2006.04.07 Friday
■ 前祝いや!
04/07 大阪ドーム
◆対横浜1回戦 [阪神1勝0敗0分] 横000 000 200=2 神000 100 04X=5 [勝]井川 1勝1敗 [S]久保田1S [敗]川村 1敗 ▼本塁打 (横) (神)金本3号 鉄人記念日の前夜祭。晴れ舞台の予行演習は圧巻だった。4回、0−0の均衡を破る一撃は大歓声とともに右翼席へ。本拠地開幕の祝砲は2試合ぶりの3号ソロ。三浦の内角高め140キロ直球を金本が打ち砕いた。 「こすった当たり。あまりいいスイングじゃないよ。大阪ドームは飛ぶんよ。甲子園なら浜風でどうなっとるか…」 5階席まで届いたアーチを「こすった」と表現されては、昨季のリーグ防御率No1右腕も立つ瀬がない。93年9月4日の北九州。代打でのプロ初本塁打を皮切りに、チームが過去31の白星を献上している天敵・三浦からはこれで通算11本目の本塁打だ。通算の対戦打率も.358と、むしろカモにしている印象すらある。 逆転した8回には、2死一、三塁から右翼線を襲う適時二塁打で突き放した。元来スロースターターな主砲がこれほどの打棒では、まともな勝負は望めない。最近2試合で3敬遠も当然か。 守っても魅せた。7回1死一、二塁。種田の左前打を矢野へダイレクト送球で返し、二塁走者、佐伯の本塁生還を阻止した。「ちょっと逸れたけどな」。決して万全ではない右肩も試合になれば躊躇なく全力で振る。打撃の力だけでは到底なし得ない、フルイニング出場の神髄を見せ付けた。 代打で同点打した林、決勝打の藤本と、可愛い後輩たちの活躍で士気は最高潮。明日は世界タイ記録、そして明後日に世界新記録を迎える。 「知っとるよ(笑) まあ、勝ちゲームでな」 個人契約を結ぶファイテン社贈呈の特製チタン入りスーツ3着がこの日に到着するなど、高まる祝賀ムード。カウントダウンはついに「2」まで来た。 ■セ・リーグ順位表 [2006/04/07現在] 勝 敗 分 差 1中日 4 1 1 ― 2巨人 5 2 0 0.0 3阪神 3 2 1 1.0 4ヤクルト 3 4 0 1.0 5横浜 1 4 1 1.0 5広島 1 4 1 0.0
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