2007.01.31 Wednesday
■ 猛虎一新!
キャンプイン前に沖縄県恩納村の宿舎で今季から使用する新ユニホームを発表した。岡田監督の希望で26年ぶりに黄色を配色した新しい縦じまは、最新技術で軽量化に成功するなど機能性も向上した。走塁の意識改革を目指すチーム方針とも合致。新戦闘服で“スピードアップ”した猛虎がV奪回、そして悲願の日本一へ突っ走る。
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2007.01.30 Tuesday
■ 情け無用戦国キャンプ!
勝ち続けるためのキャンプや! 岡田監督が胸を高鳴らせて1次キャンプ地・沖縄入りした。すぐに宜野座球場へ視察に出向いた指揮官は「4年目で一番楽しみ」と期待感もあらわ。投手陣には井川の穴埋め、野手陣には高齢化という克服テーマがある。「同じメンバーでは勝てん」と、競争キャンプで常勝球団の担い手を見極めていく。
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2007.01.29 Monday
■ ジャンもビックリ!
金本が甲子園球場の室内練習場で、今オフ初めてとなるフリー打撃を敢行。多田打撃投手を相手にした30スイングで快音を連発した。これには、居合わせた新外国人・ジャンもビックリ。頼れる主砲に「すごいバッターだと聞いているよ」と賛辞を送った。
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2007.01.28 Sunday
■ 気力一瞬!
ぼくは負けない!だから子供たちも頑張れ! 藤川が2007年シーズンにグラブに刻む自身のキャッチフレーズを「気力一瞬〜One for all All for one」とすることを発表。気力を奮い立たせ、チーム一丸で優勝を奪回することを誓い、社会的な問題となっている「いじめ」にも、負けない勇気を持てとメッセージを送った。
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2007.01.27 Saturday
■ 豪腕ジャン来日!
200イニング投げる!開幕も狙う! 新外国人・ジャンが虎の助っ人一番乗りで来日した。会見では米球界をも揺るがすビッグマネーでレッドソックス入りした松坂の名前を出して「彼に負けないように頑張る」と豪語。ヤンキースに巣立ったエース・井川がまかなっていた200投球回をノルマに課し、開幕投手にも色気を見せた。
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2007.01.26 Friday
■ 気合の丸刈り!
久保田が明日からの合同自主トレ開幕を前に悲壮な決意を明かした。「1年目の時のように戻りたい。今季にかける気持ちは強い。ブルペンでも投げ込みます」キャンプに備え短く刈り込んだ頭髪も、気合の表れだ。
ストッパーが決定していた昨年は、キャンプトータルでも800球。極力、消耗を避けることに主眼を置いていたが、今年は違う。「今はどこで投げたいとか、そういう立場じゃない。結果を残していくだけです」。岡田監督が先発候補に挙げていることからも、むしろ投げ込みは最低条件。27日から宜野座球場で早速ブルペンに入る予定。
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2007.01.25 Thursday
■ 星野JAPAN正式決定!
闘将に悲願を託した。星野SDが北京五輪の日本代表監督に正式に就任、発表された。「狙うは金メダルしかない」という今後は最強メンバーの人選を進めていくが、投手力、特に中継ぎ投手の重要性を強調。星野ジャパン入りが確実視される藤川は「恩返しするチャンスがきた」と代表入りへの強い思いを口にした。
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2007.01.24 Wednesday
■ 決定!
サウスポー大戦に7人目の刺客! 鳴尾浜の球団寮でコーチ会議を開き、希望入団枠の小嶋が新人で唯一のキャンプ1軍スタートを決めた。会議前に投球練習を視察した岡田監督は「GOサインだ」と2月16日の練習試合・ヤクルト戦への起用を決断。能見ら“ポスト井川”候補は1軍キャンプに7人がひしめき、ヒートアップ必至だ。
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2007.01.23 Tuesday
■ ラストチャンス!?
あの男が奇跡の“生還”だ。岡田監督が春季キャンプの1、2軍振り分けを決める明日23日のコーチ会議で、桜井を1軍に抜てきする方針を固めていることが分かった。昨秋キャンプで「打てん」「飛ばん」と指揮官にメッタ斬りされた男に与えられる、まさかのラストチャンス。発奮しなけりゃ、男やないで!
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2007.01.22 Monday
■ 右翼戦争再び!
反発力ゲットで俺も“反発”や! 右翼の定位置を浜中に明け渡した桧山は、新バットで巻き返しに出る。年明けから行っていたグアムでの自主トレを打ち上げ、この日は甲子園室内で今年初のマシン打撃を披露。今季使うことを決めた武器について語った。
「形は同じだけど、長さを少し長くした」
33.5インチから34インチへの変化が、意欲の表れだ。昨季は打率.180、2本塁打と主力になった1995年以降では自己最低の成績。毎オフ恒例のバット工場訪問では、今までにない改良を模索した。「最初はメープルにしようと思った。反発力があると聞いてたから。でも、メープルは上半身で打つタイプに合ってるみたいで、しなりがなかった」。素材こそタモのまま変えなかったが、反発力にこだわった結果が0.5インチ(約1.3センチ)の変化になった。
「体は出来上がってるから。キャンプに入って本格的にボールを使って、あとは感覚だけ」
グアムでは「(現役生活は)まだまだ続く」と反攻への闘志をむき出しにした。実力行使で、チームに再び“右翼戦争”をぼっ発させる。
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2007.01.21 Sunday
■ 50歳現役OK!
猛虎の鉄人が若返っていた!? 金本が京都府スポーツセンターで「アスリートドック」を受診。個人契約を結ぶファイテン社が出資する同志社大「スポーツ医科学センター」の支援によるもので、昨年6月下旬の初診との比較ではホルモン量が倍増するなど“若返り”を実証。科学的見地から50歳現役にも太鼓判を押された。
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2007.01.20 Saturday
■ 鬼門突破は任せた!
新助っ人であるボーグルソンが、メジャーのドーム球場で好成績を残していたことが明らかになった。昨季は優勝した中日の本拠地・ナゴヤドームで1勝10敗と負け越したことが大きく響いてリーグ連覇を逃しただけに、158キロ右腕が旗頭となり“苦手意識”をオワリにする。
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2007.01.19 Friday
■ 星野JAPAN目指せ!
星野ジャパンを目指せ! 岡田監督が日本代表監督の就任要請を受諾した星野SDが指揮を執る北京五輪代表入りへのアピールを、虎ナインに指令した。日の丸に意欲的な鳥谷らに「選ばれるように頑張ればいい」とエール。代表選考方法などには慎重な議論を求めたが、諸問題がクリアされれば最強ジャパン結成に全面協力する考えだ。
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2007.01.18 Thursday
■ ラスト“金”任せた!
星野SDが都内のホテルで日本代表編成委員会の松田委員長と根来コミッショナーと会談。08年北京五輪の野球日本代表監督就任を正式に要請され、受諾した。星野SDは会談後、早くも組閣作業にも着手。25日に行われる日本代表編成委員会での正式発表を前に「星野ジャパン」が動き出した。
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2007.01.17 Wednesday
■ 小嶋ぶっちぎり!
新人合同自主トレ5日目、希望枠・小嶋が鳴尾浜球場で行われた1周250メートル×20周の5キロ走で、他の新人6選手全員を“周回遅れ”にした。
「抜かれるのが嫌だったんで、後ろを気にしながら走りました。負けたくないんで」
同期入団とはいえ、一軍枠を巡っては誰もがライバル。そこでスタートからどんどん飛ばした。5周目終了時で2位にはや半周差をつけると、6周目には最下位だった野原を早くも周回遅れに。10周終了時で、既に全員を周回遅れにした小嶋は、そのまま余裕で20周を走り終えた。
入寮前に、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の全DVDを購入。オフはお笑いで疲れを癒している。
「疲れはない。次のクールからは実戦的な内容も入り、楽しいと思う」
24日には岡田監督が再び、視察に訪れる予定。ブルペン入りして早い時期からアピールしたい。一、二軍のキャンプメンバーが振り分けられる24日に向けて、即戦力左腕は、順調に階段を駆け上がっている。
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2007.01.16 Tuesday
■ クリーンアップ渡さん!
浜中と金沢が兵庫県淡路島佐野運動公園野球場での自主トレを公開。昨季、2度の右肩手術から完全復活した主砲は「クリーンアップを打つぐらいの気持ちでやる」と宣言した。自身が目標に掲げる全試合出場、100打点へ、さらなる飛躍のシーズンにしてみせる。
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2007.01.15 Monday
■ エースの自覚!
開幕投手の最右翼にあがる福原がエースの自覚を示した。沖縄でともに汗を流す藤川の負担軽減を約束した。
「球児は確かに頼れる後輩ですが、ボクが投げる試合は休ませてあげたい。先発するからには完投を目指して、年間10完投を目標に頑張ります」
JFKの存在が大きいため12勝をマークした昨年でも完投は3試合。リーグトップの横浜・三浦の9を筆頭に、同僚・井川が8、広島・黒田が7と一人で9回まで投げきってこそエースと呼ばれる。そして完投数が増えれば、ノルマに掲げる年間200イニング到達もグッと近づく。
「あいつ(球児)は口では言わないかもしれないけれど、疲れは絶対にあるはず」。福原も1年目は同じセットアッパーだっただけに、体力・気力の消耗度は理解しているつもりだ。
相手チームの主戦級とのガチンコ対決にも結果を求めていく。3月30日の開幕・広島戦での黒田との対戦をはじめ、巨人・上原や中日・川上、横浜・三浦ら好投手との投げ合いが増えることは間違いない。エース対決の勝敗はペナントレースにも大きく影響する。
「エースと呼ばれる人との投げ合いは楽しいし、勉強にもなる。すごいプレッシャーですが、勝った時の喜びとか充実感は大きいですから」
自ら描くエース像に一歩でも近づきたい。ヤンキースに移籍した井川の抜けた穴が大きかったとは絶対に言わせたくない。「ケガせず1年間フル回転しないといけないと思いますし、誰の手も借りずに一人で1試合を投げ抜きたい。キャンプでも初日からブルペンでピュンピュンいきますよ」
(1)10完投勝利 (2)200イニング (3)相手エースに勝利…。07年に誓った3大公約で、福原が大黒柱として虎投を引っ張っていく。
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2007.01.14 Sunday
■ まだまだ現役続ける!
俺は、まだ死んでない! 今季16年目を迎えるベテランの桧山が、グアムでの自主トレを公開。昨季は、最近10年間では最低の成績に終わったものの「毎年が勝負と思ってやってきた。でも(現役生活は)まだまだ続くな」と“限界説”を否定。背水となる今シーズンに向け、自信をみなぎらせた。
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2007.01.13 Saturday
■ 負けん気一番!
猛虎の未来を担う逸材は負けん気の塊だった。新人7選手は合同自主トレ2日目となったこの日、持久走のメニューに挑戦。20分走で周回遅れの最下位に甘んじた高校生ドラフト1巡目の野原は全メニュー終了後、自ら“罰走”を課した。「自分にカツを入れるためです」。負けず嫌いを自認する18歳は初休日となる明日の志願練習も宣言だ。
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2007.01.12 Friday
■ 熱視線!
新人合同自主トレ初日。岡田監督の熱い視線を浴びたのは大学・社会人ドラフト5巡目・大城だった。
「元気があるな。あれだけ走れたら心配ない。1軍選手と同じメニューこなせるなら、(新人も)沖縄に連れて行く」
実現すれば沖縄出身の大城にとっては“凱旋キャンプ”になる。自身も伊良波中学、沖縄水産高時代には中日、ヤクルト、横浜の春季キャンプを見学。1軍スタートが現実となれば家族や後輩たちが応援のため、キャンプ地の宜野座を訪れる。
「不安なひざもあるので、飛ばし過ぎないように調子を見ながらやりますけど、宜野座キャンプを目指します。(家族も)沖縄に行ったらキャンプを見に来ると思う」
一昨年の11月には試合中に前十字じん帯断裂で手術。しかし、現在では後遺症もなく50メートル5秒7の俊足は健在だ。「足がセールスポイントなんで。アピールする」。期待の韋駄天ルーキーが自慢の足で1軍切符をつかむ。
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2007.01.11 Thursday
■ 逆襲や!
今岡が西宮市の鳴尾浜球場で自主トレを公開して、いきなり内野ノックを受けた。右手指の故障などで低迷した昨年の汚名返上に燃える背番号7は、2月1日からの沖縄・宜野座キャンプでは「競争もするし、アピールもする」と“レギュラー奪回”を狙う立場からのスタートを切る。
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2007.01.10 Wednesday
■ 新打法で開幕ダッシュ!
07年版打法でスタートダッシュだ。矢野が甲子園球場での自主トレを公開。V奪回を至上命題とする今季に向けて「いいスタートを切りたいね」とシーズン序盤からの活躍を誓った。2月1日からの春季キャンプも、最高の打撃フォームをゲットするべく試行錯誤を繰り返す構え。現状に満足しないプロ17年生が、進化の1年を目指す。
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2007.01.09 Tuesday
■ 井川の穴埋まった!?
ポスト井川はガルベス似! 前ロイヤルズ3Aのエステバン・ジャンを獲得したことを発表した。地元ドミニカのウインター・リーグを視察した山口スカウトは「ガルベスに似ている」と、150キロ超えの剛球と体重116キロの巨体から、かつての巨人の暴れん坊助っ人を連想。入団時では虎投史上最高となる年俸200万ドル(約2億4000万円)で加入するビッグな右腕に、岡田監督は先発入りの期待を寄せた。
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2007.01.08 Monday
■ トリプル3!
猛虎史上初のトリプル3を目指せ! 鳥谷が沖縄県名護市の沖縄工業高専での自主トレを公開した。3年連続でパートナーを組む米大ホワイトソックス・井口からは「彼の能力なら3割、30本、30盗塁もできる」と猛ゲキ。虎の若大将が“師匠”からの言葉を胸に、プロ4年目のステップアップを期す。
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2007.01.07 Sunday
■ 温泉掘る!
ビッグになって温泉を掘らせてもらいます! 高校生ドラフト1巡目・野原が、故郷の長崎県南島原市内で壮行式に出席。将来的には雲仙など日本有数の温泉地である地元の島原半島に“野原温泉”をつくり、町おこしでの恩返しを誓った。
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2007.01.06 Saturday
■ 20勝狙える!
ポスト井川の福原が1月中旬から開始する沖縄自主トレで、ジャンプ系+バランス系のトレーニングを重視する考えを明かした。「1年間持続して活躍できれば」。腰痛で出遅れた昨年は12勝を挙げただけに、年間を通してフル稼働できれば20勝の大台達成も夢ではない。
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2007.01.05 Friday
■ 開幕1軍叶える!
良いことがありますように…。大学・社会人ドラフト3巡目ルーキー・上園が明日、京都の仏閣を参拝し「開幕1軍」を祈願する。この日は埼玉県朝霞市の同大グラウンドで自主トレを公開。すでに肩もできあがっており、10日の入寮から岡田監督ら首脳陣に猛アピールを開始する。
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2007.01.04 Thursday
■ 完全マーク!
“怪物”を完全マークや! 今秋ドラフトの超目玉、大阪桐蔭の中田が大阪・大東市内の同校グラウンドで2007年初練習。米大ツインズを含む10球団14人のスカウトが集結した。最多4人のスカウトを送り込んだ阪神は唯一、練習前に行われた野崎観音での必勝祈願から密着。高校通算68発を誇る最強スラッガー獲得へ、今季は練習試合もすべて視察する“中田シフト”で追い掛ける。
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2007.01.03 Wednesday
■ 猛虎の星になる!
南島原の星から猛虎の星になる! 高校生ドラフト1巡目ルーキー・野原が故郷の長崎・南島原市の有家町総合グラウンドでの自主トレを公開した。地元からのプロ野球選手誕生に、応援ののぼりがはためく中での練習。大きな期待を背負った“ドラ1”ルーキーは、早くもタテジマのユニホームに袖を通しての活躍に思いをはせていた。
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2007.01.02 Tuesday
■ Vに匹敵!虎フィーバー!
大阪市北区の阪神百貨店で、新年の初売りが行われ、福袋などを買い求める買い物客でにぎわった。先頭は1日午前11時から並んだ徹夜組で、小雨にもかかわらず約4000人が行列。セ・リーグ制覇した03、05年の翌年度初売り(04年4000人、06年4100人)と、ほぼ同様の人手となった。06年最後までペナントレースを沸かせた虎効果が表れた。
選手の直筆サインが入った限定500個の「阪神タイガースショップ福袋」(5000円)は午前8時25分に整理券を配り終え、完売した。開店を30分早めて対応した同百貨店営業推進グループ広報チームは「雨の中、これほどのお客さんがいらしてくださるとは…。タイガースの力なしではあり得ないこと」と、うれしい悲鳴を挙げた。
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2007.01.01 Monday
■ 金本元日始動!
2000本安打も400号も通過点や! 金本が40本塁打をノルマに掲げた。今年も元日に広島市内のトレーニングクラブ「アスリート」で始動。今年は2000本安打まで154安打、通算400号本塁打もあと37本と大きな記録が控えるが、金本は「まずは40本を打つ。2000本より400号でしょう」。不動の4番として開幕3月30日の広島戦(京セラドーム)から本塁打を量産し、V奪回に貢献する意気込みを示した。
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