2006.09.30 Saturday
■ まだ終わってない!
09/30 甲子園
◆対中日21回戦
[阪神6勝14敗1分]
中000 020 320=7
神100 000 000=1
[勝]山本昌10勝7敗
[敗]福原 12勝5敗
▼本塁打
(中)
(神)
チーム24年ぶりの10連勝のかかった一戦で、阪神はミスから失点を重ねて痛すぎる逆転負け。中日のマジックは7に減り、再び3ゲーム差とされた。それでもなお、ナインは夢をあきらめない。ノーヒットノーラン男・山本昌から意地の先制打を放った金本は「あしたも勝つんや」と断言。全てをかけて、オレ竜とのラストバトルに挑む。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/30現在]
勝 敗 分 差
1中日 79 50 5 M7
2阪神 79 56 4 3.0
3ヤクルト 66 66 2 11.5
4巨人 62 74 2 6.0
5広島 57 73 5 2.0
6横浜 54 79 3 4.5
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2006.09.29 Friday
■ 今岡復活!
09/29 甲子園
◆対中日20回戦
[阪神6勝13敗1分]
中000 000 000=0
神010 000 30X=4
[勝]下柳 12勝11敗
[S]藤川 5勝16S
[敗]川上 16勝6敗
▼本塁打
(中)
(神)
背番号7の復活に甲子園が揺れた。阪神の2006年を決める運命の中日3連戦。その初戦で1−0の7回、2死満塁から代打・今岡が右中間を破る3点タイムリー二塁打を放った。右手故障による離脱を経て、実に105日ぶりの安打。チームも6年ぶり9連勝を決めた。首位と2ゲーム差は前半戦終了時以来の接近。球史に残る“奇跡”へ。予感は確信へ変わろうとしている。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/29現在]
勝 敗 分 差
1中日 78 50 5 M9
2阪神 79 55 4 2.0
3ヤクルト 66 65 2 11.5
4巨人 62 73 2 6.0
5広島 56 73 5 3.0
6横浜 53 79 3 4.5
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2006.09.28 Thursday
■ 奇跡へ8連勝!
09/28 甲子園
◆対広島21回戦
[阪神14勝5敗2分]
広000 000 000=0
神200 000 40X=6
[勝]杉山 4勝4敗
[敗]佐々岡7勝8敗
▼本塁打
(広)
(神)金本23号
猛虎の奇跡の進撃はもう止まらない! 主砲・金本が初回、先制23号2ランを右中間席へ叩き込み、快勝へと導いた。夢をつなぐ2年ぶり8連勝。そして、ついに最終決戦へ。明日からの3日間、本拠地・甲子園で中日を迎え撃つ。マンモスを揺らす大観衆の前でアニキは約束した。絶対に勝つと―。奇跡の扉は目の前にある。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/28現在]
勝 敗 分 差
1中日 78 49 5 M9
2阪神 78 55 4 3.0
3ヤクルト 66 64 2 10.5
4巨人 62 73 2 6.5
5広島 56 73 5 3.0
6横浜 52 79 3 5.0
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2006.09.27 Wednesday
■ 男泣き完投!
09/27 甲子園
◆対広島20回戦
[阪神13勝5敗2分]
広000 000 010=1
神000 410 00X=5
[勝]井川 12勝9敗
[敗]ロマノ5勝9敗
▼本塁打
(広)
(神)シーツ19号・濱中19号
甲子園との惜別の涙なのか…。完投12勝目を挙げた井川がマウンド上で感極まった。最近の不調を振り払う9月初勝利。チームを今季最長7連勝へ導き、逆転連覇の夢をつないだ。米大リーグ挑戦の志望を胸に抱き続け、今オフも球団側にポスティング・システムの利用を申し出るのは必至。今季最後となる本拠地登板で見せた号泣は“別れの儀式”だったのか?
■セ・リーグ順位表
[2006/09/27現在]
勝 敗 分 差
1中日 77 49 5 M10
2阪神 77 55 4 3.0
3ヤクルト 65 64 2 10.5
4巨人 62 72 2 5.5
5広島 56 72 5 3.0
6横浜 52 78 3 5.0
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2006.09.26 Tuesday
■ 鳥谷千金弾!
09/26 甲子園
◆対広島19回戦
[阪神12勝5敗2分]
広000 001 100=2
神200 001 00X=3
[勝]安藤 8勝3敗
[S]藤川 5勝15S
[敗]小島 1敗
▼本塁打
(広)
(神)鳥谷14号
ついに出ましたV宣言!? 鳥谷が1点差に詰め寄られた6回に事実上の決勝点となる14号ソロ。お立ち台で「一つずつ勝って最終的には優勝したい」と大観衆の前でアピールした。週末の中日戦へと続く大事な6連戦の初戦を取り、今季2度目の6連勝。サヨナラ勝ちした中日との差は3と変わらなかったが、クールな男から「優勝」の2文字が飛び出たとなれば、その気、いや本気になるしかない!
■セ・リーグ順位表
[2006/09/26現在]
勝 敗 分 差
1中日 76 49 5 M11
2阪神 76 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.5
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 71 5 3.0
6横浜 52 77 3 5.0
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2006.09.25 Monday
■ 雑草魂で堂上超えや!
高校生ドラフトが都内のホテルで行われ、阪神は1巡目で長崎日大・野原内野手の交渉権を獲得した。愛工大名電・堂上の外れ1位での指名となったが「プロでは負けたくありません」と断言。甲子園出場こそないものの、1メートル84の大型内野手が常勝猛虎の未来を背負う。また、3巡目で智弁和歌山・橋本捕手、4巡目で日本文理・横山投手を指名した。
★野原 将志(のはら まさし) 1988年(昭63)4月4日、長崎県南高来郡有家町(現南島原市)出身の18歳。有家小1年からソフトボールを始める。有家中野球部では1年から外野手で定位置を取り、同年に九州大会3位。長崎日大では1年春から遊撃のレギュラー。高校通算30本塁打。好きな選手はイチロー(マリナーズ)。1メートル84、85キロ。右投右打。
★橋本 良平(はしもと りょうへい) 1988年(昭63)9月28日、大阪市平野区出身の17歳。瓜破西小4年から八尾フレンド(硬式)で野球を始める。瓜破西中1年から同チームで捕手専任。2年からレギュラーになり3年春に全国優勝を経験する。智弁和歌山では1年夏から背番号2で4番。2年夏、3年春夏に甲子園出場。1メートル82、88キロ。右投右打。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/25現在]
勝 敗 分 差
1中日 75 49 5 M12
2阪神 75 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.0
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 70 5 2.5
6横浜 52 76 3 5.0
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2006.09.24 Sunday
■ 超美技3発!
09/24 東京ドーム
◆対巨人20回戦
[阪神10勝10敗0分]
神100 030 000=4
巨000 001 000=1
[勝]福原 12勝4敗
[S]藤川 5勝14S
[敗]姜建銘3勝1敗
▼本塁打
(神)
(巨)号
飛んで、飛んで、また飛んで。藤本が超美技3発で5連勝を呼び込んだ。5回無死一、三塁から清水のライナーを1メートル垂直跳びで抑えたほか、センターへ抜けそうな打球へのダイブも2度。苦しい福原を救い、チームを救い、敗れた中日とのゲーム差はいよいよ3.0。奇跡のVへ、猛虎の末脚が加速してきた。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/24現在]
勝 敗 分 差
1中日 75 49 5 M12
2阪神 75 55 4 3.0
3ヤクルト 64 64 2 10.0
4巨人 62 71 2 4.5
5広島 56 70 5 2.5
6横浜 52 76 3 5.0
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2006.09.23 Saturday
■ V弾や猛打賞や!
09/23 東京ドーム
◆対巨人19回戦
[阪神9勝10敗0分]
神020 211 041=11
巨100 000 010=2
[勝]下柳 11勝11敗
[敗]内海 12勝12敗
▼本塁打
(神)濱中18号・藤本3号
(巨)小久保18号
不死鳥がいる限り虎は死なない。1点を追う2回無死一塁で浜中が左翼スタンドへ逆転2ランを放った。9月3日の横浜戦以来13試合ぶりの一発は自己最多タイに並ぶ18号。42試合ぶりの猛打賞を記録するなど、これまで対戦防御率0.87を誇る内海を粉砕した。今季7度目の4連勝で貯金は今季最多の「19」。再び首位中日とのゲーム差は4。トラの辞書にギブアップの文字はない。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/23現在]
勝 敗 分 差
1中日 75 48 5 M12
2阪神 74 55 4 4.0
3ヤクルト 63 64 2 10.0
4巨人 62 70 2 3.5
5広島 56 69 5 2.5
6横浜 51 76 3 6.0
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2006.09.22 Friday
■ 全勝あるのみ!
熱戦再開を前に猛虎戦士がそれぞれの“全勝”を宣言した。金本は残りカード4戦全勝が条件の巨人戦4年連続勝ち越しを狙い、安藤は残り3勝に迫る2年連続2ケタ勝利到達を目指し、浜中は残り14戦全勝を“究極目標”に掲げた。3日間の充電を経て、明日の巨人戦から最後の戦いへ。中日追撃へ一戦必勝の精神は揺るがない。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/22現在]
勝 敗 分 差
1中日 75 47 5 M12
2阪神 73 55 4 5.0
3ヤクルト 62 64 2 10.0
4巨人 62 69 2 2.5
5広島 55 69 5 3.5
6横浜 51 75 3 5.0
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2006.09.21 Thursday
■ 出塁せなアカン!
ミッションは1つ。塁に出ろ! 岡田監督が打撃不振に悩む赤星に「1番は出塁せなアカン。出ることだけを考えればええ」と猛ゲキを飛ばし、甲子園球場での全体練習では約30分以上も続いた特打を見守った。赤星は目下打率.273で出塁率も.348と低迷。4年連続となる打率3割もピンチだ。残り14試合。猛虎の命運は切り込み隊長の復活に懸かっている。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/21現在]
勝 敗 分 差
1中日 74 47 5 M13
2阪神 73 55 4 4.5
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 74 3 4.0
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2006.09.20 Wednesday
■ 雪辱ローテ!
奇跡を呼ぶ竜倒ローテが決まった。23日からの巨人2連戦では下柳、福原が先発。来週末29日からの中日3連戦は、2人に安藤を加えた形で臨むこととなった。文字通り今シーズン最後となる首位決戦。5勝13敗1分という8つの負け越しが、ここまでの順位の差となって表れた。無論、直接対決では3連勝あるのみだが、まずは目の前の戦いが最重要。23日からの巨人2連戦は、ともに2勝1敗という相性も重視して下柳、福原の順で臨む。
「タイトルとかは考えてない。チームが勝つことだけです」
殊勝に語った福原は3試合連続完投中で、防御率もリーグ2位の2.11。敵地・東京ドームでも完投すれば、03年の井川以来チーム4年ぶりの4連続完投となる。
巨人戦を終えると、甲子園に移動して広島と3連戦。26日の初戦に安藤が回ると、次は中4日で10月1日の中日戦。天王山1、2戦を再び下柳、福原でまかなう。
タイトな調整を強いられる安藤も、願ったりかなったりの状況だ。3日の横浜戦から3連勝中で現在7勝。2年連続となる2ケタ勝利が、手の届くところまできた。
「全部勝てれば可能性がないわけじゃない。勝てばチームに貢献することにもなりますからね」
“実績”もある。同じく中4日となった12日の広島戦と17日の中日戦に連勝。今週は休養を取って、中8日で勝負をかける。これまた、前回の中4日と同じパターンだ。
この日は、揃って甲子園での投手指名練習に参加。下柳、福原が揃ってダッシュを精力的にこなすと、安藤はポール間走で汗を流した。
泣いても笑っても残りは14試合。持てる力を出し尽くすしかない。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/20現在]
勝 敗 分 差
1中日 74 47 5 M13
2阪神 73 55 4 4.5
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 74 3 4.0
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2006.09.19 Tuesday
■ 夢繋ぐ完投!
09/19 甲子園
◆対ヤクルト19回戦
[阪神10勝8敗1分]
ヤ000 000 001=1
神002 004 30X=9
[勝]杉山 3勝4敗
[敗]川島 2敗
▼本塁打
(ヤ)リグス36号
(神)関本9号
お見事!杉山がプロ初完投初完封勝利を記録した昨年9月11日の広島戦以来となる完投勝利を挙げた。9回1死からリグスに惜しくも完封目前で被弾。それでも5安打1失点の快投に、打ってはタイムリーという活躍だった。貯金を今季最多の18とし、中日とのゲーム差は再び4に。前半戦は苦しんだ若き右腕は、奇跡を信じる虎党とともに戦い続ける。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/19現在]
勝 敗 分 差
1中日 73 47 5 M14
2阪神 73 55 4 4.0
3ヤクルト 62 63 2 9.5
4巨人 62 69 2 3.0
5広島 54 69 5 4.0
6横浜 51 73 3 3.5
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2006.09.18 Monday
■ 神風吹いた?
09/18 甲子園
◆対ヤクルト18回戦
[阪神9勝8敗1分]
ヤ200 011 100 00 =5
神011 003 000 01x=6
[勝]久保田5勝6敗16S
[敗]館山 2勝5敗3S
▼本塁打
(ヤ)リグス34号、35号
(神)関本8号・矢野16号
延長11回、無死満塁。フラフラ上がった浜中の打球を青木がポロリと落とし、今季9度目のサヨナラ勝ちで白星を拾った。負けられない虎の命綱となったのは、90日ぶりのマウンド揃い踏みとなったJFKトリオだ。藤川、ウィリアムス、久保田の順に9回からの3イニングをゼロ封。苦しいチームに“神風”を吹かせた。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/18現在]
勝 敗 分 差
1中日 73 46 5 M14
2阪神 72 55 4 5.0
3ヤクルト 62 62 2 8.5
4巨人 61 69 2 4.0
5広島 54 68 5 3.0
6横浜 50 73 3 4.5
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2006.09.17 Sunday
■ 全敗阻止弾!
09/17 ナゴヤドーム
◆対中日19回戦
[阪神5勝13敗1分]
神000 000 200=2
中000 000 000=0
[勝]安藤 7勝3敗
[S]藤川 5勝13S
[敗]朝倉 10勝5敗
▼本塁打
(神)金本22号
(中)
わずかに夢をつないだ。金本の放った左越え2ランで、連敗を「2」でストップ。最後の最後に、球団史上初となる同一カードビジターゲーム全敗も阻止した。明日には「先発4番連続出場」の歴代1位、松井秀(現ヤンキース)の415試合に並ぶアニキ。わずかな可能性を最後まで信じる世界の鉄人の戦いはまだまだ終わらない。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/17現在]
勝 敗 分 差
1中日 72 46 5 M15
2阪神 71 55 4 5.0
3ヤクルト 62 61 2 7.5
4巨人 61 68 2 4.0
5広島 53 68 5 4.0
6横浜 50 72 3 3.5
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2006.09.16 Saturday
■ 屈辱の虎…
09/16 ナゴヤドーム
◆対中日18回戦
[阪神4勝13敗1分]
神000 000 000=0
中100 200 00X=3
[勝]山本昌9勝7敗
[敗]福原 11勝4敗
▼本塁打
(神)
(中)井端6号・ウッズ34号
勝って逆転Vの望みをつなぎにいった試合で、球団史上41年ぶりの悲劇を味わった。阪神にとっては1965年10月2日の広島戦で外木場義郎に喫して以来、10度目となる被ノーヒットノーラン。天王山2連敗でゲーム差を6とされ、竜のシッポがはるかかなたに遠のいた。
自軍が演じるはずだった“ミラクル”を、逆に山本昌にやられた。9回1死からは、昨年9月7日に同じナゴヤドームで劇的な延長アーチを放った中村豊が代打で登場。ファンも普段は得点シーンでしか歌わない「六甲おろし」をコンバットマーチに使って、せめてもの一矢を信じた。だが、あえなく三ゴロ。28人目の赤星も倒れて、準完全試合が完結した。
「そら、ノーヒットじゃな…。きのうもやけど、きょうもなあ。ここに来たら打てんよな。よう分からんけど、ピタッと止まってしまう」
岡田監督は悔しさをかみ殺し、静かに話した。今季、ナゴヤドームでは1勝もできないまま10連敗。1試合平均1.6点しか奪えず、打率は.177だ。「ノーヒットノーラン?学生時代もやられた記憶ないわ」。指揮官にとっては、野球人生初の屈辱だった。
「あきらめない」を合言葉に直前13試合で11勝1敗1分けと快進撃を続け、勇んで臨んだ中日との名古屋決戦。18イニングゼロ行進で連敗し、連覇の夢は風前のともしびとなった。だが、せめて意地は見せたい。「あした、もう1つな。1年間負けてられへんからな」と岡田監督。正田打撃コーチも「あしたは今シーズンのすべてをぶつけるつもりで戦ってもらいたい。前を向かないと」と続けた。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/16現在]
勝 敗 分 差
1中日 72 45 5 M15
2阪神 70 55 4 6.0
3ヤクルト 62 61 2 7.0
4巨人 61 67 2 3.5
5広島 53 68 5 4.5
6横浜 49 72 3 4.0
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2006.09.15 Friday
■ もう連勝しかない!
09/15 ナゴヤドーム
◆対中日17回戦
[阪神4勝12敗1分]
神000 000 000=0
中200 001 31X=7
[勝]川上 15勝5敗
[敗]下柳 10勝11敗
▼本塁打
(神)
(中)
快進撃が鬼門で止まった。中日との天王山第1ラウンド。初回先頭・荒木の打球を赤星がいきなり失策するなど、リズムに乗れないまま0−7と完敗した。ナゴヤドーム9連敗で、ゲーム差は5に拡大。それでも、ナインは前を向く。「あしたもあるんや」と主砲・金本。勝って、勝って、連覇の夢をつなぎにいく。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/15現在]
勝 敗 分 差
1中日 71 45 5 M17
2阪神 70 54 4 5.0
3ヤクルト 61 61 2 8.0
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 67 5 3.5
6横浜 49 71 3 4.0
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2006.09.14 Thursday
■ 竜に並ぶ70勝!
09/14 広島
◆対広島18回戦
[阪神11勝5敗2分]
神010 100 020=4
広000 200 000=2
[勝]ダーウィン1勝2敗2S
[S]ウィリアムス2勝2敗2S
[敗]高橋 2勝3敗
▼本塁打
(神)金本21号
(広)新井24号
ついに竜のしっぽが見えた! 2−2の8回、2死満塁から鳥谷の遊撃2点タイムリー内野安打で勝ち越し、今季70勝目を決めた。破竹の5連勝で最大9ゲームあった首位・中日とのゲーム差も「4」まで縮まった。2003年の「V記念日」となる明日15日からは、いよいよナゴヤドームで3連戦。大一番へ猛虎は全力で挑む。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/14現在]
勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 70 53 4 4.0
3ヤクルト 60 61 2 9.0
4巨人 60 67 2 3.0
5広島 53 66 5 3.0
6横浜 49 71 3 4.5
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2006.09.13 Wednesday
■ 球児が締めて4.5差!
09/13 広島
◆対広島17回戦
[阪神10勝5敗2分]
神301 010 000=5
広013 000 000=4
[勝]桟原 1勝
[S]藤川 5勝12S
[敗]フェリシアー1敗
▼本塁打
(神)シーツ18号
(広)前田18号
熱い秋は今、始まったばかりだ。1点リードで迎えた9回から6番手として登板した藤川が1回打者4人から3三振を奪う好投で接戦を締めくくった。4連勝で首位中日とのゲーム差もついに“射程圏”の「4.5」。「勝ち続ければ優勝できると思うんで」。信じる思いは虎党も同じ。連覇の夢がかなうその時まで、あんたを信じてついていくで!
■セ・リーグ順位表
[2006/09/13現在]
勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 69 53 4 4.5
3ヤクルト 60 60 2 8.0
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 65 5 2.5
6横浜 48 71 3 5.5
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2006.09.12 Tuesday
■ 量産モードや!
09/12 広島
◆対広島16回戦
[阪神9勝5敗2分]
神203 01=6
広100 10=2
(5回降雨コールド)
[勝]安藤 6勝3敗
[敗]大竹 4勝12敗
▼本塁打
(神)金本19号、20号・鳥谷13号
(広)梵7号
アニキが量産態勢に入った。2006年を決する運命の8連戦。その初戦から金本が全開だ。初回に右越え先制弾を放つと、5回にはバックスクリーン直撃弾。3年連続の20本塁打到達にも「数字のことはええよ」と勝利のみに胸を張る。5回降雨コールド勝ちに岡田監督は天恵を感じ取った。間違いない。風は猛虎に吹き始めた。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/12現在]
勝 敗 分 差
1中日 70 45 5 M19
2阪神 68 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.5
4巨人 60 67 2 3.5
5広島 53 64 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.0
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2006.09.11 Monday
■ 猛虎投手陣総動員!
戦力総動員で一戦必勝! 岡田監督が明日からの8連戦を前に「毎日毎日が勝負。目いっぱいいく」と悲壮な決意を語った。腰痛のため離脱していた久保田が1軍復帰を果たし、JFKトリオも復活。先発陣も中4日の強行軍を厭わず、全勢力を挙げて首位・中日を追う。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/11現在]
勝 敗 分 差
1中日 69 45 5 M20
2阪神 67 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.0
4巨人 60 66 2 3.0
5広島 53 63 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.5
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2006.09.10 Sunday
■ 次は竜倒!
09/10 甲子園
◆対横浜最終戦
[阪神18勝4敗0分]
横000 000 001=1
神310 010 10X=6
[勝]福原 11勝3敗
[敗]土肥 2勝5敗
▼本塁打
(横)
(神)矢野14号、15号
ミラクルは“福の神”が運んでくる。福原の2連続完投勝利で奇跡の逆転Vに夢をつないだ。横浜打線を5安打1失点で自己最多の11勝目をマーク。規定投球回にも今季初めて到達して、防御率2.03はいきなり2位にランクインだ。今季の横浜戦は18勝4敗でフィニッシュ。頼れる右腕が次回マウンドに立つのは16日の中日戦。敵地で悲願の竜倒も任せたで!
■セ・リーグ順位表
[2006/09/10現在]
勝 敗 分 差
1中日 69 45 5 M20
2阪神 67 53 4 5.0
3ヤクルト 60 60 2 7.0
4巨人 60 66 2 3.0
5広島 53 63 5 2.0
6横浜 48 71 3 6.5
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2006.09.09 Saturday
■ 誓いの一発!
09/09 甲子園
◆対横浜21回戦
[阪神17勝4敗0分]
横100 001 001=3
神001 030 10X=5
[勝]下柳 10勝10敗
[S]ウィリアムス2勝2敗1S
[敗]門倉 8勝8敗
▼本塁打
(横)
(神)金本18号・林4号
決意の“本塁打宣言”から3日目。猛虎の主砲が約束通り勝利の一撃を秋の夜空に打ち上げた。同点で迎えた5回。2死一、二塁の好機で金本が決勝の18号アーチを左翼席へ運んだ。14試合60打席ぶりに生まれた9月初弾だ。5差で追う中日追撃へ負けられない日々。連勝再びへ、4番打者が弾みをつけた。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/09現在]
勝 敗 分 差
1中日 68 45 5 M21
2阪神 66 53 4 5.0
3ヤクルト 60 59 2 6.0
4巨人 59 66 2 4.0
5広島 53 62 5 1.0
6横浜 48 70 3 6.5
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2006.09.08 Friday
■ 藤川フル回転頼む!
さあ神風が吹いてきた! 中日が5点差を守れずサヨナラ負け。試合のなかった阪神とのゲーム差は8月9日以来、1カ月ぶりに「5」に縮まった。岡田監督は、明日からの横浜2連戦を前に「もう大丈夫やろ。投げさせるよ」と藤川の起用を明言。8月31日の中日戦以来マウンドから離れている右腕が夢を夢では終わらせない。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/08現在]
勝 敗 分 差
1中日 67 45 5 M22
2阪神 65 53 4 5.0
3ヤクルト 60 58 2 5.0
4巨人 58 66 2 5.0
5広島 53 61 5 0.0
6横浜 48 69 3 6.5
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2006.09.07 Thursday
■ 闘争心衰えず!
09/07 甲子園
◆対巨人18回戦
[阪神8勝10敗0分]
巨200 100 000=3
神000 000 000=0
[勝]グローバ5勝7敗
[S]高橋尚1勝3敗11S
[敗]井川 11勝9敗
▼本塁打
(巨)李38号、39号
(神)
痛い1敗には違いない。3点を追う8回、1死満塁から関本、シーツが豊田の前に連続三振。ワンチャンスをものにできず連勝は6で止まった。だが、ナインの闘争心は衰え知らず。7回には、フェンス激突を恐れない矢野の好捕も出た。首位・中日も仲良く負けた。1日休んで、仕切り直しや!
■セ・リーグ順位表
[2006/09/07現在]
勝 敗 分 差
1中日 67 44 5 M22
2阪神 65 53 4 5.5
3ヤクルト 60 57 2 4.5
4巨人 57 66 2 6.0
5広島 52 61 5 0.0
6横浜 48 69 3 6.0
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2006.09.06 Wednesday
■ マジック消したる!
ホームランを打ちたいんや! ここ12試合本塁打のない金本。巨人戦が降雨中止となったこの日、「だから今、ホームランを打つ練習をしとるんや」とアーチ量産を宣言した。「(中日の)優勝マジックが消えるぐらいまで近づいていきたいわな」。この日中日が敗れ、ゲーム差は5.5と“半歩”接近。15日からの直接対決で一気に接近すべく、6連勝中のチームに自らのバットでさらなる弾みをつける。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/06現在]
勝 敗 分 差
1中日 67 43 5 M23
2阪神 65 52 4 5.5
3ヤクルト 59 57 2 5.5
4広島 52 60 5 5.0
5巨人 56 66 2 1.0
6横浜 47 69 3 6.0
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2006.09.05 Tuesday
■ 今季初6連勝!
09/05 甲子園
◆対巨人17回戦
[阪神8勝9敗0分]
巨000 101 000=2
神000 212 00X=5
[勝]福原 10勝3敗
[敗]パウエル 9勝9敗
▼本塁打
(巨)
(神)
今季初の6連勝! 1点を追う4回、金本の激走三塁打を口火に浜中の二塁打で同点に追いつくと、矢野の左前打で逆転。5回にシーツの適時打、6回に再び矢野の2点適時打と、3イニング連続得点で巨人を突き放した。勝った首位・中日とのゲーム差は「6」のまま縮まらなかったが、日増しに高まる逆転Vのムードとともに、猛虎は奇跡へ走り続ける。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/05現在]
勝 敗 分 差
1中日 67 42 5 M23
2阪神 65 52 4 6.0
3ヤクルト 58 57 2 6.0
4広島 52 60 5 4.5
5巨人 56 66 2 1.0
6横浜 47 69 3 6.0
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2006.09.04 Monday
■ 最終兵器!
天王山に間に合う! 右手首痛と右手中指の手術から再起を期す今岡が15日からの中日3連戦で1軍復帰する可能性が出てきた。
右手の完治を優先するため、2日からの四国2軍遠征には帯同せず、鳴尾浜球場で約1時間の特守や打ち込みに専念。前日3日には故障後2度目となるシート打撃を敢行し、ルーキー・岩田を相手に実戦形式の打撃練習を行えるまでに回復した。明日5日からのウエスタン・広島戦にも帯同せず、引き続き別メニュー調整を行う。水谷2軍育成チーフ兼打撃コーチも「強く振れてきた。これからはどんどん投手の球を打てるようになるだろう」と話すなど、実戦復帰へ向けて着々と段階を踏んでいるもようだ。
2軍からの報告を受けた岡田監督ら1軍首脳陣も今岡の復帰時期を検討中。あくまでも右手の状態次第だが、早ければ8日からのウエスタン・ソフトバンク戦で実戦復帰する可能性が高い。連覇を狙う上で貴重な戦力となる昨年の打点王が、首位・中日との決戦へ向けて順調に調整を進めている。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/04現在]
勝 敗 分 差
1中日 66 42 5 M24
2阪神 64 52 4 6.0
3ヤクルト 58 56 2 5.0
4巨人 56 65 2 5.5
5広島 51 60 5 0.0
6横浜 47 68 3 6.0
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2006.09.03 Sunday
■ 気迫のプロ初完封!
09/03 横浜
◆対横浜20回戦
[阪神16勝4敗0分]
神003 020 030=8
横000 000 000=0
[勝]安藤 5勝3敗
[敗]三橋 2勝1敗
▼本塁打
(神)シーツ17号・濱中17号
(横)
虎の優ちゃんも鉄腕や! 安藤がプロ初完封。リリーフで登板した8月31日の中日戦から、中2日での快投だった。背番号16の気迫に導かれるように、チームも今季4度目の5連勝。首位・中日が巨人に敗れたため、ゲーム差も「6」まで縮まった。5日からの巨人戦も3タテして連勝を「8」に伸ばし、逆に中日が8日の広島戦まで連敗すれば、中日の優勝マジックは消滅する。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/03現在]
勝 敗 分 差
1中日 66 42 5 M24
2阪神 64 52 4 6.0
3ヤクルト 58 56 2 5.0
4巨人 56 65 2 5.5
5広島 51 60 5 0.0
6横浜 47 68 3 6.0
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2006.09.02 Saturday
■ 救世主!?
09/02 横浜
◆対横浜19回戦
[阪神15勝4敗0分]
神030 200 000=5
横000 200 100=3
[勝]杉山 2勝4敗
[S]吉野 1S
[敗]那須野3勝7敗
▼本塁打
(神)鳥谷12号・矢野13号
(横)石井5号
負担を一身に背負う藤川を“救援”する左腕が猛虎にいた。9月初戦となった横浜戦。2点リードの9回に登場した吉野が打者3人を内野ゴロ3つに抑え、プロ7年目にして初セーブを挙げた。リーグ優勝した3年前にはブルペンの一角を担った男。藤川温存で連勝を4に伸ばした岡田監督も復活を喜ぶ。中日を追撃する秋の陣へ、貴重な戦力が加わった。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/02現在]
勝 敗 分 差
1中日 66 41 5 M24
2阪神 63 52 4 7.0
3ヤクルト 58 55 2 4.0
4巨人 55 65 2 6.5
5広島 50 60 5 0.0
6横浜 47 67 3 5.0
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2006.09.01 Friday
■ 球児を救え!
中日3連戦に2勝1分けで7差とした阪神は、岡田監督が先発陣に“救援指令”を出した。奇跡の逆転Vへ夢をつないだ猛虎だが、反撃の旗印ともいえる藤川が3試合連続失点中と勢いにかげりが見えている。明日からの横浜戦には杉山と中日戦に救援登板した安藤の先発が濃厚。完投を合言葉に、竜のしっぽに最後まで食らいつく。
■セ・リーグ順位表
[2006/09/01現在]
勝 敗 分 差
1中日 65 41 5 M25
2阪神 62 52 4 7.0
3ヤクルト 57 55 2 4.0
4巨人 55 64 2 5.5
5広島 50 59 5 0.0
6横浜 47 66 3 5.0
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