虎番記者席

■ 雪には勝てん!
 予定されていた巨人とのオープン戦が、今年初めての試合中止となった。岐阜県内は冬型の気圧配置が強まり、グラウンドは前夜から降った雪で真っ白。関係者による必死の除雪作業もむなしく、午前9時30分には早々とグラウンド状態不良で試合中止が決まった。オープン戦での降雪による中止は、2005年3月5日の横浜−西武戦(下関)以来の“珍事”だった。

 阪神ナインは球場への出発時間を遅らせ、名古屋市内のチーム宿舎で待機。中止後は休日を予定していた明日と予定を振り替え、静養に充てた。残念そうな表情でロビーに現れたのは、先発で5回を投げる予定だった能見だ。念願の開幕ローテ入りにさらにアピールするつもりだっただけに「次回?コーチに言われた時に投げるだけです」と淡々。15日の楽天戦でリリーフ登板する見通しだ。
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