虎番記者席

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■ 安藤二投流!?
 開幕投手に内定している安藤がセットポジションとノーワインドアップを混在させる投法を描いた。今季は走者がいない場面でもセットポジションでの投球を前提とする一方、試合途中の投法変更にも打者を幻惑させる有効性を見いだした。

 既にオープン戦で実践していた。4回5失点を喫した前回14日の西武戦がそう。最終4回をノーワインドアップに変え、打ち込まれた3回まで苦投から立ち直った。

 「まあ、クイックでも足の上げ方とかでタイミングをズラすことはできますけどね。ただ、フォーム的にも時間差、緩急をつけられればベストだと思います」

 全体練習が休日のこの日は甲子園室内での指名練習に参加。約70球を投げたブルペンでは、大部分をセットポジションではなくノーワインドアップ投法に割いた。「前も投げていたので…」と昨季はむしろノーワインドアップが基本だっただけに、使い分けに戸惑いはない。

 20日の広島戦を含む残り2度の登板を経て本番へ向かう。「しっかり強いボールを投げること。内角も突いていきます」。最終仕上げの時は近づいてきた。
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