2008.02.28 Thursday
■ 80点!
3年ぶりのV奪回へ、確かな力を得た。沖縄・宜野座から高知・安芸の1カ月間にわたる春季キャンプ。大きなケガ人もなくやり終えた岡田監督は、安藤と福原の復活を何よりも喜んだ。
「目の色が変わって、いい収穫があった。新戦力もそうだが、昨年からの復活組が、いい力を見せてくれた。投手で目に付いたのは福原と安藤。昨日の紅白でも、いいものを見せてもらった」 先発投手陣の再編が至上命題とされた今春。安藤と福原は黙々と復活への牙を研ぎ続け、前日の紅白戦ではともに2回無失点。「ボールの力も、いい時に戻ってきた」と指揮官も活躍に太鼓判を押した。 「昨年のオフからやってきたものを積み重ねられた?そう信じたい」 開幕投手に内定している安藤は、落ち着いた口調の中にも自信を感じさせた。中西投手コーチの「開幕は頼むよ」の言葉に「もちろん、そのつもりでやっている。7年目で一番充実したキャンプを送れた」と締めくくった。 「安芸に来ても、いいキャンプができた。あとは実戦感覚を、どう取り戻していくか」。開幕ローテ入りを狙う福原も手応えのほどを口にした。 「昨年に比べたら、数段よかったんちゃう。100点つける監督はおらんやろ。まあ80点やな」。最後は報道陣を笑わせた指揮官は、余裕すら感じさせ実りの日々を総括した。
[ comments(0) ]
|