虎番記者席

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■ 安藤白旗…
 安藤が1億円到達を逃した。甲子園の球団事務所で2回目の契約交渉に臨み、8100万円から1700万円増の9800万円(金額はいずれも推定)でサイン。前回から200万円の上積みがあったものの、大台には届かなかった。

 「金額の方はご想像にお任せします。ボクの中で納得がいったんで、サインをしました」

 言葉とは裏腹に、表情は曇ったままだった。2年連続2ケタとなる10勝をマークしたほか、抑えの久保田が骨折離脱するとリリーフに回り、中2日も経験した1年。交渉役の沼沢常務球団本部長は「登板間隔などはポイントに表れない部分。若干、その辺の見直しをしました。急に中継ぎにも回ってもらったんで」と、上積みした200万円の内容を説明した。

 ただ、中日を猛追する“奇跡への第一歩”は査定の対象にはならなかった。山本昌にノーヒットノーランを喫した翌日、9月17日の中日戦でチームの今季ナゴヤドーム初勝利を呼ぶ好投。だが、沼沢常務は「嬉しい1勝だったが、見直した点には入ってません」と話した。1億円にも、あと一歩及ばなかった。

 前回4日にほのめかしていた越年交渉は避け、ここからは来季に全精力を注ぐ。「井川の穴を埋めるために、1イニングでも多く投げたい。リリーフになるべく負担をかけないように」。福原と並ぶ大黒柱として、来オフの年俸ジャンプアップを狙う。
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