虎番記者席

■ 逆転G倒弾!
07/31 甲子園
◆対巨人13回戦
[阪神4勝7敗2分]
巨000 001 001=2
神000 003 00X=3
[勝]能見 5勝7敗
[S]藤川 3勝3敗12S
[敗]内海 4勝7敗
▼本塁打
(巨)坂本11号・ラミレス15号
(神)ブラゼル8号


 勢いは本物や! G倒で今季最多タイの4連勝、69日ぶりの4位に浮上した。ブラゼルが一発で巨人を沈めた。1点を追う6回1死一、三塁からの第3打席。好投を続けていた内海が投じた111球目をバックスクリーン左に運んだ。7月3日のヤクルト戦以来19試合ぶりの第8号決勝3ラン。阪神移籍後初となる巨人戦でのアーチを放った助っ人が虎を加速させた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/31現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 31 7 ― 41
2中日 53 36 1 1.5
3ヤクルト 48 35 0 2.0 49
4阪神 36 46 4 11.5
5広島 37 48 3 0.5
6横浜 31 57 0 7.5
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■ 4年ぶり完封や!
07/30 甲子園
◆対横浜15回戦
[阪神10勝5敗0分]
横000 000 000=0
神100 010 00X=2
[勝]久保 5勝4敗
[敗]三浦 7勝7敗
▼本塁打
(横)
(神)


 今季初の同一カード3連勝や! 久保が横浜打線から被安打2、12奪三振の快投で5勝目をマーク。移籍後初、ロッテに在籍したルーキーイヤーの05年9月17日以来4度目となる完封勝利だ。前夜の岩田に続き、1人の投手での2試合連続完封は02年4月以来7年ぶり。明日から始まる巨人戦へ最高の弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/30現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 30 7 ― 41
2中日 53 35 1 1.5
3ヤクルト 47 35 0 3.0 50
4広島 37 47 3 11.0
5阪神 35 46 4 0.5
6横浜 30 57 0 8.0
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■ 今季初星!
07/29 甲子園
◆対横浜14回戦
[阪神9勝5敗0分]
横000 000 000=0
神203 000 30X=8
[勝]岩田 1勝1敗
[敗]マストニー 1勝5敗
▼本塁打
(横)
(神)新井10号・金本15号


 遅れてきた左腕が圧巻のプロ初完封だ。岩田が5度目の先発で待望の今季初勝利をプロ初完封で飾った。計7安打を浴びながら、要所で落差のあるスライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、横浜打線を寸断。WBC日本代表で連覇に貢献した左腕だが、左肩痛で開幕を前に戦線離脱した09年シーズン。序盤を棒に振った岩田が真の復活を遂げた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/29現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 51 29 7 ― 41
2中日 52 35 1 2.5
3ヤクルト 47 34 0 2.0 50
4広島 36 47 3 12.0
5阪神 34 46 4 0.5
6横浜 30 56 0 7.0
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■ 必死のパッチ打!
07/28 甲子園
◆対横浜13回戦
[阪神8勝5敗0分]
横300 000 100 0 =4
神101 001 001 1x=5
[勝]藤川 3勝3敗11S
[敗]木塚 2勝1敗
▼本塁打
(横)村田20号・内川12号
(神)


 必死のパッチで白星スタートや! 関本が横浜戦の4−4で迎えた延長10回2死一、二塁から中前に今季2本目のサヨナラ打。執念の一打で巻き返しを期す後半戦の初戦を白星で飾った。1点を追う9回には5番に戻った新井が同点打。粘りが出てきた猛虎の逆襲はこれからだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/28現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 29 7 ― 42
2中日 52 34 1 1.5
3ヤクルト 47 33 0 2.0 50
4広島 35 47 3 13.0
5阪神 33 46 4 0.5
6横浜 30 55 0 6.0


[観]編集長2勝0敗
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■ 新井「背水」5番復帰!
 後半戦開幕となる、明日28日の横浜戦で、新井が5番に復帰することが濃厚となった。今季スタートした打順に戻して奮起を促す考えだ。横浜戦に負ければ、上位3球団にクライマックスシリーズ進出へのマジックが点灯する土俵際の一戦。首脳陣は新井復活と後半戦に向けたチームの命運を懸けた戦いに臨む。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/27現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 退団危機…
 ウィリアムスが退団危機に立たされた。6月下旬の戦列離脱時と同じ左肩痛を再発させ、26日に出場選手登録を抹消された。1軍復帰からわずか2試合に登板しただけで再離脱。今季は不安定な投球が続いていたことに加え、肉体面での度重なる不調は来季契約に影響を及ぼすことは必至だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/26現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 景気付け1本!
 “お祭り”とはいえ、ノーヒットじゃ猛虎の代表として許されない。金本が最後の最後に地元・広島で意地を見せた。前日24日の第1戦から5打席無安打で迎えた6回無死、オリックス・金子の真ん中高めのストレートを詰まりながらも中前にはじき返し、28日からの後半戦に向け、景気付けの1本を放った。

 「広島でのオールスターは久しぶり。嬉しいですね。本音を言えば、古い市民球場の一塁ベンチに座りたかったが、マツダスタジアムも感じがいいので」

 プロ4年目で初出場を果たした1995年以来となる地元・広島でのオールスター。14年前は、広島市民球場での第2戦に「6番・レフト」で先発出場。伊良部(当時ロッテ)から左越えに球宴初アーチを放つなど、4打数2安打の活躍で優秀選手賞を受賞した。あれから14年。「年齢が年齢なんでね」と笑いとばした通算11度目の出場は、参加選手の中で両リーグ最多。過ぎた月日だけ、多くの実績を積み重ねてきた証しと言える。

 初回2死一塁、西武・涌井の144キロ速球をセンター右へ運んだ打球は「入ると思ったが…」と振り返る会心の当たりだったが、ソフトバンク・長谷川に好捕される不運もあった。

 前日24日の試合後、真弓監督と球団の裏方も含めて会食。3時間に及ぶ野球談議を展開するとともに、指揮官の後半戦に懸ける思いも聞いた。また、18日の巨人戦でブラゼルの打球が直撃した右ふくらはぎも、この日はテーピングをせず試合に出場するまでに回復するなど、心も体も後半戦に向けた準備は整いつつある。

 勝ちまくるしかない残り62試合。猛虎をけん引するのは、やはりアニキしかいない。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/25現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 金本不発…
 フルスイングで応えた。球宴でも21歳差の対決が実現。「僕は控えめな人間なんで、ひっそりと。(本塁打は)いい」。試合前には控えめな言葉を残して夢の舞台に向かった。しかし、速球勝負を挑んだ田中将の気迫が金本の闘志に火を付けた。

 打席に足を踏み入れ、マウンドに視線を送った。その瞬間、シーズンと同様に鋭い目つきに変わった。投手と打者だけの空間にはお祭りムードはない。先頭打者として迎えた2回の第1打席。内角やや高めの148キロに手を出した一打は中飛。力のない打球の行方を見つめながら唇をかみ締めた。シーズン中と同様に悔しさをあらわにした。4回の第2打席も真っ向勝負。カウント1−0からの2球目だ。真ん中への149キロをフルスイングで空振り。続く3球目も高めの147キロをフルスイングした。しかし無情にも2球連続でバットは空を切った。

 「いい投手だよな。顔つきがいいよ」

 以前から実力を認めるからこそ大ベテランも正面から向かっていった。「打つしかない」。その意気込みもむなしく結果は無安打2三振。この夜は見せ場なく終わった。しかし41歳の今もなお力で立ち向かう男の姿を、球界の後輩たちはあこがれのまなざしで見ていた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/24現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 圧巻ショー!
 まさに“圧巻ショー”だ。フレッシュオールスターゲームが札幌ドームであり、ウエスタン選抜の先発マウンドに上った蕭一傑は2回を投げ打者6人を23球オール直球で抑える“完全投球”。最優秀選手賞に輝いた日本ハム・中田らから3三振を奪い、後半戦の1軍デビューへ弾みをつけた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/23現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 大拙攻…
07/22 甲子園
◆対ヤクルト12回戦
[阪神3勝9敗0分]
ヤ102 010 100=5
神000 000 000=0
[勝]館山 11勝2敗
[敗]岩田 1敗
▼本塁打
(ヤ)飯原2号
(神)


 ヤクルトと同じ11安打を放ちながらも拙攻の連続で今季4度目の完封負け。借金も今季ワースト14となり5位で前半戦を終了した。乗れない真弓阪神の象徴的な試合に、坂井オーナーも「ファンのイライラを募らせた。スカッとする試合ができるよう反省して修正してほしい」と後半戦に向けての建て直しを厳命した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/22現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 50 28 7 ― 43
2中日 51 34 1 2.5
3ヤクルト 46 33 0 2.0 52
4広島 35 46 3 12.0
5阪神 32 46 4 1.5
6横浜 30 54 0 5.0
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■ 決めた!?
 今秋のドラフト戦略に向けて、花巻東の菊池雄星投手を1位指名する方針を明らかにした。南球団社長が示唆したもので、競合を覚悟しても獲りにいくといい、来月のスカウト会議で最終決定する。菊池はこの日、岩手県大会の準々決勝に2番手で登板。今夏の高校生最速で、自己最速タイとなる152キロも記録し、5イニングを無失点に抑えた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/21現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 49 28 7 ― 45
2中日 50 34 1 2.5
3ヤクルト 45 33 0 2.0
4広島 35 45 3 11.0
5阪神 32 45 4 1.5
6横浜 30 53 0 5.0
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■ 40代バッテリー不発…
07/20 甲子園
◆対ヤクルト11回戦
[阪神3勝8敗0分]
ヤ010 110 000=3
神000 010 100=2
[勝]ユウキ3勝2敗
[S]林昌勇3勝1敗22S
[敗]下柳 5勝7敗
▼本塁打
(ヤ)川島慶8号
(神)


 史上初の40代バッテリー実現も勝利は遠かった…。先発の下柳は5回3失点の粘投も打線の援護がなく7敗目。6月5日のオリックス戦で勝利して以降、先発5試合は5連敗となった。下柳の5連敗は日本ハム時代の2002年以来。チーム81試合目で実現した矢野とのコンビ復活を勝利で飾れなかった。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/20現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 28 7 ― 47
2中日 49 34 1 2.5
3ヤクルト 45 33 0 1.5
4広島 35 44 3 10.5
5阪神 32 45 4 2.0
6横浜 30 52 0 4.5
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■ 延長V撃!
07/19 東京ドーム
◆対巨人12回戦
[阪神3勝7敗2分]
神000 000 000 1=1
巨000 000 000 0=0
[勝]能見 4勝7敗
[S]藤川 2勝3敗11S
[敗]クルーン 2敗11S
▼本塁打
(神)
(巨)


 敵地で首位・巨人に勝ち越した。1勝1敗で迎えた第3戦は両軍無得点のまま延長戦へ突入。10回、2死三塁から金本が中堅右へ決勝の適時二塁打を放った。前日に打球が直撃した右足の状態を心配された一戦、自身20打席ぶりの安打で猛虎を救った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/19現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 27 7 ― 48
2中日 48 34 1 3.5
3ヤクルト 44 33 0 1.5
4広島 35 43 3 9.5
5阪神 32 44 4 2.0
6横浜 29 52 0 5.5
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■ リード的には0点…
07/18 東京ドーム
◆対巨人11回戦
[阪神2勝7敗2分]
神002 010 100=4
巨202 020 32X=11
[勝]グライシン8勝5敗
[敗]安藤 6勝6敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス12号、13号・亀井10号


 昨秋の右ひじ手術から復帰の遅れていた矢野が巨人戦で待望の今季初出場を果たした。「8番・捕手」で先発出場して初打席初安打を放つなど2安打2得点。守備でも盗塁阻止の好送球を見せた。復帰戦を白星で飾れず、試合後は反省の弁に終始。猛虎の正妻が逆襲の夏へと踏み出した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/18現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 48 26 7 ― 49
2中日 47 34 1 4.5
3ヤクルト 43 33 0 1.5
4広島 35 42 3 8.5
5阪神 31 44 4 3.0
6横浜 29 51 0 4.5
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■ 9回3発G倒!
07/17 東京ドーム
◆対巨人10回戦
[阪神2勝6敗2分]
神000 000 005=5
巨010 000 000=1
[勝]アッチソン 4勝2敗
[敗]越智 5勝2敗8S
▼本塁打
(神)鳥谷7号・林威助3号・葛城2号
(巨)亀井9号


 鳥谷のひと振りが勝利を呼び込んだ! 鳥谷が1点を追う土壇場の9回に起死回生の一撃を放った。1死一塁から、4番手の越智が投じた初球ストレートを右翼席に運んだ。第7号の逆転2ランでチームの連敗を3でストップ。昨年から続く東京ドームでの巨人戦連敗を6で止め、今季の関東遠征での連敗も7で止めた。鬼門の敵地でのV弾は、反撃への号砲だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/17現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 26 7 ― 50
2中日 46 34 1 4.5
3ヤクルト 43 32 0 0.5
4広島 34 42 3 9.5
5阪神 31 43 4 2.0
6横浜 29 50 0 4.5
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■ 散々復帰…
07/15 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神4勝6敗0分]
中020 100 111=6
神000 010 000=1
[勝]小笠原4勝1敗
[敗]福原 3勝8敗
▼本塁打
(中)和田20号・英智1号・森野11号
(神)


かつての“火消しコンビ”が炎上した。右肩痛が癒え今季初登板の先発・久保田が2回1/3で7安打を浴び、4失点KO。1点ビハインドの7回には同じく左肩痛から復帰し、登録されたばかりのウィリアムスも4四球の乱調で追加点を奪われた。“新戦力”として反攻の旗手となるはずが機能せず、連敗で借金は今季最多の13。気が付けば最下位・横浜と3.5ゲーム差だ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/16現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 25 7 ― 51
2中日 45 34 1 5.5
3ヤクルト 42 32 0 0.5
4広島 34 41 3 8.5
5阪神 30 43 4 3.0
6横浜 29 49 0 3.5
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■ 情けない!
07/15 甲子園
◆対中日10回戦
[阪神4勝6敗0分]
中020 100 111=6
神000 010 000=1
[勝]小笠原4勝1敗
[敗]福原 3勝8敗
▼本塁打
(中)和田20号・英智1号・森野11号
(神)


 猛虎の総帥が、ついに怒った! 連日の観戦となった坂井オーナーが、相手投手に先制2点タイムリーを浴びるなど5回3失点の福原を名指しで批判。投打ともに圧倒される敗戦に「情けない」と吐き捨てた。低迷するチームを象徴するかのように、いい流れが続かない。真弓阪神の迷走は続く…。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/15現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 25 7 ― 52
2ヤクルト 42 32 0 6.0
3中日 44 34 1 0.0
4広島 34 40 3 8.0
5阪神 30 42 4 3.0
6横浜 28 49 0 4.5
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■ 40歳初安打が決勝打!
07/14 甲子園
◆対中日9回戦
[阪神4勝5敗0分]
中000 102 010=4
神000 300 20X=5
[勝]久保 4勝4敗
[S]藤川 2勝3敗10S
[敗]中田 1勝2敗
▼本塁打
(中)
(神)


 桧山の40歳初安打が虎を救った。同点で迎えた7回。1死一、二塁で代打登場して、フルカウントから中堅左へ決勝の適時二塁打。連敗を止めた殊勲の一打は、快音が途絶えていた“代打の神様”にとっても6月11日の西武戦以来の安打。試練の9連戦に挑んだ猛虎を白星発進へと導いた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/14現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 47 24 7 ― 53
2ヤクルト 41 32 0 7.0
3中日 43 34 1 0.0
4広島 34 39 3 7.0
5阪神 30 41 4 3.0
6横浜 27 49 0 5.5
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■ 緊急コーチ人事も…
 自力優勝が消滅し、南団社長も球宴までの9連戦で上位浮上の兆しが見えない場合、後半戦では来季を見据えた若手登用を真弓監督に提案する考えを示唆した。さらに球団内では若手育成への方針転換と並行して緊急コーチ人事の検討にも着手したことが分かった。

 自力優勝が消え、借金12を抱えた5位。首位の巨人とは17差、3位の中日にも11差と背中が遠い。リーグ優勝が絶望的なだけでなく、CS進出さえも危うい現状に追い込まれた。

 球宴まで残り9試合は中日、巨人、ヤクルトという上位球団との直接対決。そこで巻き返しへの、少なくともCS進出の可能性を示せなければ厳しい現実が待っていることが予想される。

 74試合を消化した。昨季は50勝23敗1分けで首位を快走していたチームが、今季は29勝41敗4分け。30勝にも到達していない。同じく防御率は昨年同時期の3.08から3.18へ。打率は.283から.251へ。勝てない要素はきっちり数字に表れている。

 前半戦残り9試合における“見極め”の対象は選手だけではない。球団内では真弓監督を支えるコーチ陣について1、2軍の入れ替えを含めたテコ入れが検討されていることも分かった。

 シーズン途中では異例の緊急コーチ人事に踏み切る可能性もある。低迷を続ける虎が岐路に立った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/13現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 46 24 7 ― 55
2ヤクルト 41 31 0 6.0
3中日 43 33 1 0.0
4広島 34 38 3 7.0
5阪神 29 41 4 4.0
6横浜 26 49 0 5.5
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■ 自力V消滅…
07/12 甲子園
◆対巨人9回戦
[阪神1勝6敗2分]
巨000 002 000=2
神000 000 010=1
[勝]内海 4勝6敗
[敗]下柳 5勝6敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 自力優勝が消えた。真弓監督の56歳の誕生日だった巨人戦は打線が1点しか奪えず、内海に9回完投を許した。引き分けを挟んだ4連敗で、今季最多の借金12。球宴前に自力優勝の可能性が消滅するのは“暗黒時代”と呼ばれた01年以来…。あらためて厳しい現実を突きつけられた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/12現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 46 24 7 ― 55
2ヤクルト 41 31 0 6.0
3中日 43 33 1 0.0
4広島 34 38 3 7.0
5阪神 29 41 4 4.0
6横浜 26 49 0 5.5
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■ 無念ドロー…
07/11 甲子園
◆対巨人8回戦
[阪神1勝5敗2分]
巨000 000 011 000=2
神000 020 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(巨)
(神)


 勝てなかった。自力優勝消滅の危機に立たされた伝統の一戦で阪神は引き分けに終わった。一度は優勢に立ち、今季初めて8回から藤川を投入する執念の継投策。8回の窮地をしのぎながら、9回2死から追いつかれた。2夜連続の延長12回、計9時間44分を戦った激闘の果てに無念が残った。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 24 7 ―
2ヤクルト 41 30 0 5.0
3中日 42 33 1 1.0
4広島 34 37 3 6.0
5阪神 29 40 4 4.0
6横浜 25 49 0 6.5
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■ 執念も…
07/10 甲子園
◆対巨人7回戦
[阪神1勝5敗1分]
巨030 011 000 002=7
神000 300 200 000=5
[勝]越智 5勝1敗8S
[S]野間口1S
[敗]能見 3勝7敗
▼本塁打
(巨)
(神)


 セ・リーグ今季最長の5時間9分を戦って負けた。今季ワーストの借金11。巨人とは16ゲーム差となり、明日、負けると自力Vの可能性が消滅する。それでも、ゴールデンウイーク以来となる伝統の一戦で見せた虎の意地はファンを興奮させた。今は来るべきビッグウエーブを信じて、闘争心をむき出しにするだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 45 24 6 ―
2ヤクルト 41 29 0 4.5
3中日 41 33 1 2.0
4広島 34 36 3 5.0
5阪神 29 40 3 4.5
6横浜 24 49 0 7.0
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■ 新井外さない!
 男は黙って、新井にかける。明日から首位・巨人と甲子園で3連戦を戦う阪神は本拠地で指名練習を行った。真弓監督は、前日に3番から6番へ打順を下げた新井について、スタメンから外さないと明言。チームは早くも自力優勝消滅の危機に立たされているが、あくまでも主砲の復活を信じて待つ構えだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 44 24 6 ―
2ヤクルト 40 29 0 4.5
3中日 40 33 1 2.0
4広島 34 35 3 4.0
5阪神 29 39 3 4.5
6横浜 24 48 0 7.0
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■ ついに6番降格…
07/08 ハードオフ新潟
◆対広島11回戦
[阪神6勝5敗0分]
神100 000 000=1
広201 000 00X=3
[勝]ルイス5勝4敗
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)
(広)栗原11号・マクレーン7号


 一つの決断が下された。真弓監督が広島戦で不振にあえぐ新井を6番に降格させる荒療治に出た。2回の第1打席こそ中前打したものの、以降の2打席は凡退。「自分のタイミングで打ててない」と指揮官も終始、厳しい口調。復調の兆しが見えない場合は、スタメン落ちの可能性も否定できない。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 24 6 ―
2ヤクルト 39 29 0 4.5
3中日 40 32 1 1.0
4広島 34 35 3 4.5
5阪神 29 39 3 4.5
6横浜 24 47 0 6.5
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■ 5失策で自滅…
07/07 ハードオフ新潟
◆対広島10回戦
[阪神6勝4敗0分]
神000 001 000=1
広000 024 02X=8
[勝]斉藤 5勝6敗
[敗]福原 3勝7敗
▼本塁打
(神)
(広)


 待ちわびること35年…。開門の午後4時前から列をつくった新潟の猛虎ファンも早々と球場を後にする姿が目立った。新球場「ハードオフ新潟」の記念すべきこけら落としの一戦で、幾度となく点灯するEランプ。4年ぶりの5失策という醜態を見せた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 24 6 ―
2ヤクルト 38 29 0 4.5
3中日 40 31 1 0.0
4広島 33 35 3 5.5
5阪神 29 38 3 3.5
6横浜 24 46 0 6.5
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■ 太鼓判!
 猛虎の史上最強助っ人がB砲を“後継者”に指名した。85年の日本一メンバー・バースが東京ドームで「サントリー ザ・プレミアム・モルツ ドリームマッチ2009」に出場した。試合前には“バースの再来”の呼び声高い新加入助っ人・ブラゼルの30本塁打に太鼓判した。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 23 6 ―
2ヤクルト 38 28 0 4.5
3中日 39 31 1 1.0
4広島 32 35 3 5.5
5阪神 29 37 3 2.5
6横浜 23 46 0 7.5
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■ 駆けつけ即一発!
07/05 甲子園
◆対ヤクルト10回戦
[阪神3勝7敗0分]
ヤ000 001 000=1
神100 300 00X=4
[勝]久保 3勝4敗
[S]藤川 2勝3敗9S
[敗]石川 7勝5敗
▼本塁打
(ヤ)
(神)バルディリス1号


 バルディリスが初回、自身初、チームでは2年ぶりとなる先頭打者本塁打を放った。この日、今季3度目の1軍昇格を果たした助っ人にとっては、17打席目に生まれた待望の初安打。首痛で1軍登録を抹消された赤星の代役としてチームに勢いを呼び込んだ。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 23 6 ―
2ヤクルト 38 28 0 4.5
3中日 39 31 1 1.0
4広島 32 35 3 5.5
5阪神 29 37 3 2.5
6横浜 23 46 0 7.5
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■ 19歳由規撃ち!
07/04 甲子園
◆対ヤクルト9回戦
[阪神2勝7敗0分]
ヤ021 010 020=6
神100 002 000=3
[勝]由規 5勝4敗
[S]林昌勇2勝19S
[敗]能見 3勝6敗
▼本塁打
(ヤ)青木7号
(神)金本14号


 3連勝はならなかった。しかし、4番・金本は明らかに上り調子だ。6回に由規から、自身3人目の“10代撃ち”となる14号2ラン。若さあふれる150キロの速球にも強烈な浜風にも負けなかった一撃が、猛虎逆襲のノロシだと信じたい。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 22 6 ―
2ヤクルト 38 27 0 4.5
3中日 38 31 1 1.0
4広島 32 34 3 4.5
5阪神 28 37 3 3.5
6横浜 23 45 0 6.5
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■ ブラゼル2戦連発や!
07/03 甲子園
◆対ヤクルト8回戦
[阪神2勝6敗0分]
ヤ000 001 010=2
神040 110 10X=7
[勝]安藤 6勝5敗
[敗]館山 8勝2敗
▼本塁打
(ヤ)福地2号
(神)ブラゼル7号


 ブラ様、今夜もありがとう。ブラゼルが2回無死一塁から左中間へ2戦連発となる先制7号2ランを含む3安打3打点と大暴れ。連夜の3打点でチームを引っ張り、開幕戦以来の勝利でヤクルト戦の連敗も6でストップ。頼れる助っ人の活躍で7月は白星先行。“反攻月間”といきましょうか。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 21 6 ―
2ヤクルト 37 27 0 5.5
3中日 37 31 1 2.0
4広島 31 34 3 4.5
5阪神 28 36 3 2.5
6横浜 22 45 0 7.5
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■ ブラゼル興奮!
07/02 ナゴヤドーム
◆対中日8回戦
[阪神3勝5敗0分]
神000 100 120=4
中100 020 000=3
[勝]渡辺 1勝
[S]藤川 2勝3敗8S
[敗]浅尾 5勝6敗
▼本塁打
(神)ブラゼル6号
(中)


 ブラゼル様!本当にありがとう! ブラゼルが1点を追う8回に起死回生の逆転二塁打を放ち、同一カード3連敗を阻止した。7回にも右中間へ技ありの6号ソロをたたき込み、2安打3打点の大暴れだった。敵地での連敗も「6」でストップ。頼れる助っ人が7月反攻を狙う猛虎を支える。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 21 6 ―
2ヤクルト 37 26 0 4.5
3中日 37 30 1 2.0
4広島 30 34 3 5.5
5阪神 27 36 3 2.5
6横浜 22 44 0 6.5
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■ 再び借金10…
07/01 ナゴヤドーム
◆対中日7回戦
[阪神2勝5敗0分]
神000 000 100=1
中000 004 00X=4
[勝]小笠原3勝1敗
[S]岩瀬 1勝2敗21S
[敗]福原 3勝6敗
▼本塁打
(神)鳥谷6号
(中)ブランコ22号


 再び今季最悪の借金10に舞い戻った。真弓監督は3年目の清水をチーム首位打者の狩野に代えて今季2度目の先発マスクに起用。福原とのバッテリーで5回まで無失点に抑えながら、前夜と同じ“魔の6回”、ブランコに特大の決勝弾を浴びた。

■セ・リーグ順位表
[2009/07/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 40 21 6 ―
2ヤクルト 37 26 0 4.0
3中日 37 29 1 1.5
4広島 30 33 3 5.5
5阪神 26 36 3 3.5
6横浜 22 44 0 6.0
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