2006.05.01 Monday
■ 5月も頼むで!
狙うは首位を快走する宿敵追撃だ。打撃好調の浜中が、明日からの巨人3連戦で3タテを誓った。
「前回の東京ドームでは負け越しているんで、3連勝できるように頑張る。本塁打は別にして、何とかチームが勝てるように結果を出したい」 今季、チームは2連敗スタートと開幕ダッシュに失敗しながらも、4月を終え貯金「3」を確保した。そんな中、不振を心配された打線を救ったのが浜中だった。今季7戦目となった4月8日の横浜戦からは「6番・右翼」でスタメンにも定着した。 水を得た魚のように一気に本来の打撃が開花。4月最後の一戦となった4月30日のヤクルト戦では決勝犠飛で勝利に貢献した。4月の月間成績で打率.435、10本塁打はリーグ2冠。22打点はリーグ3位を誇った。申し分ない好成績に初の月間MVPも夢じゃない。 「数字はまったく気にしていない。4月でシーズンは終わりじゃないからね。4月だけ成績が良くても、5月の成績が悪かったら意味がない。シーズンは始まったばかりですからね」 連覇がかかる猛虎はリーグ3位で、明日からの巨人3連戦に臨む。5月の幕開けでの3タテを契機に首位奪回へ向けて再スタートを図る。そこで必要なのが若き主砲の存在。前回4月21日からの巨人3連戦では12打数7安打。打率.583をたたき出して3連敗を阻止している。 「いい形で勝ちたい」 セ・リーグ屈指のバットマンは宿敵を次なる標的に選んだ。4月だけでは終わらない。昨年まで眠り続けていた脅威の主砲のスタミナは十分にあり余っている。 ■セ・リーグ順位表 [2006/05/01現在] 勝 敗 分 差 1巨人 18 6 2 ― 2中日 12 8 1 4.0 3阪神 13 10 1 0.5 4ヤクルト 9 14 0 4.0 5広島 8 14 2 0.5 6横浜 7 15 2 1.0
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