虎番記者席

■ 快投虎デビュー!?
 ドラフト翌日、いきなり快投だ! ドラフト1位指名された奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)投手が、奈良市内の同大で沼沢球団本部長らから指名あいさつを受けた。その後、帝塚山大との練習試合に先発して3回をパーフェクト投球。虎の一番星は5三振を奪う好投で“虎デビュー”を飾った。
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■ 守護神宣言!
 目標はストッパー球児2世―。ドラフト1位指名された奈良産大の蕭一傑(しょう・いっけつ)投手が、力強い第一声を上げた。台湾から留学して7年、苦難を乗り越えて念願のプロ切符をつかんだ148キロ右腕は「希望は抑えでやりたい。勝利の方程式に入れたらいいと思う」と夢を語った。併せて、阪神が13ゲーム差を大逆転された宿敵・巨人にも「巨人は強力打線なので抑えたい」と挑戦状を突き付けた。
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■ ノックもやる!
 愛のノックも、乞うご期待! 真弓監督が鳴尾浜球場でスタートした秋季練習で始動。金本らナインと初顔合わせした後、バックネット裏から全体練習を視察。11月3日からの秋季キャンプでは、守備重視を掲げ、自らノックの雨を降らせる可能性も示唆した。
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■ 若トラよ、覚悟しろ!
 就任会見から一夜明け真弓監督が、11月3日から始まる秋季キャンプを、25人前後の少数精鋭による“地獄のキャンプ”と予告した。「若い人は、しんどい思いしてもらわないと伸びていかない」。今季、リーグ優勝を逃した要因の一つに、若手の台頭がなかったことを挙げた新監督が、いきなり鬼になる。
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■ 就任即お願い!
 新監督が、いきなりのお願いだ! 阪神OBの真弓明信氏が、大阪市内で阪神31代監督の就任会見を行い、正式に誕生。来季のV奪回に向け、横浜・三浦やロッテ・清水直ら、可能な限りの戦力補強を要求した。2年契約で年俸8000万円(推定)。背番号72。真弓新監督は、29日から始まる秋季練習で始動する。
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■ 軸は不動!
 阪神は明日27日、OBで野球評論家の真弓明信氏が第31代監督として就任することを正式発表する。真弓氏は神戸市内の自宅で取材に応じ、09年オーダーについて初めて言及。3番・新井、4番・金本の並びを継続させる考えを示した。新監督就任の1年目のシーズンは新たな打順で臨むことも多いが、兄弟コンビに限っては不動。来季も2人でチームを引っ張ることになりそうだ。
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■ 今岡再生!
 背番号7の復活を信じている―。阪神の監督就任が内定している野球評論家の真弓明信氏が、ここ数年、不振に悩んでいる今岡に対し「急激に衰えることはない」と復活へゲキを飛ばした。現役時代には同じ「7番」を背負った縁もある2人。V奪回へ向け、“今岡再生”が真弓氏の大きな仕事となる。
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■ 東京ドーム怖がるな!
 監督就任が内定している野球評論家の真弓明信氏が、クライマックスシリーズ第2S第3戦・巨人−中日戦を“視察兼任”で、ラジオ解説。来季もライバルになるであろうGDを総チェックし、巨人に7連敗した今季の払しょくに、意欲を燃やした。解説では「ラミレス封じ」を熱く語るなど、一足早く真弓采配をお茶の間に届けた。
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■ 就任内諾!
 阪神タイガース第31代監督誕生へ―。坂井オーナーは大阪市内のホテルで球団OBの真弓明信氏と会談し、次期監督就任への要請を行った。真弓氏は内諾したことを明かし、「成績が出なかったら、責任をとらないといけない」と発言。就任1年目からV奪回を至上命題に掲げた。クライマックスシリーズ終了後にも、正式発表される。29日から始まる秋季練習は真弓新監督の初日となる可能性も出てきた。
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■ 新助っ人は右の大砲!
 来季の新外国人野手獲得に向け、ブルージェイズのホセ・バウティスタ内野手を筆頭候補にリストアップしていることが分かった。

 リーグ史上最大の13差逆転を許した要因の一つでもある攻撃陣。「勢いをつけるためには、打線の爆発が必要だった」。前日21日の退任会見でも岡田前監督が悔やんだように、ひと振りで流れを変える大砲の不在が最後まで響いたのは事実だ。

 来季のV奪回に向け、長年の補強ポイントである右の大砲獲得は至上命題。そこで、白羽の矢が立ったのが、メジャー通算46本塁打を誇るバウティスタだ。04年にメジャーデビューし、今年8月にパイレーツから移籍。最近3年間すべて15本塁打以上を記録。本職は三塁だが、一塁もこなす。

 今季年俸が180万ドル(約1億8000万円)と高額なのがネックだが「少々高くても、いい選手を取ることが大事」と球団首脳も話しており、許容範囲とみられる。

 新監督の意向を聞くため、バウティスタ以外にも、メジャー通算22本塁打しているレンジャーズのネルソン・クルーズ外野手や通算89本塁打を誇るケビン・メンチ外野手ら5人を最終リストアップしているもよう。真弓監督が誕生次第、一本化して獲得を目指すことになる。
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■ 虎よ!さらば…
 5年間の総決算と位置づけたCS敗退から一夜。上下濃いグレーのスーツで大阪市内の電鉄本社を訪れた岡田監督は、約30分間、坂井オーナーにシーズン報告を行った後、退団会見を行い、正式に猛虎に別れを告げた。

 「重圧から解放され安堵感?解放したくなかったけどな。成績には満足してるが、優勝できなかったのが一番の原因やから。今後?ずっと野球見てきたから、見るのは1週間に2、3回でええわ」

 13差を逆転される歴史的V逸で、タイガースのユニホームを脱ぐことに後悔はない。ただ、勝負に負けたことが悔しい。会見中は淡々と話していたが、終わるに近づき、目には再び、熱いものがあふれていた。

 常勝軍団を築きあげんと、総てを注いできた5シーズン。「よく5年もやった。選手も勝たないといけないという、いい経験をさせてあげられたと思う。充実の5年間だった」と、指揮官生活を振り返った。

 猛虎を愛し、そして今も、その思いが変わることはない。コーチとして阪神に戻ってきてから11年。「一番、印象に残っていることは?」と問われ、2軍時代に藤川、関本、浜中(オリックス)らを鍛え上げ、1軍で監督−選手の立場として、ともに戦えたことを挙げた。

 前日20日の中日戦後、胴上げされ号泣した。「勝ってユニホームを脱ぐのが理想だったが(胴上げされて)嬉しかった」。ナインに感謝しつつも涙については「悔し涙。嬉し涙なんかないよ」と、最後まで負けず嫌いな勝負師らしい一面を見せた。

 「ここ2、3年、最終的に勝てなかった。(原因が)何か分からないが、足りないものがある。ただ、100%に近い状態で新体制に受け継いでもらえるかな」

 岡田は去る。だが、岡田野球の申し子らが、新たな指揮官と“融合”し、さらなる花を咲かせてくれるはずだ。
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■ 終戦…
10/20 京セラD大阪
◆セCS1st第3戦
[阪神1勝2敗0分]
中000 000 002=2
神000 000 000=0
[勝]吉見 1勝
[S]岩瀬 2S
[敗]藤川 1敗
▼本塁打
(中)ウッズ2号
(神)


 涙の別れだ…。0−0の9回、守護神・藤川がウッズに決勝2ランを浴びクライマックスシリーズ第1ステージでの敗退が決定。5年間の総決算として臨んだ岡田監督は、試合後、ナインの手によって5度、宙に舞い、涙、涙に暮れた。猛虎を率いて5年。リーグ優勝1度を含むAクラス4度。常勝軍団を築いた猛虎の将がこよいで縦ジマに別れを告げた。さらば岡田監督。そして、ありがとう。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 鳥谷2発で逆王手!
10/19 京セラD大阪
◆セCS1st第2戦
[阪神1勝1敗0分]
中010 001 010=3
神400 003 00X=7
[勝]下柳 1勝
[敗]チェン1敗
▼本塁打
(中)森野2号・ウッズ1号
(神)鳥谷1号、2号


 鳥谷が猛虎を救った。鳥谷が初回にクライマックスシリーズ1号の3ランを放つと、6回にもソロ。2発4打点の活躍で中日を下し、通算成績を1勝1敗とした。今季限りで辞任する岡田監督はポストシーズン初勝利。明日の第3戦、第2ステージ進出をかけて竜倒に挑む。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ CS崖っぷち…
10/18 京セラD大阪
◆セCS1st第1戦
[阪神0勝1敗0分]
中100 001 000=2
神000 000 000=0
[勝]川上 1勝
[S]岩瀬 1S
[敗]安藤 1敗
▼本塁打
(中)森野1号
(神)


 岡田阪神よ意地を見せろ! セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージが、京セラドーム大阪で開幕。今季限りでユニホームを脱ぐ岡田監督の“総決算”初戦は中日に0−2の零封負け。指揮官就任後、日本シリーズ、CSの短期決戦は7戦全敗となった。きょう負ければすべてが終わる。崖っぷちに立たされたが、終わったわけじゃない。猛虎よ、甦れ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 5年間の総決算や!
 明日から始まるクライマックスシリーズ第1ステージに向け、京セラドーム大阪で最終調整。今季限りで退団する岡田監督は「5年間の総決算。最後までいく雰囲気がある」と、日本一で男の花道を飾る決意を、あらためて示した。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 鬼になる!
 18日に開幕するクライマックスシリーズで3位の中日と激突する阪神は、その舞台となる京セラドーム大阪で直前練習を行った。今季限りで辞任することが決まっている岡田監督は「調子のいい者から使うだけよ」と宣言。相性やシーズンの実績にとらわれず、“非情”に徹して勝利を目指す。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 星野SDの意見聞く
 坂井オーナーは今季限りで退団する岡田布監督の後任人事に関して大阪市内の電鉄本社で南球団社長と会談。OBの真弓明信氏、木戸作戦兼バッテリーコーチの2人を軸とした候補の検討に入った。同オーナーは16日にも球団取締役2人を加えた4者会談を開き意見を集約。星野SD、吉田義男氏らOBの監督経験者へのヒアリングを経て決断する。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 真弓?(゚Д゚;≡;゚д゚)木戸?
 今季限りで辞任する意向を伝えていた岡田監督が、大阪市内で坂井オーナー、南球団社長と会談。坂井オーナーの慰留を固辞し、球団側も了承。今季限りでの退任が正式に決まった。これを受けて球団は後任監督の人選に本格的に着手。今後はOBの真弓明信氏と木戸作戦兼バッテリーコーチを軸に、人選を進めていく方針だ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 別れ、そして継承へ―
 坂井オーナーは明日、今季限りでの辞意を表明している岡田監督と会談し、辞任を最終承認する。同オーナーは「今やっている守りの野球は間違っていない」と5年間の“岡田野球”を評価。去りゆく将に現状分析を請い、次政権に生かす考えだ。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 竜倒締め!
10/12 スカイマーク
◆対中日最終戦
[阪神17勝6敗1分]
中000 100 000=1
神000 003 01X=4
[勝]岩田 10勝10敗
[S]藤川 8勝1敗38S
[敗]山本昌11勝7敗
▼本塁打
(中)
(神)


 猛虎がシーズン最終戦を鮮やかな逆転勝ちで締め、クライマックスシリーズ第1ステージで対戦する中日との前哨戦を制した。試合前には、今季限りでの辞任を決意した岡田監督が南球団社長と会談して正式に辞意を伝えた。試合後にわき起こった「岡田コール」を胸に秘め、5年間の監督人生の集大成とするべく、男の花道を日本一で飾りにいく。

■セ・リーグ順位表
[2008全日程終了]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 82 59 3 2.0 ☆
3中日 71 68 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.0
5ヤクルト 66 74 4 3.5
6横浜 48 94 2 19.0
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■ 岡田監督が辞任決意…
 岡田監督が辞任する。最大13ゲーム差をつけながら優勝を逃した責任を痛感する岡田監督は、横浜戦の試合前、選手全員を集め、今季終了後に辞任する意向を伝えた。V逸が決まった10日深夜にはコーチ陣に辞意を伝えている。12日、レギュラーシーズン最終戦を行うスカイマーク神戸で、南球団社長と会談し、正式に辞意を伝える。球団は慰留に努めるが、岡田監督の決意は固く、翻意は困難な状況だ。後任人事は難航が予想され、手にかけた優勝を逃した阪神に一気に激震が走ることになる。
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■ 39個目のスチール!
10/11 横浜
◆対横浜最終戦
[阪神13勝10敗1分]
神000 100 300=4
横200 000 30X=5
[勝]高宮 1勝
[S]寺原 3勝9敗22S
[敗]阿部 1敗
▼本塁打
(神)
(横)内川14号


 赤星はひるまない。チームは巨人に13ゲーム差をひっくり返され、優勝を逃した。それでも意地は残っている。球界ナンバー1の脚力で、6度目のタイトル獲りに挑む。

 7回、死球を受けたバルディリスの代走としてゲーム参加した。カウント0−1。左投手、吉見のモーションを完全に盗み、二塁へ駆けた。斉藤俊の送球は大きく浮いた。滑り込む必要のない完ぺきなタイミングで今季39個目スチールを成功させた。

 現在、盗塁王争いのトップはヤクルト・福地の41。その差は2。

 「ずっと言っているけど、そんなことはまったく考えていない」

 報道陣の「サインなのか?」の問いにも明白に答えた。

 「そういう場面で出て行ってる。それしかないでしょう」。過去5回、盗塁王に輝いているプライドがにじんだ。

 スタメンを外れたのは6日のヤクルト戦で左手に受けた死球の影響もあった。左手打撲の診断で親指付近にテーピングを巻いて出場し続ける。万全ではない状況でも結果を残す。「出場?あとからということだったんで」。淡々と試合前を振り返った。

 盗塁王に初めて輝いたのは2001年、ルーキーイヤーだった。39を数えた。02、03、04、05とタイトルホルダーになった。プロ8年目を迎えた08年は新人時代と同じ数字を重ね、抜き去ろうとしている。

 明日の中日戦で2盗塁を決めれば、プロ通算350盗塁となり、球団タイ記録になる。偉業を最初に達成したのは吉田義男氏。「牛若丸」と異名をとった阪神の偉大なOBに肩を並べ、そして一気に追い越す可能性もある。

 「あすの出場?自分で決めることではないでしょう」。赤星は慎重だった。でも出ない訳はない。今季全試合出場もかかっている。屈辱にまみれた08年シーズン。最後は笑って終わるだけだ。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/11現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 84 57 3 優勝 ☆
2阪神 81 59 3 2.5 ☆
3中日 71 67 5 9.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 74 4 4.0
6横浜 48 93 2 18.0
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■ 世紀のV逸…
10/10 横浜
◆対横浜23回戦
[阪神13勝9敗1分]
神002 010 000=3
横000 004 00X=4
[勝]小林 6勝5敗1S
[S]寺原 3勝9敗21S
[敗]アッチソン 7勝6敗
▼本塁打
(神)金本27号・関本8号
(横)村田45号


 奇跡は起こせなかった…。3点リードの6回、1点を返され、なおも1死一、二塁から2番手・アッチソンが横浜・村田に逆転3ランを浴び、まさかの逆転負け。巨人の2年連続リーグ優勝が決まり、3年ぶりのV奪回は夢に終わった。一時は2位に13差をつけた猛虎にとっては、屈辱のシーズンとなり終戦を迎えた。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/10現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 83 57 3 優勝 ☆
2阪神 81 58 3 1.5 ☆
3中日 71 67 5 9.5 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 73 4 3.5
6横浜 47 93 2 19.0
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■ 逆転Vあるぞ!
 首位陥落から一夜明け、横浜スタジアムでの若手中心の指名練習に金本が志願参加した。言葉はいらない。行動が絶対にあきらめない強い決意を示していた。岡田監督も「まだ決着はついていない」。この日、巨人は横浜に敗れてマジック2で停滞。奇跡の逆転Vの可能性を残す残り3試合。猛虎は最後の最後まで希望を捨てない。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/09現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 82 57 3 M2 ☆
2阪神 81 57 3 0.5 ☆
3中日 71 67 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 72 4 3.0
6横浜 46 93 2 20.0
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■ ついに落城…
10/08 東京ドーム
◆対巨人最終戦
[阪神10勝14敗0分]
神000 001 000=1
巨002 000 10X=3
[勝]内海 12勝8敗
[S]クルーン 1勝4敗40S
[敗]安藤 13勝9敗
▼本塁打
(神)
(巨)ラミレス43号


 10・8は猛虎にとって屈辱の日となった…。阪神は岡田監督が宿敵・巨人とのラストバトルに執念采配を見せたものの、力及ばず。開幕から守り続けた首位の座から、141試合目にして陥落し、自力Vが消滅。巨人に優勝マジック2を点灯させられた。早ければ10日に巨人のリーグ優勝が決まる。猛虎の3年ぶりリーグ制覇は、風前のともしびとなった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/08現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 82 56 3 M2 ☆
2阪神 81 57 3 1.0 ☆
3中日 71 67 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 65 72 4 3.0
6横浜 45 93 2 20.5
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■ 頂上相星決戦!
 神様も“宿命の対決”を演出したのだろうか。この日の横浜戦は、阪神が初回に1点を先制した直後に雨のため中断。そのまま降雨ノーゲームとなった。勝っていれば0.5差リードして、明日の巨人戦に臨むことができたが、81勝56敗3分けのイーブンでの頂上決戦が実現。勝者が限りなくリーグ優勝に近づく、運命の一戦。勝つのは、もちろん猛虎だ!

■セ・リーグ順位表
[2008/10/07現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 81 56 3 ― ☆
1阪神 81 56 3 0.0 ☆
3中日 71 67 5 10.5 ☆
4広島 69 70 5 2.5
5ヤクルト 64 72 4 3.5
6横浜 45 92 2 19.5
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■ また同率首位…
10/06 神宮
◆対ヤクルト最終戦
[阪神13勝10敗1分]
神000 100 000=1
ヤ200 100 00X=3
[勝]石川 12勝10敗
[S]林昌勇1勝5敗31S
[敗]リーソップ2敗
▼本塁打
(神)金本26号
(ヤ)


 休むつもりはない! 左手に死球を受け、病院に直行した赤星が7日の横浜戦出場に向け、悲壮な決意を示した。試合は金本のソロによる1点しか奪えず、ヤクルトに惜敗。再び巨人に同率首位に並ばれ、負ければ巨人に優勝マジック3が点灯する。残り4戦全勝へ。崖っぷちに立たされた猛虎を、チームリーダーが引っ張る。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/06現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 81 56 3 ― ☆
1阪神 81 56 3 0.0 ☆
3中日 71 66 5 10.0 ☆
4広島 69 70 5 3.0
5ヤクルト 63 72 4 4.0
6横浜 45 92 2 19.0
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■ 単独首位死守!
10/05 神宮
◆対ヤクルト23回戦
[阪神13勝9敗1分]
神000 500 003=8
ヤ000 002 100=3
[勝]石川 2勝
[S]藤川 8勝1敗37S
[敗]川島亮7勝8敗
▼本塁打
(神)バルディリス3号
(ヤ)


 執念の首位死守だ。藤川が2点リードの8回から2イニングを無安打無失点。9試合連続のマウンドは、ストッパー転向後初となる2日連続の2イニング登板も、覇権奪回への強い思いを白球に込めてツバメ打線を力でねじ伏せた。豪腕の力投で6日ぶりの勝利。2位・巨人とも0.5ゲーム差をキープ。残り5試合。優勝のため最後の力を振り絞りマウンドを守り続ける。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/05現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 81 55 3 ― ☆
2巨人 81 56 3 0.5 ☆
3中日 71 66 5 10.0 ☆
4広島 69 69 5 2.5
5ヤクルト 62 72 4 5.0
6横浜 44 92 2 19.0
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■ 岡田がキレた!
10/04 神宮
◆対ヤクルト22回戦
[阪神12勝9敗1分]
神100 100 000 000=2
ヤ200 000 000 000=2
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 3時間54分の激闘も勝利をつかめず痛恨のドロー。巨人が敗れ、再び単独首位に立ったものの、さらに一歩引き離すことはできずマジック点灯もお預けとなった。試合後には、心ないファンのヤジに岡田監督が怒り心頭で詰め寄り、言い返す場面も。フラストレーションが残る結末となった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/04現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 55 3 ― ☆
2巨人 80 56 3 0.5 ☆
3中日 71 65 5 9.0 ☆
4広島 68 69 5 3.5
5ヤクルト 62 71 4 4.0
6横浜 44 91 2 19.0
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■ 勝利の方程式崩壊…
10/03 神宮
◆対ヤクルト21回戦
[阪神12勝9敗0分]
神000 131 000=5
ヤ000 000 43X=7
[勝]木田 2勝
[S]五十嵐3勝2敗3S
[敗]アッチソン 7勝5敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 勝利の方程式が崩壊した―。ヤクルトに1点差に詰め寄られた8回1死満塁から登板した藤川が、まさかの暴投で同点とされ、川本に決勝二塁打を浴びた。JFK+Aが打たれ、今季最大となる5点差逆転負けで優勝マジックが消滅。再び巨人に並ばれた。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/03現在]
   勝 敗 分 差 CM
1巨人 80 55 3 ― ☆
1阪神 80 55 2 0.0 ☆
3中日 70 65 5 10.0 1
4広島 68 68 5 2.5
5ヤクルト 62 71 3 4.5
6横浜 43 91 2 19.5
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■ 勝利あるのみ!
 Vへの使者は、やっぱり新井だ! 3日からのヤクルト戦に備え、上京した。昨年はくしくも同じ神宮、横浜遠征で失速したが、今季は直前で新井が復活し、チーム状況は一変。新井は追走してくる巨人の幻影に惑わされず、「自分たちが1戦1戦勝つだけ」と、自力でマジックを減らす旅を強調した。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/02現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 80 55 3 0.5 ☆
3中日 69 65 5 10.5 2
4広島 68 68 5 2.0
5ヤクルト 61 71 3 5.0
6横浜 43 90 2 18.5
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■ G戦へ弾みつけろ!
 ハマキラーでG倒へ弾み! 福原が7日の横浜戦で先発することが濃厚となった。現在、福原は中継ぎとしてスタンバイしているが、05年から対横浜戦は7連勝中。先発要員として新外国人のリーソップも控えるが、相性と経験での抜てきとなった。

■セ・リーグ順位表
[2008/10/01現在]
   勝 敗 分 差 CM
1阪神 80 54 2 M7 ☆
2巨人 80 55 3 0.5 ☆
3中日 68 65 5 11.0 3
4広島 67 68 5 2.0
5ヤクルト 61 70 3 4.0
6横浜 43 89 2 18.5
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