虎番記者席

■ 久保田痛恨…
04/01 神宮
◆対ヤクルト2回戦
[阪神0勝2敗0分]
神100 020 000 =3
ヤ000 003 001x=4
[勝]高津 1勝
[敗]能見 1敗
▼本塁打
(神)
(ヤ)武内1号


 あっけない幕切れだった。ベンチも、後ろで守るナインも手助けのしようがない。孤独なマウンドで、久保田が崩れ落ちた。9回2死満塁。カウント2−3からの146キロ速球は、地面にたたきつけるかのような明らかなボールとなった。

 「あれからボール4つとはなあ…」

 岡田監督がうめいた。2死一、二塁で能見から引き継いだマウンド。代打・宮出に初球を中前に運ばれ、満塁とされた。リグスはファウル2球で簡単に2−0と追い込んだが、そこからストライクが入らなくなった。4球連続ボール。まさかのジ・エンドだった。

 抱いていた不安が、モロに現実となった。広島・黒田の負傷でWBC日本代表に緊急招集されたが、大会での登板がないまま帰国し実戦不足が懸念されていた。だが、指揮官は「投げさすに投げさせられんかったんやから、それは言うても仕方ない」とキッパリ。久保田自身の口からも「あした頑張ります」と巻き返しへの言葉が出た。今は、V守護神の底力と意地を信じるしかない。

■セ・リーグ順位表
[2006/04/01現在]
   勝 敗 分 差
1ヤクルト 2 0 0 ―
2中日 1 1 0 1.0
2横浜 1 1 0 0.0
2巨人 1 1 0 0.0
2広島 1 1 0 0.0
6阪神 0 2 0 1.0
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