虎番記者席

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■ 大満足♪
 甲子園球場で『阪神タイガースファン感謝デー2005』を開催した。寒空にもかかわらず、4万3000人が集まった。球団創設70周年記念の夢のOB交流戦では、往年の名バッテリー、江夏−田淵が復活。綱引きや大玉ころがしなど、選手がファンと直接触れ合うコーナーもあり、子どもからオールドファンまで大満足のイベントだった。

★来年は日本一に
 ファン感謝デーで岡田監督が来年の日本一、そして、球界の盟主となる覚悟を示した。4万3000人のファンを前にあいさつ。今季の感謝に続いて、誓いを立てた。

 「みんなの力を結集した1年でした。今年は常勝チーム、魅力あるチームとして、これからの野球界を引っ張っていくチームのいいスタートが切れた。セ・リーグのV奪回は果たしましたが、もう一つ上の目標を残しました。来年はもうひとつ上の目標を目指したい」。阪神がプロ野球界を引っ張っていく。そのためにも来年こそは日本一を。熱くファンへ約束した。

★牧田社長がザンゲ?
 ファン感謝デーのあいさつで、牧田球団社長がファンにザンゲ?した。「何度も野球のプレー以外で新聞紙上でご心配をかけたことがあったかもしれません。その中でファンのみなさまから暖かいご声援をいただきました」。

 村上ファンドの球団株式上場問題をはじめ、星野SDの巨人監督問題でにぎわせた。牧田球団社長の発言はこれらを匂わしてのもの。「もろもろのことがありましたから。星野SDのこととかも…」。発言の真意を聞かれた牧田球団社長も話しにくそうだった。

★江夏VS金本が実現
 OB交流戦の二回、紅組・江夏VS白組・金本の夢の対決が実現した。捕手に田淵を従えた江夏が、投球前にマウンド付近まで金本を呼び寄せて、なにやらひそひそ話。結果は金本が初球をとらえ、左前打した。「金本には1球で終われというたんや」と江夏氏は振り返っていた。

★球児が気合の直球
 紅組・藤川がブラッシュボール? OB交流戦の二回に登板し、白組・平田ヘッドコーチを相手に気合十分。初球にいきなり平田ヘッドの胸元付近に直球を投げ込んだ。結局、3球目に右前打を許したが、「脅かそうと思ってまっすぐを投げました。近めに放ったら危ないんでね」と、してやったりの表情だった。

★大ハッスル赤星
 グラウンドを一周するフィナーレで赤星がバック宙を披露。トラッキーもビックリの身のこなしだった。

 「こんな寒い中多くの方が来てくれて、ありがたかった。この声援で今シーズンも優勝できた。いつもとは違うアピールをしたかった」

 猛虎綱引き大会では、綱を鉄棒代わりに逆上がり。またチアに飛び入りし、リフトの上でポーズを決めるなど大ハッスルの一日だった。

★大先輩斬り辻本
 OB交流戦に出場した辻本は、白組の二番手として一回一死から江本氏の後を受けて好リリーフ。大先輩を敵に回しても動じることなく、和田豊、長崎両氏を打ち取った。

 「とにかく寒かったです。いつもと違った感じ? そうですね。楽しかったです」

 二回の守備では三塁を守るなど、甲子園のファンに成長した姿を披露した。

★福祉団体に3000万円寄付
 今夏実施したチャリティーオークションなどによる収益金3072万4282円を福祉団体の「あしなが育英会」に寄付すると発表した。オークションは、交流戦で着用した1979年から81年にかけてのデザインのユニホームを対象に行われ、岡田監督以下コーチ、全選手の計92枚が売れ、収益金は3059万6788円に上った。これにシーズン中、甲子園球場に募金箱を設置して行った「阪神タイガース募金」による収益金約13万円を合わせ、寄付することになった。
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