虎番記者席

■ 星野SD絶句…
 名参謀が旅立った―。今季まで総合特命コーチを務めていた島野氏が、胃ガンのため西宮市内の病院で死去した。63歳だった。葬儀・告別式は未定。島野氏は現役時代は中日、阪神などでプレー。中日などでコーチを歴任した後、2003年には星野政権のヘッドコーチとして18年ぶりのリーグ優勝に貢献。05年にも岡田監督の下でV奪回の力となるなど、猛虎の常勝軍団作りを陰で支え続けた。

 星野SD「(偶然にもこの日、見舞いで西宮市内の病院を訪問)きょうお見舞いに行ってよかった。元気じゃなかった。苦しんでいた。手を握って“このヤマを乗り越えろ”“また野球はできる”と言ったんだけど…。オレの12月のスケジュールの中で今日しか会えないという日に亡くなった。何で死ぬときまで、おれに気を使うんや」

 岡田監督「突然のことで分からない。入退院を3度繰り返していた。やせたな、というのは気になっていたが、それは本人には言えなかった。元気になってくれると思うしかなかったから。最後に会ったのは甲子園で話した時(9月27日の中日戦)。プロに入った時からお世話になってきた方」
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