虎番記者席

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■ 3億円見えた!
 プロ野球タイ記録の46セーブをマークしたシーズン、そして星野ジャパンの守護神トリオの一角として今も投げ続ける藤川の“奮投”に、阪神が大幅昇給で応える。12月下旬に予定される契約交渉で、チーム内で金本に次ぐ2番目の高給取りとなることが確実なことが分かった。

 「頑張った選手には出す。それは当然」

 球団首脳の1人はそう話し、年俸順で5億5000万円の金本の次になるか?との問いに「そう考えていいのでは」と答えた。今オフ、藤川は1億6000万円から交渉をスタート。貧打、先発難という二重苦のチームを救うJFKの一角として休みなく働いた対価としては、1億円以上のアップ額が想定される。現在のチーム2位は2億6000万円の今岡。こちらは複数年契約を結んでおり年俸固定のため、藤川がこれを追い抜く可能性は極めて高い。

 南球団社長は先に、3位に終わった今季を踏まえて「数字の通り。査定はそういうもの」と“厳冬”を予告している。しかし、フル稼働の藤川や久保田はもちろん例外。阪神の日本人投手で歴代最高だった井川(05、06年)の2億3000万円をゆうに超え、3億円の大台すら視野に入る藤川の交渉に注目だ。
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