虎番記者席

■ アジアの虎や!
 70年目の猛虎の狙いはアジアNo.1! 岡田監督はペナントレース開幕を前に堂々とV奪還を宣言。日本一はもちろん、今秋開催される「アジアシリーズ2005」の初代王者を目標に挙げた。「今年は11月まで野球をやりたい」。壮大な夢に向かって、まずは一戦必勝。12年ぶりの地元開幕戦(大阪ドーム)でヤクルトを叩き、勢いをつける。


※アジアシリーズ2005
 日本、韓国、台湾、中国のプロ野球チームが参加して、初代アジア王者を決める大会。今年11月10日から13日まで東京ドームで開催され、各国4チームが総当たりのリーグ戦を実施。勝率上位2チームが最終日に決勝を戦う。全試合でDH制を採用。賞金は優勝が5000万円、準優勝が3000万円、決勝に進めなかった2チームには1000万円が贈られる。
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■ 開幕1軍正式決定!
 自由獲得枠ルーキー・能見の開幕1軍入りが正式に決定。4巡目の橋本とともに文句なしの選出となった。

 実力でその座を勝ち取ったからこそ意味がある。即戦力左腕が入団時から掲げてきた“公約”。安どの表情を見せるその一方で、短い言葉の中に決意を込めた。

 「開幕1軍?頑張るだけ。それだけです」

 オープン戦4試合に登板し、計15回で9失点。終盤に失速し防御率は4.80を数えたが、キャンプからの一定の高評価と、安定した投球は首脳陣の脳裏から離れなかった。プロ初先発が予想されるのは3日のヤクルト戦(大阪ドーム)。社会人時代から慣れ親しんだマウンドで、輝かしい第一歩を踏み出すつもりだ。

 この日はブルペン入りしなかったものの、前日には鳴尾浜で145球。黙々と投げ込みを行った。夢にまで見た大舞台は、もう目の前。最高のデビュー戦とするべく、背番号14が静かに気持ちを高めていく。
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■ 予告先発!
 猛虎の若き将が大胆不敵な“予告先発”に出た。この日、岡田監督は大阪市北区のホテルで開かれた電鉄本社主催の激励会に出席。エース・井川の開幕投手を大公表した。壇上で「井川が素晴らしい第1球を投げて矢野がミットで受ける。それが素晴らしい1年のスタートになります」と挨拶。手塚オーナーら本社役員らに堂々と覇権奪回を約束した。大きな自信を胸に抱き、2度目の春開幕に挑む。
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■ 大抜擢!
 阪神の開幕ローテが固まった。最後まで熾烈を極めた先発6人枠をめぐる争い。新人ながら今春キャンプから好評価を集めてきた能見の抜擢が最終的に決まった。有力視されるのは井川、福原の2枚看板に続く4月3日のヤクルト戦(大阪ドーム)だ。開幕2カード目となる広島3連戦(広島)には下柳、安藤、太陽が待機。開幕ダッシュへの布陣は完成した。
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■ 遺恨バトル勃発!?
03/27 大阪ドーム
◆オープン戦
広001 000 000=1
神200 000 00X=2
[勝]福原 2勝1敗
[S]久保田4S
[敗]高橋 2敗
▼本塁打
(神)シーツ2号


 シーツがオープン戦2号&怒号で古巣・広島を粉砕した。初回に左翼席上段へ先制2ランをぶち込むと、8回は左脇腹付近に死球で“報復”され、マウンドの永川に向かってひと吠え。ベンチから両チームともが飛び出し、不穏なムードが充満した。3回には赤星が死球を受けており、開幕2カード目で対戦する広島との因縁が勃発した。
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■ やっと出た!
03/26 大阪ドーム
◆オープン戦
中021 010 000=4
神220 010 20X=7
[勝]井川 1勝
[S]久保田3S
[敗]平井 1敗
▼本塁打
(神)スペンサー1号・鳥谷2号


 待望の一発だ!スペンサーが5回に左中間へ実戦39打席目となる来日初アーチを放った。続く7回の打席でも中前打を放ちオープン戦3度目のマルチ安打を記録。キャンプから体重オーバーなど、グラウンド外で話題を振りまいた大砲も、ようやく本気モードに突入。この調子で公式戦も頼んまっせ!
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■ 片岡1軍合流!
 左ふくらはぎを痛め、二軍調整中の片岡が二軍戦出場を志願した。

 「プロ野球選手にとって、開幕は特別なものだから。何とかしたい」。19日の練習中に左ふくらはぎに張りを訴え、遠征先の高松から帰阪。杉田トレーナーは「もう少し時間がかかるやろ」と慎重。26、27日の最後の2連戦(対中日、広島・大阪D)での実戦復帰は無理。そうなると、30、31日の二軍のサーパス戦(北神戸)が残された最後のチャンスになる。

 26日から一軍練習には合流。平田ヘッドは「状態をみて、その辺りのこと(二軍戦出場)も決める」と意向を受け入れる構えだ。
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■ 今年は打てる!
03/24 横浜
◆オープン戦
神002 000 000=2
横020 000 20X=4
[勝]三浦 2勝
[S]川村 1S
[敗]能見 1勝2敗
▼本塁打
(横)多村6号・内川1号


 阪神打線が三浦攻略の糸口を見つけた。昨季4敗を喫するなど、長年にわたって苦手にしてきた相手。今年初顔合わせとなったオープン戦では、3回に赤星の左翼線二塁打を突破口にして2点を奪った。7回を5安打に封じられながら正田打撃コーチは攻略に自信。猛虎の2005年型打線に天敵はいない。
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■ 心中や!
 それでもコイツを使う! 岡田監督はヤクルト戦が雨天中止となったこの日、鳥谷と“心中”する決意を固めた。OP戦で苦悩が続く若大将を『7番・遊撃』で開幕スタメン起用することを決意。雨の神宮で臨時コーチを務めた中西太氏からメスを入れられた鳥谷に全てを託す。
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■ 見えた!?夢の大台!
03/22 大阪ドーム
◆オープン戦
オ002 020 000=4
神000 000 000=0
[勝]ケビン1勝1敗
[敗]太陽 2勝1敗
▼本塁打
(オ)ブランボー2号・北川2号


 オープン戦絶好調の赤星は今日も3安打の乱れ打ち。打率.408をに上げ、首位打者を快走中だ。14試合で20安打はシーズン146試合に換算すれば、実に209本ペース。首位打者&最多安打、プラス5年連続の盗塁王とレッドスターのこだわりの3冠王も現実味を帯びてきた。
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■ 間に合った!
03/21 大阪ドーム
◆オープン戦
神300 001 000=4
オ020 000 20X=4
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)桧山1号


 開幕の舞台となる大阪ドームで猛虎の正妻がカムバック! 右ふくらはぎ故障のため出遅れていた矢野が今年初の実戦出場。先発した安藤を好リードして5回2失点の粘投を導き出した。初回には好送球で二盗阻止。これならもう開幕はOKや!
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■ 開幕モード全開!
03/20 倉敷
◆オープン戦
神001 010 000=2
広000 003 00X=3
[勝]佐竹 1勝
[S]永川 1敗1S
[敗]ダーウィン1敗


いつでも開幕OKだ!虎のリードオフマン・赤星が、広島戦で5打数4安打と打ちまくった。バットだけでなく自慢の足でも、きっちりと2盗塁をゲット。さあ、早く来い来い開幕戦。4・1大阪ドームに向け、絶好調のレッドスターが勢いに乗って突っ走る。
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■ 5番初打点!
03/19 高松
◆オープン戦
広210 000 000=3
神001 100 11X=4
[勝]杉山 1勝1敗
[S]久保田2S
[敗]長谷川1敗
▼本塁打
(神)浅井1号


 「点取り屋」が本領を発揮した。今岡が広島とのオープン戦に「5番DH」で先発出場。同点で迎えた8回裏に決勝二塁打を放った。勝負強さを買われ、今季は5番に座ることが決定的。右ひざの故障から復帰2戦目で、期待にこたえる今季初のV撃だ。20日の広島戦からは三塁守備につく予定。頼れる選手会長が、4・1開幕に向けて調子を上げてきた。
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■ 衝撃!
 鉄人が消えた…。金本が左ふくらはぎの強い張りのため練習を全休。極秘に広島市内の病院で治療を受けた。今後のオープン戦出場については、明日の回復状況を見て判断することに。最悪、ぶっつけ本番で開幕を迎える可能性もあるが、岡田監督は「大丈夫」と連続フルイニング出場日本記録保持者の“底力”に切なる期待を寄せた。
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■ 3連勝発進や!
 岡田監督は横浜戦が雨天中止となったこの日、ヤクルトとの開幕カード(4月1日から3連戦=大阪D)での福原の起用を示唆。井川、福原、能見のヤ斬り3タテローテが完成。指揮官の開幕ダッシュプランが固まった。
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■ プロの洗礼!
03/16 東京ドーム
◆オープン戦
神000 005 000=5
巨330 000 00X=6
[勝]内海 1勝1S
[S]ミセリ1S
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(巨)ローズ2号


 目の前を何度も何度も「GIANTS」のユニホームが駆け抜けた。マウンドに姿を見せるたび評価を上げてきた男が、初めて味わったプロの洗礼。本番さながらの超重量打線が、能見をいとも簡単にのみ込んだ。

 「あっという間に点が入った感じで…。ムダな四球が多かったです」

 二岡の中前打と高橋由の四球で迎えた初回2死一、二塁。ローズに対し、カウント1―2から投じたスライダーは高めに入った。虎党からの悲鳴をあざ笑うかのように、打球は一直線で右翼席へ飛び込む3ラン。2回にも2安打2四球に味方失策が絡み、2回までに6点を失った。

 キャンプからの実戦4試合12イニングでわずか1失点。その生命線である制球が微妙に狂った。真っすぐは逆球となり、シュートは抜ける。「カウントを取る球が見つからなかった」と久保投手コーチ。打者有利のカウントで抑えられるほど、プロの世界は甘くはなかった。

 それでも3回以降は懸命に踏ん張り、0を刻んでいった。「あれ以上取られると試合が決まりますから」。初回には番長・清原を空振り三振に切って取った。敵地で見せた即戦力左腕の意地。「いい経験になったんちゃうか」。岡田監督は、次回先発が予定される22日のオリックス戦(大阪ドーム)以降の伸びしろに期待を寄せた。

 「収穫?内へ放らないと苦しいと分かったことです。6点も取られた。やられたら、やり返さないといけません」

 小さい頃、憧れていた巨人から与えられた大きな宿題。この日の屈辱を真の力に代えるべく、能見が再スタートを切る。
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■ 気合や!
 146試合、丸刈りで戦い抜く! 鳥谷が甲子園球場での全体練習に丸刈り頭で登場した。これまでのクールなイメージを一身する大胆行動に周囲はア然。「気合ですよ。1年間、丸刈りでいきますよ」と宣言した鳥谷。勝負の2年目にかける決意はハンパじゃない。
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■ お待たせ!
 右ひざを痛めて別メニュー調整中の今岡が、甲子園で休日返上の打撃練習を行った。16日の巨人戦での実戦復帰へ向けて、準備万端。まずは代打からのスタートになりそうだ。
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■ ライト渡さん!
03/13 甲子園
◆オープン戦
巨002 000 200=4
神100 410 00X=6
[勝]福原 1勝1敗
[S]久保田1S
[敗]桑田 1敗


 今季初のTG戦でもっとも輝いたのは桧山だ。4回1死満塁で左中間へ逆転の3点二塁打。「自分が万全の状態で開幕を迎えられるようにだけ考えている」。生え抜き戦士が伝統の一戦では一枚も二枚も上。右翼を争うスペンサーに決定的な差を見せつけた。
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■ 開幕OK!
03/12 甲子園
◆オープン戦
ヤ000 001 000=1
神000 000 20X=2
[勝]太陽 2勝
[敗]上原 1勝1敗
▼本塁打
(ヤ)福川1号
(神)桜井2号


 猛虎のエースがプレ開幕戦に圧勝だ。井川がオープン戦初登板して、3回打者9人をパーフェクトに抑える快投を演じた。毎回の4奪三振も記録。今春キャンプで取り組んできた投球フォーム修正の成果を披露して、今季開幕戦の相手となるヤクルト打線を寄せ付けなかった。4年連続の大役へ視界良好。4・1大阪ドームが待ち遠しい。
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■ 巨倒竜倒!
 打倒・巨人、中日でV奪回や! 手塚オーナーが、必勝祈願のためチームとともに兵庫県西宮市内の広田神社を参拝。終了後の会見でライバル球団に巨人と中日を挙げ「いい試合をしていかないと」とハッパをかけた。巨人とは13日に甲子園でオープン戦を戦うが「しっかりやりますから、見ていてください」と大きな自信を示した。
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■ お目覚め!?
03/10 甲子園
◆オープン戦
日000 002 010=3
神001 100 03X=5
[勝]吉野 1勝
[S]藤川 1S
[敗]横山 2敗
▼本塁打
(日)小田1号
(神)桜井1号


 甲子園が「スペンサー劇場」に沸いた。「6番DH」で先発出場した新外国人・スペンサーが来日初の猛打賞をマークした。盗塁を試み、内野安打を放つなど、巨体を揺らし、懸命に走った。左太もも裏の張りのため、8日まで別メニュー調整を余儀なくされたが一転して、大激走。12日のヤクルト戦からは右翼守備につく予定だ。
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■ ミスタールーキー!
03/09 甲子園
◆オープン戦
楽010 000 000=1
神020 001 11X=5
[勝]能見 1勝
[敗]ホッジス 1敗
▼本塁打
(楽)ロペス2号
(神)片岡1号


 文字通りのミスタールーキーだ。自由獲得枠で入団した能見がOP戦初先発。プロ最長となる4回を1失点に抑える好投で“プロ初勝利”を挙げた。02年に公開された映画「ミスタールーキー」に出演して以来となる聖地のマウンドでも、先発として安定した投球を披露。すでにローテ入りを確定した期待の新人左腕が開幕ダッシュを狙う虎のキーマンとなる。
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■ 3番で決定打!
03/08 西京極
◆オープン戦
横000 000 010=1
神100 000 000=1
(規定により引き分け)
▼本塁打
(横)種田1号


 これが『3番・シーツ』や! シーツが右方向へ技ありの2安打を放った。出場したOP戦3戦すべてで、打点をたたき出し、打率は.750。4番・金本、5番・今岡へとつなぐ仕事人は、開幕へ早くもGOサインや!
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■ 最強007!
 岡田監督が右ふくらはぎ痛でリハビリ中の矢野に“007就任”を指令した。9日から甲子園で行われる4試合をバックネット裏のスコアラー席で観戦させ、敵情を探らせるというもの。オープン戦出場は3月後半となる見込みだが、まずはネット裏からゲームに参加、実戦感覚を取り戻す。
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■ 目覚めの一発!?
03/06 倉敷
◆オープン戦
西100 024 000=7
神000 100 201=4
[勝]涌井 1勝1S
[敗]福原 1敗
▼本塁打
(西)中島1号・柴田1号
(神)鳥谷1号


 初披露の左越え弾は新たな進化の幕開けか!? 鳥谷が待望のOP戦第1号アーチを放った。“松坂2世”の呼び声高い西武のルーキー・涌井に洗礼を浴びせる一撃。プロ2年目で初めて左方向への本塁打を打ち込んだ。不振打破へ明るい兆し。2005年、岡田阪神の鍵を握る男は苦しみながらも前進していく。
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■ アッパレ能見! 
03/05 スカイマーク
◆オープン戦
神100 000 200 =3
オ100 000 012x=4
[勝]松村 1勝1S
[敗]ブラウン 1敗
▼本塁打
(オ)阿部真1号


 自由獲得枠・能見がOP戦初登板。2番手として2回を被安打0の無失点。しかも3奪三振と満点デビューを果たした。練習試合、紅白戦と実践での無失点イニングは「8」。敵将も脱帽した黄金左腕の視界に、10勝&新人王が…。
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■ リタイアアカン!
 牧田球団社長が定例報告のため大阪・野田の電鉄本社を訪れ、手塚オーナーからシーズン中の故障者撲滅を指令された。

 この日は12球団代表者会議など球界再編問題の経過報告とともに、春季キャンプでの成果を報告。終了後の会見で牧田社長は「オーナーからは、いかに故障者を出さずにシーズンを戦うかというのが課題やな、と言われました」と明かし「選手とコーチのコミュニケーションが大事。いかに早く発見し、対応するかというのが大きなポイント」と具体的な対応策を挙げた。現在、主力級では正妻・矢野が右ふくらはぎ痛、新外国人のスペンサーが左太もも裏の張りのためリハビリ中だが「オープン戦中に解決して、開幕までに間に合わせたい」と話した。
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■ 3月3日は虎祭り♪
03/03 鳴門
◆オープン戦
西000 102 000=3
神305 200 21X=13
[勝]江草 1勝
[敗]ライト1敗
▼本塁打
(西)後藤武2号
(神)関本1号


 3月3日は雛祭りでも、阪神ファンには虎祭りの日だ。徳島・鳴門での西武戦で猛虎打線が大爆発。関本が初回に3ランを放てば、3回には打者10人の猛攻で5得点。終わってみれば13−3で昨年の日本一軍団をやっつけ、若虎たちがキャンプの成果を見せつけた。
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■ キャンプ80点!
 岡田監督が春季キャンプ打ち上げのこの日、高知・安芸市営球場であらためてV奪回を表明した。今キャンプは、井川、福原先発2本柱の手応え、鳥谷の成長などの好材料がある一方で、スペンサーの出遅れなどをマイナス分に挙げて「80点」と自己採点。手塚オーナーからV奪回の厳命を受けた就任2年目のシーズンへ、4/1開幕まで、残り20点分を徹底強化、背水の覚悟を決めて臨む。
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■ 再リタイア…
 スペンサーが左ハムストリング筋に張りを訴えたため、急きょ練習を中止した。ウオーミングアップ中にベンチ裏に退き、自らトレーナーに左足の違和感を報告。その後、予定されていたゲーム形式のシートノックはキャンセルし、安芸ドーム内でアイシング、マッサージなどの治療に専念した。

 常川チーフトレーナー補佐は「左ハム(ストリング筋)に張りを訴えてきたので、大事をとって練習を中止しました。練習再開?あしたの様子を見て判断します」と説明。沖縄1次キャンプ中には左足内転筋の張りで別メニュー調整。早くも今キャンプ2度目の離脱となるが、岡田監督は「“無理しないで、打撃練習もやめとけ”と言うた。故障と張りは違うからな。5日は守備に就かせる予定だったけど、ちょっと分からんな。本人が出られると言うたら出す」と、軽症であることを強調した。明日、春季キャンプ最終日の練習は、左足の状態を見たうえで本隊合流を判断する予定だ。
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