2005.01.01 Saturday
■ パワーアップ!
甲子園球場のバックスクリーンにあるオーロラビジョンが、約3億円を費やして改修されることになった。12月上旬に着工され、2月いっぱいでお色直しを終える予定。従来のブラウン管方式からLED(発光ダイオード)方式に替えることで、これまで以上に鮮明な映像がスタンドに届けられる。
93年にカラー化されて以来、12年ぶりのリニューアル。同球場の村山学営業企画主任は「よりよいハードを提供したいということ。もちろんファンサービスの一環です」と話した。画面の大きさ、場所は従来通りだが、電力消費が少なく、寿命も長いLEDを採用。「ノーベル賞級の発明」といわれ、特許権の対価を200億円とする判決で話題になった「青色発光ダイオード」を含む赤、緑の3色でプレーを再現する。最新の信号機に使われているように、逆光でもクリアな映像を確保できるとあって、特にデーゲームで威力を発揮しそうだ。3月9日の本拠オープン戦初戦(楽天戦)でお披露目となる。
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