虎番記者席

■ ハマ粉砕7月反攻や!
06/30 横浜
◆対横浜9回戦
[阪神5勝4敗0分]
神030 000 140=8
横000 001 001=2
[勝]下柳 6勝4敗
[敗]三浦 5勝7敗
▼本塁打
(神)金本16号・林11号
(横)吉村8号


 どや!これが真の猛虎や! 3点リードの8回、主砲・金本&林のアベック弾などで4点を追加。先制、中押し、ダメ押しの理想的な攻撃で11安打8得点の“お祭り騒ぎ”。当面の敵である3位・横浜を圧倒し、連敗も2でストップ。リーグ戦再開とともに、強い猛虎が帰ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/30現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 28 0 ―
2中日 37 30 2 4.0
3横浜 34 31 1 2.0
4阪神 29 36 2 5.0
5広島 27 40 1 3.0
6ヤクルト 26 39 0 0.0
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■ 意地を見せろ!
 岡田監督が打撃不振のシーツに「3番奪回指令」を発した。セ・リーグ再開初戦の横浜戦が雨天中止となると、悩める助っ人にゲキ。日替わり状態をしいられているオーダーの固定を、逆襲への最大のカギとした。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/29現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 43 27 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 40 1 3.0
6ヤクルト 25 39 0 0.0
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■ 横浜よ待っていろ!
 明日からの横浜3連戦を控え、阪神は甲子園で練習し、横浜へ移動した。リーグ再開となる初戦で、しかも3位との直接対決だけに、岡田監督が珍しく横浜戦3連勝指令を出せば、金本も同様3連勝宣言。決戦を前に、指揮官&主砲が決意表明でチームを鼓舞した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/28現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 魔球ジャイロ!
 快投連発のナゾ解けた! ルーキー右腕・上園の投球動作を、スポーツ科学者でジャイロボールを発見した手塚一志氏が分析。VTRで検証した結果、ストレートがジャイロ回転していることが判明した。リーグ戦は29日から再開されるが、魔球を操る若き右腕が猛虎逆襲の切り札となる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/27現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 目標は1位!
 3位?2位?そんな目標の下方修正はない。リーグ戦再開を3日後に控え、金本が逆転優勝の誓いを立てた。3位狙いにはまだ早い―という前日25日の宮崎オーナーの指令に力強く呼応。「3位どころか2位ですらこれっぽっちも考えてない」。それが猛虎主砲の心意気だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/26現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 27 0 ―
2中日 37 29 2 3.5
3横浜 34 30 1 2.0
4阪神 28 36 2 6.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 逆襲へ赤星走る!
 俊足で猛虎を波に乗せる! 赤星があと「3」に迫っている通算300盗塁を、29日からの横浜戦中にも決める。横浜戦での65盗塁が対戦カード別でナンバーワンなら、横浜スタジアムでの38盗塁は球場別でホームの甲子園に次ぐ2位。借金8。猛虎逆襲の起爆剤はレッドスターの「足」以外にない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/25現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 26 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 33 30 1 2.5
4阪神 28 36 2 5.5
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 打てんわ…
06/24 甲子園
◆対日ハム最終戦
[阪神0勝4敗0分]
日110 010 000 =3
神001 000 000 =1
[勝]グリン6勝3敗
[S]マイケル 15S
[敗]ジャン3勝4敗
▼本塁打
(日)
(神)野口1号


 虎は最後まで打てなかった。交流戦最終戦は雨の中、日本ハム・グリンを攻略できず連敗でフィニッシュ。過去2年、交流戦を得意としていた阪神だが、今年は9勝14敗1分けに終わった。これで3カ月連続となる6月の負け越しも決定。3位・横浜とのゲーム差も、ついに「5」に開いた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/24現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 26 0 ―
2中日 37 29 2 4.0
3横浜 32 30 1 3.0
4阪神 28 36 2 5.0
5広島 26 39 1 2.5
6ヤクルト 25 39 0 0.5
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■ 延長力尽く…
06/23 甲子園
◆対日ハム3回戦
[阪神0勝3敗0分]
日300 010 000 02=6
神400 000 000 00=4
[勝]武田久4勝2敗2S
[S]マイケル 14S
[敗]橋本健2勝2敗
▼本塁打
(日)小谷野3号
(神)金本15号


 猛虎の連勝が3で止まった。ダルビッシュへの雪辱を期した一戦。初回に主砲・金本が12試合ぶり15号逆転3ランを放つなど一挙4得点を挙げながら、打線が2回以降沈黙した。延長戦で振り切られ、日本ハムに目前での交流戦Vを許した。明日が交流戦最終戦。有終の白星をリーグ戦再開へとつなげたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/23現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 42 25 0 ―
2中日 37 28 2 4.0
3横浜 31 30 1 4.0
4阪神 28 35 2 4.0
5広島 26 38 1 2.5
6ヤクルト 25 38 0 0.5
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■ 若竹が急成長!
 虎投に10代の新星が登場! 首脳陣が交流戦後、高卒2年目の若竹の一軍先発デビューを検討していることが分かった。7月3日からのヤクルト3連戦での抜てきが有力。20日の楽天戦で初勝利を挙げたルーキーの上園に続く新星右腕。高卒2年目での先発となれば井川(現ヤンキース)以来8年ぶりの快挙になる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/22現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ 大逆襲!?
 この勢いで、さらなる神撃や! 猛虎の投手陣は現在、32回連続無失点中。阪神が1942年にマークした、プロ野球のチーム最多連続無失点記録52回に、あと20と迫っている。23、24日の日本ハム戦には、福原、ジャンの両右腕が先発でスタンバイ。勝利の方程式を担うJFKも健在とあれば、65年ぶりの記録更新は夢物語で終わらないはず。偉業を通過点に、猛虎の大逆襲が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/21現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ ルーキー対決制す!
06/20 甲子園
◆対楽天最終戦
[阪神3勝1敗0分]
楽000 000 000=0
神120 000 11X=5
[勝]上園 1勝
[S]藤川 3勝2敗17S
[敗]田中 4勝3敗
▼本塁打
(楽)
(神)


 虎の新星が聖地でマー君に投げ勝った。大学社会人3巡目ルーキー・上園が6回を1安打無失点の好投。楽天先発・田中との投げ合いを制し、プロ3度目の登板で待望のプロ初勝利を手にした。「最高の気分です」。初のお立ち台で、はにかんだ笑みを見せた孝行息子。これで引き分けを挟み6月初の3連勝。猛虎がいよいよ甦ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/20現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 41 25 0 ―
2中日 37 27 2 3.0
3横浜 30 30 1 5.0
4阪神 28 34 2 3.0
5広島 25 38 1 3.5
6ヤクルト 24 38 0 0.5
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■ 6月初の連勝!
06/19 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神2勝1敗0分]
楽000 000 000=0
神000 100 00X=1
[勝]下柳 5勝4敗
[S]藤川 3勝2敗16S
[敗]永井 3勝3敗
▼本塁打
(楽)
(神)


 今岡が4回1死一、二塁から右前へ先制となる16試合ぶりのタイムリーを放った。10試合ぶりに盗塁を成功させた赤星をホームへ迎え入れる殊勲の一打。下柳の快投で先発陣に6月初の白星が付いた。藤川も6月初セーブを挙げて虎の子の1点を死守。本来の得点パターンを勝ちにつなげた猛虎が大きな白星をつかんだ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/19現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 40 25 0 ―
2中日 36 27 2 3.0
3横浜 29 30 1 5.0
4阪神 27 34 2 3.0
5広島 25 37 1 2.5
6ヤクルト 24 37 0 0.5
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■ いいところ見せたい!
 快打でノムさんに恩返しや! 庄田が休日返上練習。明日からの楽天2連戦を前に、気合を入れ直した。

 「野村監督?特別な意識はないですけれど、社会人時代にお世話になった。いいところを見せられるよう頑張りたい」

 かつての恩師に、成長した姿を見せる時がやってきた。楽天・野村監督は、2年間在籍した社会人・シダックス時代の監督。野球のイロハを叩き込んでもらった。前回の仙台遠征中は2軍にいたため、公式戦では“初対面”。バットで結果を残すことが、何よりの恩返しとなる。

 「結果はもちろんですけど、気持ちの部分とかを期待して使ってもらっていると思う。“やったる!”という気持ちを前面に出していきたい」

 売り出し中のプロ4年生は、メンタル面で一歩も引かない。11日に1軍初昇格を果たすと、4試合で12打数5安打1本塁打。個人としては最高のスタートを切ったが、好調の要因も「技術どうこうより、まず気持ちで負けてない」と分析する。

 「早いカウントで打っていきたい。来た球は全部打つぐらいの気持ちでいきます」
 今回の2連戦では、永井、田中の右2枚の先発が予想され、「1番・右翼」でのスタメンが濃厚。チームに勢いをつけるためにも、好球必打を心がけるつもりだ。

 「(満員の甲子園でプレーするのは)幸せなこと。不安もあるけど、それを打ち消すために練習しました」

 誰もいない室内練習場では、約30分にわたってマシンを打ち続けた。つかんだチャンスは、二度と手放さない−。庄田のひたむきな姿勢が、低迷猛虎の起爆剤となる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/18現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 25 0 ―
2中日 35 27 2 3.0
3横浜 28 30 1 5.0
4阪神 26 34 2 3.0
5広島 25 36 1 1.5
6ヤクルト 24 36 0 0.5
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■ 執念リレーや!
06/17 千葉
◆対ロッテ最終戦
[阪神1勝2敗1分]
神000 000 000 000=0
ロ000 000 000 000=0
(規定により引き分け)
▼本塁打
(神)
(ロ)


 ウィリアムス、久保田、藤川が7回からの6イニングを零封し、延長12回の末、スコアレスドローに持ち込んだ。防戦一方の展開だったが、頼れるJFKトリオの熱投が虎党のハートを熱くさせた。今季の交流戦負け越しは決定したが、この粘りこそが逆襲へのプロローグとなる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/17現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 39 25 0 ―
2中日 35 27 2 3.0
3横浜 28 30 1 5.0
4阪神 26 34 2 3.0
5広島 25 36 1 1.5
6ヤクルト 24 36 0 0.5
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■ 若虎ミラクル呼ぶ!
06/16 千葉
◆対ロッテ3回戦
[阪神1勝2敗0分]
神100 001 009=11
ロ002 120 200=7
[勝]桟原 1勝
[敗]小林雅1勝2敗14S
▼本塁打
(神)林10号・庄田1号
(ロ)サブロー5号・里崎4号


 野球の神様はいた。あきらめない若虎のど根性に、ビッグなプレゼントをくれた。5点差の9回に9安打で一挙9点。あれほどタイムリーが出なかった打線をつなげたのは途中出場コンビ、桜井と狩野だった。赤星の同点打も、金本の勝ち越し打も、ロッテの守護神・小林雅撃ちに成功した2人のお陰。4連敗、借金10の危機にひんしていたチームが、九死に一生を得た。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/16現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 38 25 0 ―
2中日 35 26 2 2.0
3横浜 28 29 1 5.0
4阪神 26 34 1 3.5
5広島 25 35 1 1.0
6ヤクルト 24 35 0 0.5
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■ 一撃必殺や!
 12打席連続無安打の林が“一撃必殺”を誓った。この日、千葉マリンスタジアムで行われた全体練習では、正田打撃コーチから助言を受けるなど修正に着手。技術的な課題を身体に覚えさせた上で、好球必打の姿勢を強調した。前回、2試合連続2ケタ失点を喫したロッテへの雪辱に燃える猛虎。林の復調がリベンジのカギを握っている。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 25 0 ―
2中日 34 26 2 2.0
3横浜 27 29 1 5.0
4阪神 25 34 1 3.5
4広島 25 34 1 0.0
6ヤクルト 23 35 0 1.5
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■ 金本奮闘も…
06/14 グッドウィル
◆対西武最終戦
[阪神2勝2敗0分]
神100 000 020=3
西100 001 11X=4
[勝]岩崎 1勝
[S]小野寺2敗11S
[敗]久保田1勝2敗
▼本塁打
(神)
(西)カブレラ12号・江藤1号


 結末は無念でも猛虎の4番は低調な打線を確かに引っ張った。金本が初回に16試合ぶり先制点を叩き出し、8回には激走三塁打で同点劇を導いた。歴代単独3位となる1247試合連続出場を果たした夜、最終9回の好機では見逃し三振に倒れた。交流戦の勝ち越しが消え、借金も9。岡田阪神史上最悪の現実を突きつけられた。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/14現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 37 25 0 ―
2中日 34 26 2 2.0
3横浜 27 29 1 5.0
4阪神 25 34 1 3.5
4広島 25 34 1 0.0
6ヤクルト 23 35 0 1.5
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■ ホームが遠い…
06/13 グッドウィル
◆対西武3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 000 000=0
西221 011 00X=7
[勝]岸  5勝4敗
[敗]中村泰2勝2敗
▼本塁打
(神)
(西)中島5号


 9番・右翼で先発出場した4年目の庄田が、プロ初打席初安打するなど2安打と気を吐いたが、西武のルーキー右腕・岸の前に4安打に封じられ、2試合連続の零封負け。借金も今季最多の8となった。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/13現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 25 0 ―
2中日 34 26 1 1.5
3横浜 27 29 0 5.0
4阪神 25 33 1 3.0
4広島 25 33 1 0.0
6ヤクルト 23 34 0 1.5
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■ もっと楽に投げろ!
 矢野が前日11日にソフトバンク戦で今季2敗目を喫した藤川にアドバイスを送った。「アイツは気持ちが強すぎるぐらいやから、もっと楽に、という思いはあるよね」。球児の右腕なくしてありえない、猛虎の巻き返し。正妻からの金言が、守護神を甦らせる。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/12現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 24 0 ―
2中日 34 25 1 1.5
3横浜 26 29 0 6.0
4阪神 25 32 1 2.0
4広島 25 32 1 0.0
6ヤクルト 23 33 0 1.5
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■ 球児で沈む…
06/11 甲子園
◆対ソフトバンク最終戦
[阪神2勝2敗0分]
ソ000 000 001=1
神000 000 000=0
[勝]和田 5勝5敗
[S]馬原 20S
[敗]藤川 3勝2敗15S
▼本塁打
(ソ)
(神)


 波に乗り切れない。藤川が交流戦3年目で初の黒星を喫した。0−0の9回、2死三塁から川崎に中前適時打を浴び虎の勝利は消えた。それでも岡田監督は「投手もきついわな」とかばった。シーズン2敗はリリーフ転向後初。打線の奮起がない苦境は続く。それでも不動の守護神につなぐことが勝利への近道に変わりはない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/11現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 36 24 0 ―
2中日 34 25 1 1.5
3横浜 26 29 0 6.0
4阪神 25 32 1 2.0
4広島 25 32 1 0.0
6ヤクルト 23 33 0 1.5


[観]編集長3勝1敗
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■ 雨のち劇的フィナーレ!
06/10 甲子園
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神2勝1敗0分]
ソ000 100 000 0 =1
神000 000 001 2x=3
[勝]藤川 3勝1敗15S
[敗]篠原 2敗
▼本塁打
(ソ)
(神)林9号


 誰ですか?雨を我慢できずに「ノーゲームでいい」なんて言った人は…。あと1死で試合成立という5回裏2死に雨で試合がストップし、甲子園史上最長の1時間10分の中断劇。でも、待ったかいがありました。9回に杉内から同点の1点を奪い、10回に林がうれしい、うれしいサヨナラ2ラン。天も味方につけ、今度こそ虎が勢いに乗れそうな1勝です。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/10現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 24 0 ―
2中日 33 25 1 1.5
3横浜 25 29 0 6.0
4阪神 25 31 1 1.0
5広島 24 32 1 1.0
6ヤクルト 22 33 0 1.5
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■ 関西ダービー初負越し…
06/09 甲子園
◆対オリックス最終戦
[阪神1勝3敗0分]
オ101 001 100=4
神010 000 000=1
[勝]ユウキ3勝
[S]加藤大2勝3敗7S
[敗]福原 1勝5敗
▼本塁打
(オ)
(神)


 神様、林様、虎を助けて…。阪神打線がまたも沈滞。14三振、1点止まりで、交流戦3年目でオリックスとの「関西ダービー」に1勝3敗と初めて負け越した。10試合連続安打中だった林が無安打。チャンスではシーツがブレーキとなり、Bクラス4位に1日で逆戻りした。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/09現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 35 23 0 ―
2中日 32 25 1 2.5
3横浜 24 29 0 6.0
4阪神 24 31 1 1.0
4広島 24 31 1 0.0
6ヤクルト 21 33 0 2.5
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■ 監督退場に燃えた!
06/08 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神1勝2敗0分]
オ100 000 000 =1
神000 000 002x=2
[勝]藤川 2勝1敗15S
[敗]加藤大2勝3敗6S
▼本塁打
(オ)
(神)


 執念がサヨナラ劇を呼んだ。岡田監督が8回、守備妨害の判定を巡り球審に暴力行為を働き、プロ生活で初の退場処分。指揮官の怒りの抗議に一つとなった猛虎は、1点を追う9回同点とし、なおも1死満塁から鳥谷の押し出し死球で今季3度目のサヨナラ勝ち。猛虎の将の執念が最後の最後に実り、広島と並び3位に浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/08現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 34 23 0 ―
2中日 31 25 1 2.5
3阪神 24 30 1 6.0
3広島 24 30 1 0.0
5横浜 23 29 0 0.0
6ヤクルト 20 33 0 3.5


[観]編集長3勝0敗
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■ 魂の打ち込み!
 札幌、仙台遠征から戻った甲子園球場で、金本が異例の打ち込みに取り組んだ。移動日では練習免除されている主砲にとっては珍しい志願の打撃練習だった。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/07現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 23 0 ―
2中日 30 25 1 2.5
3広島 24 29 1 5.0
4横浜 23 28 0 0.0
5阪神 23 30 1 1.0
6ヤクルト 20 32 0 2.5
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■ 拙攻13残塁…
06/06 フルキャスト宮城
◆対楽天2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 001 000=1
楽204 200 03X=11
[勝]田中 3勝2敗
[敗]中村泰2勝1敗
▼本塁打
(神)
(楽)山崎武22号


 マーくんにやられた…。阪神打線が楽天・田中を相手に残塁の山を築いた。注目ルーキーから8安打を放ちながら、得点は併殺崩れの間の1点だけ。タイムリーを1本も打てず、7回1失点でプロ3勝目を献上した。投手陣も今季5度目の2ケタ失点。借金は今季最多タイの7に戻り、5位に転落した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/06現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 23 0 ―
2中日 30 25 1 2.5
3広島 24 29 1 5.0
4横浜 23 28 0 0.0
5阪神 23 30 1 1.0
6ヤクルト 20 32 0 2.5
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■ 金本劇場!
06/05 フルキャスト宮城
◆対楽天1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神002 003 000 05=10
楽010 210 001 00=5
[勝]藤川 1勝1敗15S
[敗]福盛 3勝1敗13S
▼本塁打
(神)金本14号
(楽)


 これぞ4番! 金本が猛虎を救った。藤川のまさかの救援失敗からもつれ込んだ延長11回。1死一、三塁からの左中間二塁打が連敗を止めた。3回に14号逆転弾、6回には右前への逆転打。2度の殊勲打が幻と消えながら、最後まで勝利をたぐり寄せ交流戦史上最長5時間26分の死闘を制した。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/05現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 22 0 ―
2中日 30 24 1 2.5
3広島 24 28 1 5.0
4阪神 23 29 1 1.0
5横浜 22 28 0 0.0
6ヤクルト 19 32 0 3.5
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■ 虎投の救世主!?
 上園の1軍昇格が検討されていることが分かった。腰に違和感を訴え、3日の日本ハム戦を回避した福原の回復次第では、8日からのオリックス、ソフトバンク4連戦で先発する可能性もある。

 ボーグルソンが右肩腱板炎、ジャンと杉山は不調のため、それぞれ2軍落ち。ここにきて限りなく苦しい台所事情の中でクローズアップされたのが、大学・社会人ドラフト3巡目右腕だ。1軍未経験ながら、2軍ではチーム1位となる39回2/3を投げて防御率3.40。立ち上がりに課題を残すものの、最速148キロの速球とフォークを武器にローテの柱を務めるなど首脳陣の評価は高い。

 一方の福原は甲子園球場で、3日ぶりに屋外でのトレーニングを再開。練習に付き添った猿木チーフトレーナーが「見ての通り。順調に回復している」と語ったように、約40メートルの距離で2日続けてのキャッチボール、軽めのダッシュで患部の状態を確かめた。

 「痛みはない。動いてみた感じも問題はない。去年、ぎっくり腰をやったときはその後、動けなかったけど、今回はすぐに動けたし…。チームに迷惑をかけた分、早く投げたい」

 福原は軽症を強調し、早ければ明日にも鳴尾浜で投球練習を再開する見込み。最速で8日のオリックス戦先発も視野に入れるが、仙台で報告を受けた岡田監督は「まだやろ」とも語っており、予断は許さない。

 8日からの4連戦では、ほかにも3日のウエスタン・サーパス戦で5回2失点だった能見が先発候補。ローテ再編が急がれる中、上園が救世主となるかもしれない。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/04現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 21 0 ―
2中日 30 23 1 2.5
3広島 24 27 1 5.0
4阪神 22 29 1 2.0
5横浜 21 28 0 0.0
6ヤクルト 18 32 0 3.5
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■ 林奮闘!
06/03 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神000 000 000=0
日000 200 00X=2
[勝]グリン4勝3敗
[S]マイケル 11S
[敗]ダーウィン1敗
▼本塁打
(神)
(日)


 わずか2安打で今季8度目の零敗。低調な打線の中で2安打と林が一人気を吐いた。7試合連続安打で打率は.351。8回の第4打席に規定打席に到達してセ・リーグの打率2位に躍り出た。阪神では03年の今岡以来の首位打者も射程圏内。苦しい戦いが続く中でニューヒーローは猛虎復活へ打ち続ける。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/03現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 33 21 0 ―
2中日 30 23 1 2.5
3広島 24 27 1 5.0
4阪神 22 29 1 2.0
5横浜 21 28 0 0.0
6ヤクルト 18 32 0 3.5
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■ 意地の満塁弾!
06/02 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神0勝1敗0分]
神000 100 004=5
日003 400 10X=8
[勝]ダルビッ6勝2敗
[S]マイケル 10S
[敗]杉山 2勝4敗
▼本塁打
(神)鳥谷4号・金本13号
(日)稲葉5号


 猛虎が見せた大いなる抵抗だった。最終9回。規定打席にあと1と迫った林が右前打でつないだ満塁の好機で、金本が23打席ぶりの快音となる13号満塁弾で応えた。主砲の復活、そして、意地の粘り。惨敗のままで終わらせなかった戦いを6月反攻の兆しと信じたい。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/02現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 32 21 0 ―
2中日 30 22 1 1.5
3広島 23 27 1 6.0
4阪神 22 28 1 1.0
5横浜 21 27 0 0.0
6ヤクルト 18 31 0 3.5
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■ ビックリ10位!
 低迷猛虎の光―。林が今夏「ガリバーオールスターゲーム」のファン投票第1回中間発表で外野手部門の10位に入った。投票用紙に名前が記載されていない中での異例の大健闘。選出圏内に金本、藤川の2選手しかいない近年まれな惨状で存在感を示した。明日からの日本ハム2連戦で規定打席にも到達。今秋の五輪予選で戦う可能性もあるダルビッシュとの激突にも注目だ。

■セ・リーグ順位表
[2007/06/01現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 31 21 0 ―
2中日 29 22 1 1.5
3広島 23 26 1 5.0
4阪神 22 27 1 1.0
5横浜 21 26 0 0.0
6ヤクルト 17 31 0 4.5
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