虎番記者席

■ 交流戦秘密兵器!?
 村山、江夏に江本、小林繁。田淵、掛布に真弓、ラインバック…。かつての猛虎が袖を通した“黄色のタテジマ”が今年、半世紀ぶりに甦る!

 阪神は高知県安芸のホテルで球団創立70周年の記念事業の一環として復刻ユニホームで試合を行うことを発表した。岡田監督が新人時代に初めてタテジマにソデを通した79年〜81年のホーム用のユニホームで、5月6日から6月20日までの阪神主催の交流試合の計18試合限定で着用。オールドファンにはたまらない企画だ。
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■ 再び輝く!
02/27 高知市営
◆オープン戦
神021 000 000=3
オ000 000 020=2
[勝]太陽 1勝
[S]牧野 1S
[敗]加藤 1敗


 一昨年の右ひじ手術を乗り越え、太陽がOP戦で661日ぶりに先発登板。MAX144キロ、3回をノーヒット無失点の好投を見せた。逆指名で虎入りしてから、はや5年目。苦しんだ大器が、先発ローテ入り復活への第1歩を力強く踏み出した。
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■ 05年のトラ初弾!
02/26 安芸
◆オープン戦
オ030 323 000=11
神001 110 000=3
[勝]山本省1勝
[敗]杉山 1敗
▼本塁打
(神)的場1号・シーツ1号


 今季オープン戦チーム初本塁打で猛アピールだ。『9番・右翼』でスタメン出場した的場が三回に山本省の直球をバックスクリーンにソロアーチ。24日の紅白戦に続く“2試合”連続ホームランとなった。

 「打ったのは真っ直ぐですね。ホームランはたまたま。入るとは思わなかったですね。ただ、本塁打でアピールするバッターではないので…」

 結果を出さなければならない立場だけに浮かれてはいられなかった。守備でも魅せた。六回一死二塁の右前打。これを矢のような送球で本塁で捕殺した。

 ちょうど1年前のオリックスとのOP戦で右肩を痛めた“因縁”の対戦。その悪夢を払拭する大活躍だった。層の厚い外野陣で生き残るために、必死に結果を出していくしかない。
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■ 虎投サバイバル!
 虎投、サバイバル戦に突入―。久保投手コーチが、26日のオープン戦開幕を前に、若手に奮起を促した。開幕一軍の候補者だった筒井がスピード違反で処分を受け脱落。横一線の状態に、飛び出したのが「結果を出せ」。オリックス戦に先発する杉山が、シ烈なバトルのゴングを鳴らす。
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■ 残留弾!
 プロ4年目の桜井が紅白戦に『5番・左翼』で先発出場し、第1打席で左翼ネット直撃の135メートル2ランを放った。次代の主砲候補として期待される“プレシーズン男”が、二軍キャンプの最終日に執念の一撃。岡田監督は安芸残留を即決した。また、『7番・一塁』で先発した喜田も実戦2号となる3ラン。左右の和製大砲候補も揃い踏みした。
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■ パーフェクト発進!
 開幕ダッシュの使者がパーフェクト発進! 福原が今年初の実戦登板。紅白戦で3回を投げ、1人の走者も許さず無失点に抑えた。今キャンプでの充実ぶりから、首脳陣は井川との“Wエース構想”を本格発動。2人を各カード初戦に起用する方針で、福原は4月5日の広島戦の後、12、19日と2週続けて昨年6勝無敗の巨人戦に登板することが濃厚だ。
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■ バットに当てること
 能ある助っ人は実力隠す!? 明日の紅白戦で紅組の「5番・DH」で阪神デビューするスペンサーが、珍目標を掲げた。手塚オーナーが観戦する御前試合にもかかわらず「テーマはバットに当てること」とニヤリ。“大物感”を漂わせた。一方、ブラウン、ダーウィンの新外国人投手コンビは準備万端を強調した。
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■ メジャー移籍確約!?
 メジャー移籍を目指し、契約未更改だった井川が、高知・夜須町のホテルで4度目の契約更改交渉に臨み、1000万円増の2億2000万円(推定)でサインした。この交渉後、牧田球団社長は井川のメジャー移籍に関して「状況が変われば選手の要望について考えていく」と注目発言。今オフにも井川のメジャー移籍を認める可能性が高まってきた。
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■ 鳥谷止めろ!
 えっ、味方やのに!?久保投手コーチが明日の紅白戦へ向けて投手陣に「打倒・鳥谷」を指令した。目下、打撃絶好調の“3冠王”を抑えればアピール度は格段に上昇。白組で先発登板する自由獲得枠ルーキー・能見を先陣に1軍枠を狙う虎投が鳥谷斬りに挑む。
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■ もう本物や!
 鳥谷が猛虎の“3冠王”だ。この日の紅白戦では第1打席に安藤の内角直球を右越え本塁打。1次キャンプでの3度の練習試合と合わせ、早くも3発目を数えた。今春実戦での15打数9安打8打点はチーム内で群を抜く成績。想定される打順8番ではもったいない。昨季終盤に経験した2番での開幕も可能性十分だ。
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■ ようやくお目覚め?
 スペンサーが安芸で激変だ。調整遅れが目立っていた新外国人・スペンサーは2次キャンプ初日、ランチ特打で74スイング中、130メートル弾を含む14発のサク越え。メジャー59発男の実力の片鱗を見せた。ようやくエンジンがかかりだした大砲に岡田監督も「そろそろ動き出してきたな」と手応えを口にした。
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■ 猛アピール弾!
 強烈すぎる“露払い”だ。桜井が2軍練習のシート打撃で爆発。明日から1軍2次キャンプがスタートする安芸市営球場のバックスクリーンに突き刺す一発を放ち、昇格への無言のアピールを行った。

 「自分のスイングをしようと思ってた。思い切り振っただけです」

 右中間突破、フェンス直撃とすでに2安打をマークして迎えた最終5打席目。ルーキー・橋本の外寄り直球を豪快に叩き、この日のシート打撃で唯一となるサク越えを記録した。「1軍が来るんでね。目標は上に行くことですから」。1軍の高知入り当日というのが、発奮材料になっていた。

 昨春はオープン戦開幕4番を務めた有望株。昨年6月の右ヒジ故障の影響で出遅れを余儀なくされたが、エンジンに完全に火がついた。2軍が帰阪する24日までの紅白戦4試合も招集濃厚。期待の大砲候補は「アピールする」と意気込んだ。
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■ 宜野座C打ち上げ
 沖縄・宜野座での1次キャンプを打ち上げた阪神。岡田監督が“前半MVP”に投打2人の期待株を指名した。打部門では打撃開眼へ突っ走る2年目の鳥谷、投部門では痛快デビューを飾った自由獲得枠ルーキーの能見だ。V奪回への手応えを感じながら一時帰阪。明日には2次キャンプ地の高知・安芸へ乗り込む。
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■ 満点デビュー!
02/15 宜野座
◆練習試合
神000 800 030=11
横210 000 000=3
[勝]杉山
[敗]土居
▼本塁打
(神)鳥谷・町田
(横)村田・小池


 自由獲得枠ルーキーの能見が、横浜との練習試合で4回から2番手として初登板。予定の3回を1安打無失点の好投。期待を寄せる岡田監督も「マウンド度胸はある。十分合格や」と太鼓判を押した。キレ味鋭いスライダーで村田、古木らから4三振を奪取。堂々たるマウンド姿を披露した即戦力左腕が開幕ローテ入りに向けて好スタートを切った。
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■ 1軍に昇る!
 13日の練習試合・日本ハム戦で15失点と炎上した虎投に“活性剤”が注入される。岡田監督は、2軍調整中の太陽を1軍が2次キャンプ地の高知・安芸に入る17日に昇格させることを公表した。

 「合流したら、すぐ上げるよ。球数を聞いたら、こっちにいる投手より投げとるみたいや」

 一昨年6月の右ヒジ手術から耐える日々を続けてきた右腕は、キャンプインから既に投球数900を突破。ファーム組の安芸から届いた「順調」の知らせを受けて、指揮官は即断した。「焦らせてもいかんから」と当初予定していた沖縄スタートをあえて変更。慎重を期したが、昇格へ機は熟したと判断した。

 安芸市内の宿舎で知らせを聞いた太陽は「うれしくてうれしくて、仕方がない自分がいる」と笑顔を浮かべた。投げられる喜びをかみしめながら過ごすキャンプ。1軍切符という第1目標のクリアが決まり、今度は「自分のイスをつかみたい」と2年ぶりの開幕ローテ奪取に意気込む。「5、6月に出てきてくれば」と控えめな青写真を語った岡田監督。胸の内では、復活に燃えるエネルギーに大いに期待している。
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■ 赤っ恥!
02/13 宜野座
◆練習試合
日300 003 801=15
神000 000 000=0
[勝]岩本
[敗]筒井和
▼本塁打
(日)高橋信・紺田


 岡田阪神が、赤っ恥大敗だ。沖縄キャンプ地の宜野座村野球場で日本ハムと練習試合を行い、0−15の完封で大敗した。投げては前川が8連打8失点の火だるま、打線も14三振の沈黙に岡田監督もムッ。14日、怒りの休日返上指令を出した。
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■ おもろいな
 猛虎の秘密兵器がベールを脱いだ。昨秋、阪神にテスト入団したダーウィンが、初のフリー打撃で41球。魔球ナックルチェンジで対戦した鳥谷、葛城を震え上がらせた。岡田監督も進化する長身右腕を「おもろいな」と絶賛。開幕1軍の可能性を示唆した。また先発候補のブラウンもフリー登板。5種類の変化球を投げ込み、ローテ入りをアピールした。
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■ 猛虎1号!
02/11 宜野座
◆練習試合
日010 001 100=3
神001 031 200=7
[勝]江草
[敗]鎌倉
▼本塁打
(神)鳥谷


 出た!05年猛虎1号だ。鳥谷が今季両リーグ通じて初の練習試合となった日本ハム戦でいきなりの一発だ。内角胸元144キロの速球を右翼へ運ぶアーチは、打撃開眼を予感させるもの。猛虎の命運を握る男が2年目の成長を内外にアピールした。
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■ ケンカ投法!
 即戦力の評価に偽りなし!期待のルーキー左腕・能見が、自由獲得枠の片燐を見せつけた。フリー打撃に初登板し、内角をえぐるキレのいいストレートがチームメートの上坂と的場をきりきり舞いさせた。全球を見届けた岡田監督も「上々よ」と目ジリが下がりっぱなしだった。
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■ 正田指令!?
 野手陣が「正田指令」で完全休養だ。この日は休日返上練習を行う野手はなし。それぞれが買い物やゴルフなどでリフレッシュした。正田打撃コーチは「休むことも大切。バットを振っているのを見ても、だいぶへばってきてたしね。休み明けのキレのいい状態を見てみたい」と説明した。体調を万全に整えて、11日から始まる実戦に備える。
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■ 兄貴7連発!
 金本が沖縄・宜野座キャンプ第2クール最終日の今日、ランチ特打で7連発を含む38発のさく越えを放ち、4番健在を猛アピールした。これには隣で打ったスペンサーも思わず弟子入り志願する心酔ぶり。岡田監督はあらためて、金本4番でのV奪回構想に手ごたえを深め、本塁打&打点の2冠王を確信した。
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■ ホンマ大丈夫かぁ?
 新外国人のスペンサーが左足付け根を痛めていたことが分かった。球団公表の体重96キロを12キロも上回る太めの体に、岡田監督は「準備不足」と不満の色。30発期待の助っ人だが打撃の調子も上がらず、先行きが不安になってきた。
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■ 鳥谷パワーアップ!
 ランチタイムを利用して行われる「ランチ特打」がこの日、今キャンプで初めて行われ、鳥谷が登場。隣の打撃ケージで打つ関本と2人だけの打球音がメーン球場に響き、進化した2005年の鳥谷をスタンドにたっぷりとアピールした。

 「今日だけでなくこのキャンプはずっといい感じで打てています。とにかく強く打つ意識をもってバットを振っている。右翼ポールを巻く打球が多かった?そうですね。右翼ポールだけでなく左翼も切れずに打てればいいですね」

 明らかに昨年と違う軌道に手応えがある。一直線に伸びる打球はファウルにならずホームランに…。この日もサク越えは17本を数えた。視察していた巨人スコアラーの樋沢記録室長も「よくなっている。中西さん(臨時打撃コーチ)に教えてもらったんでしょ」と成長を認めた。

 「昨年やった慣れもあるだろうし、力はつけてきているよ。実戦でやってみてからやけどな。急成長?それはやってきたことの積み重ねよ」

 岡田監督も鳥谷の話題には笑顔を絶やさない。黄金ルーキーと呼ばれた男の才能がようやく開花しつつある。
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■ 矢野リタイア
 猛虎に暗雲か。春季キャンプ第2クール初日、正捕手・矢野が故障に見舞われた。ベースランニング中に右ふくらはぎを痛めて以降の練習メニューを中止。チームドクターは「右下腿三頭筋挫傷」と診断。現時点で1軍本隊を離れる予定はなく、明日以降の経過を見守る方針。4月開幕へ向けた調整に与える影響は必至だ。
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■ 休んでられへん!
 休んでいる暇はない。正二塁手獲りを狙う藤本は、沖縄県石川市の室内練習場で志願の休日返上トレ。改造中の新打法で約1時間打ち込んだ。「とにかく、今はフォームを固めたい」。03年に3割をマークした雑草男がレギュラー再奪取を目指す。
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■ 新打法で首位打者や!
 赤星が宜野座キャンプの特打で右方向への鋭い打球を連発した。打撃の始動を早くし、ポイントを前に置いた05年型打法に、岡田監督は「首位打者を十分狙える」と豪語。進化を続ける虎の切り込み隊長は2/11の日本ハム戦(宜野座)で、新打法を披露する。
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■ 2冠打法完成!?
 今季、打率&打点のWタイトルを狙う今岡が、フリー打撃で12本のサク越えを連発した。MAX130メートル弾での強烈デモ。「打球はともかく、いい感じでは振れているんですよ」。小さなテークバックに大きなフォロースルー。天才打者がどんどん進化を遂げる。
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■ 朝の声出し( ^◇^)/
 今年から朝の声出しは「全員揃うまで待ている間に、選手が風邪を引く危惧がある」という理由から廃止されましたm(_ _)m
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■ 岡田V奪回シフト!
 岡田V奪回シフトの“旗揚げ”だ。キャンプ初日の1日、シートノックで岡田監督が掲げる今季の内野の新守備体形が本格始動した。三塁・今岡、二塁・藤本&関本、遊撃・鳥谷、そして、一塁に新外国人のシーツと片岡。約20分間。ノック音のこだまする中で、ベールを脱いだ。2005年岡田V奪回シフトだ。

 「藤本の二塁? そらコーチとかが言うてるんちゃうか。遊撃にも回る可能性? いやいや、まぁわからん、これからよ」。明言を避けた岡田監督だが、一時は遊撃にこだわりのあった藤本も「シートノックで(コーチから)きょうはセカンド・藤本と言われました」。キャンプが始まれば、有無を言わせず。二塁の守備練習に投入させた。

 昨年から様変わりした内野の守備体形。一大コンバートはV奪回への積極的な仕掛け。福原内野守備・走塁コーチがその気持ちを代弁した。

 「監督が旗揚げしたんだから、個々の選手はそれになびかないかん」。手塚オーナーも厳命するV奪回に向けて、岡田色を前面に押し出す。
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