虎番記者席

■ 復活へ『5』〜!
 「5」番をオレ色に染めてやる! 浜中が来季から背番号を「31」から「5」に変更することが発表された。今季は右肩手術からの1軍復帰を果たし、ミスタータイガースの象徴でもあった背番号を晴れて“卒業”。来季は新たな背番号で完全復活、レギュラー奪回に挑む。これを受けて林が「31」番を付けることも決定した。
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■ 誓う日本一!
 『阪神タイガース2005年セ・リーグ優勝祝賀会』が大阪・北区のホテルで行われた。手塚オーナーは、約1500人の招待客に、常勝軍団を作ることを約束。岡田監督も「素晴らしい忘れ物を取りに行く」と日本一を宣言し、大きな拍手を浴びた。
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■ 中継ぎ拒否!
 最低ラインに届かなければ、中継ぎやめる! 日本新記録となる80試合に登板し、最優秀中継ぎ投手賞に輝いた藤川が、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸から4800万円増の7000万円(金額は推定)の球団提示を不服として保留した。希望額の9000万円に遠く及ばない提示に、会見では「この額なら来年、中継ぎはできない。分かってもらうまで言う」と越年も辞さずの構えを見せた。
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■ 幸せ太り宣言!?
 先発ローテ死守へ1日4食だ! 能見がABC系テレビの「虎バン」に出演。収録後、2年目の飛躍へ体重アップを誓った。

 「冬場に体重が落ちるので、ケーキとかカロリーの高いものを食べて、キャンプまでには増やしておきたいですね」

 シーズン中は71キロだったのが、今では70キロあるかないか。夏場に体重が減ることを考えると、“貯金”は多ければ多い方がいい。キャンプインまでの目標は73キロ。一度に量を食べられないことから、「4回に分けてでも」と意欲を燃やす。

 心強い味方がいる。すでに入籍を済ませた千江子夫人とは、12月から新婚生活を始める構え。学生時代、栄養学を専攻した新妻のアシストがあれば、これほどありがたいことはない。

 「開幕ローテ?もちろん。先発にはこだわっているのでね」。1年目の今季は開幕ローテをつかみながらも、5月以降に失速。特に7、8月は1軍でわずか3試合の登板に終わった。「寝る前にはモチでも食べます」。細身の左腕が“大食いトレ”で、さらなるレベルアップを目指す。
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■ 桧山の誓い!
 右翼死守して3割、20発や! 桧山が1997年以来9年ぶりとなる20本塁打を来季の目標に掲げた。2年ぶりの打率3割にも意欲を見せ、プロ15年目で自身初の“同時大台”を狙う。

 この日は京都市北区の児童養護施設「京都聖嬰会」を訪問。約30人の児童と腕相撲やサイン会などでふれ合いの時間を過ごした。「ボクがパワーを与えているようで、逆にパワーをもらっているんです」。積極的な福祉活動の中、来季への闘争心も高まってきた。

 「自分はそんなにこぢんまりしたタイプじゃないと思ってるから。ホームランを捨てるわけにはいかない。いいところを出していきたい」

 今季は8本塁打。100試合以上に出場したシーズンでの1ケタは95年(8本)に次いで2度目の屈辱だった。毎年のように右翼の定位置を争ってきたが、来季はスペンサーに浜中、林も加わる最大の激戦。かつての4番は勝利の策を、アーチ増産に見いだした。

 「一昨年は18本打ってる。20本は試合に出続ければいける。1つの数字に絞るんじゃなく、3割もね。すべてにおいて欲深くいきたい」

 出れば、打つ。自信も技術の裏付けもある。年明けは1月5日から例年通りグアムで始動。「体が一番。1年間フルに出られる体づくりをする」と意気込む。ライトスタンドからの声援を最も近くで聞ける居心地の良い場所。簡単に渡すつもりはない。
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■ 納得できん!
 ダウン提示に怒り爆発! 浜中が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円ダウンの年俸3800万円を保留した。阪神では今季の保留第1号。右肩の故障を乗り越えて交流戦から戦列復帰。リーグ優勝に貢献したが、球団は厳しい評価。この日の交渉は平行線のまま物別れし、長期戦の様相を呈してきた。
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■ オレに任せろ!
 阪神選手会は神戸市内での総会で役員改選を行い、赤星の選手会長就任が正式に決定した。大役を任された新選手会長は「球団の方、裏方さん含めて全員で強いチーム作りをしていきたい」と改めて“一丸野球”を強調。セ・リーグ連覇、そして日本一奪回を狙う来季へ、熱く所信表明した。なお副会長には安藤、役員には藤本、関本が就任した。
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■ 井口で飛躍!?
 “世界一の極意”教えて! 鳥谷がメジャー移籍1年目でチームのワールドシリーズ優勝に貢献したホワイトソックス・井口との会談を熱望した。鳥谷と井口は今年1月に沖縄で合同自主トレをした間柄。実現すれば、3年目の飛躍へ貴重な財産となりそうだ。
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■ キャプテン赤星!
 2年ぶりのリーグ優勝を達成した阪神が大阪市福島区のホテル阪神で納会を行った。壇上であいさつに立った岡田監督は「来年はもう一つ大きな喜びを持って、この場でみんなと分かち合いたい」と力強く日本一を宣言。また、24日の選手会納会で新選手会長に就任する赤星をグラウンド内でもキャプテンに指名し、まとめ役として期待を寄せた。
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■ 今、勝負したい!
 メジャーに行きたい。ポスティングでの米大リーグ移籍を熱望している井川が、MBSラジオの新番組に生出演。「野球をやっている以上は世界最高レベルのリーグで、自分がどこまで通用するかトライしてみたい。30歳を超えて行っても勝負にならない」と今オフ初めてメジャーへの熱い思いを口にした。球団側はNOの姿勢を示しており、12月2日の第1回交渉を前に“反撃”に出た格好だ。
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■ 生涯「虎のアニキ」や!
 大阪市の『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』のクリスマスツリー点灯式に参加した金本が、猛虎で現役生活を全うする決意を示した。来年8月中にも2度目のFA権を取得するが「阪神に残るのがベストだと思う」と明言した。「一年一年が勝負。来年、成績がガクッと落ちたら球団から『いらん』と言われるわ」。2006年は4年契約の最終年にも相当。今季のリーグMVPながら無冠だった打撃タイトル獲得にも意欲を燃やした。
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■ 大満足♪
 甲子園球場で『阪神タイガースファン感謝デー2005』を開催した。寒空にもかかわらず、4万3000人が集まった。球団創設70周年記念の夢のOB交流戦では、往年の名バッテリー、江夏−田淵が復活。綱引きや大玉ころがしなど、選手がファンと直接触れ合うコーナーもあり、子どもからオールドファンまで大満足のイベントだった。

★来年は日本一に
 ファン感謝デーで岡田監督が来年の日本一、そして、球界の盟主となる覚悟を示した。4万3000人のファンを前にあいさつ。今季の感謝に続いて、誓いを立てた。

 「みんなの力を結集した1年でした。今年は常勝チーム、魅力あるチームとして、これからの野球界を引っ張っていくチームのいいスタートが切れた。セ・リーグのV奪回は果たしましたが、もう一つ上の目標を残しました。来年はもうひとつ上の目標を目指したい」。阪神がプロ野球界を引っ張っていく。そのためにも来年こそは日本一を。熱くファンへ約束した。

★牧田社長がザンゲ?
 ファン感謝デーのあいさつで、牧田球団社長がファンにザンゲ?した。「何度も野球のプレー以外で新聞紙上でご心配をかけたことがあったかもしれません。その中でファンのみなさまから暖かいご声援をいただきました」。

 村上ファンドの球団株式上場問題をはじめ、星野SDの巨人監督問題でにぎわせた。牧田球団社長の発言はこれらを匂わしてのもの。「もろもろのことがありましたから。星野SDのこととかも…」。発言の真意を聞かれた牧田球団社長も話しにくそうだった。

★江夏VS金本が実現
 OB交流戦の二回、紅組・江夏VS白組・金本の夢の対決が実現した。捕手に田淵を従えた江夏が、投球前にマウンド付近まで金本を呼び寄せて、なにやらひそひそ話。結果は金本が初球をとらえ、左前打した。「金本には1球で終われというたんや」と江夏氏は振り返っていた。

★球児が気合の直球
 紅組・藤川がブラッシュボール? OB交流戦の二回に登板し、白組・平田ヘッドコーチを相手に気合十分。初球にいきなり平田ヘッドの胸元付近に直球を投げ込んだ。結局、3球目に右前打を許したが、「脅かそうと思ってまっすぐを投げました。近めに放ったら危ないんでね」と、してやったりの表情だった。

★大ハッスル赤星
 グラウンドを一周するフィナーレで赤星がバック宙を披露。トラッキーもビックリの身のこなしだった。

 「こんな寒い中多くの方が来てくれて、ありがたかった。この声援で今シーズンも優勝できた。いつもとは違うアピールをしたかった」

 猛虎綱引き大会では、綱を鉄棒代わりに逆上がり。またチアに飛び入りし、リフトの上でポーズを決めるなど大ハッスルの一日だった。

★大先輩斬り辻本
 OB交流戦に出場した辻本は、白組の二番手として一回一死から江本氏の後を受けて好リリーフ。大先輩を敵に回しても動じることなく、和田豊、長崎両氏を打ち取った。

 「とにかく寒かったです。いつもと違った感じ? そうですね。楽しかったです」

 二回の守備では三塁を守るなど、甲子園のファンに成長した姿を披露した。

★福祉団体に3000万円寄付
 今夏実施したチャリティーオークションなどによる収益金3072万4282円を福祉団体の「あしなが育英会」に寄付すると発表した。オークションは、交流戦で着用した1979年から81年にかけてのデザインのユニホームを対象に行われ、岡田監督以下コーチ、全選手の計92枚が売れ、収益金は3059万6788円に上った。これにシーズン中、甲子園球場に募金箱を設置して行った「阪神タイガース募金」による収益金約13万円を合わせ、寄付することになった。
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■ WJFKで連覇!
 大学・社会人ドラフト4巡目で、日本生命のMAX151キロ右腕、渡辺亮投手を指名。岡田監督は早くも中継ぎの即戦力としての期待を表明した。盤石だった『JFK』が『150キロカルテット』へと変化。V2戦略も、日本一奪回構想も、これで盤石や。
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■ 赤星年内始動!
 レッドスターの今オフは「早期」「孤独」「雲隠れ」がキーワードだ。赤星が来シーズンの200安打超えをあらためてノルマに掲げた。今季190本からの上積みを目指し、自主トレは自身初めてとなる年内始動を決意。チームメートとともに行っていた合同トレを行わず、単身で節目の三十路を迎えるシーズンへの体づくりに取り組む。
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■ 右翼争い楽しみや!
 台湾出身の3年目・林威助が秋季キャンプの“MVP”に輝いた。岡田監督がキャンプ打ち上げの総括で期待の大砲を一番の成長株に挙げた。

 「目立ったのは林。打つ方で一番成長したと思う。飛距離だけでなく確実性も出てきたね。ライトのポジション争いをできるだけの力はつけてきている。楽しみやね」

 浜中、鳥谷ら1軍の主力選手と比べてもそん色ない打撃。特に飛距離は左打者では群を抜いていた。フリー打撃では場外アーチを連発。スコアボードを超える140メートル弾を放ったこともある。

 指揮官の言葉を受け、林本人もライトの定位置獲りに意欲を燃やした。

 「スタメン奪取?もちろん、そのつもりでいかなきゃいけない。獲りにいくつもりです。そのためにもこのオフが一番大事。体力を落とさず春につなげていきたい」

 林の台頭で来春はライトの定位置を巡り、浜中、桧山、スペンサーを合わせた4人によるし烈なバトルが展開されることになるが、指揮官は「いい意味で刺激になる」と相乗効果に期待。さらに「桧山、スペンサーは一塁の経験もある。(万一の場合の)準備は絶対にしておかないといけない」と用兵の多様化にもつながると歓迎した。

 林だけでなくキャンプ全体としても「みんな課題を見つけたやった。合格点をやれると思う」と高評価した岡田監督。収穫の秋を強調し高知を後にした。
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■ 怒りの猛特訓!
 岡田監督が安芸キャンプ第2クール3日目、赤松に2時間に及ぶ内野守備の直接指導を行った。今季1年目で首位打者、盗塁王のファーム2冠となった注目株に今キャンプでの二塁挑戦を命じていたが、「進歩がない」とバッサリ。今季固定できなかった懸案のポジションとあって、悲願の日本一への闘志が表れた。
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■ 男のケジメ!
 来季にかける意気込みだ。右肩手術からの完全復活を目指す浜中が12月のハワイ優勝旅行を辞退することが分かった。来季は右翼でのレギュラー奪回が最大の目標。戻りきっていない肩の筋力回復に向け、旅行期間中は鳴尾浜、甲子園球場を中心にトレーニングを続ける。今キャンプでは守備練習を行うなど現在のところ視界は良好。若き大砲が勝負の06年にすべてを賭ける。
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■ 世界一へ全面協力!
 岡田監督が来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表へのバックアップを宣言した。代表メンバーは春季キャンプ中の2月20日に招集され、決勝に残った場合は3月22日頃までチームを離れることになるが、虎の指揮官は「問題なし」の姿勢を強調した。

 「選ばれた以上は日本代表なんやからな」

 訴えたのは日の丸の重みだった。来季開幕は3月31日。V2を狙う将として主力の最長1カ月に及ぶ“離脱”は不安以外の何物でもないはずだが、王ジャパンへの協力を惜しむつもりはない。「開幕には戻るんやから。WBCのゲームの中で調整してくれれば」と力説した。

 「ウチは候補が多い」と岡田監督。配布済みの60人の代表候補リストに6〜7人が入っていると見られ、来月上旬に決まる代表30人にも3〜4人が残ることが濃厚だ。選手の供出だけでなく、来春キャンプのスケジューリングにも協力姿勢が表れる。宜野座、安芸の2次制は同じだが、代表メンバーも参加できる宜野座の期間を延長。今年は実施しなかった紅白戦を組み、調整のスピードを上げる。指揮官は「沖縄にいる間に何試合かできる」と口にした。

 有力候補とされる赤星はこの日「選ばれれば光栄。でも、万全の状態でシーズンに臨みたい気持ちもある」と話した。ナインが抱えるそうした複雑な思いも十分にくみ取った、岡田監督の発言だった。
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■ 浮いてへん!
 星野SDが11日深夜に更新した自身のHPで「井川はもう行かしちゃれ」とポスティングシステムでのメジャー挑戦を容認するメッセージを発した。岡田監督は、これを受けて「ありえないこと」と完全否定したが、井川問題が新展開に突入する可能性が出てきた。

 キャンプ休日にコーチ陣とゴルフを楽しんだ岡田監督は「井川はもう行かしちゃれ」という星野SDの“発言”を聞かされると表情を曇らせ、すぐに完全否定した。連覇、そして日本一を目指す指揮官としてエースを失うことはどうしても認められなかった。

 「ポスティングは権利じゃない。球団が認めないと不可能な制度で、球団が認めることはありえない。来年も必要な戦力に変わりはない」

 星野SDは井川のメジャー行きを容認する理由を、優勝胴上げに参加しなかったり、代理人を通じての交渉など、チームの和を乱す存在だから…とした。井川がかわいくて理解を示して送り出すものでは決してなく、チーム内で浮いていると不要論を展開した。岡田監督はその考えにも「NO」の姿勢だ。

 「浮いている?そんなの全然ないよ。ガンコとかわがままとかもない。野球に純粋というか、直接、接していても、そんな子には見えん」

 直接、星野SDと会話をしたわけではなく真意が分からない現時点でこれ以上の反論は控えたが「どういう意図なのか?」という不安は隠せなかった。ただ、いかなる理由も認めない考えだけは明言した。

 前日11日には早々と来季も井川をエースと公表した。開幕投手にも示唆している。岡田監督の頭の中ではもう検討の余地すらない。
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■ SLK!?
 今度は「SLK」トリオだ。桜井、林、喜田が来春の1軍キャンプに殴り込む。この日も特打でサク越え連発を競演した3基の大砲が狙うのは、V戦士との真っ向勝負。もちろん、脅かすだけじゃない。連覇を目指す岡田監督も、来季レギュラーを一度、白紙に戻す方針を示した。

 「来年も同じメンバーじゃ面白くないで。どんどん競争して力のある者が入れ替わっていかないと。打撃に関してはすごい高いレベルで競争しているよ。喜田もこの1年ですごく成長した。1軍につれていく」

 ファームで球団記録の21本塁打を放った喜田は「チャンスをつかみたい。もう4年目。来年ダメだったら…の覚悟はある」と一塁・シーツに挑戦状を叩きつけた。今季から筋力トレと食事制限で体質改善に取り組み、体重は9キロ減の81キロ、体脂肪率も8%減の11%まで減少した。その一方で本塁打は昨年から倍増。効果はあった。

 「オフも今のトレーニングを継続します。金本さんみたいになりたい。まだ話をさせてもらったことはありませんが、“金本3世”を目指します」

 今キャンプでは指揮官から「フォローを大きく取れ」と長距離打者としてのアドバイスをもらった。「ヒットじゃ目立たないし、今から大きいのを打ってアピールしたい」。

 林と桜井は右翼戦争に参戦する。桧山、スペンサー、そして浜中ら高い壁が待つ。林が「開幕1軍が目標」と言えば、桜井は「死ぬ気で頑張ります」と目をぎらつかせた。ホームラン打者が揃う岡田チルドレンたち。連覇へのプラスαの戦力として加わる。
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■ 新打法ええ感じ!
 岡田監督が自信を持って言い切った。「来年、鳥谷は打率3割20本塁打以上打てる」―。その根拠となるのが来季の打順と今キャンプで取り組んでいる新打撃フォーム、そして両親から授かった強靭なボディーの3点だ。その鳥谷はこの日、驚異の1日1000スイングで日々、成長を続けている。
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■ 矢野残留決定!
 FA宣言していた矢野が残留で合意に達し、コミッショナー事務局から公示された。年俸などの条件面については、今後の話し合いで決定する。キャンプ地の高知県安芸市で会見した牧田球団社長は「複数年もありえる」と複数年契約を提示する可能性を示した。現在、滋賀県内の施設でオーバーホール中の矢野は広報を通じ「阪神で野球をやらせてもらうことが一番だと思っていますし、日本一を逃したことで、その気持ちが強くなりました。球団からの誠意も感じましたし、来年は新たな気持ちでセ・リーグ連覇と日本一を目指して頑張りたいです」と決意を語った。
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■ “村山魂”継承や!
 牧田球団社長らが大阪・吹田市の関大を訪問、150キロ左腕・岩田に希望枠での獲得を伝えた。岩田はこの日、コミッショナーから契約締結内定選手として公示され、阪神入団が決定。会見では「大学の先輩である村山実さんを目標にしたい」と、通算222勝を挙げたミスタータイガースに負けない活躍を誓った。
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■ 甲子園大改造!
 阪神電鉄は大阪・野田の本社で阪神タイガースの本拠地・甲子園球場の改修工事の概要を発表した。総工費200億円投じ2010年完成予定で、銀傘が拡大され、ファウルグラウンドにせり出す“すなかぶり席”、銀傘下の個室席などが増設される。また、阪神電鉄の西川社長は同日の会見で、村上ファンドから提案されている球団上場について改めて反対の意向を表明。ファン投票についても当面、見送る方針を示した。
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■ 雨の御堂筋に18万人!
 2年ぶりにセ・リーグを制覇した阪神の優勝パレードが、大阪市内の御堂筋で行われた。2年前は同じ雨の中で40万人が詰め掛けたが、今回は18万人。岡田監督は「日本一になって皆さんといい天気で、熱いパレードをしてやる」と宣言。悲願の頂点への思いを新たにした。
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■ 新投球フォーム上々!
 プロ野球のベストプレーヤーマッチが札幌ドームで行われた。来季から禁止となる2段モーションを封印した甲子園出場組の藤川は1回を3人で締め無失点。「(今のフォームのまま)力を入れて投げていけばいいと思う」。新フォーム習得へ、第一段階は視界良好だ。試合は甲子園未出場組が、出場組を7−3で下した。
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■ 金本MVP!
 プロ野球の2005年度の表彰式が札幌市内のホテルで行われ、注目の最優秀選手には金本が選ばれた。日本記録の81試合登板の藤川や、147打点の今岡を抑えて14年目で初受賞。「いつかは獲りたいと思っていたので光栄」。プロ野球選手にとって最高の栄誉を手にして、さあ、来季は連続フルイニング試合出場の世界記録を更新だ。
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■ 緊急大募集!
 虎の指揮官が緊急大募集だ。岡田監督が連覇を期す2006年のキャッチフレーズをファンからスポーツ紙を通じて公募する。星野阪神から継承した「NEVER NEVER NEVER SURRENDER(ネバー・ネバー・ネバー・サレンダー)」は覇権奪回を果たしたことでひと区切り。来季3年目を迎える岡田阪神に似合う言葉は?
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■ 選手会動いて…
 藤川がプロ野球選手会の介入による「2段モーション問題」の解決を訴えた。来季からの規制強化を巡っては、各キャンプ地で混乱が続出。“ブラックリスト”の1人として投球フォーム改造には前向きながら、審判団の判断基準をより明確化する必要があるとして「選手会で動いてもらえれば」と話した。
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■ 木戸2軍監督退団…
 去就が注目されていた木戸2軍監督が、今季限りで退団することを明らかにした。この日の鳴尾浜での練習終了後、2軍全スタッフの前で、自らが退団のあいさつを行った。その後はナインの手によって胴上げ。厳しい指導で知られてきたが、思わず涙ぐむシーンもあった。

 3年間で2度の優勝を飾りながら、この日までに、島野総合コーチの2軍監督への配置転換が決定。一部報道では降格人事を固辞しての退団も伝えられたが、前夜には岡田監督に電話で辞意を伝え、虎風荘内での会見でも“円満退団”を強調した。

 「降格人事とかではない。僕と島野さんでは格が違う。(新ポストに)やりがいがあると思ったが、一度外から野球をみようと思う。(チームが)上昇気流の時に監督をやらせてもらったのは、本当にありがたい」

 球団側は2軍チーフ兼バッテリーコーチのポストを新設し、慰留に務めたが、「本人の意志が強かったので」(牧田球団社長)と説得を断念。1983年の入団から23年間着続けたタテジマを脱ぎ、今後は野球評論家に転身する予定。他球団からオファーがあった場合も、木戸2軍監督は「(移籍は)ない」と断言した。

 球団では明日、来季スタッフを正式に発表。伊藤3軍育成・リハビリ担当がトレーニング部門に異動するなど一部調整はあるが、全員が留任する。
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