虎番記者席

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■ まだ戦っとる!
 中日のマジック点灯は、岡田監督にとっては“終戦”ではなかった。ナゴヤドームで3試合27失点という屈辱的な3タテを食らって、8.5ゲーム差をつけられた阪神。新幹線で正午すぎに帰阪した指揮官は、次の戦いへ気持ちを奮い立たせた。

 「まだ優勝の可能性は残っとるんやから。若手との入れ替えとか、そんなんまだまだ。ベストのメンバーで、まだまだ戦わなあかん時やろ」

 咆哮のきっかけは、明日のイベントだ。宮崎オーナーが京セラドーム大阪を訪問してのトップ会談。同オーナーは来季に向けた情報収集を行うという。事実上の“続投予告”だが、指揮官は「残り試合に集中する方が先やろ」とキッパリ言った。

 「昔みたいに、いつもこの時期は最下位やったチームと違う。2位という状況にいる。オレが来年のことを言うたら、選手にも失礼やで」

 来季を見据えた若手登用も、残り43試合という現状では早い。あくまで今に殉ずる。それが絶大なファン層を誇る虎の将の務めと、岡田監督は信じる。

■セ・リーグ順位表
[2006/08/14現在]
   勝 敗 分 差
1中日 60 33 4 M38
2阪神 55 45 3 8.5
3ヤクルト 49 49 2 5.0
4広島 43 53 5 5.0
5巨人 46 58 2 1.0
6横浜 41 57 3 2.0
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