2005.04.01 Friday
■ 井川沈んだ…
04/01 大阪ドーム
◆対ヤクルト1回戦 [ヤクルト1勝0敗0分] ヤ100 002 030=6 神000 100 000=1 [勝]石川 1勝 [敗]井川 1敗 ▼本塁打 (ヤ)ラミレス1号 (神)金本1号 エースが倒れれば指揮官が描いた“快幕”の目論みが潰えるのも仕方ない。4年連続開幕マウンドは阪神では80〜83年の小林以来、2人目。生え抜きでは史上初の栄誉を得た井川が沈んだ。 初回に味方守備の乱れから先手を奪われ、6回には岩村に勝ち越し打。8回にはラミレスに浮いたチェンジアップを左翼席へ運ばれた。8回6失点(自責は5)。投球数は124球に達した。 「もうひと踏ん張りやったな…」 岡田監督の選択肢に途中降板はなく、久保投手コーチも打席の回る8回までの続投を当然とした。首脳陣が示した不動の姿勢は大黒柱への期待と信頼を再証明する。 地元開幕ながら前夜の井川は西宮市内のホテルに宿泊。専属トレーナーから身体のケアを受けた。過去3度の開幕投手は総て敵地。同じリズムを維持するため、あえて自宅ではなくホテルを選択した。細心を尽くす最終仕上げに強い自覚がうかがえた。 「負けてしまって残念ですけど、まだまだ始まったばかり。上を目指して頑張ります」 1年間、先発ローテーションを守り抜くことを大目標とする井川にとって黒星発進は1敗以上の意味は持たず、次回へ尾を引くこともない。「次に勝てばいいんです」。落ち込む必要もない。お預けになった通算60勝はすぐにやってくるのだから。 ■セ・リーグ順位表 [2005/04/01現在] 勝 敗 分 差 1中日 1 0 0 ― 1ヤクルト 1 0 0 0.0 1広島 1 0 0 0.0 4巨人 0 1 0 1.0 4阪神 0 1 0 0.0 4横浜 0 1 0 0.0
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