虎番記者席

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■ 爆発!古巣キラー!
04/15 甲子園
◆対広島4回戦
[阪神3勝0敗1分]
広010 100 100=3
神011 021 01X=6
[勝]安藤 2勝
[S]久保田3S
[敗]佐々岡1勝1敗
▼本塁打
(広)
(神)浜中6号・シーツ5号


 同じ手は食わないぞ。前夜のゲームで広島に引導を渡したシーツがこの日も爆発。2−2で迎えた5回2死二塁、カウント2ー3。広島先発・佐々岡のカーブをとらえ、左翼席への決勝2ランだ。逆風もなんのその。これで浜中に次ぐ5号だ。

 「第1打席はカーブでやられていたから。追い込まれて次もくるかなと思っていたらやっぱりきたんだ」

 昨季、幾度も目撃した外の落ちる球での大きな空振り。初回、1死二塁でも佐々岡のカーブで三振を喫していた。しかし、今年のシーツは違う。この日を含め開幕してから12試合で安打を放っていないのはわずか1試合だけ。打撃好調の理由を正田打撃コーチはこう話した。「彼の攻め方はインハイと外の低め。今はインハイに手を出さなくなっている」。苦手のコースを一つ消去することで外のボールにも対応できているのだ。

 これで今シーズンの広島戦は19打数11安打。振ればヒットの打ち出の小づち状態だ。さらに運も味方に付けている。3回の2死二塁では、初球に手を出してしまい凡打に。悔しがってバットを叩きつけたとたん、ボールは遊撃手の前で大きくイレギュラーしてタイムリーになるから恐ろしい。

 「あれはラッキーだったね」

 “ミラクルヒット”を足がかりに猛打賞。当分、恐怖の3番の勢いは収まりそうにない。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/15現在]
   勝 敗 分 差
1巨人 11 2 1 ―
2中日 6 3 1 3.0
3阪神 7 4 1 0.0
4ヤクルト 4 7 0 3.0
5広島 3 9 1 1.5
6横浜 2 8 2 0.0
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