虎番記者席

■ 魔の火曜日
05/31 甲子園
◆対ソフトバンク4回戦
[阪神2勝2敗0分]
ソ000 000 200=2
神000 000 000=0
[勝]杉内 8勝1敗
[敗]杉山 2勝4敗
▼本塁打
(ソ)ズレータ16号
(神)


 甲子園で8連勝(1分けを挟む)中だった猛虎が、魔の火曜日に急停車。ソフトバンクの杉内に今季ワースト2安打に抑え込まれ、交流戦2度目の完封負けだ。12球団最速で観客動員が100万人を突破した日に、虎党は「六甲おろし」を唄えなかった。2位ヤクルトが0.5差に接近。正念場の9連戦を何とか乗り切れ!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/31現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 22 2 ―
2ヤクルト 26 21 0 0.5
3中日 27 24 0 1.0
4横浜 22 24 2 2.5
5広島 22 25 2 0.5
6巨人 20 28 3 2.5
[ comments(0) ]
■ 無傷の6連勝!
05/30 フルキャスト宮城
◆対楽天最終戦
[阪神5勝1敗0分]
神001 100 020=4
楽000 000 000=0
[勝]下柳 6勝
[敗]紀藤 1敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 月曜の夜。1万6230人ものファンが詰めかけたフルスタ宮城で、熟練の投球を披露した。下柳が6回3安打無失点で無傷の6連勝。広島・黒田と並ぶハーラートップタイに躍り出た。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/30現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 28 21 2 ―
2ヤクルト 25 21 0 1.5
3中日 26 24 0 1.0
4横浜 21 24 2 2.5
5広島 21 25 2 0.5
6巨人 20 28 2 2.0
[ comments(0) ]
■ 再び岩隈撃ち!
05/29 フルキャスト宮城
◆対楽天5回戦
[阪神4勝1敗0分]
神300 200 220=9
楽000 110 031=6
[勝]ブラウン 3勝
[敗]岩隈 3勝6敗
▼本塁打
(神)金本13号
(楽)鷹野3号、4号・山崎4号


 桧山がまた岩隈を打った。初回、今岡の先制打に続いて2死二、三塁から左前へ2点タイムリー。速攻を決めて、試合の流れを完全に呼び込んだ。15日の甲子園でも2年連続の15勝右腕から6回に決勝2ランを放っており、先発起用してくれた岡田采配にいきなり応えてみせた。

 「前回も岩隈から打った?そうやね。初回はランナーがまだ残っていたし、いいピッチャーからいいところで打てた」

 7回は有銘から胸部に死球を受けてその場に倒れ込んだ。ヒヤリとしたが、プレーは続けた。18日の西武戦でも松坂に2ランを含む2安打をお見舞いするなど、パ・リーグのエース級をことごとく攻略中だ。クリーンアップの後ろに控えるベテランの存在は、今や欠かせなくなってきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/29現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 27 21 2 ―
2ヤクルト 25 21 0 1.0
3中日 26 24 0 1.0
4横浜 21 24 2 2.5
5広島 21 25 2 0.5
6巨人 20 28 2 2.0
[ comments(0) ]
■ 今岡50打点!
05/28 フルキャスト宮城
◆対楽天4回戦
[阪神3勝1敗0分]
神000 000 100=1
楽110 000 00X=2
[勝]金田 3勝3敗
[S]福盛 1敗3S
[敗]安藤 2勝4敗
▼本塁打
(神)
(楽)


 岡田阪神がパ・リーグ最下位の楽天に“想定外”の初黒星。4安打1点と打線が沈黙する中で孤軍奮闘したのが今岡だ。7回1死一、二塁で金田から意地の左前適時打。ただ一人2安打をマークした。これで打点はリーグ一番乗りの50。勝負強い選手会長が、明日こそ勝利につながる一打を放つ!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/28現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 21 2 ―
2ヤクルト 24 21 0 1.0
3中日 25 24 0 1.0
4横浜 21 23 2 1.5
5広島 21 24 2 0.5
6巨人 20 28 1 2.5
[ comments(0) ]
■ 藤川を守れ!
 球児を救済や!! 今日の楽天戦は雨天中止。予備日が30日に入っており、阪神は楽天−ソフトバンク−ロッテとの9連戦を迎える。岡田監督は「先発より後のピッチャーがしんどい。考えないかん」と中継ぎ陣の再編を示唆。能見をブルペンでスタンバイさせ、31日からは故障中の橋本も復帰。スクランブル態勢で藤川の負担を減らし、試練を乗り切る。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/27現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 20 2 ―
2ヤクルト 23 21 0 2.0
3中日 25 23 0 0.0
4広島 21 23 2 2.0
5横浜 20 23 2 0.5
6巨人 20 27 1 2.0
[ comments(0) ]
■ 痛快リベンジ!
05/26 甲子園
◆対オリックス3回戦
[阪神1勝1敗1分]
オ000 000 000=0
神203 302 00X=10
[勝]福原 2勝6敗
[敗]ケビン1勝6敗
▼本塁打
(オ)
(神)今岡9号


 猛爆11安打10点!オリックスに痛快リベンジだ!たくさんいるヒーローの中でも主役は今岡。右手の痛みに耐えながら、3回に2試合連続の9号3ランを放つなど4打点の大暴れ。関西ダービー初勝利に貢献した。これで甲子園では無敵の8連勝。開幕から2カ月連続の勝ち越しも決定と、猛虎が波に乗ってきた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/26現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 26 20 2 ―
2ヤクルト 23 20 0 1.5
3中日 24 23 0 1.0
4横浜 20 22 2 1.5
5広島 20 23 2 0.5
6巨人 20 26 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 悪球打ちで1000安打!
05/25 甲子園
◆対オリックス2回戦
[オリ1勝0敗1分]
オ500 000 001 000=6
神101 004 000 000=6
(規定により引き分け)
▼本塁打
(オ)ブランボー11号
(神)金本12号・今岡8号・スペンサー5号


 右手の痛みに耐えての、メモリアル弾だ。今岡が六回に8号2ランで通算1000安打を達成した。1点差に迫る芸術打からチームは一気の逆転に成功したが、九回に久保田が同点弾を浴び、結局、ドロー。選手会長の記念日を白星で飾れなかった。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/25現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 20 2 ―
2ヤクルト 22 20 0 1.5
3中日 24 22 0 0.0
4広島 20 22 2 2.0
5横浜 19 22 2 0.5
6巨人 20 25 1 1.0
[ comments(0) ]
■ 脱帽…
05/24 倉敷
◆対オリックス1回戦
[オリ1勝0敗0分]
オ300 000 001=4
神100 000 100=2
[勝]JP 5勝3敗
[S]大久保1勝4S
[敗]杉山 2勝3敗
▼本塁打
(オ)北川10号
(神)


 福岡で猛威をふるった猛虎打線が仰木オリックスのエース・JPの前に今季最少の4安打と沈黙。1点差の8回2死一、三塁から切り札・浜中の起用も不発に終わり、“関西ダービー”の初戦を落とした。師匠・仰木監督に貫録を見せつけられた形となった岡田監督だが、試合後はサバサバした表情。気持ちを切り替え甲子園でのリベンジを誓った。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/24現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 20 1 ―
2ヤクルト 22 19 0 1.0
3中日 24 21 0 0.0
4広島 20 21 2 2.0
5横浜 19 21 2 0.5
6巨人 20 24 1 1.0
[ comments(0) ]
■ Vへの切り札!
 浜ちゃんが一塁守るでえ!! 右肩手術からの復活を目指す浜中は、遠征先の岡山市内で、一塁での出場を見据えてミットを作ったことを明らかにした。25日の試合前練習から使用する予定。後半戦から守備にも復帰して、Vへの切り札になる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/23現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 19 1 ―
2中日 24 20 0 1.0
3ヤクルト 22 19 0 0.5
4横浜 19 20 2 2.0
5広島 19 21 2 0.5
6巨人 20 23 1 0.5
[ comments(0) ]
■ 最強救援で鷹撃破!
05/22 ヤフードーム
◆対ソフトバンク3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神103 010 021=8
ソ022 000 000=4
[勝]江草 2勝
[敗]フェリシアー1敗
▼本塁打
(神)金本11号
(ソ)ズレータ13号


 岡田阪神が4月16日以来、36日ぶりの単独首位に躍り出た。難敵・ソフトバンクに勝ち越し。岡田監督の総力継投が2連勝を呼び込んだ。序盤早々に崩れた先発の能見を2番手の江草が救い、中盤では藤川が仁王立ち。猛虎自慢の救援陣が強力打線を退けた。貯金6は今季最多。最高に居心地のいい“セ界の頂点”はもうどこにも譲らない。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/22現在]
   勝 敗 分 差
1阪神 25 19 1 ―
2中日 24 20 0 1.0
3ヤクルト 22 19 0 0.5
4横浜 19 20 2 2.0
5広島 19 21 2 0.5
6巨人 20 23 1 0.5
[ comments(0) ]
■ 再び同率首位!
05/21 ヤフードーム
◆対ソフトバンク2回戦
[ソフバ1勝1敗0分]
神202 002 030=9
ソ000 020 000=2
[勝]下柳 5勝
[敗]和田 4勝4敗
▼本塁打
(神)金本9号、10号
(ソ)


 さすがアニキや!! 阪神が金本の2本塁打で鷹を一蹴した。初回に右翼席に弾丸ライナーで9号2ランを突き刺せば、8回にはダメ押しの10号2ラン。一昨年の日本シリーズで勝てなかったヤフードームで、ついに白星をもぎとった。この日4安打で交流戦は打率.4259と堂々の“首位打者”。中日、ヤクルトが敗れ、わずか2日で“首位”に返り咲いた。前夜の大敗ショックを振り払って猛虎が走り出す!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/21現在]
   勝 敗 分 差
1中日 24 19 0 ―
1阪神 24 19 1 0.0
3ヤクルト 22 18 0 0.5
4横浜 18 20 2 3.0
5広島 18 21 2 0.5
6巨人 19 23 1 0.5
[ comments(0) ]
■ 再び苦杯…
05/20 ヤフードーム
◆対ソフトバンク1回戦
[ソフバ1勝0敗0分]
神000 001 303=7
ソ202 208 02X=16
[勝]新垣 4勝2敗
[敗]安藤 2勝3敗
▼本塁打
(神)今岡7号
(ソ)松中16号、17号・大村3号・城島11号


 猛虎が2年前の頂上決戦で敗れた“宿敵”に再び苦杯をなめた。2003年の日本シリーズの雪辱を期した福岡決戦の第1戦は、先発の安藤が松中に2本塁打を浴びるなど、好調だった投手陣が今季最悪の16失点に沈んだ。ヤフードーム6連敗となる完敗で3位転落。脱帽の岡田監督は明日の第2戦以降に気持ちを切り替えた。敵は強いほど倒しがいがある!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/20現在]
   勝 敗 分 差
1中日 24 18 0 ―
2ヤクルト 22 17 0 0.5
3阪神 23 19 1 0.5
4横浜 17 20 2 3.5
5広島 17 21 2 0.5
6巨人 18 23 1 0.5
[ comments(0) ]
■ 同率首位!
05/19 甲子園
◆対西武3回戦
[阪神2勝1敗0分]
西200 000 001=3
神100 310 00X=5
[勝]井川 4勝2敗
[S]久保田1勝2敗6S
[敗]大沼 2勝3敗
▼本塁打
(西)
(神)金本8号



 岡田采配がズバリ!甲子園7連勝だ!同点で迎えた4回2死満塁から関本に代えて打席に送った代打・浜中が右前に決勝の2点適時打を放った。2軍監督時代からの固いキズナで結ばれた“師弟愛”で、昨年の王者・西武に勝ち越し。貯金を今季最多タイの5に増やし、中日と並ぶ首位に浮上した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/19現在]
   勝 敗 分 差
1中日 23 18 0 ―
1阪神 23 18 1 0.0
3ヤクルト 21 17 0 0.5
4横浜 17 19 2 3.0
5広島 16 21 2 1.5
6巨人 17 23 1 0.5

[ comments(0) ]
■ 杉山でかした!
05/18 甲子園
◆対西武2回戦
[阪神1勝1敗0分]
西000 000 020=2
神020 010 00X=3
[勝]杉山 2勝2敗
[S]久保田1勝2敗5S
[敗]松坂 3勝5敗
▼本塁打
(西)
(神)桧山3号


 3年目の杉山が同世代の西武・松坂に投げ勝ち、今季2勝目だ。自己最速の150キロをマークするなど、6回0封9奪三振。京都の無名校からはい上がって来た虎の背番号「18」が甲子園無敗の怪物に土をつけた。球児、久保田の同世代もナイスピッチング。さあ、松坂退治に続き、明日こそ首位獲りだ。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/18現在]
   勝 敗 分 差
1中日 23 17 0 ―
2阪神 22 18 1 1.0
3ヤクルト 20 17 0 0.5
4横浜 17 18 2 2.0
5広島 16 20 2 1.5
6巨人 16 23 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 帆足に参った…
05/17 西京極
◆対西武1回戦
[阪神0勝1敗0分]
西010 002 000=3
神000 000 002=2
[勝]帆足 4勝2敗
[S]豊田 2勝10S
[敗]福原 1勝6敗
▼本塁打
(西)
(神)シーツ6号


 首位浮上のチャンスを逃した。3点差を追う9回、シーツの6号ソロとスペンサーの適時打で1点差に迫るも、最後は代打・桧山が空振り三振。連勝は4で止まった。「投手はずっと3点ぐらいで抑えている。やっぱり早い回に打ってやらんとな」と岡田監督。悔しさをバネに、明日こそ怪物・松坂へ強烈な先制パンチをお見舞いする。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/17現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 17 0 ―
2阪神 21 18 1 1.0
3ヤクルト 19 17 0 0.5
4横浜 17 17 2 1.0
5広島 16 19 2 1.5
6巨人 16 22 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 監督豪語!
 岡田監督が京都市内の宿舎で打倒・西武、ソフトバンクを豪語だ。明日の西武戦(西京極)を皮切りにこの2チームと当たる交流戦正念場の6連戦。特に打席に立つパ・リーグのエース・松坂ら西武投手陣には、遺恨必死のブラッシュ攻めでかく乱など、パの王者に虎が牙を剥いて、一気に首位再奪取や。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/16現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 16 0 ―
2阪神 21 17 1 1.0
3ヤクルト 19 16 0 0.5
4横浜 16 17 2 2.0
5広島 16 18 2 0.5
6巨人 16 21 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 桧山V弾!
05/15 甲子園
◆対楽天3回戦
[阪神3勝0敗0分]
楽000 210 001=4
神100 006 00X=7
[勝]ブラウン 2勝
[敗]岩隈 3勝4敗
▼本塁打
(楽)磯部8号
(神)桧山2号


 9試合ぶりにスタメン出場の桧山が、楽天に3タテを食らわせた。同点に追いついた6回に勝ち越しとなる2号2ランをバックスクリーン右へ。強敵・岩隈をKOした。4連勝、貯金4、首位・中日とも1ゲーム差。桧山のバットがもたらした勢いで今週も西武、ソフトバンクを打ち砕く。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/15現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 16 0 ―
2阪神 21 17 1 1.0
3ヤクルト 19 16 0 0.5
4横浜 16 17 2 2.0
5広島 16 18 2 0.5
6巨人 16 21 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 浜ちゃんトドメ打!
05/14 甲子園
◆対楽天2回戦
[阪神2勝0敗0分]
楽100 000 000=1
神002 100 20X=5
[勝]下柳 4勝
[敗]ラス 6敗
▼本塁打
(楽)高須1号
(神)


 右肩手術から完全復活を目指す浜中が、超満員の甲子園で今季初仕事。七回二死満塁の追加点機に、地鳴りのような歓声を受けて三遊間を破る2点打。パの最下位にドップリと沈む楽天の息の根を容赦なく止めた。役者が輝いて、猛虎は貯金も3まで戻した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 22 15 0 ―
2阪神 20 17 1 2.0
3ヤクルト 18 16 0 0.5
4横浜 16 16 2 1.0
5広島 15 18 2 1.5
6巨人 15 21 1 1.5
[ comments(0) ]
■ 復刻祭!
05/13 甲子園
◆対楽天1回戦
[阪神1勝0敗0分]
楽010 000 000=1
神101 003 04X=9
[勝]安藤 2勝2敗
[敗]一場 6敗
▼本塁打
(楽)
(神)今岡6号


 見たか楽天!これが伝統の強さや!復刻ユニホームに身を包んだ猛虎戦士が甲子園の交流戦初戦で楽天を一蹴した。主役は3安打5打点の選手会長・今岡。6回に貴重な2点打を放つと、8回には左翼ポール直撃の3ランでトドメを刺した。これでチームも貯金2とし、首位・中日と2ゲーム差に接近。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/13現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 15 0 ―
2阪神 19 17 1 2.0
3横浜 16 15 2 0.5
4ヤクルト 17 16 0 0.0
5広島 15 17 2 1.5
6巨人 14 21 1 2.5


[観]編集長2勝1敗
[ comments(0) ]
■ これぞエース!
05/12 千葉マリン
◆対ロッテ3回戦
[ロッテ2勝1敗0分]
神200 000 001=3
ロ000 000 000=0
[勝]井川 3勝2敗
[敗]久保 2勝1敗
▼本塁打
(神)金本7号
(ロ)


 待ってました!しびれました!虎のエースが完全復活!井川が雨の千葉で今季初の完封ショー。8安打を打たれながら、要所を締める粘り強い投球で12球団最強のロッテ打線に今季初めての零封敗戦を食らわせた。エースの大活躍でチームも再び貯金1の単独2位に浮上。さあ、明日からは甲子園に帰って楽天戦。勢いに乗る猛虎の再進撃が始まる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/12現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 14 0 ―
2阪神 18 17 1 3.0
3ヤクルト 16 16 0 0.5
4横浜 15 15 2 0.0
5広島 15 16 2 0.5
6巨人 14 20 1 2.5
[ comments(0) ]
■ 自滅で5割…
05/11 千葉マリン
◆対ロッテ2回戦
[ロッテ2勝0敗0分]
神000 000 010=1
ロ011 001 10X=4
[勝]小林宏5勝2敗
[S]小林雅1敗12S
[敗]杉山 1勝2敗
▼本塁打
(神)
(ロ)里崎2号


 確かにロッテは強い。でも、こんな野球をしてたらどこにも勝てん。打線が相手を上回る9安打を放ちながら1得点と沈黙すれば、守備、走塁でもミスを連発。パ・リーグ首位のロッテに連日の完敗を喫し勝率を5割に戻した。試合後、岡田監督はポイントゲッターの今岡をキーマンにした打線のテコ入れを示唆。本来のつながりを取り戻し、明日こそ一泡吹かせたい。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/11現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 13 0 ―
2阪神 17 17 1 4.0
3横浜 15 15 2 0.0
4ヤクルト 15 16 0 0.5
4広島 15 16 1 0.0
6巨人 13 20 1 3.0
[ comments(0) ]
■ 福原完投負け…
05/10 千葉マリン
◆対ロッテ1回戦
[ロッテ1勝0敗0分]
神000 000 000=0
ロ101 100 00X=3
[勝]小野 4勝1敗
[S]小林雅1敗11S
[敗]福原 1勝5敗
▼本塁打
(神)
(ロ)


 粘投も実らなかった。猛虎の右腕エースとして、最後までマウンドに立ち続けた。簡単には降板したくない。パ・リーグ首位を快走するロッテとの第1ラウンド。福原が意地を見せた。8回8安打3失点(自責点2)。打線の援護がなく、5連敗を喫したが、試合後はサバサバとした表情で前を見つめた。

 「状態は悪くなかった。なんとか粘れたんですけど」

 不運な“完投負け”。一回、先頭の小坂の三ゴロを今岡が失策。一死三塁から、福浦に先制の右前適時打を浴びた。前日に久保投手コーチが、「ロッテにはカーブが有効」と指令を出していたが、福浦にそのカーブを痛打された。「やってはいけない点をやってしまった」と福原。味方のミスをカバーするのが大黒柱としての責任。唯一の反省材料だった。

 五回以降は140キロ後半の直球を主体に真っ向勝負。スコアボードにゼロを並べた。福原の後半の復調ぶりが、今後のロッテ封じの“お手本”になると久保投手コーチが指摘した。「勢いがある。怖いもの知らずで、きた球を積極的に振ってくる。ピッチャーが恐々していた。受けていた」と、チーム打率.303を誇るロッテ打線を勢いに脱帽したが、「飛び込んでいくこと。早くにバンと振ってくるし、最初に勝負すること」と終盤に見えた福原の強気の攻めに、ロッテ打線封じの糸口を見出していた。

 「明日から2つとるよ」と同投手コーチは巻き返しを誓った。福原の完投負けを無駄にはしない。一丸となった虎投が、明日こそロッテを止める。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/10現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 12 0 ―
2阪神 17 16 1 4.0
3広島 15 15 1 0.5
4横浜 14 15 2 0.5
5ヤクルト 14 16 0 0.5
6巨人 13 20 0 2.5
[ comments(0) ]
■ 全国制覇!?
 “全国制覇”への布石を打てるか。金本が公式戦ではまだ本塁打を記録していない千葉マリンでの決戦に挑む。昨季までのプロ13年間をかけて全国29球場でアーチを記録。山本浩二、衣笠祥雄、門田博光が持つ日本記録「32」まで3球場を残すのみとなった。フルイニング出場や1002打席連続無併殺打の日本記録を持つなど、「マニアックな記録を持つ男」を自称。新たな偉業達成へ向けた絶好の機会が到来だ。

 この日、札幌から千葉に移動し高まる期待を苦笑で受け流した。「その話題はええよ」。パ・リーグの首位を快走するロッテとの対戦。チームの勝利を最優先に置く姿勢に変わりはない。「ロッテは好調やからな。やることは変わらんよ」。警戒を寄せつつ思い描くのは白星を呼ぶ一打。それがフェンスを越えれば言うことはない。

 パ球団の本拠地を転戦する交流戦は記録達成への追い風。17日には西京極(西武戦)、来月7日はスカイマーク(オリックス戦)、同14日からはインボイスドーム(西武戦)という本塁打未経験の球場が控える。実は千葉では一昨年夏の球宴で一発を記録済み。名物の強風がアーチ再びを誘うように吹いている。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/09現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 11 0 ―
2阪神 17 15 1 4.0
3広島 14 15 1 1.5
4横浜 13 15 2 0.5
5ヤクルト 13 16 0 0.5
6巨人 12 20 0 2.0
[ comments(0) ]
■ 完投一番乗り!
05/08 札幌ドーム
◆対日ハム3回戦
[阪神2勝1敗0分]
神000 002 020=4
日000 000 001=1
[勝]能見 2勝1敗
[敗]江尻 3勝2敗
▼本塁打
(神)今岡5号
(日)オバンドー3号


 お見事!自由獲得枠ルーキー・能見が今季2勝目をプロ初完投で飾った。9回に一発を浴びて完封は逃したものの、堂々の1失点。チーム初の完投勝利で、交流戦最初のカード勝ち越しを決め、再び「貯金2」。井川と同じ25歳の“肝っ玉左腕”がエースを追い抜く勢いで躍進を続ける。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/08現在]
   勝 敗 分 差
1中日 21 11 0 ―
2阪神 17 15 1 4.0
3広島 14 15 1 1.5
4横浜 13 15 2 0.5
5ヤクルト 12 16 0 1.0
6巨人 12 20 0 2.0
[ comments(0) ]
■ 力尽きた…
05/07 札幌ドーム
◆対日ハム2回戦
[阪神1勝1敗0分]
神000 000 100 000=1
日000 000 010 001=2x
[勝]M中村1勝1S
[敗]橋本 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(日)稲葉2号


 執念の7人リレーも、最後は延長12回2死二、三塁から吉野が木元に一塁内野安打を打たれ今季2度目のサヨナラ負け。連勝は3でストップした。疲労感の残る敗戦に岡田監督は「投手は責められない。それより打線が援護してやらないと」と7安打1得点の打線に奮起を促した。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/07現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 11 0 ―
2阪神 16 15 1 4.0
3横浜 13 14 2 1.0
4広島 13 15 1 0.5
5ヤクルト 12 15 0 0.5
6巨人 12 19 0 2.0
[ comments(0) ]
■ 浜ちゃん決勝打!
05/06 札幌ドーム
◆対日ハム1回戦
[阪神1勝0敗0分]
神000 000 064=10
日000 001 100=2
[勝]江草 1勝
[敗]建山 1勝1敗
▼本塁打
(神)スペンサー4号
(日)木元9号


 北の大地でフェニックスが羽ばたいた!「日本生命セ・パ交流戦」が始まり、右肩手術からの完全復活を目指す浜中が日本ハム戦に「7番・DH」で今季初出場、8回2死満塁から左翼線に執念の決勝2点二塁打を放った。浜中の一打で火がついた打線は8回一気に6点を奪い、今季3度目の3連勝。最高の形で交流戦をスタートさせた。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/06現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 10 0 ―
2阪神 16 14 1 4.0
3横浜 13 13 2 1.0
4広島 13 14 1 0.5
5ヤクルト 12 14 0 0.5
6巨人 11 19 0 3.0
[ comments(0) ]
■ 5戦ぶり2位浮上!
05/05 甲子園
◆対広島6回戦
[阪神4勝2敗0分]
広010 000 020=3
神111 010 05X=9
[勝]井川 2勝2敗
[敗]長谷川1勝4敗
▼本塁打
(広)ラロッカ4号
(神)金本6号・今岡4号


 交流戦に向け、岡田阪神に最高の弾みがついた。主砲の金本に10試合ぶりの一発が飛び出せば、今岡はトドメの3ラン。KIの今季初アベック弾で「子供の日」の甲子園を猛虎祭へといざなった。2位浮上、貯金を携えて挑む6日からの日本ハム戦がホンマ楽しみや♪

■セ・リーグ順位表
[2005/05/05現在]
   勝 敗 分 差
1中日 20 9 0 ―
2阪神 15 14 1 5.0
3広島 13 13 1 0.5
4横浜 12 13 2 0.5
5ヤクルト 12 14 0 0.5
6巨人 10 19 0 3.5
[ comments(0) ]
■ 連敗脱出!
05/04 甲子園
◆対広島5回戦
[阪神3勝2敗0分]
広000 010 000=1
神420 000 00X=6
[勝]ブラウン 1勝
[敗]高橋 1敗
▼本塁打
(広)
(神)


 よっしゃ〜!スカッと連敗脱出や!お待たせしました。猛虎打線が久々の大爆発。初回に選手会長・今岡がストレス発散の3点二塁打を放ち勢いをつけると、2回にも手堅く2点を奪い快勝。1日で勝率を5割に戻した。さあ交流戦まで残り1試合。明日もしっかり勝って、北の大地へ殴り込み!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/04現在]
   勝 敗 分 差
1中日 19 9 0 ―
2広島 13 12 1 4.5
3阪神 14 14 1 0.5
4ヤクルト 12 13 0 0.5
5横浜 11 13 2 0.5
6巨人 10 18 0 3.0
[ comments(0) ]
■ 幻のサヨナラ弾
05/03 甲子園
◆対広島4回戦
[広島2勝2敗0分]
広200 100 000=3
神200 000 000=2
[勝]黒田 4勝1敗
[S]ベイル1勝5S
[敗]福原 1勝4敗
▼本塁打
(広)
(神)


 甲子園の悲劇…。阪神が泥沼の5連敗で、ついに借金生活に突入した。1点を追う9回1死一塁から代打・町田の左翼ポール際への際どい大飛球がファウルと判定される不運。入っていればサヨナラ2ランだったのに…。しかし、冷静に振り返れば初回の2失点につながる拙守と6安打1点しか取れなかった打線が敗因。明日こそ“幻”ではない一発攻勢でスカッと快勝、大型連休脱出を頼むで!

■セ・リーグ順位表
[2005/05/03現在]
   勝 敗 分 差
1中日 18 9 0 ―
2広島 13 11 1 3.5
3ヤクルト 12 12 0 1.0
4阪神 13 14 1 0.5
5横浜 10 13 2 1.0
6巨人 10 17 0 2.0
[ comments(0) ]
■ 交流戦の切り札や!
 浜ちゃん頼むで!右肩手術から再起を期す浜中は明日からのウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に備え博多入りした。雁の巣では2試合に出場し、5日には甲子園での1軍練習に参加。そこで首脳陣からGOサインが出れば、6日からの交流戦・日本ハム戦で1軍復帰する。「DH」限定ながら交流戦の秘密兵器として若き主砲が猛虎の救世主となる。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/02現在]
   勝 敗 分 差
1中日 17 9 0 ―
2ヤクルト 12 11 0 3.5
2広島 12 11 1 0.0
4阪神 13 13 1 0.5
5横浜 9 13 2 2.0
6巨人 10 16 0 1.0
[ comments(0) ]
■ 甲子園で出直しや!
05/01 神宮
◆対ヤクルト6回戦
[ヤクルト4勝2敗0分]
神000 000 100=1
ヤ104 000 00X=5
[勝]高井 2勝1敗
[敗]能見 1勝1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)


 いまこそ、気張ってや!V奪回を旗印に今季に臨んだ阪神は今日も完敗を喫し、よもやの3タテ。井川ショックから4連敗となり、温めていた貯金も底をついた。だが、まだまだシーズンは長い。「5割で出直しや、甲子園でな。行くで!」岡田監督の気持ちの切り替えは早い。ファンのみなさん、心配することはありません。

■セ・リーグ順位表
[2005/05/01現在]
   勝 敗 分 差
1中日 17 9 0 ―
2ヤクルト 12 11 0 3.5
2広島 12 11 1 0.0
4阪神 13 13 1 0.5
5横浜 9 13 2 2.0
6巨人 10 16 0 1.0
[ comments(0) ]