2007.10.25 Thursday
■ 変身中!
阪神電気鉄道が今月1日から始まった甲子園球場リニューアル工事の現場を報道陣に初公開した。来年3月までの第1期工事は内野スタンドが対象で、現在は解体段階。座席が撤去されたスタンドには改装後にゲートとして使われる大きな穴が開けられ、銀傘にも資材搬入用の6つの穴が開けられていた。
「均等に過密スケジュールが組まれています」と同社担当者。作業員500人が24時間体制で工事にあたり、大型クレーン2台と重機5台がひっきりなしに動き回っていた。ただ、重機が入るのはファウルゾーンまで。一、三塁線の外側のあわただしさとは対照的にインフィールドは“保護”され、マウンド後方にある散水栓の工事が行われている程度だった。 第1期工事により内野席は今季までの1万9500席から1万6000席に減り、観戦時の快適性がアップする。工程は11月から柱を太くするなど耐震強度を高める「増し打ち」に入り、来年2月頃から新しい座席の設置をスタートする。
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