2006.02.02 Thursday
■ 虎のサブマリン!
岡田監督が沖縄・宜野座キャンプでオリックスから移籍の新戦力、相木に「使える。球に力がある」と絶賛した。アンダースローで41球を投げ込んだ相木は「もっと下で投げてもいい」と、更なる進化を予告した。
青写真はできた。最初から最後までブルペンで調整を確認した岡田監督。その目に止まったのは、相木だ。 「相木は使えるわ。いいボールを放っている。キレがいい。あそこから力のあるボールを投げたら、そう打てん」 キャンプ初日から、いきなりメスが入っていた。スリークオーター気味だった右ひじの高さをサイドスローより下げた。2日目となるこの日も捕手を座らせて41球。地面から伸び上がる白球が快音とともに、ミットを突き上げた。 「(セ・リーグには)あんなタイプはいないからな」。日本シリーズではロッテ・渡辺俊にねじ伏せられた苦い思いもある。「さらに変則にする必要はない。どこから投げてもボールに力があれば抑えられる」。フォームよりも、本来の球威に太鼓判を押した。 「やりがいもあるし、いい感じで投げられている。もうちょっと下から投げたい」と相木。もともとアンダーだったが、どこまで地面に近づくか…。虎のサブマリンの進化に注目だ。
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