虎番記者席

■ シリーズ最終兵器!
09/30 神宮
◆対ヤクルト20回戦
[阪神10勝10敗0分]
神010 030 000=4
ヤ010 002 50X=8
[勝]吉川 2勝2敗
[敗]江草 4勝3敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)リグス13号、14号・岩村29号


 次は日本一や!歓喜のVから一夜明けた30日のヤクルト戦に浜中が「6番・右翼」で先発出場。昨年4月29日以来の攻守フル出場でマルチ安打を記録した。「日本シリーズは短期決戦。バットの調子がよければ、(守備面を)犠牲にする」と超攻撃型布陣を描く岡田監督。20年ぶり頂点へ、浜ちゃんの存在は欠かせない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 84 53 5 優勝
2中日 78 61 1 7.0
3横浜 64 66 6 9.5
4ヤクルト 66 69 1 0.5
5巨人 60 78 4 7.5
6広島 55 81 4 4.0
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■ 【V】聖地で岡田舞う!
09/29 甲子園
◆対巨人最終戦
[阪神14勝8敗0分]
巨000 000 001=1
神120 000 20X=5
[勝]下柳 14勝3敗
[敗]内海 4勝9敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 阪神優勝〜!! 猛虎が2年ぶり5度目のセ・リーグ制覇を果たした。就任2年目の岡田監督は、昨季4位から歓喜のV奪回。星野前監督の偉大な影と戦いながら、チームを岡田色に塗り替えた。さあ、次は20年ぶりの日本一。頼むで、岡田はん!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 84 52 5 優勝
2中日 77 61 1 8.0
3横浜 64 66 6 9.0
4ヤクルト 65 69 1 1.0
5巨人 60 78 4 7.0
6広島 55 80 4 3.5
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■ 【M1】王手!
09/28 甲子園
◆対巨人21回戦
[阪神13勝8敗0分]
巨020 200 001=5
神600 100 00X=7
[勝]井川 13勝8敗
[S]久保田5勝4敗27S
[敗]高橋尚8勝11敗
▼本塁打
(巨)仁志11号・矢野6号
(神)


 さあ、舞おう―。阪神は一回から怒とうの攻撃。今季を象徴する5連打を締めくくったのが2点適時打の今岡だ。中日も敗れたため、マジック「1」で2年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。お立ち台で今岡は「マジック1となれば05年リーグ制覇へ」と振られると、絶妙の間でこたえた。「王手!」。ドカーンと巻き起こる大爆笑。試合中と同様に、今岡が甲子園の空気を独り占めにした。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 83 52 5 M1
2中日 76 61 1 8.0
3横浜 64 65 6 8.0
4ヤクルト 65 69 0 1.5
5巨人 60 77 4 6.5
6広島 55 80 3 4.0


[観]編集長6勝2敗
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■ 頼むぞ両左腕!
 明日28日の巨人戦に先発予定の井川と、明後日29日の第2戦に先発予定の下柳がV奪回が懸かるマウンドに上がる。

 この日、甲子園球場で全体練習に参加した井川はランニング中心の通常メニューを消化すると、いつも通り無言。ロッカーへと向かう通路でエースの隣にいた前川が報道陣らに対して「(井川は)頑張りますよ」と背番号「29」の気持ちを代弁。今季は2軍降格の屈辱も味わった。本調子には乗り切れないものの、12勝をマーク。巨人戦では4試合に登板し、3勝1敗と相性もいい。岡田監督も「まだ、最多勝の可能性もある。ここまでいい投球が少なかったけど、最後はいい投球をして締めてほしい」と期待を寄せていた。明日の一戦を白星で飾れば最多勝も見えてくる。

 勝利のバトン。最後は下柳が歓喜の瞬間へと導く。現在13勝をマークし、ハーラートップタイ。しかし、個人成績よりもフォア・ザ・チームの精神で猛虎の勝利を優先し続けている。「みんな頑張っているから(甲子園胴上げは)大丈夫じゃないか」と話したベテランは「2年前の優勝とは違うよ」と胸の内を明かした。エースの意地とベテランの底力で猛虎が一気にゴールテープを切る。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 76 60 1 7.0
3横浜 63 65 6 9.0
4ヤクルト 65 68 0 0.5
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 役者揃った!
 ベストメンバーで胴上げや!優勝マジックを3としている阪神の岡田監督が「うまくいくんじゃないかな」と甲子園Vを確信。胴上げの可能性がある28、29日の巨人戦で、故障のため戦列を離れているシーツをスタメン復帰させる考えを示した。この日、シーツも甲子園の室内練習場でフリー打撃を再開するなど順調な回復をアピール。明日の1軍練習に合流することも決まった。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 75 60 1 7.5
3横浜 63 64 6 8.0
4ヤクルト 65 68 0 1.0
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 【M3】今岡劇弾!
09/25 広島
◆対広島最終戦
[阪神16勝6敗0分]
神000 000 303=6
広000 002 020=4
[勝]藤川 7勝1敗1S
[S]久保田5勝4敗26S
[敗]ベイル2勝1敗22S
▼本塁打
(神)今岡28号
(広)


 ゴールがはっきり見えた!まるで野球劇画のような9回2死からの大逆転劇。阪神が優勝マジックを「3」に減らし、最短28日の甲子園Vが迫ってきた。こんなストーリーを可能にできるのは、今岡しかいない。土壇場で放った28号3ラン。「このままいい形でゴールしたい」。主人公もその時を確信していた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 82 52 5 M3
2中日 75 60 1 7.5
3横浜 63 64 6 8.0
4ヤクルト 65 68 0 1.0
5巨人 60 76 4 6.5
6広島 54 80 3 5.0
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■ 【M4】藤本V弾!
09/24 広島
◆対広島21回戦
[阪神15勝6敗0分]
神000 024 000=6
広000 100 020=3
[勝]能見 4勝1敗
[S]久保田5勝4敗25S
[敗]大竹 10勝11敗
▼本塁打
(神)矢野19号・藤本1号
(広)新井43号


 ゴール目前の猛虎に、またまた日替わりヒーロー誕生や!この日の殊勲は恐怖の8番・藤本。5回、同点弾の矢野に続き、大竹のカーブを右翼席へ運ぶ2者連続の決勝ソロ。今季378打席目の1号でチームに3連勝をもたらした。これで優勝マジックはついに「4」。最短Vも28日だ。悲願の甲子園胴上げへ、明日も勝って関西へ凱旋や!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 81 52 5 M4
2中日 74 60 1 7.5
3ヤクルト 65 67 0 8.0
4横浜 62 64 6 0.0
5巨人 60 75 4 6.5
6広島 54 79 3 5.0
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■ 【M5】80勝到達!
09/23 倉敷
◆対広島20回戦
[阪神14勝6敗0分]
神114 000 002=8
広003 110 010=6
[勝]藤川 6勝1敗1S
[S]久保田5勝4敗24S
[敗]佐々岡1勝6敗
▼本塁打
(神)
(広)緒方20号


 甲子園Vへ大きな1勝や!桧山が決めた。同点に追いつかれた直後の9回2死一、二塁から、左中間へ決勝の2点二塁打。優勝マジックを「5」とした。これで今季の勝利数は球団史上3度目の80勝に到達し、貯金も今季最多タイの28。虎党が望む28、29日の巨人戦での胴上げへ、一歩前進だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 80 52 5 M5
2中日 73 60 1 7.5
3ヤクルト 65 67 0 7.5
4横浜 62 64 6 0.0
5巨人 60 74 4 6.0
6広島 54 78 3 5.0
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■ JFKで締める!
 優勝へのマジックを6としている阪神の岡田監督が、栄光の胴上げ投手に久保田を指名した。広島へ移動する新神戸駅で今後の勝ち試合は点差に関係なくウィリアムス、藤川、久保田の最強リリーフトリオを投入すると明言。前回03年の優勝はヤクルトの敗戦を見届けてのもので、実現すれば、阪神では20年ぶりの胴上げ投手誕生となる。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 79 52 5 M6
2中日 72 60 1 7.5
3ヤクルト 65 66 0 6.5
4横浜 61 64 6 1.0
5巨人 60 73 4 5.0
6広島 54 77 3 5.0
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■ 【M6】聖地で胴上げや!
09/21 甲子園
◆対中日最終戦
[阪神11勝11敗0分]
中000 000 000=0
神010 200 10X=4
[勝]下柳 13勝3敗
[敗]川上 11勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)金本38号


 アニキが甲子園胴上げにロックオンだ。金本が2位・中日との今季最終戦で38号V弾。4年連続のカード負け越しを阻止して、マジックを6に減らした。最短V決定日は25日のままだが、虎党も焦がれる本拠地での対巨人2連戦(28、29日)での歓喜の儀式が、現実味を帯びてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/21現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 79 52 5 M6
2中日 72 60 1 7.5
3ヤクルト 65 66 0 6.5
4横浜 61 64 6 1.0
5巨人 60 73 4 5.0
6広島 54 77 3 5.0
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■ どないなっとんねん!
09/20 甲子園
◆対中日21回戦
[阪神10勝11敗0分]
中020 002 100=5
神011 000 000=2
[勝]中田 7勝2敗
[S]岩瀬 1勝2敗41S
[敗]井川 12勝8敗
▼本塁打
(中)森野9号・福留25号・谷繁14号
(神)


 エース・井川がまたまた背信ピッチ。森野、福留と左打者に2発被弾で中日戦4連敗とはホンマ、情けない。投手陣の柱と公言して来た岡田監督も「井川はあしたは投げへんから心配せんでええ」とキレ気味だった。最短Vが25日に延びたのは、気にすることもないけれど、エースの不調は日本シリーズに向け、心配材料だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/20現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 52 5 M8
2中日 72 59 1 6.5
3ヤクルト 65 65 0 6.5
4横浜 61 63 6 1.0
5巨人 59 73 4 6.0
6広島 53 77 3 5.0
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■ 小休止
09/19 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神10勝10敗0分]
中160 010 040=12
神000 020 000=2
[勝]佐藤 1勝
[敗]杉山 8勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)


 猛虎にもこんな日がある…。マジック対象の中日との直接対決。先発・杉山が序盤に大炎上して優勝への歩みは初めて止まった。「負けは負け。ひとつ負けただけ」。マジック8の停滞に岡田監督は動じない。少し前までは激闘を演じてきた落合竜はもはや眼中になく、最短Vが24日の広島戦(広島)までたった1日ずれたのみ。小休止を経てカウントダウンはまた進み始める。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/19現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 51 5 M8
2中日 71 59 1 7.5
3ヤクルト 65 64 0 5.5
4横浜 60 63 6 2.0
5巨人 58 73 4 6.0
6広島 53 76 3 4.0
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■ 【M8】4発大勝!
09/18 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神10勝9敗0分]
ヤ200 000 102=5
神013 610 00X=11
[勝]能見 3勝1敗
[敗]藤井 9勝10敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)今岡27号・矢野17号、18号・金本37号


 栄光へのカウントダウンが1ケタ突入だ。効果的な4発でラストスパートを再開。矢野が打っては決勝弾を含む2本塁打、守っても急遽※先発した新人・能見を5月以来の3勝目に導いた。優勝マジックを「8」とし、明日からは中日3連戦。「相手は関係ない。1試合1試合を戦うだけ。開幕からやってきた野球を最後までやり通す」。目指すは23日の広島戦(倉敷)での最短V。岡田監督の号令が猛虎に響き渡った。

 ※安藤が泉夫人の体調不良により、出場選手登録を抹消された。代わりに能見が一軍に昇格した。
 先発予定だったが、安藤が球団に夫人の体調不良を伝え、登板を回避。長男の碩大君の世話などを岡田監督が考慮して、看病に専念させるため登録を抹消した。
 久保投手コーチは、「いつ投げるとか、急かせるようなことはしない。10日で戻ってくれればいい」と最短となる28日の復帰に期待していた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/18現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 78 50 5 M8
2中日 70 59 1 8.5
3ヤクルト 65 63 0 4.5
4横浜 59 63 6 3.0
5巨人 57 73 4 6.0
6広島 53 75 3 3.0
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■ 竜コケて「M10」!
09/17 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神9勝9敗0分]
ヤ000 022 003=7
神000 000 020=2
[勝]ゴンザレ4勝4敗
[敗]福原 8勝14敗
▼本塁打
(ヤ)岩村27号
(神)


 4試合連続2ケタ安打と当たりまくっていた猛虎打線が沈黙。マジック点灯後、初の甲子園での試合を白星で飾ることはできなかった。だが、そんな中で気を吐いたのが赤星だ。8回に左翼線へ適時二塁打を放つなど、5試合連続マルチ安打の活躍で絶好調ぶりをアピールした。中日が敗れたため、マジックも1つ減って「10」。2年ぶりのVへ、猛虎のカウントダウンは止まらない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/17現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 50 5 M10
2中日 70 58 1 7.5
3ヤクルト 65 62 0 4.5
4横浜 58 63 6 4.0
5巨人 57 72 4 5.0
6広島 52 75 3 4.0
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■ 乗り越えろV試練!
 緊急事態はオレたちが救う! 前日の巨人戦で左手に死球を受けたシーツが、大阪市内の病院で精密検査を受け「左手第5中手骨骨挫傷」と診断された。最悪の骨折という事態は避けられたが、明日からのヤクルト2連戦は欠場濃厚。不動の3番打者が抜けた穴を、片岡と関本がカバーすることとなった。2年ぶりVを目前にした“最後の試練”は持ち前の一丸野球で乗り切ってみせる。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/16現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 49 5 M11
2中日 70 57 1 7.5
3ヤクルト 64 62 0 5.5
4横浜 57 63 6 4.0
5巨人 57 71 4 4.0
6広島 51 75 3 5.0
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■ バース超え!
09/15 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神12勝8敗0分]
神500 100 100=7
巨000 010 000=1
[勝]下柳 12勝3敗
[敗]西村 2勝2敗
▼本塁打
(神)今岡26号・桧山8号・矢野16号
(巨)


 2年前は9.15。今年の「Xデー」はいつだ!? 優勝マジック点灯後初戦となる巨人戦で、初回に今岡が球団新記録となる今季4本目の満塁弾を放ち先制。この日、計5打点で85年のバースを抜く136打点とした。試合開始9分で勝利の六甲おろしが鳴り響き、球団史上初となる3年連続の巨人戦勝ち越しも決定。03年の優勝記念日にマジックを「11」に減らした。最短胴上げは23日の広島戦(倉敷)。Vカウントダウンは止まらない!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/15現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 77 49 5 M11
2中日 70 57 1 7.5
3ヤクルト 64 62 0 5.5
4横浜 56 63 6 4.5
5巨人 57 70 4 3.0
6広島 51 75 3 5.5
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■ マジック「13」点灯!
 出た!灯った!マジック13や!優勝争いのライバルだった中日が横浜戦に敗れたため、首位の阪神に優勝へのマジックナンバー「13」が灯った。これから始まる歓喜のカウントダウンヘ向け、岡田監督は藤川の年間最多登板の日本記録更新も後押しする考え。明日の巨人戦にはプロ野球記録となる4試合連続2ケタ得点の快挙もかかる。数々の栄光をつかみながら、猛虎は最後のゴールを目指す。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/14現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 76 49 5 M13
2中日 70 56 1 6.5
3ヤクルト 63 62 0 6.5
4横浜 55 63 6 4.5
5巨人 57 69 4 2.0
6広島 51 74 3 5.5
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■ G粉砕16点5連勝!
09/13 長崎
◆対巨人19回戦
[阪神11勝8敗0分]
神250 240 003=16
巨100 000 000=1
[勝]井川 12勝7敗
[敗]高橋尚7勝10敗
▼本塁打
(神)金本36号
(巨)


 強い…。ムチの入った岡田阪神は驚異的に強い。16得点を挙げて『伝統の一戦』に大勝。金本が2回に今季2本目の満塁弾を放つなど、序盤早々に5連勝を決めた。球団史をひも解けば、3試合連続2ケタ得点は1952年以来、53年ぶりの快挙。かつての宿敵巨人を軽く蹴散らした。2位・中日の勝利でお預けになった優勝マジック点灯も時間の問題だ。栄光のゴールへ向けたラストスパート。走る猛虎をさえぎるものは何もない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/13現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 76 49 5 ―
2中日 70 55 1 6.0
3ヤクルト 62 62 0 7.5
4横浜 54 63 6 4.5
5巨人 57 69 4 1.5
6広島 51 73 3 5.0
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■ さぁラストスパート!
 最短Vローテの完成や! 岡田監督が盤石の先発ローテを編成した。エース・井川の負担を軽減するため、中6日で13日の巨人戦と20日の中日戦に投入する。久保投手コーチも下柳、安藤を含めた『10勝トリオ』の最多勝争いを奨励。最短胴上げは21日。ノンストップで勝ち続けろ!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/12現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 75 49 5 ―
2中日 69 55 1 6.0
3ヤクルト 62 61 0 6.5
4横浜 54 62 6 4.5
5巨人 57 68 4 1.5
6広島 50 73 3 6.0
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■ 今岡大暴れ!
09/11 甲子園
◆対広島19回戦
[阪神13勝6敗0分]
広000 000 000=0
神530 200 00X=10
[勝]杉山 8勝5敗
[敗]レイボーン2勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)今岡25号


 岡田阪神が驚異のラストスパートに入った。2戦連続の2ケタ得点。2日で計31得点を挙げる圧勝だ。9.11。31歳の誕生日を迎えた今岡が堂々の主役を演じた。4回に通算100本塁打となる25号2ランをバックスクリーンへ。自らの祝砲を含む4安打5打点で打線を引っ張った。2位中日を6差まで追いやり、一騎打ちの対決ムードにも終止符。最短で13日、優勝マジック13が点灯する。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/11現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 75 49 5 ―
2中日 69 55 1 6.0
3ヤクルト 62 61 0 6.5
4横浜 54 62 6 4.5
5巨人 57 68 4 1.5
6広島 50 73 3 6.0
今岡
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■ 勝率1位M15点灯!
09/10 甲子園
◆対広島18回戦
[阪神12勝6敗0分]
広010 100 000=2
神034 402 80X=21
[勝]安藤 10勝5敗
[敗]大島 1勝2敗
▼本塁打
(広)
(神)矢野15号・金本35号・シーツ19号


 爆勝だ!新記録だ!勝率1位マジック点灯だ!阪神が金本の3試合連発となる35号2ラン、シーツの19号3ランなど17安打の猛攻で大量21得点。68年ぶりに球団記録を更新する歴史的大勝で3連勝だ。ライバル中日が巨人に敗れたため、ついに勝率1位のマジック15が灯った。この勢いなら、本物のマジック点灯も間近。エンジン全開の猛虎が、一気にセ界を駆け抜ける。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/10現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 74 49 5 ―
2中日 69 54 1 5.0
3ヤクルト 62 60 0 6.5
4横浜 53 62 6 5.5
5巨人 56 68 4 1.5
6広島 50 72 3 5.0
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■ 千両役者!
09/09 甲子園
◆対広島17回戦
[阪神11勝6敗0分]
広000 100 000=1
神000 101 01X=3
[勝]福原 8勝13敗
[S]藤川 5勝1敗1S
[敗]黒田 12勝9敗
▼本塁打
(広)
(神)金本34号


 まさに千両役者だ。金本が通算1000打点到達を自己最多に並ぶ34号弾で飾った。同点の6回にバックスクリーンを直撃する決勝アーチ。今季は既に1000試合連続出場と1000得点を通過。この組み合わせでの『トリプル1000』は衣笠氏に続く史上2人目の快挙になった。敗れた2位中日を4差まで引き離し、早ければ明日にも勝率1位へのマジック15が点灯。栄光のゴールがはっきりと見えてきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/09現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 73 49 5 ―
2中日 69 53 1 4.0
3ヤクルト 61 60 0 7.5
4横浜 53 61 6 4.5
5巨人 55 68 4 2.5
6広島 50 71 3 4.0
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■ 夢の2桁勝利!
 2けた勝利到達で神話継続や! 10日の広島戦で先発が予想される安藤が、甲子園球場で行われた投手指名練習に参加。王手をかけている今季10勝目に「先発になったときからの目標だった」と意欲を見せた。安藤が登板した後半戦7試合は負け知らず。波に乗る右腕が、コイ斬りを狙う。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/08現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 72 49 5 ―
2中日 69 52 1 3.0
3ヤクルト 61 59 0 7.5
4横浜 52 61 6 5.5
5巨人 54 68 4 2.5
6広島 50 70 3 3.0
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■ 歓喜のV弾!
09/07 ナゴヤドーム
◆対中日19回戦
[阪神10勝9敗0分]
神000 100 011 01=4
中000 000 102 00=3
[勝]久保田5勝4敗23S
[敗]平井 4勝4敗1S
▼本塁打
(神)金本33号・中村豊1号
(中)


 どでかい1勝や!竜虎決戦第2Rは延長11回、伏兵の中村豊が“命がけ”の今季1号で死闘にピリオドを打った。負けられない一戦に岡田監督は猛抗議。9回、絶体絶命の場面では就任後初めてマウンドに足を運び、守護神・久保田にカツを入れた。平田ヘッドが退場する痛手を負いながらも大きな白星。ゲーム差は再び「3」だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/07現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 72 49 5 ―
2中日 69 52 1 3.0
3ヤクルト 61 58 0 7.0
4横浜 51 61 6 6.5
5巨人 53 68 4 2.5
6広島 50 69 3 2.0
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■ 井川またKO!
09/06 ナゴヤドーム
◆対中日18回戦
[阪神9勝9敗0分]
神000 000 002=2
中101 102 00X=5
[勝]中田 5勝2敗
[S]岩瀬 1勝1敗39S
[敗]井川 11勝7敗
▼本塁打
(神)
(中)立浪8号、9号・井端6号


 エースの意地を見せてほしかった。先発・井川が初回に押し出し四球で先制点を許すなど5回8安打3失点で降板。打線もルーキー・中田に2得点に封じ込まれ、大切な“竜虎決戦”第1Rを落とした。これで、中日との差は2ゲームに接近。明日の勝率マジック点灯もお預けとなった。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/06現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 49 5 ―
2中日 69 51 1 2.0
3ヤクルト 60 58 0 8.0
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ やられたらやり返せ!
 岡田監督が明日の中日戦で先発する井川にリベンジ指令を出した。この日、札幌からチームとともに名古屋入り。前回8月31日の中日戦で4回途中KOを食らったエースに「やり返す気持ちは本人が一番思っている。ましてや、やられた相手とすぐやるんやからな」とゲキを飛ばした。この2連戦で連勝すれば、勝率1位のマジック17が点灯。エースの意地の快投に期待だ。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/05現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 48 5 ―
2中日 68 51 1 3.0
3ヤクルト 60 58 0 7.5
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ 藤本V撃!
09/04 札幌ドーム
◆対横浜20回戦
[阪神12勝5敗3分]
神000 100 000 1=2
横000 010 000 0=1
[勝]藤川 5勝1敗
[S]久保田4勝4敗23S
[敗]川村 4勝6敗
▼本塁打
(神)スペンサー9号
(横)


 3連勝や!竜に3差や! 岡田阪神が延長戦を制し、2年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。ヒーローは藤本だ。延長10回1死一、三塁から横浜・川村のフォークを執念で中前に運んだ。3連勝で貯金を今季最多の23に増やし、2位・中日とのゲーム差も「3」に拡大。6日からは名古屋に乗り込み、直接対決2連戦。この勢いで、一気にオレ竜粉砕や!!

■セ・リーグ順位表
[2005/09/04現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 71 48 5 ―
2中日 68 51 1 3.0
3ヤクルト 60 58 0 7.5
4横浜 51 60 6 5.5
5巨人 53 67 4 2.5
6広島 49 69 3 3.0
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■ 猛虎70勝到達!
09/03 札幌ドーム
◆対横浜19回戦
[阪神11勝5敗3分]
神003 001 000=4
横100 000 002=3
[勝]安藤 9勝5敗
[S]久保田4勝4敗22S
[敗]門倉 9勝6敗
▼本塁打
(神)
(横)


 チャンスを確実に生かし、リーグ70勝一番乗りを決めた。制球に苦しむ門倉を3回に攻め立て、連続四球で無死一、二塁とすると、シーツは初球の甘い直球をきっちりと中前へはじき返して同点。なお一、三塁。金本へフルカウントからの7球目を、捕手の相川が大きく後逸する捕逸。鳥谷が勝ち越しのホームを踏む間に、シーツは一塁から一気に三塁へ。この抜け目ない走塁が効く。「あそこで一、三塁になったのが大きかった」と岡田監督。続く今岡がしっかりと外野フライを打ち上げ、シーツを本塁へと迎え入れた。

 この回わずか1安打で3点を奪い、試合をひっくり返したことで、安藤にも、心に余裕が生まれた。「すぐに逆転して、自分のリズムで投げられるようになった」。6回にはその安藤が内野安打を放ち貴重な4点目を加えた。

 9回に1点差まで詰め寄られたが、選手会長の今岡は「この時期は、勝てばいい」。2年ぶりの優勝へ、阪神がまた一歩前進した。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/03現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 70 48 5 ―
2中日 68 50 1 2.0
3ヤクルト 59 58 0 8.5
4横浜 51 59 6 4.5
5巨人 52 67 4 3.5
6広島 49 68 3 2.0
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■ 逃げ切り完全V宣言!
 プレーオフなんてご免や! 岡田監督がペナントレースの“逃げ切り完全V”を宣言した。現在、2位・中日と熾烈な優勝争いを展開。このままいけばセ・リーグ初のプレーオフ突入の可能性もあるが「そんなことは全然考えていない」ときっぱり。明日の横浜戦から、一気のラストスパートで落合竜を突き放す。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/02現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 69 48 5 ―
2中日 67 50 1 2.0
3ヤクルト 59 57 0 7.5
4横浜 51 58 6 4.5
5巨人 51 67 4 4.5
6広島 49 67 3 1.0
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■ 今岡竜倒!
09/01 甲子園
◆対中日17回戦
[阪神9勝8敗0分]
中100 000 000=1
神003 030 20X=8
[勝]下柳 11勝3敗
[敗]山本昌7勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)今岡23号、24号


 さすが…。羨望の眼差しは一点に集まる。猛虎の雄々しい背番号7に―。「絶対に負けられない試合だった」。だから絶対に打つと決めていた。背後に迫る憎き落合竜。追い落としたのは今岡だった。

 同点とした3回。なお2死一塁から山本昌の初球シンカーを叩いた。「ストライクなら何でもいこうと思っていた」。2戦連発の23号は左翼席へ。殊勲の勝ち越し弾も『今岡劇場』の序章に過ぎなかった。

 こう着しかけた5回。1死一、三塁の好機、目前で登板した鈴木との全球直球勝負を制した。「そろそろスライダーかなと思っているうちに…」。6連続ファウルの後、最後10球目を左翼席へ。会心24号。今季初、通算4度目の2打席連発には岡田監督もしびれた。

 「2本とも見事。特に2本目は今岡にしか打てない。相手をあきらめさせるすごい打ち方!」

 疲労蓄積の夏場。右手バネ指の持病も考慮して、実は先週まで860グラムまで軽量化したバットを使っていた。持つ者にしか分からない微妙なバランス差。運命の天王山決戦を前に900グラムの従来型に戻した。そして、華々しい2戦3発は生まれた。

 前夜は逆転につながる失策を犯した守備。同じ3回、同じ荒木の打球を横っ飛びで好捕した。7回の中越え適時三塁打を合わせて計6打点。まさに打って守って一戦必勝をつかみとった。

 岡田監督続投の決定は試合後に報道陣から知らされた。「もちろん来年もやって欲しい。その前に今年、胴上げしてね」。失意の2軍降格も経験した5年前。「一番辛いときに声をかけてくれたのが(当時2軍監督の)岡田監督だった」。恩を返すには『優勝』しかないと誓う。「試合は残り少ない。出し惜しみすることなくやる」。選手会長の輝く両目には栄光の秋しか映っていない。

■セ・リーグ順位表
[2005/09/01現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 69 48 5 ―
2中日 67 49 1 1.5
3ヤクルト 58 57 0 8.5
4横浜 51 58 6 4.0
5巨人 51 66 4 4.0
6広島 48 67 3 2.0
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