分の死闘を制した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 22 0 ―
2中日 30 24 1 2.5
3広島 24 28 1 5.0
4阪神 23 29 1 1.0
5横浜 22 28 0 0.0
6ヤクルト 19 32 0 3.5
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■ 虎投の救世主!?
 上園の1軍昇格が検討されていることが分かった。腰に違和感を訴え、3日の日本ハム戦を回避した福原の回復次第では、8日からのオリックス、ソフトバンク4連戦で先発する可能性もある。

 ボーグルソンが右肩腱板炎、ジャンと杉山は不調のため、それぞれ2軍落ち。ここにきて限りなく苦しい台所事情の中でクローズアップされたのが、大学・社会人ドラフト3巡目右腕だ。1軍未経験ながら、2軍ではチーム1位となる39回2/3を投げて防御率3.40。立ち上がりに課題を残すものの、最速148キロの速球とフォークを武器にローテの柱を務めるなど首脳陣の評価は高い。

 一方の福原は甲子園球場で、3日ぶりに屋外でのトレーニングを再開。練習に付き添った猿木チーフトレーナーが「見ての通り。順調に回復している」と語ったように、約40メートルの距離で2日続けてのキャッチボール、軽めのダッシュで患部の状態を確かめた。

 「痛みはない。動いてみた感じも問題はない。去年、ぎっくり腰をやったときはその後、動けなかったけど、今回はすぐに動けたし…。チームに迷惑をかけた分、早く投げたい」

 福原は軽症を強調し、早ければ明日にも鳴尾浜で投球練習を再開する見込み。最速で8日のオリックス戦先発も視野に入れるが、仙台で報告を受けた岡田監督は「まだやろ」とも語っており、予断は許さない。

 8日からの4連戦では、ほかにも3日のウエスタン・サーパス戦で5回2失点だった能見が先発候補。ローテ再編が急がれる中、上園が救世主となるかもしれない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 21 0 ―
2中日 30 23 1 2.5
3広島 24 27 1 5.0
4阪神 22 29 1 2.0
5横浜 21 28 0 0.0
6ヤクルト 18 32 0 3.5
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■ 林奮闘!
06/03 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 000=0
日000 200 00X=2
[勝]グリン4勝3敗
[S]マイケル 11S
[敗]ダーウィン1敗
▼本塁打
(神)
(日)


 わずか2安打で今季8度目の零敗。低調な打線の中で2安打と林が一人気を吐いた。7試合連続安打で打率は.351。8回の第4打席に規定打席に到達してセ・リーグの打率2位に躍り出た。阪神では03年の今岡以来の首位打者も射程圏内。苦しい戦いが続く中でニューヒーローは猛虎復活へ打ち続ける。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 21 0 ―
2中日 30 23 1 2.5
3広島 24 27 1 5.0
4阪神 22 29 1 2.0
5横浜 21 28 0 0.0
6ヤクルト 18 32 0 3.5
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■ 意地の満塁弾!
06/02 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 100 004=5
日003 400 10X=8
[勝]ダルビッ6勝2敗
[S]マイケル 10S
[敗]杉山 2勝4敗
▼本塁打
(神)鳥谷4号・金本13号
(日)稲葉5号


 猛虎が見せた大いなる抵抗だった。最終9回。規定打席にあと1と迫った林が右前打でつないだ満塁の好機で、金本が23打席ぶりの快音となる13号満塁弾で応えた。主砲の復活、そして、意地の粘り。惨敗のままで終わらせなかった戦いを6月反攻の兆しと信じたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 21 0 ―
2中日 30 22 1 1.5
3広島 23 27 1 6.0
4阪神 22 28 1 1.0
5横浜 21 27 0 0.0
6ヤクルト 18 31 0 3.5
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■ ビックリ10位!
 低迷猛虎の光―。林が今夏「ガリバーオールスターゲーム」のファン投票第1回中間発表で外野手部門の10位に入った。投票用紙に名前が記載されていない中での異例の大健闘。選出圏内に金本、藤川の2選手しかいない近年まれな惨状で存在感を示した。明日からの日本ハム2連戦で規定打席にも到達。今秋の五輪予選で戦う可能性もあるダルビッシュとの激突にも注目だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 31 21 0 ―
2中日 29 22 1 1.5
3広島 23 26 1 5.0
4阪神 22 27 1 1.0
5横浜 21 26 0 0.0
6ヤクルト 17 31 0 4.5
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■ 降格に燃えた!
05/31 甲子園
◆対西武2回戦
[阪神2勝0敗0分]
西020 001 000=3
神000 400 20X=6
[勝]中村泰2勝
[S]藤川 1敗15S
[敗]グラマン 2勝6敗
▼本塁打
(西)栗山1号
(神)林8号・鳥谷3号


 鳥谷の一撃が猛虎に交流戦初の連勝を呼び込んだ。林のソロで1点差とした4回、1死一、二塁から右翼席へ逆転の3号3ラン。昨年10月12日の中日戦以来となる7番降格に燃えた一発だ。2試合連続の逆転勝ちでチームのムードも上昇。若トラの一発が6月反攻への合図だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 31 21 0 ―
2中日 29 22 1 1.5
3広島 23 26 1 5.0
4横浜 21 25 0 0.5
5阪神 22 27 1 0.5
6ヤクルト 16 31 0 5.0
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■ 逆襲の連弾!?
05/30 甲子園
◆対西武1回戦
[阪神1勝0敗0分]
西010 000 000=1
神000 300 00X=3
[勝]下柳 4勝4敗
[S]藤川 1敗14S
[敗]岸  4勝3敗
▼本塁打
(西)
(神)今岡2号・桧山1号


 生え抜きの両雄が猛虎を救った。1点を追う4回だった。1死1塁から今岡が逆転の左越え2号2ランを放てば、桧山が右越え1号ソロで続いた。連敗を4で止める2者連発。交流戦最下位からも脱した。この1勝を今度こそ逆襲への分岐点と信じたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 30 21 0 ―
2中日 28 22 1 1.5
3広島 23 25 1 4.0
4横浜 21 25 0 1.0
5阪神 21 27 1 1.0
6ヤクルト 15 31 0 5.0
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■ FKで3回!
 Jの穴はFKで埋めろ―。久保チーフバッテリーコーチは、ウィリアムスが左肩周囲炎で離脱したことを受け、藤川、久保田にスクランブル態勢を指示。「FK」の2人で、終盤の3イニングをつなぐ方針を明かした。またこの日、甲子園球場で指名練習を行い、明日からの西武戦に備えた。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 21 0 ―
2中日 28 21 1 0.5
3広島 23 24 1 4.0
4横浜 21 25 0 1.5
5阪神 20 27 1 1.5
6ヤクルト 15 31 0 4.5
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■ 虎よ動け!
05/28 甲子園
◆対ロッテ2回戦
[阪神0勝2敗0分]
ロ010 007 200=10
神000 000 000=0
[勝]小林宏6勝1敗
[敗]福原 1勝4敗
▼本塁打
(ロ)青野10号・サブロー3号
(神)


 0−10で敗れて、ロッテ相手に連日の2ケタ失点。テレビ解説のため訪れた甲子園で惨状を目にした星野SDが逆襲への提言を口にした。「チームの状態が悪い時は動かなアカン」「4連敗でもまだ借金は7」。闘将の言葉に、ナインよ今こそ奮い立て!

■セ・リーグ順位表
[2007/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 29 21 0 ―
2中日 28 21 1 0.5
3広島 23 24 1 4.0
4横浜 21 25 0 1.5
5阪神 20 27 1 1.5
6ヤクルト 15 31 0 4.5
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■ 意地の1点!
05/27 甲子園
◆対ロッテ1回戦
[阪神0勝1敗0分]
ロ340 000 025=14
神010 001 001=3
[勝]久保 4勝3敗
[敗]杉山 2勝3敗
▼本塁打
(ロ)里崎3号・ベニー3号
(神)林7号


 アニキがやられた!猛虎が燃えた!今季ワーストの14失点で迎えた9回裏、金本に対する死球にナインが総決起。マウンドに飛び出し、ロッテ陣営と乱闘寸前のにらみ合いを繰り広げた。岡田監督は「あした、もう1つある。ロッテにこんな終わり方ではな」と逆襲宣言。3連敗、借金6の眠れる虎が、怒りで目覚める。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 28 20 1 ―
2巨人 28 21 0 0.5
3広島 23 23 1 3.5
4横浜 21 24 0 1.5
5阪神 20 26 1 1.5
6ヤクルト 15 30 0 4.5
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■ 総倒れ!
05/26 スカイマーク
◆対オリックス2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 000=0
オ300 202 00X=7
[勝]平野佳3勝4敗
[敗]ジャン3勝3敗
▼本塁打
(神)
(オ)ラロッカ16号


 鳥谷が3安打を放っても、クリーンアップが不発なら点にならない。1番打者の5月初猛打賞もむなしく、今季6度目の完封負け。「関西ダービー」痛恨の2連敗を喫した。中軸トリオは6、8回の無死一、二塁でいずれも総倒れ。中でも今岡は、5回の走塁でも本塁憤死するなど精彩を欠いた。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 28 19 1 ―
2巨人 28 20 0 0.5
3広島 22 23 1 4.5
4横浜 21 23 0 0.5
5阪神 20 25 1 1.5
6ヤクルト 14 30 0 5.5
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■ 繋がらん!
05/25 京セラD大阪
◆対オリックス1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 001 000=1
オ000 200 00X=2
[勝]デイビー3勝4敗
[S]加藤大2勝2敗3S
[敗]ボーグル3勝3敗
▼本塁打
(神)シーツ6号
(オ)ローズ14号


 四球後の初球―。野球界に伝わる格言通り、林はバットを出した。甘いコースのスライダー。初球攻撃の選択肢は、全く間違っていなかった。だが、力が入った分だけ球をとらえ損ねた。浅い中飛。さすがの俊足・赤星も、三塁からのタッチアップを自重した。

 1点を追う8回。先頭の赤星に続いて1死から金本、今岡が四球を選び、塁がすべて埋まった。沸き返る虎党。しかし、その中で林が倒れ、続く浜中も初球で左飛に終わった。逆転のビッグチャンスを逃し、岡田監督は「あそこで打つか、打たんか、それだけやった。(敗因を)いろいろ探してもしょうがない」としみじみと言った。

 「林と浜中がすべてやな…。特に林は、最低でも犠飛を打たんとな。将来、クリーンアップを打つ選手なんやから」

 期待が大きかった分だけ、正田打撃コーチの落胆も大きかった。だが、それ以上に悔しかったのは、打てなかった当事者たちのはず。中でも、林は故郷の台湾から母・張鳳嬌さんを初めてスタンドに招待した試合だった。レギュラーを奪取してからと心に誓い、ようやく果たした約束。滞在予定は27日のロッテ戦までで「きょうは残念でした…。また、頑張ります」と気合を入れ直した。

 オリックスには今年、オープン戦から4連敗。広島在籍時から苦手のデイビーには通算0勝3敗となった。交流戦に入ってソフトバンク戦に続く初戦黒星。勢いに乗りたいところでまたも出ばなをくじかれたが、前を向くしかない。「またあした、頑張ります」。浜中は語気を強めた。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 27 19 1 ―
2巨人 27 20 0 0.5
3横浜 21 22 0 4.0
4広島 21 23 1 0.5
5阪神 20 24 1 1.0
6ヤクルト 14 29 0 5.5
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■ 赤星復帰!
 ついに背番号53が帰って来る! 「頸椎椎間板ヘルニア」から再起を期す赤星が1軍昇格を果たす。この日は1軍本隊に合流し甲子園球場での指名練習に参加。回復具合を確認した岡田監督が再登録を決めた。猛虎の切り込み隊長は明日のオリックス戦でいきなり先発出場する可能性も十分にある。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 26 19 1 ―
2巨人 27 20 0 0.0
3広島 21 22 1 4.0
4横浜 21 22 0 0.0
5阪神 20 23 1 1.0
6ヤクルト 14 28 0 5.5
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■ 鷹キラー!
05/23 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神110 000 100=3
ソ000 100 000=1
[勝]下柳 3勝4敗
[S]藤川 1敗13S
[敗]和田 4勝3敗
▼本塁打
(神)
(ソ)アダム6号


 正真正銘の鷹キラーや! 下柳が古巣相手に、6回途中までを3安打1失点。03年の日本シリーズを含め、阪神移籍後のホークス戦対戦成績を4戦4勝とした。ベテラン左腕がもたらした交流戦初勝利。強敵撃破をきっかけに、猛虎がビッグウェーブに乗る。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 26 19 1 ―
2巨人 27 20 0 0.0
3広島 21 22 1 4.0
4横浜 21 22 0 0.0
5阪神 20 23 1 1.0
6ヤクルト 14 28 0 5.5
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■ ストレス1敗…
05/22 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神010 000 000=1
ソ000 101 00X=2
[勝]杉内 7勝1敗
[S]馬原 14S
[敗]福原 1勝3敗
▼本塁打
(神)金本12号
(ソ)


 たまったフラストレーションが、体を突き動かした。二塁手前でタッチアウトを宣告されてしょげている桜井の姿を見ると、岡田監督はサッとベンチを出た。佐藤二塁塁審に食ってかかるような猛抗議。レフトスタンドの虎党からは、やんやの歓声があがった。

 2点を追う8回。杉内から逆襲のチャンスをつくれるか、というシーンだった。1死から安打で出た桜井を置き、鳥谷が二ゴロ。本多の二塁への送球が左にそれ、ベースカバーに入った遊撃・森本と桜井が交錯する形になった。「(審判は)ベースを離れてたけど、タッチはしてたと言うからな…。でも、桜井はタッチされてないと言うてるから」。オールセーフなら1死一、二塁となっていたところ。だが、判定は覆らなかった。

 そこまでの攻撃があまりにもノーチャンスだったせいで、抗議の必死さはヤケに目立った。2回こそ2死二塁から矢野の右前打で浜中が本塁憤死する惜しいシーンがあったが、そこからは杉内に8回2死までゼロ封と翻弄された。03年の日本シリーズで2勝を許し、MVPの栄誉を与えた敵。昨年の交流戦では2試合10イニングの対戦で9得点と攻略したが、今年はまた、かつてのパワーバランスに戻ってしまった。

 1番・鳥谷、4番・金本、7番・林の左打者3枚が、杉内からは1安打もできなかった。「左が全然やったなあ…」とため息をついた正田打撃コーチ。広澤打撃コーチは「左投手に対して右が頑張るというのは、当たり前すぎる。本当のキーは左なんだ」と力説した。杉内に対しては日本シリーズを含めて6戦5敗となってしまった。

 初回、鳥谷の見逃し三振から始まった試合。岡田監督は「ヨーイドンから、ストライクゾーンがえらい広かったな…」とグチをこぼした。白井球審と佐藤二塁塁審はパ・リーグ所属。怒りのはけ口をそこにもっていくしかない、重苦しい1敗だった。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 19 0 ―
2中日 25 19 1 1.0
3広島 21 22 0 3.5
4横浜 20 22 0 0.5
5阪神 19 23 1 1.0
6ヤクルト 14 27 0 4.5
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■ ミスター交流戦!
 博多へ向かう新神戸駅のホーム。瞳はクリクリっと輝き、足取りも軽く、浜中に悲壮感はなかった。交流戦から合流というシチュエーションは2年前と同じでも、事情は大きく違っていた。

 「頑張るだけです。実戦感覚も試合をやっていくうちに良くなっていくと思う。リタイアした分をやり返したい?はい、そうですね」

 明日のソフトバンク戦で、背番号5が1軍復帰する。4月22日の巨人戦で右広背筋を肉離れ。ボールはまだ投げられないが、バットを力強く振れるまで回復した。

 「DHが使えるし、向こうは左、左と来るからな。打順は6、7番のところかな。打つ方だけでも頑張ってほしい」

 第1戦が杉内、第2戦が和田…。日本代表候補にも選出された強力左腕の2連チャンが予想され、岡田監督の対抗策が『7番・DH』での浜中起用だった。

 05年の涙が忘れられない−。交流戦は間違いなく浜ちゃんのためにあった。2度の右肩手術から復帰した舞台が最初のカードだった日本ハム戦。適時二塁打を放ち、塁上で思わず目から熱いものが流れ落ちた。感動のドラマは猛虎を勢いづかせ、パ・リーグ相手に貯金8。逆に失速した中日を逆転して首位に立つと、そのままリーグ制覇した。

 ただ、今年の浜中はもう未知の力ではない。指揮官にとっては逆襲のための大きな武器という位置づけだ。開幕から打率.158、0本塁打と苦しんでいたが、抹消期間中に打撃修正できた…とプラスに考える。
 20日はプロアマ交流試合のニチダイ戦に「4番・DH」でフル出場。左中間二塁打を放つなど4打数2安打と試運転も上々だった。2年前が「復活」なら、今年は「飛躍」の年。だからもう涙は出てこないだろう。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 18 0 ―
2中日 25 18 1 1.0
3広島 21 21 0 3.5
4横浜 20 21 0 0.5
5阪神 19 22 1 1.0
6ヤクルト 14 26 0 4.5
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■ ミスター0!
05/20 甲子園
◆対横浜8回戦
[阪神4勝4敗0分]
横000 000 000=0
神000 100 00X=1
[勝]中村泰1勝
[S]藤川 1敗12S
[敗]加藤 1勝2敗
▼本塁打
(横)
(神)


 “ミスターゼロ”がでっかい仕事をやってのけた。中村泰が先発し、6回を4安打無失点9奪三振。開幕から続く無失点記録を19まで伸ばす力投でJFKへバトンを託し、プロ2勝目となる今季初勝利で先発ローテーションの谷間を見事に埋めた。前カードの広島戦3連敗を吹っ飛ばす、横浜戦3連勝。猛虎が最高のムードで、交流戦へと向かう。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 18 0 ―
2中日 25 18 1 1.0
3広島 21 21 0 3.5
4横浜 20 21 0 0.5
5阪神 19 22 1 1.0
6ヤクルト 14 26 0 4.5
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■ 完投や!完封や!
05/19 甲子園
◆対横浜7回戦
[阪神3勝4敗0分]
横000 000 000=0
神101 030 01X=6
[勝]杉山 2勝2敗
[敗]土肥 5勝1敗
▼本塁打
(横)
(神)シーツ4号、5号


 杉山が今季チーム41試合目にして初の完投を、05年9月11日の広島戦以来となるプロ2度目の完封勝利で飾った。2回1死満塁では二塁へ絶妙のけん制でピンチを脱出。8安打を浴びながらも横浜打線をシャットアウトした。これで2連勝。さあ猛虎の巻き返しが始まる!

■セ・リーグ順位表
[2007/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 25 17 1 ―
2巨人 26 18 0 0.0
3横浜 20 20 0 4.0
4広島 20 21 0 0.5
5阪神 18 22 1 1.5
6ヤクルト 14 25 0 3.5
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■ 本領発揮!?
05/18 甲子園
◆対横浜6回戦
[阪神2勝4敗0分]
横000 000 010=1
神010 201 00X=4
[勝]ジャン3勝2敗
[S]藤川 1敗11S
[敗]山口 1敗
▼本塁打
(横)
(神)林6号


 投げて打って、ジャンが連敗を3で止めた。ジャンが4日で先発し6回を4安打無失点に抑え3勝目。打っても4回2死三塁から来日初打点を記録する中前打と気を吐いた。2試合連続KOで、一時は先発落ちも検討されていた助っ人右腕だが、ラストチャンスで“快投快打”の答えを出し、チームに勝利を呼び込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 17 0 ―
2中日 24 17 1 1.0
3横浜 20 19 0 3.0
4広島 20 20 0 0.5
5阪神 17 22 1 2.5
6ヤクルト 13 25 0 3.5
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■ 金本奮闘も…
05/17 米子
◆対広島11回戦
[阪神2勝9敗0分]
神100 000 100=2
広100 101 00X=3
[勝]高橋 1勝
[S]永川 2勝2敗10S
[敗]ボーグル3勝2敗
▼本塁打
(神)金本11号
(広)石原2号


 アニキ1人では勝てない…。広島戦連敗が「8」まで伸びた。苦杯を喫した米子から倉敷へ舞台を移した対戦。金本は初回に先制の中前適時打、7回には追撃の右越え11号ソロを放った。これがチームの全得点だった。3番にシーツ、5番に林を置いた新打線で4番が孤立した。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 16 0 ―
2中日 23 17 1 2.0
3横浜 20 18 0 2.0
4広島 20 20 0 1.0
5阪神 16 22 1 3.0
6ヤクルト 13 25 0 3.0
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■ 広島戦7連敗…
05/16 米子
◆対広島10回戦
[阪神2勝8敗0分]
神000 000 010=1
広201 010 02X=6
[勝]青木高1勝6敗
[敗]福原 1勝2敗
▼本塁打
(神)林5号
(広)


 雨でズブ濡れになった虎ナインは、足どりも重くバスに乗り込んでいった。米子から岡山への深夜移動。夜8時からの米子自動車道の工事通行止めのせいで、それは3時間ものロングランになった。「試合、やらんかったら良かったのに…」。そんな思いが、誰彼となく顔に出ていた。

 試合前のオーダー交換の時から、岡田監督は黒い雲を見上げて「チッ」と舌打ちしていた。予報通り、間断なく降り続いた雨。その中を自在に泳いだコイに対し、虎はもがき苦しむだけだった。広島先発は負け数、防御率がともにリーグワーストの青木高。くみしやすしと思われた新人を、打ち崩せなかった。

 「フフ…。言うことがないもんな。ランナーが二塁や三塁に行ったら、自分で打席で還すしかないんやから。どうせえと言うたってな…」

 指揮官は苦笑するしかなかった。2回無死一、二塁を狩野の併殺打でフイにすると、中盤以降は鳥谷でチャンスが止まった。5回1死一、三塁では、ライナーが遊撃正面を突く不運。7回は1死一、二塁で二ゴロに打ち取られた。16打席連続ノーヒット、ここ5試合で19打数1安打と調子を落とすリードオフマン。厳しい表情で「今は、辛抱してやるしかないんで」と静かに言った。

 林のソロ一発にとどまった打撃陣に、久保チーフバッテリーコーチは謝った。「あれだけ守る時間が長いと、野手も(雨で)体が冷えて攻撃できないよね」。8四球に加え、3回は暴投、5回は捕逸による振り逃げで三塁走者を還した。6回途中まで0で粘った青木高とは対照的に、虎投は雨に負けていた。

 「とってもフラストレーションのたまる1日だったよ…。みんな、ストレスがたまり放題だったんじゃないかな」

 シーツはイラ立ちをあらわにした。優勝した03、05年に白星を挙げた米子。チーム浮上のキッカケをつかみたかった吉兆の地で、07年の虎はいいとこナシの2連敗に終わった。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 16 0 ―
2中日 22 17 1 2.0
3横浜 20 17 0 1.0
4広島 19 20 0 2.0
5阪神 16 21 1 2.0
6ヤクルト 13 24 0 3.0
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■ 連勝ストップ…
05/15 米子
◆対広島9回戦
[阪神2勝7敗0分]
神000 100 100=2
広400 002 01X=7
[勝]大竹 4勝2敗
[敗]下柳 2勝4敗
▼本塁打
(神)金本10号
(広)前田智6号


 米子の夜もまたぞろ、“鯉わずらい”だ。岡田阪神が広島相手にとうとう6連敗。19年ぶりの屈辱を味わった。16日が39歳の誕生日の下柳が一回から3ラン被弾の4失点。5試合ぶりにマスクを被った矢野もアシストできず、4連勝でストップした。借金4に逆戻りのチームに反省の2文字はないんかい!

■セ・リーグ順位表
[2007/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 24 16 0 ―
2横浜 20 16 0 2.0
3中日 21 17 1 0.0
4広島 18 20 0 3.0
5阪神 16 20 1 1.0
6ヤクルト 13 23 0 3.0
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■ 怒りの反撃宣言!?
 羽田空港の搭乗口では阪神と広島の一行が入り交じっていた。米子への空路移動。乗り込んだ航空機まで同じだった。

 前方席を広島が占め、阪神は後方席へ。色分けされた光景。金本は傍らにいた新井を冷やかすようにつぶやいた。

 「何や。弱いチームは後ろか?」

 これもアニキ流の反撃宣言か。勝率差で4位広島、5位阪神。まさに現在のセ界情勢を示すような構図だ。目下、逆襲4連勝中。次に追い抜く標的が目前にいた。

 ゴールデンウイークに喫した悪夢の9連敗。発端は敵地広島での3連敗だった。甲子園でも2連敗。金本自身もこの5試合で計19打数2安打に抑え込まれた。もちろん打点も本塁打もない。雪辱の舞台は米子に移った。

 主砲をはじめとする選手の思いを代表するように正田打撃コーチは誓った。「広島戦は頑張らなアカンなあ…」。仮にカード6連敗なら、88年の10連敗以来の屈辱が待ち受けている。

 自身の決勝本塁打で連敗を止めた10日夜、金本は「5割に戻して甲子園に帰ってきます」と虎党に約束した。有言実行まで残り3試合。広島に借りを返せば、借金も完済だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 16 0 ―
2横浜 20 15 0 1.0
3中日 20 17 1 1.0
4広島 17 20 0 3.0
5阪神 16 19 1 0.0
6ヤクルト 13 22 0 3.0
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■ 今季初4連勝!
05/13 神宮
◆対ヤクルト8回戦
[阪神7勝1敗0分]
神400 000 004=8
ヤ004 000 002=6
[勝]橋本健2勝1敗
[敗]高津 2敗6S
▼本塁打
(神)シーツ3号
(ヤ)ガイエル6号


 猛虎が今季初の4連勝! ヤクルト戦6連勝は最終9回に決めた。4−4の1死満塁から関本が決勝の左前適時打を放てば、途中出場の野口が走者一掃の左翼線二塁打でとどめを刺した。開幕当初は前者が不振なら、後者は2軍…。春に苦しんだ男たちの働きが光った。9連敗からの逆襲で借金3。勝率5割復帰も見えてきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 16 0 ―
2横浜 20 15 0 1.0
3中日 20 17 1 1.0
4広島 17 20 0 3.0
5阪神 16 19 1 0.0
6ヤクルト 13 22 0 3.0
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■ 狩野大暴れ!
05/12 神宮
◆対ヤクルト7回戦
[阪神6勝1敗0分]
神010 200 000=3
ヤ000 002 000=2
[勝]杉山 1勝2敗
[S]藤川 1敗10S
[敗]石井一3勝4敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 本物や! 狩野がまたもや大暴れした。9連敗の後の3連勝はすべて先発マスク。1点差を逃げ切る好リードを見せた。打っても2回に先制の適時二塁打。虎の逆襲のカギは背番号99が握る。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 15 0 ―
2横浜 20 14 0 1.0
3中日 19 17 1 2.0
4広島 16 20 0 3.0
5阪神 15 19 1 0.0
6ヤクルト 13 21 0 2.0
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■ 初連弾で連勝や!
05/11 神宮
◆対ヤクルト6回戦
[阪神5勝1敗0分]
神110 030 000=5
ヤ001 020 000=3
[勝]ボーグル3勝1敗
[S]藤川 1敗9S
[敗]松井 1勝2敗
▼本塁打
(神)林4号・金本9号
(ヤ)ガイエル5号


 この2人が阪神逆襲の両輪だ。連敗脱出から一夜明けたヤクルト戦、林と金本による今季初のアベック弾が2連勝を呼んだ。1点リードの5回に“未来の大砲”と“現在の大砲”が2者連発。新クリーンアップを形成する3、4番を原動力として猛虎が再び走りだした。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 14 0 ―
2横浜 19 14 0 2.0
3中日 18 17 1 2.0
4広島 16 19 0 2.0
5阪神 14 19 1 1.0
6ヤクルト 13 20 0 1.0
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■ 大脱出!
05/10 甲子園
◆対巨人9回戦
[阪神3勝6敗0分]
巨010 001 000=2
神200 010 00X=3
[勝]福原 1勝1敗
[S]藤川 1敗8S
[敗]木佐貫2勝1敗
▼本塁打
(巨)阿部6号、7号
(神)金本8号・鳥谷2号


 アニキが打って連敗を9で止めた! 金本が初回に右越え8号2ラン。チームに勇気を与えた4番の先制アーチが、2週間ぶりの勝利を呼ぶ決勝打となった。お立ち台では「甲子園には5割で帰ってきます!」と高らかに反攻宣言。明日からのビジター6試合で、眠りから覚めた猛虎の逆襲が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 14 0 ―
2横浜 18 14 0 2.0
3中日 18 16 1 1.0
4広島 16 18 0 2.0
5阪神 13 19 1 2.0
5ヤクルト 13 19 0 0.0
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■ 球児でも止まらん…
05/09 甲子園
◆対巨人8回戦
[阪神2勝6敗0分]
巨004 000 002=6
神210 011 000=5
[勝]山口 1勝
[S]上原 3S
[敗]藤川 1敗7S
▼本塁打
(巨)
(神)林3号・葛城1号


 どないして勝ったらええねん…。頼みの球児が打たれ、連敗が9に伸びた。6回に葛城の勝ち越しソロで奪ったリードを守るべく、JFKトリオを総動員。8回途中からは13日ぶりに藤川が登板したが、9回に谷、二岡にタイムリーを浴びて逆転された。守護神の今季初失点で勝ちパターンまで崩れ、2004年6月11日以来、実に1062日ぶりの単独最下位。借金も7にふくらんだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 13 0 ―
2横浜 17 14 0 3.0
3中日 18 15 1 0.0
4広島 15 18 0 3.0
5ヤクルト 13 18 0 1.0
6阪神 12 19 1 1.0
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■ どん底8連敗…
05/08 甲子園
◆対巨人7回戦
[阪神2勝5敗0分]
巨012 040 000=7
神000 000 010=1
[勝]福田 1勝
[敗]ジャン2勝2敗
▼本塁打
(巨)李8号
(神)


 トンネルに出口はあるのか。連敗が止まらない。本拠地・甲子園に首位の巨人を迎えた伝統の一戦にも完敗。02年6月以来、実に5年ぶりの8連敗に沈んだ。赤星不在で組んだ急造打線では序盤の大量失点はあまりに重たい。借金6は04年10月以来。ヤクルトにも5位で並ばれ“最下位”に転落。岡田阪神、最大の窮地だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 21 13 0 ―
2横浜 17 13 0 2.0
3中日 17 15 1 1.0
4広島 15 17 0 2.0
5阪神 12 18 1 2.0
5ヤクルト 12 18 0 0.0
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■ 今年は黒い虎!
 5月22日のソフトバンク戦から始まる日本生命セ・パ交流戦24試合で着用する専用ユニホームを発表した。

 05年の交流戦元年から、ユニホームに趣向を凝らしてきた岡田阪神。05年は80年代前半の黄色の入った縦じま、昨年はスカイブルーを採用し、2年連続で復刻版を使用してきた。だが今回の第3弾は、地元・大阪出身の有名デザイナー・コシノヒロコさんデザインで、白と黒をベースにした縦じま模様。背番号、ロゴは黄色とフレッシュなスタイルだ。上着が黒のビジター用は、1953年以来、54年ぶりに筆記体の『Tigers』ロゴも復活した。

 「グラウンドの緑に映えるんじゃないですか」。ビジター用のユニホームに身を包んだ下柳が話せば、福原は「斬新な感じ。着心地はいいですよ」と声を弾ませた。

 毎年、ペナントレースの行方を左右する交流戦。「勝つだけです」。福原が力を込めれば、一方の下柳は過去2年間、3度の先発機会で0勝2敗と勝ち星のない古巣・日本ハム戦へ闘志を見せた。「過去2年勝っていないので勝ちたいと思います」。チームは05年は21勝13敗2分け、06年は21勝15敗と大きく勝ち越している交流戦。07年は心機一転、白星街道まっしぐらを狙う。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 20 13 0 ―
2横浜 17 12 0 1.0
3中日 16 15 1 2.0
4広島 15 16 0 1.0
5阪神 12 17 1 2.0
6ヤクルト 11 18 0 1.0
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■ G戦で出直し…
 7連敗中の阪神はゴールデンウイーク最終日の広島戦を雨で流した。金本が打撃練習後にベンチ裏のスイング室に30分こもれば、シーツは志願の居残り特打。今岡は広澤打撃コーチの助言に耳を傾けた。打線の中核3人が復調を探る中、悪夢の大型連休は終わった。8日からは首位・巨人との3連戦。連敗阻止、そして、逆襲へ。猛虎の命運はクリーンアップの復活にかかっている。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 20 13 0 ―
2横浜 17 12 0 1.0
3中日 16 15 1 2.0
4広島 15 16 0 1.0
5阪神 12 17 1 2.0
6ヤクルト 11 18 0 1.0
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■ 屈辱7連敗…
05/05 甲子園
◆対広島8回戦
[阪神2勝6敗0分]
広000 011 000=2
神000 000 000=0
[勝]佐々岡2勝2敗
[S]永川 1勝2敗9S
[敗]ボーグル2勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 打ったら打たれ、抑えたら打てない…。悪循環がどうにも解けず、岡田体制ワーストの7連敗となった。首痛再発の赤星が欠場。今岡を5番から外して1番に置く“荒療治”もむなしく、今季5度目の零封負けを喫した。明日は雨模様。虎は、屈辱のゴールデンウイーク未勝利に終わってしまうのか…。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 20 12 0 ―
2横浜 16 12 0 2.0
3中日 16 14 1 1.0
4広島 15 16 0 1.5
5阪神 12 17 1 2.0
6ヤクルト 10 18 0 1.5
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■ 連敗止まらん…
05/04 甲子園
◆対広島7回戦
[阪神2勝5敗0分]
広102 004 400=11
神000 005 000=5
[勝]フェルナンテ2勝1敗
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(広)栗原7号・新井11号
(神)狩野3号


 甲子園でも、福原でもダメ…。04年8月以来の6連敗を喫した。先発復帰の福原が3回までに3点を先制される苦しい展開。中盤からはリリーフ陣が打たれ、6回の一挙5点も及ばなかった。11失点は今季ワースト。まだ見ぬゴールデンウイーク1勝へ、岡田監督は「とにかく先発。5回でもええ」と叫んだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 19 12 0 ―
2横浜 16 11 0 1.0
3中日 15 14 1 2.0
4広島 14 16 0 1.5
5阪神 12 16 1 1.0
6ヤクルト 10 17 0 1.5
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■ 見せたぞ執念!
05/03 横浜
◆対横浜5回戦
[阪神1勝4敗0分]
神100 010 220=6
横121 110 01X=7
[勝]ホセロ2勝2S
[S]クルーン 1勝8S
[敗]ウィリアムス1勝1敗
▼本塁打
(神)今岡1号
(横)金城2号・村田4号


 林の気合の一打で追い上げ、金本の執念の犠飛で追いついた。まさかまさかのウィリアムスが打たれての惜敗だが、一度は最大4点差をはねのける粘りを見せた。5連敗?借金3?悪い流れは、明日から広島戦を戦う本拠地・甲子園がすべて変えてくれる。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1横浜 16 10 0 ―
2巨人 18 12 0 0.0
3中日 14 14 1 3.0
4広島 13 16 0 1.5
5阪神 12 15 1 0.0
6ヤクルト 10 16 0 1.5
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■ 打てず4連敗…
05/02 横浜
◆対横浜4回戦
[阪神1勝3敗0分]
神000 000 000=0
横011 101 00X=4
[勝]三浦 2勝3敗
[敗]下柳 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(横)


 悪夢の4連敗。昨季1試合平均6.5得点を挙げた横浜の地でも猛虎は沈黙した。三浦に完封を許し、今季ワーストの借金2に沈んだ。試合後の岡田監督は連敗中の“恒例”となったつながらない打線にいら立ちを隠せない。勝てないゴールデンウイークはいつまで続くのか…。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 18 11 0 ―
2横浜 15 10 0 1.0
3中日 13 14 1 3.0
4阪神 12 14 1 0.5
5広島 12 16 0 1.0
6ヤクルト 10 15 0 0.5
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■ 連敗止める!
 最強6番が連敗を止める! 林が雨天中止になった横浜スタジアムでの練習で、連敗ストップへの強い決意を示した。クリーンアップ3人衆が不調だが、猛虎には強打の6番がいる。打率.347、2本塁打と好調な大砲が、上昇気流を巻き起こす。

■セ・リーグ順位表
[2007/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 17 11 0 ―
2横浜 14 10 0 1.0
3中日 13 13 1 2.0
4阪神 12 13 1 0.5
5ヤクルト 10 14 0 1.5
6広島 11 16 0 0.5
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■ 4月負け越し…
04/30 広島
◆対広島6回戦
[阪神2勝4敗0分]
神000 020 110=4
広300 004 00X=7
[勝]黒田 3勝2敗
[S]永川 1勝2敗7S
[敗]小嶋 2勝3敗
▼本塁打
(神)林2号
(広)新井8号・前田智3号・倉3号


 開幕戦と同じ光景が、広島市民球場でも繰り返された。猛虎が誇るシーツ、金本、今岡の強打者トリオが沈黙。またしてもカープのエース・黒田にねじ伏せられた。

 「球は見えとるんやけど、打てん時は何をやっても打てん。体調?全然(問題ない)よ」

 金本が悔しさをかみ殺しながら、つぶやいた。まさかの2連敗で迎えた一戦。象徴的なシーンは8回に訪れた。鳥谷、赤星の連打で無死一、三塁。4点差があるとはいえ、1、2番コンビが築いた押せ押せムードに、左翼席は淡い期待を抱いた。だが、ここからがつながらない。シーツのニゴロの間に鳥谷が生還したものの、なおも1死一塁で金本は空振り三振。最後は今岡が力ないニゴロに倒れ、尻すぼみのまま反撃は終わった。

 6番・林以下が放った6安打を生かせなかった。初回の、シーツの遊ゴロ併殺打に始まり、クリーンアップで12打数ノーヒット。3月30日の開幕戦も9打数無安打で、2戦を合計すると黒田には21タコとなった。「何もないよ」。今岡もそれだけを言い残すと、帰りのバスへと乗り込んだ。

 「調子を崩しているね。横浜へ行ったら、多めに打たせるよ。クリーンアップ以外はよくつながっていたから、後は(3人を)待つだけや」

 正田打撃コーチは、不振脱出への打開策にも頭を巡らせた。貯金シリーズのはずが、予想だにしなかった3連敗。重たいムードを引きずったまま、猛虎は次なる敵地・横浜へと向かった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 11 0 ―
2横浜 14 10 0 0.5
3中日 13 12 1 1.5
4阪神 12 13 1 1.0
5広島 11 15 0 1.5
6ヤクルト 9 14 0 0.5
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■ 大拙攻!
04/29 広島
◆対広島5回戦
[阪神2勝3敗0分]
神000 000 001=1
広500 000 00X=5
[勝]佐々岡1勝2敗
[S]永川 1勝2敗6S
[敗]能見 1勝3敗
▼本塁打
(神)
(広)広瀬1号


 まさか…。貯金を吐き出した。8回まで11安打無得点の拙攻。最終9回に辛うじて完封負けを阻止した。計算外の2連敗で再び勝率5割へ逆戻り。最下位の広島を相手に貯金増をもくろんだゴールデンウイークで、猛虎が思わぬ“連休”に入ってしまった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 11 0 ―
2横浜 13 10 0 0.5
3中日 13 11 1 0.5
4阪神 12 12 1 1.0
5ヤクルト 9 13 0 2.0
6広島 10 15 0 0.5
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■ 魔球に負けた…
04/28 広島
◆対広島4回戦
[阪神2勝2敗0分]
神112 000 000=4
広300 050 00X=8
[勝]フェルナンテ1勝1敗
[敗]杉山 2敗
▼本塁打
(神)シーツ2号
(広)新井7号・天谷1号


 今季初の4連勝を狙ったが、広島のナックルボーラー・フェルナンデスを攻略できず、逆転負けを喫した。揺れて落ちる100キロ台の超遅球に、4イニングで散発の3安打無得点。黄金週間の9連戦初戦を飾ることはできなかった。今カードは残り2戦、そして次週も組まれており、対策は急務。猛虎に思わぬ難題が持ち上がった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 10 0 ―
2中日 13 10 1 1.0
3横浜 12 10 0 0.5
4阪神 12 11 1 0.5
5ヤクルト 8 13 0 3.0
6広島 9 15 0 0.5
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■ 9連戦も猛アピール!
 売り出し中の狩野が、5月22日から始まるパ・リーグとの交流戦でDHとして登場するプランが浮上した。広島入りした狩野は「交流戦までアピールしていかないといけない」と気合。まずは明日からの連戦中に予想されるスタメン出場で、結果を残す。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 9 0 ―
2中日 13 9 1 1.0
3阪神 12 10 1 1.0
4横浜 11 10 0 0.5
5ヤクルト 7 13 0 3.5
6広島 8 15 0 0.5
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■ 神撃3連勝!
04/26 甲子園
◆対ヤクルト5回戦
[阪神4勝1敗0分]
ヤ000 010 000=1
神101 001 00X=3
[勝]ボーグル2勝
[S]藤川 7S
[敗]グライシン3勝2敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 こんな勝利もいいもんだ。シーツと鳥谷がダイビングキャッチの競演。鉄壁の守備でピンチを防ぎ、3−1で競り勝った。奇跡あり、楽勝あり、守り勝ちあり…。今季初の同一カード3連勝で貯金も2。黄金週間を前に猛虎の調子が上がってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 9 0 ―
2中日 13 9 1 1.0
3阪神 12 10 1 1.0
4横浜 11 10 0 0.5
5ヤクルト 7 13 0 3.5
6広島 8 15 0 0.5
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■ お目覚め打!?
04/25 甲子園
◆対ヤクルト4回戦
[阪神3勝1敗0分]
ヤ010 000 001=2
神210 003 10X=7
[勝]下柳 2勝2敗
[敗]石井一1勝3敗
▼本塁打
(ヤ)畠山1号
(神)シーツ1号


 これぞ今季のベストゲームだ。快勝へ導いたのは岡田監督がもっとも期待を寄せてきた男。今岡が初回の先制打を含む4安打で、チームに5日ぶりの貯金をもたらした。V奪回には欠かせない5番打者の完全復活で4カードぶり勝ち越し。再び貯金生活に入った猛虎の快走ももう、間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 13 8 1 ―
2巨人 14 9 0 0.0
3横浜 11 9 0 1.5
4阪神 11 10 1 0.5
5ヤクルト 7 12 0 3.0
6広島 7 15 0 1.5
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■ タナボタ5割復帰!
04/24 甲子園
◆対ヤクルト3回戦
[阪神2勝1敗0分]
ヤ001 000 000 =1
神000 000 002x=2
[勝]ウィリアムス1勝
[敗]高津 1敗3S
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 おじさんも頑張ります! 矢野がサヨナラ打。今季初のお立ち台では「若い狩野も頑張っている。おじさんの矢野も頑張ります」と場内を沸かせた。完封負け直前の9回1死無走者から、ヤクルト・ガイエルの失策をきっかけにしての逆転劇。タナボタの5割復帰で、猛虎が上昇気流に乗る。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 12 8 1 ―
2巨人 13 9 0 0.0
3横浜 11 8 0 0.5
4阪神 10 10 1 1.5
5ヤクルト 7 11 0 2.0
6広島 7 14 0 1.5
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■ チャンスやで!
 代役はこの男しかいない。右肩痛を再発した浜中の出場選手登録抹消に伴い、林を明日のヤクルト戦から先発右翼で継続起用する方針を固めた。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 8 0 ―
2中日 11 8 1 1.0
3横浜 10 8 0 0.5
4阪神 9 10 1 1.5
5ヤクルト 7 10 0 1.0
6広島 7 13 0 1.5
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■ あきらめへん!
04/22 甲子園
◆対巨人6回戦
[阪神2勝4敗0分]
巨021 040 030=10
神000 100 002=3
[勝]高橋尚4勝
[敗]小嶋 2勝2敗
▼本塁打
(巨)谷3号
(神)狩野2号


 狩野が2試合連続の2号2ラン。9点を追う9回2死一塁、内角低めの144キロを左翼席へ叩き込んだ。10失点の大敗で、まさかの3カード連続の負け越しで借金は1。しかし、伝統の一戦で、新星が3夜連続の猛アピール。最後まで勝負を捨てない若トラがV奪回を狙う猛虎にはいる。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 8 0 ―
2中日 11 8 1 1.0
3横浜 10 8 0 0.5
4阪神 9 10 1 1.5
5ヤクルト 7 10 0 1.0
6広島 7 13 0 1.5
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■ 旬な男!
04/21 甲子園
◆対巨人5回戦
[阪神2勝3敗0分]
巨030 000 020=5
神000 101 000=2
[勝]久保 1勝
[S]林  3S
[敗]能見 1勝2敗
▼本塁打
(巨)ホリンズ2号
(神)狩野1号


 伝統の一戦に敗れた夜、若虎は元気いっぱいだった。狩野が今季初めて先発マスクで登場。4回にプロ初本塁打をバックスクリーンへ運ぶなど、初体験の3安打猛打賞を記録した。初安打が殊勲のサヨナラ打となった前夜に続く“初もの尽くし”。6回には、激走ホームインで甲子園のファンを沸かせた。この勢いは本物だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 11 7 1 ―
2巨人 12 8 0 0.0
3横浜 9 8 0 1.5
4阪神 9 9 1 0.5
5ヤクルト 6 10 0 2.0
6広島 7 12 0 0.5
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■ 奇跡のサヨナラ!
04/20 甲子園
◆対巨人4回戦
[阪神2勝2敗0分]
巨001 000 000 003 =4
神000 000 100 004x=5
[勝]橋本健1勝1敗
[敗]豊田 2敗3S
▼本塁打
(巨)
(神)


 もちろん虎党だって最高です! 痛快すぎるG倒に、奇跡の逆転勝利に甲子園が揺れた。3点ビハインドを追いついた延長12回、ドラマは最後の最後も劇的だった。プロ7年目の24歳・狩野が2死満塁からプロ初安打・初打点となるサヨナラ打。「最高です!」。苦労人がお立ち台で吠えた。借金生活突入のピンチを貯金生活に変え、「ナゴヤショック」を払しょくした猛虎は再び力強く走り始める。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 10 7 1 ―
2巨人 11 8 0 0.0
3阪神 9 8 1 1.0
4横浜 8 8 0 0.5
5ヤクルト 6 9 0 1.5
6広島 7 11 0 0.5
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■ 連夜の猛打も…
04/19 ナゴヤドーム
◆対中日6回戦
[阪神3勝2敗1分]
神021 040 000=7
中010 050 30X=9
[勝]グラセスキ3勝
[S]岩瀬 5S
[敗]久保田1勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)


 痛い1敗には違いない。7−1の大量リードから、最後は久保田がつかまって勝率5割に逆戻りした。しかし、だ。大嫌いだったナゴヤドームで、攻撃陣は前夜の9点に続く大ハッスル。今岡は満塁からタイムリー、赤星は3安打2盗塁と持ち味を出し切った。交流戦前の中日戦6試合は3勝2敗1分けと“勝ち越し”に成功。鬼門イメージを払しょくした猛虎打線が、次は甲子園で巨人を打ちのめす。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 10 6 1 ―
2巨人 11 7 0 0.0
3横浜 8 7 0 1.5
4阪神 8 8 1 0.5
5ヤクルト 5 9 0 2.0
6広島 6 11 0 0.5
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■ 呪い解けた!?
04/18 ナゴヤドーム
◆対中日5回戦
[阪神3勝1敗1分]
神600 300 000=9
中010 000 000=1
[勝]下柳 1勝2敗
[敗]長峰 1敗
▼本塁打
(神)金本7号
(中)


 アニキが鬼門ナゴヤの呪縛を解いた! 金本が4打点を挙げる大活躍。初回、6点の口火となる右犠飛で先制すると、5点リードの4回には無死一、二塁から2試合ぶりの7号3ランを放った。ナゴヤドームでは最多タイの得点差となった8点差をつけての快勝。前夜の零敗の重苦しい空気を先発全員の13安打9得点で吹き飛ばし、第3戦へ弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 9 6 1 ―
2巨人 10 7 0 0.0
3阪神 8 7 1 1.0
4横浜 7 7 0 0.5
5ヤクルト 5 8 0 1.5
6広島 6 10 0 0.0
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■ 鬼門ナゴヤで0行進…
04/17 ナゴヤドーム
◆対中日4回戦
[阪神2勝1敗1分]
神000 000 000=0
中203 000 00X=5
[勝]山本昌1勝2敗
[敗]ジャン2勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ8号


 安打は出た。だが、それだけだった。遠すぎる本塁。1点も取れなかった。因縁の左腕、因縁のナゴヤドーム…。昨年9月16日に阪神球団史上41年ぶりのノーヒットノーランをやられた山本昌へのリベンジはならず、返り討ちにあった。

 「きょうの方が良かったんちゃうか。良くなっていく点差や。5点もあったら、一番うまく投げるピッチャーや」

 岡田監督は淡々と話した。1週間前、甲子園で5回途中KOに追い込んだ時のように打ち崩すことができなかった。序盤の失点を追いかける展開になり、老練なベテランに自在な投球を許してしまった。散発3安打。鳥谷に三塁打が出た6回以外は、二塁すら踏ませてもらえなかった。

 4打数無安打に封じ込まれた金本は「低めに来てたかな。オレの時はそうでもなかったけど。全部、打ち損じ」と自分に腹を立てた。広澤打撃コーチは「同じピッチャーに球場が違うだけでやられるというのは、ハート面しか違わない。本当、気持ちだけなんだ」と力説した。昨季1勝10敗からの逆襲を誓って乗り込んだナゴヤドームで猛虎が最初に味わったのは、またも悔しさだった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 9 5 1 ―
2巨人 9 7 0 1.0
3阪神 7 7 1 1.0
3横浜 7 7 0 0.0
5広島 6 9 0 1.5
6ヤクルト 5 8 0 0.0
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■ ジャンに新相棒!?
 明日17日、中日とのナゴヤ決戦の先陣を切るジャンに新たな武器が加わった。本業の投球に劣らず打撃に闘志を燃やす巨漢右腕は、金本の橋渡しでボンズ愛用でも知られる通称“サムバット”を入手。狙うは、投げて打っての竜倒。鬼門粉砕に期待大だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 8 5 1 ―
2巨人 9 6 0 0.0
3阪神 7 6 1 1.0
4横浜 7 7 0 0.5
5ヤクルト 5 8 0 1.5
6広島 5 9 0 0.5
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■ 猛虎打線大爆発!
04/15 甲子園
◆対横浜3回戦
[阪神1勝2敗0分]
横000 010 000=1
神710 000 02X=10
[勝]小嶋 2勝1敗
[敗]工藤 3敗
▼本塁打
(横)
(神)鳥谷1号・金本5号、6号


 鳥谷が“サンデー猛虎祭”の口火を切った。プロ初の先頭打者アーチを記録。打者一巡した2打席目でも左前適時打を放つなど、今季3度目の猛打賞で連敗阻止に貢献した。打線も初回に7点を奪い工藤をKOすると、今季最多の13安打10得点で再び貯金1。17日からは敵地ナゴヤドームでの中日戦。勢いを取り戻した猛虎には、もう“鬼門”も怖くない。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 8 5 1 ―
2巨人 9 6 0 0.0
3阪神 7 6 1 1.0
4横浜 7 7 0 0.5
5ヤクルト 5 8 0 1.5
6広島 5 9 0 0.5


[観]編集長2勝0敗
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■ 拙攻12残塁…
04/14 甲子園
◆対横浜2回戦
[阪神0勝2敗0分]
横000 000 024=6
神000 000 000=0
[勝]ホセロ1勝
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 打倒中日でつくった貯金2を、あっけなく失った。3回無死満塁からクリーンアップが総倒れするなど12残塁。今季2度目の完封負けで、昨季18勝4敗とカモにした横浜に痛い連敗を喫した。首痛による欠場の赤星に代わって2番・関本、9番・赤松の緊急布陣を敷いたが、力投の能見を援護できなかった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 5 1 ―
2巨人 8 6 0 0.0
3横浜 7 6 0 0.5
4阪神 6 6 1 0.5
5ヤクルト 5 7 0 1.0
6広島 5 8 0 0.5
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■ 打ちたかった…
04/13 甲子園
◆対横浜1回戦
[阪神0勝1敗0分]
横000 000 330 =6
神100 000 120x=4
(9回降雨コールド)
[勝]三浦 1勝2敗
[S]クルーン 6S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(横)
(神)


 幻の同点劇―。猛虎の追撃は豪雨に阻まれた。今季2度目の3連勝を狙った横浜戦は終盤から雨中の決戦へ。2点を追う9回、2死三塁までクルーンを攻めながら、主砲金本のカウントが1−2となった場面で試合は中断し、そのまま悔しいコールド敗戦になった。打線は確実に上昇気配。無念は明日、爽快な勝利で晴らしたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 4 1 ―
2巨人 8 5 0 0.0
3阪神 6 5 1 1.0
4横浜 6 6 0 0.5
5ヤクルト 4 7 0 1.5
6広島 4 8 0 0.5
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■ 愛の驚弾!
04/12 甲子園
◆対中日3回戦
[阪神2勝0敗1分]
中000 001 000=1
神120 000 00X=3
[勝]ボーグル1勝
[S]藤川 6S
[敗]川上 1勝1敗
▼本塁打
(中)中村紀1号
(神)ボーグルソン1号


 ボギーさまさま、愛の力や! 甲子園が虎の新外国人・ボーグルソンのワンマンショーと化した。2回に川上から衝撃の2ラン。阪神助っ人投手では8年ぶり5人目のアーチでリードを3点に広げると、6回1失点で来日初勝利を挙げた。初観戦のニコール夫人から「ホームランを打ってね」と“おねだり”されて燃えた夫は、お立ち台で愛妻に向かって「アイ・ラブ・ユー」。竜倒の使者は、驚異の純愛男だった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 4 1 ―
2阪神 6 4 1 0.5
3巨人 7 5 0 0.0
4横浜 5 6 0 1.5
5ヤクルト 4 6 0 0.5
6広島 4 8 0 1.0


[観]編集長1勝0敗
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■ 林千金同点打!
04/11 甲子園
◆対中日2回戦
[阪神1勝0敗1分]
中300 300 000 000=6
神300 001 200 000=6
(規定により引き分け)
▼本塁打
(中)
(神)金本4号


 逃げる竜に虎がガブリと食らいついた。2点を追う8回、2死走者なしから金本、今岡が粘りの連打。岡田監督が浜中に代え送った代打・林が、センター頭上を破る同点二塁打をかっ飛ばした。2夜連続のJFK投入など総力戦で今季初の延長を戦い、12回引き分け。宿敵との1年をかけた死闘を予感させる、4時間37分だった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 3 1 ―
2阪神 5 4 1 1.5
3巨人 6 5 0 0.0
4横浜 5 5 0 0.5
5広島 4 7 0 1.5
6ヤクルト 3 6 0 0.0
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■ 天敵マサKO!
04/10 甲子園
◆対中日1回戦
[阪神1勝0敗0分]
中011 000 000=2
神000 140 00X=5
[勝]ジャン2勝
[S]藤川 5S
[敗]山本昌2敗
▼本塁打
(中)ウッズ5号
(神)


 今岡が価値ある決勝打を放った。1点差を追いついた5回1死満塁。昨年から4連敗を喫していた“天敵”山本昌からの中前2点適時打が6試合ぶりの打点となり、チームも今季最多の5得点をマークした。甲子園開幕戦でV争い最大のライバル・落合竜に先勝。今年の猛虎はひと味違いまっせ!

■セ・リーグ順位表
[2007/04/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 3 0 ―
2阪神 5 4 0 1.5
3巨人 5 5 0 0.5
3横浜 5 5 0 0.0
5広島 4 6 0 1.0
6ヤクルト 3 6 0 0.5
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■ 自分ではい上がれ!
 窮状のままライバルとの今季初決戦を迎えた。岡田監督も勢いに乗る敵軍よりも沈む自軍に頭を悩ませる。明日からの中日3連戦の話題を「相手のことよりもなあ…」とさえぎった。

 「こっちが点を取らなどうしようもないわ」

 救い、いや活路は本拠地に求めた。開幕から4カード目。猛虎は初めて甲子園に戻る。力をくれる大観衆の待つ庭だ。

 「ホッとするんじゃなく変えなあかん。きっかけにせなあかん」

 開幕から8試合で奪った得点は計18点。1試合最多が4点なら、1試合平均では3点(2.25)にも満たない。4勝4敗の5割発進が幸いに思えるほど打線は春眠をむさぼっている。特に浜中と関本は2人で計3安打。両名の休日返上練習は報道陣から知らされた。

 「きのう正田が言うてきたんや。“強制的に打たせます”って。“ほっとけ”と言うたんや。プロなんやから。こっちが手を差し伸べることないわ。自分ではい上がるしかない」

 突き放すような口調は裏返せば期待の証しとも受け取れる。まだ4月。まだ先は長い。いまは中日への対抗心を胸の奥にとどめ、ただ打線の目覚めを願っていた。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 2 0 ―
2巨人 5 4 0 2.0
3阪神 4 4 0 0.5
4横浜 4 5 0 0.5
5ヤクルト 3 5 0 0.5
6広島 3 6 0 0.5
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■ 深刻!左アレルギー!
04/08 東京ドーム
◆対巨人3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神000 000 000=0
巨000 101 00X=2
[勝]高橋尚2勝
[敗]小嶋 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)小笠原2号


 巨人・高橋尚にひねられ、散発6安打で今季初の完封負け。開幕から続く“左腕アレルギー”が、いよいよ深刻になってきた。ここから15試合は、順当なら10試合でサウスポーと当たる非常事態。岡田監督からは「5、6番が打たんと点にならん」と今岡、浜中に猛ゲキが飛んだ。10日は宿敵・中日を迎えて甲子園開幕。山本昌撃ちで景気づけや!

■セ・リーグ順位表
[2007/04/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 7 2 0 ―
2巨人 5 4 0 2.0
3阪神 4 4 0 0.5
3横浜 4 5 0 0.5
5ヤクルト 3 5 0 0.5
6広島 3 6 0 0.5
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■ 大暴れ!
04/07 東京ドーム
◆対巨人2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神013 000 000=4
巨200 100 000=3
[勝]能見 1勝
[S]藤川 4S
[敗]門倉 2敗
▼本塁打
(神)林1号
(巨)


 渾身のスイングでG倒だ。今季初先発の林が2安打3打点の大活躍で、岡田監督のスタメン抜てきに応えた。2点を追う2回1死に追撃のノロシを上げる今季第1号を右中間に放つと、同点で迎えた3回には2死二、三塁から中前へ勝ち越し2点打。右翼のレギュラーを狙う大砲が持ち前の長打でその本領をいかんなく発揮した。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 6 2 0 ―
2阪神 4 3 0 1.5
3巨人 4 4 0 0.5
3横浜 4 4 0 0.0
5広島 3 5 0 1.0
6ヤクルト 2 5 0 0.5
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■ どうした?Gキラー!
04/06 東京ドーム
◆対巨人1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 010 000=1
巨030 300 00X=6
[勝]内海 2勝
[敗]下柳 2敗
▼本塁打
(神)
(巨)李2号


 ついに神話が崩壊した。下柳が先発も4回途中6失点でノックアウト。04年4月4日から続いた東京ドームでの連勝は「6」でストップした。開幕戦に続く2連敗に「みんなに申し訳ない…」と唇をかみしめた左腕。打線も巨人・内海の前にわずか1得点に終わり、今季初の連敗を喫した。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 6 1 0 ―
2巨人 4 3 0 2.0
3阪神 3 3 0 0.5
3横浜 3 4 0 0.5
5ヤクルト 2 4 0 0.5
6広島 2 5 0 0.5
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■ お目覚め打!?
04/25 甲子園
◆対ヤクルト4回戦
[阪神3勝1敗0分]
ヤ010 000 001=2
神210 003 10X=7
[勝]下柳 2勝2敗
[敗]石井一1勝3敗
▼本塁打
(ヤ)畠山1号
(神)シーツ1号


 これぞ今季のベストゲームだ。快勝へ導いたのは岡田監督がもっとも期待を寄せてきた男。今岡が初回の先制打を含む4安打で、チームに5日ぶりの貯金をもたらした。V奪回には欠かせない5番打者の完全復活で4カードぶり勝ち越し。再び貯金生活に入った猛虎の快走ももう、間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 13 8 1 ―
2巨人 14 9 0 0.0
3横浜 11 9 0 1.5
4阪神 11 10 1 0.5
5ヤクルト 7 12 0 3.0
6広島 7 15 0 1.5
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■ 虎軍奮闘!
04/05 神宮
◆対ヤクルト2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 001 000=1
ヤ000 100 30X=4
[勝]石井一1勝
[S]高津 1S
[敗]橋本健1敗
▼本塁打
(神)金本3号
(ヤ)飯原1号、ラミレス1号


 金本が2戦連発の3号ソロ。苦手のヤクルト・石井一から7年ぶりとなる一発は、開幕5試合で3発のハイペース弾だが、浜中、関本はまたも無安打に終わり、4連勝はならず。浜中よ、関本よ、孤軍奮闘するアニキの背中を見よ!

■セ・リーグ順位表
[2007/04/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 5 1 0 ―
2阪神 3 2 0 1.5
3巨人 3 3 0 0.5
3横浜 3 3 0 0.0
5広島 2 4 0 1.0
6ヤクルト 1 4 0 0.5
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■ KJFに恵の雨!
 KFJに恵みの雨。ヤクルト戦は降雨中止。目下、3戦連投中の久保田、ウィリアムス、藤川は貴重な休養をゲットした。

 練習開始直後から降り出した雨は、みるみるうちに強さを増した。午後3時50分には、早々に中止が決定。思わず笑顔を浮かべたのは、ウィリアムスだった。

 「ナイスホリデー!」

 チームは3月31日の広島戦から3連勝。開幕ダッシュの予感が漂うが、中継ぎトリオにかかる負担は少なくなかった。打線はここまでの4試合で12得点、打率.222と低迷。連勝中も能見、小嶋、ジャンの先発陣は、いずれも5イニングで降板していた。

 「恵みの雨。でもいい感じで投げていたので、連投したい気持ちも…」

 好調をキープしている久保田はやや複雑だったが、体を休めることができたのは紛れもない事実。藤川も「最初にしてはみんな大変ですから」と歓迎した。

 先発予定だった江草はスライドせずに、そのまま中継ぎへ回ることが濃厚。リリーフ陣がより厚みを増すことも、KFJの負担軽減にはいい追い風になる。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 1 0 ―
2阪神 3 1 0 0.5
3巨人 3 2 0 0.5
4横浜 2 3 0 1.0
4広島 2 3 0 0.0
6ヤクルト 0 4 0 1.5
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■ 自ら祝砲!
04/03 神宮
◆対ヤクルト1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神000 040 000=4
ヤ000 030 000=3
[勝]ジャン1勝
[S]藤川 3S
[敗]石井 1敗
▼本塁打
(神)金本2号
(ヤ)


 神宮の雨空に主砲の祝砲が上がった。金本が満塁弾で自身39歳の誕生日に花を添えた。5回2死満塁から先制の今季2号がバックスクリーンを直撃。8回の左翼守備では本塁補殺の好返球で危機を救った。4番の攻守にわたる奮闘で猛虎は開幕黒星から3連勝へ伸びた。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 1 0 ―
1阪神 3 1 0 0.0
1巨人 3 1 0 0.0
4横浜 2 2 0 1.0
5広島 1 3 0 1.0
6ヤクルト 0 4 0 1.0
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■ ジャン出陣!
 心は早くも決戦モード! 新外国人・ジャンが明日のヤクルト戦で、来日初先発。ツバメ斬りの先陣を果たす。

 軽いアップとキャッチボールを終えただけで、大粒の汗。この光景までは、いつもと変わらない。そして、練習を終えた右腕を待ち受ける報道陣。だが、球団通訳が取材の要請を伝えると、普段は温和な男の表情が途端に険しくなった。

 「きょうは何も話すことはないよ」

 それだけを言い残すと、左肩にバッグを提げ球場出口へ直行。無言のまま、藤川、久保田らとともに、帰りのタクシーへと乗り込んだ。

 キャンプ直前の来日から2カ月。これまでは嫌な顔ひとつせずに、ことあるごとに、報道陣の取材に対応してきた。だが、きょうだけは勘弁してほしい−。約24時間後の初登板を控え、集中力を高めていた。

 メジャー通算33勝51セーブ。その実績通り、キャンプから順調に調整を重ねてきた。オープン戦では3試合、17回を投げわずかに3失点。最終登板となった3月22日の横浜戦では、6回を投げスタミナ面でも不安を感じさせなかった。

 神宮でのナイター練習は、グラウンドへ入ると真っ先にマウンドを確認。ブルペンには入らず、通常通りのノースローで練習を終えた。

 投手ジャンにとっては、不利に働く神宮の狭さも、メジャー2打数2安打1本塁打を誇る打者ジャンにとっては大きな魅力。両翼91メートル、センター120メートルのサイズなら、打でも虎党を魅了してくれるかもしれない。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 0 0 ―
2阪神 2 1 0 1.0
2巨人 2 1 0 0.0
4横浜 1 2 0 1.0
4広島 1 2 0 0.0
6ヤクルト 0 3 0 1.0
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■ 小嶋快挙や!
04/01 京セラD大阪
◆対広島3回戦
[阪神2勝1敗0分]
広000 020 000=2
神103 000 00X=4
[勝]小嶋 1勝
[S]藤川 2S
[敗]大竹 1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 虎希望の星がやってくれた! 希望入団枠の小嶋が初先発し5回2失点の粘投。1965年のドラフト制度後、新人投手としては球団史上初となる開幕カードでの初登板初先発初白星の快挙を達成した。12球団ルーキーの中でも、一番星をゲット。“初ものづくし”のデビュー戦を飾り、ヤンキース・井川から受け継いだ背番号29の新たな伝説が始まった。

■セ・リーグ順位表
[2007/04/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 0 0 ―
2阪神 2 1 0 1.0
2巨人 2 1 0 0.0
4横浜 1 2 0 1.0
4広島 1 2 0 0.0
6ヤクルト 0 3 0 1.0
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■ 優勝呼ぶ吉兆弾!
03/31 京セラD大阪
◆対広島2回戦
[阪神1勝1敗0分]
広010 100 000=2
神002 000 10X=3
[勝]久保田1勝
[S]藤川 1S
[敗]宮崎 1敗
▼本塁打
(広)新井1号
(神)金本1号


 猛虎が一日遅れで“開幕”した。進軍開始の号砲を上げたのは、やはりこの男だ。広島との開幕第2戦。金本が3回、右翼5階席へ特大の140メートル逆転弾を打ち込んだ。決勝点は7回の押し出し四球とはいえ、前夜敗戦の重苦しさを振り払う一撃だった。主砲加入後の過去4年間で●○発進だった03、05年はいずれも優勝を飾った。07年も再び…。うれしい予感をかきたてる激弾が京セラドーム大阪を揺らした。

■セ・リーグ順位表
[2007/03/31現在]
   勝 敗 分 差
1中日 2 0 0 ―
2阪神 1 1 0 1.0
2巨人 1 1 0 0.0
2広島 1 1 0 0.0
2横浜 1 1 0 0.0
6ヤクルト 0 2 0 1.0
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■ 悔幕…
03/30 京セラD大阪
◆対広島1回戦
[阪神0勝1敗0分]
広001 001 020=4
神000 000 100=1
[勝]黒田 1勝
[S]永川 1S
[敗]下柳 1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 『たら』『れば』の終盤攻防に、血圧上がったで。難敵・黒田と守護神・永川の前に決定打を奪えず、3年連続で開幕試合を落とした。左太もも裏痛から本番に滑り込んだ金本も、八回一死満塁の絶好機であえなく凡退。虎党のため息をバネにきょうこそ、スカっと頼んまっせ!

■セ・リーグ順位表
[2007/03/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 1 0 0 ―
1巨人 1 0 0 0.0
1広島 1 0 0 0.0
4阪神 0 1 0 1.0
4横浜 0 1 0 0.0
4ヤクルト 0 1 0 0.0
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■ いざ開幕!
 左太もも裏張りの影響を心配されていた金本が全開開幕を宣言した。開幕前日、快音連発のフリー打撃で復調を実感。気持ちの高ぶりを隠すことなく主砲は言った。「来るなら来い。いいピッチャーだけ来い」。開幕戦で相まみえる広島・黒田を皮切りに強敵との対決は望むところ。覇権奪回の道は猛虎の4番が切り開く。
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■ 食べ過ぎ!?
 主力2人にアクシデントが発生した。シーツとボーグルソンが、体調不良のため練習を欠席した。

 早朝に甲子園球場を訪れた2人はそろって吐き気を訴え、球団トレーナーに付き添われ西宮市内の病院で検査を受けた。その後は自宅に戻り静養に努めた。

 常川チーフトレーナー補佐は「2人とも同じ症状。未明から嘔吐している状態。熱はありません。明日の練習は朝の状態を見てからになります」と説明した。

 前日27日の紅白戦ではボーグルソンが先発登板。またシーツも先発出場するなど、元気な姿を見せていた。練習後には焼き肉店で決起集会が開かれた。詳しい病状は発表されていないが、食あたりの可能性もある。

 開幕を3日後に控えているだけに、今後の経過が気になるところ。だが、岡田監督は「食べ過ぎちゃうか。(開幕は)大丈夫やろ。熱があって静養しているんじゃないから」と平然。当日の状態次第だが、明日の練習にも参加する予定で最悪の事態は免れそうだ。
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■ 決起集会
 3月30日のシーズン幕開けを前に毎年恒例の選手会主催の決起集会が開かれた。練習後には西宮市内の焼き肉店に選手、スタッフら約50人が集結。乾杯の音頭を取った選手会長の赤星は「チーム一丸となって優勝できるように頑張りましょう」と一致団結を強調した。ジャン、ボーグルソンら新戦力も参加し、スタミナ料理が並ぶテーブルを囲んで結束を固めた。英気を養い、戦闘準備を整えた猛虎軍団が2年ぶりとなる地元での開幕戦に挑む。
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■ 今年はハワイ旅行!
 アニキの贈る夢がパワーアップ!? 金本の新プレゼント企画が球団から発表された。昨年まで3年間続けた温泉旅行が今年は何と豪華海外旅行へ発展。甲子園で本塁打を放てば、1家族を招待する。過去最多だった2004、05年の15発に当てはめれば、約1500万円の出費だ。さすが現役最高給。虎の主砲は太っ腹だ。
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■ チーム3冠!
03/25 京セラD大阪
◆オープン戦
ヤ108 001 000=10
神000 001 000=1
[勝]増渕 1勝
[敗]能見 1勝2敗
▼本塁打
(ヤ)青木3号
(神)


 阪神の背番号1が春の“安打王”に輝いた。オープン戦最終戦となったヤクルト戦。鳥谷が快打2本を放って締めくくった。オープン戦での計25安打は12球団最多。1番打者を任されるプロ4年目へ準備は整った。3.30開幕。猛虎の攻撃はこの男から始まる。
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■ 仰天!?
03/24 京セラD大阪
◆オープン戦
ヤ100 000 100=2
神000 000 000=0
[勝]石井一1勝2敗
[S]高津 1敗2S
[敗]下柳 1勝1敗
▼本塁打
(ヤ)青木2号
(神)


 驚きの“代打、金本”が実現した。左太もも裏の張りを抱えて先発を外れた金本が初回に代打で登場した。本人が志願した1打席出場をかなえるために首脳陣が策を練ったサプライズ起用。連続試合フルイニング出場の世界記録を更新中の鉄人にとっては実に8年ぶりの体験だった。
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■ 金本チェック!
 中田より、開幕準備や! 岡田監督が左太もも裏に張りを訴えている金本と甲子園室内での練習中に会談。残るオープン戦2試合を欠場させる基本方針を固めた。主砲の“スパーリング”を兼ねた27日の紅白戦も設定。すぐ横の甲子園では大阪桐蔭の怪物・中田がセンバツ初戦を戦っていたが、直接視察には出向かず30日開幕への備えに専念した。
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■ 球団新!
03/22 横浜
◆オープン戦
神011 210 010=6
横100 101 010=4
[勝]ジャン2勝
[S]橋本健3S
[敗]土肥 1敗
▼本塁打
(神)葛城2号
(横)村田1号


 強い、強い、強すぎるで! 猛虎打線が序盤から火を噴き、先発野手全員が安打を記録するなど14安打6得点で横浜を下し、オープン戦の球団新記録となる8連勝。残り2試合を残し6年連続の勝ち越しを決めた。主砲・金本が、試合直前に左太もも裏に張りを訴え、不在となるアクシデントを物ともせず、いつでも開幕OK。いや早く来いって感じや!
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■ 満開5打点!
03/21 倉敷
◆オープン戦
神000 500 300=8
広000 210 000=3
[勝]ボーグル1勝
[敗]青木高1勝1敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原2号


 春満開!最強5番打者の復活!雪辱の07年となる今岡が広島戦で5打点の大暴れ。開幕カードの相手を蹴散らした。遊撃前のゴロを軽快にさばくなど三塁の守備でもハツラツ。03年以来の“球団タイ記録”となるオープン戦7連勝で、背番号7が元気だと阪神はめちゃめちゃ強い!
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■ 劇弾で6連勝!
03/20 高松
◆オープン戦
広020 010 001=4
神001 000 40X=5
[勝]桟原 1勝
[S]久保田2S
[敗]小山田1敗
▼本塁打
(広)栗原1号
(神)鳥谷2号


 鳥谷が3月30日の開幕戦で激突する広島とのオープン戦で勝利を決める2号逆転3ランを放った。1点を追う7回1死一、三塁から139キロの速球を右中間スタンドへたたき込んだ。これでオープン戦は打率.367と好調。成長著しい猛虎打線の若きリーダーが早くも全開モードに突入だ。
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■ 春眠は吉兆!?
 金本がオープン戦での“不発”を歓迎した。この日までに出場した6試合計17打席で0本塁打。「そういう時の方がシーズンでは打ってる」と本番での爆発を自ら予感した。振り返れば、自己最多の40本塁打を記録した05年、阪神移籍1年目の03年がともにオープン戦0発で、リーグ優勝を果たした記念の年とも合致する。主砲は静かに力をためながら開幕を待つ。
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■ V奪回の秘策や!
03/18 東京ドーム
◆オープン戦
神002 102 000=5
巨001 001 000=2
[勝]能見 1勝1敗
[S]相木 1勝1S
[敗]パウエル 1勝2敗
▼本塁打
(神)鳥谷1号
(巨)谷1号


 岡田阪神が07年シーズンの超攻撃オプション、「8番・投手」「9番・赤星」の仰天プランが浮上した。巨人戦では、9番に入った赤星が“裏の1番”として3安打2得点と活躍し、1番・鳥谷も、センターバックスクリーンへオープン戦1号2ランを放つなど猛打賞の大暴れを見せた。満点の予行演習も完了し、気分そう快のG倒で5連勝、勝率5割だ。
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■ 貫禄ピッチ!
03/17 横浜
◆オープン戦
神006 000 010=7
横001 001 020=4
[勝]下柳 1勝
[S]久保田1S
[敗]三浦 1勝1敗
▼本塁打
(神)浜中2号
(横)


 先発・下柳が4回を投げて3安打1失点。粘投という言葉がピッタリの投球内容だった。

 「まだまだやな。寒かった? それは関係ない。ちょこちょこ、直さなアカンとこもあるしな」

 走者を出しても低めに球を集め、この日も内野ゴロを4つ記録した。岡田監督も「打たせてゴロで取るのは、(下柳には)普通やろ」と何の不安もない。

 上には上がいるから頑張れる。試合前には、ダイエー(現ソフトバンク)時代、2年間を過ごした43歳の工藤の元に歩み寄った。「尊敬? あれだけ長いこと投げているんだからな」。“元祖おじさん”からパワーをもらって、結果を出した。OPは2試合で6回1失点。安藤と福原が離脱し、開幕投手は最有力のジャンか、それとも…。次回の登板予定は助っ投右腕と同じく24日からのヤクルト2連戦(京セラ)のどちらか。さあ勝負だ。
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■ 満開目前!
03/16 千葉
◆オープン戦
神100 040 101=7
ロ000 002 001=3
[勝]ジャン1勝
[敗]呉  1勝1敗
▼本塁打
(神)
(ロ)


 オープン戦4試合目。通算10打席目で金本に初打点が付いた。5回、1死一、二塁の好機。カウント1−2から呉のスライダーを右中間へ運ぶ。2打点を記録する今春初長打が二塁打だった。

 「まだまだ…。これからやな。たまたまタイミングが合っただけ。狙っていったわけでもない」

 4日ぶり実戦に臨んだ前日15日は楽天・有銘のスライダーに「この時期は怖い」と苦笑い。同じ左腕の同じ軌道に一日で対応させた。さすがと思わせる一打。「追い込まれて変化球を打ったんなら価値はあるけど…」。本人が定める基準はもっと高いところにあるから頼もしい。

 4番の“露払い”を務める3番も快調だ。来日5年目を迎えるシーツ。開幕を見据えた逆算調整は肌に染みついている。きっちり仕上げてきた。

 初回は1死三塁から先制の左前適時打。5回は1死一、三塁から投手強襲の安打で三塁から赤星を迎え入れた。適時打2本で2打点。金本とともに初めて打点を稼いだ。

 「ランナーがいる場面で結果が出たね。自分が打って打線がつながっていったのもよかった」

 試行錯誤中の打線構成にあって3番シーツ、4番金本、5番今岡というクリーンアップだけは既に固定。岡田阪神としてリーグ制覇した05年と同じ並びだ。開幕までちょうど2週間。猛虎打線の中軸に心配はいらない。
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■ 弱点…
03/15 静岡
◆オープン戦
神001 000 101=3
楽100 000 100=2
[勝]相木 1勝
[S]橋本健2S
[敗]福盛 1敗1S
▼本塁打
(神)秀太1号
(楽)


 弱点が浮き彫りとなってしまった。オープン戦初先発のボーグルソンが、楽天の足攻に揺さぶられた。初回にいきなり2盗塁。ネット裏の広島・畝スコアラーは、辛口コメントを発した。

 「これまでクイックはそんなに遅くないと思っていたけど、今日は遅かったね。他の課題があったのなら仕方ないけれど、(モーションが)あまりにも大きすぎるとね」

 2年連続で盗塁阻止率4割を誇る矢野を持ってしても、楽々セーフだった。無死一塁から塩川に二盗を許すと、2死からは足が速いとは言い難いフェルナンデスにも二盗を決められた。「大体1.4秒台だった」(畝スコアラー)。1.3秒台なら合格と言われるクイックだが、わずかなスキにつけ込まれた。

 開幕ローテ候補として調整を続けるが、開幕カードの広島には東出、梵の俊足コンビが1、2番に君臨。2カード目のヤクルトにも、昨年のセ盗塁王・青木がいる。助っ人右腕は「自分のピッチングに集中していたからね」と意に介さなかったが、オープン戦登板はあと1試合。一抹の不安はぬぐえない。

 高い潜在能力を見せつけたことも確かだ。初回の速球主体から一転、変化球を交えた2回以降の3イニングは無失点。2回には礒部をカットボール、ウィットをチェンジアップで連続の空振り三振に仕留めた。4回を3安打1失点。最速も148キロをマークした。

 「課題は出てくるものやからね。初回が終わってから話し合いを持ったし、今後も話すよ」

 矢野は課題を認めつつも、素早く改善に着手する考えを明かした。残された時間は2週間あまり。弱点の克服が、日本での成否のカギを握る。
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■ お目覚め!?
03/14 小牧
◆オープン戦
神002 600 000=8
中000 100 010=2
[勝]江草 1勝1敗
[敗]吉見 1勝1敗
▼本塁打
(神)浜中1号・林2号
(中)英智1号


 憎きオレ竜に先制パンチや! 7試合ぶりに「4番・右翼」で先発出場した浜中が、07年初対決となった中日戦で3回2死一塁から左翼席へ待望のオープン戦第1号を放った。ここまで打線はオープン戦9試合でチーム打率.230、15得点と低迷していたが、若き主砲の一撃で勢いを取り戻し12安打8得点の大爆発。苦手意識を払しょくする大勝で猛虎が開幕へ向け一気に加速する。
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■ 竜撃ちで逆襲!
 チャンスは自分でつかんだる! 明日の中日戦で4番出場する浜中が、ナゴヤ球場のフリー打撃で49スイング中7本のサク越えを放った。15日の楽天戦では主力が再合流することになっており、残された打席は多くない。開幕スタメン奪取へ“オレ竜撃ち”で活路を開く。
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■ 雪には勝てん!
 予定されていた巨人とのオープン戦が、今年初めての試合中止となった。岐阜県内は冬型の気圧配置が強まり、グラウンドは前夜から降った雪で真っ白。関係者による必死の除雪作業もむなしく、午前9時30分には早々とグラウンド状態不良で試合中止が決まった。オープン戦での降雪による中止は、2005年3月5日の横浜−西武戦(下関)以来の“珍事”だった。

 阪神ナインは球場への出発時間を遅らせ、名古屋市内のチーム宿舎で待機。中止後は休日を予定していた明日と予定を振り替え、静養に充てた。残念そうな表情でロビーに現れたのは、先発で5回を投げる予定だった能見だ。念願の開幕ローテ入りにさらにアピールするつもりだっただけに「次回?コーチに言われた時に投げるだけです」と淡々。15日の楽天戦でリリーフ登板する見通しだ。
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■ 復活の予感!?
03/11 甲子園
◆オープン戦
巨200 100 000=3
神000 000 002=2
[勝]パウエル 1勝1敗
[S]真田 2S
[敗]太陽 1勝1敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 こん身のスイングで積み重なった苦悩を振り払った。9回1死一塁。代打・浜中は真田の内角低め126キロスライダーを叩いた。打球はグングン伸びてセンター・松本の頭上を越す二塁打。“駆けつけ1本”で、甲子園のファンに復活を印象づけた。

 「スライダー。甘い球でしたから。これからも頑張るだけです」

 鳴尾浜での教育リーグ・ソフトバンク戦で3打席凡退後、ユニホームのまま甲子園へ。6回表開始前にベンチ入りした。8回までゼロ行進が続いていたが、浜中の一振りに相手失策が重なって2点奪取。漂っていた暗いムードを払しょくした。

 「3日や4日でバッティングがよくなるんなら、キャンプはいらん。復活へのきっかけに?そら、ムチャクチャなったやろ」

 岡田監督は長距離砲の一撃を喜んだ。6日のソフトバンク戦後、14打席連続無安打、15打数1安打と打撃不振に陥っていた浜中を強制帰阪させた。「遠征が多いし、打つ本数が欲しいから帰らせた」。打ち込み不足を解消させるための配慮だった。

 8日の甲子園での金本ら居残り組にまじっての練習では広澤打撃コーチに「体が開くのが早い」とアドバイスされた。打ち込みと教育リーグ2試合出場できっちりと修正し、昨年オープン戦の19打席連続無安打の記録更新は回避。同コーチは「ちょっと風邪をひいただけだ」と笑った。

 「あすから4番を打つと決まっているところで打つのと打たんのではなあ。(遠征前)最後(の打席)に1本出たのは本人にとっても、チームにとっても違う」

 指揮官は、明日の巨人戦と14日の中日戦で4番起用することを明言した。金本、今岡ら主力組が帯同しない2試合でなんとしても結果を出したい。クラブハウスへ引き揚げる際、女性ファンから黄色い声援を受けた浜中に笑顔はなかった。完全復活した時、とびっきりの笑顔を見せる。
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■ 一発快投!
03/10 甲子園
◆オープン戦
巨001 000 040=5
神000 000 100=1
[勝]金刃 1勝
[敗]筒井 1敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 下柳がオープン戦初登板。紅白戦登板もない中での“ぶっつけ本番”となったが、2回を無失点に抑えた。打者6人を完ぺきに封じる最高のスタートに「これで、開幕に間に合うというだけや」と岡田監督。頼れるベテラン左腕は、今年もやってくれまっせ!
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■ 本物や!
03/09 スカイマーク
◆オープン戦
日000 020 000=2
神000 002 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(日)
(神)


 これが猛虎の新助っ人の力だ。ジャンが日本ハム戦で堂々のオープン戦初登板を飾った。最速148キロの直球と多彩な変化球を制球よく投げ分けて3回を0封。ネット裏に集まったセ5球団の偵察隊に名刺代わりの快投を見せ付けた。期待していい。3億円右腕の実力は本物だ。
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■ 2007初猛打賞!
03/08 松山
◆オープン戦
楽000 000 002=2
神101 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(楽)
(神)


 虎の2007年最初の“猛打賞”はこの男だ。楽天戦に今春オープン戦で初めて「1番打者」で出場した鳥谷が初回先頭打者初球二塁打を含む3安打を放った。1番・赤星という基本方針は揺るがないものの、攻撃面での選択肢が増えることは間違いない。左投手からの3安打。若きリーダーの成長は止まらない。
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■ 練習あるのみ!
 極度の不振のため1軍帯同を外された浜中が、甲子園球場の新室内練習場で約80分間、打撃マシンに向かって247スイング黙々と打ちこんだ。後半は報道陣を閉め出すほどの集中ぶり。一心不乱に、3/30開幕広島戦の逆転スタメン出場を目指す。
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■ アジアの大砲弾!
03/06 ヤフードーム
◆オープン戦
神000 000 102=3
ソ000 105 20X=8
[勝]杉山 2勝
[敗]能見 1敗
▼本塁打
(神)林1号・葛城1号
(ソ)多村1号


 右翼の定位置を狙う林がソフトバンク戦の7回、代打でオープン戦第1号本塁打を放った。試合前には母国・台湾のヒーローでもあるソフトバンク・王監督が「彼が打てば台湾球界も盛り上がる」とエール。試合に敗れて巨人、横浜とオープン戦最下位に並んだけれど、猛虎の反撃はここからや!
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■ 赤い衝撃!
03/05 倉敷
◆オープン戦
楽000 010 000=1
神003 000 00X=3
[勝]太陽 1勝
[S]橋本健1S
[敗]一場 1勝1敗
▼本塁打
(楽)
(神)赤松1号


 サプライズな男が“チーム1号”だ。3年目の赤松が楽天戦で3回2死一塁からチームのオープン戦初本塁打となる左翼ポール際への2ラン。伏兵のひと振りがオープン戦初勝利へと導いた。迫る開幕に向け、し烈を極める虎の外野戦線。春季キャンプから開幕1軍を目指してやってきた男が今、1軍戦力として、そして正位置獲りへ猛烈アピールだ。
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■ ピンチ!
 開幕スタメンの大ピンチだ。オープン戦で11打数1安打と結果の出ない浜中に、ついに岡田監督がキレた。甲子園での全体練習。二塁ベース付近からフリー打撃をチェックしていたが、最後まで見届けることなくベンチへ。愛弟子への不満を一気にまくしたてた。

 「今年、良かった時期があったか。全然タイミングがとれていない。レギュラーでスタートしたわけじゃない。白紙やないか。(調子の出ない)赤星の名前がずっと言われていて、安心しとったんとちゃうか」

 右肩手術から復帰した昨年は打率.302、本塁打20、打点75。今季はさらなる飛躍が求められていただけに、不満に映る。「阪神はもう期待されているだけで試合に出られるチームじゃないで。あんなに力任せに振っても一緒。今やったら林や赤松の方が上ちゃうか」

 途上のチームじゃない。目的はV奪回。指揮官として試合で結果を出す選手を優先して起用する。「過保護にしたらイカン。あしたは出えへんのとちゃうか」。明日の楽天戦はスタメンをハク奪する。

 ため息は現場だけではなく、フロント総帥からも聞こえた。球団グッズショップの開店セレモニーで甲子園を訪れた宮崎恒彰オーナーは「ムラがあれば一流選手にはなれない。ルックスも良いし、スター性はあるのにねえ」と伸び悩む背番号5を残念がった。

 両トップからWパンチを食らった浜中だが、黙って後輩たちに追い越されるわけにはいかない。室内に移動して正田打撃コーチのマンツーマン指導による居残り特打。「感じはだいぶ良くなってきている」。短い一言だけで岡山へ移動した。

 言葉では反論しない。戦う舞台はグラウンドの中だけだ。岡田監督の辛口評も奮起をうながすため。宮崎オーナーの猛ゲキも将来の4番打者へと望むからこそ。すべては期待の裏返し。オープン戦とはいえ10打席ヒットが出ていないのは事実だが、2度の右肩手術を乗り越えた浜中が、これぐらいの試練をクリアできないはずはない。
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■ 圧巻デビュー!
03/03 京セラD大阪
◆オープン戦
神000 000 010=1
オ000 004 00X=4
[勝]高木 1勝
[S]山口 1S
[敗]中村泰1敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 堂々のオープン戦デビューだ。希望枠ルーキー・小嶋がプロ初先発。4回を1安打無失点に封じる好投で、力強い第一歩を踏み出した。これで、実戦3試合を8イニング連続の無失点。岡田監督は「1軍の戦力になることは間違いない」と、あらためて断言。左腕に対する期待は高まるばかりだ。
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■ 物干し竿が復活や!
 新外国人・ジャンが36インチ(約91.4センチ)のバットをミズノ社に発注していることが明らかになった。一般的に34インチ(約86センチ)でも長いと言われるバットにあって、その数字は異例中の異例。初代ミスタータイガース・藤村富美男氏をほうふつとさせる“長尺アイテム”、豪快な打撃を披露する。
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■ いきなり安芸MVPや!
 安芸キャンプから1軍に合流した大学・社会人ドラフト4巡目ルーキーの清水が、春季キャンプの打ち上げに伴い、岡田監督から絶賛され、地元開幕戦となる3日のオリックス戦の先発マスクまでゲット。希望入団枠の小嶋とのルーキーバッテリーで、輝く未来の第一歩を踏み出す。
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■ 剛球復活ショー!
 速い、凄い、力強い! あの剛球が帰ってきた! 久保田が安芸キャンプ最後の紅白戦に紅組の3番手で登板。MAX152キロのストレートで2回5奪三振の力投を披露した。実戦3試合目で、ようやく結果を出した「K」。岡田監督もキーマンの復活を確信していた。
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■ 鳥谷6番構想!
 明日は紅白戦、3月1日の最終日は半日練習で打ち上げ。実質上、キャンプ最後の特打は雨中だった。プロ4年目の春。鳥谷の進化は打球が証明していた。

 勢いが違う。伸び方が違う。スコアボード直撃が3発、右翼ネットの上部も揺らした。フリー打撃と合わせて計169スイングで27発。鋭い打球は安芸の雨を何度も切り裂いた。真後ろから見ていた正田打撃コーチは目を見張る。

 「打球の飛び出しが速くなったよなあ…。それが飛距離につながっとるんちゃうかな。トップの位置からインパクトまでスイングに速さがある。下(下半身)と上(上半身)が合っているからやろうね」

 コーチ就任から3年。師の目にもう課題は見当たらない。着実に上がる一流打者への階段。周囲の評価を鳥谷自身は「そういうのは自分では分からないですから」と軽く受け流した。

 大飛躍の予感が漂う早春。注目はいったい何番を打つか、だ。昨春には未来構想として1番案も浮上。今春は既に終えたオープン戦2試合は6番と3番に座った。正田コーチは主力登場まで3番起用の継続を示唆した上で、来るべきベストオーダーでは“第2の4番打者”と位置づける。

 「1番には赤星にどっしり座ってほしい。だから鳥谷には浜中ともう一つのクリーンアップになってくれたらいい」

 赤星が塁に出て、シーツ、金本、今岡のクリーンアップが還す。その後さらに浜中、鳥谷、矢野の裏クリーンアップによる波状攻撃が続く。構想通りなら福原、安藤の離脱など投手陣が抱える不安要素を補うほどの厚みが打線に生まれる。

 正田コーチは「ベストオーダーでいくのはオープン戦最後の2試合」と見通しを明かした。来月24、25日のヤクルト2連戦が“ダブル・クリーンアップ”を持つ新打線の披露式だ。守り勝つだけじゃない。今年の猛虎は打っても強い。
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■ 岡田三塁ベースコーチ!?
 これで「奥の手」が使える。セ・リーグのアグリーメントが改正され、岡田監督自らが要望していた、監督によるベースコーチが今季から可能になった。

 実は岡田監督は昨年も三塁コーチとして立つことを模索していた。8月3日の巨人戦の試合前のことだ。前日までの10試合を2勝7敗1分けと大きく負け越しており、ムードを変えるため、指揮官は「三塁ベースコーチに立つことはできないか」と確認した。関係者がアグリーメントでは、コーチしか入れないことになっていることを説明。断念した経緯があった。

 今回、改正の対象となったのはこのアグリーメントだった。ベースコーチに関して記述した第7章(試合)第24条(ベンチに入ることのできる人員)の5項には「ベースコーチは(ベンチ入り登録された)7名のコーチの中から指定された2名とする」とあった。これを阪神球団からの申し入れによって改正。「7名のコーチ」という部分を「監督と7名のコーチ」と書き替え、他の修正個所とともにリーグの理事会の承認を得た。

 かつては監督が三塁ベースコーチに立つ姿は珍しいものではなかった。セ・リーグでも1975年(昭50)に巨人・長嶋監督が務めており、恩師である故仰木彬氏もオリックス時代に立ち、チームを優勝に導いている。岡田監督が三塁ベースコーチに立つことになれば、星野政権下で内野守備コーチを務めた2003年以来4年ぶり。宮崎オーナーも「もっと話題を提供しないといけない」と、人気球団の宿命を理解しており、指揮官が自らグラウンドに立つことで、その役目を果たすこともできるはずだ。

 長いシーズンだけに、いい時ばかりではない。猛虎の将がグラウンドからゲキを飛ばす。そんな姿が、今季は見られるかもしれない。
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■ 意地とプライド!
02/25 高知市営
◆オープン戦
神000 000 000=0
オ002 000 34X=9
[勝]吉井 1勝
[敗]江草 1敗
▼本塁打
(神)
(オ)由田1号


 赤星がオリックス戦で3打数2安打。専売特許の盗塁も2つ決めた。この日は「2番・中堅」でのスタメン出場。代わりに「1番」に入った赤松に力の差を見せつけ、中堅テスト中の林をもシャットアウトする大暴れだった。
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■ 開幕ローテ見えた!
02/24 安芸
◆オープン戦
オ001 011 000=3
神010 000 000=1
[勝]川越 1勝
[S]岸田 1S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 オリックスとのオープン戦開幕投手を務めた能見が、MAX142キロ速球に変化球を織り交ぜ4回を1失点、4Kの好投。紅白戦での好投と合わせ“ポスト井川たち”争いのリードをさらに広げ、開幕カードの広島3連戦(3月30日から、京セラドーム大阪)での先発へも大きく前進した。
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■ 4番で初打点だ!
 春季キャンプの総仕上げだ。浜中が明日、オープン戦開幕となるオリックス戦に4番打者として先発出場する。これまでの紅白戦、練習試合では全6試合に出場し、19打数6安打6打点を挙げ打率は.316と好調をキープ。「これからは結果だけにこだわる」と意欲。早くも主軸としての本能を見せる若きポイントゲッターが打点量産を武器にレギュラー死守を狙う。
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■ オーナー納得弾!
 鳥谷が春季安芸キャンプ第5クール3日目、紅白戦で初回に逆転3ランを放ち、3回にも藤川から右前打をマークした。観戦に訪れた宮崎オーナーは「打つべき人が打った。リーダーになってもらわないとな」と、その飛躍に期待を寄せた。
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■ 代打の神様襲名!
 “新神様”襲名や。1・2軍が安芸に会した紅白戦、名前にたがわず“光る”男がいた。中日を戦力外になり昨秋にテスト入団した高橋光が初打席初適時打で猛虎デビューを飾った。勝負強い打撃に大満足の岡田監督は早くも切り札として指名。虎の“代打の神様”の系譜に新しい名前が加わった。
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■ 闘魂バット伝承!
 これがアニキ流の闘魂伝承だ! 金本が安芸2次キャンプ初日、野原と橋本の両新人に愛用のマスコットバットを贈った。これを振って鍛えろ―。猛虎の将来を担う“金の卵たち”へ向けたメッセージを添えた。18歳コンビが見学したランチ特打ではバックスクリーン直撃の推定135メートル弾も披露。本人納得の打撃内容でキャンプ後半を発進した。
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■ センター試験!
 期待の大砲候補・林が明日からの安芸2次キャンプ中の紅白戦で“センターテスト”を受けることが決まった。1次キャンプで打撃開眼を実証。赤星が腰痛で調整遅れというチーム事情から、首脳陣は安芸の紅白戦では中堅のポジションで実戦経験を積ませる方針を固めた。戦乱の予感漂う猛虎外野陣。林が“下克上キャンプ”の中心だ。
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■ 鬼の決断!
 岡田監督は宜野座キャンプ最終日、別メニュー調整を続ける福原と安藤を1軍本隊から離脱させる決断を下した。再調整を命じられた両右腕は20日からファームで故障個所の完治に専念する。期待の開幕投手候補がまさかの戦線離脱で、V奪回に早くも暗雲が漂い始めた虎。不安を抱えたまま、明日には2次キャンプ地の高知県に入る。
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■ 鮮烈デビュー!
 どやっ!これが虎の黄金ルーキーや! 希望入団枠・小嶋が、日本ハムとの練習試合に登板。最速145キロ速球主体に3者連続三振を奪うなど2回をパーフェクト投球。「完全デビュー」で“ポスト井川たち”争いのトップに躍り出た。
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■ 今年こそやりまっせ!
 今季7年目を迎える太陽が、練習試合・ヤクルト戦で4回から2番手として登板。2回を1安打無失点に封じ込んだ。8日の紅白戦に続く好投に、岡田監督も高評価。右の先発候補として、着実に足場を固めてきた。
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■ 本気モード突入!
 主砲が本気モードに突入だ。金本が今岡と同じ組でランチ特打に臨んだ。84スイング中、14本のサク越え。打撃ケージ裏で見守った広澤打撃コーチが「今年初めて本気で打ったんじゃないの?」と評価した。

 「調整は順調?昨年と一緒や。まだまだ中学生レベル。この時期やから、バットを振れればいいんや」

 金本自身は苦笑いしたが、行動がすべてを物語っていた。1日のキャンプインからマスコットバットを使っての打ち込みを続けていたが、初めて途中から今キャンプ初めて白木のバットへ持ち替えた。シーズンでともに闘う“相棒”へのシフトチェンジだった。

 「(試合に出ない)居残りの方がいい。ガンガン打って、ガンガン守って」。明日のヤクルト、明後日の日本ハムとの練習試合には出場せず、本隊と離れて個別練習に取り組む。金本自身、まだまだ練習が足りないと感じている。

 2008年北京五輪の星野日本代表監督ら首脳陣が視察。「星野監督には現状報告したよ」。代表入りのラブコールについては「あるわけないやろ!」と一蹴。ベースランニング中には、星野監督がボールを投げつけるイタズラをするひと幕もあったが、仕上がりは順調そのもの。覇権奪回に向け、アニキは徐々にギアを上げていく。
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■ お待たせ!
 ファンの皆さま、お待たせしました。赤星が17日の日本ハムとの練習試合で初の実戦に出場することが決まった。3日に「腰痛症」の診断で戦線離脱。しかし、故障後初となる特打も敢行するなど順調な回復ぶりを見せるレッドスターは、桧山、今岡とともに揃い踏みする一戦で、健在ぶりを見せつける。
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■ 駄目だし!
 中日のノリ獲りを岡田監督が酷評した。中日が前オリックス・中村紀を育成枠で獲得する方針が判明してから一夜明け、虎の将は宿敵の“緊急補強”に言及。「マイナスの方が多い」と辛口トークを展開した。
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■ 豪快復帰ショー!
 合流、即3発! 赤星が腰痛症による別メニュー調整から1軍本隊に復帰した。いきなり組み込まれたランチ特打では3本のサク越え。打撃不振の昨季は三塁側に相手野手が集まる屈辱的な守備隊形を敷かれたが、右方向への強烈な打球を見届けた岡田監督からは“シフト破り指令”まで飛び出した。
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■ 猛爆発進!
 07年“開幕戦”は白星発進! レギュラー死守に燃える浜中が、日本ハムとの練習試合でいきなり大爆発。1点を追う6回2死二塁から左翼線へ同点二塁打すると、9回にはダメ押し弾を左中間に放った。投手陣は倒壊現象が目立ったが、打線は14安打10得点。V奪回を狙う猛虎が猛打で好スタートを切った。
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■ デカイ!怖い!
 いけるジャン! 打ちづらいジャン! 新外国人・ジャンが、フリー打撃に初登板。喜田、赤松を相手に48球を披露した。ナチュラルに変化する独特の球筋に、見守った岡田監督も高評価。安芸2次キャンプ中の22日に行われる紅白戦で実戦デビューすることも決まった。
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■ 心配ご無用!
 8日の紅白戦で頭部死球を受けて退場した浜中が、休日返上で打撃練習に臨んだ。関本とともに宜野座ドームで約1時間にわたってマシンを相手に打ち込み「もう大丈夫」と死球禍を払拭した。明日からの春季キャンプ第3クールでは本隊に復帰。レギュラー死守を期す男は、執念で11日の日本ハムとの練習試合でのスタメン4番へ燃える。
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■ 頭にガツン!
 今キャンプ初の紅白戦で、浜中がアクシデントに見舞われた。4回、橋本健の投球が頭部を直撃。紅白戦では超異例の“危険球”を受けて途中交代した。中軸打者を襲ったショッキングな1球に宜野座球場は騒然。幸い大事には至らず、浜中は居残りでウエートをこなす“鉄人”ぶりを見せた。
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■ 使えるで!
 抜き打ち1次審査も余裕のパスだ。希望入団枠・小嶋が、急遽シート打撃に登板。最速140キロの速球主体に打者8人から2三振を奪う好投を見せた。井川から受け継いだ背番号29にふさわしい“実戦デビュー”を果たした左腕。次のチャンスをしっかりとつかんだ。
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■ 切れる魔球J誕生!?
 魔球“J”の誕生だ。ウィリアムスが今季からプレートの踏み方に制限のなくなったルール改正を最大限に活用する考えを示した。変則的な左横手投げに、さらに角度を付けることが可能で、打者の左右を問わず有効性を確信。猛虎の救援陣を支える助っ人左腕に大きな武器が加わった。
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■ 沖縄ゴーヤパワー!
 ゴーヤパワーで体重アップだ。希望入団枠の小嶋がキャンプの5日間で、早くも2キロの増量に成功していることが分かった。

 「体の張りもなく順調。沖縄料理もおいしい。ゴーヤチャンプルは、よく食べますね」

 ゴーヤの苦み成分の元「モモルデシチン」には、胃腸を刺激し食欲を増進させる効果があり、ゴーヤ自体にも疲れを取るビタミンCが豊富に含まれている。ルーキーではただ一人、1軍キャンプに参加。重圧の中、連日ブルペン入りし、ウエートトレなど、メニューを消化できる一因にはゴーヤの存在があった。

 沖縄を舞台にした01年NHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」に登場したキャラクター「ゴーヤーマン」は、沖縄を代表するグッズの一つになった。近い将来、虎を背負って立つルーキー左腕が“猛虎のゴーヤーマン”となるべく歩を進める。
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■ 免許皆伝!
 定位置奪取へ準備万端―。林が広澤新打撃コーチから“免許皆伝”を受けた。春季キャンプ第1クール最終日の4日は特打で計26発。昨秋に同コーチから指摘されていた欠点修正を豪快な打撃で実証した。正中堅手の本命だった赤星の腰痛離脱で外野陣にも戦乱の予感…。魅力あふれる長打力を誇る背番号31から目を離せない。
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■ 暴グルソン!?
 マウンドのオレには気をつけろ! 新外国人・ボーグルソンがジャンと共に初めてブルペン入り。怒声をあげながら57球を披露した。「投げるとmad(狂暴)になる」と自認する“暴グルソン”が他球団の脅威になりそうだ。
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■ ダメ出し…
 キャンプインから2日で、金本の新ユニホームの“返品”が決まった。ホーム用に26年ぶりに黄色が入るなどした新戦闘服は1月31日に発表されたばかりだが、アニキが背番号「6」の形に「変やろ…」とクレーム。藤本がつける「9」も同様で、球団が異例のデザイン見直しに着手した。
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■ いきなり猛ノック!
 感激ノックで球春到来や! プロ野球12球団の春季キャンプがスタート。沖縄・宜野座の阪神1軍キャンプでは、岡田監督がいきなりノックバットを握るサプライズがあった。右手ばね指手術から今季に完全復活をかける今岡、シートノックで送球の不安を一掃。オフの課題を克服したV奪回のキーマンら主力5人に、指揮官自ら117本のノックを浴びせた。
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■ 猛虎一新!
 キャンプイン前に沖縄県恩納村の宿舎で今季から使用する新ユニホームを発表した。岡田監督の希望で26年ぶりに黄色を配色した新しい縦じまは、最新技術で軽量化に成功するなど機能性も向上した。走塁の意識改革を目指すチーム方針とも合致。新戦闘服で“スピードアップ”した猛虎がV奪回、そして悲願の日本一へ突っ走る。
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■ 情け無用戦国キャンプ!
 勝ち続けるためのキャンプや! 岡田監督が胸を高鳴らせて1次キャンプ地・沖縄入りした。すぐに宜野座球場へ視察に出向いた指揮官は「4年目で一番楽しみ」と期待感もあらわ。投手陣には井川の穴埋め、野手陣には高齢化という克服テーマがある。「同じメンバーでは勝てん」と、競争キャンプで常勝球団の担い手を見極めていく。
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■ ジャンもビックリ!
 金本が甲子園球場の室内練習場で、今オフ初めてとなるフリー打撃を敢行。多田打撃投手を相手にした30スイングで快音を連発した。これには、居合わせた新外国人・ジャンもビックリ。頼れる主砲に「すごいバッターだと聞いているよ」と賛辞を送った。
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■ 気力一瞬!
 ぼくは負けない!だから子供たちも頑張れ! 藤川が2007年シーズンにグラブに刻む自身のキャッチフレーズを「気力一瞬〜One for all All for one」とすることを発表。気力を奮い立たせ、チーム一丸で優勝を奪回することを誓い、社会的な問題となっている「いじめ」にも、負けない勇気を持てとメッセージを送った。
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■ 豪腕ジャン来日!
 200イニング投げる!開幕も狙う! 新外国人・ジャンが虎の助っ人一番乗りで来日した。会見では米球界をも揺るがすビッグマネーでレッドソックス入りした松坂の名前を出して「彼に負けないように頑張る」と豪語。ヤンキースに巣立ったエース・井川がまかなっていた200投球回をノルマに課し、開幕投手にも色気を見せた。
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■ 気合の丸刈り!
 久保田が明日からの合同自主トレ開幕を前に悲壮な決意を明かした。「1年目の時のように戻りたい。今季にかける気持ちは強い。ブルペンでも投げ込みます」キャンプに備え短く刈り込んだ頭髪も、気合の表れだ。

 ストッパーが決定していた昨年は、キャンプトータルでも800球。極力、消耗を避けることに主眼を置いていたが、今年は違う。「今はどこで投げたいとか、そういう立場じゃない。結果を残していくだけです」。岡田監督が先発候補に挙げていることからも、むしろ投げ込みは最低条件。27日から宜野座球場で早速ブルペンに入る予定。
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■ 星野JAPAN正式決定!
 闘将に悲願を託した。星野SDが北京五輪の日本代表監督に正式に就任、発表された。「狙うは金メダルしかない」という今後は最強メンバーの人選を進めていくが、投手力、特に中継ぎ投手の重要性を強調。星野ジャパン入りが確実視される藤川は「恩返しするチャンスがきた」と代表入りへの強い思いを口にした。
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■ 決定!
 サウスポー大戦に7人目の刺客! 鳴尾浜の球団寮でコーチ会議を開き、希望入団枠の小嶋が新人で唯一のキャンプ1軍スタートを決めた。会議前に投球練習を視察した岡田監督は「GOサインだ」と2月16日の練習試合・ヤクルト戦への起用を決断。能見ら“ポスト井川”候補は1軍キャンプに7人がひしめき、ヒートアップ必至だ。
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■ ラストチャンス!?
 あの男が奇跡の“生還”だ。岡田監督が春季キャンプの1、2軍振り分けを決める明日23日のコーチ会議で、桜井を1軍に抜てきする方針を固めていることが分かった。昨秋キャンプで「打てん」「飛ばん」と指揮官にメッタ斬りされた男に与えられる、まさかのラストチャンス。発奮しなけりゃ、男やないで!
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■ 右翼戦争再び!
 反発力ゲットで俺も“反発”や! 右翼の定位置を浜中に明け渡した桧山は、新バットで巻き返しに出る。年明けから行っていたグアムでの自主トレを打ち上げ、この日は甲子園室内で今年初のマシン打撃を披露。今季使うことを決めた武器について語った。

 「形は同じだけど、長さを少し長くした」

 33.5インチから34インチへの変化が、意欲の表れだ。昨季は打率.180、2本塁打と主力になった1995年以降では自己最低の成績。毎オフ恒例のバット工場訪問では、今までにない改良を模索した。「最初はメープルにしようと思った。反発力があると聞いてたから。でも、メープルは上半身で打つタイプに合ってるみたいで、しなりがなかった」。素材こそタモのまま変えなかったが、反発力にこだわった結果が0.5インチ(約1.3センチ)の変化になった。

 「体は出来上がってるから。キャンプに入って本格的にボールを使って、あとは感覚だけ」

 グアムでは「(現役生活は)まだまだ続く」と反攻への闘志をむき出しにした。実力行使で、チームに再び“右翼戦争”をぼっ発させる。
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■ 50歳現役OK!
 猛虎の鉄人が若返っていた!? 金本が京都府スポーツセンターで「アスリートドック」を受診。個人契約を結ぶファイテン社が出資する同志社大「スポーツ医科学センター」の支援によるもので、昨年6月下旬の初診との比較ではホルモン量が倍増するなど“若返り”を実証。科学的見地から50歳現役にも太鼓判を押された。
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■ 鬼門突破は任せた!
 新助っ人であるボーグルソンが、メジャーのドーム球場で好成績を残していたことが明らかになった。昨季は優勝した中日の本拠地・ナゴヤドームで1勝10敗と負け越したことが大きく響いてリーグ連覇を逃しただけに、158キロ右腕が旗頭となり“苦手意識”をオワリにする。
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■ 星野JAPAN目指せ!
 星野ジャパンを目指せ! 岡田監督が日本代表監督の就任要請を受諾した星野SDが指揮を執る北京五輪代表入りへのアピールを、虎ナインに指令した。日の丸に意欲的な鳥谷らに「選ばれるように頑張ればいい」とエール。代表選考方法などには慎重な議論を求めたが、諸問題がクリアされれば最強ジャパン結成に全面協力する考えだ。
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■ ラスト“金”任せた!
 星野SDが都内のホテルで日本代表編成委員会の松田委員長と根来コミッショナーと会談。08年北京五輪の野球日本代表監督就任を正式に要請され、受諾した。星野SDは会談後、早くも組閣作業にも着手。25日に行われる日本代表編成委員会での正式発表を前に「星野ジャパン」が動き出した。
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■ 小嶋ぶっちぎり!
 新人合同自主トレ5日目、希望枠・小嶋が鳴尾浜球場で行われた1周250メートル×20周の5キロ走で、他の新人6選手全員を“周回遅れ”にした。

 「抜かれるのが嫌だったんで、後ろを気にしながら走りました。負けたくないんで」

 同期入団とはいえ、一軍枠を巡っては誰もがライバル。そこでスタートからどんどん飛ばした。5周目終了時で2位にはや半周差をつけると、6周目には最下位だった野原を早くも周回遅れに。10周終了時で、既に全員を周回遅れにした小嶋は、そのまま余裕で20周を走り終えた。

 入寮前に、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の全DVDを購入。オフはお笑いで疲れを癒している。

 「疲れはない。次のクールからは実戦的な内容も入り、楽しいと思う」

 24日には岡田監督が再び、視察に訪れる予定。ブルペン入りして早い時期からアピールしたい。一、二軍のキャンプメンバーが振り分けられる24日に向けて、即戦力左腕は、順調に階段を駆け上がっている。
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■ クリーンアップ渡さん!
 浜中と金沢が兵庫県淡路島佐野運動公園野球場での自主トレを公開。昨季、2度の右肩手術から完全復活した主砲は「クリーンアップを打つぐらいの気持ちでやる」と宣言した。自身が目標に掲げる全試合出場、100打点へ、さらなる飛躍のシーズンにしてみせる。
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■ エースの自覚!
 開幕投手の最右翼にあがる福原がエースの自覚を示した。沖縄でともに汗を流す藤川の負担軽減を約束した。

 「球児は確かに頼れる後輩ですが、ボクが投げる試合は休ませてあげたい。先発するからには完投を目指して、年間10完投を目標に頑張ります」

 JFKの存在が大きいため12勝をマークした昨年でも完投は3試合。リーグトップの横浜・三浦の9を筆頭に、同僚・井川が8、広島・黒田が7と一人で9回まで投げきってこそエースと呼ばれる。そして完投数が増えれば、ノルマに掲げる年間200イニング到達もグッと近づく。

 「あいつ(球児)は口では言わないかもしれないけれど、疲れは絶対にあるはず」。福原も1年目は同じセットアッパーだっただけに、体力・気力の消耗度は理解しているつもりだ。

 相手チームの主戦級とのガチンコ対決にも結果を求めていく。3月30日の開幕・広島戦での黒田との対戦をはじめ、巨人・上原や中日・川上、横浜・三浦ら好投手との投げ合いが増えることは間違いない。エース対決の勝敗はペナントレースにも大きく影響する。

 「エースと呼ばれる人との投げ合いは楽しいし、勉強にもなる。すごいプレッシャーですが、勝った時の喜びとか充実感は大きいですから」

 自ら描くエース像に一歩でも近づきたい。ヤンキースに移籍した井川の抜けた穴が大きかったとは絶対に言わせたくない。「ケガせず1年間フル回転しないといけないと思いますし、誰の手も借りずに一人で1試合を投げ抜きたい。キャンプでも初日からブルペンでピュンピュンいきますよ」

 (1)10完投勝利 (2)200イニング (3)相手エースに勝利…。07年に誓った3大公約で、福原が大黒柱として虎投を引っ張っていく。
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■ まだまだ現役続ける!
 俺は、まだ死んでない! 今季16年目を迎えるベテランの桧山が、グアムでの自主トレを公開。昨季は、最近10年間では最低の成績に終わったものの「毎年が勝負と思ってやってきた。でも(現役生活は)まだまだ続くな」と“限界説”を否定。背水となる今シーズンに向け、自信をみなぎらせた。
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■ 負けん気一番!
 猛虎の未来を担う逸材は負けん気の塊だった。新人7選手は合同自主トレ2日目となったこの日、持久走のメニューに挑戦。20分走で周回遅れの最下位に甘んじた高校生ドラフト1巡目の野原は全メニュー終了後、自ら“罰走”を課した。「自分にカツを入れるためです」。負けず嫌いを自認する18歳は初休日となる明日の志願練習も宣言だ。
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■ 熱視線!
 新人合同自主トレ初日。岡田監督の熱い視線を浴びたのは大学・社会人ドラフト5巡目・大城だった。

 「元気があるな。あれだけ走れたら心配ない。1軍選手と同じメニューこなせるなら、(新人も)沖縄に連れて行く」

 実現すれば沖縄出身の大城にとっては“凱旋キャンプ”になる。自身も伊良波中学、沖縄水産高時代には中日、ヤクルト、横浜の春季キャンプを見学。1軍スタートが現実となれば家族や後輩たちが応援のため、キャンプ地の宜野座を訪れる。

 「不安なひざもあるので、飛ばし過ぎないように調子を見ながらやりますけど、宜野座キャンプを目指します。(家族も)沖縄に行ったらキャンプを見に来ると思う」

 一昨年の11月には試合中に前十字じん帯断裂で手術。しかし、現在では後遺症もなく50メートル5秒7の俊足は健在だ。「足がセールスポイントなんで。アピールする」。期待の韋駄天ルーキーが自慢の足で1軍切符をつかむ。
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■ 逆襲や!
 今岡が西宮市の鳴尾浜球場で自主トレを公開して、いきなり内野ノックを受けた。右手指の故障などで低迷した昨年の汚名返上に燃える背番号7は、2月1日からの沖縄・宜野座キャンプでは「競争もするし、アピールもする」と“レギュラー奪回”を狙う立場からのスタートを切る。
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■ 新打法で開幕ダッシュ!
 07年版打法でスタートダッシュだ。矢野が甲子園球場での自主トレを公開。V奪回を至上命題とする今季に向けて「いいスタートを切りたいね」とシーズン序盤からの活躍を誓った。2月1日からの春季キャンプも、最高の打撃フォームをゲットするべく試行錯誤を繰り返す構え。現状に満足しないプロ17年生が、進化の1年を目指す。
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■ 井川の穴埋まった!?
 ポスト井川はガルベス似! 前ロイヤルズ3Aのエステバン・ジャンを獲得したことを発表した。地元ドミニカのウインター・リーグを視察した山口スカウトは「ガルベスに似ている」と、150キロ超えの剛球と体重116キロの巨体から、かつての巨人の暴れん坊助っ人を連想。入団時では虎投史上最高となる年俸200万ドル(約2億4000万円)で加入するビッグな右腕に、岡田監督は先発入りの期待を寄せた。
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■ トリプル3!
 猛虎史上初のトリプル3を目指せ! 鳥谷が沖縄県名護市の沖縄工業高専での自主トレを公開した。3年連続でパートナーを組む米大ホワイトソックス・井口からは「彼の能力なら3割、30本、30盗塁もできる」と猛ゲキ。虎の若大将が“師匠”からの言葉を胸に、プロ4年目のステップアップを期す。
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■ 温泉掘る!
 ビッグになって温泉を掘らせてもらいます! 高校生ドラフト1巡目・野原が、故郷の長崎県南島原市内で壮行式に出席。将来的には雲仙など日本有数の温泉地である地元の島原半島に“野原温泉”をつくり、町おこしでの恩返しを誓った。
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■ 20勝狙える!
 ポスト井川の福原が1月中旬から開始する沖縄自主トレで、ジャンプ系+バランス系のトレーニングを重視する考えを明かした。「1年間持続して活躍できれば」。腰痛で出遅れた昨年は12勝を挙げただけに、年間を通してフル稼働できれば20勝の大台達成も夢ではない。
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■ 開幕1軍叶える!
 良いことがありますように…。大学・社会人ドラフト3巡目ルーキー・上園が明日、京都の仏閣を参拝し「開幕1軍」を祈願する。この日は埼玉県朝霞市の同大グラウンドで自主トレを公開。すでに肩もできあがっており、10日の入寮から岡田監督ら首脳陣に猛アピールを開始する。
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■ 完全マーク!
 “怪物”を完全マークや! 今秋ドラフトの超目玉、大阪桐蔭の中田が大阪・大東市内の同校グラウンドで2007年初練習。米大ツインズを含む10球団14人のスカウトが集結した。最多4人のスカウトを送り込んだ阪神は唯一、練習前に行われた野崎観音での必勝祈願から密着。高校通算68発を誇る最強スラッガー獲得へ、今季は練習試合もすべて視察する“中田シフト”で追い掛ける。
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■ 猛虎の星になる!
 南島原の星から猛虎の星になる! 高校生ドラフト1巡目ルーキー・野原が故郷の長崎・南島原市の有家町総合グラウンドでの自主トレを公開した。地元からのプロ野球選手誕生に、応援ののぼりがはためく中での練習。大きな期待を背負った“ドラ1”ルーキーは、早くもタテジマのユニホームに袖を通しての活躍に思いをはせていた。
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■ Vに匹敵!虎フィーバー!
 大阪市北区の阪神百貨店で、新年の初売りが行われ、福袋などを買い求める買い物客でにぎわった。先頭は1日午前11時から並んだ徹夜組で、小雨にもかかわらず約4000人が行列。セ・リーグ制覇した03、05年の翌年度初売り(04年4000人、06年4100人)と、ほぼ同様の人手となった。06年最後までペナントレースを沸かせた虎効果が表れた。

 選手の直筆サインが入った限定500個の「阪神タイガースショップ福袋」(5000円)は午前8時25分に整理券を配り終え、完売した。開店を30分早めて対応した同百貨店営業推進グループ広報チームは「雨の中、これほどのお客さんがいらしてくださるとは…。タイガースの力なしではあり得ないこと」と、うれしい悲鳴を挙げた。
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■ 金本元日始動!
 2000本安打も400号も通過点や! 金本が40本塁打をノルマに掲げた。今年も元日に広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で始動。今年は2000本安打まで154安打、通算400号本塁打もあと37本と大きな記録が控えるが、金本は「まずは40本を打つ。2000本より400号でしょう」。不動の4番として開幕3月30日の広島戦(京セラドーム)から本塁打を量産し、V奪回に貢献する意気込みを示した。
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■ 星野ジャパン誕生!?
 星野ジャパンが1.25に誕生する。来年の北京五輪の日本代表監督の最有力候補、星野SDが今月25日に正式就任することが分かった。今月中旬にも日本代表編成委員会を招集し同氏を推薦。オーナー会議(24日)の承認を受け、25日に就任発表が行われる。アテネ五輪監督の長嶋には側面からの協力を依頼し、今年11月のアジア予選へ向けて「星野監督」は2月の春季キャンプ視察から始動する。
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■ 竜を怖がるな!
 オーストラリアでバカンス中の岡田監督が、中日戦での“意識改革”をナインに求めた。来季も優勝への最大の敵となることは認めながらも、ライバルへの過剰な恐怖心が今季7勝14敗1分けという大苦戦の要因になっていると分析した。
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■ 中田しか見えない!?
 岡田監督が正月休暇のために訪れている豪州・ポートダグラスで、来年ドラフトの超目玉、大阪桐蔭・中田の獲得を目指す方針を初めて明言した。ドラフト制度が流動的な現状にもかかわらず「どうなっても(指名に)いく」と断言。常勝猛虎を支える未来の4番獲りへ不退転の決意だ。
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■ 現役日本選手最高俸!
 猛虎の主砲が現役最高峰に立った。既に自身2度目のFA権行使で残留を決めていた金本が球団事務所で交渉に臨み、年俸5億5000万円の3年契約で契約を更新した。増額幅2億9000万円もプロ野球史上最高。さらに上だったという当初の提示額を自ら下げ、代わりにスタッフの待遇改善を球団側と約束。感謝の心を忘れない日本一の“アニキ”だ。(金額は推定)
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■ 1年契約だった!
 1年勝負で“長期政権”だ。今年最後の定例報告会に出席した宮崎オーナーが今冬に更新した岡田監督との契約年数が1年だったことを明かした。併せて世代交代を進めながらの常勝球団作りを期待。勝利と育成の両立というオーナー指令に指揮官も望むところ。難題への挑戦を胸に誓い、岡田監督はつかの間の正月休暇を楽しむため豪州へ飛び立った。
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■ ニッコリ更改!
 猛虎を揺るがした?あくび問題が決着した。関本が西宮市内の球団事務所で2度目の契約交渉に臨み、2000万円増の5000万円(金額は推定)でサインした。“あくび保留”で物議をかもした前回交渉を機に代理人起用を決断。非公式に持った12月中旬の下交渉で一連の騒動を球団側に陳謝していたことを明かした。この日は前回提示から1000万円の上積みに笑顔。定位置獲得に決意を新たにした。
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■ 笑顔満開!
 来冬の2億円突破も見えた。藤川が代理人の上杉弁護士とともに球団との2度目の交渉に臨み、今季年俸8000万円から倍増の1億6000万円で契約更改を終えた。阪神の日本人救援投手として過去最高給に満足顔。来季へ「各チームの4番をきりきり舞いさせたい」と意気込み、今季終盤は右肩不安から封印した“火の玉ストレート”の復活を約束した。(金額はすべて推定)
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■ ディープ級の強さ見せる!?
 猛虎の将が歴史的な名馬からV奪回への力をもらった。岡田監督がプライベートで阪神競馬場を訪問。有馬記念を有終の勝利で飾ったディープインパクトにあやかり、2年ぶりのリーグ優勝へ決意を新たにした。

 阪神と中山。モニター越しでも熱狂は伝わってきた。勝つことを宿命付けられた引退レース。残念ながら購入した馬券は的中しなかったものの、大本命の期待を裏切らない快走が印象的だった。

 「強いものは強い。そういうレースやったな」

 競技は違えど同じ勝負の世界に身を置く者として真の強さというものを感じ取った。来る来季、阪神も中日とともにセ界覇権争いの“本命”と位置づけられるチームだ。

 「ディープのように本当に強いと言われるような野球をやれれば…」

 ディープインパクトといえば、マイペースで走り、最後には驚異的な追い込みで他を圧倒する競馬でファンを魅了した。常々、指揮官が言う「他のチームを気にせんでええ。自分のたちの野球をすればいい」という岡田野球の精神にも通じる。

 今季の阪神は最大9ゲーム差から中日を追撃。わずかに届かなかったとはいえ、奇跡的な“差し脚”はまさにディープ級の衝撃と感動を残した。思い出に残る12.24。岡田監督は名馬の最後の雄姿を記憶にとどめ、近づく2007年に思いをはせていた。
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■ アピールするぞ!
 フル回転で虎投を引っ張る。来季、真のエースとして期待が懸かる福原がホテル阪神でのクリスマスイベントに参加。中4日の登板にも屈しない意気込みを見せた。

 「中4日は心配ない。1年間、中4日で回るんじゃないし、大丈夫」
 腰痛で開幕ダッシュには出遅れた。しかし、今シーズン途中からは安定した投球で白星を量産。24試合に登板し、そのうち中5日は10回で、中4日は3回を数えた。中日との激闘を繰り広げた終盤は短い登板間隔も苦にすることなく、虎を勝利へと導いた実績もある。

 この日は、一緒にトークショーに参加した中西投手コーチから猛ゲキを受けた。「開幕投手の第1候補。200イニングは投げてもらわないと」。当然、首脳陣は井川が抜けた穴を埋める働きに期待を寄せている。「200イニングは一つの目標。開幕投手は監督とコーチが決めることだけど、アピールはします」と頼れるタフネス右腕は来季の開幕投手へ向けて意欲を燃やした。
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■ 決意のサイン!
 潔くダウンをのんだ。赤星が西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円ダウンとなる年俸1億6000万円の球団提示を一発サインした。今季は左足のケガなどで不本意な成績に終わり「成績は過去最低だし、ダウンは当然」。交渉後は球団の営業担当とファンサービスについても会談。汚名返上を狙う虎のリーダーが決意の07年に向けて動き出した。
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■ 長期政権で日本一や!
 来季4年目を迎える岡田監督が、球団と新たに2年の複数年契約を結んだことが明らかになった。年俸は5000万円の大幅増となる1億3000万円。球団初の2年連続80勝以上を挙げた手腕を高く評価。トータル5年の長期政権となる岡田阪神に、悲願の日本一の命運を託す。
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■ 安藤白旗…
 安藤が1億円到達を逃した。甲子園の球団事務所で2回目の契約交渉に臨み、8100万円から1700万円増の9800万円(金額はいずれも推定)でサイン。前回から200万円の上積みがあったものの、大台には届かなかった。

 「金額の方はご想像にお任せします。ボクの中で納得がいったんで、サインをしました」

 言葉とは裏腹に、表情は曇ったままだった。2年連続2ケタとなる10勝をマークしたほか、抑えの久保田が骨折離脱するとリリーフに回り、中2日も経験した1年。交渉役の沼沢常務球団本部長は「登板間隔などはポイントに表れない部分。若干、その辺の見直しをしました。急に中継ぎにも回ってもらったんで」と、上積みした200万円の内容を説明した。

 ただ、中日を猛追する“奇跡への第一歩”は査定の対象にはならなかった。山本昌にノーヒットノーランを喫した翌日、9月17日の中日戦でチームの今季ナゴヤドーム初勝利を呼ぶ好投。だが、沼沢常務は「嬉しい1勝だったが、見直した点には入ってません」と話した。1億円にも、あと一歩及ばなかった。

 前回4日にほのめかしていた越年交渉は避け、ここからは来季に全精力を注ぐ。「井川の穴を埋めるために、1イニングでも多く投げたい。リリーフになるべく負担をかけないように」。福原と並ぶ大黒柱として、来オフの年俸ジャンプアップを狙う。
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■ 銀幕デビューや!
 福原と安藤が東京都立川市で行われた映画「青空のルーレット」の撮影に参加した。役の設定はろうあ学校を慰問するプロ野球選手で、「マウンドより緊張した」と、2人とも苦笑いを浮かべたものの、“アカデミー賞”級の体当たり演技を披露。07年の開幕投手有力候補2人の“場外戦”。来季に向け、早くも熱〜い主役争いとなった。
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■ 納得の大幅ダウン…
 タイガース愛や! 今岡が西宮市の甲子園球場で契約交渉を行い、7000万円ダウンの年俸2億6000万円(推定)でサインした。今年取得したFA権を行使しなかった理由について「相思相愛の逆指名(当時)で阪神に入団したから」と説明。球団史上、最大幅のダウンにも生え抜き10年生は納得の更改だった。
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■ ノルマはもっと高かった!?
 甲子園球場の室内練習場で催された星野スポーツ塾のイベントに参加した金本が前日に明かした“金本賞”の設定目標を上方修正した。

 記憶違いだったのか。金本はスポーツ紙を見ながら4人中3人の修正を申し出た。「訂正しといてよ」。報じられた福原の14勝、安藤の13勝はそれぞれ1勝増し。三東に至っては2勝増し。100万円超という高級腕時計の獲得へ向けたハードルが上がった。

 「三東は自分から“10勝で行きましょう”って言ってきたんや。本人たちは(低い数字で報じられた)新聞を見て“これでいい”と思ってるかもしれんけど、きっちり直しとかんとな」

 何といっても総額400万円を超える出費を覚悟した大盤振る舞い。甘い顔は本人のためにもよくない、とばかりに厳格に数字を訂正した。

 反響は大きく、この日のイベントで共演した秀太からも「ボクとも何かやりましょう」と参戦を申し込まれた。「オレの満塁ホームランの数と秀太のヒット数で争うんはどうや」。太っ腹なハンディ設定に恐縮した秀太からの「自分は二塁打の数にしましょう」という提案で合意。高級フグ料理を賞品として出場機会が減少している後輩にも発奮材料を与えた。

 新聞報道を見た岩田も自主トレ中の鳴尾浜で、「まずは名前を覚えてもらうことですけど、ボクもやらせてもらいたい」と果敢に名乗り。アニキの粋な試みは早くも猛虎を活気づけていた。
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■ 金本賞
 大阪市住之江区の商業施設「オスカードリーム」のイベントに出演した金本がチーム内に“金本賞”を設けたことを明かした。設定目標を達成すれば、100万円超という高級腕時計の贈呈を福原、安藤、三東、中村泰の4投手と約束。ただし、最低ノルマに届かない場合は丸刈りの罰則が…。虎の“アニキ・サンタ”は優しくも厳しい!?
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■ ライバル斬りや!
 岡田監督の来春オープン戦でのG倒指令に、期待の左腕たちが意気込んだ。鳴尾浜で自主トレに臨んだ中村泰が慶大の先輩・高橋由、三東が駒大時代から苦手とする阿部を“ターゲット”に挙げれば、江草も「左打者に打たれないようにという気持ちでやっている」と気合十分。“ポスト井川”へ猛アピールを誓った。
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■ 倍増に届かず…
 球界を席巻した火の玉ストレートの“対価”は倍増に届かなかった。甲子園球場内の球団事務所で注目の契約交渉に臨んだ藤川が保留した。球団提示額は、今季8000万円から6000万円増の1億4000万円にとどまった模様。代理人を任せる上杉弁護士を伴った藤川は会見で長期戦を示唆し、越年交渉となる可能性も出てきた。
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■ 要求空振り…
 猛虎が早くも落合竜にかく乱された!? 明日、発表される阪神の来春オープン戦日程に中日戦が2年ぶりに復活することが判明。しかし、ライバルとの格好の前哨戦の舞台は岡田監督ら現場が望んでいたナゴヤドームではなく、地方の小牧市民球場になった。本拠地で試合を組まなかったことについて、中日側はあくまで日程上の事情と説明するものの、今季1勝10敗と苦手にした鬼門。虎は来季も“ぶっつけ本番”で挑まなければならない。
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■ 虎が虎保護!?
 虎の指揮官が虎から感謝された!? 今季の勝利数に応じて野生トラを守るパトロールキットを寄付した岡田監督のもとへNPO法人「野生生物論保全研究会(JWCS)」を通じてインド政府からの感謝状が届いていた。

 同研究会が発表したもので、現地のNGO「インド野生生物トラスト(WTI)」の関係者と面談したインド・ラジャ環境大臣の謝意を記した文書を今月初旬に岡田監督へ送った。今回は1セット9000円のパトロールキット84勝分に当たる75万6000円を寄付。毛皮など野生生物に関連する物品を消費する印象の強かった日本人からの援助にインド政府は強く感銘を受けていたという。同研究会は合わせて岡田監督から届いたメッセージも紹介した。

 「丁寧な手紙をありがとうございました。今後も自然保護に携わる皆さまの励みになれるよう、ますますパワーアップしていきたいと思っています」

 今月下旬には来季の企画続行について協議する予定。同研究会の関係者は「頂いたメッセージからも、来年もご協力いただけると思っています」と期待を寄せていた。
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■ 丸刈り宣言!
 大阪市内のホテルで新人7選手の入団発表を行い、大学・社会人ドラフト5巡目で入団した大城が生涯、丸刈りを宣言した。一際目立つ気合満点の6ミリ刈りのヘアスタイルを「これからもずっと続けていきたい」と言い切った大城は背番号も、現役引退した新庄が阪神の入団時に背負った63に決定。俊足、好打が売りのスイッチヒッターが、まずは頭と背中で、存在をアピールした。
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■ 規格外ルーキーや!
 高校生ドラフト1巡目指名・野原が、甲子園球場内で行われた体力測定に参加。太ももの太さが何と69センチもあることが判明した。これは井川と全くの同サイズで、まさにメジャー級。「やるからには何でも一番を目指したい」とさらなるスケールアップを誓った。
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■ アゴ砕き宣言!?
 先輩を撃つ! 鳥谷が埼玉県飯能市内で聖望学園出身のプロ野球選手によって行われた「第1回Step up少年野球教室」に、巨人入りが決定的な門倉、ヤクルトの小野とともに参加。「試合になったら先輩とかは関係ない」と門倉との対決に意欲を燃やした。来季も熱戦が予想される伝統の一戦。虎の若きリーダーが撃破に一役も二役も買う。
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■ 鬼軍曹完全復活!
 金本よ、下柳よ、矢野よ、覚悟せい! 島野総合特命コーチが西宮市の球団事務所で来季の契約を更改した。2軍監督に就任した今季は胃の大病を患ったが、驚異的な回復力を見せ来季からは1、2軍を巡回する総合特命コーチとして岡田阪神をサポート。「カネ(金本)やシモ(下柳)や矢野のねじを巻かなアカン」。V奪回へ向けて早くも猛ゲキを飛ばした鬼軍曹は、最前線で目を光らせる。
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■ 気になる代理人復活
 虎の新エースも来オフにポスティング交渉か!? 福原が甲子園球場内の球団事務所で5000万円増の年俸1億3000万円で契約更改した。岡田弁護士を4年ぶりに同席させ、来季以降も代理人交渉の継続を表明。現時点では球団との間でポスティング・システムは議題に上っていないとはいえ、井川に続く“難問”が浮上する可能性は否定できない。(金額はすべて推定)
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■ 全面擁護!
 涙の関本に最強のサポーターが現れた。岡田監督が兵庫県加東市のゴルフ場でテレビ収録に参加。5日の初交渉でサインを保留し、交渉担当者の「あくび」までぶちまけた関本を完全擁護した。故障の今岡の穴を埋めた今季の働きを評価し、1000万円増の4000万円という球団提示に「いくらなんでも少ない」とピシャリ。30億円の“井川売却益”投入まで求めた。
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■ 関本屈辱の涙…
 信じられない…。関本が西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1000万円アップの4000万円を保留した。会見では「金額よりもアクビをされたことが…。ショックで…。頭の中が真っ白」と目に涙をためながら訴えた。2時間を超す交渉には沼沢常務取締役球団本部長と峯本編成課長が同席。球団側は問題の“アクビ”を否定したが、関本の心に深いキズが刻まれた。
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■ 安藤ガク然…
 虎投に先発の乱。安藤が西宮市の球団事務所で契約交渉を行い、9800万円の球団提示を保留した。今季10勝3敗で8100万円からの大幅アップを狙ったが、大台突破もかなわず決裂。「先発に中継ぎに頑張った部分を評価してほしい」。杉山に続く2人目の保留者はまたも先発投手陣となった。
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■ 球児爆弾発言!?
 藤川が東京都内で日本プロ野球選手会主催のイベントに参加。壇上で「ポスティングという素晴らしいシステムで、来年は井川投手がいないですから優勝できなくても仕方ない。そのほかで感動を与えたいと思います」と発言。

 猛虎の支柱による“Vあきらめ宣言”。過激すぎる内容に会場からはどよめきが起こった。だが、イベント終了後、報道陣に囲まれたストッパーは笑いながら真意を説明した。「あれは冗談。もちろん優勝は大前提であること。それはあらためて言わなくていいでしょ。目の前の試合でどれだけ感動してもらえるか。優勝は最後のところだから」

 144試合先のゴールよりも1試合1試合を大切にしようというメッセージ。野球の楽しさを伝えることに使命を覚える男ゆえの持論だった。

 ポスティング・システムに対する発言についても「自分がどうこうというのは別の話。でも、悪いシステムではないと思う」と釈明。「(井川が抜ける穴は)誰かが埋めてくれると思っていない。自分がその分、投げることになることも覚悟している」と強い決意を示した。選手が選ぶベストナインの中継ぎ部門に選出された右腕は、勝利の先にある感動にも目を向けていた。
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■ 金の卵発掘へ…
 金の卵を発掘だ。三宅編成部渉外課長と山口スカウトを選手調査及びウインターリーグ視察のためにドミニカ共和国、プエルトリコへ派遣することを発表した。ドミニカ共和国へ向けて4日に出発し、その後は20日からプエルトリコへ移動。現地ではオマリー駐米スカウトも合流して、約1カ月の日程で選手調査を中心に活動する模様だ。

 沼沢取締役球団本部長は「とりあえずは先発タイプ。右、左にはこだわっていない。左投手がいればいいですけど。リストアップした上で、継続して調査する形になる」と説明した。

 星野SDもドミニカなど中南米出身選手に興味を示す中、今回の視察はあくまでも最優先は選手のリストアップ。助っ人獲得には時間をかけるもようだが、“ポスト井川”という懸案があるだけに、視察の成果に注目だ。
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■ 盗塁王奪還宣言!
 来季は絶対に「赤星号」贈ります! 盗塁数に応じて車いすを贈呈する活動を続けている赤星が、甲子園球場新室内練習場での贈呈式に参加。6年連続のタイトルを逃した今季を振り返り、あらためて2年ぶりのセ・リーグ盗塁王奪回を誓った。「盗塁王記念の1台がないのは寂しい」。車いすを待つファンへの熱い思いが、最大のモチベーションとなる。
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■ 来季も虎!
 “J”が猛虎の伝説助っ人へ! 残留交渉を進めていたウィリアムスと2年契約を交わしたことを発表した。2年目のバイアウト(途中打ち切り)条項こそ含まれるものの、2008年までの6年在籍はバッキーの7年に次ぐ長期契約。米大リーグからの誘いを断って残留を決めた浪花節左腕が、V奪回のために全身全霊をささげる。
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■ 米国でもタテジマ!
 ポスティング・システムでのメジャー移籍を目指す井川との独占交渉権をヤンキースが獲得したことを発表した。落札額は2600万194ドル(約30億円)。地元ニューヨーク紙が伝える4〜5年の契約合意ラインを合わせれば、最高56億円もの資金が猛虎のエースに投じられる。チームメートが松井秀なら、ライバル球団レッドソックスには松坂が加入へ。近づく新天地には大きな夢が広がっていた。
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■ 寝耳に吉報!?
 メジャー移籍を目指す井川の入札期間が締め切られ、米大リーグ機構から日本のコミッショナー事務局を通じて球団に最高入札額が伝えられた。球団は入札金額の公表こそ控えたものの、即日受諾を発表。応札の知らせで目覚めた渦中の井川本人は入札球団にこだわらず契約交渉を進めていく考えを示した。注目の落札球団は明日29日に日米同時発表される見込みだ。
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■ メジャーへ王手?
 ポスティング・システムでのメジャー移籍を目指す井川への入札が、明日28日午前7時(米国東部標準時27日午後5時)に締め切られる。入札参加は最大11球団で、米各紙は最高落札額を1000万ドル(約11億6000万円)以上と予測。阪神は即日応諾し、29日には落札球団が判明する。運命の一瞬を控えた井川は、東京の将棋会館でプロの対局を初観戦。大の趣味を「米国で広めたい」と“将棋大使”に名乗りを上げた。
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■ リプケン超えろ!
 星野SDが今季は全試合にフルイニング出場して258試合連続に伸ばした鳥谷に、遊撃手として903試合の記録をもつカル・リプケン氏を超えるようゲキを飛ばした。この日は大阪万博記念公園で行われたドリームフェスティバル「夢・星野スポーツ塾」に参加。福原、安藤にはそれぞれ来季15勝ずつのノルマを課した。
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■ 開幕特攻ローテ志願!?
 中4日でも投げる! 福原が来季は竜倒を果たすべく開幕戦から特攻ローテも辞さない覚悟を口にした。平田2軍監督、杉山とともに西宮市のホテル「ノボテル甲子園」で携帯公式サイト会員トークショーに参加。「優勝を狙うには中日は倒さないといけない相手」とエースの自覚を示した。
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■ 小笠原には負けない!
 下柳が鳴尾浜の虎風荘内で行われた長崎県ブランド大使委嘱式に参加。東京都にある小笠原村の観光親善大使を務めている小笠原を相手に「小笠原諸島に負けないように長崎県でがんばる」とFA巨人入りした主砲に負けじのアピールを誓った。照れ屋の左腕が見せた一大決心。左ヒジ手術からのリハビリも順調。07年はライバルを斬り捨て、お立ち台のマイクパフォーマンスでも魅せる。
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■ 穴は3本の矢で埋める!?
 岡田監督がメジャー移籍する井川の穴を投手3人で埋める考えを明かした。1人5勝&貯金1つをノルマとすれば補える計算。一方、ポスト井川として期待される能見はハワイ・ウインターリーグの決勝戦に先発し、5回無失点の好投でアピールした。

 1本の矢なら、簡単に折れる。3本束ねてみたら、どうだ。岡田監督の考えは、戦国武将、毛利元就の『3本の矢』と重なっていた。

 「井川の代わりは1人じゃ無理や。別に3人でやったらいいんやから。井川は今年14勝やろ。1人5勝でいい」

 毎年のように200イニングを投げるエース左腕が抜けるのは、避けられない現実。秋季キャンプでも『ポスト井川』は見当たらなかった。ならば、あえて後任を1人に絞らず、3投手で補えばいい。1人5勝をノルマとすれば、今季の井川を上回る計算になる。

 「プレーオフになら、120試合で大体決まる。200イニングを、全部埋める必要はない。1人が2カ月、がんばってくれたらいいんや」

 来季からプレーオフ制度(クライマックスシリーズ)が導入される。プレーオフ進出の可否が決まるのは、120試合程度というのが指揮官の予測。実質的には160回程度で済む。「貯金は3つでいいんやから」。今季の井川は14勝9敗。調子のいい左腕から使い、合計15勝12敗なら十分と読んでいる。

 候補となる左腕は能見、江草をはじめ、筒井、中村泰、三東、岩田、そしてルーキーの小嶋と盛りだくさん。「周りは『井川がいなくなったら』というけど、何とも思ってない」と強気な将。むしろ井川以上に強固な『3本の矢』を見いだしていく。
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■ 求む新スター!
 阪神の球団納会が大阪市福島区のホテル阪神で開かれ、宮崎オーナーが“ポスト井川”の出現を強く訴えた。エースの米大移籍に伴い、「ノホホンとしておったら明日はない」と一同を叱咤、あらためて危機感を募らせた。オーナー指令を受けた岡田監督も今秋キャンプで成長を示した中堅・若手陣にさらなる飛躍をうながした。
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■ エース番号継承!
 期待の大きさの表れだ。希望枠で阪神に入団する社会人No.1左腕・小嶋が背番号「29」をつける可能性が高くなった。今季まで井川が背負った虎の“エースナンバー”を託す考えを岡田監督が明言。指揮官は来春キャンプの1軍スタートも明言し、最大級の期待を示した。

 小嶋「(阪神入団に笑顔を爆発させ)嬉しいです。今、ようやく実感しています。家族みんなが阪神ファン。ずっとタイガースの試合をテレビで見て育ってきました。その甲子園でプレーできる。一番自信のあるストレートでプロでも勝負していきたい。同じ左の井川さんのように…。すごいピッチャーですから」
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■ 獲れない!
 ドラフト方針を転換―。大学・社会人ドラフト前日、東京都内のホテルで岡田監督、黒田編成部長らが出席し、最終の編成会議を行った。

 この席で、3巡目に指名予定だった法大・大引をウエーバー順位の早いヤクルトが指名することが判明。阪神は大引の代わりに三菱重工長崎の久米を4巡目で指名する方針を固めた。

 岡田監督は「内野?というより右打ち。ポジションより右打ちや」と会議後に話すなど、あくまで右打ち野手の獲得へ強い意欲を見せた。

 右投げ右打ちの久米は走攻守三拍子揃った好選手だ。長崎日大高、国学院大を経て入社。チームでは遊撃を任されており、守備はプロレベルだ。「打撃も右打ちができるなど、確実性が高い。即戦力選手」と九州担当の在京球団スカウトは話す。

 阪神は同じ25歳の鳥谷と遊撃を、29歳の藤本、28歳の関本と二塁を競わせるプランを持っており、ベテランの域に入りだす内野陣に厚みを持たしていきたい意向だ。

 当初、阪神は希望枠で大阪ガス・小嶋、3巡目で大引、4巡目で武蔵大・上園、5巡目で関学大・清水の指名を固めていた。しかし、大引獲得が困難になったため、中日、オリックスも高評価している上園を3巡目に繰り上げ、4巡目で久米、5巡目で清水の4人を指名する形になった。

 黒田編成部長は「(指名予定選手が)獲られたら、誰を挙げるか話していた。人数は4人。獲られるかもしれないけど、まず大丈夫だろう」と4人全員の獲得に自信をのぞかせた。
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■ 怪物やらん!
 “ナニワの怪物”は何所にも渡さん! 来年の高校生ドラフトで“清原超え”の68本塁打を誇る大阪桐蔭・中田を1巡目指名する方針を固めたことが、明らかになった。すでに本社首脳も了承しており、競合必至の中、早くもラブコールだ。

 攻めのドラフトが常勝軍団の鉄則。説明不要のナニワの至宝。高2の秋で清原を超えた怪物中田獲りへ、虎がいち早くエントリー決定だ。

 「地元の選手であれだけの素材。何もしないということはない。獲得に向けて、これからもスカウトをマークさせます」

 不退転の決意を示したのは沼沢球団本部長だ。この日は都内でスカウト会議が行われた。主題は21日の大学・社会人ドラフトの確認作業だったが、早くも1年後の恋人に話が及んだわけだ。

 競合必至でも引くことはできない。広島出身とはいえ野球留学した大阪桐蔭高で花開き、今夏の甲子園では横浜との1回戦で140メートル弾をブチ込んでいる。ナニワ色がにじんだ怪物だけに、争奪戦を避ける“不戦敗”は選択肢にない。球団だけではなく、電鉄本社も獲得を望んでおり、グループを挙げた“参戦表明”だ。

 中田は来年の選抜大会(3月23日から12日間)の出場も確定。そのプロセスの中でPL学園・清原(現オリックス)の64本を抜き去り、現在は68発だが、驚異的なペースは止まらない。順当なら埼玉栄・大島(現西武)の高校記録(86本)更新はもちろん、史上初の“100発高校生”となる可能性もある。

 3日には近畿大会準決勝の市川戦で、和歌山・紀三井寺球場の左翼席場外に160メートルの規格外アーチも刻んだ。「力は分かっている。金属バットなら打つよ。オレは遠くに飛ばすヤツは、生まれたときから遠くに飛ばすと思っている」。伝え聞いた岡田監督も声を弾ませた。長打力は天性のもの。浜中、関本らを育て上げてきた指揮官も、別格として認めている。

 今年の高校生ドラフトでも1巡目で3球団競合の愛工大名電・堂上を果敢に指名した。引き当てたのは中日だったが、No.1から逃げないドラフト戦略は継承される。国内12球団のみならずメジャー数球団も視察に訪れ、すでに日本ハム、楽天が1巡目指名を検討に入った。残る1年で何球団が集まるかは分からないが、果敢に攻める。

 甲子園の右翼から左翼方向に吹く浜風の恩恵を受ける右打者であり、常勝軍団の4番、聖地のスーパースターとなる資格はある。1年という時間を残し、早くも始まった中田フィーバー。その中で、トラが真っ先に名乗りを挙げた。球団の命運を賭けた戦い。負けられない“一戦”となる。
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■ さらば甲子園…
 ポスティング・システムでのメジャー移籍を目指す井川が、甲子園球場でのファン感謝デーに参加。詰めかけた3万8000人の虎党に「阪神での9年間をムダにせず、アメリカでも頑張ります」と最後のメッセージを送った。また、この日、落札球団が最速28日に判明することが決定した。トラを去った左腕が運命の時を静かに待つ。
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■ ポスト井川
 ポスト井川の座へ、猛虎の左腕軍団が続々と名乗りをあげた。この日、甲子園球場内の球団事務所で、三東、中村泰が契約更改。球団サイドから直々にポスト井川に指名され、闘志を燃やした。

 「左ピッチャーはみんなポスト井川と呼ばれる。自分の力を出し切って、みんなに負けないようにやるしかない」

 早くもライバル心をむき出しにしたのは、三東だった。左肩故障のため、ここ2年間は1軍登板がなし。5勝をマークした04年に2000万円を超えた年俸も、この日の更改では1700万円でのサインとなった。

 幸いにも、左肩は順調に回復。三東も「秋のキャンプはいい感じで終われた」と語り、巻き返しへの手応えは十分だ。

 「来年は井川がいなくなって、みんなにとってのチャンス。頭一つでも抜けられるようにやっていきたい」

 同じ28歳の中村泰も負けてはいない。今季は7月12日の広島戦で、プロ初先発初勝利。首脳陣からも強化指定選手として名前を挙げられた。この日の更改でも、200万円アップの1200万円でサイン。来季への期待料込みでの査定となった。

 沼沢常務は「期待の若手ばっかりです。200イニングがポッカリと空いたのだから、自分で奪いとってもらいたい」とゲキ。さらなる奮起を促した。
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■ 決意の一本締め!
 すでに戦いは始まっている。V逸、打撃不振、そして、入団以来守り続けてきた盗塁王の座も奪われた。雪辱を期す赤星が、秋季倉敷キャンプを打ち上げた。

 「やることはやれた。でも、結果を出さないといけない。このキャンプでやったことが良かったか、悪かったかは、来年のシーズンが終わってから分かること」

 恒例の一本締め。その中心には笑顔なき背番号「53」の姿があった。今季は打率.269と低迷。03年から3年連続で続いた打率3割も切り、リードオフマンとして不本意な成績に終わった。連覇の夢も消え、自らを責めることもあった。

 だからこそ、最大のテーマは打撃復活。今キャンプでは徹底的に打ち込んだ。若手に交じり初日から特打を敢行。一心不乱にバットを振った。フォーム改造から始まり、タイミングの取り方も変えた。試行錯誤を繰り返し、この日も1球、1球下半身の動きを確認しながらフリー打撃に取り組んだ。

 「収穫はある。何とか来年につなげたい。例年以上に闘争心はある」

 来季にかける決意はグラウンド外でも示していた。今キャンプ中に球団幹部から背番号の変更を打診された。「(盗塁王とか)タイトルを逃したこともあるからな。“気分転換に背番号を変えたらどうや”と言った」と同幹部は明かした。

 だが、赤星の意志は固かった。自らが作り上げてきたこだわりの背番号まで心機一転を図る必要はないと提案を固辞。これまで苦楽をともにしてきた背番号で再挑戦する意気込みを示した。「来年に向けてまだ、1歩目を踏み出せたぐらい」。再スタートを切った虎の切り込み隊長が背番号「53」での盗塁王奪還を目指す。
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■ ヤ軍井川が面白い!
 岡田監督がポスティング・システムでのメジャー移籍へ動き出している井川への、ヤンキースの入札を予想した。レッドソックスの西武・松坂への独占交渉権が確定。これを受けて、虎の指揮官は「井川がヤンキースに行けば面白い」とライバル球団同士での直接対決を“熱望”した。阪神は来週20日、コミッショナー事務局への入札申請を行う。
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■ まけてぇなっ!
 オーナー会議が東京の新高輪プリンスホテルで開かれ、親会社の経営統合で阪神に負担を命じていた預かり保証金など29億円の免除を決めた。加入手数料1億円は徴収する。阪神の要請を受けての再審議で、支払いを命じた7月5日の前回決議を覆した。
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■ 鳥谷あわや大怪我!
 倉敷キャンプでフェンス倒壊の事故が起きた。サブ球場で鳥谷がフェンス越しにサインのサービスを行っていたところに、ファンが殺到。フェンスが重みで折れ曲がり、約10人が1メートル下のグラウンド内に転落した。幸いにも大事には至らなかったが、小4男児が救急車で運ばれる騒ぎとなり、キャンプ地に緊張が走った。
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■ 一発合格!?
 堂々の一発合格や。中日から戦力外通告を受けた高橋光が、テスト生として阪神の秋季倉敷キャンプに参加。中日ブルーのユニホーム姿で挑んだ虎での初練習では持ち味の打撃でアピールした。見守った岡田監督も「右打者で代打に一番適していると思う。前向きに戦力として考えている。バットの出方が相当いいな」と高い評価を口にした。
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■ 井川の穴埋める!
 「井川の穴」はオレが埋める! 鳴尾浜で自主トレ中の安藤が、来季は1年間ローテーションを死守することを誓った。

 「井川が抜けた穴をカバーできる力をつけていきたい。1年ローテを守れれば、規定投球回も届くと思うしね」

 10日に井川のポスティングによるメジャー移籍が決定。不動の左腕エースが不在となり、その分、右腕に対する期待はおのずと大きくなる。

 今季は開幕ローテを任されながら、急性へんとう炎のため5月に戦線離脱。後半戦はチーム事情から、中継ぎもこなすなど、先発の座を守りきることはできなかった。

 「5、6月に体調を崩すことが多いから、そこをどう乗り切るか」
 今季も自身が登板したラスト7試合で6勝負けなし。法大時代から、夏から秋にかけて抜群の強さを誇る。浮沈の鍵を握る5、6月戦線。V奪回のためにも、絶対に同じ轍は踏まない。
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■ やっと夢舞台!
 ポスティング・システムによるメジャー移籍を希望していた井川と2度目の契約更改交渉を行い、今オフのメジャー移籍を容認した。長年の夢をかなえた左腕は「行くからには、(プロ野球生活を)向こうでやり遂げる」と生涯メジャーを宣言。松坂入札に敗れる可能性のあるヤンキースらの参戦も予想され、松坂入札不参加組のブレーブス、ドジャースをはじめ、10球団を超える入札レースが展開されることになる。
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■ 虎に女神降臨!?
 阪神が獲得を進めていた米パイレーツのライアン・ボーグルソンが、西宮市内の球団事務所で入団交渉を行い、契約金3000万円、年俸8000万円の1年契約で合意した(推定)。最速99マイル(約158キロ)右腕は「全力を尽くして優勝したい」と抱負。また、同席していたニコール夫人が歌手兼モデルであったことも判明。甲子園球場の入場テーマ曲を、夫人自らが歌うプランも浮上した。
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■ 盗塁王取り返す!
 来季こそV奪回“足スト”や! 赤星が来季の盗塁王奪回を誓った。秋季キャンプ第3クール初日となったこの日は、昨オフに車イス「赤星号」を贈られた星田大貴くんが倉敷マスカットスタジアムを訪れ、秋季キャンプを見学。盗塁が取り持つ縁で結ばれた再会に虎のリードオフマンは喜びを爆発させ、誓いを新たにした。またこの日、4年連続5回目となるゴールデングラブ賞の受賞が発表された。
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■ 金本FA残留表明!
 金本がFA申請の手続きを終え、合わせてチーム残留を正式表明した。条件面は今後、通常の契約更改の場で話し合うことで合意。球団はソフトバンク・松中の今季年俸5億円を超える5億6000万円の現役日本人選手最高給で報いる姿勢だ。(金額は推定)
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■ 虎構想崩壊…
 岡田阪神を「激震」が襲った。阪神がFAで獲得を狙っていた広島・黒田が、宣言せずに残留を表明した。秋季キャンプ地の岡山で同投手の決断を伝え聞いた岡田監督は「宣言すると思ってたけどな。宣言したら現場、フロントともに獲りにいく方針やった」と落胆を隠せなかった。エース井川のメジャー移籍が濃厚な上に黒田獲りも不発。若手を含めた投手の育成と同時に今後、補強策の転換を迫られそうだ。

 阪神にとっては、まさに「予想外」の黒田残留だった。一報を伝え聞いた岡田監督の表情は曇った。

 「ああいう(迷っている)感じやったから宣言すると思っとったけどな。3度の広島との慰留会談? そこで残留方向になったんやろうな。宣言すれば現場、フロントともに獲りにいく方針やった。まあ、せんものはこちらからどうしようもないからな…」

 阪神は今オフのFA補強を黒田一本に絞って調査を続けてきた。地元大阪出身の本格派右腕に対し、不退転の決意で獲得に向かう方針を固め、交渉解禁になれば真っ先に意思表明する予定だった。「相思相愛」とも見られていただけに、テーブルにもつけなかったショックは大きい。これまで岡田監督は「(宣言するまでは)何も言えない」と繰り返してきたが、皮肉な形で初めて「黒田獲り」の意思があったことを公言することになった。

 加えてエース井川はポスティング制度でのメジャー移籍が今週中にも容認される方向となっている。黒田がエースの穴を埋める、最大の候補でもあった。しかし、その青写真は大きく狂ってしまった。

 岡田監督は黒田に代わる補強について、この日の時点では否定した。「補強策の修正はせんよ。獲れると決まってた投手やないしな。若手の成長に期待? 井川がポスティングになったら左に出てきて欲しいというのはあるが限定してるわけやない。右でも左でもチャンスはある」とチーム内の競争に期待するしかなかった。

 トレードについても「こちらから仕掛けるものはない」とし、その他のFA選手にも「ないな」と興味を示さなかった。また交渉中のライアン・ボーグルソン投手以外、さらなる外国人補強にも「宣言しなかったら外国人という考えはなかった」と話した。もちろん、ここまで黒田の宣言を想定していただけに、すぐに頭を切り替えられるはずもなかった。

 4日には井川のメジャー挑戦に「行くなら、ローテーションに入って頑張ってほしい」とエールを送っている。ただ、黒田ショックを受けたこの日は「スタンスは変わらない? まだわからんよ。日米野球が残っているし、終わってからになると思うよ」と語るにとどめた。エースは去り、欲しかった広島のエースは来ない。V奪回を目指す来季に向け、補強を含めた投手陣の再構築が岡田阪神、最大の課題となった。
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■ 楽天に感謝!?
 今年6月に楽天からトレード移籍してきた坂が、紅白戦で適時打を含む2安打を放って猛アピールを敢行した。岡田監督からは「一軍レベルで使える」と大絶賛され、来季の二塁手候補として急浮上した。
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■ 行ってこい!
 星野SDと岡田監督が、ポスティング・システムでのメジャー移籍を希望している井川について、相次いで事実上のGOサインを送った。フロントの要職、そして現場の指揮官による後押しで、問題決着へさらに加速。阪神は早ければ週明け8日にも、移籍容認を発表する見込みだ。
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■ リタイヤ1号…
 浜中が秋季キャンプ第2クール初日、右肩に異常を感じたため急きょ練習を中止した。通常通り右翼の守備に就きシートノックに参加。しかし、その直後に自ら吉竹チーフ野手コーチに“SOS”を出した。

 「大丈夫。ここでケガをしたくないので、大事を取った。トレーナーに診てもらいましたけど、『肩がバリバリに張っている』と言われました」

 大事を取ってフリー打撃以降の練習を回避。その後は室内でアイシング治療に努めた。今キャンプでは初日から若手選手とともにスローイング練習を行っており、ウエートトレーニングも積極的に取り組んでいた。そのため疲労が蓄積していた模様だ。常川チーフトレーナー補佐は「シートノックの際に右肩に異常を感じた。(手術した右肩痛の)再発ではありません。強い張り」。病院に行く予定はないと説明した。

 一時は周囲をヒヤリとさせたが、幸い大事には至らず練習後は明るい表情で球場を後にした。トレーナーから報告を受けた岡田監督は「スローイングも全力でやっていた。2日ぐらいは様子を見る。これから1軍に上がろうという選手じゃないからな」と明日の練習再開は右肩の状態を見て判断する模様だ。
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■ 大和発進!?
 岡田監督の期待を乗せて「大和」が発進する。前田大和が岡山市内の秋季キャンプ宿舎で2軍選手のトップを切って契約更改交渉に臨み、現状維持の480万円でサイン。会見で来季からの登録名を「大和」に変更することを明かした。

 名前を登録名にするのは阪神の現役選手では秀太、太陽に続いて3人目。「前田が重なっていたからな」と若虎へ“改名のススメ”を説いたのは、他でもない岡田監督だった。チームにもう1人の前田姓(忠節)がいる事情もあるが、直々の改名指令は期待のあらわれに他ならない。前田大も「飛躍のきっかけになれば一番いい」と受け入れた。

 今春は高卒新人では異例の1軍キャンプ帯同。オープン戦では“開幕スタメン”にも名を連ねた。開幕後は2軍も、ウエスタンリーグで88試合中83試合に出場し打率.260。遊撃のポジションに定着したことで自信も深めた。「ファームでほぼシーズンを通して試合に出られたことが自信になった」

 今キャンプでは、指揮官から「守備がまたうまくなってるな。内野守備陣の刺激になっているよ」と絶賛を受けた。前田大も「守備から1軍に上がれるように頑張りたい」と守備力に磨きをかける一方で、課題の打撃力アップにも意欲を見せる。来春は2軍スタートが濃厚だが、成長しだいでは抜てきの可能性も。「大和」が2年目の飛躍へひた走る。
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■ 5年間一緒
 岡田監督が伸びない大砲候補をバッサリ斬った。秋季キャンプ第1クール最終日、桜井に今キャンプ初となる直接指導。右打者増強が急務なチーム事情の中で「1年目が一番飛んでた。全然、良くなってない」と厳しいゲキを発した。
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■ 移籍確信!?
 メジャー移籍、年内容認へ―。井川が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、ポスティング・システムによるメジャー移籍を改めて熱望した。結論こそ持ち越しとなったものの、井川は「気持ちは十分伝えたし、伝わったと思う」と手応えを強調。沼沢球団本部長も「球団内部でイエス、ノーを検討する」と従来より踏み込んだスタンスを示すなど、球団内で容認論の高まる米大行きへ向けた流れが加速してきた。
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■ 筋トレのススメ
 清原、ウッズのようになれ! 広澤新打撃コーチが秋季倉敷キャンプ第1クール2日目、来季右方向への本塁打量産を狙う浜中に筋トレの勧めを説いた。「外の球を飛ばすには三頭筋が必要。清原もウッズにしても二の腕がすごいだろ」と飛距離アップのカギを握る「上腕三頭筋」の筋力アップを指示した。さらなる飛躍を狙う若き大砲。丸太のような二の腕への改造で本塁打量産を目指す。
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■ アニキ始動!
 究極の目標は500号本塁打! 金本が広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で07年に向けて始動。「将来的には500が目標」と、過去8人しか達成していない大記録に焦点を定めていることを明かした。現在、通算363本塁打の鉄人だが、来季中にも達成可能な400号本塁打、2000本安打は単なる通過点にしか過ぎない。40歳を目前にしてもアニキはノンストップだ。
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■ エース流出は想定内!?
 秋季キャンプ地、岡山へ入った岡田監督は今オフ仮に井川の米大リーグ移籍が実現したとしても、「何とかなるもんよ」と戦力維持に自信をのぞかせた。近く井川との交渉を控える球団内部でポスティング容認論が高まる中、明日から始まる今秋キャンプでは“ポスト井川”の育成発掘を掲げるなど、危機管理に怠りはない。
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■ 善は急げ!
 異例の10月開戦や! ポスティング・システムによる米大移籍を希望している井川の契約更改交渉が、早ければ10月中に行われることが明らかになった。井川本人に加え、橋岡宏成弁護士も同席することで、ポスティング問題が話し合われることは確実。残留か、移籍か。早期決着へ向けた第一歩となる。
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■ いきなり動いた!
 広澤新打撃コーチが指導者デビューを果たした。秋季練習が行われた鳴尾浜球場に背番号85の真新しいユニホームで登場。打撃練習では現役時代の背番号31を受け継ぐ林に熱い視線を送った。新コーチの期待を背中で感じ取った林は弟子入りを熱望した。
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■ 先発ローテ見えた!
 岡田監督が中村泰に大きな期待を寄せた。「ファーム選手権での完封が自信になったみたいやな。きょう見た中では抜けてる感じやな」。筒井和、岩田らと並び鳴尾浜でブルペン入りしたが、指揮官はその投球ぶりを絶賛。来季に勝負をかける4年目左腕は「来年1年はローテを守れるピッチャーになりたい」と抱負を述べた。
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■ 開幕から全開!
 20日に内視鏡による左ヒジ手術を受けた下柳が、鳴尾浜球場でリハビリを開始した。治療を行い、エアロバイクなどで汗を流した左腕は経過について「順調だよ」と明るい表情。今後は、来シーズンの開幕を万全の状態で迎えるため、同球場内の施設でリハビリに励む。
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■ スペンサー解雇…
 スペンサーと来季契約を結ばないことを発表した。加入2年目の今季は、同じライトのポジションを争っていた浜中の完全復活もあり出場機会が激減。わずか59試合の出場で打率.222、6本塁打、17打点の成績に終わり、シーズン途中の4日に米国へ帰国していた。球団はこの日、セントラル野球連盟に、ウエーバー公示を申請。スペンサーは来季も日本球界でのプレーを希望している。
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■ 左腕克服や!
 左を制して3割、20発や! 岡田監督が鳥谷に今オフのノルマとしてサウスポー対策を課した。打率.289、15本塁打、58打点と打撃3部門で自己新を記録した今季。それでも指揮官には、クリアすべき課題が見えていた。

 「(シーズンの)最後は、ずっと左をぶつけられたからな。どうせ全試合、出んといかんのやから克服せんとな」

 シーズン残り10試合となった9月27日の時点で打率.297。プロ初の3割マークのチャンスは十分にあった。だが、そこから失速。10月2、3日のヤクルト戦では石川、石井一の両左腕に無安打に封じ込まれた。対右投手の打率.306、13本塁打と比べ、対左投手は打率.258で2本塁打。そこには、顕著な差があった。

 岡田監督は「相手の攻め方もだいぶ厳しくなってる。それも、成長してきてる証拠や」と口にした。来季はさらなる飛躍で、壁をぶち破ることを望んでいる。「克服していって3割、20本打ったらな。一番(守備の)負担のかかるポジションでな」。自身の監督生活とも重なる入団以来3年の歩みから、12球団No1の“打てる遊撃手”への可能性を感じている。

 「3割、20本なら1番も打てるわ」と語ったこともある。鳥谷の成長いかんで、打線編成の幅も広がる。まぎれもない、07年猛虎のキーパーソンだ。
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■ センターも守れ!
 岡田監督が林に中堅挑戦を指令した。今季主に代打として打率.303、5本塁打を記録した打力を最大限に生かすとともに、不振にあえいだ赤星の“刺激剤”として、その存在に期待を寄せている。
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■ 3つの顔!?
 打撃コーチ就任が決まった広澤克実氏が球団と契約合意に達し、西宮市内の球団事務所で会見を行った。会見では広澤氏の恩師である野村、長嶋、星野の3大名将のイズムを伝承していくことを誓った。

 3年間の評論家生活を経ての現場復帰で、大きな指針となる教えがある。ヤクルト、巨人、阪神の3球団で4番を歴任。実績もさることながら、野村、長嶋、星野という名将との出会いが、何よりの財産だった。

 「野村さん、長嶋さん、星野さんからいろんなことを教わった。いいとこどりして、使い分けていきたい」

 野村監督からは理論、長嶋監督からは感性、そして星野監督からは気迫という、勝負をする上で重要なファクターを吸収した。それぞれの打者の特性を見極めながら、それぞれに的確なアドバイスを送る。「引き出しはたくさん持っている」という言葉に、自信がみなぎる。

 長距離砲の育成にも期待がかかる。深刻な得点力不足からの脱却。そのための宿題として、筋力トレーニングの勧めも説いた。

 「本塁打を打つにはヘッドスピードを上げること。金本といういい例があるし、オフには筋トレもしてほしい」

 黄金期を築くための労力は惜しまない。秋季キャンプから新たなエッセンスを注入していく。
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■ 猛アピール打!
 宮崎で行われているフェニックス・リーグのヤクルト戦で、プロ5年目の桜井が3打数2安打3打点と大暴れ。和製大砲と期待された男が来季の初の1軍昇格へ向け、猛アピールを続けていく。
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■ また竜と争奪戦!
 またも竜虎の争奪戦が勃発した。中日が今季FA権を取得した広島・黒田の獲得に乗り出すことが明らかになった。黒田がFA権を行使した場合にはV奪回を目指す阪神がすでに獲得へ動く方針を固めているが、高校生ドラフトでの堂上に続き、またも補強戦線でセ界の両雄が激突する形に。巨人に加え、米大リーグ球団も絡むし烈な争い。もちろん一歩も引けない。
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■ 1年勝負!
 公式戦全日程終了から一夜明け、金本がFA権を行使して残留する意向を明かした。近日中と目される球団との契約交渉に関しては、自身への刺激剤として単年契約を選択肢に挙げた。実現すれば規定上、年俸2億6000万円は据え置きでも、再契約金3億円を加えた総額5億6000万円という“猛虎史上最高条件”が確実だ。(金額は推定)
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■ 井川有終!
10/16 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神13勝8敗1分]
神200 001 000=3
ヤ000 000 000=0
[勝]井川 14勝9敗
[敗]石川 10勝10敗
▼本塁打
(神)金本26号・林5号
(ヤ)


 見事な有終マウンドだった。今季最終戦となったヤクルト戦、井川が今季3度目の完封勝利で飾った。最終9回に3三振を記録するなど10奪三振の力投。自身3度目の奪三振王タイトルを中日・川上と分け合った。2006年の公式戦を終えて次の焦点は去就問題へ。ポスティングシステムを使った米大リーグ挑戦の夢はかなうのか。球団との交渉の行方に注目が集まる。

■セ・リーグ順位表
[2006全日程終了]
   勝 敗 分 差
1中日 87 54 5 優勝
2阪神 84 58 4 3.5
3ヤクルト 70 73 3 14.5
4巨人 65 79 2 5.5
5広島 62 79 5 1.5
6横浜 58 84 4 4.5
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■ 球児SOS!
 藤川が鳴尾浜球場でのトレーニング後に自らが抱いている不安を吐露した。「中継ぎが長いと、どうしても体にシワよせがくる」。この2年で計143試合に登板。今季は右肩の違和感も経験したこともあり、起用法について首脳陣との話し合いを持ちたい考えだ。チームは明日、ヤクルトと今季最終戦。炎のリリーフエースが、波乱含みのオフに突入する。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 87 53 5 優勝
2阪神 83 58 4 4.5
3ヤクルト 70 72 3 13.5
4巨人 65 79 2 6.0
5広島 61 79 5 2.0
6横浜 58 84 4 4.0
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■ 若虎ハツラツ!
10/14 広島
◆対広島最終戦
[阪神14勝6敗2分]
神200 000 000=2
広310 000 20X=6
[勝]大竹 6勝13敗
[敗]岩田 1敗
▼本塁打
(神)鳥谷15号
(広)前田22号・倉5号


 一塁線を破った痛烈な打球の行方を確認すると、一気に加速した。初回2死一、三塁からの記念すべきプロ初打点。二塁ベースに到達した喜田は笑顔で両手をたたき、喜びを表した。

 「初球はカーブが抜けた。だからストレート一本で狙って打った。飛んだコースが良かった。普段通りリラックスして打席に立って、打ち返すことができた。僕ももう、若くない。結果を出さないと終わってしまう…」

 今月25日には27歳の誕生日を迎える。プロ5年目の今季も開幕は2軍スタート。ダメなら戦力外という恐怖におびえながらも最後まで1軍切符を目指し、必死にファームで結果を求めた。その結果、ウエスタン・リーグでは本塁打、打点、安打数、得点、塁打部門でトップの数字を残した。しかも、本塁打と打点の2冠王は2年連続だ。

 その陰には一人のコーチの存在があった。「やっぱり寂しいよな。昨日の夜にじっちゃんには電話で報告したよ」。江藤、中村紀ら数々の一流選手を育てあげてきた水谷2軍育成チーフ兼打撃コーチが今季限りで退団。鳴尾浜で共に汗にまみれてくれた鬼軍曹との別れは、大砲候補を独り立ちさせた。

 やはり水谷コーチの門下生だった赤松も、負けじと抜てきに応えて結果を出した。2回の第2打席では143キロの速球を左前打し、プロ初安打。8回には低めに落ちるカーブに食らいつき左前へと運び、初のマルチ安打というおまけも付いた。

 「アピールとかチームに貢献とか大きなことは言えない。今は2軍でやってきたことを1軍でもできるか、ということ」

 岡田監督も「最後もカーブを食らいついて安打にするんやからな。ああいうのを見せてくれたら違うわな」と称えた。広島入りした前夜は喜田、赤松、坂らが広島名物のお好み焼きに舌鼓を打った。待ちに待った日に備えて英気を養った“日本一戦士”たちは、虎の穴で培った成果をきっちり魅せた。必ずや虎を背負って立つ精鋭たちが猛虎の将来を明るく照らす。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 86 53 5 優勝
2阪神 83 58 4 4.0
3ヤクルト 69 72 3 14.0
4巨人 65 78 2 5.0
5広島 61 79 5 2.5
6横浜 58 83 4 3.5
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■ 若手鍛える!
 町田の引退会見が西宮市内の球団事務所で行われ、ポスト未定ながら来季からの2軍コーチ就任も発表された。

 「一流のプロは最初から最後までレギュラーとして試合に出る。やはり、レギュラーとしてこの世界にいたかった」

 無骨な野武士らしい、別れの言葉だった。広島、阪神の15年間で放った代打本塁打20本はセ・リーグ記録。球史に名を刻んでもなお、上を見続けた男。晩年、若手にまじって猛練習を積んだ日々は、町田の野球人生そのものだった。

 「好かれるコーチはいらない。本当の野球選手になるためには、ファームは大事な時期。厳しさがあるのがいいコーチだと思う」

 その目は早くも次なるステージへと向いていた。「若いのを鍛えていかなアカンしな」と岡田監督。頼もしい兄貴分が若虎たちの先頭に立ち、汗にまみれる。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 85 53 5 優勝
2阪神 83 57 4 3.0
3ヤクルト 69 71 3 14.0
4巨人 65 78 2 5.5
5広島 60 79 5 3.0
6横浜 58 83 4 3.0
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■ 万感の胴上げ!
10/12 甲子園
◆対中日最終戦
[阪神7勝14敗1分]
中000 000 100=1
神020 012 00X=5
[勝]安藤 10勝3敗
[敗]マルティネス6勝9敗
▼本塁打
(中)森野10号
(神)


 甲子園が泣いた。阪神ナインも中日ナインも、みんなが泣いた。片岡が15年間の現役生活にピリオド。『6番・三塁』で出場し、2安打を放って、勝利で花道を飾った。苦しんだタテジマでの5年間だったが、野球に対する真っすぐな姿は、ファンの脳裏に、深く刻み込まれた。

 花道を男泣きで濡らした。悩み、苦しみながら戦い抜いた片岡らしい。甲子園を埋めたファン。両ベンチ前に並んだ仲間たちに見守られ、マウンドに立つ男の目から、涙が止まらなかった。

 「(阪神では)思うような成績が残せず、何度も泣きながら…泣きながら球場を後にしたこともありました。高校時代に教わった気合と根性を前面に出して戦ってきましたが、もう限界です…」

 真っすぐな言葉だった。日本ハムでの栄光、阪神での挫折。走馬灯のように頭を巡った。しかし逃げずに全力でぶつかってきた。だからこそ「夢に見た甲子園で、8歳から始まった野球人生をこれだけのファンの前で終えることができた自分は幸せ」と胸を張った。

 岡田監督に直訴し『6番・三塁』で出場した引退試合。五回に中前適時打、七回に左越え二塁打を放ち、花道を飾った。打球を追った左翼手は立浪。最後の舞台が甲子園で、親友のいる中日戦。「運命を感じた。本当に楽しいこと、悔しいことをいつも…」。嗚咽で言葉は続かなかった。

 15歳、名門・PL学園で出会った。「デカイのにカ細い奴やな」と立浪。「すごい選手や…」と片岡。そこから始まった2人。高2の冬には大不振の片岡を立浪が誘い、寮の裏山で朝5時から落ち葉を拾い、同校の教えの“徳をつむ”を毎日続けた。高3で春夏甲子園連覇を果たし、別々の道に進んだが「お互い何十年たっても、あの時と同じ気持ちのまま、やろう」と誓い合った。頻繁に連絡し合い、励まし合いながら歩んだ道。20年を経ても、何も変わらなかった。

 9月30日、甲子園。優勝を占う大一番は互いにベンチに座っていた。二回、中日の攻撃。8番・谷繁の時、投手に代わってネクストに立浪が立った。本来なら若手が担う役。それを自ら買って出て、真剣に素振りを続けた。恥も外聞もない、ただ野球への真摯な思い。一塁ベンチの片岡には、痛いほど伝わった。その裏。8番・藤本の時、林を制し、自らネクストに立った。「プロ15年で初めてやな。あいつはそういう奴や…」。首位攻防戦の影で、出番のなかったベテラン2人の見せた姿。それこそ、純粋に白球を追いかけた時代と、変わらない情熱だった。

 「生んでくれた両親、支えてくれた家族、素晴らしい先輩、素晴らしい友、素晴らしい人生…与えてくれた野球に感謝します!」。大歓声に包まれた。阪神移籍後に誕生した2人の愛息から花束を受け、立浪と抱擁を交わし、両軍ナインの胴上げで5度、空を舞った。みんな、泣いていた。最高の引退試合だった。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 85 53 5 優勝
2阪神 83 57 4 3.0
3ヤクルト 69 71 2 14.0
4巨人 65 78 2 5.5
5広島 60 79 5 3.0
6横浜 58 83 3 3.0
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■ 涙の引退会見…
 全力プレーで有終飾る! 片岡が甲子園球場内で引退会見。引退試合となる明日の中日戦で、最後の勇姿を披露することを誓った。

 「15年やってきて最後の試合。それも、甲子園という最高の舞台で野球人生を締めくくれるのは嬉しい。いろんな思いを持ちながら、ボールを追いかけたい」

 目にうっすらと涙を浮かべて臨んだ記者会見。日本ハム、阪神と15年間に及ぶ現役生活を振り返ると、何度も感謝の言葉が口をついた。

 「いろいろな人に支えられて今の僕がある。5万人のファンがいる甲子園で野球ができるのは、すごい喜びだった。野球に感謝したい」

 通算1569試合目となるラストゲーム。PL学園時代からの親友、中日・立浪が見守る中、壮絶な戦いの日々が終わりを告げる。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 85 52 5 優勝
2阪神 82 57 4 4.0
3ヤクルト 69 70 2 13.0
4巨人 65 78 2 6.0
5広島 60 79 5 3.0
6横浜 57 83 3 3.5
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■ 連覇の夢消える…
 中日が優勝を決め、球団史上初のセ・リーグ連覇という阪神の夢がついえた…。

 奇跡への扉が閉ざされた。自らは、どうすることもできない。もどかしい時間の中、虎の闘いが静かに終えんを迎えた。

 「1年トータルでのゲームやから。追い上げたというても、優勝争いしてるチームに分が悪すぎた」

 岡田監督は西宮市内の自宅で運命の行く末を見守った。12日の甲子園直接対決を前にV逸。6勝14敗1分けと負け越した中日戦を敗因に挙げた。

 3年契約最終年。「球団で誰もしたことがないんやから。連覇したら、辞めてもいい」。課せられた命題は球団初の連覇と、21年ぶりの日本一。自らの去就を賭けてきた集大成の1年だった。

 重圧に押しつぶされそうになる。球場に出発する前、決まって激しいおう吐に襲われる。「グラウンドに出るときは、胃が空っぽなんや」。人前では弱みを見せない。タテジマを着れば、気丈に振る舞った。

 最大9ゲーム差。コーチ会議で、片岡に代わって喜田の昇格が検討された。「片岡を外したら、諦めるということやろ」。何が起きるか分からない。消えそうな灯火を手で覆い、奇跡だけを信じてここまできた。

 9月16日にノーヒットノーランの屈辱を味わうなど、ナゴヤDでは1勝10敗。「ナゴヤドームで借金9もしていたら勝てないわな。対策を何とかせんとなアカン」と早くも来季に目を向けた。

 「勢いじゃなく、トータルで最後まで踏ん張れた。目指しているチームになってきたわけやから。まず優勝争いするチームに負けないことや。80勝以上して勝てなかったということは、来年はこれ以上、勝たないといかんということ」

 前半は故障者に泣き、終盤は崖っぷちから執念をみせた。80勝を超えるハイレベルな優勝争い。竜を苦しめ、落合監督すら脱帽させた。それでも満足はできなかった。

 「こんな中でやったのは、大きいよ」

 その一言には自信もみなぎる。球団は来季1年契約を用意。岡田阪神の4年目は文字通り背水となる。至上命題となるV奪回は、まず竜倒から始まる。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 85 52 5 優勝
2阪神 82 57 4 4.0
3ヤクルト 69 70 2 13.0
4巨人 65 78 2 6.0
5広島 60 79 5 3.0
6横浜 57 83 3 3.5
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■ 希望の灯消えるまで…
 僅かでも可能性ある限り…。阪神が最終決戦の“準備”を整えた。中日の優勝が12日の直接対決まで延びた場合、8日の巨人戦で救援登板した安藤に続き、福原もブルペン待機させる方針が固まった。中12日で満を持す先発予定の下柳以下、総動員態勢で甲子園胴上げ阻止を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 84 52 5 M1
2阪神 82 57 4 3.5
3ヤクルト 68 70 2 13.5
4巨人 65 77 2 5.0
5広島 60 78 5 3.0
6横浜 57 83 3 4.0
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■ 大きな1敗…
10/08 甲子園
◆対巨人最終戦
[阪神11勝11敗0分]
巨100 000 000 4=5
神000 000 100 0=1
[勝]高橋尚2勝5敗15S
[敗]久保田5勝7敗16S
▼本塁打
(巨)
(神)


 猛虎の夢見た奇跡は夢のままで終わってしまうのか? 阪神が大きな大きな1敗を喫した。延長10回、久保田の4失点乱調で岡田阪神が沈んだ。過去3年間続いていた巨人戦勝ち越しも途絶え、中日の優勝マジックはついについに「2」へ…。12日に控える直接対決までもう試合はなく、中日の2試合を見守るしかできない。再び光は見えるのか。今はただ天命を待つ。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 83 52 5 M2
2阪神 82 57 4 3.0
3ヤクルト 68 69 2 13.0
4巨人 65 77 2 5.5
5広島 60 77 5 2.5
6横浜 56 83 3 5.0
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■ 夢つなぐ2発!
10/07 甲子園
◆対巨人21回戦
[阪神11勝10敗0分]
巨000 000 021=3
神010 100 03X=5
[勝]ウィリアムス3勝2敗3S
[S]藤川 5勝17S
[敗]久保 5勝6敗
▼本塁打
(巨)高橋由14号・清水6号
(神)金本24号、25号・濱中20号


 アニキの豪打にマンモスがしびれた。金本が2発3打点。主砲の十二分過ぎる働きで、3連勝を飾った。首位・中日が横浜に逆転負けしたことで、マジックは4のままながらゲーム差は再び2に接近。猛虎の残り4試合は、劇的結末を招くためにある。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 82 52 5 M4
2阪神 82 56 4 2.0
3ヤクルト 68 68 2 13.0
4巨人 64 77 2 6.5
5広島 59 77 5 2.5
6横浜 56 82 3 4.0
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■ 奇跡へフル回転頼む!
 逆転Vローテの柱は井川に任せた! 井川が神宮室内練習場での投手指名練習に参加。中4日で8日の巨人戦に先発することとなった。奪三振部門でも現在2位であることから、14日の広島戦での登板も決定。残り5試合で2度マウンドに立ち、落合竜追撃の旗頭となる。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 82 51 5 M4
2阪神 81 56 4 3.0
3ヤクルト 67 68 2 13.0
4巨人 64 76 2 5.5
5広島 59 76 5 2.5
6横浜 55 82 3 5.0
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■ Vもタイトルも獲る!
 ヤクルト戦は雨天中止。岡田監督は2年連続の最優秀中継ぎ投手のタイトルが懸かる藤川を残り5試合、ホールドポイントがつく場面で投入する方針を示した。首位・中日が広島に敗れゲーム差は2.5。この日ファン選出が発表された日米野球は出場辞退する予定で、逆転Vとチーム6年ぶりとなるノンタイトルの阻止へ、球児が最後の力を振り絞る。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 81 51 5 M5
2阪神 81 56 4 2.5
3ヤクルト 67 68 2 13.0
4巨人 64 76 2 5.5
5広島 59 75 5 2.0
6横浜 55 82 3 5.5
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■ 炎のトラップ!?
10/04 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神12勝8敗1分]
神031 000 000=4
ヤ002 000 000=2
[勝]安藤 9勝3敗
[S]ウィリアムス2勝2敗3S
[敗]石井一10勝7敗
▼本塁打
(神)矢野17号
(ヤ)


 オシム・ジャパンも顔負け!? 藤川の見事な“足技”が、チームを救った。2点差の7回1死一、二塁で中継ぎ起用されると、2死後、鈴木健の中前に抜けようかという打球を右足でナイストラップ。投ゴロでピンチを断ち、8回も抑えて9回のウィリアムスにつないだ。中日のサヨナラ勝ちでマジックは「5」となったが、虎は夢を捨てずにプレッシャーをかけ続ける。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 81 50 5 M5
2阪神 81 56 4 3.0
3ヤクルト 67 68 2 13.0
4巨人 63 76 2 6.0
5広島 58 75 5 2.0
6横浜 55 81 3 4.5
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■ 再神撃!
10/03 神宮
◆対ヤクルト20回戦
[阪神11勝8敗1分]
神000 003 001=4
ヤ000 000 000=0
[勝]井川 13勝9敗
[敗]石川 10勝8敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 先発した井川が今季2度目の完封で昨季に並ぶ13勝目。リーグ奪三振王に躍り出る快投で逆転Vへの可能性をつなぎとめた。残り6試合。岡田監督は「まだ投げさすよ」とマウンドへ送り出す考えを示し、エースのフル回転で最後まで戦い抜く覚悟だ。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 80 50 5 M6
2阪神 80 56 4 3.0
3ヤクルト 67 67 2 12.0
4巨人 63 75 2 6.0
5広島 58 74 5 2.0
6横浜 54 81 3 5.5
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■ 夢実現へ加速!?
 井川の米大リーグ移籍に対し、球団内で容認論が高まっていることが分かった。今オフ、井川側からポスティングシステム利用の申し入れがあった場合、受け入れを検討する方針が浮上。仮に日本シリーズ進出がなければ、2006年最後の先発登板に予定される明日のヤクルト戦が“猛虎最後の先発マウンド”となる可能性が出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 79 50 5 M7
2阪神 79 56 4 3.0
3ヤクルト 67 66 2 11.0
4巨人 62 75 2 7.0
5広島 58 73 5 1.0
6横浜 54 80 3 5.5
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■ 恵みの雨や!
 虎に恵みの雨。中日戦が中止となり、最後の直接対決は12日に仕切り直しとなることが濃厚となった。竜は8連戦後、中1日での試合になり、直前3日間、ゲームのない虎が優位。そこで、福原、安藤、さらに下柳ら先発投手陣に総動員指令。藤川の早期投入もある。まさに必殺継投だ。

■セ・リーグ順位表
[2006/10/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 79 50 5 M7
2阪神 79 56 4 3.0
3ヤクルト 67 66 2 11.0
4巨人 62 75 2 7.0
5広島 58 73 5 1.0
6横浜 54 80 3 5.5
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■ まだ終わってない!
09/30 甲子園
◆対中日21回戦
[阪神6勝14敗1分]
中000 020 320=7
神100 000 000=1
[勝]山本昌10勝7敗
[敗]福原 12勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)


 チーム24年ぶりの10連勝のかかった一戦で、阪神はミスから失点を重ねて痛すぎる逆転負け。中日のマジックは7に減り、再び3ゲーム差とされた。それでもなお、ナインは夢をあきらめない。ノーヒットノーラン男・山本昌から意地の先制打を放った金本は「あしたも勝つんや」と断言。全てをかけて、オレ竜とのラストバトルに挑む。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 79 50 5 M7
2阪神 79 56 4 3.0
3ヤクルト 66 66 2 11.5
4巨人 62 74 2 6.0
5広島 57 73 5 2.0
6横浜 54 79 3 4.5
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■ 今岡復活!
09/29 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神6勝13敗1分]
中000 000 000=0
神010 000 30X=4
[勝]下柳 12勝11敗
[S]藤川 5勝16S
[敗]川上 16勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)


 背番号7の復活に甲子園が揺れた。阪神の2006年を決める運命の中日3連戦。その初戦で1−0の7回、2死満塁から代打・今岡が右中間を破る3点タイムリー二塁打を放った。右手故障による離脱を経て、実に105日ぶりの安打。チームも6年ぶり9連勝を決めた。首位と2ゲーム差は前半戦終了時以来の接近。球史に残る“奇跡”へ。予感は確信へ変わろうとしている。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/29現在]
   勝 敗 分 差
1中日 78 50 5 M9
2阪神 79 55 4 2.0
3ヤクルト 66 65 2 11.5
4巨人 62 73 2 6.0
5広島 56 73 5 3.0
6横浜 53 79 3 4.5
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■ 奇跡へ8連勝!
09/28 甲子園
◆対広島21回戦
[阪神14勝5敗2分]
広000 000 000=0
神200 000 40X=6
[勝]杉山 4勝4敗
[敗]佐々岡7勝8敗
▼本塁打
(広)
(神)金本23号


 猛虎の奇跡の進撃はもう止まらない! 主砲・金本が初回、先制23号2ランを右中間席へ叩き込み、快勝へと導いた。夢をつなぐ2年ぶり8連勝。そして、ついに最終決戦へ。明日からの3日間、本拠地・甲子園で中日を迎え撃つ。マンモスを揺らす大観衆の前でアニキは約束した。絶対に勝つと―。奇跡の扉は目の前にある。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/28現在]
   勝 敗 分 差
1中日 78 49 5 M9
2阪神 78 55 4 3.0
3ヤクルト 66 64 2 10.5
4巨人 62 73 2 6.5
5広島 56 73 5 3.0
6横浜 52 79 3 5.0
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■ 男泣き完投!
09/27 甲子園
◆対広島20回戦
[阪神13勝5敗2分]
広000 000 010=1
神000 410 00X=5
[勝]井川 12勝9敗
[敗]ロマノ5勝9敗
▼本塁打
(広)
(神)シーツ19号・濱中19号


 甲子園との惜別の涙なのか…。完投12勝目を挙げた井川がマウンド上で感極まった。最近の不調を振り払う9月初勝利。チームを今季最長7連勝へ導き、逆転連覇の夢をつないだ。米大リーグ挑戦の志望を胸に抱き続け、今オフも球団側にポスティング・システムの利用を申し出るのは必至。今季最後となる本拠地登板で見せた号泣は“別れの儀式”だったのか?

■セ・リーグ順位表
[2006/09/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 77 49 5 M10
2阪神 77 55 4 3.0
3ヤクルト 65 64 2 10.5
4巨人 62 72 2 5.5
5広島 56 72 5 3.0
6横浜 52 78 3 5.0
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■ 鳥谷千金弾!
09/26 甲子園
◆対広島19回戦
[阪神12勝5敗2分]
広000 001 100=2
神200 001 00X=3
[勝]安藤 8勝3敗
[S]藤川 5勝15S
[敗]小島 1敗
▼本塁打
(広)
(神)鳥谷14号


 ついに出ましたV宣言!? 鳥谷が1点差に詰め寄られた6回に事実上の決勝点となる14号ソロ。お立ち台で「一つずつ勝って最終的には優勝したい」と大観衆の前でアピールした。週末の中日戦へと続く大事な6連戦の初戦を取り、今季2度目の6連勝。サヨナラ勝ちした中日との差は3と変わらなかったが、クールな男から「優勝」の2文字が飛び出たとなれば、その気、いや本気になるしかない!

■セ・リーグ順位表
[2006/09/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 76 49 5 M11
2阪神 76 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.5
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 71 5 3.0
6横浜 52 77 3 5.0
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■ 雑草魂で堂上超えや!
 高校生ドラフトが都内のホテルで行われ、阪神は1巡目で長崎日大・野原内野手の交渉権を獲得した。愛工大名電・堂上の外れ1位での指名となったが「プロでは負けたくありません」と断言。甲子園出場こそないものの、1メートル84の大型内野手が常勝猛虎の未来を背負う。また、3巡目で智弁和歌山・橋本捕手、4巡目で日本文理・横山投手を指名した。

 ★野原 将志(のはら まさし) 1988年(昭63)4月4日、長崎県南高来郡有家町(現南島原市)出身の18歳。有家小1年からソフトボールを始める。有家中野球部では1年から外野手で定位置を取り、同年に九州大会3位。長崎日大では1年春から遊撃のレギュラー。高校通算30本塁打。好きな選手はイチロー(マリナーズ)。1メートル84、85キロ。右投右打。

 ★橋本 良平(はしもと りょうへい) 1988年(昭63)9月28日、大阪市平野区出身の17歳。瓜破西小4年から八尾フレンド(硬式)で野球を始める。瓜破西中1年から同チームで捕手専任。2年からレギュラーになり3年春に全国優勝を経験する。智弁和歌山では1年夏から背番号2で4番。2年夏、3年春夏に甲子園出場。1メートル82、88キロ。右投右打。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 75 49 5 M12
2阪神 75 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.0
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 70 5 2.5
6横浜 52 76 3 5.0
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■ 超美技3発!
09/24 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神10勝10敗0分]
神100 030 000=4
巨000 001 000=1
[勝]福原 12勝4敗
[S]藤川 5勝14S
[敗]姜建銘3勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)号


 飛んで、飛んで、また飛んで。藤本が超美技3発で5連勝を呼び込んだ。5回無死一、三塁から清水のライナーを1メートル垂直跳びで抑えたほか、センターへ抜けそうな打球へのダイブも2度。苦しい福原を救い、チームを救い、敗れた中日とのゲーム差はいよいよ3.0。奇跡のVへ、猛虎の末脚が加速してきた。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 75 49 5 M12
2阪神 75 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.0
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 70 5 2.5
6横浜 52 76 3 5.0
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■ V弾や猛打賞や!
09/23 東京ドーム
◆対巨人19回戦
[阪神9勝10敗0分]
神020 211 041=11
巨100 000 010=2
[勝]下柳 11勝11敗
[敗]内海 12勝12敗
▼本塁打
(神)濱中18号・藤本3号
(巨)小久保18号


 不死鳥がいる限り虎は死なない。1点を追う2回無死一塁で浜中が左翼スタンドへ逆転2ランを放った。9月3日の横浜戦以来13試合ぶりの一発は自己最多タイに並ぶ18号。42試合ぶりの猛打賞を記録するなど、これまで対戦防御率0.87を誇る内海を粉砕した。今季7度目の4連勝で貯金は今季最多の「19」。再び首位中日とのゲーム差は4。トラの辞書にギブアップの文字はない。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 75 48 5 M12
2阪神 74 55 4 4.0
3ヤクルト 63 64 2 10.0
4巨人 62 70 2 3.5
5広島 56 69 5 2.5
6横浜 51 76 3 6.0
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■ 全勝あるのみ!
 熱戦再開を前に猛虎戦士がそれぞれの“全勝”を宣言した。金本は残りカード4戦全勝が条件の巨人戦4年連続勝ち越しを狙い、安藤は残り3勝に迫る2年連続2ケタ勝利到達を目指し、浜中は残り14戦全勝を“究極目標”に掲げた。3日間の充電を経て、明日の巨人戦から最後の戦いへ。中日追撃へ一戦必勝の精神は揺るがない。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 75 47 5 M12
2阪神 73 55 4 5.0
3ヤクルト 62 64 2 10.0
4巨人 62 69 2 2.5
5広島 55 69 5 3.5
6横浜 51 75 3 5.0
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■ 出塁せなアカン!
 ミッションは1つ。塁に出ろ! 岡田監督が打撃不振に悩む赤星に「1番は出塁せなアカン。出ることだけを考えればええ」と猛ゲキを飛ばし、甲子園球場での全体練習では約30分以上も続いた特打を見守った。赤星は目下打率.273で出塁率も.348と低迷。4年連続となる打率3割もピンチだ。残り14試合。猛虎の命運は切り込み隊長の復活に懸かっている。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 74 47 5 M13
2阪神 73 55 4 4.5
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 74 3 4.0
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■ 雪辱ローテ!
 奇跡を呼ぶ竜倒ローテが決まった。23日からの巨人2連戦では下柳、福原が先発。来週末29日からの中日3連戦は、2人に安藤を加えた形で臨むこととなった。文字通り今シーズン最後となる首位決戦。5勝13敗1分という8つの負け越しが、ここまでの順位の差となって表れた。無論、直接対決では3連勝あるのみだが、まずは目の前の戦いが最重要。23日からの巨人2連戦は、ともに2勝1敗という相性も重視して下柳、福原の順で臨む。

 「タイトルとかは考えてない。チームが勝つことだけです」

 殊勝に語った福原は3試合連続完投中で、防御率もリーグ2位の2.11。敵地・東京ドームでも完投すれば、03年の井川以来チーム4年ぶりの4連続完投となる。

 巨人戦を終えると、甲子園に移動して広島と3連戦。26日の初戦に安藤が回ると、次は中4日で10月1日の中日戦。天王山1、2戦を再び下柳、福原でまかなう。

 タイトな調整を強いられる安藤も、願ったりかなったりの状況だ。3日の横浜戦から3連勝中で現在7勝。2年連続となる2ケタ勝利が、手の届くところまできた。

 「全部勝てれば可能性がないわけじゃない。勝てばチームに貢献することにもなりますからね」

 “実績”もある。同じく中4日となった12日の広島戦と17日の中日戦に連勝。今週は休養を取って、中8日で勝負をかける。これまた、前回の中4日と同じパターンだ。

 この日は、揃って甲子園での投手指名練習に参加。下柳、福原が揃ってダッシュを精力的にこなすと、安藤はポール間走で汗を流した。

 泣いても笑っても残りは14試合。持てる力を出し尽くすしかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 74 47 5 M13
2阪神 73 55 4 4.5
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 74 3 4.0
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■ 夢繋ぐ完投!
09/19 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神10勝8敗1分]
ヤ000 000 001=1
神002 004 30X=9
[勝]杉山 3勝4敗
[敗]川島 2敗
▼本塁打
(ヤ)リグス36号
(神)関本9号


 お見事!杉山がプロ初完投初完封勝利を記録した昨年9月11日の広島戦以来となる完投勝利を挙げた。9回1死からリグスに惜しくも完封目前で被弾。それでも5安打1失点の快投に、打ってはタイムリーという活躍だった。貯金を今季最多の18とし、中日とのゲーム差は再び4に。前半戦は苦しんだ若き右腕は、奇跡を信じる虎党とともに戦い続ける。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 73 47 5 M14
2阪神 73 55 4 4.0
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 73 3 3.5
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■ 神風吹いた?
09/18 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神9勝8敗1分]
ヤ200 011 100 00 =5
神011 003 000 01x=6
[勝]久保田5勝6敗16S
[敗]館山 2勝5敗3S
▼本塁打
(ヤ)リグス34号、35号
(神)関本8号・矢野16号


 延長11回、無死満塁。フラフラ上がった浜中の打球を青木がポロリと落とし、今季9度目のサヨナラ勝ちで白星を拾った。負けられない虎の命綱となったのは、90日ぶりのマウンド揃い踏みとなったJFKトリオだ。藤川、ウィリアムス、久保田の順に9回からの3イニングをゼロ封。苦しいチームに“神風”を吹かせた。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 73 46 5 M14
2阪神 72 55 4 5.0
3ヤクルト 62 62 2 8.5
4巨人 61 69 2 4.0
5広島 54 68 5 3.0
6横浜 50 73 3 4.5
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■ 全敗阻止弾!
09/17 ナゴヤドーム
◆対中日19回戦
[阪神5勝13敗1分]
神000 000 200=2
中000 000 000=0
[勝]安藤 7勝3敗
[S]藤川 5勝13S
[敗]朝倉 10勝5敗
▼本塁打
(神)金本22号
(中)


 わずかに夢をつないだ。金本の放った左越え2ランで、連敗を「2」でストップ。最後の最後に、球団史上初となる同一カードビジターゲーム全敗も阻止した。明日には「先発4番連続出場」の歴代1位、松井秀(現ヤンキース)の415試合に並ぶアニキ。わずかな可能性を最後まで信じる世界の鉄人の戦いはまだまだ終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 72 46 5 M15
2阪神 71 55 4 5.0
3ヤクルト 62 61 2 7.5
4巨人 61 68 2 4.0
5広島 53 68 5 4.0
6横浜 50 72 3 3.5
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■ 屈辱の虎…
09/16 ナゴヤドーム
◆対中日18回戦
[阪神4勝13敗1分]
神000 000 000=0
中100 200 00X=3
[勝]山本昌9勝7敗
[敗]福原 11勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)井端6号・ウッズ34号


 勝って逆転Vの望みをつなぎにいった試合で、球団史上41年ぶりの悲劇を味わった。阪神にとっては1965年10月2日の広島戦で外木場義郎に喫して以来、10度目となる被ノーヒットノーラン。天王山2連敗でゲーム差を6とされ、竜のシッポがはるかかなたに遠のいた。

 自軍が演じるはずだった“ミラクル”を、逆に山本昌にやられた。9回1死からは、昨年9月7日に同じナゴヤドームで劇的な延長アーチを放った中村豊が代打で登場。ファンも普段は得点シーンでしか歌わない「六甲おろし」をコンバットマーチに使って、せめてもの一矢を信じた。だが、あえなく三ゴロ。28人目の赤星も倒れて、準完全試合が完結した。

 「そら、ノーヒットじゃな…。きのうもやけど、きょうもなあ。ここに来たら打てんよな。よう分からんけど、ピタッと止まってしまう」

 岡田監督は悔しさをかみ殺し、静かに話した。今季、ナゴヤドームでは1勝もできないまま10連敗。1試合平均1.6点しか奪えず、打率は.177だ。「ノーヒットノーラン?学生時代もやられた記憶ないわ」。指揮官にとっては、野球人生初の屈辱だった。

 「あきらめない」を合言葉に直前13試合で11勝1敗1分けと快進撃を続け、勇んで臨んだ中日との名古屋決戦。18イニングゼロ行進で連敗し、連覇の夢は風前のともしびとなった。だが、せめて意地は見せたい。「あした、もう1つな。1年間負けてられへんからな」と岡田監督。正田打撃コーチも「あしたは今シーズンのすべてをぶつけるつもりで戦ってもらいたい。前を向かないと」と続けた。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 72 45 5 M15
2阪神 70 55 4 6.0
3ヤクルト 62 61 2 7.0
4巨人 61 67 2 3.5
5広島 53 68 5 4.5
6横浜 49 72 3 4.0
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■ もう連勝しかない!
09/15 ナゴヤドーム
◆対中日17回戦
[阪神4勝12敗1分]
神000 000 000=0
中200 001 31X=7
[勝]川上 15勝5敗
[敗]下柳 10勝11敗
▼本塁打
(神)
(中)


 快進撃が鬼門で止まった。中日との天王山第1ラウンド。初回先頭・荒木の打球を赤星がいきなり失策するなど、リズムに乗れないまま0−7と完敗した。ナゴヤドーム9連敗で、ゲーム差は5に拡大。それでも、ナインは前を向く。「あしたもあるんや」と主砲・金本。勝って、勝って、連覇の夢をつなぎにいく。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 71 45 5 M17
2阪神 70 54 4 5.0
3ヤクルト 61 61 2 8.0
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 67 5 3.5
6横浜 49 71 3 4.0
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■ 竜に並ぶ70勝!
09/14 広島
◆対広島18回戦
[阪神11勝5敗2分]
神010 100 020=4
広000 200 000=2
[勝]ダーウィン1勝2敗2S
[S]ウィリアムス2勝2敗2S
[敗]高橋 2勝3敗
▼本塁打
(神)金本21号
(広)新井24号


 ついに竜のしっぽが見えた! 2−2の8回、2死満塁から鳥谷の遊撃2点タイムリー内野安打で勝ち越し、今季70勝目を決めた。破竹の5連勝で最大9ゲームあった首位・中日とのゲーム差も「4」まで縮まった。2003年の「V記念日」となる明日15日からは、いよいよナゴヤドームで3連戦。大一番へ猛虎は全力で挑む。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 70 53 4 4.0
3ヤクルト 60 61 2 9.0
4巨人 60 67 2 3.0
5広島 53 66 5 3.0
6横浜 49 71 3 4.5
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■ 球児が締めて4.5差!
09/13 広島
◆対広島17回戦
[阪神10勝5敗2分]
神301 010 000=5
広013 000 000=4
[勝]桟原 1勝
[S]藤川 5勝12S
[敗]フェリシアー1敗
▼本塁打
(神)シーツ18号
(広)前田18号


 熱い秋は今、始まったばかりだ。1点リードで迎えた9回から6番手として登板した藤川が1回打者4人から3三振を奪う好投で接戦を締めくくった。4連勝で首位中日とのゲーム差もついに“射程圏”の「4.5」。「勝ち続ければ優勝できると思うんで」。信じる思いは虎党も同じ。連覇の夢がかなうその時まで、あんたを信じてついていくで!

■セ・リーグ順位表
[2006/09/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 69 53 4 4.5
3ヤクルト 60 60 2 8.0
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 65 5 2.5
6横浜 48 71 3 5.5
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■ 量産モードや!
09/12 広島
◆対広島16回戦
[阪神9勝5敗2分]
神203 01=6
広100 10=2
(5回降雨コールド)
[勝]安藤 6勝3敗
[敗]大竹 4勝12敗
▼本塁打
(神)金本19号、20号・鳥谷13号
(広)梵7号


 アニキが量産態勢に入った。2006年を決する運命の8連戦。その初戦から金本が全開だ。初回に右越え先制弾を放つと、5回にはバックスクリーン直撃弾。3年連続の20本塁打到達にも「数字のことはええよ」と勝利のみに胸を張る。5回降雨コールド勝ちに岡田監督は天恵を感じ取った。間違いない。風は猛虎に吹き始めた。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 68 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.5
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 64 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.0
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■ 猛虎投手陣総動員!
 戦力総動員で一戦必勝! 岡田監督が明日からの8連戦を前に「毎日毎日が勝負。目いっぱいいく」と悲壮な決意を語った。腰痛のため離脱していた久保田が1軍復帰を果たし、JFKトリオも復活。先発陣も中4日の強行軍を厭わず、全勢力を挙げて首位・中日を追う。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 69 45 5 M20
2阪神 67 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.0
4巨人 60 66 2 3.0
5広島 53 63 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.5
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■ 次は竜倒!
09/10 甲子園
◆対横浜最終戦
[阪神18勝4敗0分]
横000 000 001=1
神310 010 10X=6
[勝]福原 11勝3敗
[敗]土肥 2勝5敗
▼本塁打
(横)
(神)矢野14号、15号


 ミラクルは“福の神”が運んでくる。福原の2連続完投勝利で奇跡の逆転Vに夢をつないだ。横浜打線を5安打1失点で自己最多の11勝目をマーク。規定投球回にも今季初めて到達して、防御率2.03はいきなり2位にランクインだ。今季の横浜戦は18勝4敗でフィニッシュ。頼れる右腕が次回マウンドに立つのは16日の中日戦。敵地で悲願の竜倒も任せたで!

■セ・リーグ順位表
[2006/09/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 69 45 5 M20
2阪神 67 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.0
4巨人 60 66 2 3.0
5広島 53 63 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.5
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■ 誓いの一発!
09/09 甲子園
◆対横浜21回戦
[阪神17勝4敗0分]
横100 001 001=3
神001 030 10X=5
[勝]下柳 10勝10敗
[S]ウィリアムス2勝2敗1S
[敗]門倉 8勝8敗
▼本塁打
(横)
(神)金本18号・林4号


 決意の“本塁打宣言”から3日目。猛虎の主砲が約束通り勝利の一撃を秋の夜空に打ち上げた。同点で迎えた5回。2死一、二塁の好機で金本が決勝の18号アーチを左翼席へ運んだ。14試合60打席ぶりに生まれた9月初弾だ。5差で追う中日追撃へ負けられない日々。連勝再びへ、4番打者が弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 68 45 5 M21
2阪神 66 53 4 5.0
3ヤクルト 60 59 2 6.0
4巨人 59 66 2 4.0
5広島 53 62 5 1.0
6横浜 48 70 3 6.5
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■ 藤川フル回転頼む!
 さあ神風が吹いてきた! 中日が5点差を守れずサヨナラ負け。試合のなかった阪神とのゲーム差は8月9日以来、1カ月ぶりに「5」に縮まった。岡田監督は、明日からの横浜2連戦を前に「もう大丈夫やろ。投げさせるよ」と藤川の起用を明言。8月31日の中日戦以来マウンドから離れている右腕が夢を夢では終わらせない。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 67 45 5 M22
2阪神 65 53 4 5.0
3ヤクルト 60 58 2 5.0
4巨人 58 66 2 5.0
5広島 53 61 5 0.0
6横浜 48 69 3 6.5
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■ 闘争心衰えず!
09/07 甲子園
◆対巨人18回戦
[阪神8勝10敗0分]
巨200 100 000=3
神000 000 000=0
[勝]グローバ5勝7敗
[S]高橋尚1勝3敗11S
[敗]井川 11勝9敗
▼本塁打
(巨)李38号、39号
(神)


 痛い1敗には違いない。3点を追う8回、1死満塁から関本、シーツが豊田の前に連続三振。ワンチャンスをものにできず連勝は6で止まった。だが、ナインの闘争心は衰え知らず。7回には、フェンス激突を恐れない矢野の好捕も出た。首位・中日も仲良く負けた。1日休んで、仕切り直しや!

■セ・リーグ順位表
[2006/09/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 67 44 5 M22
2阪神 65 53 4 5.5
3ヤクルト 60 57 2 4.5
4巨人 57 66 2 6.0
5広島 52 61 5 0.0
6横浜 48 69 3 6.0
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■ マジック消したる!
 ホームランを打ちたいんや! ここ12試合本塁打のない金本。巨人戦が降雨中止となったこの日、「だから今、ホームランを打つ練習をしとるんや」とアーチ量産を宣言した。「(中日の)優勝マジックが消えるぐらいまで近づいていきたいわな」。この日中日が敗れ、ゲーム差は5.5と“半歩”接近。15日からの直接対決で一気に接近すべく、6連勝中のチームに自らのバットでさらなる弾みをつける。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 67 43 5 M23
2阪神 65 52 4 5.5
3ヤクルト 59 57 2 5.5
4広島 52 60 5 5.0
5巨人 56 66 2 1.0
6横浜 47 69 3 6.0
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■ 今季初6連勝!
09/05 甲子園
◆対巨人17回戦
[阪神8勝9敗0分]
巨000 101 000=2
神000 212 00X=5
[勝]福原 10勝3敗
[敗]パウエル 9勝9敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 今季初の6連勝! 1点を追う4回、金本の激走三塁打を口火に浜中の二塁打で同点に追いつくと、矢野の左前打で逆転。5回にシーツの適時打、6回に再び矢野の2点適時打と、3イニング連続得点で巨人を突き放した。勝った首位・中日とのゲーム差は「6」のまま縮まらなかったが、日増しに高まる逆転Vのムードとともに、猛虎は奇跡へ走り続ける。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 67 42 5 M23
2阪神 65 52 4 6.0
3ヤクルト 58 57 2 6.0
4広島 52 60 5 4.5
5巨人 56 66 2 1.0
6横浜 47 69 3 6.0
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■ 最終兵器!
 天王山に間に合う! 右手首痛と右手中指の手術から再起を期す今岡が15日からの中日3連戦で1軍復帰する可能性が出てきた。

 右手の完治を優先するため、2日からの四国2軍遠征には帯同せず、鳴尾浜球場で約1時間の特守や打ち込みに専念。前日3日には故障後2度目となるシート打撃を敢行し、ルーキー・岩田を相手に実戦形式の打撃練習を行えるまでに回復した。明日5日からのウエスタン・広島戦にも帯同せず、引き続き別メニュー調整を行う。水谷2軍育成チーフ兼打撃コーチも「強く振れてきた。これからはどんどん投手の球を打てるようになるだろう」と話すなど、実戦復帰へ向けて着々と段階を踏んでいるもようだ。

 2軍からの報告を受けた岡田監督ら1軍首脳陣も今岡の復帰時期を検討中。あくまでも右手の状態次第だが、早ければ8日からのウエスタン・ソフトバンク戦で実戦復帰する可能性が高い。連覇を狙う上で貴重な戦力となる昨年の打点王が、首位・中日との決戦へ向けて順調に調整を進めている。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 66 42 5 M24
2阪神 64 52 4 6.0
3ヤクルト 58 56 2 5.0
4巨人 56 65 2 5.5
5広島 51 60 5 0.0
6横浜 47 68 3 6.0
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■ 気迫のプロ初完封!
09/03 横浜
◆対横浜20回戦
[阪神16勝4敗0分]
神003 020 030=8
横000 000 000=0
[勝]安藤 5勝3敗
[敗]三橋 2勝1敗
▼本塁打
(神)シーツ17号・濱中17号
(横)


 虎の優ちゃんも鉄腕や! 安藤がプロ初完封。リリーフで登板した8月31日の中日戦から、中2日での快投だった。背番号16の気迫に導かれるように、チームも今季4度目の5連勝。首位・中日が巨人に敗れたため、ゲーム差も「6」まで縮まった。5日からの巨人戦も3タテして連勝を「8」に伸ばし、逆に中日が8日の広島戦まで連敗すれば、中日の優勝マジックは消滅する。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 66 42 5 M24
2阪神 64 52 4 6.0
3ヤクルト 58 56 2 5.0
4巨人 56 65 2 5.5
5広島 51 60 5 0.0
6横浜 47 68 3 6.0
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■ 救世主!?
09/02 横浜
◆対横浜19回戦
[阪神15勝4敗0分]
神030 200 000=5
横000 200 100=3
[勝]杉山 2勝4敗
[S]吉野 1S
[敗]那須野3勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷12号・矢野13号
(横)石井5号


 負担を一身に背負う藤川を“救援”する左腕が猛虎にいた。9月初戦となった横浜戦。2点リードの9回に登場した吉野が打者3人を内野ゴロ3つに抑え、プロ7年目にして初セーブを挙げた。リーグ優勝した3年前にはブルペンの一角を担った男。藤川温存で連勝を4に伸ばした岡田監督も復活を喜ぶ。中日を追撃する秋の陣へ、貴重な戦力が加わった。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 66 41 5 M24
2阪神 63 52 4 7.0
3ヤクルト 58 55 2 4.0
4巨人 55 65 2 6.5
5広島 50 60 5 0.0
6横浜 47 67 3 5.0
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■ 球児を救え!
 中日3連戦に2勝1分けで7差とした阪神は、岡田監督が先発陣に“救援指令”を出した。奇跡の逆転Vへ夢をつないだ猛虎だが、反撃の旗印ともいえる藤川が3試合連続失点中と勢いにかげりが見えている。明日からの横浜戦には杉山と中日戦に救援登板した安藤の先発が濃厚。完投を合言葉に、竜のしっぽに最後まで食らいつく。

■セ・リーグ順位表
[2006/09/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 41 5 M25
2阪神 62 52 4 7.0
3ヤクルト 57 55 2 4.0
4巨人 55 64 2 5.5
5広島 50 59 5 0.0
6横浜 47 66 3 5.0
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■ ミラクル逆転弾!
08/31 甲子園
◆対中日16回戦
[阪神4勝11敗1分]
中032 010 001=7
神102 101 03X=8
[勝]ウィリアムス2勝2敗
[S]藤川 5勝11S
[敗]川上 14勝4敗
▼本塁打
(中)
(神)シーツ16号・濱中16号・鳥谷11号


 夏休みラストデーに逆転勝利のプレゼント! 首位・中日に最大4点差をつけられながらジリジリ追撃。1点差に迫った8回1死一塁から浜中が左中間スタンドへ劇的な16号2ランを放ち、ついに逆転した。鳥谷との2者連続弾も呼び込み、1分けを挟み3連勝。勢いを取り戻した猛虎は、奇跡だけを信じて突き進む。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/31現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 41 5 M25
2阪神 62 52 4 7.0
3ヤクルト 57 55 2 4.0
4巨人 55 64 2 5.5
5広島 50 59 5 0.0
6横浜 47 66 3 5.0
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■ 嘘やろ!?
08/30 甲子園
◆対中日15回戦
[阪神3勝11敗1分]
中100 100 001 000=3
神000 001 110 000=3
(規定により引き分け)
▼本塁打
(中)井上6号
(神)


 悲しき「あと1球」コール…。逆転Vへの夢をつなぐ中日戦連勝に9回2死、カウント2−0まで迫りながら、勝てなかった。2−2同点の8回から登板し、一度は勝ち越し劇を呼び込んだ藤川が、井上にまさかの同点ソロを浴びた。必死の継投で12回を戦い、引き分けに持ち込んだが、岡田監督は「痛いのは痛いよ」と言った。中日のマジックは1つ減って25。それでも、あきらめるわけにはいかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 40 5 M25
2阪神 61 52 4 8.0
3ヤクルト 56 55 2 4.0
4巨人 55 63 2 4.5
5広島 49 59 5 1.0
6横浜 47 65 3 4.0
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■ まず1勝!
08/29 甲子園
◆対中日14回戦
[阪神3勝11敗0分]
中010 001 00=2
神102 600 0X=9
(8回表降雨コールド)
[勝]井川 11勝8敗
[敗]中田 4勝3敗1S
▼本塁打
(中)福留21号
(神)矢野12号


 竜よ、見たか! 中日に9ゲーム差をつけられ、直接対決は残り9試合。逆転Vへ1敗もできない土俵際で、猛虎の意地が結集した。1−1の3回に3連打から2点を勝ち越すと、4回は矢野の12号2ランなど6連打で6点を奪った。天敵・中田を粉砕し、まずは1勝。8回途中コールドでのゲームセット後、豪雨のお立ち台で関本が叫んだ。「あしたも、あさっても勝ちたい」―。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/29現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 40 4 M26
2阪神 61 52 3 8.0
3ヤクルト 55 55 2 4.5
4巨人 54 63 2 4.5
5広島 49 58 5 0.0
6横浜 47 64 3 4.0
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■ 3本柱で竜倒や!
 3本柱そろい踏みで竜倒だ! 明日からの中日3連戦に、井川・下柳・福原を送り込んで必勝を期す。

 9ゲーム差があるとはいえ、直接対決も残り9試合。今後の優勝戦線で奇跡を起こすためには、猛虎には3連勝しか許されない。そのためには、最強の布陣で勝負に挑むのが絶対条件。まずは中6日で井川が先陣を切ることとなった。

 「まだ暑いですね」。練習後には多くを語らなかった背番号29も、トレーニング中は真剣そのもの。ブルペンには入らず、グラウンドでショートダッシュを繰り返した。

 一方、30日に先発予定の下柳は、ベテランらしく平常心を強調する。「中日と対戦?それがどうしたの?」とニヤリ。この日、指名練習に参加した先発陣の中では、一番遅くまで球場内に残って汗を流した。

 最後の31日は安藤と入れ替わる形で、福原がマウンドに立つ。これで3回連続となる中5日での登板にも「メニューを軽くしたりして調整してますから。投げたら頑張ります」とキッパリ。8月だけで6度目の先発にも、不安な表情は全く見せなかった。

 前年王者の意地を見せられるか。ナイン、そしてファンが望むのは痛快3タテ以外に何もない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/28現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 39 4 M26
2阪神 60 52 3 9.0
3ヤクルト 54 55 2 4.5
4広島 49 57 5 3.5
5巨人 53 63 2 1.0
6横浜 47 63 3 3.0
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■ 涙の復活劇!
08/27 甲子園
◆対巨人16回戦
[阪神7勝9敗0分]
巨000 001 001=2
神000 001 02X=3
[勝]藤川 5勝10S
[敗]林  3勝4敗
▼本塁打
(巨)二岡21号
(神)


 寝違えのため12日から戦列を離れていた藤川が8回から登板。二岡に今季初被弾こそ許したものの、2回で5三振を奪う快投で5勝目をマークした。試合後のお立ち台では「ファンのみなさんのために、まだまだ頑張ってます」と感極まった背番号22。首位・中日とは9ゲーム差のままだが、甦った守護神は最後の最後まで絶対に奇跡の逆転Vをあきらめない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 65 39 4 M26
2阪神 60 52 3 9.0
3ヤクルト 54 55 2 4.5
4広島 49 57 5 3.5
5巨人 53 63 2 1.0
6横浜 47 63 3 3.0
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■ 来季残留白紙!
08/26 甲子園
◆対巨人15回戦
[阪神6勝9敗0分]
巨013 210 003=10
神000 000 000=0
[勝]内海 10勝10敗
[敗]オクスプリ4勝3敗
▼本塁打
(巨)小久保14号、15号
(神)


 猛虎の両助っ人右腕が厳しい状況に立たされた。先発・オクスプリング、5番手・ダーウィンがともに大炎上。チーム10失点のうち、2人で9点を失うありさまに首脳陣もあきれ顔だった。

 オクスプリングは2回、小久保に先制弾を食らうと、3回には4安打を浴び3失点。続く4回も1死二、三塁とされたところで、早速と降板を告げられた。

 これには岡田監督も開いた口がふさがらない。

 「(立ち上がりは)矢野とも久々にええなと話してたんやけどな。急にやからな。分からんわ」

 リリーフした1試合も含め、ここ5試合の防御率は9.50。試合後には明日、登録抹消されることも決まった。

 期待を裏切ったのはダーウィンも同じだった。9回から登板すると、5安打に2つの暴投も絡んで3失点。0−7と試合の行方が決定していたとはいえ、さらなる追い打ちに満員のスタンドからは、何度も何度もため息が漏れた。

 久保投手コーチも「ちょっとひどすぎる。収穫が全くなかったね」とおかんむり。ここ10試合に限ると、試合数を上回る13失点。6月まで0点台をキープしていた防御率も、今や3.76まで下がってしまった。

 32試合を残した現段階で、来季残留の方向にあるのはシーツとウィリアムスの2人だけ。牧田球団社長は「(オクスプリングとダーウィンは)白紙です。シーズン当初のように頑張ってほしい」と巻き返しに期待を寄せたが、スペンサーも含め来季の契約が厳しいことに変わりはない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 64 39 4 M27
2阪神 59 52 3 9.0
3ヤクルト 53 55 2 4.5
4広島 49 56 5 2.5
5巨人 53 62 2 1.0
6横浜 47 62 3 3.0
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■ 大誤算の4連敗…
08/25 甲子園
◆対巨人14回戦
[阪神6勝8敗0分]
巨000 000 500=5
神000 002 000=2
[勝]上原 6勝7敗
[S]高橋尚1勝3敗10S
[敗]ウィリアムス1勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)シーツ15号


 26日ぶりに戻った甲子園で猛虎が沈んだ。2点を先制した直後の7回、2死一塁から好投の福原を救援したウィリアムスが逆転を許し、たまらず投入した久保田も失点を重ねた。悪夢の5連打5失点…。“JK”の崩壊に抗議のジェット風船が聖地を舞い、岡田監督は「出したもんの責任や」と4連敗を背負い込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 64 38 4 M28
2阪神 59 51 3 9.0
3ヤクルト 53 54 2 4.5
4広島 48 56 5 3.5
5巨人 52 62 2 1.0
6横浜 46 62 3 3.0
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■ 恋人にやられた…
08/24 広島
◆対広島15回戦
[阪神8勝5敗2分]
神100 001 000=2
広100 000 02X=3
[勝]黒田 12勝6敗
[敗]久保田4勝6敗16S
▼本塁打
(神)シーツ14号
(広)前田13号


 今オフ、FA補強での獲得を狙う広島・黒田の実力をまざまざと見せつけられた。12安打を放ちながら2得点で、今季5度の対戦で0勝3敗。1、2番が完璧に封じられ、主軸も勝負どころで攻めきれなかった。チームも3試合連続の逆転負け。中日との9ゲーム差も縮められないまま、明日、26日ぶりの本拠地・甲子園に戻る。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 64 37 4 M29
2阪神 59 50 3 9.0
3ヤクルト 53 54 2 5.0
4広島 48 56 5 3.5
5巨人 51 62 2 1.5
6横浜 45 62 3 3.0
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■ 無残…勝ち越しの夢…
08/23 広島
◆対広島14回戦
[阪神8勝4敗2分]
神200 100 000=3
広301 013 00X=8
[勝]大竹 3勝10敗
[敗]下柳 9勝10敗
▼本塁打
(神)鳥谷10号
(広)嶋20号、21号


 虎が1つの目標を失った。チーム11年ぶりの“快挙”だった昨年に続いて長期ロード勝ち越しを狙った今夏。手痛い逆転負けで9勝10敗と黒星が先行し、あと1試合を残すのみで勝ち越しの夢が断ち切られた。

 「最初、ええスタート切ったけどなあ。すぐ逆転されてな…」

 三塁側ブルペン内の会見場で、岡田監督の声は寂しげだった。初回の2点先行もむなしく、その裏すぐに3失点。ビハインドをひっくり返すことなく、後半戦10度目の逆転負けを喫した。

 下柳が踏ん張れなかった。1週間後の中日3連戦を井川、福原との3本柱で戦うために、2試合連続の中5日ローテでこの日に臨んだ左腕。いきなり3連打を浴びると、新井の飛球をポロリとやった浜中の失策と、前田への押し出し死球で簡単に同点とされた。

 さらに無死満塁から緒方が三ゴロ。三塁・関本は目の前のベースを踏んでから「5−4−3」の三重殺を狙ったが、緒方の一塁到達がわずかに早く、併殺止まりで3点目を許した。まず三塁走者の本塁突入を防ぐ選択肢もあったプレー。関本は「初回だったんで」と残念そうに言った。

 嶋に2発を浴びて5失点KOされた下柳に続いて、3−5で迎えた6回にはダーウィンが炎上した。「簡単に歩かすからな…」と指揮官を嘆かせた先頭・緒方への四球に始まり、3安打で痛恨の3失点。ここにきて失速気味の助っ人は「チームに申し訳ない」とうなだれるだけだった。

 「こういう展開やからしゃあないやろ」

 戦列復帰した藤川をまたも使えず、岡田監督のイラ立ちが募る。首位・中日の負けが救いにならない段階。長期ロード最後の夜に、勝ちのリズムを何とか思い出したい。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 64 36 4 M30
2阪神 59 49 3 9.0
3ヤクルト 52 54 2 6.0
4広島 47 56 5 3.5
5巨人 51 61 2 0.5
6横浜 44 62 3 4.0
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■ 久保田復活!
08/22 広島
◆対広島13回戦
[阪神8勝3敗2分]
神040 000 000=4
広000 300 20X=5
[勝]林  2勝2敗
[S]永川 4勝4敗18S
[敗]井川 10勝8敗
▼本塁打
(神)鳥谷9号・関本7号
(広)嶋19号


 竜倒“最終兵器”だ。右手甲骨折から再起を期す久保田が、出場選手登録され、この日の広島戦の8回から登板。63日ぶりとなる1軍マウンドで、MAX148キロをマークして1回を無失点に抑えた。チームは1点差で敗れ、中日のマジックは「31」と減ったが、29日からの直接対決で猛虎の意地を見せつけるためにも、帰って来た「K」は投げる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 64 35 4 M31
2阪神 59 48 3 9.0
3ヤクルト 51 54 2 7.0
4広島 46 56 5 3.5
5巨人 50 61 2 0.5
6横浜 44 61 3 3.0
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■ 逆転Vへ奇跡起こせ!
 「JFK」復活で奇跡を起こす! 寝違えによる首痛のためファームで調整を続けていた藤川と右手甲骨折の久保田が1軍に合流した。最強リリーフ陣の代名詞というべき3人が揃うのは6月20日以来63日ぶり。中日とは8差と厳しい数字が横たわるが、切り札が戻った猛虎が月末の首位決戦へ向け最後の反攻を見せる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 63 35 4 M33
2阪神 59 47 3 8.0
3ヤクルト 51 53 2 7.0
4広島 45 56 5 4.5
5巨人 49 61 2 0.5
6横浜 44 60 3 2.0
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■ 連夜の猛虎祭!
08/20 神宮
◆対ヤクルト17回戦
[阪神8勝8敗1分]
神002 050 100=8
ヤ001 020 000=3
[勝]杉山 1勝4敗
[敗]ガトームソ6勝7敗
▼本塁打
(神)金本17号
(ヤ)リグス28号


 猛虎打線がまたもや爆発した。関本の3打点などでガトームソンを攻略。5回には6安打を集中させて5得点。連夜のラッキー5で勝負を決めた。今回の3連戦で打線は29得点を奪い、2勝1敗と勝ち越し。眼下の敵・3位のヤクルトを自力で蹴落とした。中日が敗れ、優勝マジックは33のまま。ゲーム差は8に縮まった。逆転Vに少し近づいたのは間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 63 35 4 M33
2阪神 59 47 3 8.0
3ヤクルト 51 53 2 7.0
4広島 45 56 5 4.5
5巨人 49 61 2 0.5
6横浜 44 60 3 2.0
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■ 福原悪夢払う!
08/19 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神7勝8敗1分]
神000 351 001=10
ヤ000 121 000=4
[勝]福原 9勝3敗
[敗]鎌田 1勝1敗
▼本塁打
(神)矢野11号
(ヤ)岩村27号・鈴木1号


 前夜の大逆転負けの暗雲は“右のエース”が振り払った。2連敗で迎えたヤクルト戦で福原が高校球児のように投打で活躍。打っては自身初の3安打で2打点を挙げ、投げても7回4失点で踏ん張った。前回が中4日なら、今回は中5日。今月末の中日戦登板をにらんだ過密ローテを乗り越えてつかんだ今季9勝目だった。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 63 34 4 M33
2阪神 58 47 3 9.0
3ヤクルト 51 52 2 6.0
4広島 45 55 5 4.5
5巨人 48 61 2 1.5
6横浜 43 60 3 2.0
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■ 悪夢の12失点…
08/18 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神6勝8敗1分]
神531 001 001 =11
ヤ202 001 601x=12
[勝]木田 3勝4敗8S
[敗]ウィリアムス1勝1敗
▼本塁打
(神)金本16号・藤本2号
(ヤ)岩村26号・ラミレス19号


 最大7点差を引っ繰り返された。3回までに9得点を奪いながら先発、救援陣とも大誤算。一度は9回に追いつく粘りを発揮も、最後はウィリアムスが押し出し四球を与えてサヨナラ負けを喫した。藤川を欠く投手陣が計10四死球の大乱調で、中日とは今季最大の9ゲーム差。猛虎はこのまま終戦してしまうのか。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 62 34 4 M34
2阪神 57 47 3 9.0
3ヤクルト 51 51 2 5.0
4広島 45 54 5 4.5
5巨人 48 60 2 1.5
6横浜 42 60 3 3.0
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■ 凡ミスで連勝ストップ…
08/17 京セラドーム大阪
◆対横浜18回戦
[阪神14勝4敗0分]
横000 202 300=7
神100 000 000=1
[勝]吉見 2勝6敗
[敗]下柳 9勝9敗
▼本塁打
(横)村田27号・吉村18号
(神)シーツ13号


 逆襲を期した猛虎の連勝が2で止まった。初回に先手を奪いながら痛い逆転敗戦。岡田監督は2回、1死一、二塁で藤本が二ゴロ併殺打に倒れた場面を分岐点に挙げ、一塁への全力疾走を怠った“凡ミス”を叱責した。3年間にまたいだ京セラDでの横浜戦連勝も11で止まり、中日とは8ゲーム差に開いた。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 61 34 4 M36
2阪神 57 46 3 8.0
3ヤクルト 50 51 2 6.0
4広島 44 54 5 4.5
5巨人 48 59 2 0.5
6横浜 42 59 3 3.0
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■ 浜中劇的サヨナラ打!
08/16 京セラドーム大阪
◆対横浜17回戦
[阪神14勝3敗0分]
横010 001 010 0 =3
神011 000 100 1x=4
[勝]橋本 1勝
[敗]加藤 5勝4敗
▼本塁打
(横)佐伯4号・村田26号
(神)


 連覇はあきらめへん。浜ちゃんが劇的なサヨナラ打を放った。同点の延長10回2死一、二塁、左中間を深々と破る安打で3時間58分の死闘にピリオドを打った。「ファンの皆さんにも僕たちのあきらめない気持ちが分かってもらえたと思う」。首位・中日とのゲーム差は依然7.5だが、不死鳥と呼ばれる若き主砲のバットが猛虎を再び上昇気流に乗せる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 61 34 4 M37
2阪神 57 45 3 7.5
3ヤクルト 50 50 2 6.0
4広島 44 54 5 5.0
5巨人 47 59 2 1.0
6横浜 41 59 3 3.0
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■ 金本また金字塔!
08/15 京セラドーム大阪
◆対横浜16回戦
[阪神13勝3敗0分]
横000 010 000=1
神001 011 30X=6
[勝]井川 10勝7敗
[敗]門倉 6勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)関本6号


 連続フルイニング試合出場の世界記録更新中の金本が、記録を1000試合の大台に乗せた。そのメモリアルゲームはアニキの先制打&ダメ押し犠飛で勝利し、チームの連敗は4でストップ。「1000試合はどうでもええ。それよりチームみんながまだ諦めていないことの方が嬉しかった」。鉄人が奇跡の逆転Vを、きっと起こしてくれる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 60 34 4 M38
2阪神 56 45 3 7.5
3ヤクルト 49 50 2 6.0
4広島 44 53 5 4.0
5巨人 47 58 2 1.0
6横浜 41 58 3 3.0
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■ まだ戦っとる!
 中日のマジック点灯は、岡田監督にとっては“終戦”ではなかった。ナゴヤドームで3試合27失点という屈辱的な3タテを食らって、8.5ゲーム差をつけられた阪神。新幹線で正午すぎに帰阪した指揮官は、次の戦いへ気持ちを奮い立たせた。

 「まだ優勝の可能性は残っとるんやから。若手との入れ替えとか、そんなんまだまだ。ベストのメンバーで、まだまだ戦わなあかん時やろ」

 咆哮のきっかけは、明日のイベントだ。宮崎オーナーが京セラドーム大阪を訪問してのトップ会談。同オーナーは来季に向けた情報収集を行うという。事実上の“続投予告”だが、指揮官は「残り試合に集中する方が先やろ」とキッパリ言った。

 「昔みたいに、いつもこの時期は最下位やったチームと違う。2位という状況にいる。オレが来年のことを言うたら、選手にも失礼やで」

 来季を見据えた若手登用も、残り43試合という現状では早い。あくまで今に殉ずる。それが絶大なファン層を誇る虎の将の務めと、岡田監督は信じる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 60 33 4 M38
2阪神 55 45 3 8.5
3ヤクルト 49 49 2 5.0
4広島 43 53 5 5.0
5巨人 46 58 2 1.0
6横浜 41 57 3 2.0
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■ 戦うしかない!
08/13 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神2勝11敗0分]
神200 000 030=5
中201 000 46X=13
[勝]佐藤充9勝1敗
[S]岡本 2勝1S
[敗]福原 8勝3敗
▼本塁打
(神)
(中)


 連覇の夢はこのまま完全に潰えてしまうのか…。7回と8回の終盤の2イニングで計10失点して、中日との直接対決3連戦に3連敗。優勝マジックを38に減らしてしまった。ゲーム差は絶望的ともいえる8.5に開いたが、この日3安打、連続フルイニング試合出場が999。15日の横浜戦で1000試合に到達する金本は「一つ一つ戦うしかない」と言い、岡田監督も「ゲーム差とか関係ない」とネバーギブアップを宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 60 33 4 M38
2阪神 55 45 3 8.5
3ヤクルト 49 49 2 5.0
4広島 43 53 5 5.0
5巨人 46 58 2 1.0
6横浜 41 57 3 2.0
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■ 自力V消えた…
08/12 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神2勝10敗0分]
神100 000 000=1
中141 122 00X=11
[勝]山本昌6勝6敗
[敗]能見 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ30号


 守護神が消え、自力Vの可能性も消えた。序盤からの大量失点で屈辱の中日戦6連敗。首位を走るライバルに優勝へのマジック40を点灯させてしまった。この日、藤川が首痛のために登録抹消。精神的支柱を失い、投手陣が今季ワーストタイの11失点と迷走した。「明日もう一つある。断ち切らんとな」。岡田監督は、ナインに意地の1勝を求めた。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 59 33 4 M40
2阪神 55 44 3 7.5
3ヤクルト 48 49 2 6.0
4広島 43 52 5 4.0
5巨人 45 58 2 2.0
6横浜 41 56 3 1.0
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■ 崖っぷち…
08/11 ナゴヤドーム
◆対中日11回戦
[阪神2勝9敗0分]
神000 020 000=2
中000 300 00X=3
[勝]川上 13勝2敗
[S]岩瀬 1勝2敗31S
[敗]下柳 9勝8敗
▼本塁打
(神)
(中)


 猛虎が崖っぷちに追い込まれた。負けられない首位・中日との直接対決。川上−岩瀬のリレーの前に最後の1点が遠く、ナゴヤドームで今季勝ち星なしの6連敗を喫した。ゲーム差は6.5に開き、明日敗れると中日に「M40」が点灯する。3三振を喫した金本は8回の凡退後、バットとヘルメットを叩きつけた。悔しさは、勝って晴らすしかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 58 33 4 ―
2阪神 55 43 3 6.5
3ヤクルト 47 49 2 7.0
4広島 42 52 5 4.0
5巨人 45 57 2 1.0
6横浜 41 55 3 1.0
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■ 矢野キレた!
08/10 横浜
◆対横浜15回戦
[阪神12勝3敗0分]
神020 003 010=6
横000 045 10X=10
[勝]木塚 2勝1敗
[敗]金澤 3勝1敗
▼本塁打
(神)金本15号
(横)


 “誤審”に泣かされ、今季初の6連勝を逃した。2−0で迎えた5回。1点を返され、なお2死二、三塁で横浜・石井への6球目を暴投とされた判定に矢野が激高。ビデオで見ると明らかにファウルだが、抗議の間に2人が還って逆転され、矢野も有隅球審への暴力行為で退場処分を受けた。6回の再逆転もむなしく、緊張の糸が切れたまま大量失点。上げ潮ムードに水をさされ、明日から5.5ゲーム差で首位・中日と激突する。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 57 33 4 ―
2阪神 55 42 3 5.5
3ヤクルト 47 48 2 7.0
4巨人 45 56 2 5.0
5広島 41 52 5 0.0
6横浜 40 55 3 2.0
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■ 球児大丈夫!
08/09 横浜
◆対横浜14回戦
[阪神12勝2敗0分]
神300 000 010=4
横000 010 000=1
[勝]井川 9勝7敗
[敗]三浦 7勝7敗
▼本塁打
(神)
(横)吉村17号


 中日追撃を狙う猛虎に追い風だ。右肩の張りで緊急の検査を受けるなど登板間隔が開いていた藤川が3点リードの9回、2死から4試合ぶりに登板。最速149キロの速球で村田を二飛に抑えた。岡田監督は「張りがあったら投げられへんやろ」と全快間近を示唆した。勢いに乗る猛虎は5月以来今季3度目の5連勝。週末のナゴヤ決戦を前に、頼れる守護神が試運転を完了した。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 57 33 4 ―
2阪神 55 41 3 5.0
3ヤクルト 46 48 2 8.0
4巨人 45 55 2 4.0
5広島 41 52 5 0.5
6横浜 39 55 3 2.5
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■ 頼りになります!
08/08 横浜
◆対横浜13回戦
[阪神11勝2敗0分]
神021 010 000=4
横000 000 001=1
[勝]福原 8勝2敗
[敗]門倉 6勝6敗
▼本塁打
(神)関本5号
(横)


 井川とのローテ順を変え、中5日で先発した福原が横浜打線を手玉に取った。7回無失点の快投で、状態が不安視される藤川の温存にも成功した。完封ペースながら111球で降板した福原は、中4日で13日の中日戦に向かうことが濃厚。週末のナゴヤ決戦に向け、足場を固める1勝になった。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 54 41 3 5.0
3ヤクルト 46 47 2 7.0
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 54 3 2.0
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■ 球児緊急離脱!
 藤川が横浜に移動したチームから離れて福岡県内の病院で右肩、ヒジのメディカルチェックを受けた。救援転向後初の3イニングを投げた7月30日のヤクルト戦以降は“黄金の右腕”が張りに襲われ、8月の登板はまだ1試合。登録抹消こそ免れたが、チームは明日からの横浜3連戦でも起用を極力控える方針で、登板はここ一番での火消しに限定されそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 53 41 3 5.5
3ヤクルト 46 47 2 6.5
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 53 3 1.5
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■ 凄すぎ6打点!
08/06 松山
◆対広島12回戦
[阪神8勝2敗2分]
広002 020 000=4
神004 100 04X=9
[勝]能見 2勝3敗
[S]ダーウィン2敗2S
[敗]広池 2勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)金本14号


 こんな芸当は鉄人にしかできない。6月以来の3連勝は驚異の満塁弾で決まった。最少リードで迎えた8回、1死満塁から金本が16試合ぶり14号本塁打を右中間席へ。7回の走塁時に送球を左ヒザに当てた“手負い”で放ったグランドスラムだった。3安打猛打賞は約1カ月ぶり。暑い夏はアニキの季節―。ケガに屈しない鉄人魂が猛虎を上昇気流に乗せた。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 56 33 4 ―
2阪神 53 41 3 5.5
3ヤクルト 46 47 2 6.5
4広島 41 51 5 4.5
5巨人 44 55 2 0.5
6横浜 39 53 3 1.5
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■ 猛虎打線復活祭!
08/05 松山
◆対広島11回戦
[阪神7勝2敗2分]
広302 200 000=7
神211 141 10X=11
[勝]太陽 1勝
[敗]横山 3勝3敗1S
▼本塁打
(広)
(神)


 序盤から激しい点の取り合いは、2点を追う5回、同点に追いついてなお2死一、二塁から金本が中越え2点三塁打を放ち、試合を決めた。球団史上2度目の毎回得点こそ逃したが、実に24試合ぶりに2ケタ得点をマークして逆転勝利。“投高打低”の構図に終止符を打ち、猛虎は5.5差の首位・中日を追撃する。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 55 33 4 ―
2阪神 52 41 3 5.5
3ヤクルト 46 46 2 5.5
4広島 41 50 5 4.5
5巨人 43 55 2 1.5
6横浜 39 52 3 0.5
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■ 酷使はNO!
 明日から松山で広島2連戦。次週から6連戦が3週続くハードスケジュールに向け、ストッパー・藤川の起用法が「最後の1イニングだけ」「投げても3連投まで」と限定されることが決まった。守護神の負担を最大限に軽減し、最大の勝負時に備える。首位・中日との5.5差を埋めるための“秘策”はこれしかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 54 33 4 ―
2阪神 51 41 3 5.5
3ヤクルト 46 45 2 4.5
4広島 41 49 5 4.5
5横浜 39 51 3 2.0
6巨人 42 55 2 0.5
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■ 金本V打G倒!
08/03 東京ドーム
◆対巨人13回戦
[阪神6勝7敗0分]
神202 000 010=5
巨000 010 000=1
[勝]下柳 9勝7敗
[敗]内海 7勝10敗
▼本塁打
(神)スペンサー6号
(巨)


 悩める猛虎打線がついに上昇へと転じた。2連敗で迎えた3日の巨人戦は、右打者5人を並べる今季52通り目のオーダーで開幕から2戦2敗だった左腕内海と対決。初回の好機で金本がチーム27イニングぶりの適時打となる右翼線二塁打で、先制点を叩き出した。強い阪神の“定石”だった先行逃げ切り型が復活。中日追撃へエンジンがかかった。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 54 32 4 ―
2阪神 51 41 3 6.0
3ヤクルト 45 45 2 5.0
4広島 41 49 5 4.0
5巨人 42 54 2 2.0
6横浜 38 51 3 0.5
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■ 急造打線空回り…
08/02 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神5勝7敗0分]
神000 100 100=2
巨000 012 00X=3
[勝]西村 5勝4敗
[S]高橋尚1勝3敗3S
[敗]福原 7勝2敗
▼本塁打
(神)濱中15号
(巨)李34号


 “サプライズ”オーダーが空転した。赤星を外して1番に鳥谷、2番に林を置いたが、初回、6回と一塁走者・鳥谷がスタートしながら林が三振という2度の三振ゲッツー。無死から2人の連打で二、三塁とした4回は、後続にタイムリーが出なかった。攻撃のチグハグぶりは新打線でも止められず、引き分けを挟んで3連敗だ。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 53 32 4 ―
2阪神 50 41 3 6.0
3ヤクルト 45 44 2 4.0
4広島 40 49 5 5.0
5巨人 42 53 2 1.0
6横浜 38 50 3 0.5
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■ 李…
08/01 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神5勝6敗0分]
神000 010 100 =2
巨200 000 002x=4
[勝]久保 4勝3敗
[敗]井川 8勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷8号
(巨)李32号、33号


 エースの力投も実らなかった。2−2の同点で迎えた9回2死一塁から、井川がサヨナラ被弾。わずか4安打に抑えながら、李の2ラン2発に沈んだ。長期ロード初戦はまさかの黒星発進。首位・中日も敗れたためゲーム差は「6」のままで、明日からが文字通りの再出発となる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 53 31 4 ―
2阪神 50 40 3 6.0
3ヤクルト 45 44 1 4.5
4広島 40 49 4 5.0
5巨人 41 53 2 1.5
6横浜 37 50 3 0.5
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■ 逆襲の旅や!
 阪神ナインは明日からの巨人戦で幕を開ける毎年恒例の夏の長期ロードに出発した。昨年は勝ち越しに成功し、忌まわしき「死のロード」の代名詞は既に払拭。首位・中日追撃へ、今年も貯金を狙う。ゲーム差6.0は決して楽観視できる状況ではないが、主砲・金本は「オレも、みんなも心は折れてない」と宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/31現在]
   勝 敗 分 差
1中日 53 30 4 ―
2阪神 50 39 3 6.0
3ヤクルト 44 44 1 5.5
4広島 40 48 4 4.0
5巨人 40 53 2 2.5
6横浜 36 50 3 0.5
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■ 炎の球児仁王立ち!
07/30 甲子園
◆対ヤクルト14回戦
[阪神6勝7敗1分]
ヤ010 101 000 000=3
神100 101 000 000=3
(規定により引き分け)
▼本塁打
(ヤ)
(神)濱中14号


 球児が燃えた。8月1日からの長期ロード前、甲子園ラストゲームとなったこの日、藤川が延長10回からリリーフでは自己最長の3イニングを無失点に抑え、今季3度目の引き分けに持ち込んだ。チーム今季最長となる4時間55分の死闘で勝利はつかめず、首位・中日とは今季最大の6ゲーム差。それでも闘志ある限り、虎はまだ死なない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 53 30 4 ―
2阪神 50 39 3 6.0
3ヤクルト 44 44 1 5.5
4広島 40 48 4 4.0
5巨人 40 53 2 2.5
6横浜 36 50 3 0.5
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■ 希望の光!?
07/29 甲子園
◆対ヤクルト13回戦
[阪神6勝7敗0分]
ヤ011 011 300=7
神000 112 020=6
[勝]石井一5勝4敗
[S]館山 2勝3敗2S
[敗]ダーウィン2敗1S
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 逆転Vへまだまだあきらめん! 重苦しい敗戦にあって、シーツ、鳥谷の5、6番コンビがともに3安打。6月13日の楽天戦以来、46日ぶりにチームから2人の猛打賞が生まれた。12球団最速で主催試合の観客動員が200万人を突破した夜に、低迷を続ける打線に見いだしたかすかな光。今季最大となった中日とのゲーム差「5.5」も、望みを捨てるのは早すぎる。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/29現在]
   勝 敗 分 差
1中日 52 30 4 ―
2阪神 50 39 2 5.5
3ヤクルト 44 44 0 5.5
4広島 40 47 4 3.5
5巨人 40 52 2 2.5
6横浜 35 50 3 1.5
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■ 執念の激投!
07/28 甲子園
◆対ヤクルト12回戦
[阪神6勝6敗0分]
ヤ100 000 000 0 =1
神000 010 000 1x=2
[勝]藤川 4勝10S
[敗]田中充1敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 虎の球児が投げて、打って、走った。後半戦初白星は甲子園での劇的な延長10回サヨナラ勝利。同点の9回から登板した藤川が2イニングを抑えて激勝を呼び込んだ。9回の打席では一塁への激走で遊撃内野安打をマークするなど、闘志を前面に押し出した。岡田監督が見せた“背水”の継投策も結実。悪夢のナゴヤ3連敗からの再起。虎は死んでいない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/28現在]
   勝 敗 分 差
1中日 51 30 4 ―
2阪神 50 38 2 4.5
3ヤクルト 43 44 0 6.5
4広島 39 47 4 3.5
5巨人 40 51 2 1.5
6横浜 35 49 3 1.5
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■ えらいこっちゃ!
07/27 ナゴヤドーム
◆対中日10回戦
[阪神2勝8敗0分]
神100 000 000=1
中011 012 00X=5
[勝]川上 11勝2敗
[敗]下柳 8勝7敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ22号・福留16号


 今季初の同一カード3連敗―。大事な大事な天王山決戦で岡田阪神は落合竜に一度も勝てなかった。しかも、先発3本柱すべてをつぎ込みながら…。一気に首位奪還を狙った思惑は完全に崩れ、ゲーム差は逆に4.5に広がった。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 50 30 4 ―
2阪神 49 38 2 4.5
3ヤクルト 43 43 0 5.5
4広島 38 47 4 4.5
5巨人 40 50 2 0.5
6横浜 35 48 3 1.5
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■ まさかの連敗…
07/26 ナゴヤドーム
◆対中日9回戦
[阪神2勝7敗0分]
神100 000 100=2
中000 001 31X=5
[勝]山本昌5勝5敗
[S]岩瀬 1勝2敗24S
[敗]ダーウィン1敗1S
▼本塁打
(神)濱中13号
(中)


 真夏の悪夢か。天王山決戦でよもやの2連敗。1点を勝ち越した直後の7回、守備の乱れも絡んで2番手のダーウィンが逆転を許した。ウィリアムス−藤川へのつなぎ役として、後半戦再開に合わせて先発から配置転換した助っ人右腕が手痛い救援失敗。久保田不在による“アキレス腱”を露呈した。中日との差は今季最大の3.5差まで拡大。明日の第3戦、3連敗は許されない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 49 30 4 ―
2阪神 49 37 2 3.5
3ヤクルト 43 43 0 6.0
4広島 38 46 4 4.0
5巨人 39 50 2 1.5
6横浜 35 48 3 1.0
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■ 天敵・中田に6連敗…
07/25 ナゴヤドーム
◆対中日8回戦
[阪神2勝6敗0分]
神000 000 002=2
中003 200 20X=7
[勝]中田 4勝1敗1S
[敗]井川 8勝6敗
▼本塁打
(神)
(中)


 夏の天王山。敵地に乗り込んだナゴヤ決戦第1ラウンドは猛虎の完敗に終わった。明暗を分けたのは3回の攻防だ。無死一、二塁としながら藤本のバント失敗で最大の好機を逸した。序盤の拙攻がたたり、天敵・中田には悪夢の6連敗。中日に2.5差へ引き離され、この3連戦中の首位奪取の可能性は消えた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 48 30 4 ―
2阪神 49 36 2 2.5
3ヤクルト 43 42 0 6.0
4広島 38 45 4 4.0
5巨人 38 50 2 2.5
6横浜 34 48 3 1.0
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■ まずはエースで竜倒!
 明日から行われる中日との3連戦で、井川が第1戦に先発する。岡田監督が就任した04年以降、後半戦開幕戦を3年連続で託された左腕。真夏のサバイバルレースで好スタートを切るためにも、ライバルから白星をいただくつもりだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ 感極まった“夢”対決!
07/23 宮崎
◆オールスター第2戦
[全セ2勝0敗0分]
セ010 201 021=7
パ002 020 000=4
[勝]永川 1勝
[S]クルーン 2S
[敗]馬原 1敗
▽本塁打
(セ)アレックス1号・シーツ1号
(パ)森本1号


 自分も感動しました。「2006サンヨーオールスターゲーム」第2戦は、サンマリンスタジアム宮崎で行われ、全セが全パを7−4で下した。藤川は8回から登板し、2死からはオリックス・清原とオール速球勝負で三振に。南国のファンを大いに酔わせた。最優秀選手賞には、途中出場で8回に勝ち越し2点打を放った藤本が選ばれた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ ド真ん中!
 清原さんド真ん中勝負です。宮崎サンマリンスタジアムで予定されていた「2006サンヨーオールスターゲーム」第2戦は雨のため明日に順延された。第2戦で実現濃厚な藤川とオリックス・清原との対決も明日にお預けとなった。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ 圧巻球宴!
07/21 神宮
◆オールスター第1戦
[全セ1勝0敗0分]
パ010 000 000=1
セ011 001 00X=3
[勝]三浦 1勝
[S]クルーン 1S
[敗]吉井 1敗
▽本塁打
(パ)里崎1号
(セ)青木1号・岩村1号


 夢の舞台が剛球に酔いしれた。「2006サンヨーオールスターゲーム」第1戦が神宮で行われ、全セが3−1で全パを下した。スタンドが最高に沸いたのは9回から藤川のマウンド。ストレートの握りを見せるパフォーマンスから圧巻の直球勝負でカブレラ、小笠原を連続三振に斬って取った。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ 球宴へ大胆予告!
 球児の大胆予告だ。明日、神宮球場で幕を開ける「2006サンヨーオールスターゲーム」で、藤川が特別パフォーマンスを用意していることを明かした。内容は当日までの秘密ながら、ファンを最大限に喜ばせるものであることは確実。三振か本塁打かの全力投球で、夢の球宴を熱く盛り上げる。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ 後半戦も守護神!
07/19 甲子園
◆対巨人10回戦
[阪神5勝5敗0分]
巨000 000 000=0
神000 000 01X=1
[勝]福原 7勝1敗
[S]藤川 3勝10S
[敗]上原 3勝6敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 さすがの3Kショー! 藤川が区切りの10セーブ目でオールスター戦前最終戦の最後を締めた。上原と壮絶な投手戦を演じた福原を継いで、9回に登場。3アウトをオール三振で奪った。頼もしきミスターゼロに、岡田監督は今季終了まで抑えを任せることを明言。夢の球宴、そして後半戦へ、球児の右腕がうなり続ける。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 49 35 2 1.5
3ヤクルト 42 42 0 7.0
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 49 2 1.5
6横浜 34 47 3 1.0
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■ 天気にゃ勝てん…
 前日に100分間の特打を行った赤星が、恨めしげに雨空を見上げた。「せっかくよくなってきているのでやりたかったですね」と残念そう。ボール球に手を出すことでフォームを崩していたが、それもこの2日間の雨天中止できっちり修正。「いい形で終われるようにしたい」と明日の必勝を誓っていた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 48 35 2 2.0
3ヤクルト 42 42 0 6.5
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 48 2 1.0
6横浜 34 47 3 1.5
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■ 投手陣を再編!
 甲子園での巨人戦が雨天中止となったこの日、岡田監督は6月末から先発に回っているダーウィンについて「後半戦は中(リリーフ)に入れるよ」と明言。逆に久保田の戦線離脱後に中継ぎに回った安藤については「先発にいく」と話した。

 交流戦後はダーウィンとオクスプリングを第4の外国人枠を使って、交互に先発させる形をとってきた。スペンサーの調子落ちもあって、13日からは2人が1軍定着。後半戦に入ってからもこのスタイルを続け、ダーウィンを開幕から交流戦期間まで務めた中継ぎに戻すことを決めた。

 「先発、リリーフ、ダイジョーブ!」。防御率1.44と好結果を残している適役への復帰に、陽気な声をあげた助っ人。16日の中日戦は先発で5回、55球を投げたが、岡田監督は「きのうは投げすぎ。3回で代える予定やった」と明かした。球宴前最終戦の19日は早くもリリーフ要員として待機する。先発には安藤とともに能見も加わる可能性があり、豊富な人材を有効活用して中日とのマッチレースを戦い抜く。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 4 ―
2阪神 48 35 2 2.0
3ヤクルト 42 42 0 6.5
4広島 37 45 4 4.0
5巨人 38 48 2 1.0
6横浜 34 47 3 1.5
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■ 収穫1敗
07/16 京セラドーム大阪
◆対中日7回戦
[阪神2勝5敗0分]
中010 000 201=4
神000 001 010=2
[勝]中田 3勝1敗1S
[S]岩瀬 1勝2敗23S
[敗]江草 5勝6敗
▼本塁打
(中)ウッズ21号・谷繁6号
(神)


 2勝1敗、上出来や。1点を追う6回に浜中が同点打を放つと、桧山、林、町田の代打陣が好機拡大に貢献。これまで4敗を喫していた先発の中田を打ち崩すことはできなかったが、最後まで3タテ阻止を図った落合竜を苦しめた。明日からは前半戦最後のカードとなる巨人3連戦。本拠・甲子園に戻って先の東京ドーム3連戦のリベンジで締める。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 47 30 3 ―
2阪神 48 35 2 2.0
3ヤクルト 41 42 0 7.0
4広島 37 44 4 3.0
5巨人 38 48 2 1.5
6横浜 34 47 2 1.5
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■ 天王山連勝!
07/15 京セラドーム大阪
◆対中日6回戦
[阪神2勝4敗0分]
中000 001 000=1
神000 002 00X=2
[勝]井川 8勝5敗
[S]藤川 3勝9S
[敗]山本昌4勝5敗
▼本塁打
(中)ウッズ20号
(神)


 しびれる1点差で天王山連勝だ。1点を追う6回、阪神は浜中が同点打を放つと、続く金本が右翼線への勝ち越し二塁打。年の差10歳の頼れる3・4番コンビが勝負を決め、首位中日に1ゲーム差まで詰め寄った。貯金は今季最多の14。猛虎が明日にも竜のしっぽをつかまえる。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 46 30 3 ―
2阪神 48 34 2 1.0
3ヤクルト 41 41 0 7.0
4広島 36 44 4 4.0
5巨人 37 48 2 1.5
6横浜 34 46 2 0.5
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■ 川上粉砕!
07/14 京セラドーム大阪
◆対中日5回戦
[阪神1勝4敗0分]
中000 000 011=2
神012 011 02X=7
[勝]下柳 8勝6敗
[敗]川上 10勝2敗
▼本塁打
(中)高橋光3号
(神)鳥谷7号・町田1号


 これが猛虎や! 川上撃沈! 2回に鳥谷の7号ソロで先制。攻守に首位・中日を圧倒し、天王山第1ラウンドを制した。金本の3打点、町田の通算20本目の代打アーチなど、低調だった打線がお目覚めモード。セ・リーグ投手6冠男を攻略しての今季中日戦初勝利で、岡田監督は球団史上10人目の監督通算200勝に到達した。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 46 29 3 ―
2阪神 47 34 2 2.0
3ヤクルト 41 40 0 6.0
4広島 36 43 4 4.0
5巨人 36 48 2 2.5
6横浜 33 46 2 0.5
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■ オク様乱れた!
07/13 甲子園
◆対広島10回戦
[阪神6勝2敗2分]
広100 120 010=5
神010 010 000=2
[勝]黒田 8勝6敗
[S]永川 3勝3敗12S
[敗]オクスプリ4勝2敗
▼本塁打
(広)梵5号
(神)


 痛恨の“宣告”が、この日のオクスプリングの投球を象徴していた。5回2死一塁。走者は投手の黒田で痛恨のボーク。自らの“ミス”で余計な進塁を許した後、2番の梵に二塁打を浴び、不必要な3点目を許した。

 「自分のボークでなあ。ランナーはピッチャーやろ」

 岡田監督もお手上げの自滅劇だった。

 「調子は悪くなかったけど、運がなかった。梵?運がよかっただけだよ、アイツは」

 本塁打を含む3安打を浴びたルーキーをつかまえ、珍しく語気を荒らげた。そして、強気な発言通り、流れを引き寄せられなかったのも事実だ。8日にファームで101球を投げた後の中4日での登板。さらに試合では不運な当たりに泣いた。4、5回の先頭打者は打ち取った当たりが安打になった。

 5回途中4失点KO。優等生とは一線を画した発言は、思い通りにいかないイラ立ちにほかならない。しかし、決して現実から目をそらしてはいない。4回、新井に犠飛を浴びた後、本塁ベース付近で矢野と短く言葉を交わした。矢野は振り返り「自分が配球をミスしたと言った」と自らが出した直球のサインを謝った。だが、助っ人右腕は「自分のピッチングをしろと言われただけ」と事実を語らず責任を一身に背負い込んだ。

 指揮官は「もう1回投げさせる間隔はあるんやから」と、19日の巨人戦での登板を示唆。崖っぷちが続くが、青い目はまだ死んでいない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 46 28 3 ―
2阪神 46 34 2 3.0
3ヤクルト 40 40 0 6.0
4広島 36 42 4 3.0
5巨人 36 47 2 2.5
6横浜 32 46 2 1.5


[観]編集長0勝2敗
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■ あっ!暴投だ!
07/12 甲子園
◆対広島9回戦
[阪神6勝1敗2分]
広010 000 001=2
神002 001 01X=4
[勝]中村泰1勝
[S]藤川 3勝8S
[敗]佐々岡6勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)金本12号、13号・シーツ12号


 150キロの速球がバックネットを直撃すると、スタンドから虎党のタメ息がもれた。39試合ぶりにスコアボードに刻まれた「1」失点。藤川の連続無失点は38試合、47回2/3で終わりを告げた。

 「終了!最後はちょっと反省した。でも、まあええんちゃう。チームが勝ったから良かったよ」

 あっけない幕切れだった。3点リードの9回から登板。2安打などで2死二、三塁のピンチを招くと、森笠をカウント2−0と追い込みながら、その3球目は捕手・野口が構えたグラブのはるか上を通り抜けた。暴投で三塁走者・栗原が生還。4月12日の中日戦以来となる失点を喫した。

 11日には小山正明氏の持つ球団記録を44年ぶりに更新。プロ野球記録64回1/3(58年国鉄・金田)への挑戦も期待された。夢は一瞬で途絶えた。しかし、ここで動揺しないのが藤川だ。最後は森笠を低めの153キロで遊直に仕留め、この夜も猛虎を勝利へと導いた。

 「もったいなかったな…。2死まで行ったからな。でも、またこれから無失点を続けて行ってくれればいい」

 岡田監督は守護神をたたえた。失点は許してもチームを勝利へとけん引することが最大の仕事。その証しとして今季8セーブ目をつかんだ。「また違う記録を狙えばいい」。頼れる豪腕が新たな挑戦へと旅立つ。球児伝説は終わらない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 46 28 3 ―
2阪神 46 33 2 2.5
3ヤクルト 40 40 0 6.5
4広島 35 42 4 3.5
5巨人 36 47 2 2.0
6横浜 32 46 2 1.5
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■ 小山超え!
07/11 甲子園
◆対広島8回戦
[阪神5勝1敗2分]
広000 000 100=1
神010 100 00X=2
[勝]福原 6勝1敗
[S]藤川 3勝7S
[敗]広池 2勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 夏色に染まる暑い甲子園で新伝説は生まれた。1点差の最終9回を守り抜いた藤川が連続イニング無失点を47回2/3へ伸ばし、小山正明氏の持つ球団記録を更新した。約3カ月間、38試合にわたって並べ続けたゼロ神話に終わりは見えない。視線の先に見えるのは、64回1/3の日本記録。“球児の夏”はこれからが本番だ。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 46 28 3 ―
2阪神 45 33 2 3.0
3ヤクルト 40 40 0 6.0
4広島 35 41 4 3.0
5巨人 36 46 2 2.0
6横浜 31 46 2 2.5
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■ 打倒竜の切り札!
 岡田阪神の進む連覇道が最初のヤマ場に差しかかった。14日からは3差で追う首位・中日との激突。直接対決で追撃を期す岡田監督は秋田からの移動日なったこの日、9日のヤクルト戦で見せた林威助の「3番・一塁」起用を打倒竜の“秘策”に掲げ、攻撃的布陣で先手逃げ切りを狙う考えだ。明日からの広島3連戦には中村泰を先発待機させるなど、猛虎が前半戦を締めくくる9連戦に挑む。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 28 3 ―
2阪神 44 33 2 3.0
3ヤクルト 40 39 0 5.0
4広島 35 40 4 3.0
5巨人 36 45 2 2.0
6横浜 30 46 2 3.5
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■ 拙攻見本市…
07/09 秋田
◆対ヤクルト11回戦
[阪神5勝6敗0分]
神000 020 001=3
ヤ002 001 10X=4
[勝]ゴンザレ3勝4敗
[S]木田 2勝4敗7S
[敗]江草 5勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 猛虎がまた不完全燃焼に終わった。みちのく秋田シリーズの第2ラウンドは打線が14安打しながらわずか3得点。12残塁の拙攻が響いた。林を初の先発一塁に起用し、3番に置いた今季45通り目のオーダーは不発。首位中日からも“半歩”離され、岡田監督のストレスはピーク寸前だ。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 28 3 ―
2阪神 44 33 2 3.0
3ヤクルト 40 39 0 5.0
4広島 35 40 4 3.0
5巨人 36 45 2 2.0
6横浜 30 46 2 3.5
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■ 掛布超え!
07/08 秋田
◆対ヤクルト10回戦
[阪神5勝5敗0分]
神310 000 000=4
ヤ000 000 002=2
[勝]井川 7勝5敗
[S]藤川 3勝6S
[敗]石川 7勝6敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)青木6号


 アニキが“ミスタータイガース”を超えた。金本が4番打者として362試合連続先発出場を果たし、並んでいた掛布雅之氏を抜いて球団新記録を更新した。その「不動の4番」が先制の中前打を放つなど、初回に3点の速攻劇。先行→逃げ切りで、秋田決戦第1ラウンドを制した。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 45 28 3 ―
2阪神 44 32 2 2.5
3ヤクルト 39 39 0 6.0
4広島 34 40 4 3.0
5巨人 36 44 2 1.0
6横浜 30 46 2 4.0
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■ 貧打解消策!
 貧打救済へ岡田監督が日替わり打線の導入を決めた。秋田への移動日となったこの日は、甲子園球場で今季初の“準全体練習”を実施。赤星を直接指導するなど苦境打開へ動いた。当面は4番・金本、5・番シーツを軸に前後は流動的に打線を組む考え。身上とする不動打線を捨てる不本意な決断だった。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 44 28 3 ―
2阪神 43 32 2 2.5
3ヤクルト 39 38 0 5.0
4巨人 36 43 2 4.0
5広島 33 40 4 0.0
6横浜 30 45 2 4.0
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■ 伝統の猛虎魂!
07/06 甲子園
◆対横浜12回戦
[阪神10勝2敗0分]
横010 000 000=1
神000 101 00X=2
[勝]下柳 7勝6敗
[S]藤川 3勝5S
[敗]三浦 5勝6敗
▼本塁打
(横)
(神)


 見たか!これが伝統の力や!同点で迎えた6回に矢野が右前に決勝の適時打。リーグ戦再開後、初のカード勝ち越しを決め、天敵・三浦に甲子園では5年ぶりの黒星をつけた。前日のオーナー会議では阪急ホールディングスとの経営統合を新規参入扱いとされ、預かり保証金など計30億円を支払うことが決定。その無念を晴らすかのように、歴史あるタテジマのユニホームをまとった戦士たちが底力を見せつけた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 44 28 3 ―
2阪神 43 32 2 2.5
3ヤクルト 39 38 0 5.0
4巨人 36 42 2 3.5
5広島 32 40 4 1.0
6横浜 30 45 2 3.5
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■ 痛いわ…
07/05 甲子園
◆対横浜11回戦
[阪神9勝2敗0分]
横011 000x=2
神001 00 =1
(6回表降雨コールド)
[勝]門倉 5勝4敗
[敗]杉山 4敗
▼本塁打
(横)
(神)


 6回表。激しくなった雨で2度目の中断を強いられた。一度は勢いが収まり、再開へ向けたグラウンド整備が終わりかけた頃合いを見はからったように再び甲子園は豪雨に見舞われた。降雨コールド―。無情の宣告だった。

 「雨が降るのは分かっとるんやから。相手より1点でも上へ行くというスタートやから」

 岡田監督の苛立ちも無理はない。大敗なら諦めもつく。しかし、点差はわずかに1点。しかも、失点の内容も悪い。2回の先制点は四死球絡み。2軍再調整を経て先発させた杉山が同じ失敗を繰り返した。3回には1死一、三塁から片岡の失策で追加点を献上した。

 「そら、1点でも少なくというのはあるけど、毎試合、言うとったらキリない」

 対して、1番赤星以下の通常打線に戻した攻撃陣は3回に奪った1点のみ。天候同様、打線はまだ湿っていた。

 「あんまり雨は降らんと聞いとったけど…。そら、痛いわ。この点差で6回で終わりというのはなあ…」

 試合前に練習中はずっと曇空のまま。逆に「中途半端な天気やなあ」と嫌な予感を抱いていた。相性抜群だった横浜戦は不運な形で今季2敗目。「あんまり試合の話はしとうないわ…」。岡田監督がため息をついた数十分後、中日との差は先月13日の首位陥落以来、初めて2.5差まで広がった。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 43 28 3 ―
2阪神 42 32 2 2.5
3ヤクルト 39 37 0 4.0
4巨人 36 41 2 3.5
5広島 31 40 4 2.0
6横浜 30 44 2 2.5
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■ ミスター0!
07/04 京セラドーム大阪
◆対横浜10回戦
[阪神9勝1敗0分]
横110 000 000=2
神000 030 10X=4
[勝]福原 5勝1敗
[S]藤川 3勝4S
[敗]那須野2勝5敗
▼本塁打
(横)
(神)林3号


 日本球界では前人未到の快挙を成し遂げた。2点リードの9回から登板した藤川が1回を打者3人で完璧に抑えた。これで日本新記録となる35試合連続無失点。イニングでは堀内恒夫氏の44回を上回り歴代7位となる44回2/3だ。防御率も0.18と驚異の数字をたたき出している。今や日本を代表する中継ぎ投手となった虎の背番号「22」の進化は止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 42 28 3 ―
2阪神 42 31 2 1.5
3ヤクルト 38 37 0 5.0
4巨人 36 40 2 2.5
5広島 31 39 4 2.0
6横浜 29 44 2 3.5
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■ 夢舞台へ豪快宣言!
 完璧に抑えるか、完璧に打たれるか。「2006サンヨーオールスターゲーム」ファン投票の最終結果が発表され、セ・リーグ中継ぎ部門で阪神の藤川がリーグ最多となる67万3120票を獲得し、2年連続2度目の選出となった。記者会見では「3者連続三振か、3者連続本塁打がいい」と“珍宣言”。豪快な意気込みを口にした最強右腕は、大胆ピッチで夢の球宴をも魅了する。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 41 28 3 ―
2阪神 41 31 2 1.5
3ヤクルト 37 37 0 5.0
4巨人 36 39 2 1.5
5広島 31 38 4 2.0
6横浜 29 43 2 3.5
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■ 屈辱0行進!
07/02 東京ドーム
◆対巨人8回戦
[阪神4勝5敗0分]
神000 000 000=0
巨010 000 10X=2
[勝]内海 6勝7敗
[敗]井川 6勝5敗
▼本塁打
(神)
(巨)李26号


 猛虎打線は梅雨空モード…。この日もチャンスに打てず、巨人・内海にプロ初完封を献上した。4回は無死一、二塁の大チャンスを浜中三振、矢野併殺打と最悪の形でゼロ。野手のタイムリーなしは、これで実に50イニング連続となった。10連敗の巨人にまさかの連敗。岡田監督は「情けない」と吐き捨てた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 41 28 3 ―
2阪神 41 31 2 1.5
3ヤクルト 37 37 0 5.0
4巨人 36 39 2 1.5
5広島 31 38 4 2.0
6横浜 29 43 2 3.5
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■ Gに白星進呈…
07/01 東京ドーム
◆対巨人8回戦
[阪神4勝4敗0分]
神010 100 000=2
巨100 003 00X=4
[勝]上原 3勝4敗
[S]豊田 1勝2敗11S
[敗]オクスプリ4勝1敗
▼本塁打
(神)金本11号
(巨)


 チャンスで打てなきゃ、巨人も勝つわ…。1−1の4回、通算350本塁打へ「あと2」とする金本の11号ソロで勝ち越した。しかしその後は相変わらずのタイムリー欠乏症。6回1死満塁では浜中、片岡が凡退した。その裏オクスプリングが逆転を許し、負ければ球団ワーストタイの11連敗だった巨人に勝利をプレゼント。「野手のタイムリーなし」という珍現象は連続41イニングにまで伸びた。

■セ・リーグ順位表
[2006/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 41 27 3 ―
2阪神 41 30 2 1.5
3ヤクルト 36 37 0 6.0
4巨人 35 39 2 1.5
5広島 30 38 4 2.0
6横浜 29 42 2 2.5
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■ 情け無用!
06/30 東京ドーム
◆対巨人7回戦
[阪神4勝3敗0分]
神301 012 202=11
巨000 000 000=0
[勝]下柳 6勝6敗
[敗]工藤 3勝1敗
▼本塁打
(神)濱中12号・シーツ11号・矢野10号
(巨)


 ホンマに頼りになりまっせ! 下柳が投打にわたって活躍。2リーグ分立後、巨人戦600勝となる節目の白星を飾った。投げては7回3安打無失点で6勝目なら、打っても6回に2点タイムリー。広島と引き分けた首位・中日とのゲーム差も「1.5」と半歩前進した。10連敗のGにも情けは無用。猛虎はさらに上を狙うで!

■セ・リーグ順位表
[2006/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 41 26 3 ―
2阪神 41 29 2 1.5
3ヤクルト 36 36 0 6.0
4巨人 34 39 2 2.5
5広島 29 38 4 2.0
6横浜 28 42 2 2.5
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■ 高らか初号令!
 虎の新総帥の初号令は「第2の藤川をつくれ」だ。兵庫県尼崎市内で開かれた阪神電鉄の定時株主総会で阪急ホールディングスとの統合案が承認。総会後に電鉄本社で阪神球団の臨時株主総会と役員会が開かれ、手塚オーナーの退任と宮崎新オーナーの就任が正式に決まった。新オーナーは来月6日に岡田監督と直接会談する予定を明かした上で、現在34試合連続無失点中の藤川を例に挙げて、“猛虎スター軍団”の育成を誓った。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1中日 41 26 2 ―
2阪神 40 29 2 2.0
3ヤクルト 36 35 0 5.0
4巨人 34 38 2 2.5
5広島 29 38 3 2.5
6横浜 27 42 2 3.0
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■ 月間勝ち越し決定弾!
06/28 富山
◆対広島7回戦
[阪神4勝1敗2分]
神002 000 001=3
広001 010 000=2
[勝]安藤 4勝3敗
[S]藤川 3勝3S
[敗]ロマノ2勝6敗
▼本塁打
(神)金本10号・鳥谷6号
(広)倉3号


 富山の虎党に6年ぶりの白星をプレゼントした。鳥谷が同点で迎えた9回、左翼席へ劇的な勝ち越し弾を放ち、6月勝ち越しを決めた。これで鳥谷が本塁打を打てば昨年から9連勝。チームは25日ヤクルト戦の7回から23イニング連続でタイムリーはないが、価値ある一発で勝利をものにした虎は首位奪取へ向けて勢いに乗る。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1中日 40 26 2 ―
2阪神 40 29 2 1.5
3ヤクルト 36 34 0 4.5
4巨人 34 37 2 2.5
5広島 29 38 3 3.0
6横浜 26 42 2 3.5
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■ 起死回生弾!
06/27 福井
◆対広島6回戦
[阪神3勝1敗2分]
神000 000 101 000=2
広000 020 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)藤本1号・矢野9号
(広)


 「あと1人」から起死回生! 1−2で迎えた9回2死、走者なし。矢野が広島抑えの永川から、バックスクリーンに飛び込む9号同点ソロをぶちかました。その後は守護神・藤川が連続無失点記録を江夏らを超えてプロ野球歴代9位となる42回2/3に伸ばすなど、必死の継投で今季2度目のドロー成立。首位の中日が負けたため、ゲーム差を「1.5」に縮めた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 39 26 2 ―
2阪神 39 29 2 1.5
3ヤクルト 36 33 0 3.5
4巨人 34 36 2 2.5
5広島 29 37 3 3.0
6横浜 25 42 2 4.5
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■ 8月完全復活へ…
 今岡が右手中指弾撥指(ばね指)の手術に近日中に踏み切ることを決断した。この日、大阪市内の病院で死球による「右手尺骨部骨挫傷」の診察を受けた結果、回復に1カ月以上かかるという診断が下された。長期離脱が必至の状況に、かねてからの持病もあわせて治す形となった。8月には完全復活した“最強5番打者”が戻ってくる。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 39 25 2 ―
2阪神 39 29 1 2.0
3ヤクルト 35 33 0 4.0
4巨人 34 35 2 1.5
5広島 29 37 2 3.5
6横浜 24 42 2 5.0
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■ 藤川圧巻!
06/25 甲子園
◆対ヤクルト9回戦
[阪神4勝5敗0分]
ヤ001 000 000=1
神000 003 00X=3
[勝]井川 6勝4敗
[S]藤川 3勝2S
[敗]石川 7勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 リーグ戦再開から3戦目。猛虎待望の“第2の開幕”は代役の守護神が快挙達成で飾った。2点リードの9回に登場した藤川が2三振を奪う堂々の火消し役。故障離脱の久保田を欠く中での“新継投”が初めて決まった。4月15日から続く連続無失点は32試合計40回2/3に到達し、すべて救援登板による40回超えは日本球界初。圧巻の防御率はついに0.1点台(0.197)に突入した。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 39 25 2 ―
2阪神 39 29 1 2.0
3ヤクルト 35 33 0 4.0
4巨人 34 35 2 1.5
5広島 29 37 2 3.5
6横浜 24 42 2 5.0
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■ 球児を出せない…
06/24 甲子園
◆対ヤクルト8回戦
[阪神3勝5敗0分]
ヤ201 020 100=6
神100 200 000=3
[勝]石井一4勝4敗
[S]木田 2勝2敗4S
[敗]杉山 3敗
▼本塁打
(ヤ)ラミレス14号・岩村9号、10号
(神)関本4号


 今季最多タイの3被弾で連敗した。杉山が同点直後の5回に、岩村に勝ち越し2ランを献上。今季初リリーフの江草も7回に岩村に2打席連発を許し、新守護神・藤川へのリレーはこの日も実現しなかった。打線も日本復帰後初対戦の石井一を攻めきれず、中日が守る首位とのゲーム差は約1カ月ぶりに「2.0」に開いた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 38 25 2 ―
2阪神 38 29 1 2.0
3ヤクルト 35 32 0 3.0
4巨人 34 34 2 1.5
5広島 29 37 2 4.0
6横浜 24 42 2 5.0
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■ 意地の3ラン!
06/23 甲子園
◆対ヤクルト7回戦
[阪神3勝4敗0分]
ヤ040 000 012=7
神000 000 040=4
[勝]ガトームソ5勝3敗
[S]木田 2勝2敗3S
[敗]下柳 5勝6敗
▼本塁打
(ヤ)米野3号
(神)片岡1号


 このままでは終わられへん。片岡が待望の今季1号3ランを放った。交流戦明け初戦は敗れたものの、一時は1点差に迫るアーチで、今岡の再抹消で漂っていた重苦しい雰囲気を振り払った。ここまで打率1割台と苦しんできたけれど、ここからの爆発よろしくお願い致します。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 37 25 2 ―
2阪神 38 28 1 1.0
3ヤクルト 34 32 0 4.0
4巨人 34 33 2 0.5
5広島 29 36 2 4.0
6横浜 23 42 2 6.0
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■ 試練の時!
 明日のセ・リーグ再開を前に激震が走った。久保田が21日にプライベートで右手を痛め、大阪市内の病院で「右手第4、第5中手骨骨折」と診断された。復帰には2カ月以上かかる見込みで、代役ストッパーの藤川ら総力戦で大ピンチを乗り切る構え。右手首痛の今岡もオールスターまでの戦線離脱が決まり、V2へ試練の時が訪れた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 25 2 ―
2阪神 38 27 1 0.0
3巨人 34 32 2 4.5
4ヤクルト 33 32 0 0.5
5広島 28 36 2 4.5
6横浜 23 41 2 5.0
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■ 今岡登録抹消も…
 17日のオリックス戦で死球を受けて「右手尺骨部骨挫傷」と診断されている今岡が、練習休日の甲子園球場を訪れ治療した。「治療?そうそう。すべてはあしたの様子を見てからやね」。翌18日から3試合に欠場中で、打撃練習も守備練習もしていない。1軍登録を抹消するかどうかは、明日の様子をみて判断が下される。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 25 2 ―
2阪神 38 27 1 0.0
3巨人 34 32 2 4.5
4ヤクルト 33 32 0 0.5
5広島 28 36 2 4.5
6横浜 23 41 2 5.0
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■ ピシャリ完封締め!
06/20 甲子園
◆対ロッテ最終戦
[阪神5勝1敗0分]
ロ000 000 000=0
神001 001 00X=2
[勝]福原 4勝1敗
[S]久保田4勝5敗16S
[敗]小野 4勝5敗
▼本塁打
(日)
(神)


 ピシャリと締めた。福原からJFKへの盤石リレーで、交流戦の最終戦を今季4度目の完封勝ちで飾った。屈辱を味わった昨年日本シリーズの相手・ロッテに5勝1敗と“完勝”。貯金6をつくった交流戦は、セ・リーグ首位の中日をかわして単独3位フィニッシュとなった。ウィリアムス、藤川、そして久保田。節目の夜のお立ち台に、日本一を誓う3人の雄叫びがこだました。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 25 2 ―
2阪神 38 27 1 0.0
3巨人 34 32 2 4.5
4ヤクルト 33 32 0 0.5
5広島 28 36 2 4.5
6横浜 23 41 2 5.0


■交流戦順位表
[全日程終了]
    勝 敗 分 差
1ロッテ 23 13 0 ―
2ヤクルト 22 14 0 1.0
3阪神 21 15 0 1.0
4中日 20 15 1 0.5
5ソフトバ20 16 0 0.5
6西武 19 16 1 0.5
7日ハム 17 19 0 2.5
7楽天 17 19 0 0.0
9広島 16 20 0 1.0
10横浜 15 21 0 1.0
11巨人 13 23 0 2.0
12オリックス12 24 0 1.0
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■ これが決定力!
06/19 甲子園
◆対日ハム最終戦
[阪神3勝3敗0分]
日000 002 000=2
神000 050 00X=5
[勝]井川 5勝4敗
[S]久保田4勝5敗15S
[敗]金村 4勝4敗
▼本塁打
(日)
(神)金本9号


 あぁジーコジャパンにこの決定力が欲しい…。虎の主砲・金本が、サッカー日本代表の苦戦でたまったフラストレーションまで一掃する?特大弾をぶちかました。5回、バックスクリーン右へ0−0の均衡を破る9号2ラン。他球団の四球攻めに苦しんでいた4番の一撃が、一挙5点の猛攻を呼んだ。頼れるアニキ、交流戦最後のロッテ戦も頼んまっせ!

■セ・リーグ順位表
[2006/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 25 2 ―
2阪神 37 27 1 0.5
3巨人 34 31 2 3.5
4ヤクルト 33 31 0 0.5
5広島 28 35 2 4.5
6横浜 23 41 2 5.5
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■ また暗雲…
06/18 スカイマーク
◆対オリックス最終戦
[阪神5勝1敗0分]
神001 000 000=1
オ000 050 00X=5
[勝]本柳 1勝1敗
[敗]江草 5勝4敗
▼本塁打
(神)矢野8号
(オ)


 貯金週間ならず…。パ・リーグ下位に沈む楽天、オリックスと対戦した1週間を、3勝3敗で終えた。オリックスに昨年から同一カード10連勝を狙ったこの日は、矢野のソロによる1点止まり。前日17日に右手首死球を受けた今岡を欠いた打線は、5回に逆転を許すと反撃できなかった。今岡は交流戦残り2試合の欠場が決定的で、猛虎がまたも正念場を迎えた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 25 2 ―
2阪神 36 27 1 1.0
3巨人 34 30 2 2.5
4ヤクルト 33 30 0 0.5
5広島 28 35 2 5.0
6横浜 23 41 2 5.5
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■ 覚醒!?
06/17 スカイマーク
◆対オリックス5回戦
[阪神5勝0敗0分]
神010 301 000=5
オ000 001 000=1
[勝]オクスプリ4勝
[敗]オバミュラ1勝5敗
▼本塁打
(神)林1号、2号
(オ)


 虎の背番号「31」が覚醒した。前日16日に1軍復帰した林威助が1点リードの4回無死一、三塁から右越え3ラン。6回には2打席連発となるソロアーチを描き、勝利を決定づけた。若き大砲のバットが4打点を叩き出し、関西ダービーを制して交流戦初となる同一カード9連勝。4カードぶり勝ち越しも決めた虎が首位追撃へ、完全に息を吹き返した。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 36 24 2 ―
2阪神 36 26 1 1.0
3巨人 34 29 2 2.5
4ヤクルト 33 29 0 0.5
5広島 27 35 2 6.0
6横浜 23 40 2 4.5
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■ 楽天ショック払拭!?
06/16 スカイマーク
◆対オリックス4回戦
[阪神4勝0敗0分]
神060 000 000=6
オ021 000 000=3
[勝]下柳 5勝5敗
[S]久保田4勝5敗14S
[敗]平野佳6勝4敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 お家芸が帰ってきた。猛虎打線が2回に爆発。5連打、4連続タイムリーという驚異のつるべ打ちで、今季最多タイの1イニング6得点をマークした。既に3完封を記録している難敵・平野佳を攻略し、オリックスには昨年から8連勝。楽天戦負け越しのショックを払拭し、交流戦ラストスパートに突入した。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 35 24 2 ―
2阪神 35 26 1 1.0
3巨人 33 29 2 2.5
4ヤクルト 32 29 0 0.5
5広島 27 34 2 5.0
6横浜 23 39 2 4.5
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■ 3カード連続負け越し…
06/15 フルキャスト宮城
◆対楽天最終戦
[阪神3勝3敗0分]
神000 000 010=1
楽000 010 01X=2
[勝]小倉 4勝3敗
[S]福盛 12S
[敗]杉山 2敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 楽天にまさかの競り負け。8回に一度は今岡の右犠飛で追いついたものの、その裏、好投を続けてきた先発の杉山が力尽きた。2年ぶりの3カード連続負け越しだが、明るい材料は鳥谷&赤星の新1・2番が機能したことだ。8回に2人が連打を見せれば、赤星はこの日も2盗塁で6年連続の逆転タイトルへ猛追。新オーダーが交流戦の残り5試合、そしてきょうから8試合続く関西シリーズで爆発する。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 34 24 2 ―
2阪神 34 26 1 1.0
3巨人 33 28 2 1.5
4ヤクルト 31 29 0 1.5
5広島 26 34 2 5.0
6横浜 23 38 2 3.5
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■ 流れ変えた三重殺!
06/14 フルキャスト宮城
◆対楽天5回戦
[阪神3勝2敗0分]
神000 000 010 2=3
楽001 000 000 0=1
[勝]福原 3勝1敗
[S]藤川 3勝1S
[敗]有銘 2敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 延長10回、2点を奪って、楽天に何とか辛勝。19残塁の拙攻でタメ息の連続。そんな中で光ったのが六回に飛び出した三重殺のビッグプレー。まさに神がかりの1勝。1試合5盗塁に2暴投1捕逸…。カツノリにも感謝!?

■セ・リーグ順位表
[2006/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 33 24 2 ―
2阪神 34 25 1 0.0
3巨人 32 28 2 2.5
4ヤクルト 31 29 0 1.0
5広島 26 33 2 4.5
6横浜 23 37 2 3.5
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■ 盤石JK沈む…
06/13 フルキャスト宮城
◆対楽天4回戦
[阪神2勝2敗0分]
神200 022 100 0 =7
楽100 310 020 1x=8
[勝]小倉 3勝3敗
[敗]久保田4勝5敗13S
▼本塁打
(神)金本8号・スペンサー5号
(楽)


 延長10回。不運な打球も重なった無死満塁を耐え抜く力は久保田には残っていなかった。沖原の打球に前進守備の藤本が抜かれてサヨナラ敗戦。試合途中から降り出した雨が霧になって猛虎を冷たく濡らした。

 「…」

 今季5敗目を喫した久保田は報道陣の問いかけに言葉を返すことはなかった。登板した9回は同点の局面。直前の8回を任せたウィリアムスが2点のリードを守れない。1死から塩川に中前打され、2死三塁からは森谷に四球。直後、リックに右中間を破られて、同点を許した。

 「ノーコメントだ」

 通訳に気持ちを伝えて急いだ帰途。復帰から6戦目で喫した初失点が盤石のJFK継投にほころびを生んだ。岡田監督の悔しさも当然か。

 「そら、失点もする。打たれることもある。それよりも森谷のところ。あの四球が痛かった。そんなに警戒するバッターじゃない」

 いら立ちは先発した井川の早期降板に集約していった。初回に先手をもらいながら、4回に4安打を集められて逆転。直後の5回に同点に追いついてもらいながら、その裏に勝ち越しを許した。6回5失点での交代。何とか勝利投手の権利を持っての降板ながら、ふがいなさは目立った。

 「あの点差なら1人で投げ切るくらいでいってほしい。DHやし、打席も回ってこん。2、3回にあれだけいいボールを放っていて、4回に急にやからな。結局はフォアボール。投げ込まんとどうしようもない」

 ただでさえ疲労のたまる8連戦。その初戦から救援陣をフル稼働させながら白星を逃し首位から陥落した。単なる1敗以上に重たく感じる敗戦だった。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 33 24 1 ―
2阪神 33 25 1 0.5
3巨人 32 27 2 1.5
4ヤクルト 30 29 0 2.0
5広島 25 33 2 4.5
6横浜 23 36 2 2.5
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■ 役者戻った!
 左足首をねんざして3試合に欠場していた赤星が明日の楽天戦から先発復帰することが決まった。この日は仙台への移動前に甲子園球場で3日ぶりに打撃練習。レッドスターが戻った猛虎打線が交流戦残り8試合のラストスパートをかける。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 24 1 ―
2中日 32 24 1 0.5
3巨人 32 26 2 1.0
4ヤクルト 30 28 0 2.0
5広島 25 32 2 4.5
6横浜 22 36 2 3.5
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■ サヨナラ再奪首!
06/11 甲子園
◆対西武最終戦
[阪神2勝4敗0分]
西001 120 000 00 =4
神210 000 010 01x=5
[勝]久保田4勝4敗13S
[敗]小野寺1勝1敗13S
▼本塁打
(西)平尾4号
(神)


 背番号7の一振りが、チームの危機を救った。スタメン落ちした今岡が、西武戦(甲子園)で代打サヨナラV打。延長戦にピリオドを打つとともに、今季初の同一カード3連敗を阻止した。「メチャメチャうれしいです」。お立ち台で見せた最高の笑顔は、昨季打点王の反攻のシグナル。中日と入れ替わり再々奪首に成功した猛虎が、再び上昇気流に乗る。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 24 1 ―
2中日 32 24 1 0.5
3巨人 32 26 2 1.0
4ヤクルト 30 28 0 2.0
5広島 25 32 2 4.5
6横浜 21 36 2 4.0
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■ 猛虎へ活!
06/10 甲子園
◆対西武5回戦
[阪神1勝4敗0分]
西100 500 000=6
神000 010 000=1
[勝]帆足 3勝2敗
[敗]安藤 3勝3敗
▼本塁打
(西)
(神)金本7号


 2日連続の完敗…。主砲の一撃は沈む猛虎への活に見えた。西武・帆足から奪った唯一の得点は主砲、金本のひと振り。劣勢の5回、2試合ぶり7号ソロをバックスクリーン左へ打ち込んだ。阪神に移籍して以降、節目の通算100号。今季初の“空砲”で意地を示した。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 32 23 1 ―
2阪神 32 24 1 0.5
3巨人 32 25 2 0.5
4ヤクルト 30 27 0 2.0
5広島 25 31 2 4.5
6横浜 21 36 2 4.5
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■ 手も足も出ぬ…
06/09 甲子園
◆対西武4回戦
[阪神1勝3敗0分]
西000 010 423=10
神001 000 000=1
[勝]松坂 8勝2敗
[敗]下柳 4勝5敗
▼本塁打
(西)中島11号・松坂1号
(神)


 松坂のワンマンショーの前に完敗した。左足首痛の赤星を欠いた打線は毎回の14三振を喫して1点止まり。投手陣も松坂に一発を浴びるなど、今季2度目の2ケタ失点を喫した。赤星は「左足首ねんざ」と診断され最悪の場合、登録抹消の可能性も浮上。首位も中日に明け渡し、真の正念場が訪れた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 32 22 1 ―
2阪神 32 23 1 0.5
3巨人 32 24 2 0.5
4ヤクルト 29 27 0 3.0
5広島 24 31 2 4.5
6横浜 20 36 2 4.5
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■ 5度目の正直で再奪首!
06/08 札幌ドーム
◆対日ハム5回戦
[阪神2勝3敗0分]
神200 004 000=6
日000 102 001=4
[勝]福原 2勝1敗
[S]久保田3勝4敗13S
[敗]八木 6勝3敗
▼本塁打
(神)金本6号・スペンサー4号
(日)小笠原9号


 満塁の悪夢を豪快に振り払った。6回、スペンサーが第4号グランドスラム弾を、虎党で埋まった左翼スタンドへ。前夜4度の満塁機で1点も入らなかったが、この日は超ビッグイニングにつなげて日本ハムを粉砕した。助っ人砲の一発で連敗を3で止め、貯金を10に戻した猛虎は5日ぶりの首位奪還。さあ明日からは本拠地・甲子園で西武を沈めよう。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 32 22 1 ―
2中日 31 22 1 0.5
3巨人 32 23 2 0.0
4ヤクルト 28 27 0 4.0
5広島 24 30 2 3.5
6横浜 19 36 2 5.5
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■ イライラ17残塁…
06/07 札幌ドーム
◆対日ハム4回戦
[阪神1勝3敗0分]
神000 010 001=2
日100 200 00X=3
[勝]リー 5勝3敗
[S]マイケル 1勝15S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)
(日)


 4度の満塁機を逃して、4月の5連敗以来となる3連敗を喫した。球団ワーストにあと1と迫る17残塁の拙攻に岡田監督は「真っすぐ打てばええんよ。それだけのこと。ストライクを打ちにいかんと…」といら立ちを隠さない。11安打で2得点。今季22度目の2ケタ安打で初めて敗れた。“不敗神話”の崩壊…。巨人、中日の共倒れが救いだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 22 2 ―
2阪神 31 22 1 0.5
3中日 30 22 1 0.5
4ヤクルト 27 27 0 4.0
5広島 23 30 2 3.5
6横浜 18 36 2 5.5
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■ 脱帽…
06/06 札幌ドーム
◆対日ハム3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神000 000 000=0
日200 001 00X=3
[勝]ダルビッ4勝5敗
[敗]井川 4勝4敗
▼本塁打
(神)
(日)セギノール8号


 猛虎が今季4度目の完封負けを喫した。試合前には新庄の仰天パフォーマンスに脱帽…。試合はダルビッシュの快投に脱帽…。前回5月18日の対戦で敗れた右腕への雪辱戦は打線がわずか2安打に抑え込まれて、返り討ちにあった。北の大地、札幌はやっぱり“寒かった”。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 21 2 ―
2阪神 31 21 1 0.5
3中日 30 21 1 0.5
4ヤクルト 27 26 0 4.0
5広島 23 29 2 3.5
6横浜 18 35 2 5.5
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■ さぁ首位奪回や!
 呪縛は解けた。村上ファンドが阪神電鉄株のTOBに応じる方針が固まり、子会社のタイガース球団も“間接的支配”から抜け出す。岡田監督は「スッキリする」と話し、牧田球団社長も「ホッとした」と安堵感をのぞかせた。首位奪回へ再出発するチームに、時を同じくして今岡が戦列復帰。力強い“爆発予告”とともに、遠征地の札幌へ乗り込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 20 2 ―
2阪神 31 20 1 0.5
3中日 29 21 1 1.5
4ヤクルト 27 25 0 3.0
5広島 22 29 2 4.5
6横浜 18 34 2 4.5
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■ 首位陥落…
06/04 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[阪神3勝3敗0分]
ソ000 204 000=6
神000 002 000=2
[勝]田之上1勝
[敗]江草 5勝3敗
▼本塁打
(ソ)川崎2号・田上2号
(神)シーツ10号


 江草が4回にチーム8試合ぶりの被本塁打となる2ランを川崎に浴びると、6回は前日3日まで3試合連続でお立ち台に上がっていた好調・鳥谷の失策から4失点。ソフトバンクとの対戦成績が3勝3敗となり、勝ち越しを逃したばかりでなく、夜の試合で巨人が勝ったため、5月26日以来の2位転落となった。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 20 2 ―
2阪神 31 20 1 0.5
3中日 29 21 1 1.5
4ヤクルト 27 25 0 3.0
5広島 22 29 2 4.5
6横浜 18 34 2 4.5
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■ サヨナラ!
06/03 甲子園
◆対ソフトバンク5回戦
[阪神3勝2敗0分]
ソ103 030 000 =7
神010 500 011x=8
[勝]ウィリアムス1勝
[敗]藤岡 1勝1敗1S
▼本塁打
(ソ)
(神)矢野7号


 サヨナラ打で、村上騒動にもサヨナラや! 鳥谷が土壇場の9回1死満塁から劇的な右前サヨナラ打。連夜の活躍で、3日連続のお立ち台に立った。阪神電鉄株買い占めに端を発した一連の騒動も、村上ファンドがTOB(公開買い付け)に応じる姿勢を示したことで“事実上の終結”。首位を走る猛虎は3連勝で貯金は今季最多の「12」。「あしたも勝って3連勝したい」。もう、グラウンド外の話題はいらない。若虎の熱いメッセージが聞こえた。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 31 19 1 ―
2巨人 31 20 2 0.5
3中日 28 21 1 2.0
4ヤクルト 26 25 0 3.0
5広島 21 29 2 4.5
6横浜 17 34 2 4.5
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■ 不敗神話や!
06/02 甲子園
◆対ソフトバンク4回戦
[阪神2勝2敗0分]
ソ000 000 000=0
神100 101 01X=4
[勝]下柳 4勝4敗
[敗]斉藤和6勝3敗
▼本塁打
(ソ)
(神)鳥谷5号


 新たな不敗神話の誕生!? 鳥谷が6回、ソフトバンク・斉藤和からプロ入り後初となる2戦連発の5号ソロ。これでアーチを放ったゲームは2年越しの8連勝となった。前回の対戦で遺恨を残した“憎き相手”に打線が奮起し5月22日のオリックス戦以来、10試合ぶりの2ケタ安打で快勝して、貯金も今季最多タイの11。巨人とともにリーグ最速で節目の30勝に到達した。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 30 19 1 ―
2巨人 30 20 2 0.5
3中日 27 21 1 2.0
4ヤクルト 26 24 0 2.0
5広島 21 28 2 4.5
6横浜 16 34 2 5.5
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■ イライラ一発快勝!
06/01 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神2勝1敗0分]
楽100 000 000=1
神000 002 00X=2
[勝]福原 1勝1敗
[S]久保田3勝4敗12S
[敗]愛敬 3勝3敗
▼本塁打
(楽)
(神)鳥谷4号


 鳥谷が六回、右翼へ逆転4号2ラン。楽天・愛敬の“遅球”に苦しみ、梅雨入りしたかのような重苦しい空気を、ひと振りで吹き飛ばした。最後はJFKで締め、2−1勝利。貯金は再び10で首位の座キープ。

■セ・リーグ順位表
[2006/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 29 19 1 ―
2巨人 29 20 2 0.5
3中日 27 20 1 1.0
4ヤクルト 25 24 0 3.0
5広島 20 28 2 4.5
6横浜 15 34 2 5.5
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■ 今季初JFKは暗転…
05/31 甲子園
◆対楽天2回戦
[阪神1勝1敗0分]
楽000 011 004=6
神000 030 000=3
[勝]青山 1勝3敗
[S]福盛 9S
[敗]久保田3勝4敗11S
▼本塁打
(楽)
(神)


 ジェフが戻ってきた! ウィリアムスが7回に登板し、1イニングを2奪三振で3人斬り。完ぺきな形で“復活ショー”を果たした。昨年49試合で6敗しか喫していなかった「JFK」。今季初戦はまさかの敗戦になったが、2006年もセ界をぶった斬る。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 19 1 ―
2巨人 28 20 2 0.5
3中日 26 20 1 1.0
4ヤクルト 25 23 0 2.0
5広島 20 27 2 4.5
6横浜 15 33 2 5.5
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■ 首位ガッチリ!
05/30 甲子園
◆対楽天1回戦
[阪神1勝0敗0分]
楽100 100 000=2
神100 000 04X=5
[勝]井川 4勝3敗
[S]久保田3勝3敗11S
[敗]山村 2勝5敗
▼本塁打
(楽)
(神)スペンサー3号・金本5号


 やっぱりアニキや。思わぬ苦戦となった楽天戦。8回に同点とした後、1死一、二塁から金本が初球を右翼席へ叩き込み試合を決めた。3番・シーツが敬遠気味に歩かされた直後のV3ランは、右手薬指の負傷を抱えながら9試合ぶりのアーチ。本拠地のお立ち台では誓った。6月には必ず打つと―。殊勲の一発を“全開宣言”に代えた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 18 1 ―
2中日 26 19 1 1.5
3巨人 27 20 2 0.0
4ヤクルト 24 23 0 3.0
5広島 20 26 2 3.5
6横浜 15 32 2 5.5
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■ JFKで首位固め!
 ついに「J」が戻ってくる。明日、ウィリアムスが1軍登録。虎党が待ち望んだ「JFK」がいよいよ再結成されることになった。「甲子園は最高の舞台。ぜひみなさん(記者)にも体験してもらいたいね」と28日の練習後に語っていた左腕。本拠地での復帰は願ったりかなったりだ。

 昇格プランは予定通りに進んだ。雨の影響で登板日はズレたものの24、25日のウエスタン・広島戦ではパーフェクトな投球で“連投テスト”を終えた。両日ともに1回を投げ3人斬り。MAXは145キロを計測し、仕上がりが順調であることを証明した。登板後も「連投の疲れはないよ。エネルギーもあるし、体調は万全だよ」と1軍の舞台へはやる気持ちを吐露していた。

 外国人枠争いはオクスプリングが登録を抹消。一時はスペンサーの降格が有力視されたが、ここに来て存在感を放っている。全体的に低調な打線の中で1人気を吐く活躍。ここ5試合のチーム本塁打2本はすべて助っ人砲によるもの。今後もDHでの戦いには必要との判断だ。また、オクスプリングにとってはいい“休養”となる。開幕からローテを守り続け無キズの3勝。10日間の抹消期間でリフレッシュをすれば再び外国人枠争いが勃発する可能性がある。

 ウィリアムス抜きでもチームはここにきて首位に浮上。「JFK」再結成で、さらに猛虎に勢いがつくのは間違いない。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 18 1 ―
2巨人 27 19 2 0.5
3中日 25 19 1 1.0
4ヤクルト 24 22 0 2.0
5広島 20 25 2 3.5
6横浜 15 31 2 5.5
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■ 6連続奪三振!
05/28 インボイス西武
◆対西武3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神000 400 000 0 =4
西011 020 000 1x=5
[勝]小野寺1勝12S
[敗]久保田3勝3敗10S
▼本塁打
(神)スペンサー2号
(西)


 球児がまだまだ進化している。8回からの2イニングを投げて無失点。最初の打者・中島に左前打されたが、続くカブレラから6連続三振を奪ってみせた。圧巻は17球連続ストレート。前に打球を1本も飛ばさせなかった。チームはサヨナラ負けを喫したものの、試練の9連戦を6勝3敗で乗りきった。ナイターで巨人が敗れ、首位の座も守った。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 18 1 ―
2巨人 27 19 2 0.5
3中日 25 19 1 1.0
4ヤクルト 24 22 0 2.0
5広島 19 25 2 4.0
6横浜 15 31 2 5.0
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■ 今季初!単独首位!
05/27 インボイス西武
◆対西武2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 000 020=2
西000 000 000=0
[勝]江草 5勝2敗
[S]久保田3勝2敗10S
[敗]西口 3勝6敗
▼本塁打
(神)
(西)


 遂に奪首や! 難敵の西口を8回に攻略。2死一塁から桧山が均衡を破る左中間二塁打を放てば、金本も中前適時打で追加点を叩き出した。前夜、松坂に完封負けを喫したショックを消し去る快勝。ナイターで巨人がロッテに敗れ、今季初の単独首位に立った。さあ、これから首位固めといくで!

■セ・リーグ順位表
[2006/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 17 1 ―
2巨人 27 18 2 0.5
3中日 24 19 1 2.0
4ヤクルト 24 21 0 1.0
5広島 19 25 2 4.5
6横浜 14 31 2 5.5
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■ 松坂に完敗…
05/26 インボイス西武
◆対西武1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 000 000=0
西001 110 00X=3
[勝]松坂 7勝1敗
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(神)
(西)中村4号


 脱帽するしかない。猛虎が松坂にねじ伏せられ、今季3度目の完封負けで約1カ月ぶりの連敗となった。唯一の得点圏だった5回無死二、三塁で3者連続三振。打席に立った10選手が全員の14三振を喫した。それでも、巨人も負けて0.5差追走は変わらず。「切り替える。それだけや」と岡田監督は話した。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 17 2 ―
2阪神 26 17 1 0.5
3中日 23 19 1 2.5
4ヤクルト 23 21 0 1.0
5広島 19 24 2 3.5
6横浜 14 30 2 5.5
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■ ただでは転ばん!
05/25 千葉
◆対ロッテ5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神000 010 001=2
ロ000 300 00X=3
[勝]久保 4勝3敗
[S]小林雅4勝17S
[敗]下柳 3勝4敗
▼本塁打
(神)
(ロ)里崎3号


 岡田阪神はただでは転ばない。5連勝で止まっても収穫大の1敗だ。先発した下柳が8回を3失点に抑える132球の熱投。自身の今季初完投はチームにとっても4月16日の江草以来の完投で、9連戦の真っ最中で救援陣温存に役立った。巨人も敗れたため0.5差は変わらず。猛虎が明日の首位獲りへ“英気”を養った。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 16 2 ―
2阪神 26 16 1 0.5
3中日 23 18 1 2.5
4ヤクルト 22 21 0 2.0
5広島 19 23 2 2.5
6横浜 14 29 2 5.5
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■ 炎の満塁3K斬り!
05/24 千葉
◆対ロッテ4回戦
[阪神4勝0敗0分]
神040 00=4
ロ002 00=2
(5回降雨コールド)
[勝]能見 1勝3敗
[S]ダーウィン1S
[敗]成瀬 1勝1敗
▼本塁打
(神)スペンサー1号
(ロ)


 明日こそ奪首や! 雨の“アシスト”を受け、5回コールドでロッテ戦4連勝。昨年日本シリーズ4連敗のお返しに成功した。試合前から雨の千葉。さらなる天候悪化を予測した早めの継投策がハマり、3回無死満塁で救援した能見が3者連続三振のスーパーリリーフを見せた。巨人も勝って首位奪取はお預けとなったが、5連勝の勢いは止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 27 15 2 ―
2阪神 26 15 1 0.5
3中日 22 18 1 3.5
4ヤクルト 21 21 0 2.0
5広島 19 22 2 1.5
6横浜 14 28 2 5.5
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■ 桧山V弾!
05/23 千葉
◆対ロッテ3回戦
[阪神3勝0敗0分]
神000 000 100 01=2
ロ001 000 000 00=1
[勝]藤川 3勝
[S]久保田3勝2敗9S
[敗]薮田 2勝2敗1S
▼本塁打
(神)今岡7号・桧山2号
(ロ)


 いざ奪首! 昨年日本シリーズで辛酸をなめた千葉で、9連勝中の仇敵・ロッテを止めた。0−1の7回に今岡の2試合連続の7号ソロで追いつき、延長11回に2番スタメンの桧山が値千金のV弾。今季3度目の4連勝を飾り、敗れた巨人とのゲーム差を0.5とした。明日も勝って巨人が負ければ今季初の首位浮上。もう、こうなりゃイケイケや!

■セ・リーグ順位表
[2006/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 15 2 ―
2阪神 25 15 1 0.5
3中日 22 17 1 2.5
4ヤクルト 21 21 0 2.5
5広島 19 21 2 1.0
6横浜 14 27 2 5.5
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■ 屈辱晴らす復活弾!
05/22 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神3勝0敗0分]
オ100 001 000=2
神101 132 00X=8
[勝]オクスプリ3勝
[敗]前川 1勝4敗
▼本塁打
(オ)
(神)鳥谷3号・今岡6号


 甲子園に今岡コールが鳴り響いた。5回、左翼ポール付近に6号3ラン。目の前で金本が“敬遠”される屈辱を倍返ししてみせた。急性胃腸炎で体調が万全ではない中での気合のひと振り。チームも6試合ぶりの2けた安打でオリックスに3連勝。今季最多の貯金9を携えて、宿敵ロッテの待つ千葉に乗り込む。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 14 2 ―
2阪神 24 15 1 1.5
3中日 22 16 1 1.5
4ヤクルト 20 21 0 3.5
5広島 18 21 2 1.0
6横浜 13 27 2 5.5
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■ 浜ちゃん初代打弾!
05/21 甲子園
◆対オリックス2回戦
[阪神2勝0敗0分]
オ000 020 100=3
神300 002 00X=5
[勝]江草 4勝2敗
[S]久保田3勝2敗8S
[敗]平野佳4勝3敗
▼本塁打
(オ)塩崎2号
(神)濱中11号


 浜ちゃんの19試合ぶりの一発がオリックスを沈めた。6回、リードを3点に広げる11号2ランを左翼席にぶち込んだ。これがプロ入り以来、初の代打ホームラン。昨年から関西ダービー6連勝の猛虎は、今季最多の貯金8として単独2位となった。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 26 14 2 ―
2阪神 23 15 1 2.0
3中日 22 16 1 1.0
4ヤクルト 20 21 0 3.5
5広島 18 21 2 1.0
6横浜 13 27 2 5.5
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■ 待ってました!
05/20 甲子園
◆対オリックス1回戦
[阪神1勝0敗0分]
オ000 000 200 0 =2
神000 001 001 3x=5
[勝]藤川 2勝
[敗]萩原 2勝3敗
▼本塁打
(オ)中村7号
(神)金本4号・シーツ9号


 決死のフルスイングが猛虎を救った。オリックスとの関西決戦の初戦。敗戦目前の9回、金本が右翼席へ起死回生の4号同点本塁打を打ち込んだ。実に32試合、143打席ぶりの一撃。抱えている右手薬指故障の悪化を覚悟の上で白球にすべての力をぶつけた。延長10回、シーツのサヨナラ弾につなげた千金弾。鉄人はやはり鉄人だった。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 14 2 ―
2阪神 22 15 1 2.0
2中日 22 15 1 0.0
4ヤクルト 20 20 0 3.5
5広島 17 21 2 2.0
6横浜 12 27 2 5.5
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■ リフレッシュしろ!
 オリックスとの関西決戦が雨で流れたこの日、岡田監督は18日の日本ハム戦で打撃不振から先発落ちした今岡に心と頭のリフレッシュを説いた。まずは好機での代打起用で復調を後押しする方針。注目の先発復帰はいつになるのか。猛虎の将は一日も早い今岡の“前線復帰”を期待していた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 13 2 ―
2中日 22 14 1 2.0
3阪神 21 15 1 1.0
4ヤクルト 19 20 0 3.5
5広島 16 21 2 2.0
6横浜 11 27 2 5.5
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■ 今岡外しも虎沈黙…
05/18 甲子園
◆対日ハム2回戦
[阪神1勝1敗0分]
日000 220 000=4
神001 000 000=1
[勝]ダルビッ2勝4敗
[S]マイケル 1勝11S
[敗]下柳 3勝3敗
▼本塁打
(日)
(神)


 猛虎に激震! 今岡の名前がスコアボードから消えた。先発を外れたは左肩故障の影響を受けた2003年秋以来。岡田監督は打撃不振を理由に決断を下した。今後も復調が見られるまでは相手投手に応じた起用を示唆。昨季、球団記録の147打点を打ち立てた天才打者が不動の座を失った。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 13 2 ―
2中日 22 13 1 1.5
3阪神 21 15 1 1.5
4ヤクルト 19 19 0 3.0
5広島 16 20 2 2.0
6横浜 11 26 2 5.5
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■ 虎投は大丈夫!
 16連戦も虎の投手陣には問題なし! 今日の試合が降雨中止となり、6月の試合日程が過密になる可能性が出てきた。10日のロッテ戦とこの日で中止は2度目。6月19日からの交流戦予備日4日間ですべてを消化する必要があるため、今後、あと2試合中止が増えると同10日の西武戦から25日のヤクルト戦まで最大16連戦となる。

 岡田監督の表情も暗い。「金曜も、土曜も天気が悪いみたいやな。あの間に終わらせなきゃダブルヘッダーもせなアカンようになる」。とはいえ、層の厚い虎投の前では、それもハンディにはならない。下柳、井川、江草、福原、オクスプリングに加え、明日1軍合流する杉山、さらに急性へんとう炎で登録抹消中の安藤も最短10日で復帰できる見込み。過密日程となれば、7人ローテも現実味を帯びる。

 久保投手コーチは「激戦になるねえ。安藤も今日の中止で気持ち的に楽になったと思うけど、帰ってきたら場所がないかもしれない。オクスプリングもここ2試合、ゲームをつくっているから」。余りある戦力という嬉しい悩み。これなら16連戦もどんと来いだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 25 12 2 ―
2中日 21 13 1 2.5
3阪神 21 14 1 0.5
4ヤクルト 18 19 0 4.0
5広島 15 20 2 2.0
6横浜 11 25 2 4.5
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■ あんたはエライ!
05/16 倉敷
◆対日ハム1回戦
[阪神1勝0敗0分]
日000 200 000 000 =2
神000 020 000 001x=3
[勝]久保田3勝2敗7S
[敗]岡島 2敗1S
▼本塁打
(日)小笠原5号
(神)


 猛虎の最強助っ人がドロー寸前のチームを救った。延長12回2死満塁から三塁線を破るサヨナラ打。5回の同点適時打を含め全打点をたたき出したシーツにとって、阪神2年目で初めてサヨナラ劇の主役となった。負け越したソフトバンク戦のイヤな空気も一掃。さあ!明日から甲子園で貯金シリーズにするでぇ。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 24 12 2 ―
2中日 20 13 1 2.5
3阪神 21 14 1 0.0
4ヤクルト 17 19 0 4.5
5広島 15 20 2 1.5
6横浜 11 24 2 4.0
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■ まだ怒り収まらん!
 1日の時間がたっても場所が岡山へ移っても岡田監督の怒りは静まらない。金本が先のソフトバンク3連戦で受けた執ような内角攻め。その1球1球を思い起こしながら再び口調を荒らげた。

 「カネ(金本)じゃなかったらみんな(体)に当たっとる。去年(ソフトバンク・三瀬)は頭に当てとるんやで。(本人が抗議して)退場になって(連続フルイニング出場の)記録が止まったらアホらしい。こっちが代わりに言うたらんと」

 激情に拍車をかけるのが新聞などで伝わる敵陣の反応だ。「(杉内は)“ボクはコントロールがいい”って。そこを狙っとると言うてるようなもんや。当てんかったら頭部付近へいってもいいというもんちゃう。審判も警告すればいい」。遺恨勃発もいとわない強硬発言の数々…。選手を守ることを務めとして指揮官は声を大にしていた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 12 2 ―
2中日 19 13 1 2.5
3阪神 20 14 1 0.0
4ヤクルト 16 19 0 4.5
5広島 14 20 2 1.5
6横浜 11 23 2 3.0
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■ ブチ切れ!
05/14 ヤフードーム
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神000 011 100=3
ソ000 510 01X=7
[勝]杉内 6勝1敗
[敗]江草 3勝2敗
▼本塁打
(神)浅井2号
(ソ)松田3号・ズレータ10号


 順調だった阪神の貯金ロードが王ソフトバンクに止められた。中盤以降の追い上げも及ばず、5カード連続勝ち越しでストップ。試合後の岡田監督は、金本への連日の厳しい内角攻めに「ヒドい。意味分からん」と怒りをあらわにした。決定的となった鷹との遺恨。6月2日からの甲子園3連戦でのリベンジを誓って、猛虎が福岡を後にした。

 岡田監督(内角攻めに)「金本への攻め?ヒドい。ヒドいですなあ。(球審の)真鍋がキャッチャーに怒ってたらしいで。「いい加減にしとけ」って。珍しいやろ。審判がなあ。カネ(金本)は連続試合出場があるから文句言わんとガマンしてる部分があるけどな。内角攻めが必要言うても、見とる者が一番分かるやろ。そこまでいくか、という感じやね。すごいね。意味が分からんわ。また、甲子園があるからな」

■セ・リーグ順位表
[2006/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 12 2 ―
2中日 19 13 1 2.5
3阪神 20 14 1 0.0
4ヤクルト 16 19 0 4.5
5広島 14 20 2 1.5
6横浜 11 23 2 3.0
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■ 気迫の鷹狩り!
05/13 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 200 030=5
ソ000 001 002=3
[勝]安藤 3勝2敗
[敗]寺原 2勝3敗
▼本塁打
(神)
(ソ)大村3号


 鉄人ボディー全開だ。金本が右手薬指負傷後、初となる3安打をマーク。守備でタッチアップを阻止する二塁送球を披露すれば、走塁でも4回、今岡の中犠飛で三塁から本塁へ猛スライディングを見せた。ソフトバンク戦は昨年の交流戦から8試合で30打数15安打の打率5割。アニキ〜、得意の鷹狩りを今日も頼みます。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 11 2 ―
2阪神 20 13 1 2.5
3中日 18 13 1 1.0
4ヤクルト 15 19 0 4.5
5広島 14 19 2 0.5
6横浜 10 23 2 4.0
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■ 井川また背信…
05/12 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神100 000 000=1
ソ000 332 00X=8
[勝]斉藤 4勝2敗
[敗]井川 3勝3敗
▼本塁打
(神)
(ソ)松中8号


 一体どないしたんや? そんなブーイングが、またもマウンドの井川に投げつけられた。序盤に完封を予感させる投球を見せつけながら、中盤、一気に崩れて6回8失点の背信投球。岡田監督も「あそこ(4回先頭の川崎)を抑えたら楽になるのに。それぐらい分かってると思うけどな」と、不甲斐ないエースにおかんむりだった。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 10 2 ―
2阪神 19 13 1 3.5
3中日 17 13 1 1.0
4広島 14 18 2 4.0
5ヤクルト 14 19 0 0.5
6横浜 10 22 2 3.5
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■ ロッテ連破や!
05/11 甲子園
◆対ロッテ2回戦
[阪神2勝0敗0分]
ロ000 001 002=3
神013 001 00X=5
[勝]下柳 3勝2敗
[敗]久保 2勝3敗
▼本塁打
(ロ)
(神)


 宿敵ロッテに連勝だ。今や不動の7番となった鳥谷が2回に先制打を放てば、6回には右前へダメ押しとなる適時打を放った。「勝てて良かったけど、まだ千葉で試合もある。全部勝ちたい」。昨年、日本シリーズでの悔しさをパワーに変えた若虎の活躍で、貯金は今季最多の「7」。交流戦で見事な好スタートを切った猛虎は、明日からのソフトバンク戦でも3連勝を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 23 9 2 ―
2阪神 19 12 1 3.5
3中日 17 12 1 1.0
4広島 14 17 2 4.0
5ヤクルト 14 18 0 0.5
6横浜 10 21 2 3.5
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■ 仰天プラン!
 巨人追撃へ秘策! 岡田監督が今季初めてDHを使ってオーダーを組む12日のソフトバンク戦で桧山を2番に置くプランを温めていることが分かった。交流戦のパ主催試合では野手9人のメリットをフル活用。左投手先発ならスペンサーが1番に入る可能性も浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 9 2 ―
2中日 17 11 1 3.5
3阪神 18 12 1 0.0
4広島 13 17 2 5.0
5ヤクルト 13 18 0 0.5
6横浜 10 20 2 2.5
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■ ロッテ撃ち!
05/09 甲子園
◆対ロッテ1回戦
[阪神1勝0敗0分]
ロ000 001 100=2
神101 110 03X=7
[勝]オクスプリ2勝
[敗]バーン2勝3敗
▼本塁打
(ロ)
(神)シーツ8号・今岡5号


 やっぱり、頼りになりますわ。今岡が交流戦開幕戦となったロッテ戦で5号ソロを含む3安打2打点の大暴れ。チームは今季最多の貯金6で、2位に浮上した。打率2割台前半と低迷しながら、ここ一番での勝負強さはさすが。復活した背番号7のバットが、昨年の日本シリーズの屈辱を晴らします!

■セ・リーグ順位表
[2006/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 22 9 2 ―
2阪神 18 12 1 3.5
3中日 16 11 1 0.5
4広島 12 17 2 5.0
5ヤクルト 12 18 0 0.5
6横浜 9 20 2 2.5
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■ DHある
 岡田阪神に明日、開幕する交流戦での秘策が浮上した。岡田監督は負傷した右手薬指の痛みが癒えない金本について「DHも考えている」と発言。既に本人にも打診済みで、DHが使えるパ・リーグ主催試合では世界一の皆勤マンを守備につかせず、“休養”を与える可能性が出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 21 9 2 ―
2中日 16 10 1 3.0
3阪神 17 12 1 0.5
4広島 12 16 2 4.5
5ヤクルト 11 18 0 1.5
6横浜 8 20 2 2.5
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■ クルーン打ち!
05/07 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神8勝1敗0分]
神000 100 101=3
横000 110 000=2
[勝]藤川 1勝
[S]久保田2勝2敗7S
[敗]クルーン 2敗4S
▼本塁打
(神)浅井1号・桧山1号
(横)


 交流戦開幕へこれ以上ない景気づけだ。雨中の戦いとなった横浜戦は2−2で迎えた9回、選手会長・赤星が日本球界最速男・クルーンから右中間に決勝二塁打を放って接戦にケリ。貯金を再び「5」として節目の30試合を終えた。9日からは昨年の日本シリーズで屈辱を味わわされたロッテ戦。宿敵を迎え撃つ本拠・甲子園から連覇に向けた進撃は加速する。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 21 9 2 ―
2中日 16 10 1 3.0
3阪神 17 12 1 0.5
4広島 12 16 2 4.5
5ヤクルト 11 18 0 1.5
6横浜 8 20 2 2.5
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■ BY戦7連勝で止まる…
05/06 横浜
◆対横浜8回戦
[阪神7勝1敗0分]
神100 000 000=1
横200 010 01X=4
[勝]土肥 2勝3敗
[S]クルーン 1敗4S
[敗]安藤 2勝2敗
▼本塁打
(神)
(横)


 11残塁と決め手を欠いて、チーム記録だった横浜戦の開幕連勝が7で止まった。「1本出てたら全然違う展開になってたな」と岡田監督。6回1死満塁で代打・桧山と赤星が凡退するなど、22安打13点をマークした前日5日のようなつながりを再現できなかった。

 “打ち疲れ”の克服が課題になってきた。2ケタ得点を挙げた5試合の翌日は、これで1勝3敗1分けだ。指揮官は言う。「ああいうゲーム展開の後やしな。初回に1点取れて、いけると思ったけどな…」。前日は最大10点リードを最後には2点差まで迫られただけに、勝って再び好調の波に乗りたいところだった。

 8回は先頭・佐伯を抑えるためだけに能見を投入した。今季初で、就任以来でも珍しいワンポイント起用で勝利への執念を見せたが、横浜の継投に追撃を封じられた。明日は交流戦前の最終戦。岡田監督は「あと1試合やから」と、必勝の意欲を示した。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 20 9 2 ―
2中日 16 9 1 2.0
3阪神 16 12 1 1.5
4広島 11 16 2 4.5
5ヤクルト 11 17 0 0.5
6横浜 8 19 2 2.5
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■ 矢野3連発!
05/05 横浜
◆対横浜7回戦
[阪神7勝0敗0分]
神044 302 000=13
横010 140 050=11
[勝]井川 3勝2敗
[S]久保田2勝2敗6S
[敗]ベバリン1敗
▼本塁打
(神)矢野4号、5号、6号
(横)吉村6号・村田10号


 最後にたっぷり冷や汗をかかされたけれど、猛虎打線の乱れ打ちが色あせることなど全くない。今季最多の22安打で大量13得点。前夜のヒーロー・矢野が自身初、阪神では85年6月15日大洋戦(甲子園)の木戸以来となる3打席連発を含む4安打7打点の大暴れだ。横浜戦は史上初となる開幕7連勝。首位・巨人とは2.5差と完全に視界に入ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 19 9 2 ―
2中日 15 9 1 2.0
3阪神 16 11 1 0.5
4広島 11 15 2 4.5
5ヤクルト 11 16 0 0.5
6横浜 7 19 2 3.5
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■ 矢野ミラクル打!
05/04 甲子園
◆対巨人6回戦
[阪神3勝3敗0分]
巨000 020 000 0 =2
神200 000 000 1x=3
[勝]久保田2勝2敗5S
[敗]福田 3勝1敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 伝統の一戦で劇的な幕切れだ。矢野が延長10回、2死二塁から三塁ベース直撃でバウンドが変わるサヨナラ打を放った。右手薬指ネンザで本来の力を出せない4番・金本の分をみんなでカバーしてのドラマチックフィナーレ。これで巨人は今季10カード目で初めて負け越し。猛虎が首位を快走する宿敵に“待った”をかけた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 19 8 2 ―
2中日 15 8 1 2.0
3阪神 15 11 1 1.5
4広島 10 15 2 4.5
5ヤクルト 10 16 0 0.5
6横浜 7 18 2 2.5
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■ ちょい疲れ!?
05/03 甲子園
◆対巨人5回戦
[阪神2勝3敗0分]
巨000 101 000=2
神000 000 000=0
[勝]工藤 3勝
[S]豊田 7S
[敗]下柳 2勝2敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 金本が…。今岡が…。頼みの4、5番コンビがブレーキとなって、今季2度目の完封負けを喫した。4、6、8回と得点圏で2人に打順が回ったが、快音は聞かれずじまい。今季初の甲子園での伝統の一戦は、これで1勝1敗の五分。首位・巨人に今季初のカード負け越しを食らわせるために、2人の復調が欠かせない。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 19 7 2 ―
2中日 14 8 1 3.0
3阪神 14 11 1 1.5
4ヤクルト 10 15 0 4.0
5広島 9 15 2 0.5
6横浜 7 17 2 2.0
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■ 劇的G倒弾!
05/02 甲子園
◆対巨人4回戦
[阪神2勝2敗0分]
巨000 040 000 =4
神000 103 001x=5
[勝]久保田1勝2敗5S
[敗]林  1敗
▼本塁打
(巨)
(神)シーツ7号・関本3号


 神風は猛虎の味方だった。関本がバックスクリーンへ飛び込む、自身初のサヨナラ打となる劇的弾。今季初のサヨナラ勝ちでTG3連戦の初戦をものにした。岡田監督も「一番起きると思ってなかったことが起きた」と目を丸くした3号ソロ。今季最多の貯金「4」とし、首位・巨人を3.5差にとらえた。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 18 7 2 ―
2中日 13 8 1 3.0
3阪神 14 10 1 0.5
4ヤクルト 10 14 0 4.0
5広島 8 15 2 1.5
6横浜 7 16 2 1.0
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■ 5月も頼むで!
 狙うは首位を快走する宿敵追撃だ。打撃好調の浜中が、明日からの巨人3連戦で3タテを誓った。

 「前回の東京ドームでは負け越しているんで、3連勝できるように頑張る。本塁打は別にして、何とかチームが勝てるように結果を出したい」

 今季、チームは2連敗スタートと開幕ダッシュに失敗しながらも、4月を終え貯金「3」を確保した。そんな中、不振を心配された打線を救ったのが浜中だった。今季7戦目となった4月8日の横浜戦からは「6番・右翼」でスタメンにも定着した。

 水を得た魚のように一気に本来の打撃が開花。4月最後の一戦となった4月30日のヤクルト戦では決勝犠飛で勝利に貢献した。4月の月間成績で打率.435、10本塁打はリーグ2冠。22打点はリーグ3位を誇った。申し分ない好成績に初の月間MVPも夢じゃない。

 「数字はまったく気にしていない。4月でシーズンは終わりじゃないからね。4月だけ成績が良くても、5月の成績が悪かったら意味がない。シーズンは始まったばかりですからね」

 連覇がかかる猛虎はリーグ3位で、明日からの巨人3連戦に臨む。5月の幕開けでの3タテを契機に首位奪回へ向けて再スタートを図る。そこで必要なのが若き主砲の存在。前回4月21日からの巨人3連戦では12打数7安打。打率.583をたたき出して3連敗を阻止している。

 「いい形で勝ちたい」

 セ・リーグ屈指のバットマンは宿敵を次なる標的に選んだ。4月だけでは終わらない。昨年まで眠り続けていた脅威の主砲のスタミナは十分にあり余っている。

■セ・リーグ順位表
[2006/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 18 6 2 ―
2中日 12 8 1 4.0
3阪神 13 10 1 0.5
4ヤクルト 9 14 0 4.0
5広島 8 14 2 0.5
6横浜 7 15 2 1.0
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■ G倒へ加速!
04/30 甲子園
◆対ヤクルト6回戦
[阪神3勝3敗0分]
ヤ000 010 000=1
神000 002 00X=2
[勝]江草 3勝1敗
[S]久保田2敗5S
[敗]藤井 1勝3敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 虎が勝ち方を思い出した。6回に逆転に成功すると、7回からは藤川−久保田のリレーでリードを死守。9回1死一塁では赤星がセンター前のライナーを好捕し、飛び出していた一塁走者も刺す併殺を決めた。ビッグプレーで接戦を締めくくり、今季5連敗中だった1点差ゲームに初勝利。首位・巨人を迎え撃つ週明けへ、グンと加速した。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 18 6 2 ―
2中日 12 8 1 4.0
3阪神 13 10 1 0.5
4ヤクルト 9 14 0 4.0
5広島 8 14 2 0.5
6横浜 7 15 2 1.0
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■ まさにラッキー7!
04/29 甲子園
◆対ヤクルト5回戦
[阪神2勝3敗0分]
ヤ000 000 300=3
神003 000 21X=6
[勝]金澤 3勝
[S]久保田2敗4S
[敗]五十嵐1敗1S
▼本塁打
(ヤ)青木1号
(神)シーツ6号・鳥谷2号


 文字通りの「ラッキーセブン」で、ゴールデンウイーク初戦をものにした。3四球で1死満塁とした7回。主砲・金本が最悪の投ゴロ併殺となっていたはずが、ヤクルト・高井が何と本塁悪送球のビッグプレゼント。この回無安打で決勝の2点を奪う。おいしい1勝で4月勝ち越し決め、巨人追撃へ再点火!

■セ・リーグ順位表
[2006/04/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 17 6 2 ―
2中日 12 7 1 3.0
3阪神 12 10 1 1.5
4ヤクルト 9 13 0 3.0
5広島 7 14 2 1.5
5横浜 7 14 2 0.0
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■ まさかの暗転…
04/28 甲子園
◆対ヤクルト4回戦
[阪神1勝3敗0分]
ヤ000 000 240=6
神002 000 000=2
[勝]高井 1勝
[敗]井川 2勝2敗
▼本塁打
(ヤ)ラロッカ5号
(神)


 12日ぶりに戻った甲子園は悔しい逆転負けだった。好調、井川を立てながら連勝ストップ。6回までほぼ完ぺきにヤクルト打線を封じ込める快投は、終盤にまさかの暗転が待っていた。7回に追いつかれ、8回に無念の被弾で途中降板…。それでも井川は言う。いい目標ができた―。雪辱への力強い言葉。今季のエースは敗れてなお、頼もしい。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 17 5 2 ―
2中日 11 7 1 4.0
3阪神 11 10 1 1.5
4ヤクルト 9 12 0 2.0
5広島 7 14 2 2.0
5横浜 7 14 2 0.0
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■ 横浜戦無傷の6連勝!
04/27 横浜
◆対横浜6回戦
[阪神6勝0敗0分]
神010 010 235=12
横400 010 000=5
[勝]金澤 2勝
[敗]木塚 1勝1敗
▼本塁打
(神)矢野2号、3号
(横)村田9号


 会心の逆転勝利で阪神の連勝が4へ伸びた。終わってみれば2ケタ得点を奪う大勝でも、終盤まで追いかける展開。猛虎の力が結集したのは8回だ。無死一、二塁の場面から岡田監督が耳打ちして送り出した今岡が四球を選び、浜中が同点打、鳥谷が決勝打で応えた。掲げる“つなぎ野球”を存分に見せつけて横浜戦は無傷の6連勝。巨人追撃へ猛虎が加速した。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 5 2 ―
2中日 11 6 1 3.0
3阪神 11 9 1 1.5
4ヤクルト 8 12 0 3.0
5広島 7 13 2 1.0
6横浜 6 14 2 1.0
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■ 鳥谷猛爆!
04/26 横浜
◆対横浜5回戦
[阪神5勝0敗0分]
神033 111 000=9
横210 001 100=5
[勝]下柳 2勝1敗
[敗]三浦 1勝2敗
▼本塁打
(神)鳥谷1号
(横)吉村3号・村田8号・内川1号


 サイクル安打はまた次の機会や。鳥谷が3回に決勝の今季1号3ランを右翼席にたたきこんだ。2回に右翼線二塁打、5回には三塁線を破る三塁打を放ち、あと単打が出ればサイクル安打達成だったが、残る2打席はニゴロ、遊ゴロに倒れた。しかし、虎のプリンスの3長打で横浜・三浦を完全KO。3連勝でチームに再び貯金1をもたらした。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 4 2 ―
2中日 11 5 1 3.0
3阪神 10 9 1 2.5
4ヤクルト 7 12 0 3.0
5横浜 6 13 2 1.0
5広島 6 13 2 0.0
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■ 10号一番乗り!
04/25 静岡
◆対横浜4回戦
[阪神4勝0敗0分]
神006 012 010=10
横000 110 000=2
[勝]オクスプリ1勝
[敗]門倉 3敗
▼本塁打
(神)浜中9号、10号・矢野1号
(横)種田1号


 静岡に“浜風”が吹いた。浜中が3回に9号3ラン、8回に10号ソロを、それぞれバックスクリーンに叩き込む大暴れを演じた。「ホームランの数は出来過ぎですけどね」。阪神の選手が両リーグ最速の2けた到達を果たすのは1990年の岡田監督以来。チームも連勝で勝率5割に戻し、連覇&キングへ向かって背番号5が突っ走る。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 16 4 1 ―
2中日 10 5 1 3.5
3阪神 9 9 1 2.5
4ヤクルト 7 11 0 2.0
5横浜 6 12 2 1.0
6広島 6 13 1 0.5
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■ 爆発宣言!
 静岡はアニキにお任せだ! 明日の横浜戦を前に、金本が大爆発を予告した。現在12試合アーチなし。「たまっとるからな」と不敵な笑みで“一発”を宣言した。先発が予想される横浜・門倉は同じ東北福祉大出身。かわいい後輩イジメは本意でなくても、アニキの願いはただひとつ。虎党のため、優勝のため、明日も打つでえ。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 4 1 ―
2中日 9 5 1 3.5
3阪神 8 9 1 2.5
4ヤクルト 7 10 0 1.0
5横浜 6 11 2 1.0
6広島 6 12 1 0.5
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■ 今季初のG倒!
04/23 東京ドーム
◆対巨人3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神301 000 020=6
巨000 200 000=2
[勝]江草 2勝1敗
[敗]グローバ2勝1敗
▼本塁打
(神)今岡4号
(巨)


 悩める主砲のひと振りが、連敗を5で止めた。今岡が初回、11試合ぶりとなる先制の3ラン。首位・巨人にガツンとKOパンチを見舞い、8日ぶりの白星をチームにもたらした。背番号7の復活に、もう一人の大砲・金本も3安打の大暴れ。借金1に戻した猛虎がクリーンアップの復調を合図に、さあ逆襲開始や。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 4 1 ―
2中日 9 5 1 3.5
3阪神 8 9 1 2.5
4ヤクルト 7 10 0 1.0
5横浜 6 11 2 1.0
6広島 6 12 1 0.5
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■ 元気出さんかい!
04/22 東京ドーム
◆対巨人2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 100 000=1
巨105 000 00X=6
[勝]内海 3勝
[敗]安藤 2勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)矢野3号


 しっかりせんかい。今季、阪神のゲームを初観戦した星野SDが5連敗で借金2の現状を「今は有事や」と位置づけた。その上で浮上のきっかけとなる3つの緊急提言。元気、行動、気持ち、そして金本と今岡への猛ゲキ…。猛虎連覇の可能性は星野SDの言葉の中に隠されている。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 15 3 1 ―
2中日 9 4 1 3.5
3阪神 7 9 1 3.5
3ヤクルト 7 9 0 0.0
5横浜 5 11 2 2.0
6広島 5 12 1 0.5
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■ 野球にならんで!
04/21 東京ドーム
◆対巨人1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 000 010 01 =2
巨000 001 000 02x=3
[勝]福田 3勝
[敗]久保田2敗3S
▼本塁打
(神)
(巨)李5号


 ブチ切れだ。今季初の伝統の一戦。首位・巨人と熱闘を演じ、延長11回にいったんは勝ち越した。その裏に待っていたのは李スンヨプの逆転サヨナラ2ラン。4連敗、借金1―。岡田監督は、悲劇の一打を浴びる直前の「ボール」の判定にキレた。試合後、球審の井野修セ・リーグ審判部長に「野球にならんで」と怒りの直接抗議を行った。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 14 3 1 ―
2中日 8 4 1 3.5
3阪神 7 8 1 2.5
3ヤクルト 7 8 0 0.0
5広島 5 11 1 2.5
6横浜 4 11 2 0.5
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■ 休んでられん!
 19日の中日戦で右手親指打撲のため途中退場した矢野が、明日からの巨人戦でのスタメン出場を誓った。「痛みは大丈夫。出るつもりだよ」。チームは3連敗中で、勝率5割に逆戻り。貯金10と独走する原巨人を止めるためにも、虎の正妻がマスクをかぶる。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 3 1 ―
2中日 8 4 1 3.0
3阪神 7 7 1 2.0
4ヤクルト 6 8 0 1.0
5広島 5 11 1 2.0
6横浜 4 10 2 0.0
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■ 3連敗5割逆戻り…
04/19 ナゴヤドーム
◆対中日4回戦
[阪神0勝4敗0分]
神000 021 000 00 =3
中000 120 000 01x=4
[勝]平井 1勝
[敗]久保田1敗1S
▼本塁打
(神)浜中8号
(中)


 最後は3イニング目に突入した久保田が打たれてのサヨナラ負け。今季中日戦勝ちなしの4敗となった阪神はとうとう5割に逆戻り。「みんながパッと打てばな」と指揮官は気分一新を訴え、21日からの首位・巨人戦での出直しを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 3 1 ―
2中日 8 4 1 3.0
3阪神 7 7 1 2.0
4ヤクルト 6 8 0 1.0
5広島 5 10 1 1.5
6横浜 3 10 2 1.0
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■ 竜に開幕3連敗…
04/18 ナゴヤドーム
◆対中日3回戦
[阪神0勝3敗0分]
神000 000 000=0
中100 002 00X=3
[勝]中田 1勝
[S]岩瀬 1敗5S
[敗]下柳 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)ウッズ3号


 ベンチ裏の食堂での会見を終えて、バスへ向かって歩きだそうとした時だった。岡田監督が、言い足りなかったことを付け加えた。「あしたは絶対、先に点を取らなアカンな。ゼロじゃ絶対に勝てん!」。声のトーンは低い。だが、顔には笑みがあった。リベンジへの意思表示だった。

 完封。文字通り、完全に封じ込まれた。昨季0勝3敗と苦手にした中日・中田。中継ぎで2回1/3を無失点に抑えられた12日の前回対戦に続いて、猛虎は手も足も出なかった。三塁を踏んだのは7回だけ。2死一、三塁と攻め込んだが、矢野がフルカウントからボール球のスライダーを振らされて三振に倒れた。

 「中田は去年から打ってないからな。苦手というのは、そんなにつくったらアカンな…」

 8回で9三振を奪われたが、キーは追い込まれるまでの段階にあった。「ストレートをとらえきれんで、ファウルになった」と指揮官。7本塁打のキング・浜中も無安打に終わり「中田?キレがありました」と脱帽した。正田打撃コーチは「対策を練らんと」とつぶやくしかなかった。

 反省多き1敗。だが、すぐに気持ちを明日へと切り替える猛虎の姿があった。岡田監督の口から飛び出したゲキは、まさにその象徴。貯金をすべて使い切ったわけではない。首位・巨人とのゲーム差は今季最大の5.0となったが、4月末の時点で5ゲーム差をつけられながら逆転優勝したケースがセ・リーグ過去20年で4度ある。“実績”がある以上、恐れる必要はどこにもない。

 試合前、今季初めて訪れたナゴヤドームの新しい人工芝を入念にチェックする指揮官の姿があった。長いシーズンを戦うための布石。黒星の悔しさは、川上撃ちですぐに晴らす。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 13 2 1 ―
2中日 7 4 1 4.0
3阪神 7 6 1 1.0
4ヤクルト 5 8 0 2.0
5広島 5 9 1 0.5
6横浜 2 10 2 2.0
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■ KFK!
 名付けて“KFK”だ。明日から中日、好調・巨人との5試合を控える岡田阪神。不振が続く能見に加えて、金沢が「06年版勝利の方程式」に名を連ねることになった。

 右ヒジ手術から復活した右腕に、白羽の矢が立てられた。藤川、久保田へとつなぐ猛虎の必勝パターン。戦列を離れるウィリアムスの代役として新たに指名されたのが、金沢だった。

 「勝ってる場面でも行くよ。球種も多いし、経験もある。ジェフの代わりが左でないといけないということはないから」

 中西投手コーチが、打倒D、Gプランを明かした。金沢はここまで2試合に投げ、3イニングで1安打無失点。これまではいずれも同点の場面での登板だったものの、9日の横浜戦では2年ぶりの勝利も手に入れた。

 当面は展開に応じて能見との併用となるが、岡田監督をはじめ首脳陣の期待は大。既に3敗を喫している能見が復調すれば、強力なリリーフ4本柱にもなりうる。

 その一方で、岡田監督は先発陣にハッパを掛けた。「(リリーフで)誰が投げるかは試合が始まらないと分からん。まずは先発やろ」。前日まで13試合を消化し、先発陣の防御率は2.55。このペースを維持できれば、自ずと貯金は増えていくというわけだ。

 金沢は「場所は関係ない。一試合一試合結果を残していくだけですよ。でも気合が入る場面で使ってもらえるのは嬉しいです」と目を輝かせた。中日、巨人との5試合で問われる4月戦線の成否。苦難を乗り越えてきた背番号20が、チームにカツを入れる。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 12 2 1 ―
2中日 6 4 1 4.0
3阪神 7 5 1 0.0
4ヤクルト 5 7 0 2.0
5広島 4 9 1 1.5
6横浜 2 9 2 1.0
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■ 驚異の量産態勢!
04/16 甲子園
◆対広島5回戦
[阪神3勝1敗1分]
広000 000 002=2
神010 000 000=1
[勝]黒田 1勝1敗
[S]ベイル4S
[敗]江草 1勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)浜中7号


 浜中が2回、左翼席へ2試合連続となる7号ソロ。開幕13試合で7発は、何と年間79発ペース。2001年にシーズン世界記録の73本を放ったボンズをも上回る。4.85打席に1本の割合は、ボンズの9.09打席を圧倒。痛い逆転負けこそ喫したが、猛虎には絶好調の浜ちゃんがいる。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 12 2 1 ―
2中日 6 4 1 4.0
3阪神 7 5 1 0.0
4ヤクルト 5 7 0 2.0
5広島 4 9 1 1.5
6横浜 2 9 2 1.0
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■ 爆発!古巣キラー!
04/15 甲子園
◆対広島4回戦
[阪神3勝0敗1分]
広010 100 100=3
神011 021 01X=6
[勝]安藤 2勝
[S]久保田3S
[敗]佐々岡1勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)浜中6号・シーツ5号


 同じ手は食わないぞ。前夜のゲームで広島に引導を渡したシーツがこの日も爆発。2−2で迎えた5回2死二塁、カウント2ー3。広島先発・佐々岡のカーブをとらえ、左翼席への決勝2ランだ。逆風もなんのその。これで浜中に次ぐ5号だ。

 「第1打席はカーブでやられていたから。追い込まれて次もくるかなと思っていたらやっぱりきたんだ」

 昨季、幾度も目撃した外の落ちる球での大きな空振り。初回、1死二塁でも佐々岡のカーブで三振を喫していた。しかし、今年のシーツは違う。この日を含め開幕してから12試合で安打を放っていないのはわずか1試合だけ。打撃好調の理由を正田打撃コーチはこう話した。「彼の攻め方はインハイと外の低め。今はインハイに手を出さなくなっている」。苦手のコースを一つ消去することで外のボールにも対応できているのだ。

 これで今シーズンの広島戦は19打数11安打。振ればヒットの打ち出の小づち状態だ。さらに運も味方に付けている。3回の2死二塁では、初球に手を出してしまい凡打に。悔しがってバットを叩きつけたとたん、ボールは遊撃手の前で大きくイレギュラーしてタイムリーになるから恐ろしい。

 「あれはラッキーだったね」

 “ミラクルヒット”を足がかりに猛打賞。当分、恐怖の3番の勢いは収まりそうにない。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 11 2 1 ―
2中日 6 3 1 3.0
3阪神 7 4 1 0.0
4ヤクルト 4 7 0 3.0
5広島 3 9 1 1.5
6横浜 2 8 2 0.0
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■ お見事1000K締め!
04/14 甲子園
◆対広島3回戦
[阪神2勝0敗1分]
広000 000 000=0
神300 301 00X=7
[勝]井川 2勝1敗
[敗]大島 2敗
▼本塁打
(広)
(神)シーツ4号


 井川が2勝目を今季初完封で飾った。最後はスライダーで梵を空振り三振に仕留め、通算1000奪三振を達成。中日に連敗していた嫌な流れを、三塁を踏ませぬ快投で食い止めた。04年9月8日以来のお立ち台に、甲子園の虎党は総立ちでお出迎え。今年のエースは、やってくれまっせ!

■セ・リーグ順位表
[2006/04/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 10 2 1 ―
2中日 6 3 1 2.5
3阪神 6 4 1 0.5
4ヤクルト 4 7 0 2.5
5広島 3 8 1 1.0
6横浜 2 7 2 0.0
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■ 怖がるな!
04/13 甲子園
◆対中日2回戦
[阪神0勝2敗0分]
中000 302 013=9
神000 500 000=5
[勝]川上 2勝
[敗]能見 3敗
▼本塁打
(中)福留4号、5号・アレックス4号
(神)


 能見よ、目を覚ませ! 阪神が昨年は2度しか経験しなかった2試合連続逆転負けを、開幕10試合で早くも喫した。新たなリリーフトリオ「NFK」の一角を担う能見が前夜に続き、8回に勝ち越しを許して敗戦投手。岡田監督は「怖がってたら146試合も投げられへんぞ!」と、期待の左腕に猛ゲキを飛ばした。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 10 2 0 ―
2中日 6 3 1 2.5
3阪神 5 4 1 1.0
4ヤクルト 4 7 0 2.0
5広島 3 7 1 0.5
6横浜 2 7 1 0.5


[観]編集長0勝1敗
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■ まさかの逆転負け…
04/12 甲子園
◆対中日1回戦
[阪神0勝1敗0分]
中000 004 111=7
神113 000 000=5
[勝]石井 1勝
[S]岩瀬 1敗4S
[敗]能見 2敗
▼本塁打
(中)アレックス2号、3号・福留3号
(神)シーツ3号


 Fが、Nが…。虎党が待ち望んだ甲子園開幕の最終章に、思わぬ結末が待ち受けていた。序盤に5点をリードしながら、藤川、そして能見が相次いで炎上。鉄壁を誇った阪神の必勝リレーが崩壊し、痛恨の逆転負けを喫した。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 9 2 0 ―
2阪神 5 3 1 2.5
2中日 5 3 1 0.0
4ヤクルト 4 6 0 2.0
5広島 3 6 1 0.5
6横浜 1 7 1 1.5
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■ スペンサー昇格!
 雨で中止が憎たらしい! この日、出場選手登録されたスペンサーが“復帰戦”が行われず、舌打ちした。沖縄キャンプ中に右足首ねんざ。開幕を2軍で迎えた屈辱を一気に爆発させようと思っていた。

 「戻ってこられて嬉しいよ。もう全力で走れるし、甲子園開幕でファンに会えるのが楽しみだったんだ。中日戦?相手は関係ないよ」

 右翼を争う同じ右の浜中が好調なため、まずは右の代打の期待がかかる。岡田監督も「浜中と関本をスタメンで使えば右の代打が手薄になるから」と片岡との入れ替えを断行した経緯を説明。明日の先発が予想される山本昌を打ちあぐねる展開になれば、昨年12打数5安打、.417の数字を残すS砲の出番だ。

 「代打の難しさは知っている。ストッパーなら岩瀬やクルーンなどいい投手との対戦が多くなるだろうね。ベストを尽くすよ」

 開幕からの8試合はすべてテレビの中継を見てきた。ベンチにいなくても、共に戦ってきた自負はある。それは連覇を達成したいという強い思いからに他ならない。

 「浜中や桧山との競争?レギュラー獲りがどうこうよりも、今はとにかくチームに貢献したいんだ」

 全身に猛虎魂をまとう2年目助っ人が試合を決める、そしてチームを救う一打を放つ。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 8 2 0 ―
2阪神 5 2 1 1.5
3中日 4 3 1 1.0
4広島 3 5 1 1.5
5ヤクルト 3 6 0 0.5
6横浜 1 6 1 1.0
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■ 恐怖の6番!
 乗ってるキングは使わにゃ損だ。岡田監督はリーグ単独トップの5本塁打と絶好調の浜中を、右投手の先発でもスタメン起用する考えを明かした。

 「今の状態やったらいけるやろ。当然、今年一番いい状態やから」

 オープン戦の不調で開幕スタメンは桧山に明け渡したが、初先発した5日の広島戦から大爆発。打率5割、7安打のうちアーチ5本を含む6長打と手が付けられない状態だ。ここまでは桧山と併用で、スタメンは対左腕に限られたが、いよいよレギュラー奪取モードに入った。

 「打線の流れ的に、よく打ってる者を優先せんと」と指揮官は言う。浜中がスタメン出場した試合は3戦3勝で総得点25。開幕ダッシュ継続へ欠かせないキーマンとなってきた。明日からの中日戦では初戦に中田、3戦目に川上と右腕2人が出てくる見通し。桧山も昨季はこの2人からそれぞれ4割以上の打率を残しているが、浜中の今の爆発力をベンチで温存しておく手はない。

 「打撃練習でも今まで(の不調時)とは違います」と手応えを語るスラッガー。恐怖の6番が右腕も難なく砕く。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 7 2 0 ―
2阪神 5 2 1 1.0
3中日 4 3 1 1.0
4広島 3 4 1 1.0
5ヤクルト 3 6 0 1.0
6横浜 1 6 1 1.0
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■ 金本世界新!
04/09 大阪ドーム
◆対横浜3回戦
[阪神3勝0敗0分]
横010 400 000=5
神104 001 04X=10
[勝]金沢 1勝
[敗]吉見 1敗
▼本塁打
(横)
(神)濱中4号、5号


 阪神ファンは幸せだ。世界一の“アニキ”を持ったから―。金本も幸せを感じていた。世界一の声援に―。金本が連続フルイニング出場904試合の世界新記録を打ち立てた。前人未到の快挙を成し遂げた記念日の4・9。金本は誓う。これからも全身全霊で戦うと。不屈の主砲はこれからもグラウンドに立ち続ける。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 7 2 0 ―
2阪神 5 2 1 1.0
3中日 4 3 1 1.0
4広島 3 4 1 1.0
5ヤクルト 3 6 0 1.0
6横浜 1 6 1 1.0
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■ 祝!世界タイ記録!
04/08 大阪ドーム
◆対横浜2回戦
[阪神2勝0敗0分]
横010 000 001=2
神030 100 02X=5
[勝]安藤 1勝
[S]久保田2S
[敗]土肥 1勝1敗
▼本塁打
(横)
(神)今岡2号、3号・濱中3号


 連続試合フルイニング出場を続ける金本が元オリオールズ、カル・リプケン氏の持つ世界記録903試合に並んだ。2回には逆転劇の口火を切る中前打で記念勝利にも貢献。さあ明日、猛虎から世界の鉄人が生まれる。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 6 2 0 ―
2阪神 4 2 1 1.0
2中日 4 2 1 0.0
4ヤクルト 3 5 0 2.0
5広島 2 4 1 0.0
6横浜 1 5 1 1.0
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■ 前祝いや!
04/07 大阪ドーム
◆対横浜1回戦
[阪神1勝0敗0分]
横000 000 200=2
神000 100 04X=5
[勝]井川 1勝1敗
[S]久保田1S
[敗]川村 1敗
▼本塁打
(横)
(神)金本3号


 鉄人記念日の前夜祭。晴れ舞台の予行演習は圧巻だった。4回、0−0の均衡を破る一撃は大歓声とともに右翼席へ。本拠地開幕の祝砲は2試合ぶりの3号ソロ。三浦の内角高め140キロ直球を金本が打ち砕いた。

 「こすった当たり。あまりいいスイングじゃないよ。大阪ドームは飛ぶんよ。甲子園なら浜風でどうなっとるか…」

 5階席まで届いたアーチを「こすった」と表現されては、昨季のリーグ防御率No1右腕も立つ瀬がない。93年9月4日の北九州。代打でのプロ初本塁打を皮切りに、チームが過去31の白星を献上している天敵・三浦からはこれで通算11本目の本塁打だ。通算の対戦打率も.358と、むしろカモにしている印象すらある。

 逆転した8回には、2死一、三塁から右翼線を襲う適時二塁打で突き放した。元来スロースターターな主砲がこれほどの打棒では、まともな勝負は望めない。最近2試合で3敬遠も当然か。

 守っても魅せた。7回1死一、二塁。種田の左前打を矢野へダイレクト送球で返し、二塁走者、佐伯の本塁生還を阻止した。「ちょっと逸れたけどな」。決して万全ではない右肩も試合になれば躊躇なく全力で振る。打撃の力だけでは到底なし得ない、フルイニング出場の神髄を見せ付けた。

 代打で同点打した林、決勝打の藤本と、可愛い後輩たちの活躍で士気は最高潮。明日は世界タイ記録、そして明後日に世界新記録を迎える。

 「知っとるよ(笑) まあ、勝ちゲームでな」

 個人契約を結ぶファイテン社贈呈の特製チタン入りスーツ3着がこの日に到着するなど、高まる祝賀ムード。カウントダウンはついに「2」まで来た。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 1 1 ―
2巨人 5 2 0 0.0
3阪神 3 2 1 1.0
4ヤクルト 3 4 0 1.0
5横浜 1 4 1 1.0
5広島 1 4 1 0.0
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■ 豪腕デビュー!
04/06 倉敷
◆対広島2回戦
[阪神1勝0敗1分]
神101 000 000 000=2
広000 000 020 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(広)


 延長12回ドローの中でも大収穫だ。新外国人・オクスプリングが初登板初先発で赤ヘル打線を7回4安打無失点に抑えた。降板後 に同点とされ、チームでは2004年のホッジス以来となる来日初先発初勝利は逃したものの、変幻自在なピッチングを岡田監督も称賛。“第6の男”どころか先発フル回転いけるで!

■セ・リーグ順位表
[2006/04/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 5 1 0 ―
2中日 3 1 1 1.0
3阪神 2 2 1 1.0
4ヤクルト 2 4 0 1.0
5横浜 1 3 1 0.0
5広島 1 3 1 0.0
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■ 周りのおかげ!
04/05 広島
◆対広島1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神411 101 200=10
広000 000 001=1
[勝]下柳 1勝
[敗]大島 1敗
▼本塁打
(神)濱中1号、2号・金本2号・関本2号
(広)


 このときばかりは、最高の笑顔がはじけた。帰りのバスが待機する左翼席横の通路。先発・下柳が姿を見せると、中西投手コーチらから一斉に拍手がわき起こった。「ありがとうございます」。深々と頭を下げた背番号42。自分を支えてくれているスタッフからの祝福が、何よりもうれしかった。

 「チームメート、友人、知人、そして強い体に生んでくれた両親、皆さんに感謝しています。周りの人の支えがあって、できたことだから」
 今季初登板が、節目の一戦となった。初回に味方打線から4点の援護を受けると、スイスイと「0」を並べていった。2回無死一、二塁のピンチも、6番・梵以下を3人でピシャリ。5回1死一、二塁も注文通りに、緒方をシュートで遊併殺打に打ち取った。この瞬間、史上77人目となる500試合登板を達成。阪神では、1995年の久保康生氏(現投手コーチ)以来となる大台到達だった。

 90年のドラフト4位で、新日鉄君津からダイエーへ入団。日本ハム、阪神と渡り、今季でプロ16年目を迎えた。酸いも甘いも知り尽くした左腕にとって、最も印象に残る試合がある。それはダイエーに在籍していた95年6月13日の日本ハム戦だった。

 「もうダメだと思ったことがあったからな。投げられたときは本当にうれしかったよ」

 その年の4月に交通事故を起こし、約1カ月間入院。ベッドの上では大好きな野球を奪われるかもしれない、という恐怖と闘った。「ああ、オレはもう一度、野球ができるんだな」。復帰戦となった東京ドームのマウンドから見た風景は、生涯忘れがたいものとなった。

 6回を投げ、3安打無失点でお役御免。「普通の試合と同じです」。雨天中止によるスライド登板も、全く影響を感じさせなかった。15勝を挙げ、史上最年長最多勝を獲得した昨年も、初先発初勝利はここ広島だった。

 「いろいろ直すところはあるけどね」

 記念すべき区切りの日も、あくまでも通過点。飽くなき向上心もまた、タフネス左腕を支えている。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 4 1 0 ―
2中日 2 1 1 1.0
3阪神 2 2 0 0.5
4ヤクルト 2 3 0 0.5
5横浜 1 2 1 0.0
6広島 1 3 0 0.5
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■ 仕切り直し!
 さあ、仕切り直しだ。雨天中止となった広島戦で先発予定だった昨年の最多勝左腕・下柳が、明日スライド登板する。

 カードの頭は、やはりこの男に託すしかない。背番号42への揺るぎない信頼。それが首脳陣の出した答えだった。

 昨年、唯一降雨中止となった5月27日の楽天戦も先発は下柳。その時は予備日だった30日の同戦へ回ったが、今回は違った。

 「(先発は)まだ3人しか投げてないんだから。大丈夫だよ」と久保投手コーチ。投手陣の調整に不具合がないことを強調した。明日、先発予定だった杉山の登板は流れたものの、状態は今ひとつ。猶予が与えられたことを加味すると、そのメリットは大きい。

 「何もないよ」。ポツリと言い残して球場を後にした下柳が、明日の500試合登板を白星で飾る。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 3 1 0 ―
2中日 2 1 1 0.5
3ヤクルト 2 2 0 0.5
4横浜 1 2 1 0.5
4阪神 1 2 0 0.0
4広島 1 2 0 0.0
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■ 吉兆マウンド!
 下柳が明日の広島戦に今季初先発。プロ通算16年目で節目の500試合登板となるベテランは、改めてフォア・ザ・チームの姿勢を強調した。

 「オレ個人の記録なんて関係ない。どうでもいいよ。チームが勝てばそれでいいんだ」

 何よりもチームを優先する男は、自身の積み上げてきた数字にも無関心を貫いた。長いプロ野球の歴史にあって、77人目となる勲章。それでも目の前にあるのは、チームの勝敗を五分に戻すことだけだった。

 「記録の登板はここが多いらしいな」

 岡田監督が語ったように、メモリアルは広島で達成されるケースが多い。03年の1000投球回、そして昨年の1000奪三振。いずれも広島市民球場が舞台だった。

 因縁はまだまだある。史上最年長最多勝を獲得した昨年の初登板は、ここ広島。開幕戦黒星の後の2連勝を受けて登ったマウンドは、6回2失点の好投。チームの連勝を伸ばすとともに、15勝をマークする快挙への第一歩だった。明日のナイトゲームに勝利すれば、これ以上の吉兆はない。2年連続の快進撃へ、視界は一気に開けていく。

 「いい形で勝てればね。同級生はみんなすごいわ」。女房役を務める矢野は好リードでのアシストを誓う。

 下柳はこの日はブルペンに入らず、ショートダッシュ中心の調整。「何もないよ」。多くを語らず、決戦の地を後にした。飽くなき向上心を抱き続ける左腕にとって、「500」の数字も単なる通過点。いつもと同じく、勝利の2文字を追求するだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 2 1 0 ―
1ヤクルト 2 1 0 0.0
1巨人 2 1 0 0.0
4阪神 1 2 0 1.0
4横浜 1 2 0 0.0
4広島 1 2 0 0.0
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■ アニキや!快幕祭や!
04/02 神宮
◆対ヤクルト3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神100 111 230=9
ヤ000 000 001=1
[勝]江草 1勝
[敗]ガトームソ1敗
▼本塁打
(神)関本1号・シーツ1号、2号・金本1号
(ヤ)リグス1号


 だから、我らはアニキを慕う!! 金本が1号ソロを含む4打数4安打3打点の大暴れ。9−1の爆勝を演出し、今季初勝利をもたらした。3日は38回目の誕生日。そして8日の横浜戦ではフルイニング出場904試合の世界記録樹立…。さあ、金本週間や!

■セ・リーグ順位表
[2006/04/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 2 1 0 ―
1ヤクルト 2 1 0 0.0
1巨人 2 1 0 0.0
4阪神 1 2 0 1.0
4横浜 1 2 0 0.0
4広島 1 2 0 0.0
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■ 久保田痛恨…
04/01 神宮
◆対ヤクルト2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神100 020 000 =3
ヤ000 003 001x=4
[勝]高津 1勝
[敗]能見 1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)武内1号


 あっけない幕切れだった。ベンチも、後ろで守るナインも手助けのしようがない。孤独なマウンドで、久保田が崩れ落ちた。9回2死満塁。カウント2−3からの146キロ速球は、地面にたたきつけるかのような明らかなボールとなった。

 「あれからボール4つとはなあ…」

 岡田監督がうめいた。2死一、二塁で能見から引き継いだマウンド。代打・宮出に初球を中前に運ばれ、満塁とされた。リグスはファウル2球で簡単に2−0と追い込んだが、そこからストライクが入らなくなった。4球連続ボール。まさかのジ・エンドだった。

 抱いていた不安が、モロに現実となった。広島・黒田の負傷でWBC日本代表に緊急招集されたが、大会での登板がないまま帰国し実戦不足が懸念されていた。だが、指揮官は「投げさすに投げさせられんかったんやから、それは言うても仕方ない」とキッパリ。久保田自身の口からも「あした頑張ります」と巻き返しへの言葉が出た。今は、V守護神の底力と意地を信じるしかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/01現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 2 0 0 ―
2中日 1 1 0 1.0
2横浜 1 1 0 0.0
2巨人 1 1 0 0.0
2広島 1 1 0 0.0
6阪神 0 2 0 1.0
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■ 敗戦も吉兆!
03/31 神宮
◆対ヤクルト1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 002 010=3
ヤ030 001 00X=4
[勝]石井 1勝
[S]五十嵐1S
[敗]井川 1敗
▼本塁打
(神)今岡1号
(ヤ)ラミレス1号


 虎は、負けてもアツかった。阪神は終盤の追い上げも1点差及ばず、開幕のヤクルト戦を落とした。しかし、収穫はあふれんばかりだ。2番・藤本は3安打と気迫のヘッドスライディング。能見は8回無死満塁のピンチをしのいで、新生「NFK」の一員として底力を示した。85年以降の優勝3度は総て黒星発進。敗れてなお、神宮に連覇への第一歩が記された。

■セ・リーグ順位表
[2006/03/31現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 1 0 0 ―
1巨人 1 0 0 0.0
1広島 1 0 0 0.0
4阪神 0 1 0 1.0
4中日 0 1 0 0.0
4横浜 0 1 0 0.0
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■ 今年は勝つ番!
 井川が明日、球団初の5年連続となる開幕マウンドに立つ。過去4年の結果は○●○●。相手は昨年8回6失点を喫したヤクルトで、「やり返す」をテーマに掲げる1年のスタートには申し分ない。2戦目に右のエース・安藤、3戦目には成長著しい江草を配する必勝ローテ。狙うは2年ぶりの開幕3連勝だ。
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■ 開幕ダッシュ大号令!
 点差開けFKへ!

 気負いはなかった。大阪ドームの練習を打ち上げ、東京へ旅立つ岡田監督は、いつもと変わらぬ穏やかな口調で淡々と意気込みを語った。

 「開幕ダッシュか。そら勝つに越したことはないけど、1つ勝つとかでなく、なるべく早くみんなを波に乗せる、今年はこれでやっていくというのが出たらいい。目標?チームが落ち着いてくるとあまりなくなるんや。『また1年やろう』ということやな」

 “初代アジア王者”を目標に掲げた昨年とは対照的な欲のないコメント。その中に確かな自信が感じられた。

 唯一の不安材料は勝利の方程式の中核を担う藤川(F)、久保田(K)の調整遅れだ。WBCの影響でオープン戦登板はわずか2試合。不安を解消するためにシーズン序盤は点差の開いた場面で調整登板させる。

 「初めはセーブがつかなくてもいく。その方が楽やし、投げてないんやからな。4〜5点差でも出す。最初は打線に引っ張ってもらわんとな」

 打線に奮起を促した指揮官は、東京到着後には都内の日本料理店でコーチ陣との食事会を開催。一丸ムードを高め、セ界連覇へのスタートを切る。
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■ 王道発進や!
 岡田監督がセ・リーグ5球団との対戦がひと回りするまでの開幕15試合は、相手投手との相性に応じたオーダー変更をする考えがないことを明かした。「優先するのは、こっちや。相性で合わせるのは少したってから。相性なんて、ひと回りせんと分からん」。開幕直後からの日替わりオーダーに、異を唱えた。

 「去年の相性が悪いからといって外したら、それは選手を信用してへんということやんか」

 ヤクルト開幕投手・藤井には昨季、スペンサーが12打数7安打、3本塁打と抜群の好相性を誇った。この日、右足首捻挫からウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰した助っ人。指揮官は「(動向を)一番気にしてるのはヤクルトやろ」とニヤリとしたが、この日提出の開幕ベンチ入り名簿からは名前を外した。キャンプ、オープン戦で力を示した選手で固めた06年の幕開け。信頼を旗印に、将はタクトを振る。
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■ 回復順調!
 腰痛のため2軍で別メニュー調整を続けている福原が明日にも故障後初のフリー打撃に登板する。これまではリハビリに専念。しかし、現在ではブルペンで投球練習を再開するなど、順調な回復ぶりを見せている。葛西2軍投手コーチは「(1軍復帰は2軍で)3試合ぐらい投げさせてからになると思う」と説明。1軍復帰へ向けて2軍で実戦3試合に登板することをノルマに課した。4月4日からのウエスタン・サーパス3連戦で実戦復帰する予定で、1軍登板は4月中旬以降になりそうだ。
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■ 爆勝締め!
03/26 大阪ドーム
◆オープン戦
横101 002 120=7
神000 076 01X=14
[勝]安藤 2勝1敗
[敗]門倉 2敗
▼本塁打
(横)村田4号
(神)今岡1号・矢野1号・林2号


 連覇を狙う阪神は大阪ドームで横浜と最後のオープン戦。5回に今岡の1号2ランなどで一挙7点。6回には調子の上がらなかった矢野の1号3ランなどで、再びビッグイニングを演出した。15安打14点の猛打ショーに岡田監督は「みんな、よう分かっとるから」とご満悦。猛虎は今年も安泰や!
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■ 2軍はご免!
03/25 大阪ドーム
◆オープン戦
横120 001 005=9
神010 000 001=2
[勝]三浦 2勝1敗
[敗]井川 1勝1敗
▼本塁打
(横)村田3号
(神)


 意地のマルチだ。7回、代打で登場した浜ちゃんが佐久本の134キロシュートを右前打。9回には川村の141キロ直球を右越え二塁打した。

 14日の日本ハム戦以降は7試合19打席無安打と極度の不振。24日には岡田監督が「分からんで、今の状態では」と開幕ベンチどころか、開幕2軍も示唆したほどだった。

 その言葉に発奮する20打席ぶりヒット。オープン戦5度目の複数安打も記録し、「よかった」と短い言葉の中に安ど感があらわれた。

 「(浜中は)のんびりしてるから。気合を入れないと。よかったんじゃないか。1人取り残されてしまうから。目が覚めたんじゃないか」。岡田監督のトーンも変わった。明日は最後のオープン戦。意地でも開幕1軍は死守する。
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■ ショック!
 浜中が開幕2軍のピンチに立たされた。現在19打数連続ノーヒットと深刻な打撃不振。岡田監督は開幕1軍入りの可能性について「分からんで。今の状態では…」と話した。最右翼と目された開幕ライトは既に桧山で決定。残るオープン戦2試合が、1軍生き残りへの試金石になる。
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■ ボロボロ…
03/23 神宮
◆オープン戦
神100 130 000=5
ヤ010 023 10X=7
[勝]佐藤 1勝
[S]五十嵐1S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)シーツ2号、3号・桧山4号
(ヤ)


 最終リハーサルはボロボロだった。開幕3戦目の先発が有力な杉山が5回9安打6失点。本番と同じ舞台で砕け散った。打線の援護を受けながら直後に失点するという最悪パターン。100球という球数の多さが制球の悪さを物語っていた。

 「岐阜よりも感覚は良くなっていましたが、ダメですね。抑えないといけないところで打たれてしまった」

 背中をまるめた背番号18。立ち上がりこそ、3人で料理したが、2回には無死から連続四死球でピンチを招き、米野に三遊間を割られた。4、5回には7安打を浴び、リードをフイにした。

 5回を投げ、6四球だった岐阜での登板後は久保投手コーチの指導でフォームを修正。だが、その成果をみせることができなかった。

 「全体的にボールが高かったね。いい状態ではないですよね。これからいろんなことをやらせていく」

 ピリッとしない内容に不安を募らせた久保コーチ。岡田監督も口をとがらせた。

 「コントロールが悪いよな。逆球ばっかりやもん。みんな真ん中ばっかりいったら、そら打たれるわ。修正?だいぶせなアカンな。不安だけど、ローテは変えんよ」

 だが、救いはある。昨年、神宮でのヤクルト戦では3試合に投げ、2勝1敗、防御率0.56の好成績。4/2リハーサルでの失敗を本番で生かせばいい。
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■ 猛虎引っ張る!
03/22 横浜
◆オープン戦
神000 002 020=4
横200 000 000=2
[勝]吉野 1勝1S
[S]能見 1勝2敗2S
[敗]那須野1敗
▼本塁打
(神)
(横)佐伯1号


 WBCの次はレッドスターが野球を熱くする! 赤星がオープン戦2度目の3安打固め打ち。8回には決勝の中前タイムリーを放った。セ・リーグ開幕まであと8日。3年連続打率3割を誇る虎の切り込み隊長が、エンジン全開で猛虎をけん引する。
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■ 仮免許合格!?
03/21 大阪ドーム
◆オープン戦
神000 000 000=0
オ021 100 00X=4
[勝]デイビー1勝1敗
[敗]安藤 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 オクスプリングが登板し、2回を0封。もう後がない“追試”で結果を出して、先発6番手として起用のメドがようやくついた。


★WBCで日本が世界一!

 王貞治監督率いる日本がWBCの決勝戦でアマチュア最強軍団のキューバと対戦。初回に4点を先制するなど5回までに6点を奪えば、その後キューバに1点差に詰め寄られたものの、9回にイチローのタイムリーなどでキューバを突き放し、10−6で勝利。メジャーリーガーが初めて参戦した真の「世界一決定戦」で見事初代王者に輝いた。
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■ 一丸でV2へ祈り!
 猛虎ナインが西宮市の西宮神社で恒例の必勝祈願を行った。手塚オーナーと牧田球団社長も出席。球団一丸でV2への祈りを捧げた。祈願後、共同会見を行った安藤は「若干課題はありますが、80%くらいの出来できています。昨年以上の成績を期待されているのでそれに応えたい」と決意を新たにしていた。
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■ 浜ちゃん大ピンチ!
03/19 倉敷
◆オープン戦
神000 000 602=8
広000 120 000=3
[勝]相木 1勝
[S]能見 1勝2敗1S
[敗]仁部 2敗
▼本塁打
(神)
(広)


 浜中の開幕スタメン入りが、極めて厳しい状況となった。右肩手術を乗り越え03年以来、3年ぶりの開幕右翼を目指していたが、ここにきて深刻な打撃不振。代打で三振し14打席連続無安打となった。試合後、岡田監督は「浜中は今の状態では出せん」と、桧山起用での右翼戦争決着を示唆した。
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■ 悪夢払拭弾!
03/18 松山
◆オープン戦
広200 100 010 =3
神000 012 002x=5
[勝]中村泰1勝
[敗]マルテ1敗1S
▼本塁打
(広)嶋3号・栗原5号
(神)片岡1号


 渾身の一撃だ。片岡が高松での広島戦でサヨナラの中越え2ラン。昨年、左ふくらはぎを痛め、戦列を離れた讃岐の地で悪夢を振り払った。オープン戦15打席目での初安打は、2試合連続完封負けだったチームを救う劇弾。プロ15年目のベテランはど根性で、開幕1軍を死守するつもりだ。
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■ ありがとうメキシコ!
03/17 松山
◆オープン戦
広000 000 010=1
神000 000 000=0
[勝]林  1勝
[S]永川 3S
[敗]能見 1勝2敗
▼本塁打
(広)福井2号
(神)


 虎もメキシコにありがとう―。WBC日本代表が奇跡の4強入り。岡田監督は代表メンバーの藤川、久保田の不在期間が延びたことを「他の投手の投げるイニングが増える」と“歓迎”した。長期離脱するウィリアムスの穴埋めが急務で、この日の広島戦でも能見、中村泰を積極テスト。FKコンビの最大4日の帰国延長を、リリーフ陣の整備に生かす。
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■ 球児悔し!
 「WBC」の2次リーグが、米カリフォルニア州アナハイムなどで行われ、日本代表はエンゼルスタジアムで韓国と対戦、1−2で敗退した。日本代表は明日、米国−メキシコの結果次第で2次リーグ敗退が決まる。

 球児が登場したのは0−0の8回1死二、三塁という一番苦しい場面。全球ストレート勝負の4球目。李鍾範に左中間を破られる2点二塁打。完ぺきに打ち返された。

 「いきなり厳しい場面での登板?それがボクの仕事なんで。それでいい結果が出なかった。国を代表して来たのに、申し訳なかった」

 試合後は報道陣の質問にもしっかりと答えた。それは、まだWBCが終了したとは思っていない意思表示。明日17日の米国−メキシコ戦が終わるまで決して諦めるつもりはない。
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■ 「開幕ローテ」ゲット!
03/15 インボイス西武
◆オープン戦
神000 000 000=0
西000 210 00X=3
[勝]涌井 2勝
[S]小野寺3S
[敗]江草 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(西)


 “第4の男”が決まった。先発した江草が、今季最長の5回を3失点で投げ切った。練習試合、オープン戦を通じて初失点を喫しながらも、安定感抜群の投球内容に岡田監督は開幕ローテ入りを示唆。過去の相性から、初陣は開幕5戦目となる4月5日の広島戦が有力だ。
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■ 金本3連発!
03/14 東京ドーム
◆オープン戦
神041 302 010=11
日000 011 320=7
[勝]安藤 1勝
[S]桟原 2S
[敗]須永 1敗1S
▼本塁打
(神)濱中2号・金本1号、2号、3号・シーツ1号
(日)セギノール1号・高橋1号


 アニキ桜が満開だ。金本がプロ初の1試合3発。3回にオープン戦初安打となる右越えアーチを放つと、4回、6回には右中間へ叩き込んだ。“中学生級”と嘆いた春季キャンプから見事なまでの“成長”。開幕直後の4月8日に待ち構える連続フルイニング出場の世界記録へ、スキのない仕上がりだ。
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■ 赤赤コンビ!
03/13 岐阜
◆オープン戦
神200 010 001=4
巨000 013 000=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(巨)原1号


 2人の「レッド」が猛虎を熱くする。2年目、赤松が「1番・中堅」で今季オープン戦初出場。いきなり三塁打を含む3安打をマークした。守りでも自慢の足で守備範囲の広さを披露。1軍生き残りへ猛アピールした。俊足選手の“先輩”赤星も9回、代走で出場し一塁からシングルヒットで同点のホームイン。貫録を見せた。
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■ 待望1号&補殺!
03/12 甲子園
◆オープン戦
巨000 000 002=2
神100 001 03X=5
[勝]井川 1勝
[S]桟原 1S
[敗]グローバ1敗
▼本塁打
(巨)清水1号
(神)濱中1号


 投げた!打った!レギュラー返り咲きに燃える浜中が8回、待望のオープン戦第1号アーチを放った。投げては、7回に本塁を狙った俊足の清水を見事なワンバウンド返球で補殺。オープン戦で初めてスタメンを外れたものの、気を吐いた背番号5。攻守にわたり原巨人に、他球団に威圧感を与えた一日になった。
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■ 爆勝リハ!
03/11 甲子園
◆オープン戦
ヤ000 002 000=2
神040 440 01X=13
[勝]下柳 2勝
[敗]石堂 1敗
▼本塁打
(ヤ)リグス1号
(神)


 猛虎打線、いきなり満開! 開幕カードの相手・ヤクルトを迎えてのオープン戦に完勝した。14安打13点の猛爆ぶり。今春初登場の金本は無安打だったが、シーツが6打点、今岡が3打点と脇を固める2人のバットが火を噴いた。岡田監督はヤクルト新戦力・ラロッカが入る二塁の“穴”も発見し、20日後の本番へ手応え十分の表情だった。
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■ 出番です!
 いよいよ猛虎の主砲が初登場だ。明日、本拠地・甲子園で開幕カードで激突するヤクルトと対戦。注目の開幕前哨戦には入念な調整を続けてきた金本が4番・左翼で今春初の実戦出場を予定し、岡田監督も「探り合いやな」と3・31開幕本番を見据え、新戦力を中心に敵情分析を進める考えだ。開幕を占う一戦がにわかに熱気を帯びてきた。
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■ 虎のミスターゼロや!
03/09 ヤフードーム
◆オープン戦
神022 000 000=4
ソ000 000 010=1
[勝]江草 1勝
[S]吉野 1S
[敗]高橋秀1敗
▼本塁打
(神)
(ソ)柴原1号


 先発の江草が4回を無失点。自慢のコントロールが乱れ毎回走者を背負う苦しい展開の中、要所をピシャリと締めた。

 「きょうはいいところがなかった。変化球も高めに浮いてしまって。良かったのは0に抑えられたことぐらいです」

 反省ばかりが口をついた江草だが、結果を見ればその歴然たる実力に脱帽してしまう。2月13日の韓国プロ野球・サムスンとの練習試合から4試合に登板し12イニング連続0封。今季はまだホームを一度も踏ませていないのだ。

 「あの場面は開き直りました」

 4回は連打と死球で一死満塁の大ピンチ。しかし、ここからがミスターゼロの真骨頂だった。鳥越、的場を連続三振。岡田監督は「満塁でどうかと思ったが、一番ええ球がいくんやからな」と目を丸くした。久保コーチは「0でいけたのは奇跡」とコメント。能力を認めているからこそあえて厳しい言葉を与えた。

 8日の日本ハム戦で開幕ローテを争う能見の左ひじに打球が直撃。診断結果は打撲だが、今後の投球に影響がないとは言いきれない。それだけに江草の投球は岡田監督にとって心強いものとなった。「最終的なことは分からんが、長いイニングも投げられるということ」。いまや虎投にとって必要不可欠なパーツになっている。
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■ 快投もヒヤリ…
03/08 甲子園
◆オープン戦
日000 500 100=6
神000 120 001=4
[勝]鎌倉 1勝
[S]横山 1S
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(日)
(神)


 能見が4回、左ヒジに打球を受け、そのまま途中降板した。宝塚市内の病院で検査した結果、骨には異常なし。岡田監督も「大したことなくて良かった」と胸をなで下ろした。アクシデントはあったものの、3回まで1安打5奪三振の内容。開幕ローテ入りを期待される左腕は、またまた株を上げた。
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■ 甲子園開幕弾!
03/07 甲子園
◆オープン戦
楽000 000 000=0
神000 004 00X=4
[勝]下柳 1勝
[敗]谷中 1敗
▼本塁打
(楽)
(神)桧山3号


 甲子園2006年第1号や。桧山が6回、バックスクリーンへの特大3ラン。チームトップとなる3号アーチで、好調さを見せつけた。ここまでのオープン戦4試合で打率.500、7打点。浜中、林威助らとのシ烈な右翼争奪戦を、プロ15年生が熱くする。
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■ 挑発!
 因縁対決の幕開けだ。岡田監督が、明日のオープン戦で対戦する楽天・野村監督を“挑発”した。昨季に続いて厳しい戦いが予想される新興球団のチームづくりに対して「3年間、2軍監督をやったらいい」と余裕のアドバイス。かつての野村阪神では、2軍監督を務めた間柄。野球観の違いを色濃くする老将との対決から目が離せない。


 “岡田発言”に楽天・野村監督は「おしゃべりやな。何様のつもりや」と不快感を露呈した。阪神時代は監督と2軍監督の関係だったが、2001年まで3年連続最下位。「(岡田監督は)2軍監督をやって、オレが勝たれへんかったから今になって、そう言ってるんだろう」と心中を探った。

 この日は甲子園での練習前に阪神が打撃練習を行っていたが、岡田監督との再会は「大監督様だから会ってないよ。近寄れない」と、ぶ然とした表情。練習開始直前に降り出した雨でグラウンドが使用不可能となり、不機嫌モードは全開に。04年に完成した室内練習場に移動し「オレがおらんようになって、こんな立派なものを造りやがって。そりゃ強くなるよ」とチクリ。明日、昨年のセ覇者の胸を借りるが「太刀打ちできんな」とボヤくしかなかった。
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■ 右がアカン…
03/05 倉敷
◆オープン戦
西001 220 003=8
神002 120 000=5
[勝]石井貴1勝
[S]小野寺2S
[敗]金沢 1勝1敗
▼本塁打
(西)炭谷1号・中島1号
(神)


 虎の先発右腕軍団が波に乗れない。オープン戦初登板の杉山が4回3失点。4日のオリックス戦で炎上したオクスプリングと福原に続く“誤算”に、岡田監督は「右が悪いな…」としかめっ面だ。

 昨季9勝をマークして自信をつけたはずの杉山だが、調整に苦しんでいる。この日は3回先頭の高卒ルーキー・炭谷に被弾してからリズムを崩した。4回も長打攻勢を受けて2失点。「本塁打?失投です。スライダーが高く浮きました」。表情も曇りがちだった。

 「この間と一緒や。1本打たれると、高めばっかりいくからな」

 先頭への死球から1イニングで4失点した2月18日の練習試合・ヤクルト戦を思い出し、岡田監督は不満顔。「開幕ローテ?そら、いい者からいくよ。調子の具合で、ええピッチャーからな」。前日にオクスプリングの3回6失点、福原の2回2失点を見ているだけに、言葉は厳しいものになった。

 先発陣は井川、下柳、安藤の3人が確定。ここに右2枚、左1枚を加えた右3人、左3人のバランスの良い編成が理想だが、杉山らの状態しだいでは再考を余儀なくされる。オクスプリング、福原の再テストは9日のソフトバンク戦に決まった。

 左の3枚目は能見と江草が高いレベルでの競走を展開中。“左でセ界を制す”算段は整っているだけに、あとは右の奮起待ちだ。
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■ ちょっと待った!
03/04 大阪ドーム
◆オープン戦
神010 200 020=5
オ006 002 00X=8
[勝]川越 1勝
[S]吉川 1S
[敗]オクスプリ1敗
▼本塁打
(神)桧山1号、2号
(オ)


 桧山がオリックスとのオープン戦に6番・右翼でスタメン出場し、2打席連発。存在感をアピールすれば、正二塁手を目指す関本も二塁打2本と気を吐いた。シーズン開幕まで1カ月。まだまだレギュラー争いは終わらない。
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■ 世界新へ全身武装!?
 金本が遠征の移動時も“鉄人”になる。試合中に愛用しているチタン入りネックレスなどの製造元であるファイテン社から、50万円相当の「チタン入りスーツ」が贈呈されることが分かった。明日、京都市内の同社で採寸。開幕前には届けられ、連続フルイニング出場継続の強い味方となる。
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■ 1か6か?
 猛虎の若大将の新打順はどっちだ。鳥谷が今後本格化するオープン戦で1番と6番のテストを受けることが決まった。岡田監督は思い描く未来図としてあらためて1番構想を打ち出し、正田打撃コーチは2006年型打線の鍵を握る6番起用の可能性に言及。猛虎打線の“重要パーツ”として鳥谷の存在感が格段に増してきた。
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■ ポストJ!
 ムダ球禁止令や。岡田監督がウィリアムスの代役候補・相木、中村泰に直接指導を行った。打ち上げを翌日に控えたブルペン。指揮官はいつものネット裏ではなく、マウンドの真後ろからアドバイスを送った。

 「練習試合、オープン戦を見てムダなことが見える部分もあったわな。相木にしてもコースを狙ってボールになるより、ストライクゾーンを狙って抑える球威がある。高めでポップフライを打たせたらええんよ」

 要は「己の持ち味を殺すな」ということだった。右サイドから浮き上がる高めの速球は、打者にとっては脅威の存在。移籍後初めてのありがたい教えに、相木もただただうなずくしかなかった。

 「言われてタメになることが多かった。なるほど!と思いましたね」

 評価急上昇中の中村泰にも真後ろから熱視線。「コースを狙うより、変化球のキレでいく方がいいんよ」と得意球での真っ向勝負を説いた。

 岡田監督がジェフの代役の条件に掲げていたのは球威のある投手。この日の言葉は、これまでのものとも一致している。

 「真ん中目がけて一番いい球で勝負することしか考えてません」

 指揮官と以心伝心で口を開いたのは中村泰。5球連続スライダーを投じてオリックス・清原を空振り三振に仕留めたシーンは、今後への大きな指針となるに違いない。
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■ 開幕アウト!
 右足を痛めて帰阪していたスペンサーの再検査の結果が、球団から発表された。骨に異常はなく、「右足首ねんざ」と診断され、ゲーム復帰まで6週間かかる見込み。開幕アウトとなった。

 25日の練習後、宿舎の玄関で車から降りた際に、段差を踏み外し、右足を痛めていた。同日に高知市内の病院では「右足関節内反ねんざ」と診断され、27日に大阪市内の病院でMRI検査を受けていた。

 常川チーフトレーナー補佐は「安芸にいない選手のことなので、コメントできない」としたが、球団側は「ゲームに出るまで6週間かかると聞いているので、全治はもっと早いでしょう」と説明した。

 浜中、林、桧山との右翼争いの中で、実戦8打席無安打。“自滅”という形での脱落に、岡田監督は、「ゲームに出られるのを待つしかない。開幕は無理やろ。心配はしてへんよ。自分の不注意やから」とバッサリ。今後は帰国せず、ファームで調整していくが、一軍復帰への道は厳しい状況だ。
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■ 今年こそ交流戦Vや!
 5月9日から6月22日に行われるパ・リーグとの交流戦で使用する復刻版ユニホームを報道陣に公開した。昨年はホーム用のみだったが、ファンからの要望もあり今年はビジター用も作られた。

 昨年、ホーム用の黄色の入ったタテジマ(1979〜81年着用)はビジター用に変更。新たにホーム用に青いユニホーム(79〜83年着用)を使う。当時はタテジマをホームで、青色をビジターで使用していたが、今回は逆パターンになる。

 ただし青いユニホームのパンツは、入団の79年から着用した岡田監督の意向で若干の変更が施された。サイドは当時の「ダイヤモンドライン」ではなく黒と黄色のストレートラインになった。岡田監督は「ギザギザは見栄えがよくなかった」と説明。牧田球団社長は「監督は選手が活動しやすい機能的なことも考えたのでしょう」と説明した。
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■ 豪快置き土産弾!
02/26 高知市営
◆オープン戦
神002 003 204=11
オ000 010 030=4
[勝]能見 1勝
[敗]平野佳1敗
▼本塁打
(神)町田1号・浅井1号・林1号
(オ)


 大したもんや! 林威助がオリックスとのオープン戦で右越え2ランを放った。明日からのWBC台湾代表チームへの合流を前に有終の美を飾る豪快弾。右翼争奪戦を繰り広げる浜中に、一歩も引けを取らない内容で春季キャンプを締めくくった。チームも16安打11点の猛攻で、関西ダービーに連勝。猛虎は今年もやっぱり強い。
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■ 江草4回0封!
02/25 安芸
◆オープン戦
オ000 000 010=1
神000 020 10X=3
[勝]金沢 1勝
[S]ダーウィン1S
[敗]加藤 1敗
▼本塁打
(オ)牧田1号
(神)


 猛虎に球春到来だ。リーグ連覇を目指す岡田阪神が2006年オープン戦を白星発進した。“開幕投手”を務めた江草が、4回無失点の好投。左打者の胸元を突く新球シュートに手応えをつかみ、先発6番手争いで先手を奪った。明日のオリックス戦には同じ左腕の能見が先発。ハイレベルなサバイバル戦が幕を開けた。
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■ まるで中学生!?
 えっ、主砲が中学生並みに!? 安芸2次キャンプで初となる特打に臨んだ金本が移籍4年目で“最悪の絶不調”と自己分析した。計120スイングで22発ながら本人不満足の打撃内容に「中学生に戻ったわ」と苦笑いを浮かべた。もっとも全幅の信頼を寄せる岡田監督は心配いらずを強調。むしろ開幕全開への予兆を見て取った。
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■ さすがアテネ銀腕!
 先発ローテ争いに火を付けた。新外国人・オクスプリングが、紅白戦に初登板。3安打を浴びながらも宝刀・カーブが冴え、2回を無失点に封じた。見守った岡田監督も「あのカーブは隠さなアカン」と絶賛。昨年のローテ右腕・福原、杉山がこの日はともに振るわず、サバイバル戦は激化の様相を呈してきた。
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■ 剛球復活!
 20勝再びだ。井川が今季初実戦となった紅白戦で2回をパーフェクトピッチ。昨季の打点王、今岡に対しては見応え十分のガチンコ勝負を演じ、左飛に打ち取った。MAXは147キロを計測と今春のテーマに掲げていた直球再生を実証。5年連続の開幕投手へ向け、今年の井川はホンマ、ひと味ちがう。
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■ 大抜擢!
 総大将も一目ボレや!高校生ドラフト4巡目・前田を25日のオープン戦初戦で起用することを、岡田監督が明言した。阪神の高卒新人ショートでの出場は、1966年の藤田以来40年ぶりの快挙となる。

 「シートノックも入れるし、オープン戦も使うよ。いいもんは使わんとな」

 指揮官はウワサの高卒ルーキーに、熱いまなざしを送っていた。1軍のフリー打撃の打球音が響き渡る中、三塁側ファウルゾーンでノックを受けた。

 「めちゃくちゃ緊張しましたよ」

 周囲からひしひしと感じる視線。さらに同じノックには、ベテラン・片岡の姿もあった。並の新人なら縮み上がってしまうところだが、さすがは薩摩男。「自分的には完ぺきにできたと思います」とサラリと言ってのけ、指揮官の確約も引き出した。

 かつてのライバルの活躍も刺激になった。同じ九州出身の日本ハム1巡目・陽は、17日の阪神との練習試合に出場。いきなりヒットを放った。「向こうの方が能力はすごいですけど、負けたくないです」。今度は大和が刺激を与える番だ。
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■ サバイバル開始宣言!
 猛虎の内部抗争がいよいよ激化する。安芸2次キャンプのため高知入りした岡田監督が連覇を狙う06年の戦力として35〜40人の“1軍枠”を設定した。ルール上の28人枠+故障など不測の事態にも対応できる陣容。休日を除く計9日間の2次キャンプ中には紅白戦とオープン戦を合わせて5試合の実戦を予定する。

 「こっからやろうな」

 それが指揮官の号令だった。沖縄では選手個々のレベルアップがテーマなら、安芸は実戦テストの場。合流組5選手を加えて1軍は総勢46人。ふるいをかける時期に入ったことを明言した。

 「やってきたことがいかに試合に出るか。最終的な28人を決めるのはまだまだ先でも、人数・枠はあるんやから」

 今季戦力と位置づける選手枠は35人強。特に層の厚い投手陣には「16〜17人くらいでいけたらいい」と具体的な数字を提示した。2軍が24日に安芸キャンプを打ち上げるため、22、23日の紅白戦がまず最初の開門だ。芸西村の宿舎到着後は2軍首脳陣を交えたスタッフ会議を開催。「いい報告は来とる。楽しみ」。サバイバル開始を宣言した。
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■ 最高の一発締め!
 沖縄・宜野座での1次キャンプを打ち上げた。午前中の練習では浜中がフリー打撃で右越えにアーチをかけて締めくくり。岡田監督も、その復活を、林威助の成長とともに収穫に挙げた。阪神は20日に2次キャンプ地の高知・安芸に入る。
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■ 究極打線大噴火!
 常勝軍団へ岡田監督が理想とする「1番・鳥谷、2番・赤星」の夢オーダーがいきなり機能した。試運転となったヤクルト戦。初回に鳥谷が松岡から右翼線二塁打を放つと赤星は一、二塁間を破る右前打で無死一、三塁。一挙3得点の突破口を開いた。

 「将来、阪神が本当に強くなった時の打順は鳥谷と赤星の1、2番や。赤星はいつでも3割は打てるんやから、それには鳥谷がもっと成長せなアカン」

 将来的なプランとして頭の中にしまい込んでいたが、この日の先制パンチがそう遠くないことを予感させる。

 「きょうは試した段階やけど、シーズン中に可能性がゼロのものは試さんよ」と正田打撃コーチ。現実的には開幕1、2番は赤星と藤本(関本)が濃厚とはいえ、選択肢の一つには浮上した。

 今季の実戦初安打だった赤星は「タイミングを前にすることを意識していたので内角ストレートを右前打できたのは嬉しい。たまたま無死二塁で打席が回ってきただけで、右方向に進塁打を狙うという考えはなかった。きょうは2番だからとかは考えてはいない」と調整の中で自分の打撃練習をしただけ。

 一方の鳥谷も「きょうは打順が1番とかは何も関係ないです」と首脳陣の期待を平然と受け流したが、4度の練習試合で18打数7安打.389と急激な進化を遂げている真っ最中。今季予定の7番から1番昇格へも間違いなく近づきつつある。
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■ 快振1号!
 ついに待望の一打が飛び出した。打撃不振に陥っていた浜中が、練習試合・日本ハム戦で5回の第2打席に“今季初安打”となる1号ソロ。守備では右肩手術後初となる右翼から本塁へのワンバウンド送球を見せた。「きょうは本塁打より守備の方が一番うれしかった」。実戦3試合目にして目覚めの一発を放った若き大砲。ギュラー奪回へ向けて突っ走る。
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■ 林に直接指導!
 決戦前の“力水”だ。岡田監督が宜野座キャンプ入り後初めての直接指導を林威助に行った。17日の練習試合・日本ハム戦には浜中とスペンサー、18日のヤクルト戦には桧山も出場。いよいよ本格化するライト争奪戦を控え、指揮官は背番号31を託した期待の大砲候補に約30分間の熱いアドバイスを送った。
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■ 連覇確信!
 連覇できる! 星野SDが沖縄・宜野座キャンプを訪問。充実したブルペンにV2を確信した。

 「やっぱりキャンプはブルペンよ。選手層が分厚くなったなあ。ピッチャーは何人おってもええんや。ここ(1軍)に来るのはちょっと早いんとちゃうかという選手は1人もおらんかったな」

 エース井川が力のある直球をぶち込めば、ベテラン下柳は技を見せつけた。江草、能見ら若い投手が精いっぱいにアピールしてくる。ペナントレースは投手力が信条。12球団一の質と量を誇る投手陣が06年シーズンも間違いなく猛虎を浮上させると感じ取った。

 「連覇とかは抜きにしても、今年も必ず上には行けるやろう」

 新戦力のオクスプリングにも合格点を出した。長嶋JAPANを7回途中まで無失点に抑えた04年アテネ五輪準決勝はスタンドで観戦していた。「それからは見てないけど、まだ5、6分の力だろうし、実戦になったら変わってくる」。キャンプとはいえ、見るものすべてが「◎」だった。

 「岡田も今シーズンを楽しみにしている感じだったな。言葉から自信があるのがわかったよ」

 星野SD自身が指揮をとり優勝した03年の翌年は4位に終わった。「そんなことはもうないよ」。巨人、ヤクルトの戦力補強と中日の投手力に脅威を覚えていたが、心配は宜野座入りして杞憂に終わりそうなのが嬉しかった。
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■ 無心300スイング!
 練習試合2試合を終えて7打数ノーヒットの浜中が、休日返上で打撃練習を行った。宜野座ドームでマシンを相手に約1時間の特打。正田打撃コーチ指導の下、打撃フォームを修正した。キャンプも中盤に入り疲れもピーク。それでも「1本安打が出れば気持ちが違う。あとはバットを振り込むだけ」と巻き返しを誓った。
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■ 仕上がり90%!
 アニキも思わず脱帽です。3月に開催される野球の国別対抗戦「WBC」の日本代表・藤川が、前日に続きフリー打撃に登板。金本に対して25球を投げ、安打性の打球はわずか4本に抑えた。「前のクールが10だとすると、今はもう90ぐらい」。苦心のキャンプをクリアして、いよいよ臨戦態勢が整った。
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■ 06年虎1号!
 まさに驚弾だ。林威助が練習試合・日本ハム戦(名護)の9回2死一、二塁で決勝3ラン。目の覚めるような高速ライナーには岡田監督も「エグかったな」とうなった。大ブレークが期待される左の長距離砲。連覇を目指す岡田阪神06年初実戦で放ったチーム第1号で、右翼戦争に猛烈アピールだ。
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■ 新兵器で再発進!
 オープン戦出場へ“視界良好”だ。急性結膜炎のため別メニュー調整を続けていた赤星が、沖縄キャンプ第3クール初日、7日ぶりに本隊での練習に再合流した。

 「ファンの方にも心配をかけたんで、その心配を取り除こうと思ってしっかり打った。サングラスだと横が見えるので、違和感もなかった」

 離脱後は眼鏡をかけて打撃練習を行っていたが、視界が制限されるため思うようにいかない部分があった。しかし、この日朝に発注していた度の入ったサングラスが手元に届いた。オークリー社の露木スポーツマーケティングディレクターは「今回持って来たサングラスは球面レンズなので、サイドの死角となるレッドゾーンがなくなり周辺視野が広がります」と説明した。

 裸眼視力は0.05。しかし、度の入ったサングラスをかけると視力は1.2。その新兵器を装着して練習に参加。フリー打撃では“今季第1号”のサク越えを放つなど、ライナー性の打球を広角に打ち分けた。守備でも好プレーを連発。試合形式のノックではスライディングキャッチを見せるなど、球場に詰めかけた観客を沸かせた。

 「調整も遅れていない。焦りもない。オープン戦初戦ぐらいに出られたらいいですね」

 14日の再診で医師からゴーサインが出れば再びコンタクトを装着できる。目標の200安打へ向けて再始動した虎の切り込み隊長が、25日のオープン戦初戦(対オリックス、安芸)出場へ向けて徐々に調整ペースを上げる。
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■ 投手に珍ノルマ!
 安全牌になるな。岡田監督がキャンプ休日のこの日、投手陣に「打率1割」のノルマを課した。一昨年は.096、昨年にいたっては.080と就任以来2年続けて“2ケタ”の数字に頭を悩ませてきた指揮官。「物足りなすぎるよ。1割は打て、と言ってるんだ。最低でも3ケタはないとな」とマウンドだけでなく、打席での奮闘も求めた。

 「(打率の)最初にゼロがついたらあかんわ。セ・リーグでやる以上はしゃあないこと。打てば自分も楽になる」

 昨年の投手打率はリーグ4位。1位・ヤクルトの.173に大きく水をあけられた。「打撃が一番いいのはヤクルトの投手。去年はいきなり(開幕3試合目に)高井にホームラン打たれたし、川島や藤井もいいやろ」と、苦い記憶をたぐり寄せた指揮官。今季も開幕カードはヤクルト戦とあって、打力向上で互角の土俵に立っておきたい気持ちは強い。

 送りバントやバスターなど走者を進める仕事はもちろん、ここ一番で快打が出れば投球も乗ってくる。今キャンプでは新設の宜野座ドームを使って、投手の打撃練習時間を増やした。岡田監督は言う。「バットを振れば体のキレも出る。室内なら寒さで手がシビれることもない。投手もチャンスで打てば、点になるんやから」。06年猛虎打線は、9番がアクセントになる。
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■ ライト争い歓迎!
 桧山が今キャンプで初めてランチ特打に登場。83スイングで19発のサク越えを放ち、健在ぶりを見せつけた。甲子園と同じライトからレフトへの“浜風”も、もろともしない。左打席から弾かれた放物線は、総て右翼席へと着弾。残った感触は、百戦錬磨のプロ15年生にとっても上々のものだった。

 「初めてにしてはいい打球が打てたね。後は微調整。総てにおいて向上心を持って、1つでもランクアップしたい」

 キャンプイン早々、復活をかける浜中、左の大砲候補・林の陰に隠れていたが、焦りは一切なし。この日の力強いスイングがあれば、それも当然かもしれない。「(定位置争いで)騒いでもらって結構。話題になるのはうれしいからね」。右翼争奪戦は、この男抜きには語れない。
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■ 仕上がり最高!
 サブ球場への移動路。金本は座り込んで山盛りのかき氷をほお張った。沖縄とは思えない肌寒い強風もむしろ心地いい。昨春と同じ“2.8”にランチ特打初登場。全88スイングで改めて仕上がりの良さを実感した。

 「もう10割の力でバットを振れている。(仕上がりは)早いよ。去年も早かったけど、今年はもっと早いなあ」

 5連発を含む16本のサク越えはすべて右方向。逆風を切り裂いて飛んでいった。打撃3部門すべてで自己最高の成績を打ち立てた05年をしのぐ自信と余裕漂う調整だ。

 指揮官の“前言撤回”も引き出した。世界新記録となる904試合連続フルイニング出場は開幕8試合目で到達。岡田監督は記録達成後も主砲のこだわりを尊重していくことを強調した。

 「本人は通過点のつもりやろうな。話をしてもあいつは“出る”と言うやろう。無駄や(笑)」

 昨季終了後には世界新の後には「休ませることも考えたい」と体調面への配慮を示し、金本と話し合いの場を持つことも示唆していた。しかし、その機会を待つまでもなく“説得”を断念。「調子がええんやろうな」。動きを見れば一抹の不安は消え去った。

 「このクールは思い切り振るだけ。セーブなんてせんよ。そのままやっていくだけやな」

 視界良好の試運転。世界新も、その先も。限界を知らない金本が足取り軽く“鉄人道”を突き進んでいく。
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■ 熱血化計画!?
 エースに“熱血化計画”だ。左手人さし指のツメにヒビが入っていた井川がキャンプ第2クール初日、4日ぶりに投球練習を行った。3月31日の開幕ヤクルト戦へ再発進した左腕には、牧田球団社長直々、甲子園球場で井川が登板する際の入場曲の変更の要望も下った。久保投手コーチも「もっと感情を表に出してほしいね。派手なガッツポーズがあってもいい」本音はもっともっとエースとしての存在感を示してほしいと願っている。チームを鼓舞するアクションとイメージチェンジ。連覇のキーマンへの要求はますます大きくなる。
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■ 鳥谷リラックス!
 鳥谷が休日返上でマシン打撃。宜野座ドームで約1時間30分にわたってトレーニングに励んだ。「体は全然大丈夫です。試合が始まるまではバットを振り込んで、試合の中で課題をみつけていきたい」。報道陣とも冗談をかわすなど、練習後はリラックスムード。3年目を迎え、キャンプも余裕の表情が漂っていた。
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■ 林・株価急騰!
 林威助が宜野座キャンプ第1クール最終日の、打撃練習で計69発のサク越えを披露した。右翼争いをリードする浜中が初日に放った63発を上回る豪打で、開幕スタメンの「大穴」から「対抗」に浮上。岡田監督は「実績より現状の力」と、実戦の結果で桧山、スペンサーを加えた“四つどもえ”に断を下すことを明言した。
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■ 回復ぶりアピール!
 ブルペンに“J”が緊急初登場だ。昨年11月の左ひざ内視鏡手術のため、キャンプ初日から別調整を続けていたウィリアムスが、術後初となった本格的な投球練習で良好な回復具合を確かめた。

 「みんなを心配させないように気持ちを前面に出して投げた。自分としては予定していたこと」

 他の投手陣がサブ球場でキャッチボールしていた午前11時過ぎ。ブルペンを独占して25球を投げた。コーチ陣にブルペン入りを直訴したのは朝の散歩後。岡田監督の視察も間に合わないままに終わった早業だった。

 「聞いてなかったわ。(ブルペン解禁は2月)中旬ごろと言うとったけどなあ」

 初日の時点でキャッチボール距離が約80メートルに届くなど肩の仕上がりは万全に近い。とはいえ、初ブルペンはあくまでリハビリ過程の一環。本隊合流の時期もまだ未定だ。

 「無理することはないんだけど…。焦らないでほしいね」

 あまりの熱の入れように久保投手コーチも自制を促すほど。虎投の生命線“JFK”の一角を担う助っ人左腕がはやる気持ちを抑えながら一歩ずつ前進していく。
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■ 全開ダーウィン!
 2年目の進化だ。ダーウィンが初ブルペンで快速球を連発。虎の最速王へ堂々と名乗りを挙げた。

 これが肩慣らしなのか。スライダー、チェンジアップ、ツーシームを織り交ぜた30球。特に速球の速さは他を圧倒。受けた本田ブルペン捕手が「推定145キロ」と認定したほどだった。

 「オフにしっかりトレーニングをやってきたからね。トレーニングで下半身を鍛えてきたんだ」

 昨季の2軍公式戦では自己記録となる156キロを計測した。一方の球団記録は久保田が出した157キロ。猛虎最速の冠奪取を視界にとらえ、横浜・クルーンに続く日本球界2人目の160キロ超えも決して夢ではない。

 「確かにスピードは頭に入れてやっている。自分の武器だからね。でもそれ(160キロ)は絶対に無理だよ」

 言葉では笑い、目の奥はキラリと光った。来日1年目の昨年は主に2軍暮らし。腐らず地道に合理的な投球フォーム習得に取り組んできた。岡田監督もその成長ぶりに目を細める。

 「元々、ボールは速いから。理にかなったフォームを教われば…」
 荒削りだった高い素質に理論が付加することで大化けする可能性は十分。伸びしろを考慮されての契約更新だった。

 昨春はスポット参戦に終わったオープン戦も今春はフル帯同することが既に内定。外国人枠を巡る競争でも首脳陣の評価は、もう1年前のような“大穴”ではない。

 「(1軍登用も)あるよ。十分に」。指揮官の期待に応えるべくダーウィンが“160キロ進化論”を構築していく。
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■ 虎のサブマリン!
 岡田監督が沖縄・宜野座キャンプでオリックスから移籍の新戦力、相木に「使える。球に力がある」と絶賛した。アンダースローで41球を投げ込んだ相木は「もっと下で投げてもいい」と、更なる進化を予告した。

 青写真はできた。最初から最後までブルペンで調整を確認した岡田監督。その目に止まったのは、相木だ。

 「相木は使えるわ。いいボールを放っている。キレがいい。あそこから力のあるボールを投げたら、そう打てん」

 キャンプ初日から、いきなりメスが入っていた。スリークオーター気味だった右ひじの高さをサイドスローより下げた。2日目となるこの日も捕手を座らせて41球。地面から伸び上がる白球が快音とともに、ミットを突き上げた。

 「(セ・リーグには)あんなタイプはいないからな」。日本シリーズではロッテ・渡辺俊にねじ伏せられた苦い思いもある。「さらに変則にする必要はない。どこから投げてもボールに力があれば抑えられる」。フォームよりも、本来の球威に太鼓判を押した。

 「やりがいもあるし、いい感じで投げられている。もうちょっと下から投げたい」と相木。もともとアンダーだったが、どこまで地面に近づくか…。虎のサブマリンの進化に注目だ。
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■ 爆笑スタート!
 いよいよキャンプイン! 練習前のセレモニーで、宜野座村へ感謝のあいさつをした岡田監督が、いきなり爆笑スピーチだ。
 
 「また宜野座“市”でキャンプをできることになりました。今年は悲願を達成してもう1つのチャンピオンフラッグを掲げたいと思います。安芸ドーム…?ちゃうわ。宜野座ドームをプレゼントしてもらって、本当にありがたいと思います。これで雨が降ってもやりが降っても練習ができます。練習試合もありますから皆さん足を運んでください」

 マイクで流れた珍スピーチに選手ら場内は大爆笑。セレモニーの後には「慣れてないから自然と安芸ドーム言うてもた」と苦笑いだった。
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■ 酒と薬で準備完璧!?
 キャンプインの準備は完璧や。金本が沖縄宜野座ドームで年明け初のマシン打撃を敢行した。「体調はここ2、3年で一番ええ」。ハードな練習に備えて大量のサプリメントを選手宿舎に持参。また、リフレッシュを図るため入手困難な焼酎・森伊蔵も自室に持ち込んだ。年を重ねるごとに進化を続ける猛虎の4番がいよいよ、連覇と世界新のかかるキャンプに突入する。
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■ 鳥谷大照れ結婚発表!
 鳥谷が聖望学園の1学年先輩で野球部マネジャーを務めていた埼玉県在住の家事手伝い、島田裕子さんと昨年12月20日に入籍していたことを発表した。先乗り自主トレのため滞在している沖縄県恩納村の宿舎で会見を開き、笑顔の結婚報告。春季キャンプ終了後にも、西宮市内の新居で新生活を始める。打率3割を目標に掲げる2006年。さらなる飛躍へ最高のパートナーを得た。
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■ 夢はでっかく世界一!
 世界一への誓いだ。藤川が沖縄・宜野座で今季初のブルペン入り。WBC使用球で10球投げた。新調したグラブには「World No1」と刺しゅうし、決意も新た。2段モーション禁止を受けて「ヒールアップ投法」を試すなど、3月の国際大会へ向けて虎の中継ぎエースが調整ピッチを上げてきた。
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■ 誠のカーテン!
 仕上げは“誠のカーテン”の中で―。今岡が甲子園球場の室内練習場で報道陣をシャットアウトしてマシン打撃に臨み、自主トレを打ち上げた。「きょうで自主トレは終わりだし、自分だけの世界に入りたかった」。最終チェックを終えた天才打者は30日に沖縄入り。連覇へ向けて春季キャンプに備える。
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■ うねり打法復活や!
 目指すは“うねり打法”の復活だ。阪神の沖縄・宜野座球場での合同自主トレがスタート。「3番・右翼」を狙う浜中が早速、屋外でのフリー打撃に臨んだ。34スイング中サク越えは2本だったものの、その後は宜野座ドームで約30分間の居残り特打。「03年のような打撃にしたい」と、理想とする打法の追求を今春のテーマに挙げた。
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■ 気合の丸刈り!
 今季も先発として期待がかかる安藤が大胆な丸刈り姿に変身した。この日の午後に恩納村内の宿舎に到着するやいなや、スーツ姿で理髪店へ。長かった髪の毛をさっぱり切り、30分後には1センチの短さの丸刈りに変身していた。「気合の丸刈りです」と本人は多くを語らずじまい。昨日は23日に亡くなった元阪神のスカウト・高木時夫氏の告別式に参列。プロ入りの恩人への思いを胸に、今季は活躍で恩返しする。
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■ TD遺恨ボッ発!?
 12球団監督・代表者合同会議が都内で行われ、岡田監督がセ主催試合でDH制を採用し、パ主催試合で投手が打席に立つ逆転プランの今季交流戦での実施を正式に提案。各監督から賛辞が相次ぎ、座長のソフトバンク・王監督は「導入に支障はない」と結論づけた。しかし、この後行われた実行委員会で中日から反対意見が出るなど、全会一致とならず導入は来季以降に先送りとなった。
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■ 伝説への第1球!?
 社会人・大学生ドラフト4巡目ルーキー・渡辺が、鳴尾浜での新人合同自主トレで初のブルペン投球。セットポジションから直球のみ34球だったが、見守った久保投手コーチをうならせた。

 「力感がありそう。背が小さくて山口高志さん(現阪神スカウト)みたいな投手だね。まとまらずに荒々しさを出していってほしいね」

 山口高志といえば、阪急時代に身長1メートル70の小柄な体格から投げ込まれる豪速球で名をはせた。当時はスピードガンが普及しておらず、最盛期には160キロを超えていたという伝説の持ち主だ。

 同様に渡辺も公称身長1メートル75という体格ながら、速球を最大の武器として持つ。日本生命時代に出場した一昨年秋の日本選手権(大阪ドーム)では、視察に訪れていた岡田監督の前で最速151キロを叩き出し、一躍注目を集めた。

 新しい“伝説”へ向けたスタートラインにも堂々と立った。この日のコーチ会議で最終決定した1軍キャンプメンバーに、新人6選手では唯一の名乗り。当面の目標に掲げる開幕1軍へまずは第1関門を抜けた。

 「(1軍キャンプ参加決定)ウエートトレをやっているときに聞きました。やるしかないという気持ちです。(自主トレから)新人の中では一番年上という自覚を持ってやってきました。ここからが始まりだと思っています。最後まで残れるように頑張りたい」

 26日には、他の若手選手とともに合同自主トレのためキャンプ地・沖縄へ先乗り。「2月1日には全力近くで投げられるようにしたい」。“山口二世”への渡辺の挑戦が始まった。
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■ お立ち台独占や!
 金本が甲子園でティー打撃。今季38歳になる下柳、矢野とのお立ち台勢揃いを約束した。問題はインタビュー嫌いの下柳だが「俺が担ぎ上げて連れて行く」と実現へ向け、超前向き。猛虎最年長トリオのそろい踏みなら、何度でも見てみたい。
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■ ライバルは倖田來未!?
 同級生には負けん。猛虎期待の2年目、赤松が人気歌手・倖田來未を“ライバル視”した。昨年のレコード大賞に輝くなど脚光を浴びる倖田とは京都市内の同じ中学校に通った間柄。“エロ格好いい”同級生に負けない活躍を誓った。

 「彼女はレコード大賞を取りましたね。連絡はしてないですけど…」

 大みそか。テレビ画面の向こうで同級生は輝いて見えた。ウエスタンで首位打者、盗塁王などに輝いたものの、昨年1年間の活躍は遠く及ばない。セクシー衣装で注目を集める倖田だが、アーティストとしても昨年12月から12週連続シングル発売と、業界でも画期的な試みに挑戦中だ。

 「12週連続シングルですからね。アッ、シングル(ヒット)ですね」

 2月1日から始まる春季キャンプでは1軍参加が決定的。12週連続で“ヒット”を飛ばせば、1軍定着がグッと近づく。

 「キャンプでは内外野の特守に特打。すべてやるつもりです」

 前日21日まで母校・立命大で自主トレを積み、この日から鳴尾浜で再始動。同級生に負けない“ヒット連発”へ準備万端で挑む。
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■ 監督道を受け継ぐ!
 岡田監督は遠い目をした。「この球場の監督室でなあ…」。亡き仰木氏の遺影に花を捧げ、師と仰ぐ恩人との思い出が甦った。

 「第二の人生は仰木さんに決めてもらった」

 1995年秋だった。オリックスで現役を終えることが決まり、解説者の誘いを受けていた。指導者という選択肢は最初は頭になかった。オリックスから2軍コーチへの就任を打診され、仰木氏に監督室へ呼ばれた。

 「ユニホームは可能な限り着続けた方がいい。それが野球界への恩返しというものや」

 あの言葉がなければ、いまの監督岡田は存在していなかったかもしれない。師の勧めから就任したオリックス2軍助監督兼打撃コーチが指導者としての第一歩だった。

 「若い子と一緒にやって初めてチームづくりを考えるようになった。仰木さんのひと言が大きかったんや…」

 昨季の交流戦では“関西決戦”として対決。最後までグラウンドで戦い続けた野球人の姿は目に焼きついて消えない。

 「仰木さんはずっとユニホームを着続けた。最後までグラウンドに立って指揮を執った。ベンチを分かれて対戦できるとは思ってなかった。去年は交流戦のおかげ」

 昨年は初めて“優勝監督”に輝いた。それでもまだ道半ば。仰木氏との別れの儀式。「野球界を引っ張っていきます」。そう遺影に誓った。

 「仰木さんの監督道を受け継いでいく。同じようにはできんけど…。グラウンドでいいゲームをして勝つことしか恩返しはない。やっていくしかないんや。残された者は、みんなな…」

 連覇を、そして、日本一を狙う2006年。10日後には春季キャンプが始まる。猛虎の将が決意を新たにした。
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■ イチロー超えや!
 赤星が岡山県備前市で極秘で行っていた自主トレを打ち上げた。最終日に2006年の初打ちも敢行。「まず200本に目標設定する。それをクリアしたら…」。目標を達成すれば、イチローの持つ年間210安打のプロ野球記録もハッキリと見える。言葉にはしなかったものの、レッドスターは決意を新たにした。
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■ 3つの誓い!
 魂の左腕、熱き3つの誓い―。下柳が甲子園の球団事務所を訪れ、既に合意していた年俸1億7500万円プラス出来高払いでの2年契約で正式サインした。FA選手以外で球団史上初の複数年契約を認められたベテランは、恩返しとばかりに発奮。「日本一」「2年連続最多勝」「巨人・工藤を目標に一年でも長く現役」と3つの大目標を掲げた。
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■ 世界一より日本一!
 ウィリアムスが3月に開催される野球の国別対抗戦・WBCの豪州代表メンバー入りを辞退したことを明らかにした。「目標は日本シリーズで日本一になることだ」。昨年11月に左ひざを手術し、現在は米アリゾナ州テンピでリハビリに専念。今季は猛虎に総てを捧げる。
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■ 亀田流!
 浪速の闘拳スタイルで一軍定着をものにする。喜田が大阪市内のスポーツジム「CLUB WEST」での、自主トレを公開。強気の発言が売りのWBA世界フライ級4位・亀田興毅のプラス思考を見習い、マイナス思考だった昨年まで自分に別れを告げる。

 本塁打と打点で昨季のウエスタン2冠王に輝いた喜田は、亀田流の脳内革命で勝負する。

 「(亀田3兄弟の)あのプラス思考は見習うところがある。去年までは、結果がでないと悪いほうに考えていた。今年は気持ちのコントロールをしっかりしたい」

 亀田のように有言実行あるのみ。14日のスタッフ会議では赤松、林とキャンプの強化指定選手に指名された。「名前を出してもらうのはありがたい。やる気が出るし、アピールするだけ」

 03年オフから大阪市内でスポーツジム「Sofitness」を経営する田中満氏と個人トレーナ契約を結び、肉体改造に取り組んだ。今オフはたんぱく質や炭水化物を摂らない野菜中心の食事で、徹底的に絞り込んだ。この日は田中氏の指導の下、格闘技の動きを取り入れたエクササイズを行うなど、トレーニングにも闘拳魂を取り入れる。

 ここ数年は期待に背くシーズンが続いている。「今年は自信がある」。強気に生まれ変わった長距離砲に、怖いモノはない。
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■ 世界一への第一歩!
 藤川が沖縄県嘉手納町での自主トレを公開。WBCの公式使用球を用いて、初めてのキャッチボールを行った。「大きさぐらいかな。日本のボールと全然変わりませんよ」と上々の手応え。肩、ヒジの疲れもなく、順調にメニューを消化中。視界には一点の曇りも見えない。
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■ Qちゃんにあやかる!
 太陽、三東、中村泰が、鹿児島県徳之島での自主トレを公開。リハビリ中の3投手は復活を誓うとともに、JFK救済にも名乗りを上げた。

 女子マラソン界のヒロインを、太陽が自らの姿に重ね合わせた。日課となっている宿舎から球場まで約5キロのロードワーク。アップダウンの激しいその道のりこそが、高橋尚子が金メダルを獲得したシドニー五輪前に走り込んだ「尚子ロード」だった。

 「心臓が飛び出るほどしんどいけど、シーズンもこの気持ちを忘れずやる。(高橋尚子に)あやかりたいというのはあります。ケガから復活して活躍しましたから」

 昨季は右ヒジ手術を克服し開幕ローテに名を連ねたものの、後半戦に右肩痛を発症。4月6日の広島戦で挙げたわずか1勝に終わった。この日も気温18度という温暖な気候のもと、すでに70メートルの遠投をこなすまで回復。昨年11月の東京国際女子マラソンで故障を乗り越え復活Vを飾った高橋の姿からも、勇気を与えられている。

 昨年6月に左肩関節形成手術を受けた三東も、この日立ち投げながら今季初ブルペン。シーズン後半に先発ローテに抜てきされ、無傷の5連勝を飾った04年の再現を狙う。

 前日14日のコーチ会議では岡田監督が「8、9人で1年間先発ローテを守ってほしい」と先発投手陣の強化を力説。JFK頼みの現状を打破するためには、太陽、三東あたりがローテに食い込まなければならない。

 「割って入るのは並大抵のことじゃないけど、僕がいただきます」

 南国で誓った言葉に偽りはない。足りないピースが埋まったとき、悲願の日本一は近づいてくる。
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■ JFKを救え!
 V2を目指す阪神のコーチ会議が、大阪市内の「ハービス大阪」で行われ、岡田監督は新年初集結となった首脳陣に現有戦力の底上げを指令した。中でも「ウチは投手中心」と先発陣強化の必要性を力説。春季キャンプでは最大20人の投手を1軍スタートさせ、激しい競争でJFKトリオ頼みの現状から脱却できる陣容を整える。
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■ 声が出とらん!
 これもプロの洗礼!? 新人合同自主トレ2日目、希望枠入団の岩田ら新人全6選手が“声量不足”を指摘された。

 まずは目立ってナンボの世界。せっかくの好素質も小さい声では存在感も半減だ。アップ中からかけ声の小ささを気に掛けていた続木トレーニングコーチはキャッチボール前に全員を中堅付近に集め、三塁ベンチ前に立つ猿木チーフトレーナーへ向かって名前・守備位置など“声出し練習”を課した。

 「大学や社会人出身の選手はこういう練習も経験あるだろうけど、高校生の子(4巡目入団の前田大)は声が出ていなかった。声でもアピールしないとね。声も戦力だと思ってほしい。恥ずかしさもあるのかな」

 岩田は1度目で声量が足らず、やり直しを指示された。若虎を代表する形で続木コーチの苦言を受け止め、苦笑いで頭をかいた。

 「中学、高校、大学でもずっと声出しはしてましたけど…」

 今後も機会があれば同様の練習を課せられる見込み。開幕1軍入りを目指す今春キャンプも声量アップでアピールする。
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■ 全力送球!
 開幕スタメン奪回を狙う浜中が、兵庫県淡路島での自主トレを公開。沖縄・宜野座での春季キャンプ初日から右翼でのシートノック参加を明かした。「みんな肩を一番心配していると思うので、大丈夫なことを証明する」と豪語。初の淡路島トレではウエート、プールトレも導入。すでに遠投は70メートルに伸び、開幕スタメン+146試合出場の2大目標に向け、視界良好だ。
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■ 辻本パワーアップ!
 辻本が自主トレ先の米国からJAL便で帰国。約3週間の滞在で、体重5キロアップに成功したことを明かした。

 満面に浮かべた笑みが、今季への手応えを物語っていた。中学から高1までの4年間を過ごした、米カリフォルニア州での自主トレ。最大の収穫は、プロ仕様のがっちりボディーを手にしたことだった。

 「気候がよくて良かった。自主トレは100点満点でした。トレーニングしていると、すぐおなかが減るんで1日6食ぐらいは食べてましたね」

 内訳はこうだ。朝食、昼前、トレーニング後、夕食、夜食、寝る前の計6回。同行した母・クリスティーン瑠璃子さんの手料理を中心に、ガツガツ胃袋へ詰め込んだ。

 「体重は増やしておかないといけませんから」。その成果は見た目にも、はっきりと分かるほど。渡米前の体重73キロは、あっという間に78キロまで増えていた。

 「去年はあまりアピールできなかった。今年は先発したい」。精悍さを増した顔つきで、2年目の飛躍を誓った。
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■ ウキウキ♪
 希望枠で入団した岩田と、大学社会人ドラフト4巡目で入団した渡辺が、西宮市内の独身寮・虎風荘に入寮した。12日からは鳴尾浜球場で新人合同自主トレが開始され、初日から岡田監督が視察に訪れる予定。春季キャンプ1軍スタートへ、さっそく第一関門が訪れる。

 岩田「ウキウキしているというか、やっとという感じです。鳥谷さんと同じ部屋?鳥谷さんのように早く1軍で活躍したいです。開幕1軍を狙っていきたい」

 岩田は入寮に際して、新たにパソコンを購入した。ブログの作成がその目的だ。糖尿病と闘いながらプロ入りを果たした左腕は「頑張っている姿を少しでも見せたい」と、同じ病気を抱える患者を勇気づける活動に意欲的。「井川さんのホームページとかは見てます」と、早くも“研究”を始めている。
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■ 虎初の連覇や!
 V2を成し遂げます。昨季、プロ野球歴代3位となる147打点でリーグ優勝に貢献した今岡が、甲子園球場で自主トレを公開。個人の成績よりも球団史上初となるセ・リーグ連覇を目標とすることを宣言した。「何物にも替え難い、すごい価値があること」と、92〜93年のヤクルト以来となる“快挙”を目指し06年を始動させた。
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■ 福祉もフル回転!
 藤川が昨季受賞した「ヤナセMVP」の賞品「メルセデス・ベンツE280(650万円)」の納車式とサイン会が、大阪府茨木市内のヤナセ茨木店で行われた。イベント終了後、血液腫瘍を発症し骨髄移植が必要な郷土の“後輩”を救うべく、骨髄バンクへのドナー登録を呼びかける考えを明かし、高知県内の福祉施設に車いす50台を贈呈することも表明。今後は積極的に社会貢献を果たす構えだ。
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■ 強烈エール!
 かつてともに見た夢を実現させよう。今岡が今季は完全復活して3番・右翼での活躍が期待される浜中に激エールを送った。「やらなアカン選手なんやから」。この日は兵庫県三田市の「ホロンピアホール」でのチャリティートークショーで共演。同期入団で以前は合同自主トレを続けていたコンビが3番と5番に座り、連覇、そして日本一を目指す。
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■ 負けたくない!
 おかわり君斬りで開幕1軍アピールだ! 希望枠ルーキー・岩田が、大東市内の大阪桐蔭高グラウンドで自主トレを公開。プロ入り後、同校の同級生で西武・中村との対戦を熱望した。

 目の色は輝きを増していた。かつての球友から遅れること4年。ようやくたどり着いた新たなステージで、気持ちは自然と高ぶった。

 「中村はプロに入ってからも『凄いな』と思って見てました。これからは同じ舞台に立てる。早く対戦したいですね」

 中村は昨季80試合の出場ながら、22本塁打を放ち大ブレーク。体重100キロ近い風貌から、おかわり君の愛称も定着し、未来の主砲候補として期待されている。

 大阪桐蔭時代は投打の主軸だったが、岩田にとっては「アイツは別格」と当時から一目おく存在。それだけに「やるからには負けたくない」と闘志を燃やした。

 西武とのオープン戦は3月5日(倉敷)と15日(インボイス)の2試合。岩田が宣言通り抑えれば、開幕1軍へ好材料となるのは間違いない。

 この日は取材との兼ね合いで別々にランニング、キャッチボールをこなしたが、前日は同校グラウンドで合同トレ。年末も野球部の同窓会で顔を合わすなど絆は固い。

 「早く寮に入りたい」

 心はすっかり猛虎の一員。岩田がいよいよ本気モードに突入した。
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■ 観客動員もV2や!
 ペナントレースも、観客動員もV2や! 阪神は甲子園室内練習場で「年賀式」を行い、牧田球団社長が全職員を前にセ・リーグ13年ぶりの連覇と日本一という目標を掲げた。4年ぶりに改めた「Be the Best For the Fans」のキャッチフレーズで戦う新年。同社長は「常に最高の場面に立つ努力をし続けることが、我々の使命です」と力強く語った。

 闘争心のベクトルはチーム成績だけにとどまらない。昨季球団初の12球団トップに立った観客動員も“連覇”を目指す。昨季はオリックス戦が交流戦6カードで唯一の3万人台と苦戦したが、同社長は「いい選手が増えて、盛り上がる気がします」と清原、中村人気にも期待を寄せた。

 親会社の阪神電鉄本社が村上ファンドによる株式大量保有を受け、大揺れに揺れたオフ。4日の本社年賀会では、西川本社社長からモノ言う筆頭株主が求める企業価値向上への意気込みが語られた。「ブランドイメージを上げることがタイガースの存在意義」と牧田社長。2つの頂点へ、セ王者はどん欲に走る。
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■ ロナウジーニョになる!?
 猛虎のエースが新生を誓った!? 井川が茨城県筑西市内の三の丸ホテルで開かれた恒例の「下館勝虎会」に参加。2006年の自身のスローガンに「楽しむ」を掲げた。サッカー・ブラジル代表のロナウジーニョを例に挙げ、自ら楽しみ、ファンも楽しませるプレースタイルを目標にした。既に昨年12月に契約更改を済ませ、メジャー志望を一時封印して挑む今季。新しい井川に注目だ。
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■ ゾッコン堂上欲しい!
 今秋の高校生ドラフトで獲得を狙う愛工大名電・堂上直倫内野手について、ハワイで休暇中の岡田監督が早くも「ポスト今岡」候補に指名した。「近年、高校生ですぐに1年目から1軍で活躍したのは清原と松井秀ぐらい。堂上も阪神ではすぐにレギュラーは無理でも、将来のクリーンアップにはなれる。野手では抜けている存在や」。今年32歳になる今岡がベテランの域に達するまでの時間と、堂上の成長期間を考慮すれば世代交代もスムーズに行われるだろう。今岡から堂上へ。常勝軍団を目指す指揮官の青写真には、ハッキリとそう描かれていた。
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■ 初売りV効果!
 大阪市北区の阪神百貨店で新年の初売りが行われ、福袋を求める買い物客で終日にぎわった。発売開始前から阪神ファンがズラリ、約4100人が長蛇の列を作った。03年に星野阪神が18年ぶりに優勝し、翌04年の初売りでは4000人の行列。それを上回るフィーバーぶりだった。

 阪神百貨店販売促進部広報課は「やっぱり去年の優勝の影響は大きいです。あまりに人が並んでいたので、発売開始も30分繰り上げました」とうれしい悲鳴。当初は午前9時半から発売を開始する予定だったが、午前9時に繰り上げた。限定1100袋の「スペシャル福袋」(税込1万円)は午前11時30分に完売。1日午前1時に一番乗りした尼崎市の主婦・引田孝子さんは、甲子園の開幕シリーズペアチケット引き換えハガキを手にニッコリ。「今年こそ日本一になって欲しいです」と声を弾ませた。

 連覇の予感は、新企画にも表れた。抽選販売福袋では「あなたが予想する胴上げ試合観戦福袋」(税込1万円)を初めて用意。甲子園でリーグ優勝が決まると仮定し、胴上げ予想日を3候補(3日)選んで予想を募った。同広報課は「めざせV2ということで、皆様の期待も大きいですから」と説明した。
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■ 金本元日始動!
 金本が広島市内のスポーツジムで自主トレーニングを公開した。元日からの始動は広島時代から続く恒例行事。ことしも広島の新井らとともにウエートトレーニングを中心に汗を流した。

 4月で38歳になる金本は昨季、打撃3部門すべてで自己記録を更新するなど老け込む気配はない。今季の目標について個人的なことは口にせず「勝つためにがむしゃらにやるだけ。優勝した次の年だけに気を引き締めないといけない」と、悲願の日本一奪取を誓った。

 またシーズン序盤にはカル・リプケンが持つフルイニング連続試合出場の米大リーグ記録を更新するのも確実な状況だ。世界的な偉業にも「順調にいけば普通に達成できると思う。いい励みになる」と意欲をのぞかせた。
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■ 球児特別発走!
 藤川が経営難にあえぐ故郷の高知競馬場の活性化のために協賛した特別レース「応援ありがとう協賛・22番 藤川球児特別」(第7R)が、同競馬場で行われた。プレゼンターとして出席した球児をひと目見ようと、詰めかけた多数のファンで場内は大盛況。1日の売り上げでも大みそかにして今年初めて前年同日の数字を上回るなど、球児イヤーの締めくくりにふさわしい見事な「救援劇」となった。

 高知が誇る球界最強セットアッパーの登場に、場内が沸き返る。第7レース終了後。表彰式のプレゼンターとして舞台に上がった球児に、地元ファンの大きな拍手が降り注いだ。

 「生まれ育った高知には、やっぱり思い入れがありますからね。少しでも役に立てればと思って…」

 この日の観客数2771人は前年同日の2354人から17%増。また、1日の売り上げ9670万円は微増だったが、同競馬場が売り上げで前年実績を上回ったのは今年初めてのこと。大みそかにして初めてもたらされた黒字の価値は計り知れない。

 絶大な“球児効果”に関係者も「今年の流れから前年の90%なら御の字と思ってました。感謝としか言いようがないですね」と最敬礼。また「来年以降、恒例になってくれたら。それまで倒れないように頑張ります」と、これを契機にさらなる立て直しを目指すことを誓った。

 スピーチでは高知県内の少年野球チームを甲子園に招待することを宣言。「お父さん、お母さん。どうか子どもさんに野球をさせてあげてください」と呼び掛け、喝さいを浴びた。

 5日に高知から帰阪し、10日からは自主トレのため沖縄へ。「今年のことは年内のうちに整理できた。開幕ダッシュできるように、気持ちを切り替えて調整していきます」。圧巻の救援劇とともに、球児の05年は終わった。
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■ G挑発!
 家族旅行でカウアイ島に滞在している岡田監督が、今オフに大補強を敢行した巨人を「あんまり変わらんやろ」と斬り捨てた。豊田、野口のFA補強、さらに注目新人・辻内の1年目からの活躍にも疑問符を投げかけた虎の指揮官。V2を阻むライバルとしては、眼中に入っていない様子だ。
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■ 仰天プラン!
 ハワイから仰天プラン! バカンスでカウアイ島に滞在している岡田監督が、来季交流戦の改革案をぶち上げた。セ主催試合にDHを採用し、逆にパ主催試合で投手が打席に入るよう変更しようというもの。ユニホームもこれに準じて逆転し、阪神なら遠征先でホーム用のタテジマを使う。ファンサービスを意識した“逆転の発想”の行く末が注目される。
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■ 新スローガン決定!
 “ベスファン”で日本一奪取や! この日、仕事納めの阪神は2006年度のスローガン「Be the Best For the Fans」(最高をめざせ!そしてファンのために!)を発表した。今季のリーグ優勝を機に「ネバサレ」から卒業。在阪スポーツ紙を通じて寄せられたファンのアイデアと球団内の意見を合わせ、5年ぶりに一新した。ファンとの絆を強調した新スローガンで、来季は名実ともに球界のベストチームを目指す。
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■ 開幕3番ライト奪え!
 浜中よ開幕で「3番・ライト」を奪え。年末年始を家族とハワイで過ごすため日本を出発した岡田監督が来季開幕戦の先発オーダーの重要性を説いた。今季同様の打線固定を理想に掲げ、来年3月31日ヤクルト戦の布陣を年間通した基本軸とする考え。浜中の3番構想を打ち出している指揮官にとっては、言わば期待の大砲への“ゲキ”。浜中も運命の3・31へ向け来春オープン戦からの全開を誓った。
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■ やるで40歳現役!
 矢野が兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸2億2000万円の2年契約でサインした。2億円突破は阪神では4人目。出来高払いとFA残留の再契約金を含めた総額は5億円。会見ではヤクルトの古田選手兼任監督を目標に挙げ、40歳代でのレギュラー死守に意欲を見せた。
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■ 練習に集中したい!
 ストッパーの勲章を手に入れる。久保田が大阪市内で行われたトークショーで、日本一と30セーブを挙げての「セーブ王」獲得を来季の目標に挙げた。球団との契約更改交渉は越年が決定。それでも虎の守護神は「早く契約を終わらせて、練習に集中したい」と大きな目標に挑むためにも、早期決着を願った。
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■ 06年も元日発進!
 猛虎の主砲は2006年も元日始動だ。金本が来年1月1日に広島市内のスポーツジム「アスリート」でトレーニング始めをする考えを明かした。来季はフルイニング出場の世界新記録に到達する節目の年。例年通りの元日練習でメモリアルイヤーのスタートを切る。
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■ 代理人・島田紳助?
 猛虎の主砲に来オフ銭闘へ最強助っ人!? 金本が都内スタジオで毎日放送系「世界バリバリ☆バリュー」(来年1月18日午後10時から放送)の収録に参加。同番組の司会でプライベートでも親交深いタレント・島田紳助から、“代理人”としての助太刀を約束された。来季は4年契約最終年でFA権を再び取得する予定。今季は自己最高の成績ながら複数年契約のため現状維持でサインしたが、お笑い界屈指の話術をも武器に今度こそ最高の契約を勝ち取る。
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■ 野手セ界一!
 今岡が兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円アップの年俸3億3000円+タイトル料500万円で一発サインした。今季は球団新記録となる147打点をマークし、リーグ優勝に貢献。阪神の日本人選手では初めて3億円の大台を超えた。セ・リーグの野手でもトップに立った虎の顔は会見で悲願の日本一へ向け、決意を語った。
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■ 球児“笑”給!
 藤川が西宮市の球団事務所で2回目の契約更改交渉に臨み、7000万円を保留した前回交渉から1000万円上積みとなる来季年俸8000万円でサインした。球団はプロ野球記録となったシーズン80試合登板をタイトル獲得と同等に評価。査定を見直した。納得のいく評価を得て球児は、来年3月のWBCへ、そしてリーグ連覇&日本一へ動き出す。
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■ 最“恐”タッグ!?
 金本が清原から引退も視野に入れた進路相談を受けていた。この日、都内ホテルで行われた「毎日スポーツ人賞」の授賞式に出席。会場で清原のオリックス入りを知り「何回か相談に乗っていた」との“秘話”を明かした。「野球ができるうちはやった方がいい」という説得が通じての朗報。「非常に楽しみ」と関西を盛り上げる同志の誕生を喜んだ。
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■ ローテは白紙?
 岡田監督が甲子園球場内の球団事務所を訪れて来季の契約更新の手続きを終えた。牧田球団社長と約1時間会談を行い、就任当初に結んだ3年契約の最終年に当たる来年へ向けてチーム戦略を話し合った。

 自身の契約に関する話は早々に終了。「ハンコを押すだけや。一緒やからな」。あとは希望あふれる来季の話題で盛り上がった。新助っ人オクスプリングを加えるなど既に補強は完了。2006年に掲げる目標はリーグ連覇。今季逃した日本一という“忘れ物”もある。

 「来年の話やな。キャンプの話とか。先発ローテの競争は激しくなる。そこが一番激しいんちゃうか」

 来季布陣を思い描く指揮官には確かな自信がある。牧田球団社長も「けが人が出なければ来年も期待できます」と手応えを強調していた。
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■ 若返りトレ!
 来季5年契約の最終年を迎える片岡が、復活への“肉体若返り”を誓った。オープン戦中の左ふくらはぎ故障で出遅れた今季の反省から、今冬の自主トレでは、プロ14年目で初めて専門トレーナーに師事して股関節を中心に可動域を広げる新練習を導入。「柔軟性が出てきている」と確かな手応えを感じ取った。

 「20歳代のような柔軟性を少しでも取り戻したい。スイングの乱れは体から出てくる。だからケガにもつながる。来年はケガせずに1年間やらないといけないから」

 PL学園からの先輩でいまも変わらず「永遠の大先輩」と慕う清原が同じ関西球団オリックスへ入団間近という報道を見聞きする。「このまま終わる人じゃないと思っている」。復活の2文字を目指す姿勢を自身にも重ね合わせた。

 「オレもこのまま終わっては寂しすぎるやろ」

 だから12月中もバットを握る。「この時期にスイングするのは初めてやね」。打撃フォーム解析にも心を砕く日々だ。この日は母校同大ラグビー部の試合を観戦。「学生はひたむき。見習わなあかんね」。片岡は熱い思いで“寒波”に立ち向かっていた。
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■ 決意!
 藤本が03年シーズン以来の打率3割を来季の絶対目標に掲げた。「一度やっているので、絶対にできると信じています」。年明け1月8日からは秀太とともに徳島市内での自主トレを計画していることも明かした。

 「自分でいい場所を探していました。自分の拠点を作りたいと思っていたから。徳島には野球教室に行ったことがあって知人から施設がいいということも聞きました」

 先輩・赤星らに付き添っていた昨オフまでとは違い、今オフは“独り立ち”。新天地での鍛錬を決断した。「ウエートトレーニングを重視。秋のキャンプでチェックしたフォームを維持するための体力、フォームを崩さない体の強さをつけたい」。相対的に左半身が弱いことを自覚。すでに西宮市内のジムでは体のバランスを整えるトレーニングにも取り組んでいる。

 この日は西宮市内のショッピングセンターと明石市内の商店街で開催された「兵庫県元気アップイベント」に参加。定位置再奪取へ、決意の冬は深まっていく。
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■ 本当にさみしい…
 ハワイへの優勝旅行から16日夜に帰国した岡田監督が、恩師と慕う前オリックス監督・仰木彬氏(享年70)の死去に深い悲しみを表した。オリックス時代に選手として2年間、現役を引退後には2軍助監督兼打撃コーチとして仕えた間柄。「指導者として大きな影響を受けた方。天国では安らかに眠ってほしい」。師匠との別れを惜しみ、故人への哀悼は尽きなかった。
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■ 自炊にチャレンジ!
 今オフに阪神の独身寮「虎風荘」を退寮する鳥谷が来季から自炊にチャレンジする。

 「電化製品はひと通りそろえました。不安はないです。自炊?年明けからは挑戦しようと思っていますよ」

 これまで寮生活を送っていただけに、家事はほとんど未経験。しかし、独身の赤星が契約しているケータリングサービスなどは当分の間、受けない予定だ。

 入団3年目を迎える来季、一人暮らしで自立を図る鳥谷。その一方で、遊撃のレギュラーとしての活躍が期待されるが、優勝旅行期間中も滞在先のトレーニング施設でウエートトレを行うなど、シーズン終了後も練習を続けている。

 年明けからは早大で自主トレをスタート。その後は、昨年も刺激を受けた井口(ホワイトソックス)との沖縄自主トレで世界一のエキスを吸収する予定だ。今季以上の飛躍が求められる若虎が文字通りの独り立ちを目指す。
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■ 甲子園全席指定!
 ロッテ応援団が、甲子園球場を動かした!? 阪神が甲子園球場の全席指定化を発表した。巨人戦以外で自由席だった三塁アルプス席とレフト外野上段席を来季から指定席に変更。指定席でもビジターチームのファンがまとまって応援できるよう「レフトビジター応援席」を新設する。今季の交流戦や日本シリーズでパワフルな応援を繰り広げたロッテファンを意識した措置だという。

 ビジター応援席となるのは、スコアボードから左翼ポール方向に3ブロック目の上段約800席で、巨人戦では下段も含めた約1900席。料金は他の外野席と同じ1700円、入場門は共通とし、特段の境界は設けない。

 指定席化にともない「ビジターファンがバラバラに座ることになるデメリットがある。それを緩やかにカバーする」のが狙いと、岡本勇人営業部次長は説明した。名称は区切るが「ビジターファンの専用で阪神ファンが座れないと設定するものでもない。またビジターファンがビジター席以外に座っても構わない」と補足した。

 巨人戦以外の指定席化は「早朝から並ばないと座れないのは時代にそぐわない。今の観客動員の水準なら指定席が適当」と、3年連続で300万人以上を動員した人気が背景にある。甲子園の外野席は来季から、阪神ファンとビジターファンの色分けがより鮮明になりそうだ。
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■ 井川KO!?
 ああ、無念…。井川が風邪による体調不良のため、V旅行先のハワイから13日夕、関西国際空港着の便で帰国した。チームより一足早い帰国に「みなさんにはご心配とご迷惑をおかけして、申し訳ありません」とションボリ。それでも、風邪をおしての強行参加で見せた“誠意”は岡田監督をはじめ、ナインにもしっかり伝わった。
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■ 敵将眼中になし!
 古田ヤクルト恐るるに足らず!? 阪神のハワイ優勝旅行に参加している岡田監督が、29年ぶりの選手兼任監督となったヤクルト・古田監督を「現役にしがみついているだけ。(古田個人は)眼中にない」と挑発した。ヤクルトとは来季の開幕戦で激突。V2のスタートダッシュに向け、まずは虎の指揮官が“先制口撃”を仕掛けた。
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■ 大いに楽しめ!
 “銭闘封印”でエンジョイや! 2年ぶりのセ・リーグ制覇を達成した阪神の岡田監督が、優勝旅行の最初の目的地・米ハワイ州マウイ島で行われた祝勝パーティーで「とことん楽しめ!」と号令を発した。

 150人の参加者を前にあいさつした岡田監督は「家族のみなさんが勢ぞろいして優勝を喜べるのは爽快な気分」と感想を口にした上で続けた。

 「一つだけ言いたいのは、契約更改で頭にきてる人も、これからうまくいかないなと思っている人も、この1週間はそんなことを忘れて楽しんでほしい。家族サービスをして喜びを分かち合ってほしい」

 今年は一昨年の優勝旅行より多い21選手が参加。シーツ、スペンサー、ブラウンの助っ人勢も米本土から駆けつけるなど、初日から盛り上がりを見せている。言葉だけでなくホテル到着後、岡田監督はゴルフ場へ直行。愛息・陽集さんとプレーを楽しんだ。

 もちろん、思いっきり楽しむ「もう一つの目的」は連覇、日本一を目指す来季への英気を養うこと。「来年以降も毎年、こういう会をハワイやいろんなところでできるように頑張りたい」。締めの言葉には一番力が入っていた。
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■ ハワイへ出発!
 今回のハワイへの優勝旅行には今岡、赤星、井川ら18選手ほか、牧田球団社長、岡田監督ら首脳陣、球団スタッフ、選手の家族らを合わせて約150人のチーム関係者が参加した。現地ではシーツとスペンサーの両外国人選手も合流する予定。一方、金本、下柳、桧山らは所用のため不参加。同行する約50人の報道陣を含む総勢約200人が10日夜にJALチャーター便で関西国際空港を飛び立った。

 出発に際して同空港には球団が35人の警備員を配置。出発ゲート前ではセレモニーが開かれ、牧田球団社長が「優勝を支えてくれた家族やスタッフと喜びを分かち合い、楽しんできます」とあいさつ。機内では阪神にちなんだ機内食やハッピが用意されるなど、祝賀ムードを盛り上げた。

 一行はホノルル空港で乗り継ぎ、現地時間の10日朝にマウイ島へ。到着後にウエルカムパーティーが開かれる。12日にはTV局主催のゴルフコンペに岡田監督らが参加予定。13日にはホノルルへ移動し、14日にはファンとの交流イベントなども予定されている。15日には現地を出発。日本時間の16日に帰国するまで5泊7日の旅となる。
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■ オクスプリング参上!
 前代未聞の“弾丸来日”だ。阪神が獲得を進めていた米大リーグ・パドレスのオクスプリングが、甲子園球場内の球団事務所で来季契約を結び、入団会見を開いた。自宅のある豪州シドニーから8日夜に来日。新外国人としては異例のお披露目式になった。2004年のアテネ五輪では日本代表を抑え込むなど実績十分。2泊3日という強行軍をいとわない献身的な姿勢で好感度もアップ。猛虎の新助っ人は期待度十分だ。背番号は「45」。
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■ 10倍頑張る!
 大阪市内のホテルで6選手の入団発表を行った。希望枠の岩田は背番号21に決定し「村山さんが11番ということで、10倍頑張れという意味だと思って頑張ります」とキッパリ。将来的には、甲子園球場に“岩田シート”の創設も夢見る左腕が、プロ野球人生の第一歩を踏み出した。
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■ 甲子園に感激!
 目指すは猛虎最年長投手だ。高校生ドラフトで阪神が1巡目指名した近大付・鶴が、猛虎で41歳まで投げ続けた若林忠志氏を目標に掲げた。「これから好きな仕事でご飯を食べていくのだから、長く、長く野球を続けたい」。お手本として今季37歳で最多勝のタイトルを獲得した下柳を挙げるなど、息の長い現役生活へこだわり十分。この日は阪神の新人6選手が甲子園球場など球団施設を見学した。
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■ アニキが満額更改!
 金本が西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2億6000万円の現状維持で更改。今季の“MVP料”として5500万円の破格ボーナスをゲット。「来季の自分に期待ができる」―。鉄人が06年も虎党を頂点に導いてくれる。
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■ 劇弾1発500万!
 スーパーサブ料は500万円なり! 中村豊が西宮市内の球団事務所で契約更改。500万円増の3000万円で一発サインをかわした。

 笑顔の記者会見は、1点に話題が集中した。天王山となった9月7日の中日戦。延長11回に飛び出した阪神移籍第1号は、チーム、そして自身に大きな福を呼び込んだ。

 「僕からその話は絶対にしたくなかったですけど、球団からいい言葉をいただいてうれしかった」。中村豊が何より喜んだのは査定面より、そのフレーズ。それでも、沼沢取締役は「色はつけてないけど、普通の一発ではないですから」と劇的なV弾を称賛した。

 「9月7日以外でも精神的にキツイ部分があって、そこを評価していただいた」。今季は49試合の出場ながら、攻守での貢献度はピカイチ。頼れるスーパーサブが、06年も猛虎を支える。
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■ 虎のソリアーノや!
 虎のソリアーノになるで! 阪神が獲得を内定した元広島の石橋が、自主トレ中の広島・大野練習場で、同じ二塁手で広島の二軍から世界へ羽ばたいたソリアーノを目指すことを宣言した。戦力外を通告した古巣を見返す気持ちで満ちあふれている。

 まだ燃え尽きていない。今オフ、広島を戦力外となった石橋は11月25日にスカイマークスタジアムのサブ球場で行われた合同トライアウトに参加。48選手の中で攻守にわたり輝きを放ち、阪神の内定を獲得した。

 「広島ではチャンスがなかった。実力がなかったとは思っていない。まだ契約していないので何とも言えませんが、阪神の厚い内野陣に割って入る自信はある」

 連日のハードな練習に充実の汗を流す石橋は言い切った。シュアな打撃と50メートル5秒9の俊足。守備においては「誰にも負けない」とキッパリ。目指すはソリアーノだ。97年まで広島に2年間在籍したが、一軍出場は9試合、ヒットも2本だったが、98年にヤンキースに入団するや、大暴れ。02年には39発、41盗塁を記録。同じ二塁手で一軍出場ゼロの石橋が最もあこがれる存在だ。

 「ソリアーノみたいになれれば最高ですけど。広島が出したことを後悔するくらい活躍したい」

 2年目に右ひざを疲労骨折してから、故障に悩まされた。3年目は左ひざ痛、4年目は春のキャンプで右ひざじん帯損傷。5年目の今季は初めて万全な体調だったが出場機会に恵まれなかった。

 「球団に言われて、入団した時にスイッチに取り組み、やっと左のフォームが固まってきた。身体もよくなり、あと1年が勝負だと思った矢先にクビを切られた」

 起用法の不満から、ストレスがたまる一方の5年間だった。

 「プロに入っていいことはなかったけど、阪神の編成の人から『獲りたい』と言われた時は、初めて報われた気がしました。優勝チームに自分が必要とされたんだから」

 暗黒の時代とは、もうおサラバ。波佐見高時代には行けなかった夢の甲子園で、石橋は虎のソリアーノに変身する。
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■ 井川にダメ出し!
 メジャーは甘くない! 来オフにもメジャー移籍する可能性が出て来た井川に対し、米大リーグ・アトランタ・ブレーブスの大屋国際スカウトが辛口ジャッジを下した。

 「アメリカでやっていくためには、角度のあるボールを覚えないといけない。このまま行ったら火だるまでしょう」

 井川は03年の20勝をピークに14、13勝と成績は下降線。今季は防御率も3.86に終わり、3年連続で達成していた200投球回もストップした。この日、鳴尾浜でのトライアウトを視察した大屋スカウトが厳しい言葉を並べたのは、井川のポテンシャルを高く評価していればこそ。もちろん、阪神側がポスティングシステムでのメジャー移籍を容認した場合は、入札する意向を示した。

 「球団がポスティングを認めるかどうかは分かりませんが、市場へ出回るなら参戦しないといけない選手ですね」

 猛虎のエースが夢を実現させるためには、まずは自分を磨き上げるしかないようだ。
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■ 仰天一発サイン!
 ポスティングでのメジャー移籍を熱望していた井川が、代理人の橋岡弁護士と共に西宮市内の球団事務所で交渉を行い、年俸2億2000万円の現状維持で更改した。来オフ移籍へ、球団が軟化の姿勢を見せ、岡田監督もバックアップを約束。20勝&日本一がメジャーへの“条件”となる。
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■ これだけか!?
 守護神・久保田が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2800万円増の6000万円の球団提示に態度を保留した。同じく、7000万円の提示額を一蹴している藤川との『FK』で共闘していく考えを示した。主力の契約保留者は6人目。一方で、今季先発で8勝(14敗)にとどまった福原は1000万円増の8000万円で来季の契約を完了した。
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■ 復活へ『5』〜!
 「5」番をオレ色に染めてやる! 浜中が来季から背番号を「31」から「5」に変更することが発表された。今季は右肩手術からの1軍復帰を果たし、ミスタータイガースの象徴でもあった背番号を晴れて“卒業”。来季は新たな背番号で完全復活、レギュラー奪回に挑む。これを受けて林が「31」番を付けることも決定した。
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■ 誓う日本一!
 『阪神タイガース2005年セ・リーグ優勝祝賀会』が大阪・北区のホテルで行われた。手塚オーナーは、約1500人の招待客に、常勝軍団を作ることを約束。岡田監督も「素晴らしい忘れ物を取りに行く」と日本一を宣言し、大きな拍手を浴びた。
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■ 中継ぎ拒否!
 最低ラインに届かなければ、中継ぎやめる! 日本新記録となる80試合に登板し、最優秀中継ぎ投手賞に輝いた藤川が、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から4800万円増の7000万円(金額は推定)の球団提示を不服として保留した。希望額の9000万円に遠く及ばない提示に、会見では「この額なら来年、中継ぎはできない。分かってもらうまで言う」と越年も辞さずの構えを見せた。
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■ 幸せ太り宣言!?
 先発ローテ死守へ1日4食だ! 能見がABC系テレビの「虎バン」に出演。収録後、2年目の飛躍へ体重アップを誓った。

 「冬場に体重が落ちるので、ケーキとかカロリーの高いものを食べて、キャンプまでには増やしておきたいですね」

 シーズン中は71キロだったのが、今では70キロあるかないか。夏場に体重が減ることを考えると、“貯金”は多ければ多い方がいい。キャンプインまでの目標は73キロ。一度に量を食べられないことから、「4回に分けてでも」と意欲を燃やす。

 心強い味方がいる。すでに入籍を済ませた千江子夫人とは、12月から新婚生活を始める構え。学生時代、栄養学を専攻した新妻のアシストがあれば、これほどありがたいことはない。

 「開幕ローテ?もちろん。先発にはこだわっているのでね」。1年目の今季は開幕ローテをつかみながらも、5月以降に失速。特に7、8月は1軍でわずか3試合の登板に終わった。「寝る前にはモチでも食べます」。細身の左腕が“大食いトレ”で、さらなるレベルアップを目指す。
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■ 桧山の誓い!
 右翼死守して3割、20発や! 桧山が1997年以来9年ぶりとなる20本塁打を来季の目標に掲げた。2年ぶりの打率3割にも意欲を見せ、プロ15年目で自身初の“同時大台”を狙う。

 この日は京都市北区の児童養護施設「京都聖嬰会」を訪問。約30人の児童と腕相撲やサイン会などでふれ合いの時間を過ごした。「ボクがパワーを与えているようで、逆にパワーをもらっているんです」。積極的な福祉活動の中、来季への闘争心も高まってきた。

 「自分はそんなにこぢんまりしたタイプじゃないと思ってるから。ホームランを捨てるわけにはいかない。いいところを出していきたい」

 今季は8本塁打。100試合以上に出場したシーズンでの1ケタは95年(8本)に次いで2度目の屈辱だった。毎年のように右翼の定位置を争ってきたが、来季はスペンサーに浜中、林も加わる最大の激戦。かつての4番は勝利の策を、アーチ増産に見いだした。

 「一昨年は18本打ってる。20本は試合に出続ければいける。1つの数字に絞るんじゃなく、3割もね。すべてにおいて欲深くいきたい」

 出れば、打つ。自信も技術の裏付けもある。年明けは1月5日から例年通りグアムで始動。「体が一番。1年間フルに出られる体づくりをする」と意気込む。ライトスタンドからの声援を最も近くで聞ける居心地の良い場所。簡単に渡すつもりはない。
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■ 納得できん!
 ダウン提示に怒り爆発! 浜中が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円ダウンの年俸3800万円を保留した。阪神では今季の保留第1号。右肩の故障を乗り越えて交流戦から戦列復帰。リーグ優勝に貢献したが、球団は厳しい評価。この日の交渉は平行線のまま物別れし、長期戦の様相を呈してきた。
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■ オレに任せろ!
 阪神選手会は神戸市内での総会で役員改選を行い、赤星の選手会長就任が正式に決定した。大役を任された新選手会長は「球団の方、裏方さん含めて全員で強いチーム作りをしていきたい」と改めて“一丸野球”を強調。セ・リーグ連覇、そして日本一奪回を狙う来季へ、熱く所信表明した。なお副会長には安藤、役員には藤本、関本が就任した。
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■ 井口で飛躍!?
 “世界一の極意”教えて! 鳥谷がメジャー移籍1年目でチームのワールドシリーズ優勝に貢献したホワイトソックス・井口との会談を熱望した。鳥谷と井口は今年1月に沖縄で合同自主トレをした間柄。実現すれば、3年目の飛躍へ貴重な財産となりそうだ。
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■ キャプテン赤星!
 2年ぶりのリーグ優勝を達成した阪神が大阪市福島区のホテル阪神で納会を行った。壇上であいさつに立った岡田監督は「来年はもう一つ大きな喜びを持って、この場でみんなと分かち合いたい」と力強く日本一を宣言。また、24日の選手会納会で新選手会長に就任する赤星をグラウンド内でもキャプテンに指名し、まとめ役として期待を寄せた。
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■ 今、勝負したい!
 メジャーに行きたい。ポスティングでの米大リーグ移籍を熱望している井川が、MBSラジオの新番組に生出演。「野球をやっている以上は世界最高レベルのリーグで、自分がどこまで通用するかトライしてみたい。30歳を超えて行っても勝負にならない」と今オフ初めてメジャーへの熱い思いを口にした。球団側はNOの姿勢を示しており、12月2日の第1回交渉を前に“反撃”に出た格好だ。
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■ 生涯「虎のアニキ」や!
 大阪市の『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』のクリスマスツリー点灯式に参加した金本が、猛虎で現役生活を全うする決意を示した。来年8月中にも2度目のFA権を取得するが「阪神に残るのがベストだと思う」と明言した。「一年一年が勝負。来年、成績がガクッと落ちたら球団から『いらん』と言われるわ」。2006年は4年契約の最終年にも相当。今季のリーグMVPながら無冠だった打撃タイトル獲得にも意欲を燃やした。
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■ 大満足♪
 甲子園球場で『阪神タイガースファン感謝デー2005』を開催した。寒空にもかかわらず、4万3000人が集まった。球団創設70周年記念の夢のOB交流戦では、往年の名バッテリー、江夏−田淵が復活。綱引きや大玉ころがしなど、選手がファンと直接触れ合うコーナーもあり、子どもからオールドファンまで大満足のイベントだった。

★来年は日本一に
 ファン感謝デーで岡田監督が来年の日本一、そして、球界の盟主となる覚悟を示した。4万3000人のファンを前にあいさつ。今季の感謝に続いて、誓いを立てた。

 「みんなの力を結集した1年でした。今年は常勝チーム、魅力あるチームとして、これからの野球界を引っ張っていくチームのいいスタートが切れた。セ・リーグのV奪回は果たしましたが、もう一つ上の目標を残しました。来年はもうひとつ上の目標を目指したい」。阪神がプロ野球界を引っ張っていく。そのためにも来年こそは日本一を。熱くファンへ約束した。

★牧田社長がザンゲ?
 ファン感謝デーのあいさつで、牧田球団社長がファンにザンゲ?した。「何度も野球のプレー以外で新聞紙上でご心配をかけたことがあったかもしれません。その中でファンのみなさまから暖かいご声援をいただきました」。

 村上ファンドの球団株式上場問題をはじめ、星野SDの巨人監督問題でにぎわせた。牧田球団社長の発言はこれらを匂わしてのもの。「もろもろのことがありましたから。星野SDのこととかも…」。発言の真意を聞かれた牧田球団社長も話しにくそうだった。

★江夏VS金本が実現
 OB交流戦の二回、紅組・江夏VS白組・金本の夢の対決が実現した。捕手に田淵を従えた江夏が、投球前にマウンド付近まで金本を呼び寄せて、なにやらひそひそ話。結果は金本が初球をとらえ、左前打した。「金本には1球で終われというたんや」と江夏氏は振り返っていた。

★球児が気合の直球
 紅組・藤川がブラッシュボール? OB交流戦の二回に登板し、白組・平田ヘッドコーチを相手に気合十分。初球にいきなり平田ヘッドの胸元付近に直球を投げ込んだ。結局、3球目に右前打を許したが、「脅かそうと思ってまっすぐを投げました。近めに放ったら危ないんでね」と、してやったりの表情だった。

★大ハッスル赤星
 グラウンドを一周するフィナーレで赤星がバック宙を披露。トラッキーもビックリの身のこなしだった。

 「こんな寒い中多くの方が来てくれて、ありがたかった。この声援で今シーズンも優勝できた。いつもとは違うアピールをしたかった」

 猛虎綱引き大会では、綱を鉄棒代わりに逆上がり。またチアに飛び入りし、リフトの上でポーズを決めるなど大ハッスルの一日だった。

★大先輩斬り辻本
 OB交流戦に出場した辻本は、白組の二番手として一回一死から江本氏の後を受けて好リリーフ。大先輩を敵に回しても動じることなく、和田豊、長崎両氏を打ち取った。

 「とにかく寒かったです。いつもと違った感じ? そうですね。楽しかったです」

 二回の守備では三塁を守るなど、甲子園のファンに成長した姿を披露した。

★福祉団体に3000万円寄付
 今夏実施したチャリティーオークションなどによる収益金3072万4282円を福祉団体の「あしなが育英会」に寄付すると発表した。オークションは、交流戦で着用した1979年から81年にかけてのデザインのユニホームを対象に行われ、岡田監督以下コーチ、全選手の計92枚が売れ、収益金は3059万6788円に上った。これにシーズン中、甲子園球場に募金箱を設置して行った「阪神タイガース募金」による収益金約13万円を合わせ、寄付することになった。
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■ WJFKで連覇!
 大学・社会人ドラフト4巡目で、日本生命のMAX151キロ右腕、渡辺亮投手を指名。岡田監督は早くも中継ぎの即戦力としての期待を表明した。盤石だった『JFK』が『150キロカルテット』へと変化。V2戦略も、日本一奪回構想も、これで盤石や。
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■ 赤星年内始動!
 レッドスターの今オフは「早期」「孤独」「雲隠れ」がキーワードだ。赤星が来シーズンの200安打超えをあらためてノルマに掲げた。今季190本からの上積みを目指し、自主トレは自身初めてとなる年内始動を決意。チームメートとともに行っていた合同トレを行わず、単身で節目の三十路を迎えるシーズンへの体づくりに取り組む。
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■ 右翼争い楽しみや!
 台湾出身の3年目・林威助が秋季キャンプの“MVP”に輝いた。岡田監督がキャンプ打ち上げの総括で期待の大砲を一番の成長株に挙げた。

 「目立ったのは林。打つ方で一番成長したと思う。飛距離だけでなく確実性も出てきたね。ライトのポジション争いをできるだけの力はつけてきている。楽しみやね」

 浜中、鳥谷ら1軍の主力選手と比べてもそん色ない打撃。特に飛距離は左打者では群を抜いていた。フリー打撃では場外アーチを連発。スコアボードを超える140メートル弾を放ったこともある。

 指揮官の言葉を受け、林本人もライトの定位置獲りに意欲を燃やした。

 「スタメン奪取?もちろん、そのつもりでいかなきゃいけない。獲りにいくつもりです。そのためにもこのオフが一番大事。体力を落とさず春につなげていきたい」

 林の台頭で来春はライトの定位置を巡り、浜中、桧山、スペンサーを合わせた4人によるし烈なバトルが展開されることになるが、指揮官は「いい意味で刺激になる」と相乗効果に期待。さらに「桧山、スペンサーは一塁の経験もある。(万一の場合の)準備は絶対にしておかないといけない」と用兵の多様化にもつながると歓迎した。

 林だけでなくキャンプ全体としても「みんな課題を見つけたやった。合格点をやれると思う」と高評価した岡田監督。収穫の秋を強調し高知を後にした。
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■ 怒りの猛特訓!
 岡田監督が安芸キャンプ第2クール3日目、赤松に2時間に及ぶ内野守備の直接指導を行った。今季1年目で首位打者、盗塁王のファーム2冠となった注目株に今キャンプでの二塁挑戦を命じていたが、「進歩がない」とバッサリ。今季固定できなかった懸案のポジションとあって、悲願の日本一への闘志が表れた。
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■ 男のケジメ!
 来季にかける意気込みだ。右肩手術からの完全復活を目指す浜中が12月のハワイ優勝旅行を辞退することが分かった。来季は右翼でのレギュラー奪回が最大の目標。戻りきっていない肩の筋力回復に向け、旅行期間中は鳴尾浜、甲子園球場を中心にトレーニングを続ける。今キャンプでは守備練習を行うなど現在のところ視界は良好。若き大砲が勝負の06年にすべてを賭ける。
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■ 世界一へ全面協力!
 岡田監督が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表へのバックアップを宣言した。代表メンバーは春季キャンプ中の2月20日に招集され、決勝に残った場合は3月22日頃までチームを離れることになるが、虎の指揮官は「問題なし」の姿勢を強調した。

 「選ばれた以上は日本代表なんやからな」

 訴えたのは日の丸の重みだった。来季開幕は3月31日。V2を狙う将として主力の最長1カ月に及ぶ“離脱”は不安以外の何物でもないはずだが、王ジャパンへの協力を惜しむつもりはない。「開幕には戻るんやから。WBCのゲームの中で調整してくれれば」と力説した。

 「ウチは候補が多い」と岡田監督。配布済みの60人の代表候補リストに6〜7人が入っていると見られ、来月上旬に決まる代表30人にも3〜4人が残ることが濃厚だ。選手の供出だけでなく、来春キャンプのスケジューリングにも協力姿勢が表れる。宜野座、安芸の2次制は同じだが、代表メンバーも参加できる宜野座の期間を延長。今年は実施しなかった紅白戦を組み、調整のスピードを上げる。指揮官は「沖縄にいる間に何試合かできる」と口にした。

 有力候補とされる赤星はこの日「選ばれれば光栄。でも、万全の状態でシーズンに臨みたい気持ちもある」と話した。ナインが抱えるそうした複雑な思いも十分にくみ取った、岡田監督の発言だった。
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■ 浮いてへん!
 星野SDが11日深夜に更新した自身のHPで「井川はもう行かしちゃれ」とポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認するメッセージを発した。岡田監督は、これを受けて「ありえないこと」と完全否定したが、井川問題が新展開に突入する可能性が出てきた。

 キャンプ休日にコーチ陣とゴルフを楽しんだ岡田監督は「井川はもう行かしちゃれ」という星野SDの“発言”を聞かされると表情を曇らせ、すぐに完全否定した。連覇、そして日本一を目指す指揮官としてエースを失うことはどうしても認められなかった。

 「ポスティングは権利じゃない。球団が認めないと不可能な制度で、球団が認めることはありえない。来年も必要な戦力に変わりはない」

 星野SDは井川のメジャー行きを容認する理由を、優勝胴上げに参加しなかったり、代理人を通じての交渉など、チームの和を乱す存在だから…とした。井川がかわいくて理解を示して送り出すものでは決してなく、チーム内で浮いていると不要論を展開した。岡田監督はその考えにも「NO」の姿勢だ。

 「浮いている?そんなの全然ないよ。ガンコとかわがままとかもない。野球に純粋というか、直接、接していても、そんな子には見えん」

 直接、星野SDと会話をしたわけではなく真意が分からない現時点でこれ以上の反論は控えたが「どういう意図なのか?」という不安は隠せなかった。ただ、いかなる理由も認めない考えだけは明言した。

 前日11日には早々と来季も井川をエースと公表した。開幕投手にも示唆している。岡田監督の頭の中ではもう検討の余地すらない。
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■ SLK!?
 今度は「SLK」トリオだ。桜井、林、喜田が来春の1軍キャンプに殴り込む。この日も特打でサク越え連発を競演した3基の大砲が狙うのは、V戦士との真っ向勝負。もちろん、脅かすだけじゃない。連覇を目指す岡田監督も、来季レギュラーを一度、白紙に戻す方針を示した。

 「来年も同じメンバーじゃ面白くないで。どんどん競争して力のある者が入れ替わっていかないと。打撃に関してはすごい高いレベルで競争しているよ。喜田もこの1年ですごく成長した。1軍につれていく」

 ファームで球団記録の21本塁打を放った喜田は「チャンスをつかみたい。もう4年目。来年ダメだったら…の覚悟はある」と一塁・シーツに挑戦状を叩きつけた。今季から筋力トレと食事制限で体質改善に取り組み、体重は9キロ減の81キロ、体脂肪率も8%減の11%まで減少した。その一方で本塁打は昨年から倍増。効果はあった。

 「オフも今のトレーニングを継続します。金本さんみたいになりたい。まだ話をさせてもらったことはありませんが、“金本3世”を目指します」

 今キャンプでは指揮官から「フォローを大きく取れ」と長距離打者としてのアドバイスをもらった。「ヒットじゃ目立たないし、今から大きいのを打ってアピールしたい」。

 林と桜井は右翼戦争に参戦する。桧山、スペンサー、そして浜中ら高い壁が待つ。林が「開幕1軍が目標」と言えば、桜井は「死ぬ気で頑張ります」と目をぎらつかせた。ホームラン打者が揃う岡田チルドレンたち。連覇へのプラスαの戦力として加わる。
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■ 新打法ええ感じ!
 岡田監督が自信を持って言い切った。「来年、鳥谷は打率3割20本塁打以上打てる」―。その根拠となるのが来季の打順と今キャンプで取り組んでいる新打撃フォーム、そして両親から授かった強靭なボディーの3点だ。その鳥谷はこの日、驚異の1日1000スイングで日々、成長を続けている。
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■ 矢野残留決定!
 FA宣言していた矢野が残留で合意に達し、コミッショナー事務局から公示された。年俸などの条件面については、今後の話し合いで決定する。キャンプ地の高知県安芸市で会見した牧田球団社長は「複数年もありえる」と複数年契約を提示する可能性を示した。現在、滋賀県内の施設でオーバーホール中の矢野は広報を通じ「阪神で野球をやらせてもらうことが一番だと思っていますし、日本一を逃したことで、その気持ちが強くなりました。球団からの誠意も感じましたし、来年は新たな気持ちでセ・リーグ連覇と日本一を目指して頑張りたいです」と決意を語った。
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■ “村山魂”継承や!
 牧田球団社長らが大阪・吹田市の関大を訪問、150キロ左腕・岩田に希望枠での獲得を伝えた。岩田はこの日、コミッショナーから契約締結内定選手として公示され、阪神入団が決定。会見では「大学の先輩である村山実さんを目標にしたい」と、通算222勝を挙げたミスタータイガースに負けない活躍を誓った。
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■ 甲子園大改造!
 阪神電鉄は大阪・野田の本社で阪神タイガースの本拠地・甲子園球場の改修工事の概要を発表した。総工費200億円投じ2010年完成予定で、銀傘が拡大され、ファウルグラウンドにせり出す“すなかぶり席”、銀傘下の個室席などが増設される。また、阪神電鉄の西川社長は同日の会見で、村上ファンドから提案されている球団上場について改めて反対の意向を表明。ファン投票についても当面、見送る方針を示した。
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■ 雨の御堂筋に18万人!
 2年ぶりにセ・リーグを制覇した阪神の優勝パレードが、大阪市内の御堂筋で行われた。2年前は同じ雨の中で40万人が詰め掛けたが、今回は18万人。岡田監督は「日本一になって皆さんといい天気で、熱いパレードをしてやる」と宣言。悲願の頂点への思いを新たにした。
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■ 新投球フォーム上々!
 プロ野球のベストプレーヤーマッチが札幌ドームで行われた。来季から禁止となる2段モーションを封印した甲子園出場組の藤川は1回を3人で締め無失点。「(今のフォームのまま)力を入れて投げていけばいいと思う」。新フォーム習得へ、第一段階は視界良好だ。試合は甲子園未出場組が、出場組を7−3で下した。
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■ 金本MVP!
 プロ野球の2005年度の表彰式が札幌市内のホテルで行われ、注目の最優秀選手には金本が選ばれた。日本記録の81試合登板の藤川や、147打点の今岡を抑えて14年目で初受賞。「いつかは獲りたいと思っていたので光栄」。プロ野球選手にとって最高の栄誉を手にして、さあ、来季は連続フルイニング試合出場の世界記録を更新だ。
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■ 緊急大募集!
 虎の指揮官が緊急大募集だ。岡田監督が連覇を期す2006年のキャッチフレーズをファンからスポーツ紙を通じて公募する。星野阪神から継承した「NEVER NEVER NEVER SURRENDER(ネバー・ネバー・ネバー・サレンダー)」は覇権奪回を果たしたことでひと区切り。来季3年目を迎える岡田阪神に似合う言葉は?
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■ 選手会動いて…
 藤川がプロ野球選手会の介入による「2段モーション問題」の解決を訴えた。来季からの規制強化を巡っては、各キャンプ地で混乱が続出。“ブラックリスト”の1人として投球フォーム改造には前向きながら、審判団の判断基準をより明確化する必要があるとして「選手会で動いてもらえれば」と話した。
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■ 木戸2軍監督退団…
 去就が注目されていた木戸2軍監督が、今季限りで退団することを明らかにした。この日の鳴尾浜での練習終了後、2軍全スタッフの前で、自らが退団のあいさつを行った。その後はナインの手によって胴上げ。厳しい指導で知られてきたが、思わず涙ぐむシーンもあった。

 3年間で2度の優勝を飾りながら、この日までに、島野総合コーチの2軍監督への配置転換が決定。一部報道では降格人事を固辞しての退団も伝えられたが、前夜には岡田監督に電話で辞意を伝え、虎風荘内での会見でも“円満退団”を強調した。

 「降格人事とかではない。僕と島野さんでは格が違う。(新ポストに)やりがいがあると思ったが、一度外から野球をみようと思う。(チームが)上昇気流の時に監督をやらせてもらったのは、本当にありがたい」

 球団側は2軍チーフ兼バッテリーコーチのポストを新設し、慰留に務めたが、「本人の意志が強かったので」(牧田球団社長)と説得を断念。1983年の入団から23年間着続けたタテジマを脱ぎ、今後は野球評論家に転身する予定。他球団からオファーがあった場合も、木戸2軍監督は「(移籍は)ない」と断言した。

 球団では明日、来季スタッフを正式に発表。伊藤3軍育成・リハビリ担当がトレーニング部門に異動するなど一部調整はあるが、全員が留任する。
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■ 待ってるで!
 かつての女房役・矢野も“待ってるで”。今オフ阪神が獲得を目指す中日・野口が、FA宣言した。巨人や楽天も獲得に乗り出す中、中日時代の1996年にバッテリーを組みノーヒットノーランを達成した矢野は「力になれる部分はあると思う」とラブコールを送った。岡田監督も直接出馬に前向き。常勝軍団作りへ争奪戦が始まる。
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■ 赤星が新選手会長!
 赤星が選手会長に就任することが明らかになった。現会長の今岡が2年の任期を終え、禅譲する方針を明言。正式には11月24日に行われる選手会納会で決定される見込みだが、来季は赤星新会長体制のもとで悲願の日本一を目指す。
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■ このオフは鍛える!
 日本シリーズ4連敗後、矢野が初めて姿を見せた。本来なら第6戦が行われるはずだった29日早朝、鳴尾浜のタイガーデンで健康診断を受けにきた。「悔しかった。悔しさしか残らんかった。このオフは鍛えるよ。勝ちたいからね」

 来年38歳を迎えるが打撃技術はいまだ向上中だという。日本シリーズでのロッテ戦ではチーム最多の5安打を放ち敢闘賞。「つかんだものがある」と頼もしい。これまでの自身のスタイルに加えて、ヤクルト・宮本から得た技術をヒントに改良していく。

 すでに取得しているFAの権利は行使して残留することを決めている。近々、球団側とも会談の場をもち、その方向で話し合っていく。阪神で日本一になってやる―。虎の正妻もすでに来季雪辱へ向かって動きだそうとしていた。
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■ 連覇のカギは濱中!
 濱ちゃんの4番構想が再スタートする。リーグ連覇を目指す岡田監督が、その条件として若手の台頭を挙げた。今季、交流戦から復活した濱中への期待は大きく、「ある程度中軸を打てるように」と主砲の金本の後釜を意識した発言も…。ベテランを押しのけてみろと、勝負指令を発した格好だ。
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■ JFK合同トレや!
 ウィリアムスがシーツ、スペンサーとともに関西国際空港発の便で帰国。先だって球団事務所で行われた会見で「声はかけてるよ」と、藤川、久保田の両右腕と米アリゾナ州で自主トレするプランを明かした。リーグ制覇に大きく貢献した3本柱。実現すれば、悲願の日本一へ向け結束はさらに固まる。
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■ 屈辱の4連敗…
10/26 甲子園
◆日本シリーズ第4戦
[阪神0勝4敗0分]
ロ020 100 000=3
神000 002 000=2
[勝]セラフィニ 1勝
[S]小林雅1S
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(ロ)李3号
(神)


 この屈辱は来年晴らす! 必勝態勢で臨んだ第4戦も流れを変えることができず惜敗。ロッテにまさかの4連敗を喫し、岡田阪神の05年は屈辱の中で幕を閉じた。連覇を目指す来季へ向け、大きな宿題を残しての終戦。試合後にナインとともにグラウンドを1周しファンへ頭を下げた岡田監督は「また、1つ目標ができた」とロッテへのリベンジを誓った。
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■ 意地みせろ!
10/25 甲子園
◆日本シリーズ第3戦
[阪神0勝3敗0分]
ロ010 200 700=10
神010 000 000=1
[勝]小林宏1勝
[敗]下柳 1敗
▼本塁打
(ロ)福浦1号
(神)


 猛虎が崖っぷちに立たされた。投手陣が3試合連続2ケタ失点の大炎上。打線も3試合タイムリーなしと浮上のきっかけすらつかめず、3連敗を喫した。甲子園でも流れを変えられず、20年ぶりの日本一は早くも風前のともしび。だが、まだ終わったわけじゃない。3試合連続の大敗で崖っぷちに立たされたこの日、足早に家路を急ぐファンの声の大勢を占めたのは「激励」だった。「奇跡」を信じる虎党に意地を見せてくれ!

[観]編集長1敗
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■ 勢いを止めろ!
 最多勝左腕の真価を発揮するときが来た。まさかの連敗スタートで迎える運命の第3戦。祈りにも似た虎党の期待を一身に背負えるのは、この男しかいない。下柳剛、37歳。満を持して本拠地・甲子園で先発マウンドに立つ。

 「今年はずっと負けた後の分岐点ばかりやな。中日戦で切り抜けてくれたのもシモやった。シモが頑張ってくれたら、こっちに流れが来るやろ」

 岡田監督が絶大な信頼を寄せるのも、無理はない。下柳が先発した24試合のうち、敗戦後の登板は10試合。ベテランの踏ん張りが、チームを8勝1敗1分の好成績に導いた。特筆すべきは9月に井川で落とした翌日の中日戦で3連勝(自身は2勝)。0.5差で迎えた1日の一戦は5回を3安打1失点に封じて首位を堅守した。

 もちろん、一人だけの力で勝ち取ったものではない。ペース配分を考えず5、6回をメドとした今シーズン。そこにはリリーフ三本柱「JFK」の存在があった。

 数字は雄弁だ。下柳が先発し、JFKが1人以上登板した試合で、チームは16試合13勝2敗1分け。下柳とJFK3人だけの4人リレーなら7戦全勝で、先発して目安の6回を投げ切れば、完全無敵の必勝パターンへと持ち込める。

 「オレに近づくなよ」

 不敵な笑みを浮かべて報道陣を制したこの日はブルペンに入り、最終調整。投球後はショートダッシュを繰り返し、万全の状態に仕上げて練習を切り上げた。

 今季、甲子園では8勝1敗と、地の利を十二分に生かしてきた。負ければ、王手をかけられる崖っぷち。驚異の37歳がここ2試合集中打を浴びている“魔の中盤”をしのぎ、猛虎復活の呼び水となる。
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■ 連夜の10失点…
10/23 千葉
◆日本シリーズ第2戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 000=0
ロ110 005 03X=10
[勝]渡辺俊1勝
[敗]安藤 1敗
▼本塁打
(神)
(ロ)サブロー1号・フランコ1号・李2号


 点差ほど実力差があるはずなどない。ミスで与えた先制点に、先頭打者への四球、バント失敗、そして連続被弾…。確かに屈辱的な連敗になったけど、それ以前に何かが足りない。そう、金本、今岡の最強コンビが2試合で12打数無安打と完全沈黙だ。25日からは甲子園に場所を移しての第3ラウンド。2人の爆発なくして猛虎に反攻の2文字はあり得ない。
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■ 霧々舞い!
10/22 千葉
◆日本シリーズ第1戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 010 0 =1
ロ100 031 5x=10
(7回濃霧コールド)
[勝]清水 1勝
[敗]井川 1敗
▼本塁打
(神)
(ロ)今江1号・李1号・里崎1号・ベニー1号


 20年ぶり日本一をかけた日本シリーズ第1戦は、左を6人並べた猛虎打線が清水の前に沈黙。エース・井川も炎上しての大敗となった。シリーズ史上初の霧による中断からそのままコールドゲームという消化不良の幕切れにも、岡田監督は切り替えを強調。文字通りの“五里霧中”は一夜の夢として吹き飛ばしてみせる。
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■ 先制口撃!
 岡田監督が22日の日本シリーズ開幕を前に開かれたロッテとの監督会議で、自ら予告先発を提案。史上初のシリーズ予告先発が実現した。ロッテのバレンタイン監督も望んだこの案を、自ら口にして受け入れた岡田阪神。これも自信の表れだ。超強気モードで20年ぶりの日本一を奪いにかかる。
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■ 日本一へ死角はない!
 決戦の地・千葉へと旅立つ伊丹空港。報道陣に囲まれた岡田監督の顔には決意がみなぎっていた。淡々とした口調にも揺るぎない自信が感じられた。「いよいよ本番?待たされた分な。移動して、これから始まるという感じやな」。千葉の独特の風についても「甲子園も野外だし風はある。オレらは温室育ちやないからな」と強気の姿勢を崩さなかった。20年ぶりの悲願へ、初戦をポイントに挙げた岡田監督。ためにためたパワーを一気に解放し、強烈な先制パンチをお見舞いする。
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■ 分断指令!
 猛虎がターゲットを定めた。阪神は甲子園合宿最終日となった19日、練習前に日本シリーズへ向けたバッテリーミーティングを開催。自らもプレーオフを視察して敵情分析した岡田監督は警戒すべき打者に西岡と福浦の名前を挙げた。ロッテ攻撃陣の鍵を握る1番打者と3番打者を分断すれば、20年ぶり日本一はグッと近づく。
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■ マリン打法!
 ロッテとの雌雄を決する日本シリーズ。猛虎の主砲、金本が敵地粉砕を誓った。第1、2戦は名物の強風が吹き荒れる千葉マリンスタジアムが舞台。「低いライナーの方が伸びる」と自己分析ではむしろ望むところだ。言葉通りの好相性は1本塁打を放つなど、打率5割を残した交流戦で既に実証済み。海風を切り裂く“マリン打法”で20年ぶり日本一への扉を開ける。
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■ 相手はロッテや!
 パ・リーグのプレーオフ第2ステージ第5戦で、ロッテが3−2でソフトバンクに逆転勝ちし、3勝2敗で31年ぶりのリーグ優勝を果たした。阪神とロッテの日本シリーズは22日、千葉マリンで開幕する。
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■ 井川で開幕!
 日本シリーズも井川で開幕や! 岡田監督が日本シリーズ第1戦の先発に井川を指名した。この日、宮崎・西都でフェニックス・リーグ・ヤクルト戦を視察。井川が先発で3回を1安打無失点と好投したのを見届け、ゴーサインを出した。開幕戦、交流戦明け初戦、後半戦開幕に続く今季4度目の“予告先陣指令”。岡田阪神の日本一への挑戦はエース左腕の熱投とともに始まる。
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■ ノンストップ!
 日本一獲りまで突っ走る! 赤星が悲願に向けて“無休宣言”した。この日の宮崎・秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」湘南戦後に帰阪予定だったが、雨天中止になり宮崎“居残り”。16日のヤクルト戦に出場し、そのまま合宿に合流。一気にシリーズに突入する。
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■ 球児1億円狙う!
 藤川がオフの契約更改に向けて中継ぎ投手の評価アップに期待を寄せた。セ・リーグの全日程がこの日終了し、初代ホールド王(最優秀中継ぎ投手)に決定。日本記録となる80試合登板で優勝の原動力となっただけに、今季年俸2200万円(推定)からの大幅アップも確実だ。阪神から藤川以外に、下柳が初の最多勝(15勝)、今岡が打点王(147打点)、赤星が5年連続の盗塁王(60盗塁)に輝いた。

■セ・リーグ順位表
[2005全日程終了]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 69 70 7 7.0
4ヤクルト 71 73 2 0.5
5巨人 62 80 4 8.0
6広島 58 84 4 4.0
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■ 隙があればいく!
 “走”でも魅せます! 金本が甲子園での全体練習に参加。日本シリーズでは40本塁打を放ったバットだけでなく、盗塁にも「隙があれば…」と意欲を見せた。5日の全日程終了後から、体調面は確実にアップ。爆弾を抱える下半身もきっちりリフレッシュし、短期決戦を駆け抜ける。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 69 69 7 6.5
4ヤクルト 70 73 2 1.5
5巨人 62 80 4 7.5
6広島 58 84 4 4.0
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■ 下柳に勲章!
 猛虎を支えるベテランエースが大きな勲章を手に入れた。今季、公式戦で自己最多の15勝をマークし、2年ぶりのリーグ制覇に貢献した下柳の最多勝利投手賞受賞が確定した。

 勝ち星で並んでいた広島・黒田が広島で行われた横浜との最終戦で敗戦投手となったため、プロ15年目の嬉しい初タイトル獲得が決まった。

 阪神での同タイトル獲得は03年の井川(20勝)以来2年ぶりで、37歳での戴冠は史上最年長の快挙。また、規定投球回数に到達しない投手では88年の伊東(ヤクルト)以来17年ぶり2人目となる。

 この日はチームの練習がなかったため、喜びの声は聞けなかったが、22日に開幕する日本シリーズへ向け、弾みがつくのは間違いない。岡田監督も「頭が下がるよ」と絶賛する左腕に大舞台でもフル回転を期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 69 69 7 6.5
4ヤクルト 70 73 2 1.5
5巨人 62 80 4 7.5
6広島 58 84 4 4.0
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■ シリーズ打法完成!?
 日本シリーズ打法の完成だ。DH出場を目指す浜中が、宮崎で行われている教育リーグ「フェニックス・リーグ」のヤクルト戦で逆転満塁弾を右翼席に放った。6月8日のオリックス戦以来の手応えは、新打法にチェンジした瞬間だった。

 「あの打席からバットの握りを変えてみたんですよ。それまではこうやって強く包み込むように握っていたんですが、それをこういうふうに…」

 ジェスチャーで示したのは、強く絞り気味だった握りを、軽い力でちょっと開き気味にしたものだった。効果はてきめん。1−4の5回、上原の外角の高めストレートをフルスイングで完璧にとらえてみせた。カウント0−3から見逃せばボールで押し出し四球の可能性もあったが、日本シリーズの舞台を見つめる浜ちゃんにはそんな消極策は必要ない。

 「公式戦とかだったら絶対に打たない状況でしたけど。木戸2軍監督からも“打て”と言われていたし、少々ボールでも振っていけと言われていた。打つためにここに来たんやろうって」

 7回の4打席目。結果は空振りの三振だったが、直前の内角球の真っすぐを左翼スタンドへあわや連発…と思わせた。わずかにファウルだったが推定150メートルの大飛球に、5回のホームランが単なる偶然ではなかったと、確信した。

 「明日からは守備にもつきます。肩はもう怖さもなくなってきていますし、いい感じでここまで来ています」

 打撃も完全復活して、明日のロッテ戦ではライトの守備にも入る。甲子園で16日から始まるシリーズ直前合宿に、大きな戦力が加入する。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 68 69 7 7.0
4ヤクルト 70 73 2 1.0
5巨人 62 80 4 7.5
6広島 58 83 4 3.5
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■ 7盗塁狙う!
 雪辱をかけてシリーズも走る!! 赤星が“ポストシーズン”で10盗塁を目標に挙げた。03年の日本シリーズは怪我もあってわずか1盗塁。シーズン中の盗塁数に応じて車いすを寄付しているが「アジアシリーズまでいけば、増えるでしょ10ぐらい」。初代アジア王者も視野に入れながら、シリーズ記録6盗塁の更新を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 68 68 7 6.5
4ヤクルト 69 73 2 2.0
5巨人 62 80 4 7.0
6広島 58 83 4 3.5
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■ JFKvs猛虎打線!?
 日本シリーズを前に贅沢な最終調整が実現する。3日間の休養を終えた岡田阪神は本拠地・甲子園球場での全体練習で再始動した。2軍教育リーグに参加しない藤川らJFK救援陣は合宿中(16〜19日)のシート打撃登板にまわり、金本ら主力打者と“対戦”。猛虎をけん引する投打の主役は格好の総仕上げを経て頂上決戦へと向かう。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 68 68 7 6.5
4ヤクルト 69 73 2 2.0
5巨人 62 80 4 7.0
6広島 58 83 4 3.5
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■ シリーズデモ弾!?
 阪神2軍はファーム日本選手権でロッテと対戦。5−7で敗れ、2年ぶりの日本一を逃した。しかし視察に訪れた岡田監督の前で喜田、林威助がともに本塁打を放ち、優秀選手賞を獲得。22日開幕の日本シリーズでのベンチ入りをアピールした。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 68 68 6 6.5
4ヤクルト 69 73 1 2.0
5巨人 62 80 4 7.0
6広島 58 83 4 3.5
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■ ミラクルバットで大仕事!
 V呼ぶアイテムで頂上決戦も勝負だ! 中村豊が甲子園球場で休日返上練習。走守が売りのスーパーサブは、22日からの日本シリーズについて「同じバットを使います」とキッパリ。虎の元気印は9月7日の中日戦で決勝弾を放ったあのバットで、強敵粉砕に一役買う構えだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 66 1 10.0
3横浜 67 68 6 7.0
4ヤクルト 69 72 1 1.0
5巨人 62 80 4 7.5
6広島 58 83 4 3.5
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■ W打点王や!
 日本シリーズでも「打点王」獲る! 今岡が球団新、プロ野球歴代3位となる147打点でのシーズン終了から一夜明けた6日、シリーズ記録10打点の更新に意欲を示した。「それぐらい挙げられれば」と自らのバットで、チームを悲願の日本一へ導くつもりだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 65 1 9.5
3ヤクルト 69 71 1 8.0
4横浜 66 68 6 0.0
5巨人 62 80 4 8.0
6広島 57 83 4 4.0
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■ 劇的フィナーレ!
10/05 甲子園
◆対横浜最終戦
[阪神13勝6敗3分]
横000 200 000 0 =2
神000 101 000 1x=3
[勝]下柳 15勝3敗
[敗]加藤 4勝6敗
▼本塁打
(横)
(神)鳥谷8号、9号


 岡田監督も大興奮のフィナーレだ。プロ15年目のベテラン・下柳が雨の中、自身最長の10回を投げ切る熱投。バックも好守で盛りたて、最後は鳥谷が今季2度目のサヨナラ弾を放つなど、今季の猛虎を象徴する一丸野球で最終戦を飾った。ハーラー単独トップの15勝目を挙げた下柳は史上最年長の最多勝投手がほぼ確定。チームも球団記録の03年に並ぶ87勝目をマークし、日本シリーズへこれ以上ない弾みをつけた。

 また今岡が4回にタイムリーを放ち今季147打点目。50年・藤村富美男を抜く球団新記録を達成した。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 87 54 5 優勝
2中日 79 64 1 9.0
3横浜 66 68 6 8.5
4ヤクルト 68 71 1 0.5
5巨人 62 80 4 7.5
6広島 57 83 4 4.0
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■ アニキ40号!
10/04 甲子園
◆対横浜21回戦
[阪神12勝6敗3分]
横000 012 111=6
神000 200 101=4
[勝]三浦 11勝9敗
[S]クルーン 3勝2敗26S
[敗]井川 13勝9敗
▼本塁打
(横)多村30号・金城12号・小池19号
(神)林1号・金本40号


 アニキがビシッと決めた。金本が今季40号本塁打。阪神では1986年、神様バース以来の大台到達だ。鉄人が刻んだ虎の歴史の新たな1ページ。次は20年ぶりの日本一へ向けて、シリーズでも打ちまくるだけや!

■セ・リーグ順位表
[2005/10/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 86 54 5 優勝
2中日 79 63 1 8.0
3横浜 66 67 6 8.5
4ヤクルト 67 71 1 1.5
5巨人 62 79 4 6.5
6広島 56 83 4 5.0
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■ 辻内には負けん!
 高校生対象のドラフト会議が東京都内のホテルで開かれ、阪神は1巡目でMAX151キロを誇る“ナニワの四天王”の一人、近大付・鶴直人投手を単独指名した。「甲子園に行けなかった分、プロでは勝ちたい」と、巨人1巡目指名の大阪桐蔭・辻内崇伸投手に強烈なライバル心を燃やした。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 86 53 5 優勝
2中日 79 62 1 8.0
3横浜 65 67 6 9.5
4ヤクルト 66 71 1 1.5
5巨人 61 79 4 6.5
6広島 56 82 4 4.0
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■ 今岡146打点!
10/02 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神12勝10敗0分]
神002 203 000=7
ヤ000 000 000=0
[勝]杉山 9勝6敗
[敗]藤井 9勝12敗
▼本塁打
(神)鳥谷7号・今岡29号
(ヤ)


 ついに初代ミスタータイガース並んだ!! 今岡が自己新となる29号ソロを放ち、藤村富美男が1950年にマークしたシーズン146打点の球団タイ記録に到達だ。残り2試合。平成の、21世紀のミスター襲名へ。記録更新へ集中だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 86 53 5 優勝
2中日 79 62 1 8.0
3横浜 65 67 6 9.5
4ヤクルト 66 71 1 1.5
5巨人 61 79 4 6.5
6広島 56 82 4 4.0
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■ 虎史上最強コンビや!
10/01 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神11勝10敗0分]
神200 032 003=10
ヤ000 005 000=5
[勝]安藤 11勝5敗
[敗]ゴンザレ4勝5敗
▼本塁打
(神)金本39号
(ヤ)


 名実ともに猛虎最強コンビを襲名だ。金本が右越え39号3ランなどで4打点を挙げれば、今岡も初回の右前適時打で年間打点の球団記録に王手をかけた。2人を合わせた計269打点は1949年、藤村・別当コンビ(計268点)の球団記録を抜く、歴代3位の快挙。70周年の球団史に新たな金字塔を打ち立てた。来るべく日本シリーズ。驚異の4・5番を擁する猛虎打線なら、どんな難敵でも怖くない。

■セ・リーグ順位表
[2005/10/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 85 53 5 優勝
2中日 79 61 1 7.0
3横浜 65 66 6 9.5
4ヤクルト 66 70 1 1.5
5巨人 60 79 4 7.5
6広島 55 82 4 4.0
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■ シリーズ最終兵器!
09/30 神宮
◆対ヤクルト20回戦
[阪神10勝10敗0分]
神010 030 000=4
ヤ010 002 50X=8
[勝]吉川 2勝2敗
[敗]江草 4勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)リグス13号、14号・岩村29号


 次は日本一や!歓喜のVから一夜明けた30日のヤクルト戦に浜中が「6番・右翼」で先発出場。昨年4月29日以来の攻守フル出場でマルチ安打を記録した。「日本シリーズは短期決戦。バットの調子がよければ、(守備面を)犠牲にする」と超攻撃型布陣を描く岡田監督。20年ぶり頂点へ、浜ちゃんの存在は欠かせない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 84 53 5 優勝
2中日 78 61 1 7.0
3横浜 64 66 6 9.5
4ヤクルト 66 69 1 0.5
5巨人 60 78 4 7.5
6広島 55 81 4 4.0
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■ 【V】聖地で岡田舞う!
09/29 甲子園
◆対巨人最終戦
[阪神14勝8敗0分]
巨000 000 001=1
神120 000 20X=5
[勝]下柳 14勝3敗
[敗]内海 4勝9敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 阪神優勝〜!! 猛虎が2年ぶり5度目のセ・リーグ制覇を果たした。就任2年目の岡田監督は、昨季4位から歓喜のV奪回。星野前監督の偉大な影と戦いながら、チームを岡田色に塗り替えた。さあ、次は20年ぶりの日本一。頼むで、岡田はん!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 84 52 5 優勝
2中日 77 61 1 8.0
3横浜 64 66 6 9.0
4ヤクルト 65 69 1 1.0
5巨人 60 78 4 7.0
6広島 55 80 4 3.5
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■ 【M1】王手!
09/28 甲子園
◆対巨人21回戦
[阪神13勝8敗0分]
巨020 200 001=5
神600 100 00X=7
[勝]井川 13勝8敗
[S]久保田5勝4敗27S
[敗]高橋尚8勝11敗
▼本塁打
(巨)仁志11号・矢野6号
(神)


 さあ、舞おう―。阪神は一回から怒とうの攻撃。今季を象徴する5連打を締めくくったのが2点適時打の今岡だ。中日も敗れたため、マジック「1」で2年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。お立ち台で今岡は「マジック1となれば05年リーグ制覇へ」と振られると、絶妙の間でこたえた。「王手!」。ドカーンと巻き起こる大爆笑。試合中と同様に、今岡が甲子園の空気を独り占めにした。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 83 52 5 M1
2中日 76 61 1 8.0
3横浜 64 65 6 8.0
4ヤクルト 65 69 0 1.5
5巨人 60 77 4 6.5
6広島 55 80 3 4.0


[観]編集長6勝2敗
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■ 頼むぞ両左腕!
 明日28日の巨人戦に先発予定の井川と、明後日29日の第2戦に先発予定の下柳がV奪回が懸かるマウンドに上がる。

 この日、甲子園球場で全体練習に参加した井川はランニング中心の通常メニューを消化すると、いつも通り無言。ロッカーへと向かう通路でエースの隣にいた前川が報道陣らに対して「(井川は)頑張りますよ」と背番号「29」の気持ちを代弁。今季は2軍降格の屈辱も味わった。本調子には乗り切れないものの、12勝をマーク。巨人戦では4試合に登板し、3勝1敗と相性もいい。岡田監督も「まだ、最多勝の可能性もある。ここまでいい投球が少なかったけど、最後はいい投球をして締めてほしい」と期待を寄せていた。明日の一戦を白星で飾れば最多勝も見えてくる。

 勝利のバトン。最後は下柳が歓喜の瞬間へと導く。現在13勝をマークし、ハーラートップタイ。しかし、個人成績よりもフォア・ザ・チームの精神で猛虎の勝利を優先し続けている。「みんな頑張っているから(甲子園胴上げは)大丈夫じゃないか」と話したベテランは「2年前の優勝とは違うよ」と胸の内を明かした。エースの意地とベテランの底力で猛虎が一気にゴールテープを切る。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 76 60 1 7.0
3横浜 63 65 6 9.0
4ヤクルト 65 68 0 0.5
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 役者揃った!
 ベストメンバーで胴上げや!優勝マジックを3としている阪神の岡田監督が「うまくいくんじゃないかな」と甲子園Vを確信。胴上げの可能性がある28、29日の巨人戦で、故障のため戦列を離れているシーツをスタメン復帰させる考えを示した。この日、シーツも甲子園の室内練習場でフリー打撃を再開するなど順調な回復をアピール。明日の1軍練習に合流することも決まった。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 75 60 1 7.5
3横浜 63 64 6 8.0
4ヤクルト 65 68 0 1.0
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 【M3】今岡劇弾!
09/25 広島
◆対広島最終戦
[阪神16勝6敗0分]
神000 000 303=6
広000 002 020=4
[勝]藤川 7勝1敗1S
[S]久保田5勝4敗26S
[敗]ベイル2勝1敗22S
▼本塁打
(神)今岡28号
(広)


 ゴールがはっきり見えた!まるで野球劇画のような9回2死からの大逆転劇。阪神が優勝マジックを「3」に減らし、最短28日の甲子園Vが迫ってきた。こんなストーリーを可能にできるのは、今岡しかいない。土壇場で放った28号3ラン。「このままいい形でゴールしたい」。主人公もその時を確信していた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 75 60 1 7.5
3横浜 63 64 6 8.0
4ヤクルト 65 68 0 1.0
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 【M4】藤本V弾!
09/24 広島
◆対広島21回戦
[阪神15勝6敗0分]
神000 024 000=6
広000 100 020=3
[勝]能見 4勝1敗
[S]久保田5勝4敗25S
[敗]大竹 10勝11敗
▼本塁打
(神)矢野19号・藤本1号
(広)新井43号


 ゴール目前の猛虎に、またまた日替わりヒーロー誕生や!この日の殊勲は恐怖の8番・藤本。5回、同点弾の矢野に続き、大竹のカーブを右翼席へ運ぶ2者連続の決勝ソロ。今季378打席目の1号でチームに3連勝をもたらした。これで優勝マジックはついに「4」。最短Vも28日だ。悲願の甲子園胴上げへ、明日も勝って関西へ凱旋や!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 81 52 5 M4
2中日 74 60 1 7.5
3ヤクルト 65 67 0 8.0
4横浜 62 64 6 0.0
5巨人 60 75 4 6.5
6広島 54 79 3 5.0
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■ 【M5】80勝到達!
09/23 倉敷
◆対広島20回戦
[阪神14勝6敗0分]
神114 000 002=8
広003 110 010=6
[勝]藤川 6勝1敗1S
[S]久保田5勝4敗24S
[敗]佐々岡1勝6敗
▼本塁打
(神)
(広)緒方20号


 甲子園Vへ大きな1勝や!桧山が決めた。同点に追いつかれた直後の9回2死一、二塁から、左中間へ決勝の2点二塁打。優勝マジックを「5」とした。これで今季の勝利数は球団史上3度目の80勝に到達し、貯金も今季最多タイの28。虎党が望む28、29日の巨人戦での胴上げへ、一歩前進だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 80 52 5 M5
2中日 73 60 1 7.5
3ヤクルト 65 67 0 7.5
4横浜 62 64 6 0.0
5巨人 60 74 4 6.0
6広島 54 78 3 5.0
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■ JFKで締める!
 優勝へのマジックを6としている阪神の岡田監督が、栄光の胴上げ投手に久保田を指名した。広島へ移動する新神戸駅で今後の勝ち試合は点差に関係なくウィリアムス、藤川、久保田の最強リリーフトリオを投入すると明言。前回03年の優勝はヤクルトの敗戦を見届けてのもので、実現すれば、阪神では20年ぶりの胴上げ投手誕生となる。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 79 52 5 M6
2中日 72 60 1 7.5
3ヤクルト 65 66 0 6.5
4横浜 61 64 6 1.0
5巨人 60 73 4 5.0
6広島 54 77 3 5.0
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■ 【M6】聖地で胴上げや!
09/21 甲子園
◆対中日最終戦
[阪神11勝11敗0分]
中000 000 000=0
神010 200 10X=4
[勝]下柳 13勝3敗
[敗]川上 11勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)金本38号


 アニキが甲子園胴上げにロックオンだ。金本が2位・中日との今季最終戦で38号V弾。4年連続のカード負け越しを阻止して、マジックを6に減らした。最短V決定日は25日のままだが、虎党も焦がれる本拠地での対巨人2連戦(28、29日)での歓喜の儀式が、現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 79 52 5 M6
2中日 72 60 1 7.5
3ヤクルト 65 66 0 6.5
4横浜 61 64 6 1.0
5巨人 60 73 4 5.0
6広島 54 77 3 5.0
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■ どないなっとんねん!
09/20 甲子園
◆対中日21回戦
[阪神10勝11敗0分]
中020 002 100=5
神011 000 000=2
[勝]中田 7勝2敗
[S]岩瀬 1勝2敗41S
[敗]井川 12勝8敗
▼本塁打
(中)森野9号・福留25号・谷繁14号
(神)


 エース・井川がまたまた背信ピッチ。森野、福留と左打者に2発被弾で中日戦4連敗とはホンマ、情けない。投手陣の柱と公言して来た岡田監督も「井川はあしたは投げへんから心配せんでええ」とキレ気味だった。最短Vが25日に延びたのは、気にすることもないけれど、エースの不調は日本シリーズに向け、心配材料だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 52 5 M8
2中日 72 59 1 6.5
3ヤクルト 65 65 0 6.5
4横浜 61 63 6 1.0
5巨人 59 73 4 6.0
6広島 53 77 3 5.0
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■ 小休止
09/19 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神10勝10敗0分]
中160 010 040=12
神000 020 000=2
[勝]佐藤 1勝
[敗]杉山 8勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)


 猛虎にもこんな日がある…。マジック対象の中日との直接対決。先発・杉山が序盤に大炎上して優勝への歩みは初めて止まった。「負けは負け。ひとつ負けただけ」。マジック8の停滞に岡田監督は動じない。少し前までは激闘を演じてきた落合竜はもはや眼中になく、最短Vが24日の広島戦(広島)までたった1日ずれたのみ。小休止を経てカウントダウンはまた進み始める。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 51 5 M8
2中日 71 59 1 7.5
3ヤクルト 65 64 0 5.5
4横浜 60 63 6 2.0
5巨人 58 73 4 6.0
6広島 53 76 3 4.0
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■ 【M8】4発大勝!
09/18 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神10勝9敗0分]
ヤ200 000 102=5
神013 610 00X=11
[勝]能見 3勝1敗
[敗]藤井 9勝10敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)今岡27号・矢野17号、18号・金本37号


 栄光へのカウントダウンが1ケタ突入だ。効果的な4発でラストスパートを再開。矢野が打っては決勝弾を含む2本塁打、守っても急遽※先発した新人・能見を5月以来の3勝目に導いた。優勝マジックを「8」とし、明日からは中日3連戦。「相手は関係ない。1試合1試合を戦うだけ。開幕からやってきた野球を最後までやり通す」。目指すは23日の広島戦(倉敷)での最短V。岡田監督の号令が猛虎に響き渡った。

 ※安藤が泉夫人の体調不良により、出場選手登録を抹消された。代わりに能見が一軍に昇格した。
 先発予定だったが、安藤が球団に夫人の体調不良を伝え、登板を回避。長男の碩大君の世話などを岡田監督が考慮して、看病に専念させるため登録を抹消した。
 久保投手コーチは、「いつ投げるとか、急かせるようなことはしない。10日で戻ってくれればいい」と最短となる28日の復帰に期待していた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 50 5 M8
2中日 70 59 1 8.5
3ヤクルト 65 63 0 4.5
4横浜 59 63 6 3.0
5巨人 57 73 4 6.0
6広島 53 75 3 3.0
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■ 竜コケて「M10」!
09/17 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神9勝9敗0分]
ヤ000 022 003=7
神000 000 020=2
[勝]ゴンザレ4勝4敗
[敗]福原 8勝14敗
▼本塁打
(ヤ)岩村27号
(神)


 4試合連続2ケタ安打と当たりまくっていた猛虎打線が沈黙。マジック点灯後、初の甲子園での試合を白星で飾ることはできなかった。だが、そんな中で気を吐いたのが赤星だ。8回に左翼線へ適時二塁打を放つなど、5試合連続マルチ安打の活躍で絶好調ぶりをアピールした。中日が敗れたため、マジックも1つ減って「10」。2年ぶりのVへ、猛虎のカウントダウンは止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 50 5 M10
2中日 70 58 1 7.5
3ヤクルト 65 62 0 4.5
4横浜 58 63 6 4.0
5巨人 57 72 4 5.0
6広島 52 75 3 4.0
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■ 乗り越えろV試練!
 緊急事態はオレたちが救う! 前日の巨人戦で左手に死球を受けたシーツが、大阪市内の病院で精密検査を受け「左手第5中手骨骨挫傷」と診断された。最悪の骨折という事態は避けられたが、明日からのヤクルト2連戦は欠場濃厚。不動の3番打者が抜けた穴を、片岡と関本がカバーすることとなった。2年ぶりVを目前にした“最後の試練”は持ち前の一丸野球で乗り切ってみせる。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 49 5 M11
2中日 70 57 1 7.5
3ヤクルト 64 62 0 5.5
4横浜 57 63 6 4.0
5巨人 57 71 4 4.0
6広島 51 75 3 5.0
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■ バース超え!
09/15 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神12勝8敗0分]
神500 100 100=7
巨000 010 000=1
[勝]下柳 12勝3敗
[敗]西村 2勝2敗
▼本塁打
(神)今岡26号・桧山8号・矢野16号
(巨)


 2年前は9.15。今年の「Xデー」はいつだ!? 優勝マジック点灯後初戦となる巨人戦で、初回に今岡が球団新記録となる今季4本目の満塁弾を放ち先制。この日、計5打点で85年のバースを抜く136打点とした。試合開始9分で勝利の六甲おろしが鳴り響き、球団史上初となる3年連続の巨人戦勝ち越しも決定。03年の優勝記念日にマジックを「11」に減らした。最短胴上げは23日の広島戦(倉敷)。Vカウントダウンは止まらない!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 49 5 M11
2中日 70 57 1 7.5
3ヤクルト 64 62 0 5.5
4横浜 56 63 6 4.5
5巨人 57 70 4 3.0
6広島 51 75 3 5.5
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■ マジック「13」点灯!
 出た!灯った!マジック13や!優勝争いのライバルだった中日が横浜戦に敗れたため、首位の阪神に優勝へのマジックナンバー「13」が灯った。これから始まる歓喜のカウントダウンヘ向け、岡田監督は藤川の年間最多登板の日本記録更新も後押しする考え。明日の巨人戦にはプロ野球記録となる4試合連続2ケタ得点の快挙もかかる。数々の栄光をつかみながら、猛虎は最後のゴールを目指す。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 76 49 5 M13
2中日 70 56 1 6.5
3ヤクルト 63 62 0 6.5
4横浜 55 63 6 4.5
5巨人 57 69 4 2.0
6広島 51 74 3 5.5
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■ G粉砕16点5連勝!
09/13 長崎
◆対巨人19回戦
[阪神11勝8敗0分]
神250 240 003=16
巨100 000 000=1
[勝]井川 12勝7敗
[敗]高橋尚7勝10敗
▼本塁打
(神)金本36号
(巨)


 強い…。ムチの入った岡田阪神は驚異的に強い。16得点を挙げて『伝統の一戦』に大勝。金本が2回に今季2本目の満塁弾を放つなど、序盤早々に5連勝を決めた。球団史をひも解けば、3試合連続2ケタ得点は1952年以来、53年ぶりの快挙。かつての宿敵巨人を軽く蹴散らした。2位・中日の勝利でお預けになった優勝マジック点灯も時間の問題だ。栄光のゴールへ向けたラストスパート。走る猛虎をさえぎるものは何もない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 76 49 5 ―
2中日 70 55 1 6.0
3ヤクルト 62 62 0 7.5
4横浜 54 63 6 4.5
5巨人 57 69 4 1.5
6広島 51 73 3 5.0
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■ さぁラストスパート!
 最短Vローテの完成や! 岡田監督が盤石の先発ローテを編成した。エース・井川の負担を軽減するため、中6日で13日の巨人戦と20日の中日戦に投入する。久保投手コーチも下柳、安藤を含めた『10勝トリオ』の最多勝争いを奨励。最短胴上げは21日。ノンストップで勝ち続けろ!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 75 49 5 ―
2中日 69 55 1 6.0
3ヤクルト 62 61 0 6.5
4横浜 54 62 6 4.5
5巨人 57 68 4 1.5
6広島 50 73 3 6.0
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■ 今岡大暴れ!
09/11 甲子園
◆対広島19回戦
[阪神13勝6敗0分]
広000 000 000=0
神530 200 00X=10
[勝]杉山 8勝5敗
[敗]レイボーン2勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)今岡25号


 岡田阪神が驚異のラストスパートに入った。2戦連続の2ケタ得点。2日で計31得点を挙げる圧勝だ。9.11。31歳の誕生日を迎えた今岡が堂々の主役を演じた。4回に通算100本塁打となる25号2ランをバックスクリーンへ。自らの祝砲を含む4安打5打点で打線を引っ張った。2位中日を6差まで追いやり、一騎打ちの対決ムードにも終止符。最短で13日、優勝マジック13が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 75 49 5 ―
2中日 69 55 1 6.0
3ヤクルト 62 61 0 6.5
4横浜 54 62 6 4.5
5巨人 57 68 4 1.5
6広島 50 73 3 6.0
今岡
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■ 勝率1位M15点灯!
09/10 甲子園
◆対広島18回戦
[阪神12勝6敗0分]
広010 100 000=2
神034 402 80X=21
[勝]安藤 10勝5敗
[敗]大島 1勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)矢野15号・金本35号・シーツ19号


 爆勝だ!新記録だ!勝率1位マジック点灯だ!阪神が金本の3試合連発となる35号2ラン、シーツの19号3ランなど17安打の猛攻で大量21得点。68年ぶりに球団記録を更新する歴史的大勝で3連勝だ。ライバル中日が巨人に敗れたため、ついに勝率1位のマジック15が灯った。この勢いなら、本物のマジック点灯も間近。エンジン全開の猛虎が、一気にセ界を駆け抜ける。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 74 49 5 ―
2中日 69 54 1 5.0
3ヤクルト 62 60 0 6.5
4横浜 53 62 6 5.5
5巨人 56 68 4 1.5
6広島 50 72 3 5.0
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■ 千両役者!
09/09 甲子園
◆対広島17回戦
[阪神11勝6敗0分]
広000 100 000=1
神000 101 01X=3
[勝]福原 8勝13敗
[S]藤川 5勝1敗1S
[敗]黒田 12勝9敗
▼本塁打
(広)
(神)金本34号


 まさに千両役者だ。金本が通算1000打点到達を自己最多に並ぶ34号弾で飾った。同点の6回にバックスクリーンを直撃する決勝アーチ。今季は既に1000試合連続出場と1000得点を通過。この組み合わせでの『トリプル1000』は衣笠氏に続く史上2人目の快挙になった。敗れた2位中日を4差まで引き離し、早ければ明日にも勝率1位へのマジック15が点灯。栄光のゴールがはっきりと見えてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 73 49 5 ―
2中日 69 53 1 4.0
3ヤクルト 61 60 0 7.5
4横浜 53 61 6 4.5
5巨人 55 68 4 2.5
6広島 50 71 3 4.0
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■ 夢の2桁勝利!
 2けた勝利到達で神話継続や! 10日の広島戦で先発が予想される安藤が、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。王手をかけている今季10勝目に「先発になったときからの目標だった」と意欲を見せた。安藤が登板した後半戦7試合は負け知らず。波に乗る右腕が、コイ斬りを狙う。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 72 49 5 ―
2中日 69 52 1 3.0
3ヤクルト 61 59 0 7.5
4横浜 52 61 6 5.5
5巨人 54 68 4 2.5
6広島 50 70 3 3.0
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■ 歓喜のV弾!
09/07 ナゴヤドーム
◆対中日19回戦
[阪神10勝9敗0分]
神000 100 011 01=4
中000 000 102 00=3
[勝]久保田5勝4敗23S
[敗]平井 4勝4敗1S
▼本塁打
(神)金本33号・中村豊1号
(中)


 どでかい1勝や!竜虎決戦第2Rは延長11回、伏兵の中村豊が“命がけ”の今季1号で死闘にピリオドを打った。負けられない一戦に岡田監督は猛抗議。9回、絶体絶命の場面では就任後初めてマウンドに足を運び、守護神・久保田にカツを入れた。平田ヘッドが退場する痛手を負いながらも大きな白星。ゲーム差は再び「3」だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 72 49 5 ―
2中日 69 52 1 3.0
3ヤクルト 61 58 0 7.0
4横浜 51 61 6 6.5
5巨人 53 68 4 2.5
6広島 50 69 3 2.0
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■ 井川またKO!
09/06 ナゴヤドーム
◆対中日18回戦
[阪神9勝9敗0分]
神000 000 002=2
中101 102 00X=5
[勝]中田 5勝2敗
[S]岩瀬 1勝1敗39S
[敗]井川 11勝7敗
▼本塁打
(神)
(中)立浪8号、9号・井端6号


 エースの意地を見せてほしかった。先発・井川が初回に押し出し四球で先制点を許すなど5回8安打3失点で降板。打線もルーキー・中田に2得点に封じ込まれ、大切な“竜虎決戦”第1Rを落とした。これで、中日との差は2ゲームに接近。明日の勝率マジック点灯もお預けとなった。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 49 5 ―
2中日 69 51 1 2.0
3ヤクルト 60 58 0 8.0
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ やられたらやり返せ!
 岡田監督が明日の中日戦で先発する井川にリベンジ指令を出した。この日、札幌からチームとともに名古屋入り。前回8月31日の中日戦で4回途中KOを食らったエースに「やり返す気持ちは本人が一番思っている。ましてや、やられた相手とすぐやるんやからな」とゲキを飛ばした。この2連戦で連勝すれば、勝率1位のマジック17が点灯。エースの意地の快投に期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 48 5 ―
2中日 68 51 1 3.0
3ヤクルト 60 58 0 7.5
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ 藤本V撃!
09/04 札幌ドーム
◆対横浜20回戦
[阪神12勝5敗3分]
神000 100 000 1=2
横000 010 000 0=1
[勝]藤川 5勝1敗
[S]久保田4勝4敗23S
[敗]川村 4勝6敗
▼本塁打
(神)スペンサー9号
(横)


 3連勝や!竜に3差や! 岡田阪神が延長戦を制し、2年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。ヒーローは藤本だ。延長10回1死一、三塁から横浜・川村のフォークを執念で中前に運んだ。3連勝で貯金を今季最多の23に増やし、2位・中日とのゲーム差も「3」に拡大。6日からは名古屋に乗り込み、直接対決2連戦。この勢いで、一気にオレ竜粉砕や!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 48 5 ―
2中日 68 51 1 3.0
3ヤクルト 60 58 0 7.5
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ 猛虎70勝到達!
09/03 札幌ドーム
◆対横浜19回戦
[阪神11勝5敗3分]
神003 001 000=4
横100 000 002=3
[勝]安藤 9勝5敗
[S]久保田4勝4敗22S
[敗]門倉 9勝6敗
▼本塁打
(神)
(横)


 チャンスを確実に生かし、リーグ70勝一番乗りを決めた。制球に苦しむ門倉を3回に攻め立て、連続四球で無死一、二塁とすると、シーツは初球の甘い直球をきっちりと中前へはじき返して同点。なお一、三塁。金本へフルカウントからの7球目を、捕手の相川が大きく後逸する捕逸。鳥谷が勝ち越しのホームを踏む間に、シーツは一塁から一気に三塁へ。この抜け目ない走塁が効く。「あそこで一、三塁になったのが大きかった」と岡田監督。続く今岡がしっかりと外野フライを打ち上げ、シーツを本塁へと迎え入れた。

 この回わずか1安打で3点を奪い、試合をひっくり返したことで、安藤にも、心に余裕が生まれた。「すぐに逆転して、自分のリズムで投げられるようになった」。6回にはその安藤が内野安打を放ち貴重な4点目を加えた。

 9回に1点差まで詰め寄られたが、選手会長の今岡は「この時期は、勝てばいい」。2年ぶりの優勝へ、阪神がまた一歩前進した。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 70 48 5 ―
2中日 68 50 1 2.0
3ヤクルト 59 58 0 8.5
4横浜 51 59 6 4.5
5巨人 52 67 4 3.5
6広島 49 68 3 2.0
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■ 逃げ切り完全V宣言!
 プレーオフなんてご免や! 岡田監督がペナントレースの“逃げ切り完全V”を宣言した。現在、2位・中日と熾烈な優勝争いを展開。このままいけばセ・リーグ初のプレーオフ突入の可能性もあるが「そんなことは全然考えていない」ときっぱり。明日の横浜戦から、一気のラストスパートで落合竜を突き放す。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 69 48 5 ―
2中日 67 50 1 2.0
3ヤクルト 59 57 0 7.5
4横浜 51 58 6 4.5
5巨人 51 67 4 4.5
6広島 49 67 3 1.0
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■ 今岡竜倒!
09/01 甲子園
◆対中日17回戦
[阪神9勝8敗0分]
中100 000 000=1
神003 030 20X=8
[勝]下柳 11勝3敗
[敗]山本昌7勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)今岡23号、24号


 さすが…。羨望の眼差しは一点に集まる。猛虎の雄々しい背番号7に―。「絶対に負けられない試合だった」。だから絶対に打つと決めていた。背後に迫る憎き落合竜。追い落としたのは今岡だった。

 同点とした3回。なお2死一塁から山本昌の初球シンカーを叩いた。「ストライクなら何でもいこうと思っていた」。2戦連発の23号は左翼席へ。殊勲の勝ち越し弾も『今岡劇場』の序章に過ぎなかった。

 こう着しかけた5回。1死一、三塁の好機、目前で登板した鈴木との全球直球勝負を制した。「そろそろスライダーかなと思っているうちに…」。6連続ファウルの後、最後10球目を左翼席へ。会心24号。今季初、通算4度目の2打席連発には岡田監督もしびれた。

 「2本とも見事。特に2本目は今岡にしか打てない。相手をあきらめさせるすごい打ち方!」

 疲労蓄積の夏場。右手バネ指の持病も考慮して、実は先週まで860グラムまで軽量化したバットを使っていた。持つ者にしか分からない微妙なバランス差。運命の天王山決戦を前に900グラムの従来型に戻した。そして、華々しい2戦3発は生まれた。

 前夜は逆転につながる失策を犯した守備。同じ3回、同じ荒木の打球を横っ飛びで好捕した。7回の中越え適時三塁打を合わせて計6打点。まさに打って守って一戦必勝をつかみとった。

 岡田監督続投の決定は試合後に報道陣から知らされた。「もちろん来年もやって欲しい。その前に今年、胴上げしてね」。失意の2軍降格も経験した5年前。「一番辛いときに声をかけてくれたのが(当時2軍監督の)岡田監督だった」。恩を返すには『優勝』しかないと誓う。「試合は残り少ない。出し惜しみすることなくやる」。選手会長の輝く両目には栄光の秋しか映っていない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 69 48 5 ―
2中日 67 49 1 1.5
3ヤクルト 58 57 0 8.5
4横浜 51 58 6 4.0
5巨人 51 66 4 4.0
6広島 48 67 3 2.0
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■ 絶体絶命…
08/31 甲子園
◆対中日16回戦
[阪神8勝8敗0分]
中005 200 000=7
神030 011 000=5
[勝]川上 11勝5敗
[S]岩瀬 1勝1敗38S
[敗]井川 11勝6敗
▼本塁打
(中)ウッズ31号・福留20号
(神)今岡22号・矢野14号・桧山7号


 エースが勝ちゲームをぶち壊しや。井川が三回、突然の乱調。ウッズに満塁弾を浴びるなど、中日戦でまたも無残な姿をさらした。これで0.5ゲーム差。岡田阪神が、絶体絶命の危機に追い込まれた。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 68 48 5 ―
2中日 67 48 1 0.5
3ヤクルト 58 56 0 8.5
4横浜 51 57 6 4.0
5巨人 50 66 4 5.0
6広島 47 67 3 2.0
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■ 恵みの雨!
 恵みの雨で、スタンバイOK! 中日との首位攻防戦が降雨中止となった30日、急性へんとう炎でダウンしていた藤川がブルペン入り。発症後初の本格的な投球を見守った岡田監督は「ボールを見る限り、大丈夫そうや」と明日の登板にGOサインを出した。竜倒へ。頼れる右腕の戦列復帰が、首位キープへの強烈な追い風となる。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 68 47 5 ―
2中日 66 48 1 1.5
3ヤクルト 58 55 0 7.5
4横浜 50 57 6 5.0
5巨人 49 66 4 5.0
6広島 47 66 3 1.0
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■ 間に合えF!
 猛虎の誇る最強セットアッパーは大一番に間に合うのか。明日から2位・中日を甲子園で迎え撃つ阪神。急性へんとう炎のため2試合を欠場した藤川の復帰結論は決戦当日まで持ち越された。この日は先発陣にまじって志願の練習参加。連日の通院などで懸命に復帰への準備を急ぐ。1.5差で迎える直接対決。逆転の竜を封じ込め、首位の座を堅守へ。球児の力が欲しい―。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 68 47 5 ―
2中日 66 48 1 1.5
3ヤクルト 57 55 0 8.0
4横浜 50 56 6 4.0
5巨人 49 65 4 5.0
6広島 46 66 3 2.0
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■ アニキ連夜のG倒弾!
08/28 甲子園
◆対巨人18回戦
[阪神10勝8敗0分]
巨100 001 000=2
神200 102 10X=6
[勝]杉山 7勝5敗
[敗]上原 6勝11敗
▼本塁打
(巨)
(神)金本32号・鳥谷6号


 またアニキや!鉄人・金本が攻守で大暴れ。連夜のG倒に貢献した。初回に左越え32号逆転2ランを叩き込めば、4回には好返球で生還を阻止。G戦74発は、歴代単独3位。3安打3得点。98得点は赤星を抜き、セ・リーグの得点王だ。30日からはオレ竜・中日との大一番。その差は1.5。しかし、頼れるアニキがいれば、何も怖くない。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 68 47 5 ―
2中日 66 48 1 1.5
3ヤクルト 57 55 0 8.0
4横浜 50 56 6 4.0
5巨人 49 65 4 5.0
6広島 46 66 3 2.0
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■ アニキG倒弾2発!
08/27 甲子園
◆対巨人17回戦
[阪神9勝8敗0分]
巨100 001 000=2
神301 000 10X=5
[勝]安藤 8勝5敗
[S]久保田4勝4敗21S
[敗]桑田 7敗
▼本塁打
(巨)
(神)シーツ18号・金本30号、31号


 アニキの2発で夏バテ解消や!金本が30号、31号を放ち、巨人を粉砕。3連敗でVロードを足踏みしていたチームを再発進させた。1014試合連続出場は歴代6位の初代ミスタータイガース・藤村富美男に並び、巨人戦73本塁打は歴代3位タイ。「中日も強いが阪神も強いです」。丈夫で元気な4番打者が、V奪回を約束した。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 67 47 5 ―
2中日 65 48 1 1.5
3ヤクルト 56 55 0 8.0
4横浜 50 55 6 3.0
5巨人 49 64 4 5.0
6広島 46 65 3 2.0
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■ えらいこっちゃ!
08/26 甲子園
◆対巨人16回戦
[阪神8勝8敗0分]
巨010 120 000=4
神000 000 000=0
[勝]工藤 10勝7敗
[敗]ダーウィン1敗
▼本塁打
(巨)仁志10号
(神)


 悔しさも、危機感も、あえて作った笑顔で消そうとした。試合後の岡田監督は明るい表情で会見を締めくくった。

 「きょうの話ばかりしてもしゃーない。そんな深刻になるなよ」

 本音を言えば…。残り28試合で迎えた最大のピンチ。再び竜の足音が大きく聞こえる1.5ゲーム差。チーム状況と残り試合を考えると、正念場に立たされた。

 夏の長期ロードを10勝9敗1分けで11年ぶりに勝ち越した。26日ぶりの甲子園での試合だったが“凱旋ムード”どころか、打線の覇気のなさだけが目立った。

 工藤−シコースキー−林の前に今季8度目の完封負けを喫して、今季5度目の3連敗だ。しかもたったの3安打で三回以降は無安打の計13三振。三塁に走者も進められずに完敗した。

 「三回からノーヒットや。振れてないわな」。打線全体の低調…。岡田監督の指摘する通り、この3連敗中、得点能力はガクンと落ちた。計10安打で計6得点。しかもこれで28イニング連続のタイムリー欠乏症で計26三振などなど。ふがいない数字が並ぶ。オールスター直前に陥った打線の低迷よりも「あの時も悪かったが、今の方が悪いかもしれん」と今季最悪の打撃不振と認めた。

 中でも深刻なのがシーツ。この日の4タコで17打席連続の無安打。正田打撃コーチも「片岡という選択肢もある」。先発が右の桑田が予想される27日はシーツを外す可能性を示唆した。

 「(各選手)体調とかいろいろあるかもしれんが、あした何かきっかけをつかんで、いい流れをつくらんと…」。岡田監督は、自らに言い聞かせた。30日からの中日との天王山までに勢いを取り戻さないと…。今が耐える時。底力を見せるしかない。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 66 47 5 ―
2中日 64 48 1 1.5
3ヤクルト 55 55 0 8.0
4横浜 50 54 6 2.0
5巨人 49 63 4 5.0
6広島 46 64 3 2.0


[観]編集長5勝2敗
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■ 目標は1つ!
08/25 広島
◆対広島16回戦
[阪神10勝6敗0分]
神000 004 100=5
広201 301 00X=7
[勝]ロマノ5勝4敗1S
[S]ベイル2勝17S
[敗]下柳 10勝3敗
▼本塁打
(神)今岡21号
(広)嶋20号・緒方17号・前田21号、22号・倉2号


 旅の終わりを豪快に締めくくった。夏のロード最終戦。敗戦の中で魅せたのは今岡だ。6回1死満塁から21号本塁打を左翼席へと叩き込んだ。年間3本目のグランドスラム。猛虎史上3人目の快挙をやってのけた。満塁の打席では打率5割を超える勝負強さだ。長期遠征を終えた選手会長は目指す優勝への号令も出した。「目標は1つ。それに向かっていくだけ」。明日からは甲子園で巨人戦。猛虎の進撃再開にふさわしい舞台が待つ。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 66 46 5 ―
2中日 63 48 1 2.5
3ヤクルト 54 55 0 8.0
4横浜 50 53 6 1.0
5巨人 48 63 4 6.0
6広島 46 63 3 1.0
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■ 2安打完敗!
08/24 広島
◆対広島15回戦
[阪神10勝5敗0分]
神000 010 000=1
広020 004 20X=8
[勝]大島 1勝
[敗]福原 7勝13敗
▼本塁打
(神)今岡20号
(広)前田20号・栗原9号


 猛虎が伏兵に足元をすくわれた。初対戦となった大島の前に打線がわずか2安打と沈黙。プロ初勝利を献上してしまった。特に鯉キラーとして存在感を示してきたシーツがこの2試合を無安打、計6三振という停滞。敗戦を淡々と振り返る岡田監督も助っ人砲の変調には表情を曇らせた。明日は夏のロードを締めくくる一戦。旅の終わりは格好よく決めたい。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 66 45 5 ―
2中日 63 48 1 3.0
3ヤクルト 54 55 0 8.0
4横浜 50 53 6 1.0
5巨人 48 63 4 6.0
6広島 45 63 3 1.5
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■ ロード勝ち越し!
08/23 広島
◆対広島14回戦
[阪神10勝4敗0分]
神011 030 020=7
広100 000 000=1
[勝]井川 11勝5敗
[敗]大竹 7勝9敗
▼本塁打
(神)
(広)嶋19号


 突き抜けた。あの85年も、あの03年も屈した夏のロードを岡田阪神が乗り越えた。2試合を残して11年ぶりの勝ち越しを決定。立役者はエース井川だ。9回1失点完投。自己最少の97球で投げ切った。プロ通算1000投球回に到達した節目の日を飾る白星。11勝目で最多勝争いの1位タイにも立った。貯金22は今季最多。チーム勝利数も昨季の66勝に早くも並んだ。猛虎に『独走』の2文字が再び見えてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 66 44 5 ―
2中日 62 48 1 4.0
3ヤクルト 54 54 0 7.0
4横浜 50 52 6 1.0
5巨人 47 63 4 7.0
6広島 44 63 3 1.5
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■ MVP指令!?
 V奪回へ大車輪の働きを見せる藤川に、岡田監督から猛ゲキが飛んだ。32試合を残し、稲尾和久(西鉄=現野球評論家)らが持つ78試合登板のプロ野球1シーズン最多記録に「あと14」としている藤川に「もっとすごいものがついてくるやろ。MVP?そうやな」とビッグな可能性を示唆。球界最強セットアッパーは、中継ぎ投手では史上初の勲章を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 65 44 5 ―
2中日 61 48 1 4.0
3ヤクルト 54 53 0 6.0
4横浜 49 52 6 2.0
5巨人 47 62 4 6.0
6広島 44 62 3 1.5
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■ 借りを返した!
08/21 神宮
◆対ヤクルト17回戦
[阪神9勝8敗0分]
神001 002 000=3
ヤ000 000 010=1
[勝]安藤 7勝5敗
[S]久保田4勝4敗20S
[敗]藤井 7勝8敗
▼本塁打
(神)スペンサー8号
(ヤ)


 気迫の64球で、借りを返した!前回18日の横浜戦で3回KOされた安藤が中2日で先発。二塁を踏ませない投球で、5回を2安打無失点に抑えた。先発ローテーションの谷間を見事に埋め、今季7勝目をゲット。連勝を飾った猛虎は11年ぶりの長期ロード勝ち越しに王手をかけた。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 65 44 5 ―
2中日 61 48 1 4.0
3ヤクルト 54 53 0 6.0
4横浜 49 52 6 2.0
5巨人 47 62 4 6.0
6広島 44 62 3 1.5
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■ 兄貴満塁劇勝弾!
08/20 神宮
◆対ヤクルト16回戦
[阪神8勝8敗0分]
神000 160 110=9
ヤ010 010 001=3
[勝]杉山 6勝5敗
[敗]館山 8勝4敗
▼本塁打
(神)桧山6号・金本29号・矢野13号
(ヤ)ラミレス27号・小野4号


 V奪回をアニキが近づける! 金本が移籍後初となる満塁弾を神宮の夜空に架け、ヤクルト戦の連敗を「3」でストップさせた。2位の落合竜は横浜に大敗して、3連敗で4ゲーム差後退。熱セも抜けたか?最短で8月30日にもマジック18が点灯する!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 64 44 5 ―
2中日 60 48 1 4.0
3ヤクルト 54 52 0 5.0
4横浜 49 51 6 2.0
5巨人 47 61 4 6.0
6広島 43 62 3 2.5
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■ 下柳大炎上…
08/19 神宮
◆対ヤクルト15回戦
[阪神7勝8敗0分]
神010 000 100=2
ヤ251 020 20X=12
[勝]川島 9勝8敗
[敗]下柳 10勝2敗
▼本塁打
(神)今岡19号
(ヤ)ラミレス26号・小野2号、3号・畠山1号


 先発・下柳がまさかの2回途中7失点KO。ヤクルトに大敗を喫し今季神宮では4戦全敗、貯金も19に逆戻りした。東京の虎党には申し訳ない展開。でも、幸いにも次に引きずるダメージはない。登板過多のリリーフトリオ「JFK」が完全休養でき、おまけに2位・中日も敗れてゲーム差は「3」のまま。気持ちを切り替え、きょうこそスカッと快勝や!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 63 44 5 ―
2中日 60 47 1 3.0
3ヤクルト 54 51 0 5.0
4横浜 48 51 6 3.0
5巨人 47 60 4 5.0
6広島 42 62 3 3.5
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■ 矢野決めた!
08/18 大阪ドーム
◆対横浜18回戦
[阪神10勝5敗3分]
横022 000 010 0 =5
神300 000 200 1x=6
[勝]久保田4勝4敗19S
[敗]木塚 5勝5敗
▼本塁打
(横)佐伯14号・多村24号
(神)片岡1号


 矢野だ!復活だ!サヨナラだ!5−5で迎えた延長10回1死一・二塁、途中出場の矢野がライト右にサヨナラ打を放った。蓄積疲労のため2試合連続でスタメンを外れた正妻の劇的な一打でチームは後半戦初の3連勝。貯金を20に戻し、横浜戦2年ぶりの勝ち越しも決めた。巨人に敗れた2位・中日との差も再び3ゲームに拡大。さあ、このまま一気にラストスパートへ突入だ!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 63 43 5 ―
2中日 60 46 1 3.0
3ヤクルト 53 51 0 6.0
4横浜 47 51 6 3.0
5巨人 46 60 4 5.0
6広島 42 61 3 2.5
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■ JFKパーフェク投!
08/17 大阪ドーム
◆対横浜17回戦
[阪神9勝5敗3分]
横000 000 000=0
神200 000 00X=3
[勝]福原 7勝12敗
[S]久保田3勝4敗19S
[敗]土肥 7勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)


 いつもの光景だった。先発が試合をつくれば、盤石のリリーフ陣が締める。バトンを受けたJFKが、打者7人をパーフェクト。今季初の3人でのお立ち台。完封リレーに、笑顔が弾けた。

「3人で最後まで締めていきたいです」

 八回から登板した藤川が、お立ち台で絶叫した。今季62試合目のマウンドは初の7連投。佐伯を151キロの直球で空振り三振に仕留め、球威に衰えは感じさせなかった。

 久保田も蘇った。九回を3人でピシャリ。12、13日の巨人戦で2試合連続サヨナラ負けを喫したが、前日の横浜戦で2回を無失点。「この前やられたから、絶対に抑えたかった」と持ち前の強気が戻ってきた。

 「若い2人が頑張っている」と、2年前の優勝を知るウィリアムス。こちらも7連投だったが、七回二死一塁で登場し、石井琢を左飛に封じた。残り36試合。この3人がいる限り、竜から追走されても慌てることはない。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 62 43 5 ―
2中日 60 45 1 2.0
3ヤクルト 52 51 0 7.0
4横浜 47 50 6 2.0
5巨人 45 60 4 6.0
6広島 42 60 3 1.5
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■ エースの仕事!
08/16 大阪ドーム
◆対横浜16回戦
[阪神8勝5敗3分]
横000 100 000 000=1
神000 100 000 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)金城8号
(神)


 エースの意地が猛虎の“半歩前進”を生んだ。真夏の長期遠征は半ば。準本拠地・大阪ドームでの一戦は息詰まる延長12回でも決着がつかなかった。それでも、前回登板で大逆転負けを喫するなど、2連敗中だった井川が8回1失点の力投。白星以上の光明を照らしてくれた。敗れた2位中日との差をわずかながら2差へ広げる引き分け。気迫満ちるエースにもう心配はいらない。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 61 43 5 ―
2中日 59 45 1 2.0
3ヤクルト 51 51 0 7.0
4横浜 47 49 6 1.0
5巨人 45 59 4 6.0
6広島 42 59 3 1.5
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■ 井川よ完投せい!
 井川よ最後まで投げ切れ!岡田監督が、エース・井川に完投指令を出した。井川にはずっと週の初戦の先発を任せているが、今季の完投はわずかに1試合。ペナントレース最大の山場と位置づける、明日からの2週連続6連戦を前に「週の最初は中継ぎの負担を少なくしてほしい」と異例のゲキを飛ばした。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 61 43 4 ―
2中日 59 44 1 1.5
3ヤクルト 51 50 0 7.0
4横浜 47 49 5 1.5
5巨人 44 59 4 6.5
6広島 41 59 3 1.5
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■ お待たせG倒!
08/14 東京ドーム
◆対巨人15回戦
[阪神8勝7敗0分]
神500 001 010=7
巨000 200 100=3
[勝]桟原 1勝
[敗]桑田 5敗
▼本塁打
(神)シーツ17号
(巨)二岡13号


 主役は打点王争いを独走する今岡だ。初回、めっぽう強い満塁機に2点タイムリーを放って100打点に到達。6回にはまたも満塁から中犠飛で貴重な追加点を呼び込んだ。3タテ阻止で、16日からは大阪ドームへ戻っての横浜戦。この調子で落合竜を突き放す!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 61 43 4 ―
2中日 59 44 1 1.5
3ヤクルト 51 50 0 7.0
4横浜 47 49 5 1.5
5巨人 44 59 4 6.5
6広島 41 59 3 1.5
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■ 夏の試練…
08/13 東京ドーム
◆対巨人14回戦
[阪神7勝7敗0分]
神010 020 000 000=3
巨201 000 000 001=4x
[勝]シコースキー4勝1敗
[敗]久保田3勝4敗18S
▼本塁打
(神)金本28号
(巨)阿部22号


 猛虎に真夏の試練が訪れた。5位に低迷する巨人によもやの2試合連続サヨナラ負け。しかも守護神、久保田が連夜の敗戦投手になった。4連投での登場。3イニング目に入った延長12回に力尽きた。12回表の打席に久保田を立たせて引き分けを狙った岡田監督も「あそこは任せるしかなかった」と唇をかむ。2位中日が敗れたため1.5差は変わらず。それでも自慢の救援陣をフル動員しながらの連敗が重くのしかかる。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 60 43 4 ―
2中日 58 44 1 1.5
3ヤクルト 51 49 0 6.0
4横浜 46 49 5 2.5
5巨人 44 58 4 5.5
6広島 41 58 3 1.5
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■ 痛恨の被弾
08/12 東京ドーム
◆対巨人13回戦
[阪神7勝6敗0分]
神200 000 020 0 =4
巨000 201 100 1x=5
[勝]久保 5勝3敗
[敗]久保田3勝3敗18S
▼本塁打
(神)鳥谷5号・金本27号
(巨)仁志9号・二岡12号


 黄色く染まったレフトスタンドに、二岡のライナーが吸い込まれる。飛び込んだ側は静まりかえり、ライトスタンドは歓喜に包まれた。その中を背番号30は、静かに引き上げた。4月7日の広島戦に続く2度目のサヨナラ負けのマウンド。一球に泣き、3敗目を喫した。真ん中寄りに甘く入ったスライダーをとらえられた。

 「低めに投げたかった? そうですね。甘かったんじゃないですかね」。試合後は、感情を押し殺し、内に秘めた。

 ここまで無敵を誇ってきた3本の矢がほころんだ。5月15日の楽天戦以来、藤川、ウィリアムス、久保田の3人が投げた試合は、2分けを挟んで20連勝。中日との首位攻防戦でも2、3戦でそろって登場し、その盤石ぶりを見せつけた。この日で3連投。疲れは否定したものの、日々の重圧は計り知れないものがある。長期ロードも中盤に差し掛かり、肉体的なものに加え、精神的な疲労の蓄積も心配材料だ。

 「責められない。後ろのピッチャーはいつも投げてるんやから」と岡田監督。指揮官の信頼が揺らぐことはない。

 58試合目の登板となった藤川は、切り替えていた。「3人が投げれば20連勝やった? それは関係ない。いつも一緒ですよ」。先頭の小久保に粘られた末に中前打を許したが、後続を断ち切った。そのあとを受けたウィリアムスも1回を3者凡退に抑えた。

 再び2位・中日との差は1.5に縮まった。残り40試合、ここまできたら登板過多はもう関係ない。ファンも3人の登場を告げるアナウンスに大歓声で応え、その背中を後押しする。新たな不敗神話をまた始めればいい。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 60 42 4 ―
2中日 58 43 1 1.5
3ヤクルト 51 48 0 6.0
4横浜 45 49 5 3.5
5巨人 43 58 4 5.5
6広島 40 58 3 1.5
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■ 強虎60勝!
08/11 ナゴヤドーム
◆対中日15回戦
[阪神8勝7敗0分]
神000 140 120=8
中020 100 010=4
[勝]安藤 6勝5敗
[敗]川上 10勝4敗
▼本塁打
(神)金本25号、26号
(中)ウッズ30号


 さすがアニキや!!金本が連夜のアーチで落合竜を粉砕した。4回に追撃の右越えソロを放てば、7回には右翼5階席へ特大の150メートル弾。中日のエース川上の代名詞カットボールを撃ち砕き、1000試合連続出場のメモリアルデーを25、26号の祝砲2発で飾った。逆転2連勝で“真夏の天王山”も2勝1敗で勝ち越し。頼りになる4番とともに、猛虎はV街道を突っ走る!!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 60 41 4 ―
2中日 57 43 1 2.5
3ヤクルト 50 48 0 6.0
4横浜 45 48 5 2.5
5巨人 42 58 4 6.5
6広島 40 57 3 0.5
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■ 金本首位死守弾!
08/10 ナゴヤドーム
◆対中日14回戦
[阪神7勝7敗0分]
神301 000 100=5
中011 000 010=3
[勝]福原 6勝12敗
[S]久保田3勝2敗18S
[敗]朝倉 3勝5敗
▼本塁打
(神)金本24号
(中)ウッズ28号、29号


 やっぱアニキは頼りになりまっせ!主砲・金本が首位転落のピンチを救った。初回1死一、二塁から左翼席へ24号先制3ランを叩き込んだ。前夜の大逆転負けの悪夢を振り払う豪快な一発で、チームを落ち着かせると、岡田監督の早めの継投もピタリと決まり、これで2位・中日に再び1.5ゲーム差。さあ、この勢いで、明日の第3戦もいただきや!!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 59 41 4 ―
2中日 57 42 1 1.5
3ヤクルト 49 48 0 7.0
4横浜 44 48 5 2.5
5巨人 42 57 4 5.5
6広島 40 56 3 0.5
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■ 大逆転負け…
08/09 ナゴヤドーム
◆対中日13回戦
[阪神6勝7敗0分]
神212 020 000=7
中001 090 01X=11
[勝]鈴木 3勝1敗
[S]山井 1勝5敗1S
[敗]井川 10勝5敗
▼本塁打
(神)シーツ15号、16号
(中)ラミレス14号・ウッズ27号


 野球はホンマに怖い―。首位攻防第1ラウンド。阪神は五回表で7−1とリードしながら、井川の背信ピッチで、まさかの大逆転負け。これで中日とは0.5ゲーム差。「大きな1勝というより、向こうにとって大きな1敗」と高笑いの敵将。岡田はん、意地見せんかい!!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 58 41 4 ―
2中日 57 41 1 0.5
3ヤクルト 49 47 0 7.0
4横浜 43 48 5 3.5
5巨人 42 56 4 4.5
6広島 39 56 3 1.5
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■ 強行出場や!
 運命の天王山決戦。猛虎にはこの男が欠かせない。明日からの2位・中日との直接対決3連戦。今岡の強行出場が決まった。体調不良のため7日の広島戦を途中交代。松山からの移動日となった8日も名古屋市内の病院で点滴治療を受けるなど、回復に努めた。1.5差で迎える首位攻防戦。しかも初戦の相手は山本昌。岡田監督は今岡の先発起用を明言して天敵打ちに期待を寄せた。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 58 40 4 ―
2中日 56 41 1 1.5
3ヤクルト 48 47 0 7.0
4横浜 43 47 5 2.5
5巨人 41 56 4 5.5
6広島 39 55 3 0.5
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■ 心配無用!
08/07 松山
◆対広島13回戦
[阪神9勝4敗0分]
広000 200 101=4
神001 000 000=1
[勝]デイビー4勝3敗
[S]ベイル2勝13S
[敗]杉山 5勝5敗
▼本塁打
(広)新井31号・栗原4号
(神)


 上昇ムードだった打線がデイビーの前に沈黙。わずか1得点に終わり3連勝を逃した。でも、心配は無用。赤星が4試合連続マルチ安打で好調をアピールすれば、金本も唯一の得点となる適時打を放ち勝負強さを取り戻した。岡田監督も「楽しみにしといたらいい」と自信のコメント。9日からは2位・中日と3連戦。さあ、オレ竜よ、どっからでも掛かってこんかい!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 58 40 4 ―
2中日 56 41 1 1.5
3ヤクルト 48 47 0 7.0
4横浜 43 47 5 2.5
5巨人 41 56 4 5.5
6広島 39 55 3 0.5
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■ 松山猛虎祭!
08/06 松山
◆対広島12回戦
[阪神9勝3敗0分]
広000 010 010=2
神320 220 31X=13
[勝]下柳 10勝1敗
[敗]黒田 9勝7敗
▼本塁打
(広)栗原3号
(神)シーツ14号


 暑い夏は祭りの季節―。四国松山が猛虎復活祭の舞台になった。主演はコイ退治を大の得意にする助っ人砲だ。14号本塁打を含む5安打4打点の活躍を見せたシーツを筆頭に、阪神打線は今季最多19安打で13得点。実に15試合ぶりの2ケタ得点を挙げる圧勝に虎党も酷暑を忘れて酔いしれた。中日の追撃?それがどうした。強い猛虎が帰ってくれば、怖いものは何もない!

■セ・リーグ順位表
[2005/08/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 58 39 4 ―
2中日 55 41 1 2.5
3ヤクルト 47 47 0 7.0
4横浜 43 46 5 1.5
5巨人 41 55 4 5.5
6広島 38 55 3 1.5
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■ 強力アシスト!
 “完全復活”へ強力アシストだ。前日の横浜戦で462日ぶりの右翼スタメン出場を果たした浜中をサポートすべく、岡田監督、赤星らが“浜中シフト”を明かした。右中間の打球は赤星にトス、内野手の中継地点の押し上げなど、手術した右肩を配慮。虎党期待のスラッガーが、スタメン奪取へ本格始動だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 57 39 4 ―
2中日 54 41 1 2.5
3ヤクルト 46 47 0 7.0
4横浜 43 45 5 0.5
5巨人 41 54 4 5.5
6広島 38 54 3 1.5
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■ 誠の逆転満塁弾!
08/04 横浜
◆対横浜15回戦
[阪神8勝5敗2分]
神000 010 050=6
横000 020 000=2
[勝]ウィリアムス3勝3敗
[敗]川村 4勝3敗
▼本塁打
(神)矢野12号・今岡18号
(横)佐伯11号


 ホンマに大した男や!打ってほしい時にきっちりと決めてくれる。選手会長の今岡が8回に逆転の満塁ホームラン。打点を92に伸ばしただけでなく、連敗を4で止め、チームの危機も救ってくれた。長期ロードを連敗発進していた岡田監督も「ビッグイニングで1本出たし、これでガラっと変わるわ」と再ダッシュを宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 57 39 4 ―
2中日 53 41 1 3.0
3横浜 43 44 5 6.5
4ヤクルト 45 47 0 0.5
5巨人 41 53 4 5.0
6広島 38 54 3 2.0
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■ 待ってました!!
08/03 横浜
◆対横浜14回戦
[阪神7勝5敗2分]
神000 000 012=3
横201 000 30X=6
[勝]三浦 5勝7敗
[敗]福原 5勝12敗
▼本塁打
(神)
(横)小池13号


 苦手の三浦にまたもヒネられ、長期ロードで連敗発進。4連敗、2位・中日と3ゲーム差の窮状を打開すべく、岡田監督は試合後に浜中のスタメン6番での起用をついに示唆した。右肩手術から2年ぶりの完全復活が明日にも拝める…。必ずや、再加速の点火剤となるはずだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 39 4 ―
2中日 52 41 1 3.0
3横浜 43 43 5 5.5
4ヤクルト 45 46 0 0.5
5巨人 41 52 4 5.0
6広島 37 54 3 3.0
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■ クリーンアップよ甦れ!
08/02 横浜
◆対横浜13回戦
[阪神7勝4敗2分]
神000 002 000=2
横000 300 00X=3
[勝]門倉 7勝4敗
[S]クルーン 2勝17S
[敗]井川 10勝4敗
▼本塁打
(神)
(横)


 猛虎打線が再三のチャンスを生かせず2−3の惜敗。今季3度目の3連敗で貯金は18に減少した。夏の長期ロードも黒星発進。それでも、岡田監督は前向きな姿勢。この3試合でわずか1打点と低迷するシーツ、金本、今岡のクリーンアップに奮起を促し「あすから大爆発する」と豪語した。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 38 4 ―
2中日 52 40 1 3.0
3横浜 42 43 5 6.5
4ヤクルト 44 46 0 0.5
5巨人 40 52 4 5.0
6広島 37 53 3 2.0
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■ ロード気にしない!
 連続フルイニング出場中の金本が明日からの長期ロードへ向け、体調面で問題がないことを強調した。「広島時代は2、3週間の遠征はざらやった。だから、全然気にしていない。それよりもスイングができる場所を確保できるかどうか」。この日はチーム本隊と離れ、夜に横浜入り。不動の4番は勝負の8月へ向け、宿舎到着後は自室でスイングを開始した。

■セ・リーグ順位表
[2005/08/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 37 4 ―
2中日 52 39 1 3.0
3横浜 41 43 5 7.5
4ヤクルト 43 46 0 0.5
5巨人 40 51 4 4.0
6広島 36 53 3 3.0
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■ まさかの被弾!
07/31 甲子園
◆対ヤクルト14回戦
[阪神7勝7敗0分]
ヤ000 000 101=2
神000 010 000=1
[勝]五十嵐2勝1敗4S
[S]石井 2勝2敗22S
[敗]藤川 4勝1敗
▼本塁打
(ヤ)リグス2号
(神)スペンサー7号


 猛虎が誇る鉄壁の防波堤が崩された。1−1で迎えた9回に藤川がリグスに左翼席へまさかの決勝ソロを運ばれた。実に59日ぶりの連敗で15カードぶりの負け越しも決定。2位・中日とのゲーム差も3ゲームに接近した。逆風の中で、明日からは夏の長期ロードへ出発。だが、こんな時こそ一丸野球を思い出せ!本当の勝負はまだまだこれからや!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 37 4 ―
2中日 52 39 1 3.0
3横浜 41 43 5 7.5
4ヤクルト 43 46 0 0.5
5巨人 40 51 4 4.0
6広島 36 53 3 3.0
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■ 真夏の怪
07/30 甲子園
◆対ヤクルト13回戦
[阪神7勝6敗0分]
ヤ200 301 034=13
神000 000 000=0
[勝]館山 7勝3敗
[敗]ブラウン 4勝1敗
▼本塁打
(ヤ)岩村17号・宮本5号
(神)


 ああ、真夏の夜の悪夢…。あれほど盤石を誇っていた虎投が今季最大の悲劇を演じた。先発したブラウンが4回途中で5失点降板なら、3番手の能見も5連打を浴びるなど2回4失点。被安打22が今季最悪の炎上なら、13点差も今季最大という敗戦だった。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 36 4 ―
2中日 51 39 1 4.0
3横浜 41 42 5 6.5
4ヤクルト 42 46 0 1.5
5巨人 40 50 4 3.0
6広島 35 53 3 4.0
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■ 貯金最多21!
07/29 甲子園
◆対ヤクルト12回戦
[阪神7勝5敗0分]
ヤ000 000 000=0
神100 000 40X=5
[勝]下柳 9勝1敗
[敗]川島 6勝8敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)シーツ13号


 これぞ助っ人と呼ぶにふさわしい一撃だ。シーツがヤクルトにトドメを刺した。2点リードの7回だ。2死一、二塁から左翼席へ13号3ランを叩き込んだ。初回には一ゴロを放って一塁へ気迫のヘッドスライディング。チームも5度目の挑戦で今季最多の貯金21に到達した。高校球児に甲子園を明け渡すまで残り2試合。猛虎が貯金を稼いで旅支度を整える。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 56 35 4 ―
2中日 50 39 1 5.0
3横浜 41 42 4 6.0
4ヤクルト 41 46 0 2.0
5巨人 40 49 4 2.0
6広島 35 53 2 4.5
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■ 痛快G倒!
07/28 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神7勝5敗0分]
神090 000 000=9
巨001 000 000=1
[勝]安藤 5勝5敗
[敗]マレン5勝5敗
▼本塁打
(神)矢野11号・金本23号・今岡17号
(巨)十川孝1号


 猛虎花火が東京ドームを彩った。2回に矢野、金本、今岡が3方向へアーチ競演。連打に四球も絡めて、結局、この回だけで打者13人で9安打、今季最多の1イニング9得点を奪い、試合を決めた。これでチームも14カード連続負け越しなしの快挙を達成。痛快なG倒に岡田監督も「いいつなぎだったね」とご満悦だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 55 35 4 ―
2中日 49 39 1 5.0
3横浜 41 41 4 5.0
4ヤクルト 41 45 0 2.0
5巨人 40 48 4 2.0
6広島 34 53 2 5.5
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■ 踏ん張らんかい!
07/27 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神6勝5敗0分]
神200 000 000=2
巨103 000 01X=5
[勝]高橋尚4勝6敗
[S]林  2勝2敗6S
[敗]福原 5勝11敗
▼本塁打
(神)
(巨)阿部19号・二岡8号


 Vロードを一気呵成に攻めあがりたい岡田監督が“怒り”モードだ。右のエースとしてローテを託す福原がリードをもらいながらも、逆転される展開に「踏ん張らないかん」と苦言。2位・中日とのゲーム差は4.5となった。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 54 35 4 ―
2中日 49 39 1 4.5
3横浜 41 41 4 5.0
4ヤクルト 40 45 0 2.5
5巨人 40 47 4 1.0
6広島 34 52 2 5.5
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■ Gに引導!
07/26 東京ドーム
◆対巨人10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神200 201 031=9
巨001 010 100=3
[勝]井川 10勝3敗
[敗]上原 6勝9敗
▼本塁打
(神)シーツ10号、11号、12号・桧山5号
(巨)仁志6号・清原21号


 派手な後半開幕戦となった。演出したのは虎のまじめ助っ人シーツ。1、6回にバックスクリーンへ先制、中押しの一発を放つと、9回には左翼席へダメ押しの12号。自身初の1試合3発で、巨人の自力優勝を消滅させた。1試合3発は、阪神史上13人目の記録。これでチームは貯金を最多タイの「20」に戻し、最高の形で再スタートを切った。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 54 34 4 ―
2中日 49 39 0 5.0
3横浜 41 41 3 5.0
4ヤクルト 40 44 0 2.0
5巨人 39 47 4 2.0
6広島 33 52 2 5.5
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■ 闘魂注入!
 イチ、ニ、サン、ダーッ!で3連勝発進。金本がアントニオ猪木戦法で後半戦に挑む決意を示した。「元気があれば何でもできる」と発言。前半戦は満身創痍だったが、アニキに元気が出れば、もう怖いモノはなし。明日からは敵地で巨人3連戦。G倒で闘魂注入や!!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ エースでVへ加速!
 後半戦も井川に賭ける!V奪回を目指す岡田監督が、後半戦初戦となる26日の巨人戦にエース・井川を先発させると明言した。甲子園で行われた練習で「別に隠す必要はない」と開幕戦、交流戦明けの初戦に続く“トリプル開幕投手”に指名。現在、5連勝中のエースに全幅の信頼を寄せた。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ 甲子園は猛虎祭!
07/23 甲子園
◆オールスター第2戦
[全セ2勝0敗0分]
パ000 201 000=3
セ300 110 00X=5
[勝]黒田 1勝
[S]藤川 1S
[敗]杉内 1敗
▽本塁打
(パ)李1号・城島1号
(セ)


 まさに虎たちのための球宴や!「2005サンヨーオールスターゲーム」が甲子園球場で行われ、全セが5−3で連勝した。阪神勢は今岡の球宴初タイムリーを含む2打点をはじめ、全14安打中8安打をたたき出す大暴れ。藤川、鳥谷らが受賞ラッシュと、後半戦に向けこれ以上ない弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ 鮮烈!球宴デビュー!
07/22 インボイス西武
◆オールスター第1戦
[全セ1勝0敗0分]
セ110 013 000=6
パ103 100 000=5
[勝]五十嵐1勝
[S]クルーン 1S
[敗]西口 1敗
▽本塁打
(セ)清原1号
(パ)小笠原1号


 猛虎の若大将が鮮烈な球宴デビューを飾った。オールスターゲーム第1戦に8番・遊撃で先発出場した鳥谷が快打2本を放った。初打席では西武・松坂の速球を右前へ。球場に招待した両親の前での大活躍だった。ファン投票選出にも応える勇姿。「まわりにいた人は一緒だったので、オールスターというのを意識せず普通にできました。緊張もしなかったです」。度胸の方も一流だ。プロ2年目の若虎は大舞台をきっかけにスター街道を歩きだした。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ 選手権前哨戦!?
 三振ショーで沸かせます! 藤川が初出場を果たしたオールスターゲームでも、シーズン同様の快投を披露する。ここまで51試合に登板し、奪三振率は13.13を誇るが「追い込んだら狙います」とキッパリ。仮想日本シリーズの意味合いも兼ねる夢の球宴。ソフトバンク・松中、城島らも自慢の快速球でねじ伏せる。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ 余裕1敗Vターン!
07/20 甲子園
◆対横浜12回戦
[阪神7勝3敗2分]
横000 000 000 01=1
神000 000 000 00=0
[勝]川村 4勝1敗
[S]クルーン 2勝16S
[敗]ウィリアムス2勝3敗
▼本塁打
(横)
(神)


 有終ターンとはいかなかった。湿り気味の打線がこの日も4安打と沈黙。必死に耐えてきた投手陣も延長11回にウィリアムスが佐伯に適時打を浴び1−0の惜敗を喫した。12球団最速の200万人突破を白星で飾ることはできなかったが、それでも貯金19の首位、2位・中日に5ゲーム差をつけての折り返しはV奪回へ期待十分。さあ、球宴期間で疲れをいやし、後半戦も爆走や!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 34 4 ―
2中日 48 39 0 5.0
3横浜 41 40 3 4.0
4ヤクルト 40 44 0 2.5
5巨人 39 46 4 1.5
6広島 33 52 2 6.0
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■ 死闘ドロー
07/19 甲子園
◆対横浜11回戦
[阪神7勝2敗2分]
横000 001 000 000=1
神000 000 100 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)
(神)


 天敵・三浦に打線が沈黙も、投手陣が気迫のリレーで12回を1失点に抑え、引き分けに持ち込んだ。守護神・久保田を同点の延長10回から投入。代打を送らず3回を投げ切らせる執念の采配を見せた岡田監督は「最後はいい形で終わりたい」と、明日の前半戦最終戦も総力戦で勝ちにいくと宣言した。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 33 4 ―
2中日 47 39 0 6.0
3横浜 40 40 3 4.0
4ヤクルト 40 43 0 1.5
5巨人 38 46 4 2.5
6広島 33 51 2 5.0
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■ 鉄壁リレー!
07/18 甲子園
◆対横浜10回戦
[阪神7勝2敗1分]
横000 000 000=0
神000 010 02X=3
[勝]ブラウン 4勝
[S]久保田3勝2敗17S
[敗]門倉 6勝4敗
▼本塁打
(横)
(神)


 今季5度目の完封リレーで接戦を制した。谷間の先発ブラウンが5回を何とか無失点でしのぐと、6回から藤川、ウィリアムス、久保田とつないで横浜打線を散発7安打に抑えた。3人が登板したゲームは、5月15日の楽天戦以来、1分けを挟んでなんと17連勝で、貯金を再び今季最多タイの20とした。この鉄壁リレーがある限り、虎の勢いが止まることはない。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 53 33 3 ―
2中日 46 39 0 6.5
3横浜 40 40 2 3.5
4ヤクルト 39 43 0 2.0
5巨人 38 45 4 1.5
6広島 33 50 2 5.0
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■ 安藤見殺し…
07/17 甲子園
◆対広島11回戦
[阪神8勝3敗0分]
広000 000 000 1=1
神000 000 000 0=0
[勝]永川 3勝4敗2S
[S]ベイル2勝10S
[敗]安藤 4勝5敗
▼本塁打
(広)東出1号
(神)


 白星をつけてやりたかった。先発・安藤が9回まで散発2安打の快投も、延長10回に先頭の東出にまさかの1号ソロを被弾。打線も初対戦のレイボーンを打ち崩せず0−1で惜敗した。これで、広島戦の連勝も甲子園での連勝も6でストップ。でも、大観衆を酔わせた安藤の力投はきっと後半戦につながるはずだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 52 33 3 ―
2中日 45 39 0 6.5
3横浜 40 39 2 2.5
4ヤクルト 39 42 0 2.0
5巨人 37 45 4 2.5
6広島 33 49 2 4.0
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■ 虎貯金20!
07/16 甲子園
◆対広島10回戦
[阪神8勝2敗0分]
広000 001 001=2
神020 030 00X=5
[勝]杉山 5勝4敗
[敗]小山田5勝8敗
▼本塁打
(広)嶋14号
(神)


 強すぎてオモロない!? 金本がチャンスメークの2安打を放てば、今岡が自己最多に並ぶ83打点で広島を粉砕。貯金はついに20。優勝はもちろん、2人でタイトル独占も夢ではない。虎党の本音はやっぱオモロい。熱い夏。まさに虎祭りや。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 52 32 3 ―
2中日 44 39 0 7.5
3横浜 39 39 2 2.5
4ヤクルト 39 41 0 1.0
5巨人 37 44 4 2.5
6広島 32 49 2 5.0


[観]編集長5勝1敗
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■ 爆勝14点!
07/15 甲子園
◆対広島9回戦
[阪神7勝2敗0分]
広010 020 200=5
神420 052 10X=14
[勝]下柳 8勝1敗
[敗]ロマノ4勝2敗1S
▼本塁打
(広)
(神)今岡16号


 おいしいものはすべていただく。これが首位を独走する阪神の強さ。今季最多タイの14得点を挙げる圧勝。もらった13四球を先発全員&毎回安打の猛攻で確実に得点に結びつけ、最下位の広島を寄せ付けなかった。そんな中でも主役を探せば、今季3度目猛打賞の桧山だ。低調だった背番号24も息を吹き返し鬼に金棒や!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 51 32 3 ―
2中日 43 39 0 7.5
3横浜 39 38 2 1.5
4ヤクルト 39 40 0 1.0
5巨人 36 44 4 3.5
6広島 32 48 2 4.0
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■ 完全復活最終段階!
 浜中が17日のサーパス神戸との2軍戦で約1年ぶりに外野守備に就くことが決まった。岡田監督は16日に同選手の出場選手登録を抹消することも明言。再登録が可能となる後半戦開幕までの期間を利用してブランクを抱える守備の感覚を2軍で取り戻させる考えだ。8月には守備を含めた1軍起用を視野。浜中の『完全復活プラン』がいよいよ最終段階に入った。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 32 3 ―
2中日 43 39 0 7.0
3横浜 38 38 2 2.0
4ヤクルト 39 40 0 0.5
5巨人 36 43 4 3.0
6広島 32 47 2 4.0
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■ 不運?10敗目…。
07/13 千葉マリン
◆対ヤクルト11回戦
[阪神6勝5敗0分]
神000 000 000=0
ヤ000 010 00X=1
[勝]川島 6勝7敗
[S]石川 2勝1敗19S
[敗]福原 5勝10敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 敗れてなお、胸張れる力投だった。先発した福原が7回1失点の奮投実らず、今季10敗目を喫した。川島の前に打線が沈黙。今季の“不運”を象徴するような無援護による悔しい敗戦になった。拙守、拙走も重なるなど、右腕エースをもり立てることができず、球団記録を更新中だった連続カード勝ち越しも「9」で止まった。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 32 3 ―
2中日 43 39 0 7.0
3ヤクルト 39 40 0 2.5
4横浜 37 38 2 0.0
5巨人 36 43 4 3.0
6広島 32 46 2 3.5
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■ セ界50勝一番乗り!
07/12 千葉マリン
◆対ヤクルト10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神300 000 310=7
ヤ300 001 100=5
[勝]井川 9勝3敗
[S]久保田3勝2敗16S
[敗]ゴンザレ1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 片岡だ!逆転だ!猛虎V確率100%だ!千葉の夜空に男の一撃がさく裂した。1点を追う7回2死満塁から代打・片岡が右中間へ走者一掃の逆転二塁打を放った。左ふくらはぎ痛から復活したベテランの活躍でチームも50勝一番乗り。これまでセ・リーグで2位に7ゲーム差以上をつけ、五拾勝一番乗りを果たしたチームは総て優勝。もう、猛虎の独走をさえぎるものなど何もない。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 50 31 3 ―
2中日 42 39 0 8.0
3ヤクルト 38 40 0 2.5
4横浜 36 38 2 0.0
5巨人 36 42 4 2.0
6広島 32 45 2 3.5
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■ 勝負は8月!
 “普段着野球”でメークドラマ粉砕だ!首位を独走する阪神・岡田監督が、カード連続勝ち越しの球団記録更新に意欲を見せた。現在、球団新の9カード連続勝ち越し中だが「いつもの感じでやったらいい」と自信。96年「メークドラマ」の再現を狙う巨人も「相手とか星勘定を考えるのは8月になってから」と意識せず自然体で臨むことを強調した。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 49 31 3 ―
2中日 41 39 0 8.0
3ヤクルト 38 39 0 1.5
4横浜 35 38 2 1.0
5巨人 36 41 4 1.0
6広島 32 44 2 3.5
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■ 9カード連続勝ち越し!
07/10 ナゴヤドーム
◆対中日12回戦
[阪神6勝6敗0分]
神010 000 100=2
中000 000 000=0
[勝]安藤 4勝4敗
[S]久保田3勝2敗15S
[敗]野口 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)


 猛虎が止まらない。かつての鬼門ナゴヤドームも難なく通過。球団新となる9カード連続勝ち越しを決めたのは選手会長・今岡のひと振りだった。7回、右翼線へ職人芸のタイムリー二塁打。セ界一の勝負強さで中日をギャフンと言わせた。貯金は18に戻り、再びゲーム差も8へ。オールスターまでの首位ターンを決め、V一直線だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 49 31 3 ―
2中日 41 39 0 8.0
3ヤクルト 38 39 0 1.5
4横浜 35 38 2 1.0
5巨人 36 41 4 1.0
6広島 32 44 2 3.5
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■ 余裕1敗!
07/09 ナゴヤドーム
◆対中日11回戦
[阪神5勝6敗0分]
神011 000 000 =2
中110 000 001x=3
[勝]岡本 9勝3敗1S
[敗]江草 4勝2敗
▼本塁打
(神)金本22号
(中)福留12号・井上6号・立浪5号


 見事にやられた。2−2の9回に3番手・江草が立浪に右翼席へ痛恨の一発を浴びてサヨナラ負け。連勝は6でストップした。それでも貯金17、2位・中日とのゲーム差7を考えればノープロブレム。きょうは勝って、球団新となる9カード連続の勝ち越しを決める。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 48 31 3 ―
2中日 41 38 0 7.0
3ヤクルト 38 38 0 1.5
4横浜 34 38 2 2.0
5巨人 36 41 4 0.5
6広島 32 44 2 3.5
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■ 無敵6連勝!
07/08 ナゴヤドーム
◆対中日10回戦
[阪神5勝5敗0分]
神000 200 001=3
中000 000 000=0
[勝]下柳 7勝1敗
[S]久保田3勝2敗14S
[敗]山本昌5勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)


 無敵の我等ぞ、はんし〜ん、タイガース♪ こういう時こそ「六甲颪」。歌詞は2番。まさに無敵!矢野の2点二塁打でナゴヤドームで8連敗中だった山本昌を撃破。これで怒涛の6連勝でゲーム差は8。この勢い、止められるものなら止めてみい!!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 48 30 3 ―
2中日 40 38 0 8.0
3ヤクルト 38 38 0 1.0
4巨人 36 40 4 2.0
5横浜 34 38 2 0.0
6広島 31 44 2 4.5
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■ 今季最大7差!
07/07 甲子園
◆対ヤクルト9回戦
[阪神5勝4敗0分]
ヤ000 200 000=2
神000 400 00X=4
[勝]江草 4勝1敗
[S]久保田3勝2敗13S
[敗]石川 6勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)


 強い!凄い!止まらない!ノリノリの猛虎がワンチャンスを生かして今季2度目の5連勝だ。1点を追う4回2死満塁から矢野の左翼線二塁打で逆転。再び満塁となったところで起用した代打・浜中が適時内野安打を放つなど岡田監督の積極采配もピタリ的中した。これで貯金は今季最多の17となり2位・中日とのゲーム差も今季最大の7。数字上では球宴前のマジック点灯の可能性も出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 47 30 3 ―
2中日 40 37 0 7.0
3ヤクルト 38 38 0 1.5
4横浜 34 38 2 2.0
5巨人 35 40 4 0.5
6広島 31 43 2 3.5
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■ 金本V21号!
07/06 甲子園
◆対ヤクルト8回戦
[阪神4勝4敗0分]
ヤ001 000 000=1
神000 101 00X=2
[勝]福原 5勝9敗
[S]久保田3勝2敗12S
[敗]川島 5勝7敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)金本21号


 これぞ4番だ!我らのアニキが一振りで猛虎を4連勝に導いた!同点で迎えた6回、金本が右翼ポール際へ決勝の21号ソロをぶち込んだ。逆風をもろともしない高速弾でキング争いでもトップタイに浮上。チームも球団タイの8カード連続勝ち越しを決め、貯金は今季最多の16だ。明日7月7日は七夕。ナインがファンが短冊に記す願いは、もちろん「V奪回」の3文字だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 46 30 3 ―
2中日 40 37 0 6.5
3ヤクルト 38 37 0 1.0
4横浜 34 37 2 2.0
5巨人 35 40 4 1.0
6広島 30 43 2 4.0
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■ 今岡復活弾!
07/05 甲子園
◆対ヤクルト7回戦
[阪神3勝4敗0分]
ヤ000 000 100=1
神000 400 00X=4
[勝]井川 8勝3敗
[S]久保田3勝2敗11S
[敗]藤井 5勝6敗
▼本塁打
(ヤ)ラミレス20号
(神)今岡15号


 岡田予言が当たった!2位ヤクルトとの雨中決戦。21打席沈黙していたリーダー今岡が不振脱出の15号3ランを叩き込んだ。試合前には意欲の早出特打。「次は打つ」と信頼してくれた指揮官にも最高の結果で応えた。貯金15、2位との6.5ゲーム差はともに今季最大。猛虎が6ゲーム差以上引き離した過去5回はいずれも優勝しており、とうとうV確率は100%だ!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 45 30 3 ―
2ヤクルト 38 36 0 6.5
3中日 39 37 0 0.0
4横浜 34 36 2 2.0
5巨人 35 39 4 1.0
6広島 29 43 2 5.0
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■ 2位叩きで独走や!
 阪神は明日から2位・ヤクルト、3位・中日と6連戦を行う。独走阻止のために他の5球団がエース級を続々投入してくる「包囲網」の可能性にも岡田監督は、西武・松坂らパ球団のエース級を攻略した交流戦を例に挙げ、たくましさを増した打線に絶大な自信を見せた。前回Vの2003年には首位で2位チームに勝率6割。この1週間で猛虎はイッキに走る!

■セ・リーグ順位表
[2005/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 44 30 3 ―
2ヤクルト 38 35 0 5.5
3中日 39 36 0 0.0
4横浜 34 36 2 2.5
5巨人 34 39 4 1.5
6広島 29 43 2 4.5
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■ 安藤復活!
07/03 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神6勝2敗1分]
神021 000 102=6
横010 000 002=3
[勝]安藤 3勝4敗
[S]久保田3勝2敗10S
[敗]秦  1勝1敗
▼本塁打
(神)矢野10号・シーツ9号
(横)村田14号・古木2号


 これが新生・安藤だ!テンポ良し、リズム良し、そしてボールのキレも良し。プロ入り初完投勝利こそ逃したが、5月13日の楽天戦以来、51日ぶりとなる3勝目を挙げた。「長かったです。嬉しいです」。長嶋さん復帰の日に“アテネ戦士”が大きな白星。これでチームも7カード連続の勝ち越しで、今季最多の貯金14と、猛虎はもう止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 44 30 3 ―
2ヤクルト 38 35 0 5.5
3中日 39 36 0 0.0
4横浜 34 36 2 2.5
5巨人 34 39 4 1.5
6広島 29 43 2 4.5
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■ 藤本ポテンV打!
07/02 横浜
◆対横浜8回戦
[阪神5勝2敗1分]
神000 030 100 01=5
横020 002 000 00=4
[勝]久保田3勝2敗9S
[敗]加藤 3勝4敗
▼本塁打
(神)スペンサー6号
(横)


 普段から強い猛虎が、延長戦になればもっと強くなる。苦手とする三浦を攻略して持ち込んだ延長11回。1死三塁から藤本が中前へ落ちる決勝打を放った。岡田監督も“ささやき助言”で藤本を打席に送り出す粋な演出。今季の延長戦は5勝1敗3分けの好成績。7月初星。首位独走をもくろむ夏戦線にまた弾みが付いた。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 43 30 3 ―
2中日 39 35 0 4.5
3ヤクルト 37 35 0 1.0
4横浜 34 35 2 1.5
5巨人 34 38 4 1.5
6広島 28 43 2 5.5
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■ 骨折も関係なし!
07/01 横浜
◆対横浜7回戦
[阪神4勝2敗1分]
神000 031 000=4
横120 002 00X=5
[勝]加藤 3勝3敗
[S]クルーン 1勝12S
[敗]橋本 2勝2敗1S
▼本塁打
(神)金本20号
(横)石井琢4号・相川5号


 レッドスターも「鉄人」の域に達した!左脇腹の肋骨に3カ所のヒビが入っていることが判明した赤星がこの日の横浜戦にもフル出場。5回には一時は同点になる中前タイムリーを放つなど、ハンディを吹っ飛ばす大活躍を見せた。

■セ・リーグ順位表
[2005/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 30 3 ―
2中日 39 34 0 3.5
3ヤクルト 36 35 0 2.0
4横浜 34 34 2 0.5
5巨人 33 38 4 2.5
6広島 28 42 2 4.5
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■ 赤星骨折判明
 左脇腹を負傷している赤星の症状が「骨折」だったことが、明らかになった。6月15日の西武戦で二盗した際に遊撃・中島と激突。「打撲」と診断されていたが、痛みが引かず、27日に再検査を受けたところ3カ所にヒビが発見された。しかし今後も欠場はせず、プレーをしながら完治を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 29 3 ―
2中日 38 34 0 4.5
3ヤクルト 36 34 0 1.0
4横浜 33 34 2 1.5
5巨人 32 38 4 2.5
6広島 28 41 2 3.5
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■ 3連勝で首位快走!
06/29 米子
◆対広島8回戦
[阪神6勝2敗0分]
神000 010 303=7
広012 000 000=3
[勝]福原 4勝9敗
[敗]梅津 1勝1敗
▼本塁打
(神)シーツ8号・金本19号
(広)前田16号・緒方10号


 阪神が力で広島をねじ伏せ、米子決戦に連勝や!立役者はシーツ。2点を追う7回、左翼席へ逆転の8号3ラン。序盤の大拙攻を帳消し、悩める右のエース福原にも4勝目をプレゼントする値千金の一発だった。これでチームも貯金13。6月を首位で通過し、もうこのままゴールまで突っ走るしかない!!

■セ・リーグ順位表
[2005/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 42 29 3 ―
2中日 38 34 0 4.5
3ヤクルト 36 33 0 0.5
4横浜 33 34 2 2.0
5巨人 31 38 4 3.0
6広島 28 41 2 3.0

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■ 独走ターンや!
06/28 米子
◆対広島7回戦
[阪神5勝2敗0分]
神000 104 180=14
広010 002 100=4
[勝]井川 7勝3敗
[敗]永川 1勝4敗1S
▼本塁打
(神)金本18号
(広)新井20号


 猛虎打線が今季最多14得点の大爆発!区切りの73試合目を快勝し“独走ターン”を決めた。6回に“満塁男”浜中の2点適時打などで4点を勝ち越すと、8回には7安打で8点を奪いダメ押し。ペナントの半分を消化し、貯金は今季最多の12。2位・中日にも今季最大の4.5差に広げた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 41 29 3 ―
2中日 37 34 0 4.5
3ヤクルト 35 33 0 0.5
4横浜 33 33 2 1.0
5巨人 31 37 4 3.0
6広島 28 40 2 3.0
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■ 3割目前!
 前日26日に24歳の誕生日を迎えた鳥谷が明日からの広島2連戦に向けて意気込みを口にした。「打率3割?打てるときも、打てないときもある。今はたまたまいいときなんです。好不調の波を少しでもなくせるようにしたい」。現在、6試合連続安打中で、打率.295と3割も目前だ。好調キープに「2番?後ろにつなぐ意識が良い結果になっていると思う」と自己分析。移動日となったこの日は午後には米子入りし、敵地での連戦に向け完全休養に努めた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 29 3 ―
2ヤクルト 35 32 0 4.0
3中日 37 34 0 0.0
4横浜 33 33 2 1.5
5巨人 30 37 4 3.5
6広島 28 39 2 2.0
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■ 40勝一番乗り!
06/26 甲子園
◆対巨人9回戦
[阪神5勝4敗0分]
巨001 001 000=2
神010 511 00X=8
[勝]杉山 4勝4敗
[S]橋本 2勝1敗1S
[敗]マレン3勝4敗
▼本塁打
(巨)
(神)矢野9号・今岡14号


 もう間違いない!猛虎の“優勝確率96%”がはじき出された。巨人との伝統の一戦に圧勝。リーグ一番乗りで40勝に到達。同点の4回、今岡が左翼席中段に叩き込んだ14号勝ち越し弾を皮切りに、打者11人攻撃で一挙5得点を挙げる猛攻。セ・リーグでは2位に4ゲーム差以上をつけて40勝一番乗りを果たした26チーム中、25チームが頂点を極めた。岡田阪神の覇権奪回は限りなく実現に近づいた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 40 29 3 ―
2ヤクルト 35 32 0 4.0
3中日 37 34 0 0.0
4横浜 33 33 2 1.5
5巨人 30 37 4 3.5
6広島 28 39 2 2.0
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■ 鳥谷キラリ!
06/25 甲子園
◆対巨人8回戦
[阪神4勝4敗0分]
巨020 201 003=8
神201 200 001=6
[勝]久保 4勝2敗5S
[S]木佐貫3S
[敗]ウィリアムス2勝2敗
▼本塁打
(巨)阿部15号・ローズ18号
(神)鳥谷4号


 天覧試合の記念日に行われた伝統の一戦で猛虎のニューヒーローが誕生した。2年目の鳥谷が初回の左越え先制2ランを含む2安打4打点の大活躍だ。試合は惜しくも敗れ、セ・リーグ40勝一番乗りはお預けとなった。だが、今季最多4万8548人のファンが見守った甲子園で存分に成長をアピールした。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 39 29 3 ―
2中日 37 33 0 3.0
3ヤクルト 34 32 0 1.0
4横浜 33 32 2 0.5
5巨人 30 36 4 3.5
6広島 27 39 2 3.0
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■ 劇的G倒!
06/24 甲子園
◆対巨人7回戦
[阪神4勝3敗0分]
巨000 300 000 00 =3
神300 000 000 01x=4
[勝]久保田2勝2敗9S
[敗]久保 3勝2敗5S
▼本塁打
(巨)
(神)


 これが猛虎や!これが今岡や!!交流戦を挟んだ約2カ月ぶりの「伝統の一戦」で、阪神が底力を見せた。延長11回、1死満塁から今岡の中犠飛でサヨナラ勝利。9回のバント失敗を取り返す一打で死闘を制した。今季最多4万8523大観衆を集めた甲子園を揺らした大熱戦で宿敵・巨人に競り勝ち、虎は再びV街道を突っ走る。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 39 28 3 ―
2中日 37 32 0 3.0
3横浜 33 31 2 1.5
4ヤクルト 33 32 0 0.5
5巨人 29 36 4 4.0
6広島 26 39 2 3.0


[観]編集長4勝1敗
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■ 何やってんねん!!
06/23 大阪ドーム
◆対中日9回戦
[阪神4勝5敗0分]
中000 006 003=9
神110 000 001=3
[勝]山本昌5勝3敗
[敗]福原 3勝9敗
▼本塁打
(中)
(神)


 猛虎が小休止−。覇権奪回の最大ライバル、中日に3連勝を狙った阪神は先発・福原の自滅から敗れた。右のエースの乱調「8四死球6失点」は順風な猛虎にあって数少ない不安材料。岡田監督も「強い気持ちでストライクを投げろ」と奮起を促した。明日からは本拠地・甲子園で巨人戦。伝統の一戦で再加速を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 38 28 3 ―
2中日 36 32 0 3.0
3横浜 33 31 2 1.0
4ヤクルト 33 32 0 0.5
5巨人 29 35 4 3.5
6広島 26 38 2 3.0
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■ 劇的!鳥谷竜倒弾!
06/22 大阪ドーム
◆対中日8回戦
[阪神4勝4敗0分]
中011 000 000 000=3
神000 110 000 002=4x
[勝]江草 3勝1敗
[敗]平井 2勝2敗1S
▼本塁打
(中)
(神)鳥谷2号、3号


 追撃弾!そしてサヨナラ弾!鳥谷がともにプロ入り初となる1試合2本塁打、サヨナラ打という超ド級の活躍だ。4回に川上撃ちで反撃のノロシを上げ、延長12回に勝負決着の左越えアーチを放った。貯金11も、2位とのゲーム差4も今季最大。最強の2番打者を得た猛虎が、Vへの独走モードに突入した。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 38 27 3 ―
2横浜 33 30 2 4.0
3中日 35 32 0 0.0
4ヤクルト 33 31 0 0.5
5巨人 28 35 4 4.5
6広島 25 38 2 3.0
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■ 矢野竜倒打!
06/21 大阪ドーム
◆対中日7回戦
[阪神3勝4敗0分]
中011 000 001=3
神000 130 00X=4
[勝]井川 6勝3敗
[S]久保田1勝2敗9S
[敗]野口 2勝2敗
▼本塁打
(中)
(神)矢野8号


 リーグ戦に戻っても猛虎は強い!天敵・中日を相手に鮮やかな逆転勝利だ。この日の主役はもちろん矢野。4回、中越え8号ソロで反撃の口火を切ると、5回には2死満塁から左前に決勝2点打。守ってもエース井川の6勝目を好リードでアシストし、竜倒に貢献した。これで2位・中日とのゲーム差は今季最大タイの3に開き、貯金も最多タイの10。V奪回へ猛虎が最高の再スタートを切った。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 37 27 3 ―
2中日 35 31 0 3.0
3ヤクルト 33 30 0 0.5
4横浜 32 30 2 0.5
5巨人 28 34 4 4.0
6広島 24 38 2 4.0
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■ リベンジや!
 首位攻防戦で再開するリーグ戦。“開幕投手”はこの左腕をおいてほかにはいない。明日21日、井川が中日3連戦の先陣を切る。この日は甲子園球場での前日調整。通常通りブルペンには入らず、キャッチボールやランニングなどで汗を流した。

 2度目の“開幕マウンド”はもはや周知の事実だ。屈辱の2軍降格から呼び戻した時点で岡田監督は「リーグ戦再開には、また開幕というつもりで井川でいく」と公言。復帰戦となった14日の西武戦では気迫あふれる投球で井川流の答えを出した。「相手が相手だしね。ガンガンといってほしい」。久保投手コーチの言葉からも大きな期待がうかがい知れる。

 チームが全休日だった18日にも一人、球場内の施設でウエートトレに励むなど準備万端。思えば、今季の開幕戦の舞台も大阪ドームだった。8回6失点に沈んだ4.1とは違う。猛虎の再発進はエースに託された。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 27 3 ―
2中日 35 30 0 2.0
3ヤクルト 32 30 0 1.5
4横浜 31 30 2 0.5
5巨人 28 33 4 3.0
6広島 24 37 2 4.0
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■ レッドスターは大丈夫!
 岡田監督が15日の西武戦で左の側胸部を打撲し、回復具合が注目されている赤星のスタメン復帰にゴーサインを出した。この日、甲子園で行われた全体練習では大事を取って別メニュー調整だったが、明日には打撃練習を再開。V奪回へ岡田阪神がベストメンバーで再スタートを切る。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 27 3 ―
2中日 35 30 0 2.0
3ヤクルト 32 30 0 1.5
4横浜 31 30 2 0.5
5巨人 28 33 4 3.0
6広島 24 37 2 4.0
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■ 2度目の“開幕”
 井川がリーグ戦再開幕となる21日の中日戦へ向け、早くも始動した。一軍選手では唯一、休日返上で甲子園で汗を流し、2度目の“開幕”へ気迫をみせた。また、「側胸部打撲」の赤星は、19日の甲子園練習に参加する予定。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 27 3 ―
2中日 35 30 0 2.0
3ヤクルト 32 30 0 1.5
4横浜 31 30 2 0.5
5巨人 28 33 4 3.0
6広島 24 37 2 4.0


■交流戦順位表
[最終結果]
    勝 敗 分 差
1ロッテ 24 11 1 優勝
2ソフバ 23 12 1 1.0
3阪神 21 13 2 1.5
4巨人 18 14 4 2.0
5ヤクルト 20 16 0 0.0
6横浜 19 17 0 1.0
7オリ 17 16 3 0.5
8西武 18 18 0 0.5
9中日 15 21 0 3.0
10日ハム 12 22 2 2.0
11広島 11 24 1 1.5
12楽天 11 25 0 0.5
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■ 交流戦スタイル
 猛虎が“交流戦スタイル”でセ界独走を狙う。交流戦全日程を終了した阪神は今日から4日間の充電期間に突入。帰阪した岡田監督は21日の中日戦から再開するリーグ戦へ向けて「シンプルに考えればいい。それは交流戦が教えてくれた」と持論を展開した。また、牧田球団社長は今季途中の戦力補強に関して終了宣言。現有戦力で覇権奪回を目指していく。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 27 3 ―
2中日 35 30 0 2.0
3ヤクルト 32 29 0 1.0
4横浜 30 30 2 1.5
5巨人 28 33 4 2.5
6広島 24 37 2 4.0
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■ 完全復活に手応え!
06/16 インボイス西武
◆対西武最終戦
[阪神4勝2敗0分]
神020 210 230=10
西120 000 000=3
[勝]西口 9勝3敗
[敗]福原 3勝8敗
▼本塁打
(神)
(西)片岡2号・中村14号


 これからが本当の戦いだ。浜中が交流戦最終戦に「1番・DH」で出場。今季2度目の猛打賞をマークした。チームも21勝13敗2分け、勝率.618で交流戦3位が確定。21日の中日戦からは再び代打出場を余儀なくされるが、背番号31は今度はセ界のV戦線で存在感を見せる。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 27 3 ―
2中日 35 30 0 2.0
3ヤクルト 32 28 0 0.5
4横浜 29 30 2 2.5
5巨人 28 33 4 2.0
6広島 24 37 2 4.0
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■ 待ってました!
06/15 インボイス西武
◆対西武5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神020 210 230=10
西120 000 000=3
[勝]杉山 3勝4敗
[敗]帆足 6勝4敗
▼本塁打
(神)金本16号、17号・今岡13号・鳥谷1号
(西)栗山5号


 鳥谷が逆転V打となるタイムリーに、ダメ押しとなる今季1号も放ち、猛打賞の活躍。お待たせの一撃で、レオに連勝だ。これで、貯金を最多の10に伸ばし、首位をガッチリ。V奪回への道がいよいよみえてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 36 26 3 ―
2ヤクルト 32 28 0 3.0
3中日 34 30 0 0.0
4横浜 29 29 2 2.0
5巨人 27 33 4 3.0
6広島 24 36 2 3.0
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■ 完全復活!?
06/14 インボイス西武
◆対西武4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神001 002 001=4
西000 000 000=0
[勝]井川 5勝3敗
[敗]松坂 4勝8敗
▼本塁打
(神)
(西)


 井川が西武打線を6回無失点に抑えて5勝目。0点に抑えた結果じゃなく、気迫のこもった114球に誰もがエース復権を感じ取った。怪物・松坂とのガチンコ対決にも勝利。2軍降格からはい上がってきた虎の大黒柱が、今季初の3ゲーム差首位と混戦から抜け出した猛虎をさらに加速させる。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 35 26 3 ―
2ヤクルト 31 28 0 3.0
3中日 33 30 0 0.0
4横浜 29 28 2 1.0
5巨人 26 33 4 4.0
6広島 24 35 2 2.0
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■ お前に賭けた!
 岡田監督が明日、行われる西武戦で井川の先発を予告。2日から2軍調整を続けていた悩めるエースに「悔しさをぶつければいい」とゲキを飛ばした。同時に交流戦後の開幕ゲームとなる21日の中日戦での先発も明言。全幅の信頼を寄せた指揮官の心意気に、今度は井川が応える番だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 26 3 ―
2ヤクルト 31 27 0 2.0
3中日 33 29 0 0.0
4横浜 29 27 2 1.0
5巨人 25 33 4 5.0
6広島 24 34 2 1.0
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■ 虎党もビックリ!
06/12 甲子園
◆対日ハム最終戦
[阪神4勝2敗0分]
日340 010 200=10
神000 003 000=3
[勝]江尻 5勝3敗
[敗]下柳 6勝1敗
▼本塁打
(日)森本5号・セギノール12号・木元13号・新庄13号
(神)赤星1号


 ああ完敗…連勝ストップは悔しいが、レッドスターの一発はお見事。8点ビハインドの6回、急性胃炎を押して出場の赤星が右翼スタンドへ意地の1号2ラン。プロ5年目の甲子園初アーチで虎党の留飲を下げた。長かった交流戦も、これで西武3連戦を残すのみ。さあ、気持ちを切り替えてラストスパートや!

■セ・リーグ順位表
[2005/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 26 3 ―
2ヤクルト 31 27 0 2.0
3中日 33 29 0 0.0
4横浜 29 27 2 1.0
5巨人 25 33 4 5.0
6広島 24 34 2 1.0
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■ 大逆転5連勝!
06/11 甲子園
◆対日ハム5回戦
[阪神4勝1敗0分]
日012 201 000=6
神000 105 50X=11
[勝]藤川 4勝
[敗]吉崎 2敗
▼本塁打
(日)新庄12号、小谷野1号
(神)矢野7号


 今季初の5連勝!猛虎が5点差をはね返し、貯金を今季最多の9に増やした。1−6で迎えた6回に4連続代打の積極采配で一挙5点を奪い追いつくと、続く7回には6人目の代打・町田が1死満塁から中前に執念の決勝適時打を放った。これで岡田監督は区切りの100勝目。指揮官の名タクトに、頼もしいナインに甲子園のファンが酔いしれた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 34 25 3 ―
2中日 33 28 0 2.0
3ヤクルト 30 27 0 1.0
4横浜 28 27 2 1.0
5広島 24 33 2 5.0
5巨人 24 33 4 0.0
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■ 12球弾制覇!
06/10 甲子園
◆対日ハム4回戦
[阪神3勝1敗0分]
日200 001 100 0 =4
神300 010 000 1x=5
[勝]ウィリアムス2勝1敗
[敗]横山 1勝1敗7S
▼本塁打
(日)
(神)金本14号、15号


 アニキで始まり、アニキで締めた!金本が2本のアーチで日本ハムを粉砕した。初回に入来から右中間へ14号2ランを放ち、史上4人目となる12球団アーチを達成すると、4−4で迎えた延長10回には横山からバックスクリーンへ豪快な15号サヨナラ弾をたたき込んだ。主砲の大爆発でチームも今季3度目の4連勝。貯金も岡田阪神最多の8に膨らんだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 33 25 3 ―
2中日 33 27 0 1.0
3ヤクルト 30 26 0 1.0
4横浜 28 26 2 1.0
5広島 24 32 2 5.0
5巨人 24 32 4 0.0
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■ 9日ぶり単独首位!
06/09 大阪ドーム
◆対オリックス最終戦
[阪神4勝1敗1分]
神100 200 001=4
オ000 000 000=0
[勝]福原 3勝7敗
[敗]JP 6勝4敗
▼本塁打
(神)
(オ)


 9日ぶりの首位や!立役者はもちろん、右のエース福原だ。二遊間の美技にも支えられ、6安打完封で3勝目。5月26日に続きオリックス打線を2試合、計18イニングを0に抑えた。チームも“関西ダービー”に3連勝で貯金は今季最多タイの7。交流戦ラストスパートとともに、ペナントレースもこのまま突っ走る。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 32 25 3 ―
2中日 33 26 0 0.0
3ヤクルト 30 25 0 1.0
4横浜 28 25 2 1.0
5広島 23 32 2 6.0
5巨人 23 32 4 0.0
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■ 今岡決勝満塁弾!
06/08 大阪ドーム
◆対オリックス5回戦
[阪神3勝1敗1分]
神000 010 204=8
オ000 000 130=4
[勝]藤川 3勝
[敗]加藤 2勝2敗1S
▼本塁打
(神)浜中1号・矢野6号・今岡12号
(オ)


 サッカーにも負けないぐらいに、大阪ドームが沸いた。阪神は4−4の9回、今岡が左翼6階席に決勝の満塁弾。天才打者のプロ入り初のグランドスラムで関西ダービーの勝ち越しを決め、猛虎がゲーム差なしの2位浮上!

■セ・リーグ順位表
[2005/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 30 24 0 ―
2阪神 31 25 3 0.0
3中日 32 26 0 0.0
4横浜 27 25 2 2.0
5広島 23 31 2 5.0
5巨人 23 31 4 0.0
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■ 阪神30勝到達!
06/07 スカイマーク
◆対オリックス4回戦
[阪神2勝1敗1分]
神100 012 000=4
オ001 001 000=2
[勝]橋本 2勝1敗
[S]久保田1勝2敗8S
[敗]吉川 4敗1S
▼本塁打
(神)
(オ)


 6連敗中だった魔の火曜日を“岡田マジック”で突破した。仰木オリックスとの関西決戦。師匠のお株を奪う指揮官の巧みな采配が光った。前川の今季初先発には「火曜日は不振やったからイチかバチかで」と勝負師のさえを見せ、打撃不振だった藤本の9番起用で復調の2安打を演出した。交流戦も残り8試合。試合後は救援陣増員でスパートをかける次の一手も披露した。タクトはますますキレを増しそうだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 30 23 0 ―
2中日 32 25 0 0.0
3阪神 30 25 3 1.0
4横浜 26 25 2 2.0
5広島 23 30 2 4.0
6巨人 22 31 4 1.0
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■ 投げる試合は勝つ!
 井川に代わって、一軍に昇格した前川が明日のオリックス戦に今季初先発する。この日は甲子園球場でキャッチボールとランニングを行った。

 「投げる試合でチームが勝てるのが一番」

 ウエスタンで先発した試合は2連勝中。2日の登板でも1回を無失点と調子のよさをキープしている。「(選手も球場も)知っとるからなあ」という“半古巣”相手に、セ・リーグ移籍後初勝利を狙う。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 29 23 0 ―
2中日 31 25 0 0.0
3阪神 29 25 3 1.0
4横浜 25 25 2 2.0
5広島 22 30 2 4.0
5巨人 22 30 4 0.0
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■ “勝ちある”ドロー!
06/05 甲子園
◆対ロッテ最終戦
[ロッテ3勝2敗1分]
ロ001 000 000 000=1
神000 000 010 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(ロ)
(神)


 耐えた!1点もやれない壮絶なしのぎ合いで猛虎の守護神・久保田が“マリンガン打線”を黙らせた。9回から今季最多の3回を投げ、鮮やかな9人斬り。自己最速タイの156キロをマークし、6三振を奪った。「これからも続けていきたい」と久保田は完全復活をアピール。最後は球児がしのぎ、岡田監督も「ようしのいだ」とリリーフ陣を称えた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 29 23 0 ―
2中日 31 25 0 0.0
3阪神 29 25 3 1.0
4横浜 25 25 2 2.0
5広島 22 30 2 4.0
5巨人 22 30 4 0.0
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■ 左腕アレルギー
06/04 甲子園
◆対ロッテ5回戦
[ロッテ3勝2敗0分]
ロ201 100 000=4
神201 000 000=3
[勝]セラフィニ 4勝1敗
[S]小林雅1敗17S
[敗]江草 2勝1敗
▼本塁打
(ロ)ベニー10号・フランコ12号
(神)


 左腕にひねられ、3位転落…。ロッテの先発左腕・セラフィニを打ち崩せず、わずか4安打で1点差負け。交流戦でサウスポーに3連敗(4敗目)。試練の9連戦の負け越しが決まった。いつまで続く左腕アレルギー。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 28 23 0 ―
2中日 30 25 0 0.0
3阪神 29 25 2 0.5
4横浜 24 25 2 2.5
5広島 22 29 2 3.0
5巨人 22 29 4 0.0
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■ 燃える闘魂!
06/03 甲子園
◆対ロッテ4回戦
[阪神2勝2敗0分]
ロ001 030 210=7
神501 000 40X=10
[勝]藤川 2勝
[S]久保田1勝2敗7S
[敗]山崎 1敗1S
▼本塁打
(ロ)フランコ11号
(神)矢野5号・今岡11号・桧山4号


 打点王が怒りの一発だ!同点とされた直後の7回。1死二塁から金本の敬遠四球を受けて打席に入った猛虎のリーダー今岡が左翼席へ決勝の11号3ランを叩き込んだ。“セ界一”勝負強い男の意地の一振りでパ・リーグ首位のロッテを撃破し、連敗は3でストップ。チームも6カードぶりの初戦白星を飾り、首位ヤクルトに0.5ゲーム差とした。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 28 22 0 ―
2阪神 29 24 2 0.5
3中日 29 25 0 0.5
4横浜 23 25 2 3.0
5広島 22 28 2 2.0
5巨人 22 28 4 0.0


[観]編集長3勝1敗
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■ 鉄人魂で猛追も…
06/02 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[ソフバ4勝2敗0分]
ソ112 040 310=12
神000 002 030=5
[勝]フェリシアー1勝
[S]佐藤 1S
[敗]福原 2勝7敗
▼本塁打
(ソ)宮地1号・松中22号・城島13号
(神)シーツ7号


 鉄人魂に甲子園が震えた。最大6点差をつけられる苦境にもあきらめない。最終9回には金本が後頭部に死球を受けながら走者に立ち続けて追撃した。本拠地で喫した無念の3連敗。一昨年の日本シリーズで敗れたソフトバンクに再び苦杯をなめた。「最後まで追い上げた。その気持ちがあれば大丈夫や」。岡田監督は猛虎の再起を信じていた。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 28 21 0 ―
2阪神 28 24 2 1.5
3中日 28 25 0 0.5
4横浜 23 24 2 2.0
5広島 22 27 2 2.0
6巨人 21 28 4 1.0
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■ 落!
06/01 甲子園
◆対ソフトバンク5回戦
[ソフバ3勝2敗0分]
ソ112 040 310=12
神000 002 030=5
[勝]斉藤 5勝
[敗]井川 4勝3敗
▼本塁打
(ソ)ズレータ17号、18号・松中21号・城島12号
(神)今岡10号


 岡田監督が井川の2軍落ちを決断した。プロ入りワーストの8失点KOに、「もう落とすよ下に。内容が悪すぎる」と2軍で再調整させることを明言した。チームも交流戦2度目の連敗。5月20日以来、12日ぶりに首位から陥落した。

■セ・リーグ順位表
[2005/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 27 21 0 ―
2阪神 28 23 2 0.5
3中日 27 25 0 1.5
4横浜 23 24 2 1.5
5広島 22 26 2 1.5
6巨人 20 28 4 2.0
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■ 魔の火曜日
05/31 甲子園
◆対ソフトバンク4回戦
[阪神2勝2敗0分]
ソ000 000 200=2
神000 000 000=0
[勝]杉内 8勝1敗
[敗]杉山 2勝4敗
▼本塁打
(ソ)ズレータ16号
(神)


 甲子園で8連勝(1分けを挟む)中だった猛虎が、魔の火曜日に急停車。ソフトバンクの杉内に今季ワースト2安打に抑え込まれ、交流戦2度目の完封負けだ。12球団最速で観客動員が100万人を突破した日に、虎党は「六甲おろし」を唄えなかった。2位ヤクルトが0.5差に接近。正念場の9連戦を何とか乗り切れ!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 22 2 ―
2ヤクルト 26 21 0 0.5
3中日 27 24 0 1.0
4横浜 22 24 2 2.5
5広島 22 25 2 0.5
6巨人 20 28 3 2.5
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■ 無傷の6連勝!
05/30 フルキャスト宮城
◆対楽天最終戦
[阪神5勝1敗0分]
神001 100 020=4
楽000 000 000=0
[勝]下柳 6勝
[敗]紀藤 1敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 月曜の夜。1万6230人ものファンが詰めかけたフルスタ宮城で、熟練の投球を披露した。下柳が6回3安打無失点で無傷の6連勝。広島・黒田と並ぶハーラートップタイに躍り出た。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 21 2 ―
2ヤクルト 25 21 0 1.5
3中日 26 24 0 1.0
4横浜 21 24 2 2.5
5広島 21 25 2 0.5
6巨人 20 28 2 2.0
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■ 再び岩隈撃ち!
05/29 フルキャスト宮城
◆対楽天5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神300 200 220=9
楽000 110 031=6
[勝]ブラウン 3勝
[敗]岩隈 3勝6敗
▼本塁打
(神)金本13号
(楽)鷹野3号、4号・山崎4号


 桧山がまた岩隈を打った。初回、今岡の先制打に続いて2死二、三塁から左前へ2点タイムリー。速攻を決めて、試合の流れを完全に呼び込んだ。15日の甲子園でも2年連続の15勝右腕から6回に決勝2ランを放っており、先発起用してくれた岡田采配にいきなり応えてみせた。

 「前回も岩隈から打った?そうやね。初回はランナーがまだ残っていたし、いいピッチャーからいいところで打てた」

 7回は有銘から胸部に死球を受けてその場に倒れ込んだ。ヒヤリとしたが、プレーは続けた。18日の西武戦でも松坂に2ランを含む2安打をお見舞いするなど、パ・リーグのエース級をことごとく攻略中だ。クリーンアップの後ろに控えるベテランの存在は、今や欠かせなくなってきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 21 2 ―
2ヤクルト 25 21 0 1.0
3中日 26 24 0 1.0
4横浜 21 24 2 2.5
5広島 21 25 2 0.5
6巨人 20 28 2 2.0
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■ 今岡50打点!
05/28 フルキャスト宮城
◆対楽天4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神000 000 100=1
楽110 000 00X=2
[勝]金田 3勝3敗
[S]福盛 1敗3S
[敗]安藤 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 岡田阪神がパ・リーグ最下位の楽天に“想定外”の初黒星。4安打1点と打線が沈黙する中で孤軍奮闘したのが今岡だ。7回1死一、二塁で金田から意地の左前適時打。ただ一人2安打をマークした。これで打点はリーグ一番乗りの50。勝負強い選手会長が、明日こそ勝利につながる一打を放つ!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 21 2 ―
2ヤクルト 24 21 0 1.0
3中日 25 24 0 1.0
4横浜 21 23 2 1.5
5広島 21 24 2 0.5
6巨人 20 28 1 2.5
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■ 藤川を守れ!
 球児を救済や!! 今日の楽天戦は雨天中止。予備日が30日に入っており、阪神は楽天−ソフトバンク−ロッテとの9連戦を迎える。岡田監督は「先発より後のピッチャーがしんどい。考えないかん」と中継ぎ陣の再編を示唆。能見をブルペンでスタンバイさせ、31日からは故障中の橋本も復帰。スクランブル態勢で藤川の負担を減らし、試練を乗り切る。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 20 2 ―
2ヤクルト 23 21 0 2.0
3中日 25 23 0 0.0
4広島 21 23 2 2.0
5横浜 20 23 2 0.5
6巨人 20 27 1 2.0
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■ 痛快リベンジ!
05/26 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神1勝1敗1分]
オ000 000 000=0
神203 302 00X=10
[勝]福原 2勝6敗
[敗]ケビン1勝6敗
▼本塁打
(オ)
(神)今岡9号


 猛爆11安打10点!オリックスに痛快リベンジだ!たくさんいるヒーローの中でも主役は今岡。右手の痛みに耐えながら、3回に2試合連続の9号3ランを放つなど4打点の大暴れ。関西ダービー初勝利に貢献した。これで甲子園では無敵の8連勝。開幕から2カ月連続の勝ち越しも決定と、猛虎が波に乗ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 20 2 ―
2ヤクルト 23 20 0 1.5
3中日 24 23 0 1.0
4横浜 20 22 2 1.5
5広島 20 23 2 0.5
6巨人 20 26 1 1.5
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■ 悪球打ちで1000安打!
05/25 甲子園
◆対オリックス2回戦
[オリ1勝0敗1分]
オ500 000 001 000=6
神101 004 000 000=6
(規定により引き分け)
▼本塁打
(オ)ブランボー11号
(神)金本12号・今岡8号・スペンサー5号


 右手の痛みに耐えての、メモリアル弾だ。今岡が六回に8号2ランで通算1000安打を達成した。1点差に迫る芸術打からチームは一気の逆転に成功したが、九回に久保田が同点弾を浴び、結局、ドロー。選手会長の記念日を白星で飾れなかった。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 20 2 ―
2ヤクルト 22 20 0 1.5
3中日 24 22 0 0.0
4広島 20 22 2 2.0
5横浜 19 22 2 0.5
6巨人 20 25 1 1.0
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■ 脱帽…
05/24 倉敷
◆対オリックス1回戦
[オリ1勝0敗0分]
オ300 000 001=4
神100 000 100=2
[勝]JP 5勝3敗
[S]大久保1勝4S
[敗]杉山 2勝3敗
▼本塁打
(オ)北川10号
(神)


 福岡で猛威をふるった猛虎打線が仰木オリックスのエース・JPの前に今季最少の4安打と沈黙。1点差の8回2死一、三塁から切り札・浜中の起用も不発に終わり、“関西ダービー”の初戦を落とした。師匠・仰木監督に貫録を見せつけられた形となった岡田監督だが、試合後はサバサバした表情。気持ちを切り替え甲子園でのリベンジを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 20 1 ―
2ヤクルト 22 19 0 1.0
3中日 24 21 0 0.0
4広島 20 21 2 2.0
5横浜 19 21 2 0.5
6巨人 20 24 1 1.0
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■ Vへの切り札!
 浜ちゃんが一塁守るでえ!! 右肩手術からの復活を目指す浜中は、遠征先の岡山市内で、一塁での出場を見据えてミットを作ったことを明らかにした。25日の試合前練習から使用する予定。後半戦から守備にも復帰して、Vへの切り札になる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 19 1 ―
2中日 24 20 0 1.0
3ヤクルト 22 19 0 0.5
4横浜 19 20 2 2.0
5広島 19 21 2 0.5
6巨人 20 23 1 0.5
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■ 最強救援で鷹撃破!
05/22 ヤフードーム
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神103 010 021=8
ソ022 000 000=4
[勝]江草 2勝
[敗]フェリシアー1敗
▼本塁打
(神)金本11号
(ソ)ズレータ13号


 岡田阪神が4月16日以来、36日ぶりの単独首位に躍り出た。難敵・ソフトバンクに勝ち越し。岡田監督の総力継投が2連勝を呼び込んだ。序盤早々に崩れた先発の能見を2番手の江草が救い、中盤では藤川が仁王立ち。猛虎自慢の救援陣が強力打線を退けた。貯金6は今季最多。最高に居心地のいい“セ界の頂点”はもうどこにも譲らない。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 19 1 ―
2中日 24 20 0 1.0
3ヤクルト 22 19 0 0.5
4横浜 19 20 2 2.0
5広島 19 21 2 0.5
6巨人 20 23 1 0.5
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■ 再び同率首位!
05/21 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[ソフバ1勝1敗0分]
神202 002 030=9
ソ000 020 000=2
[勝]下柳 5勝
[敗]和田 4勝4敗
▼本塁打
(神)金本9号、10号
(ソ)


 さすがアニキや!! 阪神が金本の2本塁打で鷹を一蹴した。初回に右翼席に弾丸ライナーで9号2ランを突き刺せば、8回にはダメ押しの10号2ラン。一昨年の日本シリーズで勝てなかったヤフードームで、ついに白星をもぎとった。この日4安打で交流戦は打率.4259と堂々の“首位打者”。中日、ヤクルトが敗れ、わずか2日で“首位”に返り咲いた。前夜の大敗ショックを振り払って猛虎が走り出す!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 24 19 0 ―
1阪神 24 19 1 0.0
3ヤクルト 22 18 0 0.5
4横浜 18 20 2 3.0
5広島 18 21 2 0.5
6巨人 19 23 1 0.5
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■ 再び苦杯…
05/20 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[ソフバ1勝0敗0分]
神000 001 303=7
ソ202 208 02X=16
[勝]新垣 4勝2敗
[敗]安藤 2勝3敗
▼本塁打
(神)今岡7号
(ソ)松中16号、17号・大村3号・城島11号


 猛虎が2年前の頂上決戦で敗れた“宿敵”に再び苦杯をなめた。2003年の日本シリーズの雪辱を期した福岡決戦の第1戦は、先発の安藤が松中に2本塁打を浴びるなど、好調だった投手陣が今季最悪の16失点に沈んだ。ヤフードーム6連敗となる完敗で3位転落。脱帽の岡田監督は明日の第2戦以降に気持ちを切り替えた。敵は強いほど倒しがいがある!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 24 18 0 ―
2ヤクルト 22 17 0 0.5
3阪神 23 19 1 0.5
4横浜 17 20 2 3.5
5広島 17 21 2 0.5
6巨人 18 23 1 0.5
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■ 同率首位!
05/19 甲子園
◆対西武3回戦
[阪神2勝1敗0分]
西200 000 001=3
神100 310 00X=5
[勝]井川 4勝2敗
[S]久保田1勝2敗6S
[敗]大沼 2勝3敗
▼本塁打
(西)
(神)金本8号



 岡田采配がズバリ!甲子園7連勝だ!同点で迎えた4回2死満塁から関本に代えて打席に送った代打・浜中が右前に決勝の2点適時打を放った。2軍監督時代からの固いキズナで結ばれた“師弟愛”で、昨年の王者・西武に勝ち越し。貯金を今季最多タイの5に増やし、中日と並ぶ首位に浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 23 18 0 ―
1阪神 23 18 1 0.0
3ヤクルト 21 17 0 0.5
4横浜 17 19 2 3.0
5広島 16 21 2 1.5
6巨人 17 23 1 0.5

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■ 杉山でかした!
05/18 甲子園
◆対西武2回戦
[阪神1勝1敗0分]
西000 000 020=2
神020 010 00X=3
[勝]杉山 2勝2敗
[S]久保田1勝2敗5S
[敗]松坂 3勝5敗
▼本塁打
(西)
(神)桧山3号


 3年目の杉山が同世代の西武・松坂に投げ勝ち、今季2勝目だ。自己最速の150キロをマークするなど、6回0封9奪三振。京都の無名校からはい上がって来た虎の背番号「18」が甲子園無敗の怪物に土をつけた。球児、久保田の同世代もナイスピッチング。さあ、松坂退治に続き、明日こそ首位獲りだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 23 17 0 ―
2阪神 22 18 1 1.0
3ヤクルト 20 17 0 0.5
4横浜 17 18 2 2.0
5広島 16 20 2 1.5
6巨人 16 23 1 1.5
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■ 帆足に参った…
05/17 西京極
◆対西武1回戦
[阪神0勝1敗0分]
西010 002 000=3
神000 000 002=2
[勝]帆足 4勝2敗
[S]豊田 2勝10S
[敗]福原 1勝6敗
▼本塁打
(西)
(神)シーツ6号


 首位浮上のチャンスを逃した。3点差を追う9回、シーツの6号ソロとスペンサーの適時打で1点差に迫るも、最後は代打・桧山が空振り三振。連勝は4で止まった。「投手はずっと3点ぐらいで抑えている。やっぱり早い回に打ってやらんとな」と岡田監督。悔しさをバネに、明日こそ怪物・松坂へ強烈な先制パンチをお見舞いする。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 17 0 ―
2阪神 21 18 1 1.0
3ヤクルト 19 17 0 0.5
4横浜 17 17 2 1.0
5広島 16 19 2 1.5
6巨人 16 22 1 1.5
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■ 監督豪語!
 岡田監督が京都市内の宿舎で打倒・西武、ソフトバンクを豪語だ。明日の西武戦(西京極)を皮切りにこの2チームと当たる交流戦正念場の6連戦。特に打席に立つパ・リーグのエース・松坂ら西武投手陣には、遺恨必死のブラッシュ攻めでかく乱など、パの王者に虎が牙を剥いて、一気に首位再奪取や。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 16 0 ―
2阪神 21 17 1 1.0
3ヤクルト 19 16 0 0.5
4横浜 16 17 2 2.0
5広島 16 18 2 0.5
6巨人 16 21 1 1.5
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■ 桧山V弾!
05/15 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神3勝0敗0分]
楽000 210 001=4
神100 006 00X=7
[勝]ブラウン 2勝
[敗]岩隈 3勝4敗
▼本塁打
(楽)磯部8号
(神)桧山2号


 9試合ぶりにスタメン出場の桧山が、楽天に3タテを食らわせた。同点に追いついた6回に勝ち越しとなる2号2ランをバックスクリーン右へ。強敵・岩隈をKOした。4連勝、貯金4、首位・中日とも1ゲーム差。桧山のバットがもたらした勢いで今週も西武、ソフトバンクを打ち砕く。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 16 0 ―
2阪神 21 17 1 1.0
3ヤクルト 19 16 0 0.5
4横浜 16 17 2 2.0
5広島 16 18 2 0.5
6巨人 16 21 1 1.5
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■ 浜ちゃんトドメ打!
05/14 甲子園
◆対楽天2回戦
[阪神2勝0敗0分]
楽100 000 000=1
神002 100 20X=5
[勝]下柳 4勝
[敗]ラス 6敗
▼本塁打
(楽)高須1号
(神)


 右肩手術から完全復活を目指す浜中が、超満員の甲子園で今季初仕事。七回二死満塁の追加点機に、地鳴りのような歓声を受けて三遊間を破る2点打。パの最下位にドップリと沈む楽天の息の根を容赦なく止めた。役者が輝いて、猛虎は貯金も3まで戻した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 15 0 ―
2阪神 20 17 1 2.0
3ヤクルト 18 16 0 0.5
4横浜 16 16 2 1.0
5広島 15 18 2 1.5
6巨人 15 21 1 1.5
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■ 復刻祭!
05/13 甲子園
◆対楽天1回戦
[阪神1勝0敗0分]
楽010 000 000=1
神101 003 04X=9
[勝]安藤 2勝2敗
[敗]一場 6敗
▼本塁打
(楽)
(神)今岡6号


 見たか楽天!これが伝統の強さや!復刻ユニホームに身を包んだ猛虎戦士が甲子園の交流戦初戦で楽天を一蹴した。主役は3安打5打点の選手会長・今岡。6回に貴重な2点打を放つと、8回には左翼ポール直撃の3ランでトドメを刺した。これでチームも貯金2とし、首位・中日と2ゲーム差に接近。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 15 0 ―
2阪神 19 17 1 2.0
3横浜 16 15 2 0.5
4ヤクルト 17 16 0 0.0
5広島 15 17 2 1.5
6巨人 14 21 1 2.5


[観]編集長2勝1敗
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■ これぞエース!
05/12 千葉マリン
◆対ロッテ3回戦
[ロッテ2勝1敗0分]
神200 000 001=3
ロ000 000 000=0
[勝]井川 3勝2敗
[敗]久保 2勝1敗
▼本塁打
(神)金本7号
(ロ)


 待ってました!しびれました!虎のエースが完全復活!井川が雨の千葉で今季初の完封ショー。8安打を打たれながら、要所を締める粘り強い投球で12球団最強のロッテ打線に今季初めての零封敗戦を食らわせた。エースの大活躍でチームも再び貯金1の単独2位に浮上。さあ、明日からは甲子園に帰って楽天戦。勢いに乗る猛虎の再進撃が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 14 0 ―
2阪神 18 17 1 3.0
3ヤクルト 16 16 0 0.5
4横浜 15 15 2 0.0
5広島 15 16 2 0.5
6巨人 14 20 1 2.5
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■ 自滅で5割…
05/11 千葉マリン
◆対ロッテ2回戦
[ロッテ2勝0敗0分]
神000 000 010=1
ロ011 001 10X=4
[勝]小林宏5勝2敗
[S]小林雅1敗12S
[敗]杉山 1勝2敗
▼本塁打
(神)
(ロ)里崎2号


 確かにロッテは強い。でも、こんな野球をしてたらどこにも勝てん。打線が相手を上回る9安打を放ちながら1得点と沈黙すれば、守備、走塁でもミスを連発。パ・リーグ首位のロッテに連日の完敗を喫し勝率を5割に戻した。試合後、岡田監督はポイントゲッターの今岡をキーマンにした打線のテコ入れを示唆。本来のつながりを取り戻し、明日こそ一泡吹かせたい。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 13 0 ―
2阪神 17 17 1 4.0
3横浜 15 15 2 0.0
4ヤクルト 15 16 0 0.5
4広島 15 16 1 0.0
6巨人 13 20 1 3.0
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■ 福原完投負け…
05/10 千葉マリン
◆対ロッテ1回戦
[ロッテ1勝0敗0分]
神000 000 000=0
ロ101 100 00X=3
[勝]小野 4勝1敗
[S]小林雅1敗11S
[敗]福原 1勝5敗
▼本塁打
(神)
(ロ)


 粘投も実らなかった。猛虎の右腕エースとして、最後までマウンドに立ち続けた。簡単には降板したくない。パ・リーグ首位を快走するロッテとの第1ラウンド。福原が意地を見せた。8回8安打3失点(自責点2)。打線の援護がなく、5連敗を喫したが、試合後はサバサバとした表情で前を見つめた。

 「状態は悪くなかった。なんとか粘れたんですけど」

 不運な“完投負け”。一回、先頭の小坂の三ゴロを今岡が失策。一死三塁から、福浦に先制の右前適時打を浴びた。前日に久保投手コーチが、「ロッテにはカーブが有効」と指令を出していたが、福浦にそのカーブを痛打された。「やってはいけない点をやってしまった」と福原。味方のミスをカバーするのが大黒柱としての責任。唯一の反省材料だった。

 五回以降は140キロ後半の直球を主体に真っ向勝負。スコアボードにゼロを並べた。福原の後半の復調ぶりが、今後のロッテ封じの“お手本”になると久保投手コーチが指摘した。「勢いがある。怖いもの知らずで、きた球を積極的に振ってくる。ピッチャーが恐々していた。受けていた」と、チーム打率.303を誇るロッテ打線を勢いに脱帽したが、「飛び込んでいくこと。早くにバンと振ってくるし、最初に勝負すること」と終盤に見えた福原の強気の攻めに、ロッテ打線封じの糸口を見出していた。

 「明日から2つとるよ」と同投手コーチは巻き返しを誓った。福原の完投負けを無駄にはしない。一丸となった虎投が、明日こそロッテを止める。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 12 0 ―
2阪神 17 16 1 4.0
3広島 15 15 1 0.5
4横浜 14 15 2 0.5
5ヤクルト 14 16 0 0.5
6巨人 13 20 0 2.5
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■ 全国制覇!?
 “全国制覇”への布石を打てるか。金本が公式戦ではまだ本塁打を記録していない千葉マリンでの決戦に挑む。昨季までのプロ13年間をかけて全国29球場でアーチを記録。山本浩二、衣笠祥雄、門田博光が持つ日本記録「32」まで3球場を残すのみとなった。フルイニング出場や1002打席連続無併殺打の日本記録を持つなど、「マニアックな記録を持つ男」を自称。新たな偉業達成へ向けた絶好の機会が到来だ。

 この日、札幌から千葉に移動し高まる期待を苦笑で受け流した。「その話題はええよ」。パ・リーグの首位を快走するロッテとの対戦。チームの勝利を最優先に置く姿勢に変わりはない。「ロッテは好調やからな。やることは変わらんよ」。警戒を寄せつつ思い描くのは白星を呼ぶ一打。それがフェンスを越えれば言うことはない。

 パ球団の本拠地を転戦する交流戦は記録達成への追い風。17日には西京極(西武戦)、来月7日はスカイマーク(オリックス戦)、同14日からはインボイスドーム(西武戦)という本塁打未経験の球場が控える。実は千葉では一昨年夏の球宴で一発を記録済み。名物の強風がアーチ再びを誘うように吹いている。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 11 0 ―
2阪神 17 15 1 4.0
3広島 14 15 1 1.5
4横浜 13 15 2 0.5
5ヤクルト 13 16 0 0.5
6巨人 12 20 0 2.0
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■ 完投一番乗り!
05/08 札幌ドーム
◆対日ハム3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 002 020=4
日000 000 001=1
[勝]能見 2勝1敗
[敗]江尻 3勝2敗
▼本塁打
(神)今岡5号
(日)オバンドー3号


 お見事!自由獲得枠ルーキー・能見が今季2勝目をプロ初完投で飾った。9回に一発を浴びて完封は逃したものの、堂々の1失点。チーム初の完投勝利で、交流戦最初のカード勝ち越しを決め、再び「貯金2」。井川と同じ25歳の“肝っ玉左腕”がエースを追い抜く勢いで躍進を続ける。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 11 0 ―
2阪神 17 15 1 4.0
3広島 14 15 1 1.5
4横浜 13 15 2 0.5
5ヤクルト 12 16 0 1.0
6巨人 12 20 0 2.0
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■ 力尽きた…
05/07 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 000 100 000=1
日000 000 010 001=2x
[勝]M中村1勝1S
[敗]橋本 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(日)稲葉2号


 執念の7人リレーも、最後は延長12回2死二、三塁から吉野が木元に一塁内野安打を打たれ今季2度目のサヨナラ負け。連勝は3でストップした。疲労感の残る敗戦に岡田監督は「投手は責められない。それより打線が援護してやらないと」と7安打1得点の打線に奮起を促した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 11 0 ―
2阪神 16 15 1 4.0
3横浜 13 14 2 1.0
4広島 13 15 1 0.5
5ヤクルト 12 15 0 0.5
6巨人 12 19 0 2.0
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■ 浜ちゃん決勝打!
05/06 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神000 000 064=10
日000 001 100=2
[勝]江草 1勝
[敗]建山 1勝1敗
▼本塁打
(神)スペンサー4号
(日)木元9号


 北の大地でフェニックスが羽ばたいた!「日本生命セ・パ交流戦」が始まり、右肩手術からの完全復活を目指す浜中が日本ハム戦に「7番・DH」で今季初出場、8回2死満塁から左翼線に執念の決勝2点二塁打を放った。浜中の一打で火がついた打線は8回一気に6点を奪い、今季3度目の3連勝。最高の形で交流戦をスタートさせた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 10 0 ―
2阪神 16 14 1 4.0
3横浜 13 13 2 1.0
4広島 13 14 1 0.5
5ヤクルト 12 14 0 0.5
6巨人 11 19 0 3.0
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■ 5戦ぶり2位浮上!
05/05 甲子園
◆対広島6回戦
[阪神4勝2敗0分]
広010 000 020=3
神111 010 05X=9
[勝]井川 2勝2敗
[敗]長谷川1勝4敗
▼本塁打
(広)ラロッカ4号
(神)金本6号・今岡4号


 交流戦に向け、岡田阪神に最高の弾みがついた。主砲の金本に10試合ぶりの一発が飛び出せば、今岡はトドメの3ラン。KIの今季初アベック弾で「子供の日」の甲子園を猛虎祭へといざなった。2位浮上、貯金を携えて挑む6日からの日本ハム戦がホンマ楽しみや♪

■セ・リーグ順位表
[2005/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 9 0 ―
2阪神 15 14 1 5.0
3広島 13 13 1 0.5
4横浜 12 13 2 0.5
5ヤクルト 12 14 0 0.5
6巨人 10 19 0 3.5
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■ 連敗脱出!
05/04 甲子園
◆対広島5回戦
[阪神3勝2敗0分]
広000 010 000=1
神420 000 00X=6
[勝]ブラウン 1勝
[敗]高橋 1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 よっしゃ〜!スカッと連敗脱出や!お待たせしました。猛虎打線が久々の大爆発。初回に選手会長・今岡がストレス発散の3点二塁打を放ち勢いをつけると、2回にも手堅く2点を奪い快勝。1日で勝率を5割に戻した。さあ交流戦まで残り1試合。明日もしっかり勝って、北の大地へ殴り込み!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 19 9 0 ―
2広島 13 12 1 4.5
3阪神 14 14 1 0.5
4ヤクルト 12 13 0 0.5
5横浜 11 13 2 0.5
6巨人 10 18 0 3.0
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■ 幻のサヨナラ弾
05/03 甲子園
◆対広島4回戦
[広島2勝2敗0分]
広200 100 000=3
神200 000 000=2
[勝]黒田 4勝1敗
[S]ベイル1勝5S
[敗]福原 1勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)


 甲子園の悲劇…。阪神が泥沼の5連敗で、ついに借金生活に突入した。1点を追う9回1死一塁から代打・町田の左翼ポール際への際どい大飛球がファウルと判定される不運。入っていればサヨナラ2ランだったのに…。しかし、冷静に振り返れば初回の2失点につながる拙守と6安打1点しか取れなかった打線が敗因。明日こそ“幻”ではない一発攻勢でスカッと快勝、大型連休脱出を頼むで!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 18 9 0 ―
2広島 13 11 1 3.5
3ヤクルト 12 12 0 1.0
4阪神 13 14 1 0.5
5横浜 10 13 2 1.0
6巨人 10 17 0 2.0
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■ 交流戦の切り札や!
 浜ちゃん頼むで!右肩手術から再起を期す浜中は明日からのウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に備え博多入りした。雁の巣では2試合に出場し、5日には甲子園での1軍練習に参加。そこで首脳陣からGOサインが出れば、6日からの交流戦・日本ハム戦で1軍復帰する。「DH」限定ながら交流戦の秘密兵器として若き主砲が猛虎の救世主となる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 17 9 0 ―
2ヤクルト 12 11 0 3.5
2広島 12 11 1 0.0
4阪神 13 13 1 0.5
5横浜 9 13 2 2.0
6巨人 10 16 0 1.0
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■ 甲子園で出直しや!
05/01 神宮
◆対ヤクルト6回戦
[ヤクルト4勝2敗0分]
神000 000 100=1
ヤ104 000 00X=5
[勝]高井 2勝1敗
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 いまこそ、気張ってや!V奪回を旗印に今季に臨んだ阪神は今日も完敗を喫し、よもやの3タテ。井川ショックから4連敗となり、温めていた貯金も底をついた。だが、まだまだシーズンは長い。「5割で出直しや、甲子園でな。行くで!」岡田監督の気持ちの切り替えは早い。ファンのみなさん、心配することはありません。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 17 9 0 ―
2ヤクルト 12 11 0 3.5
2広島 12 11 1 0.0
4阪神 13 13 1 0.5
5横浜 9 13 2 2.0
6巨人 10 16 0 1.0
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■ 3連敗3位転落…
04/30 神宮
◆対ヤクルト5回戦
[ヤクルト3勝2敗0分]
神000 020 000=2
ヤ000 031 10X=5
[勝]川島 1勝1敗
[S]石井 1勝5S
[敗]杉山 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)岩村4号


 岡田阪神が4月を貯金1で終えた。4月最後の試合は悔しい逆転黒星。暗転は2点を先制した直後の5回だ。粘投を続けていた杉山が痛恨の逆転弾を浴び、今季2度目の3連敗を喫した。最大5個あった貯金も目減り。順位も3位に転落した。交流戦も始まる5月戦線の巻き返しに期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/30現在]
   勝 敗 分 差
1中日 16 9 0 ―
2広島 12 10 1 2.5
3阪神 13 12 1 0.5
4ヤクルト 11 11 0 0.5
5横浜 9 12 2 1.5
6巨人 9 16 0 2.0
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■ 希望の一発…
04/29 神宮
◆対ヤクルト4回戦
[阪神2勝2敗0分]
神010 000 000=1
ヤ000 101 00X=2
[勝]藤井 1勝1敗
[S]石井 1勝4S
[敗]安藤 1勝2敗
▼本塁打
(神)スペンサー3号
(ヤ)ラミレス7号


 虎党の悔しさを、スペンサーがちょっぴり晴らしてくれました。2回、藤井の直球を左翼席へ運ぶ先制ソロ。守備でも右邪飛を好捕するなどハッスルプレーを連発した。結局、打線がつながらず、安藤の好投も実らず、2日連続の1点差負け。でも、キラリと光る存在感は本物。明日こそ勝利につながる一発を、頼むでスペちゃん。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/29現在]
   勝 敗 分 差
1中日 16 8 0 ―
2阪神 13 11 1 3.0
3広島 11 10 1 0.5
4ヤクルト 10 11 0 1.0
5横浜 8 12 2 1.5
6巨人 9 15 0 1.0


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■ 魔さか…
04/28 甲子園
◆対中日6回戦
[中日4勝2敗0分]
中000 010 440=9
神003 311 000=8
[勝]平井 2勝1敗1S
[S]岩瀬 1勝8S
[敗]久保田1勝2敗4S
▼本塁打
(中)ウッズ7号
(神)


 まさかまさかの逆転負けで首位浮上のチャンスを逃した。6回まで大量7点リードも7回に暗転。先発のエース・井川が先頭打者の四球から崩れ4点を失うと、8回には守護神・久保田がウッズに逆転3ランを被弾した。竜虎首位決戦に負け越し再び2ゲーム差に拡大。だが、それ以上にショックの残る敗戦だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/28現在]
   勝 敗 分 差
1中日 15 8 0 ―
2阪神 13 10 1 2.0
3広島 11 9 1 0.5
4ヤクルト 9 11 0 2.0
5横浜 8 11 2 0.5
6巨人 8 15 0 2.0
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■ 矢野“竜倒弾”!
04/27 甲子園
◆対中日5回戦
[中日3勝2敗0分]
中011 000 100=3
神000 320 10X=6
[勝]橋本 1勝
[S]久保田1勝1敗4S
[敗]朝倉 1勝1敗
▼本塁打
(中)ウッズ6号
(神)矢野4号


 一丸野球の竜倒劇だ。3−2と1点リードの5回2死一塁から、矢野がバックスクリーン右へ貴重な中押し2ラン。7回にもダメ押しとなる右犠飛を放つ、2安打3打点の大活躍だった。下柳、藤本が次々と戦線を離脱する中での貴重な1勝。守っては6投手を懸命にリードした猛虎の正妻は「内容的に濃いゲームだった」と胸を張った。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/27現在]
   勝 敗 分 差
1中日 14 8 0 ―
2阪神 13 9 1 1.0
3広島 11 9 1 1.0
4ヤクルト 9 11 0 2.0
5横浜 8 11 2 0.5
6巨人 8 15 0 2.0
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■ もう顔も見たないわ!
04/26 甲子園
◆対中日4回戦
[中日3勝1敗0分]
中000 000 222=6
神000 000 100=1
[勝]山本昌2勝
[敗]福原 1勝3敗
▼本塁打
(中)森野3号・渡邊1号
(神)


 阪神打線が天敵・山本昌にやられた。この日も絶妙なスローカーブにタイミングを外され、7回途中まで5安打1得点と沈黙。通算で37個目の白星を献上した。首位攻防第1Rを落とし、中日とのゲーム差は2に拡大。岡田監督も「ずっと同じや…」と表情を曇らせた。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/26現在]
   勝 敗 分 差
1中日 14 7 0 ―
2阪神 12 9 1 2.0
3広島 10 9 1 1.0
4横浜 8 10 2 1.5
5ヤクルト 8 11 0 0.5
6巨人 8 14 0 1.5


[観]編集長1勝1敗
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■ 竜叩きのめす!
 金本が体の治療に訪れた甲子園で明日からの中日との本拠地3連戦を天王山と位置づけた。前回、1勝2敗と負け越した前年度の覇者相手に、アニキも特別な思いで挑む。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/25現在]
   勝 敗 分 差
1中日 13 7 0 ―
2阪神 12 8 1 1.0
3広島 9 9 1 2.0
4横浜 8 9 2 0.5
5ヤクルト 7 11 0 1.5
6巨人 8 13 0 0.5
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■ 能見プロ初勝利!
04/24 横浜
◆対横浜6回戦
[阪神4勝1敗1分]
神101 200 211=8
横000 002 100=3
[勝]能見 1勝
[敗]加藤 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(横)金城2号・村田4号


 待ちに待った白星。自由獲得枠で入団した能見が、念願のプロ初勝利を挙げた。5回2/3、2失点で途中降板も、先発として申し分ない投球。「素直にうれしいですけど、これからです」。沈着冷静で、どん欲な期待の即戦力ルーキーが、プロとして本当のスタートを切った。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/24現在]
   勝 敗 分 差
1中日 13 7 0 ―
2阪神 12 8 1 1.0
3広島 9 9 1 2.0
4横浜 8 9 2 0.5
5ヤクルト 7 11 0 1.5
6巨人 8 13 0 0.5
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■ 杉山快投!
04/23 横浜
◆対横浜5回戦
[阪神3勝1敗1分]
神000 201 000=3
横000 000 002=2
[勝]杉山 1勝
[S]久保田1勝1敗3S
[敗]土肥 1勝2敗
▼本塁打
(神)金本5号・シーツ5号
(横)多村5号・村田3号


 こんな「1勝」が、V奪回を目指す阪神にはとてつもなく大きい。杉山が抜てきに見事に応える快投を見せた。今季初先発して6回を無失点。わずか2安打、78球でベイ打線を料理した。開幕は2軍スタートだった右腕が、ローテーションの谷間をしっかりと埋めた。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/23現在]
   勝 敗 分 差
1中日 12 7 0 ―
2阪神 11 8 1 1.0
3広島 9 8 1 1.0
4横浜 8 8 2 0.5
5巨人 8 12 0 2.0
6ヤクルト 6 11 0 0.5
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■ 今岡に続け!
04/22 横浜
◆対横浜4回戦
[阪神2勝1敗1分]
神100 000 000=1
横001 002 00X=3
[勝]三浦 1勝1敗
[敗]安藤 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(横)多村4号


 猛虎のリーダーが天敵相手に孤軍奮闘。 今岡は初回に唯一の得点となる中前適時打を放つと、4、6回にも安打を連ね今季2度目の猛打賞を達成した。結局、打線が機能せず天敵・三浦に通算29個目の白星を献上。1日で2位に後退したが、選手会長の意地の3安打は次につながるはず。さあ、虎ナインよ、今岡に続け!今度こそハマの番長を攻略だ!

■セ・リーグ順位表
[2005/04/22現在]
   勝 敗 分 差
1中日 11 7 0 ―
2阪神 10 8 1 1.0
3横浜 8 7 2 0.5
4広島 8 8 1 0.5
5巨人 8 11 0 1.5
6ヤクルト 6 10 0 0.5
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■ 井川やっと初勝利!
04/21 東京ドーム
◆対巨人6回戦
[阪神3勝3敗0分]
神200 041 310=11
巨000 010 100=2
[勝]井川 1勝2敗
[敗]内海 2勝2敗
▼本塁打
(神)
(巨)阿部4号、5号


 猛虎のエースがようやく2005年を“開幕”した。井川が7回途中まで2失点に抑えて待望の今季初勝利を挙げた。体の張りなども考慮され、7日間の準備期間を置いたマウンド。岡田監督の心配を吹き飛ばす力投で答えを出した。節目のプロ通算60勝にも到達。チームも1日にして首位タイに返り咲いた。

 またこの日、赤星が史上65人目となる通算200盗塁を達成した。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 10 7 1 ―
1中日 10 7 0 0.0
3広島 8 8 1 1.5
4横浜 7 7 2 0.0
5巨人 8 10 0 1.0
6ヤクルト 6 10 0 1.0


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■ 今季初完封負け
04/20 東京ドーム
◆対巨人5回戦
[巨人3勝2敗0分]
神000 000 000=0
巨300 001 05X=9
[勝]上原 3勝
[敗]福原 1勝2敗
▼本塁打
(神)
(巨)清原6号、7号・キャプラー3号・高橋由5号


 これじゃあ勝てん! 岡田監督が巨人戦後、審判へ不信感をブチまけた。八回一死満塁で代打・町田、シーツが連続見逃し三振に倒れ、「ホンマにひどい」。杉永球審に怒り心頭。試合は今季初の完封負け。このウップンは、明日の第3戦で晴らす―。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 10 6 0 ―
2阪神 9 7 1 1.0
3横浜 7 6 2 0.5
4巨人 8 9 0 1.0
5広島 7 8 1 0.0
6ヤクルト 5 10 0 2.0
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■ 虎首位逃さぬ!
04/19 東京ドーム
◆対巨人4回戦
[阪神2勝2敗0分]
神010 000 700=8
巨000 000 050=5
[勝]下柳 3勝
[S]久保田1勝1敗2S
[敗]高橋尚2敗
▼本塁打
(神)矢野3号
(巨)


 最後はヒヤッとしたけど、とにかく猛虎打線が大復活!虎党が歓喜したのは1点リードの7回。矢野の3ランで口火を切ると、5連打を含む7安打の猛攻で一気に7点を奪った。久々のビッグイニングで巨人にリベンジを果たし、首位をガッチリキープ。第2エンジンに火を入れた阪神が再び走り出す。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 9 6 1 ―
1中日 9 6 0 0.0
3横浜 7 6 2 1.0
4広島 7 7 1 0.5
5巨人 7 9 0 1.0
6ヤクルト 5 10 0 1.5
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■ 悩んで当たり前!
 星野SDが打撃不振の鳥谷に「もっともっと悩め」とゲキを送った。この日は大阪・野田の電鉄本社で牧田球団社長らと会談。チームの現状報告などを受けた。

 「鳥谷が悩んでいる?当たり前やろ。悩まずにすんなりいける方がおかしい。みんな最初は悩んで、大きくなっていったんや」

 先の中日3連戦で5連続三振を含む11打数無安打に終わった屈辱を「これを、いい経験にせなアカン」とエール。さらに8勝6敗1分けで首位発進したチーム状況にも触れ「5球団と一通り終えて貯金2はいいんじゃない。もったいない試合もあったけど、いけるよ」。3時間近くに及ぶ会談の中で戦力補強に関する話題は出なかった。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 8 6 1 ―
1中日 8 6 0 0.0
3広島 7 6 1 0.5
4横浜 6 6 2 0.5
5巨人 7 8 0 0.5
6ヤクルト 5 9 0 1.5
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■ 沈黙猛虎打線…
04/17 ナゴヤドーム
◆対中日3回戦
[中日2勝1敗0分]
神000 010 000=1
中000 000 02X=2
[勝]石井 1勝
[S]岩瀬 4S
[敗]ウィリアムス1勝1敗
▼本塁打
(神)浅井1号
(中)


 中日を上回る9安打を放ちながら奪った得点は1点のみ。8番に降格した鳥谷が3度の好機で凡退するなど、拙攻がたたり逆転負けを喫した。能見のアクシデント降板を受けたリリーフ陣が奮闘しただけにダメージの残る敗戦。岡田監督は「打つ方が頑張らないと」と打線の奮起を促した。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 8 6 1 ―
1中日 8 6 0 0.0
3広島 7 6 1 0.5
4横浜 6 6 2 0.5
5巨人 7 8 0 0.5
6ヤクルト 5 9 0 1.5
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■ 12で尾張!
04/16 ナゴヤドーム
◆対中日2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 001 000 1=2
中000 100 000 0=1
[勝]久保田1勝1敗1S
[敗]高橋聡1勝1敗
▼本塁打
(神)
(中)


 昨年から続いていたナゴヤドームでの連敗を「12」で止めた。息詰まる一戦は同点で迎えた延長10回に決着。2死一、三塁からシーツが決勝の右前適時打を放った。3連敗から脱出して1日で単独首位にも復帰。摩訶不思議な黒星街道に終止符を打ち、猛虎が再び走り始める。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 8 5 1 ―
2広島 7 5 1 0.5
3中日 7 6 0 0.5
4横浜 5 6 2 1.0
5巨人 6 8 0 0.5
6ヤクルト 5 8 0 0.5
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■ 鬼門に沈む…
04/15 ナゴヤドーム
◆対中日1回戦
[中日1勝0敗0分]
神000 000 005=5
中220 002 00X=6
[勝]中田 1勝1敗
[S]平井 1勝1敗1S
[敗]太陽 1勝1敗
▼本塁打
(神)金本4号・矢野2号
(中)谷繁3号


 太陽が先発し4回7安打4失点。今季初の黒星を喫した右腕に、岡田監督はローテ脱落の可能性を示唆した。開幕から『2番・二塁』で出場してきた藤本も攻守で精彩を欠き、スタメン落ちの可能性が出てきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 5 1 ―
1中日 7 5 0 0.0
3広島 6 5 1 0.5
4横浜 5 5 2 0.5
5巨人 6 7 0 0.5
6ヤクルト 4 8 0 1.5
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■ 逆にカモられた!
04/14 甲子園
◆対巨人3回戦
[巨人2勝1敗0分]
巨100 421 000=8
神010 000 000=1
[勝]上原 2勝
[敗]福原 1勝1敗
▼本塁打
(巨)清原3号・小久保2号・阿部3号
(神)今岡3号


 アカン!眠れる巨人を起こしてしもた!Gキラーの先発・福原が5回を投げ2本塁打を含む10安打7失点の乱調。今季初の連敗を喫し、開幕4カード連続勝ち越しも夢と消えた。井川、福原で星を落とし、明日からナゴヤ−東京−横浜と続く9泊10日の長期ロードへ出発。V奪回へ、ここが最初の踏ん張りどころだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 4 1 ―
2中日 6 5 0 1.0
2広島 6 5 0 0.0
4横浜 5 5 1 0.5
5巨人 5 7 0 1.0
6ヤクルト 4 7 0 0.5
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■ なぜ勝てぬ!?
04/13 甲子園
◆対巨人2回戦
[阪神1勝1敗0分]
巨000 003 001=4
神000 200 000=2
[勝]工藤 1勝1敗
[S]久保 1勝2S
[敗]井川 2敗
▼本塁打
(巨)
(神)今岡2号・桧山1号


 今季初のTG決戦第2幕、阪神が痛恨の逆転負けを喫した。白星なしで迎えた3度目の先発マウンド。「復肩」を期して3度目の先発マウンドに上がった井川が6回、突如として崩れた。5回まで無失点に封じる好投も報われず、7三振を奪う力投も、残された事実は今季2つ目の黒星だった。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 3 1 ―
2中日 6 5 0 1.5
2広島 6 5 0 0.0
4横浜 4 5 1 1.0
5ヤクルト 4 6 0 0.5
6巨人 4 7 0 0.5
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■ 金本V撃!
04/12 甲子園
◆対巨人1回戦
[阪神1勝0敗0分]
巨000 100 000=1
神100 041 20X=8
[勝]下柳 2勝
[敗]高橋尚1敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 さすがアニキや! 今季最初のTG戦で、金本のバットが“予告通り”に試合を決めた。1−1の5回無死満塁から雨中を切り裂く音速の右越え2点二塁打。岡田監督に昨年にもなかった貯金「5」をプレゼントした。先制打の今岡も、4安打の赤星も、そして2勝目をあげた下柳も、みんな最高や〜!

■セ・リーグ順位表
[2005/04/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 7 2 1 ―
2中日 6 4 0 1.5
3広島 5 5 0 1.0
4ヤクルト 4 5 0 0.5
5横浜 3 5 1 0.5
6巨人 3 7 0 1.0


[観]編集長1勝0敗
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■ 勝負ウィークや!
 岡田阪神が4月戦線の“勝負週間”を迎えた。永遠の宿敵・巨人、昨季覇者の中日。V奪回に立ちふさがるであろう、2大ライバルとの6連戦だ。今季を占う大事な1週間が始まった。

 「勢いに乗っていきたいな。ましてや巨人、阪神やろ。4月のヤマ場?そうよ!ちょっと極端やろ。広島戦では打線が頑張って、横浜戦では投手が頑張った。次は両方が頑張らなアカン」

 岡田監督の気勢が上がるのも無理はない。チーム状態は最高潮。開幕から3カード連続で勝ち越して堂々の首位に立つ。貯金4は早くも昨季最多に並んだ。打倒G、Dが目指してきた開幕ダッシュの総仕上げ。他球団との対戦を、ひと回り終えた時点で、セ界の勢力図も明確になるはずだ。

 チーム休養日となったこの日、甲子園球場では指名練習が行われ、先陣を切る下柳ら5投手が準備に励んだ。「(巨人、中日が集中する日程は)意識するよ。いい投手から使っていく」。指揮官の言葉から推測すれば、井川、福原の左右エースを前回に続いて中5日で先発起用することが有力。翌、翌々週も週前半にこの2球団との対戦が控えることも決断を後押しした。

 「投げるところで頑張りますよ。巨人へのイメージはいい感じ」
 昨季、無傷の6連勝(対戦防御率1.73)を挙げた福原も腕を撫した。今春のオープン戦でも4回2失点の好投。毎回の6奪三振でGキラー健在を印象付けた。

 「最近は4、5月に走ったところが、シーズンを制している。2勝1敗でいけるようにローテを組んだ。両エースにはやってもらわないとね」

 指名練習のため“休日出勤”した中西投手コーチの『2勝1敗ペース』という目標設定が控え目に映ってしまう布陣。明日勝てば、昨季なかった貯金5にも届く。ライバル撃破の先に『独走』の2文字が見えてくる。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 6 2 1 ―
2中日 5 4 0 1.5
2広島 5 4 0 0.0
4ヤクルト 4 5 0 1.0
5横浜 3 5 1 0.5
6巨人 3 6 0 0.5
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■ 痛快!大魔神撃ち!
04/10 甲子園
◆対横浜3回戦
[阪神2勝0敗1分]
横000 000 001 =1
神000 000 002x=2
[勝]ウィリアムス1勝
[敗]佐々木2敗
▼本塁打
(横)
(神)


 劇的!痛快!アッパレだ。猛虎が“ビューティフルサンデー”を虎党に贈った。1点を追う土壇場、9回2死二、三塁から藤本が起死回生の左越え逆転打を放った。横浜・佐々木を攻略した劇勝。開幕から3カード総てに勝ち越して貯金4は昨季最多に並んだ。今季初のサヨナラ勝利で首位を快走。強い阪神が主役となる甲子園劇場は、お花見よりも盛り上がる♪

■セ・リーグ順位表
[2005/04/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 6 2 1 ―
2中日 5 4 0 1.5
2広島 5 4 0 0.0
4ヤクルト 4 5 0 1.0
5横浜 3 5 1 0.5
6巨人 3 6 0 0.5
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■ 逆転メモリアル弾!
04/09 甲子園
◆対横浜2回戦
[阪神1勝0敗1分]
横000 100 000=1
神000 220 00X=4
[勝]安藤 1勝
[S]久保田1敗1S
[敗]斎藤 1敗
▼本塁打
(横)
(神)金本3号


 猛虎の主砲がメモリアル弾を決めた。金本が通算300号本塁打を達成。1点を追う4回1死一塁。待ちに待った節目の一撃が逆転の右越えアーチになった。東北福祉大の同級生となる横浜・斎藤隆から奪った記念の一発。目前で敬遠策をとられた前夜の屈辱を豪快に晴らし、2005年の甲子園初勝利を呼び込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 5 2 1 ―
2中日 4 4 0 1.5
2ヤクルト 4 4 0 0.0
2広島 4 4 0 0.0
5横浜 3 4 1 0.5
6巨人 3 5 0 0.5
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■ ドローでも単独首位!
04/08 甲子園
◆対横浜1回戦
[阪神0勝0敗1分]
横100 000 001 000=2
神010 100 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)
(神)


 今季初の引き分けで阪神が昨年5月27日以来316日ぶりの単独首位に浮上した。本拠地・甲子園開幕戦は、なんといっても福原の好投に尽きた。あと2アウトのところでまさかの同点も、9回2失点のナイスピッチング!勝利投手こそなれなかったが、満員4万7223人の大観衆が福原をエースに指名した。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 4 2 1 ―
2中日 4 3 0 0.5
2広島 4 3 0 0.0
4横浜 3 3 1 0.5
5ヤクルト 3 4 0 0.5
6巨人 2 5 0 1.0
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■ まさかの連勝ストップ
04/07 広島
◆対広島3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神110 003 202 =9
広011 103 103x=10
[勝]梅津 1勝
[敗]久保田1敗
▼本塁打
(神)スペンサー2号・矢野1号・シーツ3号、4号
(広)尾形1号・前田1号・嶋1号


 エースが…守護神が…。まさかの逆転サヨナラ負けで猛虎の連勝が4でストップした。中5日で先発の井川が6回6失点でKOされると、2点を勝ち越した9回には新ストッパーの久保田が炎上。嶋に同点2ランを被弾し、最後は代打・浅井にサヨナラ打を浴びた。ダメージの残る敗戦にも岡田監督は「切り替えるしかない」とキッパリ。明日の甲子園開幕戦(対横浜)からの出直しを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 2 0 ―
1阪神 4 2 0 0.0
1広島 4 2 0 0.0
4横浜 3 3 0 1.0
5ヤクルト 2 4 0 1.0
6巨人 1 5 0 1.0
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■ 虎進撃4連勝!
04/06 広島
◆対広島2回戦
[阪神2勝0敗0分]
神101 031 030=9
広020 002 000=4
[勝]太陽 1勝
[敗]佐々岡1敗
▼本塁打
(神)今岡1号
(広)新井3号


 今岡が同点の5回、左翼へ今季1号3ランを放った。728日ぶりの復活勝利を目指す、先発・太陽へ送る最高の援護弾でチームの4連勝を呼び込んだ。活発な打線はこの日も9得点を挙げ、開幕2戦目から4試合連続で9点をたたき出した。恐怖の9点打線は一体、どこまで走り続けるのか!?

■セ・リーグ順位表
[2005/04/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 4 1 0 ―
1阪神 4 1 0 0.0
3広島 3 2 0 1.0
4横浜 2 3 0 1.0
5ヤクルト 1 4 0 1.0
5巨人 1 4 0 0.0
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■ 恩返し弾!
04/05 広島
◆対広島1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神150 010 020=9
広000 101 000=2
[勝]下柳 1勝
[敗]長谷川1敗
▼本塁打
(神)シーツ2号
(広)


 猛虎打線が11安打9得点の大爆発。広島との“遺恨対決”に先勝し、3連勝で首位タイに浮上した。火付け役は広島から移籍したシーツ。初回に2試合連続の2号先制ソロを叩き込むと8回にもダメ押しの2点打と古巣を相手にハッスル。3月27日のオープン戦で死球を受けた借りをきっちりとバットで返した。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 3 1 0 ―
1阪神 3 1 0 0.0
1広島 3 1 0 0.0
4横浜 2 2 0 1.0
5ヤクルト 1 3 0 1.0
6巨人 0 4 0 1.0
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■ 遺恨の鯉叩く!
 ヤクルトとの地元開幕シリーズを2勝1敗と勝ち越して意気上がる岡田阪神。この日、敵地・広島に乗り込んだ岡田監督は「昨年の開幕3連勝よりも手応えがある」と大きな自信を見せた。明日からは今春オープン戦で計4死球を受けた広島との“遺恨戦”。指揮官は予想される内角攻めにひるまない姿勢を強調した。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/04現在]
   勝 敗 分 差
1広島 3 0 0 ―
2中日 2 1 0 1.0
2阪神 2 1 0 0.0
4ヤクルト 1 2 0 1.0
4横浜 1 2 0 0.0
6巨人 0 3 0 1.0
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■ アベック弾で大逆転!
04/03 大阪ドーム
◆対ヤクルト3回戦
[阪神2勝1敗0分]
ヤ004 100 000=5
神100 602 00X=9
[勝]藤川 1勝
[敗]高井 1敗
▼本塁打
(ヤ)高井1号・宮本1号
(神)スペンサー1号・シーツ1号・金本2号


 S・S砲の初アベック弾が大阪ドームを揺らした。4点を追う4回。スペンサーが左中間席への来日初本塁打で口火を切り、シーツが同じく左中間席への3点本塁打で痛快逆転劇を締めくくった。開幕シリーズの勝ち越しを呼び込む両雄のそろい踏み。猛虎史上、最強助っ人コンビの誕生を強く予感させた。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/03現在]
   勝 敗 分 差
1広島 3 0 0 ―
2中日 2 1 0 1.0
2阪神 2 1 0 0.0
4ヤクルト 1 2 0 1.0
4横浜 1 2 0 0.0
6巨人 0 3 0 1.0
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■ 猛虎9点爆勝!
04/02 大阪ドーム
◆対ヤクルト2回戦
[阪神1勝1敗0分]
ヤ000 000 010=1
神304 200 00X=9
[勝]福原 1勝
[敗]坂元 1敗
▼本塁打
(ヤ)ユウイチ1号
(神)


 これや、これや、これやがな! 大阪ドームに歓喜の「六甲おろし」が流れた。開幕戦に敗れた阪神は一夜明け、完全復活した。初回に新外国人・スペンサー、新5番・今岡の活躍で先制すると7本の適時打を集め、ヤクルトを圧倒。うれしい今季初勝利を挙げた。投げては右のエース福原が7回零封の好投。まさに快勝。さあ、05年岡田阪神の快進撃が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 2 0 0 ―
1広島 2 0 0 0.0
3ヤクルト 1 1 0 1.0
3阪神 1 1 0 0.0
5巨人 0 2 0 1.0
5横浜 0 2 0 0.0
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■ 井川沈んだ…
04/01 大阪ドーム
◆対ヤクルト1回戦
[ヤクルト1勝0敗0分]
ヤ100 002 030=6
神000 100 000=1
[勝]石川 1勝
[敗]井川 1敗
▼本塁打
(ヤ)ラミレス1号
(神)金本1号


 エースが倒れれば指揮官が描いた“快幕”の目論みが潰えるのも仕方ない。4年連続開幕マウンドは阪神では80〜83年の小林以来、2人目。生え抜きでは史上初の栄誉を得た井川が沈んだ。

 初回に味方守備の乱れから先手を奪われ、6回には岩村に勝ち越し打。8回にはラミレスに浮いたチェンジアップを左翼席へ運ばれた。8回6失点(自責は5)。投球数は124球に達した。

 「もうひと踏ん張りやったな…」

 岡田監督の選択肢に途中降板はなく、久保投手コーチも打席の回る8回までの続投を当然とした。首脳陣が示した不動の姿勢は大黒柱への期待と信頼を再証明する。

 地元開幕ながら前夜の井川は西宮市内のホテルに宿泊。専属トレーナーから身体のケアを受けた。過去3度の開幕投手は総て敵地。同じリズムを維持するため、あえて自宅ではなくホテルを選択した。細心を尽くす最終仕上げに強い自覚がうかがえた。

 「負けてしまって残念ですけど、まだまだ始まったばかり。上を目指して頑張ります」

 1年間、先発ローテーションを守り抜くことを大目標とする井川にとって黒星発進は1敗以上の意味は持たず、次回へ尾を引くこともない。「次に勝てばいいんです」。落ち込む必要もない。お預けになった通算60勝はすぐにやってくるのだから。

■セ・リーグ順位表
[2005/04/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 1 0 0 ―
1ヤクルト 1 0 0 0.0
1広島 1 0 0 0.0
4巨人 0 1 0 1.0
4阪神 0 1 0 0.0
4横浜 0 1 0 0.0
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■ アジアの虎や!
 70年目の猛虎の狙いはアジアNo.1! 岡田監督はペナントレース開幕を前に堂々とV奪還を宣言。日本一はもちろん、今秋開催される「アジアシリーズ2005」の初代王者を目標に挙げた。「今年は11月まで野球をやりたい」。壮大な夢に向かって、まずは一戦必勝。12年ぶりの地元開幕戦(大阪ドーム)でヤクルトを叩き、勢いをつける。


※アジアシリーズ2005
 日本、韓国、台湾、中国のプロ野球チームが参加して、初代アジア王者を決める大会。今年11月10日から13日まで東京ドームで開催され、各国4チームが総当たりのリーグ戦を実施。勝率上位2チームが最終日に決勝を戦う。全試合でDH制を採用。賞金は優勝が5000万円、準優勝が3000万円、決勝に進めなかった2チームには1000万円が贈られる。
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■ 開幕1軍正式決定!
 自由獲得枠ルーキー・能見の開幕1軍入りが正式に決定。4巡目の橋本とともに文句なしの選出となった。

 実力でその座を勝ち取ったからこそ意味がある。即戦力左腕が入団時から掲げてきた“公約”。安どの表情を見せるその一方で、短い言葉の中に決意を込めた。

 「開幕1軍?頑張るだけ。それだけです」

 オープン戦4試合に登板し、計15回で9失点。終盤に失速し防御率は4.80を数えたが、キャンプからの一定の高評価と、安定した投球は首脳陣の脳裏から離れなかった。プロ初先発が予想されるのは3日のヤクルト戦(大阪ドーム)。社会人時代から慣れ親しんだマウンドで、輝かしい第一歩を踏み出すつもりだ。

 この日はブルペン入りしなかったものの、前日には鳴尾浜で145球。黙々と投げ込みを行った。夢にまで見た大舞台は、もう目の前。最高のデビュー戦とするべく、背番号14が静かに気持ちを高めていく。
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■ 予告先発!
 猛虎の若き将が大胆不敵な“予告先発”に出た。この日、岡田監督は大阪市北区のホテルで開かれた電鉄本社主催の激励会に出席。エース・井川の開幕投手を大公表した。壇上で「井川が素晴らしい第1球を投げて矢野がミットで受ける。それが素晴らしい1年のスタートになります」と挨拶。手塚オーナーら本社役員らに堂々と覇権奪回を約束した。大きな自信を胸に抱き、2度目の春開幕に挑む。
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■ 大抜擢!
 阪神の開幕ローテが固まった。最後まで熾烈を極めた先発6人枠をめぐる争い。新人ながら今春キャンプから好評価を集めてきた能見の抜擢が最終的に決まった。有力視されるのは井川、福原の2枚看板に続く4月3日のヤクルト戦(大阪ドーム)だ。開幕2カード目となる広島3連戦(広島)には下柳、安藤、太陽が待機。開幕ダッシュへの布陣は完成した。
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■ 遺恨バトル勃発!?
03/27 大阪ドーム
◆オープン戦
広001 000 000=1
神200 000 00X=2
[勝]福原 2勝1敗
[S]久保田4S
[敗]高橋 2敗
▼本塁打
(神)シーツ2号


 シーツがオープン戦2号&怒号で古巣・広島を粉砕した。初回に左翼席上段へ先制2ランをぶち込むと、8回は左脇腹付近に死球で“報復”され、マウンドの永川に向かってひと吠え。ベンチから両チームともが飛び出し、不穏なムードが充満した。3回には赤星が死球を受けており、開幕2カード目で対戦する広島との因縁が勃発した。
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■ やっと出た!
03/26 大阪ドーム
◆オープン戦
中021 010 000=4
神220 010 20X=7
[勝]井川 1勝
[S]久保田3S
[敗]平井 1敗
▼本塁打
(神)スペンサー1号・鳥谷2号


 待望の一発だ!スペンサーが5回に左中間へ実戦39打席目となる来日初アーチを放った。続く7回の打席でも中前打を放ちオープン戦3度目のマルチ安打を記録。キャンプから体重オーバーなど、グラウンド外で話題を振りまいた大砲も、ようやく本気モードに突入。この調子で公式戦も頼んまっせ!
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■ 片岡1軍合流!
 左ふくらはぎを痛め、二軍調整中の片岡が二軍戦出場を志願した。

 「プロ野球選手にとって、開幕は特別なものだから。何とかしたい」。19日の練習中に左ふくらはぎに張りを訴え、遠征先の高松から帰阪。杉田トレーナーは「もう少し時間がかかるやろ」と慎重。26、27日の最後の2連戦(対中日、広島・大阪D)での実戦復帰は無理。そうなると、30、31日の二軍のサーパス戦(北神戸)が残された最後のチャンスになる。

 26日から一軍練習には合流。平田ヘッドは「状態をみて、その辺りのこと(二軍戦出場)も決める」と意向を受け入れる構えだ。
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■ 今年は打てる!
03/24 横浜
◆オープン戦
神002 000 000=2
横020 000 20X=4
[勝]三浦 2勝
[S]川村 1S
[敗]能見 1勝2敗
▼本塁打
(横)多村6号・内川1号


 阪神打線が三浦攻略の糸口を見つけた。昨季4敗を喫するなど、長年にわたって苦手にしてきた相手。今年初顔合わせとなったオープン戦では、3回に赤星の左翼線二塁打を突破口にして2点を奪った。7回を5安打に封じられながら正田打撃コーチは攻略に自信。猛虎の2005年型打線に天敵はいない。
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■ 心中や!
 それでもコイツを使う! 岡田監督はヤクルト戦が雨天中止となったこの日、鳥谷と“心中”する決意を固めた。OP戦で苦悩が続く若大将を『7番・遊撃』で開幕スタメン起用することを決意。雨の神宮で臨時コーチを務めた中西太氏からメスを入れられた鳥谷に全てを託す。
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■ 見えた!?夢の大台!
03/22 大阪ドーム
◆オープン戦
オ002 020 000=4
神000 000 000=0
[勝]ケビン1勝1敗
[敗]太陽 2勝1敗
▼本塁打
(オ)ブランボー2号・北川2号


 オープン戦絶好調の赤星は今日も3安打の乱れ打ち。打率.408をに上げ、首位打者を快走中だ。14試合で20安打はシーズン146試合に換算すれば、実に209本ペース。首位打者&最多安打、プラス5年連続の盗塁王とレッドスターのこだわりの3冠王も現実味を帯びてきた。
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■ 間に合った!
03/21 大阪ドーム
◆オープン戦
神300 001 000=4
オ020 000 20X=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)桧山1号


 開幕の舞台となる大阪ドームで猛虎の正妻がカムバック! 右ふくらはぎ故障のため出遅れていた矢野が今年初の実戦出場。先発した安藤を好リードして5回2失点の粘投を導き出した。初回には好送球で二盗阻止。これならもう開幕はOKや!
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■ 開幕モード全開!
03/20 倉敷
◆オープン戦
神001 010 000=2
広000 003 00X=3
[勝]佐竹 1勝
[S]永川 1敗1S
[敗]ダーウィン1敗


いつでも開幕OKだ!虎のリードオフマン・赤星が、広島戦で5打数4安打と打ちまくった。バットだけでなく自慢の足でも、きっちりと2盗塁をゲット。さあ、早く来い来い開幕戦。4・1大阪ドームに向け、絶好調のレッドスターが勢いに乗って突っ走る。
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■ 5番初打点!
03/19 高松
◆オープン戦
広210 000 000=3
神001 100 11X=4
[勝]杉山 1勝1敗
[S]久保田2S
[敗]長谷川1敗
▼本塁打
(神)浅井1号


 「点取り屋」が本領を発揮した。今岡が広島とのオープン戦に「5番DH」で先発出場。同点で迎えた8回裏に決勝二塁打を放った。勝負強さを買われ、今季は5番に座ることが決定的。右ひざの故障から復帰2戦目で、期待にこたえる今季初のV撃だ。20日の広島戦からは三塁守備につく予定。頼れる選手会長が、4・1開幕に向けて調子を上げてきた。
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■ 衝撃!
 鉄人が消えた…。金本が左ふくらはぎの強い張りのため練習を全休。極秘に広島市内の病院で治療を受けた。今後のオープン戦出場については、明日の回復状況を見て判断することに。最悪、ぶっつけ本番で開幕を迎える可能性もあるが、岡田監督は「大丈夫」と連続フルイニング出場日本記録保持者の“底力”に切なる期待を寄せた。
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■ 3連勝発進や!
 岡田監督は横浜戦が雨天中止となったこの日、ヤクルトとの開幕カード(4月1日から3連戦=大阪D)での福原の起用を示唆。井川、福原、能見のヤ斬り3タテローテが完成。指揮官の開幕ダッシュプランが固まった。
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■ プロの洗礼!
03/16 東京ドーム
◆オープン戦
神000 005 000=5
巨330 000 00X=6
[勝]内海 1勝1S
[S]ミセリ1S
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(巨)ローズ2号


 目の前を何度も何度も「GIANTS」のユニホームが駆け抜けた。マウンドに姿を見せるたび評価を上げてきた男が、初めて味わったプロの洗礼。本番さながらの超重量打線が、能見をいとも簡単にのみ込んだ。

 「あっという間に点が入った感じで…。ムダな四球が多かったです」

 二岡の中前打と高橋由の四球で迎えた初回2死一、二塁。ローズに対し、カウント1―2から投じたスライダーは高めに入った。虎党からの悲鳴をあざ笑うかのように、打球は一直線で右翼席へ飛び込む3ラン。2回にも2安打2四球に味方失策が絡み、2回までに6点を失った。

 キャンプからの実戦4試合12イニングでわずか1失点。その生命線である制球が微妙に狂った。真っすぐは逆球となり、シュートは抜ける。「カウントを取る球が見つからなかった」と久保投手コーチ。打者有利のカウントで抑えられるほど、プロの世界は甘くはなかった。

 それでも3回以降は懸命に踏ん張り、0を刻んでいった。「あれ以上取られると試合が決まりますから」。初回には番長・清原を空振り三振に切って取った。敵地で見せた即戦力左腕の意地。「いい経験になったんちゃうか」。岡田監督は、次回先発が予定される22日のオリックス戦(大阪ドーム)以降の伸びしろに期待を寄せた。

 「収穫?内へ放らないと苦しいと分かったことです。6点も取られた。やられたら、やり返さないといけません」

 小さい頃、憧れていた巨人から与えられた大きな宿題。この日の屈辱を真の力に代えるべく、能見が再スタートを切る。
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■ 気合や!
 146試合、丸刈りで戦い抜く! 鳥谷が甲子園球場での全体練習に丸刈り頭で登場した。これまでのクールなイメージを一身する大胆行動に周囲はア然。「気合ですよ。1年間、丸刈りでいきますよ」と宣言した鳥谷。勝負の2年目にかける決意はハンパじゃない。
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■ お待たせ!
 右ひざを痛めて別メニュー調整中の今岡が、甲子園で休日返上の打撃練習を行った。16日の巨人戦での実戦復帰へ向けて、準備万端。まずは代打からのスタートになりそうだ。
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■ ライト渡さん!
03/13 甲子園
◆オープン戦
巨002 000 200=4
神100 410 00X=6
[勝]福原 1勝1敗
[S]久保田1S
[敗]桑田 1敗


 今季初のTG戦でもっとも輝いたのは桧山だ。4回1死満塁で左中間へ逆転の3点二塁打。「自分が万全の状態で開幕を迎えられるようにだけ考えている」。生え抜き戦士が伝統の一戦では一枚も二枚も上。右翼を争うスペンサーに決定的な差を見せつけた。
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■ 開幕OK!
03/12 甲子園
◆オープン戦
ヤ000 001 000=1
神000 000 20X=2
[勝]太陽 2勝
[敗]上原 1勝1敗
▼本塁打
(ヤ)福川1号
(神)桜井2号


 猛虎のエースがプレ開幕戦に圧勝だ。井川がオープン戦初登板して、3回打者9人をパーフェクトに抑える快投を演じた。毎回の4奪三振も記録。今春キャンプで取り組んできた投球フォーム修正の成果を披露して、今季開幕戦の相手となるヤクルト打線を寄せ付けなかった。4年連続の大役へ視界良好。4・1大阪ドームが待ち遠しい。
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■ 巨倒竜倒!
 打倒・巨人、中日でV奪回や! 手塚オーナーが、必勝祈願のためチームとともに兵庫県西宮市内の広田神社を参拝。終了後の会見でライバル球団に巨人と中日を挙げ「いい試合をしていかないと」とハッパをかけた。巨人とは13日に甲子園でオープン戦を戦うが「しっかりやりますから、見ていてください」と大きな自信を示した。
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■ お目覚め!?
03/10 甲子園
◆オープン戦
日000 002 010=3
神001 100 03X=5
[勝]吉野 1勝
[S]藤川 1S
[敗]横山 2敗
▼本塁打
(日)小田1号
(神)桜井1号


 甲子園が「スペンサー劇場」に沸いた。「6番DH」で先発出場した新外国人・スペンサーが来日初の猛打賞をマークした。盗塁を試み、内野安打を放つなど、巨体を揺らし、懸命に走った。左太もも裏の張りのため、8日まで別メニュー調整を余儀なくされたが一転して、大激走。12日のヤクルト戦からは右翼守備につく予定だ。
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■ ミスタールーキー!
03/09 甲子園
◆オープン戦
楽010 000 000=1
神020 001 11X=5
[勝]能見 1勝
[敗]ホッジス 1敗
▼本塁打
(楽)ロペス2号
(神)片岡1号


 文字通りのミスタールーキーだ。自由獲得枠で入団した能見がOP戦初先発。プロ最長となる4回を1失点に抑える好投で“プロ初勝利”を挙げた。02年に公開された映画「ミスタールーキー」に出演して以来となる聖地のマウンドでも、先発として安定した投球を披露。すでにローテ入りを確定した期待の新人左腕が開幕ダッシュを狙う虎のキーマンとなる。
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■ 3番で決定打!
03/08 西京極
◆オープン戦
横000 000 010=1
神100 000 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)種田1号


 これが『3番・シーツ』や! シーツが右方向へ技ありの2安打を放った。出場したOP戦3戦すべてで、打点をたたき出し、打率は.750。4番・金本、5番・今岡へとつなぐ仕事人は、開幕へ早くもGOサインや!
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■ 最強007!
 岡田監督が右ふくらはぎ痛でリハビリ中の矢野に“007就任”を指令した。9日から甲子園で行われる4試合をバックネット裏のスコアラー席で観戦させ、敵情を探らせるというもの。オープン戦出場は3月後半となる見込みだが、まずはネット裏からゲームに参加、実戦感覚を取り戻す。
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■ 目覚めの一発!?
03/06 倉敷
◆オープン戦
西100 024 000=7
神000 100 201=4
[勝]涌井 1勝1S
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(西)中島1号・柴田1号
(神)鳥谷1号


 初披露の左越え弾は新たな進化の幕開けか!? 鳥谷が待望のOP戦第1号アーチを放った。“松坂2世”の呼び声高い西武のルーキー・涌井に洗礼を浴びせる一撃。プロ2年目で初めて左方向への本塁打を打ち込んだ。不振打破へ明るい兆し。2005年、岡田阪神の鍵を握る男は苦しみながらも前進していく。
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■ アッパレ能見! 
03/05 スカイマーク
◆オープン戦
神100 000 200 =3
オ100 000 012x=4
[勝]松村 1勝1S
[敗]ブラウン 1敗
▼本塁打
(オ)阿部真1号


 自由獲得枠・能見がOP戦初登板。2番手として2回を被安打0の無失点。しかも3奪三振と満点デビューを果たした。練習試合、紅白戦と実践での無失点イニングは「8」。敵将も脱帽した黄金左腕の視界に、10勝&新人王が…。
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■ リタイアアカン!
 牧田球団社長が定例報告のため大阪・野田の電鉄本社を訪れ、手塚オーナーからシーズン中の故障者撲滅を指令された。

 この日は12球団代表者会議など球界再編問題の経過報告とともに、春季キャンプでの成果を報告。終了後の会見で牧田社長は「オーナーからは、いかに故障者を出さずにシーズンを戦うかというのが課題やな、と言われました」と明かし「選手とコーチのコミュニケーションが大事。いかに早く発見し、対応するかというのが大きなポイント」と具体的な対応策を挙げた。現在、主力級では正妻・矢野が右ふくらはぎ痛、新外国人のスペンサーが左太もも裏の張りのためリハビリ中だが「オープン戦中に解決して、開幕までに間に合わせたい」と話した。
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■ 3月3日は虎祭り♪
03/03 鳴門
◆オープン戦
西000 102 000=3
神305 200 21X=13
[勝]江草 1勝
[敗]ライト1敗
▼本塁打
(西)後藤武2号
(神)関本1号


 3月3日は雛祭りでも、阪神ファンには虎祭りの日だ。徳島・鳴門での西武戦で猛虎打線が大爆発。関本が初回に3ランを放てば、3回には打者10人の猛攻で5得点。終わってみれば13−3で昨年の日本一軍団をやっつけ、若虎たちがキャンプの成果を見せつけた。
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■ キャンプ80点!
 岡田監督が春季キャンプ打ち上げのこの日、高知・安芸市営球場であらためてV奪回を表明した。今キャンプは、井川、福原先発2本柱の手応え、鳥谷の成長などの好材料がある一方で、スペンサーの出遅れなどをマイナス分に挙げて「80点」と自己採点。手塚オーナーからV奪回の厳命を受けた就任2年目のシーズンへ、4/1開幕まで、残り20点分を徹底強化、背水の覚悟を決めて臨む。
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■ 再リタイア…
 スペンサーが左ハムストリング筋に張りを訴えたため、急きょ練習を中止した。ウオーミングアップ中にベンチ裏に退き、自らトレーナーに左足の違和感を報告。その後、予定されていたゲーム形式のシートノックはキャンセルし、安芸ドーム内でアイシング、マッサージなどの治療に専念した。

 常川チーフトレーナー補佐は「左ハム(ストリング筋)に張りを訴えてきたので、大事をとって練習を中止しました。練習再開?あしたの様子を見て判断します」と説明。沖縄1次キャンプ中には左足内転筋の張りで別メニュー調整。早くも今キャンプ2度目の離脱となるが、岡田監督は「“無理しないで、打撃練習もやめとけ”と言うた。故障と張りは違うからな。5日は守備に就かせる予定だったけど、ちょっと分からんな。本人が出られると言うたら出す」と、軽症であることを強調した。明日、春季キャンプ最終日の練習は、左足の状態を見たうえで本隊合流を判断する予定だ。
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■ 交流戦秘密兵器!?
 村山、江夏に江本、小林繁。田淵、掛布に真弓、ラインバック…。かつての猛虎が袖を通した“黄色のタテジマ”が今年、半世紀ぶりに甦る!

 阪神は高知県安芸のホテルで球団創立70周年の記念事業の一環として復刻ユニホームで試合を行うことを発表した。岡田監督が新人時代に初めてタテジマにソデを通した79年〜81年のホーム用のユニホームで、5月6日から6月20日までの阪神主催の交流試合の計18試合限定で着用。オールドファンにはたまらない企画だ。
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■ 再び輝く!
02/27 高知市営
◆オープン戦
神021 000 000=3
オ000 000 020=2
[勝]太陽 1勝
[S]牧野 1S
[敗]加藤 1敗


 一昨年の右ひじ手術を乗り越え、太陽がOP戦で661日ぶりに先発登板。MAX144キロ、3回をノーヒット無失点の好投を見せた。逆指名で虎入りしてから、はや5年目。苦しんだ大器が、先発ローテ入り復活への第1歩を力強く踏み出した。
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■ 05年のトラ初弾!
02/26 安芸
◆オープン戦
オ030 323 000=11
神001 110 000=3
[勝]山本省1勝
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)的場1号・シーツ1号


 今季オープン戦チーム初本塁打で猛アピールだ。『9番・右翼』でスタメン出場した的場が三回に山本省の直球をバックスクリーンにソロアーチ。24日の紅白戦に続く“2試合”連続ホームランとなった。

 「打ったのは真っ直ぐですね。ホームランはたまたま。入るとは思わなかったですね。ただ、本塁打でアピールするバッターではないので…」

 結果を出さなければならない立場だけに浮かれてはいられなかった。守備でも魅せた。六回一死二塁の右前打。これを矢のような送球で本塁で捕殺した。

 ちょうど1年前のオリックスとのOP戦で右肩を痛めた“因縁”の対戦。その悪夢を払拭する大活躍だった。層の厚い外野陣で生き残るために、必死に結果を出していくしかない。
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■ 虎投サバイバル!
 虎投、サバイバル戦に突入―。久保投手コーチが、26日のオープン戦開幕を前に、若手に奮起を促した。開幕一軍の候補者だった筒井がスピード違反で処分を受け脱落。横一線の状態に、飛び出したのが「結果を出せ」。オリックス戦に先発する杉山が、シ烈なバトルのゴングを鳴らす。
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■ 残留弾!
 プロ4年目の桜井が紅白戦に『5番・左翼』で先発出場し、第1打席で左翼ネット直撃の135メートル2ランを放った。次代の主砲候補として期待される“プレシーズン男”が、二軍キャンプの最終日に執念の一撃。岡田監督は安芸残留を即決した。また、『7番・一塁』で先発した喜田も実戦2号となる3ラン。左右の和製大砲候補も揃い踏みした。
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■ パーフェクト発進!
 開幕ダッシュの使者がパーフェクト発進! 福原が今年初の実戦登板。紅白戦で3回を投げ、1人の走者も許さず無失点に抑えた。今キャンプでの充実ぶりから、首脳陣は井川との“Wエース構想”を本格発動。2人を各カード初戦に起用する方針で、福原は4月5日の広島戦の後、12、19日と2週続けて昨年6勝無敗の巨人戦に登板することが濃厚だ。
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■ バットに当てること
 能ある助っ人は実力隠す!? 明日の紅白戦で紅組の「5番・DH」で阪神デビューするスペンサーが、珍目標を掲げた。手塚オーナーが観戦する御前試合にもかかわらず「テーマはバットに当てること」とニヤリ。“大物感”を漂わせた。一方、ブラウン、ダーウィンの新外国人投手コンビは準備万端を強調した。
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■ メジャー移籍確約!?
 メジャー移籍を目指し、契約未更改だった井川が、高知・夜須町のホテルで4度目の契約更改交渉に臨み、1000万円増の2億2000万円(推定)でサインした。この交渉後、牧田球団社長は井川のメジャー移籍に関して「状況が変われば選手の要望について考えていく」と注目発言。今オフにも井川のメジャー移籍を認める可能性が高まってきた。
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■ 鳥谷止めろ!
 えっ、味方やのに!?久保投手コーチが明日の紅白戦へ向けて投手陣に「打倒・鳥谷」を指令した。目下、打撃絶好調の“3冠王”を抑えればアピール度は格段に上昇。白組で先発登板する自由獲得枠ルーキー・能見を先陣に1軍枠を狙う虎投が鳥谷斬りに挑む。
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■ もう本物や!
 鳥谷が猛虎の“3冠王”だ。この日の紅白戦では第1打席に安藤の内角直球を右越え本塁打。1次キャンプでの3度の練習試合と合わせ、早くも3発目を数えた。今春実戦での15打数9安打8打点はチーム内で群を抜く成績。想定される打順8番ではもったいない。昨季終盤に経験した2番での開幕も可能性十分だ。
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■ ようやくお目覚め?
 スペンサーが安芸で激変だ。調整遅れが目立っていた新外国人・スペンサーは2次キャンプ初日、ランチ特打で74スイング中、130メートル弾を含む14発のサク越え。メジャー59発男の実力の片鱗を見せた。ようやくエンジンがかかりだした大砲に岡田監督も「そろそろ動き出してきたな」と手応えを口にした。
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■ 猛アピール弾!
 強烈すぎる“露払い”だ。桜井が2軍練習のシート打撃で爆発。明日から1軍2次キャンプがスタートする安芸市営球場のバックスクリーンに突き刺す一発を放ち、昇格への無言のアピールを行った。

 「自分のスイングをしようと思ってた。思い切り振っただけです」

 右中間突破、フェンス直撃とすでに2安打をマークして迎えた最終5打席目。ルーキー・橋本の外寄り直球を豪快に叩き、この日のシート打撃で唯一となるサク越えを記録した。「1軍が来るんでね。目標は上に行くことですから」。1軍の高知入り当日というのが、発奮材料になっていた。

 昨春はオープン戦開幕4番を務めた有望株。昨年6月の右ヒジ故障の影響で出遅れを余儀なくされたが、エンジンに完全に火がついた。2軍が帰阪する24日までの紅白戦4試合も招集濃厚。期待の大砲候補は「アピールする」と意気込んだ。
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■ 宜野座C打ち上げ
 沖縄・宜野座での1次キャンプを打ち上げた阪神。岡田監督が“前半MVP”に投打2人の期待株を指名した。打部門では打撃開眼へ突っ走る2年目の鳥谷、投部門では痛快デビューを飾った自由獲得枠ルーキーの能見だ。V奪回への手応えを感じながら一時帰阪。明日には2次キャンプ地の高知・安芸へ乗り込む。
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■ 満点デビュー!
02/15 宜野座
◆練習試合
神000 800 030=11
横210 000 000=3
[勝]杉山
[敗]土居
▼本塁打
(神)鳥谷・町田
(横)村田・小池


 自由獲得枠ルーキーの能見が、横浜との練習試合で4回から2番手として初登板。予定の3回を1安打無失点の好投。期待を寄せる岡田監督も「マウンド度胸はある。十分合格や」と太鼓判を押した。キレ味鋭いスライダーで村田、古木らから4三振を奪取。堂々たるマウンド姿を披露した即戦力左腕が開幕ローテ入りに向けて好スタートを切った。
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■ 1軍に昇る!
 13日の練習試合・日本ハム戦で15失点と炎上した虎投に“活性剤”が注入される。岡田監督は、2軍調整中の太陽を1軍が2次キャンプ地の高知・安芸に入る17日に昇格させることを公表した。

 「合流したら、すぐ上げるよ。球数を聞いたら、こっちにいる投手より投げとるみたいや」

 一昨年6月の右ヒジ手術から耐える日々を続けてきた右腕は、キャンプインから既に投球数900を突破。ファーム組の安芸から届いた「順調」の知らせを受けて、指揮官は即断した。「焦らせてもいかんから」と当初予定していた沖縄スタートをあえて変更。慎重を期したが、昇格へ機は熟したと判断した。

 安芸市内の宿舎で知らせを聞いた太陽は「うれしくてうれしくて、仕方がない自分がいる」と笑顔を浮かべた。投げられる喜びをかみしめながら過ごすキャンプ。1軍切符という第1目標のクリアが決まり、今度は「自分のイスをつかみたい」と2年ぶりの開幕ローテ奪取に意気込む。「5、6月に出てきてくれば」と控えめな青写真を語った岡田監督。胸の内では、復活に燃えるエネルギーに大いに期待している。
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■ 赤っ恥!
02/13 宜野座
◆練習試合
日300 003 801=15
神000 000 000=0
[勝]岩本
[敗]筒井和
▼本塁打
(日)高橋信・紺田


 岡田阪神が、赤っ恥大敗だ。沖縄キャンプ地の宜野座村野球場で日本ハムと練習試合を行い、0−15の完封で大敗した。投げては前川が8連打8失点の火だるま、打線も14三振の沈黙に岡田監督もムッ。14日、怒りの休日返上指令を出した。
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■ おもろいな
 猛虎の秘密兵器がベールを脱いだ。昨秋、阪神にテスト入団したダーウィンが、初のフリー打撃で41球。魔球ナックルチェンジで対戦した鳥谷、葛城を震え上がらせた。岡田監督も進化する長身右腕を「おもろいな」と絶賛。開幕1軍の可能性を示唆した。また先発候補のブラウンもフリー登板。5種類の変化球を投げ込み、ローテ入りをアピールした。
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■ 猛虎1号!
02/11 宜野座
◆練習試合
日010 001 100=3
神001 031 200=7
[勝]江草
[敗]鎌倉
▼本塁打
(神)鳥谷


 出た!05年猛虎1号だ。鳥谷が今季両リーグ通じて初の練習試合となった日本ハム戦でいきなりの一発だ。内角胸元144キロの速球を右翼へ運ぶアーチは、打撃開眼を予感させるもの。猛虎の命運を握る男が2年目の成長を内外にアピールした。
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■ ケンカ投法!
 即戦力の評価に偽りなし!期待のルーキー左腕・能見が、自由獲得枠の片燐を見せつけた。フリー打撃に初登板し、内角をえぐるキレのいいストレートがチームメートの上坂と的場をきりきり舞いさせた。全球を見届けた岡田監督も「上々よ」と目ジリが下がりっぱなしだった。
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■ 正田指令!?
 野手陣が「正田指令」で完全休養だ。この日は休日返上練習を行う野手はなし。それぞれが買い物やゴルフなどでリフレッシュした。正田打撃コーチは「休むことも大切。バットを振っているのを見ても、だいぶへばってきてたしね。休み明けのキレのいい状態を見てみたい」と説明した。体調を万全に整えて、11日から始まる実戦に備える。
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■ 兄貴7連発!
 金本が沖縄・宜野座キャンプ第2クール最終日の今日、ランチ特打で7連発を含む38発のさく越えを放ち、4番健在を猛アピールした。これには隣で打ったスペンサーも思わず弟子入り志願する心酔ぶり。岡田監督はあらためて、金本4番でのV奪回構想に手ごたえを深め、本塁打&打点の2冠王を確信した。
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■ ホンマ大丈夫かぁ?
 新外国人のスペンサーが左足付け根を痛めていたことが分かった。球団公表の体重96キロを12キロも上回る太めの体に、岡田監督は「準備不足」と不満の色。30発期待の助っ人だが打撃の調子も上がらず、先行きが不安になってきた。
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■ 鳥谷パワーアップ!
 ランチタイムを利用して行われる「ランチ特打」がこの日、今キャンプで初めて行われ、鳥谷が登場。隣の打撃ケージで打つ関本と2人だけの打球音がメーン球場に響き、進化した2005年の鳥谷をスタンドにたっぷりとアピールした。

 「今日だけでなくこのキャンプはずっといい感じで打てています。とにかく強く打つ意識をもってバットを振っている。右翼ポールを巻く打球が多かった?そうですね。右翼ポールだけでなく左翼も切れずに打てればいいですね」

 明らかに昨年と違う軌道に手応えがある。一直線に伸びる打球はファウルにならずホームランに…。この日もサク越えは17本を数えた。視察していた巨人スコアラーの樋沢記録室長も「よくなっている。中西さん(臨時打撃コーチ)に教えてもらったんでしょ」と成長を認めた。

 「昨年やった慣れもあるだろうし、力はつけてきているよ。実戦でやってみてからやけどな。急成長?それはやってきたことの積み重ねよ」

 岡田監督も鳥谷の話題には笑顔を絶やさない。黄金ルーキーと呼ばれた男の才能がようやく開花しつつある。
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■ 矢野リタイア
 猛虎に暗雲か。春季キャンプ第2クール初日、正捕手・矢野が故障に見舞われた。ベースランニング中に右ふくらはぎを痛めて以降の練習メニューを中止。チームドクターは「右下腿三頭筋挫傷」と診断。現時点で1軍本隊を離れる予定はなく、明日以降の経過を見守る方針。4月開幕へ向けた調整に与える影響は必至だ。
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■ 休んでられへん!
 休んでいる暇はない。正二塁手獲りを狙う藤本は、沖縄県石川市の室内練習場で志願の休日返上トレ。改造中の新打法で約1時間打ち込んだ。「とにかく、今はフォームを固めたい」。03年に3割をマークした雑草男がレギュラー再奪取を目指す。
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■ 新打法で首位打者や!
 赤星が宜野座キャンプの特打で右方向への鋭い打球を連発した。打撃の始動を早くし、ポイントを前に置いた05年型打法に、岡田監督は「首位打者を十分狙える」と豪語。進化を続ける虎の切り込み隊長は2/11の日本ハム戦(宜野座)で、新打法を披露する。
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■ 2冠打法完成!?
 今季、打率&打点のWタイトルを狙う今岡が、フリー打撃で12本のサク越えを連発した。MAX130メートル弾での強烈デモ。「打球はともかく、いい感じでは振れているんですよ」。小さなテークバックに大きなフォロースルー。天才打者がどんどん進化を遂げる。
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■ 朝の声出し( ^◇^)/
 今年から朝の声出しは「全員揃うまで待ている間に、選手が風邪を引く危惧がある」という理由から廃止されましたm(_ _)m
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■ 岡田V奪回シフト!
 岡田V奪回シフトの“旗揚げ”だ。キャンプ初日の1日、シートノックで岡田監督が掲げる今季の内野の新守備体形が本格始動した。三塁・今岡、二塁・藤本&関本、遊撃・鳥谷、そして、一塁に新外国人のシーツと片岡。約20分間。ノック音のこだまする中で、ベールを脱いだ。2005年岡田V奪回シフトだ。

 「藤本の二塁? そらコーチとかが言うてるんちゃうか。遊撃にも回る可能性? いやいや、まぁわからん、これからよ」。明言を避けた岡田監督だが、一時は遊撃にこだわりのあった藤本も「シートノックで(コーチから)きょうはセカンド・藤本と言われました」。キャンプが始まれば、有無を言わせず。二塁の守備練習に投入させた。

 昨年から様変わりした内野の守備体形。一大コンバートはV奪回への積極的な仕掛け。福原内野守備・走塁コーチがその気持ちを代弁した。

 「監督が旗揚げしたんだから、個々の選手はそれになびかないかん」。手塚オーナーも厳命するV奪回に向けて、岡田色を前面に押し出す。
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■ 虎が第一!
 ポスティングシステムでメジャーを目指す井川が、沖縄・恩納村の選手宿舎で岡田監督と会談。メジャーの思いを訴えながらも、態度を軟化。報道陣との会見では、同制度の申請期間が切れる3月1日以降は「野球をやる第一の場所は阪神」と発言。歩み寄る姿勢を示した。
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■ 辻本ブルペン入り!?
 ドラフト8巡目・辻本が、鳴尾浜球場での新人合同自主トレを打ち上げた。31日には二軍キャンプ地の高知・安芸入り。注目のブルペン入りの時期について遠山二軍投手コーチは虎風荘内で行われたコーチ会議後、早ければ2月10日から始まる第3クールにも解禁する可能性を示唆した。

 「辻本? 今日は議題にもあがらなかった。まずはキャンプで動きを見てから。第2クールぐらいでメドをつけたい」

 13日から始まった新人の合同自主トレはすぐに別メニュー調整に。26日にようやくフルメニューをこなすなど他の新人たちに比べて、体力面で見劣るのは否めないが…。

 「全体練習についてきたといっても、メニューを落とし気味にしていた時だし、もろ手を挙げて喜べない。でも、みんなとできたことで第1段階は合格」。福田二軍トレーニングコーチの苦笑がワンダーボーイの現状を物語る。遠山二軍コーチがいう見極め期間でプロの練習にどこまでついていけているか。キャンプ序盤の動き次第で、辻本の1年目の青写真は変わってくる。
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■ 最強助っ人コンビ誕生!?
 “SS砲”で新最強タッグ結成や! 阪神の助っ人4選手が、関西空港に来日。メジャー通算59発のスペンサーは、大砲の呼び声に「期待してもらうことに感謝だ」とニヤリ。またシーツも量産を宣言。過去、虎の助っ人コンビの年間最多本塁打は76年のブリーデン、ラインバックの62発。『球団記録』へ、両主砲が足並みをそろえた。
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■ 魔球アピール!
 猛虎の“秘密兵器”が来日した。新助っ人、ダーウィン・クビアン投手が、甲子園球場内の球団事務所で入団会見。ベネズエラ出身の右腕は154キロ速球に加え、独自の魔球『ナックルチェンジ』を持つことをアピール。セットアッパーとして外国人枠『4』に殴りこむ。
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■ 開幕投手白紙!
 契約するのが先決や!岡田監督が、12球団監督会議後の会見で今オフのメジャー挑戦へ強硬姿勢を取り続けるエース・井川の開幕投手を白紙に戻すことを示唆した。

 「開幕投手?そりゃ分からん。そんなの契約してこそ出てくる話。井川に関しては、契約する、すっきりしてキャンプに入るとしか言いようがないよ。でないと話が前に進まんやろ」

 昨年12月に早々と井川の開幕投手を明言。問題が明るみになってからも、エースの翻意を信じ、方針は頑として変えなかった。

 だが、キャンプを目前に控えた前日の代理人との交渉で再び井川側が今季のメジャー挑戦を希望。問題の長期化が確実となったことで指揮官の我慢も限界。このままではナインの士気への影響も危ぐされることから、ついに方針変更の可能性を打ち出した。

 もっとも、井川が契約を結ばないことにはオープン戦を含む総ての試合への出場が不可能となり、今季の戦力構想そのものも崩れてしまう。最悪の事態だけは避けねばならない。

 「どっちみち契約するしかないんやから。残る、残らんより(阪神以外に)どこに行くんや。井川にはウチと契約する義務があるわけやから。早い段階で話を?そうやな」

 あらためてキャンプ地・沖縄で直接説得に乗り出すことを明言し、早期決着に意欲を見せた。
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■ 逆戻り!
 決着ムードが急転!井川の代理人を務める橋岡弁護士は、甲子園球場内の球団事務所で3度目の交渉に臨み、ポスティングシステムを使った今季のメジャー挑戦を希望する考えを再度、球団側に伝えた。FA権以外での移籍を認めない球団方針とは相いれず、自費キャンプ突入は決定的。今度も交渉継続となり、容認されない場合は同制度の申請期限となる3月1日まで契約を結ばない方針も打ち出した。
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■ 新バットで出陣!
 赤星が西宮市の鳴尾浜室内練習場で“首位打者バット”を初披露した。今季の命運を握る一品だけに、キャンプ中は昼夜を問わず、その両手になじませる決意。グラウンドはもちろん、選手宿舎の自室にも持ち込むつもりだ。明日26日には沖縄に先乗りし、ニュー赤星がいよいよ本格始動する。
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■ 星野伸2世!
 期待の大器がベールを脱いだ!自由獲得枠で入団した能見が、鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレで初のブルペン入り。同期入団・岡崎を立たせたままながら、30球の「初投げ」を行った。視察に訪れた岡田監督は球持ちのいい投球フォームを「星野伸タイプ」と絶賛。1軍キャンプスタートも正式に決まったルーキーが開幕ローテーション入りへ、好スタートを切った。
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■ 1万球キャッチ!
自由獲得枠ルーキー・岡崎が、鳴尾浜で「キャンプでは1日500球くらいは受けたいですね」と宣言。ブルペンにこもりながら独自の視線で、虎投のデータ収集に励む構えだ。

 未来の正捕手候補は、どこまでもどん欲だ。現時点で1軍キャンプ招集が内定している岡崎。自身のスキルアップ、そして投手陣を知るために、ブルペンにじっくり腰を据える決意を固めた。

 「1日500球くらいですかね。キャンプ中に1万球?最低限それぐらいはいくでしょう」

 バッティング回りや、ノックなどを慌ただしくこなしていくと、300球前後が平均的な数字といわれる1軍キャンプ。岡崎自身も松下電器時代は、多くて1日300〜400球までだった。

 一見、気の遠くなるような数字だが「ワンバウンドを捕球するのも練習になるし、投手によって球の曲がり方も違う。球を捕るのは楽しいですよ」とキッパリ。ノルマ達成には最低でも約2時間は要するが、岡崎には歓迎ムードすら漂う。

 この日は新人合同自主トレ3度目の休日だったが、恒例の休日返上練習。能見とともにキャッチボール、ペッパーなどで汗を流した。

 明日の合同トレでは能見、橋本がブルペン入りの予定。「楽しみですね」と即戦力コンビとの“初対面”を心待ちにしていた。
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■ 真のエースになれ!
岡田監督が、来週中にも契約合意のメドが立った井川に「20勝、貯金10を目指せ」とゲキを飛ばした。指揮官が掲げた2大ノルマは来季以降のメジャー挑戦を容認する条件ではないが、岡田監督は以前から「みんなが認めるエースになって快く送り出せる形になれば」と話しており、井川にとっては夢を実現するための最初のハードルになりそうだ。
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■ 完全固定!
 鳥谷、実戦全スタメンや。岡田監督が大阪市内のホテルで行われた激励会に出席。そこで、あらためてプロ2年目・鳥谷の開幕遊撃スタメンを明言するとともに、春季キャンプの紅白戦、OP戦にも初戦から遊撃スタメンでフルに起用する考えを示した。シーズン146試合も合わせて、2005年実戦全スタメンで不動の地位を築かせる。
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■ シュート解禁!
 内角をえぐる球で勝負だ。今季、先発転向を命じられた安藤が、鳴尾浜球場で例年より早いブルペン入りを果たした。今春季キャンプでは100球以上の投げ込みも宣言。「2年間投げてなかったですけど、シュートを使えるようにしたい」。開幕ローテ入りへ向け解禁するシュートを武器に、プロ初の2ケタ勝利を狙う。
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■ 虎タクシー!
 阪神タクシーが2月1日から、タイガースのロゴを車体にデザインした「Tigers Cab(タイガースキャブ)」を運行する。甲子園球場内の球団事務所で会見した同タクシーの竹田社長(前阪神タイガース球団常務)は「若手社員から、タイガースを応援する企画をしたいという声が多かった」と説明した。

 車体は白地に縞模様のデザイン。車両台数はラッキー7の意味をこめて7台で、尼崎〜御影間の各営業所に1台ずつ配置される予定。2月1日に甲子園球場正面玄関付近で発車式を行う。また、運行を記念して28日までの間、阪神タクシー利用者に抽選で甲子園開幕シリーズ(4月8〜10日)のペアチケットなどが当たるキャンペーンも実施する。問い合わせ、詳細は阪神タクシー(TEL0798-46-6021 HPのアドレスはhttp://www.hanshin-taxi.co.jp)。
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■ 井川2世!
 田村が鳴尾浜球場で約3時間に及ぶ自主トレーニング。立ち投げながら32球を投げ込み、鳴尾浜でのブルペン一番乗りを果たした。プロ3年目で初の1軍キャンプ招集が内定しているが「井川さんのバランスや球の曲がりなどを見てみたい」と意欲十分。2月11日から始まる練習試合へ向け、生きた教材からエースの極意を盗み取る。
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■ 星野イズム注入や!
 2年ぶりに現場復帰する島野総合コーチが、所用で訪れた甲子園球場で、岡田監督へのサポートプランを明かした。
(1)選手の意識改革(2)進塁打の徹底(3)コーチによる選手の状態把握(4)マスコミ活用−の4点を挙げ、V奪回を誓った参謀は“星野野球”を復活させ、猛虎を再生する。
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■ プロの壁!?
 辻本が鳴尾浜球場で行われた新人合同自主トレで腰に張りを訴え、別メニュー調整を余儀なくされた。今のところ病院に行く予定はなく、練習メニューについても、これまで通り日々の状態を見ながら臨機応変に対応していく。

 虎のワンダーボーイに異変が起きたのは午前中に室内で行われた強化練習中。腹筋、背筋などのメニューを途中で切り上げ、山下トレーナーに付き添われながら選手寮の中へ消えた。昼過ぎには寮を出てグラウンドに向かったが、今度は杉田トレーナーに制止された。

 杉田トレーナーは「腰にちょっと張りがある。故障ではなく、筋肉痛のようなもの。過保護過ぎるかもしれないが、今はそのぐらいがいい。やらせればできるけど、無理をさせればパンクするのは目に見えている」と説明。続木トレーニングコーチも「故障とは受け止めていない。事前に腰の報告は受けていたし、実際に動きを見て判断した」と故障ではないことを強調した。辻本は13日の合同自主トレ初日から別メニュー調整。試練の日々が続いているが、今はジッと耐えて乗り切るしかない。
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■ アニキ号!
 介助犬「アニキ号」誕生だ。金本が甲子園球場で社会福祉法人「全国介助犬協会」に100万円を寄付した。手や足の不自由な人をサポートする介助犬は慢性的に不足しており、報道でそれを知った金本から申し出た。「少しでもお役に立ててよかった。下柳ほどじゃないけど犬は好きです」と笑顔。

 受け取った同協会の明地久理子さんは「プロスポーツ選手からの寄付は初めて。犬の名前をアニキに?いいアイデアですね。阪神ファンの障害者の方にもらっていただきたい」と命名プランに乗り気だった。

 盲導犬に比べ、介助犬の知名度は低く、全国に23頭しかいないという。「1頭を訓練するのに1年から1年半かかり、実際に活躍するのは、その中の2割から3割。1頭につき250万円から300万円の育成費用がかかる」(明地さん)。寄付は願ったりかなったりで、同席した「シンシア」と暮らす木村佳友さんは「金本さんによって介助犬の存在を知ってもらえるのはありがたい」と感激した様子。「アニキ号」の誕生を心待ちにしていた。
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■ 決着!?
 ポスティングシステムでのメジャー挑戦を希望していた井川の代理人を務める橋岡弁護士が、甲子園球場内の球団事務所で牧田社長と交渉を行い、今季移籍の断念を余儀なくされた。FA権以外の移籍を認めない球団方針の前に要求は全面却下。来季以降に関しても拒否回答を突きつけられる“完敗”に終わった。同弁護士は継続協議を強調。契約を交わした上で今後も早期の夢実現を粘り強く訴えていく。
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■ オールドルーキー!
 阪神からFA宣言し、アスレチックスと1年総額100万ドル(約1億300万円)で契約を結んだ藪が、本拠地ネットワーク・アソシエイツ・コロシアムで入団会見を行った。プロ12年目でつかんだメジャー挑戦の心境を「オールドルーキー」と表現。小学3年で野球を始めたときにつけた背番号「13」を背負った原点回帰で、世界最高峰の舞台での飛躍を誓った。
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■ 手本は憲伸!
 太陽が三重県久居市の「みどりクリニック」で行っている自主トレを公開。同施設でリハビリし、昨季、右肩痛から復活を果たした中日・川上憲伸を「励みになる」とし、まずは開幕1軍キップを手にすることを誓った。

 約10時間に及ぶハードトレも、苦にはならない。右ヒジ内側側副ジン帯損傷でリハビリ中の太陽。キャッチボールでの動作解析に始まり、数十種類の方法による患部の強化も怠らない。

 「いかに負担のかからないようなフォームにするか」と瀬戸口院長は説明。スムーズな投球動作のカギを握る肩甲骨の動きに留意し、沢村賞男がこなしたメニューにも耳を傾ける。

 「1年通して1軍で頑張りたい。開幕にはこだわります」。ストイックに野球に打ち込む太陽が、第2の憲伸を目指す。
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■ 盗塁完全制覇!
 赤星が和歌山県・上富田町の運動公園で自主トレを開始。セ、パ交流試合が行われる今季、対戦11チームから盗塁を決める“完全制覇”を宣言した。パ・リーグとの戦いに備え、キャンプからビデオ研究を徹底。初めて「シーズン200安打」を目指すことも公言して、意気込みを見せた。
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■ 寝る子は育つ!?
 ワンダーボーイがマイベッド持参で虎の穴に乗り込んだ。史上最年少でのドラフト指名で阪神に入団した辻本が、西宮市内の合宿所「虎風荘」に入寮した。自宅で愛用してきた20万円前後の「ジェルベッド」を部屋に設置。体圧を分散することで疲労をためず、温度調節もできるという優れものだ。体調管理に万全の態勢を整えて13日からの新人合同自主トレに臨む。
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■ タイトル奪取宣言!
 福原が兵庫県尼崎市の朝日オートセンターでチャリティーオークション&サイン会に出演。200投球回到達を最大目標に掲げ、初のタイトル奪取を宣言した。

 V奪回へ、エース右腕がタイトル奪取をついに宣言だ。昨年、5年ぶりの2ケタ勝利をマークした福原が、冠を射程に入れる条件を掲げた。

 「コンスタントに、1カ月に2、3勝したいですね。あとは200イニング登板。それが達成できれば、何かタイトルを獲れるんじゃないかと。何かひとつでも、獲りたいですね」

 当然、200イニング登板クリアには、先発として30試合以上の登板、1試合平均7イニング以上のノルマが不可欠。29試合、181回1/3だった昨季は開幕から5連勝しながら、その後は5勝15敗。夏場に大きく落ち込んだだけに「1年間投げられる体を作りたい」と意欲満々だ。

 「どうしても途中で下半身がバテたりするんで。それがなくなるよう徹底的に下半身を強化したい。自主トレではブルペンに入るかわかりませんが、遠投を多めに2月からはいつでも投げられるようにしたいですね」

 フルに働ければ、結果はついてくるはず。11日からは吉野らと沖縄・浦添での自主トレに出発し、そのままキャンプに突入する予定。投手陣のリーダーが、“有言実行”で猛虎をVへと導く。
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■ ショートは俺!
 藤本が鳥谷との遊撃ガチンコ勝負を熱望した。この日和歌山県の上富田総合グラウンドで秀太と本格始動。岡田監督は今季の二塁コンバート案を示しているが、「ショートを守るもんだと思っている」と強いこだわりを明かした。鳥谷と競争して勝って、遊撃を守りたい。昨年開幕スタメンを奪われたリベンジも込め、キャンプでは岡田構想を覆させるぐらいに大暴れするつもりだ。
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■ 選手会動く!?
 阪神選手会が、ポスティングシステムによるメジャー移籍を訴えている井川の慰留に乗り出す可能性が出てきた。この日、選手会長の今岡が「選手会長という立場だし、どこかで話をしないといけないと思っている」と話し、交渉がもつれた場合は井川を説得する用意があることを明かした。春季キャンプ不参加を匂わせている井川と、ポスティングを認めない球団との話し合いは今後も平行線をたどりそうで、選手会が乗り出す可能性は高い。

 副会長の赤星も今岡の考えに同調した。「井川抜きで優勝は考えられない。そりゃあ残って欲しい」とラブコールを送った上で、「1月下旬までズレ込んだら、こっちの気持ちを伝えたいし、井川の気持ちも聞きたい」と具体的に期限を設定した上で、説得する考えを表明した。オフで顔をあわせる機会がないため、井川の公式ホームページを随時チェックしているという赤星は「(スポーツ)新聞で(岡田)監督や野村監督、落合さんまで反対って出てるじゃないですか。そんな状況で行くより、みんなに祝福されて行ってほしい」と心配していた。
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■ スイッチ挑戦!
 スイッチ転向で、赤・赤コンビ結成や!

 ドラフト6巡目・赤松が、京都市内にある母校、立命大グラウンドで本格始動した。50メートル5秒6を誇る虎の新韋駄天男は、プロ入り後、スイッチ転向を視野に入れることを宣言。打席から一塁到達が“イチロー級”の3秒5で駆け抜ける左打ちを新たな武器として、4年連続盗塁王の赤星との1・2番コンビ結成を大目標に掲げた。
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■ ノムさんエール!?
 元阪神監督のシダックス・野村GM兼監督が、岡田タイガース2年目の上位進出を予想した。

 「エースと4番打者がしっかりしているし、普通に戦えばAクラスはいける。優勝?セ・リーグは強いチームがないからチャンスはある」

 昨年は、就任直後の岡田監督を「色がない。優勝は無理」と、ばっさり切り捨てていたが、一転、今年は優勝の可能性まで示唆。「怖い星野がいなくなったら、そりゃ選手はゆるむ。そういう意味では今年、岡田は真価を問われる」。さらに、星野SDという存在にも言及し「そういうのがおったら岡田もやりにくいやろうな」と、岡田擁護ともとれる発言を繰り返した。

 シダックスの練習をそっちのけで野球談議をするテーマは赤星、藤本、安藤、福原、桧山、能見、島野総合コーチ、久万前オーナー…。「阪神が好き?そういうのはないけど、やっぱり気になるチームやから」。古巣について語るその姿は実に楽しそうだった。
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■ 16歳の誓い
 より大きく、より速く。ドラフト史上最年少入団の辻本が、プロ1年目の誓いを立てた。堺市内の阪堺病院の施設で自主トレを公開し、夜にはかつて所属したボーイズリーグ兵庫尼崎が主催する激励会に出席した。現在181センチで成長中の身長は「できるだけ高くなりたい」。股関節の強化で球速アップを図る考えで、身長190センチ、最速150キロのビック投手を目指す。
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■ 新年の激白!
 井川が茨城・下館市内の三の丸ホテルで、毎年恒例の『下館勝虎会』に出席。ポスティングでの今オフからのメジャー移籍について「粘り強く思いを伝えて行きたい」と改めて強い気持ちを語った。年が変わって、虎のエースの決意はさらに固くなった様子だ。
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■ マルチポジションや!
 ハワイで静養中の岡田監督は、三塁が本職の片岡に、一塁守備の準備をするよう通達していたことを明かした。「(片岡には)ファーストをやらすよ。一塁ミットを作れ、と話してある。なにがあるか、わからんからな。準備をしておく。固定するわけではないけどね」と語った。

 今季、一塁は新加入するシーツをレギュラーで抜てき予定で、片岡にとっては険しい争いとなるものの、これで内野陣は、二塁が関本、藤本、遊撃が鳥谷、藤本、シーツ、三塁は今岡、関本、そして片岡と、それぞれ2つ以上のポジションを守れる布陣に。このマルチポジションでV奪回を目指す!
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■ 再挑戦!
 ハワイ州マウイ島でバカンス中の岡田監督は、今季のテーマとして「再挑戦」の3文字を挙げた。星野監督時代からのキャッチフレーズ「ネバサレ」は継続するが、就任2年目を迎えて独自の"サブタイトル"を設定。巻き返しへの意欲を強く示した。
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■ パワーアップ!
 甲子園球場のバックスクリーンにあるオーロラビジョンが、約3億円を費やして改修されることになった。12月上旬に着工され、2月いっぱいでお色直しを終える予定。従来のブラウン管方式からLED(発光ダイオード)方式に替えることで、これまで以上に鮮明な映像がスタンドに届けられる。

 93年にカラー化されて以来、12年ぶりのリニューアル。同球場の村山学営業企画主任は「よりよいハードを提供したいということ。もちろんファンサービスの一環です」と話した。画面の大きさ、場所は従来通りだが、電力消費が少なく、寿命も長いLEDを採用。「ノーベル賞級の発明」といわれ、特許権の対価を200億円とする判決で話題になった「青色発光ダイオード」を含む赤、緑の3色でプレーを再現する。最新の信号機に使われているように、逆光でもクリアな映像を確保できるとあって、特にデーゲームで威力を発揮しそうだ。3月9日の本拠オープン戦初戦(楽天戦)でお披露目となる。
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