2007.01.15 Monday
■ エースの自覚!
開幕投手の最右翼にあがる福原がエースの自覚を示した。沖縄でともに汗を流す藤川の負担軽減を約束した。
「球児は確かに頼れる後輩ですが、ボクが投げる試合は休ませてあげたい。先発するからには完投を目指して、年間10完投を目標に頑張ります」 JFKの存在が大きいため12勝をマークした昨年でも完投は3試合。リーグトップの横浜・三浦の9を筆頭に、同僚・井川が8、広島・黒田が7と一人で9回まで投げきってこそエースと呼ばれる。そして完投数が増えれば、ノルマに掲げる年間200イニング到達もグッと近づく。 「あいつ(球児)は口では言わないかもしれないけれど、疲れは絶対にあるはず」。福原も1年目は同じセットアッパーだっただけに、体力・気力の消耗度は理解しているつもりだ。 相手チームの主戦級とのガチンコ対決にも結果を求めていく。3月30日の開幕・広島戦での黒田との対戦をはじめ、巨人・上原や中日・川上、横浜・三浦ら好投手との投げ合いが増えることは間違いない。エース対決の勝敗はペナントレースにも大きく影響する。 「エースと呼ばれる人との投げ合いは楽しいし、勉強にもなる。すごいプレッシャーですが、勝った時の喜びとか充実感は大きいですから」 自ら描くエース像に一歩でも近づきたい。ヤンキースに移籍した井川の抜けた穴が大きかったとは絶対に言わせたくない。「ケガせず1年間フル回転しないといけないと思いますし、誰の手も借りずに一人で1試合を投げ抜きたい。キャンプでも初日からブルペンでピュンピュンいきますよ」 (1)10完投勝利 (2)200イニング (3)相手エースに勝利…。07年に誓った3大公約で、福原が大黒柱として虎投を引っ張っていく。
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