2007.06.04 Monday
■ 虎投の救世主!?
上園の1軍昇格が検討されていることが分かった。腰に違和感を訴え、3日の日本ハム戦を回避した福原の回復次第では、8日からのオリックス、ソフトバンク4連戦で先発する可能性もある。
ボーグルソンが右肩腱板炎、ジャンと杉山は不調のため、それぞれ2軍落ち。ここにきて限りなく苦しい台所事情の中でクローズアップされたのが、大学・社会人ドラフト3巡目右腕だ。1軍未経験ながら、2軍ではチーム1位となる39回2/3を投げて防御率3.40。立ち上がりに課題を残すものの、最速148キロの速球とフォークを武器にローテの柱を務めるなど首脳陣の評価は高い。 一方の福原は甲子園球場で、3日ぶりに屋外でのトレーニングを再開。練習に付き添った猿木チーフトレーナーが「見ての通り。順調に回復している」と語ったように、約40メートルの距離で2日続けてのキャッチボール、軽めのダッシュで患部の状態を確かめた。 「痛みはない。動いてみた感じも問題はない。去年、ぎっくり腰をやったときはその後、動けなかったけど、今回はすぐに動けたし…。チームに迷惑をかけた分、早く投げたい」 福原は軽症を強調し、早ければ明日にも鳴尾浜で投球練習を再開する見込み。最速で8日のオリックス戦先発も視野に入れるが、仙台で報告を受けた岡田監督は「まだやろ」とも語っており、予断は許さない。 8日からの4連戦では、ほかにも3日のウエスタン・サーパス戦で5回2失点だった能見が先発候補。ローテ再編が急がれる中、上園が救世主となるかもしれない。 ■セ・リーグ順位表 [2007/06/04現在] 勝 敗 分 差 1巨人 33 21 0 ― 2中日 30 23 1 2.5 3広島 24 27 1 5.0 4阪神 22 29 1 2.0 5横浜 21 28 0 0.0 6ヤクルト 18 32 0 3.5
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